一方通行「手作り料理ィ?」 (40)


初ssです。

キャラ崩壊、設定などがあるかもしれませんが
、暖かい目で見てやってください。
オチ無いかも……


打ち止め「ねえねえってミサカはミサカはあなたの袖を強く引いてみる」

一方通行「あァ? なンだよォ」

打ち止め「あなたの手料理が食べてみたいなってミサカはミサカは上目遣いでおねだりしてみる」

一方通行「なンで突然そンな事言い出すンだァ? 黄泉川の炊飯器料理でも食ってろ」

打ち止め「えー、そんなこと言わないでーってミサカはミサカはジタバタしてみたり!」ジタバタ

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番外個体「ふぁあ、朝からうるさいなぁ。あなたは人が寝ていることに配慮はできないのかな…ハァ」

一方通行「もう昼ですゥ。もう良い子は起きる時間なンですよォ」

番外個体「なんっか腹立つなぁ。まあいいや。最終信号と何やってたんだ?」

打ち止め「ミサカがあなたの手料理を食べてみたいなって言ったら黄泉川の洗濯機料理でも食ってろって言われたんだよってミサカはミサカは軽蔑の眼差しをあなたに向けながら告白する」

番外個体「あひゃ! 洗濯機料理? あはっはは、そりゃひどいね」ゲラゲラ

一方通行「言ってねェよ!」

ここはエプロン装備の家庭的一方通行を期待してみたり…って

芳川「あら、みんなおはよう。何かあったの?」トコトコ

番外個体「最終信号が第一位に手料理を作れってねだったんだってー」

芳川「作ってあげればいいじゃない。私は甘いけど優しくはないから作らないけどね」

一方通行「あァそうだなァ。お前はとことン自分に甘いんだよォ」

芳川「そうよ。あ、今日はバイト探さなくちゃいけないから部屋に戻るわ」パタン

打ち止め「清々しいほどあっさり逃げた芳川にミサカはミサカは呆れてみたり」

番外個体「で? 何を作るんですかねぇ? ミサカも楽しみで堪んないよ。あはっ☆」

打ち止め「無理はしなくてもいいけどってミサカはミサカは目を潤ませ、うっ、えぐっ」ウルウル

一方通行「くっ……コーヒー買ってくる」ガチャ

パタン

打ち止め「よし。仕込み完了ってミサカはミサカは自分の演技力に惚れてみたり」

番外個体「自画自賛ですかぁ。でもまあ面白くなりそうかも」

打ち止め「あ、そうそう。今日は昼ごはんは黄泉川がおいていってくれたみたいだよってミサカはミサカは妹に報告してあげてみたりー」

番外個体「ふーん。今日の昼ごはんはチキンライスか……にしても洗濯機料理……」フルフル

〜コンビニ〜

一方通行(手料理ねェ……俺には似合わないったら有りゃしねェ)ガコン

一方通行(でも打ち止めは泣いちまうほど俺の手料理が食いたいらしいしなァ)ガコン

一方通行(こうなったら一肌脱ぐしかねェかァ?)ガコ…

一方通行(いやいやいや、想像しただけで…)ガコンガコンガコン

一方通行『家庭的一方通行でェす・』

一方通行(うゥ、出来ることとできねェ事があるンだよ)ハァ

一方通行(失神ものだなァ)ガコン

イン「とうまー! 今日はこれが欲しいかも!」

上条「ら、ラ王!? そんな高いのじゃなくてこっちのカップヌードルにしませんか!」

一方通行(あれは三下とツレのシスター? か)ガコン

イン「いっつもそれだから飽きたかも。こっちの方が生麺とか書いてあるし美味しそうだよ?」

