【ごちうさ×きんモザ】それは素敵な3週間 (43)
忍「明日から夏休みです!」
陽子「忍は夏休み大好きだよなー」
アリス「カレン、また旅行に行くの?」
忍「次は何処へ行くんですか?」
カレン「次はちょっと遠い街に旅行に行きマース!」
綾「遠い街?どこら辺にあるの?」
カレン「あんまり詳しいことは聞いてないデス」
陽子「それって日本なの?」
カレン「そうらしいデス!」
忍「私も旅行付いて行ってみたいです!」
陽子「無理言うなよな」
カレン「いいデスよ?」
アリス 綾 陽子「「「いいの?!」」」
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カレン「でも旅行に行く期間は3週間デスよ?」
綾「意外と長いのね」
陽子「ついていっていいなら私も行きたい!」
アリス「シノが行くなら私も行く!」
綾「ええ?!」
カレン「じゃあ皆で旅行デスね!」
綾「ま、待って!私達そんなお金持ってないわよ?ホテル代なんて払える訳ないわ」
カレン「ホテルに宿泊なんてしまセンよ?」
陽子「え?違うのか?」
カレン「私の別荘デース!」
陽子「別荘?!」
綾「カレンって色々すごいわね...」
忍「因みにいつ頃行くんですか?」
カレン「3日後デス」
陽子「早っ!」
忍「じゃあそれまでに準備しなくてはいけませんね!」
綾「行く気満々ね」
アリス「そういえばカレンって毎年旅行行ってるよね」
カレン「行ってマスよ?」
アリス「なんで今年は日本国内なの?いつもは外国なのに」
カレン「旅行雑誌にその街が載ってたからデス」
陽子「そんな理由で?!」
綾「お金持ちって本当すごいわ...」
忍「行くと決まれば準備です!じゃあ明々後日にまた会いましょう!」
アリス「あ、待ってよシノ〜」
陽子「シノ達忘れ物するなよー」
忍「わかってますよ〜」
カレン「あ、そうデス!」
陽子「ん?どうした?」
カレン「穂乃花も誘うデス!」
綾「まあカレンの旅行についていくんだし誰を誘うかはカレンの勝手じゃないかしら」
カレン「なら決定デスね」
陽子「じゃあ私も準備とかするから先帰るね」
カレン「さよならデース」
綾「皆準備するの早すぎじゃないかしら」
カレン「早起きは三文の徳デスよ」
綾「その言葉の使い方間違ってるわよ」
カレン「似てればいいんデス」
綾「似てないけど...ほら皆帰ったし私達も帰りましょ」
カレン「そうデスね」
〜3日後 旅行当日〜
綾「アリス達遅いわね」
穂乃花「でも私までついていってよかったのかな」
カレン「穂乃花は私の大親友デス!気にしなくても大丈夫デス」
穂乃花「ありがと、カレンちゃん」
陽子「あ、来たぞ」
忍「お待たせしました〜」
アリス「お待たせ〜」
綾「シノが普通の服を...珍しい」
忍「流石に今日はゴスロリとか無理ですよ。なにより暑いですし」
カレン「全員揃いマシた?」
綾「私、陽子、アリス、カレン、シノ、穂乃花。全員いるわ」
カレン「忘れ物はありまセンね?」
アリス「私は大丈夫だよ」
綾「私も大丈夫よ」
陽子「私も大丈夫」
穂乃花「私もたぶん大丈夫」
忍「あ...」
アリス「シノ、どうしたの?」
忍「水着と着替えを忘れました」
カレン「私も着替え持ってくるの忘れたデス」
陽子「おい主催者!」
忍 カレン「「今から急いでとってきまーす!」」
穂乃花「行く前からグダグタになっちゃったね」
アリス「旅行にハプニングは付き物だよ」
綾「いやいや今回のハプニングは回避できたでしょ」
〜10分後〜
忍「お、お待たせしました〜」
カレン「つ、疲れたデス」
綾「出発前から汗だくになってどうするのよ」
カレン「大丈夫デス、車の中は涼しいはずデス」
