レオン「いやいやちょっと待って」
サクラ「え?なんですか?」
レオン「君今何て言ったの?」
サクラ「カムイ兄様に妊娠確定まで中出しされるガチレイプされたいです」
レオン「さっきより酷くなってない!?」
サクラ「え、そうでもないですよ?」
サクラ「本当にひどいって言うのはアソコを…」
カザハナ「わーーーーーっ!!!!わーーーーーーーーっ!!!!」
レオン「……はあ」
レオン「なるほど、ようやく合点がいったよ…カザハナ」
カザハナ「………はい…」
レオン「……心中察するよ」
カザハナ「……!」
カザハナ「…うっ……うっ……」
カザハナ「ありがどう…ございます……」
レオン(ガチ泣き…)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437645957
救いようのねえ前スレ
【FEif】ヒノカ「カムイを逆レイプしたい」レオン「えっ」
【FEif】ヒノカ「カムイを逆レイプしたい」レオン「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436698336/)
レオン「……じゃあ順を追って話そうか。サクラ王女」
サクラ「はい」
レオン「まず、カムイ兄さんは既に既婚者だ」
サクラ「はい。つい最近結婚式を行われました」
レオン「その相手は君のお姉さんであるヒノカ王女だ」
サクラ「はい、ヒノカ姉様の嫁装束姿…お綺麗でした…」
レオン「うん、それで、二人は現在透魔王国で夫婦生活を営んでいる」
サクラ「はい、ちょっと離れていて寂しいですけど……」
レオン「そう、それで二人の夫婦仲は良好だ」
サクラ「はい。手紙にもそう書いてありました」
レオン「そして、もうすぐ第一子が生まれるそうだよ」
サクラ「はい。名前はカンナにすると聞いています」
レオン「ここから言える結論は?」
サクラ「カムイ兄様に犬みたいに扱ってもらってバックからガチレイプされたいです」
レオン「だからなんでそうなるんだよおおおお!」
サクラ「え?おかしいですか?」
レオン「おかしいよ!完全にさっきの順を追った話意味ないよ!」
レオン「ええっと…カザハナ?」
カザハナ「はい…」
レオン「君の主人、いつもこんな感じなのかい?」
カザハナ「…はい」
カザハナ「以前もこんなことがありました」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「…カザハナさん…」
カザハナ「どうしたの?サクラ」
カザハナ「…えっ?どうしたの?泣いてるじゃん」
サクラ「実は…」
サクラ「この手紙…見てください」
カザハナ「…えっと…」
カザハナ「『カムイは実は白夜王家の血を引いていない』…これって…」
サクラ「はい…ミコトお母様の手紙です…」
カザハナ「…なるほどね、あんたとカムイ様が血が繋がってなくてショックだったと」
サクラ「……はい」
カザハナ「でも、カムイ様も他の兄弟の皆さんと仲いいじゃん!本当の兄弟と変わらないよ!」
サクラ「カザハナさん…」
サクラ「……ですよね。私は何を悩んでたんでしょう」
カザハナ「そうそう、元気出して!」
サクラ「はい!」
サクラ「ガチ近親相姦の道は閉ざされましたけど他のプレイを思い浮かべればいいですもんね!」
カザハナ「そういう解釈の仕方をするために励ましたんじゃないんだけど!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「と言った感じで」
レオン「マークス兄さんを超えるような逸材がいるとは思わなかった」
レオン(さて…どうするべきか……)
レオン(正直言って白夜にマークス兄さんを超える変態がいるとは思わなかった)
レオン(ぶっちゃけもうほっときたい。あの時のような胃痛は御免だ)
レオン(だが…)
サクラ「えへへ……四つん這いになってわんって鳴けって…わたしは犬じゃないんですよぉ…」
カザハナ「しっかりして!もはや人間の尊厳を失ってるよサクラ!」
レオン(絶対この子見捨てたら夢見が悪くなる)
レオン(クソ…どうするべきか…)
……「うおおおおおおっ!サクラ王女オオおおおおおおおお!!!!」
……「無理矢理されたいという願い、この私が叶えるぞぉぉぉぉおおお!」
レオン(あ、こいつに押し付ければいいや)
レオン(変態同士お似合いだ。幸い兄さんも彼女いないし)
レオン(世継ぎの問題も解決できるだろうし、この子の負担も無くなる)
レオン(よかったよかった、これで解決…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークス「よしサクラ!これからお前を連れて視察に出かける!」
サクラ「はい。マークス様」
マークス「首輪は持ったか?」
サクラ「はい。バッチリ着けてます」
マークス「薬は飲んだか?」
サクラ「はい、ちょっと催してきました…」
マークス「用を足したいときは遠慮なく言うがいい…紐は?」
サクラ「はい。マークスさまが握っていてくださいね」
マークス「ああ、よし、これから深夜のお散歩に出かけるぞ!」
サクラ「わん!」
レオン「ちょっと待てあんたら何する気だ」
ジークベルト「………」
レオン「ジークベルト。息子の君からもなんか言ってやれ」
ジークベルト「お二人とも……」
ジークベルト「ゴムの方をお忘れです」
サクラ「あ、そういえば…」
マークス「うっかりしてたな」
レオン「そういうこと言ってんじゃねえよ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン(してねえわ。これ僕が死ぬわ)
レオン(うん、そんなことしたら僕がストレスでハゲるわ)
カザハナ「レオン様…」
レオン「心配しないで。君を見捨てたりしないよ…」
レオン「君の気持ちはよくわかるから…」
カザハナ「はい…」
レオン「……さて、サクラ王女」
サクラ「はい?」
レオン「そもそもなんだけど…なんでサクラ王女は被レイプ願望なんか持ってるのさ…」
サクラ「……それは、ですね」
サクラ「私、昔こんなことを言われたんです…」
サクラ「暗夜が標的にしていたのは、カムイ兄様ではなく生まれたばかりの私だったって」
レオン「うん……」
サクラ「それを聞いた私は怖くなったんです」
サクラ「…もし私が攫われたらどうなっていったんだろうって」
サクラ「カムイ兄様を不幸にしてしまったんじゃないかって……」
レオン「うん…」
サクラ「私が暗夜に行ったんだったら…もしかしたら肉便器にされてたのかもしれない」
レオン「うん?」
サクラ「だから、カムイ兄様に償いをするんだったら…」
サクラ「私がカムイ兄様の肉便器になるのが一番の償いになると思うんです」
レオン「ごめん。僕意味が分からないんだけど」
カザハナ「大丈夫です。私も付き合い長いけど意味わからないので」
サクラ「だって……カムイ兄様が攫われたのは私の代わりだったのかもしれない…」
サクラ「そう考えたら、私は罪を償うためにカムイ兄様に…」
サクラ「レイプされるしかないんです…」
レオン「あー、うん…そうだね……」
レオン「……カザハナ、そもそもサクラ王女ってどのくらいの年からそうだったの?」
カザハナ「えっと…ですね…」
カザハナ「小さい頃はそうでもなかったような……」
レオン「そうなのかい?」
カザハナ「はい。引っ込み思案で恥ずかしがりなところはありましたけど、あのころは普通でした」
カザハナ「転機は……たしか、文通を始めたころだったような」
レオン「文通…ああ、そんなのあったね」
レオン「白夜と暗夜の戦争が激化する前、文通で暗夜と白夜の交流を深めるって言う企画…」
カザハナ「はい。サクラ様はペンネームを使って匿名同士でやり取りしてたみたいで」
レオン「なるほどね…どんなやり取りを……」
カザハナ「えっと…そうだ!」
カザハナ「なんか本を薦められたって言ってました!文通相手に薦められた本を読むって言ってました!」
カザハナ「そのあたりからです!サクラ様がおかしくなったの!」
レオン「それだ!タイトルは覚えてる?」
カザハナ「えっと……たしか…」
カザハナ「『聖戦の系譜』と『聖魔の光石』」
カザハナ「それと『タクティクスオウガ』だったような」
レオン「あかん」
カザハナ「えっ?そんなにやばい本なんですか?」
レオン「いや、普通だ…別に禁書の類でもないし、十八禁要素もない」
レオン「ただ……」
カザハナ「ただ…?」
レオン「どれも深読みするとまずいシーンがある」
レオン「まず『聖魔の光石』これは二人の兄妹が主人公何だが……」
レオン「この二人、恋愛関係と捉えてもおかしくないレベルで仲が良い」
カザハナ「え?」
レオン「続いて『聖戦の系譜』これも……」
レオン「物語の最後の敵が生まれた原因が兄が妹を孕ませたことで、血筋であった暗黒神の力が強まったことによるもの…」
レオン「要は近親相姦から生まれた魔物なんだ。ついでに言うと他の登場人物のカップルも兄弟姉妹かもしれないと匂わせる描写が多い」
カザハナ「は…はい……」
レオン「そして最後…『タクティクスオウガ』」
レオン「これも主人公の姉がトラウマレベルに主人公を溺愛している」
レオン「だが、これだけじゃなく…」
カザハナ「…これだけじゃなく?」
レオン「……『さっすが~、オズ様は話がわかるッ!』」
サクラ「『さわらないで……お願い、やめて……』」ハァハァ
レオン「…とまあ、どぎつい強姦描写が…」
カザハナ「何でこれに年齢制限かかってないのよ!進めた人のバカぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
サクラ「レオン王子も分かるんですか?あれは名作ですよね?」
レオン「名作だと思うけど君のような捉え方はしてないよ」
カザハナ「レオン様…これって……」
レオン「間違いなく本をゆがんだ形でとらえたからこうなったんだね…」
レオン「どれもいい話なんだけどなあ……全体を読めば感動する話なのに」
レオン「特にバーハラの悲劇とかはベタだけど泣いたしね」
カザハナ「レオン様…異様に詳しいですね」
レオン「当然だよ、僕だって読んだことあるし」
レオン「最初に読んだのは五年くらい前かな…」
レオン「まあ、ある程度は分別ついてた歳だし、物語として読んだけどね」
カザハナ「そうですか…皆がサクラ様みたいになるわけじゃ…」
レオン「そうだよ。彼女は悪い方に影響されただけ」
サクラ「あ、本当だ。本棚の中に三冊全部ありますね」
レオン「うん。サクラ王女?あの話はそれだけじゃなかったはずだよ?」
レオン「もう一度読み直して見つめなおしてみなよ。貸してあげるから」
サクラ「本当ですか!?」
カザハナ「ちょっと!酷くなったらどうするんですか!」
レオン「もうこれ以上酷くなりようがないと思う」
サクラ「じゃあ、遠慮なく…」
パラッ
サクラ「あれ?紙が落ちてきましたけど……」
レオン「落丁?いや違うか、しおりか?」
カザハナ「いえ、便箋みたいですけど……」
レオン「便箋…?ああ、思い出した」
レオン「僕も文通やってたんだよ。相手が読書好きみたいでね」
レオン「お互い面白かった本を薦めあったりしたんだよ」
レオン「その時の名残かな?」
カザハナ「え?」
レオン「相手が匿名だったからどこに住んでるのかは分からなかったけど……」
レオン「白夜との戦争が激化した時に途絶えたことを考えると、白夜の人だったんだろうね」
カザハナ「…はい…」
サクラ「あ、宛名が書きかけ見たいですよ?」
レオン「本当だ…『ブロッサム』さん。こんな名前だったね」
レオン「ちなみにブロッサムは『サクラ』を意味する言葉で……!?」
サクラ「はい♪」
カザハナ「……………」
カザハナ「あんたのせいかああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」
レオン「ねえ、これだけは言わせてもらっていいかな?」
レオン「冗談抜きですんませんでした」(土下座)
今日はここまで
SS書くために泣く泣くヒノカ姉さんの結婚バグを解消して透魔すすめてるけど
結婚した後サクラちゃんいっつも胸触らせてくるな
つまりこうか
サクラ「竜状態のカムイ兄様にガチレイプされて腹ボコされたいんです」
ソレイユさん、可愛い女の子はいりませんか
(見た目だけは)清楚系ですよ
え、ルキナの「パパのためにママ死んで!(意訳)」があるじゃん
【白夜王国】
カムイ「久しぶりだね、カミラ姉さん」
カミラ「ええ、あの戦争以来ね。本当に久しぶり。会いたかったわ」
カムイ「…本当に、お腹大きくなったね」
カミラ「…ええ、あなたの奥さんもでなくて?」
カムイ「…うん、姉さんももうそろそろだってさ」
カミラ「あら、それなのに奥さんの傍についていなくていいの?」
カムイ「ううん。アクアから貰ってるんだ。水晶玉」
カムイ「生まれそうになったら連絡してくれるって」
カムイ「それに、リョウマ兄さんと大事な会談もあったし…」
カムイ「どうしても姉さんと話したいことがあったからね」
カミラ「……あら、奇遇ね。わたしもカムイと話したかったところなの」
カムイ「お題はズバリ…」
「「子どもが生まれた後、どうやって姉さん(タクミ)を性的にいじめるか(ね)」」
カムイ「やっぱりヒノカ姉さんって年上ぶりたいところがあるからね。解禁されたらまずそこを突いてあげたいんだ」
カミラ「あら、そこらへんは彼も一緒よ。やっぱり同じ血なのかしら。どうしても強がりたいみたい」
カムイ「僕ね、子どもが生まれたら一度やってみたいのは寝てる子どもの横で姉さんとしてみたいんだ」
カムイ「きっと姉さんなら『や、やめてくれカムイ!子供が起きてしまう!』っていうテンプレな反応をしてくれると思うんだ」
カムイ「で、そう言われたあと、僕はあえて姉さんの奥まで突かないで浅いところだけを動かす」
カムイ「そうすると、『カムイ、我慢できないんだ…』っていって絶対に自分からおねだりしてくれると思う」
カミラ「ふふ、カムイったら中々鬼畜ね」
カミラ「私だったらタクミの思ってること全部させてあげるのに」
カムイ「あはは、姉さんはやっぱり優しいね」
カミラ「ええ。『母乳が飲みたい』っていうのも『胸を搾ってみたい』っていうのも、『突きながらおっぱい吸いたい』って言うのも全部かなえてあげるわ」
カミラ「…ただ…」
カムイ「ただ?」
カミラ「『もう満足した』っていっても解放してあげないわ」ウフフ
カムイ「もー、またタクミが栄養失調起こしちゃうでしょ」アハハ
オロチ「わ、笑いながらなんという話をしておるのじゃあの二人は……」(←襖越しに聞いてた)
オロチ「は、破廉恥じゃ…破廉恥極まりないのじゃ…」(←ちなみに処女)
カムイ「…まあ、こういう話もいいけどさ。一番大事なのは」
カミラ「…ええ」
「「子どもを愛してあげる事だね(ね)」」
レオン(前回のあらすじ)
レオン(僕はどうやら気づかないうちに怪物を生み出してしまったらしい)
レオン(僕はカザハナに土下座を二時間しつづけ散々罵倒されたのち許してもらった)
レオン(……当り前だ一人の人間の人生を崩壊させたのも同じなのだ。彼女に罪はない)
レオン(結局僕は……)
カザハナ「……じゃあレオン様。サクラ様を更生させるの付き合ってください」
カザハナ「それが成功したら許しますから」
レオン(という彼女の言葉に乗っかる事にした)
レオン(自分の責任は自分で取る。必ずサクラ王女を更生させるさ)
レオン(因みに今二人は……)
カザハナ「ううう…ジグルドォォォ…かわいそうだよおおおおお…」
カザハナ「祖国のために頑張ったのに何で奥さんを奪われたうえ処刑されなきゃいけないのよおおおおお…」
サクラ「はい…ひどすぎますよ…」
サクラ「シグルドさんだって奥さんを探していたのに……」
レオン(『聖戦の系譜』を読み直していた。何でもカザハナが読んでいなかったので、更生の手掛かりとして読んでおきたかったからとのことだ)
レオン(この子本を読んでるときも感情を露わにするんだな)
レオン(そしておそらく久しぶりに読んでいるサクラ王女も…)
レオン(物語に熱中している際は普通の女の子だった)
レオン(ただ…)
カザハナ「……このユリアって子、何者なんだろうね?」
サクラ「さあ、何者なんでしょうね?」ハァハァハァハァ
レオン(近親相姦の匂いがするとだめだった)
レオン「さて、どうしたものかな…」
レオン(サクラ王女を観察してた結果。わかったことがある)
レオン(サクラ王女はわりとまともなのだ)
レオン(……どうみてもまともじゃないって?そうじゃない)
レオン(まともなように見えると言う事だ)
レオン(例えばヒノカ王女の場合、結構色んな所で奇行に走るせいで…)
レオン(『まあいつものことか』みたいな認識を持たれていた)
レオン(しかしサクラ王女は、おそらくカザハナくらいにしかその奇行を見せていないのだろう)
レオン(なぜなら、以前の隠し芸大会(前スレ参照)の時、誰も止めに入らなかったからだ)
レオン(カザハナによれば、あの時サクラ王女は『自分の妄想』をぶちまけようとしていたらしい」
レオン(しかし、あの時の観客全員はサクラが『普通の芸』をするものとして疑わなかった)
レオン(つまり、こう考えられることになる)
レオン(サクラ王女はおそらく変態と常識人の切り替えがうまい)
レオン(きっと変態であることを知っているのは、一部の人間……下手すると兄弟も知らないかもしれない)
レオン(だからこそカザハナはその変態部分を受け止めて来ていたのだろう)
レオン(僕で言うならマークス兄さんが僕の目の前でしか変態にならないのと同じ状況だ。それは流石に狂う)
レオン(…長々とまとめてみたがこんな感じだ)
サクラ「……ねえ、レオン王子」コソ
レオン「……どうしたんだい?」
サクラ「やっぱり私はユリア王女はセリス皇子と結婚したかったんだと思いますよ」コソ
レオン「いや、僕セリマナ派だから(きっぱり)」
レオン(となれば、まずありきたりだがこんな手で行こう)
レオン「サクラ王女。カザハナ。出かけるよ」
サクラ「え?どこにいくんですか?」
カザハナ「えー、まだ途中だったんですよー…」
レオン「サクラ王女。これから君はある相手に会ってもらう」
サクラ「ある相手?ですか?」
サクラ「まさか兄様…」
レオン「違うよ」
サクラ「……違うんですか」ショボーン…
レオン「これから会ってもらうのは一流のカウンセラーさ」
カザハナ「一流のカウンセラー!?何か凄そう!」
レオン「ああ、何故なら彼は……」
レオン「幼少の頃の出来事で殺人狂となってしまった子と職場を共にして…」
レオン「そいつに殺人をやめさせることに成功し」
レオン「そして、そいつを至って普通な貴族令嬢に戻したんだ」
カザハナ「うわっ!すごい!それは期待できますね!」
レオン「そして今、そのカウンセラーは今その患者と結婚してるんだ!」
カザハナ「本当に!?そこまで普通の子に戻しちゃったんですか!?」
サクラ「はい!どんなプレイをしたらそうなったんでしょうか!」
レオン「性的な治療を受けるわけじゃないからね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ラズワルド「…で、僕の所に来たと……」
レオン「頼む、ラズワルド。助けてくれ」(土下座)
ラズワルド「王族が簡単に土下座しないでくださいよ!」
カザハナ「この人が先生なんですか?」
サクラ「はい!よろしくお願いします」
ラズワルド「えっと…あなたはどう見ても、サクラ王女ですよね」
サクラ「はい!」
ラズワルド「……レオン様、もしかしてまた?」
レオン「…ああ、想像の通りだよ」
ラズワルド「あはは…ピエリが見たらお腹の子に悪いだろうなあ…」
レオン「助けてラズワルド!お前のカウンセリング能力だけが頼りなんだ!」
ラズワルド「ええ…カウンセリングって言うかアレはピエリと普通に話してたらああなっただけで…」
レオン「じゃあサクラ王女と普通に話してやってくれ!」
ラズワルド「は、はあ…まあやってみますけど…」
ラズワルド「えっと、サクラ王女?」
サクラ「はい?何ですか?」
ラズワルド「レオン王子から聞きましたけど、カムイ様に…」
サクラ「はい、やめてって言っても無理矢理突きまくられて感じさせられるようなガチレイプをされたいんです」
ラズワルド「どうしよう。もう心が折れそう」
カザハナ「頑張って先生!あなただけが頼りだから!」
ラズワルド「だから先生じゃないよ」
ラズワルド「…えっと。それはいけませんよ?サクラ王女」
ラズワルド「カムイ様だってヒノカ王女を愛してるんです。そんな彼女を裏切るような真似ができるわけないでしょう?」
ラズワルド「それに、サクラ王女、あなたを大切に思ってるなら」
ラズワルド「…そんな行動。カムイ様は取るはずがありません」
サクラ「……そうなんでしょうか」
ラズワルド「ええ。当然です。サクラ王女?」
ラズワルド「そんなことしなくたってあなたは愛されてるんです」
サクラ「……はい、わかりました」
サクラ「じゃあ許可をとれば大丈夫って事ですね」
ラズワルド「どうしよう。斜め上の回答が来たよ」
レオン「というか許可貰ったらガチレイプじゃないよね」
サクラ「あっ、そうでした!どうしましょう…」
ラズワルド「絶対この手(変態)の扱いレオン様の方がうまいでしょう?」
×サクラ「じゃあ許可をとれば大丈夫って事ですね」
○サクラ「じゃあ許可をとれば大丈夫って事ですね」
×サクラ「じゃあ許可をとれば大丈夫って事ですね」
○サクラ「じゃあ許可をあげれば大丈夫って事ですね」
何をやってるんだ俺は
ラズワルド「やっぱり無理ですよ!だってピエリはまだ話通じますもん!」
カザハナ「サクラは話通じないレベルなのね…」
ラズワルド「というか、カウンセラーって何ですか…僕はただ…」
ラズワルド「…ピエリを、助けてあげたかっただけで…」
レオン「…赤くならないでいい、赤くならないで」
サクラ「先生、どうしたんですか…あっ」
カザハナ「あっ…やばいっ!」
レオン「どうしたの?」
カザハナ「サクラがあの顔をしたときは、決まって……」
サクラ「せ、先生…何するつもりなんですか?」
カザハナ「妄想スイッチが入るんです…」
ラズワルド「え?何それは(困惑)」
レオン「たまげたなあ…」
サクラ「いやっ、離してください!……えっ?兄様が?」
サクラ「兄様の病気を治してほしいんなら、私の身体を売れと?」
サクラ「に、兄様の命を盾にするんですか?そ、そんな……」
レオン「そういうパターンもありなんだ」
カザハナ「はい。カムイ様を出汁に好き勝手されるパターンですね」
サクラ「…わ、わかり、ました…兄様の、ためですから……」シュル…
ラズワルド「二人とも冷静に解説しないでください!先生役僕なんですけど!」
カザハナ「大丈夫ですよ先生!自慰で止まるんで」(麻痺)
レオン「そうだな、自慰なら問題ないな」(麻痺)
ラズワルド「問題あるでしょ!?」
カザハナ「こうなったら満足するまで止まらないと思うんで……私達は避難しないと」
レオン「ほら、ラズワルド。行くぞ。さっさと僕らが外に出れば問題ないだろう?」
ラズワルド「…はあ…はい、わかりましたよ……」
バターン!
ピエリ「ラズワルド!赤ちゃんもう今月以内には生まれそうらしい…の…」
ラズワルド「ピ、ピエリ!そんなに動いたらお腹の子が……あっ(察し)」
ピエリ「…………」
【状況整理!】
顔を赤らめた女の子(サクラ)!
+
同じく顔を真っ赤にしたラズワルド!
+
さっき来る途中聞こえた『私の身体を売れ』とかいう会話!
+
はだけている女の子の服!
ラズワルド「」
ピエリ「う…うええええ…」
ピエリ「うえええええええええええええええええええん!ラズワルドが浮気したのおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
ピエリ「ピエリは、ぴえりは…」
ピエリ「弄ばれて捨てられたのおおおおおおおおおおおおおお!」ダッ
ラズワルド「待ってええええええええええ!?誤解!誤解なんだよピエリィィィィ!」ダッ
ピエリ「何が誤解なのおおおおおっ!顔を真っ赤にしといて!」
ラズワルド「それが誤解なんだよおおおおっ!あと激しく動いちゃだめだから!お腹の子に悪いから!」
ウワアアアアン、ナノーーーー!
マッテピエリ、マッテーーーーーー!
