相澤「さっそくだけど、事前に通達していたように、今日はオールマイト先生からヒーローについての有り難い話があるので、みんな心して聞くように」

爆豪「…………」イライラ

相澤「…なんだ爆豪？なんでイラついてんだ？」

爆豪「イラついちゃいねーよ」メラメラ

相澤「ウソつけ。ストレス性の発汗で手が燃えてるぞ」

爆豪「わかんねーんだよ…ったく、なんで今頃座学なんてやんだよ」プシュー…

相澤「は？」

爆豪「こちとらもう実戦を体験済みじゃねーか。これ以上何をベンキョーすんだ？」

相澤「…………」

飯田「彼に同意する訳ではありませんが、僕にも疑問があります」

飯田「現にヴィラン連合なる者達が出てきた以上、授業よりまず彼らに対しての…」

相澤「分かってるよ。対策しろって言いたいんだろ？」

飯田「あ、いえ、そこまでは言って…」

相澤「言ってなくてもそう聞こえたからね。そういう事は頭でっかちを卒業してから言え」

爆豪「す、すみませんでした」

相澤「お前もだよ脳筋」

爆豪(脳筋！？)ムッカァ




麗日「ねーデク君。有り難い話ってなんなのかな？」

緑谷「えっ？さ、さあ」

峰田「ヒーロー心得その1とか、そんなんじゃねえの？」

梅雨「いえ、多分本当に大切な話をするんでしょ」

峰田「大切って、例えばどんなだよ」

梅雨「聞いてもいない私が分かるわけないでしょ」

峰田「ぐぅ…何という正論…」



バァン！！！



緑谷(あっ、来た！)

相澤(ドアぐらい静かに開けて欲しいなー)



オールマイト「私が話をしに来た！！！」



相澤「と、いうわけで、後はオールマイト先生にお任せします」

オールマイト「任されたッ！！」

「えっ、マジにオールマイト！？」 「スゲェ！」 「いつ見てもタッチが違う…」



オールマイト「では、さっそく始めよう」

オールマイト「と！その前にキミ達に言っておくが、私は大変に多忙な身なので、今から2時間しかここにいられない」

オールマイト「だからこれから話す事は1度しか話さないし、質問も受け付けないから覚悟したまえ！」


オールマイト「で、肝心な話の内容だが……まぁ、ヒーロー活動における私の実体験といったところか」


緑谷(実体験！？ そんな貴重な事を…！？)ワクワク

飯田(これは間違いなく為になるぞ！一言一句と漏らさずに、全て聞き取らねば！)クワッ

梅雨「…………」



オールマイト「では、話の触りとしてだが、キミ達に質問だ！」

オールマイト「ヒーローってなんだい！？」


緑谷「えっ？」

飯田「えっ？」


オールマイト「緑谷君、キミにとってヒーローとはなんだい？」

緑谷「……ひ、人の為に戦って、正義と平和を守る人、とか」

オールマイト「正解。じゃ、飯田君にとっては？」

飯田「はい！ヒーローとは情報力と機動力、更には判断力と戦闘力の全てを兼ね備え、かつそれらの力に溺れる事なく自身を制御し、市民を守り、法を守り、社会に奉仕を行う、社会正義の代弁者であり執行者である正義の象徴であると、ぼ…私は思います！」

麗日(うわぉ、流石)

オールマイト「うむ、完璧な正解だ」

オールマイト「でもそれは、半分だけ完璧に正解」

飯田「？…それは、どういう意味ですか？」


オールマイト「どういう意味かは、私がこれから話す事」

オールマイト「私が語るべき1人のヒーローについての話を、キミが理解した時に分かるだろう」


飯田「？」


オールマイト「『彼』は真に完璧な正解だった」


オールマイト「自分の命すら、否定してしまう程に」

ロールシャッハ記 ※※※※年※月※※日











ロクでもない掃き溜めから更なる悪臭が立ち込め始めて、何年が経ったろうか。
淫売な神が腐れ切った連中に楽しいオモチャを提供し、世界の腐敗が下水からすらも溢れ始めて、何年が経ったろうか。
ヤツらは今だに何一つ学ばない。
俺がしようとしたこと、俺たちがしようとした事を、ヤツらは理解もせずに模倣しているにすぎない。

キーン条例…溢れる糞を見逃し、俺たちを見逃さなかった、矛盾した汚らしい汚物。
あれを定めた蛆虫共は何も分かっちゃいない。
何故俺たちを締め付け、俺たちより危険な特殊能力者共を野放しにする？

そんな事ををするから、俺がこんな事をするんだよ。

今宵も狩りをする。

今日は二人だ。

泣き叫び、小便を撒いて、俺に許しを乞え。








俺は絶対に許さない。

かくにんしたらマジで爆豪が謝ってた
しかも書き間違えもあるし、最初からこんなんじゃ駄目だな
依頼出して立て直すわ

あと、次スレの参考までに口調についての問題点を教えてほしいれす
ちなみに>>1は単行本3巻までは読破済みです