P「映像特典、ですか」(249)
社長「そうだ。どうかね?」
p「そうですね、良いと思います」
p「というわけで、この前のライブdvdにイメージビデオを作るぞ」
亜美「イメージビデオって、なにー?」
真美「グアムとかサイパンに行って、海辺で遊んでるやつー?」
春香「はは、それはちょっとイメージが偏っているような……」
p「まあ、間違いではないぞ」
響「じゃあ、外国に行けるのかー!」
伊織「落ち着きなさいよ。別に海外で撮影するなんて言ってないでしょ」
律子「うちにこの人数で海外ロケなんかするお金はないわ」
ワーワーキャーキャー
p「落ち着けって」
美希「それで、どんなビデオを作るの?」
千早「どうせなら、歌のpvもしっかり作ってくれたらいいのに……」
p「さっき律子も言った通り、うちの事務所に大々的なロケをするお金なんてない!」
あずさ「あらあら~、じゃあどうするのかしら~」
やよい「うっうー、お金がなくても工夫すれば何とかなりますー!」
p「はい、今やよいが良いことを言いました。というわけで、普段のお前たちの姿を見せるっていう設定で作っていこうと思う」
真「普段のボクたちってことは、遊びに行ったりとか、そういう姿を撮るってことですか?」
雪歩「確かにお金はかからなそうですけど、私の普段の生活なんかを見て喜んでくれる人が居るんでしょうかぁ……?」
p「とは言っても、年頃の女の子の生活を撮るだけじゃ芸がないし、ネタも尽きる。というわけで」
バンッ
p「お前たちには仮想デートをしてもらう!」
貴音「面妖な……」
→天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
・映画館の前・
春香「プロデューサーさん、待ちました?」
>いいや、俺も着いたばかりだよ
春香「えへへ……今の、何か本当の恋人みたいですね!」
>今日は本当の恋人のつもりだよ
春香「え!?」
>そうじゃなきゃ良い画が撮れないからな
春香「あ、はい……そうですよね」
>それじゃあ行こうか
春香「はい!」
>映画のチケットは、先に取っておいたから
春香「ありがとうございます」
>でも、本当にこの映画で良かったのか?
春香「はい」
>そっか、もっと女の子が好きそうなやつでも良かったのに
春香「でも、プロデューサーさんはこの映画が見たかったんですよね?」
>まあな。でも、アニメだぞ?
春香「良いんです! プロデューサーさんがどんなものを好きなのか、知りたいですし!」
>わかったよ。じゃあ、まあ入ろうか
…………
春香「ちょっと、思ってたのと違いました」
>まあ、アニメって言っても春香が子供の頃に見てたのとはちょっと違うかもな
春香「はい。何か、もっとロボットとか出てくるのかと……海外のsf映画とかを見てるみたいでした」
>sfというか、空想科学アドベンチャー、という名目だからな
春香「お話自体は突飛なんですけど、結構リアルっていうか……」
>そうだな。俺も最初にあの作品を知った時は、科学すげーって思ったよ
春香「あはは。あ、そろそろ……」
>ん、もう時間か。えーと、映画見て、昼飯食って、この後は買い物と水族館に行って晩飯だっけ?
春香「はい」
>何か、普通って感じだな
春香「あ、ひどーい!」
>冗談だよ
春香「確かに、よくあるデートコースかもしれませんけど、やっぱり憧れるものですよ」
>そういうもんか。まあ、春香が楽しいなら良いよ
春香「私的には、プロデューサーさんに楽しんで貰いたいんですけど」
>もちろんそうさせてもらうつもりだよ
春香「じゃあ、行きましょうか」
>おう
俺「はじめてスレ立てなんてものをしてみたけど、はたしてこの調子で良いのか……」
俺「とりあえず、タバコ買ってくるわ」
・ショップ・
春香「これとかどうですか?」
>うーん、どうかな
春香「じゃあこっち!」
>お、それは良い感じじゃないか?
春香「そっかそっか。プロデューサーさんはこういうのがタイプなんですね」
>俺の好みもあるけど、春香に似合ってて良いなって思ったんだよ
春香「ホントですか?」
>本当だって。可愛いよ
春香「か、かわ……!」
>じゃあ、その服買ってくるか
春香「え、あ……いえ!」
>ん?
春香「良いんです。今日は」
>別に、経費で落ちるから気にしなくて良いんだぞ?
春香「そういうことじゃないというか、むしろ経費で落ちるからこそというか……」
>流石にうちも、それくらいで傾くほど弱小事務所ってわけじゃないぞ
ファンへの映像特典なのに「プロデューサー」って呼んじゃっていいのか?
>>9 あとで説明入るます >>9 thx
春香「良いんです! もう、プロデューサーさんは……」
>???
春香「じゃあ……もしその内、本当に私にその服を着て欲しいって思う時が来たら、買ってください」
>……まあよくわからんが、そう言うならその時を期待しとけよ
春香「はい!」
>じゃあ、そろそろ次に行くか
…………
・レストラン・
春香「クラゲがあんなに綺麗だなんて……」
>だな
春香「というか、実物を初めて見ました」
>俺は何回か見てるな。というか刺された
春香「私も、テレビとかでそういう風に言われてるから、怖いものかなーっと思ってたんですけど」
>まあ、見る分には安心だよな
春香「はい」
>そういう意味では、イルカやシャチも見てるだけだから可愛がれるのかもな
春香「え?」
>結構怖い生き物なんだぞ
春香「そうなんですか? ショーをやってた係員さんと、仲良くしてたじゃないですか」
>あれはプロだし、ちゃんと躾けてあるだろうからな
春香「へえ……」
>まあ、気になるなら帰ってから調べてみるといいさ。あまりおすすめはしないがな
春香「そんな言い方されたら、余計に気になるじゃないですか」
>そっか。すまんすまん
春香「それより、やっぱりペンギンが可愛かったですね!」
>そうだなー。個人的には思ってたよりデカいって印象だけど
春香「皇帝ペンギンはそうですね! でもあれはあれで可愛いし、ちっちゃい子達もすーっごく可愛かったですよ!」
>だな
春香「おうちにも居ればな…………あれ、ペンギンって、ペットに出来るんでしょうか……?」
>確か出来るんじゃなかったかな
春香「そうなんですか!?」
>ああ。……というかその内、響の家族になってたりしてな
春香「ペン之介とか?」
>はは、本当にありそうだ
春香「ふふ、そうですね。今度聞いてみます」
>ま、あまりデート中に他の女の子の話をするのもあれだし、これくらいにしとこうか
春香「あ、本当に恋人みたいにしてくれるんですね……」
>だから今日は本当の恋人のつもりだって言っただろ
春香「その割には、あまり特別扱いって感じがしないんですけど……」
>まあ、そこは大人の事情とか色々だよ
春香「大人の事情、ですか。色々の部分は何なんですか?」
>うーん……まあ、どうせカットするだろうから言うけど、単なる俺の癖というか……
春香「癖?」
>そ。昔から俺は、あんまりベタベタするようなタイプじゃないんだよ
春香「なるほど」
>それに、俺みたいなオッサンが春香くらいの年頃の女の子とベタベタしてたら、捕まっちゃうyo
春香「ふふっ、今の亜美たちの真似ですか?」
>特にそういうつもりでもなかったけど。まあ、そういうことだよ
春香「わかりました」
>そういう意味じゃ、春香とはすごい自然に話せたし、本当にデートしてる気分だったよ
春香「え!?」
>本当は春香をデートしてる気分にしないといけないのにな
春香「わ、わたしも……!」
>ん?
春香「私も本当にデートしてる気分でしたよ!」
>そっか。それは良かったよ
春香「いつか……」
>何だ?
春香「ううん、何でもないです!」
>そっか、じゃあもう遅いし、そろそろ解散にするか
春香「はい、今日は本当にほんっとうに楽しかったです!」
>俺もだよ
春香「ありがとうございました」
>こっちこそ。こんなに可愛い娘とデートした気分になれて良かったよ
春香「かっ、かわ、かわ……!」
>じゃ、またなー。気をつけて帰れよ
春香「…………もう!」
(改行が多すぎますって言われるんだけど、どれくらいならいいのかね)
────────────────────────────────────────────────────────────
p「仮想デートといっても、それだけじゃはっきり言って使い古されてる。そこで、これだ!」
バンッ
p「デートpvを作るプロデューサーとアイドルって体で撮影する!」
春香「それってもしかして……」
p「というわけで、デートの相手は俺がする」
「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」
p「普段見れない制作側の様子ってことで、なかなか興味を引けるんじゃないかなって、社長とは話し合ったんだが」
p「あとまあ、これならデートの相手としたら不満がある俺が相手でも、自然に振る舞えるだろうっていう思いもある」
あずさ「あらあらぁ~」
伊織「まったくこいつは……」
p「要するに普段の仕事の時と変わらないな」
春香「全然違うと思う……」
真「それで、デデデデートって、どうするんですか!?」
p「内容は本人の希望に沿って決めるつもりだよ。その方が、みんなも楽しめるし、良い画が撮れるだろうしな。希望調査の紙を渡しておくから」
響「どんな内容でも良いのか?」
p「ああ、まあ一応ファンの人たちが見て楽しめる内容ってことにはなるがな。一応デートの費用は経費で落ちるらしいから、好きなこと言えよ」
亜美「じゃあ、グア」
真美「じゃあ、サイ」
p「と言っても! 海外とかは無理だからな!」
ぶーぶー
p「さて、一部がぶーぶー言ってるけど今日は解散な。各自、デートの内容を考えておくように」
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
→如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>おっすおっす
千早「おはようございます」
>待ったか?
千早「いえ、それほどでは」
>それほどではってことは、ちょっとは待たせちゃったか
千早「あ、いや……」
>実際、少なくとも5分は待ってたわけだしな
千早「プロデューサー?」
>あ
千早「どこかから見てたんですか?」
>……はい
千早「それなら早く声をかけてくれれば良かったじゃないですか」
>おっしゃるとおりです
千早「まったく……」
>でも、ちょっとそわそわしてる千早が新鮮で可愛くてさ。ちょっと見とれてたんだよ
千早「な……っ!」
>だから許してくれよ、な?
千早「もう本当にしょうがないですねプロデューサーはまったくもう本当に……」
>おい千早、大丈夫か?
千早「あ……くっ……」
>さてと、じゃあ行くとするか
千早「はい」
>えーと、デートのプランはっと……
千早「カラオケのフリータイムで入って、中でお昼と晩ご飯を食べます」
>…………
千早「何か?」
>いや、うん…………
千早「じゃあ、早速入りましょう。時間がもったいないです」
>……はい
改行、字数制限はローカルルールに書いてある。
この特典映像、何時間になるんだろうな。編集とかあるだろうけど。
…………
・カラオケ・
>何だろう、これ。俺はライブの撮影をしてたんだっけ……?
千早「どうしたんですか?」
>いや、うん。歌上手いなって
千早「ありがとうございます。これもプロデューサーのご指導があればこそです」
>あ、はい、どういたしまして……
千早「……やっぱり」
>うん?
千早「私みたいな女とデートしても、楽しくないですよね……」
>いや、そんなことはないって
千早「でも、プロデューサーさっきからあまり楽しそうじゃないです」
>何というか、仕事してるみたいでな
千早「これは仕事ですよ?」
>知ってますけど!
千早「…………私、ずっと歌しかやってこなかったから……普通の女の子が憧れるようなデートとかわからないんです……」
>千早……
千早「でも、歌なら自信があるんです。だからプロデューサーに少しでも聴いてもらいたいって思って」
>そっか。ありがとな
千早「ふぁ……」ナデラレナデラレ
…………
>さて、千早のソロコンサートで唯一の観客を楽しむのも良いけど、これはデートだからな。俺も何か歌おうか
千早「プロデューサーがちゃんと歌うのって聴いたことないですね」
>そうだっけ?
千早「はい。それが聴きたかったのもあって誘ったんです」
>別に大したことないぞ
千早「指導してくれる時にちょっと聴くだけですけど、きっと上手いんだろうなって思ってました」
>おいおい、ハードル上げるなって
千早「期待してますね」
>はあ……こうなったら仕方ない、十八番を歌っちゃうぞ!
千早「…………」
>何で若干引いてるんですか
千早「いや、何か急にテンション上げられたので……」
>歌う時ってテンション上がるでしょ! というか上げないととても人前でなんて歌えない!
