穂乃果「え〜二人とも行こうよ〜」

凛「穂乃果ちゃんの言う通りにゃ〜！も、もしかして真姫ちゃんは凛と一緒に焼肉を食べたくないとか？凛は悲しいにゃー！」

真姫「ヴェェ、そんなつもりじゃないわよ！」

凛「（ウルウル目＆上目遣い）」

真姫「わ、わかったわよ！行けばいいんでしょ！行くわよ！焼肉屋さん行くわよ…もう」

にこ「相変わらず、ちょろいわね」

真姫「うるさいわね！」

絵里「にこは本当に来ないの？」

にこ「わたしがここあ達の晩御飯作らないといけないの、だから私だけ焼肉ってわけにはね」

真姫「にこちゃん…」

海未「穂乃果、やはり焼肉は皆で行ける日にした方がいいのではないでしょうか」

希「そうやね」

絵里「海未の言う通りね」

にこ「いや、私はのことはいいから焼肉行きなさいよ、別に構わな…（にこ携帯にこママから着信）ちょっとごめん、はい、もしもし」

にこママ「あ、にこ？今日は久しぶり私が晩御飯作るから、何かリクエストある？」

にこ「！！今日はママが作るの？」

にこママ「そうよ、久しぶりに家族サービスサービス♪」

にこ「あのね、ママ…今日ね私、μ’sの皆で焼肉を食べに行こうって誘われているんだけどね」

にこママ「え？そうなの？それなら行ってらっしゃい。虎太郎達の晩御飯は今日は私が作るから大丈夫よ！」

にこ「本当に！？それなら皆で焼き肉行ってくるねママ！」



にこママ「はーい。それじゃあねー」

にこママ「（あの子が友達と晩御飯か、楽しんできてね、にこ）」

こころ「お姉様は皆さんと晩御飯なんですか？」

虎太郎「バックダンサー？」


にこママ「そうよ！にこは皆と晩御飯食べに行くんだって！だから今日は私が作るからね！気合い入れて料理するわよ！にっこにこにー！」

矢澤家「「「にっこにこにー！」」」

にこ「…なんか今日、こころ達の晩御飯大丈夫みたいだから、私も焼肉行ってあげるわ」

凛「やったにゃ！皆で焼肉にゃ！」

花陽「μ’sの皆で焼肉なんて嬉しいね、凛ちゃん」

穂乃果「そうと決まればレッツゴー」

ことり「穂乃果ちゃん、どこのお店に行くの？」

穂乃果「そうでした…えーと。どうしょうか」

希「焼肉のことならウチにお任せや！スピリチュアルな美味しいお店があるんや」

穂乃果「それじゃあ希ちゃんのオススメのお店にレッツゴー！」

移動中

真姫「（私焼肉って初めてなのよね…）」

絵里「ねぇ真姫」

真姫「どうしたのよ絵里？」

絵里「知ってる？焼肉を食べた後のお会計は“男気ジャンケン”というジャンケンをして勝った人が全額払うものなのよ。（この前TVで見たのよドヤァチカァ）」

真姫「ヴェ！…もちろん知ってるわよ！（勝ったのに払うの？それに私達は女なのに男気なの？イミワカンナイ！）」

海未「絵里…それは初耳なんですが」

絵里「え？？違うの？」

穂乃果「それってTVの企画でしょ？」

絵里「ハラァ！！？！」

海未「絵里のそういう所可愛いですね」

ことり「絵里ちゃんもしかして焼肉初めてなの？」

絵里「初めてではないわよ！初めてでは」

にこ「真姫も初めてっぽいわね」

真姫「何よにこちゃん！初めてだと悪いの？！」

穂乃果「これは中々レアだね」

希「ついたで、このお店や」

『焼肉屋音ノ木坂店』

海未「あ、このお店なら弓道部の方々と来たことがありますね」

にこ「普通のチェーン店なのね、希のことだから路地裏の怪しげな焼肉屋さんとかを想像してた」

希「にこっち、それは違うで、全国規模のチェーン店だからこそ安心で美味しい焼肉を食べれるんや、それにこの店は七輪で焼くタイプの焼肉！これこそ本物の焼肉。それにウチは食べ放題の焼肉も認めてはいないんや。一皿一皿が大切な焼肉なんや、ええか、にこっち？焼肉とはry」

