1レスで繋ぐ様々なキャラが出演する『わらしべ長者物語』を皆で書こう。 (214)



基本1レスで主人公をわらしべ長者にしましょう。

アニメ・ゲーム・マンガ・ラノベ等の様々なキャラと交換を繰り返し、主人公をわらしべ長者にします。



例)前レスに×××を貰って
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

現在【×××】


主人公「誰か居ないかな?」

キャラ名「やあ、何しているんだい?」

主人公「わらしべ長者をしていて×××を持っているんですが?」

キャラ名「なら君の×××と私の△△△を交換しないか?」

主人公「交換しましょう。」


△△△を手に入れた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

こういう感じの流れになれば内容は自由です。

では、始めましょう!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430755213



主人公「バイト先でワラを貰ってしまった。どうしよう?」

ワラを手に入れた。


主人公「ワラとかぶっちゃけいらねーよな……」

主人公「正直クズじゃん……」

遊星「ワラをクズ呼ばわりするな」

主人公「誰だお前」

遊星「俺は不動遊星。デュエリストだ」

遊星「ワラをクズ扱いするのなら、俺に寄越せ」

遊星「その方がワラも喜ぶ」

主人公「ならお前もなんかくれよ」

遊星「いいだろう……」

遊星「そうだな、スターダスト・ドラゴンをやろう」

主人公「いいのか?」

遊星「ゴールドシリーズのせいで余ってるからな」

主人公「やったぜ」


スターダスト・ドラゴンを手に入れた

わらしべ長者のssもいいな
よし、今度それを描くが「ヒント」をもらったお礼に「俺も1レス参加すること」で交換だ

主人公「スターダスト・ドラゴン…遊戯王で合っていたよな?」

主人公(ちょうどこんな感じの白いカードが流行る辺りに周りの友人はやめていったな。それからはあれだけ熱中していた私自身でさえカードを見るまで忘れていたらしい…)

「俺はこのままネオスでダイレクトアタック」

主人公(そんな風に昔の思い出に意識を寄せていると懐かしい名前を呼ぶ声がした)

真人「くそっ!なんで今更ネオスごときに倒されなきゃなんねーんだよ!!」

恭介「あまいな真人君、デュエルとは『力』ではない、『心』だ」

主人公「あれは三年の…」

主人公(声のした方を向くと公園のベンチには毎日お目にかかる見慣れた制服に身を包んだ男女が5人ほどで集まっていた。そして、その中の数人に私は見覚えがあった)

真人「ちくしょう…あそこでダストボックス・ドラゴンさえありゃ…」

理樹「それを言うならスターダスト・ドラゴンでしょ?ダストボックスならゴミ箱じゃない…」

主人公「まさかあんたらがこんな俗物に興味があったとはな。棗さん」

恭介「誰だか知らないがうちの生徒のようだな」

主人公(棗恭介。うちの学校ではその人を惹きつけるカリスマ性と甘いマスクで絶大な人気を誇っている人物…他に、いずれも学校の中では存在感を発揮している彼の幼なじみもいた。しかしこんな年で、こんな所で遊戯王なんてやっていたとは…)

恭介「あんたもするかい?決闘なら誰でも歓迎だぜっ」

主人公「いや、俺は残念ながらこのカード一枚しか持っていないしこれからする気もない」

主人公(カードを見せると先程負けたらしい同級生の井ノ原真人が食いついてきた)

真人「うお!そりゃスターダスト・ドラゴンじゃねえか!俺にくれ!ちょうどそれが欲しかったんだよ」

主人公「ただでやる訳にゃいかない。なにかと交換だ」

真人「交換…交換か…」

主人公(井ノ原は全身のポケットをくまなく手を突っ込み、最後に見つかったものを私に手渡した)

真人「ほら、どうにかこいつで交換してくれないか?」

【主人公はスターダスト・ドラゴンとウェイトグリップを交換した】

現在【昼過ぎ・公園】

主人公「さて、とりあえず物の価値は上がってきているがドーン!・・・うん?」

???「俺はぁ!…丸太を伏せて、ターンエンド!…おいアリト、こんなトレーニングに意味があるのかよ?」ゼイゼイ

アリト「あぁ?何言ってんだよギラグ。デュエリストなら身体を鍛えておくのはあたりめぇだろうが!さぁラスト一周行くぜ!」

ギラグ「トレーニングにつきあう身になれ!ったく・・・」

主人公(公園に丸太を担いだ巨漢と、ダンベルをもった男が入ってきて・・・巨漢が丸太を投げ捨てた!)

主人公(…まぁいろいろ置いておいて、トレーニングやっているような奴らならウェイトグリップを交換できそうだな)

主人公「おーい、君たちー!」

アリト「・・・ん?なんだあんた?」

主人公「私はわらしべ長者に挑戦しているんだが、君、トレーニングにダンベルを使っているみたいだね」

主人公「よかったら、このハンドグリップと何か交換してもらえないかな?」

アリト「わらし・・・なんだって?」

ギラグ(・・・こいつは、トレーニングをうやむやにできるかもしれねぇなぁ)

ギラグ「アリト、わらしべ長者ってのはなぁ…」ゴニョゴニョ

アリト「ふんふん・・・へぇーっ!面白れぇことやってんだなアンタ!」

アリト「そうだな、何か持ってたか・・・お、買い出しの時貰った福引券があったか!」

アリト「こいつでどうだ?」

主人公「良いでしょう。では、こちらをどうぞ。使い方は……」



アリト「そんじゃ頑張れよな!応援してるぜー!」

主人公(そう言って男達は去って行った…それにしても変なコンビだった)

主人公(それに、またデュエリストがなんとか…まぁいい)

主人公「福引券か…運が良ければ家電とか、旅行券とかが当たるかもな」


【主人公はウェイトグリップと福引券を交換した】

??「 ふ、不幸だ…… 」

主人公「 うん?どうしたんだお前、そんなとこで四つん這いになって。ヘンタイさんか 」

??「 違うわ!!上条さんはただいま絶賛ハートブレイク中なんです!……って誰だあんた? 」

主人公「 名乗るほどのものではない。そうかお前は上条というのか、下の名前は? 」

上条「 自分は教えねえくせに俺のフルネームは訊くのかよ!? 」

主人公「 いや、ぶっちゃけどうでもいい 」

上条「 ケンカ売ってるのか?なぁ?そうなんだろ? 」

主人公「 まぁまぁ落ち着きなされ若者よ、そうカリカリしてると禿げるぞ 」

上条「 やかましいわ!諸々の事情でリアルに最近頭皮を心配してるんだから触れるんじゃねえ! 」

主人公「 そいつはすまなかったな。ところで上やん、わらしべ長者に興味はねえかい? 」

上条「 上やん言うな。……あん?わらしべ長者? 」

主人公「 そうとも、わらしべ長者だ。私は現在それの真っ最中でな。よかったらこの福引券と何かを交換してくれないか 」

上条「 福引券?うぅむ……不幸がデフォルトの俺が、福引券で当たるとは思えないが……いやでも、大覇星祭の時は当たったよな……? 」

主人公「 ちなみに家電や旅行券が当たるそうだ 」

上条「 !!、か、家電!?本当かそれ! 」

主人公「 えっ、あ、ああ。当たればな? 」

上条「 うおおおおおおお!!これは賭けてみる価値あり!!御坂の電撃で逝っちまったレンジをこれでで手に入れてみせるぞおおおおおおお!!! 」

主人公「 あー、交換ってことでいいのか? 」

上条「 ああ、頼む!えーっと確かここに……、あった。これでどうだ? 」

主人公「 ん。これならいいだろう 」

上条「 そうか、ありがとうな!じゃ、わらしべ長者頑張れよー! 」

主人公「 おう、上やんもなー 」



【 福引券 と 新約とある魔術の禁書目録第9巻 を 交換した 】

主人公「本か……ちょっと読んでみたいが」

主人公「ちゃんと舗装されてるしなぁ、開けるのもどうかな」

主人公「あ、そこに人が……賭けるか」

主人公「あの、すみません」

やすな「? どなたさまで……?」

主人公「あぁ、実はわらしべ長者を…」

やすな「わらしべ長者!?」

主人公「うおっ」ビクッ

やすな「何それ面白そう! 私ともやろ!」

主人公「お、おう…これだ、中身は本らしい」

やすな「ありがとう! 私はこれ!」

主人公「あ、ありがとう…」

やすな「じゃあね! ねぇソーニャちゃん! 知らない男の人からプレゼント貰ったよー!」タッタッタ

【  新約とある魔術の禁書目録第9巻 と あたり付きアイス を 交換した 】


主人公「あーやべえ…さっき飯食ったばかりだから食えねーな。…どうすっかな?」


「暑いにゃ…総選挙2位なのに暑いにゃ…。こんな時はアイスが食べたくなるにゃ…」


主人公「おっ!丁度良いところに人が来た♪」フヒヒ


「暑いにゃ…age進行なのに皆sageるにゃ…なんでにゃ…」


主人公「ちょっとそこのお嬢さん少しいいかな?」

???「みくに何の用にゃ?ナンパならお断りにゃ」

主人公「違う違う!僕ね今わらしべ長者をしててアイス持ってるんだけどどう?」

みく「アイス!?やるにゃ!わらしべ長者やるにゃ!……このネコミミと交換にゃ!」

主人公「よっしゃぁぁぁ!交換しよう!」



【"あたり付きアイス"と交換して"ネコミミ"を手に入れました。】



主人公「しかしネコミミか……手放すのは惜しいがわらしべ長者の為に」

??「なぜだー!何故ネコミミがないんだ!」

主人公「早速か!」

??「俺はただ!秘書艦のあいつにネコミミ着けてにゃんと言って欲しいだけなのに!」

主人公「あのー」

提督「ん?誰いや待て!お前ネコミミを持っているな!」

主人公「分かるの?」

提督「ネコミミストならば当然いやそれはいい!それよりもそれを売ってくれ!言い値で構わん!」

主人公「いいけど今はわらしべ長者やってて」

提督「つまり物々交換か、ならこれでどうだ?ネコミミと釣り合わんかもしれんが」

主人公「いやそっちの方が多分」

提督「ではこれはありがたくいただいていく!待ってろよ加賀ー!」

主人公「どうみてもこぅちのが値打ちが」


【“ネコミミ”と交換して“瑞雲”を手に入れました】

でも瑞雲と家交換する人っていなさそうだよな


わらしべ中の価値の上がり下がりは有りだと考えています。

最終的に初めの"ワラ"より価値のあるモノになれば成功なので気にせず自由にお願いします。

【夕暮れ・街中】

主人公「そろそろ日も暮れてきたか。人も流石に少なくなってきた」

主人公「そんな中、プラモデルの物々交換に声をかける人間…まずいか」

主人公「もうこのあたりが妥協点なのか?明日が休み最後だしな…いや、あそこなら」



ピロリロリローン
主人公「プラモデル屋に来た。買い取り…は最終手段として、事情を話せば何かと交換できるかもしれん」

イオリ・リン子「いらっしゃいませー!…あら?[主人公]君じゃない!久しぶりねぇ」

主人公「お久しぶりです。最近は忙しくて、模型からはしばらくでしたね。ところで……」



リン子「わらしべ長者、ね。[主人公]君は昔から面白いことをよく思いつくわよねぇ」

主人公「まぁ、今回の休みの間だけですがね。それで、交換か…買い取り、どうでしょう?」

リン子「買い取りはしていのよね…でも、このプラモデルだったら結構いい値になるかしら」

主人公(無理、か…ネットオークションとかに回してもらうか…)

リン子「あ!じゃあアレはどうかしら、ちょっと待っていてね」


リン子「これで、どうかしら」

主人公(人気バンドのコンサート・チケット…これはなかなかだが…)

主人公「これ、結構いい席じゃないですか。本当に良いんですか?」

リン子「ええ。セイのことは[主人公]君も知っているわね?」

主人公(この人の息子。昔はガンプラバトル…模型で戦う遊びにたまに付き合っていたな)

リン子「あの子タッグでガンプラバトルの世界選手権に行けることになったのよ!」

主人公「へーぇ、世界ですか。そいつはまたすごい」

リン子「それで、応援に行こうと思っているんだけど…予定が合わなくなっちゃってね。

リン子「どうしようか迷っていたのよ」

主人公「そうですか。…では、商談成立で」



主人公「それでは、セイ君に頑張れ、とお伝えください」

リン子「ええ。わらしべ長者、頑張って。結果報告楽しみにしてるわ」

主人公「はい。それでは…」

主人公(さて、金銭的な価値としては上々、だが…)

主人公(俺は何を最終目的にわらしべ長者を始めたんだろうか)

主人公(ワラが家になる、などと夢見ていたわけではないが…)

主人公「まぁいいか。最終的にどうなっても学校での話題の一つにはなるだろう」

主人公「…それにしても、世界か。プラモデルも進化したもんだ」

【瑞雲(プラモデル) と バンドのコンサート・チケット を 交換した】

【会場前】

主人公「勢いでコンサート会場まで来たけど」

主人公「何のバンドのチケットだったか確認してなかったな」

主人公「えーと、トンズラブラザーズ?」

主人公「あー……名前は聞いたことあるな」

主人公「良く見たらこれ、1枚で二人まで入れるのか」

主人公「……一緒にバンド見に行く人なんていない件」

赤い帽子の少年「……」

リボンの女の子「……」

主人公「……ん? 会場の前に立ち尽くしてる子がいるな」

主人公「チケット、持ってないのかな」

赤い帽子の少年「……!」

リボンの女の子「!」

主人公「……え、何?」

赤い帽子の少年「……」ジー

リボンの女の子「……」ジー

主人公「……こ、このチケット?」

赤い帽子の少年「……」コクリ

主人公「……俺のでよかったら」スッ

赤い帽子の少年「……」ニコッ

主人公「(まあ、バンドにそこまで興味があったかなんて言われると、そうでもなかったしなあ)」

赤い帽子の少年「……」スッ

主人公「あ、お礼にくれるの? ありがと」

赤い帽子の少年「……」ペコリ

主人公「……あの年で彼女連れか」

主人公「……う、羨ましくなんかないぞ!」


【バンドのコンサートチケット を渡して フランクリンバッジ を貰いました】

現在【どこかの駐屯地】
主人公「うーむ…ただのバッジ…にしか見えないよなあ…」ザッザッ
主人公「だいぶ価値は下がっちゃったけど、ワラよりかはマシ…かな? でも、ある意味振り出しに戻っちゃった感じだなあ…トホホ…?」ザッ

主人公「…」
主人公「…ここ何処!?」ガァン
主人公「やけに周りが自然っぽいし…こりゃ天幕か?」

主人公(バッジに夢中になりすぎて変なところに来てしまったな…とりあえず、ひとをさがしてみt)

?「ええいっ!サンダー!」バリバリッ

主人公「ぬおおおっ!?」カッキシーン!

?「えっ…人!? しかもなんで跳ね返って…ッ!きゃあっ!」ヒョイッ

主人公「…っ!?(電撃が…跳ね返った…っ!?)」

フランクリンバッジ「」ドヤァ・・・

主人公(もしかして…このバッジのおかげか?)

?「ごめんなさい!怪我はなかったかしら!」タッタッ

主人公「えっと…一応大丈夫…(なんか変な格好だな、コスプレ?…いやいや、それにしてもなんだ今の!?稲妻が真横から吹っ飛んできたぞ!?)」

?「ほんっとうにごめんなさい!ここ人が少ないから魔導書の特訓をやってたんだけど…」

主人公(マドウショ…?エッ?)

?(…あら?見ない顔ね…新兵かしら?よく見てみたら、ヘンテコな格好もしてるし…まあ、いっか)

ルフレ「私、ルフレっていうの、貴方は?」

主人公「(外国人みたいな名前だな…結構日本語流暢だけど)ああ、俺は主人公。今、わらしべ長者をしていたところなんだ。」

ルフレ「ワラシベ?」

主人公「あー…所謂物々交換ってやつだ。」

ルフレ「ああ、なるほどね(ああ、新兵じゃなくて商人ってことかしら)」

主人公「それでなんだが、このバッジと何か交換してくれないか?」

ルフレ「ええっと…何かしら、これ…使い道がよくわからないのだけれど…」

主人公「(…ん?最近の外国人ってバッジ見たことないのか?…まあいいか。)最初は俺もそう思ってたんだがな…さっき、どうやったかは知らんが君が雷を飛ばしてきたろ?」

ルフレ「そうね」

主人公「で、次の瞬間には君の元に跳ね返っただろ?」

ルフレ「ええ…ってええ!?もしかしてそれって…」

主人公「ああ、雷やらなんやらを反射するってことらしい。」

ルフレ「すごいわ…ただの…えー…丸にしか見えないのに…でも、これがあれば、かなり戦況は変えられるはず…!」

主人公「(せ、戦況って…)そんな物騒なこと、滅多にないでしょうに…」

ルフレ「へえっ!?何言ってるのよ!近頃屍兵が各地で発生してて大変だって事ぐらい知ってるでしょう!?」

主人公「えっ」

ルフレ「えっ」

ルフレ「…えーっと、まあいいわ。物々交換だったっけ?」

主人公「えっ、あ、ああ、そうだ。」

ルフレ「うーん…そうねえ…って言ってもあんまりモノあげるほどウチの軍は軍資金に余裕はないからなあ…」ポンポン

ルフレ「…あ、こんなので良ければあげられるわよ。」はいっ

主人公「…この鉄の塊は一体?」

ルフレ「…この前お菓子好きの知り合いから貰ったお菓子なんだけど、なんでも一口食べればなんとも言えない風味が口の中にいっぱいになる…みたい」

主人公「…ええー」

ルフレ「…ご、ごめんなさい。今持ち合わせてるのがこれしかないの…」

主人公「ま、まあこれもわらしべ長者の醍醐味ってもんだし…」

主人公(しかし…この風貌といい…なんだか体まで鋼鉄になりそうな気がするぞ…)
【フランクリンバッジ を渡して クリスの手製菓子 を貰いました】

主人公「この菓子…食べるのには勇気がいるな…ってうわっ!?」 ビュオオ

ヒュゴォォ< クリスの手製菓子 三 ⊂

主人公「なんだ?今の突風は…」チラッ

カービィ「」モグモグ

主人公「ピンクの玉…?って菓子が食われてる!?」

カービィ「ぽよっ」マンゾクゲ

主人公「あのー…満足してるとこ悪いんだけど、それのお礼…みたいなものをくれないかな? (これ言葉通じるのか…?)」

カービィ「ぽよ」 ペッ< ハンマー

主人公「これは…ハンマーか。どうもありがとう!」

【ハンマーを手に入れました】

主人公「(そういえばあの体のどこにハンマーが…?)」



支援age

主人公「しかし、重いなこのハンマー」
比奈「あの、ちょっといいっスか?」
主人公「あっ怪しいものではございませんっ!」
比奈「いや、あの、そのハンマーどうしたんスか?」
主人公「物々交換してたらこれになったんだ」
比奈「じゃあソレ、交換してほしいっス」
主人公「いいけど、コレ重いよ?」
比奈「援軍呼ぶんで心配ないっス」
ニョワー
主人公「ならいいけどこんなの何に使うのさ」
比奈「次の漫画の参考にしまス」
主人公「そっか、何と交換する?」
比奈「一応アイドルやってるんでサインじゃダメでスか?」
主人公「じゃあそれで」

【荒木比奈のサインとハンマーを交換した】

主人公「お…重い…!」ズールズール
主人公「流石にこんなもんいつまでも担いでいけ
んよなあ」
???「あ~!?やっと見つけたでゲス!!」
主人公「ハイ…ィ!?(なんだこの、カタツムリみたいなの!?)」
エスカルゴン「おいそこの!!そのハンマーさっさと寄越すでゲス!!」
主人公「え、えーと…何かと交換でなら……」
エスカルゴン「あぁん?、さっき拾った飴ちゃんやるから渡すでゲス!まったくあのオヤジはホンにもう…」アーオモイナコレ

【無敵キャンディーを手に入れた】

主人公「…なんだアレ?」

被ったスマヌ、>>22から進行でヨロ

主人公「アイドルのサインか…結構いいモンかも?」

チェイス「アイドルのサイン…それは人間にとって貴重な物か?」

主人公「え? あ、うん…まあね」

チェイス「ならば譲ってくれないか。霧子の弟へ手土産にしたい」

主人公「じゃあ、何かと交換で」

チェイス「……今はこれしか無い」

主人公「なんだこれ、ミニカー?」

チェイス「物々交換、これも人間のルールか…」

主人公「あ、行っちゃった」

【荒木比奈のサインとバイラルコア(バット)を交換した】

主人公「あ!そういや今日は中日と阪神の試合やった!急いで行かな」ダッ

主人公「いやーええ試合やった、まさか山本昌がホームラン打ってそれを捕ってまうとはなぁ」

山本昌「やぁ、君が僕のホームランを捕ったのかい?」

主人公「あ、そうです!もしよければサインを…」

山本昌「ん?君がその手に持ってるミニカーみたいなやつ、有名なラジコンカーじゃないか!」

山本昌「特別なサインをしてあげるならよければ譲ってくれないかい?」

主人公「こ、こんなものでよければ!!」

【山本昌のホームランボール(特別なサイン入り)を手に入れた】

主人公「昌選手のボール……ラッキーだったなぁ… …」

セリュー「ややっ!そこのお方もドラゴンズの試合を?」

主人公「ええ。お姉さんもファンなんですか?」

セリュー「ハイ!!エルナンデスさんからは正義を感じずには……」

セリュー「おやっ?それは山本昌選手の特別なサインボール!!お見苦しいですが、私に譲ってはくれませんか?」

主人公「えぇ……困ったなぁ……」

セリュー「じゃあこの……コロちゃんと交換で!」

コロ「キュー」

主人公「犬ですかコレ?」

セリュー「とんでもない!コロちゃんはかの帝具、ヘカトンケイルで……」

セリュー「あっ、私はパトロールへ行かなくちゃ!面倒見てあげてくださいよ!」

主人公「あっちょっと……」

コロ「キュー」

【山本昌のホームランボール(特別なサイン入り)とコロ(犬)を交換した】


主人公「…勢いで貰ってしまったけど、どうしよう?」チラッ

コロ(犬)「……。」

主人公「とりあえず人を捜し…おっ!」


「ゆいー!犬いるぞ!犬!」ダダダ

「ちょっと待て!京子!」ダダダ

京子「あのー…犬触っても?」

結衣「…すいません、京子が…。」

主人公「どうぞ、気にしないで!今お兄さん飼い主探してるだけだから」

京子「あっ!犬が逃げた!」

結衣「えっ!?何してんだよお前は!……はぁ…あの!私達が責任を持って犬を見つけて飼い主を探します。なのでお詫びにコレをどうぞ!では」

主人公「あ、ああ…何かゴメンね。じゃあよろしく頼むよ。」



【コロ(犬)とリボンのカチューシャを交換した。】

主人公「さて、リボンのカチューシャはどうしよ……」

花陽「凛ちゃんたちどこかなー?」

主人公「あの女の子に聞いてみるか……すいませーん」

花陽「えっ?わ、私ですか!?」

主人公「そうそう。宜しければこのリボンのカチューシャと何か交換してもらえないかなぁと」

花陽「えぇと……可愛いし、凛ちゃん喜びそうだなぁ……良いですよ」

主人公「ありがとう!」

花陽「では、私はこれを」

主人公「おにぎり?かなり大きいね……」

花陽「はい!おにぎりに適したお米と具材を入れて作った私の自信作です!」

主人公「そ、そうなんだ」

花陽「はい!あっ、私友達と待ち合わせがあるので失礼します」



【リボンのカチューシャとおにぎり(三合)を交換した。】

主人公「しかし次はおにぎりか…どうしたものか。お腹空いてないんだよな」

<ナノー…

主人公「…?なんか聞こえるな」

P「美希、今からライブなんだから早く行くぞ!」

美希「嫌なの!いくらハニーのお願いでも、今はお腹が空いてライブどころじゃないって思うな!」

P「全く…。そんなこと言ってるからいつまでもDランクなんだぞ…」

美希「…!!ハニー!おにぎり!!おにぎりの香りがするの!!」

P「お、おにぎりの香り?な、何を言って…」

主人公「もしかして…これのことか?」(おにぎりチラリ)

美希「そう!それなの!!お兄さん、美希それが欲しいの!!」

主人公「い、いいよ。なんかお腹空いてるみたいだし…」

主人公(それになんか凄く美人だし…)

美希「あはっ♪ありがとうなの!お礼にこれをあげるねっ!」

P「すみません、ありがとうございます」

主人公「いえいえ、お仕事頑張ってください」

美希「うん!頑張ってキラキラしてくるから、お兄さんもこれからの美希をちゃんと応援してね♪」

【おにぎりと星井美希のサイン入り生写真を交換した】

主人公「またアイドルのサイン…縁があるなあ」

ボーボボ「アァーイドルになりてぇー!!」

首領パッチ「パチは自分を曲げないよ!!」

天の助「ぬっこぬこぬー♪」

主人公「」

主人公「なにこれ」

天の助「お? おいボーボボ、コイツ星井美希の生写真持ってるぞ」

首領パッチ「なにゃあー!?」

ボーボボ「おお! しかもサイン入りじゃないか! ……ちょうらい☆」

主人公「え、えっと……物々交換なら……」

首領パッチ「何ぃ!? アタイ達からモノ取ろうってのかい! あさましい男だよ全く!」

ボーボボ「ならばこのバカを差し上げましょう」

首領パッチ「って俺かよ!?」

ボーボボ「交渉成立!!!!」

首領パッチ・主人公「ぐばぁ!!!」

ボーボボ「行くぞ天の助」

天の助「おう!」

主人公「…………」

主人公「なんだこれ」

【星井美希のサイン入り生写真と首領パッチを交換しました】

主人公(こいつは何なんだ……人間? コンペイトウ?)

首領パッチ「プルコギッ、プルコギッ」

主人公(いみわからん)

エルシィ「あーー! ジゴクコンペートーがいるーー!」

主人公「!」

首領パッチ「お、親方ぁ! 空から女の子がぁ!」

エルシィ「こんなに大きく、しかも言葉を話すなんて、すごくおいしそうに成長してますよー!!」

首領パッチ「てめー、俺を食おうとしてんのかー!? 俺を食べたいなら、高級料亭のメインディッシュくれーの待遇じゃねーとくわせてやんねーぞ!!」

エルシィ「あのー、これもらってもいいですかー?」

主人公「ぶ、物々交換なら……」

首領パッチ「俺は無視かよ!!」

エルシィ「わかりましたー! これ、私の一番お気に入りの本です! こんないいものもらうんだから、これくらいは渡さないとトーカコーカンにはなりません!」

首領パッチ「おい! ちっとは人の話をゴフッ!?」

エルシィ「交渉成立です! うーーー! 料理人の腕が鳴ります!! ありがとうございましたぁ!!」

主人公「」

主人公「なんだこの本?」

【首領パッチと消防車の本を交換しました】

支援age

主人公「どうしよっかなあこの本…」ゴツンッ

主人公「あれっ、何にぶつかったんだ?

ファイヤーコンボイ「おおっ、失礼。」

主人公「消防車が喋った!?」

ファイヤーコンボイ「ふむ、この姿じゃ仕方ない。トランスフォーム!」ギギガガゴゴ

主人公「でっか!?ロボットになった!?」

主人公「(あっ、でも消防車なら……)」

主人公「実は自分、かくかくしかじかで……」

ファイヤーコンボイ「成程。わらしべ長者か。面白いことをするじゃないか。よし、私も協力しよう。実際その本には興味がある。」

主人公「おお……で、交換するものは……」

ファイヤーコンボイ「私だ!!」

主人公「へ!?」

ファイヤーコンボイ「実際私も暇してたところでな。少し話し相手が欲しかったところなんだ。」

主人公「いやでも」

ファイヤーコンボイ「熱い心に不可能はない!」

主人公「どうすんだこれ……」

【消防車の本とファイヤーコンボイを交換しました】

【冥界】
銀のヒラメキ『ナゾの訪問者』

つかさ「…丸ノ内警部…」

丸ノ内「…何かね…つかさ君…」

つかさ「…ヒマですね…」ハァ…

丸ノ内「…ああ、ヒマだな。何せ芳川君がアカシャを独占しているからな…」

主人公「それならお喋りのできる消防車 とお話ししてみません?」ヌッ

FC「私が話し相手になろう!」キリッ

つかさ「…へぇ〜…凄いですね…」

丸ノ内「…ああ、凄いな…」

主人公「(反応薄)…今わらしべ長者をやってまして、何かと交換していただけると有り難いんですけど」

つかさ「…えー、あげるものなんて無…あ、あっちの本棚の方に検証終了したアカシャがあるんでテキトーに取ってってください」

丸ノ内「おいおい、いいのかね。あれはここの本なんだろ?」

つかさ「だって、他にあげるもの…ありますか?」

丸ノ内「…無いな」

主人公「…えーっと、じゃあ適当に貰っていきますね。あ、あと出口ってどこですか。」

つかさ「そこらへんの床に立っとけば現世に戻れますよ」テキトー

主人公「じゃ、お邪魔しました〜」

FC「また会おう!」

つかさ「お達者にー…」

丸ノ内「…」

つかさ「…今の誰だったんでしょうか」

丸ノ内「…さあ。」

【ファイヤーコンボイ と アカシャ〈雪降る女子寮にて〉を手に入れました】

すみません。
>>38の【ファイヤーコンボイ と アカシャ〈雪降る女子寮にて〉を手に入れました】は間違いで
正しくは【ファイアーコンボイ と アカシャ〈雪降る女子寮にて〉を交換しました】でした。

主人公「さて、この本どうしようか…ん?あれって…」

珠璃「うーん、こんないいお天気の日はショッピング日和、だね!」

ひなき「ですなぁ~。ひなは新しい服がほしいけど、珠璃は何がほしいの?」

珠璃「今度、推理もののドラマに出るに当たって、推理小説を買っておきたいな。それも、とびきりレアな!」

主人公「あのー、すいません。推理小説をお探しですか?」

ひなき「え?」

珠璃「?その本、もしかして推理小説ですか?」

主人公「はい。もう読み終わっちゃって…。よかったらこれ、なにかと交換してくれません?」

珠璃「はい!喜んで!!」

ひなき「うーん、といっても、ひな達今日は何も持ってませんよ?あ、そうだ。私たちアイドルやってるんですけど、サインでいいですか?」

主人公「いえ、全然かまいません!」

珠璃「分かりました!それなら!」

ひなき「あ、私も!」

主人公「どうも。サインありがとうございます!情熱ハラペーニョってユニットさんだったんですね

ひなき「はい!まだできたてですが、応援よろしくお願いします!」

珠璃「グラシアス!つまり交換ありがとうございます!」

【アカシャ<雪降る女子寮にて>と情熱ハラペーニョのサインを交換しました】










主人公「さて、アイドルのサインを貰ったが……情熱ハラペーニョって言ってたなぁ、彼女たち」

レトリー「なっ……情熱ハラペーニョ!?」

主人公「ん?」

レトリー「!?」

主人公「あの……どうかしました?」

レトリー「そ、そのぅ……そのサイン譲ってほしいです……!」

主人公「それは全然構わないけど、何かと物々交換出来るかな?」

レトリー「そ、それなら……」

レトリー「私の所属してるプラズマジカも出るライブのチケットがあるから、これでお願いします!」

主人公「ありがとう。君はアイドル好きなの?」

レトリー「前からネットで見つけて可愛かったから目をつけてた!」

主人公「そ、そうなんだ……」



【情熱ハラペーニョのサインとライブのチケットを交換しました】

主人公「ちょっと見に行ってみたいような……でも使ったらわらしべ長者にならないしな」

梓「誰かチケット余ってる人いないでしょうか……」

主人公「ん?もしかしてこのチケットのことかい?」

梓「これです、もしよかったら譲っていただけませんか?一緒に来た先輩がチケットなくしちゃって」

唯「面目ない」

主人公「いいよ、代わりに何かもらえるかい?」

唯「それじゃギターでいい?ギー太はあげられないから予備の安いやつだけど」

主人公「ありがとう。それじゃデート楽しんでおいで」

梓「ででデートじゃないですっ!」

【ライブのチケットと5000円くらいで買えるギターを交換しました】

主人公「ギターもらったけどあまり興味ないしなぁ」

桑田「あー、どっかにやっすいギター売ってねぇかなー…ってあれは」

主人公「ん?このギター欲しいの…って高校野球で大活躍している桑田怜恩じゃないか」

桑田「ははは…もう野球やめてロックスターになろうと思ってんだけどな。そのためにギター探してたんだし」

主人公「なんで?君ほどの才能の持ち主が」

桑田「いろいろあんだよ、じゃあこれやるから」

主人公「ってこれは君の大切なもののはずだ!」

桑田「いいんだよ…じゃあな」

【5000円くらいで買えるギターと使いこまれた木製バットを交換しました】

主人公「さすがにバットを抜き身で持ってると職質されかねないし早めに交換しないとな」

主人公「……おや? あんなところに神社があったのか、ちょっと行ってみるか」

霊夢「いらっしゃい、久しぶりの参拝客だわ」

主人公「おぉ、巫女さんだ」

霊夢「ここの素敵な賽銭箱はあちらよ」

主人公「生憎と手持ちはそんな多くないんだが、代わりにこれならどうかな」

霊夢「木製バット……参拝客じゃなくて賽銭泥棒、いや強盗なのかしら?」ギロッ

主人公「ち、違う違う! 実は…………(怖ぇぇ!)」

霊夢「ふ~ん……あ、そうだ! 昨日御幣が折れたしそれを代わりに使おうかしら」

主人公「御幣?」

霊夢「棒に紙をつけたあれよ」

主人公「あれか! あれ御幣って言うんだな……でもバットじゃデカすぎないか?」

霊夢「殴れれば何でもいいわよ」

主人公「え?」

霊夢「はい、悪霊も守護霊も何でも除霊できるお札と交換ね」

主人公「お、おぅ……」

【使いこまれた木製バットとお札を交換しました】

抜き身はおかしいか、ずっとに脳内変換してください

主人公「これで…27回目の交換っと」カキカキ

2XXX/05/05(火)
0 わら
1 カード(スターダスト・ドラゴン)
2 ウェイトグリップ
3 福引券
4 ライトノベル(新約とある魔術の禁書目録第9巻)
5 アイス(あたり付き)
6 ネコミミ
7 プラモデル(瑞雲・艦コレ)
8 バンドのコンサート・チケット
9 バッジ(フランクリンバッジ)
10 お菓子(クリスの手製菓子)

2XXX/05/06(水)
11 ハンマー
12 サイン(荒木比奈のサイン)
13 ラジコンカー(バイラルコア(バット))
14 野球ボール(山本昌のホームランボール(特別なサイン入り))

2XXX/05/07(木)
15 犬(名前:コロ)
16 リボンのカチューシャ
17 おにぎり(三合)
18 写真(星井美希のサイン入り生写真)
19 生き物…?(首領パッチ)
20 絵本(消防車の本)
21 はしごしsya…ロボット?(ファイヤーコンボイ)

2XXX/05/08(金)
22 小説(アカシャ〈雪降る女子寮にて〉)

2XXX/05/09(土)
23 サイン(情熱ハラペーニョのサイン)

2XXX/05/10(日)
24 ライブのチケット

2XXX/05/12(火)
25 ギター(5000円相当)
26 バット(使いこまれた木製バット)

2XXX/05/14(木)
27 お札

主人公「一時期は車を手に入れたかと思ったけど…今はお札か」

主人公「そろそろ始めてから10日。価値はほぼ逆戻り。そして今日もバイト」

主人公「人生そんな甘くないってことなのかなぁ」

主人公「…さて、今日の配達は芳野町までか。」

主人公「うーん…バイクで行っても時間的に最短ルートじゃないと夕飯に間に合うかどうか、か」

主人公「…となると、『くらやみのほらあな』を抜けないといけない…」


【くらやみのほらあな】

主人公「怖いんだよなぁここ…動く石ころや吸血コウモリが出るっていうし…」

主人公「あと、『遭難する!!』『遭難する!!』って声がどこからか聞こえるとか…こえぇよ…」

【5分後】

主人公「…動く石ころや吸血コウモリ、それならまだよかったけど……」

熊「ガウガーウ!!」

主人公「アイエエエエ!クマ!?クマナンデ!?」

熊「ガーウガー!!」キリサクコウゲキ

主人公「シヌー!シニマシt…」

???「カイリュー、は か い こ う せ ん !」パァァ…ドゴーン!