千早「そうですね」
>というわけで……俺の歌を聴けぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
>>22 thx 時間に関しては読んでて補完が出来る感じで書こうと思うます
…………
千早「晩ご飯は何にしますか?」
>……千早
千早「何ですか?」
>そろそろ出ようか
千早「え、まだ時間ありますよ?」
>わかってるから! 今度好きなだけ歌わせてあげるから! ね、お願い!
千早「まあ、プロデューサーがそう言うなら……でも、ここのご飯、結構おいしいですよ?」
>おじさんがもっと美味しいもの食べさせてあげるから!
千早「わかりました」
>うぅ……ちーちゃん、不憫な子……
千早「ちーちゃん……」
>あ、冗談だぞ。怒るなよ?
千早「いえ……あの」
>どうした?
千早「きょ、今日は、デートなんですよね?」
>ああ、そうだな
千早「じゃあ、恋人みたいにした方が良いですよね?」
>あれ、企画の意図が伝わってなかったのかな……
千早「わかってます! ちゃんとわかってますから泣かないでください!」
>……それで?
千早「はい。あの、恋人なら、あだ名とかで呼んだ方が良いかな……とか」
>何、ちーちゃんって気に入った?
千早「ち、ちがっ」
>ちーちゃんは本当に可愛いなあ
千早「ふぁ……」ナデラレナデラレ
>でも、そうすると俺もあだ名で呼ばれるのか?
千早「…………ぴーちゃん」
>え?
千早「ぴーちゃん、ご飯連れてってくれるんでしょ?」
>連れてくよおおおおお!!!
千早「ひっ」
>本気で引くのやめてくださいしんでしまいます
千早「すみません」
>じゃあ、とりあえず出ようか。ちーちゃん
千早「はい。ぴーちゃん♪」
…………
・レストラン・
>どうよここ?
千早「良いですね。料理も美味しいし、夜景も綺麗です」
>だろ?
千早「…………彼女とか、連れて来たんですか?」
>まさか。ちーちゃんのために色々と調べてたんだyo
千早「人前で言われると、思ったより恥ずかしいですね、ちーちゃんて……」
>言ってる方が恥ずかしいです……
千早「ぴーちゃん…………」
>……………………千早、自爆するなよ
千早「くっ…………」
>ま、流石にカラオケの風景だけで終了じゃあ、デートしてる気分にならないだろうしな
千早「すみません」
>いや、良いんだよ。それに俺も千早とここに来たかっただけだから
千早「……ありがとうございます」
>はい、どういたしまして
千早「あの、本当にありがとうございます」
>良いって
千早「私、本当にこういうことは何もわからないんです」
>…………
千早「でも、こうしてプロデューサーとデートしてみて、すごく楽しかったです」
>そっか
千早「はい。ちょっとだけ、歌の中の女の子たちの気持ちがわかったかもしれません」
>……千早は今、どういう気持ちだ?
千早「甘くて、幸せで、ちょっと苦くて、不安で、でもやっぱり……楽しいです。こんな気持ちを今まで知らなかったのがもったいないです」
>これから、色んなことを知っていけば良いさ
千早「そうですね」
>よし。じゃあ今日はもう遅いし、解散にしようか
千早「はい。…………あ、あの!」
>うん?
千早「最後に、お願いがあるんですけど、良いですか?」
>おお、何でも言えよ
千早「じゃあ…………『頑張ったね』って言って、頭をなでてください」
>わかった
千早「…………」
>なでなで
千早「ふふっ」
>くくっ、ダメだったか?
千早「うーん、全然ダメですね」
>あれ、おかしいなあ……
千早「ダメダメなプロデューサーは、これからも修行してください」
>精進します
千早「しょうがないから、練習には付き合いますよ」
>アリガタイナー
千早「じゃあ、また」
>うん。気をつけて帰れよ
千早「はい。それじゃあ、失礼します」
────────────────────────────────────────────────────────────
春香「デートの内容、考えた?」
千早「私が行きたい場所、にしたわ」
春香「そっか。私もそうなんだけど、ちょっと不安なんだよね」
千早「そんなこと言っても、私ほどではないと思うわ。ほらこれ」
春香「どれどれ……あ、あはは、千早ちゃん、カラオケ気に入ったんだね」
千早「本当はもっと、女の子らしいのも考えてみたけど、やっぱり何か違う気がして……」
春香「私のも、すごく平凡な感じになっちゃった」
千早「そうかしら。春香らしい気もするけど」
春香「ありがとう」
千早「まあ、変に背伸びしても、良い結果は出ないものよ」
春香「そう思うしかないね」
千早「どんなに頑張っても、これが私よ」
春香「とにかく、楽しもうね!」
千早「ええ」
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
→萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
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………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
・駅前・
>すまん、電車が遅延した……待ったか?
雪歩「全然待ってないです」
>そっか。じゃあ行こうか
雪歩「はい」
…………
・繁華街・
>この辺、俺は初めて来たけど、雪歩は詳しいのか?
雪歩「いえ、私も何回か来ただけですぅ」
>そっか。どうしてここに?
雪歩「もう少し行くとですね……あ、見えてきました」
>……公園?
雪歩「はい。大きい公園で、自然も多くて気持ちいいんですぅ」
>ほうほう。そこで大きいカバンに入っている美味しいお弁当を食べるんだな?
雪歩「はう。あの、そんなに期待しないでください……」
>いやいや、期待せざるを得ないなこれは
雪歩「あう……」
>はは、すまんすまん
…………
>ん~、美味かったよ。ごちそうさま
雪歩「お粗末さまです」
>さて、予定ではしばらくのんびりするって書いてあるけど。どうしようか?
雪歩「あ……あの……」
>うん?
雪歩「えっと……ざ……く……」
>え、ザク?
雪歩「膝枕!」
>おおう
雪歩「あ、すみません」
>それで、膝枕がどうしたって?
雪歩「あの、プロデューサーいつも忙しそうですから、休んでもらいたくて……その、膝枕するので、ゆっきゅり休んでください」
>(噛んだ)
雪歩「はうう。やっぱり、ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私の膝枕なんかいやですよね……」
>いやいや嬉しいよ。ただ、雪歩は一回辞書で貧相と貧乳とちんちくりんの意味を調べてきなさい。千早が聞いたら落ち込むぞ
雪歩「あわわ……」
>ともあれ、そういうことならありがたくしてもらおうかな
雪歩「はい、どうぞ」
>よいしょっと
雪歩「どうですか?」
>ああ、この恋人でもなきゃ見れない角度……良いなあ
雪歩「そうですか?」ナデナデ
>おおう……膝枕でなでなでとは……男心をわかってらっしゃる
雪歩「そういうものなんですか?」
>知らずにやるとは、雪歩……恐ろしい子っ!
雪歩「あわわ、その顔ちょっと怖いですぅ」
>はは、すまんすまん。しかし、気持ちいいなあ……
雪歩「今日はお天気も良くなって、風が気持ち良いですぅ」
>だな。初夏、緑に囲まれ、可愛い女の子に膝枕……これがリア充か……
雪歩「??」
>いや、何でもないです
雪歩「プロデューサー、寝ちゃっても良いんですよ?」
>そういうわけにはいかないだろう。これは一応仕事だぞ
雪歩「でも、私はデートで疲れてほしくないんです。だから……」
>そっか。ありがとうな、雪歩
雪歩「いえ」
>じゃあ、ちょっとだけ……
…………
雪歩「寝ちゃいましたか……?」
>……
雪歩「プロデューサーの髪って、結構さらさらなんですね」
雪歩「肌も綺麗だし」
>うぅん……
雪歩「あ……」
>……
雪歩「……ふぅ。あんまり触ったら起こしちゃうかな」
雪歩「こうして見ると、子どもみたいで可愛いかも……」
雪歩「いつか、私も……」
…………
>……雪歩、雪歩ー
雪歩「うーん……」
>起きろー
雪歩「あ、はい……私も寝ちゃいました」
>可愛い寝顔を頂きました
雪歩「あわわ……」
>それはそうとして、結構寝ちゃったな
雪歩「そうですね」
>どうするんだっけ?
雪歩「うーん。一応その辺を散歩する予定でしたけど……」
>じゃあ、行こうか
雪歩「でも……」
>もう、雪歩の膝枕で寝たら体力回復しまくりだから
雪歩「そうですか?」
>うん。このまま帰っても眠れそうにないくらいだ。美味い飯を食って気持よく寝て……ちょっとは運動しないとな
雪歩「わかりました」
>よし、じゃあコースとかは任せて平気か?
雪歩「はい」
…………
・河原沿い・
>この辺は、何で来たんだ?
雪歩「あ、家族とお弟子さんたちと、お花見に」
>なるほどな
雪歩「でも、最初に来た時は私、迷子になっちゃって」
>ええ?
雪歩「公園をウロウロしてたら大きな犬がいて……それから逃げてる内に……」
>ああ、なるほど……
雪歩「それで、気づいたらこの辺りにいて」
>すぐに見つけて貰えたのか?
雪歩「いえ、お昼ご飯を食べた後に迷子になって、ちょうどこれくらいの夕方くらいまでずっと一人ぼっちでした」
>そうか
雪歩「でも、ここら辺でうずくまっていたら、お父さんが息を切らせてやってきて、お父さんのそんな姿、物心ついてから初めて見たと思います」
>怒られたか?
雪歩「いいえ、その時は心配かけさせるなって抱きしめられて」
>良いお父さんだな
雪歩「家に帰ってからたっぷりお説教されちゃいましたけどね。でも、それがあったから、厳しいけど、私を思ってくれてるんだなって、そう思えるようになりました」
>そっか
雪歩「もし、プロデューサーなら。私が迷子になっても、見つけてくれますか?」
>うーん、どうだろうな
雪歩「あわわ……私、何言ってるんだろう私なんて……」
>俺なら、迷子にならないように、手を繋いでおくかな
雪歩「え、あ……」
>俺はまだ雪歩と出会ってあんまり経ってないし、お父さんみたいに見つけられるかはわからない
雪歩「はい」
>でも、こうしておけば、平気だろ?
雪歩「……はい」
>じゃ、駅まで送るよ
雪歩「はい、ありがとうございます」
>こちらこそ、楽しかったよ
雪歩「私もです」
────────────────────────────────────────────────────────────
真「雪歩」
雪歩「真ちゃん」
真「どうする?」
雪歩「どうするって、あれのことかな?」
真「うん」
雪歩「私は、こんな感じかな……」
真「何か、雪歩らしいね」
雪歩「真ちゃんは?」
真「一応決めたよ、でも……やっぱり柄じゃないかなって」
雪歩「ううん、良いと思うよこれ」
真「そうかな?」
雪歩「うん。かっこいい真ちゃんも好きだけど、可愛い真ちゃんも見たいから」
真「えへへ、ありがとう雪歩」
全国のお前ら「『プロデューサーの好感度高すぎワロタwwwwwワロタ……』と」
1 名前:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします 2012/07/23(月) 00:32:50.37 id:ajgjsnpv0
なんだよこれ……
2 名前:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします :2012/07/23(月) 00:40:25.51 id:uc09knl40
765厨ざまあwwwwwww
16 名前:以下、名無しにかわりましてvipがお送りします :2012/07/23(月) 00:47:51.06 id:xtfg7eo+0
このどこまでが本当なのか分からない感がいいんだろjk
ここで書き込みは途絶えている……どうやら書き溜めがなくなったらしい。
即興で書けという場合はアイドル名+デート内容(断片的にでも良いので)を書き込んでください。
もう終わっていいよという場合はエンディングを書きます。
とりあえず、終わらせておきます。
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
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秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
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四条 貴音(しじょう たかね)
→音無小鳥(おとなしことり)←new!!