レオン「…………」
カザハナ「…………」
レオン「すまん、ラズワルド。片付いたら何かお詫びの品送るから……」
カザハナ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
サクラ「……やっ、そんなとこ舐めまわしちゃダメ、ですよぉ…」ハァハァ…
ちょっと休憩
DLCやろうと思ったけど透魔2週目の方EDまで言ってないのでまだ自重。
カザハナちゃんにも頑張ってもらってるけど回避ゲー過ぎますね
【暗夜王国地下街 食堂】
レオン「……まあ、ダメで元々だから仕方ないが」
カザハナ「ダメで元々だったんですか……」
レオン「しょうがないじゃないか。僕だってどうすれば良いかわからないんだ」
レオン「……あまりにも問題が…」
サクラ「……?」
レオン「大きすぎる……」
サクラ「大変ですね…」
カザハナ「あなたが言えないんだよサクラ…」
サクラ「………」
エルフィ「いらっしゃ…あっ、レオン様」
レオン「こんにちは、エルフィ。注文いいかい?」
エルフィ「はい、ご注文は?」
レオン「カレーライス3つで」
エルフィ「はい」
サクラ「……さっきのひと、隠し芸大会に出てた……」
カザハナ「え?そうなんです?」
レオン「ああ、エルフィだ。食堂を開いてみたらその話題性から結構売れだしているらしい」
レオン「調理器具を使わずに料理する料理店とね」
カザハナ「客層、どんなのなんです?」
レオン「美少女の手が直に触れた料理が食えるとマニアの間では有名らしい」
カザハナ「変態だらけじゃないですか」
レオン「僕もそう思う。あと…」
エルフィ「あー…お客さん待ってたらお腹空いたなぁ…」
レオン「料理が出てこないことがある」
カザハナ「だめじゃないですか」
エルフィ「カレーライス三つ。お待たせしました」グーグー
カザハナ(お腹の音が凄いんだけど)
サクラ「わぁ、美味しそうです!」
レオン「それじゃあ…いただきます」
カザハナ&サクラ「頂きます!」
カザハナ「ぱくっ…お、おいしい!」
サクラ「はい!辛さ控えめで美味しいです!」
エルフィ「エリーゼも美味しいって言ってくれたカレーなのよ…」エッヘン
レオン「今日は食べずに出すことができたんだな」
エルフィ「はい…流石に何度も同じミスはできませんから」
サクラ「レオン王子…ここは常連か何かなんですか?」
レオン「……まあね。なんだかんだ言ってここのカレーは美味しいし」
レオン「それに…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エリーゼ『レオンおにいちゃん!エルフィが料理屋さんを出すんだって!』
レオン『そうなの?』
エリーゼ『うん!お料理に自信がついたからやってみたいんだって!』
エリーゼ『ねえ、おにいちゃん…』
エリーゼ『よかったらおにいちゃん、エルフィのお店に通ってあげてくれないかな?』
レオン『え?どうして?』
エリーゼ『だって…せっかくお店開いても、お客さん来なかったらエルフィ可哀想だし…』
エリーゼ『それに、あたしは白夜王国に行っちゃうでしょ?だから…』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「エルフィが何してるか、手紙で教えてほしい、か」
エルフィ「…何か言いました?」
レオン「いや、何も?」
カザハナ「ふぅ…食べた食べた……」
レオン「うん、いつも以上においしかった気がするね」
サクラ「特にお野菜が美味しかった気がしますね」
レオン「野菜?ああ、そういえば…」
レオン「いつもと新鮮さが違うような気も……」
エルフィ「あ、気づきました?」
エルフィ「実は仕入先を…変えたんです」
レオン「へえ、そうなんだ…」
エルフィ「その人はいつも新鮮なお野菜を提供してくれるし……」
エルフィ「値段も安めなのでお世話になってます」
カザハナ「へえ…いい人だね」
エルフィ「………と、噂をしていたら来たみたいです…」
ウンショ…ウンショ…
モズメ「エルフィさん!頼まれてたお野菜持ってきたんよ!」
サクラ「も、モズメさん!」
モズメ「さ、サクラ様!?どうしてここに!?」
レオン「僕もいるよ」
モズメ「れ、レオン様まで…今日は一体何かあったんやろか…」
エルフィ「大丈夫。ただのお客様だから」
あかん、ちょっと今日は寝落ちしかけるレベルで眠い…
あんまりすすめられなかったけどここまでで…
あと追記で…
上でちょっと雑談云々出てましたけど基本的には雑談フリーで大丈夫です
埋まりそうになったら減速していただければ。
書き溜めしない主義の自分としては皆さんの雑談が一番モチベーションになりますので。
よろしくお願いします。
ジョーカー「なあ、フェリシア」
フェリシア「はい、何でしょうか?ジョーカーさん」
ジョーカー「前に聞いたんだが、お前、ヒノカ様に逆レイプは罪にならないとか教えたって本当か?」
フェリシア「あー…ヒノカ様とお茶を飲んだ時にちょっと…」
ジョーカー「お互い隙あっていた者同士だったから良かったものの、そうじゃなかったらどうするつもりだったんだ…」
フェリシア「…はい、すみません…」
ジョーカー「つーか…誰に聞いたんだ?」
フェリシア「はい、フローラ姉様が昔そのような事を言ってたなあ、って」
ジョーカー「フローラが?あいつがそんな話題に詳しいとはな…」
フェリシア「…あっ、姉様で思い出しました!ジョーカーさん!この荷物姉様のに届けてくれませんか?」
ジョーカー「俺が?何でだよ?お前が行けば…」
フェリシア「だって、中に壊れやすいものが入ってるらしくて、私は絶対触らない様にって姉様が…」
ジョーカー「なるほどな…確かにお前じゃ落としてぶっ壊すのがオチだ。俺が行ったほうがよさそうだ」
フェリシア「はい!気を付けてお願いします!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
フローラ「あら、ジョーカー。あなたが運んで来てくれたのね」
ジョーカー「ああ、フェリシアに頼まれてな」
フローラ「ありがとう。凄い高価なものだし、フェリシアじゃまた壊すだろうからどうしようかと思ったのよ」
ジョーカー「そうなのか?」
フローラ「ええ…あら?」
(中に粉々になったガラス細工のなれの果て)
フローラ「…壊れてるんだけど」
ジョーカー「嘘だろ?フェリシアが俺に渡す前に壊したのか?」
フローラ「それは無いわ。あの子には『絶対に触るな』って言っておいたもの」
フローラ「あの子はドジはするけど約束は守る子だし」
フローラ「つまりは…」
ジョーカー「…お、俺か?」
フローラ「どうしてくれるのよ!高かったのよ!?使い物にならないじゃない!」
ジョーカー「す、すまん…」
フローラ「…このことはカムイ様に報告させてもらうから」
ジョーカー「なっ!フローラ、頼む!それだけは…」
フローラ「ミスしたあなたが悪いんでしょ!?」
ジョーカー「すまない!許してくれ…何でもしてやるから!」
フローラ「えっ?今何でもするって言ったわよね?」
本編は5時くらいからやります
レオン「久しぶりだね。モズメ。君が野菜をここに届けていたなんて…」
モズメ「は…はい…」
モズメ「うちも戦争終わった後、何して働こうか考えたのですけど…」
モズメ「やっぱり、畑仕事くらいしかうちにはむいてへんな、って…」
モズメ「それに、暗夜の方じゃまだ野菜が安定して手に入らんと聞いて…」
モズメ「だから、皆においしいお野菜を届ける仕事をしとるんです」
サクラ「モズメさん…ご立派ですね…」
モズメ「いえいえ!褒められるようなことは何も…」
モズメ「うちが好きでやってる事ですから」
エルフィ「ええ、モズメのおかげでいつも助かってるもの」
エルフィ「最近だと、美味しい漬物の作り方も教えてもらったし…」
レオン「平和な世の中なんだ。君の能力って言うのはそういうところでこそ強くなってくる」
レオン「それは誇ってもいいと思うよ」
モズメ「レオン様…」
カザハナ「うんうん!野菜も美味しかったしさ!」
モズメ「…ありがとう。ありがとうな」
エルフィ「…それじゃあもう一皿持ってくるから、待ってて」
モズメ「え、エルフィさん…うち…」
エルフィ「お代はいいわ…いつもいい物を届けてもらってるお礼」
モズメ「あ、ありがとうな…じゃあ、遠慮なくいただきます」
エルフィ「はい…じゃあ席についてて」
モズメ「し、失礼します…」
カザハナ「…そういえばあたし、モズメとゆっくり話したことってなかったな…」
モズメ「あ、そういえばそやね」
カザハナ「モズメってば、なんだかんだでカムイ様たちの第一部隊に喰らいついてたし」
カザハナ「本職のあたし達差し置いて透魔軍との戦いの前線に立ってたもんね」
モズメ「あ、あはは…そんな…」
レオン「……うん、純粋な弓の扱いに関しては間違いなくトップだったと思う」
モズメ「いやいや、タクミ様にはかなわんですよ…」
サクラ「いえ、タクミ兄様の能力は半分くらい風神弓のブーストなので…」
モズメ「え…?」
サクラ「なので、そういうの含めないとモズメさんがトップだったかと」
モズメ「そ、そうなん!?」
カザハナ「え?自覚なしだったの!?」
レオン「うん、彼女は本当に凄いんだよ…」←(神器有でも最終決戦で微妙に足手まといだった)
モズメ「う、うち…いつの間にそんなすごいことを…」←(最終決戦では取り巻きにヘッドショットを連発した)
カザハナ「あたしも負けてられないな…」←(守備がヘタレて二軍落ち)
サクラ「はい、本来守られるべき人が頑張ってるんですから」←( サ ク ラ オ ウ )
サクラ「あっ、そういえば私、モズメさんに聞きたいことがあったんです」
モズメ「え?なんなんです?」
サクラ「はい、私、以前から城下の人々の生活に興味があって…」
サクラ「ぜひ、教えていただきたいことがあったんです」
モズメ「うちでよかったらなんでも教えますよ?」
サクラ「本当ですか?じゃあ…」
サクラ「夜は何を想って一人で性処理を」
モズメ「ひとりで、えっ?」
レオン「今までの流れガン無視で来たよ」
カザハナ「このままいい話で終わると思ったのにな…」
モズメ「な、なななな、サクラ様?それってどういう…」
サクラ「…私、気になっていたんです」
サクラ「もしかしたら、城下の人たちや村の人たち。それしか知らない何かがあったりするんじゃないかって」
サクラ「それが分かれば、私の性活(誤字ではない)も華やかになるんじゃないかって!」
レオン「とりあえず食事中にする話じゃないね」
サクラ「レオン王子?人間の三大欲求は性欲・食欲・睡眠欲です」
サクラ「だから、これも食事と同じくらい重要な話だと思うんです」
カザハナ「いや、同時にする話じゃないって言ってるんだけど」
モズメ「えええええええ、えと、あの、うちうちうちうち……/////」
レオン「モズメ、まともに相手しないほうが良い。疲弊するだけだ」
サクラ「そうだ!せっかくだから皆で教え合いましょう!」
サクラ「モズメさんもその方が話しやすいはずです!」
レオン「はあ!?」
カザハナ「いやいや、待ってよ!」
サクラ「皆さんはどんなシチュエーションに興奮するんですか?」
レオン「何この流れ!?修学旅行での暴露大会のノリ!?」
サクラ「カザハナさんはどうなんです?」
カザハナ「あ、あたし!?あたしはそんなことしないわよ!」
カザハナ「そんな雑念なんて修行してれば簡単に忘れられるの!以上!終わり!」
サクラ「ええー…そんなのつまらないですよ…」
サクラ「じゃあレオン王子?お願いしますね?」
レオン「え!?僕!?」
サクラ「えへへ…レオン王子は私にいろんなことを教えてくれましたからね」
サクラ「文通でいろんな本を読ませてくれましたし…」
モズメ「えっ?」
レオン「誤解を生むような言い方はやめてくれ。いや、君をそんな風にしたのは僕だけど」
レオン「…言わなきゃダメなのか?」
カザハナ「ちょ、レオン様…付き合う必要は…」
レオン「実際ないだろうね。だけど、ここで僕が話すことを拒否してみろ」
レオン「君も拒否、僕も拒否となると、次にサクラ王女の矛先が向かうのは誰だい?」
カザハナ「あ、ああ…モズメが…」
モズメ「……///」
レオン「というわけだ。まずは僕が人柱になる」
レオン「サクラ王女」
サクラ「はい?」
レオン「……僕としては、こんなのが良いと思う」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ベロア「すんすん、レオン様ってばいい匂いです」
キヌ「あははっ、レオン様ってば身体硬くしちゃって、恥ずかしいのっ?」
レオン「ふ、二人とも、あまりくっつかないでくれよ」
ベロア「いやです。レオン様の匂いをもっと嗅いでいたいですから」
キヌ「えへへー…まあアタシとしてはそれだけじゃなくて……」
レオン「…キヌっ、君は…」
キヌ「こっちの方も見せてもらいたいな、って…」
ベロア「すんすん、確かにこっちの方からもいい匂いがします」
キヌ「と、いうわけで、脱がしちゃえーっ!」
レオン「うわっ!」
ベロア「う、うわああ…おっきいです///」
キヌ「…こ、これが人間の男の人の…///」
キヌ「…楽しくなってきた!レオン様!」
キヌ「今日は寝かせませんからっ!」
ベロア「わ、私も…寝ないです」
レオン「き、君たち…///」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「狐耳と狼耳の女の子に言い寄られるっ!どうだ!」
サクラ「(無言の蔑んだ目)」ペッ
レオン「え?何その目は…」
カザハナ「れ、レオン様はまともだと思ってたのに」
レオン「まともだよ!話せって言われたから話したんだよ!」
レオン「むしろ男性としては健全だよ!」
サクラ「だって…ありきたりなんですよ」
サクラ「そんなの私は3年前に通った道ですから」
レオン「君も君で早熟すぎるだろ」
モズメ「あうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあう…///」
サクラ「私だったらもっとこう…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【何処かの裏路地】
サクラ(E:犬の首輪+犬耳+全裸)「に、兄様……」ジャラ
カムイ「はは、サクラ、いい恰好だね」ジャラ…
サクラ「うう…//こんな恰好、恥ずかしいですよ…」
カムイ「似合ってるよ、そんな格好して四つん這いになって…」
カムイ「かわいい、ワンちゃんだなって」グイッ
サクラ「やぁ、う…兄様、鎖、引っ張らないで、苦し…」
カムイ「あ、ごめんごめん…じゃあ、今日は犬みたいにしようかな」
サクラ「…こ、ここでするんですか?」
カムイ「うん。丁度良く人気のない場所だしね」
サクラ「はうう…」
カムイ「さて、と…丁度来たみたいだね」
犬「グルルルルル…」
サクラ「………え?」
カムイ「うん、この子が今日のサクラの相手だよ?」
サクラ「え?嘘…冗談ですよね?兄様…」
カムイ「どうしたの?あっ、もしかして僕が犬みたいにすると思ったの?」
カムイ「誤解させてごめんね。今日はサクラに犬になってもらおうと思って」
カムイ「それに、流石に僕も犬の中に入れるのはちょっと抵抗あるし…」
カムイ「だから、同じ犬を用意したんだよ」
サクラ「や、やだっ!兄様!許してっ!」
カムイ「大丈夫だよ。サクラ。大人しくしてたら終わるよ」
カムイ「そう言えば、犬の射精って大分時間がかかるらしいね。良かったねサクラ。たくさん出してもらえるよ?」
カムイ「もしかしたら、犬の仔を孕んじゃうかもしれないね」
サクラ「いやっ、いやぁっ!兄様!犬の真似でも何でもしますからっ!せめて兄様の…」
カムイ「うん、じゃあいいよ」
犬「…くーん…」ハッハッハッ
サクラ「いや、兄様!助けて!やだっ!やだぁ、あ、ああああああああああっっ
!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「こんな感じですね」
カザハナ「ごめんなさい、レオン様。あなたは健全でした」
レオン「わかってくれたらいいよ」
モズメ「お、王族ってみんなこんななん」
レオン「少なくとも僕はまともだから」
カザハナ「全員まともって言えないのが悔しいですね…」
サクラ「は、はうう…身体が、火照ってきてしまいました…」
レオン「サクラ王女、大丈夫?少し休んだほうが良いよ?」
サクラ「は、はい、そうします…」
レオン「エルフィ!休める部屋はあるかい?」
エルフィ「はい…厨房の横に私が寝泊まりする部屋がありますのでそこで…」
サクラ「す、すみません」ヨロヨロ
エルフィ「あと、レオン様?」
レオン「何だい?」
エルフィ「………」つリンゴ
エルフィ「………」グシャアアアアアアッ!
レオン「」
エルフィ「これはね、レオン様……」
エルフィ「次に店内で猥談した場合のあなたの運命ですよ」
モズメ「…ひ、ひええええ…」
カザハナ「す、すみません!」
レオン「ぼ、僕悪くないよね……」
モズメ「レオン様…助けてくれてありがとうございます…」
レオン「気にしないでくれ」
カザハナ「わりとレオン様も精神的に持ってかれたんじゃ…」
レオン「そう思うなら君たちもすぐに忘れてくれると嬉しい」
モズメ「あ、あの、サクラ様はどうしてあんな…」
レオン「まあ、話せば長くなるんだけど…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モズメ「はあ、なるほど…」
レオン「正直放っておきたいけど、僕の責任だからさ…」
カザハナ「あたしも…サクラには元に戻ってほしいしさ…」
モズメ「でも、何年もそうなっちゃってるんなら、簡単には戻らないと思うんよ…」
カザハナ「そうだよね……」
レオン「モズメには何かいい考えはないか?」
モズメ「う、うちにそんなこと言われても…」
レオン「小さなことでもいいよ。正直僕らにもどうすれば良いかわからないんだから…」
モズメ「…せ、せやったら…」
モズメ「いっそ、やりたいようにやらせてみたらどうですか?」
カザハナ「え?」
モズメ「どんな楽しい遊びでも、何回も続ければ飽きは来るもんと思うんです」
モズメ「だから、いっそ本人の望み通り…」
モズメ「その…カムイ様に合わせた方が…」
レオン「……実際考えなかった手じゃないけど……」
カザハナ「カムイ様、既婚者だよ?」
モズメ「うう…せやった…」
レオン「会いたいだけならまだしも、レイプされたいとかだからなあ…」
エルフィ「ギロッ…」
レオン「あ、ごめんなさい、猥談ではないんで」
カザハナ「うん、流石にヒノカ様に悪いしなあ……」
レオン「というか無理なんだよ。兄さんが浮気するなんて」
レオン「僕が会いに行くと『ねえレオン。別に第一子が生まれた直後に第二子を孕ませても構わんのだろう?』とかいう人間だよ?」
レオン「愛妻家ってレベルを超えてるんだよ…」
モズメ「ううう…ごめんなさい…」
カザハナ「……まあ、カムイ様に会わせるって言うのは最終手段ですよね」
レオン「ああ、本当にどうにもならなくなった時だね」
モズメ「…じゃ、じゃあ他の事に夢中にさせるとか!」
レオン「他の事?」
モズメ「えっと…暗夜王国のマークス王が、アイドルに夢中になってからあんまり変態じゃなくなったって聞いたんです」
レオン「兄さん一般人にまで変態で通ってるのか…」
ベルカ『恋を夢見るお姫様はっ♪いつか、素敵な 王子様に~♪』
マークス「うおおおおおっ!今日も可愛いぞベルカたん!」
マークス「ほら!親衛隊№12!ダンスが遅れているぞ!」
ダニエラ「は、はい!」
マークス「親衛隊№16!サイリウムの数を増やせ!」
ゾーラ「は、はいいいいいいいいいいっ!ただいまああああっ!」
ベルカ(あの人たち、いつもライブを見に来てくれている)
ベルカ(うれしいな、けど…)
マークス「うおおおおっ!ベルカちゃん!うおおおおおおおっ!」
ベルカ(最前列に見知った変態がいる)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「まあ確かに、兄さんはアイドルに夢中になってから比較的他に迷惑はかけなくなったけど…」
モズメ「だったら、サクラ王女にも同じような物を用意してやればいいのちゃいますか?」
レオン「だが、性生活が普段の生活サイクルに入ってるような人間からそれを取り外すには…」
カザハナ「…それ相応の趣味…あっ!レオン様!あれとか!」
レオン「あれ?」
カザハナ「ほら!サクラ様ってあんな風になっちゃってからでも割と読書は好きだったんですよ!」
カザハナ「だったら、本をひたすら読めるような環境に置くとか!」
レオン「…それだ!」
レオン「サクラ王女をただの読書好きの女の子に戻してやればいいんだ!」
レオン「ひたすら読める環境とかじゃ生ぬるい、中毒にするレベルで行こう!」
カザハナ「はい!」
レオン「モズメ!いいアドバイスありがとう!」
モズメ「や、役に立ったんなら嬉しいですけど…」
エルフィ(……さて、レオン様が帰ったら店じまいしよう)
エルフィ(そしたら明日の仕込みと掃除をして…あとは寝るだけだけど…)
ん…やああ…ふあああ…
エルフィ「……いつも使ってる部屋は間違いなく使えないなあ…」
エルフィ「確か使ってない倉庫があったはずだし、そっちで寝るとしましょうか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「あ、はああん、だめですぅ…とまりません…」
サクラ「きょう、は、エルフィさんの部屋をお借りしてるだけなのに……」
サクラ「でもっ、だめなんです、とまりません…」
サクラ「わたし、にいさまにおかされるのをそうぞうして、んっ、かんじちゃうへんたいだからっ…」
サクラ「だめなんです、ゆびが、とまらなくてっ…やあああっ…」
サクラ「…やっぱり、だめ、なんです」
サクラ「ゆび、だけじゃまんぞくできないんです」
サクラ「かむいにいさまに、いっぱいついてもらわないとだめなんです」
サクラ「それで、にいさまのせーしを、いっぱいだしてもらって…」
サクラ「わらひもっ…ああっ…にいさまのあかちゃんをうみたいんです…」
サクラ(あれ…でも…)
サクラ(何で私、昔から会ったこともない兄の子を産みたかったんでしたっけ…?)
……キィィィン…
サクラ(痛っ…頭が……)
サクラ(…まあ、いっか…)
サクラ(兄様の子を孕めば、きっと悩むことも無くなるし…)
サクラ(この頭痛と子宮の疼きも、止まるはずですから……)
サクラ「ひゃ、だめっ、だめっ…いく、いっちゃう、いっちゃうう!」
サクラ「にいさま、にいさま、にいさま」
サクラ「さくらを、おかしてください」
サクラ「それで、こどもをはらませてください…」
サクラ「にい、さま…あっ、や、んあああああああっ!」
いったん休憩
下級LV20の段階で守備10超えないカザハナちゃんマジ豆腐
【翌日 暗夜王城前】
レオン「………」
カザハナ「………」
ラズワルド「」ダラダラダラ
ピエリ「ひっく…ひっく……」
レオン(……あの後モズメと別れ、王城に帰って寝ることにした)
レオン(サクラ王女はカザハナが確かめに行った結果明らかに致していたのでエルフィに預けておくこと)
レオン(カザハナには今は使われていないカミラ姉さんの部屋を貸し、一夜を明かしてもらった)
レオン(そして起きてカザハナと合流し、サクラ王女を迎えに行こうとしたら…)
レオン(なんだこの状況)
ピエリ父「………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「れ、レオン様…」
レオン「…この人は?」
ラズワルド「……ピエリのお父さんです」
レオン「えっ」
カザハナ「こ、この人が、先生の奥さんお父さんの?」
ラズワルド「だから先生じゃないよ……」
レオン「いや、ピエリの父親は名門貴族と聞いていたけど……」
カザハナ「な、なんなんですか?このいかにもなマッチョは……」
ピエリ父「……ラズワルド君」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「は、はひっ」
ピエリ父「時に君は…じゃんけんは好きかね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「じゃ、じゃんけんですか?」
ピエリ父「好きかね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「は、はひっ、きらいではないです!」
ピエリ父「よし、ならば私と一度勝負をしよう」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ピエリ父「さーいしょはぐー……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「へ?」
ピエリ父「どうした?手を出しなさい……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラズワルド「え、ええ……さーいしょはぐー…」
ピエリ父「…first…comes…rock…」
レオン(あっ、やばい)
ラズワルド「じゃーんけん…」
ボ
ピエリ父「娘を弄んだ罪…思い知るがいい…」
ラズワルド「」ピクピク…
ピエリ「ら、らずわるどおおおおおおおおおおおおおっ!」
レオン「え、何これは」
カザハナ「あの人、数値にしたら『力99 速99』ありますね、これ…」
レオン「あの人が父親ならピエリが何の訓練も積まずに兄さんの部下になれたことに納得するよ…」
レオン「完全に天性の素質だったんだ…」
カザハナ「あ、あの…ピエリさんのお父さん」
ピエリ父「…何か?」
カザハナ「ご職業は…?」
ピエリ父「見ての通り、ただの貴族だが?」
カザハナ(いや見てわからないし!)
ピエリ「お父さん駄目なの!ラズワルドが死んじゃうの!」
ピエリ父「……何を言うピエリ。お前がこの男が浮気したと言うから……」
ピエリ父「娘を妊娠させ、あまつさえ浮気に走るような男だ」
ピエリ父「むしろ、私がこの手で抹殺することも辞さない」
ピエリ「ち、違うの!きっと誤解なのよ!」
ピエリ「ラズワルドは確かに女の子が好きだけど、ピエリの事が一番好きだって言ってくれたのよ!」
ピエリ父「だが、浮気をしたのは本当なのだろう?」
ピエリ「た、確かに…ピエリは、そう思っちゃったけど…」
ピエリ「よくよく考えてみればおかしいの!あそこにサクラ王女がいたのよ!?」
ピエリ父「なるほど…王家の血筋に目がくらんだのか…」
ピエリ「そういうこと言ってるんじゃないのー!」
ラズワルド「……う、ぐ……」
ピエリ「ら、ラズワルド!」
ラズワルド「……痛たたたた…肋骨の二・三本は逝ってるかもしれないな……」
ピエリ父「……驚いた、私の蹴りを受けて立ち上がれるとは……」
ラズワルド「いえいえ、この程度何ともないですよ…」
ラズワルド「……僕がピエリに与えた痛みに比べたら、ね……」
ピエリ父「……ならば来るがいい。今度は立ち上がれないようにしてやる」
ラズワルド「すみません。何度でも立ち上がりますよ。誤解を解かなきゃいけないんで」
レオン「ラズワルド…お前…」
カザハナ「先生……漢だよ……」
ピエリ「ら、ラズワルド……う……」バタン
ラズワルド「ぴ、ピエリ!?」
ピエリ父「ピエリいいいいいいいいいいいいいいい!?」
ピエリ「う……お腹……痛いの……」
ピエリ「でも、何かいつもと違う…お料理を食べ過ぎた時とは、ちがうような…」
ピエリ「…もしかして…産まれるの…?っ……」
ラズワルド「ピ……ピエリ……大丈夫かい?」ガシッ
ピエリ「あはっ…大丈夫かはこっちのセリフなのよ…」
ピエリ「ラズワルド……ごめんね…」
ピエリ「信じて、あげられなくて…」
ピエリ父「……ピエリ…」
ラズワルド「……もういい、喋らないでくれ!とにかく医者を……」
レオン「医者だ!医者を呼べ!あと助産婦だ!」
レオン「……ラズワルド、お前も医者に診てもらえ。明らかにお前も不味い…」
ラズワルド「……いえ、すみません……」
ラズワルド「妻の出産に付き合いたいので……」
レオン「……っ、馬鹿な男だよ……」
カザハナ「先生!特効薬ひとつだけあたし持ってるよ!これ使って!」
ラズワルド「すまないね……ピエリ、僕がそばにいるからね…」
ピエリ「あり、がと……」
ピエリ「ねえ、お父さん……」
ピエリ父「なんだ?ピエリ…」
ピエリ「…私ね、ラズワルドを選んで……本当に、良かったの…」
ピエリ「だから、お父さんも…ラズワルドの事……」
ピエリ父「……皆まで言うな」
ピエリ「……えへへ」
レオン(そして)
レオン(満身創痍の身体を特効薬で誤魔化しつつ、ラズワルドはピエリに付き添う)
レオン(……その姿は、どこか強さを感じさせた)
レオン(結婚とは無縁であった僕やカザハナですらそれを感じるように)
レオン(そして、ピエリの父親は一度ラズワルドに深く頭を下げた後……)
レオン(無言で、娘が戻るのを待った……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「……ラズワルド、大丈夫だろうか……」
カザハナ「心配なら待っててもいいんですよ?」
レオン「……いや、心配ではあるけど、部外者が立ち入る問題ではないんだよ」
レオン「あれは、家族同士の問題だしね」
カザハナ「…先生、大丈夫かな?」
レオン「大丈夫だろう。特効薬は渡したんだろう?」
カザハナ「でも、それでも傷は癒えきってなかったみたいだし…」
レオン「……それはあいつを信じるしかないさ」
レオン「父親になる男がこんな所でどうにかなるわけでもないだろうしね」
カザハナ「はい……」
レオン「じゃあ、サクラ王女を迎えに行こう。大分待たせているだろうしね」
カザハナ「……はい!」
レオン(………)
レオン(でも元を正せば僕らのせいなんだよなあ……)
カザハナ(元を正せばあたし達のせいなんだよねえ……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「二人とも…遅いですよ…」
レオン「すまないね。ちょっと立て込んでたんだ」
サクラ「……まあいいです。なんか今日はすっきりした目覚めだったので」
カザハナ「……またしたんだね…」
サクラ「そりゃしますけど?」
レオン「一応男がいるのにそういう会話はやめてくれないか?」
カザハナ「……まあいいや、サクラ様。今日は出かけるよ?」
サクラ「え?どこに行くつもりなんですか?」
カザハナ「レオン王子が暗夜王国で一番大きい図書館に連れてってくれるんだってさ」
サクラ「えっ?もしかしてそこには……」
レオン「君の期待している本はないからね」
サクラ「ええ……」
レオン「その代わり、炎の紋章シリーズが全巻揃っているよ」
サクラ「え?本当ですか!?」
カザハナ「炎の紋章シリーズ?」
レオン「ああ、サクラ王女に薦めた『聖戦の系譜』や『聖魔の光石』も含まれるシリーズさ」
カザハナ「ちょっと、大丈夫なんですか?」
レオン「今回は僕も一緒に読むから問題ないよ」
サクラ「私、『聖戦の系譜』と『聖魔の光石』以外読んだことなくて…」
レオン「え、初作の『暗黒竜と光の剣』や『紋章の謎』はつい最近再版されただろう?」
サクラ「いえ…その時はちょっと忙しい時期で、買おうかなって思ったときには売り切れちゃって……」
レオン「なるほどね……じゃあシリーズ順に読むとしよう。そういえばサクラ王女は『聖戦』が一番好きなんだっけ?」
サクラ「まあ、二つしか読んでないからあんまり威張れないんですけど…『聖戦』は大好きですよ?」
レオン「それなら聖戦の外伝である『トラキア』もおすすめだね」
サクラ「え?聖戦に外伝があるんですか?」
レオン「ああ、リーフ王子の話でね…」
サクラ「そうなんですか!楽しみです!」
カザハナ「ふ、二人とも白熱しすぎ…ついてけないんだけど…」
カザハナ(こうしてるときは普通の女の子なんだけどなあ…)
カザハナ(そう言えば、昔サクラと一緒に絵本を読んだりしたっけか)
カザハナ(ああ、懐かしいなあ…でも…)
カザハナ(……はあ、なんでこんな風に育っちゃったんだろうなあ……)
今日はここまで
カミングアウトする機会がなくなったから言うけどカミラ姉さんはショタコンです
でもタクミはタクミとして大好きです
やっぱり、
清純(?)なフェリシアちゃんがナンバーワン!
清純だといいな(願望
エリーゼ「えへへー、リョウマさーん!」テテテテ
リョウマ「うむ、エリーゼか」
エリーゼ「寂しかったよー!リョウマさーん!仕事ばっかりで構ってくれないんだもん!」
リョウマ「すまないな。両国の和平が締結された以上王である我々にはやる事が多くてな」
リョウマ「ユキムラやオロチも尽力してくれてはいるが、やはり上に立つものが動かなくては示しがつかん」
リョウマ「…エリーゼ、すまないがもう少し我慢してほしい」
エリーゼ「え…」
リョウマ「ああ、もう少し落ち着いたらお前との時間もゆっくりとろう」
リョウマ「それまでの辛抱を…」
エリーゼ「…なんで」
リョウマ「……ん?」
エリーゼ「なんで?どうしてリョウマさんは私の事を構ってくれないの?
あたしはリョウマさんの奥さんなのに、どうしてなの?
カミラおねえちゃんはタクミおにいちゃんと子供ができるくらい愛し合ってるのに
リョウマさんはあたしのことを愛してくれてないの?ううん?違うよね
リョウマさんは王様なんだからしかたないよね、うんそうなんだ
仕事が忙しいから仕方ないんだよ、あたしのことを見てくれないのもそれがいけないんだ
だったらあたしもリョウマさんのお仕事のお手伝いしないといけないよね
当然だよね。あたしはリョウマさんの一番大事な奥さんだもん。夫の事は手助けしてあげないと
あっ、わかった。仕事をなくしてあげればいいんだよ。うん。きっとそうだ。
リョウマさんは両国の和平に関する仕事が大変っていってた。じゃあどうすればいいのかな?
そうだ。まだ争ってる人がいるなら喧嘩をやめてって言わないとね
でも、言っても分からない人っているんだよね…そういう人を説得するのが大変って事なのかな?
そうだ、それならいっそサンダーでも撃ってやればいいんだよね。
言っても分からない人にはそうするしかないよね。私も怒られた時に叩かれた時があったし
そうすれば喧嘩はなくなるはずだよね、ね?リョウマさん。
そうしたらあたし達また一緒に遊べるね。あ、でもまた仕事が増えたら一緒にいられなくなるのかな
あ、いいこと思いついちゃった。それならリョウマさんが王様を辞めればいいんだよ
そうすれば一緒にいられるね?大丈夫、大怪我したことにすれば皆仕方ないって思ってくれるよ
いっそ本当に大怪我しちゃうといいよ。大丈夫。あたし人を治すのが得意だから
リョウマさんの怪我も完璧に治しちゃうよ?あ、でも完璧に治しちゃったら王様やめられないね
じゃあ一人で動けなくなるくらいでいいかな?あたしがちゃんとお世話してあげるから大丈夫だよ?