???「…洞窟の利用者を襲っていたのは、リングマだったか。まったく…」

主人公「ゴホッ…うう、なんなんだ…って、なんだこいつ?オレンジ色の化け物!?」

???「化け物とはご挨拶だな。命の恩人に…」

主人公「恩人!?一体何を言っ…」

ゴゴゴゴゴ!!

???「…!?はかいこうせんが悪い所に当たったか!?このままでは…洞窟が崩れる!」ゴゴゴゴゴ!!

主人公「光線!?崩れる!?あんたは何をっ」モガッ

???「こいつを吹きながら出口へ走れ!僕らは崩落をなんとかしてみる!!」ゴゴゴゴゴゴ!!

主人公「そんなことが出来る訳…ってウワアアデッカイコウモリ!?タクサンクル!?ナンデ!?ナンデタクサン!!??」バタバタバタ!!

???「奴らの後ろをついていけば出口だ!行け!!…いったか。…さぁみんな頼むぞ!」ピーギャオー!×6


【数分後・洞窟出口付近】

主人公(全力疾走しつつこのビードロ?を吹くとかどんな拷問だぁぁぁっっ)ガガガゴゴゴピョン!ピャン!ピョン!

ガラガラドンガラガシャ-ン!…

主人公「ぜー…ぜー…助かったか…出口は崩れたけど…」

主人公「いろいろありすぎて訳が分からん……あ!!」

主人公「配達物…は死守したけど…バイクとリュックが洞窟に……!」カエリオワタ


【???からくろいビードロを手に入れました。】
【お札を紛失しました。】


主人公「とりあえず……このビードロしか無くなってしまった……」

モア「さっき凄い音がしたのはこの辺りぴゅるー?」

主人公「ゆ……UFO!?」

モア「あっ、そこの人、音がした場所分かるぴゅる?」

主人公「お、音……?洞窟が崩れる音の事……?」

モア「洞窟が崩れた音……お兄さん大丈夫だったぴゅる?」

主人公「あ、あぁ……ただこのビードロしか無くなったけど……」

モア「わぁ、綺麗ぴゅる!調査の為に欲しいぴゅる!」

主人公「へ?ま、まぁ、良いんだけど……何かと交換出来るかな?」

モア「それなら……お母さんが母星から送ってくれた食べ物があるから分けてあげるぴゅる!」

主人公「ぼ、母星……?」

モア「あっ、それちゃんと焼くなり煮るなり蒸すなりして、生で食べちゃダメぴゅるよ?」

主人公「わ、分かった……」

モア「じゃあ、モアはパトロールの続きに行くぴゅる!」

主人公「う、うん……」

モア「お兄さん、バイバイぴゅるー♪」



【くろいビードロとを生食厳禁の宇宙食品を交換しました】

【Aperture Laboratory】
主人公「さて、いつものようによく分からない場所に来てしまったが…」

Chell「」ポカーン

GLaDOS「…おかしいですね、生き残りは貴方だけだと思っていたのですが」ポテイトウ

主人公(なんだこれ)

Chell「…」ジー

主人公「…?ああ、これ?」つ宇宙食品

Chell「…」コクコク

GLaDOS「…初対面の、且つイレギュラーな存在である彼から食料を受け取るのはあまり適切な判断ではないと思われるのですが」

主人公「いや、これ…宇宙食品らしいけど生で食べさえしなければ大丈夫らしいし」

Chell「…」ヨダレダラー

GLaDOS「…まあ、いざとなればカラス除けぐらいにはなってくれるでしょう」

主人公「それでなんだが、これと何か交換出来るものは無いか?」

GLaDOS「…それならそこの人格コアはどうでしょう」

Rick「やぁ、イカした坊ちゃん。冒険の途中かい?」

GLaDOS「…もっともそこに廃棄されているものは崩壊したものばかりですが」

主人公「(もう何もツッコまない)もうそれでいいや、はい」つ宇宙食品

Chell「…」ドモ

GLaDOS「何処の何方かは存じませんが、ここから早く退避した方がいいですよ、状況が状況ですから」

主人公「(どんな状況だよ)じゃあ俺はこれd」

Rick「よし、坊ちゃん。俺が出口まで速やかに、安全に案内してやるぜ」

Rick「俺は危険な状況に対応できるように設計されたアドベンチャースフィアだからな。俺に全部任せときな!」

Rick「クソッ、こんな時に俺に胴体が付いてれば確実なんだがな…黒帯を締めるための胴がな」

Rick「空手、柔道、テコンドー…すべてが黒帯、プロ級さ…もちろんベッドの上でm」

主人公「分かった!分かったから必要な時にだけ喋ってくれ!」
【生食厳禁の宇宙食品 と 冒険コア(Rick) を交換しました】

【ルパン帝国】
主人公「変なところに迷い込んでしまった」

rick「ここは、ルパン帝国だな、世界一の犯罪帝国だ」

不二子「ルパン!あの世界一のダイアをプレゼントしてくれるって言ったじゃない!」

ルパン「いやね不二子ちゃん、予定が変わったの、五右衛門ちゃんは、鹿島新当流の頭首と勝負しに行っていないし、次元は次元で、本場のバーボンを飲みに行っちゃってるし」

不二子「そんなの関係ないでしょ!ふんだ世界一の大泥棒が聞いてあきれるわ」スタスタスタ

ルパン「そんな~不二子~」

Rick「すごい喧嘩だなついていけねえぜ」

ルパン「ン?そこの兄ちゃんその玉なあに」

主人公「?、これですか?」

ルパン「そう、それそれそれよかったら譲ってくんねえかな?」

主人公「物々交換でなら」

ルパン「わかった、ちょっと待ってろよ」ガサゴソ

ルパン「ん~今これと言って持ち合わせがないけど、あ、あったあった」つワルサーp99

主人公「え、いいんですかこれ」

ルパン「いいのいいの俺には、38のほうがあってるのさ」

主人公「はあ、そうですか。ではどうぞ」

ルパン「ありがとさん。お~い不二子ちゃ~ん」タッタッタッ

Rick「は、放せこのサル!」

主人公「な、何だったんだろう」

【 冒険コア(Rick)と ワルサーp99 を交換しました】

主人公「やっと帰ってこれた。」

主人公「なんだか賑やかだな……運動会か」

かなえ「ころしあえー!」

主人公「物騒な学校だな」

かなえ「お兄さん、そのワルサーp99貸して貸してー!」

主人公「え、いやこれは……」

ユリ「かなえ先輩、本当に人殺したらダメですよ」

かなえ「えーいーじゃんいーじゃん!」

主人公(これはさすがに渡せないな)

なすの「ところでこれは1億円入りのスーツケース……

主人公「交換します!」



【 ワルサーp99 と 1億円入りのスーツケースが入るほど大きなスーツケース を交換しました】

主人公「だ、騙された!」

主人公「ついにわらしべ長者もおしまいかと思っていたのに……」

主人公「スーツケースの中は空っぽじゃないか! これじゃかさばるだけだー!」

シュルク「詳しく聞かせてもらえますか?」

主人公「お、いいところに人が! 実はかくかくしかじかで……」

シュルク「穏やかじゃないですね」

主人公「というわけで」

主人公「交換しましょう」

交換

シュルク「よかった、これで解決ですね」

主人公(……)

主人公「ところでこれはなんなんだろう?」

【 1億円入のスーツケースが入るほど大きなスーツケース と 元素の塊 を交換しました】

【ダイヤモンドシティ】
主人公「ここは随分と都会的だな…」

???「おい、そこの坊主!」

主人公「は、はい!?」

ワリオ「お前、見かけねぇ顔だな… そして面白そうなもの持ってるじゃねぇか」

主人公「これのこと?」(元素の塊を見せ)

ワリオ「そうそう、それだ
ここらじゃ今までに見たこともねぇ…きっと売ったら一攫千金だな、ガハハハハ!」

主人公(なんだこの人…ちょっとニンニク臭いし…)

ワリオ「おい、それを俺様によこせ!
勿論ただでとは言わんからよ」

主人公「まぁ、いいですけど…」

ワリオ「よしきた、交渉成立だな!
じゃあ渡したいものがあるから、俺様に着いてきやがれ」

主人公「は、はぁ…」


【ワリオカンパニー】
ワリオ「これが俺様の会社だ!
どうだ、凄いだろ?」

主人公「ええ~っ!?」
(こ、この人社長だったんだ…)

ワリオ「ちょっと待ってな」


ワリオ「ほれ、俺様からのお返しだ!
わが社のロングセラー商品、『メイドインワリオ』!!
俺様は太っ腹だからな、遊ぶ為のゲーム機もくれてやる!
感謝しろよ、ガハハハハ!!」

主人公「あ、ありがとうございます…」
(なんというか、豪快な人だな…)


【主人公は元素の塊と交換で『メイドインワリオ』と『ゲームボーイアドバンス』を手にいれた!!】


主人公「良いもん手に入れたと思ったが、よくよく考えたら3DSの時代にGBAとか古すぎだよ……」

くるみ「ららるー♪新しいスクーター♪」

魔法少女猫「浮かれてるにゃー」

主人公「猫が喋ってるし……」

くるみ「ん?あなたお客さん?」

主人公「お客さん?……あぁ、ここ喫茶店だもんね。生憎違うんだ」

魔法少女猫「残念にゃ。エトワールの看板娘はホントに役に立たないにゃー」

くるみ「うるさい!」

主人公「んーと……駄目元で聞きたいんだけど、このGBAとゲームソフトを何かと交換出来たら嬉しいんだけど……」

魔法少女猫「なら、この新品スクーターを……」

くるみ「アホ猫!駄目だよ!」

主人公「ははは……ホント何でも良いんだけど駄目かな?」

くるみ「んじゃあ……私の古いスクーターならどう?外観は古いけど走れるし」

魔法少女猫「ちゃんと自分で古いスクーターは処理しないとにゃあ……」

くるみ「役立ててくれる人がいたから別に良いじゃん!」

主人公「でも、古いとはいえホントにスクーター良いの?」

くるみ「勿論良いよ。ゲームはうちのちびっ子先生にあげれば喜ぶだろうし」



【『メイドインワリオ』と『ゲームボーイアドバンス』を古いスクーターと交換しました】

主人公「さて、早速乗り回してみるかな」

プスンッ

主人公「……あれ? おかしいな、動かないぞ」

主人公「ちゃんと走るって言ってたのに」

主人公「マズイな、このままだとゲーム持ってた方がよかったかもしれない」

レントン「ん? 何してんの兄さん」

主人公「え? ああ、ちょっとスクーターの調子が……」

レントン「うわっ、こりゃまた古いスクーターだなあ」

レントン「よし、ちょっと俺に見せてよ」

レントン「こう見えて整備については結構齧ってるんだ」

主人公「あ、そうなの? じゃあ悪いけどお願いできるかな」

レントン「オッケー任せて!」カチャカチャ


…………


レントン「よし、終わったよ! これで動くと思う」

主人公「ありがとう! 何かお礼を」

レントン「いいよいいよ! 好きでやったんだからさ」

レントン「じゃーな!」

主人公「あ……行っちゃった」

主人公「どれ、それじゃあ乗ってみるかな」

ブロロロン! ブロロロン!

主人公「う、うわっ!?」

主人公「なんだこれ! すげえ扱いづらい!」


【『古いスクーター』が『ピーキーな性能のスクーター』になりました】

警官「どけどけえ~~!!!」

主人公「おっとと、乱暴なおまわりさんだな」

イオリ・リン子「待ちなさーい、あっ[主人公]君ちょっとそれ貸してね」

主人公はスクーターを強奪された。

近所の酒屋のオヤジ「よしいいぞ、先回りしてくれ」

主人公「何かあったんですか?」

酒屋「いやね、給料日になるとツケを払わず逃亡する常連客を追ってるのさ」

イオリ・リン子「どうにか絶版プラモの代金を回収できたけど、スクーター大破させちゃったわ。ごめんなさいね」

イオリ・リン子「まだわらしべ長者してるのよね、それならこれと交換してもらえないかしら」

【『ピーキーな性能のスクーター』(現スクラップ)を『タケシ特製パーフェクト・ガンダム(失敗作)』と交換しました】

主人公「スクーターぶっ壊すとかマジかよ……せっかく直してもらったのに」

主人公「いや、ピーキーな性能になってたから分からなくはないけど、そのお詫びがプラモって……」

主人公「しかも失敗作だし」

主人公「くっそ、あのクソ店長め……」

鳴上悠「エブリディ♪ ヤングライフ♪」ブロロン

主人公「あ、原付だ」

主人公「(俺も本当はあんな風に乗り回してたはずなのに……)」

悠「……ん? そのプラモ……」ピタッ

主人公「(あれ、俺の前で止まったぞ)」

主人公「え? ああこれ?」

悠「今までの周回では見なかったプラモだな」

主人公「(周回?)」

主人公「でもこれ、貰い物なんですけど失敗作なんですよ」

悠「大丈夫だ、その程度なら俺でも直せる」

悠「プラモなら多少の心得があってな」

主人公「そうなんですか」

悠「もし良かったら、譲ってくれないか?」

主人公「ええ、構いませんけど」

悠「ありがとう、トロコンしてからさらにやり込みをしていたんだ」

主人公「(トロコン?)」

悠「そうだな……お礼に幾度の周回で溜りに溜まった800万円を」

主人公「は、800万!?」

主人公「いやいやいやいや! さすがに受け取れませんて!」

主人公「(てかなんでそんな大金持ち歩いてんの!?)」

悠「ん? そうか……」

悠「じゃあ家庭菜園で育てたものをあげよう」

主人公「家庭菜園ですか? プラモといい手広くやってるんですね」

悠「はい、ムギ」

主人公「…………む、麦ですか」

主人公「(なんでワラに戻って来てるんだ!?)」

悠「大丈夫! 効果テキメンだから!」

主人公「何が?」

悠「……!!」

> このプラモ、ただならぬ何かを感じる……

悠「……」

主人公「……??」


【『タケシ特製パーフェクト・ガンダム(失敗作)』と『開錠ムギ』を交換しました】

主人公「しっかし、次はムギか…どうっすっかなぁ…」ドンッ

月子「あっ」

主人公「わっとと!あー…やっちまった!」

開錠ムギ「」バラッ

月子(…ムギ?)

主人公「すみません、考え事してて全然前見てなくって!」

月子(…ムギ…)

主人公「折角人から貰ったのに、バラバラになっちまった…トホホ…」

月子(…ムギの…ぬいぐるみ…)

主人公「ふぅ…なんとか束ね終えたz」

月子「それ、下さい」

主人公「えっ、これ?」

月子「」コクリ

主人公「…へ、へぇ。あ、出来れば何かと交換して頂けたら、いいなぁ、って…」

月子「…」

主人公「…」

月子「あ、はい…」ガサゴソ

主人公(なんか…凄いやりづらい…)

月子「…これ、どうぞ」つ◯

主人公(ピンク色の子犬のストラップか、変わった人だけど趣味は普通の女の子っぽい)

月子「…失礼します」ペコ

主人公「え?ああ、ありがとございました!」

主人公(それにしても…あの人、どっかで見たことあるような…)
【開錠ムギと子犬のストラップを交換しました】


主人公「さて、次は子犬のストラップかぁ……」

凜々蝶「♪」

ドンッ!

凜々蝶「キャッ!?」

主人公「あっ、すみません!大丈夫ですか?」

凜々蝶「あ、あぁ……こちらもきちんと歩いていなかったし、すまなかった」

主人公「ところでケガは無いですか?」

凜々蝶「ケガはしていないから安心してくれ」

主人公「それなら良かった。では、これで」

凜々蝶「あぁ……ん?待ってくれ、落とし物だぞ?」

主人公「えっ?あっ、ストラップ失くす所だった……危ない危ない……」

凜々蝶「……可愛いな、その子犬のストラップ」

主人公「もし良ければ、今このストラップでわらしべ長者やってるんですが、何かと交換しませんか?」

凜々蝶「わらしべ長者か……今時そんな事をするとは物好きだな」

主人公「やっぱりそう思います……?」

凜々蝶「だが、ユニークで面白いな
、君は。今持ち合わせてる物がこれしかないが、良ければ交換してほしい」

主人公「万年筆ですね。でも……これ結構高価な物じゃないですか……?」

凜々蝶「いくつか持っているうちの一つだから、そんなに気にしないでくれ」

主人公「じゃあ……ありがたく交換させてもらいますね」

凜々蝶「あぁ、頑張ってくれよ。では、犬が待ちくたびれしないうちに行かないといけないから失礼する」



【子犬のストラップと高級万年筆を交換しました】

なんだよみんなどうした

主人公「万年筆か、使わないしなーどうしたもんか」

?「ちょ、先輩、前!前!人いる!」

?「……?…!」

?「夢中なのはいいけどさすがにあぶないすよ?」

?「そのための宇佐くん」

宇佐「何気にひどいすね、あ、すみません大丈夫でした?」

主人公「ぶつかってないし大丈夫だよ」

宇佐「それはよかったです」

主人公「あのさ、ここであったのも何かの縁だよね?」

宇佐「そう、かもですね」

主人公「物々交換しないかい?」

宇佐「なにとですか?」

主人公「この万年筆と何かを」

宇佐「わらしべ長者みたいですね」

?「わらしべ?」キラキラ

宇佐(うわ、先輩興味津々)

?「じゃあ、このウサギのストラップと」

宇佐「いいんすか?」

?「持ってると彩花さんうるさいし」

主人公「じゃあ、それと交換で、ありがとね」

【高級万年筆とウサギのストラップを交換しました】

【商店街近く・大きい休憩場】

主人公「このウサギのストラップ…装飾がおもしろいなぁ」

主人公「工事用のヘルメットとゴーグルを被って…PHSを首から掛けてる」

主人公「まるで工事現場の現場監督だ…でも、愛嬌ある顔だなぁ」


???「あれは…!レスキュー・ラビットのストラップウラ!?」

???「この前発売した復刻版のデュエル・ストラップウラ!ウルトラシークレットレアウラ!」

???「前とその前のレスキューシリーズと合わせて売れば・・・よーし、ウラ…」


???「ちょちょちょっとそこの、お兄さん!ウラ」ババッ

主人公「おおっ!?なんだいキミは!?」

???「俺は表裏徳之助…!?ウラ」

徳之助(ちょっとマズいウラ…本名を言ってしまったウラ…でも、いいかウラ)

徳之助「お兄さんわらしべ長者やってるウラ?さっき交換しているのを見たウラ!」

主人公「え?うん。確かにしてるけれど…」

徳之助「なら、さっき交換していたストラップを、このストラップと交換してほしいウラ!」

主人公「恐竜のストラップ…でもまたストラップかぁ」

徳之助(押すウラ。)「じゃあ、このトラのストラップも付けるウラ!」

主人公「お、小さいトラのストラップ・・・これはウサギのとは別ベクトルにかわいいな」

徳之助(ダメ押し、ウラ!)「今なら、このトラのストラップの元になったカードもあげるウラ!」

主人公「カード?…あぁ遊戯王カードね。…枠が黒いなぁ。へぇー。あ、絵が確かにストラップと同じだな・・・」

徳之助「お兄さん!交換オーケーウラ!?」

主人公「ん…うん。分かった交換しよう」

徳之助「ありがとウラ!それじゃあ失礼するウラ!頑張ってウラ!」タタタタ…


徳之助(フフフ…世の中にはどんなことにも裏があるウラ…)

徳之助(モノの価値を知らないと、こういうことになるんだウ…ラ?)

徳之助(しまったウラ!これは開封済みだから他のシリーズと一緒には出品できないウラ!?)

徳之助(・・・・・・裏にはさらに裏があった、ウラ…)


主人公「嵐のごとく現れて、去って行ったなあの子…」

主人公「でもちょっと面白かったな。お笑い目指しているのかな…?」

主人公「・・・さて、数はたくさん増えたけど・・・とりあえず交換にまわすのは一つと考えよう」

主人公「そうだな…この、トラのストラップを交換にまわそう」

主人公「恐竜のは俺の鞄につけて…カードは、スマホのカバーにでも挿んでと。よし、行くか!」

主人公「…あ、このカードのトラ、ちょっとムスッとしてるな…でもかわいい…って、何回かわいいって言ってんだ俺…」


【ウサギのストラップをトラ(ベビー・トラゴン)のストラップに交換しました】
【他の持ち物(仮):ベビー・トラゴンのカード:恐竜(グレンザウルス)のストラップ】

単に「トラのストラップ」と考えていただいても結構です
また、他の持ち物に関しては入れ替えたり、これ以降の話で無視していただいても結構です


主人公「しかし、今回はストラップと縁があるな」

ティオ「にゃーん♪」

主人公「おわっ!?……ん、猫?」

アインハルト「すみません。私のデバイスがお邪魔したようで……」

主人公「デバイス?この猫って機械か何かって事?」

アインハルト「はい。この子は私のインテリジェントデバイスで、名前はアスティオン、ティオと言います」

ティオ「にゃーん♪」

主人公「へぇ……凄いなぁ」

アインハルト「あっ、申し遅れましたが、私はSt.ヒルデ魔法学院中等科のアインハルト・ストラトスと申します」

主人公「そっか。制服着てるし、学生さんなんだね」

アインハルト「はい。ティオ、この方の邪魔をしてはいけませんし、ヴィヴィオさんたちも待たせてはいけませんから、そろそろ行きましょう?」

ティオ「にゃーんにゃーん♪」

主人公「んーと……このトラのストラップ気に入ったのかな?」

ティオ「にゃーん!」

アインハルト「この方の物ですから、駄目ですよ?」

主人公「あっ、もし何か交換出来る物があれば、ストラップと交換しませんか?」

アインハルト「えっと、物々交換という事で宜しいのですか?」

主人公「そうです。今、わらしべ長者やってるんですよ」

アインハルト「なるほど。それでしたら……これでは駄目でしょうか?」

主人公「それはゴーグル?」

アインハルト「はい。私も今は使わない物で、あなたの役に立つか分かりませんが……」

主人公「変わったデザインだけど、何に使ってたの?」

アインハルト「えっ!?えーと……す、ストリートファイトしてた時に……///」

主人公「ストリートファイト!?」

アインハルト「も、勿論、今はそんな事していませんよ?!さぁ、ヴィヴィオさんたちの所に行きましょう、ティオ!///」

ティオ「にゃーん♪」

主人公「き、気をつけてね……」



【トラのストラップとゴーグルを交換しました】

主人公「おっと」コケッ

主人公「あいたた……段差で躓くなんてかっこわりー」

主人公「あれ?ゴーグルは……」

主人公「お金の代わりにゴーグルで買える自販機?まさかここに投入してしまったのか」

主人公「とりあえず返却レバーを」ガタッ

主人公「間違えてボタンを押しちまった」

ガタガタガタゴトン

【ゴーグルと段ボール箱入りキリンラガー(500ml×10本)を交換(?)しました】

主人公「しかしビールか……だれか欲しがる人がいるのだろうか……いや、ものは試しだ。やってみよう」

主人公「ビールいかがですかー!?」

トトリ「ビール……? あ、もしかしてお酒かな?」

主人公「ん? ああ、そうだがさすがに未成年の君はビールを飲まないだろう?」

トトリ「あ、えっとそうなんですけど……今ちょうど知り合いの人に新しいお酒の製作を頼まれていまして……そうだ、良かったら売ってくれませんか?」

主人公「まあ、えっとお嬢さんが飲むわけじゃないならまあいいかな……えっと」

トトリ「あ、私トトゥーリア・ヘルモルトです。みんなからトトリって呼ばれています」

主人公「トトリさんでいいかな? えーと、できればお金じゃなくて、物々交換でお願いしたいんだけど」

トトリ「物々交換……ですか?」

主人公「ああ、無理を言うようだが」

トトリ「あ、もしかしてわらしべ長者を目指しているんですか?」

主人公「え、いやいや!? そんな訳じゃないぞ!」

トトリ「い、いえ! 別に悪いと言っている訳じゃなくて、変わった人というか、夢見がち……じゃなくて夢のある人ですよね」

主人公(やだ、この子かわいいけど天然で毒舌……毒舌天使トトリちゃんだ)

トトリ「えっと、じゃあ私からはこれをあげますね」

つエリキシル剤

主人公「これは?」

トトリ「ちょっとしたお薬です。複数人の大怪我を治して、魔翌力や状態異常を治すくらいですから」

主人公「なにそれ怖い!?」

トトリ「いいんですよ、ちむちゃん達が沢山作ってくれますから」

主人公「い、いいのかそれは……とりあえずなら頂くよ」

トトリ「はい、貰っちゃってください」

【段ボール箱入りキリンラガー(500ml×10本)とエリキシル剤を交換しました】

主人公「エリキシル剤ねぇ」

主人公「何に使えっていうんだ?」

主人公「そう都合良く怪我人がいるなんて」

リンドウ「う……げほ……いってー」

主人公「いたっ!?」

リンドウ「あ、そこの青年ー、ちと助けてくれないか、あっつつ」

主人公「は、はい」



リンドウ「いやぁー、助かったぜ青年」

主人公「そ、それほどでも……」

主人公「(ホントに怪我が治ったぞおい)」

主人公「(でもって、この人の右腕、どうなってるんだ?)」

リンドウ「任務中にちぃーっとドジ踏んじまってな」

リンドウ「ちょっとばかし動けなかったんだよ」

主人公「に、任務?」

リンドウ「(しかも、何かの拍子で別世界に来ちまったらしい)」キョロキョロ

リンドウ「(まあ……前も同じようなことがあったから慣れっこなんだがな)」

リンドウ「ここは……平和だな」

主人公「え? はあ」

リンドウ「そうだ、助けてもらったお礼をやらないとな」

リンドウ「つっても、持ち合わせがこれしかないんだけどな」スッ

主人公「これは……パン?」

リンドウ「後輩から貰ったんだが、俺の口にはどうにも合わなくてな」

リンドウ「やるよ」

主人公「あ……ありがとうございます」

リンドウ「さぁて、そろそろ行くかな」ジャキ

主人公「うわ、でかい武器!?」

リンドウ「ん? あ、そっか、別世界だから神機知ってる奴いないよな」

リンドウ「まあなんだ、気にすんな! じゃあな!」

主人公「あ、じ、銃刀法違反に気をつけてくださいねー」

リンドウ「何とかなるさー!」フリフリ

主人公「……行ってしまった、ホントに大丈夫か?」

主人公「……それで、このパンなんだが」

主人公「大丈夫なのかこれ?」


【エリキシル剤を使い、おでんパンを貰いました】

《綾茂科学研究所》

主人公「見るからに怪しいな。さっさと通り過ぎよう」

老人「そこの青年よ」

主人公「は、はいっ」ビクッ

老人「その手に持っているのは……はっ、そうか!」

主人公「な、なんでしょう?」

老人「おっと失礼、私はマッドサイエンティストの綾茂と申す」

主人公(自分でマッドサイエンティストって言ってるよこの人……)

老人「超光速転移の実験をしているのだが媒体が足りず難航しておるのだ。このおでんパンを譲ってもらえないだろうか」

主人公「ええ、それはかまいませんが」


老人「おおっ、実験が成功しそうだぞ」

老人「やはりお伝搬が決めてだったのだ。そうだ君、お礼をしないとな」

老人「万能治療薬の開発の最中偶然できた副産物だが、きっと何かの役にたつだろう」


【おでんパンと工リキシル剤を交換しました】

主人公「も、戻ってしまった…」

ロンギヌス「あの、それなんですか?」

主人公「えっと、大怪我直したり魔力回復したりできるみたいですよ?」

ロンギヌス「魔力?ってなんですか?」

主人公「えっと、魔法をつかったり?」

ロンギヌス(フライクーゲルちゃんの魔弾みたいなものなのでしょうか)

トリシューラ「どーしたよ、ロンギヌス」

ロンギヌス「この方が変わったものを持っていたので…なんでも大怪我を直したりできるみたいです」

トリシューラ「へぇ、かの聖槍ちゃんもそんなのに引っかかったりするんだねぇ」

ロンギヌス「そっその呼び名はやめてください…なんですか?そんなのって?」

トリシューラ「詐欺だよ、詐欺」

ロンギヌス「トリシューラちゃんもそんなこと考えているんですね」

トリシューラ「うるせぇ、人を脳筋みたいに言うんじゃねーよ」

ロンギヌス「バラシュちゃんからはそう聞きましたよ?」

トリシューラ「あいつか…」

ロンギヌス「それはともかく、本物にしろ偽物にしろ、マスターに報告した方がいい薬物だと思うんですが…」

トリシューラ「それもそうか、おいあんたそれ譲っちゃくれねーか」

主人公「えっと、なんかと交換にしてくれ」

トリシューラ「んー、さっきのクエで落ちたマーブルマナンでいいよな?ほらよ」

主人公「えっ?ちょっと、これ生物だよね?」

トリシューラ「じゃあこれもらってくよ、あんたもはやく進化できるといいな」

主人公「えっ?ちょっ?えっ?」


【エリキシル剤とマーブルマナンを交換しました】

※ >>79で貰ったのはエリキシル剤ではなく工リキシル剤……偽物です

まじだ、騙されたし
偽物でもこのレスに問題はない…よね?
賢いトリシューラが詐欺って言ってるし

【テンペストの塔】
ドロッセル「シャイレーンドラ、シャイレーンドラは何処だ」カッカッ

主人公「よくわかんないけど、多分その人はいないと思うよ」

ドロッセル「貴方は口を挟まないd…」

ドロッセル「…」

人巣人「お嬢様、ドロッセルお嬢様、舞踏会の時間でs」ドスドス

ドロッセル「…」

主人公「あっなんかでっかいの来た」

人巣人「お嬢様、お逃げください。ここは私g」ギュインギュイン

ドロッセル「貴方は口を挟まないでチャンドラ!」

人巣人「チャンドラ!」

主人公(何だこの茶番劇)

ドロッセル「良くは分からないけれど、この人間は夢想「「武装」」…そう、武装しているようには思えないわ。今こそ人類との話し合いの時が来たんだと思うの。」

人巣人「しかし、お嬢様。この前お話ししたように人類と私達の使う言語は些か違いがございましt」

主人公「いや、一応通じてはいるけど」

人巣人「なんと」

ドロッセル「意外や意外ね」

主人公「今、わらしべやってるんだけど何か交換出来るものはないか?」

ドロッセル「物乞いだわ」

人巣人「左様でございますね」

主人公(微妙にむかっ腹が立った)

ドロッセル「そうね、停戦協定が結べないのは惜しいところだけど、これもある意味立派なコングラッチュレーション「「コミュニケーション」」…コミュニケーションだものね」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

主人公「…で、これは一体?」

人巣人「お屋敷に伝わる飛行ユニッt」

ドロッセル「おしゃれユニットよ」

主人公「…はあ(まあ、前者の方なんだろうな)」

ドロッセル「これは決して頭につけるものではないわ、足につけるものよ」

人巣人「私の記憶によりますとメルクール歴48682年にお嬢様が実際に頭部に装着なさったとこr」ガンッ

【マーブルマナンと飛行ユニットを交換しました】

主人公「おおっ飛んでる、飛んでるぞ!」

主人公「よし、ここらへんで着地…」

主人公「意外と姿勢制御が難しい……やばっ、失速する!」



主人公「あいたた……なんとか立て直せたけど……ここはどこだ?」

ザワ・・・

エルフ兵「ニンゲン!どうやってここに来た?」

エルフ長老「怪しい奴め、ひっとらえよ」

主人公「ま、待ってくれ俺は墜落しただけなんだ……」

エルフ少女「判定魔法使います……どうやら彼は嘘をついていませんね」

エルフ長老「ニンゲンなど信用できるか」

エルフ少女「良いのですか、隣村のご婦人との関係を奥様に……」コソッ

エルフ長老「わかった信用しよう。だが我々はニンゲンを歓迎できぬ。速やかに立ち去ってもらう」

主人公「ひ、飛行ユニットが壊れて帰れない……歩いて帰るか……」

エルフ兵「待て、ニンゲンがエルフの森を歩くと迷うぞ」

エルフ少女「職人様に直してもらいましょう。それまではぜひ我が家で……」ハァハァ

エルフ職人「どれどれ……ふむ、これは我々のテクノロジーを超越している。直せそうにはないですが見るべきものは多い」

エルフ職人「ぜひこのユニットを譲っていただけませんか?」

主人公「それならこの森から出られるものと交換してくれないか」

エルフ職人「あいにくそういうものは……」

エルフ少女「私と交換しましょう!エルフの私と一緒にいれば森から出られますから」

エルフ少女「つ、つ、ついでに結婚しちゃいましょう」

エルフ職人「それはめでたい。結婚祝いを用意しなくては」

【壊れた飛行ユニットとエルフの少女+結婚祝いを交換しました】



主人公「そろそろ結婚祝いを開封してみるか」

主人公「……ワラだ……」

現在【わら】

主人公「ここまで来て振り出しかよ! 畜生もうやめてやる!」

??「ああ~っ! 俺の麦わら帽子がほつれちまってる!」

主人公「……え?」

??「くっそーこれ大事な帽子なのに……代わりのわらが有れば……お?」

??「おお! おめぇが持ってんのわらじゃねぇか! ししっ! それくれよ!」

主人公「え、えっと……なにか代わりにもらえるなら」

??「代わり? んじゃこれでいいか?」 ジャラジャラジャラジャラー!

