この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。
地球に芽生えた、知的生命体――人間。
言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。
2XX0年――。
とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。
星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。
彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。
星の力を巡る、欲しの物語
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425222783
いつだって、何にだって、はい、と答える。
そうしなければならないのだと、インプットをされている。
新しい主を名乗る者が現れても。
今の主を殺すようにと命令を受けても。
僕はどんな命令にでも、はい、と答えてそれを実行しなければならない。
「フォース・ナンバー・セブン――。今日こそは死んでもらう」
ヤツらが来る。
死ね、という命令には、はい、と答えてはいけなかった。
そうしたら「すべてのくろうがみずのあわになる」からなのだと、いつかの主が言っていた。
右腕高速振動剣を展開し、それを構える。
腰裏のホルスターから星業銃を抜き、アイセンサーと照準をリンクさせる。
フォース・ナンバース。
グラスパーの肉体に機械を埋め込み、作り上げられた殺戮兵器。
フォース・ナンバー・セブン。
7番目に作られた、フォース・ナンバースの最新作。そして、僕。
炎を突破して。
爆発の中を駆け巡って。
血とオイルの臭いを振りまいて、僕は駆ける。
でも、いつからだろうか。
目紛しく変わる僕の状況に拒否反応を起こすようになったのは。
これは、嫌なんだ。
何が嫌かは分からない。けれど、もう嫌だ。
だから僕は、命令を破った。
炎を突破して。
爆発の中を駆け巡って。
血とオイルの臭いを振りまいて、僕は逃げた。
どこまで行っても、何かが追いかけてくる。
それが嫌で、嫌だから逃げて、逃げてどうなるかは知らなくて、それも嫌で、だから逃げる。
逃げた先に、何があるかは分からない。
でも、嫌なものは嫌だった。嫌だから逃げるのは、普通のことだとちゃんとインプットされた知識に存在していた。
かつては、剣術家だったらしい。
だが近代化の波が押し寄せた折に刀を取り上げられ、そのまま一般庶民となった。
そうして時が流れていき、我が家の爺さんが若かったころに探偵業を開いた。
苦し紛れに食いつなぎながら我が家は、貧乏ながらも細々と生き長らえてきたが、今となっちゃあ三笠の血は俺だけに。
世の中はなんとも、めんどうくさい。
学校へ行くなんて、その最たるものだと直感に従って探偵業を継いだ。
だが、依頼なんてめんどうくさいから電話線を引っこ抜いた。あとはお察し、働かざる者食うものなし――。
埃まみれの道場で売れるものがないかと探し、見つけた朱塗りの鞘に収められた刀。
見事な飾り緒のついたそれを質屋へ持っていこうと掴み、刃を見ようと引き抜いた時に声がした。
「我が名は宗門。剣に生きよ、我が子孫よ」
「さもなければ、死後に天国や地獄へ逝けるとは思わぬことだ」
「この宗門を握り、剣の道を邁進せよ。――さすればお主の腐った根性、叩き直してやろう」
捨てた。
捨てたのに、何故か戻ってきた。
「捨てるな、今、1回捨てたことを記憶したぞ」
「これはもう、取り返さないと酷い目に遭うぞ、いいのか、いいんだな? 可哀相に」
妖刀に憑かれ、俺は剣士になってしまった。
口やかましいコイツがいれば、体育がドベだった俺でも剣豪になれる。
楽と言えば楽だ。
だったら剣の道に生きてやろう。…何すりゃいいか、分からんが。
過去スレ
一部 意志を継ぐ者(冬也編)1~4
二部 暁に咲く黒鉄(明編)4~7
三部 万雷纏いし闊歩(ハワード編)7~11
四部 零へ至る道(幸晴編)11~14
五部 穢れざる黄金(独楽編)14~17
六部 闇を蠢く救済(デイモン編)18~21
七部 輝きの乙女(夜子編)22~25
八部 怜&御門編25~
1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
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2 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 2】 - SSまとめ速報
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3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
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4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
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5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
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6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
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7 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 - SSまとめ速報
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9 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 9】 - SSまとめ速報
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10 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】 - SSまとめ速報
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25 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 25】 - SSまとめ速報
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26 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 26】 - SSまとめ速報
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27 【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part27 - SSまとめ速報
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――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える ー・ー
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ ー・?
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE 130・110
越山泰佑:エージェント 反応の異能 ?・ー
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い ー・70
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔 50・70
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能 70・ー
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能 40・40
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能 ?・ー
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味 90・ー
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味 40・ー
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり 110・100
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い ?・?
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員 ?・ー
紫藤凪:御門と犬猿の仲 ー・50
吉前魁:孤児の少年 御門が保護 70・80
さて、いるかな?
こんな時間だしなあ…
スレ建て乙なの 彼奴ら本当に何なのなの、管理者如何にかしてよマジで不快なの
発見。良かった…
さて、やりますかい?
【安価下1】
1 本編をね?
2 オマケすか?
3 サブエピすか?
A 明ママすか?
B その他キャラ応相談すよ
3 独楽
あのくらいで中断するときは次スレたてといたほうがいいね
独楽ちゃんかぁー…
独楽ちゃんはなぁ…どんな感じのサブエピがええねんかのう?
ぱっと思いつく感じだと…
・リク真人間化計画? 昼行灯とかやめんしゃい、的な?
・お見合いしなさいとのお声が? かかって? でもリクいるし? でもリク戸籍ないし? それは神瑠璃家としてはねえ、的な? 色々?
・機関をクリーンなイメージにしようキャンペーンに長官自ら、的な?
…他、どんな感じすかね?
どうにか夜子家と絡ませたい
例えば、パーティとか リアバト事件とか
途中送信すまぬ パーティとか、事件について業界で会議があったとか でした
世界中の機関の支部の視察とか
真ん中
>>13
そっすね~、油断大敵でしたね
>>15-16
絡ませても…絡ましても、別にいいことは…
独楽ちゃんとお嬢が顔見知りに…あ、すでになってたけど
それにご実家の実務は独楽ちゃんもお嬢もノータッチだから…
>>17
あかん…てけとーにも考えてないとこが露見されてまう…(震え声
>>18
ふむふむ
そして、まだ隠されてるけどリクにはね…まだ秘密があるからね…色々と、一筋縄ではいかんねんな…
んじゃ、決を取りませうか
【安価下1】
1 独楽、結婚を考えさせられる
2 上流階級のパーリナイ? 神瑠璃家と高円宮家とロックフェラーとロスチャイルドとアバッティーニと美多組ともろもろもろ…?
3 機関クリーンキャンペーン、支部紹介&問題改善? むしろ長官直々のコンサル? …>>1の手におえなさそう\(^o^)/
>>15です 自分としては「あれ、ひょっとして昔何処かであってた 親に聞いたけど忘れてるだけで幼馴染なの」みたいな展開が欲しいのです
ま じ で か
…うん、コンサルは、すんません…(震え声
名前安価はかどりそうだなぁ…
……………ちょっとね、考えたんだ
あれだ、独楽ちゃんが見られりゃね、多分イイと思うんだ。それだけでも、イイと思うんだ
頑張り屋さんで有能で挫けなくって明るくてね、そういう素敵な女性だしね?
だから、もうね、あれだ
これが目的!っていうんじゃなくてね?
こう…さ? 独楽ちゃんがあれこれ回って、色々する…と
そしたら、ファミリーネームが物騒なビッチちゃんも秘書としてついてまわるし?
それで…いいよね? ね? いいってことに、してくだ、さい。すんません!(平謝
【安価下1】
サブエピ・独楽がいく!
1 ~東アジアの要、東京支部~
2 ~世界一のグラスパー犯罪率、某市支部~
3 ~別名、左遷支部~
4 ~日本社交界~
さあ、どれがええん!?
4
>>22
はいはいはい…そういうのですね…はい! コンマ、がんばってくだされ!
じゃ、書いてきますんで!
――独楽が往く!~日本社交界~――
独楽「社交界?」
ママン『そう、社交界』
ママン『独楽ちゃん、お仕事が忙しいのは分かるけれど、色々な人とお会いになるでしょ?』
ママン『そういうところに顔を出しているとね、どこかで助けてくれる人とお知り合いになれるかも知れないから』
独楽「でも、興味ない…」
ママン『とにかく、1回だけでもね、出てみてよ』
ママン『昔は社交界に行けばドレスが着れる~って喜んでたじゃない』
独楽「それ何年前のこと…? わたし覚えてないよ?」
ママン『とにかく、決定だから。ちゃんとおめかししてね?』
独楽「…ええ…?」
ママン『独楽ちゃん!』
独楽「はぁい…」
ママン『いいコね』
独楽「はぁ…」
ママン『ため息ついたら幸せが逃げてっちゃうわよ?』
独楽「大丈夫ですぅー、逃げてく以上に幸せが入ってきてるから」
ママン『あら…いい人でもいるの? そうだ、その人、連れてらっしゃいよ、ね?』
独楽「え? ないないない…ダメだって、それは」
ママン『どうして?』
ママン『そんな人とおつきあいしてるの?』
独楽「違うけど…」
ママン『それじゃあ決定ね! 楽しみにしてるから! それじゃあね、がんばってね、独楽ちゃん』
プツッ
ツ-ツ-ツ-…
独楽「…………はぁぁ…」
リダ「お母さんの電話、何だったの?」
独楽「…社交界に来て、って…」
リダ「社交界!? 行く行く、ねえねえ、行きたいな。秘書だし、行けるよね? ねっ?」
独楽「…リダ、何が目的――って分かってるからいいや…」
リダ「えへへへ…楽しみだなぁ」
独楽「…はぁ…」
【安価下1】
独楽ちゃんのママンのお名前おなしゃーす!!
【採用安価のコンマ判定】
出席者は…
1~3 いつの間にか、ママンが用意してた婚約候補者…(白目
4~6 高円宮家がいるよ!
7~9 高円宮家と、美多家がおるよ!
――日本・某超高級ホテル
独楽「ごめんね、リク」
リク「ううん、こういうところ初めてで楽しそうだからいいよ」
独楽「ほんと? 良かった」
リク「ねえねえ、独楽ちゃんのお母さんってどんな人?」
独楽「うーん…割とよく似てるんだけど、強引なんだよね」
リク「強引なの?」
独楽「うん、強引」
独楽「それで箱入りのまんまで結婚して、箱入りのまんまお母さんになって、箱入りのまんま今に至るからね、ちょっと世間知らずかも」
リク「ふうん…」
リク「この会場で会えるんだよね? どんな人かな? 僕、当てる」
独楽「そんな意気込まなくても…」
リク「うーん…あ、あそこの人とか? 横にタキシードの人がいる、あのドレス着てる人」
独楽「え? うわっ…大当たり…」
スタスタ
美邦「独楽ちゃん、元気だった? あら、ちょっとやつれてるんじゃない? お仕事のしすぎ?」
独楽「元気だよ。お母さんも元気そうだね」
美邦「もっちろん。あ、横の方が独楽ちゃんの恋人の方?」
独楽「うん。リクだよ」
リク「はじめまして」ニッコリ
美邦「あら…お似合いじゃない、もう~。お仕事は何をされてるの?」
リク「せいg――」
独楽「自営業だよ!!」グイッ
リク「え?」
美邦「自営業? どんな?」
リク「あのね、世界の平和を――」
独楽「そ、それよりも、その横の人は誰なの?」
美邦「そう、そうそう。忘れちゃうところだった。紹介するわね」
美邦「こちら、【安価下1】さん。実はね、独楽ちゃんもそろそろ結婚した方がいい年だと思ったから、婚約者にって思ってたの」
【安価下1】
ママンが呼んでた、独楽ちゃんの婚約者候補さんのお名前、フルネームでおなしゃす!
※~宮は…そろそろ、やめとこか?
美邦「こちら、天海地明照さん。実はね、独楽ちゃんもそろそろ結婚した方がいい年だと思ったから、婚約者にって思ってたの」
独楽「ええっ…!?」
リク「…独楽ちゃん、婚約者いたの…?」
独楽「ち、違う――あ、あっ…えっと、は、はじめまして、神瑠璃独楽です」
天海地「…美しい」
独楽「へっ…?」
天海地「このような美貌の持ち主の方だとは…」
天海地「お母様からお話を伺いながら、ずっとお会いするのを楽しみにしていました」
天海地「我が天海地グループでは、空輸、海運輸送など手広く流通業をしていまして、世界シェアでは前年、――」
ウンヌンカンヌン
独楽(ぐいぐいこられてる…!)
独楽(リク、リク助けて、リク…!)チラチラッ
美邦「リクさん、背が高いんですね。おいくつなんですか?」
リク「183センチ…だったかな? 最後にはかったら」
美邦「あら。お父様はどんなお仕事を?」
リク「店長」
美邦「てん…ちょう…?」
天海地「独楽さん、どうか…必ず、あなたを幸せにしてみます。この僕と、ご結婚を…!」
独楽「ええええっ…!?」
【安価下1】
1 丁重にお断り…
2 リク、気づけ、気づいて、ってアイコンタクト送りまくる
3 その他、どうする?