下のお世話もきっちりしてあげるからね。あ、よかったら子供もその時に作ろうよ
レオンおにいちゃんったらひどいんだ。子供はコウノトリが運んでくるなんて嘘ついて
でもあたしはそういうのもおべんきょうしたんだよ?だから平気だからね?どうかな?リョウマさん?」
リョウマ「」
エリーゼ「……ねえ、リョウマさん?」
リョウマ「え、エリーゼ…」
リョウマ「すまん、急ぎの用ではなかった。一緒に遊ぶとしよう」
エリーゼ「え?本当!?」
リョウマ「うむ、久しぶりに思いっきり遊ぶぞー!」
エリーゼ「わーい!!」
ユキムラ「」
ユキムラ「………」
ユキムラ「幼女怖い幼女怖い幼女怖い…」ガクブルガクブル…
レオン(前回のあらすじ)
レオン(モズメと話したりラズワルドがドラマの最終回みたいな行動をとったりいろいろあり…)
レオン(サクラ王女の更生作戦第一弾として図書館へとやってきた)
レオン「やってきたぞ暗夜一の大図書館に!」
カザハナ「うわー!おっきい!」
サクラ「こ、この建物が全部図書館なんですか?」
レオン「ああ、大陸中の書物がここに収められているとも言われていてね」
レオン「読書好きにはたまらない環境だと思うよ」
カザハナ「じゃあ、激レアな剣術書とかも?」
レオン「ああ、白夜の物でもあるんじゃないかな?」
サクラ「大昔に書かれた古文書とかも?」
レオン「うん。貴重なものは許可取らないといけないけどね」
カザハナ「それじゃあ…桜の図鑑とかもあるかな?あたし桜が大好きなんで!」
サクラ「え!?カザハナさんってまさか…」
カザハナ「植物の方の桜ね?」
レオン「探せばあるんじゃないかな?探すのが大変だけど」
カザハナ「わー、本には興味はなかったけどワクワクしてきますよ!」
サクラ「じゃあ…」
サクラ「自分でするのに角がちょうどいいサイズの本とか…」
レオン「ねえよ。読めよ」
レオン「…はしゃぐのもいいけど、第一の目的は忘れない事」
カザハナ「あっ、はい」
サクラ「フフ…楽しみです」
レオン「よし、サクラ王女。『炎の紋章シリーズ』はあっちにあるよ」
サクラ「はい、じゃあ行きましょうか」
レオン「うん。まずは『暗黒竜と光の剣』を…」
カザハナ「………」
カザハナ「あたしはどうしましょうか?」
レオン「うーん、僕らについてきてもいいけど…」
カザハナ「でも長編の話をいくつも読ませるつもりなんですよね?大分時間かかりそうだし…」
カザハナ「いっそあたし、この図書館見て回らせてもらっていいですか?」
サクラ「えっ?大丈夫なんですか?結構広そうですよこの図書館…」
カザハナ「大丈夫大丈夫。子供じゃないんだから迷わないですよ!」
レオン「そうかい?大丈夫なら構わないけど…」
カザハナ「まあ、長い間座ってても暇になっちゃうんで!行ってきます!」ダッ
レオン「……大丈夫かな?」
サクラ「何がですか?」
レオン「この図書館。僕でも地図を見ないとどこにいるかわからなくなるのに…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「……」
カザハナ「迷った……」
カザハナ「嘘でしょ…この年にもなって迷子とかシャレにならないよ…」
カザハナ「ていうかなんなのこの図書館……」
カザハナ「同じ景色がずっと続いてるし…」
カザハナ「全く自分がどこにいるか感覚がつかめない……」
カザハナ「うわーん!図書館で遭難とか洒落にならないよー!」
????「……煩わしいわね」
カザハナ「…え?」
ニュクス「図書館では静かにすること。それは万国共通のマナーではないの?」
カザハナ「あ、あんたは……」
ニュクス「お久しぶりね。といっても私はあまり前線に出なかったから関わりはなかったのだけど」
カザハナ「……誰?」
ニュクス「……それは冗談抜きで傷つくわね」
ニュクス「ニュクスよ、ニュクス。カムイの軍に加わっていた、ね」
ニュクス「といっても、何度か戦闘に参加しただけであとはずっと待機していただけなのだけど」
カザハナ「あ、思い出した…」
カザハナ「確か七重の塔でいつの間にかカムイ様に連れてこられた子供!」
ニュクス「子どもじゃないのだけれど…まあいいわ」
カザハナ「えっと、ニュクスは何でここに?迷子?」
ニュクス「迷子だなんてそんな子供みたいな事するわけないでしょう」
ニュクス「私は本を読みに来ただけよ。ここには私が読んだことのない本も少しあるし」
カザハナ「え?少し?」
ニュクス「ええ、もうほとんど読み終えてしまったけど。いくつか新しい本も補充されてるみたいだし」
カザハナ「もう、冗談がうまいなー…こんなたくさんの本を読み切れるわけないでしょ?」
ニュクス「……ああそう」
ニュクス「あなたこそ何でここに居るの?まあ、理由は分かるけど」
カザハナ「う…」
ニュクス「見た感じ、個々の図書館のあまりの広さにはしゃいで探検したくなった結果…」
ニュクス「自分がどこにいるかわからなくなった結果、出れなくなり、迷子になったと」
カザハナ「うぐぐぐぐぐ…」
ニュクス「まったく。ここは初めて来たときは係員の人に頼むか経験者と一緒にいるかがセオリーなのに…」
ニュクス「本当に子どもなんだから。はしゃいで取り返しのつかないことになるなんて」
カザハナ「うるさいなー!こんな広いなんて思ってなかったんだって!」
ニュクス「……全く。人を探していたというのに、全然関係ない人が見つかるなんて」
カザハナ「え?誰か探してるの?」
ニュクス「ええ。私の連れをね。恥ずかしいことにそいつも迷子になったのよ」
カザハナ「…そうなの?」
ニュクス「丁度あなたと同じ状態ね。はしゃいだ結果そうなったのよ」
カザハナ「そうだったんだ…じゃあその人も探さないとね」
ニュクス「あら、手伝ってくれるの?」
カザハナ「うん。あたしも今何もすることないしね!助けてあげる!」
ニュクス「……そう、なら私と一緒に探してくれないかしら?」
カザハナ「え?手分けして探した方が早くないかな?」
ニュクス「そんなことしたらミイラ取りがミイラになるに決まってるでしょうが」
カザハナ「うぐぐ…」
ニュクス「大丈夫よ、私は何回もこの図書館に来たことがあるから迷う事はないわ」
ニュクス「あなただって迷子から解消されるし、そのほうが良いわよ」
カザハナ「はあ…まあ仕方ないか……」
ニュクス「じゃあ行くわよ。あと疲れたら私をおぶってくれないかしら?」
カザハナ「えー…」
ニュクス「正直言ってもう歳だから長時間の運動は向いてないのよ…」
カザハナ「身体は子どもじゃん…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「ガルダの海賊が攻めてきました!」
レオン「うん。炎の紋章の冒頭シーンだね。すべてはここから始まった」
サクラ「このあとシーダ王女は海賊たちに回されちゃうんですね!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!
」
レオン「うん、まずその思考を捨てようか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニュクス「………さて、それじゃあどこに行きましょうか…」
カザハナ「その人が興味ありそうな本って何なの?」
ニュクス「そうね、一応私と同じ方向性だとは思うけど……」
カザハナ「方向性?呪術とか薬学とか?」
ニュクス「ええ、そうね。でも、彼はあまり薬学は興味ないし…」
ニュクス「そうなってくると次に考えられるのは…」
カザハナ「考えられるのは?」
ニュクス「……いえ、何でもないわ」
ニュクス「ともかく呪術関係の棚をどんどん見ていきましょう」
ニュクス「暗夜王国では呪術関係の本は数多く書かれているわ」
ニュクス「まだ全部見回り終わってないもの」
カザハナ「おっけー!じゃあ行こう!」
ニュクス「あまり早く歩かないでくれるかしら。ついていくのがやっとなのよ」
カザハナ「あっ、ごめん…そういえばニュクス…」
ニュクス「何かしら?」
カザハナ「そのニュクスが探してる連れの人ってなんなの?友達?」
ニュクス「……いえ、彼は…」
ニュクス「…私の…夫よ//」
カザハナ「…え?マジ?」
ニュクス「…何よ、そんなに意外?」
カザハナ「いや、ニュクスが結婚してるようには見えなかったし…」
ニュクス「子どもに見えるからって事?言っておくけど、ちゃんと指輪だってあるわよ、ほら」
カザハナ「あ、本当だ、薬指に…」
ニュクス「……戦争が終わった後にね、告白されたのよ」
ニュクス「私だって長い間一人だったから…寂しかったんでしょうね」
ニュクス「断るなんて選択肢、頭の中から消えていたんだもの」
ニュクス「そうとう私もぞっこんになってたんでしょうね」
カザハナ「うわあ…とりあえずおめでとう…」
ニュクス「ありがとうと言っておくわ」
ニュクス「そして、今は夫婦二人で旅をしているのよ」
ニュクス「ここに来たのはちょっとお互いに調べものかあったからなの」
ニュクス「…まさか、迷子になられるとは思わなかったけど」
カザハナ「へえ…そうなんだ…」
カザハナ「どうしよう…急になんか生き遅れてる感が…」
カザハナ「あ、でもサクラやレオン王子とかもまだ見たいだし…」
ニュクス「そもそもあなたはまだ若いのだから気にする話ではないわよ」
ちょっと休憩
いろいろ時代考察あるだろうけどこのSSはそんな深い事考えて読むものじゃないです
どうしても気になる場合は『異界』っていう便利な言葉があるからどんどん使っていきましょう
だいたいナーガ様のせいなのです
サクラ「…………」
レオン「ナバールの説得シーンだね。ナバールは現在でも女性読者からは人気で…」
サクラ「……はふぅ…///」
レオン「……一応聞くけど、どうしたの?」
サクラ「『その剣で、私を好きにして』…ですか…」
サクラ「兄様…私も兄様の夜刀神で好きにしてもらっても構わないんですよ…」ハァハァ
レオン「うん、知ってたよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「……結構奥の方まで来たけど、それらしい人は見つからないね」
ニュクス「そうね…一体どこまで行ったのかしら…」
カザハナ「というか、ここにあるのって結構難しい本じゃない?」
ニュクス「ええ、私でも結構理解に苦労する…まさか」
カザハナ「えっ?」
ニュクス「……ふふ、そういう事なら、彼は…」
ニュクス「ここに居るかもしれない、わね」
カザハナ「ここにいるって…どういう事?」
????「ぐぬぬぬ、この私にも理解できぬとは…」
????「何故だ!私は天才なのだぞ!この程度理解できなくてどうするのだ!」
????「これではニュクスの…」
ニュクス「はあ、やっぱりね…」
カザハナ「え!?こいつがニュクスの夫なの!?」
ニュクス「ええ、そうよ」
????「おわああああああっ!誰だ!?」
????「……な、なんだ、ニュクスか…迷子になって辛かったであろう」
ニュクス「はあ、迷子はあなたでしょうに…ツクヨミ」
ツクヨミ「迷子ではない!迷っただけである!」
カザハナ「それを迷子って言うんだよ…」
ニュクス「どうしたの?ツクヨミ、ここにある本はあなたが探しているものとは違うはずだけど?」
ツクヨミ「いや、それはだな…」
ニュクス「……もしかしてあなた…」
ニュクス「私の身体の呪いを解く方法を?」
ツクヨミ「わーっ!わーっ!」
カザハナ「え?呪い?」
ニュクス「ツクヨミはね、私の身体の呪いを解くと約束してくれたのよ」
ニュクス「…まあ、私が長い時間かかっても自力で解けない呪いなのだから相当強力なのだろうけど」
ニュクス「それでも解いてくれるって、告白してきたときにね」
カザハナ「ほほう…ツクヨミ、あんた意外とませてんのね」
ツクヨミ「ニュ、ニュクス!男の一世一代の告白のセリフを暴露するとはひどいではないか!」
ニュクス「あら、恥じることはないわよ。かっこよかったもの」
ツクヨミ「ぐぬぬ…」
カザハナ「あれ?じゃああんたが難しい本を読んでたのは…」
ツクヨミ「……ニュクスのためだ」
ツクヨミ「ニュクスの呪いを解くためには高位の呪術を学ぶ必要がある」
ツクヨミ「だからこの図書でも特に複雑なこの呪術の本を読もうとしたのだ…」
ツクヨミ「したのだが…」
ツクヨミ「……字がむずかしくて読めん」
カザハナ「……ぷっ」
ニュクス「そうね、まだ子供だものね」
ツクヨミ「うるさい!子ども扱いするな!」
サクラ「ノルダの奴隷市場ですか…」
レオン「ああ、ここにはミロア大司祭の娘リンダが奴隷として捕まっていたんだ」
サクラ「そ、そんな…」
レオン「マルス王子たちがそれを助けるところからはじまるね」
サクラ「そんな……リンダさん……」
サクラ「性奴隷として扱われていたなんて…」
レオン「性どっから出てきた。あとリンダ多分そういう事されないように男の格好してるから」
サクラ「そんな…マニアック///」
レオン「君がマニアックだよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ツクヨミ「うぐぐ…」
ニュクス「焦らなくていいのよ。あなたはまだ発展途上なのだから」
ニュクス「ゆっくり、ゆっくり探してくれればいいの。時間はまだあるし」
ニュクス「私だってずっとそばにいるわ、ね?」
ツクヨミ「ニュクス……」
カザハナ「ニュクス、この頃の年の子は背伸びしたいころなのよ、わかってやって」
ツクヨミ「お前…少しばかり年が上だからって偉そうにするでない!」
カザハナ「ムキになんないの!子供っぽいなあ」
ツクヨミ「むきー!」
ニュクス「…さて、それじゃあここからは一緒に行きましょうか。私たちの目的は他にあるのだからね」
ニュクス「ツクヨミだって最初の目的を忘れたわけではないでしょう?」
ツクヨミ「う、うむ…そうだな……」
カザハナ「最初の目的?」
ニュクス「ええ、どうしてもすぐに知りたいことがあって…」
ツクヨミ「うむ、いまいちよくわからないことがあってな」
カザハナ「え?そうなの?」
ニュクス「ええ、何十年と一人で放浪してきたけど全く分からないのよ」
ツクヨミ「うむ、私もそういうのには全く興味がなかったからな」
カザハナ「ツクヨミはともかく…ニュクスも分からないんだ」
ニュクス「……長い間呪術しか研究してなかったせいかしらね」
ニュクス「そういう事には疎かったのよ」
ツクヨミ「そうだ、カザハナは知らんのか?」
ニュクス「……そうね、カザハナに聞けばわかるかも」
カザハナ「え?あたし呪術とかそういうのやったことないよ?」
ニュクス「だからそういうのは関係ないのよ。一般的な問題だから」
カザハナ「そうなの?それなら教えられることは教えるけど…」
ツクヨミ「うむ、それなら頼むぞ」
ニュクス「ええ、じゃあ聞きたいんだけど…」
ツクヨミ・ニュクス「子どもってどうすればできるのだ?(できるの?)」
カザハナ「」
レオン「……なんだかんだいろいろあって、メディウスのもとに辿り着いたマルス」
レオン「神剣ファルシオンの力も借りて…」
レオン「無事、メディウスを倒すことに成功したのだった…」
サクラ「……いいですね、いいお話でした。」
レオン「どこら辺が良かったの?」
サクラ「そうですね…マルス王子とエリスさんの再会も感動しましたけど…」
サクラ「やっぱりカミュさんが愛する人との間で苦悩しながらも祖国のために剣を取り…」
サクラ「マルス王子と戦う事になったところでしょうか…」
サクラ「この悲しくも強い覚悟は…」
レオン「うん、名シーンの一つだね」
レオン「……別にそういうシーンのみに夢中になってるわけじゃないんだな…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「えっ?えっ?」
ニュクス「どうしたの?カザハナ…顔真っ赤よ?」
カザハナ「ま…またまたー、ニュクス、それくらいは知ってるでしょ?」
ニュクス「残念ながら知らないのよ…コウノトリが運んで来てくれるものとばかり思っていたのだけど…」
ツクヨミ「私もキャベツ畑から生まれてくるとばかり…だから農業の本を読んでいたのだが…」
カザハナ(どっちも性知識5歳児レベルか!)
ツクヨミ「私も…ニュクスとの間にそろそろ子を儲けたいのだ、頼む!」
ニュクス「ええ、私も、ツクヨミとの愛の結晶が欲しいの。お願いカザハナ!」
カザハナ「……え、えっと、まあ、えっと…それはね?」
カザハナ「えっと、なんていうか…その…」
カザハナ「え、えっとお、まだ二人にはそういうの早いんじゃないかな?」
ニュクス「あなたより年上の私が早いわけないでしょう」
カザハナ「うっ……ツクヨミが、ね?」
ツクヨミ「以前他人に私とニュクスが夫婦だと言う事を話したが『子どもはいないのか?』と聞かれたぞ?」
ツクヨミ「つまり、子どもが居てもおかしくはないと言うことではないのか?」
カザハナ「ぐ、ぐぬぬぬ…」
ニュクス「あっ、もしかしてカザハナも分からなかった?」
ニュクス「それならごめんなさいね。無茶な質問をしてしまったわ」
ツクヨミ「知らんのなら仕方ない。この私にも分からないのだから恥じることはないぞ」
カザハナ「し、知ってるよ!というかそれで悩んでる最中だし!」
ニュクス「え?知ってるの?」
カザハナ「あっ、しまった…」
ツクヨミ「それで悩む、というのはカザハナも子供が欲しいのか?」
カザハナ「い、いや、私じゃないわよ?知り合いが、ちょっとね」
ニュクス「…となると、サクラ王女ね」
カザハナ「えっ?何で分かったの!?」
ニュクス「あなたの知り合いで一番最初に出そうな人を上げてみたんだけど、ビンゴみたいね」
ニュクス「そして、信頼がおける従者の貴女がいると言う事は近くにサクラ王女がいる…」
カザハナ「何でそういうところだけ鋭いのよ…」
ツクヨミ「…ならば、サクラに聞くとしようぞ!」
ニュクス「ええ、それが確実ね」
カザハナ「や、やめて!それだけは…」
ニュクス「いくわよ、ツクヨミ」
ツクヨミ「うむ!」
カザハナ「やめてええええええ!取り返しがつかなくなるううううううう!」
サクラ「え?子供の作り方ですか?」
ニュクス「ええ、カザハナがサクラなら知ってると言う事を聞いたのよ」
ツクヨミ「うむ、私とニュクスも子供が欲しいのだ」
レオン「どうして空腹の肉食獣の入った檻の中に子牛を放り込むような真似をしたんだい…」
カザハナ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
サクラ「そうですね……まず必要なのは……」
サクラ「お二人の『愛』ですね」
ニュクス「愛?」
サクラ「ええ、それが無ければ意味がないですよ?」
サクラ「これがなければ意味がありませんから」
レオン(あれ?まともじゃね?)
カザハナ(まともだ…)
ツクヨミ「だが、私はニュクスの事を愛している!だが子供ができる気配がないのだ!」
サクラ「それはそうですよ。子供ができるための儀式をしてませんから」
ニュクス「儀式?どんな儀式が必要なの?」
サクラ「……そうですね、文章で説明するのは難しいので…」
サクラ「…よし!私が実践させてあげます!」
サクラ「レオンさん!何か空き部屋を一つ!あとダブルベッドの準備もお願いします!」
レオン「ダメだこれええええええええええええええ!」
ニュクス「ベッド?私たちは何をすればいいの?」
サクラ「お二人は裸でベッドの上に寝転がるようにお願いします」
ツクヨミ「裸で、とは恥ずかしいな…」
ニュクス「我慢しましょう。赤ちゃんのためよ」
サクラ「やり方は私がお教えしますのでお二人はお気になさらず」
カザハナ「全世界見渡してもこんな初夜迎える夫婦はいないんじゃなかろうか」
サクラ「レオンさん!さあ早く!レオンさんならこれくらい簡単に用意できるでしょう?」
レオン「用意しないよ!そんな悪事の片棒担げるか!」
サクラ「悪事じゃありません!赤ちゃんを作る神聖な行為の取り持ちなのです!」
サクラ「神に仕える巫女として当然のことです!」
レオン「今更神聖な巫女とか言っても遅いよ!」
カザハナ「むしろ真性な巫女ね…」
サクラ「あ、カザハナさん、昔巫女って言うのは娼婦の隠語だったらしくて…」
カザハナ「今その知識いる!?」
サクラ「レオンさんが頼りにならないんなら……そこの人!」
通行人A「え?俺?」
サクラ「ふんっ」バシーン
通行人A「痛っ…何これ…」
500000G
通行人A「」
サクラ「これで空き部屋…出来れば防音性の高い部屋と、ダブルベッドを用意してください!」
サクラ「あと子のメモに書いてあるものもお願いします!」
通行人A「え?これ大分余らない?」
サクラ「おつりは懐に収めてください」
通行人A「ま、マジで!?とりあえず行ってくる!」
ツクヨミ「こ、こんなにも大金をあっさり…」
サクラ「当然です!あなた達にはそれくらいの価値があるので!」
ニュクス「これは期待に添わないといけないわね…」
レオン「何が彼女をそこまで駆り立てるんだ…」
【サクラが用意した部屋】
サクラ「さあ!準備はオッケーです!」
レオン「準備ができてしまった」
カザハナ「どうしよう、本当に取り返しのつかないことをしてしまった」
ツクヨミ「おお!このベッドフカフカだぞ!」
ニュクス「ええ、結構いい寝心地ね」
サクラ「はい、それでは始めましょうか……」
レオン「……カザハナ、行くよ…」
カザハナ「え、でも…」
レオン「もう正直言って無理だよ…」
レオン「不幸中の幸いは愛し合ってる夫婦だって事だ…」
カザハナ「で、でもいいんですか!?」
レオン「ここで僕が彼らに出来る情けは…」
レオン「見ないであげることしかできな…ごふっ」(吐血)
カザハナ「ぎゃあああああああっ!レオン様が吐血したああああっ!」
サクラ「ふん、ふーん…♪」
ニュクス「あらサクラ。何を作っているのかしら」
サクラ「はい、準備のための飲み物を作ってるんですよ」
ツクヨミ「おお、気が利くな!」
サクラ「ええ、元気になりますよー♪」
サクラ「はい、できましたよ。これをまず飲んでくださいね」
ツクヨミ「うむ」ゴクゴクゴク
ニュクス「あら、結構甘いのね」ゴクゴクゴク
サクラ「うふふ、それじゃあ服を脱ぎましょうか」
カザハナ「レオン様!レオン様ああああ!」
カザハナ「ああもう!この人も勝手にぶっ倒れないでよね!」
カザハナ「く…サクラ!やり過ぎないようにね!それだけはお願いね!?」
サクラ「はい!」
カザハナ「めっちゃいい笑顔!…レオン様!とりあえず医者の所に持ってくんで!」
サクラ「はい、お二人とも脱ぎ終わりましたね」
ツクヨミ(全裸)「う、うむ…」ドキドキ
ニュクス(全裸)「…どきどきするわ」ドキドキ
サクラ「ではまず、ニュクスさんの緊張をほぐしてあげましょう」
サクラ「ツクヨミさん、まずニュクスさんにキスしてあげてください」
ツクヨミ「う、うむ…」
ニュクス「あ、ツクヨミ…んっ…」
サクラ「舌を絡ませるくらい深いキスをお願いしますね!」
ニュクス「つ、つくよみ…れ、ろ…む、ちゅ、ぷはぁ…」
ツクヨミ「にゅ、にゅくしゅ…なにか、いつもと違う変な感じだ…」
ニュクス「わ、わたしも…キスだけでこんな、ふわふわするのはじめて…」
ツクヨミ「……な、なあサクラよ、これであっているのか?」
ニュクス「ど、どう考えても関係ないような…」
サクラ「ええ、これは準備ですので」
サクラ「でも、私も驚きですよ…ニュクスさん」
サクラ「キスだけで準備完了しちゃうなんて!」
ニュクス「ふ、ふえ……」
ツクヨミ「にゅ、ニュクス!どうしたのだ!?股間の辺りが濡れているぞ?漏らしてしまったのか?」
ニュクス「ち、ちがう、ちがうのっ、体が何か勝手に…」
サクラ「うふふ、正常な反応ですよ?それに…」
サクラ「ツクヨミさんも、おち○ちん変ですもんね?」
ツクヨミ「な、ななななな!なぜわかったあ!」
サクラ「これも正常な反応なんです」
サクラ「ふふ、ニュクスさん、失礼しますね……」
ニュクス「う、あ…サクラ、なにを…」クパァ…
サクラ「ツクヨミさん、ニュクスさんのこのお股の穴、見えますか?」
ツクヨミ「う、うむ…お尻の穴、とは違うのだな…」
サクラ「このなかに、そのおっきくなったおち○ちんをいれるんですよ?」
ニュクス「え?」
ツクヨミ「ば、馬鹿な!入るわけないだろう!」
サクラ「それが入るんですよ…人間の身体って言うのは不思議なんです」
ニュクス「う、嘘でしょ…ここに入れるの?」
ツクヨミ「しょ、正気の沙汰ではない…」
サクラ「うふふ、まあ、そうは言いますけど」
サクラ「ニュクスさん、いまここに何かを入れてほしくて切なくなってませんか?」
ニュクス「うう…//」
サクラ「ツクヨミさんも…ニュクスさんのここにおち○ちんを入れたくて仕方ないんですね」
ツクヨミ「…むう…///」
サクラ「さあ、これが子供を作るには一番大事なんですよ?」
サクラ「二人とも、ほら…」
ツクヨミ「……にゅ、ニュクス…」
ニュクス「………な、何かしら?」
ツクヨミ「な、何故だかわからぬが、私はニュクスのここに、自分の…」
ツクヨミ「こ、これを…入れたいのだ…」
ニュクス「……う、うん…これが赤ちゃん作るのに必要だったら…」
ニュクス「……きて」
ツクヨミ「…ニュクスぅ!」ズプゥ
ニュクス「……あ、う……痛……」ズプププ…
ツクヨミ「……う、うううう…ニュクス、奥まで入ったぞ……」
ニュクス「………うう、痛…」
ツクヨミ「……い、痛いのか!?じゃあ今すぐ抜いて……」
サクラ「はいっ…」フリッ
ニュクス「…あれ?痛くないわ…」
ツクヨミ「え?そうなのか?」
ニュクス「ええ……今まですごく痛かったのに、気のせいかしら…っ!?」
ツクヨミ「ど、どうしたのだ…くう…」
ニュクス「な、なんか、つくよみのが、うごくたびに、きもちいいんだけど…」
ツクヨミ「き、きぐうだな…わたしも、ニュクスのに締め付けられるたびに、なにか、出そうに…」
サクラ「…うふふ」
サクラ「持っててよかった、冬祭…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニュクス「あっ、あっ、つくよみぃ!きもちいい!なんかきもちいいのぉ!」
ツクヨミ「わ、わたしもだ!にゅくすのなかでうごかすのとまらないっ!」
ツクヨミ「また、またでてしまう……おしっこがっ」ドクン…
ニュクス「ま、またでるのっ!?でも、そのおしっこなんかへんよぉ…?」
ツクヨミ「う、うむ…なんか、いろが、しろいな…」
ツクヨミ「…だ、だがいいのではないか?」
ニュクス「い、いいのっ?」
ツクヨミ「うむっ、わたしもっ、にゅくすも、きもちいいのだろう?」
ツクヨミ「なら、このままつづけてももんだいないではないかっ」
ニュクス「で、でも、つくよみがびょうきだったら…やぁっ…」
ツクヨミ「そ、そのときはこわいけどっ…いしゃにいけばいいのだ…」
ツクヨミ「い、いまはっ、にゅくすのなかにおしっこをいっぱいだしたいっ!」
ニュクス「や、やああっ、いっぱいうごかしちゃいやあああっ!」
ニュクス「あ、あたまがおかしくなりそうなのぉっ!」
ツクヨミ「にゅ、にゅくす、またでるぞ!」
ニュクス「あ、ひぃ…う、うん、だして…」
ニュクス「わたしのなかにそのおしっこいっぱいだしてぇっ!」
ニュクス「わたしもそれがなかにだされるたび、きもちいいのぉっ!」
ツクヨミ「にゅ、にゅくすううううううう!」ドクン
ニュクス「や、やあああっ、ふわああああっ、じゅぷじゅぷ、すきぃ!どくどくされるの、すきぃ!」
ツクヨミ「あ、だめだ…まだ、まだたりぬぅ…」
ニュクス「や、やああっ、どくどくだしながらうごかしちゃ、だめえ……」
サクラ「はううう…ロリショタックス見ながら自分でするのは最高です…」クチュクチュクチュ
サクラ「いっぱい精力増強剤と媚薬を煮詰めて飲み物にしたかいがありましたよ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「さ、サクラ王女ぉ…やめてやってくれ…げふ…」
カザハナ「うわ言のように突っ込まないでください!怖い!怖いよお!」
サクラ(えへへ…いい事をしたあとは気持ちいいです…)
サクラ(はうう、私も兄様にあんなにいっぱい突かれて…)
サクラ(ぐちゃぐちゃのドロドロにされたいです…)
サクラ(えへへ……にいさま、にいさま……)
サクラ(……やっぱり、会いに行きたいなあ…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
医者「胃潰瘍です。今すぐ入院を」
レオン「いえ…げふっ…薬で誤魔化す方向性で」
医者「え?死にますよ!?」
レオン「いえ、ここで僕が倒れたら…」
レオン「世界が、終わるんで…」
医者「え?何と戦ってるんです?」
カザハナ「ぴ、ピンクの悪魔とです……」
今日はここまで。今日の展開ひどかったな。誰のせいだろう
サクラ
白夜王国の王女。
内気で口下手(意味深)だが、優しい心(意味深)の持ち主で、他人の苦しみ(意味深)を癒したいと願っている(意味深)。
一度決めたことは絶対に曲げないという意志の強い一面もある(意味深)。
軍の中で一番、癒し系(意味深)。
名簿のキャラ紹介見たけど少し分を書き足せばこのスレのサクラと変わらない。
よってこのサクラはそんなにぶっ壊れていない。問題ないね
リョウマ→ロリコン
タクミ→おっぱいフェチ
ヒノカ→カムキチ(結婚済)
サクラ→ド変態
マークス→変態+ドルオタ
カミラ→ショタコン(らしい)
エリーゼ→ヤンデレ
カムイ→ヒノキチ(結婚済)
アクア→寝取られ趣味
遂にまとも枠がレオン(ケモナー)以外にいなくなった白夜・暗夜の明日はどっちだ
【透魔王国】
アクア「カムイ、ちょっといいかしら?」
カムイ「うん、どうしたの?アクア?」
ヒノカ「う…あ?アクア!?」
アクア「あらヒノカ。カムイの上にしなだれかかっちゃってやっぱりお熱いわね」
ヒノカ「あ、ああ!私とカムイはラブラブだからな!当然だ…く…」
カムイ「うん、姉さんが甘えんぼさんだからね。しかたないよ」
カムイ「所で何か用?」
ヒノカ「……ん、く…ぁ…ふぅ…っ…」
アクア「ええ、実は有休を一週間ほどまとめて使いたいのよ。ちょっと旅行に行きたくて」
カムイ「え?旅行?どこに行くの?」
アクア「それはまだ決めてないわ。とりあえずおもしろそうなところをフラフラと行こうと思っただけよ」
カムイ「あはは、何それ。アクアらしいけど」
ヒノカ「…ん、ひゃ…かむい…うごかないでくれ……」
アクア「……あら、ヒノカ?どうかしたの?」
ヒノカ「な、何でもない!何でもないんだ!」
アクア「ヒノカもそろそろ母親になるのだから、あまり無理してはだめよ?」
ヒノカ「あ、ああっ…わかって…いる…んっ…」
アクア「カムイ、それで有給の件は?」
カムイ「うん、いいよ。ゆっくりしておいで。国内の事は僕が何とかするからさ」
アクア「ありがとう。じゃあ行ってくるわ。あと…」
アクア「カムイ、妊婦さんに対して本番行為をするのは感心できないわね」
ヒノカ「!?」
カムイ「大丈夫だよ。お尻の穴に入れてるから」
アクア「あら、そうなの。でもお腹の子には気をつけなさいね」
カムイ「うん、わかってるよ」パンパンパンパン
ヒノカ「ひゃ、か、かむいぃ!おひりっ!おひりだめぇっ!」
カムイ「しょうがないじゃない。半年もお預け喰らって我慢してるのに…」パンパンパンパン…
カムイ「姉さんってば無防備にお尻見せてくるんだもん。誘ってたんでしょ?」
ヒノカ「そ、そんなわけあるか…やあっ、おひりぃ!おひりが…びりびりするのぉっ!」
カムイ「まあ、お腹の子にも悪いから十回くらい出したら終わりにしよっか?」
ヒノカ「い、いやっ!じゅうぶんおおいじゃないかっ、やあっ、だめぇ!おひりでいきたくないっ!」
カムイ「お尻ならいくら出しても大丈夫だからね、姉さんもいっぱい味わってね」
ヒノカ「やだっ、やだぁっ!おひりでいくの…やああああああああっ!」ビクンビクン
アクア「…カムイ達も相変わらずね」
アクア「さて、行くとしましょうか。なんかレオン達がまた面白そうなことしてるみたいだし」
アクア「私の助けが必要な頃合いでしょうしね。そろそろ姉として行ってあげましょうか」
アクア 参戦…!