小鳥「プロデューサーさん!」
p「わ、小鳥さん。どうしました?」
小鳥「デモ版見ましたよ、みんな可愛いですね~!」
p「ええ、良い出来なんじゃないかと思います」
小鳥「みんな良い意味でらしさが出てて、それでいて新たな一面も見れたりして」
p「ですね。色々と驚かされることも多かったです」
小鳥「くぅ~、何かこう、ああいう甘酸っぱいの見ると……」
p「見ると?」
小鳥「ついにやけてしまう気持ちと……どこか虚しい気持ちが……」
p「虚しい?」
小鳥「はぁ……私もあんな風にデートしてみたいな、って感じです」
p「なるほど行きましょう」
小鳥「プロデューサーさんは良いですよねあのデートを特等席で…………え?」
p「デートですよ、デート!」
小鳥「え…………っと、誰が?」
p「ユー」
小鳥「誰と?」
p「ミー」
小鳥「ホワイ?」
p「ビコーズアイラブユー」
小鳥「リアリー?」
p「イッツジョーク、haha」
小鳥「ahaha!」
p「ahaha!」
小鳥「はぁ…………」
p「あ、冗談ですよ?」
小鳥「わかってますよ……。でも、ちょっとだけ期待しちゃった自分が憎い……」
p「わかってないじゃないですか」
小鳥「何がですか?」
p「俺と小鳥さんがデートに行くのは本当ですよ?」
小鳥「???」
p「そんなきょとんとした顔しないでくださいよ」
小鳥「…………」
p「そんな生ゴミを見るような目で見ないでくださいよ。興奮します」
小鳥「え」
p「え?」
小鳥「なにそれこわい」
p「気のせい気のせい。さ、行きましょうか」
小鳥「え、これからですか!?」
p「そうですよ?」
小鳥「私、お洋服もお化粧も何も準備して来てないですよ!」
p「良いじゃないですか。大して変わらないですよ」
小鳥「ガーン…………そりゃ、私なんかがおめかししたところでアイドルのみんなみたいに可愛くはならないですけどね……」
p「そうじゃなくて。小鳥さんはいつも可愛いから特別なことをしなくても平気でしょう?」
小鳥「へぅ!?」
p「とにかくもう行きましょう。予約の時間も近いですし」
小鳥「はい……」
……
・レストラン・
p「じゃあ、二人の初デートに」
小鳥「は、はい」
p「乾杯」
小鳥「乾杯」
p「……ふぅ」
小鳥「……あ、これ美味しい」
p「でしょう? ここのリストランテは良いワイン出すんですよ」
小鳥「こういうところ、良く来るんですか?」
p「えぇ、いつもは一人ですけどね」
小鳥「お一人で?」
p「ここ、まだ誰も連れてきたことないんです。小鳥さんが初めてですよ」
小鳥「……」
p「気に入ってもらえました?」
小鳥「えぇ、今度、自分でも来てみようかなって……」
p「その時は誘ってくださいね」
小鳥「……」
コク
小鳥「……はい」
p「良かった」
……
・外・
小鳥「あー……結構酔っちゃったかもです……」
p「飯もお酒も美味しいですからね」
小鳥「それに雰囲気も良くて、ついつい飲んじゃいますね」
p「ですね」
小鳥「あの……」
p「はい」
小鳥「……どうして、今日はこんなに良くしてくれるんですか?」
p「どうしてだと思います?」
小鳥「…………」
p「綺麗な女の人を食事に誘う理由って、そんなにありますかね?」
小鳥「…………ずるい」
p「え?」
小鳥「プロデューサーさん、普段はふざけてばっかりなのにこういう時だけ……」
p「……俺も、緊張してるんですよ」
小鳥「…………」
p「…………今日はもう遅いですし、送りますよ」
小鳥「送り狼、ですか」
p「家の前までですよ」
小鳥「プロデューサーさんの家と、逆方向ですよ」
p「それでも送ります」
小鳥「帰りの電車、ないですよ」
p「適当に漫喫かビジホでも」
小鳥「…………」
p「…………」
小鳥「ちょうど」
p「はい?」
小鳥「最近、綺麗にしたばっかりなんですよ」
p「何がです?」
小鳥「私の部屋、です。だから、今なら別に見られても恥ずかしくない……かもしれません」
p「…………お邪魔します」
小鳥「はい」
p「…………手は出しませんよ」
小鳥「…………はい」
……
・小鳥宅・
p「おはようございます」
小鳥「おはようございます」
p「…………」
小鳥「…………」
p「あー」
小鳥「…………うそつき」
p「すみません」
小鳥「手、出したじゃないですか」
p「すみません」
小鳥「謝ってほしいんじゃないです」
p「すみま……はい」
小鳥「責任取ってくれますか」
p「はい」
小鳥「どうするつもりですか」
p「こうするつもりです」
小鳥「……え、これって」
p「3ヶ月分です」
小鳥「……」
p「どうですか?」
小鳥「……綺麗、です」
p「それだけ?」
小鳥「嬉しい、です」
p「絶対幸せにします」
小鳥「もう、幸せです」
p「なら、もっと幸せにします」
小鳥「きっとまた、うそつきです」
p「うそじゃないです」
小鳥「だって」
小鳥「そんなの絶対、もっともっともーっと幸せに決まってるじゃないですか」
p「この表情は俺の心の中だけの特典にしときます」
小鳥「……ばか」
fin
構想はあるんだけどなあ。
実際に書いてみると難しいもんだ。
というわけで寝るよ、見てくれた人ありがとう。
おや、スレの様子が……bbbbbb
そう言ってもらえると嬉しいです。
でも書くとしても夕方以降になります。
それで良ければがんばります。
戻りました。
美希 伊織 やよいをこれから書いて出来次第書き込んでいきます。
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
→星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
・公園入り口・
>おっす、美希
美希「あ、おはようございますなの。プロデューサー」
>さて、今日のデートプランはっと
美希「この公園でぶらぶらするの!」
>なるほどな。てっきり俺は買い物だの何だのに付き合わされるかと思ったけどな
美希「それでも良いけど、これってファンのみんなのための企画でしょ?」
>そうだな
美希「だったら、普段見せない部分を見せた方が良いかなって思ったの」
>おー。しかし、美希もまだ中学生なんだからもっとやりたいことを言って良いんだぞ?
美希「んー」
>それに、美希が楽しんでなかったら、デートにならないだろ?
美希「ミキ、プロデューサーと一緒だったらどこにいても楽しいの」
>さいで
美希「それに、ミキは中学生だけど、アイドルなの」
>ふむ
美希「だったら、やっぱりお仕事はちゃんとやらないとダメだと思うな」
>美希……
美希「それにお仕事って言っても、ちゃんと自分も楽しめるよ。だってアイドルってお仕事を選んだのはミキだもん」
>立派になって……もう俺が言えることは何もないよ…… スタスタ
美希「待ってよ! どこ行くの!?」
>冗談冗談
美希「もう、ミキがちゃんとお仕事してるのにh、プロデューサーがそれじゃあ困るの」
>スマンスマン。ところで美希
美希「ん?」
>俺たち、恋人って設定じゃん?
美希「うん。そうなの」
>なら、呼び方とかも決めた方が良いかもな?
美希「うん……? あっ!」
>どうしようか?
美希「それ、すっごく良いと思うな!」
>じゃあ、俺はなんて呼ぼうか……
美希「ミキはミキで良いの。でもプロデューサーの事はハニーって呼ぶねっ♪」
>ハズカシイナー
美希「ふふっ、今日はよろしくね、ハニー」
>はいはい
…………
・公園内・
美希「ここにはね~、ミキの先生がいるの」
>先生?
美希「そう、ミキ、先生の生き方に憧れてるんだ」
>(公園にいる先生……まさかとは思うが……ホームレスのおじさんとかか……?)
美希「ハニー?」
>ホームレス中学生……これは流行るかもわからんね
美希「ミキ、それ見たことあるの」
>な、なんだってー(aa略)
美希「それよりほら、カモ先生いたよ!」
>ん、どこだ?
美希「ほらあそこ」ユビサシ
>お……?
美希「あそこでぷかぷかしてるのがカモ先生だよ!」
>なんだ、先生ってカモか
美希「そうだよ。なんだと思ったの?」
>いや、まあ良いよ。うん
美希「そう」
>で、どうしてカモが先生なんだ?
美希「ミキ、カモ先生みたいにのんぴりぷかぷか生きていたいなって」
>なるほどな。それで仕事中以外はずっとぐーすか寝てるのか
美希「それは勝手に眠くなっちゃうだけなの」
>どんだけ寝るんだってくらい寝てますよね?
美希「気のせいなの」
>あ、はい……。まったく、眠り姫はお前が歌った方が似合うかもしれないな
美希「あ、千早さんの歌なの」
>まあ、その眠り姫はずいぶんのんびりしそうだけどな
美希「良いことなの」
>原曲クラッシャーってレベルじゃねーぞ
美希「のんびりまったりでも、前に進んでいくって感じは似てるかもしれないの
>悲壮感どこいった
美希「あはっ、迷子なの」
>まったく……あれ?
美希「どうしたの?」
>カモ先生がこっちに来てる
美希「あ、ホントだ」
>餌とかやるか
美希「ミキ、そう思ってパン持ってきたの」
>本当に今日はどうしたんですか星井さん
美希「ほら、おにぎりパンといちごババロアパンとキャラメルマキアートパン」
>通常運行でしたね
美希「どうしたの?」
>普通、食パンとかじゃないんですかね?
美希「うーん、ミキ、このパン好きだよ?」
>そうですか……
>そうですか……
美希「ほら先生、ご飯だよー」
>というか、カモにあげるということを気にしないにしてもおにぎりパンってなんだよ
美希「うん?」
>いちごババロアとキャラメルマキアートはまだ菓子パンとしてありかもしれないけどおにぎりパンって……はっ、ゴぱんか!
美希「でも、ミキご飯もパンも食べるし、おかしくないって思うな」
>あー、まあ、そうかな?
美希「じゃあ、カモ先生のご飯も終わったし、ミキたちもお昼にしよ?」
>おお、そうだな
…………
美希「はい、あーん」
>うん。うまい
美希「あはっ、嬉しいの!」
>まさか美希の手料理が食べられるとはな
美希「ハニーも嬉しい?」
>ああ、嬉しいよ。何より意外性があっていいな
美希「もう、そんなのってないの」
>あはは、嘘だよ
美希「朝、がんばって作ったの」
>そうかそうか。ありがとうな
美希「うん。帰ったらお姉ちゃんにもお礼言っておくの」
>お姉さんと一緒に作ったのか
美希「うん。起きたらパパとママはもうお仕事行ってたの」
>だからまだちょっと温いんですねわかります
美希「あったかくておいしいの」
>そうだな。そういえば美希
美希「ん?」
>さっき、カモ先生みたいな生き方がしたいって言ってたよな
美希「うん。のんびりぷかぷかなの」
>でもな「優雅に泳ぐ白鳥も水面下では激しく足を動かしている」って言葉があるんだ
美希「うん?? カモ先生は白鳥じゃなくてカモだよ?」
>でも同じ水鳥だろ? どっちにしろ、ぷかぷかするためにはそれなりに頑張らないといけないってことだ
美希「ふうん」
>(まあそれは創作上の話で実際にはそれほど激しく足を動かしている訳ではないらしいが、これは言わないでおこう)
美希「わかった。じゃあミキも頑張って楽ちんに生きていけるようになるね!」
>お、おう……?
美希「おー、なの!」
────────────────────────────────────────────────────────────
p「はい、終わりっと」
美希「おつかれさまなの!」
p「いやあ、今日の美希は俺にとっても新鮮だったよ」
美希「あはっミキのこと惚れなおした?」
p「ああ、変にベタベタすることもなくて……いつもこうだと良いんだけどな」
美希「聞こえないの」ギュッ
p「おいおい、言ってるそばから……」
美希「撮影中は我慢してたからその分ハニー分を補給するの」ギュウ
p「ハニー分って……はちみつでも舐めとけば?」
美希「ミキ、プーさんじゃないの」
p「おまっ……良かったよ撮影中にそれ言わなくて……」
美希「うん?」
p「いや、何でもないよ」
美希「そっか。じゃあハニー」
p「なんだ?」
美希「遊びに行くの!」
p「え」
美希「お仕事では行かなかったけどやっぱりハニーとデートするならもっと色々と行きたいの!」
p「うーん。まあ、良いか。今日は頑張ってたしな」
美希「やったーなの!」
p「でも、デートではないからな」
美希「えー」
p「文句があるなら解散しようか」
美希「良いの! 全然良いから早く行くの!」
p「はいはい」
────────────────────────────────────────────────────────────
はい、ミキミキは難しいです。
次はやよい編書いてきます。
途中に挟む形になるけど言わせてもらう。
律子と真もお願いします(迫真
>>78 デートの内容をキーワードだけでも良いから書いてくれると嬉しいなーって
あと支援とか色々thxです。励みになります
もうちょっとしたら続きを書き込んでいけそうです
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・遊園地・
やよい「プロデューサー、改めて今日はよろしくお願いします」
>おう、よろしく。じゃあ早速アトラクションに行くか~
やよい「はい!」
>やよいは、絶叫系とか平気か?