上条「うう、しかしそんな高い味を覚えられたら上条さんのサイフはすっからかんに」

イン「それは甲斐性なし過ぎるんだよ。たかがカップラーメン一つで財布の中なんて変わらないと思うけど」

上条「それは聞き捨てならないぞインデックス。一円を笑うものは一円に泣くんだぞ」

>>3
あー、エプロンは後の方にこっそり入ってます。
やはり外せない

イン「たまにはいいと思うんだけど。ご馳走だよ? いつももやしで我慢してるんだからねー? 今日だけー」

一方通行(ご馳走だとォ?)ガコンガコン

上条「いや! そんな目で見ても上条さんは心を鬼にしてもやしを手に取る!」

イン「いいでしょー? その代わり今日はお菓子無しでいいからこんな楽な料理なんてそうそうないし」ガサ

一方通行(楽な、料理だとォ?)ガコンガコン

上条「キャベツ太郎減らしても金額が釣り合わないな。分かったか?」

イン「ということは今日ももやし?」

上条「そう。最近は寮の修理代云々でお金が底をつきそうなんでしょうがないんだよ。な?」

一方通行「おい、三下ァ。俺がそれ買ってやるよォ」

上条「あ、一方通行? どうしてここにいるんでせうか」

一方通行「コーヒー買いに来たンだ」ガラガラ

上条「で、先程はなんと仰ったんでせうか」

一方通行「だァ、めんどくせェ。そのラ王買ってやるって言ってンだ」パシパシ・ スタスタ

上条「え、ええ!」



店員「しゃっせー!」

一方通行「はィ」ガシャン

店員「」

店員「はっ、コーヒー……三十七点、ラ王六点、合計七千八百五十円でーす!」

一方通行「これでたのむ」ブラックカード

店員「あ、あざしったー」

一方通行「おィ、店出ンぞ」

上条「一方通行が天使だぞー」

〜公園〜

上条「でもなんで奢ってくれたんだ?」

一方通行「あァ? 気分だァ。他意はねェよ」カシュッ

一方通行(重要なヒントがもらえたし、このガキシスターには感謝しねェとな)

イン「らっおっうー♪」

一方通行「でもよォ、そこのシスター普段はもやししか食ってねェのか?」ゴクゴク

イン「そうだよ。キャベツ太郎も食べるけど、正直毎日死の境をさ迷ってるんだよ。シスターでも迷えることはあるのです」

一方通行「そうか。で、ご馳走はなンだ?」ゴクゴク

イン「ラ王」キッパリ

一方通行「あァそうか、本当に参考になった。今日は急ぐから帰らせてもらうぜェ」コクコク

上条(参考になった? 訳わからないけどいいか)

上条「ありがとな! 一方通行」

一方通行「おゥ、お礼はまた今度しに行くからな」ダッシュ

イン「いい人だったんだよ」

上条「おま、モノでつられるタイプか?」

イン「うん」

上条「拒否して! 上条さんが抱いていた清貧なシスターのイメージが!」





一方通行(カップラーメンか……流石は食のシスターだァ)タッタッタッタッ

一方通行(皆を驚かせてやろゥか。学園都市第一位の手料理で!)ニヤリ

間違えました

上条「拒否して! 上条さんが抱いていた清貧なシスターのイメージが!」誤

上条「否定して! 上条さんが抱いていた清貧なシスターのイメージが!」正



〜黄泉川の家〜

打ち止め「おいしそうってミサカはミサカは黄泉川の炊飯器料理を観察してみる」

番外個体「今日の昼飯は黄泉川の洗濯機料理で夕飯は第一位の愛情こもった手料理なのかな? あはっ」ケラケラ

Prrrrrr!

