頼む。
ギンコ「(夜見山…ここでいいんだよな…)」
ギンコ「(聞いた噂は本当に蟲の仕業なんかね…単なる噂話で終わらんといいんだが…)」
ギンコ「(蟲も少ないし、しばらく居ることは出来そうだ、とりあえず情報収集せんとな…)」
ギンコ「あそこに人が居るな…声かけてみるか…」
声かける相手>>4
黄金バット
ギンコ「あ~、ちょっといいかな…」
マントを翻し振り返る黄金バット。
ギンコ「その格好…ここら特有の祭りかなんかかい?」
バット「…」
ギンコ「祭りの格好てことは、あんた地元の者だよな?この辺りで不可解な連続死が起きてるって聞いて来たんだが、なんか知ってるかい?」
バット「…」
ギンコ「(…何も言わないな…祭りの最中は話しをしたらダメとかあるんかね…)」
ギンコ「(他をあたるか…)まぁいいや、邪魔したな…」
他をあたる>>7
みさきめい
ギンコ「…人が少ないな…平日だからか…?居ても忙しそうにしてて話しかけられんし…参ったな…」
ギンコ「(ん?平日なのに祭り…あれ以降同じ格好の奴は居ないし…あいつは一体…まぁいい…)」
ギンコ「(…公園か…少し休んでいくか…、ん…?ブランコに女の子…)」
ギンコ「となりいいかね?」
鳴「…どうぞ」
ギンコ「…あんたまだ中学生くらいだろ?学校は?」
鳴「…」
ギンコ「あぁ言いたくなきゃ言わなくていい。」
鳴「…私に何か用ですか?」
ギンコ「ん、あぁ、少し聞きたいことがあってな。」
鳴「…」
ギンコ「噂で聞いたんだが、この辺りで不可解な連続死が起きてるらしい、何か知らないかね?」
鳴「…それを聞いて…どうしたいんですか?」
ギンコ「知ってるようだな…よければ話してくれないか?」
ギンコ「連続死の原因が、俺の生業としてるものなら、これ以上死者を出さなくて済むかもしれん。」
鳴「…生業?(きっと時々来る霊能力者や霊媒師…ね…)」
ギンコ「あぁ紹介が遅れたな、蟲師のギンコだ。」
鳴「…ムシシ?」
ギンコ「ピンとはこないよな…幽霊や妖怪…そういう基本的に見えないモノの中に蟲ってのがいるんだ。」
ギンコ「蟲は見えなくとも影響だけは及ぼしてくる。その影響を防いだり、利用したりして飯の種にしてるのが、俺たち蟲師。」
鳴「…(よくわからないけど、きっと新手の霊能力者ね…)」
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