ゆいゆいにっき  (18)

今日たまたま拾ったら真っ黒なノート
英語でいろいろ書いてあって読めないけど、なんかひかれるものがあったから日記を書くことにした



私は奉仕部っていう部活に入ってます。そこは人の悩みを解決してくれるところ・・・餌がどうこう言ってたけど
奉仕部には大切な人たちがいます
ヒッキーとゆきのんです

今日もヒッキーとゆきのんは凄い仲良しだったよ。本人たちは否定するけど正直羨ましい・・・なんでも言い合える仲なんて憧れちゃう

あ、ヒッキーって言うのは同じクラスで・・・その、私の好きな人

比企谷八幡

ゆきのんの名前は

雪ノ下雪乃


二人とも大切な友達




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次の日


そいつは、突然現れた。

比企谷八幡と雪ノ下雪乃を足して2で割ったような顔つき。
下半身は人間のそれに近いが、肉付きを見るに左右で性別が異なるように見える。
魚の鱗でコーティングされた胴体には、尻尾の千切れたワニがそのまま一匹、右肩の間接部分に接続され、腕としての機能を備えている。
背中についた鷲の羽根をばっさばっささせながら、僅かに残された雪ノ下雪乃の要素である左腕は人差し指を差して、雲一つ無い青空に向けて力強く突き上げている。

由比ヶ浜結衣の中で“コレ”を的確に表現する言葉は『キメラ』以外に見つからなかった

結衣「や、やっはろー……?」

ひきのん「……ギ」

結衣の声に反応したかのように、ひきのんの眼球が薄いカエルの粘膜のようなものでコーティングされ、青白く発光する。
水しぶきが吹き出るような音と共に、脇腹あたりの隙間から何か黄色い液体のようなものを、怒るようなうめき声を上げながら噴出した。

ひきのん「##ね###ギ####%#@#&&!!」

結衣「!?」

次の瞬間、ひきのんは結衣に向かって飛びかかってきた。
それが由比ヶ浜結衣が見た、高校生活最後の夢だった。

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