にこ「ちょっと希！目が怖い！」

凛「もうお腹ペコペコにゃー」

穂乃果「早く入ろう」

店員「いらっしゃいませ。何名様ですか？」

ことり「九人です」

店員「こちらへどうぞ」

希「この店は電子パネルで食べたいものを注文するんや」

ことり「何にしょうかな♪」

穂乃果「お肉の種類とかよくわからないから希ちゃんに任せるよ！」

希「せやな、まぁ牛タン、カルビ、ハラミとロースは絶対必要や焼肉の四天王や、サラダはチョレギサラダとシーザーサラダが美味しいからオススメやで、あとは焼き野菜セットあたりでええか」

海未「こういうお店で食べる野菜は美味しいですよね」

絵里「希！私ユッケというのを食べてみたい！」

希「ユッケっと、皆お米はどうする？あ、花陽ちゃんは大ライスやね」

花陽「ううん希ちゃん、私は特大ライス！」

海未「私はライスではなくクッパを食べたいです。」

ことり「あ、私も普通のご飯じゃなくて冷麺がいいかな」

希「流石やね花陽ちゃん、ことりちゃん達みたいに普通のお米じゃないのもアリやで」

凛「凛は温麺！温麺のスープは美白効果があるって聞いたにゃー！」

真姫「わたしは普通のご飯で」

穂乃果「私も普通のご飯！大盛りで！」

にこ「わたし石焼ビビンバ」

絵里「私も普通のご飯にしようかしら、希はどうするの？」

希「エリち、ウチは焼肉屋さんでライスは頼まないんや。お米なんて邪魔モノはいらん。全身全霊でお肉と向き合うんや。」

花陽「希ちゃん…」

希「あとは中落ちカルビ、豚トロ、鳥軟骨、骨付きカルビって感じやな」

にこ「希、ホルモンを忘れているんじゃないの？」

希「流石やねにこっち、部長の名は伊達ではないんやね。ホルモンを制するものは焼肉を制するや」

海未「私もホルモン好きです」

希「牛ホルモン、牛ミノ、牛レバー、豚ホルモンが食べれるホルモン盛り合わせでええやろ、とりあえずこの辺りで注文っと。」

ポチッと

ことり「穂乃果ちゃんジュース行こう」

海未「絵里、真姫。知っていますか？こういったお店では飲み物を自分で取りに行くのです。（ラブアロードャア）」

絵里「ドリンクバーよね？知ってるわ」

真姫「ドリンクバーくらい知ってるわよ！」

海未「( ；´Д｀)」

花陽「海未ちゃん、凛ちゃん、私がジュース持ってきてあげるよ」

凛「凛はコーラでお願いにゃ！かよちん」

希「エリち、ウチにも何かお願い。エリちにお任せ〜」

海未「それでは、私も烏龍茶でお願いします」

にこ「穂乃果、私にカルピスお願い」

穂乃果「まかせてにこちゃん！」

ことり、穂乃果、花陽、絵里、真姫がドリンクバーへ

穂乃果「！」（黒い心）

穂乃果「花陽ちゃん、実は海未ちゃんって炭酸が大好きなんだよ」

花陽「え？そうなの？でも烏龍茶って言ってたよ？」

穂乃果「そうだね、でも、やっぱりコーラにしてあげた方がいいよ。なんたって私は海未ちゃんと付き合いが長いから、なんでも分かるんだよ！海未ちゃんは今コーラを求めている！！」