1
時間が時間だし、連取りおkタイムにしときますか、一応。でも、3分とか5分とか、てけとーに間を空けてちょんまげ願います
―――――
天海地「どうか…!」
独楽「…ご、ごめんなさい」
天海地「この方の方が、いいんですか?」
独楽「はい…」
天海地「…」
独楽「すみません」
美邦「でも、折角なんだから…ちょっと考えるくらいは。ね?」
リク「独楽ちゃん、どうしたの?」←今さら
独楽「でもリクいるから…」
リク「いるよ、ずっと」
天海地「…失礼ですが、年収は?」
天海地「わたしは2兆円ほどです」
独楽「2兆…」
リク「年収…どれくらいだろう…? えーと…確か…日本円だと、40億円弱?」
独楽「…そんなに稼いでたの?」
天海地「数十億円と、2兆円です。独楽さん。お金が絶対ではないでしょう、しかし!」
天海地「まず、年収ではわたしが上です。リクさん…でしたね。学歴は? わたしはハーバード大を主席で出まして」
リク「学校は、行ってなかったから…」
天海地「どうですか、この差は!? 確かに、学力ではかれないものはあるでしょう、しかし! 社会的信頼というものは、人により異なります」
天海地「最終学歴というものは、それだけで相手に信頼を与えられる大きな要素であるとは思いませんか? まして、一家の大黒柱であるならば」
天海地「リクさん、何かスポーツなどは? わたしはアメリカンフットボールで馴らしまして、クオーターバックという司令塔をしていました」
リク「スポーツは、何でもできるよ」
天海地「これでもプロからも呼び声がかかるほどだったのですが、稼業があって辞退をした身なのです。何か、優勝をしたなどの経験は?」
リク「…それは、ないかな?」
天海地「どうですか、この差は!? 確かに身体能力はそれぞれに強みがあるでしょう、しかし! 実績は目に見えやすい努力の証なのです」
天海地「リクさん、今度は――」
美邦「まあまあまあ、天海地さん。そんなに詰め寄らなくても、娘はちゃあんと、分かっていますから」
独楽「お母さん…」
美邦「ね、すぐに結論出すことなんてないじゃない? だから、天海地さんと一緒にお話でもしてね? まずはお互いを知ってからで」
独楽「だから、お母さん…。リクからも、何か言ってあげてよ」
リク「…うーん」
独楽「?」
天海地「何でもどうぞ」
美邦「…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「…独楽ちゃんが、決めることだから。独楽ちゃんが、考えて出したら何も言わないよ」
4~6 リク「僕が勝てることだったら、かっこよさだけかな?」天海地「」
7~9 リク「独楽ちゃんと結婚するなら…絶対に幸せにしてあげられる人じゃないと、ダメだよ?」
リク「僕が勝てることだったら、かっこよさだけかな?」
天海地「」
リク「…あれ?」
美邦「確かに見た目はすごくステキ…」
リク「でしょ?」
独楽「…あの、天海地さん…」
天海地「ハッ――いっ、いい、いいですか!? 人間は、見た目じゃないんですよ!?」←身長177cm
天海地「それにあなたのような細っこい体で、本当に独楽さんを守りきれるというのですか!?」←体重97kg
天海地「腕ずくだけではなく! 将来に渡ってまで! 幸せな家庭を! 築けるのだと、顔や、体形だけわたしに勝つだけで!?」←若ハゲ
リク「…どうだろう…?」
天海地「どうだろう? どうだろう! ははっ、独楽さん、聞きましたか?」
天海地「まことに残念ながら、リクさんは自信があまりないご様子だ。しかし、わたしは断言をしましょう!」
天海地「必ず、絶対に、あなたとご結婚をした暁には幸せな家庭を築き、満たされた人生を送ることができるのだと!!」
美邦「情熱的で、いいわね、若い人は」
独楽「でも…そんなこと言われても…」
独楽「いきなり婚約者ですって言われて、はい分かりましたなんて言ってリクを振るなんてできないし…」
独楽「そんなに薄っぺらい関係じゃ…ないですし…ねえ?」
リク「うん」
天海地「こんな軽そうな人で、本当にいいと思っているのですか?」
美邦「でもかっこいいわねぇ…。ねえねえ、モデルさんとかしてたこととかあるの?」
リク「ないよ?」
美邦「もったいない…」
独楽「お母さんが元凶なんだからすぐ脱線しないでよ…」
天海地「独楽さん!!」
独楽「は、はい?」
天海地「どうか!! 考えるだけでも…!」
リク「…明照さん?」
天海地「?」
リク「独楽ちゃんと結婚できなかったら、困るの?」
天海地「困りますとも。この焦がれた恋心を、一体、どうしろと!?」
リク「…そうなんだ…」
独楽「リク…?」
リク「……でも、困ってるなら、助けてあげないと」
天海地「は?」
リク「ねえ独楽ちゃん。人助けだよね?」
独楽「…え?」
リク「だって、心が傷ついちゃうんだもん。かわいそうだから、僕、それだったら――」
【直下 コンマ判定】
1~3 黄金の精神が、揺らいだ
4~6 茫然自失
7~9 もうほんと、正義ってものに何でも適用させちゃって…違うでしょ、って
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 黄金の精神が、この程度で砕けるとでも?
奇数 独楽ちゃんが怒るって、相当よ?
※0は偶数扱いだよ
パンッ
リク「っ…?」
独楽「…リクの、バカっ!」
タタタッ
リク「独楽ちゃん…?」
・
・
・
独楽「ヒック…グスッ…」
独楽「リクのバカぁ…」グスン
ヒョコッ
リダ「こーまちゃん、どしたの?」
独楽「リダ~!」ヒシッ
リダ「うわ、何何何? 独楽ちゃん?」
リダ「独楽ちゃんが何で泣いちゃうの? 独楽ちゃん?」ナデナデ
独楽「リクがぁ…」
リダ「どうしたの?」
独楽「うぅ…うわぁぁぁん…」
リダ「独楽ちゃん…」ナデ
独楽「もうやだ…」
リダ「何が? もう、かわいい顔なのにぐしゃぐしゃだよ。拭いて拭いて」フキフキ
リダ「はい、ちーん」
独楽「うん…」チ--ン
リダ「何があったの?」
独楽「…かくかくしかじか」
リダ「…分かってないとは思ってたけど…ほんとに分かってないんだね、色々…」
独楽「あり得ないよ…こんなになんて、思ってなかった…。リク、その程度だったのって思ったら…」
独楽「悔しくて…悲しくて、辛くてっ…グスッ…」
独楽「もうやだ…リクきらい…」
リダ「今だけ、今だけ…。そんなにすぐ嫌いになんないって」ナデナデ
独楽「もうやだ…!」
【直下 コンマ判定】(完璧すぎたが故の脆さ-1)
1~3 独楽「リクじゃなくて、天海地さんと結婚するっ!」
4~6 独楽「リクと別れるっ!」
7~9 独楽「リクのことお家から追い出すぅ!」リダ(それでも追い出すだけなんだ…)
0 独楽「ほんとにリクが好きなのか、確かめる…!」リダ「独楽ちゃん強いよねー…」
次回の『サブエピ・独楽が往く!』に乞うご期待!!
…0のせいなんだ
むしろ、最初の低コンマのせいだったんだ
和気あいあいとね、やろうとしたんだよ
でもさ? まあね、こう…雨降って地固まる的なね?
独楽ちゃんとリクって、どっちも基本的に怒ることがないような性格だからさ? 波風会った方が、ええやん?
反省してますゴメンナサイ…
今夜の安価とコンマは、ここまでっす
ありがとうございました
乙なの ユッキーのときといい最近おまけのコンマが酷い
オマケネタ 夜子たん(ツンデレ)から透へのプレゼント
――オマケ・だって女の子だもん――
桜花「ゆっきー先輩の家だ」
幸晴「あのさあ…何で、来たの…? くたびれてるんだけど…」
桜花「ゆっきー先輩の臭いくんかくんか。…わんちゃんくさい」
ボルト「わふ」パタパタ
桜花「おおボルト。あなたはどーしてボルトなの?」ナデナデ
ボルト「わふっ」ペロペロ
幸晴「おーい…」
桜花「よっちゃん先輩がこれ、ゆっきーに返し忘れたから渡しといて、って」つ教科書
幸晴「あ、今日確か…貸してたやつ…。でも明日でもいいのに、何でわざわざ練習後に…。今日バイト休みだったのに…」
桜花「休みって言ってたからきた」ムス-
幸晴「…ご飯食べてく?」
桜花「ごちになります」
――で
幸晴「はい、どうぞ…」コトッ
桜花「ゆっきー先輩の手料理や。うまそやでぇ」
幸晴「その棒読み関西弁口調? やめたら? アイドルなら…」
桜花「おけーい、ふふーう。ボルトにはあげないぞ」
ボルト「くぅーん…」
幸晴「ボルトはこっちね」
ボルト「わふっ」ガツガツ
桜花「いただきまーす」モグモグ
桜花「うまし。ねえねえ、ゆっきー先輩」
幸晴「うん?」モグモグ
桜花「ずばり、ゆっきー先輩は彼女ほしくないの?」
幸晴「…桜花はアイドルでしょ。ダメだよ」
桜花「ゆっきー先輩のこと」
幸晴「そりゃ…人並みには欲しいけど…。ま、欲しいってだけだよねぇ…」
桜花「このぷりてぃーでらぶりーな、桜花ちゃんがアイドルじゃなくなったら?」
幸晴「…ぼくアイドルにしかきょうみないから」←棒読み
桜花「むむむ…これは訓練されたDTと見た」
幸晴「女の子がそんな言葉使わないの」
桜花「だって、夜に女の子押しかけてきたのに何もしようとしないなんて…ゆっきー先輩、不能じゃないんでしょ?」
幸晴「…ご飯食べたら、送るよ。早く食べてね。遅くなったら、お家の人も心配するでしょ? 物騒なんだから」
桜花「…ちぇっ…。ゆっきー先輩、奥手すぎ…。そうやって女の子もてあそぶんだ?」ジロォ
幸晴「…知らないの? これでもドSっぽい自覚症状あるんだ。そうやってやきもきしてくれるだけで、充分、おいしいよ。ご馳走さま」ニヤニヤ
桜花「忘れてた…。でも、ちゃんとお家まで送ってよ、ゆっきー先輩。…ちゃんとじゃなくてもいいけど」
幸晴「ちゃんと送ります」
これは冬が少しずつ遠退いて、ゆっくり春が近づく穏やかな夜のこと。
そして、この数週間後、何も言わずに去った幸晴に彼女が何を想ったのかは誰も知らない――。
――オマケ・全てお見通し――
夜子「――あら…?」
依姫「ん? どした?」
百合「何見てるんですか? 手編みの、本?」
夜子「あったかそうね、こういうのがあると」
依姫「でもさー、最近の男って、こういう贈り物、重いとか言って遠ざけるらしいぜ?」
百合「手慰みで作っちゃうような人も時々いますよね。暇潰しにはいいのかも…」
夜子「…」キョロキョロ
<バウバウッ
夜子(透は犬に吼えられててこっちに気づいてない…。よし、今の内に…!)
夜子「ねえ、よっちゃん、百合。こっそり、これと毛糸…買っておいてくれないかしら?」
依姫「何で?」
夜子「わたしが買ったらバレちゃうんだもの」
百合「あ、透さんに?」
夜子「ま、まあ、あれよ。透ったら、冬でもマフターの1本も巻かないから見てて寒いでしょう? だから、視覚的な寒さを和らげるためにね?」
依姫「うりうりうり~、素直になっちゃえよ、ユー。いいよいいよ? お嬢はやっぱさ、そういうスタンスでいかないと」
夜子「どういう意味?」
百合「ふふっ…分かりました。毛糸なら、うちにあるので、それを明日、持っていきます。それに本も、うちにあったはずなんで」
――数週間後
夜子(やっと…できた…)
夜子(透の目を盗みながらコツコツと編み上げたマフラー…! ……………でも、お店で売ってるほど、立派にはならなかったわね…)ヨレッ
夜子(い、いえ、これは視覚的にわたしの寒さを和らげるためのものだから、全然…そう、全然、そういうのじゃないし…!)
夜子「コホン…透、透ー? いないの、入ってきていいわよー?」
ガチャ
バタム
透「…」スッ ←正座した
夜子「ねえ、最近寒いと思わない?」
透「…」つ高級ブランドのカシミヤマフラー
夜子「あら、ステキ。――って、そうじゃないのよ!」
透「!?」オロオロ
夜子「わたしじゃなくて、あなたよ、あなた」
透「?」
夜子「冬でも、雪が降っててもお構いなしにスーツの上にコートだけで…。見てるこっちが寒いのよ」
透「…」ペコペコ
夜子「だ、だから…わたしが寒さを感じないように、これ作ってあげたから、寒い日は絶対に巻きなさい?」つ手編みのよれたマフラー
透「!?」オソルオソル
夜子「ちょっと、見た目は良くないかも知れないけど…あなたには、それくらいでも充分でしょう? どうせ寒くなんてないんだろうし」
夜子「ちゃんと寒かったら巻くのよ? いつも傍にいるあなたが寒そうにしてると、わたしが寒いだけなんだからね?」
後日、大切にしすぎて透が首に巻かないのを見かねて、夜子が巻いてあげました。
そうしたら今度は自分でマフターを外そうとはせず、部屋の中でも取らないので夜子が叱り、ちゃんと着脱するようになったそうです――。
残機はあと1つ
よって、あと1回はどっちかが死んでもやり直せるけれど…これを消費したら…(震え声
前回までの、あらすじ!
怜&御門は、怜を治せるであろうゆっきーを探してロシアまできたよ!
これ死んだわっていう絶体絶命のピンチで正義の味方が現れて命は取り留めたけど、御門は重傷、怜は絶不調に!
果たして広すぎるロシアの地でゆっきーに会うことはできるのか!
【直下 コンマ判定】
偶数 正義の味方は多忙だけど、あからさまに訳ありな4人だから、できることがあればやってあげるよ、って! やさC
奇数 正義の味方は多忙につき、ホテル数ヶ月分を取ってお金も払って、応急処置だけをしたら行っちゃったよ
※0は偶数扱いなんや!!
――ロシア・某所・ホテル――
怜「…」
神子「Zzz…」
魁「Zzz…」
御門「Zzz…」
怜「…」
リク『ごめんね、行くところがあるから…』
リク『ホテルだけ、3ヶ月取っておいたから、ゆっくり治してね。お大事に』
怜「…」
怜「…出力、8パーセント」
怜「…状態回復まで95時間」
怜「…」
【安価下2】
出力8パーセントのため、日常動作においても支障を来しています
また、御門は重傷につき操作不能です
1 待機
2 情報収集(PC)
3 その他、どうする?
怜「…」
怜「…状況は、悪い」
怜「…」
怜「…」
怜「御門の傷の治癒まで、待機する…」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 すでに怜がロシア入りしてることを、物騒な連中が聞きつけてる…
4~6 ノックの、音が…
7~9 思わぬ救いの手が…?