やよい「私、あんまり遊園地とか来たことがないのでよくわかりません……」
>そっか。じゃあまあ色々乗ってみるか
やよい「はい!」
>というわけで、まずはあのでっかいの行くか
やよい「あの塔みたいなやつですか?」
>うん
やよい「うっう~楽しみです!」
…………
・フリーフォール・
>この、段々と上がっていく間が一番怖い気もするな……やよい?
やよい「ぅっぅ~……」
>ほら、やよい
やよい「え?」
>はい、
やよい「たーっち!」パシッ
>怖かったらあんまり下を見ないようにな
やよい「はい、じゃあプロデューサーのこと見てます」
>よせやい照れるぜ
やよい「ふふっ」
>お、止まったな
やよい「はい。これがこれから落ちるnゃあああああああああああああ」
>舌噛むから口閉じtぅひょおおおおおおおおおおお
…………
やよい「」
>
やよい「これは、ダメです」
>ダメですか
やよい「はい」
>はい
やよい「でも」
>うん?
やよい「プロデューサーと一緒だったら大丈夫かもしれないです」
>まあ、遊園地のアトラクションはみんな一人で乗っても面白く無いよな
やよい「そういうことじゃ……」
>さて、次行くぞ~
やよい「プロデューサーのばか……」ボソッ
・ジェットコースター・
>一番前に乗せられちゃったな
やよい「はい」
>やっぱり、芸能人だからかな
やよい「うっう~、嬉しいようなそうでもないような……」
>まあ、ここのジェットコースターはそんなに怖い感じじゃないらしいから
やよい「そうなんですか?」
>うん。まあファミリー向けだし、どれもそれほどではないっtぅおおおおおおおおお
やよい「ふにゃあああああああああああ」
…………
やよい「」
>
やよい「これは、ダメです」
>ダメですか
やよい「はい」
>はい
やよい「でも」
>うん?
やよい「プロデューサーと一緒だったら大丈夫かもしれないです」
>ここでテンドンとは……やよい、恐ろしい子っ!
やよい「うっう~」
>さて、次はどうするかな~
…………
・コーヒーカップ・
やよい「これはダメじゃないです!」
>ふふ、それはどうかな
やよい「え?」
>オラオラオラオラオラオラオラ!
やよい「ひゃあああああああ!!」
>オラオラオラオry
やよい「ぷ、プロデューサー!」
>なんだね高槻くん
やよい「目が回りますううううう」
>ふはははは、コーヒーカップを甘く見るからそういう目にあうのだああああああ
…………
>酔った…………
やよい「大丈夫ですか、プロデューサー?」
>もうダメかもわからんね……
やよい「あわわ……」
>やよい、俺に構わず先に行け……っ!
やよい「はい!」タタタッ
>あ、あれ……本当に行っちゃったよあの娘……
やよい「」タタタッ
>あ、戻ってきた
やよい「って、それじゃあデートにならないじゃないですか」パシッ
>おおう、やよいのノリツッコミとは……ぃぃゎ……ゃょぃぃぃゎ……
やよい「それより、あっちにあったメリーゴーランドに乗りたいです!」
>やよい
やよい「はい?」
>メリー・ゴー・ラウンド、な
やよい「メリー、ゴー、ランド?」
>ラ・ウ・ン・ド
やよい「そうなんですか?」
>うん。ラウンドって回るとかって意味だから
やよい「そうですかぁー。私はてっきりおとぎの国みたいな意味でランドだと思ってましたぁ~」
>やよいは可愛いなあ!
やよい「うっう~!」ナデラレナデラレ
>さて、行くか~
やよい「はーい!」
…………
・メリーゴーラウンド・
>どれに乗ろうか?
やよい「私、あの馬車が良いですぅ~」
>そうかそうか。……やよい姫、お手を拝借
やよい「え?」
>さ、どうぞ
やよい「う、うっう~……ありがとうございます……」カァ
>と言いつつ同乗するんだから俺もやんごとなき身分だよな
やよい「プロデューサー王子?」
>うーん……なんか、ハンカチとかハニカミとかそういう語感の良さがないな……
やよい「うっうー?」
>お、動き出したな
やよい「もう」
>え?
やよい「もう、お姫様みたいにはしてくれないんですか?」
>……ふふっ
やよい「あー、なんで笑うんですかぁ」
>ごめんごめん。では、姫様左手をご覧ください
やよい「え?」
>そちらは右手です
やよい「え?」キョトン
>あー、うん……
やよい「え? えーと……?」
>ごめんなさい……ナンデモナイデス……
やよい「それは、バスガイドさんかなーって」
>もうやめて、プロデューサーのライフはゼロよ!
やよい「あ、もう終わっちゃうみたい」
>お、止まりそう
やよい「楽しかったです!」
>それは良かった。俺も初めてメリーゴーラウンドが楽しいと思えたかもしれん
やよい「そうなんですか?」
>ああ、男の子は基本的にメリーゴーラウンドとか乗らないからな
やよい「へぇ~」
>さて、お足元にお気をつけください、やよい姫 スッ
やよい「……はい」ギュ
…………
・観覧車・
>ここの観覧車は結構でかいなあ
やよい「すっごくおっきいですぅ~」
>やよい、今のもう一回言ってくれないか……
やよい「へ?」
>いや、ナンデモナイデス……これは伊織が居ないと成立しないボケだったな……
やよい「そういえば、伊織ちゃんのことなんですけど」
>うん?
やよい「ちゃんと伊織ちゃんともデートしてあげてくださいね」
>…………
やよい「伊織ちゃん、ほんとはとってもとーっても楽しみにしてたから……」
>そうなんだ?
やよい「はい、最初にどこに行くかって相談をしてた時もにこにこしながら話してましたから」
>そうかそうか
やよい「でも、私が長介たちも連れて来たいって言ったから……」ウルッ
>大丈夫だよ、やよい
やよい「ふぇ……」ナデラレナデラレ
>弟たちのためを思ったやよいの優しさも、やよいを思った伊織の優しさも、どっちもちゃんと大切にするからな
やよい「ありがとう、ございます……」グスン
>だから泣くな。精一杯楽しまなきゃ、伊織の優しさも無駄になっちゃうぞ
やよい「はい……そうですね」ニコッ
>よし、そろそろ飯にするか
やよい「はい!」
>あれ、あそこにいるのって
やよい「あ、伊織ちゃん!」
────────────────────────────────────────────────────────────
伊織「だから、私の分の予算を使っても良いから、やよいの弟たちも遊園地に連れて行ってあげてほしいの」
やよい「伊織ちゃん……」
p「…………わかったよ。じゃあ、当日は伊織も一緒に来て、弟たちの相手してくれるか?」
伊織「もちろん良いわよ」
やよい「そんなの、ダメだよ!」
伊織「良いのよやよい。どうせ私はこいつとデートなんかしたくなかったし」
やよい「でもこの前h」
伊織「とにかく! そういうことで頼むわよ!」スタスタ
やよい「うぅ~」
p「…………」
────────────────────────────────────────────────────────────
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天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
→高槻 やよい(たかつき やよい)
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→水瀬 伊織(みなせ いおり)←!
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・観覧車前・
>よう伊織
伊織「あら、あんたたち、もう観覧車に乗ってきたの?」
やよい「うん、すっごく綺麗な景色だったよ」
伊織「普通、観覧車って言ったら最後でしょうが。プロデューサー、ちゃんとやよいを楽しませなさいよ」
やよい「私はとっても楽しいよ!」
伊織「まあ良いわ。私たちはこれからお昼ご飯に行くから、出る時に連絡してちょうだい」
>伊織
伊織「何よ?」
>選手交代だ
伊織「はあ?」
>これからは、伊織とのデートだから
伊織「それじゃあやよいはどうするのよ!」
やよい「私は弟たちと回るから大丈夫だよ。せっかくみんなで来れたのに全然家族で居れてないし」
>ま、そういうことだ
伊織「だ、大体、予算はどうするのよ。私の分は長介たちのチケットを買ったりしてなくなって……」
>いつからやよいの分だけじゃ長介たちを連れて来れないと錯覚していた?
伊織「なん……だと……?」
>水瀬さんノリノリっすね
伊織「っ……」カァ
>まあとにかくそういうことだから。とりあえず、飯はみんなで食うか
伊織「……はあ、わかったわよ」
…………
>さて、伊織たちは午前中どれに乗った?
伊織「これとか、これに何回も乗ったわ……」
>何回も?
伊織「あの子たち、元気すぎよ……」
>はは、それに付き合える伊織もまだまだ元気だろ
伊織「まあ、私だってアイドルなんだから、鍛えてるわけだしね。どっかの誰かさんみたいに弛んでないわ」
>ダレノコトダロナー
伊織「あんたよ!」
…………
・フリーフォール・
>この、段々と上がっていく間が一番怖い気もするな
伊織「そう? 私は結構ワクワクするわよ」
>伊織は絶叫系平気なのか?
伊織「そうね。あまり怖くはないわ」
>ほうほう
伊織「だって、安全じゃなきゃそもそも営業出来ないでしょう?」
>……まあ、そうですけどね
伊織「それに、普段乗ってる車や飛行機だって事故を起こさないとは限らないわけだし、そう考えたら怖がる方がおかしいわ」
>デコちゃんは夢がないの
伊織「デコちゃんゆーな! それとその美希の真似はキモいわよ」
>キモいって…………キモチいいってこと?
伊織「キ・モ・チ・ワ・ル・イ!」
>ありがとうございます! あ
伊織「どうしたのよ黙り込んでゃあああああああああああああ」
伊織「」
>あれー、怖くないんじゃなかったっけぇ~?
伊織「あれは突然だったからちょっとびっくりしただけよ!」
>でゃああああああああああああ
伊織「コ、コイツ……」ワナワナ
>ねえ今どんな気持ち?
伊織「ふんっ!」ゴスッ
>うっ…………
伊織「ふんっ!」ゴスッ
>カメラに映らないところで足踏むのやめてもらえませんかね……
伊織「あら、なんのことかしら?」ツーン
>うう……
伊織「さ、次行くわよ」
>はい……
…………
・ジェットコースター・
伊織「ふう。やっぱりそんなに怖くはないわね」
>いおりんの絶叫が聞けなかった……このジェットコースターに謝罪と賠償を要求する!
伊織「やめなさい、恥ずかしい」
>はい
伊織「そういえば、アンタは午前中どのアトラクションに乗ったわけ?」
>えーと。フリーフォール、ジェットコースター、コーヒーカップ、メリーゴーラウンド、観覧車、だな。
伊織「ああ、ちょうど私が乗ってないのに乗ってたわけね」
>ま、入り口で伊織たちと分かれて反対回りにスタートしたんだからそうなるよな
伊織「でも、それじゃあアンタは全部乗ったやつになるじゃない」
>別にそれで良いよ。デートなんだから、女の子を楽しませないとな
伊織「っ……」カァ
>さて、次の行くか
…………
・コーヒーカップ・
伊織「大丈夫?」
>あぁ……俺に構わず……先に……
伊織「調子に乗って回すからよ」
>流石アイドル、鍛えてるだけあって驚きはしても酔いはしないのね
伊織「……もしかして、やよいの時もやったわけ」
>b
伊織「ふんっ」グキッ
>ありがとうございます!
伊織「元気になったみたいだし次はメリーゴーラウンド行きましょう」
>はい
…………
・メリーゴーラウンド・
伊織「なによそれ?」
>何って、お姫様をエスコートする、的な?
伊織「なってないわね」
>伊織「所詮は庶民の猿真似ね」
伊織「ちょっと、勝手なフキダシつけるのやめなさいよ!」
>ふーせんさひひ
伊織「まったく」
>では、お手をどうぞ、伊織姫?
伊織「はいはい」ギュ
>ちゃんと握ってはくれるのね
伊織「う、うるさいわね!」
…………
・観覧車・
>そろそろ閉園時間みたいだな
伊織「そうね」
>どうだった?
伊織「……まあまあね」
>楽しんでもらえたようで何より
伊織「そ、そんなこと……!」
>それにずいぶん楽しみにしててもらったみたいだし?