打ち止め「あ、電話だ! あの人からかもってミサカはミサカは観察を中断し電話にっ」バタン

番外個体「きゃは☆ こけてやーんの」

芳川「私が取るから食べてなさい」ピッ

黄泉川『もしもし』

芳川「どうしたの? 愛穂」

黄泉川『桔梗じゃん。今日は警備員が忙しいから帰るの遅くなるじゃん。だからごはん』

芳川「あー、それなら大丈夫。一方通行が愛情こもった手料理が振舞われるらしいから」

黄泉川『なんと! それは急いで帰らなくちゃいけないじゃん』

芳川「そうね。できるだけ早く帰ってこないと無くなっちゃうから」

黄泉川『分かってるじゃん。私の分もちゃんと取っておくじゃんよ!』

芳川「分かった。じゃあ、仕事頑張ってね」カチャ

打ち止め「黄泉川からだったのってミサカはミサカは尋ねてみる」

芳川「そうよ。一方通行の手料理食べたいって」

番外個体「本当に作るのかな?」

打ち止め「ミサカの涙が効かないはずがないってミサカはミサカはセロ、一方通行の弱点を突いたことを報告してあげてみたり!」

芳川「楽しみねぇ」フフ

ガチャ

一方通行「なァにが楽しみなンですかァ?」ガチャガチャ

打ち止め「あなたの手料理に決まってるでしょってミサカはミサカは満面の笑みを向けてみる」

一方通行「あァ、そォですか」ガチャガチャ

番外個体「材料は何かな、セロリ? もやし?」

一方通行「どっちでもねェよ。ほら、さっさと食っちまえ」シッシッ

一方通行(さァて、このラ王はどうやって仕舞おうか)ガチャガチャ

打ち止め「また随分大量に買ったねぇってミサカはミサカはあのコーヒーの重みを支えられるとは思えないあなたの細い腕を見てみる」

一方通行「いいから、さっさと食っちまえよ」シッシッ

打ち止め「むぅ、材料は買ったの?ってミサカはミサカは心配そうな面持ちで聞いてみる」

一方通行「なンのことやら」ガチャガチャ

一方通行(とりあえずラ王はここに隠しておくかァ)ガサゴソ

打ち止め「ツンデレさんなのかなってミサカはミサカは推測してみたり」

一方通行「あァそうだそうだ」

打ち止め「はぁ! エプロン買いに行ってたのかなってミサカはミサカは興味津々だよ!」

一方通行「エプロン装備はしませェん。手作り料理もやらねェよ」プイ

番外個体「はぁ、あなたの分のチキンライスはそこに置いてあるからレンジでチンして食べるといいよ」

一方通行「おゥ」ガサゴソ ピッ

打ち止め「幸せ指数が……」

芳川「あ、そうそう今日は黄泉川の帰りが遅くなるらしいわ」

一方通行「そォか」

打ち止め(一方通行はツンデレさんなだけだから夜ご飯は作ってくれるよねってミサカはミサカは僅かしかない希望を信じてみる)

番外個体(セロリたんの手料理ペロペロしたいって……何を作るのか、作るかどうかすら分からないってば)MNWセツダン

チン

一方通行「あっちィ、やりすぎちまったか」スタスタ

一方通行「ってお前らなンで食べてなィんだ?」

打ち止め「いただきますは皆でするものだからってミサカはミサカは無知なあなたに教えてあげる」

番外個体「おチビがうるさいから待ってたんだよ」

一方通行「そォか、すまねェ」

打ち止め「いいんだって、それじゃあ」

一番止め「いただきま(ァ)す」

芳川(先食べてた)アハ

一方通行「ふゥ、食べた食べた」

打ち止め「んらられろらっれらりろっれりらららりらららりっれろる(まだ食べ終わってないよってミサカはミサカは言ってみる)」

一方通行「それはお前だけだろォ。俺も番外個体も食い終わってンだ」カチャカチャ

番外個体「おチビさんもさっさと食べちゃいな」

打ち止め(そういいつつも待っていてくれるのは優しいよねってミサカはミサカは顔を赤らめてみたり)