主人公「き、金銀財宝! 宝石に装飾品!」

??「全部やるよ。ありがとなー!」

主人公「いやいやいやいや流石にわらとこれの交換はできません! こ、この一個だけもらいます!」

??「そかぁ? おめぇ欲ねーな! ししっ! じゃーな! あっちから冒険の臭いがするっ!」

主人公「あ、あの……お名前を教えてください!」

??「んー?」

ルフィ「俺はモンキー・D・ルフィ! 気にすんな。楽に行こう!」

【わらの代わりに『”ひとつなぎの大秘宝”のひとかけら』をもらいました】

主人公「書いてる途中で消えちゃったよ…でも50回目の交換とキリがいいし一旦まとめるか」カキカキ

2XXX/05/14
くろいビードロ

2XXX/05/15
生食厳禁の宇宙食品
冒険コア(Rick)
ワルサーp99
1億円入りのスーツケースが入るほど大きなスーツケース
元素の塊

2XXX/05/17
ゲーム機とゲームカセット(メイドインワリオとゲームボーイアドバンス)

2XXX/05/18
古いスクーター
ピーキーな性能のスクーター
失敗作のプラモデル(タケシ特製パーフェクト・ガンダム)

2XXX/05/19
開錠ムギ

2XXX/05/21
子犬のストラップ
高級万年筆

2XXX/05/31
ウサギのストラップ

2XXX/06/01
トラのストラップ

2XXX/06/05
ゴーグル

2XXX/07/04
ビール(キリンラガー、500ml×10本)
エリキシル剤
おでんパン
エリキシル剤(偽物)
マーブルマナン

2XXX/07/11
飛行ユニット

2XXX/07/12
エルフの少女と結婚祝い(ワラ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主人公「うむ、(だいぶ時が経ったようにも思えたけど)昨日に比べるとわりかし小さめだな」

主人公「中にはちょっと高度な文明の利器だとか生き物っぽいのとか混じってたけど…まあ、前回も似たようなモノか」

主人公「…結局ワラに逆戻りしてしまったワケだが」

エルフ少女「あっあの。これって流れ的に私も物々交換されてしまうんでしょうか?」

主人公「流石に君みたいな子を物々交換に出すっていうのはなんか倫理的に危なさそうだからワラだけにするよ」

エルフ少女「よかった」ホッ

主人公「(気が変わるかもしれんが)」

エルフ少女「何か今寒気が」

主人公「さて、明日に備えてもう寝るか」

エルフ少女「は、はいっ…おやすみなさいです…」

アッアッ纏めてるうちに新しい投稿が
リストには載せていませんが>>85の「ひとつなぎの大秘宝”のひとかけら」も含める形でお願いします

>>86おつ
エルフ少女を無視するのはどうかと思ったけど
やっぱ交換するのはと思ったのでわらだけにしました

主人公「次の町まではもうすぐだ、大丈夫かーーっ! まずい!」

モンスター「ウオオオオッ!」

エルフ少女「え……きゃあああ!?」

主人公「エルフ少女さん! 下がれーーぐっ!? つ、強い!」

エルフ少女「に、逃げてください! 私のことはーー」

主人公「そんなことできるか!」

天光満るところに我はあり
黄泉の門開くところに汝あり

モンスター「コノジュモンハ!?」

出でよ、神の雷ーー!

アーチェ「これで最期よ、インディグネイション!」

モンスター「ソンナ、ソンナバカナ! ウワアアア!」

アーチェ「やっほー、大丈夫だった?」

主人公「あ、ああ。助かったよ」

アーチェ「だめだよ、君。男の子なんだから、女の子の一人くらい護れないと」

主人公「う……立つ瀬がないな」

エルフ少女「そ、そんな落ち込まないでください! 貴方は私をしっかり守ってくれたじゃないですか!」

アーチェ「ってあれ? 貴方はエルフ?」

主人公「ああ、実は……」


アーチェ「人間とエルフが結婚……か」

エルフ少女「アーチェさん?」

アーチェ「え? なんでもないよ! なんでも! 私も……チェスターと、なんてね(ぼそっ)」

アーチェ「でも君、やっぱり奥さんくらい守れる力は持たないとねー」

主人公「ぐぬぬ」

アーチェ「とは言っても、君魔法とか使えそうにないし、剣とか格闘は私は専門外だしねー」

主人公「アーチェさん、改めて助けてくれてありがとうございます」

アーチェ「ん? お礼してくれるなら貰っちゃってあげるけど?」

主人公「なら、これくらいしかありませんけど……」

アーチェ「え、なになに! ……なにこれ、ひとつなぎの財宝の……欠片ぁ!? うわなにこれ、貰っちゃっていいの?」

主人公「命に比べれば安いものです」

アーチェ「さすがに貴重過ぎるような気も……そうだ! 君は私には強くできないけど、エルフ少女さんなら私でも強くできるね! ということで、じゃーん!
スターブールム(要するに強い魔法のホウキ)とフェアリィリング(消費魔力半減)!」

アーチェ「替わりにこれをアーチェさんから進呈します!」

エルフ少女「ええええ!? いいんですか!?」

アーチェ「いや、せっかくこのアーチェさんが助けたのにそのあとすぐ別のモンスターにやられましたー、じゃやりきれないし」

エルフ少女「は、はあ……」

アーチェ「あと魔法の基本をレクチャーしてあげる! もちろん、すぐに覚えられるわけないから本当に初歩だけだけど。初級魔法の魔導書も渡すから、後は独力で学習してね!
それと、君も奥さん護れるよう頑張りなさい! あ、私には君を鍛えることは無理だけど」

主人公「正論だけど酷いなおい」

【『”ひとつなぎの大秘宝”のひとかけら』と、スターブルーム、フェアリィリング、ついでに初級魔導書(アーチェ作)を交換しました】

【1995年】
ついに7人目が訪れることはなく、6人目の話は語られてしまった。

それにしても、岩下さんの話…本当なんだろうか?

悲恋の末に耳を尖らせ、恋人の井上さんを殺した田村さんがやってきて、話を聞いた人間を殺してしまうだなんて…

「うふふ…どうしたの坂上君。顔が真っ青よ…」

岩下さんが僕の顔を窺っているようだ…何故そこまでして僕を怖がらせたいのだろう。

「なあ、いつになったら7人目が来るんだ?」

新堂さんはイライラと貧乏ゆすりをしている。

細田君も福沢さんも荒井君も襟や髪の毛を弄りだしている。

風間さんは…どうでもいいや。

…仕方ない、あと一話分はどうにかしてごまかすしかないだろう。

「…それでは今日はこれで解散しましょうか」と言いかけた

その時だった。

突然、部室の扉がゆっくりと開かれた。

全員が全員、扉に視線を集める…岩下さんはこれを待っていたとばかりに不気味に顔を歪ませているのを僕は見た。

やっぱり…話に聞いていた通りだ。扉の先にいた人物は二人。

一人は…井上さんなのだろう、見た目はどこにでもいそうな普通の男性だ。

…もう一人の、耳を鋭く尖らせた銀髪の…田村さんと思しき少女を連れていない限りは。

僕達は今から田村さんに殺されるのであろうか…話に聞いた通りに…井上さんと同じように…

すると突然、何を思ったのか風間さんが立ち上がった!

風間さん、一体あなたは何をするつもりなんだ!?

・・・・・・・・・・・

風間『えー、マイクチェックマイクチェック…って違うか。ハッハッハ』

主人公『コイツ…脳内に直接!?』

風間『いやさ、どうやらここの皆は君達を幽霊だと思っているらしいからさ。話の分かるカッコマンとお話しした方がいいだろう?』

エルフ少女『カッコマン…?』

風間『どうだい、そこの君。今なら一万円でスペシャル・コースを占ってあげるよ』

主・エ『『なんて胡散臭いんだ』』

風間『この甘いマスクの僕に向かって、胡散臭いとは失礼だな』

主人公『今、俺たちわらしべ長者をやっているんだ。もしよかったら何か交換してくれないか?』

風間『シカトか…まあいいだろう。ふむ、そうだな…ではこうしよう』

・・・・・・・・・・・

しばらく風間さんと二人の睨み合いが続いた。

すると、どういうことか!井上さんと田村さんは忽然と消えてしまったのだ!

「よし、だいたいこんなところだろう」と風間センパイがこちらに向き直る。

その手には…何故か箒が握られていた。一体どこから箒を持ってきたのだろうか?

「喜びたまえ、坂上君。君の素晴らしい献身がどうやら全員の命を救うことになったらしい」

え…?それってどういう…

【『スターブルーム』と『一万円札』を交換しました】

主人公「たしかに指摘された通り、俺には力が足りない……修行だ!」

エルフ少女「無理はしないでくださいね?」

主人公「なになに、神谷活心流? とりあえず見学させてもらおう」

そしてーー

薫「腕振り後一万回追加!」

主人公「なにぃ!?」

弥彦「奥義の攻めーー刃渡り!」

主人公「ぐはっ!?」

厳しい修行が続いた。

剣心「一本勝負。いいな」

主人公「!?」

そうか……剣心さんは俺が一人前の剣客になれたか試そうとしているんだ。

主人公「よしっ!」

薫「ーー始め!」

お互いの剣が交錯!

剣心の剣は主人公の胴に、主人公の剣は剣心の肩に。

薫「相打ち……?」

主人公「へへ……やっぱ敵わなかったか」

剣心「ああ。だが良い太刀筋だった」

剣心「一人前の祝いだ! 受け取れ!」

主人公「逆刃刀!? それはさすがに受け取れないですよ! 大体俺は負けたじゃないですか!」

剣心「勝ち負けで決めたのではござらん。お主の剣を見て、一人前と認めたまで」

剣心「これをお前に託す」

主人公(重い……!)

剣心「今は重いかもしれないが、きっと慣れる。そして拙者を超えるでござるよ」

主人公「おう!」

エルフ少女「あれ、弥彦さんに託した逆刃刀は?」

剣心「あ、それ赤空殿が残した影打ちの一つでござる。弥彦に渡した方が真打ちでござるよ」

エルフ少女「そ、そうですか……」

ちなみに一万円は月謝に消えました。

【『一万円』と『逆刃刀・影打ち』を交換? しました】

主人公「さて……月謝で持ち金も減ってきたし、そろそろわらしべも一旦中断してバイトに励むかな」
エルフ少女「お仕事の邪魔は出来ませんね……あの、私も手伝いましょうか?」
主人公「んー、いや、いいよ。店の中で適当に座ってて。あそこなら文句は言われないだろうし何よりその刀をずっと外で持ち歩く訳にもいかないからな」
<コペンハーゲン>
ネコ「はいはい、そこー。あっちに頼んだよ。それにしてもちょっと見ない間にどうしたのってぐらい逞しくなったね、アンタ」
主人公「いやー……手放しに喜びたい所ですけど
上には上がいるっていうか」
ネコ「あぁ、エミヤんか。アレはちょっと度を超えて鍛えてるからねー。比較するのがおかしいよ」
主人公「トホホ……少しは肉体的な能力にも自信が付いたつもりだったんですが……」
<バイト終了>
親父さん「いやぁ、力持ちが二人もいると助かるね。はいこれ、お給料」
主&士「ありがとうございます」
主人公(金欠だから給料を交換には使えないな……)
親父さん「それにしてもあそこに座ってる子は何?どっちかの彼女?」
士郎「少なくとも俺ではないです」
親父さん「そっかぁ、士郎くんは既に出来上がってるもんね」
士郎「からかわないでくださいよ、親父さん」
親父さん「ってことは……」
主人公「……ッ! ちょ、このタイミングで俺に話振られても困りますって!」
親父さん「はっはっは、初々しいなぁこいつめ」
士郎「そっか、あの娘はお前の彼女なのか」
主人公「彼女っつか奥さんになっちまったんだが……まぁ成り行きでな」
士郎「え……結婚って、随分決断が早いんだな、おまえ」
主人公「あぁもう、何なんだ突然!アイツに興味あんのか!?」
士郎「あの娘っていうか……あの娘が持ってる刀に興味がある」
<バイト帰り>
士郎「驚いた……刃と峰が反対なんだな。初めて見るぞこんな刀」
主人公「こっちも何故か真剣に詳しいお前に驚きだよ。まぁ、あの冬木の虎と縁が深いんだから剣の心得もあって当然か」
士郎「それ……間違っても藤ねぇに言うなよ」
主人公「心得てますって」
エルフ少女「あの、どういう事ですか?」
士郎「藤ねぇは下の名前が大河ってんだけど、それが弄られて虎だの何だの言われるから名前で呼ぶと嫌がるんだよな」
エルフ少女「はぁ」
主人公「君子危うきに近寄らず、ってね。で、お前それが欲しいのか?」
士郎「え? そりゃあ欲しいけど……いいのか?」
士郎(トレースした限りだとかなりの思い入れがある刀みたいだが……まぁ、縁の薄い真作を手元に置いとけば投影の精度も上がるかも知れないし、結局欲しがってるのには変わりないんだけどな)
主人公「んー……それは剣の鍛錬の時にもらったもんなんだが、俺の目的はただ漠然と強くなる事だったし刀自体に拘る理由は無いかな」
士郎「そっか。刀といい、結婚といい、潔いんだな」
主人公「結婚は余計だ!」
士郎「しかし参ったな。こんなもんタダでは貰えない」
主人公「別に気負う事は無いぞ」
士郎「ん……じゃあ、これで」
トレース
主人公「これは?」
士郎「ライオンのぬいぐるみ。セイバーが好きなやつなんだ。まぁ、なんだ、その、婚約祝いって事で。アンタはこれ……大丈夫か?」
エルフ少女「あっ、はい。可愛らしくて素敵だと思います(投影魔術……?)」
主人公「中々小粋なもん渡すなぁ。どっから出したんだそれ」
士郎「えと……こ、このカバンに入れてたんだ。二つ持ってたからあげようと思って」
主人公「そっか、じゃあありがたくいただいとく。そっちはそっちで交際頑張れよ」
士郎「あぁ、おまえもな」


主人公「……にしてもライオンか」

エルフ少女「ぬいぐるみとしては可愛らしいんですが……女の子っぽくはないですね」

【『逆刃刀・影打ち』と『ライオンのぬいぐるみ』を交換しました】

姫子「ポコ太!」

主人公「えっ」

姫子「あ、そっかポコ太はもう……ごめんなさい。人違い、いやライオン違いでした」

主人公「そのポコ太というぬいぐるみとよく似ているんだね」

姫子「はい、ある理由で手放すことになって……」

姫子(いくらなんでも結婚して魔法の国で暮らしてるなんて言えないもんね)

主人公「そうだ、よかったらあげるよ、このぬいぐるみ」

姫子「本当!わーい!あ、ごめんなさいはしゃいじゃって」

【『ライオンのぬいぐるみ』と『魔法のキャンディー』を交換しました】

*効果:食べると体を大きくしたり小さくしたりすることが出来る

杏「もうやだ、ここから一歩も動かないぞ」

モバP「あのなあ杏、見ての通り俺の両腕は荷物で一杯で、お前を担ぐことが出来ないんだってば」

モバP「なんとか自分の足で歩いて、な?」

杏「飴くれたら考える」

モバP「今持ってない」

杏「じゃあ動かない」

モバP「困ったなぁ……かといって今から買いに行く時間も無いし……」

主人公「あれ、あそこにいるのって、アイドルの双葉杏!?」

エルフ少女「アイドル……?」

主人公「あ、森暮らしだから何も知らないわけか」

モバP「ん? あ! 君!」

主人公「え? はい」

モバP「その飴、よかったらくれないかな」

主人公「えっと、これはですね」

モバP「ありがとう!」バシッ

主人公「あっ」

【魔法のキャンディーをとられました】

主人公「(こいつ人の話を聞かねえ)」

モバP「杏! 飴だぞ!」

杏「え? あるんだ……むぐむぐ」

杏「……ん? なんだこの味……お?」シュルルル

モバP「!?」

杏「な、なにこれぇ!?」チンマリ

モバP「ただでさえちっちゃい杏がさらに小さくなった!?」

モバP「あ、でもポケットに入れられる大きさだから丁度いいかも」ヒョイ

杏「あっ待て、むぐっ、道具扱いするなー!」

モバP「これでやっと帰れるぞ」

モバP「……ところで君」

エルフ少女「……あ、私ですか?」

モバP「ティンと来た! アイドルやってみない!?」

エルフ少女「え、ええ!?」

モバP「よしやろう! すぐやろう!」

エルフ少女「あの、そもそもアイドルって」

モバP「行くぞぉ!」ガシッ

エルフ少女「あの、話をー!!」

【エルフ少女が連れていかれました】

主人公「え、エルフ少女ーーー!」

主人公「……」

主人公「人一人担げる余裕あったんじゃん……」

主人公「……あ、あの人落し物してる」

主人公「飴とられたし、貰っておくか」

【スタミナドリンクを拾いました】

主人公「エルフ少女が連れていかれてしまった……だが、根なし草でわらしべ長者している俺にはもったいないくらいの……」

主人公「だが、俺を選んでくれたことには変わりないんだよな」

主人公「彼女は望んでアイドルになるわけじゃない。例え彼女にそれだけの素質があったとしてもだ」

主人公「あのプロデューサーはエルフ少女の意思を無視して連れていった! 理はこちらにある! 少なくても、会ってエルフ少女の意思を確認すべきだ! 彼女が俺との離別を選ぶならそれでいい」

主人公「いくぞ! ……だが、組織相手に俺一人、武器は士郎君に渡してしまった」

ゴブリン「ギィー!」

主人公「くっ、こんなときに邪魔をするな!」
(魔物の存在? エルフとかいる時点で気にしちゃだめだよ!)

主人公「ぬう、単体なら相手にならんが数が多い!」

メル「パワーシュート!」

主人公「なに? ゴブリンを一撃で粉砕した?」

メル「やっぱり私の武器も大したものよね!」

主人公「君みたいな子がそんな大きな砲を……とにかく助かったよ」

メル「それはお互い様よ。君が引き付けてくれたから纏めて一掃できたんだから。というか、私があの魔物に追われてたから、むしろこっちがお礼を言うべきなのよ」

メル「ちょっと、王子達とはぐれちゃってね」

主人公「しかし凄い武器だな。それに、羽のついた砲。見た目もいい」

メル「へえ。私の武器の凄さが分かるなんてやるじゃない……ふう、ちょっと疲れたかなあ」

主人公「なら、これをやろう。なに、例には及ばん」

メル「スタミナドリンク? ありがとね。君、見たところ武器が必要そうね」

メル「ならこれをあげるわ。私のお古だけど」

主人公「いいのか?」

メル「言ったでしょ、旧式だって。私に持てるんだから君にも扱えるはずよ。使い方はレクチャーしてあげる。メンテナンスはちょっと難しいかもしれないから、その時はレグルス王国に来てちょうだい」

主人公「了解、感謝する」

主人公「しかし、この砲で攻め込むべきか? それとも、もっと取り扱いの効く武器を用意すべきか……そもそも、力攻め以外の選択肢を取るべきなのかもしれないが。まあいい、わらしべ長者の旅だ。天に任せよう」

主人公「エルフ少女……いや妻よ。助けに行くぞ」

【『スタミナドリンク』と『羽を持った大砲』を交換しました】

上げ忘れました。
個人スレならともかく、リレーだから更新分かりやすい方がいいですよね。

ドラゴンナイト「いたぞ! マルスだ!」

ドラゴンナイト「奴の首を挙げれば殊勲ものだぜ!」

マルス「くそっ、ドラゴンナイトが四人も」

ジーダ「せめて弓兵がいれば……」

ドーガ「お逃げくださいマルス様!」

主人公「ドラゴンナイトか……! こいつならいけるか?」

『羽を持った大砲』スチャ!

主人公「今だ! 発射!」

スドオォォン!

ドラゴンナイト「なにぃ、伏兵か!?」

ドラゴンナイト「うかつな!」

カイン「隙あり! この好機逃さん!」



主人公の奇襲でドラゴンナイト一体を仕留め、急な砲撃で隙を見せたドラゴンナイト達は逃げていった。

ジェイガン「マルス様を助けてくださったようじゃな。礼を申す」

主人公「いえ。たまたま通りすがっただけです」

ジェイガン「若いのに謙虚ですな。だが助かりましたぞ」

ジェイガン「恩人に頼むのもなんですが、あの大砲譲ってくださらぬか。あれは大したもの。我が解放軍の大きな助けとなるはず」

主人公「……それは構いませんが」

ジェイガン「もちろん、代価は支払いますぞ。助けてもらった分も含めております」

ジェイガン「貴公は人を捜す旅の身、そして剣の心得があると聞く。なので剣を用意致しましたぞ」

ジェイガン「まず銀の剣。軽くて強力な剣です」

ジェイガン「そしてサンダーソード。振れば相手に雷を落とす魔法の剣。魔法の心得が無い者でも扱えますぞ」

主人公「ありがたく頂きます」

ジェイガン「できれば協力していただきたいですが、貴公にも事情があるゆえ、仕方ありませぬ」

ジェイガン「旅の無事を祈りますぞ」

主人公「あなた達も、祖国の解放ができますよう」

【『羽を持った大砲』と、『銀の剣』および『サンダーソード』を交換しました】

主人公「すっかり暗くなってしまったな。心配ではあるが、一度帰って出直そう」

主人公「ただいまー」

エルフ少女「おかえりなさーい!」

主人公「あれ?帰ってたのか……」


エルフ少女「今日はスタジオの見学をして解散になりました」

エルフ少女「あの人すごく強引だけど悪い人じゃないみたいですね」

主人公(もしかしてうち、一人でから騒ぎしてたん?)

主人公「そ、そうか……それでお前アイドルやるのか?言っておくが楽な仕事じゃないぞ」

エルフ少女「はい。厳しいと思いますけど……私チャレンジしてみたいです」

主人公「そうか。お前がそうしたいなら止めないさ」


【エルフ少女がアイドル見習いになりました】

【わらしべ品:銀の剣・サンダーソード(今回は変更なし)】

主人公「エルフ少女が無事だったのはいいが、この剣二本どうしようかな…」

校長「おい、そこのキサマ!」

主人公「わっ!なんかいきなり頭のとがったキモい顔のオッサンが表れた!」

校長「キモいとはなんじゃい!ワガハイは校長、世界で一番エライ男じゃい!」

主人公(世界で一番エライ男?胡散臭い…)

主人公「で、何の用事ですか?」

校長「決まっとるのじゃい!その持ってたらエラそーに見える二本の剣を寄越しやがれなのじゃい!」バッ

主人公「うわっ、いきなりなにするんですか!?」パンチ

校長「たかしッ!?」バタッ

主人公「弱えぇ………二秒で倒れたよこの人」

主人公「あのー、物々交換でいいならこの剣あげますよ?」

校長「なにっ、本当か!?じゃあワガハイはこれをやる!じゃ、剣はワガハイがいただくのじゃーい!じゃーな!」

主人公「……いっちゃった。変なオッサンだったな。あれ、ところでこれって一体………」

   【絶対絶命でんぢゃらすじーさん 泣きの一回 絶対服従ばいおれんす校長 ワガハイが一番エライのじゃい!、ミシシッピー殺人事件、クロスハンター、ハローキティと一緒!ブロッククラッシュ123!等々クソゲー及びバカゲー合計50本】

主人公「クソゲーばっかだーーーっ!!」

【『銀の剣・サンダーボルト』と『クソゲー及びバカゲー合計50本』を交換しました】

>>114《銀の剣・サンダーボルト》×
《銀の剣・サンダーソード》の書き間違いです

主人公「チーターマンだのデスクリムゾンだのラストリベリオンだの……こんなものと交換してくれるヤツいるのか?」

透明な少年「……」ツンツン

主人公「なんだ?……ってうわぁ!ふ、服が浮いてる!?」

透明な少年「……」グイグイ

主人公「ち、ちょっと引っ張らないでくれ……なんだよ、もしかしてコレ欲しいのか?」

透明な少年「……」コクコク

主人公「い、いいけれど今、わらしべ長者の真っ最中なんだ。何かと交換してくれないか?」

透明な少年「……」ゴソゴソ

ニア 食パン(50ネカ)

主人公「食パンか…まあこのクソゲーを受け取ってくれるだけでも助かるし、交換しよう」

透明な少年「……」テッテレッ♪

クソゲー を 交換してもらった!

透明な少年「……!」

主人公「なんだ?それもラブ、これもラブ……?」

透明な少年「……」テクテク

主人公「行っちまった……それにしてもなんだ、この食パン?なんだか酒くさいぞ……」


【クソゲー及びバカゲー合計50本 と 酒くさい食パン を交換しました】

透明な少女「それじゃ京子ちゃんはこっちを持って」

京子「ん?こ、この匂いは……」ダダダ

透明な少女「わー」ドテッ

透明な少女「もう、京子ちゃんひどいよぉ」

京子「ラムレーズン!」ハァハァ

主人公「や、やあ、また会ったね」

結衣「いつもご迷惑かけてすみません」

主人公「いやいや、ちょうどこのパンの貰い手を探していたんだけど何かと交換してもらえるかな?」

京子「それなら……ちなちゅー!」ユサユサ

ちなつ「京子先輩、こんなところで何を」ポロポロポロコロン

【酒くさい食パン と 卓球のボール1ダース を交換しました】

【ふたば幼稚園】
主人公「ピンポン玉を貰ったが…交換してくれそうな人は現れなかった。…と、いうことで」ピンポーン

コンチワッス。センジツデンワシタ[主人公]ッス アラ、イラッシャイ。モンハアイテルカラ、ハイッテイイワヨ

主人公「・・・幼稚園に寄付しに来た。いや、寄贈か。もしかしたら、わらしべ長者が終わっちゃうかもしれないな…」

【応接室】
???「やぁ、お久しぶりです。元気にしてましたか?」

主人公「……ヒィ!ヤクザの組長!!」ナミダメ

組長?「組長ではありません園長です!」

主人公「……はは、お久しぶりです。その御様子だと、まだ顔についていじる園児がいるんですかね?」

園長「え、ええ…昔の君達も大概でしたが、今の園には毎回間違える園児がいましてねぇ…」トホホ

主人公「あはは…(泣き顔もやっぱこぇぇ…)っと、そうだ、こちらが電話で話した寄贈品です」

園長「ああ、どうもありがとう。ぬいぐるみ、サッカーボール、ピンポン玉と卓球セット、プラレール…」

主人公(さすがにピンポン玉そのまま渡すわけにはいかんかった。網やらラケットやらかかったが…ほかの物も処分できたし、いいだろう)

副園長「まぁ、こんなにたくさん…ありがとうねぇ。ああ、そういえばあなた。窓の方にいる…あれ、しんのすけ君たちじゃない?」

園長「え”…!」 主人公「?」


風間「いやぁなんかすみません。ロールケーキ、御馳走になっちゃって」モグモグ

マサオ「甘くておいしぃー!」モグモグ ネネ「駅前のケーキ屋の新作だわこれ」モグモグ

しんのすけ「組長太もも~!」モグモグ ボーちゃん「しんちゃん、それ、太っ腹」モグモグ

主人公(あの後子どもが5人来て、お土産のロールケーキ2種が全滅した…)ドウシテコウナッタ?

園長「園 長 で す !」ナミダメ

主人公(あぁ、さっきの園児って、この子か…)ナットク

風間「ふぅ、御馳走様でした!それでは春日部防衛隊、任務に戻ります!」タタタタ…

園長「はい。帽子、ちゃんと被ってねー!…彼らはここの園児でね、今日は草むしりを手伝って貰っているんですよ」

主人公「へぇー。防衛隊、ですか。…えらい子たちだなぁ」

園長「えぇ。それじゃ、私も行かなくては。あとは園を見るなり…うん?」

しんのすけ「…もーう、おにーさん。"くいあげ"はダメだゾ?」

主人公「くいあ…げ?…あぁ食い逃げ、か。ってなんでやねん!」ツッコミ

しんのすけ「ホラ、てぶくろと帽子あげるから。がんばって草むしりするんだゾ」

主人公「こいつ……ははは、…いいだろう、やぁぁってやるさ!」タタタタ・・・バタン!

園長「ああ、君!…いってしまっ…風間「しぃんのすけー!!さぼるなー!!!」バタン!

メヲハナストイツモコレダ! チョットシタジョークダヨカザマクーン フゥー ミミニイキヲフキカケルナー バタン!