神子「もしもし、ママ?」
神子「…うん、ロシアだよ」
神子「でも…モスクワ、遠くて…」
神子「…うん…」
神子「…え?」
神子「うん…」
神子「…ありがと、ママ」
神子「うんっ…」
神子「うん、またね」
ガチャ
神子「ねえねえ、怜」
怜「…何だ?」
神子「朋羅ママがね、どうせそんなことだろうと思ってた、って言って…何か、どうにかしてくれるって」
怜「…詳細を求める」
神子「それは、分かんない…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ホテルの人が荷物届いたで~、って車一台もらった
4~6 便利屋を称する2人組がやってきた
7~9 ママの顔の広さが怖すぎる件について
コンコン
怜「…?」
神子「ママの言ってた、どうにかってのかな…?」
魁「…」
怜「…何者だ?」
<拙者、NINJAでござる!
<朋羅殿より、貴殿らを安全に目的地までお連れしてほしいと依頼を受けているでござる
怜「…忍者…?」
魁「忍者!?」
神子「忍者…?」
<入室して良いでござるか?
【安価下2】
1 あやしいから嫌だ
2 許可する
2
怜「…許可する」
ガチャ
忍川「初にお目にかかるでござる。拙者、忍川隼実。NINJAでござるよ! にんにんっ!」
魁「忍者…」キラキラ
忍川「さて、朋羅殿からどこまでお連れすればいいかは聞かされてないのでござるが…どうするつもりか?」
怜「…」
神子「本当に、忍者…? っぽいけど…」
忍川「拙者はNINJA…日本古来の伝統的な忍ではなく、現代に進化適用をした、NINJAでござるよ」
魁「術つかえるの?」キラキラ
忍川「無論でござる、それ、水遁の術!」
プシャ----
魁「水でた!」
怜「否定する。忍術ではなく、奇術である」
忍川「やややっ!? 見抜かれてしまうとは…」
神子「愉快な人だね…」
怜「【安価下2】」
1 目的地はモスクワだ
2 野老幸晴という人物の捜索をしている
3 その他、自由台詞
怜「野老幸晴という人物の捜索をしている」
怜「その人物と接触することとが現在の目的である」
忍川「ふむふむ」
怜「最終目撃情報がロシアのモスクワであり、モスクワを目指しているが御門が重傷のために移動ができない」
怜「忍川隼実、意見を求める」
忍川「ならば拙者に任せてもらえれば医療機器を備えたトラックで安全に、かつ、24時間不眠不休でモスクワまで連れていくでござる」
忍川「モスクワの地に到着をすれば拙者が情報収集をし、野老幸晴氏の居場所を掴んでみせよう」
神子「ほんとに?」
忍川「拙者は嘘をつかぬでござる」
魁「忍者…」
忍川「忍者ではなく、NINJAでござるよ!」
怜「…移動準備の開始を求める」
忍川「承知仕った!」
【直下 コンマ判定】(NINJA+3)
1~3 襲撃者が! 現れても知らぬ内にNINJAが撃退してたよ
4~6 道に迷った! けどNINJAだからどうにでもなってモスクワ着いたよ
7~9 最近のNINJAは機械にも詳しい…?
a
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 NINJAの治療術で御門がすっかりケガを治したよ! しかも影分身の術(異能)で情報収集もすっかり終わらせてたよ!
奇数 NINJAは金で雇われれば、何だってするのさ…。朋羅ママが依頼した二人組が、怜達がホテルを後にしてから着いたよ…
※0は偶数扱いなんよ
78
――ロシア・モスクワ――
御門「忍者…なあ…?」
<良いでござるか、魁殿。手裏剣というものは、こう構えて…肘がこうでござるよ
<こう?
<そうでござる!
神子「普通に…怪しい格好のお兄さんだよね…」
怜「しかし、有能である」
御門「…てか、これ、運転は?」
怜「影分身の術を使用し、増やした分身体が運転をしているらしい」
神子「ぼんっ、て増えちゃうんだよ」
御門「…いやいやいや…忍術とか…タネがあんだろ…?」
忍川「むむっ? どうやらモスクワに到着したようでござるな」
御門「情報収集してくれんだろ? さっさと行ってくれ」
忍川「拙者は時間給で動く故、依頼主の懐具合のために時間はムダにしない主義でござる」
忍川「すでにモスクワ中を分身で情報収集しているでござるよ!」
魁「分身の術どうやるの?」
忍川「それは秘伝でござるよ、魁殿」
怜「情報収集の報告を求める」
忍川「うむ!」
【直下 コンマ判定】(セーフハウス-3)(NINJA+3)
1~3 目撃情報はあるものの、どこに潜伏しているのか、もしくはすでにここを去ったのかは判明してない
4~6 2日前に食料を買い物してる姿が見つかったけど潜伏先は分からなかったって
7~9 きっちりセーフハウスを把握してまっせぇ!
0 モスクワでゆっきーが誰かと会うらしいよ、って情報までゲットしてるんだぜ
忍川「どうやら野老幸晴氏は郊外の隠れ家にいるようでござる」
忍川「拙者は貴殿らが野老幸晴と接触したことを任務終了とみなして、離脱をするでござるよ」
忍川「また拙者に依頼をしたければ、ここに連絡をするでござる」つ名刺
御門「…名刺って…」
忍川「見積もりは無料でござるが、それなりに高いお値段がかかるでござる!」
怜「了解」
神子「えー、もうなの?」
魁「もっとおしえて」
忍川「むむ…名残惜しいでござるが、人生は一期一会」
忍川「その時々で出会った人物との一瞬を大切にして、強く生きていくでござるよ」
忍川「では、セーフハウスの近くまではこのまま送るでござる。…その前に、何かやりたいことがあるでござるか?」
【安価下2】
1 ないよ
2 その他、自由要望
怜「優先事項はない」
忍川「うむ! では、行くでござるよ」
魁「手裏剣ちょうだい?」
忍川「ややっ、これは危険なものでござる。練習用にこのゴム製手裏剣を贈ろう」
神子「いいないいな、あたしも何かちょうだい?」
忍川「やややっ、うーむ…ではこの、水蜘蛛を贈るでござる」
魁「みずぐも?」
神子「なにこれ?」
忍川「ふふふ…これを使いこなせば水上であってもすいすいとアメンボのように移動できるでござるよ!」
御門「……何か、胡散臭えな…こいつ…」
怜「…裏稼業を営む人間らしからぬ明るい性格と、裏稼業を営む人間らしからぬ面倒見の良さに由縁するものと推察される」
・
・
・
――ロシア・モスクワ近郊・幸晴のセーフハウス付近――
忍川「では、拙者は接触を見届けたら去るでござる。さらばっ!」シュタッ
魁「きえちゃった」
神子「すごいね」
御門「さっさと行くぞ、めんどくせえ…」
怜「…行動を開始する」
スタスタ
御門「あの建物か?」
怜「肯定する」
【安価下2】
1 ノックしてこんにちは
2 ノック。どんなヤツか分かんないし、警戒しながら
3 押し入るぜ! 深い意味はない
4 その他、どうしてやろうか?
ノックして名乗るそして訪問理由
コンコン
怜「…」
御門「…」
コンコン
怜「…反応なし」
御門「ああ? んなはずあるかよ…?」
コンコン
怜「…」
御門「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 反応がないからドアを開けてみたら、どかーんってなった
4~6 反応がないからドアを開けてみたら、ボルトが突撃してきて…
7~9 ものすっげー眠そうな顔した探し人が出てきた
怜「…ドアを開ける」
ガチャ…
ダンッ
ボルト「わふっ!」
御門「うおっ…!?」
ドサッ
ボルト「わふ!」ペロペロ ←押し倒した御門を舐めまくり
神子「あ、かわいい!」
ボルト「わふ?」パタパタ
神子「いいコ、いいコ、おいで」
ボルト「わふ!」
神子「おっきいわんちゃんだ。シベリアンハスキー? でもおっきいなあ…」
ノソノソ…
幸晴「…どなた…?」←ものすっげー眠そうな顔
ボルト「わふ!」パタパタ
幸晴「…悪いんですけど…さっき…3時間前に寝たばっかだから…出直してくれると…ふわぁぁ…」
怜「【安価下2】」
1 了解。出直す
2 拒否する。要件がある
3 その他、自由台詞
連絡先なんて、誰もないんや…なので、フツーに1とします…
―――――
怜「了解。出直す」
幸晴「ボルト…ダメだよ、迷惑かけちゃ…おいで…」
ボルト「わふっ」
バタム
御門「…なーんか、ほんとにあれか?」
怜「写真と一致する」
神子「でも、死にかけてなかった? あの顔」
魁「わんちゃん…」
御門「それに、出直すったって…一体、どうしてろってんだよ…」
御門「そうだ、忍者――」
怜「すでに去っている。トラックの跡さえ残っていない」
神子「ほんとに、消えちゃったみたい…」
魁「手裏剣もらったのに…」
御門「…モスクワに戻って、また出直すか…」
怜「了解」
【安価下2】
1 怜視点継続
2 御門視点へ
【採用安価のコンマ判定】
1~3 モスクワへ戻ってる間に…また襲撃だよ…
4~6 モスクワで待ちぼうけ…あれ、まさかこれ…忘れられてんじゃね?
7~9 モスクワのカフェで待ってたらのそのそやってきたよ。ボルトさんのお鼻で来てくれたみたい
1
――ロシア・モスクワ・カフェ――
御門「…」
怜「時刻確認午後7時35分」
神子「ねえねえ、このケーキおいしいね」
魁「ジャムおいしい」
御門「…どんだけ待ちゃいいんだ…?」
怜「…不明である」
御門「…もっぺん行くにしろ、地味な距離あるからだりいし…」
神子「魁くん、ロシアの紅茶はね、ジャムを溶かして飲むんだよ」
魁「ジャムいれちゃうの?」
怜「否定する。日本で一般的にロシアンティーと呼ばれているものは、ロシアではなく――」
御門「どうでもいいっつの、蘊蓄は…。はぁ…」
御門「【安価下2】」
1 閉店時間までとりあえず粘るか…
2 怜、ちょっと行ってこいよ
3 そろそろ、また行くか…ああめんどくせえ…
3 その他、自由台詞
御門「怜、ちょっと行ってこいよ」
御門「まだ待ってろってんなら、無駄足になるし…」
怜「…僕が無駄足になる」
御門「お前疲れねえだろ? じゃいいじゃん」
怜「…了解」
神子「あ、じゃ、あたしもいく!」
怜「同行を許可する」
御門「んじゃ、とりあえずここでだらだらしてっから」
怜「了解」
【安価下2】
1 怜視点へ
2 御門視点のまま
神子「遠いね…」
怜「肯定する」
神子「まだだったら、ほんとにくたびれちゃうし…」
怜「…」
コンコン
神子「出てきてくれるといいなあ…」
怜「…」
コンコン
【直下 コンマ判定】
1~3 どんだけ寝てるんだろ…
4~6 忙しいからまた出直してって言われた
7~9 これからモスクワに出なきゃいけないんだって…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 快く迎え入れてくれた! 泊まるところがないから泊まっていいよ、って
奇数 どこの誰だか分からない連中がゆっきーのセーフハウスに総攻撃をしかけ始めた…
※0は偶数扱いなんだよ
コンコン
怜「…」
神子「ダメかな、これ…?」
怜「反応なし」
<タタタッ
バンッ
幸晴「下がってて!」
ジャキィィッ
神子「うわっ…!?」
怜「理解不能」
ボルト「バウッ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 戦闘ヘリ×3+戦車×5+イージスソルジャー×5
4~6 戦車×4+イージスソルジャー×3
7~9 戦車×3+イージスソルジャー×3+武装兵×30
ギギギギ…
ガコンッ
シュバババッ
怜「熱源反応探知」クルッ
神子「えっ…? な、何あれ…? 戦車…?」
幸晴「ボルト、行くよ…!」
ボルト「バウッ!」
遠くに現れた戦車が、火を吹いた。
大気を奮わせながら光の塊のような砲弾が撃ち出されるが、幸晴が両脇に抱えたアサルトライフルを連射して砲弾を空中で爆発させる。
ドッゴォォォォンッ
シュバッ
最新型イージスアーマーに身を包んだ、イージスソルジャーが飛び出して幸晴に迫る。
引き抜かれた高速振動剣を幸晴は鉄板を仕込んだ靴の足裏で受け、回し蹴りを放った。
頑丈な装甲に傷はつかないが、動きの止まったところへボルトが噛みつき、装甲ごと噛みちぎってしまう。
【直下 コンマ判定】
1~3 何故か怜と神子まで狙われ始めた…
4~6 流れ弾が来る程度…
7~9 ワンマンアーミー・ユキ…?