一方通行「ら、打ち止め顔あけェぞ。熱でもあンのか?」ピト

打ち止め「ええっ! 大丈夫だよってミサカはミサカはあなたの心配を解くことに必死になる」

一方通行「大丈夫だ。熱はねェな」

番外個体「おあついね」

芳川「そうね」ズズッ

打ち止め「ふぅ、食べ終わったよ!ってミサカはミサカはアピールしてみる」

番外個体「じゃああれだね」

一番止め、芳川「ごちそうさま(ァ)」

打ち止め「晩ご飯楽しみだねって何も準備をしてないように見せかけているあなたの真意を見抜こうとしてみたり……」

一方通行「あァ? 何もねェっつーの。三下の所でも行ってろ」

打ち止め「遊びに行くってことかなってミサカはミサカは聞き返してみる」

一方通行「あァそうだ。さっさと行け」

打ち止め「追い出されているような気もするけど気にしないってミサカはミサカは元気に外へ飛びたしてみたりー」ガチャ

番外個体「うひひ、やっぱり夕飯作る気なんだね。いやー楽しみ楽しみ」ガチャ

一方通行「黙れ」ギロッ

芳川「じゃあ空気を読んで私も部屋に戻るかしら。頑張ってね」ガチャ

一方通行「よし。皆居なくなった」ガサ

一方通行「ん? 作り方分からねぇ」


ピピピ、プルルルプルルル
ガチャ

一方通行「おィ、今すぐ俺、黄泉川の家に来い」イ、イマスグ?

一方通行「あァ? 忙しい? 打ち止めがいる? 知ってるよンなこと」ワカッタ。イマスグイキマス

一方通行「あァ、今すぐだぞ?」カチャ



上条「それで上条さんが召喚されたわけですか」

一方通行「そォだ、悪いか?」

上条「いや、うちの大食いがオタクの打ち止めと遊んでる時はお腹すいたって言わないから感謝しかないですよ」

上条「それにラ王の件もあるしな」

一方通行「そゥだな。でラ王の作り方分かるか?」

上条「分かるけど……なぜラ王?」

一方通行「お前の所のシスターがご馳走って言ってたンだよ。でかくかくしかじかあってだ」

上条「…………ふっ、それならラ王は失格だ」

一方通行「な、なンでだよ!」

上条「ラ王は素早く上手く食べれることに特化しているから、打ち止めの求めている愛情こもった手料理にはならない」

一方通行「だからなンでだよ!」

上条「それは……」

一方通行「それは……」

上条「愛情を込めれる工程がほとんどないからだ!」

一方通行「愛情を込めれる工程だとォ?」

上条「そう。ラ王はかやくをいれ、お湯をいれ、スープの素を入れたら完成してしまう。愛情を込める為の工程は工場で完成してしまっているんだ!」

一方通行「そォか! だったら何を作ってやればいいンだよ……俺は料理なんてできねェしよォ」

上条「そういう時のために上条さんが居るんだろ」

上条「ほら、ラ王は片付けて……」ゴソゴソ

上条「エプロンつけて」

一方通行「ふりふりじゃねェかよ」フリフリ

『打ち止め「えー、そこで意外性を出すためにエプロン装備の家庭的一方通行に期待してたのに、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」』

上条「気にするな」

一方通行「はァ、クソったれが」フリフリ

上条「上条さんの手作りラーメン講座、開講でーす!」パチパチ

一方通行「手作りラーメンだとォ? じゃなくて、なンで突然そうなるんだよォ!」

上条「手作り料理だろ? なら定番は」

上条「麺から作る本格的なラーメンにきまってら!」

一方通行「麺からァ!!」

上条「そうです。上条家特製麺です」

一方通行「はァ、分かった。まだ夕飯まで時間もあるし、頑張るぜ」フリフリ

上条「そのいきだ!」

上条(俺が着せたのに気になるな……)

上条「まず手打ちうどん用の粉と、水、塩、卵を用意する」

一方通行「なァんで手打ちうどん用の粉が家にあるんだァ?」ゴソゴソ

上条「粉以外を混ぜてから粉の中に注ぐ」

一方通行「注ぐってほど量はねェだろ」チョロロ


ミサワ日記〜三日坊主じゃないし〜

〇月×日 晴れ

ミサカは昼ごはんの後ウトウトとしていたんだけど、あの人の独り言がうるさくて寝るに寝られなかった。
ブツブツ言ってるだけだから何言っているかわからなかったけど。
電話をかけたことだけは確かだね。

