鈴木千恵子「私、AKBに入ろうと思うんだけど」桜井「ッ!?」 (7)


千恵子「どう思う?」


桜井「~~~~~~!」


周り「ッ!?」



ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・



ギャー! ギャー!



サァァァァ・・・・・・・・





――その瞬間、時が止まったかのように凍りつき、小動物が騒ぎだし、カラスの群れが一斉に羽ばたき出した

     その光景はまさに、デーモンの召喚と呼ぶべき、深い絶望と悲しみに満ちた光景だった・・・・



桜井「~~~~~!」


千恵子「美保、聞いてる?」


桜井「  」ダラダラダラ


千恵子「でさ、一人でオーディションを受けるの、恥ずかしいから」


千恵子「よかったら一緒に・・・・受けないかなって」


桜井「  」ダラダラダラ


桜井(人類の存亡が今、私の手にかかっている・・・・)


周り(・・・・・)ドキドキ


千恵子「・・・ダメ?」



~~負けないで もう少し 最後まで 走り抜けて~~



桜井「・・・・全然いいと思う!」グッ!



周り( 人 類 を 売 り や が っ た ! )



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鈴木千恵子


千恵子「・・・・やった!ありがとう美保!」

桜井「千恵子の言う通りだよ!千恵子みたいなかわいい子、男を一人に絞るのは勿体ないって!」

千恵子「だよね~私も薄々思ってたんだぁ~」

千恵子「ほら、私達、そろそろ高校卒業じゃん?進路どうしよっかなって悩んでたんだけど」

桜井「うんうん」

千恵子「大学に言って合コン三昧もいいけど、それは自分を安売りしてるだけだと思うの」

桜井「・・・・」

千恵子「この生まれ持った美貌を、世の中の為に役に立てないかなって、さ」

桜井「・・・・」

桜井「千恵子立派!マジ立派!」ガバッ

桜井「いやー千恵子って広い視点でものを考えてるのね!やっぱ私なんかと違うね!」ブンブン

千恵子「美保・・・・」

桜井「そうだよ!千恵子は夢を与える職業が向いてると思う!私、応援する!」


店員「・・・・こんなゴリラがAKBなんかになれるかよ」ボソ・・・・



桜井「  」キラン




  パ   テ   オ
 菊  池  桃  子 ! !




店員「   」




ギュルルルルルル!!



店員「ふぁぁぁ~~~ふぁぁぁぁ~~~~」フルフル



千恵子「・・・・どうしたの店員さん」


桜井「喜んでるんだよ。アイドル爆誕の現場に立ち会えて」ニコ


千恵子「・・・・・」



店員「ふぁぁぁ~~~ふぁぁぁぁ~~~~」ブワッ


千恵子「・・・・へーい、ルックルック」


店員「・・・・?」


千恵子「おひとついかが?」ニカ


店員「・・・・・」


店員(負けたよ・・・・お前には・・・・)フッ

すいません智恵子でした

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