花陽「なるほど」

ドリンクバー組帰還

穂乃果「お待たせ〜！それじゃあ乾杯しよう！それでは皆！乾杯〜」

μ’s「「「乾杯〜」」」

海未「ッ！ング！！?ゴホッ！！」

にこ「海未！どうしたの？！」

穂乃果「www」

海未「ゴホッ！ゲホッ！…花陽？！これはなんですか？私は烏龍茶をお願いしたはずですが！」

花陽「えっと穂乃果ちゃんが、海未ちゃんは炭酸が大好きだからコーラにしてあげなって…（ダレカタスケテー）」

穂乃果「引っかかったぁ〜！実は海未ちゃんは炭酸が苦手なのでした」

花陽「え？！そうなの？ごめんなさい！」

海未「…そうですか穂乃果の悪知恵でしたか（ニッコリ）…希、このお店の焼き野菜セットにはピーマンがありましたよね？」

希「あるで」

穂乃果「！！海未ちゃん、ほんのジョークだよジョーク！スクールアイドルジョーク！」

海未「わたしは穂乃果に栄養満点の野菜を食べて欲しいだけですから（ニッコリからの真顔）」

穂乃果「ひぃぃぃぃ！ことりちゃん助けて！」

ことり「(・8・)」

穂乃果「そんなぁ〜」

にこ「え？今ので通じたわけ？」

海未「ことり！穂乃果を甘やかせないでください！」

ことり「でも、久しぶりに慌てる海未ちゃんが見れて可愛かったよ」

海未「ことり///」

穂乃果「そうだよ！海未ちゃんは可愛いよ！私可愛い海未ちゃんが大好きだよ！」

海未「（幼なじみ2人に私のハートは撃ち抜かれました・バーン・）」

にこ「（意外と海未もちょろいのよね）」

店員「お待たせいたしました、こちら、チョレギサラダとシーザーサラダ。そしてこちらがユッケになります。ユッケの方はガーリックチップとネギを卵黄と混ぜてお食べください。」