カザハナ「はい、レオン様。口開けてください、あーん」
レオン「……あーん」
カザハナ「はいどうぞ…」
レオン「……もぐもぐ」
レオン「……しょっぱいんだけど」
カザハナ「嘘!?塩加減間違えたかな!?」
レオン(前回のあらすじ)
レオン(ピンクの悪魔の手により、ある一組の夫婦が強制的に子作りをさせられ、僕は胃潰瘍になった)
レオン(現在は大量の胃薬で誤魔化している状態だ。代償として流動食しか食えなくなったが)
レオン(そのためカザハナはお粥を作ってきてくれた。ありがたい)
レオン(でもその味は滅茶苦茶しょっぱかった)
カザハナ「…もぐもぐ…うわしょっぱい」
レオン「いいよ、貰うから。昨日汗もかきまくったから塩分も足りてないと思うし」
カザハナ「え?レオン様何か運動しましたっけ?」
レオン「冷や汗と脂汗だよ」
カザハナ「あ、あははは…」
レオン「…あと病人だからってあーんはいらない。一人で食べる」
レオン「さて……あの二人はどうなったんだろうか…」
カザハナ「ま、まあ…死んではないと思いますけど」
レオン「サクラ王女があの二人に飲ませようとしたもの…どう考えても媚薬の類だろうし…」
レオン「少なくともまともな状況にはなってないような気がするけど」
カザハナ「は…はい…」
カザハナ「…はあ、あたしのせいでなんという事を…」
レオン「サクラ王女にあんな格好の獲物を与えたらそうなるに決まってるよ」
レオン「次からはそんなことが起こらないように注意すること。いいね?」
カザハナ「はい…」
レオン「よし、じゃあさっさとサクラ王女が買った部屋まで行くよ」
カザハナ「れ、レオン様?体調の方は?」
レオン「薬を飲んでるから大丈夫。それよりも僕らに出来る事をするんだ」
レオン「ここまで来てしまったら僕らができるのはアフターケアのみ。あの夫婦の心に傷を残さない」
カザハナ「レオン様…なんかかっこいい!」
レオン「いくよ、カザハナ。あのピンクの悪魔の根城に」
カザハナ「了解です!」
【サクラの買った一室前】
レオン「……さて、帰ってきたわけだけど…」
カザハナ「ドアの前では何も聞こえませんね」
レオン「サクラ王女は防音がしっかりした部屋を希望していたからね。外からじゃ何が起こっても聞こえないだろう」
カザハナ「じゃあ、中に入って確かめるしか……」
サクラ「あれ?カザハナさんとレオンさん。帰ってきてたんですか?」
レオン「え?サクラ王女?」
カザハナ「サクラ様…どうしたんですか?」
サクラ「いえ…ちょっとお腹も空いたので、朝食の用意でもしようと思って…」
サクラ「ちょっと材料を買ってきたんです。ほら」
レオン「お米に…小豆に…何を作る気なんだい?」
サクラ「お赤飯です」
カザハナ「いらん気遣いしないでください」
レオン「…これは明らかに一人で食べる量じゃないね…」
レオン「中にまだツクヨミとニュクスは居るのかい?」
サクラ「ええ、皆さんの分の朝食も用意しようかと思って……」
サクラ「皆さんもそんな所で立ってるのはあれですし、一緒にどうですか?」
カザハナ「え?いいの?」
サクラ「はい、材料は十分ありますし」
レオン「僕は遠慮しておく。胃が辛いんだ」
カザハナ「まあ、レオン様はしょうがないですよね…」
カザハナ「あたしは貰います!サクラ様の料理は久しぶりですから!」
サクラ「はい!私も腕によりをかけて作りますから!」
サクラ「じゃあ、ドア開けますね…」
ガチャ……
ツクヨミ「にゅくす!まただすぞ!」
ニュクス「やあああっ、つくよみぃ、だめだめなのぉ!もうはいりきらないのぉ!」
ツクヨミ「そ、そんなこといってもでるのだからしかたあるまい…っ…」ゴポ…
ニュクス「やああ…もうわたしのなかいっぱいよぉ…っ、しろいおしっこ、あふれでちゃうのぉ…」
ツクヨミ「だ、だめだ…まだわたしも…たりぬのだ…」
ニュクス「やああっ…だめぇ…つくよみのおしっこで、もうぬるぬるしちゃうのぉ…」
ニュクス「つかれるたびにしろいの…わらひのなかからあふれでちゃうのぉ…っ」
レオン「」
カザハナ「」
サクラ「さーて、ちょっと用意しますから待ってくださいねー」
レオン「え!?君この状況で料理しようとしてたの?」
サクラ「え?」
レオン「何その『当然なんですよ?もう朝食の時間ですし』みたいな目は!?」
カザアナ「うわあああっ///////」
カザハナ「や、ちょ、だめ、だめだってばあっ!さすがにこれはまずいって!////」
レオン「カザハナ、一回部屋の外に出るよ!サクラ王女も!」
サクラ「ええっ?でもそろそろ作り始めないと…」
レオン「何で君この状況で朝食の心配してんの!?」
このあと二人は一時間半めちゃくちゃセックスし続けた
ニュクス「…むにゃむにゃ、つくよみぃ…」
ツクヨミ「にゅくす…あいしておるぞ…すー、すー…」
レオン「なるほどね…普通20回分の行為で使う媚薬や精力剤を煮詰めて一回分にしたのか…」
レオン「って馬鹿!そりゃそうなるわ!」
カザハナ「うう…なんか生々しい匂いがあたりからするよぉ…///」
レオン「窓全開にしてこれだもんな」
サクラ「シーツはクリーニングに出しました。これで大丈夫ですか?」
レオン「大丈夫じゃないけど大丈夫って言っておくよ」
サクラ「はい、お料理できましたよ。どうぞ召し上がってください」
・お赤飯 ・焼き鮭
・味噌汁 ・茶碗蒸し
・野菜サラダ ・デザートの桃
レオン「!?」
カザハナ「おっ、結構豪勢」
サクラ「はい!遠慮せず食べてくださいね!」
レオン「えっ!?サクラ王女料理うまいの!?」
サクラ「い、いえ…まだまだですよ…」
カザハナ「…料理はいつでもお嫁に行けるように練習してたんですよ」
サクラ「か、カザハナさんっ!」
レオン「…媚薬入りとかじゃないだろな…」
カザハナ「流石にそれは無いかと…」
レオン「…はあ、胃が無事なら楽しんで食べるんだが…」
サクラ「レオンさんは胃が痛いって言っていたので鮭粥を作りました」
レオン「えっ?」
サクラ「はい、ゆっくり召し上がってくださいね!」
レオン「………」
レオン「カザハナ、この人だれ?」
カザハナ「サクラ様です」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「ふう…食べた食べた…」
レオン「普通においしかった、何これ怖い」
サクラ「喜んでくれてよかったです」
カザハナ「うん…欲を言えば致していた部屋以外で食べたかった…」
レオン「一理ある」
サクラ「……そういえばレオンさん?今日はどこにいくんですか?」
レオン「今日?…ああ、そういえばこの町に来た理由は図書館目当てだったっけ」
レオン「いいよ、今日も図書館に行こう。一冊しか読めてないしね」
サクラ「はい、『炎の紋章シリーズ』の続きを読んでいきましょう」
カザハナ「ええ…またあそこに行くんですか?」
レオン「あれは勝手に迷子になった気味が悪い」
カザハナ「ですよね…今日は大人しくしてます」
レオン「じゃあ、食事が終わったら出発しよう」
レオン「…所でわざわざこんな部屋買ったわけだけど…これはどうするの?サクラ王女?」
サクラ「え?それはもちろん……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニュクス「ふわあああああ…良く寝たわ…」
ニュクス「……って、何で裸なの…って、あ…/////」
ツクヨミ「…すー、すー…」
ニュクス「…私、昨日はどうかしていたわね…あんなに…」
ニュクス「……あんなに、理性を無くすほど乱れるなんて…」
ニュクス「…本当にあんなので子供ができるのかし……ってあら?」
ニュクス「置き手紙……?」
『ニュクスさん・ツクヨミさんへ
昨日はお疲れ様でした。
あの白いおしっこは精液というもので、赤ちゃんの元みたいなものです
いっぱいニュクスさんの中に出されたみたいなので、多分赤ちゃんを授かれると思いますよ』
ニュクス「あの子…」
『この部屋はニュクスさんたちに差し上げます。
赤ちゃんができたら旅しながら育てるのは大変でしょうし
それにこの部屋なら図書館も近いので調べ物には便利だと思います。
よかったらどうぞ、お使いください』
『元気なお子さんの誕生を願っています サクラ』
ニュクス「……私より子供のくせに、余計な気遣いね…」
ツクヨミ「ニュクス…」
ニュクス「あら、ツクヨミ、起きたのね?」
ツクヨミ「うむ…昨日は、すまなかったな」
ニュクス「……いいわよ、私だってあんなんだったし」
ツクヨミ「それは?」
ニュクス「サクラからの手紙。読む?」
ツクヨミ「……あ、あれが赤ちゃんのもとだったのか…つまり…」
ニュクス「ええ、私のお腹の中にいっぱい入ったもの…今でも少し溢れてるわ」
ツクヨミ「これで、本当に赤ちゃんはできたのかの…」
ニュクス「……まあ、多分大丈夫じゃない?こんなにいっぱいあれば…」
ツクヨミ「……まだ、『多分』…なのか…」
ツクヨミ「ニュクスよ、私から提案なのだが…」
ツクヨミ「……『絶対』、子どもを授かれるようにせんか?」
ニュクス「……ええ、いいわよ」
ニュクス「私も、今度は落ち着いてあなたの赤ちゃんのもと、貰いたいし」
ツクヨミ「あ、ああ…勘違いするなよ!赤ちゃんを授かるためにするのだ!」
ツクヨミ「けっして私がしたいからするのではないからな!」
ニュクス「ふふ、わかってるわよ」
ニュクス「じゃ、ツクヨミ…もう一回…んっ…」
ニュクス(……サクラ、ありがとう…)
今日は短いですがここまで。
ヒノカ姉さんの結婚パルレがやりたい禁断症状改善のために時折ヒノカ姉さんの濡れ場が入ります
つまり私のSSが禁断症状によってクオリティを低下させることを私は未然に防いでいるのであって
そこに自分の欲望や性欲やヒノカ姉さんのお尻ライン綺麗だなぶち込みたいへっへっへ的な感情はない。いいね?
カム子(弓使い)「タクミさん。今日も弓のお稽古をしましょうか」タユン
タクミ「あ、ああ…」
カム子「ふふ、私。タクミさんに教えてもらってるおかげでどんどん弓が上達してるんですよ」ユサッ
タクミ「う、うん。カムイ姉さんは筋が良いよ。見てわかる」
カム子「ありがとうございます。だけど、もっとうまくなりたいものですね」ポヨン
タクミ「……う、うん…」
カム子「さて…私の構えどう思います?」プルン
タクミ「えっと…腕が上がりすぎてる気がするな」
カム子「本当ですか?どのくらい…ちょっと私の腕をもって教えてくれませんか?」ユサッ
タクミ「わかった、もう少し腕を下げて……!?」
カム子「ど、どうしました?」タユン
タクミ(ね、カムイ姉さん…まさか…胴着の下にサラシすら巻いていない!?)
タクミ(ど、通りで胸が揺れると…いや、駄目だ…静まれ…僕…)
カム子「…変なタクミさんですね…ちょっと暑いですね…胸元を少し開けましょうか…」プルルン
タクミ(プッツン)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カム子「いやぁっ…タクミさん!やめてくださっ…胸の間に、あなたのおちん○んが…入って…」
タクミ「姉さんが悪いんだ…下着もつけてないなんて誘ってるとしか思えないんだよっ!」ズリュ…ズリュ…
カム子「そ、そんなっ…着物は下着をつけないのがマナーだってサクラさんが…っああっ…」
タクミ「それは、一部の着物だけだねっ…くっ、姉さんのおっぱい、吸い付いてくる…」ズリュ…ズリュ…
カム子「ああっ、タクミさんの、熱いよぉっ…私のおっぱいの間で暴れてるぅっ!」
タクミ「あははっ、カムイ姉さん乳首立ってるけど、どうしたの?気持ちいい?」
カム子「こ、こんな乱暴にされて、気持ちいいわけっ、ん、ああっ…!」
タクミ「その割には、顔が蕩けてるけどっ!?…く、おっぱいの中に、出すよっ!」ズリュ…ズリュ…
カム子「だ、出すって、何を?」
タクミ「姉さんの白いおっぱい、もっと白く汚してあげるからねっ!くっ…」ビュクビュク…
カム子「やっ、何か出てるっ、おっぱい、熱いよおっ…」
タクミ「はは…姉さん、これで終わりだなんて思わないでよねっ?」
カム子「えっ、や…またおっぱいの中で、大きく……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タクミ(はっ…何だ夢か…)
タクミ(……カミラさんと最近してないからって欲求溜まりすぎだろ…何だ今の夢…)
タクミ(何でカムイ兄さんが姉さんになってるんだ…僕はそんな気はないぞ…)
タクミ(…でも、カムイ『姉さん』の胸、大きかったな…)
タクミ(大きさだけならカミラさんの方が大きいけど、形は…)
カミラ「あら、タクミ。起きたのね?」
タクミ「あ、カミラさん。起こしてくれても良かったのに」
カミラ「ふふ、寝言でカムイの事呼んでたけど、どんな夢だったの?」
タクミ「いや、カムイ兄さんがなぜか女になって姉さんになってたんだよ…どんな夢だって話だよ」
カミラ「ふぅん…まあ、安心したわ。タクミがそっちに目覚めたのかと思ったもの」
タクミ「え?」
カミラ「ふふ…カムイお姉ちゃんのおっぱい気持ちよかったかしら?」
タクミ「え!?何で知ってるの!?」
カミラ「寝言で思いっきり言ってたわよ。うふふ、そ・れ・よ・り…」
カミラ「今度は私のおっぱい味わってみない?本番は赤ちゃん居るから無理だけど、胸くらいでならできるわ。ただし」
タクミ「ただし……?」
カミラ「絶対に出させてあげないから」
タクミ(やべえ、めっちゃ怒ってる)
この後滅茶苦茶射精管理された
レオン(前回のあらすじ)
レオン(サクラ王女の作った普通の朝食は美味しかった)
レオン(そしてそれを平らげた僕らはもう一度図書館に来た。)
レオン(来たのだが…)
ワーワー ハイラナイデー!
レオン「何だ?人だかりができてるみたいだけど……」
サクラ「何かあったのでしょうか…」
カザハナ「結構危なそうな雰囲気ですよ?武器持った兵士がうろうろしてるし……」
レオン「何か事件でもあったのか?」
サクラ「兵士さんたちがいるなら…怪我人とか出てないといいんですが…」
????「いや、王女の言う通り、怪我人は出てしまったよ」
サクラ「えっ?」
カザハナ「誰?」
レオン「…君は」
ハロルド「レオン様。お久しぶりです。正義の使者。ハロルドです」
レオン「…何で君がここに居るんだい?」
ハロルド「いえ、エリーゼ様が白夜に嫁がれてしまったし、エルフィも料理人に転職しましたので…」
ハロルド「私も転機と思い、今は各地で正義のための行動を行っていて…」
ハロルド「そして現在、この図書館の警備を行っているのです!」
レオン「そうなのか…」
ハロルド「館内を警備するとまず間違いなく遭難するので外に追い出されましたが」
レオン「まあ君ならそうだろうね」
カザハナ「中で迷子になるなんていい年して何言ってるのさ…」
サクラ「カザハナさんは人のこと言えませんね」
カザハナ「うっ…」
レオン「それよりハロルド、怪我人が出たって、何があったんだい?」
ハロルド「実は…この昨日の夜図書館に強盗が入ったようなのです」
カザハナ「強盗!?」
レオン「…ありえない話じゃないね。この図書館には貴重な魔道書も保管されてるし」
レオン「貴重な本だってたくさんある。理由は考えられるさ」
ハロルド「レオン様の言う通り、犯人は魔道書目当ての行動でしょう」
ハロルド「犯人は『封印された魔道書はどこにある!?』と言っていたそうです」
カザハナ「封印された魔道書?また安直なネーミングセンスね…」
サクラ「それって?」
レオン「…聞いたことがあるね」
レオン「以前、古びた魔道書が発見されて、その本はページの一部が破れていたにも拘らず…」
レオン「制御できないレベルの闇の力を放っていたとか。だから封印されたと…」
カザハナ「狙われてるのはそれなの?」
ハロルド「おそらくはそうだろうね。私も昨日犯人と闘いたかったのですが、運悪く
近くの噴水で溺れてしまいまして」
レオン「噴水で良く溺れられるよねキミ…」
ハロルド「戦った奴らの証言によれば、犯人は弓を使っていたと…」
レオン「弓か…」
サクラ「となると、犯人はシーフでしょうか?」
カザハナ「盗みに来たんだったらそうだろうね…」
ハロルド「いや、犯人は弓で怪我をさせたものを、わざわざ回復してまわっていたらしいのです」
レオン「回復して?何で?」
ハロルド「おそらく、死人を出したりして罪が重くなるのを避けていたのではないかと…」
レオン「…回復したって事は上位のアドベンチャラーか。厄介だね」
サクラ「それなら怪我した人たちは…」
ハロルド「ええ、大したことなく全員軽傷で済んでます」
サクラ「はあ…よかったです」
カザハナ「ホント、死人がいなくてよかったね…」
ハロルド「但し、警備員が私一人になってしまいました」
カザハナ「あ、終わった…」
ハロルド「見くびるな!このハロルド!一人でも勇気は百人分だ!」
レオン「噴水で止まるけどね…」
ハロルド「ええ、犯人は言ったそうです。『明日の朝もう一度来る』と…」
サクラ「明日の朝、というとつまり…」
ハロルド「今日の朝、と言う事になります」
レオン「なるほど、これは本を読んでいる場合じゃなさそうだ」
レオン「ハロルド、僕らも良ければ手伝うよ。貴重な本を盗まれてたまるか」
サクラ「はい!私も微力ですがお手伝いします!」
カザハナ「うん!絶対捕まえようね!」
ハロルド「…おお、感謝いたします!」
ハロルド「私と共に正義の鉄槌を悪党に喰らわせてやろうではありませんか!皆さん!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハロルド「………」←HP3
サクラ「春祭っ!春祭っ!」シャララ…
カザハナ「ねえ、レオン様あの人なんでああなったんでしたっけ…」
レオン「階段から転がり落ちたのが3回。噴水が壊れて水をぶっかけられたのが1回」
レオン「僕が犯人と間違えての誤射1回。カザハナも1回」
サクラ「極め付けには空から超小型隕石がピンポイントで落っこちてきました!」
カザハナ「…この人大丈夫なんですか?」
レオン「…ハロルドはとんでもなく運が悪いんだよ。昔っからね」
レオン「こいつが単独行動で犯人を捕まえるのは無理だ。何かが起きて絶対に捕まらない」
カザハナ「酷いこと言いますね…」
レオン「事実だから仕方ない。だから僕らが頑張るんだ」
ハロルド「ハハハハハ!ハロルド復活だ!」
カザハナ「うわ、暑苦しっ」
レオン「ハロルド、君に頼みがある」
ハロルド「はい?何なりと?」
レオン「君は最前列を歩いてくれ。僕らはその後ろを離れてついていく」
ハロルド「その心は?」
レオン「僕とサクラ王女は魔法職だから体力がない。カザハナは前衛だけどあまり耐久力に自身が無い」
ハロルド「なるほど!私が先陣を切って皆さんを守ると言うわけですね!任せておいてください!」
レオン「頼むよ」
レオン「……よし、これで避雷針の準備はOKだ」
カザハナ「レオン様ってたまにすさまじい作戦を考えますよね」
レオン「合理的と言ってくれ。ハロルドの体力を信頼してるからこその作戦ともいう」
サクラ「れ、レオンさん…あの…」
レオン「どうしたんだい?」
サクラ「ちょ、ちょっとお手洗いに行きたくて……」
カザハナ「え?ここで…?」
レオン「館内に入れば入り口の方にあったと思うけど…」
サクラ「ちょ、ちょっと我慢できないんです…」
サクラ「昨日のツクヨミさんとニュクスさんを思い出しちゃって」
レオン「我慢しろ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【図書館内】
ハロルド「ははは!犯人よ!どこからでもかかってくるがいい!」
カザハナ「ちょ、うるさいよ…」
レオン「とりあえずは何の気配もないけど……」
サクラ「犯人は弓を使うんでしたよね…」
レオン「うん、遠距離戦になるから要は僕とサクラ王女だ」
レオン「サクラ王女も弓は使えるんだろ?」
サクラ「はい。非力なのでこれ位しか使えませんけど」つシャイニングボウ
レオン「十分だよ。…まあ、僕も泥棒相手に神器を使うのもどうかと思うけど」つブリュンヒルデ
レオン「犯人が現れたらハロルドとカザハナが受け止めてくれている間に、僕らが遠距離攻撃で仕留める」
レオン「作戦はそれで行こう。アドベンチャラーは素早いから気を付ける事」
サクラ「はい!」
カザハナ「レオン様ー!サクラ様ー!まだ何も来ませんけどー!」
レオン「ハロルド!本当でここでいいのかい!?」
ハロルド「ええ!図書館内の最重要の図書はこの通路の先の倉庫で保管されているそうで…」
ハロルド「その道は一本!つまり犯人はここを通るはずです!」
レオン「なるほど…!?ハロルド!後ろ!」
ハロルド「はい?」
ビュン!
ハロルド「は、早い!?」
カザハナ「嘘!?すり抜けられた!?」
レオン「しまった…『すり抜け』だ!このアドベンチャラー、かなりの手練れだぞ!?」
????「……くくくく」
レオン「くそっ、『ブリュンヒルデ!』」
????「ふっ」サッ
レオン「よけられた!?」
サクラ「っ、わ、私に迫ってくる!?」
レオン「危ないっサクラ王女!」
カザハナ「サクラ!?」
サクラ「きゃあああああああああああああっ!」
レオン「…くっ、『ブリュンヒルデ』!」
????「ごはっ!」
????「くっ、レオンよ…やるな…」
????「私がペロペロしようとした隙を逃さなかったとは…」
レオン「その声は……」
カザハナ「ま、マークス王!?」
マークス「YES!I AM!」
レオン「『ブリュンヒルデ』」
マークス「ごはっ!?」
レオン「何してんだこのケダモノが…!」
マークス「やめてくれレオン…私は魔防が低いんだ…」
サクラ「ふ、ふええ…怖かったです…」
カザハナ「サクラ、大丈夫だった?」
レオン「…何で兄さんがここに居るんだい」
マークス「ふ、サクラ王女のためなら私はどこまででも…」
レオン「なんでいるんだって聞いてるんだよ…」
マークス「…ベルカたんのライブが終わった後、私は……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークス「うおおおおおおおおおおおおおっ!ベルカたあああああん!」
ベルカ「ひぃぃ…」
SP「ブラックリスト一番のマークス王だ!取り押さえろ!」
マークス「貴様らごときに止められると思うな…」シュババババ…
SP2「何!?私たちの間をすり抜けていく!?」
マークス「ベルカたん!今私が会いに行くぞ!いや…」
マークス「私の股間の剣でいっそ一つになろう!激しく前後しよう!」
ベルカ「ふん…!」
マークス「ごふっ!」HP0
ベルカ「はあ…はあ…」
ベルカ「ルーナから貰っててよかった、これ…」
ベルカ「剣殺しの剣…」
SP3「こいつはどうします?」
SP「可燃物で処理しとけ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークス「そのせいでライブ会場を追い出された」
レオン「王として自覚しろアホ!」
カザハナ「うわ、噂以上に変態だこの人…」
ハロルド「それからどうしたのです?」
マークス「馬にも愛想をつかれてパラディンになる事も出来ず…」
マークス「仕方ないので以前通信教育でならったアドベンチャラーへとCCして…」
レオン「うわ、ヒノカ王女と同じ道たどってるよこいつ」
マークス「アミュージアから比較的離れてなかったこの町に来た……」
マークス「そしたら私は匂いを感じたのだ…」
マークス「サクラ王女がこの町にいると」
カザハナ「こいつ叩き斬っていいですか?」
レオン「気持ちは分かるけどこいつ国王だから死んだら国が混乱する」
マークス「……サクラ王女」
サクラ「は、はい…」
マークス「以前伺ったのだが、君は無理矢理される系のプレイが好きなのだったな」
サクラ「え、あ、はい……特に犬みたいに人間の尊厳もないような扱い方されるのが」
マークス「ふふふ、なかなかいい趣味をお持ちだ」
サクラ「そ、それほどでも…///」
レオン「何だこの会話」
カザハナ「高次元過ぎるよ、変態同士の会話…」
マークス「……ならば、どうかね?サクラ王女」
サクラ「はい?」
マークス「あそこの物陰で、ちょっと」
サクラ「…何を?」
マークス「サクラ王女が今言ったことだ」
サクラ「…誰とです?」
マークス「私と…」
サクラ「(無言のシャイニングボウ発射)」
マークス「ぎゃああああああああああっ!」
サクラ「レオン王子!この人変態!変態ですっ!」
カザハナ「事実だけどあなたがいっちゃダメ!」
サクラ「私をいきなりレイプしようとしたんですよ!犯罪です!」
レオン「いや、事実だけど…君ガチレイプされたいって言ってたんじゃないの?」
サクラ「私はカムイ兄様にされたいんですっ!こんなおじ様に片足突っ込んでるような人じゃありません!」
マークス「わ、私はおじさんなどでは…」
ハロルド「うわ、凄い傷つくんだけど…私も若干おじさんだし…」
サクラ「マークス王子、趣味を分かってくれる理解者が現れたかと思いましたけど大きな間違いでした!」
サクラ「私はカムイ兄様にぐちゃぐちゃのドロドロにしてほしいんです!」
マークス「…ごふっ…」
レオン「兄さん、残念だったね」
マークス「く…私の初恋が…」
カザハナ「恋じゃなくてセフレとして見てたでしょあんた」
マークス「私一応王様なんだけど何でタメ口で話されてんの?」
レオン「全く、となると不審者の正体は兄さんか……」
マークス「え?不審者?」
ハロルド「ええ、昨日この町に不審者が出たんです」
ハロルド「本を盗みに来たと言うアドベンチャラーがね」
マークス「…それならおかしいぞ、レオン」
レオン「え?」
マークス「だって私がこの町に来たのは今朝だし」
レオン「はあ!?嘘つくなよ、お前以外に誰が…」
マークス「私はサクラ王女の身体目当てだが、本は盗まん!」
レオン「そ、それもそうか…」
サクラ「………」ギリギリギリ…
カザハナ「サクラ…抑えて押さえて…」
レオン「…となると、誰が…」
ズドン!