アリス「次こそ大丈夫だよね?」
忍「もう大丈夫ですよ」
カレン「私も大丈夫なはずデス!」
陽子「じゃあ次こそ出発か」
穂乃花「そういえば目的地はどこなの?」
カレン「それはついてからのお楽しみデース」
カレン「じゃあ私は先に車に乗らせてもらいマース」
穂乃花「私も先に乗らせてもらうね」
陽子「よし、私達も乗ろうぜ」
綾「そうね、外にいても暑いだけだし」
カレン「早く乗るデース」
忍「アリス、乗りましょう!」
アリス「うん!」
カレン「全員乗りましたね?」
カレン「ではでは〜、出発進行デース!」
〜出発から5分後〜
綾「そういえば目的地までずっとこの車で行くの?」
カレン「一応目的地の近くまではこの車、その後バスに乗り換えて行くってお父さんが言ってたデス」
陽子「この荷物の量をバスに乗せるのか?」
アリス「荷物が他の人の迷惑になっちゃうかも、どうするの?」
カレン「他の人?」
穂乃花「そうだよカレンちゃん、他の人達も乗って来るんだよ?」
カレン「あぁ、問題はアリマセンよ?」
忍「問題ないとは?」
カレン「貸切デスから」
陽子「バスを貸切?!」
綾「やっぱりお金持ちってわからないわ」
カレン「?」
忍「カレン、あとどれくらいかかりますか?」
カレン「お父さんが言うには車で2時間、バスで後30分くらいと言ってマシたよ」
陽子「あと二時間くらいかー」
アリス「少し暇だねー」
穂乃花「あ、私トランプ持ってきたよ」
陽子「ならババ抜きしようぜ」
忍「いいですね、やりましょう!」
アリス「ババ抜きって最後に残ったの緊張感すごいよね」
穂乃花「今出すからちょっと待っててね」
カレン「アヤヤも一緒にやりまショウ!」
綾「私はまだ読みたい本があるからいいわ」
陽子「そんな事言わずにやろうぜ」
綾「しょ、しょうがないわね、陽子が言うならやってもいいわよ」
陽子「なんで私?」
カレン「上がりデース!」
シノ「あ、私も上がりです!」
穂乃花「私も上がり!」
アリス「...」
陽子「これだ!」
アリス「ふぅ...危なかったぁ」
陽子「またババか」
綾「次は私が引く番ね」
陽子「よし、来い!」
綾「えーと...こっち!」
陽子「セーフ!」
シノ「決着つきませんね」
穂乃花「アリスちゃん頑張れー」
カレン「3人とも頑張るデース!」
アリス「い、いくよ...」
綾「...」
アリス「これ!」
綾「あ」
アリス「やったー上がりだ!」
陽子「ヤバイな...」
シノ「アリス頑張りましたね!」
アリス「うん!私頑張ったよ!これもシノのおかげだよ!」
カレン「シノは関係あるデス?」
穂乃花「ないと思うな」
陽子「じゃあ次は私だな」
綾「...」
陽子「これだ!」
陽子「やった!上がり!」
綾「えぇ?!なんでわかったの?」
陽子「綾は顔ですぐわかるからな」
綾「わ、私の顔ばっかり見てるんじゃないわよ!」
陽子「え?」
カレン「アヤヤがビリデスか」
綾「わ、悪かったわね」
穂乃花「まだ時間あるけどもう一回やる?」
カレン「やりたいデース!」
アリス「じゃあもう一回やろっか」
綾「次こそ勝ってみせるわ」
確かカレンはパパって呼ぶよ
ものすごく細かいことですまんが一応
>>20 そうでしたか、次から直すよう努力しますね。あと今日はあまり投稿出来ないかも知れません
アリス「上がり!」
陽子「お、私も上がり!」
カレン「上がりデース!」
穂乃花「上がったよ!」
忍「行きますよ...」
綾「...」
忍「こっちです!」
綾「ふぅ...危なかったわ」
忍「綾の番ですよ」
綾「じゃあ直感で...右!」
忍「あぁ」
綾「やったー上がったわ!」
忍「負けちゃいました」
アリス「ドンマイだよ、シノ!」
綾「やっと勝てたわ!」