伊織「何を……あ、やよいから何か聞いたのね?」
>まあな
伊織「忘れなさい忘れなさい」バシバシ
>いてて、やめろって
伊織「もう……」
>何だかんだ楽しんじゃういおりんまじデコちゃん
伊織「デコちゃんゆーな! ……それに」
>なんだ?
伊織「…………恋人とデートしてるのに楽しくないわけないじゃない」
>いおりんまじ天使
伊織「でも、アンタは同じアトラクションに2回も乗って楽しめてなかったでしょう」
>いやそんなことh
伊織「だから! 特別にこの伊織ちゃんがご褒美をあげるわ!」
>え?
伊織「ちょっとそれどけなさい」
>おいカメラを……って伊織近いちか
伊織「……」ジィーッ
伊織「……」スッ
>
伊織「キスでもしてもらえると思った? にひひっ♪」
>
伊織「ちょっと、いつまで呆けてるのよ」
>…………ャン
伊織「なに?」
>デコチャンマジデコチャンデコチャンマジデコチャンデコチャンマジデコチャン! ペシペシペシペシペシペシ!
伊織「ちょっ、デコを叩くな! というかデコちゃんゆーな!」
>でっこでこり~ん♪
伊織「むきーっ」
────────────────────────────────────────────────────────────
p「二人ともおつかれ」
伊織「はいはい、おつかれさま!」
やよい「おつかれさまですぅ~。今日は弟たちまでありがとうございました!」
p「礼は伊織に言うんだな……」フッ
伊織「むしろアンタは私に謝罪と賠償をしなさいよ……」
p「~♪」
伊織「口笛吹けてないわよ」
やよい「伊織ちゃんも楽しかったんだね! 良かったぁ!」
伊織「まあ、そうね。楽しかったわよ」
p「でこりんまじいおちゃん!」
伊織「むきーっ」
やよい「あははっ」
────────────────────────────────────────────────────────────
ぅゎゃょぃっょぃ……
というわけで、やよい+伊織編でした
両方あんまりリクエストに答えられてない感じで申し訳ない
律っちゃんとまこりんも何となく浮かんで来たのでちょっと休憩したら書きます
でも、ほら、俺って童貞じゃん?
デートとかよくわからないのはちかたないよね?
だから頼むっ、みんなの楽しかったデートの経験を、少しオラに分けてくれ……っ!
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
→秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
・海辺の温泉宿・
>おっすおっすばっちし
律子「何を撮ってるんですか!?」
>いや、こういう仕事だからね
律子「あぁ……そういえばそうでしたね」
>忘れないで!
律子「今さらアイドルの仕事って言われても……」
>リッチャンハカワイイデスヨ
律子「はいはい」
>それじゃあ時間もないしサクサクいきますか
律子「というか、どこに行くんですか?」
>近所で縁日があるらしいからそれに
律子「へぇー」
>というかあなたが希望を出さないから私が調べたんですよ?
律子「忙しいんだから仕方ないじゃないですか」
>というわけで、これに着替えてください
律子「これって、浴衣?」
>はい。竜宮小町の仕事先に突撃するわけだから、服とかも用意してないだろうなと思って持って来ました
律子「着ないと……ダメですよね?」
>ダメですよね
律子「ですよねー」
>はい、じゃあ外出てるからちゃっちゃと着替えて
律子「わかりましたよ……ってカメラを置いてかないでください!」
>チッ
律子「ちょっと?」
>ハイ! じゃあ着替え終わったら呼んでね! バタン
律子「まったく……」
>どうよ?
律子「ぴったりでした……」
>よし。柄も良い感じだな
律子「というか、何で私の服のサイズ知ってるんですか」
>それは何と言っても元担当アイドルですから
律子「あれからちょっとは体型も変わったのに……」
>そんなもん見たらわかるわ
律子「なにそれこわい」
>まあ、元を知ってたらある程度はどうにかなるさ。それに、極端に太ったり痩せたりするほど暇してないだろ、俺らも
律子「そうですね」
>良いことだ
律子「そういうことにしておきましょう」
>あ、それと
律子「今度はなんですか……」
・縁日・
>良いなぁ、こういう感じ。何か懐かしい気持ちになるよな
律子「それは良いですけど」
>うん?
律子「何で髪型まで変えたんですか」
>懐かしの三つ編みおさげちゃんの方が良かったか?
律子「い・や・で・す! というか、浴衣なら普段のアップのままでちょうど良かったじゃないですか」
>いやー、まあそれはあれですよ
律子「なんです?」
>綺麗なうなじを他人に見せたくないじゃん。彼氏としたら
律子「なっ」
>それに浴衣の柄的におそういうしっとりした感じの方が良いかなってな
律子「……まったく、しょうがないですね」
>そうそうしょうがないしょうがない
律子「~♪」ケサキイジイジ
>さて、どうする?
律子「何か買いますか?」
>食べ物は後でゆっくり出来そうな場所を見つけてから買うとして、何か遊べるようなのやるか。金魚すくいとか
律子「金魚なんて、東京まで持って帰るのが大変でしょう」
>そこはキャッチアンドリリースで
律子「それじゃあ何のためにすくうのかわかりませんね」
>こまけえことはいいんだよ。楽しめればそれでおっけー牧場!
律子「懐かしいですね、それ」
>ワイルドだろぅ?
律子「ある意味そうかもしれないです」
>まあ、とりあえずすくっとく?
律子「わかりましたよ」
>じゃあレッツらゴー
律子「おじさん……」ボソッ
・金魚すくい・
>ほっ、はっ!
律子「上手いですね」
>ふっ、これでも地元じゃ救い屋pちゃんとして鳴らしたんだぜ……
律子「そうですか」
>何か今日の律子さん冷たいですね
律子「いつも通りじゃないですか?」
>だがそれがいい
律子「はいはい」
>ほんとだよ?
律子「わかりましたって」
>口ではそう言いつつも微妙に赤くなる律っちゃんであった
律子「ちょっと、撮らないでください!」
>事務所の許可は取ってます!
律子「そういうことじゃない!」
・射的屋・
>これでも地元じゃスナイパーpとして
律子「スナイパーの腕は錆びちゃったみたいですね」
>うっう……
律子「あ、落ちた」
>なん……だと……
律子「スナイパー律っちゃん……」ボソッ
>んん~? 今なんて? ねえ今なんて言った?
律子「なんでもないです! その舐めまわすようなカメラワークやめてください!」
>しょうがねえな。今日はこのくらいで勘弁しおいてやらあ
律子「もう、一体何キャラなんですか……」
>ガキ大将的な?
律子「童心に帰ってるんですね」
>チャイルドだろぅ?
律子「あ、はい」
・型抜き・
>……
律子「……」
>…………
律子「…………」
>……………………
律子「……………………」
>おっれーはじゃいあーん、ワイルドだろぅ?
律子「ブフォッ、あー!」パキッ
>くっくっく……型抜きで不意打ちに対する用意を怠るとはな
律子「……」ワナワナ
>油断した貴様の負けd
律子「」ゲシッ
>にょわー☆(泣)
律子「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけですよ」
・ヨーヨー釣り・
>油断大敵!
律子「油断した覚えはないですよ」スッ
>残像……だと……
律子「当たらなければどうということはないです」
>もしかしたら俺はとんでもないやつを覚醒めさせてしまったのかもしれない……
律子「今さら遅いです」
>さて
律子「はい」
>その山と積まれたヨーヨーもリリースしようか
律子「…………はい」
>…………
律子「…………」
>一個だけもらっていこうか
律子「はい♪」
・神社・
>ちょうど良い場所が空いてたな。林が近いからか涼しいし
律子「ですね」ポインポイン
>焼き鳥、イカ焼き、お好み、たこ焼き、ビールに枝豆
律子「綿飴、リンゴ飴、ベビーカステラ、チョコバナナ」ポインポイン
>圧倒的じゃないか我が軍は
律子「完璧な布陣ですね」ポインポイン
>……
律子「……」ポインポイン
>それ、気に入ったんだ
律子「……はい」ポインポイン プチッ バシャッ
>あ
律子「……」ウルウル
>後でまた取ろうか
律子「……はい」ウルウル
>いやー、こうして律子と酒を飲める日が来るとはな……
律子「毎回言ってますね、それ」
>だってお父さん嬉しいんだもん
律子「誰が娘ですか誰が」
>σ
律子「えい」グキッ
>ふぉぉぉぉ……
律子「人を指さしたら行けないってお母さんに言われたでしょう。お・父・さ・ん」
>はい……
律子「まったく」
>でも、人差し指って、人を指さすのを前提とした名前だよな
律子「屁理屈言わない!」
>ごめんなさいお母さん
律子「誰がお母さんですか誰が」
・花火・
>たーまやー
律子「一代で倒産してますけどね」
>夢のないこというなよ
律子「すみません」
>しかし、規模は大きくてもやっぱり儚さがあるな
律子「…………ですね」
>ふう……
律子「なんだか」
>うん?
律子「花火って、アイドルに似てますね」
>うん
律子「夜空にぱっと明るく咲いて、次の瞬間には別の花火が咲いてる」
>そうだな
律子「でも……」
>でも?
律子「あの娘たちにはいつまでも、例えおばあちゃんになっても、歌を歌ったり、お芝居をしたりさせてあげたいです」
>そうだな
律子「まあ、その頃には私もおばあちゃんですけどね」
>さすがにおばあちゃんでこの業務はきついかもな
律子「そう、ですね」
>まあ、そしたら律子もアイドルに戻ったら良いさ
律子「出来ますかね」
>ああ。その時はまた俺がプロデュースしてやるさ
律子「……………………生きてますか?」
>ふん。律子のためなら何歳まででも生きてやるよ
律子「ふふっ、じゃあ期待してますね」
>任せろ
律子「頼りにしてますよ。プロデューサー殿♪」
────────────────────────────────────────────────────────────
亜美「うあうあー、何だかあの二人めっちゃいいふいんきだよー!」ヒソヒソ
あずさ「あらあら~」ヒソヒソ
伊織「ちょっとあんたたち、いい加減のぞきなんてやめなさいよ。あと亜美、ふいんきじゃなくてふんいきよ」ヒソヒソ
亜美「そう言いながら自分ものぞくのをやめないいおりんであった」
伊織「と、とにかく、もう止めましょう!」
亜美「いおりん声がおっきいよー。兄ちゃんたちにのぞいてるのバレちゃうよ」
律子「誰に何がバレるって……?」
亜美「だからぁ、兄ちゃんと律ちゃんに亜美たちがのぞいてるの、が……」
律子「ほほーう?」
亜美「あー、律ちゃん、偶然だね! 亜美たちもちょうどここに……って、え? あー! 逃げたー!? …………さて、じゃあ後はお若い二人で……」
律子「逃がさないわよ」ガシッ
亜美「うあー、兄ちゃん助けてー!」
p「やれやれ……」
────────────────────────────────────────────────────────────
律ちゃん編おわり
改行規制とか切り貼りしやすさとかを考慮したら1レスssっぽいものになってしまった
でも意外と書くのが楽だったかも
もう人いなそうだな
寝るか
うわああ
sage忘れたすみませんすみません
もうダメだ寝よう……おやすみなさい
すみません、色々と用事をしてて進んでないです
書いてくる間はなぜ765アイドルは可愛いかを議論するスレにしておいてください
それも参考にがんばります
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
→四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>よ、貴音
貴音「おはようございます。あなた様」
>(あなた様というのは、そういう設定で以下略)
貴音「本日はよろしくお願いいたします」
>こちらこそ
貴音「では、参りましょう」
>おう
…………
・らぁめん・
貴音「こちらです」
>随分入り組んだところにあるんだな
貴音「良い物というのは、思わぬところにあるものです」
>かもな
貴音「着きました」
>おお~本当にあった。なかなか良い店構えだな
貴音「昔ながらの、これぞらぁめん屋という風情があります」
>入ろうか
貴音「はい」
…………
>美味かったな
貴音「はい」
>店の中の様子は映すことが出来ませんでした。気になる方はご自分で行って確かめてみてはいかがでしょう
貴音「ふふ、そうですね。私のオススメの一店ですので、是非に」
>さて、宣伝はこれくらいにして。次行くか~
貴音「はい」
>えーと、貴音のプランは……「らぁめん」しか書いてないな……
貴音「申し訳ありません。私、こういうことには疎いもので」
>良いさ。それはそれで、色々と連れて行ってあげたくなるしな
貴音「よろしくお願いいたします」
…………
・アミューズメント施設・
>というわけで、全てが謎に包まれてるがどこか古風なお姫様みたいな貴音には、今風の盛り場デートなどどうでしょう!