レオン「……!?」
???『………』コオオオオ…
カザハナ「…だ、誰!?」
???『……本は、どこだ?』
サクラ「!?」
レオン「こいつ…」
ハロルド「きっとこいつです!昨日の不審者ってのは!」
マークス「ほら!私は無実だったろう!」
レオン「弓に、その後ろに下げているのは杖か?」
レオン「なるほどね…証言通りだ」
???『……』
レオン(…だけど今の射撃、凄まじい威力だった…)
レオン(こいつは、一体?)
ハロルド「ははは、不審者め!この正義の使者ハロルドがいる限り……」
ハロルド「この後ろの書庫には一歩も通さん!」
???『……なる、ほど…』
???『…その後ろか』
今日はここまで。
アクアネキ?まだだよ
サクラちゃんがマイルームで寝てるのを見ると睡姦待ちなんじゃないかって思っちゃうのはこのSSを書いてるせい
なんか酉ミスってました
【暗夜王国 北の要塞の浴場】
マークス「ふう…いい湯加減だな」
カム子「マークス兄さん。お背中を流しに来ました」ガラッ
マークス「…カムイか、いつもすまんな」
カム子「いえ、妹として当然のことです。あと…」モジモジ…
マークス「…何だ?」
カム子「…あの、『いつもの』を、お願いします//」
マークス「……ふ、いいだろう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カム子「ん…はぁっ、ふ…ぁ…ん…」
マークス「フフ、カムイ…今日は随分と貪欲だな…私のものを随分きつく咥えこんでいるじゃないか…」
カム子「だって…マークス兄さんがいない間…アソコがきゅんきゅん疼いて仕方なかったんです……あっ…んぁ…」
カム子「それにっ…教えてくれたのは兄さんですよ…んあっ…身体が疼いてしょうがないときは、こうすれば治るって…」
マークス「…フッ、そうだったな…」
カム子「やあ…兄さんの、また固くぅ…」
カム子「兄さん…ごめんなさい…いつも私の身体の疼きを、はぁん…こうやって鎮めてもらって……」
マークス「可愛い妹のためだ、当然のことだろう…」
カム子「……ええっ、兄妹なら当然って、兄さんが教えて、はぁっ…くれたことでしたね…」
カム子「『兄がこうやって妹の身体を治すのはどの家庭でもする普通のこと』なんですよね…はぁ…ん…」
マークス「その通りだ。だが、レオンやカミラには言うんじゃないぞ?」
カム子「ええ…はぁっ…レオンさんや、カミラ姉さんに、心配をかけるわけにはいきませんから…」
マークス「ああ、安心しろ、お前の疼きは私がとめてやる…」
カム子「…や、ぁぁぁぁっ、にいさん、いきなりはげしっ、やぁっ、そこいいっ!そこ、いいよぉ!」
マークス「そうか、ここだな?」
カム子「はいぃぃぃっ、そこ、おくいいっ!じんじんするんですぅっ!」
マークス「……この胸も、いやらしく育ったものだなっ…」
カム子「やああああっ!おっぱいもまれながらおま○こじゅぷじゅぷされるのっ、いいよぉっ!」
カム子「アソコがキュンキュンするよぉっ!疼いちゃうううっっっ…」
マークス「…っ…カムイ…そろそろ…」
カム子「は、はひっ、でるんですかっ?じゃあなかでっ、なかにくらさひっ…」
カム子「きゅんきゅんするの、とめてぇ…にいさんのせーえきで、とめてぇ…」
マークス「くっ……」
カム子「ひゃああああああっっ…くるよおっっ…!どろどろしたせーえきぃ…」
カム子「きゅんきゅん、いっぱいになってとまっちゃうよぉ…したのおくちが…おいしいってまんぞくしてるのぉっ…」
マークス「……どうだ?満足したか…?」
カム子「…は、はいぃぃ…もう、きゅんきゅんするの…にいさんの、おかげで、とまりました…」
マークス「そうか。くく…それはよかった…」
カム子「はぁ…はぁ…はぁ…」
カム子「……ねえ、兄さん。少し疑問に思ったのですが…」
カム子「気持ちいい、から別にいいんですが、この行為には何か意味があるんでしょうか?」
マークス「…意味?」
カム子「はい、人間の身体がこうすることで気持ちよくなるのは何か意味があるのでは、と思いまして…」
マークス「…く、くくく…意味、か、分かった。教えるとしよう」
マークス「……お前の生理が止まったらな…」
カムイ「生理が止まったら、ですか?…どうして…」
マークス「気にするな。ともかくその時が来たら教えよう。止まった時は必ず私に言うんだぞ」
カムイ「はい、約束ですよ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークス「こうして妹は自らしている行為の意味も知らず、知らぬ間に兄の子を孕まされていた…」
マークス「兄は下卑た笑みを浮かべながら、無知な妹の生理が止まるのを心待ちにしていた…どうだ?」
サクラ「……いいっ!すっごくいいです!」
サクラ「さすがマークスさんです!そんな変態的な嗜好私には思いつきませんでした!」
マークス「カムイが妹だったらこうしたいんだが…現実はままならぬものだ…」
サクラ「えへへ…私が性に疎かったら兄様にそうされるのにぃ……」
カザハナ「うわああああん!レオン様ああああっ!あの人純粋にキモいよおおおおっ!」
レオン「よしよし。流石に僕もそう思った」
飯食って風呂入ったら本編やります。
頭のネタはCMみたいなもんで1レスしかかけたくないって思うのに長くなるのはなんでなんやろね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハロルド「喰らえ!正義の鉄槌!」
???『……』バシュ
ハロルド「ほわあああああああああああああああああああああああああ!」ドカーン!
レオン(……前回のあらすじ)
レオン(…不審者との戦闘になった。このスレでバトル展開になるとは…)
サクラ「は、ハロルドさん!」
カザハナ「何て威力の弓…」
マークス「威力だけじゃない、速さもすさまじかった」
マークス「矢を放たれた瞬間の初速があれと言う事は…あの弓、懐に入ったとしても安全じゃない」
カザハナ「つまり、密着して攻撃するって言う対弓使い用の基本戦術は」
サクラ「……使えませんね。どうしましょう、レオンさん!」
レオン「よし、マークスに囮になってもらう」
マークス「なってもらうって確定なのか!?というかお前また呼び捨て…」
レオン「仕方ないだろう?お前以外で壁ができるほど頑丈な奴がいないんだよ!」
レオン「射程があそこまである以上、誰かが受ける覚悟であいつの隙を作って…」
レオン「残りのメンバーであいつをたたかなきゃ勝気が無い」
???『…………』スチャ
カザハナ「レオン様っ!あいつ構えてる!」
レオン「何!?」
マークス「だ、だがこの距離では流石に弓でも届かないだろう!
マークス「ハロルドにとどめでも刺そうとしてるんじゃないか?」
ハロルド(ひ、ひどいじゃないですか…)バタン…
サクラ「で、でも…」
サクラ「あの人、凄い正確にこっちを狙ってませんか?」
カザハナ「う、うん……どう見ても、こっちを狙ってるね」
レオン「…まさか…」
レオン「……!全員伏せろ!」
???『……ふっ!』バシュ
カザハナ「うわああああああああああっ!」
サクラ「きゃあああああああっ!」
マークス「っ…馬鹿な、この距離から私たちを狙うだと!?」
マークス「あいつとの距離を見ろ!明らかに普通の弓の射程の二倍はあるぞ!」
レオン「…っ、そういう弓なんだろう」
レオン「今気づいたんだけど、あの弓…何か禍々しい力を感じるんだ…」
サクラ「えっ…」
レオン「……気を付けろ、あのアドベンチャラー……」
レオン「ただものじゃない……!」
カザハナ「……くっ、だったら…」
カザハナ「あたしが行きますっ!あたしがあの矢を避けながらあいつに近づいて…」
カザハナ「思いっきり切ってきますよ!」
サクラ「だ、駄目ですよ!危ないです!」
レオン「…この距離をノーダメージで突っ切るのは無理だ…」
レオン「運よく近づけても…一撃で戦闘不能まで追い込まなきゃ…」
マークス「…………」
マークス「ならばカザハナ。私と防陣を組め」
カザハナ「…え?」
マークス「私の陰に隠れながらあいつの所まで向かう」
マークス「そして、お前の剣で決めろ」
レオン「……無理だ。さっきも言ったけど、一撃で…」
マークス「ならば私が…カザハナが一撃で決められるよう、あいつに傷を与える」
マークス「壁だけで終わるつもりはない。私もあいつと戦ってこよう」
サクラ「マークスさん…」
レオン「…兄さん」
カザハナ「マークス王……」
カザハナ「はい!お願いします…!」
カザハナ(後衛)「マークス王!行きますよ!」
マークス(前衛)「ああ!行くぞ!」
マークス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
???『……ふっ』スチャ
レオン「構えた…サクラ王女、君はいつでも二人の治療ができるように秋祭の準備を」
サクラ「はい!ばっちりですよ!」
マークス「おおおおおおっ!来るなら来い!我が剣の錆にしてくれる!」
???『…』バシュ!
カザハナ「来た!」
マークス「ぐっ…」ガキィン!
カザハナ「マークス王!」
マークス「ぐうっ!…まだだ…まだ折れぬ!」
マークス「後ろでは私の大事な弟や初恋の相手が見ているのだ…」
マークス「簡単には折れん!」
レオン「よし!耐えた!」
カザハナ「……十分射程圏内っ!」
マークス「喰らええええっ!我が暗黒剣!ジークフリートの一撃を!」
マークス「あ、私今アドベンチャラーだった」←(剣装備不可)
???『………はっ』バシュ
マークス「ビブルチッ!」
レオン「マークスゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!」
サクラ「あ、あわわわわわ……」
カザハナ「もおおおおおっ!あの変態マジで役に立たないなああああっ!」バッ!
カザハナ(だけどもともとはこうするつもり…っ!)
カザハナ「行くよっ!必殺…『流星』っ」
???『……っ』
カザハナ「はああああああっ!」ザシュザシュザシュザシュザシュ!
レオン「よし、五連撃が綺麗に決まった!」
サクラ「…はいっ!これなら……」
???『………、つぅ…』
???『よく、も……っ!』
カザハナ「……嘘っ、倒し切れて……」
???『………』バシュッ
カザハナ「がっ…!」
サクラ「カザハナさん!」
レオン「くっ!あの子結構撃たれ弱いからな…くそっ!」ダッ
サクラ「れ、レオンさん!危ないですよっ!」
サクラ「…い、いっちゃった…どうしよう…」
???『とどめを……』
カザハナ(嘘……あたし、ここで、終わり?)
カザハナ(ああ、サクラ…ごめんね…)
カザハナ(……あたし、サクラの性癖…治せなかった…)
カザハナ(サクラ……)
―――――――(カザハナさん!私、今日も思いついたことがあって…))
―――――――(はい!犬のしっぽ型のアレがあれば、お尻に入れれば犬のお散歩プレイができるんです!)
カザハナ(……碌な思い出が無い…)
レオン「何最悪な走馬灯を思い出そうとしてるんだい……」
カザハナ「れ、レオン、様……?」
???『………』
レオン「おい、不審者。彼女にこれ以上攻撃してみろ。そうしたら……」
レオン「僕がお前の隙を狙って魔道でバラバラにしてやる…」
レオン「彼女の攻撃でお前だって瀕死のはずだ…っ……」
カザハナ「れ…レオン様…」
レオン「……大丈夫だ。必ず生きて返す」
???『………やってみるといい』
レオン「何……!?」
???『お前が魔術を撃つよりも、私が弓を撃つ方が早いはずだからな…』
レオン「こいつっ…『ブリュン…』」
???『遅い…』スチャ…
???『ふっ!』バシュ!
レオン「『ヒルデ』!」
カッ!
レオン「………がはっ…く…」グラッ
???『………』
レオン「…っ…もろに、貰ったか…」
カザハナ「れ、レオン様…」
レオン「……けどね、これで十分なんだよ」
レオン「『手斧』の攻撃は効いたかい?」
???『………』
ハロルド「……ふっ…レオン様、なるほど…私に見せ場を譲ったのですね」
レオン「…ああ、君が凄い威力の弓を一回喰らった程度で倒れるとは思わなかったからね」
カザハナ「は、ハロルド、さん…」
ハロルド「正義の使者ハロルド、推参だ!少し倒れてはいたが、この程度、寝れば治る!」
サクラ「た、『大祭』!」
レオン「サクラ王女!ナイスだ!」
カザハナ「…あっ、傷が…」
マークス「……よし、動けそうだ…」
レオン「あんたは寝ててくれ」
マークス「ひどい」
レオン「…さて、これで形成は逆転したわけだけど……」
レオン「…どうする?まだやる?」
???『…………なるほど』
???『………お前たち全員を倒すのは困難らしい』
カザハナ「じゃあ降参ってわけ?」
ハロルド「悪党め…神妙に縄につくがいい!」
???『……まあ、私の目的は、その奥の本、なのだから…』キィィィン…
マークス「……む!?」
???『お前たちを、倒す必要は…ない!』
マークス「まずいぞ!あいつ、何かをしようと…」
サクラ「い、いけません!皆さん!伏せて!」
???『…はあああああああああああっ!』バシュウウウウウウウウウウウウウウウウ!
レオン「うわあああああああああっ!」
カザハナ「きゃあああああああっ!!」
???『……よし、全員…気を失ったか…』
???『これであの本は…私の物………』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【病室】
レオン「………痛たた…ここは……」
カザハナ「あっ、目が覚めました?」
マークス「レオン!大丈夫だったか!?心配したんだぞ!」
レオン「に、兄さん…カザハナ!」
ハロルド「私もいます!」
レオン「ハロルド…」
レオン「……あの泥棒が何かすごい閃光を放ったと思ったら、何か強い衝撃を受けた…」
レオン「あの後一体、何があったんだ?」
ハロルド「…まあ、私も似たような感じなので分からないのですが、あの泥棒…」
ハロルド「私達をまとめて攻撃するような技を持っていたのでしょうな」
ハロルド「それで、私たち全員が吹っ飛ばされ、気絶…」
カザハナ「……そのまま、本が奪われちゃったんです」
レオン「…そうなのか…くそっ…」
マークス「……気に病むことはない。あいつ。かなりの手練れだったぞ」
マークス「その中で無事だったのだ。むしろ幸運と思おう」
レオン「……兄さん……」
レオン「あんたが一撃入れられてたらまだわからなかったんだけどな」
マークス「ごめんなさい」
レオン「……まあ、無事なのはよかったよ。カザハナは大丈夫だった?」
カザハナ「あっ、はい…サクラ様が先に起きたみたいですぐに治してもらったんで、ピンピンしてます」
カザハナ「むしろ、レオン様は大丈夫なんです?一番起きるの遅かったですけど」
レオン「……まあ、僕が起きれなかった原因はむしろ……」
マークス「ふむ…病院で働くナース服の女性もいいな……」
レオン「……胃潰瘍とかそっちの方が原因だと思う」
カザハナ「あ…ああ……なるほど……」
レオン「…思い出したらまた胃が痛くなってきた……」
カザハナ「あ、レオン様、大丈夫ですか?」
カザハナ「よかったらあたし、今日残りますから…レオン様の看病しますよ?」
レオン「え…?サクラ王女は?」
ハロルド「サクラ王女は他の怪我人の治療に行ってますよ。最後の攻撃。どうやら予想以上に範囲が広かったみたいでね」
ハロルド「一般の職員や町民も被害が出てるそうで」
マークス「…今日はそっちにつきっきりになるだろうな。回復ができるのは彼女しかいない」
ハロルド「あれ?マークス王。あなた杖使えるんじゃ…」
マークス「ジークフリート使えないの嫌だから魔戦士になってきた」
レオン「貴重な数量限定品で何やってんだあんた」
マークス「アイエエエエエ…」
ハロルド「むこうに護衛も何人かいますし、サクラ王女は大丈夫でしょう」
ハロルド「私もこれからそちらを見に行くんで…」
レオン「うん、お願いするよ」
マークス「私も一緒に…」
レオン「ああ、ハロルド。一応こいつを先に動けないようにしといて」
レオン「鍵とかかけるよりはフリーズをひたすらかけといたほうが良い。逃げるから」
ハロルド「了解しました!ロッドナイトを何人か手配します!」
マークス「え?私何もしてなくね…」
カザハナ「と、いうわけで…レオン様」
レオン「…なに?」
カザハナ「お粥です!はい、あーん!」
レオン「……だからあーんはいらないって言ってるだろ?」
カザハナ「今日は怪我人でもあるじゃないですか!」
カザハナ「だから早く食べてくださいって!はいっ!」
レオン「……はあ…」
レオン「あーん……」
カザハナ「はいっ!」
レオン「…もぐもぐ…」
レオン「……しょっぱい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
???『………これで』
???『これでついに、私は…』
???『兄様を、手に出来る…』
サクラ「……はい、その通りです」
???『……来ましたね』
???『ふう……慣れないしゃべり方で話すのも、ちょっと限界ですね…』
サクラ「フードをとっても大丈夫ですよ?ここなら誰も見ていませんし」
???『はい、そうしましょう…』
サクラ『……』
サクラ「はい、お疲れ様でした。私」
サクラ『……怪我人の治療って名目だけど、長く開けてて大丈夫なんですか?私?』
サクラ「はい、今は食事を買ってくるって言って出てきたので」
サクラ『それならいいですけど…』
サクラ「ふふ、弓と杖を使えるんだから相手はアドベンチャラーって…」
サクラ「レオンさんも案外甘いですね」
サクラ『はい、弓と杖を使えるのは他にも、私のような…『戦巫女』もそうですからね』
サクラ「それにしても、この弓の力、凄いです…まさか4対1でも圧勝してしまうなんて…」
サクラ「『スカディ』と言いましたっけ、私」
サクラ『そうですよ、私。まあ私の弓の習熟度が低いせいで100%使いこなせていませんが、それでも十分凄かったですよ』
サクラ「それに、写し身を作る力があるなんて…流石透魔竜ハイドラの遺産だけありますね」
サクラ『私に当てないようにするの大変だったんですよ?私』
サクラ「そんなこと言ったらあなたがカザハナさんの攻撃を受けた時、大祭を使わなかったら危なかったんですからね、私」
サクラ「…まあ、それはいいですね。私」
サクラ『はい、それは些細な問題です。私』
サクラ「……だって必要なものは…」
サクラ『…手に入りましたから…』
【封印された魔道書】ズズズズズズズ…
サクラ『ページが破れてますね。私』
サクラ「はい、タイトルも読めませんね。私」
サクラ『どうします?私?このままだと盗んだ意味がないですよ?』
サクラ「大丈夫です。だって…」
サクラ「私、破れたページを昔拾ったじゃないですか」
サクラ「それをくっつければ直りますよ」
サクラ『ああ、そういえばそうでした!私、うっかりしてましたよ!』
サクラ「はい、敗れたページから力が流れてきて…」
サクラ「それで私も、この本の正体を知ることができたんですよね」
サクラ『そうですね、私。破れてても凄い力の本でしたからね』
サクラ「それに、私、本当にこの本が存在するとは思わなかったんです!」
サクラ「これを使えばきっと…」
サクラ「兄様はきっと、私に振り向いてくれるんです…」
サクラ『…そうですね、私。兄様はヒノカ姉様が大好きですからね』
サクラ「…はい。…いっそ、身体だけの関係でもいいんです」
サクラ「ヒノカ姉様に向けている愛の千分の一でも、私は兄様の愛が欲しい」
サクラ『はい。そのために兄様の子供を身ごもるんですよね』
サクラ「はい。その子供を身ごもって…」
サクラ「…その子をこの本に捧げなければなりませんからね」
サクラ『はい。そうすれば、この本との契約は終了して…』
サクラ「私は兄様と永遠にいっしょにいられますから」
サクラ『……そういえば私、この本のタイトルって何でしたっけ…』
サクラ「もう!重要なタイトルなんだから忘れないでくださいよ!」
サクラ「いいですか?この本のタイトルは……」
サクラ「『ロプトウス』っていうんですよ?」
今日はここまで。
『見切り』を習得した読者さん流石です。正解はサクラちゃんの写し身でした。
スカディはS武器?知らね。
近親相姦によってロプトの血が発現したというのが通説だったが
ロプトの血が近親姦を欲していた可能性が出てきましたね… ユリアとセリスの関係も未遂で終わったが血の発露だった可能性が
ロプトは近親大好きのド変態で力を封じ込めたロプトウスの書は触れた人間を近親姦に目覚めさせる悪魔の書だった…?
そういや聖戦の12聖戦士とガレは竜の力を分け与えられた者達だから龍脈使えるきょうだいと似通った設定だな ifのきょうだいは直系の子孫という事らしいが
ガロンがギュンターへ竜の血を与えようとしたってのと12聖戦士とガレが竜の血を与えられたって部分と似通う
そもそも神祖竜の数も12だったような気がするけどどうだったかな
>>539
アルヴィスがディアドラに惚れたのはマザコンだからってのが通説だけど
セリスとユリアが愛し合ったりしてたのを見るに「ロプトの血が惹かれあってる」説もあったり
まぁセリスが父親と好みが似てるからユリアに一目惚れしたって言われたりもする
幻の第三部でセリスとユリアが結婚してロプト復活する予定だったとか
ちなみにディアドラたちの先祖のマイラは戒めを見るに「近親相姦でロプト直系生まれる」っての知ってるっぽい
ヒノカもカムイが異母弟だと思ってた時期から惚れてた辺り・・・・
まぁコードギアスのルルーシュも初恋は異母姉妹だし
近親相姦脳なのか「カムイ」を愛してるのかどっちなんだ?
今期アニメの下ネタに出てくるアンナ先輩がここのSSのサクラオウみたいだと
ツバキ「……ん?ここは……」
ツバキ「…牢獄か?」
ツバキ(確か…サクラ様とカザハナが出かけて行って、俺は留守を預かって…)
ツバキ(完璧に留守をこなそうとして、そのあと…)
フェリシア「…気が付きましたか?」
ツバキ「……フェリシア?どうして意味がここに…」
ツバキ「それにどうして…下着姿なんだ…?」
フェリシア「…ツバキさんはいつだって、他の女の人にモテますよね…」
フェリシア「…そんなのずるいって、ツバキさんは私のものなのにって…」
ツバキ「……フェリシア…君、まさか…っ!?」
ツバキ(手首のあたりが縛られてる、これは…)
フェリシア「ツバキさん、これから二人で気持ちよくなりましょう…」
フェリシア「えへへ…それで…ずーっと、ここで一緒に暮らしましょうね…」
ツバキ「フェリシア…っ、やめ…」
フェリシア「……はうう…///」
ツバキ「……まさか俺を犯そうとした段階で怖くなってやめるとか思わなかったよ」
フェリシア「しょうがないじゃないですかっ!予想以上にツバキさんのが大きかったんですもん!」
ツバキ「それに、手の縛りが緩すぎて俺落ち着いたら完璧に解けたし…」
フェリシア「だ、だってきつく締めすぎたら腕の血が止まっちゃうじゃないですかっ!」
ツバキ「よく見たら鎖で出来た拘束具用意してあるけど解けた形跡ないし」
フェリシア「だって…準備したはいいけど、繋ぎ方も解き方もわからなかったんですもん…」
ツバキ「はあ…よくこれで俺を監禁しようと思ったね…」
フェリシア「ふええ…だって…」
フェリシア「……私、ツバキさんが他の女の人と付き合ったらどうしようって思ったら、いてもたっても居られなくなって…」
ツバキ「…フェリシア…」
フェリシア「ふえ…?…はううぅ!?」
フェリシア「い、いま、ツバキさん、私に、き、キス…」
ツバキ「これで信じてくれた?」
ツバキ「よかったら…君がしようとしたことの続き…俺が完璧に教えてあげるけど…」
フェリシア「ふえ、え…えーっと、えーっと…」
フェリシア「……優しく、お願いします」
ツバキ(………)
ツバキ(……俺の彼女は、ポンコツヤンデレだった)
飯食ってきたら本編行きます
まさかのツバキ×フェリシア
レオン(前回のあらすじ)
レオン(……謎の弓を使う不審者に僕らは敗北)
レオン(魔道書は奪われ、図書館は一定期間閉鎖)
レオン(必然的に僕らの『サクラ王女を読書好きの女の子に戻そう作戦』は失敗した)
レオン(そのあとどうなったか、というと…)
【白夜王国 温泉宿】
カザハナ「大人三人でお願いします!」
おばあちゃん「はいよ~」
レオン(温泉宿に来ていた)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「レオン様!サクラ様!温泉に行きません!?」
レオン「温泉?」
サクラ「温泉ですか?でも、いきなりなんで?」
カザハナ「ほら、図書館作戦は失敗だし、次は私の番です」
カザハナ「いっそサクラ様には旅を楽しんでもらって…」
カザハナ「その中で熱中できる何かを見つけてもらえばいいと思うんです」
サクラ「旅の中で、ですか…」
レオン「…まあ、いいんじゃない。反対する理由もないし」
カザハナ「よっし!決定って事で!」
カザハナ「あたし、暗夜と白夜の国境辺りにいい温泉宿知ってますから、そこに行きましょう!」
レオン「うん、頼むよ」
カザハナ(…まあ、もう一つはレオン様の胃の問題だけどね)
カザハナ(確かあそこの湯には、胃痛に聞く飲用の温泉もあったはずだよね…)
カザハナ(あたしたちのせいで迷惑かけてるんだから…ちゃんと気遣ってあげないと…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン(とまあ、カザハナに押し切られるような形でここまでやってきた)
レオン(丸2日くらいかかったが特に問題はなく…)
レオン(強いて言えば、サクラ王女が途中で盗賊に捕まり…)
レオン(『私をここで輪して犯すつもりなんですね!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!』というセリフに盗賊が困惑している隙に僕とカザハナが救出&デストロイ)
レオン(その後は快適な船旅だったので特に問題はなかった)
レオン(そういえば、あれ?温泉なのにあいつついて来てないの?と思う読者もいるだろうが…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハロルド「マークス王が逃げたぞ!追えーーーー!」
ハロルド「私はこっちを探す!お前たちはあっちだ!」
兵たち「はい!」
ハロルド「では諸君!頼んだぞ!」ダッ
タッタッタッ
ハロルド「今こっちにマークス王が来なかったか!?」
兵たち「ハロルドさん!?あちらに行かれたのでは!?」
ハロルド「バカモノ!そいつがマークス王だ!追えええええええ!」
ハロルド?「……」ベリッ
マークス「余裕」ポイッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン(という流れでどっかに逃げられたらしい。コントか)
で、苦労人レオンへのご褒美はまだですかね
カザハナも苦労かけてるとお思いならサクラと一緒に濃厚なケモミミじゃれ付きでもして差し上げろ
サクラ「カザハナさん。ここの女将さんとは知り合いなんですか?」
カザハナ「まあ、ちょくちょくここまで温泉に入りに来てたんですよ」
カザハナ「休暇中にここの温泉に入ると大分疲れが抜けるんで。その時に顔見知りに」
サクラ「そうなんですか…因みにここ温泉は混浴なんですか?」
レオン「女の子が言うセリフじゃないね」
カザハナ「いえ、混浴じゃないです」
サクラ「そうですか…良かった…」
レオン「あれ、意外と普通…」
サクラ「誰かが男湯から覗いているかもしれないって言う感覚を味わいながらお風呂に入れそうですね」
レオン「ごめん。違った」
サクラ「…はうう、あの、レオンさん…ちょっと…」
レオン「どうしたの?」
サクラ「…私、我慢してきたんですけど、やっぱり限界みたいです…」
サクラ「丸2日自分でしてないせいで、あの…」
サクラ「……愛液が、足を伝ってたれてきちゃって…」
レオン「さて、楽しみだなー、温泉」(無視)
>>563
美形なのに女っけの無さは異常
シスコンでブラコンだから仕方ないね
おばちゃん「はいよ、カザハナちゃん。二人部屋の鍵二つね」
カザハナ「ありがと!おばちゃん!」
カザハナ「…じゃあ、部屋割りは…」
レオン「僕が一人だね?男一人だし」
カザハナ「………ま、まあ…そうですよね」
サクラ「カザハナさん!よろしくお願いします!」
カザハナ「はい、サクラ様!」
サクラ「ちょっと久しぶりに私のネタについて語りましょう!」グイグイ
カザハナ「え!?ちょ、ま…それは勘弁して―!」ズルズル
レオン「……すまないね、カザハナ」
レオン「さて、二人部屋を一人で使えるんだ。たまにはゆっくりしよう」
レオン「……そういえば、白夜特有のバスローブを浴衣というんだっけ。着方、分かるかな…」
レオン「………部屋に説明書でもおいてあればいいけど…」ガラッ
アクア「お邪魔してるわね」ポリポリ
レオン「何でいんの!?」
アクア「……お煎餅おいし」ポリポリ」
アクアネキキタ━(゚∀゚)━!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「…つまり、有休をとり透魔王国から出てきてバカンスを満喫していたら…」
レオン「僕らが何かをしていると噂で聞いて、ここまでやって来たと…」
レオン「趣味が悪いな。こっちは遊んでるわけじゃないのに」
アクア「少し違うわ、レオン」
レオン「…何が?」
アクア「あなた達が何かをしているのが面白そうだから有休をとったのよ」
レオン「なお悪いわ」
アクア「…それにしても、今度はサクラの自慰中毒を治そうとしてるなんてね」
アクア「私はもう既に諦めているレベルよ?」
レオン「…そういえば君、あの隠し芸大会の時(前スレ参照)やたら悟った顔をしてたけど…」
レオン「全部知ってたんだね…」
アクア「ええ。話してもどうにもならないから話さなかっただけよ」
レオン「はあ…まあいいけどさ」
アクア「あの子ってば昔っから暇つぶしのように自慰行為にふけっていたから」
アクア「カムイが帰ってきた辺りからは毎日のようにしてたわよ」
レオン「ヒノカ王女もそんなこと言ってたね…」
アクア「ええ、見ていてだんだんレベルが上がっていくのが分かったわ。毎回シチュエーションが凄いもの」
レオン「見てたのかよ。止めろよ」
アクア「さて…ではそろそろ温泉に行きましょうか」
レオン「……そうだね。せっかく来たわけだし」
レオン「所でアクア」
アクア「何かしら?」
レオン「……こっちの部屋に泊まる気?」
アクア「当然でしょう?わざわざ向こうの二人部屋を狭くする理由が無いもの」
レオン「……せめて新しく部屋をとるとか」
アクア「嫌よ。あなた達の観察のために有給をとったのに。それじゃあ意味ないわ」
レオン「……」キリキリキリ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【男湯】
レオン「…はあ」
レオン「こっちについてくるなんて言い出さなかったのが救いだよ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【女湯】
サクラ「あっ、アクア姉様っ!」
カザハナ「アクア様!?どうしてここに?」
アクア「偶然私もここに泊まっていたのよ」
アクア「それで、折角だからレオンの部屋と一緒にしてもらったの」
サクラ「そ、そうだったんですか…」
カザハナ「へ…へぇ…そうなんですか……レオン様と一緒の……
アクア「………!」
アクア「………そうよ、レオンと一緒に寝ようと思うわ」
カザハナ「う、うぎぎぎぎぎぎ…」
サクラ「か、カザハナさん?どうしたんですか?」
カザハナ「な、何でもない!」
アクア(わかりやすい子)
アクアネキさん幼少期暗夜貴族たちから虐待されててトラウマ持ちな可哀想な子だったんですよ!