園長「………はっ!私も行かなくては」

【ふたば幼稚園・夕方】
しんのすけ「じゃーねー園長ー!」タタタ

園長「組長でs…気を付けて帰るんですよー!…いやぁ、手伝ってくれて助かりました」

主人公「どうせ夏休みでやることないっすからね。それに、半分は遊んでいましたしね…楽しかったですよ」

園長「それならよかった…ああ、お土産を持って行ってくださいね。あと、バイクならこれも持って行けるでしょう」

主人公「おぉ、夏野菜の詰め合わせ…園で取れたやつですか。そして…スイカ?まぁ積めないことはないな」

園長「彼らのおやつに買っておいたのですが…まぁ、貰ってください。私たちは明日から旅行なので食べきれないんですよ」

主人公「それじゃ、ありがたく。…では、お元気で!」


主人公「ふぅ、疲れた。風がすずしー!…こんなことなら彼女も連れてくればよかったかな」ブゥゥーン

主人公「…園長先生たち、まだまだ元気だったな。そして、楽しかった。来れて良かったな」ブゥゥーン

【卓球のボール1ダース と 夏野菜セット&スイカ を交換?しました】


主人公「沢山の夏野菜にスイカか……スイカは冷やして食べたいし、野菜はどうしよっかなぁ?」

凛「にゃー!!?」

真姫「どうしたのよ、凛!?」

凛「野菜とか一通り買い忘れたにゃー?!」

花陽「えーっ?!ど、どうしよう……みんなで食べるカレーとか作れないよぉ……」

主人公「あれ?にゃーにゃー言ってる子のリボンのカチューシャは見覚えが……もしかして、隣のあの子はおにぎりくれた女の子……?」

凛「どうしよう……あーーっ!!」

主人公「!?」

凛「お兄さん!その野菜ちょーだいっ!」

花陽「凛ちゃん、それはお兄さんが困っ……あっ!」

真姫「どうしたのよ、花陽?」

花陽「え、えっとぉ……知り合い?というか……何と言うか……」

凛「ふむふむぅ……もしかして、あなたがかよちんのおにぎりと凛が付けてるカチューシャを交換した人?」

主人公「へ……?えーと……かよちゃんだっけ?確かにこの子のおにぎりと、君のカチューシャは交換してもらったけど……」

真姫「あぁ……花陽が話してたわらしべ長者やってる変わった人ね」

花陽「私は変わった人って言ってないよぉ!?」

主人公「あはは……でも、野菜必要みたいだし使う?」

花陽「えっ……でも、悪いですし……」

真姫「花陽、そのまま貰うのは確かに悪いし、このわらしべさんに何かと交換してあげたらどうかしら?」

凛「なるほど!さすが真姫ちゃん!」

花陽「でも、交換する物かぁ……どうしよう?」

真姫「ヴェエ……私は何も無いわよ……?」

凛「……そうにゃ!この穂むらのお饅頭と交換するにゃ!」

花陽「り、凛ちゃん!?」

真姫「穂乃果が持ってきたのに、勝手に交換したらマズくないっ!?」

凛「だから、カレー用の野菜だけじゃなくてスイカも貰えば、お饅頭の代わりにデザートに出来るよ!」

真姫「まぁ、スイカはデザートになるけど……」

主人公「物々交換出来るなら、野菜とスイカ一緒で構わないけど?」

花陽「じ、じゃあ……お言葉に甘えていいですか?」

主人公「良いよ」

凛「やったにゃ!ありがとう、お兄さん!」

真姫「じゃあ、穂乃果たちが帰ってくるまでにカレー作っちゃうわよ」

主人公「そういえば、君たちはここで何をしてるの?」

花陽「学校の部活で合宿を企画したので先輩たちと来てるんです」

主人公「部活の合宿かぁ……ところでその先輩たちは?」

凛「山頂アタック中」

主人公「……え?」

真姫「聞こえなかった?あの山で山頂アタック中よ」

主人公「えーっと……君たちって山岳部なのかな?」

凛「アイドル研究部にゃ」

主人公「そ、そっか……頑張ってね」

【夏野菜セット&スイカを穂むらのお饅頭(9個入り)と交換しました】

【函館】

ハルカ「それじゃあ家から何か交換できるもの、取って来くるね!」

主人公(説明しよう!バイクを飛ばしてたらいつの間にか函館に来てしまって)

主人公(偶然見つけた第一村人(?)二人に道を聞くついでに物々交換の話を持ちかけたら)

主人公(女の子の方は好意的なんだけど、男の子の方に凄い警戒されてて)

主人公(今、その男の子と二人っきりになってしまっているんだ!)

ユウ「…」ジー

主人公「…え、えーっと…俺、別にあの子に何かしようだなんて思ってないよ?」

ユウ「大人の言うことを簡単に信じると思っているのか?」ツーン

主人公(Oh…なんという刺すような鋭い視線…)

ユウ「…言われたんだ、『お前がハルカを守れ』って…」

主人公「…?」

ユウ「僕はアイツほど強い力なんて持ってないけど、それでも…ハルカのことを守りたいんだ。」

ユウ「もう逃げないって…決めたから…」

主人公「…そうか」

ユウ「…」コクッ

主人公「君はあの子のことが好きなんだな」ニッコリ

ユウ「なっ//」カァッ

主人公(やっぱりね)

ユウ「んなわけないだろっ!///勝手なこと言うなよ!///」マッカッカ

ハルカ「ユウ?そんなに赤くなってどうしたの?」

ユウ「うわぁっ!お前、いつの間に?」ビクッ

ハルカ「ううん、今来たばっかりだけど?」

ユウ「いるならいるってちゃんと言えよな!…ってお前が持ってるのって…」

主人公「それは…何かな、黒のカーテン?」

ハルカ「え?えっと、その…衣装!そう、これ衣装なんです。演劇で使った。」

主人公(何で間があったんだろうか、あんまり深くは詮索しないけど)

ユウ「…いいのか、嫌な思い出かもしれないけど…アイツとの思い出だってあるだろ」

ハルカ「いいの。たとえこれが無くたって、私はカラスのことを忘れないし」

ハルカ「カラスは…ううん、ユウはここにいるもん」

ユウ「ハルカ…」

主人公「(リア充爆発しろ…まあ俺にも妻がいるわけだが)それじゃあこの饅頭と交換だ。」つ饅頭

ハルカ「あ!穂むらのお饅頭だ!懐かしいー」

ユウ「?知ってるのか?」

ハルカ「うん、お父さんがお土産で買って来てくれたことがあるんだ。」

ユウ「ふーん…そういえば今日お前のお父さんとのデートの日じゃなかったのか?」

ハルカ「へっ…ああっ!本当だ、忘れてた!」ダッシュ

ユウ「ハルカー!あんまり急ぐと転ぶぞ!」ダッシュ

主人公「行ってしまった…まあ交換出来たわけだし、いいか。」

主人公(それにしてもこの衣装…かなり変わった構造だな、素材の触り心地も今までにない感じだ。)

【穂むらのお饅頭(9個入り)と変わった黒衣を交換しました】

優「次はマント買いに行くよ」

春香「まだ魔女やるって決まったわけじゃないでしょ?」

優「やるのー」

春香「もう、仕方ないなぁ」

優「あっちのお兄さんが持ってるようなのがいいな」

春香「な、なんか変わった黒衣だね」

主人公「あっ、もしかしてこれが欲しいのかい?」

優「欲しいー!」

春香「ゆ、優ちゃんってば」

主人公「実はかくかくしかじかで」

優「それじゃこれあげる!」

主人公「ほう、これは珍しいね。ありがとう、それじゃ僕はこれで」


春香「よかったの?優ちゃん大事にしてたよね」

優「うん……でも今は春香がいれば何もいらないよ」

春香「優ちゃーんっ」


主人公(仲いいなあ)

主人公(……?)

主人公(今あの子達キスしてなかった?)

主人公(気のせい……だよな)


【変わった黒衣 と スタバ特製抹茶オ・レピンバッジ(限定品) を交換しました】

【トリグラフ・チャージブル大通り】
主人公「また随分都会的な街に来たな。」

主人公(いつも思うが宅配の仕事してるときとか、いつもの生活をしてるときならなんともならないが、いざわらしべ長者の続きをしようとすると知らない場所に出る。)

主人公(いままでは帰ろうとすればすんなりと帰れているからいいが、いつか迷子になってしまうんじゃなかろうか……)

ドゴッ!!

主人公「いてて、すいません、考え事をしてて前を見てませんした……」

ジュード「こちらこそ、すみませんでした。ぼくもちょっとよそ見してて……、あ、これ落としましたよ」

ジュード「……ってこれ、スタバ特性抹茶オ・レピンバッチ限定版じゃないですか! 数年前のイベント限定品で、これ今プレミアついてるくらい貴重な物ですよ!!」

主人公(えっ、これそんなにすごいもんなの?)

主人公「……物々交換でなら、こうかんしますよ?」

ジュード「え! いいんですか!? あ、ちょっと今これくらいしかなくて、全然釣り合わないものですけど!」

ジュード「本当、すみません! ぼくそろそろ電車の時間なんで、失礼します!」

主人公「どうも、こちらこそ」

主人公(……)

主人公「どうみてもこっちのほうが価値ありそうだけど」

【スタバ特製抹茶オ・レピンバッジ(限定品)とアレキサンドライトを交換しました】

―自宅

主人公「グーグルグルグル……ふむふむ、クリソベリルの変種か……」

主人公「そもそもクリソベリルとは……」

主人公「いかんいかんWikipedia見てたら時間を忘れてしまう」

エルフ少女「これは珍しい鉱石ですね」

主人公「知っているのか妻よ」

エルフ少女「近所のドワーフの山でもたまに鉱脈が見つかってニュースになりました」

エルフ少女「そうだ、ドワーフさん達に何かと交換してもらいませんか?私案内しますよ。久々に行ってみたいですし」

主人公「え、いいのか?でもエルフってドワーフと仲悪いんじゃ」

エルフ少女「そんなこと全然ありませんよ」

主人公(小説の設定はアテにならないなあ)

主人公(そういやこの子あっさり森から出てきたし誰も止めなかったな……)

―ドワーフ山

ドワーフ鉱夫「ほほう、外から珍しい石を?早速見せてくれ」

主人公「これなんですが、いかがでしょうか」

ドワーフ鉱夫「ふむ、ここで採れる品と特に変わりはないな。だが大変希少な品であることに変わりはない」

ドワーフ鉱夫「この山で交換できそうなのといえば……お、あったあった、うちの息子が磨いたのだがなかなかのもんだろう?」

【アレキサンドライト と 大粒ダイヤの指輪 を交換しました】

主人公(大変なものもらっちゃったよ……

     誰かが買ってくれないかな?)

 ??「ほーお、これはこれは……」

主人公「どうしましたか?」

 ??「インドのコイヌールにも匹敵する

     大ダイヤ! ぜひ買わせてほしい」

主人公「ありがとうございます」

 ??「代わりに、ビッグなプレゼントを

     このわたしから差し出そう」

主人公「何ですか?」

 ??「町外れにある別荘を、君の家として

     提供したい。大農場がついている故、

     その経営者として過ごすのだぞ」

主人公「ほーお」

 ??「更に、おまけを用意した。わたしの

     家まで来てほしい」

――??の屋敷

女の子「ごきげんよう、主人公様」

主人公(な、なんと美しい……)

女の子「私の父は、この国一番の豪商として

     聞こえております。幸い、私は上に

     跡取りを持つ自由な身……この私と

     夫婦になり、大農場で過ごしては?」

主人公(おっとりとして品がいい……君こそ

     求めていた人だ!)

 豪商「どうだい、彼女と結婚しては?」

主人公「もちろん、結婚させていただきます」

こうして、長者となった主人公は、いつまでも

幸せに暮らしたのでした。めでたし、めでたし。

【大粒ダイヤの指輪 と 大農場つきの豪邸 を交換しました】

                          ――HAPPY END




「ちょーっと待ったあああああ!!」



女の子・豪商「!?」

主人公(あれ…なんか嫌な予感が)

「その人は…」

「主人公さんは…」

エルフ少女「私の愛する夫なんですよーっ!?」

主人公(やっぱりー!)

女の子「…主人公さん、今のは一体?」

主人公「えっあっいえっあっあのっそのっあっあっ」

豪商「ええい!者共、であえであえ!早くあの娘を追い出してしm」

エルフ少女「そこをどいて下さいっ!」ドゴォッ!

豪商「うわらば!」

エルフ少女「さあ!どこの誰かは分かりませんが主人公さんを返してください!」プンスカ

女の子「…」

女の子「ええ、良いですよ…まさか妻を持っているというのに他の女と結婚しようとした男なんていりませんですし」ニコニコ

エルフ少女「…へ?」

主人公「」プルプル

女の子「それではお二人共、どうぞお幸せに」ニッコリ

主人公「」プルプル

エルフ少女「…」ジー

主人公「あっいえっあのっこれはですねえっと」

エルフ少女「主人公さんの…馬鹿ぁッ!」ドッゴォ!

主人公「ぐおおおおおおおおっ!??」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主人公「…ハッ!ここは一体…」

主人公「エルフ少女のヤツ…随分と飛ばしてくれたな…イテテ…?」ガ サッ

主人公「もしかして今下敷きにしてるのって…」

ワラ「やあ」

主人公「…またか」ハァ
【大農場つきの豪邸 と ワラ を交換(?)しました】

【エルフ少女と不仲になりました】

ただただ書いていけばいつか埋まるか誰も書き込まなくなるかするんじゃないかな

主人公「わら…ら、ら~ランドセル、る、る~~」

?「留守番電話」

主人公「何奴!」

?「わ、なっしーよ」

主人公(なんかめっちゃ知ってる人だ!)

?「わらなんかもって何してるなっしー?」

主人公「物々交換というかなんというか」

?「じゃあ梨の妖精からのプレゼントなっしー」

主人公「あ、ありがとうございます」

?「気にする事ないなっしー、お兄さんからは失恋の香りがするなっしーからな」

主人公「なんか凄いっすね、これ貰ってください」


【ワラと洋梨1個を交換しました】


?「わらとかいらないなっしー…」

主人公「腹がへった……のどが渇いた……」

主人公「そもそも道が分からん……集落はどこにいけば……もうだめ」

どさっ!