神子「れ、怜…あれ、な、何…?」
ヒュォォォォッ
怜「流れ弾確認。排除する」チャキッ
ドッゴォォォォッ
飛来した戦車の砲弾を怜が星業銃で撃ち落とした。
幸晴とボルトが一瞬で戦場と化したそこを走り回り、火線の飛び交う中で次々と敵を蹴散らしていく。
【直下 コンマ判定】
1~3 魔王幸晴のスタンスはね、二度とこんな襲撃できないようにって徹底的な恐怖と無力感を与えることなんだ。たのもし怖い成長だね…
4~6 そこら中が火の海と血の池になっちゃったけど、まあ、回帰でよゆーに戻しちゃいますわな
7~9 サクッと潰したさ、ゆっきーだもの
焼けこげた大地。
黒煙を上げて焼ける戦車。
倒れたイージスソルジャーと、戦車に乗っていた人々。
ガラクタと敗残兵と、炎と煙の丘。
それを背にしながら傍らに犬を連れて歩く青年。――それが、野老幸晴だった。
神子「…」←唖然としてる
怜「…」
幸晴「…それで…僕に何の用?」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 治してほしい
2 今夜の宿泊場所がない。宿泊場所の提供を求める
3 その他、自由台詞
怜「治してほしい」
幸晴「何を?」
怜「僕の体を」
幸晴「…体って…普通に、健常者に見えるけど」
怜「…」
【安価下2】
1 いいから治して、って押し切る
2 フォースだって明かして事情を説明する
怜「僕はフォース・ナンバー・セブン」
怜「しかし、現在はフォース・ナンバースからは離叛者として追われ、同時に僕を手に入れようとする不特定多数の勢力に狙われている」
怜「逃走中、フォース・ナンバースによって身体のエネルギー供給ライン、及び、星業動力を破壊されている」
怜「機械技術に精通した者では時間がかかってしまうため、追われている身として修復ができなかった」
怜「そこで、物体の状態を復元することのできる異能の持ち主を捜し、野老幸晴に辿り着いた」
怜「僕の身体を、治してもらいたい」
幸晴「フォース…」
幸晴「…」
怜「お前の異能で、僕を復元することを要求している」
【直下 コンマ判定】
1~3 幸晴「…治してあげたいのは、やまやまなんだけど」
4~6 幸晴「……万全の状態に戻れれば、いいの?」
7~9 幸晴「………フォース・ナンバースについては、個人的に調べてたことがある」
硝煙の匂いがする
幸晴「………フォース・ナンバースについては、個人的に調べてたことがある」
怜「フォース・ナンバースは秘匿されている。フォース・ナンバースの情報を意図的に探り、奪取しているのであれば多大な危険が及ぶ」
幸晴「それで知ったことがある。…フォース・ナンバースっていうのは改造をされているんだよね?」
怜「肯定する」
神子「…?」
幸晴「…元の体に戻りたいとは、思わないの?」
怜「…元の?」
怜「それは改造をされる前の機械化されていない、100パーセントが生身の肉体である状態を差しているのか?」
幸晴「そう」
怜「…」
怜「可能なのか?」
幸晴「分からないけど…」
神子「…えっ、怜が、機械じゃなく…元の人間に戻れるかも知れないの?」
幸晴「絶対じゃないけど、可能性としてはね。…どうなの?」
怜「…不明である」
幸晴「…機械の体で万全な状態に戻すのであれば、生身に戻してあげることは永遠にできなくなる」
幸晴「だからきいたんだ。…大事なことだと思うから、よく考えてから答えを聞かせて」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 了解…
2 …結論はすぐに出ない。御門と魁を待たせている
A 出直す
B ここに宿泊することを求める
怜「了解…」
神子「怜?」
幸晴「…」
怜「…」
スタスタ
神子「怜、怜っ?」
幸晴「しばらくは、ここにいるよ」
バタム
怜「…」
怜(元の身体――)
怜(血の通った、肉体…)
怜(現在よりも不便になる)
怜(利便性のみを考えるのであれば、この身体の方が優れている…)
【直下 コンマ判定】
1~3 何とも分からん
4~6 考えこんじゃう
7~9 どっちも捨てきれない
怜(利便性ならば…この身体だ)
怜(しかし…僕がこの身体でなくなれば、僕に利用価値を見出してつけ狙う存在がいなくなる)
怜(だとしたら…血の通った肉体になりさえすれば…嫌なことも、なくなる…?)
グイッ
怜「…」チラッ
神子「待ってよ、怜」
怜「…了解」
神子「…考えてたの?」
怜「…肯定する」
神子「嬉しくないの?」
怜「理由を求める」
神子「だって…勝手に改造されちゃったんでしょ? 嫌だったんじゃないの…?」
怜「…その感情はなかった」
怜「改造をされる前の記憶は曖昧であり、どのような感情を抱き、僕自身がどのような人間であったかも忘却されている」
神子「…」
怜「合理的に考えれば、この身体は食事による栄養補給も最低限で済む」
怜「加えて、万全の状態となれば生身の人間とは比べ物にならない力を発揮することも可能である」
怜「内蔵されている各種機能は日常生活において役立ち、生身になればこれらを使用することができなくなってしまう」
怜「様々な点から、この機械の身体でいることの利便性は極めて高い」
怜「しかし、僕が生身の身体を取り戻すことができたのであれば僕を狙う者からは価値が喪失される」
怜「…逃げなくても済まなくなると、考えられる…」
神子「じゃあ…!」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「でもそれは…僕なのか?」
4~6 怜「だがそれでは、神子を、御門を、守れなくなってしまう」
7~9 怜「しかし、例え元の身体に戻れたとして…僕が僕でなくなるような予感を抱いている。それが、嫌だ…」
怜「だがそれでは、神子を、御門を、守れなくなってしまう」
神子「えっ…?」
怜「生身になれば、弱くなる…」
怜「…故障をしている今の状態と、そう変わらないことが予想される」
怜「フォース・ナンバースが襲撃をしてくる場合を想定する限り、僕は万全の状態に戻った方が戦闘能力を遺憾なく発揮できる」
神子「…あたしのためなら、怜が、元の体に戻ってくれた方が嬉しい」
怜「…」
神子「あたしが縛りつけちゃってるだけなら…だけど」
怜「…」
怜「神子だけではない。御門との約束を果たせなくなる」
神子「…」
【安価下2】
1 一旦戻って、御門とよく相談しなきゃねえ
2 決を取っちゃう? もう? 引っ張らんでええのん?
怜「…」
神子「怜は…」
怜「…何だ?」
神子「怜は、どうしたいの?」
怜「…どう?」
神子「何も約束がなかったら、どうしたいの?」
怜「…」
怜「僕は…」
怜「【多数決】」
【多数決】↓9までで最多票獲得選択肢を採用
1 今の僕は、戦うために作り出された。…元の肉体を惜しむ気持ちはない
2 分からないことが、多い…。誰かの気持ちが、分からない。僕の気持ちも、分からない。肉体があって取り戻せるならば…欲しい。生身の体が
3 …そんな気持ちさえ、分からない。…結論は、まだ出せない…
※同率票になったら、決選投票ですよ
2
怜「…そんな気持ちさえ、分からない。…結論は、まだ出せない…」
神子「…そっか…」
怜「…」
神子「御門くん達のところ、戻ろう?」
怜「…了解」
神子「…あたしは…どんな怜でも、いいよ…?」
怜「…」
スタスタ
・
・
・
――モスクワ・カフェ――
御門「元の体ぁ?」
怜「そうだ」
御門「お前が決めろっつーの」
怜「…約束を果たすことが、難しくなる」
御門「べっつにそんな、お前の生き方を強制するようなもんじゃねえだろっつーの」
怜「…」
御門「それよか、寝るところ探さねえと」
怜「…了解」
【安価下2】
1 自分で決めろって言われても分からないんだから、御門に相談するよ!
2 コミュる
3 自分であれこれ考えてみる
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点
怜「御門」
御門「ん?」
怜「…どうすればいいか、分からない」
御門「…体のことか?」
怜「肯定する」
御門「…分からないって言われたってな、俺が言ったら、はいそうですかって決めるのかよ?」
御門「違えだろ」
怜「…」
怜「判断材料を提供するだけでもいい」
御門「…」
御門「【安価下2】」
1 知るか、ボケ
2 …んじゃ、現状ではどっちの方がいいんだよ? どっちの方がいいとか、あんだろ? ねえの?
3 その他、自由台詞
御門「俺はどんなお前だろうが、どうでもいい」
御門「お前はお前だろ? 変わんねえだろ、どーせ」
怜「…変化はある」
御門「どんな?」
怜「機械化されている7割が肉体に――」
御門「そういう見た目の話じゃねえんだよ」
御門「例えば、お前がフツーの人間になったとする」
怜「想定完了」
御門「で、お前に話しかけたりしたら、『何ですか、御門くん』なんて爽やかにきらりーんと返事するわけじゃない。だろ?」
怜「論理が破綻している」
御門「お前の中身のことだ、中身!」
怜「体内部分の方が肉体比率は高い」
御門「~~っ…そうじゃねえんだよ…」
怜「…」
御門「容れ物変わっただけで、中身が変わるか?」
怜「…ものによる」
御門「ああいえばこういう…」
怜「…」
御門「どうだっていいって言ってんだよ。お前の体が機械100パーだろうが、人肉100パーだろうが、結局はお前だろ?」
御門「人肉100パーになった瞬間、天宮怜って名乗ってるヤツが、いきなり名無しの権兵衛を名乗るわけじゃねえだろ?」
怜「人肉が100パーセント、という表現に疑問」
御門「こまけえこと気にしてんじゃねえよ…」イライラ
怜「…」
怜「御門が言わんとしていることは、判断を僕に委ねている、ということで合っているか?」
御門「そうだよ、だから好きに決めろって言ってんだよ…」
怜「…それは、嫌だ」
御門「は?」
怜「僕の中に判断材料がない。それなのに御門も、神子も、僕に判断を委ねてくる…」
怜「僕だけでは決められない。だから相談をしているのに有力な回答を出してはくれない」
御門「…」
御門「【安価下2】」
1 あたりめえだろが。他人なんざどうでもいいんだよ。自分で決めろ。そんな答えを、お前以外の誰が出せるんだよ
2 んじゃ一生そのままでいやがれ。それが嫌なら何で嫌か考えろ
3 その他、自由台詞
御門「自分で決めんだよ、ボケが」
御門「そのままでいるリスクと、生身になるリスク、どっちがめんどくせえか考えろ」
怜「…めんどくさい…?」
御門「ああ? それ以外に判断する基準があんのか?」
怜「…」
御門「あるならそれも追加しとけ」
御門「とにかく自分で決めろ。その上で考えて出した答えってのに対して、俺のことも神子のことも考えなくていいって言ってんだよ」
御門「分かったか?」
怜「…了解」
御門「ほんとかよ?」
怜「…理解は、した」
怜「それでも…分からない…」
怜「日常生活の利便性においては、この身体の方が便利であり、面倒ではないと考えられる」
怜「しかし、この身体であるために不特定多数の勢力に追われ、この身体にされる段階で調整を受けた結果、今も御門のように答えを出せない」
御門「…」
怜「…」
御門「自分で考えろよ…」
怜「…了解している…」
【安価下2】
1 改めて、多数決へ(今度は2択だよ!)
2 コンマに委ねる(場合によっては保留だよ!)
3 ま、決めるのは後でね。急ぐ必要はないのさ
怜「…」
怜「御門」
御門「ん?」
怜「…決めた」
御門「…どうすんだ?」
怜「僕は、どうあっても僕だと御門が言った」
怜「容れ物で中身が変わることはないのだと、僕の思考や、感情が、身体によって変わるものではない…と」
怜「それでも変化することは多い」
怜「この身体を選べば、僕は永遠に涙を流すこともなく、人間としてあるべき生理的欲求も薄いまま、生き続ける」
怜「元の身体を選べば、僕はフォース・ナンバースとしての戦闘能力を喪失することと引き換えに、肉体的成長、正常にあるべき人間となる」
御門「前置きが長え」
怜「…」
怜「【多数決】」
【多数決】↓9までの最多獲得票を採用
1 僕は、元の体に戻りたい
2 僕は、この機械の体で居続ける
※一時的に~っていうのは、ムリなんで、今後の怜が決定されますよ!!
怜「僕は、元の体に戻りたい」
御門「…そうかよ」
怜「…」
怜「肉体を得ることで、精神的変化が起きる可能性も存在する」
怜「アラーム機能は使えなくなり、御門を起床させることが難しくなることが予測される」
怜「…了解をしてほしい」
御門「別にいいっつの、そんなん…」
怜「…」
御門「…んじゃ、そう決めたんなら明日にでも治してもらえ」
御門「つか、そんなことまでできんのか…すげえな…。何してる野郎だか知らねえけど…」
怜「…」
御門「【安価下2】」
1 …そういやお前、誕生日ってあんのか?
2 何か勿体ねえし、写真でも撮っとくか? 明日にゃ、フツーの人間様になっちまうんだし
3 その他、自由台詞
御門「何か勿体ねえし、写真でも撮っとくか? 明日にゃ、フツーの人間様になっちまうんだし」
怜「…許可する」
御門「許可するじゃねえよ、撮ってくださいだろ」
怜「…僕は望んでいない」
御門「ハッ…そうかよ。じゃあいいっつーの…。俺ぁ寝る。んじゃあな…」
ゴロン
御門「Zzz…」
怜「…」チラッ
神子「Zzz…」
魁「Zzz…」
怜「…」ゴソゴソ ←姿見の前に立った
怜「…写真撮影開始」
パシャッ
ウィ--ン
ペロンッ
怜「…」ジィッ
怜「…見た目の変化は、ないものと予測される」
御門「気にしてんじゃねえか…」ボソ
怜「…起きていたのか」
御門「何だっていいだろ…」
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:自我薄弱
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
―――――
一旦、休憩!
ありがとうございました!
再開でござる! にんにん!
そうれ、コンマの術!
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点
【採用安価のコンマ判定】
1~3 さあ、治してもらおう…としたらさー、ほんとーさ、ゆっきーてさー…余計なとこばっか人に影響されてさー…
4~6 さあ、治してもらおう…としたらさー、何か取り込み中…
7~9 さあ、治してもらうべくゆっきーのセーフハウスに来たでぇ!
――ロシア・モスクワ近郊・幸晴のセーフハウス――
御門「ん? 車…?」
怜「来客中と推測される」
神子「じゃあ、お邪魔しちゃ悪いのかな?」
魁「ベンツだ」
御門「お前、車分かるのか?」
魁「車好きだもん」
御門「何好きなんだよ?」
魁「パンダ」
神子「パンダ…?」
怜「フィアットのパンダと推測される。参考画像印刷。印刷実行。…ガガッ…ピ-…」ペロンッ
魁「これ!」
神子「…かっくかく…」
御門「しぶくねえ…?」
御門「まあいいか…」
【安価下2】
1 ノックしとくべ
2 外で待っとくべ
3 その他、どうすっぺ?
コンコン
御門「どーもー、用事あるんすけどー?」
神子「何かそれ、良くない感じじゃない?」
ガチャ
幸晴「ちょっと取り込み中だから、中で待ってて。どうぞ」
御門「邪魔すんぜ」
神子「お邪魔しまーす」
魁「…変な臭いする…」クンクン
怜「犬の臭い。加えて物が炭化した香り」
ボルト「わふっ」
神子「あ、昨日のわんちゃん」
魁「首輪してない」ナデ
ボルト「わふ」ペロペロ
キャッキャ
御門「ガキどもは気楽でいいな…」
怜「…」
御門「…どれ、どんな野郎と話してんだ? 女かぁ…?」コソッ
【直下 コンマ判定】
1~3 あ、カタギじゃなかった
4~6 軍人…?