貴音「盛り場……というのは」
>はい、おじさんです。どーせおじさんです
貴音「ふふ。私は古いものは好きですよ」
>ありがとうお姫ちん……っ!
貴音「では参りましょうか」
>(お姫ちんをスルーする貴音ちゃんマジお姫様!)
貴音「何か?」
>いえ、参りましょう参りましょう
貴音「?」
……
>これは、ビリヤードという遊びだ
貴音「はて、これは?」
>それがキュー。その棒でこの白い球を突いて、数字のついている球の数の小さい順に当てて穴に落としていって、9の球を落としたら勝ちだ
貴音「なるほど」
>まあ、細かいことはおいといて、やってみたらどうだ?
貴音「はい」
>あ、
貴音「どうされました?」
>いや、何でもない。とりあえず、好きなようにやってみてくれ
貴音「はい。……たぁー」
スカッ
>くっ……ふふっ……
貴音「ふむ。あの白い球に当てるのがなかなか難しいです」
>他の球が落ちなかったら交代。あと、白い球が他の球に当たらなかったら、ファールだ
貴音「ふぁーるになるとどうなるのです?」
>次の人が白い球を好きなところに置いて始められる
貴音「なるほど」
>まあ、とりあえず、俺もやるか……
ごそごそ
貴音「私がかめらをお持ちしましょうか?」
>あーそうだな。あ、俺が映ってもだめだから。自分の顔を映しといてくれ
貴音「わかりました」
>じゃあやるか
コンッ ガッ ガコーン
貴音「あー!」
>どうした?
貴音「その様な構えで突くとは、教えて頂いておりません」
>ふっ、世の中なんでも教えてもらえると思ってたら甘いぜ、お姫様
貴音「むむむ……」
>まあ、俺の華麗なキュー捌きでも見て勉強するんだな
貴音「わかりました」ジー
>素で返されても困るんだけどな……
貴音「ふふ、これがぼけ殺しですね」
>な、わかっててやったのか……貴音、恐ろしい子っ!
貴音「私もじょーくを嗜みますゆえ」
>ま、とりあえず、続けるな
貴音「はい」
…………
>というわけでラスト一球だ
貴音「……」
>どうした貴音。なんか面白い顔してるぞ?
貴音「私も……」
>うん?
貴音「私も、球を突きたいです……」ウルウル
>……貴音。それ、人前で言うなよ
貴音「はい?」
>ともあれ、勝負の世界は厳しいものなのだ。残念ながら貴音の順番は……来ないっ!
シュッ スカッ
貴音「……」
>……
貴音「ふぁーる、ですね」
>……うん
貴音「では、カメラをお返ししますね」
>……はい
貴音「……」
>お、大分それらしい構えになったじゃないか
貴音「あなた様」
>ん、なんだ?
貴音「お静かに」
>はい……
貴音「……」
>……
貴音「ていっ!」
カッ コツッ ガコーン!
>おおーはいtt
貴音「やったー!」
>!?
貴音「あなた様、見ていただけましたか! 入りましたよ!」ピョンピョン
>お、おう
貴音「ふふ、私には意外とびりやーどの才能があるのかもしれませんね」
>ソウカモナー
貴音「はっ……私としたことが、少々はしゃいでしまいました……」
>いや、なかなか可愛かったぞ
貴音「そんな……」
>あと最初のフェンシングみたいな構えもな
貴音「あなた様ー!?」
>はは、すまんすまん
貴音「あなた様はいけずです」
>いじけるなって
ツンツン
貴音「やめてくださいまし」
>(あれからなんとかお姫様をなだめすかしてプリクラのコーナーに来ました)
貴音「これはなんです?」
>これはプリント倶楽部と言いまして、写真機のようなものですよ姫様
貴音「なるほど。しかしかめらなら今も使っているではありませんか」
>まあ、やってみればわかるさ
貴音「ふむ」
>しかし、この歳でプリクラって、なんか恥ずかしいよな……
フレーム ヲ エランデネ!
貴音「!?」
>えーと、どれにする?
貴音「え、あの……」オロオロ
>お、姫スタイルってのがあるな。これに決まりだな
貴音「あ、私たちが映って」
>ほら貴音、あそこら辺がカメラだから
貴音「は、はい」
>で、ここで落書きとかをするわけ
貴音「なるほど。撮ってすぐ加工が出来るというわけですね」
>そうそう。それに今のやつだったら目を大きく見せたりとかも出来るみたいだなー
貴音「ふむ。女性には嬉しい機能ですね」
>貴音もそういうの気にするのか?
貴音「私とて女ですから。美を追求する気持ちはございます」
>それであれだけラーメン食ってりゃ世話ないけどな
貴音「らぁめんは別腹です!」プンプン
>まあ、それでも十分可愛いのが貴音のすごいところだな
貴音「あなた様……」ポッ
>……
貴音「あ、そういえば、私も落書きを……って、あー!」
※額に「野菜」 「マシマシ」
貴音「あなた様ー!?」
>ボーリングもやったことない?
貴音「いえ、ぼーりんぐは響としたことがございます」
>なるほど。腕前のほどは?
貴音「といっても数度のことですので、何ともいえません」
>なるほどな。それじゃあボーリング王子と名高い俺の技をよく見て勉強しておくんだな……
貴音「わかりました」
>しかし、カメラのやり取りがめんどくさいなあ……
貴音「ここに置いておいてはいかがですか?」
>俺も多少映り込むが、まあ無難だな
※座席にある画面の上 引きでピンを映す
貴音「ではどうぞ、あなた様」
>おう……ではこのマイボールで……
貴音「スイカ……」ジュルリ
>おい
>…………
貴音「私、これは存じております。がたーですね」
>おっしゃるとおりです……
貴音「では私も」スッ
>…………
貴音「…………」タタタッ ゴトッ パコーン
>おおー、いきなりストライクか
貴音「ふっ」クルッ ドヤァ
>貴重な貴音のドヤ顔いただきました
貴音「ぼーりんぐの王女と呼んでいただいても構いませんが」
>割とすぐ調子に乗るお姫ちんであった
貴音「そんなことを言っていられるのも、今のうちかと……」
>言うねえ
貴音「ふふっ」
>(しかしそれからも貴音はストライクを連発……)
貴音「…………」タタタッ
>だがそれよりも重要なことがある……
貴音「…………」ゴトッ
>それは……
貴音「…………」パコーン
>お姫ちんのお尻ちんがボーリングの球みたいにまんまるでぷりっぷりってことだ!
貴音「あなた様……今なにかせくはらめいた言葉が聞こえた気がするのですが」
>(ついつい声に出していた。何を言ってry。ボーリング場がうるさくて良かった)
貴音「あなた様?」
>いや、気のせいじゃないか? じゃあ次は俺の番だな
貴音「はい……スイカ……」ジュルリ
>おい
貴音「てへぺろ(・ω<)」
>(あの鳥、余計なネタ仕込みやがって…………gj!)
>はあ~、やっぱり一日遊ぶと身体が……あいたた……
貴音「ふふ、あなた様も一緒にれっすんをした方が良いかもしれませんね」
>勘弁してくれ……
貴音「では、この後はいかがしましょうか?」
>そうだなあ。美味しい飯に連れて行ってやりたいところだが、グルメに関しては貴音に勝てるわけないし……
貴音「そんな大したものではありませんが」
>ん。あそこにするか
…………
貴音「なるほど」
>そ、我らが765プロの屋上だ
貴音「いつも来ている場所のはずなのに、夜に来てみるとまた違った趣があるものですね」
>だろ。たまに残業の後にここに出るんだ
貴音「そうでしたか」
>まあ、そうは言っても遠くに喧騒が聞こえるし、周りが明るいから星も見えないけどな
貴音「しかし」
>うん?
貴音「月は見えます」
>そうだな
貴音「月は良いですね」
>まんまるでスイカみたいだからか?
貴音「あなた様?」
>冗談だよ
貴音「ふふっ」
>しかし、やっぱり貴音と月は良く合うなあ
貴音「そうでしょうか?」
>ああ、これはデートとかじゃなくてプロデューサーとして、何としても撮っておきたい画だったんだ
貴音「…………」
>すまんな。ちゃんとデートしている気分にさせなきゃいけないのに
貴音「いえ…………でしたら」
>うん?
貴音「こうすれば良いと思います」スポッ
>おおう……(お姫ちんの尻がー! 髪がー! ふぉおおおおおお!)
貴音「嫌でしたか?」
>いや、うん。まあ、良いかな?
貴音「ふふっ」
>はは。貴音のつむじもなかなかレアな映像だしな
貴音「…………」モジモジ
────────────────────────────────────────────────────────────
『プロデューサーの好感度高すぎワロタwwwwwワロタ……』
70
こんなおっさんでもアイドルとこんなに仲良くなれるのにお前らと来たら
71
誰か俺のこの血涙を止めてくれ…………
72
まあ、なんでも、いいですけれど。
73
>>72 な千関無
74
しかし、アイドルの娘たちが輝いてるなあ……
75
恋する少女は美しい。つまりそういうことだ
76
ちょっと何言ってるか
────────────────────────────────────────────────────────────
貴音編終了です
お姫ちんはつむじ可愛いと思うんだ
次はまこちんかひびきんかな
真編は構想があるんだが、安価とか出来るくらい人いるのかな?
人居なければまこちんは後にするか構想練り直すかするわ
とりあえず、らぁめん食ってくる
すみません
ここって落ちたりサルとかってあるんですか?
あるいはそういうのわかる場所とかあれば誘導お願いします
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
→我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>(雨に濡れた響……良い!」
響「」
>あ……
響「プロデューサー……」
>すまんすまん、綺麗な黒髪や洋服がぴったり張り付いてる姿や小麦色の肌を流れる雨粒とかがあまりにもセクシーでな!
響「うがーセクハラだぞ!」
>いや、これは可愛すぎる響が悪いな、うん
響「え、自分のせいなのか!?」
>多分これを見ている全国のファンも響ならちかたないねって言うはずだ
響「そ、そんなことないぞ!」
>本当か?
響「う……多分」
>仕方ない、そういうことにしておいてやろう
響「ありがとう…………って、なんかおかしいぞー!」
>しかし、この雨じゃ出かけるどころじゃないな~
響「そうだね」
>どうすっかな~
響「あ、あの」
>うん?
響「ウチ、来る?」
>行く行くー
響「な、なんか軽いぞ……」
>なんくるねーぞ
響「それは自分が決めることだぞ!」
>そうだぞ!
響「え、あ、うん」
>はい、じゃあ行こか~
響「うん…………うん?」
>というわけで本邦初公開となります響の自室で~す
響「なんか恥ずかしいぞ……」
>ご覧の通り、動物がいっぱいです
響「そうだぞ! ファンのみんなに自分の家族を紹介するさー!」
>こちら今回の企画のために雇ったアニマルアクターのみなさんです
響「あにま、って違うぞ! みんな大切な自分の家族だぞ!」
>響の動物キャラはお金がかかるわー
響「う……本当に大事な、うっう……家族なんさー……」ウルウル
>はい嘘! 今までの全部嘘です! むしろもう俺の今までの人生が全部嘘です!
響「うぅ……ひどいぞプロデューサー……」ウルウル
>すまんすまん
響「……しょうがないな」ナデラレナデラレ
>(響さんマジちょれーっす……)
響「えへへ♪」
>さて、じゃあどうしよっか。響の家に来たは良いけど、いぬ美やハム蔵と遊んでるだけってわけにはいかんぞ
響「うーん……。とりあえず、もうお昼だしご飯作るぞ」
>おおー、響の手料理か。期待できそうだな
響「任せるさー。自分、いっつもいぬ美たちのご飯だって作ってるからな」
>人間用でお願いしますね
響「わ、わかってるぞ!」
>あ、あと出来たら沖縄料理が良いかなー
響「プロデューサーはゴーヤーとか平気か?」
>おお、むしろ好きな方だ
響「じゃあとりあえず、食材を確認してっと」
>本邦初公開、響の冷蔵庫の中身でs
響「こらプロデューサー! ダメ! そっちで大人しくしてなさい!」
>はい!