?「……行き倒れ? おーい、生きてる?」

?「どうやら息があるみたいね。まったく、世話が焼けるわね」

パチパチ――

主人公「たき火……? 俺はいったい?」

?「あ、起きた。体はどう?」

主人公「……君は?」

魔法使い「通りすがりの旅の魔法使いよ……とりあえず、スープでも飲みなさい」

主人公「助かる……」

~~~~~

魔法使い「つまり、エルフの奥さんに浮気がばれてぶっ飛ばされた上、迷子で行き倒れと」

主人公「身も蓋もないが、そうだ」

魔法使い「まあ、自業自得よねえ。すでに報いは受けたっぽいけど」

主人公「悔しいが反論できん……それはそうと、助かった。ところで、君のような少女がどうしてこんなところに?」

魔法使い「旅の途中よ……捜している人がいるの」

主人公「ふむ?」

魔法使い「で、貴方はどうするの?」

主人公「とりあえず元いたところに戻りたいんだが……あいにくどっちにいけばいいかわからん。ここがどこだがまったく分からないからな」

魔法使い「どんだけ飛ばされたのよあなた」

魔法使い「まあ、いいわ。話に訊くと、知ったところみたいだし。案内したげる……遠いけど」

主人公「いいのか?」

魔法使い「途中でまた行き倒れでもしたら寝覚めが悪いわよ。どうせそいつどこにいるか分からないし」

主人公「ならお礼はしないとな……洋ナシでいいか?」

魔法使い「お礼は別にいいけど……でもわりに合わないわねそれ」

主人公「むう、そういえば。これがあったか。ならこのフェアリイリング(>>89)はどうだろう?」

魔法使い「これ……ふむ。十分ね。OK、商談成立ね。エルフ少女さんのところまでしっかり案内するわ」

魔法使い「案内してあげるから、貴方はちゃんと謝るのよ。結果、許してもらえるか、結局決裂するかしらないけど」

主人公「助かる」

魔法使い「ところで、なんで洋ナシを食べなかったのよ?」

主人公「これは物々交換に使わないといけない。それが俺の矜持だ」

魔法使い「浮気はするくせに変な矜持持っているのね……」

主人公「ぐはっ!」

魔法使い「にしても、どこいったのかしらあいつは……」

『旅の魔法使い(女性・18才位?)にフェアリイリングを渡して道案内を頼みました』
※今回洋ナシは渡していません。

主人公「あとは、この船に乗って行けば着くってことだけど……」

主人公「ずいぶん豪華な船だな。フェアリイリングで釣り合ってるんだろうか?」


マチス「オー……木の実が足りナーイ! これからバトルに向かうというのに、今のままでは不安が残ってしまうネ!」

主人公「ん?」

マチス「! ボーイ、その木の実は……もし良ケレバ、譲ってほしいのダが?」

主人公「あー、今、物々交換してまして……って言って通じるのかな」

マチス「ノー プロブレム! では、しんじゅをあげまショー」

主人公「いっ!? そんな高価なものを!?」

マチス「ハハハ、そこまで大きくはナイ。クチバシティによく流れ着いてる小粒、ショップに売っても700円くらいのハズ」

主人公「(確かにすごく小さいけど、本物の真珠が700円はないだろ……いいのかな)」

マチス「ボーイのココロにサンキュー ベリーマッチ! これでしぜんのめぐみはこおりタイプ ネ!」

マチス「シーユー アゲイン!」


【洋梨と真珠(小)を交換しました】

主人公「さて……吹き飛ばされる前の町に戻ってきた。まだエルフ少女がいてくれればいいが。とりあえず聞き込みだ」

〜〜〜〜

主人公「むう……なかなか当たらないな。もうここにはいないのか?」

剣士「おーい! エルフ少女さんを捜しているのはあなたか?」

主人公「……君は?」

剣士「おっと、そう警戒するなって。知り合いからエルフの少女を捜している男がいるって聞いたんだ。で、ちょうどあなたを見かけたってわけです」

主人公「……俺を知っているのか?」

剣士「金持ちの女の子と結婚したと思ったら、その日に別の奥さんに吹き飛ばされた男。一部で話題になってるぜ」

主人公「なにぃ!? ま、まあともかく……案内してくれるか?」

剣士「ああ、いいよ」

〜〜〜

剣士「はあ!? ◯◯まで飛ばされた!? よくこの短期間で戻ってこれたな」

主人公「ああ、魔法使いに助けられてな」

剣士「ちょっと待った! 魔法使いだって?」

主人公「……知り合いか? いや、まさか君が魔法使いの捜し人では?」

剣士「……あいつ、俺のことを捜してたのか」

主人公「どうして一人で旅を?」

剣士「あいつは才能ある魔法の使い手だから……あいつを護れるくらい強い剣士になりたかったんです。じゃないと、俺はあいつの隣にいられない」

主人公「……あの子はそんなこと気にするとは思えないけどな」

剣士「だからこそ、余計にですよ」

主人公「だが、心配していたぞ。一度会いに行ってやれ」

剣士「……そうですね。ありがとうございます 。主人公さん、浮気男だと思いきや、いい人じゃないですか」

主人公「やめろさらっと心の傷を抉らないで! ……しかし、許してもらえるだろうか。プレゼントとかは……小さい真珠一つあるが、インパクトに若干かける気もする」

剣士「はは、じゃあお礼とお詫びにこれをあげます」

主人公「これは、きれいな花だな」

剣士「エルフの里に咲く花ですよ。とても長く咲く花で、エルフでは贈り物に使われるんです。花言葉は『永久の幸福』だそうです」

主人公「……貰っていいのか? すまないな。代わりにこれを渡すよ」

主人公「さて。鬼が出るか仏が出るか」

そもそも次にエルフ少女と再会できるのか?

主人公「おいこら地の文で不吉なこと言うな」


【真珠(小)とエルフの里の花を交換しました】

主人公「よし! エルフ少女を探しに」

ゲドー君「ギョギョギョ!」

主人公「うわびっくりした! なんだ!?」

ゲドー君「ギョギョー!」ドゴッ

主人公「はうっ!?」

…………

主人公「はっ!?」

主人公「いてて……一体何が……」

ダイジョーブ博士「オー、目ガサメマシタカ」

主人公「誰? そしてここはどこ!?」

ダイジョーブ博士「疲労モケガモナンデモナオシマース」

主人公「あ、待って、展開についていけてないよ俺」

ダイジョーブ博士「サア、何ヲオノゾミデースカ?」

主人公「あ、の、望み?」

主人公「俺、エルフ少女に会いたいんだけど……なーんて」

ダイジョーブ博士「オー、アナタ運ガイイデース」

ダイジョーブ博士「えるふノ少女ナラ先程改造シタバカリデース」

主人公「……え、なんだって?」

ダイジョーブ博士「ワタシノ手腕ヲ振ルエナイノハ残念デースガイイデショー、グッバイ!」

バリバリバリッ

主人公「ぎゃあああああああああああ!!!」

…………

主人公「はっ!?」

主人公「あれ、何やってたんだろう俺、何かひどいことされた気がするけど」

メカ少女「……」

主人公「……」

メカ少女「……」

主人公「ん!?」

メカ少女「あーあー、音声チェック、音声チェック、クリア」

メカ少女「視界チェック……クリア、動作チェック……」ウィーンガシャン

メカ少女「クリア、起動完了」

メカ少女「意識データ、読み込みます」

メカ少女「……あっ」

主人公「……」

メカ少女「……今更何の用ですか」

主人公「え、待って、君エルフ少女?」

メカ少女「……はい」

主人公「え、えええええええええ!?」





ダイジョーブ博士「……」

ダイジョーブ博士「科学ノ発展ニ犠牲ハツキモノデース……」


【エルフ少女と再会しましたが、エルフ少女はメカ少女に改造されました】

メカ少女「付いて来ないで下さい!」メカゴエ

主人公「悪かったって!あの時は…その、つい…」テヘヘ

メカ少女「つい…?ついってなんですか!?もう主人公さんなんて知らな…キャッ!へ、蛇!?」

女「アーボック!その女に『まきつく』!」

アーボック「シャーボック!」メカショウジョマキマキ

メカ少女「くっ…あああああ!!!」

主人公「なんだこのデカい蛇は…?くっ、彼女を離せ!」

男「悪いが、ボスの命令なんでなぁ!…チッ、覚悟してもらうぜ!ウツボット『ねむりごn…」

主人公「お前ら一体、なんなんだ!」

男・女「!!!」

女「なんだかんだと聞かれたら!」男「答えてあげるが世の情け!」

主人公「なんか始まったよ…」

……

女「ムサシ!」男「コジロウ!」

ムサシ「銀河をかけるロケット団の二人にh…」

???「…もういいか?いい加減長い…カイリュー、ウツボットに『はかいこうせん』!」ピカァ…ドカーン!

コジロウ「ホワイトホール、白いあした…あああああーー!!、ウツボットぉー!!」

主人公「この声…ああ!あんたは洞窟の時(>>54)の!?」

ムサシ「コジロウ!?くっ…!?アンタ、まさか四天王の…?」

???「リザードン、今だ!」

ムサシ「リザードン…ならアーボック、上よ上!」

???「いや…下だ!『あなをほる』こうげき!」ドドド…ドカシャーン!シャーボーック…!!

主人公「蛇をぶっ飛ばした…すごい!…あれ?あいた穴からまだなんか出てくる!?」ドドドゴゴゴ…

ドリルメカの声「二段構えの作戦ニャー!ムサシコジロウ、おんにゃ(女)はメカハンドで捕まえるから早く乗るのニャ!」

主人公「何だよこのロボット…ああ!マジックハンドでエルフ少女が掴まれた!?」

???「リザードン、あのロボットに『かえんほうしゃ』!…効かない!?カイリューは…反動で動けないか…!」

メカの声「ニャー、『もう一人』は今度にするニャ…引き上げニャー!」ドドドゴゴゴ…

主人公「ああ、また地面に潜って……逃がすか待てコラぁああ!」

???「なっ…おい待て…!うっ、光が…!」パァァァ…パシュン…



???「彼は……消えてしまったか。『飛んだ』のならR団に捕らわれることもない、と思いたいが…」ケイタイピピピ

???「…≪俺だ、ワタルだ。『彼』はどうやらまた『飛んだ』ようだ…そして、彼の同行者がR団に捕らわれ、奴らは地下を逃走中だ≫」

ワタル「≪同行者の彼女も『ときわたり』に関わる人間だ……ああ、奪還を頼む。頼んだぞ、シバ…≫」ピッ…

ワタル「次元を移動できる人間、か…今だ半信半疑だが、俺もあの洞窟での出来事の後、何回か『飛んで』いる…」

ワタル「つまり、『彼』と関わったらそうなる可能性があるということだが……今はとにかくR団、だ…!」

【メカ少女とはぐれました】
【主人公は今後何者かに狙われる可能性があるようです】

【月面都市・ルナ】

主人公「さてと、歩いていたら相変わらず訳のわからない所に来てしまうのにもう慣れてきたし気にせずわらしべるか」

主人公(…あれ?なんかさっき変なことに巻き込まれていたような気もするけど…まあいいか。)

?「お、見ろよフランツ!あの花すっごく綺麗だぞ!」

フランツ「ま、ここは色んなヤツが来る所だし、第一今日はカーニバルの日だからな。」

フランツ「…にしてもアルベール、お前ああいう花に興味を示すだなんて珍しいもんだな。ユージェニーへの手土産にでもするのか?」ウリウリ

アルベール「そんなことしなくたって別に良いだろ?まだ結婚してる訳でもないんだぞ?」

フランツ「だからこそだろ、これから付き合っていく仲なんだ。それに幼馴染なんだから今更そんなに余所余所しくしなくたっていいだろ?」

アルベール「何だよ、ここまで来て俺に説教なのか?だいたいお前は…」

ナンデオマエハソウモガンコナンダ
イマノコトバヲテッカイシロ!
オレハシンユウトシテダナ…
テッカイシロ!

主人公(いい交換相手が見つかったとかと思ったら目の前で口論し始めたよお…)

主人公(見るからに高そうな服を着ているしどこかの貴族なんだろうか…慎重に交渉しないと後が大変そうだ…)

主人公「あ、あのう…」

アルベール「何だ!?お前まで俺に説教するのか!?」プンプン

主人公「あ、いえいえ…もし宜しければこの花差し上げますよ?」

アルベール「いらない!」キッパリ

フランツ「そう言うな…それで、いくらだ?」

主人公「あ、いえいえ。お金ではなくモノで交換して頂きたいのです。」

フランツ「? そうなのか、変わったヤツだな」

アルベール「言っておくが俺たちにはそんなもん持っている訳ないしもし持っていたとしてもお前となんて…?」ガサゴソ

フランツ「アルベール、どうした?」

アルベール「何だ…これ?」つ懐中時計

フランツ「『待て、しかして希望せよ』?お前そんなの持ってたか?」

アルベール「…いや、全然」

フランツ「…そうだな、ちょうど良いしこの懐中時計と交換ってところでどうだ?」

アルベール「勝手に決めるなよ!何かは分からないけど、俺の服から出てきたヤツだぞ!」

フランツ「見ず知らずの懐中時計なんて不気味だろ…それにこの懐中時計、動いてないぞ?」

アルベール「え、あ…ああもう!勝手にしろよ!」スタスタ

フランツ「あ、おい待てアルベール!…ったく、アイツはまだ子供っぽくってな…許してやってくれ。それじゃ!」スタスタ

主人公「はあ…」

主人公「…いやあ、何というか若いってのは良いモノだな。」

主人公「ん…そういえば俺もまだ高校生だったか。」

主人公「と、いうか何か忘れているような気がするんだよなぁ…」

【エルフの里の花 と 壊れた懐中時計を交換しました】

主人公「それにしても、エルフ少女はどこに行ってしまったんだろう」

主人公「ん?懐中時計の針が……この方向に行けってことか?」

メカ少女「あっ主人公さん!もしかして助けに来てくれたんですか?だけど、ここは危険です!」

主人公「そういえばすごく熱いぞ、ここ」

メカ少女「ここは炎の牢獄なんです。生身の人間では溶けちゃいますよ」

主人公「こんな火ごとき……うおおお!」

根性でメカ少女を救出した。

メカ少女「ああ、あのままではどんな目に合わされたことか……本当にありがとうございました」

メカ少女「それにしてもよくここがわかりましたね」

主人公「それはこの時計のおかげでな」

メカ少女「なんだか不思議な力を感じますね」グルグル

主人公「ん?お前体の色が……」

エルフ少女「戻ってる!?」

主人公「使用者の時間を巻き戻すのが本来の機能だったのか」

主人公「じゃあ俺も若返って……」

エルフ少女「それが、時計自体も時空を超えたようで、その」

主人公「ノォーーーー!」

【メカ少女はエルフ少女に戻りました】
【エルフ少女との関係は良好になりました】
【壊れた懐中電灯は物々交換のヒストリを遡行し、>>2でもらったワラ に変化しました】

主人公「すまなかった、エルフ少女」

エルフ少女「反省してます?」

主人公「もちろんだ!」

エルフ少女「ならいいです。命懸けで助けてくれましたから」

主人公「……ありがとう」

エルフ少女「けど次は許しませんからね!」

主人公「しかし、一時はダイヤやら車までいったのに、またわらにもどってしまった」

エルフ少女「まあいいじゃないですか。またのんびりと旅しましょうよ」

主人公「そうだな。ここのところ色々とバタバタしすぎた。気楽な物々交換の旅もいいだろう」

〜〜

主人公「わらを! わらを交換してよいと思うものはいずこにおわす!」

エルフ少女「そんな人はなかなかいない現実なのです」

主人公「これが、不況か」

エルフ少女「違います」

くりむ「うわー! わらしべ長者だー! 昔本で見たよ! すごいなー、ねえねえ交換しようよ! ね!」

主人公「いたー!?」

くりむ「ほら、甘いお菓子いろいろだよ、幸せだよ! わらと交換ね! はい交渉成立!」

くりむ「私ってば優しいね、さすが会長だよね! えっへん!」

主人公「あ、ああそうですね……」

くりむ「じゃ私はこれで! どっちがより長者になれるか勝負しよ! まあ私の勝ちは決まっているようなものだけどね! 宇宙一天才で美少女な私だもん!」

エルフ少女「えーと……」

主人公「たぶん深く考えたら負けな気がする」

エルフ少女「ですね……」

主人公「あ、そういえばアーチェさんか ら貰った魔術書(>>89)持ってたままだ。エルフ少女に渡しておくよ」

エルフ少女「あ、ありがとうございます。私も魔法とか勉強しようかな?」

【わらとお菓子いろいろを交換しました】

エルフ少女「人間世界のお菓子美味しい」

主人公「うまいな」

エルフ少女「でも、もう半分以下になっちゃいましたね」

主人公「つい菓子ばかり食ってたが体に悪いし、わらしべもできなくなるな。まともな食料買いに行こう」


しんのすけ「チョコビチョコビオラチョコビ食べたーい」

みさえ「売り切れてたんだから仕方ないでしょ」

しんのすけ「あのお兄さんがチョコビ持ってるゾ」

みさえ「知らない人にねだっちゃダメ」

しんのすけ「おーいそこの知ってる人ー!」

主人公「おや、君はふたば幼稚園の子」

しんのすけ「オラチョコビ欲しい」

主人公「そうだなあ、何かと交換してくれるならお菓子全部あげるよ」

しんのすけ「それじゃ母ちゃんの脱ぎたてホッカホカのパンチーと交換しよう」

 ∩∩
<こげ>
<つん>
 ∪∪

みさえ「それじゃこれと交換してもらえるかしら」ホホホ

【お菓子いろいろ(半減) と (おだてられてつい衝動買いしてしまった)3kgのダンベル を交換しました】

主人公「実際ダンベルなんてもらってもなぁ」

エルフ少女「地味に3kgって重いですね」

主人公「いやこれ使いどころとかどうするんのさ」

???「・・・・・・」(キュイキュイ)

エルフ少女「おや?顔が磁石なうさぎさんが来ましたよ?」

キィィィィィィィィコン

主人公「いや、勝手に持っていかれても困るんだけど」

マグウサギ「・・・・・・」(キュイキュイ)

エルフ少女「ついてきて・・・かな?」

主人公「まぁどうせこのまま考えても仕方ないしいってみようか」

~15分後~

主人公「えっ何この金属の山に謎のUFOは」

すまぬミスった・・・・・・ 書き直し

主人公「実際ダンベルなんてもらってもなぁ」

エルフ少女「地味に3kgって重いですね」

主人公「いやこれ使いどころとかどうするんのさ」

???「・・・・・・」(キュイキュイ)

エルフ少女「おや?顔が磁石なうさぎさんが来ましたよ?」

キィィィィィィィィコン

主人公「いや、勝手に持っていかれても困るんだけど・・・・・・物々交換、わかる?」

マグウサギ「・・・・・・」(キュイキュイ)

エルフ少女「ついてきて・・・かな?」

主人公「まぁどうせこのまま考えても仕方ないしいってみようか」

~15分後~

主人公「えっ何この金属の山に謎のUFOは」

マグウサギ「ピョンピョン」(コン)

エルフ少女「そのダンベルが欲しいからくっつかないこのティーカップセットと交換して欲しいようです」

主人公「まぁそれぐらいならいいや」

3kgのダンベルとカップ&ソーサーを交換しました。

主人公「お、近所は軍港だったのか」

エルフ少女「さっきのうさぎさんはここの屑鉄を集めていたんですね」

主人公「納得だな……ん?」


「ひえええ……どうしようどうしようどうしようかくなる上は轟沈してでも……」


主人公「どうしたんですか?」

比叡「わぁっ!?……金剛お姉さまじゃなかったよかった……ううう」

エルフ少女「訳ありみたいですね」


~やや30分後~


主人公「つまり君が死ぬほど好きなお姉さんが居て、その人のとても大事にしていたティーカップを割ってしまって逃げちゃったのか」

比叡「ええ……もう情けなくて」

エルフ少女(このティーカップセットをあげても思い出には変えられないですよね)


「比叡!探しましたですヨー!?」


比叡「 」

金剛「比叡~?ティーカップ触っちゃったんですネ?」

主人公「あちゃーお姉さんか……って触った?」

金剛「ええ、あのティーカップは持ち手が折れてしまったので……飾るために接着剤で修理したんデース」

金剛「それを比叡が片づけるために持ち上げて割っちゃったんデショウ。私の責任デース」

金剛「だから気にしなくていいんデース。比叡、ゴメンナサイ」ギュ

比叡「うううううう……うわああああん……!!!」ムギュ

金剛「よしよし、不安にさせて悪かったデース」ナデナデ

主人公「人騒がせだけど……よかったな」

金剛「スミマセンデシタ!Oh,そのティーカップセットは?」

エルフ少女「これもらいものなんですけど、お譲りしますよ」

金剛「本当ですカ!?これで午後のティータイムに間に合いマース!」

金剛「しかも比叡も保護してもらって……タダじゃあまりにも失礼デスネ」

金剛「ちょっと待ってて下さいネ!今連絡してお礼の品を持って来てもらうノデ!!!」


【ティーカップセットと一式徹甲弾★10を交換しました】

徹甲弾っていくらくらいするんだろな
弾薬自体の大きさは艦娘が運搬・使用可能なスケールなんだろうけれど

主人公「むう……迷ったか?」

エルフ少女「竹林がずっと続いてますね……さっきから同じところを歩いているような」

鈴仙「あら? 人間がこんなところで迷子? 妹紅に案内を頼まなかったのかしら?」

エルフ少女「わ!? ウサミミさん?」

鈴仙「私に驚くってことはもしかして外来人? ……あなた達、病院や医者に用があるわけじゃないのよね?」

主人公「俺も彼女も至って健康だ。病院は必要ないな」

鈴仙「そう、なら本当に迷い混んだだけみたいね。結界の波長を操って外に出してあげるから、一緒に来なさい」

主人公「それは助かる。ところで、物々交換に応じてくれないだろうか?」

鈴仙「これは銃弾……いえ、人のサイズの大砲の弾? けどとても強い想いと力が込められている……!」

鈴仙「すごい! 銃を扱う私にとって、これはいい媒介になりそう! 新しいスペルカードのアイデアにもなりそうだわ!」

エルフ少女「スペルカード?」

鈴仙「そうね。せっかくだしお礼ついでにちょっとレクチャーしてあげようかしら?」

〜〜〜


波符「赤眼催眠(マインドシェイカー)」

エルフ少女「きゃ!? えっと!?」

鈴仙「慌てない! これはあくまで弾幕ごっこ。スペルカードには必ず抜け道が存在するわ!」

エルフ少女「弾が消える瞬間がある……! ここね!」

鈴仙「そうよ! さあ、次は貴女の番よ! 貴女の弾幕を! 貴女だけのスペルカードを見せてみて!」

エルフ少女「は、はい!」

木符「新緑に萌える妖精の郷」

鈴仙「下から迫ってくる木々と、楽しく踊る妖精達を表現した弾幕――なるほど、貴女らしく、綺麗な弾幕ね」

鈴仙「けど、先輩として負けるわけにはいかないわね! えい!」

エルフ少女「え!? これ抜け道あるって嘘でしょう!?」

鈴仙「嘘じゃないわ! さあかわしてみなさい!」

ピチューン!

エルフ少女「無理でした」

鈴仙「危ないと思ったら無理せずスペル発動。これ基本よ」

主人公「俺、置いてきぼりなんだが」

鈴仙「弾幕ごっこは女の子の遊びなんだけど、混ざる?」

主人公「遠慮します」

鈴仙「あはは、悪いわね。そういえば物々交換だったわよね。はい、これ。師匠……私が師事している医者が作った国士無双の薬よ。これを飲むことで一時的に超人的な力を得られるわ」

主人公「なんかすごく怪しいんだが」

鈴仙「副作用はないから安心しなさい。師匠はその腕に関しては天才的よ。それ以外でも天才だけど。あ、一本じゃ貰ったものに釣り合わないから一ダース渡すけど、一度に四本以上飲んだらダメよ」

主人公「四本以上飲んだらどうなるんだ?」

鈴仙「爆発するわ」

エルフ少女「爆発!?」

鈴仙「死にはしないし、怪我もしないけど痛いし薬の効果もなくなるから注意しなさい」

主人公「お、おう……」

【一式徹甲弾★10と国士無双の薬(一ダース)を交換しました】

【ついでに弾幕ごっこを通じてエルフ少女が魔法をちょっと覚えて、スペルカードを作りました(フレーバー)】

【あらすじ:竹林でのウサミミ少女との邂逅後、順路に着いたため彼女と別れた俺たち。】
【     しかし出口間近というところで、謎の小型ロボットの集団に襲われ、再び竹林に逃げ込んでいたのだった】

小型ロボ「ガトリングガン・ハッシャ!ストレートボム・ハッシャ!」ガガガガガ・・・ドカーン!

主人公「うぉっ!あぶねぇ!!」タタタタ

エルフ少女「『ファイアボール』!『アイスニードル』!…もう!的が小さいから当たらないです!」タタタタ

主人公「もうかれこれ10分以上走っているが…あのロボットに当たっても減るどころか増えている気がするし…まずいな。剣がないから俺は戦力外だし、さっきのウサミミの娘も来てくれないし…」タタタタ

エルフ少女「あのロボットのことと、追いかけてくる理由、分かりませんか!?」タタタタ

主人公「あのロボットは…おそらくカスタムロボ。元は玩具で、最近操縦者の意識をダイブ…つまり憑依させて遊べるようになったらしいけど…」タタタタ

主人公「追われる理由については分からないな…(前の…蛇とか食虫植物とかをけしかけてきた奴らなら…彼女ということになるけど…)」

エルフ少女「…!主人公さん、目の前!!」

主人公「大きな崖…行き止まりか……!!」


女「ようやく大人しくなったわね…さぁその手にある薬をよこしなさい!」

主人公(細身の女と巨漢のコンビ…だが、目的は彼女ではなく、薬、か…でも、渡した後に何されるか…)

大男「渡さないと…この女がどうにかなるズラよ!?」ガシィッ

エルフ少女「痛っ!…また捕まりました……でも逆らったらロボットに…」

主人公「…分かった渡す!ここに置く……よし、その大男に取らせろ。彼女と交換だ。でなければ呪文で吹き飛ばす!」

女(呪文…耳の長い女が使ってた魔法みたいなものか…この男も使えるのね…)「…よし!ゴウセツ、取りに行きなさい。本物かどうかも確かめるんだよ!」

ゴウセツ「了解ズラ、ミナモの姉御!……飲んでみるズラ?ゴクゴク…おお、力がみなぎるズラァ!!」パワーアップ!

ミナモ「本物、ね…よし、ならもうあんた等に用はなi…」

ゴウセツ「甘くてうまいズラ!もっと飲むズラ!!ゴクゴクゴク…うう!!苦しいズラァァーーー!!!」

エルフ少女「拘束が緩んで…逃げれる!」ダダッ

ミナモ「ゴウセツ!?「ドカーーーン]……ゴウセツが爆発した…罠ね!卑怯な!オラクルヘッド(ロボット)達、そいつらを始末しなさい!!」

主人公「なんか自業自得なうえに勘違いされてる気がするけど…やばい、俺たちやられる!?」

エルフ少女「ゴクゴクゴク…しっかり三杯、と。パワーアップ!主人公さん、任せてください!スペルカード『木符・新緑に萌える妖精の郷』!!」ドドン!

ミナモ「これは…妖精!?それに竹林が私に迫ってくる…!?くっ、私もだけど、ゴウセツが危険だわ!」ダダッ

主人公「妖精が体当たりしてロボットを減らしているけど…ヤバい、何体か抜けてくる!!」

エルフ少女「任せてください!さぁ妖精さんたちも一緒にお願い、『アイスニードル』!!」ガガガガガガ…・・・ドカドカドカーン!!


主人公「ロボは…全部止まったか…襲ってきた奴らもいないみたいだ……ありがとう。君がいなかったら、俺間違いなくあの世行きだった…」ナミダメ

エルフ少女「私の夫ですから、守るのなんて当然ですよ!気にしないでください。…あれ、何か違う形のロボットが落ちてますね?」

主人公「え…?ホントだ。確かこれは…クレイジーバブーンだな。前に使ったことがあって覚えてる。大男が落としたのかな?」

主人公「……バラしてみても探知機みたいなのは無いな。戦利品としてもらっておくか。」

エルフ少女「それにしても…帰りはどうしましょう?」

主人公「あ…しょうがない、もと来た道を戻ろう。ロボの残骸をたどれば何とかなるだろうし…さっきのウサミミの娘がまた来てくれるかもしれないしな」

【ロボット(カスタムロボ・クレイジーバブーン)を手に入れました】
【国士無双の薬は一応あと4本残っています(1本は回収されたようです)。交換に回すかは自由です】

2XXX/07/12
51 ひとつなぎの大秘宝”のひとかけら
52 スターブルーム(強い魔法のホウキ)
(フェアリィリング(消費魔力半減))
  (初級魔導書(アーチェ作))
53 一万円札
54 逆刃刀・影打ち
  :剣術を習った(>>91)

2XXX/07/13
55 ライオンのぬいぐるみ
56 魔法のキャンディー
57 スタミナドリンク
  :エルフ少女誘拐1回目(アイドル候補として)(>>95)

2XXX/07/14
58 羽を持った大砲

2XXX/07/25
59 銀の剣
  サンダーソード

2XXX/07/26
  :エルフ少女がアイドル見習いに(>>100)

2XXX/07/28
60 クソゲー及びバカゲー合計50本
61 酒くさい食パン
62 卓球のボール1ダース
63 夏野菜セット&スイカ

2XXX/07/29
64 お饅頭(9個入り)(和菓子屋穂むら製)

2XXX/07/31
65 変わった黒衣
66 スタバ特製抹茶オ・レピンバッジ(限定品)

2XXX/08/09
67 アレキサンドライト(宝石・鉱石)

2XXX/08/10
68 大粒ダイヤの指輪
69 大農場つきの豪邸
  :HAPPY END ? (一週目)
70 ワラ
:エルフ少女と不仲に(>>126)
71 洋梨(1個)
  :旅の魔法使いに道案内を頼んだ際、>>89のフェアリィリングを譲渡

2XXX/08/11
72 真珠(小)(価値700円相当?)
73 エルフの里の花
  :エルフ少女→メカ少女に

2XXX/08/13
  :メカ少女誘拐2回目(目的不明)(>>140)

2XXX/08/14
74 壊れた懐中時計
:軽く記憶喪失になった。なんでだ?(>>141)
75 ワラ(>>2で手に入れたものと同じもの)
  :メカ少女→エルフ少女へ元通り
  :エルフ少女と仲良くなった!
76 お菓子いろいろ
  :エルフ少女、>>89の魔導書により、初級呪文を体得(>>143以降)
77 ダンベル(3kg)
78 カップ&ソーサー
79 一式徹甲弾★10

2XXX/08/15
80 国士無双の薬(一ダース)
  :エルフ少女、スペルカード 木符「新緑に萌える妖精の郷」 修得
   効果・木々を操る、妖精さんを呼び出す
81 ロボット(カスタムロボ・クレイジーバブーン)

【他の持ち物(仮)】
  ベビー・トラゴンのカード・恐竜(グレンザウルス)のストラップ(>>72)
  初級魔導書(アーチェ作)(>>89)
  国士無双の薬(4本)(>>149~150)

【竹林・道中】

主人公「前回(>>86以前)から31回目の交換で、今回で81回目か…」

エルフ少女「あっ、交換したもののまとめですね!…私は49回目の交換で主人公さんと会ったんですね」

主人公「うん…こう見ると、ワラになったのは>>2>>67>>84>>126>>142で5回か…」

エルフ少女「一か月に一度以上価値が戻ってしまっているんですね…半分は自業自得ですけれど」

主人公「ココロニグサッ!…いや、ほんとにゴメン。いろいろゴメン。もう何と言って詫びたらいいか…」

エルフ少女「…ふふっ。すみません、ちょっとからかいたくなりました。怒ってませんよ」

主人公「…ホントかい?よかった…それにしても、襲われることが増えてきたかな…剣があればなぁ」

エルフ少女「大きいものだと場所によっては銃刀法違反ですからね…あっ、そろそろ順路ですよ!よかった。いきましょう主人公さん!」タタタ…

主人公「あっ…先行くなぁー!まだ危ないってー!」タタタ…

主人公(守られてばっかりはダメだよなぁ…何か、自衛の方法を考えなきゃな…)

【竹林(順路)へ移動しました】

>>67はワラじゃないよ


ついでに交換しない小ネタ

【わらしべの休日】

主人公「というわけで俺も自分の身は自分で守りたいんだが……」

エルフ少女「それなら、主人公さんも魔法を勉強してみませんか?」

主人公「そうだな。今の俺ができるのはこの縦じまのハンカチを」シュッ

主人公「横じまにするぐらいのものだ」ジャーン

エルフ少女「えっ、何ですかそれ私もやってみたいです」

主人公「え?あ、うん。どうぞ」

エルフ少女「こっちを持って…」シュッ

エルフ少女「あーん、どうしても水玉のハンカチになってしまいますー」ジャーン

主人公「なにそれすごい」

【縦じまのハンカチ と 水玉のハンカチ を交換しました】

【あらすじ:戦利品として手に入れたロボットだったが、ロボットには特定の人物にしか使えないように設定が施されていた。】
【    :それは、交換に出すことが難しいものである、ということを示していた…】

【イオリ模型店】

主人公「という訳で、その設定とやらをなんとかできそうな場所に来た訳です」

イオリ・リン子「そっか…ネットで買ったロボットが使用済みだったんだ…残念だったわね…」

主人公(入手経路については当然ごまかした。そしてダメでもともとで来た訳だが…さて…)

リン子「ウチはプラモデル…ガンプラに関してなら色々手が尽くせるんだけれど…カスタムロボはちょっと難しいわね。ごめんなさい」

主人公(だよなー…こりゃ、交換には薬の方を回すほかないか…)

リン子「…でも、隣町の『ロボステーション』の所長さんならひょっとして…なんとかできるかも?」

主人公「え、ホントですか?」

リン子「ええ。前に共同でイベントをした時にお世話になった人なんだけれど…頼んでみるわ。カスタムロボについてとても詳しいっていうし、ね」

主人公「(言ってみるもんだなぁ…正直、廃棄してもらおうと思ってたところだが…)でも、手間がかかりそうですし…」

リン子「…私この前(>>67)、借りたスクーター壊しちゃったじゃない?あの時のお詫びと思ってもらえたらいいわ。それに、スクーターの方もタケシさんなら直してくれそうだわ」

主人公「旦那様、ですか…ああ、でももう気にしてませんから…まぁどちらとも気長に待ってますから。お願いします」

リン子「ええ、任されたわ!…でも、主人公君ガンプラバトルじゃなくてカスタムロボに興味を持っちゃうのねぇ…」ハァ…

主人公「(おっと、そっちの理由も話さないと、か…)…ガンプラバトルはせめて、機体ダメージが試合後回復してくれれば…そう考えると、カスタムロボの方が経済的にお得ですからね」

リン子「そうなのよねぇ……でも、どちらの玩具も販売元はバン○イなんだから、きっと将来はプラモデルが傷つかずに遊べるようになるわ!絶対!!」

主人公「なるといいですね…(うーむ…どちらもしばらくやる気は無いんだが…どうしたものか…)」

リン子「そういえば、わらしべ長者の方、どんな感じかしら?タケシさんのプラモデルから、何になったのかしら~?」

主人公「ええっ!?ああ、…この恐竜のストラップになっちゃってデスネ…(主婦の会話は…長い!!)」


【後日・自宅】

主人公「と、いう訳で、スクーターとロボットが帰ってきましたとさ」

主人公「俺はもうバイクがあるから、スクーターはエルフ少女に使ってもらおう。練習場まで行くのが楽になるだろうし」

主人公「ああ、そういえばエルフ少女は今回アイドル見習いとしてレッスンに行ってます…でも婚約済みのアイドルっていいのか…?」

主人公「ロボットは…うーん、憑依、ダイブして遊んでみたい!でも一回使うと俺しか操作できなくなるらしいしなぁ…」

主人公「…そして、うまく使えば武器にもなる、と。……ホント、どうしたもんかな…」

【ロボット(カスタムロボ・クレイジーバブーン)が交換に出せるようになりました。】
>>67で壊されたスクーターが帰ってきました(普通のスクーター)。(フレーバー)】

ーーけて。助けて。君の力が必要なの

主人公「ん? なんだこの声……ってうわぁ!?」

ズドーン!

カシス「……あれ? もしかしてやっちった?」

ハヤト「やっちゃったってお前なあ……」

カシス「えっと……人だからシルターンの世界の人かな?」

主人公「シルターン……なんだそれは? 美味しいものか? というかここはどこで君達は誰だ?」

カシス「へ? ……ひょっとして、知らない? じゃあサプレスは? メイトルパ、ロレイラル、リィンバウムは?」

主人公「全部知らん」

ハヤト「その服装もしかして……日本とか地球とか分かります!?」

主人公「……なに当たり前のことを。知らないわけがないだろう」

ハヤト「間違いない、カシス! この人は俺と同じ世界の人だ!」

主人公「……どういうことだ?」

カシス「つまりかくかくシカジカ。というわけなの。ごめんなさい」

主人公「まるまるうまうま……つまり俺は召喚術師である君によって、この世界に召喚されてしまったと……当然元の世界に戻すことはできるんだよな?」

カシス「あーその、そのね?」

主人公「……まさか」

カシス「だ、大丈夫! あたしと誓約者のハヤトが頑張ればなんとかなるわよ!」

ハヤト「ちょ、おいそこで俺に振るなよ!? 俺は送還術の知識はからっきしだぞ俺は!」

カシス「そんなことない。あたし、キミのことすっごく頼りにしてるから」

ハヤト「そのセリフはもっと別の時に使うべきだと思う。というかなんでサプレスの住人を召喚しようとして、俺の世界の人呼んじゃうんだよ。サプレスのエルゴの力借りてないだろ?」

カシス「え? そ、そのあの……キミのこと考えながら召喚してたから……かも」

ハヤト「え? えっとそれどういう」