7~9 ナイスバディーだけどキッツそうな感じの女性
幸晴「…で、その爆弾の…」
女性「それは先に説明をした通り…」
ブツブツ
ブツブツブツ
御門「…さっぱり理解できねえ…」
怜「…」
御門「お前分かる?」
怜「…何かしらの兵器についてだと思われる」
怜「詳細は不明」
御門「…物騒だな、おい…」
【直下 コンマ判定】
1~3 直後、いきなり戦闘が始まった…
4~6 しばらく待ってたら、ボルトが吼え始めた
7~9 謎の女性は帰っていった
女性「ではこれで」
幸晴「…もう会わないことを祈るよ…」
女性「それはこちらも同じこと。失礼」
スタスタ…
バタムッ…
幸晴「はぁぁ…」
幸晴「お待たせ」
怜「待機時間58分43秒」
御門「もてなしってのがなってねえんじゃねえの? 茶くらい出すだろ、普通…」
幸晴「…人に物頼む態度がそれ…?」
御門「人を招く態度がそれかよ?」
怜「決めた。僕は、元の肉体に戻りたい。治してほしい」
幸晴「…分かった」
幸晴「すぐ始めてもいい? …少し、時間がかかるよ」
怜「問題ない」
御門「さっさとやってくれ」
幸晴「…何年前に、その体に?」
怜「約2年前だ」
幸晴「2年…それきり、体はずっとその状態?」
怜「何度かメンテナンスや改修はされている」
幸晴「…分かった。キミの体は、すごく不自然で、常に変質をしてる状態にあるんだ」
幸晴「だからキミの身体を万全に戻す、という選択肢を取ったら…その万全だった状態が自然だ、っていうことに決めつけちゃう」
幸晴「それで、それ以前にはもう状態を回帰させられなくなっちゃうんだ。だから、決めて欲しかったんだけど…改造前に戻るっていうなら関係ない」
幸晴「改造前にされたこととかは? どの状態が、1番…戻りたいところなの?」
怜「…人間だったころ」
御門「アバウトだな、おい…」
幸晴「…まあいいよ。分かった。じゃあ、始めるよ――」
パァァァ…
【直下 コンマ判定】
とうとう、生身の肉体に戻った怜に起きた変化とは…!?
1~3 戻ってきた色々な体の感覚で軽くパニック
4~6 特に何も変わらない様子
7~9 さて、元々の性格がどんなだったか、安価取りませうか?
質問です 仮に生身に戻った場合身体能力に変化はありますか 異能強度とスキルの強さが弱体化するとか
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 肉体とともに、損なわれていた人間性がかなり戻って異能が強化&元々素晴らしいフィジカルの持ち主だった
奇数 生身に戻るとともに、機械化で除去された病までもが怜に舞い戻ってきた…
※0は偶数扱いだよ…
>>205
この判定によりますね
でも、異能強度や、GSが弱体化される、っていうのはないです
パァァァァ…
その光は怜を包み込み、どう復元をされていくのかを見せなかった。
そこから先は奇跡の領域であり、人の目に触れるものではないと言わんばかりの眩い光だった。
幸晴「…終わったよ」
怜「…」
御門「…怜」
神子「怜、どう…?」
魁「…」ジィッ
幸晴「…多分、これで元通りのはずなんだけど」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜さん、悪戯っコだった
4~6 怜さんが、おどけた…だと…!?
7~9 怜はね、独楽ちゃん並みだよ
怜「…」フラッ
ドサッ
幸晴「えっ…」
御門「怜…!?」
神子「怜? え、え? ねえ、怜?」ユサユサ
魁「たおれちゃった…」
御門「おいてめえ、何しやがった!?」
幸晴「いや、僕は…別に、普通に…」
御門「普通って何だ、ボケ! たたっ切――」トントン
御門「ああっ!?」
怜「いや、冗談…。い、悪戯だったんだけど…」
御門「は?」
神子「怜が…」
魁「いたずらしたらダメだよ」
怜「…驚くかなー、って…」
御門「…は?」
怜「異能による回帰が失敗したと見せかけた時、御門がどのような態度を取るか、反応を見てからかおうと思った。よって僕は正常である――」
怜「とかって言った方が、馴染みやすい?」
【安価下2】
1 よし、ちょっとこいつは殴ろう
2 ムカつくわー、って露骨に言っとく
3 元の口調の方が馴染みやすいって素直に言っちゃう
御門「ムカつく…」
御門「すっげえ、ムカつく…」
怜「謝罪する」
御門「そうやってころころころ…」
怜「…変な気分なんだよ、許して」
神子「怜…えっ…どっちが、怜だったの…?」
怜「…どっちもだよ」
怜「どっちがいい? フランクだと…皆の知ってる僕じゃないかな…?」
神子「…どっちがいいって言われても…」
魁「こっちがいい」
御門「【安価下2】」
1 …何か別人みてえ…。ほんとはミスってんじゃねえの…?
2 どうでもいいっつの
3 その他、自由台詞
お前はお前で、俺の仲間だ
御門「どうでもいいっつの」
怜「…そう」
幸晴「…成功してる、よね?」
怜「…肯定する。僕は14歳で肉体改造をされた直前の状態になり、身体は100パーセント生身である」
魁「また戻った」
神子「統一しないの?」
怜「…どっちがいいか、分からない」
御門「変なとこだけ変わらねえで…」
幸晴「…成功したなら、もういいね。…これ、落ちたよ」
怜「…星業銃と、高速振動剣…」
御門「これ、使えんのか?」
怜「星業動力だけ外付けにしてたから、これ単体では使えるよ」
魁「ロボットになって」
怜「否定する。僕はロボットにはなったことがない」
魁「人間」
怜「だからロボットにはなったことないんだって」
魁「ロボット」
怜「訂正を求める。僕はロボットではなかったため、ロボットになってと言われてマネをしているのはサイボーグのマネである」
魁「あははっ」
怜「…ありがとう、野老さん」
幸晴「…愉快な性格だね…」
怜「…これまでの分で。御門、行こう」
御門「行くってどこに?」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「…今後のこともあるし、とりあえずモスクワまで戻ろうよ
4~6 怜「どこかに。…すぐに追跡がやむわけじゃない。僕らはしばらく、まだ逃避行しなくちゃね」
7~9 怜「御門の家まで帰ろうよ。4人で」
怜「どこかに。…すぐに追跡がやむわけじゃない。僕らはしばらく、まだ逃避行しなくちゃね」
御門「つったって…」
怜「長居をすることにより、野老幸晴の迷惑に繋がりかねない」
怜「僕らは追われる身であり、野老幸晴もまた何者か突然の襲撃を受ける身である」
怜「よって双方の事情に巻き込みかねず、同一箇所に長居をすることで危険性は増加される」
御門「…」
神子「…ねえ、怜」
怜「何?」
神子「…どっちかにしないの?」
怜「…そうやって戸惑ってる顔見てると、面白いよ」
神子「おもしっ…」
怜「それじゃあ、ありがとうございました」
幸晴「…気をつけて」
魁「ばいばい」
ボルト「わふ」
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
――ロシア・モスクワ・カフェ――
怜「…」モグモグ
神子「どう?」
怜「食べものが胃に落ちてく感じがする…」
魁「?」
神子「普通じゃない?」
怜「…ううん、面白い」モグモグ
御門(なーんか…なんかな…)
御門(別人みてえ…悪くはねえけど…無愛想で何考えてるか分かんなくて、表情はないか、困ったツラだけだったのに…)
御門(…何かなあ…)
怜「…どうかした?」
御門「…別に?」
御門「んで、これからどこ行くんだよ?」
怜「どこに行くにしろ…やっておきたいことが1つあるんだ」
御門「ん?」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「…フォース・ナンバースを、叩き潰したい」
4~6 怜「人身売買が、ここ数年でグンとその数を増やしてるんだ。知ってた?」
7~9 怜「博士に、会いたい」
怜「博士に、会いたい」
御門「博士ぇ?」
神子「誰?」
怜「フォース・ナンバースの生みの親」
怜「僕を改造した張本人の科学者で、フォース・ナンバースを運用してる、元・仲間達の親玉だよ」
御門「…会いに行こうとして、すんなり会えるのか?」
怜「その可能性は極めて低い」
怜「加えて、フォース・ナンバースとの衝突は避けられない」
御門「…」
神子「危ないのに…折角、元に戻ったのに、何で…?」
怜「清算だよ」
怜「…そうしないといけないって、思うんだ」
怜「ごめん、はっきりした理由は…自分でも分かってない。だけど…向き合う時が来たと思うんだ」
怜「ずっと逃げてきたものから、今度こそ立ち向かわなくちゃいけないって」
御門「【安価下2】」
1 1人で行け、めんどくせえ…
2 …それ終わったら?
3 その他、自由台詞
御門「…めんどくせえ」
怜「…」
御門「けど…行くか」
怜「…そう言うと思った」
御門「はいはい、お得意の推測だろ?」
怜「否定する。御門は口では面倒臭いと言うが、その言葉を隠れ蓑に照れ隠しをしているお人好しである」
御門「っ――はぁぁぁぁっ!?」
神子「あ、確かにそうかも…」
魁「…?」
御門「怜、てめえ、ほんとは中身別人じゃねえのか?」
怜「容れ物が変わっても、中身は変わらない」
御門「っ…」
怜「そう言ったのは御門であり、僕の肉体は戻ったが、精神は…中身と御門が称した心は、変わっていない」
怜「アウトプットする感情が発露し、それを抑制することなく表現をしている状態にあり、僕の中身は不変であると言える」
怜「よって、御門の疑惑は否定される」
御門「…めんどくせえっ!!」
怜「あははっ。どう? やだ? 気色悪い?」
御門「もうやだこいつ…」
怜「さて、じゃあ博士のところに行こう」
御門「場所分かって…るか、さすがに。一応はそこにいたんだし…」
【直下 コンマ判定】(うっかり-2)
1~3 怜「いや、忘れてるよ? 完璧に。どの国だったかさえ」
4~6 怜「日本のどこかだと思うんだけどね…。場所忘れちゃった」
7~9 怜「もちろん。…もともと、頭はいいんだ」
怜「日本のどこかだと思うんだけどね…。場所忘れちゃった」
怜「うっかり」
御門「…あの、うっかりって…何かのミスとかじゃなくて、元々…?」
怜「ぽろっと忘れちゃうことってあるよね、よく。今もさ、実は靴が右と左違ってるんだ」
魁「ほんとだ」
神子「…何で…?」
御門「…お前、元に戻らなくて良かったんじゃね?」
怜「…それは、どうだろうね…」
怜「…とにかく、日本に帰ろう」
御門「しゃあねえな…」
【安価下2】
1 徒歩やでぇ…
2 怜にどうにかしろって言ってみる
3 電車とバスと乗り継ぎながらね
4 その他、妙案求む
御門「で、移動手段は?」
怜「どうしようか?」
御門「どうにかしろよ」
怜「疑問。何故僕がそれをしなければならないのか」
御門「お前のためにこんなとこまで来たんだろうが」
怜「…それもそうか…」
御門「…めんどくせっ…」
怜「…残念ながら、機械じゃなくなったから概算移動距離とか出せないんだ」
怜「どうしようかな…」
神子「…どうするの?」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「…車で行く?」
4~6 怜「…まあ、バスとか乗ってさ」
7~9 怜「…ハイジャック…」御門「おい」怜「冗談だよ…。大体、どこの国にもさ、便利な裏稼業やってる人がいるから、それ使おう」
怜「…車で行く?」
魁「車のりたい」
神子「でも、運転とか…」
怜「できるよ」
御門「乗る車がねえだろ」
怜「直せばいいって」
怜「だって、便利な直してくれる人がいるし」
御門「…」
神子「怜って…強引なんだね」
怜「合理的って言ってほしいな」
【直下 コンマ判定】
1~3 そして、車に乗って東へ
4~6 壊れたまま放置されてた戦車を直してもらって乗り込み、東へ
7~9 ゆっきーが偽造パスポート手配してくれたよ! ラッキー!