電話のしばらく後に知らない声も入ってきたからミサカは二人に安眠妨害を止めるよう訴えようとドアを開けたんだ。
ドアの先は新世界と言っても過言じゃなかったね。
何せそこにはウニのようなツンツン頭と、今でも思い出せる小さい子が着るようなド派手なピンクのふりふりのついたエプロンに身を包んだあの人がいたんだから。

でもミサカは笑う事を我慢した。
いつもミサカはあの人に嫌がらせをしてきたけど、やってはいけない一線だけはわきまえていたから。
あそこで笑ってしまったらあの人は二度と立ち直れないだろうって思った。

番外個体(うるさくて寝れないよ……)

上条「そして、力を込めて、こ、ね、る」フンフン

番外個体「……ウグッ……あれぇ? 何やってるの。楽しそうだな」ガチャ

上条「!! 御坂でも御坂妹でもない……?」

番外個体「番外個体って言うよ。ぎゃは☆ ミサワって呼んでね」フルフル

上条「ミサワか。俺は上条当麻。よろしく」

番外個体「で、何をやってるの」フルフル

一方通行「あァ、お前には関係ねェから部屋戻ってろ」フリフリ

番外個体「それは無理かな。教えてくれたら帰るかもしれないね」ククッ

上条「ラーメン作ってるんだ。打ち止めのために」

一方通行「さーんしたァ」ギロッ

上条「ひっ(死亡フラグ!?)」

番外個体「え! 本当に作るとは予想してなかった……ミサカびっくり!」

番外個体(そして、フリフリで睨んでも怖くない)