主人公「……なんだこの痴話喧嘩」

カシス「あー! えっと、というわけで。ごめん、ちょっと待ってて」

しばらくして……

カシス「いや、早かったわねえ」

ハヤト「何気に結構早かったな……にしても、このロボット貰っても良かったんですか?」

主人公「ああ。せっかくの俺達の世界のものだ。それに俺も大層なもの頂いたしな」

ハヤト「いや、その剣竜の牙(魔法攻撃力、防御力上昇)ならいくらでも狩れますから」

カシス「キミ、自分が規格外ってことをときどき忘れるわよね……主人公、これお詫び。餞別も兼ねてね」

主人公「これは……サモナイト石(召喚術に使われる手のひらサイズの鉱石)?」

カシス「ちょっと細工してね。シャインセイバー……つまり光の大剣を呼び出せるようにしてあるわ。キミにもね。だけど魔力はしっかり持っていかれるから注意しなさい」

ハヤト「なんかたまに妙な奴らにちょっかい出されるって聞いたから、カシスが準備したんだ。送還すれば、ちゃんと消えるから、俺達の世界でも無暗に使わなければ大丈夫だろ? 主人公、剣使えるみたいだし」

主人公「あくまで俺が使えるのは刀であって西洋剣じゃないんだがな……まあ、剣以外よりましか。複数召喚したり、相手に飛ばして使うとこも出来るしな」

ハヤト「それが本来の使い道なんだけどな。そろそろか……主人公! 元気でな!」

カシス「じゃあね。またどこかで会いましょう!」

主人公「ああ、世話になった。またな!」

〜〜

エルフ少女「どこ行ってたんですか主人公さんーっ!? すっごくしんぱいしてたんでずよぉぉぉ!」

主人公「……すまない。ちょっと異世界に強制召喚されてた」

【ロボット(カスタムロボ・クレイジーバブーン)と剣竜の牙を交換しました】
【シャインセイバーのサモナイト石を手に入れました】

主人公「一人暮らしだと料理は適当にあるものでどうにかしたけど、二人だとなかなかそうもいかないな」

主人公「とくにこの小鍋1つでは効率が良くない。よし、ちょっと値は張るが噂の道具屋に行ってみるか」


【道具屋】

主人公「この鍋なんか凄い熱伝導だな。肉も魚もムラなく焼けそうだ」

エルフ少女「魔法付与された金属を使っていますよ。それだけに値段も凄いですね」

主人公「ちょっと手が出ないな、残念」

店主「これでも古い武器からリサイクルしたものを工夫して安くしてるんだがね」


少女?「いいかいベルくん。戦士が武器を持つのと同じように、魔法を使うならそれなりの魔道具があったほうがいいんだよ」

ベル「うーん、それはわかりますけど、そろそろ貯金がなくなってきてるんですよ」

少女?「ベルくん!何度も言うけど死んだらお金なんて何の意味もないんだよ!」

ベル「わ、わかりましたから神様……みんな見てます」

神様「わかってくれてうれしいよ。おや?この剣竜の牙なんてなかなか」

主人公「すみません、それ俺の……」

神様「ああ、ごめんよそこの人。惜しかったなあ、これは初心者にも扱える割に効果は比較的高い物だ」

主人公「それなら、実はこういうわけなので何かと交換してもらえませんか」

神様「ふむふむ、君達が欲しがっている鍋を買って交換するっていうのはどうだい?」

主人公「魅力的な条件だけど自分で使うものと交換したらわらしべとしては終了してしまうなあ」

エルフ少女「もう一つ貰ったものがあるから大丈夫ですよ」

主人公「ああ、そうだった。それならお願いします」

【剣竜の牙 と 高熱伝導型の鉄鍋 を交換しました】

交換可能なアイテム:
 ベビー・トラゴンのカード・恐竜(グレンザウルス)のストラップ
 国士無双の薬(4本)
 シャインセイバーのサモナイト石

エルフ少女「よかったですね主人公さん、いいお鍋が手に入りましたよ!」

主人公「そうだな、これさえあればいろんな料理ができそうだ。さて、そろそろ食材も少しずつ集めていこうか」

エルフ少女「そうですねぇ、じゃあ向こうにある商店街に行ってみましょうか…?」

???「フフフ…」

主人公(へ、変ないかついオッサンが踏ん反りかえってこっち見てる…)

エルフ少女(…マッシブなおじさんがニヤニヤしながらこちらを見てます…)

???「そこの下郎共」

主人公「げ、下郎って…俺たちの事か?」

聖帝「フフフ…喉が渇いてますけど?」ニヤリ

主人公(い、いきなり何だ、このオッサン…?)ヒソヒソ

エルフ少女(こういうのには関わらない方がいいですね、無視して行きましょう)ヒソヒソ

聖帝「フハハハハハハーー!!」ササッサッ

主人公「!? す、すごい勢いで反復横跳びを…! マズイ帰す気がないらしいぞ!」


~3分後~

聖帝「フハハハ!!なかなかイケる物をもっているじゃないかお前ら!」ゴクゴク

主人公(…結局、勢いと圧力に押されて国士無双の薬をあげてしまった)

聖帝「フフフ…!何やら力がすこぶる漲るな! どれ、最後の一本は十字陵に帰った後のお楽しみに取っておこうか」

エルフ少女(…あっ)

主人公「あの~…これこれこういうわけで、できればドリンク分に相当する何かと交換してもらいたいんだけど…」

聖帝「ほう…。畏れ多くもこの聖帝に恵みを乞うとは…身の程知らずもいいところだ。ただの下郎ならば即刻南斗鳳凰拳の餌食にしているだろう」

主人公(あんたも物乞いと何ら変わらないでしょうが…)

聖帝「フフフ…! しかし、このような品を納められてそれに応えないなら、それはそれで聖帝の名が廃る。いいだろう、その取引に応じてやる」

エルフ少女「えーと、できれば食材なんかを頂けると嬉しいです」

聖帝「ほう。ならばちょうどいい物がある。おい、アレを持て」

布切れの人「はっ。それではこれを」

聖帝「べっ別に…貴様らの為にあげるんじゃないんだからねっ!」

エルフ少女「に…憎らしい程いじらしい!」

主人公「つーかこれ、レトルトカレー…?」

聖帝「フハハハハ!! それは聖帝軍より食品業界の皆様への商品提案、名付けてレトルト聖帝カレー! そいつはガキでも食える甘口だ!」

エルフ少女「料理に使う意味での食材なのに、レトルトって…」

聖帝「ふむ、不服か?ならこれはどうだ」

布切れの人「こちら、聖帝タンクトップです」

エルフ少女「だ、ダサいッ!」

聖帝「フハハハハ―!!この俺と御揃いの紫色のタンクトップ!これを着ればどんな下郎もたちまち聖帝気分!」

エルフ少女「いや、なりたく無いですよそんな気分!」

聖帝「フフフフ…!まあそう言わずにまずは着てみるがいい! そして高笑いするがいい!」ジリジリ

主人公「い、いやもうカレーで結構! それじゃあありがとうございました!ほらっ行くぞ!」ダダダッ

聖帝「あ、おい…」

聖帝「……なんだろう…この辺が…ズキズキする…?」


【国士無双の薬 と レトルトカレー(1ダース) を交換しました】
【怪しいタンクトップ を危うく手に入れるところでした】

<コペンハーゲン(主人公がアルバイトをしている酒屋)>

主人公「…よし、あとはクロウが運搬してくるバイクの酒類の積み込みで終わりか」

士郎「ああ。…ん?主人公、アクセサリーなんて珍しいな。どうしたんだ?」

主人公「これか?この石…六角水晶は、俺の彼女に貰ったんだ。えーと…そう、結婚○○日祝いに!」

士郎「そうなのか…へぇー、剣の意匠をかたどってあるのか。うん。似合ってるよ」

主人公「おう。ありがとな…男に装飾品のことを褒められるって、珍しいな。ハハハ…」

主人公(>>160で貰ったサモナイト石は、手のひらサイズじゃなく、親指一本分くらいのサイズになってる)

主人公(これをペンダントにして胸にかけて居れば、突然襲われても石の力を使いやすい、ということだそうだ)

主人公「…襲われるようなことがないことが一番なんだけどな…」ボソ

士郎「ん?どうした主人公?…[キキーッ!]…バイク音か、クロウが帰ってきたな」

クロウ・ホーガン「よう、お前らお疲れさん。親父さんが、今日はこの酒類を下せば上がっていいってさ」

主人公「予定に変更無し、と…ああ、そういえばクロウ、昨日メールしたことなんだけど…」

クロウ「レトルトカレー一ダースと何か交換できねえか、っていう話か?…いいぜ、これでどうだ」ヒョイ

士郎「どれどれ…映画の無料鑑賞チケット(ペア)3回分…クロウ、お前…」アワレミノメ

クロウ「…だーっ!しょうがねぇだろ見に行く相手がいねぇんだからよ!…お前らはいいよなぁイケメンで彼女持ちで…爆発しやがれぇっ!」ナミダメ

主人公「クロウ…でも、俺とエルフ少女のことも考えてこれを交換してくれるんだろ?…ありがとう、これで交換しよう」

クロウ「ああ。…そんじゃ、運んできたやつをさっさと片づけちまおうぜ」

……………

士郎「鍵、しめたな…よし、帰ろう…しかし、2人はバイクか…俺も今度免許とろうかな。移動が楽そうだ」

主人公「クロウのバイクは…Dホイールだっけ?乗りながらデュエルできるっていう…しかし、そんな娯楽が流行るようになるなんてなぁ」

士郎「ライディングデュエル、だったか?クロウ、TVで見たことあるけど、事故には気をつけろよ」

クロウ「わーっとるわい!…あと、主人公。お前も帰るときはハイウェイに乗るよな?」

主人公「乗るよ?あれに乗らないと家までいくらかかるか…」

クロウ「知っていると思うが、近頃ハイウェイのバイクを襲う奴がいるらしいからな…気を付けろって言うなら、お前もだぜ」

士郎「毎日話題になってるな…犯人もバイクに乗ってて、襲われた人は『ロボットが襲ってくる!』って話していたらしいな」

主人公「…らしいな。まぁ、襲われたのは深夜って話だからな。でも一応気を付けてはおくよ。じゃあ、お疲れさん…」

……………

主人公(…また、『ロボット』…前に襲ってきた奴もロボットを…)ブゥゥーン(走行音)

主人公「いつか、映画の『ターミ○ーター』みたいな世界にならなきゃいいけどな…」ブゥゥーン

【レトルトカレー(1ダース) と映画の無料鑑賞チケット(ペア)3回分を交換しました】

エルフ少女「主人公さん、映画ってすばらしいですね」

主人公「そうだな。もうチケットは使い切ったけどまたいつか来よう」


せっかくだから行ってみるか、とエルフ少女を連れて行くと彼女は大感激。
エルフの村にも一応映画館はあったが、ホームシアターと大差なかったから
駅前のシネコンにはさぞ驚いただろう。
それから暇を見つけては映画館に通い、今日で早くも3回目というわけだ。


主人公「せっかくだ、グッズ見ていこうか」

主人公「パンフレットか。どれどれ」

??「お客さん、何か買っていってね」

主人公「えっ?うわっ琴吹さん。こんなところで何を?」

紬「今はここでアルバイトしてるの」

エルフ少女「あの、どなたですか?まさか浮気……」

主人公「あー、いや、前のバイト先で一緒だったんだ」

紬「あら?可愛いストラップね」

主人公「ああ、これはかくかくしかじかでもらったものなんです」

紬「へえー……あっ、もしかして唯ちゃんが言ってたわらしべの人って主人公さん?」

紬「5000円ぐらいのギターをあげたって言ってたけど」

主人公「ああ、きっとそうですね。琴吹さんの知り合いだったんですか、世界は狭いなあ」

紬「私、わらしべ長者にあうのが夢だったのー。だから私もこのストラップと何か交換してー」

主人公「ええ、それはぜひとも」

紬「もう仕事に戻らないといけないから、今度都合の良いときに交換しましょう。何か探しておくわね」


エルフ少女「ずいぶん楽しそうですね、美人ですもんねー」ジトー

主人公「琴吹さんは超お金持ちだからついつい期待しちゃうんだよ」


数日後、琴吹さんの実家の系列の喫茶店で会ってあるものと交換した。
なんでもこの店で使う予定だったが、流行を外してお蔵入りになっていたティーセットらしい。


エルフ少女「えーっと、きれいなティーカップですね」

主人公「高級そうだが、正直価値がわからん」


【映画の無料鑑賞チケット(ペア)3回分 を消費しました】
【恐竜(グレンザウルス)のストラップ と マイセンのティーセット(2客で2万円相当) を交換しました】

主人公「高そうな物を頂いてしまった。だが、わらしべ長者として交換しないわけにはいかぬ」

エルフ少女「主人公さん、たまによく分からないこだわりを発揮しますよね」

忍「まあ、なんて素敵な金髪少女……」

主人公「さっそく釣れた……ってティーカップじゃなくてエルフ少女の金髪に釣られてやがる!」

忍「ですが私には交換するものが……!」

主人公「いや交換するのはティーカップだから。この子は交換しないからな」

忍「はっ!? す、すみません! あ、このティーカップもとても素敵です……! でもこれに釣り合うものは私には……」

アリス「シノ、その立派なドレスは?」

忍「これはアリスとカレンに着てもらう大事なドレスなんです!」バサバサッ!

アリス「一着だけじゃなくてこんなに!? しかもどうしてウェディングドレスまであるの!?」

忍「それはもちろん、アリスとカレンがお嫁に行ったときように……ぐすっ」

アリス「シノ……そこまで私たちのことをかんがえて……!」

主人公「なんだこれ」

エルフ少女「美しい友情ですね……」

主人公「もらい泣きしてるだとぉ!?」

カレン「この竜のカードかっこいいデース!」

主人公「それ相応のものとなら交換するぞ」

カレン「リアリー!? ならこれと交換お願いしまース!」

主人公「……なにこの高そうな指輪」

カレン「大丈夫デスヨ。私たくさん持ってますので!」(←めっちゃ金持ち)

主人公「いいのかさすがにこれはどう考えても釣り合わないぞ……?」

忍「ええっ!? エルフ少女さんまだ結婚式を挙げていらっしゃらないんですか!?」

アリス「シノ! その、シノの作ったドレスは!?」

忍「え、でも私なんかのものでは」

カレン「シノのドレスはとっても素敵です! 私が保証するですヨ!」

アリス「そうだよ! 私たちは気にしないから!」

忍「アリス……カレン。分かりました! エルフ少女さんのウェディングドレスは私、大宮忍が準備します!」

エルフ少女「あ、ありがとう?」

〜〜〜

アリス「シノ……よく考えたら私たちの寸法じゃどう考えてもエルフ少女さんには小さいよ」

忍「ああ、もう私ったら……でも挫けてはいられません! すぐに作り直さなくては!」

忍「ちょっとだけお待ちを! すぐにエルフ少女さんのドレスを作ります! 丘の上の白い教会の素敵な結婚式に見合うドレスにしなくては!」

カレン「お二人の式には是非呼んでくださいデース!」

主人公「……」(←あぜん)

主人公「そういえば式とか全く考えてなかったな……すまない」

エルフ少女「いいんですよ、主人公さんが夫でいるだけでいいんです」

主人公「……そうか」

ズサササササ!

忍「出来ましたよ!」

主人公「はええよ!?」

【マイセンのティーセット(2客で2万円相当)とウェディングドレス(二着) を交換しました】
【ベビー・トラゴンのカードとエメラルドの指輪を交換しました】

主人公「二着……だと?」

忍「ついテンションが上がってしまいまして」

>>168
設定忘れてたのでセリフ追加。
すみませんでした。

主人公「ってそういえば俺まだ高校生だから結婚式とかできないんだ」

忍「ええっ! そ、そんな……」

カレン「結婚式を出来るようになるのを期待して待ってるデース」

【自宅】

エルフ少女「主人公さん、私のウェディングドレス姿、いかがですか?」

主人公「…もうね、いい言葉が見つからんです。……いや、本当、綺麗だよ」カオマッカ

エルフ少女「ふふっ、ありがとうございます」カオマッカ

主人公「それにしてもなかなか本格的な衣装だね。…そしてキミ、着付けできるんだ…すごいな」

エルフ少女「私の地元では私くらいの娘はみんなできますよ。炊事洗濯家事裁縫その他もろもろ可!どこに出しても恥ずかしくないですね!」エッヘン!

主人公「立派だなぁ…そして、エメラルドの指輪ね…でも、君の美しさには適わないかな………くそっ、なんだ…・・・自分でいってチョー恥ずかしい!!」カオチョーマッカ

エルフ少女「」カオユデダコ

主人公「……これはもらい物だけどさ、いつか君のその姿に似合う指輪をキミに送るよ」

主人公「俺と、キミとの結婚式にね」

エルフ少女「…はい。いつまでも、待っています…」

【翌日・公園】

主人公「っつー訳で、この指輪は交換しまーす!!さぁ、誰だ、誰が交換してくれるんだー?おーい!」

エルフ少女(主人公さん…昨日のテンションの反動?いつもより暴走気味みたい…ふふっ)

主人公(…まぁ本当に欲しいモノは、もう手に入っているのかもしれないな…)「なーんつってな、ハハハ、うおっっ!!」コケッ ドンガラガシャーン ヒューン…

エルフ少女「ああっ!主人公さん、何もない所で転ぶなんて!大丈夫ですか![ヒューン…ポチャン]……え?」

主人公「…手に持ってた指輪が…箱ごと、公園の泉に…なんてこっt[ドドドゴゴゴジャバジャバー……]……はい?」

泉から出てきた女性?「あなたが泉に落としたのは、このエメラルドの指輪ですか?ダイヤの指輪ですか?」

主人公(こりゃ、あの有名な童話…『金の斧』の泉の妖精さん!?)

エルフ少女「あ、泉の妖精さん!お久しぶりです。お仕事お疲れ様です」

泉の妖精「あら、エルフ少女ちゃん!大きくなりましたね、10年ぶりでしょうか?」

エルフ少女「私が小さい頃、たまに泉の妖精さんに面倒を見てもらっていたんです、私」

主人公(めっちゃ知り合いだーー!!しかも十年来の知り合いときたーーー!!!)「…ええーと、それで…落としたのは、エメラルドの指輪です」

泉の妖精「…あなたは正直者ですね。指輪は返して、『ダイヤの指輪』も差し上げましょう……これからは落とさぬよう気をつけてください」

エルフ少女「そうですよ主人公さん!落とされるものによっては泉の妖精さんも困りますからね!」

主人公「詳しいねキミ…ムムッ!そうだ。泉の妖精さん、エメラルドの指輪、何かと交換してくれません?わらしべ長者やっているんですよ、俺!」

泉の妖精「わらしべ…落としたものを交換とは、珍しいものですね…いいでしょう、少々待ってくださいね……」ゴボゴボ……

【同公園・10分後】

主人公「…来ない」

エルフ少女「どうやら…ここの泉と、妖精さんの泉の結界の繋がりが…無くなってしまったみたいです…」

主人公「欲張った(?)結果がこれだよ!」ナミダメ

【エメラルドの指輪とダイヤの指輪を交換(?)しました】

ダイヤの指輪;出典:FF零式
       効果:装備者の最大MP+70%

主人公「しっかしダイヤの指輪なんて高級品本当に貰ってよかったのだろうか?これでいいのか?」

エルフ少女「泉の妖精さんからの交換でいいんじゃないですか?」

主人公「うーん、納得いかない・・・」

???「(すいません、お話いいですか?)」

主人公「?」

???「そのダイヤの指輪を出来れば物々交換で売ってほしいのですが」

主人公「うん、別にいいけど何と交換で?てか名前を教えてほしいんだけど」

赤魔「うーん、赤魔導師なんで赤魔でいいですよ」

エルフ少女「で、その赤魔さんがなんでこれをほしいのですか?」

赤魔「INT上げる装備が高くて買えない・・・」

主人公「oh・・・」

エルフ少女「高いですもんねそういう指輪類は・・・」

主人公「わかったいいよ。じゃあ何をくれるんだい?」

赤魔「じゃあこの余ったエンピリオン装備一式を。勢いに任せて作っても私このジョブあまり使わないので・・・」

主人公「(うわぁなんかヤバそうな装備でてきたよ)」

エルフ少女「(うわぁこれ指輪よりも普通なら高級品だぁ)」

赤魔「ありがとうございました!これでアビセア乱獲も捗ります!」

FF11GM「ちょっと赤魔さんお話が」

赤魔「えっ」

主人公「何か揉め事になるまえに撤退しよう。そうしよう」

エルフ少女「ですね」

【ダイヤの指輪とナバーチアタイア一式と好感しました】

ナバーチアタイア:FF11コルセアエンピリオン装備(本来交換不能品だが交換可能)
分かりやすくいうとFFジョブの銃使い専用装備 すっごく強い

モモカ「優勝賞品はスイーツ食べ放題チケットですよ、絶対参加ですよね!」

美煌「いいだろう。ただし部として出るからには負けは認めん。今日から特殊訓練を受けてもらうぞ」

モモカ「やりますとも!」

うらら「モモカ様、私もお供します!」

かくして壮絶な特訓がはじまった。



モモカ「今日もハードだったなー、ってあっ、あれは!?」

主人公「?」

モモカ「そこの貴方!そのエンピリオンをかけて勝負しなさい!」

主人公「ああ、これか。いいけど、俺が勝ったら何かくれるの?」

モモカ「そ、それは……そうね、この淫乱女を好きにしていいわよ」

うらら「モモカ様っ!?」

主人公「いらない。っていうかここにSBOがいるし無理」

エルフ少女(SBOって何?野球?)

主人公(もちろん「嫉妬深い奥様」の略だなどということは秘密だ)

モモカ「それなら……あ、そうだサインもらってたんだ!これでどう?」

主人公「こ、これは経堂麻耶のサイン!いいだろう」

エルフ少女「誰ですか?その人」

主人公「そこそこ有名な現役JKグラビアモデルだ。ファンにとってはかなりの価値があるはず」

モモカ(フフフフフ、みたところこの男はど素人、勝ったも同然!)


- 戦闘終了 -

モモカ「まいりました」

モモカ「よく考えたらど素人だろうとエンピリオン装備してる相手に勝てるわけもなく……となればなおさら欲しくなったあー」

主人公「あの……サインと交換にしようか?俺全然勝った気がしないし」

モモカ「本当?ありがとう!」



モモカ「特訓のかいあって優勝しました!」

美煌「ほぼアイテム頼りに見えたが、まあともかく頑張ったのは事実だな」



主人公「しかしまあ、高々サバゲーでエンピリオンって……人のこといえないけど」

【ナバーチアタイア一式 と 経堂麻耶のサイン を交換しました】

【ラジオ局前】
主人公「サインか…まあ日本にいれば大抵の人は貰ってくれるとは思うけど」

男の子「パパー!早くしないとウィンターパレードに間に合わないよ!」

男性「待て待てジェイク、お前が怪我してママに怒られるのはお父さんなんだぞ?」HaHaHa

主人公(いかんせんアメリカに来てしまったようだ、しかもクリスマスの)

主人公「(しかも飲み物を買いに行ったエルフとも完全に離れ離れになったし)どうしたものか…」ハァ

???「…う…よう、そこの兄ちゃん!」

主人公「ん?」

?「お前だよ!そこのマヌケな一般ピープル!」

主人公「えっああ、すみません。少々考え事をしていたので…(この格好は…郵便配達員か?)」

配達員「なあ兄ちゃん、近くでタートルマンの売ってる場所知らねえか?」

主人公「タ、タートルマン? …それってタートルズのこt」

配達員「なに寝ぼけたこと言ってやがるッ!あのタートルマンだよ!何かがピョンと飛び出して、ロカビリー・ジェットとか言うのが背中に着いてて、ボイスボックスを使ってこんな台詞を喋るんだ『行くぞ、ターボタイム!』ってな!」

主人公「…それならタートルマンじゃなくてターボマンじゃないか?」

配達員「ウルセェ!黙れェ!ああよく分かったよ、お前がどういう考え方かよく分かった!俺みたいなマヌケでダサイ制服と帽子の郵便配達員を裏に回って笑ってるに違いないんだ!そりゃ人種差別だ!」

主人公「ちょっとは聞く耳を持ってくれ!えっと…」

配達員「マイロンだ、マイロン・ララビー!」

主人公「OK、マイロン。ここは冷静になrモブ「大変だっ!今度はあっちのトイショップにターボマンg」

マイロン「ターボマン!?俺が先だ、どけ!」

主人公「え、いやちょ、だからもう少し落ちt」

マイロン「そう言って横取りする気だろ!?下がれ下がれ!俺にはこの手製の爆破装置があるからな!」

主人公「なんでそんな物騒なものを!?」

マイロン「新聞読まないのか!?毎日郵便に爆弾が仕掛けられてる、それを一つもらってとっといたのさ!早くそこをどけ!どかないと爆発させるぞぉ!」

主人公「正気で言ってるのか!?馬鹿はやめるんだ!」

マイロン「黙ってろ!浮気なんかしやがって!」

主人公「」グ サッ

マイロン「今だッ!」ダッ

主人公「」 ドサッ

マイロン「バイバーイ!ワリィな!中身はタートルマンを買うときの足しにしてやるぜ!」ダダダッ

主人公「」チーン

主人公「…はっ!待て!待ってくれ!あと何で浮気のこと知ってんだよ!」

主人公「…だ、ダメだ。心的ダメージが思ったよりもキツイ…?」

爆破装置「パラポンポンポン♪ポンポンポン♪
パンポンパンポロン♪」

主人公「…これ、もしかしてオルゴール?」

【経堂麻耶のサイン(と、他の持ち物全部) と オルゴール(ジングルベル)を交換(?)しました】

主人公「ジングルベルのオルゴールか……クリスマスにはまだ遠いのだが……ってウェディングドレスどーすんだ! エルフ少女に作ってくれたのに、なくしたとか大宮さん(忍)にどう言い訳しよう。あ、サモナイト石もだよ。せっかくカシスさんが用意してくれたのに……はあ」

エルフ少女「無事なのは私が持ってた魔法書だけです……とほほ。とりあえずオールゴールを詳しく見てみましょう」カパッ

ようせいさん「あらみつかってしまった。おはずかし」

主人公「なんだおまえはーっ!?」

ようせいさん「さー?」

主人公「というかどうやって入った?」

ようせいさん「さー?」

エルフ少女「か、かわいい……!」

ようせいさん「それより、なにかたのしいことないですかー?」

エルフ少女「そうですね、これ鳴らしてみましょうか」

ようせいさん「あーなかからおんがくなってのですー。もっと、もっとたのしいことないですかー?」

エルフ少女「えーと、じゃあエルフの歌、躍りと鈴仙さんから教えてもらった弾幕ごっこを併せて、と」

ようせいさん「きれーなのです」

別のようせいさん「えるふさんのおどりですか」

さらに別のようせいさん「ぼくたちもおどりましょー」

主人公「増えてるーっ!?」

ようせいさん「ひとりだけうごいていて、もうひとりはおどりもうたもしないです?」

ようせいさん「ひとにはたらかせてじぶんはなにもしないです」

ようせいさん「これがこぐつぶし」

主人公「言いたい放題言ってんじゃねえーっ!? こうなら俺も踊ってやらあ!」

ようせいさん「きゃー」

ようせいさん「ぼくたちもおどってうたうです」

ようせいさん「おどらなゃそんそん、いとたのしー」

〜〜〜

ようせいさん「えるふさん、あまーいあまーいおかしありがとなのです」

ようせいさん「おるごーるももらったのです」

ようせいさん「うたとおどりもおかえしするべき」

ようせいさん「なにかほしいものありますか?」

エルフ少女「んー、強いて言うなら二人で住める家とかでしょうか?」

ようせいさん「おまかせあれ」

主人公「え、できるの?」

ようせいさん「おやすいごよー」

ようせいさん「おおぶねにのったきぶん」

主人公「あとおまえら増えすぎ」

ようせいさん「そーですかそんなのどーでもいいです」

〜〜〜
ようせいさん「げきてきびふぉーあふたー」

ようせいさん「ちいさいながらもむかしながらのにほんかおく」

ようせいさん「えるふにもはいりょしたよいつくり」

主人公「……マジか。小さいって二人で住むには充分過ぎるんだが」

エルフ少女「ほへー。ホントにお家建っちゃった。これなら子供が生まれても大丈夫そう……」

主人公「ごほっ!?」

ようせいさん「なかがよろしいことでー」

【オルゴール(ジングルベル)とようせいさんが作ったちいさいながらもよいおうちを交換(?)しました】

ようせいさん「わたしたち、そろそろおやくごめんです」

ようせいさん「それではこきょうにかえります」

ようせいさん「またいつのひか、おあいできればさいわいです」

主人公「もう帰っちまうのか」

エルフ少女「ほんとうにすてきなおうちをありがとうございました」

主人公(伝染してる)


主人公「そしてようせいさんが消えたオルゴールはもう音が鳴ることはなかった」

エルフ少女「綺麗な箱ですね。どこかに飾っておきましょう」

主人公「そうだな……ん?箱の底に何かあるぞ」ポンポン

主人公「……ワラだ」

【ワラを手に入れました】


ここまでのエンディング履歴
>>84 エルフ少女を連れて帰る happy end
>>125-126 豪邸と美女に目がくらみ全てを失う fail
>>142 時間が巻き戻される fail
>>174-175 日本家屋を手に入れる true end

【アメリカ・某州(1996年)】

主人公「さて、皆忘れているかもしれないが…ここはアメリカである」

エルフ少女「ここに2日…そしてこの家で1日半過ごしましたが…そろそろまずいですね。色々と」

主人公「所持品は一切合財盗まれたし…郊外に無断で家建てちゃったし…いや、それよりも」ペラッ

主人公「カレンダーを見ると、今はなぜか1996年12月27日…ちょっと待った!」

主人公「今まで変な場所に飛ばされる(?)ことはあったけど…タイムスリップってどういうことだよ!!」ダン!

エルフ少女「私達きっとまだ生まれていないですよねー」アハハ・・・

主人公「あああーもう訳が分からねぇー!誰か説明してくれぇぇーーー!!!」

??「それには俺が答えよう!」ギィーバタン!!

エルフ少女「え・・・誰!?」 主人公「おま…アンタは、お、お、親父!!」

…………………………

主人公「‥・つまり、(>>160)で俺が異世界とやらに召喚された影響で、俺が召喚される側にもなってしまったと?」

親父「お前の話を聞くところによるとな?やはりそうなるな…そしてお前の召喚をどこの誰だかが失敗し、この時代にワープした、というところか」

エルフ少女「…あの、一つお尋ねしても…?なぜ…それほどにお詳しいのですか?」

親父「そいつは…これを見てもらえば分かるかな」コロン…

エルフ少女「それは…主人公さんのサモナイト石!?なぜあな…お父様がそれを!?」

親父「お父様…照れるなハハハ…っと、こいつはさっきの主人公の話の…マイロン、だったか?」

親父「そいつと物々交換したのさ。たしか…ターボマンとかいう玩具と」

エルフ少女「(え、それって都合が良すぎる話では…?それに、この人本当にお父様…?)ウタガイノメ

主人公「…ん?でもそれが別世界に詳しい理由になるのか親父?」

エルフ少女(…え、気になるのそっちですか!?)

親父「おう、それは…おれも同じ石を持っていて…よし、杖を出して…[Wingardium Leviosa(ウィンガーディアム・レビオーサ)(浮遊せよ)]!」

主人公「親父の取り出したサモナイト石が…浮いてる!つーか、それハリー・○ッターじゃねーか!!」

親父「これだけじゃトリックと思われるかも知れんからな…[piertotum locomotor(ピエルトータム ロコモーター)(すべての石よ、動け)]!」

主人公「う、わ…石に手足が生えて動き始めたぞ……あの、正直気色悪いんだけど…」アオザメ

親父「…お、おう…[Finito フィニート(終われ)]!…つまり、俺も沢山召喚された経験があるから詳しい…ってことだな!」

エルフ少女「あの、あなたは一体何m… 親父「そして、これが『逆転時計』!特別製でな、一人用で一回こっきりだが好きな時間に移動できる!」シレンシオ

エルフ少女『話を…聞いてくだs… 主人公「すげぇ!…ということは、もとの時代に戻れる!?親父!使い方は!?」

エルフ少女『あの!…あれ?声がでてなi… 主人公「ふんふん…オッケー、あと3個あるならみんな帰れるな!それじゃあ先行ってるぞ、エルフ少女!」シュピーン!…パッ!

エルフ少女「主人公さん!!…あ、声が出る……!」

親父「さぁ、君も行ってあげてくれ…俺はついて行ってやれないからな…」

エルフ少女「え?何故なんですか?主人公さん、ご両親がいなくて寂しそうにしているんですよ!?あなたがお父様なら…」

親父「『主人公が』『今だけ』それを望んでいるからな…キミ、主人公からなるべく目を離さないであげてくれ。そして…あいつのことを、頼んだ」トケイワタシ

エルフ少女「えっ?それってどういう…あっ」シュピーン!…パッ!

親父「いったな…それにしても、主人公の奴、俺が唐突に表れた理由を聞かず…俺に最後までほぼ疑問を持たなかった…それもあいつの能力か」

親父(自分がどこに移動しても、それを当然とさせる『世界改変能力』…まぁ、あいつが『わらしべ長者」をやるなら必須の能力、か)

親父「となると、俺と会った話は…無かったことにされるかなぁ……便利な能力に気づいたら別の話になっちまうからなぁ」ションボリ

親父「まぁ、がんばれよ『主人公』!」

【1996年アメリカ→2XXX年日本に移動しました】
【今回の話は、主人公・エルフ少女共に、次回以降の話で覚えていない可能性が高いです】
【ウェディングドレス(二着) (>>168)と経堂麻耶のサイン (>>172)が2XXX年日本に有りませんが、主人公たちは違和感を感じれません】
【サモナイト石(>>160)(フレーバー)が戻りましたが、主人公たちは違和感を感じれません】
【ようせいさんが作ったちいさいながらもよいおうち(>>174)は2XXX年アメリカに存在するか不明です】
【持ち物:ワラ サブ:初級魔導書(アーチェ作)(>>89) 】

キーンコーンカーンコーン……

主人公「ふぅ、テスト終わりっと」

主人公(1996年アメリカから帰ってきたら、すでに夏休みはおわっていて、9月1日の朝だった。)

主人公(エルフ少女はアイドルのレッスンにいった。俺は始業式、そして休み明けのテストを終えたところだ。)

主人公「ん? そういえばどうやって戻ったんだっけ?」

主人公(まあいつもも知らないうちに帰っていたし、深く考えなくていいか……しかし家はもったいなかったな、機会があればまたアメリカ行きたい……)

主人公(わらしべもまたふりだしだからな、がんばらないと……しかし最初はGWのお遊びだったのに、ここまで続くともはや生活の一部だな……)

主人公「お、一条、隣のクラスからわざわざ何の用だ? てかテストどうだった?」

一条楽「ん? 主人公か、いや、集のやつを探しててな……テストは……」

楽「フフ、今回はいい感じだよ。50位以内もねらえそうだ。そういう主人公こそ、どうなんだ?」

主人公「俺はいつも通りだよ。まあ、これはさわりだ、本題は別にあるんだが……」

楽「ん? なんだよもったいぶって」

主人公「なあ一条、このワラと何か交換しないか? 何でもいい」

楽「ワラと交換? わらしべ長者でもやってんのか?」

舞子集「面白そうな話をしてるじゃあないかお二方!」

楽「! なんだよ集いきなり出てきて! そんなに面白い話でもないぞこれは」

集「いやいやこれはいい話だよ、主人公、最近よく一緒にいる美少女がいるだろう?」

主人公「!? なぜそれを!?」

集「そこでだ、ワラとその美少女の寝顔の写真をセットでなら交換してもいいよー」

主人公「く、そうきたか……だが流石にそれに応じることは出来ない……かわりにサインならどうだ?」

楽「はあ? アイドルでもないのにそんな交渉、集がうけるわけ……」

集「交渉成立!」ガシッ
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エルフ少女「サイン……? 書きますけど、こんなのもらってどうするんですか? まだ私見習いですし、転売しても売れなさそうですけど」

主人公「いや、うまく交渉できたから、わらしべに使うだけだ……」
【後日、ワラ、エルフ少女のサインとレンズが割れたメガネを交換しました】

主人公「で、この割れた眼鏡なんだが・・・・・・使い道がない訳でもない。」

主人公「きっとこの学園ならこんな変な物でも交換に応じる変わり者がいるはずだ てか今までの経験上そうだ。」

主人公「・・・・・・で、わざわざ電車で2時間かけて亀井戸学園のテニスコートに来たわけだが」

押本ユリ「先輩!?何やってんですか!?」

新庄かなえ「マザァァァファッキィィィン!」

坂東まりも「また焼き芋の時みたいに狂ったんちゃう?」

ユリ「いやそれ分かってるなら止めてくださいよ!?」

高宮なすの「いい脳外科教えてさしあげましょうか?」

主人公「なんかヤバイ集団に遭遇した」

かなえ「あ、何か割れた眼鏡を持ってる可愛そうなモブみたいな男の人がこちらを見てるよ」

ユリ「いやそれ酷すぎでしょう。そもそもどうしてかなえ先輩は他人をそんな風に言うんですか?」

かなえ「だって今にもそう見えない?」

主人公「何か自分の扱い酷くない!?」

~15分と35.25秒経過後~

まりも「へぇ、わらしべ長者かぁ」

なすの「そんな変なことをするなんて貴方頭おかしいんじゃなくて?」

主人公「何なのここの人たちよってたかって俺いじめてたのしい?」

ユリ「本当こんな先輩達ですいません・・・・・・」

まりも「じゃあその眼鏡とうちのパンツと交換ってのどうや?」

主人公「やめてくださいそんな事したら俺が逮捕されるじゃないですか」

ユリ「あぁこの先輩達に真面目に付き合ってたらきりがありませんよ?」