御門「ケツ痛え…。これ、何回休憩挟まなくちゃいけねえんだ…?」
怜「ほんと…お尻痛い…ああ、これ、つらい…。メタルヒップが恋しい…」
神子「でも、戦車まで…何で運転できるの…?」
怜「覚えさせられたんだよ、色々」
魁「戦車撃たないの?」
怜「危ない人が出たら撃つかもね」ナデ
魁「撃って!」
怜「撃たないよ」
御門(しっかし…ほんとに、別人みてえ…。でも馴れつつある…)
怜「今日はここで一夜明かして、明日出発だね」
神子「野宿か…お風呂入りたい…」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 428/200
C コート 106/300
D バーニッシュ 266/200
E ピラー 70/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 138/300
2 コミュ
3 その他、自由
御門「なあ」
怜「何?」
御門「…いや、何つーか…」
怜「要件を求める。僕は眠たい」
御門「…眠たいって…」
怜「…生きてるんだって、実感するよ、何だか…」
怜「心臓が、前よりも強く鼓動を打ってる感じがするし、ずっと同じ姿勢でいると筋肉が張ってつらくなる」
怜「戦車の座り心地はちょっと考えてもなかった。クッションみたいの、あれば良かったね」
御門「…何かお前、変わったな」
怜「…自分でも思うよ」
↓1~3 怜とのコミュ内容
※なければ「なし」でおkよ
御門「お前さ…今までのお前自身のこと、どう思ってるんだ?」
怜「…不思議と、どうとも…」
怜「ただ…何だか、すごく、頭が固かったのかな…? あ、物理じゃなくて」
御門「知ってるつーの」
怜「…インプットされていない知識とか、自分で抱いた感情っていうものが受けつけられなかったんだ」
怜「それを知ってしまったら…何もかもが、ダメになっちゃうんだって…。怖かった。今も怖い」
御門「何が怖いんだよ?」
怜「………僕はさ、人殺しなんだ」
御門「俺だってそうだっつーの」
怜「…うん。でも、御門は自分の意思で、自分で斬ろうと思って、そうした」
怜「僕は違った。命令だから。それが誰で、どんな相手であれ、命令だからって思考を停止させて、たくさん殺したよ」
怜「機械は命令通りに動く。そういう意味で、機械的に行っていたことだから罪はないかも知れない」
怜「だけど完全に消えることのなかった感情はさ、叫ぶんだ。小さい声で、叫び続ける。…人は殺しちゃいけないんだ、それは人の道から外れてる」
怜「…だんだんそれが大きくなって、嫌になった。だから逃げて、御門と合った。…照れ臭いけど、感謝してるんだ、本当に」
御門「…そうかよ」
怜「うん」
御門「…じゃあ、俺のことはぶっちゃけ…どう思ってんだ? 感謝してる…とか、まあ、それはそうとして…何つーの…?」
怜「女子かよww」
御門「ああっ!?」
怜「冗談だよ。いや、御門が気にするんだなって意外に思ったから、つい」
怜「友達だよ。御門が言ってくれたんだ」
御門「…あっそ」
怜「…親友だぜ、なんて肩でも組んでほしかった? そうして欲しかったら、もうちょっと僕から自立してほしいね、面倒臭いから」
御門「てんめぇ…」
怜「いいんだけどね。そう言うのは嫌じゃない。人の役に立つっていうのは、いいものだと思うよ」
御門「…んじゃ、神子は?」
怜「神子?」
御門「お前、神子のこと好きか?」
怜「…」
御門「茶化さねえから言ってみろよ。なあ?」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「…分かんないよ」
4~6 怜「好きだよ?」御門「は?」怜「…仲間としてね」
7~9 怜「恋愛感情に発展する可能性は極めて高いが、現状は仲間以上の特別な感情を持ち合わせていない」
0 怜「………………まあ、好きかな…///」御門「…何だ、おい…何だよ、その反応?」
怜「恋愛感情に発展する可能性は極めて高いが、現状は仲間以上の特別な感情を持ち合わせていない」
御門「…何で戻した?」
怜「深い事情はない。よって、その理由を開示する必要もない」
御門「…でもそれ好きってことか?」
怜「神子からの好意は感じられている」
怜「神子は発言を鵜呑みにしやすく、純真な心の持ち主でもある」
怜「その素直さや、明るい表情は好ましいと感じる」
御門「…お前さ、それ照れ隠しに使ってんじゃねえの?」
怜「…否定する」
御門「何でだよ? おい、普通の言葉で喋れよ、おい」
怜「…何だっていい…」
御門「おいおいおいおいおい…お前さあ、割と本気なんじゃねえの?」
怜「…」
御門「お前さ、前からチンコはあったんだよな?」
怜「…それが何?」
御門「前はチンコを、しょんべん以外に使えてたのか?」
怜「…排泄以外の機能は備わってなかった」
御門「じゃ、今は戻ったわけだ、それも」
怜「…セクハラ」
御門「野郎同士であるかよ、そんなん。なになに、反応しちゃったりしたわけぇ?」
御門「2年ぶりにぃ?ww」
怜「…してないし」
御門「おいおい、してるだろ、その反応したんじゃねえの? 早速」
御門「成長止められてたんだろ? それ戻ったんだろ? てことはお前、14歳だろ? 少なくともその体は」
御門「分かる、分かる。14って発情期だよなあ。もう1日に2発くらいデフォだよなあ? お前、これからしこしこしちゃうわけ?」
御門「イカ臭くすんなよぉ?」ニタニタ
怜「…ぶっ飛ばすよ?」
御門「上等だこら」
御門「ま、でも? 俺は何とも言わねえよ、孕ませんなよ?」
怜「…ムカつく…」
御門「ざまあみろ」
怜「…」
【安価下1】
1 怜視点
2 御門視点
怜「…」パチッ
怜「…眠い…」グシグシ
怜「時刻確に…時計がない…」orz
怜「文字通りの体内時計…便利だったな…」
怜「…」チラッ
神子「Zzz…」
怜「…」
御門「Zzz…」グオ-
魁「Zzz…」
怜「…」
【安価下1】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 289/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/300
2 朝ご飯を作る
3 …2年分、たまってたからだし…
4 その他、自由
怜「…」
怜「眠い…」
怜「ご飯作ろう…今の内に…」
怜「…あ、そう言えば料理の腕…どうなんだろ…?」
怜「あれって機械依存…?」
怜「いやでも…うーん…?」
【直下 コンマ判定】
1~2 特技:料理が失われた…!?
3~6 味は変わらないけど、盛りつけとかの綺麗さが少し…
7~9 変わらない味をみんなに
0 料理は愛情。よって、さらにおいしく
怜「できた」
怜「御門、起きて」ユサユサ
御門「Zzz」グオ-
怜「…魁、朝だよ」ユサユサ
魁「うん…」ムクッ
怜「…神子、起きて」ユサユサ
神子「んぅぅ…おはよ…」
怜「おはよう」
怜「…御門が、起きないな…」
怜「御門、朝だよ」ユサユサ
御門「るせえ、寝かせろ…」ゴロン
怜「アラームが使えれば…」
怜「…」ギュッ ←フライパンとオタマ装備
ガンガンガンガンガン
御門「だぁぁっ、うるっせえ!」
怜「朝」
御門「んにゃろ…電子音で起こせ…。んなアナログなもんを…」
怜「ご飯冷めるよ」
【安価下1】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 289/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/300
2 コミュる
3 出発やで
4 その他、自由行動
怜「…出すよ」
御門「出せ…。寝る…」
魁「おやすみなさい」
神子「夜更かししてたんでしょ? また」
御門「るせえな…寝るんだよ…。ただでさえ居心地悪いんだから、静かにしてろっつーの…」
ガタガタガタ…
神子「…ねえ、怜」
怜「…何?」
神子「ご飯、何かいつもより…見た目違ってたよね?」
怜「…機械じゃなくなったから。でも味は変わっていないはず」
神子「うん。普通にいつも通りですごくおいしかった。ありがと」
怜「…どういたしまして」
↓1~3 神子とのコミュ内容
※なければ「なし」でええで
怜「…身体が、機械でなくなったから戦闘能力の減少は否めない」
怜「…でも、約束は守る。神子を、全力で守る」
神子「…うんっ」
神子「怜って、律儀なところは変わらないんだね」
怜「…律儀…」
神子「?」
怜「…神子は、好きな人いるの?」
神子「え?」
怜「…異性で」
【直下 コンマ判定】
1~3 神子「…内緒」怜「…了解」
4~6 神子「…言わないよ」怜「何で?」神子「…探り入れられてるみたいで、何かやだもん」
7~9 神子「…怜って言ったら?」怜「…嬉しいけれど、今は何も返事はできないから…」
0 神子「それって…その、どういう…意味で?」怜「…僕は神子が好きだよ」
※0出したら、あれだね
主人公中に彼女ゲットした、男初リア充キャラになれるね! そして、御門がぐぬぬだね!
神子「…内緒」
怜「…了解」
神子「え、それだけ?」
怜「…何か期待してたの?」クスッ
神子「…むぅ…」
怜「危険なことはこれからもある。すでに巻き込んじゃってる」
怜「だけど…最後まで、4人で一緒にがんばろうね」
神子「…うん」
怜「…絶対に、守るから」
神子「うん」
怜(……………………生身って、つらい)
怜(……………………………性欲、たまってるなぁ…)
神子「どうかした?」
怜「…何もないよ」
怜(近いよ、神子…)
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム428/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
―――――
本日の本編はここまでです
ありがとうございました
まだ25時前ですね
何かするー?
明ママ?
独楽がいく?
オマケする?
おまけは幸晴の湊を救う旅の続編が見たいな。
なぜロシアまで来ていたのか。
夜子と透の近づくわけでもなく遠ざかるわけでもない甘酸っぱい関係を
>>306
湊を、って限定でもないんだけどね
律も巻き込まれてるし、むしろSASABEは社長のワンマンだから律不在がデカすぎるし…
>>307
ぶっちゃけ、透さんがどう思ってるかは、謎だけどね!
ただ単に従者としてお嬢からものもらったのが嬉しい素朴な感じだったり、下に心と書くものであったりかは明らかじゃないし!
ま、その辺りはまあ…オマケってことでね?
明ママしますかい?
1 運動会!
2 その他、何するん?
3 いや、もう眠たいからオマケで…
おっと、【安価下1】だった
ハワードは割りとピンピンしてるのに律や湊が昏睡状態というのが
――明ママの家庭日誌~運動会!~――
由司「パパ、ママー!」
律「由司ー! かけっこ、惜しかったね、あとちょっとだったのに」
由司「うん」
明「でも、立派でしたよ」
由司「うんっ!」
明「さ、いっぱいお弁当作ってきてあるんで、食べましょう」
律「お弁当~♪」
由司「手洗わないと」
律「大丈夫! 全自動手洗いマシーン、ウォッシャーくんを持参してるから!」ジャ----ン
明「またそんなものを…」
由司「どうやって使うの?」
律「ここに手を入れて、スイッチをぽんと」
由司「これ?」ポチッ
ジャァ-----
ゴシゴシゴシ…
ワシャワシャ
ジャァ-----
ブォォォォ…
キラリ----ン
律「じゃじゃん!」
由司「すごーい!」
律「あ、お隣さんも良かったらどうぞ。新製品なんです」
明「…まあいいんですけど…」
【直下 コンマ判定】
1~3 しっかし、由司って律に似て運動神経が悪い…
4~6 食後のデザートは、アイスだぜ!!!!
7~9 実は朝霧さん達も同じ学区で、同じ小学校に…
由司「ねえママ」
明「どうしました? あ、ほっぺにお米粒つけて…律ったら、いい年しながら…」
律「はっ、しまった…」
由司「午後にね、障害物走があるの」
律「障害物走!? ああ、何だかインスピレーションが…どんな障害物作ったら盛り上がるかな…」ムフフ
明「…ええ、それで、障害物走がどうしたんですか?」
由司「ふつうのかけっこじゃ一等賞なれないから、障害物走で一等賞になったら、ほしいの買って」
明「障害物走だけですか?」
律「障害次第じゃ、運動神経が必要ないから見せ場なんです!」
由司「うん!」
明「この親子は…」
律「よーし、じゃあパパが何でも一等になったら買ってあげちゃう」
由司「本当っ?」
明「そうやってすぐ甘やかして…」
律「甘やかしじゃないんです。やる気を出してくれるんなら、何でもいいんです」
由司「いっぱいがんばるから! ね、ママ?」
明「…障害物走だけじゃなくて、他の種目もがんばりますか?」
由司「ええ…?」
明「じゃあダメですね、残念ながら」
律「かわいそーですよ、ママ!」
明「結果はどうあれ、ママはがんばってる由司が好きなんですよ」
明「ビリになっても考えてあげますから、全部、がんばれますか?」
由司「ビリになってもいいの…?」
明「ちゃんとがんばった上で、なら」
由司「うーん…じゃあがんばる」
律「由司っ…! 偉い、さすがパパとママの子!」ダキッ
由司「うんっ」
明「ほんとにもう…」
【直下 コンマ判定】
1~3 しかし! 明が食べさせすぎたアイスのせいで、由司は腹痛に…!?
4~6 あ、転んだ
7~9 一生懸命な我が子の姿を見られるだけで、なんと運動会っていうものが素晴らしいか…
放送『赤組さん、がんばってください』
放送『白組さんも、がんばってください』
ワ----ワ------
律「あ、由司の番! 由司の番が来ました!」
明「ええ、見てますよ」
律「わくわくっ」
明「わくわくするのはいいですが、この日のために徹夜したとか言う、ビデオカメラは?」
律「しまった! そうだ、これこれ!」
ポチッ
シュバババッ
明「…何か、飛びましたよ?」
律「飛ばしました! 色々なカットから撮るために!」
明「…もう何も言わないでおきます」
律「これでばっちり!」
明「はぁ…」
審判『よーい、どんっ!』パンッ
放送『一斉にスタートです。白組さんが遅れています』
律「ああ、由司…!」
明「いえ、でも障害物走ですし…障害を突破できれば…」
律「あっ、順調に! そっか、僕と明に似てちっこいから、ああいうネットも難なく…!」
明「ちっこいって、どこがですか? どこを言いました? 一応でいいんで」
律「そそそそっ、それよりっ! ほらほら、ネットをクリアして、2番にまで!」
明「本当だ、いい感じですね」
律「平均台もクリア! おっ、今度は懐かしの小麦粉に顔をつっこむやつです!」
明「小麦粉じゃなくて片栗粉とかじゃありませんでしたっけ?」
律「細かいとこはいいんです! あ、顔つっこんだ! いい顔」
明「ええ、次が最後の障害…ああ、オタマにピンポン玉乗せる…」
律「大丈夫です! 由司なら、きっと…! それに大した距離じゃないですし! がんばれ、由司ー!!」
明「おっ、1位に…! このまま走りきれれば本当に一等賞ですね…!」
律「由司ー!」
グラッ
バタンッ
明「あっ…」
律「あっ…」
明「…転んじゃいましたね…」
律「ああっ…その間にどんどん、抜かれて…!」
【安価下1】
そして、運動会が終わったものの、落ち込んじゃった由司…
1 転んでもちゃんと起き上がったことを誉めてあげよう
2 パパは立派だけど、運動音痴はあれだから今度は家族で運動しにいこうね、って
3 その他、どんな風に慰めたり誉めたりしたげる?