【男湯】
レオン「…さて、ゆっくり湯船につかろうかな……」
???「おや…何処かで聞いたことがあると思ったら……」
???「君だったのかい、レオン王子!」
レオン「…?誰だい?」
ニシキ「やあ、僕だよ」
レオン「お前は…ニシキか?」
ニシキ「そう!覚えててくれたんだね!」
ニシキ「いやあ、本当に久しぶり!元気してたかい!?」
レオン「…いや、まあ…そこそこね…」
ニシキ「? どうしたんだい?」
ニシキ「わかった…!マークス王のせいだろう!彼は変態だって僕らの間でも有名だからねー」
レオン「兄さんどれだけ汚名を轟かせてるんだよ」
ニシキ「今朝の朝刊見たかい?やたらと騒がせてたけど…」
レオン「え?朝刊?…移動中だったから見てないな。そういえば」
ニシキ「うん。大変なことになったみたいだよ。ミューズの歌姫が一人攫われたとか」
レオン「え?」
ニシキ「なんでも、攫った人間は忍者っぽいから最初は白夜の人間だって噂が立ったけど…」
ニシキ「よく見たら、顔がマークス王だったんだって」
レオン「あいつまだ魔戦士やってんのか…」
ニシキ「警備隊がフリーズやウィークネスで止めようとしたけど、あまり効かなかったし、効いてもすぐに解除されちゃったんだってさ」
レオン「しかも滅茶苦茶活用してるし」
レオン「お義父さん!」
ニシキ「あ?なんだって?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【女湯】
サクラ「レオンさんもお風呂に入ってるんですか?」
アクア「ええ。私と一緒に出てきたもの」
アクア「今頃男湯の中じゃないかしら」
カザハナ「ううううう……」ブクブクブク…
アクア「……まあ、ゆっくりさせてあげましょう。あの子、胃が痛くなってたみたいだし」
サクラ「そうなんですか?」
カザハナ「…はい、胃潰瘍になったって言ってました…」
アクア「あら…あの子ってばストレスを溜めこむタイプだからね」
サクラ「ああ…何となくわかります」
アクア「ええ、きっとそのせいね」
サクラ「私も溜まっちゃって仕方ないですから…」ハァハァ…
アクア「サクラはキャパが小さすぎるものね」
カザハナ「…ストレスを、溜めこむ…」ブクブクブク…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニシキ「……なるほどね。サクラ王女が万年発情期と」
レオン「ああ、それを何とかしようと部下の子と頑張ってるんだよ
ニシキ「発情期、ねえ、うちもうちでそれに悩むからねえ」
レオン「そうなのかい?」
ニシキ「ああ、特に雌の妖狐にはそれが顕著なんだ」
ニシキ「時期が来ると、里の雄が何人か襲われ出して…」
ニシキ「それから何か月かすると、里の雌が何人か身ごもってるのさ」
ニシキ「それが毎年毎年ね。しかもひどいときは誰を襲ったのか覚えてない雌だっているし」
レオン「……そ、それはうらやまげふんげふん、けしからんね」
ニシキ「だろ?里の長だったころは後処理が大変でねー」
レオン「………」
ニシキ「ふう…いい感じにあったまるね。疲れが取れるよ!」
レオン「……なあ、ニシキ…」
ニシキ「ん?どうしたの?」
レオン「……しっぽが…」
ニシキ「ああ、これ?自慢の毛並なんだ!」
レオン「……ああ…」
レオン「耳も……」
ニシキ「ははは、妖狐なんだから当然だろ?」
レオン「……すまん。先に上がる」
ニシキ「…?うん、オッケー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【男湯 更衣室】
レオン「………」
レオン「…うおらぁぁぁぁぁぁっっ!!」ガンッッッ!!(壁に頭突き)
レオン「………」
レオン「危ない、我を忘れてモフモフするところだった…」
レオン「…やってしまったら社会的に死ぬ。死んでしまう」
レオン「つーか相手は男だから。せめて女の子相手にしようよ、僕…」
アクアさんももふもふ好きらしいぞ!
【女湯】
アクア(……『危ない、我を忘れてモフモフするところだった』とレオンは言っているでしょうね)
アクア(当然ね。あの子のケモ耳属性好きっぷりは筋金入りだもの)
アクア(ニシキが先に入っていることを見ておいてよかったわ。行動が分かりやすくなるもの)
アクア(あとは…)チラッ
カザハナ「………」ブクブクブクブク
アクア「そう言えばサクラ、レオンはね、動物の耳を撫でるのが好きなのよ」
サクラ「え?そうなんですか?」
カザハナ「!?」
アクア「ええ、動物の耳を撫でているととても癒されるんですって」
カザハナ「!!?」
サクラ「へえ、そうなんですか……」
アクア「ええ、特に狐耳や狼耳が好みみたい」
サクラ「ああ、それは知ってます。聞いたんで!」
カザハナ「狐耳と狼耳…」
アクア「…そういえば、ここ、妖狐の里が近いからか、狐耳のつけ耳おいてあったわね」
サクラ「はい、お土産みたいですね!」
カザハナ「………ちょっとあたし、先に出ます!」
サクラ「え?もう出るんですか?」
カザハナ「はい!行きたいところがあるので!」ザバ
アクア「そう、気を付けてね」
カザハナ「それじゃあ!」
アクア「………」
アクア「………ふう」(←やり切った顔)
【レオンとアクアの部屋】
レオン「……落ち着かない…」
レオン(あんな上質な耳としっぽを逃したのはデカい)
レオン(はあ…なでなでしたい)
レオン(……クソ…城だったら飼ってる犬や猫と戯れているところだけど…)
レオン(せめて撫でまわせる対象が欲しい。はあ…窓開けっ放しにしてたらリスとか迷い込んでこないかな…)
トントントン
レオン「………はい?」
カザハナ「ど、どうも!レオン様!あたしです!カザハナです!」
レオン「……カザハナ?どうしたの?温泉は?」
カザハナ「もう出てきたんです!それより、レオン様に見せたいものが!」
レオン「……見せたいもの?」
カザハナ「はい!なのでちょっと開けてくれませんか?」
レオン「うん、わかった……」
ガラッ
カザハナ(E:狐耳)「………」
レオン「………」
カザハナ「………ど…」
レオン「………ど?」
カザハナ「どうですか……コン?」
レオン「………!?」プルプルプル…
カザハナ「……コン」
レオン「………」ワナワナワナ…
レオン「うわあああああああああああああ!かわいいいよおおおおおおおおおおおおおお!」ガバッ
カザハナ「え?レオン様!?どうしたんですか!?」
カザハナ「ひゃ、どこ触ってるんですか!?そこお尻…ひゃあっ!」
レオン「あれ?しっぽが無いんだけど(錯乱)」
カザハナ「だ、だからお尻…ひゃっ、だめぇ…っ」
レオン「まあいいや、耳を思うがまま…」
カザハナ「ひゃ、頭…うう…」
レオン「…でもやっぱりしっぽが…」
カザハナ「だからそこお尻なんですってば…ひ、や…あふ…」
カザハナ「あっ…」ビクン
カザハナ(や、やばっ…気持ちいい……かも…)
レオン「はあ…癒されるなあ……」(幻覚状態)
このあとめちゃくちゃ撫でまわした(至って健全なことしかしていません))
今日はここまで
今日は珍しく健全だった(小学生並みの感想)
カザハナちゃんを優遇しているのはサクラの部下ってのもあるけど
一番の理由は一週目の白夜で未亡人にしてしまった罪滅ぼし
理由は分かるやろ?(でもあいつとくっつけるつもりはない。いいね?)
乙なのだよ
スズカゼさんは初見殺し
当時本スレでも生存方法を模索してたな
カップリングはどうやって決めてるんだろうと少し疑問に
こんなんされたらまたカザハナちゃんムラムラしてまうやろ…
サクラ「…はあ…極楽です…」
アクア「そうね。温泉につかるのも久しぶりだからね」
サクラ「……私、思うんですけど…」
サクラ「こんなに広いお風呂を2人だけで使ってるといろいろやりたいことがあると思うんです。」
アクア「ええ、あるわね」
アクア「私だったらお風呂で歌いたい気分ね」
サクラ「はい、アクア姉様らしいですね」
アクア「ええ、あまりやりすぎると次のお客さんが入って来辛くなるから公共の場ではしないけど」
アクア「サクラはどうなの?」
サクラ「……私ですか?そうですね……」
サクラ「やっぱり、自慰行為ですね」
アクア「ブレないわね。流石よ」
サクラ「はい。お風呂場プレイって言うのは男性だけではなく、女性も夢だと思うんです」
サクラ「色んな所がびしょびしょになってもすぐに洗い流せますし…」
サクラ「もしイっちゃった時に間違えて洩らしちゃったとしても湯船の中なら大丈夫ですから」
アクア「もう、サクラ。それは温泉のマナー違反だからやめなさい」
サクラ「はい。私も想像だけにしておきますね」
サクラ(……あ…ふ…ぁ…ぁぁぁ、ん…)
サクラ(……実は、お風呂に入った時に…)
サクラ(兄様にお風呂の中で犯される想像をして、三回くらいイっちゃいました…)
サクラ(でもほら、アクア姉様も気づいてないんです…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マークス「そのお湯いくらで買えるかなああああああああああっ!」←(攫って逃走中)
ベルカ「わぁぁぁぁぁん……助けて…ルーナぁ…カミラ様ぁ…」←(攫われて誘拐中)
基本的にこのSSのカップリングは自分の一週目のデータをベースに作ってます
飯食ったら本編
レオン(前回のあらすじ)
レオン(自室で休んでいたら可愛い狐が飛び込んできた)
レオン(我慢のできなかった僕は思いっきりもふもふすることにした)
レオン(可愛い。マジ可愛い)
レオン(野生の狐は疫病を持っている可能性があると言うが知るかそんなもん)
レオン(特に尻尾、尻尾の辺りが最高)
レオン(この子尻尾短いけど、触り心地がすっごくいい。すべすべする)
レオン(思わず思いっきり撫で回してしまったくらいだ)
レオン(そうだ。尻尾に顔を埋めるとしよう。それが良い)
レオン(…おっ、何か暴れ出した。そりゃ尻尾は敏感な部分だから暴れるか)
レオン(暴れないで、暴れないで。ちょっと五分くらい顔埋めてモフモフするだけだから)
レオン(……うわ、何これ。めっちゃすべすべする)
レオン(うわすっごくいい。いい香りがする。これは五分と言わずしばらく頬ずりしてたい)
レオン(それに、毛皮の感触というより、人肌に近いような…)
レオン(……ん?)
カザハナ「や、あ、レオン様…ダメ、…お尻に、顔、埋めないでよぉ…」
カザハナ「やっ、顔こすりつけちゃ、ダメェ…」
カザハナ「へ、変な感じに、なっちゃうよぉ…ふ、あっ…」
レオン「」
アクア「プークスクス」←風呂から帰ってきた
カザハナ「レオン様の変態!馬鹿!やっぱりマークス王の弟だよ!」
カザハナ「今日はもう私サクラ様の部屋に帰りますから!」
カザハナ「あと食事は別々にお願いします!部屋に運んでもらうよう注文しますから!」
カザハナ「~~~~~~~~~////」ダッ
アクア「顔真っ赤にして逃げてったわね」
レオン「わああああああっ!僕も結局マークス兄さんと同じレベルか!」
アクア「レオン。流石ね。狐耳のカチューシャをつけるだけであそこまでなるとは思わなかったわ」
レオン「君の差し金かあああああっ!最悪だよもおおおおおおっ!」
レオン「しょうがないだろおおおっ!こちとらしばらくケモ耳と戯れる機会がなかったんだからさあああああっ!」
アクア「…レオン」
レオン「何だよおおおおおおっ!!!」
アクア「………」(狐カチューシャをつける)
アクア「許してコン?」
レオン「………」
レオン「……」
レオン「いや許せないだろ!カザハナになんてお詫びすればいいんだよ!」
アクア(今許しかけたわね)
【そして夕食時】
アクア「ほらレオン。しっかり食べなさい。この魚の煮つけ美味しいわよ」
レオン「…うるさい、僕は医者に流動食しか食べるなって言われてるんだよ」
アクア「……なるほど。だからあなたにはお粥しかないのね」
レオン「……まあね」
アクア「…白夜産の最高級米を渓流の清水で炊いて…」
アクア「付け合わせには消化に良い山菜各種」
アクア「おそらく使われている塩も最高級の物でしょうね」
アクア「とってもいいお粥じゃない」
レオン「う、うん…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「ま、まあ…病気の人に無理矢理重い物食べさせるわけにはいかないし…」
カザハナ「お粥を頼んであげるのは当然だよね」
カザハナ「い、一番良い奴頼んであげよ。それでも私たちが食べたものより安いし!」
サクラ「カザハナさんカザハナさん。食後のデザートにリンゴ飴を買ってきましたよ」
カザハナ「あっ、ありがとう。サクラ。気が利くぅ」
サクラ「えへへ……はむっ、ちゅる…じゅる……」
サクラ「ふぁ…ちゅるる…れろっ、…ちょっろ、おおひいれふ…ちゅぱ…」
サクラ「はっ、はむ…じゅるるる、ぷはっ…」
サクラ「じゅるる、じゅるるるる、じゅるるるるるっ、ぷはっ…」
サクラ「…ごめんなさい…(買ったサイズが)大きすぎて、食べきれません…」
カザハナ「その食べ方はおかしい」
アクア「…ご馳走様。流石宿の食事。美味しかったわね」
レオン「うん…丁度いい味付けだったね」
アクア「カザハナにはお礼を言っておきなさい。謝るついでに」
レオン「いや、謝るも何も原因は君で…まあいいよ」
レオン「実際、悪いことをしたのは僕なわけだしね」
アクア「……全く、あなた獣耳がついていれば何でもいいの?」
レオン「そういうわけじゃない。僕は別に動物に対して劣情を催したりはしない」
レオン「動物はキチンと愛でてあげるものだからね」
アクア「へえ、そうなの」
アクア「じゃあ何?ニシキやフランネルには…」
レオン「……まあ、動物好きとしては、いろいろ感情を持ったりするさ」
レオン「それだけ、それだけだよ。別に他意はない」
アクア「…そう、ならば例えばの話だけど…」
アクア「サクラが犬プレイの話をするじゃない?」
レオン「……あ、ああ……」
アクア「仮に、サクラが犬耳や尻尾を完全装備して…」
アクア「…あなたを誘ってきたらどうする?」
レオン「…………」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ(犬セット完全装備)「わふっ、レオンさん、どうですか?」
レオン「さ、サクラ王女?どうしたんだい…?」
サクラ「レオンさんが動物好きって言ってたのを思い出して…」
サクラ「ちょっと着けてみたんです!わんっ」
レオン「…………かわいい」
サクラ「えへへ、よかったですっ!…それで…レオンさん……」
サクラ「私、実は発情期の真っただ中で……」モジモジ
レオン「…えっ?」
サクラ「…もう、アソコからとろとろした愛液もいっぱい出てえるんです…くーん…」
サクラ「ここが、レオンさんと繋がりたいってキュンキュンしちゃってるんですよ…」
サクラ「……だから、レオンさん……」
サクラ「犬みたいに…私を後ろから犯してくれませんか?」
レオン「……うわあああああああっ!!!」ズプッ
サクラ「きゃいいいいいん!そんなっ、いきなりぃっ!」
レオン「ほら、これで満足かい!?犬みたいに両手をついて…」
レオン「後ろから犯されるのはさっ!」
サクラ「きゃん!きゃん!わんっ、わふぅ…っ!やぁ、サクラワンコの中、乱暴に突かれてますぅ!」
レオン「…大型犬が小型犬と交尾するときは…っ、もっとすごいらしいけどっ!?」
サクラ「きゃん、やあっ、きゃいん!そうなんです、かあっ?」
サクラ「じゃあっ、ドーベルマンみたいに突いてくださいっ!きゃんっ!」
サクラ「……犬サクラのおま○こ、めちゃくちゃにしてえええええっ」
レオン「ああっ、望み通りにしてあげるよっ!!」
サクラ「わんっ、わぁんっ、きゃいいいいいん!きゃんっ、きゃんっ!!」
サクラ「きゃいいいいいいいいいいいいいいいいいん♡」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「別に何も感じるわけないだろっ!」グググ…
アクア「じゃあ何で前屈みになってるのよ…」
レオン「……正直言わせてもらっていいかい?」
アクア「ええ、いいわよ」
レオン「そりゃ反応するよ!だってかわいいもん!」
レオン「サクラ王女はさ、何故か僕に対しても淫語を連発するよね?」
レオン「こっちだって堪らないんだよ!あれを何度も連発されたらさ!」
レオン「やれ『愛液が垂れて来た』だの!やれ『乱暴に犯してほしい』だの!」
レオン「終いには『犬のように乱暴に扱って欲しい』だってさ!」
レオン「ゼロの言葉で精神的に鍛えられていたからまだよかったけどさ…」
レオン「あのレベルの言葉をCV金本寿子で連発されたら色々と溜まるんだよ!」
レオン「極力女として見ずにこういう生物なんだなって事で納得してたよ…」
レオン「でもそんな風に言われたら女として見ちゃうじゃん!ヤバイじゃん!」
レオン「僕兄さんみたいな変態になりたくないんだけど!」
アクア「…………」
アクア「ええ…」(困惑)
レオン「困惑しないでよ!悩みとしてはこっちは真剣なんだよ!」
レオン「君が言った話なんだから責任取ってくれよ!」
アクア「………えっと、まあ…そうねえ……」
ちょっと休憩
そりゃ男だったら誰だって溜まりますわ
アクア「…………」
アクア「レオン、ちょっとこっちに来なさい」
レオン「……何?」
【男湯】
アクア「着いたわ」
レオン「……何で温泉?というか何でナチュラルに男湯に入ってるのさ…」
アクア「気にしないで。まずは準備運動しなさい」
レオン「は?何で…」
アクア「いいから。ラジオ体操第一~♪」
レオン「ラジオ体操歌えるんだ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アクア「よし、準備完了ね。湯船につかりなさい」
レオン「え?……うん、わかった…」ザブン…
アクア「……えっと、あそこね」
ピーン(龍脈発動音)
レオン「うわ!?くそ寒いんだけど!?」
アクア「龍脈の力で一時的にこの風呂を水風呂にしたわ。」
アクア「頭は冷えたかしら?」
レオン「おかげさまでね…」ガクガクブルブル…
アクア「しっかり肩までつかりなさい」
レオン「拷問かっ!…うわ寒い…」
アクア「あなたの…あの……それが鎮まったら教えてあげるわ」
アクア「……サクラの自慰中毒の治し方をね」
レオン「……え?」
レオン「……どういうこと?治すのを諦めてたんじゃなかったの?」
アクア「まあ、あの時まではそうだったからね」
アクア「けど、ちょっと思いついたことがあるのよ」
アクア「……サクラの自慰中毒の根本の原因ってなんだかわかる?」
レオン「……まあ、多分、だけど……」
レオン「カムイ兄さんの存在、じゃないかな?」
アクア「そうね。あの子はカムイに恋をしていて、それが自分の性欲に繋がっている」
アクア「温泉に例えるなら、恋という感情が源泉になって…性欲というお湯で身体を満たしている状態ね」
レオン「……と、いうと?」
アクア「つまりわね……」
アクア「あの子の恋をカムイに終わらせて貰えばいいのよ」
レオン「恋を終わらせるって…どうするのさ?」
アクア「カムイに会わせればいいのよ」
レオン「……兄さんに一夜限りの関係を持ってやれってお願いするわけ?」
アクア「いいえ、女の子にとってはもっと残酷なことよ」
アクア「カムイには『サクラを女性として見ることはできない』って言ってもらうわ」
レオン「……つまり、何?振ってもらうって事?」
アクア「ええ、荒療治にはなるけどね」
レオン「……大丈夫なのかい?」
アクア「最悪、あの子は自分自身を見失う事になるわね。何年も自慰を続けるほどあの子はカムイの事が好きだったんだし」
アクア「そこは私たちがフォローを入れるしかないわ」
レオン「……それもそれで、残酷な話だね」
アクア「ええ、でもそうしないとあの子の時間はいずれ止まったままになるわ」
アクア「『カムイが自分を女として見てくれている』という妄想に憑りつかれたままね」
レオン「……そう、だね」
アクア「あなたも知っているはずよ。精神の時間がつい最近まで止まっていた人物の事を」
アクア「そんな状態の人間が、まともの範疇でいたかしら?」
レオン「……ピエリのことかい?彼女は……」
アクア「ラズワルドという理解者が針を進めてくれたから何とかなった。けど…」
アクア「サクラの針はどうするの?そしてそれを進められるのは?」
レオン「……彼女が恋焦がれた、カムイ兄さんしかいない、か…」
アクア「……自分でもこういう方法しか思いつかないのは嫌になるけど…」
アクア「こうでもしなければ、サクラを元に戻すなんて不可能よ」
レオン「……アクア…」
レオン「……やっぱり、サクラの姉なんだね」
レオン「厳しくても、それが彼女のためだと思ってるから僕に話したんだろう?」
アクア「……ええ」
アクア「……明日にでも透魔王国に向かいましょう。有給使ってるのに職場に戻るのは嫌だけど」
レオン「……いいのかい?」
アクア「妹のためだもの、見届けるのが姉の役目だし」
アクア「じゃ、先に戻って寝るわ。もう少ししたらお湯の温度も戻ると思うし……」
アクア「身体を温めて戻ってきなさい」
レオン「…うん、わかったよ…」
アクア「じゃあね」
レオン「………」
レオン「………」
レオン「………あっ、温かくなってきた」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アクア「……ふう、柄にもなく緊張したわね……」
アクア「帰ってさっさと寝ましょうか…あら?」
サクラ「………」スタスタ
アクア「……サクラ?こんな夜遅くにどこに……」
【宿から離れた林】
サクラ「……うふふ、えへへ……」
サクラ「……兄様……」スルッ
サクラ「兄様、こんな林に呼び出して何するつもりなんですか……」
サクラ「ん、やあああっ……え?私が欲しくなった…?」
サクラ「ふふ、兄様はエッチですね。いいですよ……は、んっ…」クチュクチュ
アクア(木陰)「……何だ、いつものイメージプレイなのね。何かあったかと思ったわ」
サクラ「やぁ、ん、だめですよぉ…はげしいですぅ……」クチュ
サクラ「………にいさまぁ、やっ、にいさまのまたおっきくなりましたよ……」クチュクチュ…
サクラ「……やっ、イく…にいさまの、なかで、だされ…っ……えっ…?」
サクラ「……んもう、いいところだったのに…一体何なんですか…」
アクア「……えっ?」
サクラ「……どうしたんですかぁ…はぁい…問題ありません…」
サクラ「いっそ、明日兄様の所に行こうって自分から言おうとしてたんです…」
サクラ「大丈夫ですよ?きっと兄様は私を迎え入れてくれますし…」
サクラ「あなた様のお力添えを頂かなくても結構ですよぉ…」
サクラ「きっと兄様は、私を…はうう…」
サクラ「私を…いっぱいいっぱい…犯してくれるはずですから……」
サクラ「だから、大丈夫なんですよぉ…『ロプト様』」
アクア「……サクラ…いったい誰と話を…?」
アクア「ロプト様…?いったい誰なの?ここにはサクラと私しかいないはず……」
サクラ「え?兄様は伴侶がいるはずだから、この術を使えって?」
サクラ「大丈夫ですよ…問題はありませんから」
サクラ「わざわざディアドラさんみたいにして奪っても意味がないんですよ…」
サクラ「兄様に、きちんと選んでもらわないとぉ…」
サクラ「は、ぁん…意味はないですから…」
サクラ「………え?話をしている間くらい自慰行為はやめろ?」
サクラ「だってぇ…私に教えてくれたのはロプト様じゃないですかぁ……」
サクラ「兄様を想って自慰をすれば、何倍も何倍も…」
サクラ「兄様が好きな気持ちが強くなって…」
サクラ「兄様の子が、やぁ…授かれるってぇ…」
アクア(……ロプト、少なくとも、ただ事じゃないわね…)
アクア(あの子…明らかに何かと話してる。それに…)
アクア(それに、このハイドラレベルの穢れを凝縮したような気配は…一体…)
サクラ「あはぁっ、大丈夫ですよぉ…ロプト様のお願いはきちんとかなえますから…」
サクラ「きちんと、私…兄様の子を授かりますから…」
サクラ「……そのためには、まず……」
サクラ『盗み聞きしている姉様をどうにかしないとですね♪』
アクア「!?」
サクラ『そおれっ!』バシュッ!
アクア「くっ…」バッ
サクラ「姉様、盗み聞きはよくないですよ?」
サクラ『こうやって矢を撃たれても文句は言えませんよ?避けられでしまいましたけど』
アクア「サクラ…これは…写し身?」
サクラ「はい!この弓の力なんです!」
サクラ『姉様は知ってるんじゃないですか?これ元々透魔の物ですし…』
アクア「……それは…!スカディなのね…」
アクア「行方不明になっていたハイドラの作り出した神器…貴女が持っていたなんて…」
サクラ『はい!ご名答です!』
サクラ「この弓ってすごいですよね…写し身を簡単に作ることができますし…」
サクラ『それに、遠くまで飛びますからね!』
サクラ「はい!タクミ兄様の風神弓なんか涙目ですよ!」
アクア「じゃあ…貴女を操っているのはハイドラなの?」
サクラ「違いますよ…ハイドラなんかよりもっと素敵な神様なんです」
サクラ『それに、操られていませんよぉ…』
サクラ「私を導いてくださっている方の名前は……『ロプトウス』」
サクラ『私が兄様が攫われたことで罪の意識を感じた時…』
サクラ「どうすればいいかロプト様は導いてくださったんです」
サクラ『兄様が私の代わりにさらわれたのなら…』
サクラ「私は贖罪をしなければならない」
サクラ『そのために、私が兄様の欲望の捌け口となって……』
サクラ「兄様の子を産まなければならないんですよ」
サクラ『産まれた子は、ロプトウス様が私と同じように導いてくださるそうです』
サクラ「『それが私の出来る贖罪の形にして、導いてもらった恩返しです』」
アクア「……なるほどね」
アクア「……ロプトウス、聞こえているかは知らないけど…」
アクア「そうやってあなたは、サクラを誑かして……利用した…!」
アクア「………許せないわね。まずは……」
アクア「サクラを、返しなさい…~♪…~♪……」
サクラ「……なるほど、ハイドラの呪いすら断ち切る歌、ですか…」
サクラ「流石にこれは、スカディだけでは面倒そうです」
サクラ『どうします?私?』
サクラ「ふふ、ちょうどいいです。アクア姉様には…」
サクラ「力を取り戻したロプト様の実験台になってもらいましょう」
アクア「~♪…♪~」
サクラ「……では、ロプト様…お願いします」
アクア「~♪、♪~…」
アクア(あれは…魔道書?けど…)
アクア(何なの…?あの禍々しいオーラは…)
サクラ「……あ、はは…力を感じます!さすが、ロプト様…」
サクラ「これなら、持っているだけで…」
サクラ「……あの歌は、もう意味ないですね」
アクア「♪~…っ…」
アクア(何?あの魔道書をサクラが開いた瞬間…)
アクア(私の歌の力が、半分ほどに弱められた!?)