響「うん、いいこいいこ」ナデナデ
>ハッ、気づいたら響が俺の膝を枕にしていた。自分でも何を言ってるかわからねー
響「んー。プロデューサー枕の寝心地はまあまあだな」
>じゃあ止めてもらっても良いんですよ
響「うーんでもやっぱりもう少しやってみないとわからないかな」
>まったく
響「ふぁあ……」ナデラレナデラレ
>何というか……癒される……
響「うん?」
>アニマルセラピーってこんな感じかもしれん……
響「自分、動物じゃない、ぞ……」ウトウト
>人間も動物ですよ響さん
響「そっかぁ……」ウトウト
>おやすみ、響
響「うーん……」スヤスヤ
>響、響! 起きろ! 大変だ!
響「え、え? 何でプロデューサーが自分のウチに……」
>寝ぼけてる場合じゃねえ!
響「あ、そっか。企画で……それで、何が大変なんだ?」
>それはな……
響「それは……?」ゴクリ
>まったく面白い画が撮れてない!
響「え?」
>部屋でゴロゴロぐだぐだしてるだけだよこれ!
響「なんだ、そんなことかー」
>そんなこととはなんだ!
響「だって」
>なんだ?
響「こういうのも、その、恋人っぽくて良いんじゃないか?」
>そこに気づくとは、やはり天才か……
響「自分、完璧だからな」
>響は完璧だなー
響「えへへ」ナデラレナデラレ
>もうどうにでもな~れ
響「あ、雨が上がったみたいだぞ」
>本当だな
響「ちょっと散歩に行こ?」
>おう
響「雨上がりは空気が澄んでて気持ちがいいさー」
>だなー
響「でもやっぱり実家の方が空気も良いし、星ももっと出てたかな」
>……帰りたいか?
響「んー」
>…………
響「でも、立派なアイドルになるって決めて出てきたから、それまでは帰れないさー」
>そうじゃなくて、響が帰りたいか帰りたくないかを聞いたんだけど
響「それは……」
>うん
響「それはやっぱり帰りたいさー」
>そっか
響「あんまーやにぃににも会いたい……」
>そっか……
響「でも、別に平気さー」
>うん?
響「こっちでも友達が出来たし、765プロのみんなもいるし……」
>そっか
響「それに、にぃにみたいなプロデューサーもいるし……」ボソッ
>…………にぃにみたいで良いのか?
響「え?」
>今は、彼氏だからな
響「あ……」
>お兄さんの代わりじゃなくて、彼氏としてお前に寂しい思いをさせないようにするよ
響「うん……うん!」
>じゃあ、行くか
響「うん!」ギュ
>ふぅー、食った食った
響「食べてすぐに寝ると牛になるぞ」
>そしたら響の家族にしてくれ……
響「家族……」
>うーん? ひびきんは旦那さんとして家族になって欲しいって?
響「そ、そんなこと……」ゴニョゴニョ
>なんだってー?
響「なんでもない、なんでもないぞ!」
>ふーん
響「もう」
>響は可愛いなあ!
響「うわ、何するんさー!?」ワシャワシャ
>かいぐりかいぐり
響「うぅー……」
>しかし、本当に良いかもしれんな
響「え、何が?」
>響をお嫁さんにするのだよ
響「え……え!?」
>だって料理は上手いし、一人暮らししてるだけあって他の家事も出来る、動物の世話をするみたいに色々面倒見てくれそうだし、可愛いし
響「え、あ、その、あう……」
>それにいじり甲斐もあるし、意外と甘えん坊だし、ちっちゃい割にスタイル良いし、ダンスしてるし、可愛いし
響「…………」プシュー
>そもそも俺も動物は結構好きだしな
響「な、なんなんだ一体!? そんなに褒めたって何も出ないぞ!?」
>響は可愛いなあ
響「うぅ……」
>さて、と。そろそろ帰ろうかな
響「え?」
>え?
響「帰る……の?」
>はい
響「泊まって、いかない?」
>はい
響「そっか……」
>じゃ、じゃあ! また明日、事務所でな!
響「うん……」
>(これ以上は俺の理性がマッハでやばい)
────────────────────────────────────────────────────────────
響「…………はぁ~っ」
響「なんであんなこと言っちゃたんだ自分」
響「明日、どんな顔をして会えば良いのかわからないぞ」
ばうばう
響「いぬ美~」ギュウ
響「プロデューサー……」
────────────────────────────────────────────────────────────
ひびきん可愛いよひびきん
響はペット可愛いだけじゃなく飼い主可愛いとも思うんだ(迫真
あまみ、じゃない亜美真美とは海に行こうかなって(国内だけど
まこちんとあずささんのネタを誰かプリーズ
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
→三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>それじゃ、行ってきます
あずさ「はい、行ってらっしゃい。あなた♪」
>…………照れますね
あずさ「うふふ……早く帰ってきてくださいね」
>ええ、もちろんです
あずさ「それじゃあ、行ってらっしゃいのキスを……」
>い、行ってきますっ!
ガチャ バタン
あずさ「あらあら~」
※定点カメラな感じで
あずさ「えーっとまずは、お洗濯っと」
あずさ「ごまうぇ~ごまえ~頑張~ってゆ~きましょ~一番大好き~な私になり~た~い~♪」
ゴソゴソ ピッ ピッ ゴゥンゴゥン
あずさ「よしっと」
あずさ「次は……っと」
あずさ「お掃除ね~」
あずさ「私のことが好きなら~アノコを忘れて~ど~こ~か遠く~へ連れて~行って~♪」ガーガー
あずさ「ふう……これでよしっと」
あずさ「あら、これって……」
あずさ「もう、しょうがないですね~」
あずさ「えーっと、これを持って……」
あずさ「あら~、どうやるんだったかしら……」
あずさ「えい……これで大丈夫……かな?」
あずさ「さて。じゃあ、行ってきます~」
あずさ「もっと高~めて果てなく心~の奥まであ~な~た~だけが使えるテ~クニックで♪」
あずさ「溶かしつくして♪」
あずさ「あら~、ここは……? あっ」
あずさ「亜美ちゃん発見です。亜美ちゃーん」
亜美「え、あ、あずさお姉ちゃ~ん」
あずさ「おはよう、亜美ちゃん」
亜美「おっはー、あずさお姉ちゃんこんなところでカメラ持って何してんのー?」
あずさ「ちょっと事務所に用事なの~」
亜美「そうなんだ。一緒に行こーyo」
あずさ「助かるわ~実は迷ったかなってところだったの~」
亜美「到着ー」
あずさ「おはようございます~」
亜美「おっはよー」
あずさ「事務所に到着です~」
あずさ「えっと……」
>あれ、あずささん?
あずさ「あ、これ忘れてますよ……」
>え、あぁお弁当……すみません。ありがとうございます
あずさ「はい。じゃあ、私は帰りますね~」
亜美「あずさお姉ちゃん、本当にお嫁さんみたいだyo」
あずさ「あらあら~、そうかしら?」
>いや、せっかく何で一緒にお昼を食べましょうか
>というわけで、ちょっと行ってきます
あずさ「はい、あーん」
>もぐもぐ……
あずさ「次は何が良いですか?」
>俺ばっかりじゃ悪いんで、次はあずささんどうぞ
あずさ「じゃあ……はい」
>はい……あーん
あずさ「もぐもぐ」
>どうですか?
あずさ「自分で作ったのに、食べさせてもらってるからかしら、すごくおいしく感じるわ」
>良かったです…………でもこれ、恥ずかしいですね
あずさ「私は全然平気ですよ~。だって、お嫁さんですもの」
>はは……
あずさ「じゃあ、私は戻りますね」
>気をつけて帰ってくださいね
あずさ「はい。お仕事がんばってくださいね、あなた♪」
>はは、慣れないですね……
あずさ「すぐ慣れますよ♪」
>(今日限りだよな……思わず勘違いしそうだ……まあそれは良いことなんだけど)
あずさ「じゃあ、行きますね」
>はい。またあとで
あずさ「はい」
律子「プロデューサー」
>なんだ?
律子「あずささんを送ってきてください」
>そういうわけにはいかないだろ
律子「そりゃただの奥さんならそうですけど、あずささんはうちの大事なアイドルでもあるんですからね」
>まあ、そうか
あずさ「あらあら、良いのかしら~?」
律子「仕事の送り迎えと一緒だと思ってください」
あずさ「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかしら」
律子「それじゃ、いってらっしゃい」
>悪いな律子
律子「はいはい、早く行って早く戻らないといつまでも仕事が終わらないですよ」
>じゃ、行ってくるわ
あずさ「ただいま~」
>ただいま
あずさ「ふふ、何だか不思議な感じですね」
>ですね
あずさ「一人暮らしを始めてから、ただいまって、言わなくなりますよね」
>はい。それがいきなりこれですからね
あずさ「もし、本当に結婚したら、これが毎日続くんですよね」
>そうですね~
あずさ「いつかは慣れて、何とも思わなくなっちゃうのかしら?」
>……そんなこと、ないと思いますよ
あずさ「そうかしら?」
>はい、少なくとも俺は、こんな綺麗で可愛いな奥さんが居る家なら、毎日帰ってきてただいまって言いたいです
あずさ「あ、あらあら~」
というわけで、そろそろ事務所に戻ります。ちゃんと今日も帰ってくるためにね
あずさ「はい」スッ
>ちょっ、あずささんいま……
あずさ「お仕事がんばって来てくださいね。あなた」
>まったく……ここはカットですよ……
あずさ「あらあら~じゃあ私とプロデューサーさんだけの秘密ですね♪」
>あずささんにはかなわないな……
あずさ「はい、行ってらっしゃい。あなた」
あずさ「……遠いかなたへ旅立った~」
あずさ「私を一人置き去りにして~」
あずさ「側にいると約束をしたあなたは嘘つきだね……」
あずさ「あなたは……嘘つきにならないですよね……プロデューサーさん……?」
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小鳥「さすがにこれは、死亡フラグの一つでも立てておかないと、ファンに刺される可能性が……」
p「ですよね……」
小鳥「というわけで、ちょっと尻切れトンボですが、こんな感じの編集はどうですか?」
p「はい、良いと思います」
小鳥「(言えない……あの後プロデューサーさんの部屋を漁っていた姿がばっちり映っていたなんて言えない……)」
あずさ「音無さん」
小鳥「はい、ひいっ!?」
あずさ「どうしたんですか?」
小鳥「い、いえ、なんでも!」
あずさ「今日、ちょっと飲みに行きませんか?」
小鳥「突然ですね……行きますけど」
あずさ「うふふ、良かった……」
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支援くださった方、ありがとうございました。
何とか続きが書ける状況になりました。
久しぶりで最初2、3回ageちゃいましたすみません。
オチもなんかこんなんなってすみません。
クールは愛が重いって聞いたらkonozamaでした。
亜美真美、まこちんをまとめてきます。
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天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
→双海 亜美(ふたみ あみ)
→双海 真美(ふたみ まみ)←!
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>おっすおっす
亜美「おっすおっすー」
真美「おっすっすー」
>晴れて良かったな~
亜美「だねー」
真美「やっぱ真美たちの普段の行いが良いからっしょ~」
>そういうのは悪戯をしなくなってから言ってもらえますかね……
亜美「それは言いっこなしっしょ」
真美「そうそう! それに真美たちの悪戯で元気出てるっしょ?」
>そういう部分があるのは否めない
亜美「否めませんなー」
真美「否めない否めない」
>しかし、二人一緒で良かったのか?
亜美「そんなん今さらっしょ~」
真美「そうそう。それにせっかく海に行くなら亜美と一緒の方が絶対楽しいしね!」
亜美「真美……」
真美「へっ、オレに惚れるとやけどするぜ……」
>よし、とりあえず旅館いくかー
亜美「ちょ、」
真美「兄ちゃんそれはないっしょー」
>あるっしょー
亜美「もう、待ってよ~!」
>はい到着
亜美「うへー」
真美「ちかれたー」
>おいおい、若いのにもうバテたのか?