絵里「これが有名なユッケという食べ物なのね」

希「どうやエリち？美味しい？」

絵里「……Очень хорошо、何これ、とっても美味しい！初めて食べたけどとってもハラショーね！」

凛「凛も食べたいにゃー！絵里ちゃんちょっとちょうだい！」

絵里「もちろんよ」

凛「……なんかお刺身みたいで凛は苦手…」

真姫「まぁ好き嫌いは色々あるわよね」

穂乃果「サラダ分けるよ！」

絵里「穂乃果、私はノリが苦手だからシーザーサラダでお願い」

希「ウチはチョレギサラダ」

凛「チョレギサラダは味が濃いでけど…それがまたコーラと合うにゃ〜！美味しい」

ことり「シーザーサラダも美味しいね、半熟玉子とチーズがシーザードレッシングにマッチしてお口の中でふわふわしてる！とっても美味しいね海未ちゃん！」

海未「ええ、とっても美味しいですねことり。」

花陽「韓国ノリの味とチョレギドレッシングが野菜に染みて美味しい。早くご飯来ないかな」

店員「お待たせしました。こちら焼き野菜セットと牛タンになります。牛タンの方が焼きあがりましたらお好みでレモンをつけてお食べください」

希「いよいよお肉が来たで！それじゃあ始めようか」

ジュウ〜

希「ちなみにレモンのお皿とお肉を置くお皿を別にした方が長くレモンのフレッシュさが残るんやで」

穂乃果「希ちゃん！早くちょうだい！もう限界！」

希「これなんてええやん！さぁどうぞ！皆にもどんどん焼くで」

にこ「牛タン美味しい！希の焼き加減がバッチリ！」

真姫「ここにつけるの？海未」

海未「そうですよ真姫。レモンをつけて食べるのがオススメです」

真姫「モグモグ……美味しい！！」

希「野菜もいい感じに焼けたで」

花陽「ネギもシイタケと美味しいよ〜」

穂乃果「希ちゃん、私ピーマンいらなーい」

海未「穂乃果、ダメですよ。」

穂乃果「海未ちゃん！もう許してー」

ことり「大丈夫！私が穂乃果ちゃんの代わりに食べてあげる」

海未「ことり！だから甘やかしてはいけません！」

絵里「海未、そろそろ許してあげたら？」

海未「絵里まで、もう！仕方ないですね」

店員「お待たせしました。こちらライス、冷麺、クッパ、温麺、そして石焼ビビンバです。」

花陽「ご飯〜」

店員「石焼ビビンバの方が大変お熱くなっているので注意してください」

店員2「お待たせしました！こちらカルビ、ロース、ハラミです。そしてこちらが中落ちカルビと鳥軟骨、骨付きカルビです」

希「どんどん焼くで〜」

花陽「ご飯が進むね」

穂乃果「美味しいね」

希「骨付きカルビは骨に近い部分のお肉が美味しいんや」

にこ「何これ！美味しい！にっこにっこにー！」

希「お肉が柔らかくて最高やな。そしてこのタレが、また絶品！うん！」

穂乃果「コリコリしてる軟骨も美味しいね」

希「中落ちカルビは牛の肋骨と肋骨の間のお肉なんや、普通のカルビより中落ちカルビの方がウチは好きやな」

店員「こちらホルモン盛り合わせです。空いているお皿お下げしますね」

凛「ホルモンって初めてにゃー」

ことり「わたしも初めてだよ凛ちゃん」

真姫「見た目結構グロテスクね」

にこ「ミノが美味しいのよ」

希「ホルモンはカルビとかと比べるともう少し焼く時間を多くするんやで」

ジュウ〜（肉汁ジュワ〜）

希「そろそろええで」

ことり「どれどれ…モグ！…美味しい！！とっても美味しい！…でも美味しいけど」

凛「いつ飲み込んでいいかわからないにゃー！！！」

真姫「モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ（そろそろ飲み込んでいいのかしら？）」

花陽「あ、ご飯おかわりしてもいいかな？」

希「ええよ、他に皆は？」

海未「わたしもご飯をお願いします。」

にこ「あんた達わかってないわね。こういう時こそキムチなんだから」

穂乃果「もう少しお肉が食べたい！」

希「キムチっと、ウチもまだまだお肉食べるつもりやったで穂乃果ちゃん」

絵里「希サンチュをお願い」

真姫「私はワカメスープ」

希「じゃあ注文するで」

ポチッと

海未「皆で食べると焼肉もより一層美味しく感じますね」

希「ウチが焼肉好きな理由は海未ちゃんが言った通り。皆でわいわい食べれる焼肉は一番美味しいんや」

海未「はい、そうですね！」

店員「追加のお肉、ネギ塩牛タン、カルビ塩、ハラミ塩、上ミノ塩です。そしてサンチュとライスです」

希「さぁ！二回戦行くでー！」

花陽「塩ダレも美味しいね」

絵里「サンチュにお肉を包んで食べるのがこれほど美味しいとは…ハラショー」

にこ「希、そろそろわたしが焼くの交代するから休みなさい」

ことり「私も手伝うよ。にこちゃん」

希「それじゃお言葉に甘えて、にこっちとことりちゃんお願い」

店員「こちらワカメスープです。以上でお揃いですか？」

ことり「はい、大丈夫です」

真姫「私はこのままスープで最後にするわ。ちょっと食べ過ぎたみたい」

希「〆をワカメスープにするとは真姫ちゃんも焼肉通やね」

真姫「初めてなのに通もなにもないわよ」

……

ことり「美味しかったね穂乃果ちゃん」

穂乃果「もうお肉見たくなーい。もうお腹いっぱい」

絵里「とっても美味しかったわ。希のおかげね」

花陽「美味しいかったよ希ちゃん」

凛「希ちゃんありがとうにゃー！今度は凛が美味しいラーメン屋さんに連れて行ってあげるね」

穂乃果「じゃあ次はμ’sの皆でラーメンでもいいかもね！」

ことり「今はお腹いっぱいで、他の食べ物のことは考えられないよ穂乃果ちゃん」

真姫「そうね」

希「皆が満足してくれたみたいでウチも嬉しい」

海未「私もお腹いっぱいです、もうおまんじゅう三つも食べれません」

にこ「…でも、デザートとかって食べられちゃうものなよね」

ことり「甘いモノは別腹って言うもんね」

μ’s「！？………」

希「デザート食べる人おる？」

μ’s「「「はーい！！」」」

・お会計・


店員「ありがとうございました〜またお越しくださいませ」

μ’s「また明日学校でね〜」