一方通行「っせェな……」コネコネ

上条「お、粉がなくなってきた。よし」ヒョイ

一方通行「なンで取るンだよ」

上条「材料が塊になってきたらポリ袋に入れて」

上条「新聞で何重かに包んで、中身が滑らかになるまで踏む」ゴソゴソ

上条「ミサワ、踏むのは頼んだ!」

番外個体「オーケイオーケイ。そういうこと大好きだから」ドカドカドカ

一方通行「すごい踏ンでるけど大丈夫なのかァ?」

上条「俺が見てるから大丈夫。ミサワが踏んでる間にこれ買ってきて」ピラ

一方通行「チャーシュー、醤油ラーメンのスープの素、めんまだとォ?」

上条「ネギとのりはあったからね」

一方通行「おォい! スープとチャーシューは手作りじゃねェのかよォ」ヌギヌギ

上条「そんなことやっていたら明日になっちゃうだろ? それに俺もインデックスのご飯を作ってやらなくちゃいけないし」

一方通行「そ、そォだな。お前も待ってる奴がいるンだしな。分かった。買ってくるわ」ダッシュ

上条「いってらー。湯を沸かさないとな」ジョボボ

〜十分後〜

一方通行「買ってきたぞォ」ゼエゼエ

上条「早いな。どれどれ」ガサ

一方通行「ベクトルダッシュしたからな」

上条「オッケー。不足なし」

上条「はい。これ着て」フリフリ

一方通行「もう何も突っ込まねェ」チャクヨウ

番外個体「滑らかになってきたよ」

上条「そうか。じゃあ次は踏んだやつを寝かせる」

一方通行「寝かせるゥ?」

上条「そう。まぁ、今の季節なら一時間くらい放置しておけばいいだろう」

一方通行「放置か。その間に出来ることはねェのか?」

上条「ないかな」

番外個体「そっか。じゃあ上条とゲームしようかな」

上条「ゲーム? 何があるんだ?」

番外個体「マリオとかかな」

上条「マリオか……苦手だけどやってみましょう!」

一方通行「俺は見てるわ」

番外個体「よしっ、ボコボコにしてやる。ヒャハ!」ゴソゴソ

上条「ミサワ随分嬉しそうだな」

一方通行「あァ。あいつはいつも打ち止めに接待プレイを強要されてるからなァ。たまには相手をボコボコにしてみてェんじゃねェの?」

上条「じゃあ、上条さんも本気出しちゃいましょう!」コントローラーニギリッ

上条「負けました。何回負けたか分かりません……」

番外個体「ぎゃは☆ ストレス発散だね」

一方通行「ふァあ。そろそろ一時間たったンじゃねェの」ムクッ

上条「一方通行、ぜーんぶ負けたぁ」

一方通行「おいおい、そこまで落ち込むなよ。こいつこう見えて洒落にならねェくらい強いンだから」

番外個体「ギャハハ! そうだよ。ミサカは接待プレイでも最後は逆転して最終信号を泣かすのさ。だからミサカは負けた事ないし」

上条「そ、そうだな。それなら仕方が無い。麺作りに戻ろう」シクシク

上条「次は薄ーくのばします」クイクイ

上条「厚さの目安は一、二ミリってところだな」

一方通行「美味しくなァれ。美味しくなァれ」ノバシノバシ

番外個体「ミサカもやる」

一方通行「はィよ」

番外個体「よいしょ」ノバシノバシ

一方通行「だいぶ薄くなって来たンじゃねェの」

上条「うん。これくらいでオッケー」ヒョイ

一気に投下します!

上条「次は薄ーくのばしたこれをくっつか無いように強力粉を振りかけながら何重かに折って」オリオリ

上条「太さに注意して切る」トントントン

上条「これは上条さんにお任せあれ」トントントン

番外個体「早い」

一方通行「それに麺の太さがほぼ一定だ」

上条「で、最後に沸かしておいたお湯で茹でて完成だ」ザザザー

番外個体「おおお! すごい」

一方通行「俺達が作った麺だ。つまり手作り料理だァ」ニコニコ

上条(喜んでいただけて上条さんも嬉しいですよ)

一方通行(これなら打ち止めも満足かァ?)フリフリ

番外個体(エプロン装備のセロリたんハスハスしたい……だって? 仕方ないな、MNWにうpしておくか。最終信号も見たら驚くかもな。ぎゃは)


〜夕食前〜

打ち止め「ただいまーってミサカはミサカはいい匂いに夢をふくらませてみたり!」タッタッ

一方通行「おゥ。てェ洗ってこいよ。飯できてンぞ」

打ち止め「わぁ! ラーメンだ!ってミサカはミサカは目を輝かせてみたり」

打ち止め「これはあなたが作ったのってミサカはミサカは尋ねてみる」

一方通行「あァ。俺たちが作った」

打ち止め「へぇぇぇえ!ってミサカはミサカはエプロン装備の家庭的一方通行を想像してみる」

一方通行「それは気持ち悪ィからやめろ」チョップ

打ち止め(ふふふ、フリフリのあなたは結構可愛いかったよってミサカはミサカは心の中で告白してみる)

番外個体「お熱いのはいいからさっさと食べようよ。麺が伸びちゃう」

芳川「やれば出来るじゃない、あの子」

番外個体「いいセリフが台無しだね」


黄泉川「ただいまじゃーん!」バタン

芳川「あら、いいタイミングね。今から食べるところだったの」

黄泉川「そうかそうか……ラーメンじゃん!」

打ち止め「……」ウズウズ

一方通行「おィ黄泉川、さっさとてェ洗って席につけェ」

黄泉川「フッ。分かったじゃん」ジャー




一方通行「みんな席ついたなァ? それじゃあ」

一番止め、芳川、黄泉川「いただきま(ァ)す」

とこんな感じです。
最後がうまく書けるといいなってミサカはミサカは思ってみたり。

エプロン装備のセロリたんハスハスって誰が言ったんでしょうね?

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