陽子「忍じゃなかったら負けてたな」
カレン「パパがそろそろバスに乗り換えるから準備しといてって言ってたデース」
陽子「もう二時間たったのか、あっという間だな」
アリス「もう一回やりたかったなぁ」
綾「街についたら幾らでもできるわよ」
穂乃花「私でよかったら相手になってあげるよ」
アリス「穂乃花ちゃんありがとう!」
シノ「街に金髪少女はいるのでしょうか?楽しみです!」
陽子「いやいや流石にいないでしょ」
カレン「乗り換え所に到着デース!」
アリス「なんかパーキングエリアみたいだね」
穂乃花「あれ?バスはどこ?」
カレン「アレデスよ!」
陽子「なんか小さいな」
綾「確かに小さいわね」
穂乃花「3分の2くらいの大きさかな?」
忍「どっちにしろ乗れば変わりませんよ」
アリス「いや、かなり変わると思うよ」
カレン「とりあえず乗りショウ!」
綾「そ、そうね」
カレン「じゃじゃーん!デース」
陽子「なんだこれ?!」
綾「まるでリビングみたい」
アリス「車の中に部屋があるみたいだね!」
カレン「雑誌も飲み物も全部完備してありマス!」
忍「あ、あれは『金髪美少女倶楽部7月号』じゃないですか!」
穂乃花「え、本当!?見ていい?カレンちゃん」
カレン「大丈夫デスよ!」
忍「この金髪の子可愛い!少しアリスに似ている気がします!」
アリス「え?」
穂乃花「このカチューシャも可愛い!メイド服も似合ってる!」
忍「フルール・ド・ラパンという所で働いてるらしいですよ!」
穂乃花「行ってみたいね〜」
アリス「し、シノには私がいるでしょ!」
陽子「シノとアリスはいつも通りだな」
綾「いつも通りが丁度いいのよ」
カレン「もうすぐ見える筈なんデスが...」
陽子「あの街?」
カレン「そうデス!あの街デス!」
綾「随分綺麗な街ね」
カレン「パパーあとどれくらいで着きマスか?」
カレンパパ「別荘までだから後6分くらいかな?」
忍「後6分ですか」
陽子「意外と早いなー」
綾「まだ13時だし街に行く時間もあるし予定的にも大丈夫ね」
穂乃花「どうせならお昼は街で食べない?」
アリス「それいいね!私賛成!」
忍「私も構いませんよ」
陽子「なら決定だな」
カレン「やっと到着デース!」
アリス「綺麗な家!」
綾「これは家というより...館?」
陽子「ここでかくれんぼとかしたら面白そうだよな」
綾「シノが見つからなくなるわよ」
忍「え?見つからなくなるってどういう意味ですか?」
陽子「自覚なしかよ!」
穂乃花「でもここに来てかくれんぼってなんか新鮮だね」
カレン「パパから家の鍵貰ってきマス!」
カレン「パパー!」
カレンパパ「ん?どうした?」
カレン「鍵!家の鍵!」
カレンパパ「あ、そうか。鍵ないと入れないもんな」
カレン「はーやーくー」
カレンパパ「わかってるよ、ほら鍵」
カレン「ありがとデース!」
カレンパパ「ちょっと待った」
カレン「?」
カレンパパ「これお小遣いね」
カレン「やっぱりパパは優しいデス!」
カレン「貰って来マシたよ!」
陽子「なら早く入ろうぜーもう暑くて暑くて」
アリス「本当だよ、もう暑くて溶けそうだよ」
綾「溶けはしないでしょ」
カレン「開きマシたー!」
穂乃花「お邪魔しまーす」
陽子「玄関でけぇ」
綾「すごい綺麗だわ」
忍「外国オーラがする気がします!」
陽子「シノ、ここ日本だぞ」
〜カレンの別荘 二階〜
穂乃花「カレンちゃん、部屋割りとかはどうなってるの?」
カレン「部屋割り?」
綾「皆の部屋は別?それとも一緒の部屋?」
カレン「あぁ、私は一番右の部屋デス、後はご自由に使って平気なはずデース」
忍「この茶色の扉の部屋は?」
カレン「そこはパパの書斎室だからダメだったはずデス」
アリス「私はシノと一緒の部屋にする!」