亜美「兄ちゃんが無駄に早歩きとかするからっしょ……」
真美「それに荷物が重いし」
>というか荷物多すぎだろ……
亜美「兄ちゃんが少なすぎるんだyo!」
真美「そうそう! それに真美たちみたいな大人のれでぃは、色々と必要になるんだyo!」
>はいはい
亜美「というか、本当に兄ちゃんの荷物少なくない?」
真美「やだ……兄ちゃんの荷物少なすぎ……?」
>じゃ、準備したら出てこいよー
亜美「あれ、同じ部屋じゃないの?」
>当たり前だろ……
真美「えー恋人って設定っしょー?」
亜美「ブーブー」
>俺、刺されるっつの……
亜美「もー遅いんじゃない?」
>怖いこと言うなよ……
>おーい、まだかー?
ガチャ
亜美「お待たせー」
真美「どうどう兄ちゃん?」
>あん?
亜美「亜美たちの水着だyo!」
真美「せくちーばでーにメロメロっしょ~?」
>はいはい、可愛い可愛い
亜美「何か雑だよ~」
真美「くやちー!」
>もうちょっと大人になってから言おうな
亜美「ムキーッ!」
真美「ムキーッ!」
>ふー……あっちいなあ……
亜美「ですなー」
真美「ますなー」
>ほれ、お前たちこれやるから遊んでこい
亜美「浮き輪を渡して遊んで来いって……」
真美「真美たち子どもじゃないんだyo!」
亜美「というかそれじゃ企画にならないじゃん!」
真美「そーだそーだ!」
>とは言ってもなあ……
真美「何!?」
亜美「何さ!?」
>お前らと恋人みたいにしてると、捕まるんだよな……
亜美「」
真美「」
>いつまで落ち込んでるんだ
亜美「だって」
真美「ねえ」
>まったく……しょうがないな……
亜美「兄ちゃん……?」
真美「もしかして……?」
>ああ……
亜美「捕まる覚悟を……!」
真美「真美たちのために……!」
>しょうがないから親戚のお兄さんって設定でいこう!
亜美「」
真美「」
>おいおい、拗ねるなよ
ツンツン ツンツン
亜美「ふーんだ」ツーン
真美「だっふんだ」ツーン
>(この世代も知ってるのか?)よっこいしょ。ほら、これで良いか?
ヒョイ ヒョイ
亜美「わわっ」
真美「兄ちゃんこれって」
>まあ、膝に乗せるくらいはセーフだろ
亜美「いやん、恥ずかしい……」
真美「兄ちゃんったら大胆……」
>どうしろってんだよ……
>あー、やけたなあ。風呂が染みそうだ
亜美「亜美たちはちゃんと日焼け止め塗ったもんね」
真美「アイドルですから」
>ドヤ顔すんな。まあ、良い心がけだな
亜美「ふへへ」
真美「まあ、亜美が律ちゃんに持たされたからだけどね」
>さすが律子。イイシゴトシテマスネエ……
亜美「それに比べて兄ちゃんと来たら……」
真美「やれやれ……」
>帰るか
亜美「うそうそ!」
真美「軽いジョークっしょ!」
>さて、もう夜だが……お前らは何で俺の部屋に居るんですかねえ……?
亜美「まあまあ、これからが本番っしょー」
真美「そうそう、今夜は寝かさないぜ」
>どこでそういうセリフをおぼえてくるわけ
亜美「マンガとか?」
真美「ゲームとか?」
>非実在青少年め!
亜美「ところで」
真美「恋人って、夜に寝ないで何してるの?」
>トランプトカカナー?
亜美「あ、亜美トランプ持ってきたyo!」
真美「やろうやろう!」
>だから部屋に行けと言ったのに……
亜美「zzz」
真美「zzz」
>運ぶのもしんどいし、荷物だけ入れ替えて部屋を変えちまうか……
亜美「行っちゃった?」
真美「行っちゃったねえ」
亜美「何もして来なかったね」
真美「まあ、あの本の通りになるとは思ってなかったけどねー」
亜美「なんだよう。真美もノリノリだったくせに」
真美「そうなったら良いなーとは思ったけどね」
亜美「亜美たち、そんなに子どもっぽいのかな?」
真美「というか、兄ちゃんはアイドルとは恋人にならないんじゃないかな」
亜美「え~……そうなのかな……」
真美「亜美……?」
亜美「あ、何でもない!」
真美「……寝ようか」
亜美「そうだね、寝よ寝よ!」
真美「真美も、そんなのやだよ……」
亜美「なんか言った?」
真美「言ってないよ。おやすみ」
亜美「うん。おやすみ」
>おはようございます~
>というわけで、寝起きドッキリです
>普段は悪戯をする側の亜美真美に、こちらから仕掛けてみようという企画です
>早速、彼女たちの部屋へと入ってみましょう
スー
亜美真美「わっ!!!!!!!!!!」
>うわっ
亜美真美「だいせいこう~」
>お前ら何で……
亜美「へへ、悪戯で亜美たちに勝てると思っていたのかね兄ちゃん?」
真美「甘いねえ、甘々だよ兄ちゃん」
>はあ、お前たちには負けたよ
亜美「やーりぃ!」
真美「完勝ですよ、完勝!」
>じゃあ、帰る準備しとけよ
亜美真美「はーい」
────────────────────────────────────────────────────────────
小鳥「あ、亜美ちゃん真美ちゃん」
亜美「んー、どったのピヨちゃん?」
真美「あ、それってもしかして……」
小鳥「そうそう、まだ編集途中なんだけどね。この前のデートの映像よ」
亜美「見して見して~」
小鳥「その前に、一つ確認しておきたいんだけど。良いかしら?」
真美「なにー?」
小鳥「夜に、二人だけで喋ってたの、あれ、演技でしょう?」
亜美「…………やっぱりピヨちゃんはだませなかったかー」
小鳥「やっぱり……ならまああれも収録しちゃって良いわね?」
真美「良いよ~」
亜美「…………ピヨちゃんでもわからなかったのかな」
真美「…………わかってたんじゃないかな。演技だったけど、嘘じゃないって」
────────────────────────────────────────────────────────────
亜美真美編終了。
好きな分だけこれじゃない感があって難しいですね。
→表記とかは大分省略してますがご了承ください。
ランニング&筋トレタイムなので、まこちん編までちょっと間空きます。
行ってきます。
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天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
→菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
>おーい、真~
真「あ、プロデューサー」
>迷ったか?
真「はい、ちょっとだけ。でも早めに出てたから何とか間に合いました」
>そんな息を切らせてまで急がなくて良かったのに
真「でも……やっぱりデートは少しでも長く楽しみたいじゃないですか」
>そうか。そうだな
真「もう。乙女心がわかってないですね、プロデューサー」
>はは、厳しいな
真「今日は、菊地真乙女デーなんですから、その辺しっかりしてくださいよ」
>わかりましたよ、真姫
なでなで
真「えへへ」
>じゃあ、しっかりエスコートさせてもらうとしますかね
ぎゅっ
真「ひゃあ」
>あ、すまん。嫌だったか?
真「全然嫌じゃないです。ただちょっとびっくりして……」
>良かった。じゃあま、そろそろ行きますか~
真「はい!」
>元気なお姫様だな~
>雑貨屋かー
真「はい、結構来るんですよ!」
>そうかそうか
真「意外ですか?」
>うんにゃ。真は可愛いもの好きだからなあ
真「ええ、ここはもうなんか女の子って感じがして好きなんですよ」
>ふむふむ
>今度は服屋、ね
真「ここも、可愛くてひらひらした感じのが多くて好きですねえ」
>なるほどねえ
真「……退屈、ですか?」
>いや、そんなことはないぞ?
真「そうですか、だったら良いですけど……」
>じゃあ次は、俺が行きたい場所に行こうか
真「はい!」
真「ここは……」
>色々運動とかが出来る公園だよ
真「……」
>嫌だったか?
真「いえ、ボクも運動は好きですから……でも……」
>でも……?
真「今日は女の子扱いでデートしてくれると思ってたから……」
>ふむ……
真「…………」
>ちょっと向こうで座って話そうか?
>俺は別に女の子とデートしてるってつもりはない
真「……っ!」
>勘違いするなよ?
真「え?」
>真が女の子らしくないって意味じゃないぞ
真「……どういうことですか?」
>名前も知らない、どんな人間かも知らない女の子かも知らない女の子とデートしてるつもりはないってことだ
真「…………」
>真は女の子だけど、運動が得意だし好きだろ?
真「はい」
>だったら誰ともしれない女の子としてより、真を楽しませるのが彼氏としての勤めだろ?
真「あ……」
>というわけで、最近は真と一日付き合えるように鍛えてたんだ。成果を見てくれないか?
真「はい!」
>も、もうむり……
真「はあ、全然ダメじゃないですか……」
>ちょっと……はあはあ……お前のこと……甘く見てたわ……はあはあ……
真「まだまだ、ボクのことわかってなかったみたいですね!」
>ああ……まあ、その分これからたくさん知っていけるだろう……な?
真「良いこと言ったみたいな顔しないでください」
>はい、すみません
>やっぱり、かっこいい真も真だよな
真「なんですか、突然」
>いや、さっきの話だと真がなりたい可愛い真を認めてないみたいでな
真「うーん……?」
>俺は何も、可愛くなりたいって真の気持ちを否定してるわけじゃない
真「はい……」
>ただ、自分ではわかってないかもしれないけど、かっこいい真っていうのはやっぱりかっこいいし、それはそれで真自身も認めてあげるべきじゃないかと思ったんだ
真「…………」
>それにかっこいい真っていうのは、逆に可愛い女の子でもあるんだぞ
真「え……?」
>だって、確かに真は女の子にしてはかっこいいけど、それでもそのイメージと自分とのギャップに悩んでたりする真は可愛いしな
真「…………」
>まあ何が言いたいかというと、まこちん可愛いよ、まこちんってことだな!
真「」
>さて、じゃあ最後に飯でも行くか
真「え、あ、はい」
>その前に着替えを用意してるから着替えようか
真「はい」
>どうだ?
真「これって……」
>良いドレスだろ? 伊織に頼んでそういうところを紹介してもらったんだ
真「綺麗……」
>エスコートさせていただけますか、真姫?
真「はい……」
>というわけで、夜景の綺麗なレストランを貸切にしてみました
真「」
>言葉も出ないか?
真「はい……なんかすごすぎて……」
>究極的に女の子扱いするっていうと、こういうことかな、と思ってな
真「嬉しいです……」ホロッ
>泣くのは早いぞ。ほらこれ
真「え……?」
>開けてみ?
真「あ、指輪……」
>ここにつけような
真「これって……」
>エンゲージリング。これも女の子の夢の一つかなと思ったんだけど、どうだ?
真「……あり……がとう……ございます……」ポロポロ
>ま、喜んでくれて何よりかな
真「今日は本当にありがとうございました」
>うん。俺も楽しかったよ。明日の筋肉痛が怖いけど…………というか明日来るかどうかが一番怖いけどな……
真「はは、プロデューサーもこれから一緒にレッスンして鍛えますか?」
>勘弁してください
真「あはは、これからもボクの可愛いところとかっこいいところをしっかり引き出してくださいね。プロデューサー!」
>はいはい、任せときな
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雪歩「今日の菊地真改造計画は、こんな感じになりましたぁ!」
真「…………」
雪歩「やっぱりダメダメな私の選んだ服なんか嫌だよね、ごめんね真ちゃん……」
真「雪歩はすごいなあ」
雪歩「え?」
真「ボクもわかってないかっこいいボクを引き出してくれるんだもん。だから雪歩はすごいよ!」
雪歩「真ちゃん……」ウルウル
真「これからも、菊地真をよろしくね、雪歩!」
雪歩「うん!」
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社長「いやぁ~、あの映像特典は随分好評みたいだね」
p「ネットでは色々と言われてるみたいですけどね」
社長「いやいや、悪評も評価の内さ」
p「まあ、そうですかね」
社長「無関心が一番の敵だよ」
p「ですね」
社長「それでだね」
p「はい?」
社長「実は、こんな仕事が来ているんだが」
p「アイドル達のプロデューサーになれる、the idolm@ster……ですか」
終
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はい、これで全部終わり! かな?
このスレはこのまま置いておけば良いの?
ともあれ読んでくれた方、待っててくれた方、支援してくれた方、ありがとうございました。
色々と拙かったと思いますが、なにぶん初めて書いたssなもんでご容赦ください。
次回があれば、誰か一人二人に焦点を当てて書いてみたいです。
というわけで、また会う日までノシ
このSSまとめへのコメント
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