主人公「(失敗だったかもしれない)」

なすの「仕方ありませんわね・・・・・・ほら、その割れた眼鏡貸しなさい」

主人公「は、はぁ」

なすの「ほら、これと交換しましょう。ちょうどお父様の眼鏡代わりにはもってこいだわ」

ユリ「いやその眼鏡割れてますし何かの嫌がらせですか」

なすの「まさか?私の専属の職人に修理してもらってお父様に差し上げますわ」

ユリ「やる事なすことマネーパワーに頼ってるじゃないですかそれ!?」

主人公「(もう突っ込むの止めたいんだけど)・・・・・・で、何をくれるのですか?」

なすの「この高さ300mの小さな山の土地の権利書を」

主人公「なんかいきなりとんでもなくランクアップしたし!?いやいやそれはおかしいですって?!」

かなえ「君今貰っといたほうがいいよ?なすの暴走するとデスデビルミーアキャットとか変なの差し出すから」

主人公「デスデビルミーアキャットぉ!?いやなにそれ!?そもそも生物なの!?」

かなえ「体長8mもある魔族の動物らしいよ」

ユリ「デスデビルミーアキャットは関係ないでしょう!?てか混乱するのでやめてください!」

まりも「じゃあうちのブラジャーとパンツをやなぁ・・・」

主人公「・・・もう山でいいです」

ユリ「(・・・・・・なんかかわいそう)」

かなえ「じゃあそゆことでアパッチロングボウと交換しよう」

主人公「なんかかわってる!?」

【結局、レンズが割れたメガネは高さ300mの山と交換されました(しました)】

かなえ「アパッチロングボウもってきたよー」

【ついでにアパッチロングボウも貰いました(交換可能)】

【その山の丘】

主人公「いい眺めだな…」


エルフ少女「この山と交換できる物ってなんですかね?」



《オット、ダレカイルヨウダ

《フィーーーン

??「ヤア、コンニチハ」シュタ


エルフ「主人公さん!空から鉄の鎧が!!」


主人公「メタルマン!?」


トニー「違う違う!私はトニー・スターク。
アイアンマンだ」カシャ

----------------

トニー「なるほど、物々交換か」
ジャーヴィス「トニー様、アレではどうでしょう?」


エルフ少女「だ、誰と話してるんですか!?」キョロキョロ


主人公「落ち着け、トニーさん交渉成立ってことで」つ山の権利書


トニー「あぁ、ちょうど日本にも分社が欲しかった所さ」ニコッ

【300Mの山と等身大アイアンマンのスーツ(レプリカ)が交換されました】
【アパッチロングボウ(交換可能)は所持したままです】

制服男「主人公さん、いらっしゃいますか?」

主人公「はい、どなたで……わっ」

制服男「警察の者ですが」スッ

主人公「えっ」

警官「こちらの家でアパッチを所有しているようですが間違いありませんか?」

主人公「」

いろいろ超越的な体験をしてきたせいで感覚が麻痺していたが、
軍用ヘリなんか持ってたら確実にアウトだよな。

主人公「そ、それはいろいろ事情がありまして……」

警官「お話は署のほうで伺いましょう」

【俺氏、警察署で事情聴取なう】

入手経路が判明。そして―

かなえ「うわあああ!私警察に呼ばれちゃったーどーしよーどーしよー」

なすの「わたくしがなんとかしてみますわ」

― 不思議な力が働き、元持ち主の新庄かなえは無罪放免、俺のほうもなんかうやむやになった。
ただしアパッチは没収された。


なすの「高宮なすのです!」

主人公「どこから入ってくるんですか?」

なすの「せめてものお詫びに交換品をお持ちしましたの」スッ

主人公「それ、どこかで見たような気がするんだけど」

なすの「これは一億円入りのスーツケース……」

主人公「お断りします」

なすの「それでは、こちらはいかがかしら」

主人公「こ、これは!」

なすの「【あぶないすくーるみずぎ】ですわ!」

主人公「一見、旧スク水のように見えるが、腰部分から下が……ない!」

なすの「これを女子に着せれば下半身は丸出しですわね」

主人公「交換しましょう」ハァハァ


エルフ少女「主人公さん……ものすごーくいかがわしい妄想をしてるようですけど」

エルフ少女「それを着せる相手がいないと意味ないですよね?」

主人公「はっ!」

エルフ少女「気づいてすらいなかった!?」

主人公「まただまされたー!」

エルフ少女「で、どうするんですか、それ」

主人公「じー」

エルフ少女「着ませんよ」

主人公「なあ、俺達夫婦だよな?」

エルフ少女「着ません」

【アパッチロングボウを失いました】
【等身大アイアンマンのスーツ(レプリカ)とあぶないすくーるみずぎを交換しました】

【放課後・帰宅路:曇】

主人公「…おかしい。どこで間違えた…なんで山の権利書がスク水なんかに…」トボトボ

主人公「学校に持って行くのも誰かに見られないかヒヤヒヤしたし…交換なんて無理だし…はぁ…」トボトボ

主人公「…おろ?」

オジゾウサン「」ボロ・・・

主人公「いつもと違う道を帰ってたか…ああ、懐かしいな、このお地蔵さん」

主人公「何やらお供え物をすると御利益があるらしいけど…あれ、でもぼろぼろだ」

主人公「…ああ、足蹴にした後が…酷いな誰だよもう…」フキフキ

ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・

主人公「…あ、急に曇ってきたな…そういえば今週は台風が来ているとか言ってたなぁ…」

主人公「[あぶないすくーるみずぎ]ピコーン!

主人公「…よぉーし。お地蔵さんに着せてあげるか!前掛けもどこかにいってるしな!」チョットワルイカオ

主人公「…・・・これでよし、と。そして代わりに何か貰おうか…うーん、お供えも何にもないからな…いや、お供え物はダメだろ…」

主人公「…おっ、綺麗な石発見!…まぁこれと交換ってことでいいか…よしよし、じゃあお地蔵さん、達者でな!」テクテクテクテク……


【放課後・帰宅路:土砂降り】

主人公「だぁぁっっしゅ!!くっそ!もう少しで家なのに雨か!寄り道がいかんかったか!」ダダダダダ…

ゴロゴロゴーロ…ピカァ!ドゴーン!!

主人公「うっわ!!!雷落ちたか!?近いぞ!?これは祟りか!?お地蔵さんの祟りなのか!?バチアタリだったか!!??」ダダダダダ…

主人公「…ううむ、独り言が多いな…雨の中走っているからかテンションがおかしi…うわぁっとぉー!!」ツルッ ズシャー!

ゴロゴロゴーロ…ピカァァァァーン!ドゴーン!!…バチアタリ:200ダメージ→ミガワリ

主人公「」ビリビリビリビリーッ!!



主人公「…む…?うぉっと!!何で外で寝てるんだ俺……あ、思いだした!」

主人公「あれ?雷に打たれた気が…くっ、服も荷物もびしゃびしゃだ…でも、身体は無事だな…[ビリリッ!!]ってぇっ!」コロコロ・・・

主人公「今になって痺れが…?いや、この石で痺れた…?」

主人公「…そうか!転んだ時に拾った石を離して、その後雷が石に落ちたのか!なーるほど………」

主人公「…………えっそれ本当?」ギワクノメ

主人公「…あ、この石、もうつかんでも大丈夫か…うぇーくしょい!!」ズズズッ

主人公「やべぇ風邪ひくわこりゃ…石を見るのは後にしてさっさと帰らねば!」ダダダダダ・・・

【自宅】

主人公「ふぅ、シャワーでさっぱりした…エルフ少女はまだ帰ってきてないか」スッキリ

主人公「体に異常なし…とはいえ、後日病院に行くべきか…あ、拾った石を見てみよう」ガサゴソ…

主人公「む…透明な石の中に…イナズマ模様がついている…それに、電気を消すと…」パッ

ピカァー

主人公「…光る。家の照明の代わりに出来るくらい」

主人公「そうだな…この石を…照明の石、いや…かみなりのいし、と名づけよう」

主人公(…あれ?なんか聞いたことがある名前だな…なんかのゲーム……?)

主人公(たしか…ポ…ポ?いや、思い出せないな…まぁいいか…)

【かみなりのいしを手に入れた】

カーンワーワー

主人公「野球の練習か……グラウンドでかいなー」

オヤジ「アンタ、ここをしらないのか?」

主人公「あ、通りすがりのものですから」

オヤジ「一応強豪校なんだぜ。ま、しばらく甲子園からは遠ざかってるけどな」



沢村「おりゃーどりゃーそりゃー!」バシュバシュバシュ

御幸「落ち着け。闇雲に投げても意味ないぞ」

沢村「それなら!どうすればいいっスか!」

御幸「投げて覚えるだけが変化球じゃない。たとえば……おっ!」

御幸「初対面でなんだけど、もしよかったらその石ゆずってくれないか?」

主人公「うーん、何かと交換してくれるなら」

御幸「それじゃ本物のかみなりのいしでどうだ。その偽かみなりのいしより価値があるはずだが」

主人公「これ偽かみなりのいしだったのか?」

主人公(というか、偽もなにも俺が勝手に命名したんだった)

御幸「ああ、見た目はほとんど区別つかねーんだけどな。今使うから見ててくれ」

御幸「これをこうして」

沢村「うおお力がみなぎるうう!」

御幸「さあ、投げてみろ」

沢村「うおーっ!」シュルルル

主人公「な、なんだ今の変化は!」

御幸(一球目でこれかよ……やっぱりこいつ天才だな)

かみなりのいし(偽)の効果:特定の投球をシンカーさせる。

【かみなりのいし(偽)とかみなりのいし(本物)を交換した】

【あらすじ:バイトが少々長引き、遅い時間にバイクで帰途に着いた主人公】
【     しかし、ハイウェイ(高速)に乗った直後、謎のバイク乗りに襲撃されたのだった…】
主人公「くそ…バイクの周辺に謎の模様が浮かんでいる…この模様より前に進めない!」ブゥゥゥーン!

バイク乗り「フフフ…コレハ結界!私ヲ倒サヌ限リ、コノ結界カラハ逃レラレヌ!」ブゥゥゥーン!

主人公「まじか…おいお前!なんで俺を襲う!恨みを買った覚えなんてないぞ!?」

バイク乗り「オ前ハ我ラ…イリアステルニトッテ邪魔ナ存在ダ!ヨッテ、ココデ消エテモラウ!私ハ[A・ボム]ヲ召喚!」ATK400」

主人公「!あいつの周りにでっかい球体が現れた…それに、召喚!?どういう…む、下り口か…一回ここを降りる!」

バイク乗り「サセヌ![A・ボム]デ、ヤツニダイレクトアタック!」

主人公「な…球体が進路妨害を…躱すしかない!…くそっ、降りられなかったか」LP4000→3600

バイク乗り「カードヲ一枚フセテターンエンド…シカシ、オマエニカードハアルマイ!」

主人公「こいつ…どういう原理か知らんが遊戯王カードを実体化させて襲ってきているのか…」

主人公「だが、あのバイクの軌道…それに声…アレはロボットか…なら、壊して脱出する!ええと…オレのターン!」

主人公「俺はサモナイト石を使う!来い、光の大剣、シャインセイバー!」LP3600→3100

シャインセイバー「シャキーン!」ATK1000

バイク乗り「ナニ!奴ガモンスターヲ!?」

主人公「くっ…剣を呼んだら体力が…!でも、これで叩き斬る!喰らえ!」ザシュ…ドカーン!

バイク乗り「[A・ボム]ガ…ダガ、私ノターン!リバースカード、[リビングデッドの呼び声]発動!墓地ヨリ[A・ボム]ヲ復活!」LP3400

主人公「また、あの球体爆弾もどきが復活…?」

バイク乗り「ソシテ、[A・ボム]ヲリリースシ、[A・O・J クラウソラス]ヲアドバンス召喚!!」

クラウソラス「キシャー!」ATK2300

主人公「機械仕掛けの鳥!?デカいぞ…あんなのに直接攻撃されたら…一撃でお陀仏だ…!!」

バイク乗り「バトルダ!クラウソラスデ、シャインセイバーニ攻撃!!」キシャー!…ドカーン!!

主人公「ぐあああ!!…とっさに剣でガードしたけど…剣が消えちまった!」LP3600→2300

バイク乗り「ハハハ!カードヲ一枚伏セ、ターンエンド…サァ、ドウスル!?」

バイク乗り(ダガ、伏セタノハ[リミッター解除]…ドイツガ来ヨウガ、クラウソラスニハ勝テン!)

主人公「飽く迄カードゲームのルールで襲うのか…なめやがって!オレのターンだ!」

主人公「俺は再びサモナイト石を使う、俺の体力全部持ってけ!召喚!!光の大剣、シャインセイバー!!!」LP2300→100

シャインセイバー「ジャキーン!!」ATK4400

バイク乗り(フ…攻撃力4400…ナラ、[リミッター解除]ヲカケタ[クラウソラス]で返リ討チニ…!!)

主人公「まだだ…俺はかみなりのいし(偽)の力を使って、こいつをおまえにブン投げてやるぅぅぅぁぁぁぁ!!!」ブン!!

バイク乗り「ハハハハ!血迷ッタカ!?コノ軌道デハ私ニハ当タラ…」

シャインセイバー「マガルゼー!」カクン!

バイク乗り「ナニ!何故急ニ角度ヲ変エタ…グゥオワァァァァァ!!!」ガガガドドド…ドカーン! LP3400→0 LOSE!

主人公「[キキーッ!]…クラッシュした!?…ハァ…ハァ…こいつ本当にロボットだったのか…よかった…正当防衛とはいえ、殺人にならなくて…」

バイク乗り「グゥゥ、マダダ、コレヲ喰ラエ!」ブン!

主人公「ぐあっ!?…首に変な機械が付いた!?」

バイク乗り「ソノ機械…チョーカーハオ前ノ能力ヲ封ジル…フフ、コレデオマエハ…グアッガッガガ!」ピーガガガ…ガクン…

主人公「おいお前!!…くそ、止まっちまったのか?…それにしてもこの首の機械…俺の、能力?サモナイト石のこと、か…?」

ウーウーウーウー!ブゥゥゥーーーン!!

主人公「警察!?いまさら来たのか?…近くに下り口は…あるか!事情聴取はもうこりごりだ、逃げる…ん?」カサッ

主人公「これはロボットのカードか?…攻撃の無力化…こいつが使ったように、リアルでも使えるか?」ウーウーウーウー!

主人公「…っとと、逃げるんだった、とりあえず下に降りる!」ブゥゥゥーン!!

【攻撃の無力化のカードを手に入れた】
【主人公は機械のチョーカーを装備した(普通には取り外し不可)】
【チョーカーによって、ワープかご都合主義のどちらかの力が封じられている可能性があります】
攻撃の無力化:効果:相手の攻撃を一度だけ完全無効にする

【三門市】
「緊急警報、緊急警報、市街地にゲートが発生します。市民の皆様は直ちに避難してください」

米屋陽介「うおっ、イレギュラーゲート!」

三輪秀次「運がよかったな。たまたま俺たちがいるところにゲートが開いてくれるとは」

米屋「章平たちはいねえが、ふたりでサクッとやっちまおうや」

ブオォォン―キキーッ

主人公「ふぅ、なんとか警察には気づかれずに逃げられたようだな……」

米屋「うおっ、人間!?」

三輪「まさか、人型ネイバーか!」

主人公「ん? ここはどこだ……? まあ迷うのはいつものことか」

三輪「聞け、ネイバー!」

主人公「ん?俺のことか?」

三輪「お前はどこの国のネイバーだ? さっきのイレギュラーゲート、まわりにラッドは見えないがお前のトリガーであけたのか?」

主人公「ねいばー? らっど? とりがー? 何の話?」

三輪「あくまでしらを切るつもりか……」

米屋「まあこまけえことはいいじゃん、さっさとバトろうぜ」

米屋・三輪「トリガー・オン!」ズアァッ!

主人公(なんだなんだ? 戦闘態勢に入りやがった?)

米屋「そっちが来ねえならこっちからいくぜ!」ダッ!

主人公「! シャインセイバー!」カキンッ!!

米屋「ふせがれた! スコーピオンみたいなトリガーか!」

主人公(あの槍での突き攻撃、相当のキレだった……よし逃げよう!)ダッシュ!

三輪「逃がすか!」バァン!

主人公「な! ハンドガン!?」

主人公(いつの間にか挟まれていた……運よく躱せたが次はない……)

三輪「終わりだ! ネイバー! レッドバレット!」バァン!

米屋「幻踊弧月!」バッ!

主人公「クソッこうなったらやけだ、攻撃の無力化!」パシュ!

米屋「! 防がれた!?」

三輪「何!? レッドバレットを防いだだと!?」

主人公「今のうちにバイクで逃走!」ブオォォン!

三輪「な、まて!」

ピカーン! パシュ!

米屋「消えた!? ワープのトリガーか!」
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主人公「なんとかまいたか……だが、わらしべできるものを失ってしまった。」

主人公「とりあえず落ちているものでも拾うか。文字通りワラにもすがる思いだな。」

主人公「……ワラがあった…」
【攻撃の無力化を使用しワラをひろった】
【ワープは問題なく使えているようですが、ご都合主義は封じられている可能性があります】

主人公「いつも思うけどワラなんてそうそう需要があるもんじゃないよな」

豚「せっせせっせ」

主人公「こんなところで何してるんだ?」

豚「わらぶきの家を建ててるんだ。今日から僕も一人前だからね」

主人公「大丈夫かよ。狼が来たらひとたまりもないぞ」

豚「できるだけ頑丈にしたいけどワラが足りないんだ。そうだ君のワラをくれないかい?」

主人公「ああ、こんなものでよければ」

豚「ありがとう……狼だー!」

主人公「いわんこっちゃない、逃げよう」

豚「大丈夫大丈夫。ポチっとな」ポチッ

主人公「無数のワラが舞い上がって狼に向かっていくだと?」

豚「狼よ目にも見よ!こんなこともあろうかと作っておいたスワロートルネードだ!」

狼「うわぁーなんだこりゃ前が見えないゲホゲホ」

豚妹「狼は完全に怯んでいます!さすがはお兄様です!」

豚兄「よくやった!追撃するぞ!」

豚「手元にあるもので申し訳ないけど、せめてこれを持っていってよ」

豚三兄弟「ありがとう!道中お気をつけて!」

主人公「さんびきのこぶた……こんな話だったっけ?」

【ワラ と エースコックのトムヤンクンラーメン(袋) を交換しました」

【深夜・主人公宅】

パァァ パシュン!

主人公「…!!ここは、俺の家の前か!!ようやく帰ってきた…」キキィッーー!!

主人公「ただいまー!…あれ、エルフ少女はいないのか?……連絡は、入ってきてないか」スマホ確認

主人公「今日は仕事泊りがけなのか?…まぁ、明日聞くか。寝よ寝よ…ふぁぁ…」

【翌日・高校・放課後】

主人公「ふぁぁ…終わった終わった…それにしても、今日はやけに静かだったな」

主人公「この時間は…いつもならうちの高校の部活連中がうるさくなる時間だけど…あれ」

主人公「教室が、少ない…確か、この科の学年のクラスはG組まであったのに…」

【バイト先周辺】

主人公「俺のバイト先…《コペンハーゲン》が…コンビニになってる…」

主人公「それに、ここに来るまでのハイウェイや街並みも…昨日までと少し違うような…」

【夜・自宅】

主人公「…エルフ少女が帰って来こない…彼女も、勤め先の事務所も音信不通どころか、ネット検索に引っかからない…サイト跡地も404…」カチャカチャ

主人公「そして、学校の友人や、バイト先の人のアドレスも携帯に残ってない…」

主人公「…エルフ少女と撮った写真も残って、ない……なんだよ、これ。まるで浦島太郎か何かじゃあないか…」

主人公「…俺の知り合いが、家族が、誰も居ない…一体どうなって…[ジリリリリーン!!]うわっ!何の音!?」

主人公「これは…黒電話?こんなの家に置いてあったか……く、出るしかないか。…もしもし」ガチャ

???「!!おお、電話に出れたか《―――》、いや、今は《主人公》だったな」

主人公「え?《―――》って…いや、それよりもこの声は…アンタ、親父か!?」

親父「…分かるんだな、俺が…いや、それよりも、恐らく時間がない。お前が置かれている状況、その原因を話す。よく聞け」

主人公「え、ちょっとま 親父「お前の周りから特定の人や物が消えた…その原因…それは十中八九、お前がつけているチョーカーにある」

主人公「チョーカー…この首のか!…って、親父、こいつが付けられたのは昨日…なんで知ってるんだ!?」

親父「…話を続けるぞ。お前の知人達を助けるには、やはりそのチョーカーを破壊するしかない」

親父「だが、【この世界】の技術では不可能だ…もうその技術も人も【この世界】からは無くなったからな…」

主人公「助ける!?それじゃあ、俺の友達や…エルフ少女は誰かに攫われたって言うのか!?」

親父「…そうなったと見てもいいdアrオNa…くっ、回線が…いいか《―――》、わらしべ長者でも何でもいい」

親父「【KoNo世界】IGaイへ一度逃Getエ……チョーカーを破壊しろ!そうしなければ…【このSEカイ】は破ME…」ガガーピピーガガー

主人公「親父!!…切れた、のか…チョーカーを壊せって…帰ってきてから試しているけど、何しても壊れないんだぞコレ…」

主人公「…いや、そもそも今のは親父なのか…?いままでずっと行方不明で…あれ、キッチンに置いてあったトムヤンクンラーメンがない」

主人公「…!写真…昔の、俺と親父の……裏に、何か書いて…『これとラーメン、交換だ』…この、髪飾りと、か?」

【数十分後】

主人公「…まとめるとこうだ。俺の首のチョーカーが原因で、何故かエルフ少女や一定の人が…その、【この世界】から消えた」

主人公「そして、チョーカーを壊せば…助けられるらしい…もう、意味が分からないが…」

主人公「そしておそらく親父が置いて行ったこの髪飾り…これはおそらく、以前エルフ少女が付けていたものだ…手掛かりにしろってことか?」

主人公「…親父は、俺に何をさせたいんだ?チョーカーを壊させたい?エルフ少女を助けさせたい?そもそも…何で会って、くれないんだ……」

主人公「…グス……くそ、明日考えよう…今は、眠りたい……」

【???】
親父「…切れたか…直接会えないのも、本当に伝えたいことを書置きできないのも厳しいな…」
親父「《―――》、いや、《主人公》が封じられているのは、おそらく【世界融合】の力。別の世界の人・物を俺たちの世界に無理なく定着させる…」
親父「その力が封じられて、エルフ少女ちゃん達は消えた、か…くそ、それよりもとにかく《主人公》を一度この世界から離さねば…」
親父「《主人公》の力を狙う奴は【他の世界】にゴマンといる…それがいつ【この世界】に来るかも分からん…逃げてくれ、《―――》……」

【エースコックのトムヤンクンラーメン(袋) とエルフ少女の髪飾り(?)を交換しました】
【チョーカーにより、世界融合の力が主に封じられています(他の力も大なり小なり封じられている可能性あり)】
【チョーカーにより、主人公の持ち物以外の、この時間の主人公世界以外の人・物は元の世界へ帰ったか、消滅しました】
【チョーカーにより、主人公は他の世界のものを持ったまま自分の世界に帰還できない可能性があります】
主人公持ち物:かみなりのいし(偽)・白紙のカード(>>185での使用により)・エルフ少女の髪飾り(?)

またいなくなったのかエルフ少女
そして色んな世界に行っている主人公の力?は実際凄いからな‥‥‥誰かに狙われてもおかしくないのか
なんだか、主人公に特有の何でもありの裏側というか弊害を見た気がする

>>173>>176
主人公の世界・アメリカ・某州(1996年)
・主人公の親父さん(?)登場
・主人公の力(世界改変能力?)とワープが判明

>>177
主人公の世界・日本?(2XXX年)
・主人公・エルフ少女帰還
・主人公、父親と会ったことと、帰還方法は覚えておらず

>>180
・主人公の力(ご都合主義?)判明

>>181
・ポケモンを主人公は知らない?らしい(何かのフラグ?)

>>183
・主人公、バイク乗りに襲われる
・バイク乗りにチョーカーを着けられる
 (普通の方法では外せない?)

>>185
ワールドトリガーの世界
・主人公、ワープするも、わらしべ長者などできず襲われる
 ⇒ご都合主義が封じられたため?

>>187
・主人公の世界に本来いない人・物消滅(?)
・親父さん再登場
・主人公の力(世界融合?)の力が判明

とりあえず分かる範囲のフラグまとめ
大分風呂敷広げてきたみたいね
誰かが一人で突っ走ってる感は否めないけど
親父さんは便利キャラなのかな?でもあんまりオリキャラは…
皆はこのままのバトル路線でいい感じなのかな?

主人公「正直世界がどうこう言われてもどうしようもない……俺は普通の高校生なんだぞ。けど……エルフ少女だけは救い出さないと。その気はなくとも、俺が巻き込んだようなものだ。どうすれば良いか分からないけど……なにもしないわけには!」

それからいくら考え、行動し、悩んだだろうか。所詮ただの高校生、自分でもわからない力を偶然持っただけの普通の人だ。どうすればいいのか、異世界をたださ迷い続けた……

主人公「ここは……どこなんだろうな。俺はこのままのたれ死ぬのか? エルフ少女は……どうしてるだろうか? そうだ、まだ諦めるわけにはいかないよな」

永琳「あら。有限の命の持ち主にしては随分と死に急いでいるのね」

主人公「だれだ!? って鈴仙さん!?」

鈴仙「お久しぶりです主人公さん。師匠と助けに来たわよ」

永琳「まあ私にはなんの関係もない人間だから放っておいても良かったのだけど。一応ウドンゲ(鈴仙)の知り合いだからね」

主人公「……どうして俺のことを把握してるんですか?」

永琳「異世界の観測など、私にとっては容易いことよ。ともかく……ウドンゲ、主人公。あまり長話をしているわけ暇はないわ。私が話しておける時間は限られている。今からあなたをエルフ少女がいる世界に送る。そこから先はその世界の住人に案内を頼んでいるから。私は姫様から離れて別世界にあまり長くいるわけにはいかないから、あなたにはついて行けない。うどんげは……薬売りの仕事があるし」

鈴仙「正直それどころじゃない気もするんですが。薬売りなら他の妖怪ウサギでもできるじゃないですか」

永琳「ウドンゲ。あなた一人で世界渡る気?」

鈴仙「無理です師匠!」

永琳「というわけで、後は向こうの人……艦? になんとかしてもらいなさい。一応これ渡しておくわ」

主人公「これ某有名な体力回復、お腹満腹になるありがたい豆じゃないですか!? ま、まあくたくたですから助かりますが……さっそく一口。ってもう送る気ですか!? まだ心の準備が、ちょっと待ってーー」

主人公「わっぷ!? ここ海のど真ん中じゃないかー!?」

阿武隈「こんにちはー! 軽巡洋艦、阿武隈です!」

主人公「た、助かった……あ、あなたは? もしかして永琳さんが言ってた案内人ってあなた?」

阿武隈「はい! 事情は聞いてます! エルフ少女さん……でしたね! 時間がありません! 主人公さんの力が封じられているせいで、この世界にいられる時間はほんのわずかです! 第一水雷戦隊! 出撃します!」

電「なのです!」
初霜「やっちゃいます!」
清霜「任せて!」

阿武隈「主人公さん……私達は艦娘。かつて日本を護ってきた艦の思いが人の形になったもの。だから物に込められた思い、そういうものには敏感なんです。エルフ少女さんの髪飾り。それを持ってエルフ少女さんのことを想ってください。それが私達の道標になります」

主人公「分かった!」

阿武隈「……見えましたぁ! ーー! 深海悽艦!? みんな、輪形陣! 主人公さんを護って!」

主人公「エルフ少女! 大丈夫か!? やっと会えた!」

エルフ少女「主人公さん!? どうやってここに!? ……心細かったですよぉ! ずっと訳も分からないこんなところで……」

主人公「すまなかった、もう大丈夫だからな。さあ帰ろう……どうやって帰るか?」

阿武隈「主人公さん! 今度はあなた達の世界に二人で戻りたいと強く願ってください! 私達が手助けします! 主人公さんの能力を増幅させてチョーカーを自壊させるんです!」

主人公「え、じゃあ最初からそれやれば……ってエルフ少女が置いてきぼりになるか。わ、分かった! ……行ける? この力、これが世界移動の? 阿武隈さんや電さん達の助けがあってこそだけど……今なら元の世界に!」

阿武隈「主人公さん! ご無事で!」
電「次は平和なときに会いたいのです」
初霜「また会いましょう!」
清霜「次は戦艦になった清霜を見せてビックリさせてあげるね!」

主人公・エルフ少女「みなさん、ありがとう! また会いましょう!」

主人公「帰ってきた……? 元の世界に?」

妖精さん「にんげんさんかえってきたー」
妖精さん「せっかくつくったおうちほったらかしとかひどいですな」
妖精さん「ともかくぶじでなにより」

主人公「……おおう、妖精さん」
エルフ少女「主人公さん、その手にあるのは?」
主人公「……なんだろこれ?」

永琳「どうやら無事に渡せたみたいね。これで心配ないでしょう」

【チョーカーが破壊されました】
【エルフ少女の髪飾りをエルフ少女に返しました】
【13号対空電探改(主人公専用、特殊仕様)を手に入れました。主人公さんの力を利用した艦娘さんと妖精さんと永琳さん達の傑作です。今後エルフ少女さんの位置を特定でき、異世界で右も左も分からずさ迷うことはありません】
【仙豆を手に入れました】

整理回的ななにか。解釈間違ってたらごめんなさい

無事に元の世界に戻ってきた俺達。親父や他の人達も元通りになり、家族と一緒に平和な日常に戻った。

主人公「……いつの間にかエルフ少女さんが家族と完全に溶け込んでいるのが気になるが。まあ仲が悪いよりずっといいけど」

恭介『青春だな!』

カービィ『ぽよ?』

エルフ長老『主人公さん、エルフ少女を大切にしてくれてるようじゃの。感謝いたしますぞ』

阿武隈『いいですよねー、私も提督ともっと仲良くなれたら……』

?『いわってやるなしー!』

主人公「……世界移動で仲良くなった人達が電探通じて会話してくるし……ていうかこれ絶対電探違うだろ!? オーバーテクノロジー的ななにかじゃねえか!?」

鈴仙『……師匠ですから』

まあ、【気にすることもないか。こちらから話しかけるか、向こうから話しかけない限りなんの影響もない。】
変なことになったら助けを求めることもできそうだし。あまり頼りすぎのも迷惑だと思うけど。

親父「ああ、妖精さんに建ててもらった家だが、お前達が正式に結婚するまではそのままにしておくぞ。学生のうちは俺達と一緒に住んでくれ」

いつの間にか妖精さんのお家が、ご近所に移動してたことには突っ込むまい。

妖精さん「にんげんさん、にんげんさん。あまいごほうびもらえるです?」

主人公「あ、君達がやってくれたのね……ほら、これでも食べてなさいな」つあめ玉

妖精さん「きゃほー」

主人公「ぞんざいなようだが、妖精さんには一番のご褒美だから問題ない。後で追加でなにかあげよう。さて……久しぶりな高校への登校中である。本当に平和だ。いいな、悪くない」

FFF団「異端者吉井明久! お前の処刑を執り行う!」

FFF団「昨日、あろうことか姫路さんと島田の二人と下校したらしいな。もはや死すら生ぬるい!」

明久「誤解だ、あれは雄二の罠で!」

FFF団「言い訳は地獄で聞く!」

主人公「おかしいな……? ここは平和な現代日本のはず。なんで往来で集団処刑が行われているんだ?……って呑気に見てる場合じゃねえ!」
(バカテス世界では日常風景です。原作に基づいただけであり、世界どうこうの伏線ではまったくありません)

明久「……ぐふっ」ちーん

主人公「大丈夫ですか!? あ、永琳さんにもらったあれがあった! 仙豆だ、食え」

明久「……もぐ。あれ? 傷が治ってる? それからお腹が膨れてるよ! 朝何も食べてないのに!」

主人公「良かった……けど朝は食べた方がいいと思うが」

明久「あ、大丈夫ですよ。いつものことですから」

主人公「それってどっちが? あの処刑? 朝飯喰わないこと?」

明久「……両方かな」

主人公「両方!? 大丈夫なのか君の学校!?」


主人公「で……仙豆のお礼にパエリア鍋をもらった訳だが。吉井君(明久)、登校途中ということが頭から抜けてただろこれ。学校に鍋を持っていく羽目になったぞ」

クラスメイト「よう、主人公。なんで鍋持ってるんだ?」

主人公「いろいろあってな(友達に会うのも久しぶりだな)」

クラスメイト「そういえば今日転校生が来るんだってよ。綺麗な子らしいぜ」

主人公「ふーん(まあ俺もう婚約者いるしな)」


エルフ少女「転校してきたエルフ少女といいます! よろしくお願いいたします!」

主人公「……は? え、なんで?」

……だが、こんな日常を悪くないと思う自分がいて。エルフ少女と高校生活を過ごせるのを嬉しく思う自分がいるのもたしかだったりする。

【仙豆とパエリア鍋を交換しました】
【異世界と会話可能とか、エルフ少女転校とか、家が近くに移動してきたとかもろもろについて、次回以降無視して頂いて一向に構いません】

ジリリリリリ!

主人公「はっ!?夢か!?」

主人公「・・・夢だよな、夢であってくれ」

エルフ少女「学校に遅刻しま・・・」

主人公「よし、窓から飛び降りて今すぐ逃げよう!エルフ少女に捕まったらわらしべができなくなる!」

タッタッタッタッ!

エルフ少女「・・・あれ?いない?」キョトン


主人公「ファッキン平和!平和が一番だといったな?あ れ は 嘘 だ」

主人公「確かに旅は平和が一番だけど何もしないほうが退屈で仕方がない!」

主人公「っていってもこのパエリア鍋、何に使うんだ?」

???「ブッぼるぎゃるびるばっぼっばーっ!」

突然!指名手配中の犯人がマキタ100mmディスクグラインダーを脳天に突き刺そうとした!

主人公「げえええっ!?」

俺はそのままパエリア鍋を犠牲に防御する事でなんとか被害を抑える事が出来た。

???「こら!遼くんいけないでしょ!」

なんだか怪しくなってきたぞこの空気

???「すいません迷惑をおかけして・・・」

???「代わりにこの名刀長船を・・・」

主人公「えぇ・・・」

前言を全て撤回する、やっぱり平和のほうがいいや

なんで妖精さんたちは【埼玉県川越市に家を作ったんだコンチクショウ】

逃げ出そうとすりゃすぐこんな感じになって逃げれやしない、エルフ少女がいつあんなふうになるか怖くて仕方ない。

主人公「それじゃあ・・・」

???「本当、ごめんなさいね」

遼「ブッボルギャルビルバッボッパーッ!」

主人公「(ダメだコイツ、日本語理解してねぇ)」

???「さぁ、お見合いにいくわよ」

【パエリア鍋と名刀長船を交換しました】

川越?知らんな上の設定をほぼほぼ全部引き継いだらこうするしかないじゃない・・・(なおご都合主義とかでまたどっかいっていいようにはした)

【別世界(?)・部長(親父)の事務室】
                                                        2XXX年9月10日
○○部長殿
                                                  ○○部○○課 --- --- ?

                      護衛対象《―――》に関する捜査・経過報告書

表題の件につき、下記の通り、ご報告いたします。
                                   記

1.捜査年月日
  2XXX年8月28日から2XXX年9月2日 (及び1996年12月25日から1996年12月28日)

2.捜査場所
  ○○県○○市○○△-△ (及び米国―――州××××)

3.被疑者
  不明(但し、1996年における―――州××××にて護衛対象《―――》(以下、対象A)に暴行を加えたとする人物(以下、甲)を確保)

4.捜査事項
  護衛対象《―――》の各時間軸への捜索、護衛、及びこちらの世界への帰還

5.捜査状況

  5.1. 2XXX年8月28日から1996年12月25日への時間跳躍
     2XXX年同日午後5時34分、対象Aの現時間軸からの転移を確認。同時刻、対象Aの同伴する少女(以下、対象B)
     の転移を確認。
     同日午後11時07分、【時間時計】による捜索の為、○○部長及び捜査員11名が二組に分かれ、1996年12月25日の米国―――州××××へ転移。
     対象A及び捜査員らの転移時間の計算データは添付資料1を参照。
 
  5.2. 1996年12月25日から1996年12月28日における捜査経過
     チームα、1996年12月25日米国―――州××××午後3時19分へ転移。
     同日午後5時51分、○○捜査員が対象Aと接触する甲を発見。甲が対象Aへ暴行のち、金品などを奪い逃亡。
     同日午後6時1分、甲を任意同行―――


親父「ふむ…《主人公》の転機はこの日から始まったとみていいのか…」

親父(俺の所属する【時空警察】の捜査記録…これは《主人公》がわらしべ長者を始めてからおそらく初めて【この世界】の過去の時間に飛ばされた際のものだ)

親父「…任意同行の後の取り調べでは、人物甲…たしか、マイロン、だったか。あいつは《主人公》を転移させた元凶ではないと分かった…」

親父(《主人公》自身は【時間移動】はできない…これは、俺から受け継がなかった力だからな…つまり、移動させた奴がいる、ということだが…)

親父「…《主人公》はその後、マイロンから《主人公》に渡されたオルゴールを開封…しかし、中身は謎の妖精たちだった…」

親父(あれが本物の爆弾であったり…あるいは、事件の元凶がマイロンを操作して《主人公》達に何かをするものであったかもしれない…いや、そうだった、はずだ)

親父「だが、そこは【ご都合主義】が発動か…ヒヤヒヤさせるが…くっ、当時の捜査員は注意力不足だな…あとでもう一回言い含めをせねばいかんな…)