由司「…途中まで1番だったのに…」
律「で、でも…パパはほら、運動会なんてビリとブービーしかなったことが――」
ギュムゥッ
律「あいたたたっ…!」
明「どんな励まし方ですか」ヒソ
律「だって…」ボソ
明「コホン…由司」
由司「…?」
明「パパはとっても運動が苦手で、二人三脚をすれば1歩も踏み出せないままビリになっちゃいますけれども」
律「うぐ…引きずられてた…」
明「だけど、パパはたくさん、色々な機械を作れてすごいですよね」
由司「うん」
明「由司がパパを大好きで、パパみたいになりたいっていうのはママも嬉しいことです」
明「でも、何でもかんでもパパのマネをして、運動音痴になっちゃうとママはあんまり嬉しくないな」
由司「…でもぉ」
明「だから、今度はパパとママと由司で、運動しに行きましょう」
律「えっ…」
由司「運動?」
明「パパがどうして、こんなに運動が苦手かと言うと、由司くらいの時に外で元気に遊べなかったからなんですよ」
律「そ…それはそうなんですけどでも言い方的な…」
明「だから、由司はパパと同じことはしないで、ちゃんと外で遊んで運動しましょう」
由司「そうしたらビリにならなくなる?」
明「それは由司が一生懸命にやって、今日みたいにちょっと運が悪いことが起きなければ簡単にできることですよ」
律「そんな不確実な運要素に頼るくらいなら、どんな障害も突破できるスーパーランニングシューズを開発して…」
明「パパは黙っててください?」
律「はい」
由司「でもパパ、お外で運動するときんにくつーになるからやだって」
明「心配しなくても大丈夫ですよ。それこそ、パパのお手製のメカでどうにかなりますから。ね、パパ?」
律「いやそもそも…そんなメカに頼るくらいなら、筋肉痛にならないように…」
明「大丈夫ですよね?」
律「大丈夫です! 由司、いっぱい遊ぼう! パパとママと!」
由司「…うん」
明「よし、いい子ですね」
由司「うんっ」
律「そうだ、じゃあ…がんばったから、由司にほしいものを買ってあげよう! 何がほしいの?」
【直下 コンマ判定】
1~3 由司「イクラのプール!」明「……それは…」律「…生臭そう…」
4~6 由司「新しいドライバーのセット!」律「よーし! じゃあ、パパが最高のものを作ってあげよう!」明「…この親子は…」
7~9 由司「弟!」律「…お…弟…?」明「…そうきましたか…」
0 由司「弟と妹!」律「まさかの…2人…?」明「…それは…どうでしょうね…」
由司「弟と妹!」
律「まさかの…2人…?」
明「…それは…どうでしょうね…」
由司「だめなの?」
明「…赤ちゃんは授かり物ですからね…」
律「正直体力ないです…」
由司「たいりょく…?」
由司「じゃあ、運動したら、来てくれるの? 弟と妹」
律「…それは…」
明「由司がいい子にしてて、コウノトリが運んできてくれたら…ですね」
由司「じゃあいいコにする」
律「いやでも由司はすでにいい子だから、これ以上はどうだろうなぁ…」チラチラッ
明「そ、そうですねぇ…。すでにいいコですし…」コクコクッ
由司「…じゃあ、すぐ来てくれる?」
律「そうくるか…」
明「手強いですね…」
由司「…コウノトリ、来てくれないの…?」
律「そ、そうだ! 夏花ちゃんと遊びに行けば! ね、そうしたら、春来くんいるし?」
明「そう…そうですね、ええ、そうですよ。春来くんは由司の弟みたいな感じでしょう?」
由司「でも兄弟じゃないよ? ハルくんはなっちゃんの弟だもん」
律「…うん」
明「由司、アイスはほしくないですか?」
律「そ、そうそう! 新しいドライバーとかは?」
由司「ほしい!」
明「じゃあ、がんばった後だからこそおいしいアイスを家に帰ったらすぐ用意してあげますね」
律「パパも由司のために世界一のすごいドライバー作ってあげちゃうから」
由司「うんっ!」
明・律((単純で良かった…))
○月○日。
運動会があった。由司は障害物走で1位になったらほしいものがある、とおねだり。
残念ながらゴール目前で転倒して1位を逃してビリになったものの、ちゃんと起き上がってゴールイン。
何がほしかったのか、という話題になり、弟と妹がほしいと懇願された。
わたしはともかく、律にその体力はない。どうにか別のもので気をそらさせておいた。
追記
全自動手荒いマシーン・ウォッシャーくんが大好評。
試験的に小学校に配置してもらってテストを開始。この実績を掴むことができれば教育現場に普及させられる。
課題はウォッシャーくんの手洗いが30秒かかることであり、時間短縮が必要と考えられている。
サブエピの0発生率って、高いよね
そしていつも通りにやまなしおちなしいみなしですんません
今夜の安価やコンマはここまでのはずです
どうもありがとうございました
え?弟と妹が出来るのがオチだよね?
でもその後の事を考えると欝になるな。
乙です。
でもやっぱりサブエピは、こう言うぬるま湯のような方が良い、最近か暗すぎた。
>>311
爆発が起きた場所に近かったのが冬也>湊>律だったからね…
ハワードはその前に戦闘でぼろっくそにされてたから凪と一緒に離れてて、どうにかこうにか助かったんよ
それでもゆっきーの異能で治らない傷だけ残ったんさ…
地味にまだ怜&御門編でハワードは未登場だから描写してへんけどね?
>>322
明ママ編は…そこゴール…?
…まあ、うん、いちゃいちゃになっても三・三〇がくるとなるとね、あれなんだけどね…
>>324
0がいけないんや…
少なくとも独楽がいくは0が悪かったんや…
――オマケ・蛇の道は蛇――
幸晴「あー…そう、それで、えーと…その爆弾についてなんですけど」←英語
幸晴「ブラック・ライト? …それは知ってて、それで…どういう、効果っていうか…そういうところで――」
幸晴「ちょっと待って、待って、待って…! ………あ…切れた…」
幸晴「ガード硬すぎ…ケチ」ポイッ
ボルト「わふっ」パクッ
幸晴「あ、ボルト、ダメだよ、それ食べものじゃな――」
バキィッ
ボルト「…わふ」スタスタ ←外に出た
幸晴「ボルト…?」
ザッザッザッ ←穴掘った
ボルト「…わふっ」ザッザッザッ ←穴埋めた
幸晴「見てるから。見てるよ、ボルト」
ボルト「わふ?」←知らんぷり
幸晴「…バレバレなの。もう…」
ボルト「わふ!」パタパタ
幸晴「…にしても…」
幸晴「ホフテンさんのところなら、何か分かると思ったけど…資料が古くなっちゃってるからなあ…」
ゴソゴソ ←掘り起こした
パァァァ ←壊れた電話を直した
幸晴「使えるのは、ホフテンさんのコネだけど…僕なんかが、どうしたって突っ込んだことまでは分からないし…」
幸晴「ボルト…どうすればいいかな…?」
ボルト「わふっ」
幸晴「…はぁ…」
幸晴「…やるしかない?」
ボルト「…わふ」
幸晴「…大丈夫、あのころの僕じゃない。ワンマンアーミー、復活といこうか――」
prrrr…
幸晴「もしもし、ワンマンアーミー」←英語
電話相手『ホフテン、緊急だ! 今まで何をしてた!? 声が変だぞ!』←英語
幸晴「ワンマンアーミーは、代替わりしてるけど、それでいいなら行くよ」
電話相手『代替わり? ガキの悪戯か?』
幸晴「お金は最低限でいいよ。その代わり、ちょっと欲しい情報があるんだ。どう?」
電話相手『使えるようなら代金代わりに教えてやる!』
幸晴「ありがとう、何してほしいの?」
電話相手『名乗れ、ワンマンアーミー。お前はホフテンじゃないんだろう!』
幸晴「…幸晴」
電話相手『ゆきは…ゆ…ユキ、ユキでいい! ユキ、すぐに南アに飛べ! そこで起きてる火種に第三勢力として参戦しろ! 詳細は送る!』
ワンマンアーミー・ユキという傭兵の存在は、じわじわと世界に広がる。
突如として現れては戦況を混乱させ、兵士が恐怖して恐れおののき逃げ惑う。
流れた血は彼が去った後には消えてなくなることから、悪魔の軍人と畏怖されたとか、されなかったとか――。
――オマケ・怜のビフォーアフター――
――朝
怜「…ん…眠い…。でも…ここで僕が二度寝をしたら、皆が…寝坊する…」
怜「でも眠い…起きないと…」
怜「あと…1分だけ…ダメだ、ダメだ…御門と同じになったら、いけない…」ググッ
――お風呂
御門「どしたんだよ? 久しぶりの風呂なんだからさっさと入ろうぜ」
魁「お風呂ー」パタパタ
御門「おい。怜?」
怜「…」
御門「まさか恥ずかしいとかじゃねえだろうなあ? おいおいおい…お前、そういう羞恥心もあっちゃったわけ?」
怜「背中を流したい」グッ
御門「あん?」
怜「流す。魁、こっちにおいで」
魁「うんっ」
怜「走ったら危ないから走ったらダメだ」
御門「…変なの…」
――夜
怜「…」ウトウト
怜「眠い…」グシグシ
怜「眠気なんて遮断できてたのに…午前6時半起床で午後2時睡眠は、やっぱり人間の体力では保たない…」
怜「…8時間睡眠だとして、10時半に眠れば…でも、それだと、時間をムダにしてしまうような気が…」
怜「だったら6時間で12時半…それだと睡眠時間が不足して、また眠くなりそうな…」
御門「なーにぶつくさ言ってんだ?」
怜「…何時に寝ようかと思って」
御門「そんなこといちいち考えなくてもいいじゃねえか…」
怜「それも、そう…か」
――就寝
怜「Zzz…」
魁「Zzz…」
神子「Zzz…」
御門「いつも通りに寝やがって…。そんじゃ風邪ひくだろっつーの…」パサッ
御門「…はぁ…こいつ、やっぱ間抜けなとこあんなぁ…」
怜「…」ムクッ
御門「うおっ…!?」
怜「…トイレ…。排泄回数増大…不便…小便だけど、不便…フフッ…」クスクス
いきなり肉体を取り戻して、怜はまだ少し混乱をしているようです。
そして、そんな様子を御門はしらーっとした目で見守りながら、眉をしばらくひそめています――。
主人公設定する時って何歳までOKなんだろ
二次元でよくある実年齢数百歳だけど見た目若いキャラはどうなんだろ
高位のグラスパーは歳を取らない
さて、そろそろ…と思ったけど、先に質問だけ答えておきましょう
>>331
まあ…上限はせいぜい22、23くらい…で…
>>333
作中設定的にグラスパー出たのが半世紀ちょっと前くらいなんで、すんげーグラスパーでも100歳未満という縛りがあるんすよ
>>332
でもって、その理由から主人公はグラスパーじゃないといけないんで、実年齢最大100ちょいなんすけども…どうやって理由づけするかですね
何かの理由があって、肉体年齢何歳かの状態で超技術だの、異能だので強制的にコールドスリープ的な状態にされてた…とか?
そんな感じっす!
榊様が生きてる中で、登場してるキャラだと最高齢っす!!
あと、若いまま年齢保てるのは裏GS的なスーパーすんごいことなんですよ!
ぶっちゃけ、グラスパーだからってできる人とできない人がいるくらいなんすよ! 実はブリューナクも←
はい、じゃあ始めますよ
【安価下2】
1 ロシア旅行、もうちょいやっとく?
2 いいから日本戻っとく?
A 怜視点
B 御門視点
――日本海・海上――
怜「船酔いした…気持ち悪い…」
御門「…お前、やっぱ元に戻らねえ方が良かったんじゃねえの…?」
<また釣れた!
<僕も釣る! かして!
怜「…否定する…」
御門「…お前、ほんとにそれでいくのか?」
怜「それでって…?」
御門「口調。元に戻したり、そうじゃなかったり…」
怜「…割と嫌いじゃないから」
御門「あっそ…」
【安価下2】
1 あやふ屋に戻ろうか
2 とりあえず、北泉市に戻ろうか
3 ところでさ、博士ってどう探すん? 居場所知らんのやろ?
――日本・天宮市・繁華街・オカマバー『あやふ屋』――
ガチャ…
カランッ
朋羅「いらっしゃ――」
朋羅「んまぁぁ~っ!! 怜きゅんっ!」ヒシッ
怜「…ただいま」
朋羅「ええ、おかえりなさい! それに御門ちゃん! 神子、魁きゅんも!」ガバッ
御門「離れろ、オカマ」
神子「ママ~!」ヒシッ
魁「…甘いのと、変なにおいする」クンクン
怜「香水。それとワキガ」
朋羅「あらあらあら、まぁ~」
朋羅「寂しかったのよ? 元気にしてた?」
神子「うん、元気だよ! それにね、怜が戻ったの!」
朋羅「戻った? …そう言えば」フニッ
怜「どう反応すればいいか、分かんないや…」
朋羅「んまぁ!?」
朋羅「あのクール&キューティーな怜きゅんが!? でもこっちはこっちでかわいいっ!」ギュゥゥゥッ
怜「苦しい…」
御門「…ま、どうでもいいんだけど…」
朋羅「そうそう、何、何? また戻ってきちゃって。今度こそ、ここで骨埋めるつもりになったの?」
御門「んなわけねえだろ」
御門「【安価下2】」
1 一応ロシアから戻ったから顔出しただけだっつーの
2 またちょっと間借りさしてもらうだけ
3 その他、自由台詞
御門「一応ロシアから戻ったから顔出しただけだっつーの」
神子「ママが忍者呼んでくれたから、すごく助かったの!」
魁「忍者にこれもらった!」
朋羅「あら、隼実ちゃん、役に立った? 良かったわぁ」
怜「依頼料はどうやって払ったの? 相当の高額な――」
朋羅「いいのよん、お金なんて気にしないで!」
御門「ま、礼だけな。ありがとよ」
朋羅「すぐ行っちゃうの? 一晩くらいゆっくりしてきなさいよ?」
怜「…どうする、御門?」
御門「…んじゃ、一晩だけな…。次にどこ行くかも決めねえといけねえし…」
朋羅「そうと決まれば、怜きゅん」
怜「?」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜が職業オカマに…無理やりさせられた…
4~6 面白がってオカマキャラも作り上げちゃう怜さん
7~9 厨房入りっすよ、ええ
ジュワァッ
怜「ミリ単位で食材を切れない…」
御門「どんな悩みだよ、おい…」
怜「きっちりしてた方が気分がいいから…」
<やだ、魁きゅんかーわーいーいー♡
<女の子みたいだよ、魁くん
<恥ずかしい…
御門「んでさ、これからどこ行くよ?」
御門「とりあえずここまでは戻ったけど…」
怜「博士の居場所を知りたいから、また情報収集をしたい」
御門「…ところで、その博士ってのはどんななんだ?」
【安価下2】
博士のお名前!!