アクア「…っ……これじゃあ…」
サクラ「ええ。ロプト様の力を断ち切るのは不可能です」
サクラ「そして…」ブウウン…
サクラ「しばらく、眠っていてくださいね?姉様…」バシュウ…
アクア「サク…きゃあああああああああっ!」
サクラ「さて、ロプトウス様。それじゃあ力をお貸しください」
サクラ『姉様に「覚えててもらわれる」と都合が悪いですし』
サクラ「今の私たちのやり取りを記憶から部分的に消去しましょう」
サクラ『あんまり複雑な記憶操作は難しいですし、油断するとすぐ解けますからね』
アクア「…くっ…さく、ら…」
サクラ「それじゃあアクア姉様」
サクラ「『おやすみなさい』」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アクア「………っ、あら」
アクア「私、何でこんな所で倒れて……」
サクラ「姉様っ!」
アクア「サクラ?いったいどうしたの?」
サクラ「どうしたのじゃないですよ!いきなり外に飛び出して!」
サクラ「何かあったらどうするつもりだったんですか!」
アクア「あ、ごめんなさい…心配かけたわね…」
サクラ「本当ですよ…カザハナさんもレオンさんも心配してたんですよ?」
アクア「ええ…っ…」
サクラ「どうしたんですか?」
アクア「ちょっと身体が、痛くて…」
サクラ「大丈夫ですか?どこか怪我でも?」
サクラ「ともかく宿に戻りましょう?私が治しますから…」
アクア「……ええ…」
アクア(……何で私…外で倒れたのかしら……)
サクラ「…………」
サクラ「……うふふ……」
今日はここまで
清純な子の悪落ちってエロイよね
カザハナ「…サクラ、遅いなあ…」
カザハナ「散歩に行ってきます、って言ってたけど…明らかにアレな目だったから…」
カザハナ「自分で…シに行ったんだろうなぁ…」
カザハナ「………」
カザハナ「ううううううう……」
カザハナ(ダメだ…今日はやっぱり、なんというか…ムズムズする、というか…)
カザハナ(むらむらする…というか…)
カザハナ(……やっぱり、ここ最近いろいろなことで刺激を受けてばっかりだからなのかなあ…)
カザハナ(でも、それ以上に…)
カザハナ(……うう、お尻…)
カザハナ(レオン様に触られたところが、一番ムズムズする…)
カザハナ(うあああ…何でよお…レオン様はサクラをあんな風にした原因で……)
カザハナ(私のお尻をこんな風にした変態なのに…)
『……大丈夫だ。必ず生きて返す』『…君の苦労はよく分かるよ』
カザハナ「……う、あ…」ツン…
カザハナ(!?、なんであたし…お尻の穴なんか触って……)
カザハナ(ダメよ!こんなの流石にサクラだってしないよ!……うう…)チョン
カザハナ「ひうっ…、やっ、どうし、て……止まらない…」サワサワ
カザハナ「あ、うう…こんなの知らない…知らないよぉ…」
カザハナ「お尻の穴でする、って聞いたことはっ、あるけど…」
カザハナ「そんなの…変態、すぎるよぉ…」クリュ…クリュ…
カザハナ「あたしはぁ…へんたいじゃ…ひゃいっ!?」ビクンッ
カザハナ(今……お尻の穴で……びくって、なった…)
カザハナ(って、そんなわけないよ!あたしがそんな風になるわけ…)
カザハナ(もう一回触ってみれば……わかるもん……)ソォ…
カザハナ「…ん、ひゃあ…ん…く、ああんっ…」ツン、クニュ…クニュ…
カザハナ「あ…ひ、く…ひ、ぁんっ…!」ビクビク
カザハナ「なんでぇ…どうしてなのぉ…なんで、おしりが気持ちいいのぉ…?」
カザハナ「お尻で感じるなんて…あたし…あたし…」
カザハナ(戻らなきゃ…これ以上続けたら…あたし、本当に変態に……)
カザハナ(手を、戻さなきゃ…お尻の穴から指を抜かないと…でも……)
カザハナ「あ、っく…ひぃっ、んっ…や、んっ…あああっ…」
カザハナ(ダメだよぉ…気持ち良すぎて…抜けないよお…)
カザハナ(嫌だよぉ、あたし、変態に、変態に……)
カザハナ「んひっ!?や、く、やあああああっ」
カザハナ(……あれ?いつの間にか、あたしのお尻……)
カザハナ(ゆびが、にほんも…はいっちゃった…)
カザハナ「…あっ、やっ、ふ…や、あっ、あああああっ……」クニュ…クニュ…
カザハナ(ああ……ゆびにほんでおしりのあな…くにゅくにゅするの、きもちいい……)
カザハナ(あっ……あはっ…あはははははははっ…)
カザハナ(もう、あたし……へんたいで、いいや……)
カザハナ「やっ、く…ふにゃぁぁぁぁぁ…あああああっ…!」ビクビクン…
もうだめだ変態しかいねえ!
飯食ったら本編
レオン(前回のあらすじ)
レオン(アクアと相談してサクラ王女の自慰中毒を治す方法として…)
レオン(カムイ兄さんにサクラ王女を振ってもらうことにした)
レオン(…そのために、今日は透魔王国に向かおうと思うわけだが…)
アクア「………」←(なぜか怪我してる)
カザハナ「……お、おはようございます…」←(目の下に隈)
サクラ「……はい、おはようございます」←(めっちゃいい笑顔)
レオン「何があったの…」
アクア「……何があったかなんて、私が聞きたいわ」
サクラ「なぜかアクア姉様…昨日の夜外で倒れてたんです」
レオン「えっ?そうなの?」
アクア「……あなたと別れた記憶まではあるんだけどね」
アクア「なんで外に出たのかしら。それが分からないわ……」
カザハナ「怪我…大丈夫ですか?」
アクア「ええ。サクラが応急手当てしてくれたからね。痛み自体はもうある程度消えてるわ」
レオン「無理はしないでくれよ?…カザハナは?どうしたの?」
カザハナ「あ、あたしは、ちょっと…寝不足で…」
レオン「体調管理は従者としての責務じゃないの?」
カザハナ「う、うるさいですよ!誰のせいでこうなったと…うっ…」(お尻を隠す)
レオン「…昨日の事は済まなかったよ。アレは…その、僕が暴走したせいだ」
レオン「君にどうこうしようとしたわけじゃないから、忘れてほしい」
カザハナ「……わ、わかり、ました…」
レオン(…ああ、怒ってるなあ…)
カザハナ(うう…忘れられる訳、ないよう…)
カザハナ(レオン様が近くに来るたびに、お尻が、キュンってしちゃうよぉ…)
アクア「……あら」
アクア「もしかして、美味しい展開?」
サクラ「カザハナさん…雌の顔してますね…」
レオン「じゃあ、今日は…一つ行きたいところがあるんだよ」
カザハナ「え?どこなんです?」
レオン「……透魔王国」
カザハナ「……えっ?」
サクラ「それって…」
アクア「ええ、カムイに会いに行こうと思うわ」
サクラ「ほ、本当ですか!?」
レオン「うん。昨日アクアと話したんだ」
レオン「久しぶりに兄に挨拶に行くのもいいかもねって」
サクラ「え、えへへへ…えへへへへへへへ……」
サクラ「そ、そうなんですか…兄様に…」ダラー…
アクア「サクラ、よだれよだれ」
サクラ「あっ、ごめんなさい……」
サクラ「えへ、えへへへ…」ポタ…ポタ…
レオン「…サクラ王女、また涎垂れてない?水音が…」
アクア「サクラ。愛液愛液」
レオン「愛液!?」
カザハナ「でも、ここから透魔王国まで結構距離あるんじゃ…」
アクア「大丈夫、抜かりはないわ」
アクア「信頼できる業者に頼んできたからね」
レオン「え?業者?なんの?」
アクア「交通サービスとして御車を営んでるところにね」
レオン「そうなんだ、気が利くね」
カザハナ「その業者さんはどこに……?」
???「はーい!ここ、ここー!」
レオン「その声は…」
ニシキ「はーい、レオン王子とお連れの皆さん!お久しぶり!」
ニシキ「狐のマークでお馴染みのキュービ急便です!」
レオン「ニシキ…君だったのか」
ニシキ「うん!昨日からここに来てたのはここに新しく路線を引こうかって話が出てね!」
カザハナ「そ、そのキュービ急便って何なんです?」
アクア「妖狐の里が人間への親睦を深めるために始めた事業ね」
アクア「人や物などあらゆるものを格安で素早く届けるサービスよ」
ニシキ「今は路線の数が少なくてね!あんまり色んな所に出してはないけど…」
ニシキ「いずれは全国区になっていきたいと思ってるんだ!」
???「ええ、元は色んな所に資材や食料を運ぼうとしてできたんだけど…」
???「案外観光客向けに使えることも分かってね、今はそっち方面でも事業を進めてるのよ」
カザハナ「あっ、この声」
アクア「このババアボイスは…」
オボロ「誰がババアボイスですかっ!アクア様!さすがに許しませんよっ!?」クワッ
レオン「あっ、オボロ、久しぶり。あとその顔はやめて」
サクラ「でも、なんでオボロさんがここにいるんですか?」
オボロ「ああ、サクラ様。お久しぶりです。実は…」
オボロ「私オボロ、現在は呉服屋の店長兼…」
オボロ「キュービ急便副社長を務めておりまして」
ニシキ「ちなみに社長は僕ねー!」
レオン「そ、そうだったのか?」
カザハナ「でもどうしてオボロは白夜を出ていっちゃったの?凄い寂しかったんだよ?」
オボロ「……国の長がロリコンで、第一王女は超ハイパーヤバイ級ブラコン……」
オボロ「一番信頼してた第二王子は毎日のように奥さんと乳繰り合ってる」
オボロ「……国を捨てるのには十分だと思わない?」(遠い目)
カザハナ「あっ、うん…」
サクラ「オボロさん…かわいそうです…」
レオン「君が言うな」
オボロ「なので、現在私はニシキと一緒にいろんな国を回って…」
オボロ「服の行商とこのキュービ急便の営業をやってるんです」
レオン「へえ…二人とも仲好かったんだね」
ニシキ「ははは、仲いいって言うかさー」
ニシキ「オボロは僕の奥さんだし!」
オボロ「……は、はい///」
カザハナ「えっ!?そうなの!?おめでとうオボロ!タクミ様を吹っ切れたんだね!」
オボロ「ええ、まあね……」
アクア「さて、それじゃあそろそろ出発しましょうか」
ニシキ「はーい、じゃあ4人だから…」
ニシキ「二人乗りの席2つって事になるけどいいかな?」
レオン「2人乗り2つ?ってことは…」
アクア「二人組に分かれるって事ね」
カザハナ「あっ、じゃああたしは…」
レオン「とりあえずカザハナと僕は別れるよ。カザハナに悪いしね」
アクア「そうね、カザハナはレオンと分けたほうが良いわ。あんなことがあったのだし」
カザハナ「えっ!?」
アクア「………」
カザハナ「……そ、そりゃそうですよ!あたしはレオン様みたいな変態と二人はごめんですから!」
レオン「はは…厳しい…」
カザハナ「……うううううう…」
アクア(素直じゃないわね)
アクア「じゃあ、私は…レオンと乗りましょうか」
カザハナ「あううううううう…」
サクラ「はい!じゃあカザハナさん、一緒に行きましょう!」
カザハナ「うん…後ろ側の席だよね…」
レオン「それじゃあ僕らは前側の席に座ろうかな」
アクア「ええ。そうしましょう」
ニシキ「よーし、じゃあ、ドロン!」ポンッ!
ニシキ(狐形態)「よし、じゃあこれからこの車を引っ張って透魔まで運ぶねー!」
オボロ「ガイドは私オボロが務めます!」
レオン「もふもふもふもふ…」ワナワナワナワナ
アクア「カザハナ、レオンと席を代ってあげて。運転手が危ないわ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニシキ「はーい!出発進行!」
オボロ「この列車は、透魔王国行きとなりまーす…」
ガラガラガラガラ…
カザハナ(前側)「レオン様とサクラ様の席変えても良かったじゃないですか…」
アクア(前側)「あら、あなたはレオンと一緒は嫌なのでしょう?」
カザハナ「むー…」
レオン(後側)「危なかった…九本のしっぽ攻撃とか耐えられるわけがないよ…」
サクラ(後側)「レオン王子、私と同じ匂いがしてきましたね」
レオン「さて、と…」ペラッ
サクラ「レオン王子ってば…いつも本を読んでるんですか?」
レオン「まあ、移動中は暇だしね」
レオン「僕って乗り物酔いしない体質みたいで、乗り物に乗って本読んでも平気なんだ」
サクラ「そうなんですか…羨ましいです……」
レオン「案外慣れればどうにでもなるよ
レオン「サクラ王女だって、本好きなんでしょ?」
サクラ「はい!昔っから白夜の書庫に籠ってることも多くて…」
レオン「僕と一緒だね。僕も書庫に籠るのが好きだった」
サクラ「レオンさんと私って…案外似ているのかもしれないですね」
レオン「…それは心外だな。君みたく変態じゃないし」
サクラ「わ、私は少し他の人より性知識に興味があるだけです!」
レオン「君のレベルは少しとは言わない」
カザハナ「…うー…うー…」
アクア「うーうー言うのはやめなさい。後ろが気になるのは仕方ないけど」
ちょっと休憩
DLC出るたびにヒノカ姉さんポンコツ属性ついてね?
だがそれが良い
アクア「ところでカザハナ」
カザハナ「………なんですか?アクア様…」
アクア「何であなた、微妙に中腰で座ってるの?」
カザハナ「!?」
アクア「……いえ、中腰じゃないわね。座ってすらいないわ」
アクア「何であなた。空気椅子をしてるのかしら?」
カザハナ「……い、いやあ移動中暇だから鍛えようと思って」
アクア「だからって乗り物に乗ってる状態で空気椅子は危ないわ」
カザハナ「大丈夫です!鍛えてますんで!」
アクア「いいから座りなさい」グイグイ
カザハナ「ちょ、やめてアクア様って…この人案外力強い!」
アクア「戦時中伊達に松の木を振り回していないわ」
アクア「ほら、座りなさい…」
カザハナ「ひゃっ…」ペタン
アクア「そのまま座ってゆっくりなさい」
カザハナ「ひう…うう…振動が…お尻に……」
アクア「……どうしたの?カザハナ、顔、真っ赤よ?」
カザハナ「く、空気椅子で疲れちゃって…」
ガタンッ!
カザハナ「ひゃううううううううううううんっ!」ビクン
オボロ「あらごめんなさい、ちょっとニシキ、大丈夫なの?」
ニシキ「ごめんねー、石をちょっと引いちゃったみたいー!」
アクア「大丈夫よ、気にしないで」
カザハナ「ふ、ふえええ……」ビクビク
カザハナ(さっきの揺れで、軽く…イっちゃった……)ガクガク
カザハナ(お尻が敏感になってるから座りたくなかったのに…)
サクラ「ちょっと強い揺れでしたね…」
レオン「そうだね…」
サクラ「うわ、無関心ですか…どれだけ集中して…」
レオン「まあ、面白い内容だからね」
サクラ「…何読んでるんですか?」
レオン「『白夜王国の教育制度について』。暗夜でも取り入れたい制度がいくつかあるからね」
サクラ「うわ…難しそうですね」
レオン「こういうことを勉強しておくのが王族の務めだからね」
サクラ「レオンさん、やっぱりすごいですね……」
サクラ「国の役に立とうと頑張ってるんですね……」
レオン「だから、これくらいは王族の責務として当然だと…」
サクラ「……私は、何もできてないのに、です」
レオン「…サクラ王女……」
サクラ「……あ、ごめんなさい。湿っぽくしちゃって…」
レオン「いや、気にしないでくれ…」
レオン「よかったら一緒に読むかい?覚えておくといいものがあると思うし」
サクラ「あ、じゃあ失礼して……」
アクア「………やっぱりモフモフは眺めるのが至高ね」
アクア「触ってモフモフなんて薄っぺらいわ」
カザハナ「ひゃう…くううううっ……」
カザハナ「こんなゆれ、なんかにぃ…まけないん、だからぁ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
レオン「……やはり、未来を担う人材の育成は大事だと思う」
レオン「特にうちはトップがあれだから王家以外にも優秀な人は欲しいし」
サクラ「マークスさんは、まあ、アレですし…」
レオン「君も人のことは言えないんだけど…」
レオン「……そんなわけだから、子どもたちの教育は一番考えなきゃいけないわけで…」
レオン「階級に関係なく学ぶことのできる施設を用意してあげるのが一番だと思うんだ」
サクラ「なるほど…それができたらすごいですね」
レオン「まあ、まだいろいろ問題もあるだろうけどね」
レオン「そうだ、折角だし、サクラ王女にも意見を聞きたいんだけど…」
サクラ「え?私、ですか?」
レオン「うん。君ならどういう風に子供たちを教育したい?」
サクラ「うーん、そうですね……」
サクラ「やっぱり一番いいと思うのは、国中の子供たちを一つの場所に集めて教育することだと思うんです」
レオン「国中を?えらく大規模だね」
サクラ「はい、それで、ですね…」
サクラ「白夜王国の素晴らしさや偉大さを子供たちにどんどん教育していくべきだと思うんです」
レオン「…?サクラ王女?」
サクラ「あと、もしも反逆者が出て来たりしたら…」
サクラ「見せしめとして、その子供を火あぶりにしてあげるんですよ」
サクラ「そうすれば、あっという間に反乱も鎮圧できますね」
サクラ「自分が反逆すれば、罪もない子供たちが死んじゃうんですから!」
レオン「さ、サクラ王女?」
サクラ「………あ、あれ?私、何、言って…」
レオン「………サクラ王女、疲れてるんじゃない?」
ニシキ「間もなくー、休憩所ー、休憩所ー」
オボロ「トイレ休憩は今のうちに済ませてくださいね」
レオン「ほら、休憩所についたよ。一回外で深呼吸しておいで」
サクラ「は、はい…そうします……」
レオン「………」
レオン(サクラ王女が語った政策。それは、どこか僕の記憶の中に引っかかるものだった)
レオン(『聖戦の系譜』その物語の中で、暗黒神に憑りつかれた皇子を要するグランベル帝国)
レオン(その帝国が行っていた…)
レオン(『子ども狩り』に……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「あれ…?どうして?なんで?なんでなんです?」
サクラ「私、どうしてあんな酷いことを何の疑問にも思わずに平気で?」
サクラ「まさか、ロプト様、あなたの仕業なんですか?」
サクラ「何で私を操って…」
サクラ「ち、違います!私はそんなことしたくありません!」
サクラ「私は、ただ、兄様が欲しいだけで…」
サクラ「兄様と一緒になれれば、あとは、私の子供に……」
サクラ「ロプト様が宿って、世界を導いてくれるって…」
サクラ「ロプト様は言ってたじゃないですか!『あの物語』のように酷いことはしないって!」
サクラ「じゃあなんで…え?」
サクラ「『あの物語と同じ策を取らないだけで、お前たち人間の支配を諦めたわけではない?』」
サクラ「そんな、嘘……」
サクラ「あ、ぐ…頭、が…」
サクラ「…………」
サクラ「……あはは、ですよねぇ………」
サクラ「私は、気にせずに兄様の子を孕めばいいんです…」
サクラ「そうすれば、私は…」
サクラ「きっと幸せなはず、ですから…」
今日はここまで
幼稚園児のころ子ども狩りって言葉を聞いて『紅葉狩り』みたいな平和な光景を想像した自分はどうにかしてたと思う
シンデレラガールベルカちゃんが…
ベルカ、最初見た時男かと思ってしまったよ・・・
Sまである支援を見て「え、女!?」ってなった。
>>794
クール属性かな?
???「笑顔です・・・」
同じ人ってマジ?
忍にしたくなってきちゃった・・・
カザハナ「やあっ…うう…くううっ…」
レオン「……まさか、カザハナがこんな子とは思わなかったよ」
レオン「お尻を穿られて感じちゃうような変態だったなんてね」
カザハナ「ち、違うんです…こ、これは…」
レオン「違わないでしょ?ほら、僕の指をもう何本飲み込んでるの?」
カザハナ「あ、はっ、ひゃぅ…だめっ、うごかさないでっ!」
レオン「3本も飲み込んじゃって、もうお腹の中が見えちゃってるんだけど?」
カザハナ「おひりっ、そんなにひろげっ、あっ、ひぃぃぃん!」
カザハナ「おしり、おひりっ、がっ、すーすーするよぉっ!」
レオン「……全く、こんな子に変態って言われるなんて心外だよ」
レオン「君の方が何倍も変態じゃないか」
カザハナ「ち、違ううう…あらひっ、へんたいじゃ…」
レオン「…じゃあ、そろそろいじめるのも可哀想だし、入れてあげるよ」
カザハナ「え、え?入れるって、なに、をおおおおおっ!?」
レオン「……驚いた、案外すんなり入るんだね」
カザハナ「あ、ぐっ、おひり、に、レオンさまの、がああああっ……」
レオン「力抜かないと辛いんじゃない?」
カザハナ「あ、ひぎぃぃぃっ…!ずぷずぷっ、うごかしちゃ」
カザハナ「あら、ひっ、おなかのなか、えぐられてぇっ…いたい、いたいよぉ…」
レオン「でも、その割に君の顔、紅潮して…」
レオン「…すごく嬉しそうなんだけど」
カザハナ「えっ…うそ、んひぃぃぃ!?やっ、じゅぷじゅぷ、はやくなってるよぉっ!」
レオン「正直に行ったほうが良いよ?我慢しても辛いだけなんだからさ」
レオン「ほら、お腹の中をいっぱいじゅぷじゅぷされて、今どんな気持ち?」
カザハナ「あら、ひっ、あら、ひ……」
カザハナ「……おなかっ、きもひいい!おひり、きもひいいんですっ!」
カザハナ「おひりのあな、でたりはいったりするのだいすきぃ!きもちいい!きもちいよおっ!」
カザハナ「れおんさまっ、もっと、もっろくらひゃいっ!」
カザハナ「あらひのへんたい…けつまんこ……もっとついてえええええっ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カザハナ「う…ああああああああああっ…あたし、なんて夢見てるのよぉ!」
カザハナ「おかしいよっ!こんなので気持ちいいはずないのに!」
カザハナ「大体なんでレオン様なの!?レオン様の…、アレをお尻に入れられて何で…え……?」
カザハナ「……あたしのアソコ…ぐっしょりしてる…何で…」
カザハナ「………」
カザハナ「もうやだ…やだよぉ…あたし、変態になりたくないのに…」
カザハナ「なんで変態になる事が気持ちいいって思ってるあたしがいるのよぉ…っ!」
カザハナ「誰か、助けて…助けてよぉ…っ!」
申し訳ないがブラギガス兄貴への風評被害はNG
昼過ぎくらいから本編
なんでブラギガス?