親父「…その後はチームβ…俺の隊とαが合流、周囲のクリーニング、及び回数限定の【時間時計】の準備のち、俺の影分身が妖精の建てた家に突入」

親父「事情説明ののち、《主人公》達を元の時間に戻した…。こんなところか。次は…その後の捜査結果…これはまた後にしよう。目が疲れたな…」

親父(…《主人公》を元の時間に帰すときも、俺は妖精の建てた家の周囲には近づけなかった…それも、《主人公》が望んでいるからなんだろうな…)

親父(《主人公》が調査対象になって12年…俺が以前出来た【世界移動】の力を発現し始めた5歳の頃からそんなに経つ…)

親父(…俺の妻が消えたと同時に、俺の息子の《主人公》に力が発現したため、俺の仕事は激増…その結果、別の捜査員に《主人公》を任せっきりにしてしまった…)

親父(恨んでいるのだろうかな…ともかく、両方の親の存在をいつからか《主人公》は認めなくなり、あいつの能力の影響か俺はあいつに直接会えなくなった…)

親父「…だが現在、俺は近づけないが、俺の外見を若くした…《主人公》が知る若い俺を模した影分身なら、会わせられる…」

親父(ここが疑問だが………やはり、《―――》、いや、《主人公》がわらしべ長者をする目的は―――)

親父「昔の俺と、母親と一緒に暮らすこと―――そのための―――[ピンポーン]…むっ、通信か…どうした?」カチッ

所員A「部長、《主人公》の監視員及び部長の影分身が定期報告に来ています」

親父「ん…分かった。…C室で話を聞く。伝えてくれ…[ピッ]…ううむ…行くか」ガタッ

親父(《主人公》の目的…実際は分からん…俺の考えもまだ矛盾点がある…だが、あいつを…俺の妻を見つけ、《―――》に合わせてやれば…)

親父「《―――》は、俺を許してくれるのだろうか―――」

【主人公の親父の設定】
○過去
・【世界移動】、【時間移動】、【世界融合】の力を持っていた。
・同じく何らかの力を持つ妻がいた。(別世界の人間?)
・【時空警察】という組織に勤める。別世界同士の争いを防ぐ組織か(?)。
・主人公の生後5歳前後、主人公の力の発現と同時に、【世界移動】、【世界融合】の力が消滅。
・その結果、【世界融合】が解かれ、別次元の存在である妻と離別(?)する。
・主人公が力に目覚めた後、数年後に息子に直接接触できなくなる。

○現在
・【時間移動】の力を保有。
・魔法(ハリー・ポッターシリーズ?)・忍術などを使用可能。
・【時空警察】に勤務。部長?
・自身の妻の消息を追うも見つからず。
・以前より、わらしべ長者を行う主人公の目的をある程度推察。
 主人公が力を使いこなし、やがて母親を、自身の妻を見つけることを望むも、
 長年会わなかった自分を許してくれるか不安であり、現状わらしべ長者が続くことを望んでしまっている。


【主人公の母親の設定】
○過去
・何らかの力を持っていた(?)
・主人公の生後5歳前後、主人公の力の発現と同時に行方不明に(生死不明、別世界へ?遺体は発見されず)

○現在
・消息不明


【主人公の設定】
○過去
・生後5歳ごろから能力に目覚めていく。
・力に目覚めたころ、母親と離別(?)。父親とはそれ以降ほぼ会うことが無くなる。
・力に目覚めた?年後、両親の存在を無いものとした(?)

○現在
・【世界移動】、【世界融合】、【世界改変】、【ご都合主義】の力を持つ。
・全ての力の制御は今だ不安定。自身に【世界移動】の力がある事のみ認識。
・刀剣を扱え、身体能力も現在は人並み以上にある模様。
・固定の装備品として、サモナイト石(出:サモンナイトシリーズ)のペンダントを持つ。
 体力(魔力?)を使い、異世界から光の刀剣を呼び寄せられる。
・高校生。アルバイト先は酒屋《コペンハーゲン》。(他に掛け持ちもあり?)
・高校生だが、エルフ少女と婚約(仮)済み。エルフ少女に対する気持ちは…
 時々疎ましく思うも、素直になれていないだけのように見える。

○わらしべ長者において
・ゴールデンウィークより、自身の能力を(無意識に)使い、わらしべ長者を開始。
・(>>183)において力を一部封じられ、主人公の世界の【世界融合】が解ける。
・(>>193)数か月(?)間の旅の末、力を取り戻し、自身の世界に帰還。
 【世界融合】、そして【ご都合主義】により(?)(>>183)以前の世界を取り戻す。
・現在、【13号対空電探改】によりこれまで交流した他世界の人物と交流する。
 なお、当人たちの反応から、(>>183)と(>>193)の間に時間のずれは無い模様。
・父親(の影分身)と現在同居するが、特に騒ぎ立てることもない模様。理由不明。


【エルフ少女の設定】
○過去
・不明(未設定)

○現在
・(>>84)で主人公と出会い婚約(仮)する。
・魔法が扱える。
 判明済みは、判定魔法(嘘発見器?)、初級魔法(テイルズ・オブ・シリーズ)
 スペルカード 木符「新緑に萌える妖精の郷」 仕様及び描写は(>>149,>>150)参照
・主人公に対し、若干ヤンデレ気味の模様。嫉妬深い。
・ヒロイン(?)故か、よく攫われたり、(故意でない)行方不明になる。
・(>>194)で主人公の通う高校に転学した模様(?)。


色々設定書いてますが、全部私の覚書です。また、(>>197,>>198)共に、本編には関係ないです
主人公の目的とかがあったら物語を書きやすいのかな、と思って作りましたが、これらの設定に沿う必要は全くないです。

【○○高校・SOS団部室】

季節は秋。衣替えをしていいのか分からない微妙な気温が続く日のことだ。
エンドレスに続く8月から1か月半余り、ハルヒによる奇妙な冒険イベントが発生することも
ようやく少なくなってきた今日、俺たちSOS団の部室に久々のお悩み相談を抱えた人物がやってきた。
事前のアポによると、学内で有名な「わらしべ長者」の人の相談だそうだが…

キョン「正直、刀剣の類をどうすればいいか、なんて分からんぞ俺は…」

キョン「しかも他の4人は地元商店街主催のダンス大会に送るダンスのテープ撮影で居ない…」

キョン「…撮り終わったら来ると言っていたが…望みはゼロに近い」

退屈を持て余したハルヒが、その「わらしべの人」を相談に来させたと思っていたが…違うのだろうか?
違うならば…こんな相談をしてくる当人は相当の変人の恐れがある…刀の実物を片手にやってきた日には…ともかく、俺一人で相手にしたくないのだが…[コンコンコン!]
…ドアのノックの音…ご到着のようだ。やれやれ、どうなることやら…

【主人公、事情説明中…】

キョン「……なるほど、今日の朝、襲われた人の関係者に鍋とその…刀を交換させられた、と」

主人公「ああ…いや、はい…正直、持ち運ぶにも不便で…どうしたものかと…」

突っ込みどころ満載だ。現物の刀を持ってきていることもさながら、何故警察に届け出ないのかとか、せめて一回自宅に置いてこないのかとか…

キョン「ええーっと…話は分かりました、ちょっと上の人と相談するんで、しばらく待っていただけますか…?」ガチャ

一旦部屋を出て、携帯を持つ。やはり、俺の手には負えない。そして、この異常さは間違いなくハルヒが原因そのものだろう。
ならば、ハルヒが帰ってくる前に他の誰かの力を借り、この話をひと段落させねばなるまい…さて、ハルヒにかけるのは論外、朝比奈さんもだ。
長門にこの件をなかったことにしてもらう、などということも考えるが…彼女に頼りすぎるのもいけない。それは最終手段として…

キョン「やはり、こういうことなら古泉か…奴と奴の組織なら刀の一本や二本の処理くらい、何とかしてくれるはず…」

古泉一樹「ええ、その通り。僕がなんとかしましょう」

背後から声がして慌てて振り返ると、我がSOS団の副団長であり、超能力者(場所限定)の古泉一樹が現れた。
いきなり現れたことを指摘しつつも、撮影の方は大丈夫なのかを尋ねると、

古泉「ええ。撮影の方は終わって、今涼宮さんたちは本番用の衣装の下見に行っていますから…」

撮影開始から1時間ほどでよく終わったな…続けて、相談者から聞いた事情を話そうとすると、

古泉「いえ、それに関しては部屋に設置した機器から聞いていましたから結構です。それより、中の人を待たせるのもよくありません。入りましょう」

こいつ…相談者と俺の話をテープで録音させたり、盗聴器で話を事前に聴いていたり…何を考えているんだろうか?

【相談終了後・SOS団部室】

キョン「結局、わらしべの人が持っていた刀は盗難品で、それを偶然渡された被害者のあの人に…」

古泉「警察の関係者が組織にいる僕が話を聞いた上で全て何とかすると言い、刀と現金の小切手を交換して、事なきを得た、ということですね」

古泉が会話に加わった後は、話がトントン拍子に進んだ。古泉は言葉巧みに、わらしべの人が極力被害を被らず、警察に関係しないようにできると話した。
最初は疑っていたわらしべの人も、最後に電話で法律の専門家(これも古泉の関係者)と電話させることで、本当に大丈夫であると思ってくれたようだ。
逆に、盗難品を届け出た事で褒章ものだということで、後日小切手でお礼をするということで落ち着いたのだった
…それにしても、今回の件は、ハルヒの意志が関係していないのだろうか?

古泉「半分以上、関係していますね。どうやら涼宮さんは事情を聴いた上で、一緒にわらしべ長者をしようと画策していたようです」

…と、いうことは、わらしべの人は自分の意思でここ、SOS団に来たのではないということか…

古泉「ええ。もっとも、相談者は警察に不信感を持っていたため、警察に行けなかったらしいですが…」

なんとも困った奴だ、ハルヒも…別にわらしべの人と一緒にやらなくとも、俺たちだけでもわらしべ長者はできるだろうに。

古泉「そうですね…それで、相談者との会話のテープは有りますか?」

キョン「ん?ああ、そこのテーブルに置いてあるが…何で録音を?」

古泉「涼宮さんの興味を相談者の彼から完全に削ぐ為です。あとは会話内容を自然かつ普通なものにして、涼宮さんに聞いて頂けば、今回の件は解決です」

…待て、どうもおかしい。興味を削ぐ?どうしてそう、わらしべの人とハルヒの接触を避ける…?
そういえば、前回の相談者の喜緑さんは長門と同じTFEI端末だった。そして彼女は、ハルヒの退屈を紛らわせるために相談に来た…と俺は推測していた。
ということは、今回のわらしべの人も宇宙人か、未来人か、はたまた目の前にいる古泉と同様超能力者…?

古泉「いえ、そのどれでもありません。実は、彼は…異世界人、もしくは涼宮さんと同じ能力を持っているかもしれない人物なのです…」

…どうやら、宇宙人や未来人や超能力者が争って今回の件が起きたわけではないようだが…ハルヒと同じ力をもった人間だと!?

【帰宅路(主人公SIDE)】
主人公「ううーむ…なんであの魔窟と呼ばれるSOS団に相談をしたのだろうか…でも、噂の涼宮はいなかったな…」
主人公「ああ、絶対変人だと思われたよなぁ…普通なら銃刀法違反だろうし……まぁ、大丈夫っていうし、任せるか…」
主人公「そして、なんだかんだ小切手…お金が貰えるらしいけど、いいのかな…面倒事を任せておいて、俺だけ貰って…?」
主人公「…しかし、わらしべ長者的に、現金と交換はなぁ…どうしよう…」
【名刀長船と小切手(3万円分)を交換しました】

???「お困りのようね」

主人公「その声は……」

主人公「地獄の癒し戦士先輩!」

エルフ少女「四次元ドリーム小説女!」

ぽのか「ぽのかよ」

エルフ少女「不思議なソメラちゃんの放送が始まった途端に出てくるなんて聞きしに勝るひねくれ者ですね」

主人公「詳しいな」

ぽのか「その小切手とこの壺を交換してあげるわ」

主人公「その壺……大丈夫なんだろうな?」

ぽのか「のぞいてみる?」

主人公「これは……どこかで見た少年が見える」

エルフ少女「私にも見せてください……絶世の美少女が見えます」

ぽのか「10年前の自分の姿が見える壺よ」

主人公「やっぱいらない……ぽのか先輩!?」

エルフ少女「逃げられましたね。いつのまにか小切手も取られてます……」

【小切手(3万円分)と怪しい過去視の壺を交換させられました】

【○○高校・教室】

主人公「うーん…本当に、壺の中に過去の自分が映ってるのか?」

エルフ少女「ええ、10年前の私が…6歳の頃の私、かわいい…」

主人公「そっかー…俺は5歳頃の自分が見えるはずなんだけど…壺の中の俺、動かないんだよなー…」

???「壺、だと…?しかも過去が見えるだと……フム…」

【放課後・美術室(準備室)】

マ・クベ「さて…ここに呼び出したのは他でもない…君が持ち込んだ壺についてだ」

主人公(教室の皆で壺を覗き合っていたら…古典のマ・クベ先生に見つかり、放課後呼び出されてしまった)

主人公(クラスメイト曰く骨董品マニアらしく、ここ美術準備室は半ば彼の蒐集品置き場となっているらしいが…)

マ・クベ「…君、聞いているのかね」

主人公「へっ?ああ、はい…確かに、学校に持ち込むべきでないものでした…すみませんでした…」

マ・クベ「よろしい…では、壺は没収とする」

主人公「はい……はい!?いや、それはちょっと困るんですが、先生!」

マ・クベ「何か問題があるのかね…?それとも、先ほどの反省の言葉は虚言であったとでも…?」

主人公(いや、没収とか言いつつ、横領する気満々だろこの人……かくなる上は!)

主人公「…では、交換では如何でしょう。先生」

マ・クベ「交換…?何を言って……そういえば君は、わらしべ長者をしていると聞いた…本当かね?」

主人公「そうです!!そうなんですよ。…で、その壺が今の交換品なので、無くなると困るんですよ…」

マ・クベ「…………よろしい。では、これと交換だ」ヒョイッ

主人公「[パシッ]おっとと!これは…金属のボール?」

マ・クベ「うむ…あの壺を見給え…あれは謙虚な壺といってな、割と最近の2XXX年…」

主人公「あ、講義は結構です」

マ・クベ「ぬ……あの壺の購入時に入っていたのが、そのボールだ。そして…その真ん中のスイッチを押してみろ」

主人公「このスイッチ…?[カチッ][パアアアア]うわっ、なんか光が出て…中からなんか出てきたぞ!?」

ツボツボ「ツボー」

マ・クベ「君…少し落ち着き給え…この謎の生き物の処分に困っていたところだ。これとそのボールを譲ろう」

主人公「………えー」

マ・クベ「何か…問題が?」

【帰宅路・オジゾウサン前】

主人公「前はゴメンな、お地蔵さん…でさ、この生き物、どうすればいいかな…」

ツボツボ「つぼー」

主人公「こいつを出したボール、一度出したらそれっきりでさ…この生き物(?)、重くて家に持って帰れないよ…」

ツボツボ「ツボー」ヒョイ パサッ コトン

主人公「あ…こいつ、お地蔵さんのスカーフと…飲み物?を交換してるし…俺のマネ?……はぁ、どうしよ…」

【主人公退出後・美術室(準備室)】

マ・クベ「よし…これで邪魔者はいない。さぁ、10年前のキシリア副理事長のお顔を拝見するとしよう…!!」

壺の中の10年前のマ・クベ「…何か用かね?」

マ・クベ「………………なん、だと……」

【主人公はマ・クベと【怪しい過去視の壺】と【モンスターボール(ツボツボ)】を交換させられた!!】
【ツボツボはオジゾウサンと【木のみジュース】と【こだわりスカーフ】を交換した!!】

出典:ツボツボ・モンスターボール・こだわりスカーフ:ポケットモンスターシリーズ
   ツボツボ…Lv25 むし・いわタイプ 性格;のうてんき 特性;がんじょう
        わざ ころがる まきつく ねむる いわおとし 
   モンスターボール…故障中?の為ツボツボを戻せない。もしくはツボツボが戻りたがっていないからとも。
   こだわりスカーフ…効果:もたせると、同じ技しか出せなくなるが、すばやさが1.5倍になる。

主人松「なかなか貰い手がつかないなあ」

イヤミ「シェー!これはなんザンスか?」

主人松「これはポケモンといってとても貴重な生き物で、中でも激レアなポケモンがこいつでしてね」

イヤミ「ぜひ、ミーに譲ってほしいザンス!」

主人松「それなりのものを貰えるならいいですよ」

イヤミ「かつて細工師に作らせた純金製のミーの像ザンス」

主人松(なんて悪趣味な……でも純金ならいざとなればつぶせばいいか)

主人松「では交換しましょう」


エルフ少女「……そんなにレアじゃないですよね、あのポケモン」

主人松「なぜかあの人を騙すのは心が痛まないんだ」

【主人松はツボツボと純金製イヤミ像を交換しました】

主人公「純金でこれ重さを量ったら5kgで11月現在だとこれ相当よな」

マグウサギ「キィィィィィィィ・・・・コン!」

主人公「マジかよあの時のマグウサギじゃないか、くっつくってことはこれK18ぐらいじゃないか!」

エルフ少女「どれぐらいですか価値?」

主人公「100万は軽く」

エルフ少女「このウサギさん今度は何を持ってきてくれるんでしょうね」

マグウサギ「ピョイピョン」

女メディック(新・世界樹2)「かわいい兎さんについてきたら何か純金の現場を見ました」

マグウサギの社長「あー、君ねあの時鉄くず大量にくれたの」

主人公「あっ、はい」

マグウサギの社長「今度は200万相応の金をくれるっていうじゃないの、K18相応の」

主人公「どれぐらいですか実際」

マグウサギの社長「あー、1574万(大マジです、11月9日相場で)」

主人公「はぁ!?」

マグウサギの社長「だからそれ相応の渡すよー、人身売買な交換になるけどいいかな?」

主人公「また>>180みたいにならなきゃいいです……」

マグウサギの社長「それじゃ、来て」

そこには、装備を装備していない世界樹を冒険する冒険者たちの姿がいた!

一同はなぜかキョトンとした表情で主人公たちを見ている

女メディック「まぁ渡せるのこれだけなんで困ったことあったら手伝いますね」

1574万円相応のK18純金イヤミ像とザミエルボウ&世界樹冒険者1PTと交換しました

女メディック以外は新世界樹2の範疇なら好きなPT編成で、メディック含み人身売買なり好きにしてどうぞ。

【主人公宅】

主人公「…(>>207)ってことがあってさ」

親父(影分身)「……おう」

主人公「交換(?)された冒険者の人達はもう引退を考えてて、新しい就職口を探しているんだ」

親父(影)「…………おう」

主人公「…だから頼むっ!親父のコネで仕事に就かせてやってくれ!!」

エルフ少女(……ええー)

親父(影)(……主人公には、表向きの俺の仕事はハローワーク職員、裏の顔は国の重要職に就いていると言ってある)

親父(影)(まぁどちらも本当であり、本当でないんだが…まさかこんな形で面倒なことになるとは)ハァ

主人公「…この通りだっ!」(土下座)

PT一同「アワアワ…」

親父(影)「……その方々に、元の世界に帰ってもらうことはできないんだな?」

主人公「う…うん、いや、はい…。…なぜか、あの人たちの世界に行けなくて…」

親父(影)「…わかった。戸籍等についても任せろ。何とかする。…ただ、こんなことはこれっきりにしろよ?」

主人公「親父!ありがとう…ございます!!やったな皆!!!」

女メディック「主人公さん…なんとお礼を言ったらよいのか…主人公さんのお父様も、これからお世話になります」

エルフ少女(……ええー!?)

女メディック「何かお礼ができればと思うのですが…残っているのは採取した鉱石ぐらいで…」

主人公「そんな、お礼なんて…ああ、じゃあこのスカーフと交換ってことで!このスカーフ付けると素早く動けるらしいし」

女メディック「…仕事が、素早く見つかるように、ですか?…ありがとうございます」

親父(影)「…よーし。頼んでおいた車も来たな。それじゃあPTの皆様、外へ。主人公、今日は遅くなるからな」

主人公「分かった!…PTの皆、連絡くれよな!13号対空電探改(子機)(>>193より派生)を使ってくれれば連絡取れるからさ!」

女メディック「はい…有事の際は必ず駆けつけます。ありがとうございました…」


エルフ少女「…あの、度々お尋ねしますが…主人公さんのお父様は、何者なんですか?」

主人公「うん?前に話した通りだけど…親父はやっぱりすごいなぁ、帰って来てくれてホントよかった。ホント助かったよ」ハハハハ…

エルフ少女(主人公さん…若干言葉にトゲがあるような…?それに、お父様へのこの違和感…前にも感じたような…?)


【同日・某機関】

親父(本物)「…事情は分かった。…これまでも、この世界に来た異世界人の対応はしてきたがな…主人公自ら連れてくるとは」

所員A「では、御子息が連れてこられた方々は…」

親父「なんとかなるまで、ウチの機関勤めになってもらうしかないか…俺達には元の世界に送り返す方法もないしな…」

所員A「分かりました。ではあとは人事部に回します。失礼いたします…」ガチャン

親父(…>>193の件以降、他の世界から攻めてくる輩はいなくなったが…主人公がいる限りまだまだ面倒事は起こりそうだ)ションボリ

親父(…だが、わらしべ長者を止めさせれば、あいつの力は成長しない…続けさせるしかない、か…)ハァ

【世界樹冒険者1PT&こだわりスカーフと鉱石(紅玉・電気石・氷長石)を交換しました】

持ち物:鉱石(紅玉・電気石・氷長石)・ザミエルボウ

鉱石…出典:世界樹の迷宮2

主人公「よくわからないがどうやら14世紀にタイムワープしたようだ」

エルフ少女「何かクエストを達成しないと帰れないようですね。クエストの詳細がわからないから困りますね」


テル「ああ、困った困った」

主人公「おや、どうなされました?」

テル「ある事情で、息子の頭に乗せたリンゴを弓で撃ち抜かなければならなくなった」

テル「ひとつ間違えば息子を殺してしまうだろう」

テル「私は街では弓の名手と称えられているが、本当はとてつもない臆病者さ」

エルフ少女「弓は精神力が一番重要なファクター。いかに名手といっても、息子さんの命がかかっていて平静を保つのは無理でしょう」

主人公(……クエストはこの人を助けることかな?)

主人公「この弓を試してみてください」

テル「おお、これはなんと不思議な……どう撃っても狙ったところに命中するじゃないか」

主人公「素晴らしい。俺では宝の持ち腐れだったと実感したよ」

エルフ少女「まず弦を引けませんからね」


テル「おかげで無事息子が解放された。なんとお礼をすれば良いものか」

テル「おお、そうだ。ここで修行して行かれてはいかがかな」

主人公「え」

エルフ少女「それは素晴らしいですね。お言葉に甘えてお世話になりましょう」

主人公「ええええー!」

【主人公とエルフ少女はウイリアム・テル直伝の弓術をマスターした】
【クエストクリア!主人公達は元の時代に帰った】

【渓流】

大猪――ドスファンゴの突進をまともに受け、俺の身体が宙を舞う。
地面に衝突寸前でなんとか受け身を取り、体勢を整えるべく立ち上がろうとする。が、そこに甲虫――ブナハブラの群れが殺到する。

ハンター「こいつら…っ!」

寄せ来るブナハブラの群れを剥ぎ取り用の小刀を使いつつ躱すが、ブナハブラが離れた瞬間、ドスファンゴに再び身体をふっ飛ばされる。
先ほどからこの塩梅だ。モンスター同士で協力しているのか分からないが、このループから逃げ出せないのだ。
それに、ブナハブラ狩りの為にライトボウガン装備で来たのが仇になった。弾の装填も碌に許されないため、反撃の手立てがないのだ。

ハンター「くそ…弾をリロードできれば…ぐぅっ!」

体が痺れる…ブナハブラから痺れ毒を貰ったか!?身体が膝から崩れ落ちる。正面ではドスファンゴが此方を見据え地面を蹴っている。狙いを定めているのだろうか。

ハンター(ああ…まだハンター生活始まったばかりなのに…ここで終わるのか…)

あの2本の牙に貫かれれば、ひとたまりもないだろう。貫かれない体勢になれば、とも考えるが…どの道身体が痺れて反撃できない。無駄なことだろう。
そして狙いを定めたドスファンゴがこちらへ牙を向け、突進する。ああ、ぶつかるまであと3秒、2秒、いち――

???「シャインセイバー!!」

最後に見たのは、横から降って来た剣のようなものにつまずき、ひっくり返りながらこちらにぶつかって来るドスファンゴだった…。

【主人公SIDE】

主人公「狙いが外れた!?ああっ、猪があの人にぶつかって…」

エルフ少女「かなり向こうに飛ばされましたね……主人公さん、猪の方はお任せしてもいいですか?」

主人公「えっ?なんで…うわっ、なんか虫の群れがあの人に向かってる!」

エルフ少女「そういうことで、お願いします!離れろー!『ファイアボール』!!」ビューンビューンビューン……


主人公「……さて」

エルフ少女は虫の群れに対応している。しばらくは来れないだろう。猪の方は体勢を立て直し、邪魔をしたこちらを睨みつけている。すぐにでもこちらに突進してきそうだ。
正直言って、俺はそこまで身体が丈夫じゃない…牙に貫かれずとも、タックル一撃でKOだろう。
そして、突進を避けれる自信も当然なく、また、剣で受けきれるとも思えない。ならば…

主人公「持っているものフル活用で、一撃も貰わずに倒す…か。よし」

こちらが何もしないことに痺れを切らしたのか、猪が突っ込んでくる。…道具を準備する時間を稼がねば。

主人公「シャインセイバー!いけっ!」

召喚した光の大剣を猪に向け飛ばす。しかし警戒していたのか、猪は進む軌道を変えることで剣を避けてしまった。

主人公(くそ…必要なのは、弓、矢、そして…モンスターボール…!)

倒す準備をする俺に、向き直った猪が再び突進してくる。

主人公「くっ、シャインセイバー!!…なにぃっ!!」

剣を出し、猪向けて飛ばすも、低めに飛ばしたために剣を飛び越えられ…

ドスファンゴ「ブルルグアァ!!」

目の前に2本の牙が…迫る!

主人公「攻撃の無力化!!」

牙に身体が抉られる直前、カードを使う。猪との間に2mほどの渦が起き、それに突っ込んだ猪は…
俺の20m後方に発生した渦から、転ぶようにして現れた。

主人公「ふぅ……よし。準備はできた…喰らえ!睡眠毒付きの矢!!」ビシュン!

弓・ザミエルボウから繰り出された矢は、体勢を立て直せないでいる猪の眉間に突き刺さる。
しばらく痙攣し立ち尽くす猪だが、やがてプツンとあやつり糸が切れるように倒れた。

主人公「…動かない、な。よし、いけっモンスターボール!」ビューン!

赤と銀のボールを猪へ投げる。当たると同時にボールが割れ、光が放出して猪を包み込む。
光が収まると猪は消え、ボールは地面でわずかに揺れたのち、動かなくなった。

主人公「………ふぅーーっ!何とかなった!!」

エルフ少女達も心配だが、緊張が解けたことで足が動かなくなってしまった。しょうがない。少しだけ、休むことにしよう。


1、2分ほどで足の震えも収まり、立てるようになった。急いで彼女たちの方に向かおう。


戦ううちに離れてしまったようだ。ファイアボールによって焼け焦げた跡を辿っていくと、エルフ少女達に出会った。

エルフ少女「主人公さん、ご無事でしたか!?」

彼女は先ほど襲われていた人を背負いながらこちらに向かっていたようだ。大したものだ。

主人公「猪は何とか…GET?したよ。そっちは大丈夫だった?」

猪の入ったモンスターボールを見せつつ尋ねる。

エルフ少女「虫の群れは大体追い返したのですが…背負って移動している間に何匹かしつこくかまってくるんです…でも」

エルフ少女の周りには、何匹か妖精さんが見受けられた。彼女(?)達に守ってもらって歩いてきた、ということか。

主人公「妖精さんに守ってもらってたのか。体格差もあるのにやるなぁあいつ等…ああ、その人は俺が負ぶるよ」

エルフ少女「ありがとうございます。……この方、どちらから来られたのでしょうね?」

たしかに…目を覚ましてくれれば話は楽なのだが…出血はあまり見られないが、頭を強く打ったためだろうか。…と、

妖精さん「あー、とおくにむらみたいなのがみえるですー」

エルフ少女「え、本当!?なら…主人公さん」

ありがたい。恐らくその村がこの人の出身か、拠点なのだろう。だが…

主人公「そこまでこの人を運ぶのか…何km歩くのか…トホホ」

だが、この人を投げ出していくわけにもいかない…。しょうがないな。
妖精さんのガイドを頼りに、村へと向かうことにした。



【ユクモ村・夕暮れ】

その後、通りかかった村の人間の手伝いもあって、何とか村に着いた。
その頃には日も暮れていて、体力的にも厳しいため、今日はここにお世話になることにした。
猪に襲われていた人はどうやら命に別状はないらしい。一安心だ。
その人はハンターという職業で、この村周辺に表れるモンスター…猪や熊などを討伐する人なのだそうだ。

主人公「でもさっきみたいなことばかりなら…命がいくつあっても足りないな…」

本来ならハンターはアイルーという人語を解する猫と1セットで行動するらしいが…今日に限って猫の方は病欠だったそうだ。
なんでも、猫の方も剣やら槌やら銃を持って一緒に戦うらしい。

エルフ少女「でも…武器を持って猫が戦うなんて…すごいんですね」

まったくだ。…さて、件の人は明日になれば目覚めるそうだ。捕まえた猪の件は明日話すとしよう。

【ユクモ村・午前】

翌日、この村の長からこの件のお礼を言われた。後に、感謝の印として、この村の特産品を譲ってくれるそうだ。

エルフ少女「特産のキノコ、タケノコだそうです。私たちの世界の季節にピッタリですね!」

そうか…ここは別世界だった。今日は木曜日に当たるはずだが…まぁ大丈夫だろう。弓を教わって帰ってきたときも1時間と経っていなかったのだし…。

主人公「それにしても、ハンターさん目覚めないな…午後になってもダメなら、書置きだけして帰るか…」

エルフ少女「なら、待つ間にこの村をいろいろ見て回りませんか?」

出来るのはそれくらいしかないようだ。元の世界には遅くとも一日経てば自然と帰っていたから、それまで暇をつぶそう。


その後、村内の店や牧場、加治屋などを見学した。加治屋のおじいちゃんに手持ちの鉱石を見せてみた所、武器に用いれるために欲しいとのことで、物々交換をした。
交換したのは宝石・エメラルド。なんでもとある集落でお金の代わりに貰ったものらしい。
また、温泉にも入った。混浴らしく、エルフ少女も俺も入浴前に顔を真っ赤にして照れてしまったが、

番台の猫「ニャ。ここは湯浴み用タオル必着ですニャ」

とのことで一安心。…恥ずかしいことに変わりはなかったが。そうこうしているうちに、ハンターさんが目を覚ました。さて。


ハンター「もう何とお礼を言ったらいいのか…助かりました。ありがとうございました」

ハンターさんの家に着くと彼はもう立ち上がっていて、お礼の一つとして昼食を御馳走してくれた。

エルフ少女「いえいえ…でも、立ち上がられて大丈夫なんですか?」

ハンター「特殊な訓練を受けていますから…それに、村のお医者様のおかげでもう元気一杯ですよ」

昨日運ぶ途中で顔面真っ青になっていた人の台詞とは思えない。この世界の人は皆そうなのだろうか…
食事後、捕まえた猪の話題をふる。討伐対象だったのだから、どうなったのかちゃんと話しておこう。

ハンター「このボールの中に、ドスファンゴが入っているんですか?…本当だ。こんな小さなボールの中に小さいファンゴが…」

前にツボツボがボールに入れた時のことを思い出す。お地蔵さん付近でようやくボールに入った時はびっくりしたが、その時の俺と同じ反応だ。

主人公「そのボールは差し上げます。…ここでボールだけ貰ってもしょうがないですしね」

ハンター「そんな…助けてもらって、こんな便利なものまで…でも、お礼できるものが…うーん…」

エルフ少女「…じゃあ、出世払いにしましょう!」コト

彼女が机に13号対空電探改(子機)を置く。…持ってきていたのか。

エルフ少女「出かけるときはいつもですよ?これがあれば、どこにいても連絡できますから」

携帯型だからそれほどかさばらないしな…でも、そろそろ新しいものを作ってもらわなくては…エメラルドで何とかなるだろうか。
その後、モンスターボールと子機の使い方を教え、お別れの時となった…。

ユクモ村長「こちら、お礼の特産品です。それに、街への地図はこちらです」

エルフ少女「ありがとうございます。…わぁ、高級感ありますね」

村長にはとりあえず、俺たちはこの後、この世界の「街」に行くと伝えた。すると、街に行く行商人の荷台に乗せていってくれるそうだ。
…途中で俺たちが元の世界に戻らないか心配だが…その時は子機で説明するとしよう。

ハンター「俺、強くなって絶対恩返ししますよ。期待して待っててください!お元気で!!」

主人公「うん。今度はオトモの猫と一緒に狩りしてください。じゃあ!」


街への道中、運転手に俺たちが突然いなくなるかも、と説明をしたが、納得したようではなかった。
そして日も暮れ、もう少しで街というところで元の世界へ帰って来てしまった…後で説明しておこう…。

【ユクモ村特産キノコ・タケノコを手に入れた!】
【鉱石(紅玉・電気石・氷長石)とエメラルド(10ヶ)を交換した!】
攻撃の無力化→白紙化。また使えるか不明。
モンスターボール→ハンターに譲渡。

出典:ユクモ村特産キノコ・タケノコ…モンスターハンターシリーズ
   エメラルド(10ヶ)…マインクラフト(PCゲーム)

1レスじゃなくてすみません。問題アリならスルーしてください。

主人公「エメラルドか……またあのドワーフのおっさんに見せてみるか」

エルフ少女「そうですね、行ってみましょう」


主人公「……俺達、なんで海岸を歩いてるんだろう。前は通らなかったはずなのに」

エルフ少女「やはり、主人公さんは不思議な潜在能力を持っているようですね」

主人公「やはりか……コントロールできないと不便なんだよなあ」


子供A「えいえいっ」

子供B「おりゃー」

エルフ少女「子供たちが遊んでいますね、ほほえましいですね」

主人公「いや、あれいじめじゃないか?おーいお前ら!」

子供A「なんだよおっちゃん」

主人公「俺高校生なんだけどなー。それはともかくいじめはいかんぞ」

子供B「こいつは俺たちが買ったんだどうしようと勝手だろ!」

子供C「そーだそーだ」

エルフ少女「えっ、買ったって」

亀「」キュゥ

主人公「じゃあ俺がその亀をこいつで買い取ろう。文句あるか?」

子供A「よし売った!」

主人公「もう人間につかまるんじゃないぞ」

亀「助けていただいてありがとうございます」

亀「お礼にこれを差し上げます」


エルフ少女「これが玉手箱というものですか」

主人公「はしょりすぎだろJK」

【エメラルド(10ヶ)と玉手箱を交換した】

【夜・自宅】

主人公「玉手箱…玉手箱って、あの玉手箱だよな…?」ガクガク

エルフ少女「昔話によると、開けてしまうと一気に年を取ってしまうそうですね…」ブルブル

主人公「……でもさ、あの亀が言うには…」

【回想】

亀「この玉手箱はどうしても困った時にのみ、開けてくださいね」

主人公「…えっ、それは…どうしてなんだ?」

亀「さぁ何故なんでしょ?…私は所詮下っ端の運送ガメ、お上の方の事情は分かりかねます…」

【回想終わり】

主人公「ってことだったからなあ……いや、困ったとき…?………そうか!」パチン!

エルフ少女「わっ!…主人公さん、何を閃かれたのですか?」

主人公「どうしても困ったとき…それはつまり、今だ!」

エルフ少女「……ええー…あの、理由を聞いても?」

主人公「だってそうじゃないか、俺たちにはわらしべ長者用の品はもうこれしかないんだ!」

エルフ少女「…ええ、キノコやタケノコは帰って来てすぐ料理に使ったり、近所におすそ分けしましたからね」

エルフ少女「あ、でも冷蔵庫に薄切りにしたものが残…」

主人公「いいーや、あれじゃあタケノコご飯何人分かぐらいにしかならない!だから!今俺は!どうしても!困っているんだ!!」ドドーン!

エルフ少女「…あの、主人公さんあなたは…箱を開けたいだけじゃないんですか…?」

主人公「………………」

エルフ少女「主人公、さん?」ニッコリ

主人公「……ばれたか」

エルフ少女「ばれたか、じゃないですよもう!!私達がお爺さんお婆さんになったらどうするおつもりなんですか!?」

主人公「あー悪い、悪かったよ…じゃあ、玉手箱の紐は結び直すか…紐は床に落ちちゃったか…あっ」ガタッ…ヒューン

エルフ少女「ああーっ!」



次回予告
主人公が玉手箱の紐を結び直そうとしたその時!紐に引っ張られて箱はテーブルから落ちてしまった!!
待っているのは老化の呪いの煙か!?猫の死骸か、乱れ引っ掻きか!?はたまたとある世界の事件で秘匿された憲章のオリジナルプレートなのか!?
なにはともあれ次回、わらしべ長者現代編第XX話『びっくり仰天!箱の中身は…?」にぜひご注目ぅ!!

注:タイトルは変更になる可能性があります


中身は次回の人にお任せ。わらでいいかと思ったけどそれは飽きた
あと開かなかったことにしてもいいです。自分の意志で開けてないし…


【交換可能】
玉手箱(中身不明)・ユクモ村特産キノコ・タケノコ(残り少量。賞味期限の関係で数日後に食べられて無くなります)

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