陽子「なら私はこの部屋にするー」
綾「じゃあ私は陽子の隣の部屋にするわ」
忍「じゃあ私はこの部屋にします!」
アリス「じゃあ私もここ!」
穂乃花「私は...どこにしよっかな」
カレン「穂乃花は私と一緒の部屋デス、これは決定事項デス」
穂乃花「え?!いいの?」
カレン「勿論デース!」
穂乃花「ありがとー!カレンちゃん!」
陽子「決まったなら早く昼食べに行こうぜ」
アリス「確かにお腹すいたね」
カレン「なら行きまショウ!」
綾「どっか知ってる場所あるの?」
カレン「ないデスよ?」
陽子「ないのかよ!」
忍「なら街中を歩きながら探しましょう!」
〜街中〜
綾「すごい綺麗だわ」
アリス「木組みの家が沢山ある!」
陽子「オシャレな街だなー」
穂乃花「道ねほとんどが石畳みになってる!」
綾「見た感じだと石畳みと木組みの街って感じね」
カレン「パンフレットに載っていた写真よりも綺麗な気がしマス!」
綾「まあ観光は後回し、とりあえず今はお昼を食べる場所を探しましょ」
忍「街を歩いてれば見つかりますよ」
陽子「そうだな、なら早く探そうぜ」
綾「ここら辺の家は全部木組みで出来てるのが多いわね」
アリス「木組みの橋と石畳みの橋もあるよ!」
綾「カレン、地図とか持ってないの?」
カレン「あ、そういえばパンフレットに地図載っていマシた」
陽子「それはもっと早く言えよ!」
忍「金髪!」
綾「え?金髪?」
陽子「急にどうした?」
忍「今向こうにショートカットの金髪少女が!」
穂乃花「本当?!」
忍「ちょっと見に行ってきます!」
穂乃花「私も行く!」
綾「ここら辺の家は全部木組みで出来てるのが多いわね」
アリス「木組みの橋と石畳みの橋もあるよ!」
綾「カレン、地図とか持ってないの?」
カレン「あ、そういえばパンフレットに地図載っていマシた」
陽子「それはもっと早く言えよ!」
忍「金髪!」
綾「え?金髪?」
陽子「急にどうした?」
忍「今向こうにショートカットの金髪少女が!」
穂乃花「本当?!」
忍「ちょっと見に行ってきます!」
穂乃花「私も行く!」
綾「ちょっと待って!今逸れたら迷子になるわよ!」
アリス「ど、どうしよう」
カレン「追いかけまショウ!」
陽子「できれば走りたくはないけどなーお腹も空いたし」
綾「とりあえず今はシノ達が逸れない内に後を追うのが先!」
アリス「でも私走るの苦手だよ」
綾「私も同じだけど放ってはおけないわ」
忍「今確かにあの店に入って行きましたね」
穂乃花「どうするの?入る?」
忍「見た感じだとあの店は喫茶店だと思います」
穂乃花「なら入っても大丈夫だね」
忍「じゃあ行きましょう!」
陽子「ちょっと待ったぁぁ!」
忍「陽子ちゃん?!」
陽子「あ、危なかった...」
カレン「陽子は走るの早過ぎデース」
アリス「ま、待ってよ〜」
綾「つ、疲れた...」
忍「あ、そうです!せっかくですからそこの喫茶店でお昼を食べませんか?」
穂乃花「それ賛成!」
陽子「単にシノ達が金髪少女に会いたいだけだろ!」
綾「まあいいわ、もう疲れたしここでいいわよ...」
アリス「そ、そうだね...」
カレン「私はまだ走れマスよ?」
陽子「もう走りたくないよ!」
ココア「いらっしゃいませー!」
チノ「お客さん来たんで手相占いはまたにして下さい」
千夜「そう、残念だわ」
アリス「綺麗な喫茶店!」
ココア「こちらの席へどうぞ!」
穂乃花「ふふ、元気な人!」
カレン「元気の良さなら私だって負けないデスよー!」
陽子「張り合うなよ!」
シノ「き、金髪〜」
シャロ「...なんか視線を感じるわ」
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