変態がパンデミックだな。初めから変態だった奴、隠していたが表に出てきた奴、そうでもなかったのに目覚めちゃった奴。
レオン「………」
アクア「あら、レオン。どうしたの?」
レオン「……アクア、聞きたいことがあるんだけど……」
レオン「昨日の夜、君は僕と別れた後、どこに行ってたんだい?」
レオン「部屋にまっすぐ帰るんじゃなかったの?」
アクア「…さあ、覚えていないのよ」
アクア「レオンと別れてお風呂から出たところまでは覚えてるのだけれど…」
アクア「そこからの記憶が今一曖昧で…」
レオン「…そうか」
レオン「その怪我は?」
アクア「…分からないわ。いつの間にか負ってたのよ」
アクア「サクラが治してくれたから特に問題はなかったんだけど…」
レオン「…うん……」
レオン「……サクラ王女…まさか…」
アクア「…どうしたの?」
レオン「いや、いくらなんでも突拍子のない考えが浮かんだだけだよ」
レオン「それより、そろそろ出発の時間じゃないか?」
レオン「早く戻らないと、オボロたちに悪いから…」
アクア「そうね、戻りましょう」
レオン「さて、あとどの位で兄さんの所につくかな?」
アクア「もうかなり近いところまで来ているから…あと20分も乗れば、と言ったところかしらね」
レオン「もうそんなところまで来ているのか…カザハナとサクラ王女は?」
アクア「カザハナは眠くなってきたらしいから席で眠ってるわ」
アクア「サクラは…降りた後はどうも元気がなかったわね」
アクア「そこから見てないけど…」
レオン「うん…」
アクア「…なに?心配なの?」
レオン「…まあね。彼女、どうにも様子がおかしいような…」
アクア「あの子がおかしいのはいつもの事でしょう?」
レオン「いや、そういう意味じゃなくて…」
レオン「…僕らが普段見ていたあのサクラ王女が…本当にサクラ王女なのかな、って思ってね」
アクア「……どういうこと?」
レオン「…詳しいことは透魔王国についてからでも話すよ。とりあえず行こう」
アクア「そうね…あら…?」
レオン「…どうしたの?」
ニシキ(狐形態)「……ごめんねっ、オボロっ…何か収まりがつかなくなっちゃって…」ハッハッハッ
オボロ「あっ、んっくっ…だから、あたしは言ったじゃないの…あっ、発情期なのに仕事してて大丈夫なの、って…あっ…」
ニシキ「し、仕事に集中してれば、大丈夫だと思ったんだよっ…」
オボロ「結局大丈夫じゃ、ないじゃないのよっ…く…あっ、おっき…はげしっ…」
オボロ「…あ、あんたが他の女を襲っちゃったら大変だから、あたしだってこうしなきゃ、んあっ…いけないじゃない!」
ニシキ「ごめんよっ…ごめんよっ…うっ…オボロ、そろそろ…」
オボロ「そろそろっ、って…あんたね…」
オボロ「あんたの場合、っく…出し始めてからが、長いんじゃないの?」
ニシキ「う、うん…今回はなんか、大分溜めてたから、長くなりそうっ…」
オボロ「これはっ、く…サクラ様やレオン王子にっ、謝らないと…あっ…」
オボロ「間違いなく…三十分は遅れるわね…っ、ニシキのが、膨らんで…」
ニシキ「うう…出すよ…オボロっ…」ビュ、ビュルルル…
オボロ「く…あっ、来てる…中に、出てきてる…」
オボロ「ニシキの、狐オチンポから、精液があっ…」
ニシキ「うっ…でるよぉっ…まだでるよぉっ…」
オボロ「う、あっ、相変わらず…長い、射精、ねっ…」
オボロ「くっ、あっついのが…まだ、まだ、注ぎ込まれてるぅ……っ」
オボロ「癖に、なっちゃいそう…」
ニシキ「ううう…ごめんよ、オボロォ…」
オボロ「……謝るくらいなら…っ、さっさと出し切って、すっきりしちゃいなさい…」
オボロ「…は…ん…お腹の中、あたたかい……まだ、ドクドクいってる…」
レオン「」
アクア「……驚いたわね。獣姦よ、よかったわね。レオン」
レオン「僕は獣姦フェチじゃないんだけど!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニシキ「ごめんよー、いつの間にか眠っちゃって寝過ごしちゃった!」
オボロ「み、皆さん、ごめんなさいね…」
レオン「アアウン、イイヨベツニ」
アクア「ソウネ、ユックリヤスメタモノネ」
カザハナ「すー、すー…」
ニシキ「それじゃあ出発するねー!出発しんこー!」
オボロ「次はー、透魔王国ー、透魔王国ー」
オボロ「……はあ、匂いとかついてないわよね、大丈夫かしら…」
サクラ「…あ…ふぅ…」
レオン「…サクラ王女、どこに行ってたの?」
サクラ「いいえぇ…別に、何でもないです…」トロン
レオン(……サクラ王女の目が、何かおかしいような)
サクラ「……えへへ、ついに、近づいてきたんですね…」
サクラ「あのお城に辿り着けば、私は…私は……」
サクラ「兄様の、子種を頂けるのですね…」
サクラ「そうすれば、私…」
レオン「サクラ王女、本当に大丈夫…」
サクラ「大丈夫、大丈夫ですよ、レオン様」
サクラ「あそこにいけば、私、私…」
サクラ「しあわせに、なれるんですよぉ…」
レオン「………」
レオン(胸に様々な疑念を抱きながら、僕らが乗った狐車は透魔王国の城の門をくぐる)
レオン(そして、隣に座った少女の異常さにも僕は何か危機感を感じていた)
レオン(そもそも、僕が疑問に思っていたこととして……)
レオン(兄さんとサクラ王女が最初に会ったのが今から約一年前)
レオン(サクラ王女の異常な性癖はその前から続いていたらしい)
レオン(……その時から、何を想っていたのか?と聞けば『カムイ兄さん』だったという)
レオン(……弟が攫われたことを覚えていたヒノカ王女ならまだしも…)
レオン(誘拐事件の当時、サクラ王女は物心もつかない赤ん坊だったという)
レオン(会ったこともない兄に対して劣情を抱くことなど、本当にありえるのだろうか)
レオン(それが、最初っから疑問だった)
レオン(……そして、僕がここまでの旅で見てきた事件や、彼女の様子から…)
レオン(僕の脳内には、ある仮説が浮かび上がっていた)
オボロ「次はー、終点、透魔王城です」
オボロ「ご乗車ありがとうございました。またのご利用をお待ちしています」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジョーカー「……レオン様。何故ここに?」
レオン「すまないね、ジョーカー。急に訪ねてきてしまって」
ジョーカー「いえ、カムイ様なら喜んで迎え入れるでしょうから」
ジョーカー「それから…」
サクラ「えへへ、こんにちはぁ…」
カザハナ「ジョーカー、久し振り!」
アクア「ただいま」
ジョーカー「サクラ様と、その従者のカザハナ…」
ジョーカー「彼女らも一緒だったのですか」
ジョーカー「……アクア様はまだ有給中だったのでは?」
アクア「ええ。事情があって帰って来たのよ」
ジョーカー「そうなのですか…すみません。今カムイ様は仕事中でして…」
ジョーカー「レオン様達が来た、と言う事は伝えておきますので、応接室にどうぞ」
ジョーカー「そちらでしばらくお待ちください」
レオン「うん、わかったよ」
フローラ「あら、レオン様…お越しになっていたんですね」
レオン「ああ、フローラ。悪いね。連絡もなしに」
フローラ「いえいえ。すぐに冷たいお茶でも用意しますから寛いでいてください」
フローラ「……ところで、ジョーカー?」
ジョーカー「…な、なんだよ…」
フローラ「……さっき、妊娠検査薬を使ってみたんだけど…」コソ
フローラ「…うふふ、デキちゃってたみたい」コソ
ジョーカー「」
レオン「…?どうしたんだい?ジョーカー」
カザハナ「急に顔色が悪くなりましたね…」
クロム「なんか悪寒が走ったぞ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【応接室】
カザハナ「ふう…やっと着きましたね」
レオン「うん、長かったね、ここまで…」
サクラ「はい…私、ついに兄様に会えるんですね」
カザハナ「サクラ様、嬉しいのは分かりますけど、はしゃぎ過ぎです…」
アクア「サクラ、大丈夫かしら?下着は変える?」
サクラ「いえ!問題ありません!今日は勝負下着ですから!」
レオン「何この異次元の姉妹会話」
レオン「……しかし、兄さん遅いな…」
レオン「そんなに仕事が忙しいのかな」
カザハナ「それならヒノカ様くらいは降りてきて良さそうなものですけど…」
レオン「ヒノカ王女は今お子さんがお腹にいるし…あまり無理はさせられないんじゃないかな?」
カザハナ「ああ、そうですね…うう…」
カザハナ「…すみません、もうちょっとクッション貰っていいですか?」
フローラ「はい、用意いたしますね」
アクア「……」ズズー
アクア「お茶もクッキー美味しいわね」
アクア「……それにしても、カムイもヒノカも遅いわね…どうしたのかしら」
アクア「………」ズズー
アクア「……あっ」(察し)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ヒノカ「ふああああっ、いい、おしりいいよぉ!」
ヒノカ「カムイっ!もっと、もっとついてっ!」
カムイ「…姉さんもすっかりお尻の味にハマっちゃったね」
ヒノカ「だって、お腹の中に子供がいる間は…」
ヒノカ「こうすることでしかっ…お前を、感じれないから…っ」
カムイ「うっかりうつ伏せにならないでね、赤ちゃんが危ないし…っ」
ヒノカ「だ、大丈夫だっ、ちゃんと、正常位ですればいいんだろうっ?」
ヒノカ「それにっ、これならお前が気持ちよくなってる顔もっ、見れるっ…」
カムイ「…僕も姉さんの可愛い顔が見れて嬉しいよっ」
カムイ「ねえ、姉さん、子どもが生まれたらさっ、すぐに二人目も作らない?」
ヒノカ「えっ、ふ、ふたりめ?気が、早いぞっ…」
カムイ「だって、子どもはいっぱいいた方が楽しいじゃない、それに…」
カムイ「お尻だけじゃ満足できないのは、僕だって一緒なんだよ?」
ヒノカ「く…あっ、また、はげしく…ふとい、よぉ…」
ヒノカ「お腹の中、いっぱい掻き回されてるぅ…気持ちいいっ…」
カムイ「……姉さん…姉さん…んっ」
ヒノカ「…やあっ、カムイ…む、ちゅっ、れろぉ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジョーカー「あと何分くらいかかる?」
フェリシア「え、えっと…このパターンだと一時間くらいかと…」
いったん休憩
女の子×武人属性×お尻の穴=正義
一応アクアはカムイをNTRれたということになってるんじゃあないのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カムイ「いやあ、ごめんね、レオン、サクラ。ちょっと仕事が溜まっててね」
レオン「本当に遅かったね。大丈夫なの?」
カムイ「うん。もう無くなっちゃったからね」(精力的な意味で)
サクラ「……兄様」スンスン
サクラ「……あふぅ…」クラッ
カザハナ「ちょ、サクラ様!大丈夫ですか?」
サクラ「えへへ、兄様の濃い匂いにくらっと来ちゃいました」
カザハナ「こっちの方が大丈夫じゃない!」
アクア「……カムイ、ヒノカはいいのかしら?」
カムイ「うん。大丈夫。今はゆっくり寝てるからさ」
アクア「お腹の子も大丈夫?」
カムイ「うん。問題ないよ」
レオン「……もうすぐ生まれてくるんだっけ。兄さんも父親か…」
カムイ「うん…僕も感慨深いけどね」
カムイ「遂に父親になるんだなって思うと、思うところもあるよ」
レオン「…兄さん、何か雰囲気変わったな…」
レオン「ラズワルドもそうだけど、父親になるってそういう事なのかな……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ピエリ「ラズワルド!みて!可愛いのよ!」
ピエリ「えへへ…この子が二人の愛の結晶なのよ!」
ソレイユ「……スー…スー」
ラズワルド「…本当だ、かわいいなあ…」
ラズワルド「…ピエリに似て、美人になりそうだね」
ピエリ「…でも、目元はラズワルドそっくりなの」
ラズワルド「え?そうかな?」
ピエリ「そうなのよ、きっと優しい子になるの!」
ラズワルド「そうだといいね…」
ラズワルド「よし、父さんが抱っこしてあげるからね。ソレイユ…」
ソレイユ「…ウ」
ソレイユ「…ウエエエエエエエエエ!」
ラズワルド「あっ」
ピエリ「あらら、ラズワルドってば泣かせちゃったの!」
ラズワルド「あはは…父さん嫌われちゃったな……」
マークス「そうだ、ラズワルド。お前がまだ怖いのだ」
マークス「よしよし、私が抱っこしてあげるからね」
ソレイユ「ウエエエエエエエエエエエエエエ!」
マークス「おっと…私も嫌われてしまったようだ」
ピエリ「もう!マークス様もラズワルド泣かせちゃだめな…の…」
ラズワルド「そうですよ!まずは僕が今度はあやして…」
ラズワルド「………」
ラズワルド・ピエリ「何でいるの!?」
マークス「部下のお祝いに駆けつけて何が悪い!」
ベルカ「えぐっ、えぐっ…誰か、助けてぇ……」
ピエリ「もう……マークス様ってばまたやってるの…」
ラズワルド「…アイドル攫って逃避行とか、また支持率下がりますよ……」
マークス「何を言っている。もう下がり切ってるのだから問題ない」
ベルカ「ひぐっ、えぐっ…ピエリぃ…ラズワルドぉ、助けてぇ…」
ラズワルド「ああもう…ベルカ泣いちゃってるし…」
ピエリ「…変態に目を点けられて、ご愁傷様なのよ。ベルカ」
ベルカ「うん…怖かった…」
ラズワルド「凄腕の元殺し屋がこうなってるとか、どんだけなんですか…」
マークス「嬉し泣きだろう。これから王城で挙式を挙げる予定なのだ」
ピエリ「本当なの?」
ベルカ「…そんなわけない」
ラズワルド「だよね」
ピエリ「あっ、ベルカ。よかったら赤ちゃん抱っこしてみない?」
ベルカ「……いいの?」
ピエリ「うん。ソレイユもマークス様やラズワルドよりはベルカの方がいいと思うのよ」
ラズワルド「おいおい…マークスさまと一緒にしないでよ…」
マークス「何それ酷い」
ベルカ「…はい、いい子いい子」
ソレイユ「…エヘ」
ソレイユ「キャッキャッ」
ベルカ「あ…笑った…」
ピエリ「ほら、やっぱりなの!」ポイッ
ラズワルド「えー…ベルカに負けるのか…」
マークス「ふ、男より可愛い女の子のほうが良いからな」
ラズワルド「うちの子をあなたと同じにしないでくださいよ!」
ピエリ「……よっと、なの」ポイッ
マークス「分からんぞ?案外お前に似て女好きかもしれん」
ラズワルド「女の子なのにそんなわけないでしょ?」
ピエリ「それは本当に困るのよ」ポイ
マークス「それでは男好きか?」
ラズワルド「そんなの父親の僕が許しません!」
マークス「フフ、娘が生まれるとやはり変わるな。ラズワルド…」
マークス「ところでピエリ」
ピエリ「何なの?」ポイッ
マークス「さっきから窓の外に何を投げてる?」
ピエリ「ああ、紙飛行機を飛ばしてたのよ」
ピエリ「中に、『○○産婦人科3階1号室にマークス王がいるの』って書いて」
マークス「えっ?」
バタン!
ハロルド「マークス王!今度は妊婦をさらおうとしているって聞きましたよ!」
エルフィ「……ハロルドを同僚のよしみで援護しに来ました。大人しくしていてください」
モズメ「えっと…エルフィさんのよしみで!」
マークス「ピエリ!裏切ったな!ええいクソ!」
マークス「窓から逃げるぞ」がしっ
ベルカ「ええ…」(お姫様抱っこ)
マークス「とおうっ!」
ベルカ「うええええええええええええええええん助けてええええええ…」(ドップラー効果)
ハロルド「ああ!逃げられた!」
エルフィ「…どうしましょうか。私じゃ絶対追いつけないわ」
モズメ「あっ、じゃあうちの子つかわへん?」
ハロルド「うちの子?」
モズメ「ぴーっ!」(口笛)
バサッ、バサッ
モズメ「うちの相棒の金鵄ちゃん!この子なら追いつけると思うんよ!」←金鵄武者
エルフィ「ナイスねモズメ。私鎧とか重いけど大丈夫かしら?」
モズメ「一人くらいなら!」
ハロルド「えっ」
エルフィ「じゃあ行きましょう」(防陣後衛)
モズメ「いくで!マークス王を追いかけるんや!」
ハロルド「ちょ、待って!」
ハロルド「………」
ハロルド「……はははっ!どうって事はない!足で追いつけばいいんだ!」ダダダダダ!
ハロルド「お邪魔したね!ラズワルド君!ピエリ君!」ダダダダダ!
ピエリ「ふう、全く。騒がしかったのよ」
ラズワルド「本当にね…」
ラズワルド「……あれ、そういえばピエリ…ソレイユは?」
ピエリ「……アレ?どうしたの…いないのよ…」
ラズワルド「嘘ぉ!?どこに…あっ…」
ラズワルド「ベルカが、抱っこしたままだ……」
ピエリ「………なの?」
ピエリ「………」バターン!
ラズワルド「ピエリ!?ピエリ―――――!」
ラズワルド「だ、誰か妻の面倒をお願いします!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ラズワルド「くそっ、マークスの奴…どこに向かったんだ!?」
ラズワルド「方角的には透魔の方にいったけど…」
ブルルル……
ラズワルド「……君は?」
ラズワルド「マークスの…馬!?」
ブルル…ヒヒーン!
ラズワルド「え?君がマークスの所に連れていくって?」
ラズワルド「でも、僕、乗馬はあまり得意じゃ…」
ブルル……
ラズワルド「これ、マリッジプルフ…そうか、これでピエリと同じパラディンになれって事だね」
ヒヒーン!
ラズワルド「アホな主人の償いをするのも愛馬の役目?……すまないね」
ヒン、ヒヒーン!
ラズワルド「分かってる…大切な赤ちゃんを取り戻すんだ!」
ラズワルド「行こう!透魔に!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カムイ「で、今日はどうしたのさ?みんな」
レオン「……ああ、実は、何だけど…」
アクア「……カムイ、ちょっと話を聞いてあげて欲しい子がいるのよ」
カムイ「話?いったいなんの?」
サクラ「…………」
アクア「この子の話を、よ」
カムイ「サクラの?」
サクラ「……あの、兄様。よろしいでしょうか?」
カムイ「う、うん…何かあったのかい?」
サクラ「あ、あのですね…兄様に、頼みがあるんです」
サクラ「……兄様、あの…」
サクラ「わ、私を、一度でいいので、抱いていただけないでしょうか?」
レオン「……あれ、意外と普通な感じ」
カザハナ「ガチレイプとかいったら引かれるからやめろって昨日散々言っときました…」
レオン「書かれてなかった所で君がそんな努力を……」
カムイ「……抱くって、何?こういう事でいいの?」ダキッ
サクラ「あっ、やぁ、う…抱きしめられるのも、いいですけど…」
サクラ「私が言ってるのは、そういう事じゃなくて……」
カムイ「……つまりは?」
サクラ「あの…えっと…」
サクラ「私と、あの…子作りの方をしていただきたいんです!」
カムイ「…え?」
サクラ「……カムイ兄様、あなたがヒノカ姉様を愛しているのは分かっています」
サクラ「でも、私も負けないくらいカムイ兄様を愛しているつもりです…」
サクラ「ヒノカ姉様が一番でもいいんです。私にも兄様の愛を向けてほしい」
サクラ「側室としてでもいいんです。私を…傍に置いていただいて…」
サクラ「……兄様の子を、孕ませていただけないでしょうか……」
カムイ「サクラ……」
レオン「………」
カザハナ「………」
アクア「…………」
カムイ「すまない。それはできないよ」
サクラ「……え?」
アクア「……でしょうね」
レオン「………」
カザハナ「サクラ……」
サクラ「ど、どうしてですかっ!?今の兄様は透魔王なんです!側室を抱えることだって、文句を言われるようなことじゃ…」
カムイ「悪いんだけど、サクラ…それは問題じゃないんだ」
カムイ「僕は側室を作るつもりはない。僕の妻はヒノカ姉さん一人だから」
カムイ「ヒノカ姉さんも僕をこの上なく愛してくれているし、その愛を裏切れない」
サクラ「で、でも…私だって、兄様を愛してるんです」
サクラ「ほんの少しでいいんです!私に兄様の愛を…」
カムイ「…サクラ、僕は君に兄妹としての愛情は持っているけど…」
カムイ「伴侶としての愛情は向けられないんだよ。それは全部ヒノカ姉さんの物だから……」
サクラ「だ、だったら、今夜、一度だけでも、私を…」
サクラ「私を抱いてください!お願いします!」
サクラ「そうしたら、私は兄様のもとを離れますから…」
サクラ「子どもにも、父親が誰か言いませんし、リョウマ兄様たちにも何も言いません…」
サクラ「だったら……」
カムイ「……サクラ、やっぱり君を愛する事はできない」
サクラ「どうしてですかっ…私は、何年も前から…兄様が好きで…」
カムイ「……もう一つ理由があるんだよ」
カムイ「…君のここまでの告白を聞いてわかったことがある」
カムイ「サクラ、君は子供に『僕と関係があった』という証としての存在価値しか求めてないからだ」
妻には変態になるがそれ以外の女性に対してはまともっぽい?
サクラ「……え?」
サクラ「どういう事ですか?意味が分からないです…」
カムイ「サクラ。ヒノカ姉さんは自分でその間違いに気づいたんだよ」
カムイ「言われてもまだわからないなら…やっぱりそうなんだよ」
カムイ「……レオン、君がサクラの相談に乗ってあげたの?」
レオン「……うん、そうだけど」
カムイ「……じゃあ、聞きたいんだけど…」
カムイ「サクラは一度でも『僕と家庭を築きたい』とか…」
カムイ「『子どもを愛したい』とか言ってくれたかい?」
レオン「……いや」
カムイ「……ヒノカ姉さんもね、そうだったんだよ。最初は」
カムイ「でも、自分が間違っていた。浅ましかったって謝ってくれた」
カムイ「……あの人は良くも悪くも真っ直ぐなだけだからね」
カムイ「でもサクラ…」
カムイ「指摘されても君は分からなかった、つまりは…」
カムイ「君にとっては『僕の子を産む』ことがゴールであって」
カムイ「僕と楽しい家庭を作ったり、子どもを育てることを夢に思ってくれてない」
カムイ「だから僕は、君を伴侶に選べない」
サクラ「………う、嘘…私……」
アクア「……はっきり言うわね、カムイ」
アクア「……けれど事実よ、サクラ」
アクア「貴女は、自分が愛されていると実感したかっただけ」
アクア「つまりは、貴女がカムイの子を孕むことを妄想すること自体が…」
アクア「自分は愛されているんだ、と思いこむための自慰行為に過ぎなかったって事よ」
レオン「……カミラ姉さんの母親と一緒だね」
レオン「あの人も、カミラ姉さんのことを父上と繋がるための道具としてしか見ていなかったらしい」
レオン「それがいかに子供にとって苦しかったか…姉さんに聞けばわかる」
サクラ「……あっ…あっ…」
サクラ「私、私は…」
サクラ「に、兄様…それなら、私で欲望を発散してくれてもいいんです!」
カザハナ「ちょ、サクラ!」
サクラ「いくらでも中に出していいんです!どんなアブノーマルな欲求にも答えます!」
サクラ「そのために私はイメージトレーニングしてきたんです!だから…」
サクラ「私に、兄様の、子どもを産ませてください…」
サクラ「できなかったら、私は…何年も、意味のない思いを抱えて…」
カムイ「…何度でもいう。無理だよ」
カムイ「僕の妻は、ヒノカ姉さん一人だから」
サクラ「……嘘…」
サクラ「これが、わたしの…初恋の、結末?」
レオン「…サクラ王女」
レオン「辛いようだけど、現実と向き合う時が来たんだよ」
レオン「…君の妄想は、ここで終わりだ」
???『あー…やっぱり無理でしたか…』
???『だから私は言ったんですよ、マンフロイがやったように…』
???『記憶を奪っちゃうのが手っ取り早いですよ、って』
カザハナ「えっ?」
レオン「……誰だっ?」
サクラ『こんにちは、皆さん。カムイ兄様は、初めまして』
カザハナ「さ、サクラぁ!?」
カムイ「サクラ!?何で二人!?」
レオン「その弓…まさかっ…あの時の…」
アクア「アレは…スカディ!?写し身を作り出す透魔の神器よ!」
カムイ「…アクアが以前、無くなっていたって言ってた奴か…」
レオン「サクラ王女の写し身だったのか…」
サクラ『ご名答です。図書館ではお世話になりました』
サクラ『といっても、あの時と違って、私もこの子の『写し身』という存在に収まらなくなってきたんですが』
レオン「…どういう事だい…」
サクラ『まあ、簡単に言えば、この本のおかげですよ』つロプトウス
レオン「その本は…あの時盗んだ魔道書かい?」
サクラ『そうです。この本の名前は…『ロプトウスの書』といいます』
レオン「ロプトウス、だって!?」
カザハナ「な、なんですか、それ…」
レオン「『聖戦の系譜』に出てくる暗黒神『ロプトウス』の力を宿した魔道書だよ」
レオン「まさか、実在していたなんて…」
サクラ『ええ、この本は皆さんにばれない様に、本物のこの子に…』
サクラ「…………」
サクラ『私が持たされて、管理していた物なんです』
サクラ『…まあ、おかげでロプトウス様の魔力が私に十分染みわたって…』
サクラ『ロプトウス様の意思を宿した人格へと生まれ変われたんです』
レオン「…なるほどね、サクラ王女が急にあんな政策を言い出したのも」
サクラ『写し身の私から微量ながらロプトウス様の意思が流れ込んだんでしょうね』
サクラ『と、いうわけで今の私は写し身でありながら…』
サクラ『このサクラとは独立した別の意思で動いている、というわけです』
サクラ(以下ロプト)『この子と区別するために私はロプトとでもお呼びください』
アクア「…ロプト…あなたの目的は?」
ロプト『目的?それはこの子と同じですよ?』
ロプト『この子にカムイ兄様の子を孕んでもらって…』
ロプト『この本を生まれてきた子に渡すこと、なんです』
レオン「……まて、おかしいぞ?」
レオン「ロプトウスの書は確か…ロプト直系の子孫にしか使えないはず…」
レオン「じゃあなぜサクラ王女が使えているんだ?」
ロプト『ああ、そこは説明するのが面倒くさいと言うか…』
ロプト『そもそも、『ロプトウス』って元はなんだったと思います?』
レオン「元?」
カザハナ「わ、悪い皇帝なんでしょ?たしか!」
ロプト『カザハナさん。一緒に少し『聖戦の系譜』を読んだんだから思い出してください』
カザハナ「あんたと一緒に読んだんじゃないから!」
レオン「ロプトウスは、確か…ナーガと対立した悪竜だったか?」
カムイ「…竜?」
ロプト『はい、正解です。そして、驚くことに…』
ロプト『あなたたち王族の血には、全ての竜のもとになる血が流れているようなんです』
ロプト『このサクラも一緒にね』
レオン「……じゃあ、つまり…お前は…」
ロプト『ふふ、この子はね、昔湖に流れ着いたある紙を拾ったんです』
ロプト『それが、異世界から流れ着いた暗黒神の書の欠けたページとも知らずにね』
ロプト『そして、拾った時のこの子の精神状態は…』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サクラ「…私…兄様の代わりに、本来は攫われるはずだった…」
サクラ「つまり、兄様の居場所は、私が奪ってしまった…」
サクラ「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…私……」
サクラ「なんて、お詫びすればいいか…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロプト『ロプトウス様が声をかければ、すぐに堕ちた』
ロプト『兄に贖罪をするために、兄の子を孕めとね』
ロプト『そして、何年もかけて…』
ロプト『暗黒神の力で、彼女の血をロプト直系に近づくように無理矢理調整していったんです』
ロプト『その副産物が…あの異常な性欲というわけです』
ロプト『本来、近親相姦でもさせないと直系にならないロプトの血は…』
ロプト『人間に、特に近しい血を持つ者に対しての性欲を与えますからね』
少し休憩
シリアス書くと説明パート多く作らないといけないから困る
レオン「…じゃあ、サクラ王女は…」
カムイ「お前のせいでそうなったっていうのか?」
カザハナ「あんたが…あの子を…サクラをっ…」
ロプト『……はあ、サクラ、皆さんが怒ってますよ』
ロプト『ほら、起きてください』
サクラ「……あ、う…」
ロプト『…はあ、放心しちゃってますね。そんなにショックでしたか』
カムイ「…お前が、サクラを…」
カムイ「サクラを利用したんだな…」
ロプト『はい。まあ、意地でも兄様に自分から抱いてもらうって言ってましたけど』
ロプト『そのあたりはめんどくさいなあって思ったり…』
ロプト『だって兄様の子を得るんならもっと簡単な方法もあったのに』
カムイ「……僕の子にこだわる理由は何だ?」
ロプト『簡単ですよ、あなたの血は、特に色濃く竜の力を持っている』
ロプト『ハイドラ直系、でしたっけ?ですけど、サクラに調整を施したロプトの直系も十分強い…』
ロプト『この二つの力を合わせれば、どれだけの力が手に入るんでしょう』
ロプト『…その力を、ロプトウス様が手に入れれば…』
ロプト『…人間の支配なんか簡単に、いえ…』
ロプト『全盛期の竜としてのロプトウス様が復活するんです!』
カザハナ「…ふざけないでよ…」
カザハナ「そんなことのために、サクラの人生を、あんたは歪めたわけ…」
カザハナ「…返しなさいよ!サクラを…」
カザハナ「サクラを…返せええええっ!」
ロプト『カザハナさん?』ニコッ
カザハナ「…あの子の声と顔で、笑うな…」
ロプト『私の身体は、サクラが生み出した写し身でできてるんですよ?』
ロプト『そんな私に攻撃したら、どうなります?』
カザハナ「あっ…」
アクア「写し身と、本体のダメージは連動する…」
アクア「貴女に攻撃すれば、同時に…」
レオン「サクラ王女が危ないんだ…」
ロプト『ええ、ご理解いただいて何よりです…』
ロプト『さて、サクラ…んっ…』チュ
サクラ「んむっ…ちゅ……」
レオン「…お前、何を…」
ロプト『さて、サクラ、落ち着いて聞いてくださいね』
ロプト『まだ、兄様が欲しいですか?』
サクラ「…はい、欲しい、です…」
ロプト『兄様の事が好きですか?』
サクラ「…はい、大好き、です…」
ロプト『……それじゃあ、ヒノカ姉様の事は?』
サクラ「……ずるい、です」
サクラ「……ずるい、ずるい
ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい
ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい
ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい
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ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい
他の兄弟達のアレは無関係なのかそうでないのかイマイチ解らんなぁ
いかん、エリーゼちゃんで相殺しなければ!
サクラ「ずるい…ずるいよ…姉様だけ、なんで…」
サクラ「姉様より私が先に告白してたら、きっと兄様は」
サクラ「私を、受け入れてくれたはずなんです」
サクラ「姉様が、先なんて、ずるい…」
ロプト『はい、ヒノカ姉様が先なんてずるいですね、だったら…』
ロプト『兄様、ヒノカ姉様との思い出…』
ロプト『なかったことにしましょっか』
カムイ「…え?」
ロプト『そおれっ!』バシュン!!
カムイ「うぐっ…」
レオン「兄さん!」
アクア「カムイ!」
ロプト『はいっ、これでオッケーです』
カザハナ「あんた…カムイ様に何を…」
ロプト『ふふ、兄様が目を覚ませばわかりますよ』
レオン「貴様…よくも兄さんを…」
ロプト『サ、ク、ラ』
レオン「……っ…」
ロプト『…じゃあサクラ、満足したら…』
ロプト『兄様と一緒に、あそこに来てくださいね…』
ロプト『私はロプトウス様と一緒に先に行ってますからね』
ロプト『じゃあ、お邪魔しました。それでは…』
カザハナ「待てっ!」
アクア「カザハナ、今はあいつは後回しよ!まずはカムイを…」
レオン「兄さん!」
カムイ「…うっ…レオン……」
カムイ「……僕は大丈夫…それより、みんなは…」
レオン「ほ、本当に…?」
カムイ「うん、ちょっとチクっとしただけ…」
サクラ「兄様…」
カムイ「……サクラ、すまないね。心配をかけて…」
サクラ「いえ、あの…お体の方は…」
カムイ「心配しなくてもいいよ。大丈夫だから…」
カザハナ「はあ…良かった…なんか凄い矢を受けたから、何かあったかと…」
レオン「怪我も…ないみたいだけど…」
カムイ「うん、虚仮おどし…だったのかな?」
アクア「何か体に異常はない?」
カムイ「うん、今のところは、だけど…」
サクラ「よ、よかったです。私、兄様に何かあったらって…」
カムイ「はは、ありがとね、サクラ…」
カムイ「『奥さん』にこんなに心配してもらえるなんて、僕は嬉しいよ」
レオン「……え?」
アクア「カムイ、あなた何言って…」
サクラ「に、兄様…」
サクラ「兄様っ!」
カムイ「ちょ、サクラ、どうしたんだい、いきなりキス、とか…むっ…」
サクラ「にいしゃま…ちゅ、は、れろぉ、にいさまっ、にいしゃま…」
カムイ「ど、どうしたんだい、サクラにしてはやたらと情熱的な…」
カザハナ「ど、どういうことなの?」
アクア「サクラが、カムイの奥さん…」
レオン「……まさか、さっきの矢の力は…肉体ではなく、精神を…」
レオン「記憶を、書き換えるものだったのか…!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロプト『………うふふ、さて、ロプトウス様』
ロプト『もうすぐ、あなたの新しい眷属…いえ』
ロプト『新しい身体の誕生ですよ』
今日はここまで。
あれ、何で900半ばまでスレ進んでんの?早くね?
明日は新スレの準備してから始めます。
雑談とかでこっちは進めてもらっても結構です。
新スレで進めようと思うんで
立てたら連絡しますんでよろしくお願いします。
おつおつ
大松「ヒトの妊娠期間は10か月前後あるから仮に成功してもまだまだ時間がかかるぞ」
変態FEif第三部、始まります
【FEif】サクラ「……兄様に、愛して欲しいんです」レオン「…うん」
【FEif】サクラ「……兄様に、愛して欲しいんです」レオン「…うん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438572405/)
>>1000 次の短編でエロい目にあう女の子(ifキャラのみ)
え、エルフィちゃん(小声)
週七回(七回しかしないとは言ってない)
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