【採用安価のコンマ判定】
1~3 怜「言っちゃえば悪人だよ…。生きていたって、不幸なことしか生み出さない」
4~6 怜「情熱的な悪人だよ。…世界征服とか、本気で考えてじっくり実行しちゃうようなタイプの」
7~9 怜「…やさしいんだ、意外と」御門「やさしい?」怜「自分の周辺にだけは…」
時音のお家と、絡ませたいんだろうけれども…
アイパ部のアイドルと周辺人物は基本的に平和の象徴的なところだから…すまん、下にずらします
―――――
怜「言っちゃえば悪人だよ…。生きていたって、不幸なことしか生み出さない」
怜「鋼車渡…それが本名か、偽名かは分からないけど、それが博士の名前」
御門「悪党か…」
怜「何を考えてるのか、何も考えていないのか…」
怜「フォース・ナンバースっていう生体兵器を作り出して、私的運用をして…」
怜「秘密を知った者は老若男女を問わずに殺して、口封じをする。僕はフォースになれたけど…失敗数は数百や、数千倍にまでなる」
怜「それだけさくさんの人が死んでるし、それをどうやって用意をするかは…御門にも想像がつくと思う」
御門「…人身売買」
怜「それならまだ、可愛い方だよ」
御門「そんなのに会って、どうすんだ?」
怜「襲われれば対応はする。そうじゃなければ、僕はフォース・ナンバースじゃなくなったって宣言をするだけだ」
御門「…」
怜「…」
御門「その後は?」
怜「…平和に暮らせればいいんじゃないかな」
怜「御門の探偵、手伝ってあげようか? 僕の方が案外、向いてるんじゃないかな?」
御門「…雑用で給料なしなら置いてやんよ」
【安価下2】
夜ターン!
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 428/200
C コート 106/300
D バーニッシュ 266/200
E ピラー 70/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 138/300
2 コミュる
3 その他、自由行動
【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+20)
コンマ二桁分加算
アーム 428/200
アーム 502/200
御門「…」
怜「…」
魁「Zzz…」
神子「Zzz…」
御門「…」
怜「御門」
御門「あん?」
怜「…明日の朝ご飯、何がいい?」
御門「…茶漬け」
怜「…おやすみ」
御門「ああ」ゴロン
御門「…お前は寝ねえの?」
怜「…うん、もうちょっとだけ」
【安価下2】
1 怜でGS練習しとく?
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 289/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/300
2 怜と話す
3 おやすみ!!
御門「…」
怜「…」
御門「…しりとり」
怜「りす」
御門「すいか」
怜「カラス」
御門「スズメ」
怜「メス」
御門「…スルメイカ」
怜「海岸線――あっ…」
御門「お前、しりとり弱すぎだよな…」
怜「…肯定する」
御門「…でもって、鋼車ってのは、どう探すんだ?」
怜「考え中なんだけど…手探りに探してたら、時間だけが過ぎちゃうと思うんだ」
怜「だからフォース・ナンバースを誘き出して、大人しく連れてってもらうとか…」
怜「情報屋に教えてもらうとか…そのくらい、かな…?」
御門「大人しく連れてってもらうなんて、できんのか? 問答無用だろ、あいつら」
怜「…うん、危険だ」
御門「…あと、情報屋って何だ?」
怜「お金を払えば欲しい情報をくれる。そういう取引をしてる裏稼業だよ」
怜「…どっちがいいと思う? …他に、何か方法とかあるかな?」
御門「【安価下2】」
1 …情報屋でいいだろ
2 フォースってのを誘き出して、吐かせてから始末すりゃ、戦力は削げんだろ? …危険はそもそもつきまとうんだ、それでいい
3 その他、妙案求む
御門「…情報屋でいいだろ」
怜「ピンキリだから偽情報掴まされてトンズラこかれるとかあるんだ…」
御門「そん時ゃそん時だ」
怜「…了解」
御門「金、いくらかかる?」
怜「…ピンキリ」
御門「…そうか」
怜「…世知辛いね」
御門「お前、ここで稼げよ」
怜「オカマにはなりたくない」
御門「けっ…」
【安価下2】
1 太郎ちゃんに情報屋紹介してよーって訪ねてみる
2 とりあえず、金銭的に手の届きそうな情報屋が東京にいるっぽいから行くか
3 とりあえずの行き先は…北泉市でいっか。あやふ屋に長居してたらいつオカマにされるか分からん
A 怜視点
B 御門視点
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
――JR天宮駅――
御門「眠ぃ…」
神子「御門くん、夜更かししすぎなんだよ」
魁「電車~♪」
怜「あの電車に乗る」
御門「何時間だ?」
怜「…えっと…4、5時間?」
御門「遠い…」
神子「退屈しそうだね」
【直下 コンマ判定】
1~3 日本荒れ過ぎィ! トレインジャックやでぇ!
4~6 変な人が近寄ってきた
7~9 退屈ですね…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 困ってる人がいた
奇数 フォースの2番と3番が仕掛けてきた…
※0は偶数扱いやで
ガタンゴトンッ…
御門「Zzz…」
魁「景色がかわんない…」
神子「暇だね…」
怜「御門、貸し切り状態だからってシートに寝っ転がるのはマナー違反」
御門「Zzz…」
怜「はぁ…」
神子「ねえねえ、怜」
怜「何?」
神子「何か、暇潰しのものとかないの?」
怜「…残念ながら」
神子「ちぇっ…」
ガラ…
ガチャンッ
怜「…?」チラッ
セカンド「セブン、逃げ場はないぞ」
サード「ここで、スクラップだ」
怜「――セカンド…サード…!」
【安価下2】
初登場、3番目のフォースのサードさんの異能とは!?
【直下 コンマ判定】
セカンドの異能は、起爆! 触れたものを任意のタイミングで爆破できちゃう、テロ向き異能だよ!!
1~3 すでに電車は爆弾になってるってさ…
4~6 この車両はすでに爆弾にしてるってさ…
7~9 爆弾に変化させたビーズをばら撒きよったでぇ…
ケルベロス…う、う~ん…勝手な解釈で吸血鬼は出しちゃったけども…
すみません! ずらします…! そして、採用安価のコンマ判定と間違ってました…ので、判定は「8」です
―――――
ジャラッ
パラパラッ
神子「え、何…?」
魁「…」ギュゥッ
怜「御門を起こして…敵だ」
セカンド「変だな、セブン…。感情抑制措置がかけられているはずなのに」
サード「星業動力の反応はある」
セカンド「しょせんは、廃棄処分にするだけだ、どうでもいい」
セカンド「やるぞ、サード」
サード「了解」
【安価下2】
1 風を巻き上げてビーズをまとめて遠くに
2 風の刃で車両を切断して、星業銃でまとめて吹っ飛ばす
3 その他、どうする?
セカンド「ギャラリーからは、あの世まで退場を願おう」
怜「させない…!」
ヒュォォォォッ
ばら撒かれたビーズが光を発した瞬間、怜が風で巻き上げた。
凄まじい突風をセカンドとサードにぶつけ、孕んだビーズ爆弾ごと叩きつける。
カッ
ドッゴォォォォォォッ
爆発によって生じた爆風をさらに異能で相殺して、怜が駆け出した。
ブワァァッ
ギャリィィィンッ
セカンド「どういうことだ――?」
セカンドの右腕高速振動剣と、怜が握った高速振動剣がかち合った。
激しい振動に怜が舌打ちをする。凄まじい振動がぶつかり合い、手が痺れようとしていた。即席の柄しかつけていない。
ギィィィィンッ
サード「排除する!」
横合いからサードが拳を繰り出した。
その拳が先端の尖ったドリル状になり、高速回転をしながら怜に襲いかかるがコートでその攻撃を受け流して高速振動剣を振るう。
ギャリィィィッ
ブンッ
セカンド「…セブン、お前――」
怜の振るった高速振動剣は、サードの体を傷つけるに至らなかった。
すぐにサードを蹴りながら距離を保ち、星業銃を抜いて構える。
怜「僕は、人間に戻った。お前らとはもう、関わりはない」チャキッ
【安価下2】
1 星業銃を撃ってから鎌鼬連打やでぇ!
2 もんのすげー風圧で押さえつけながら星業銃撃つで!
3 星業銃で視界を奪ってから風をまとって光の屈折とかもろもろあれこれして疑似透明人間化して離脱をはかるぜ!
4 その他、どうする?
ドッゴォォォォッ
怜「神子、光を増幅させて!」
神子「えっ、う、うん…!」
カァァァッ
怜「サーモに切り替えたところで、熱は風が奪い取る」
怜「アンテナに優れているのはファーストとファイブ――アンテナ範囲外まで逃れれば、僕らを見失う」
サード「だとしても…!」
バッ
怜「旧式アイセンサーでムリしない方がいい。僕のものと違って、そろそろ劣化してるよ」
星業銃から吐き出された光から、サードが飛び出してきた。
それを見越して、怜が高速振動剣をその機械の眼に突き込んで破壊する。
怜「御門、逃げるよ、離れないで。神子、捕まって」
怜「魁は御門にしがみついてるんだ、いいね」
ヒュォォォォォッ
御門「んだ、この、風…!」
魁「さむい!」
怜「我慢して、御門、このロープを放さないで。互いに姿が見えなくなる。行くよ」
【直下 コンマ判定】
1~3 セカンドさんの無差別空襲攻撃
4~6 高速飛行形態になって、アンテナを使いながらセカンドさんが追いかけてきたよ
7~9 無事に逃れたよ
タタタッ
電車を飛び出し、走る。
田んぼを突っ切り、ひたすらに走る。
風を使った姿隠しをしても、アンテナには捉えられる。だからこそ、早期の離脱をしなければならなかった。
キィィィィン…
神子「怜、追ってきてる…!」
怜「高速飛行形態――でも追いつくだけならあの高さじゃなくても…」
バババババッ
上空を飛行するセカンドから、何かが落ちてきた。
すぐにその魂胆を察知し、怜が風を放つが質量のある物体を風だけで払い飛ばすには姿を隠していることからも難しかった。
御門「どうすんだ、怜!?」
怜「無差別攻撃だ、僕らのことは見えてないはず! 耐えて走ろう!」
ヒュォォォン
ドッゴォォォォォッ
空から落ちてきた爆弾が、地面に落ちて盛大な爆発を起こす。
爆風の煽りを受けながら直撃をしないように空を気にして走る。
【直下 コンマ判定】
1~3 そして、地中からサードが…!
4~6 ふう…どうにか逃れた…あっちでぼかすか爆弾落としてるし…と、思ったら…あれ、はぐれた?
7~9 逃げたぜ!
怜「ふぅっ…」ズザァッ
神子「逃げられた…?」
怜「うん、多分。降ろすよ」
神子「う、うん…」
怜「御門、魁、無事――あれ?」
神子「はぐれちゃった?」
怜「いやでも、ロープはちゃんと…切れてる…」
神子「何で気づかなかったの!?」
怜「…うっかり…」
神子「どうやって合流する?」
怜「…連絡取り合う手段がないし…かと言って、戻るのは危険だから…」
神子「…じゃあ」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 東京に行けば、会える…と信じて
2 その他、どうするよ?
怜「東京に行けば、会える…と信じて」
怜「…そういう、方針で」
神子「…大丈夫?」
怜「公衆電話見つけたら、あやふ屋に電話だけして、御門が来たら東京にいるって伝言してもらう」
怜「…御門なら、多分、人探しは得意だろうし…」
神子「本当に大丈夫かな…?」
怜「…大丈夫」
怜「御門は…弱くない」
【安価下2】
1 怜視点継続
2 御門視点
【直下 コンマ判定】
1~3 怜&神子は逃げられたけど、御門と魁はセカンドとサードに追い詰められてます…
4~6 セカンドに追い回されてるでやんす! 大変でやんす!
7~9 こっちも、はぐれてどうすっぺ状態
ドッゴォォォォォッ
御門「何じゃ、ありゃあ!?」
魁「っ…!」ギュゥッ
御門「いつの間にかロープ切れてるし、見えなくなってたのに見られちゃってるし…!」
御門「まして、空からだと、ふざけんじゃねえ、ボケが、クソ! 死ね!」
キィィィィンッ
セカンド「フォースを知った者は、生かしておけない」
セカンドが急降下をしてきて、高速振動剣を振るった。
とっさに御門が宗門で受け止めるが、勢いに負けて吹き飛ばされる。
御門「っぶねえ…!」
魁を背負ったままで、背中からぶつかりそうになったが、どうにか地面に宗門を突き立てて体勢を直す。
だが、すでに凄まじいスピードでセカンドが突撃をしてきていた。
セカンド「死ね――」
【安価下2】
1 角度をつけて障壁を発動して、さらに宗門を振って弾き流す
2 居合いじゃボケぇ!
3 その他、どうするよ?
御門「んのっ…!」
御門が障壁を張った。角度をつけて御門と魁には直撃をしないようにととっさの判断は下した。
だが、その耐久力は御門自身が恨めしいほどに痛感しており、直撃とともに破られることも理解している。
御門「どっか、行きやがれ…!」ブンッ
ドッゴォォッ
角度をつけた障壁。
そこにセカンドがぶつかるのと同時に宗門を振るい、無理やりに弾き飛ばす。
セカンド「甘い…!」
シュババババッ
軌道変更を余儀なくされたセカンドだが、ミサイルを射出した。
合計16発の小型ミサイルが飛来してくるが、その流れを感知して御門が宗門を振るうとミサイルはあらぬ方向へとバラバラに散っていく。
ドッゴォォォォッ
爆風を障壁でどうにか防ぎきり、宗門を構える。
だが、すでにセカンドは目の前に来ていた――。
【直下 コンマ判定】
1~3 ピンチ…!
4~6 どうにか直撃は防いだけど、ぶっ飛ばされた…! このままじゃ、守勢に回ったままや…!
7~9 目を覚ませ、宗門!!
0 お前が目ぇ覚ますんかい!
御門(やべ、これ間に合わねえ――)
冷静に、その事実を受け止める。
割に合わない人生だったなと、すぐさま三途の川を渡る準備を頭だけが始める。
骨董品の刀が出てきたころから色々とおかしくなった。
割かし順調に楽な方を選んで進んできたはずだったのに、どこでこうなったのか。
宗門『ふっ――やはり、我がいないとお前はダメだな』
その声は耳に懐かしく、聞くと無償に腹が立つ。
握り締めた宗門の、キツく合わさっていた鯉口が緩んだのを感じた。
宗門『だが、我が眠りについている間に随分と腕を上げたではないか』
宗門『さあ、再び無双の剣士として我を振るい、存分にその腕を誇示するが良い!』
御門「寝ぼけたことを言いやがって――」
シュバッ
引き抜かれた白刃は、美しく光を反射していた。
水を打ったように瑞々しく、見ているだけで心を惹かれるような怪しい魅力を放つ刀身。
【直下 コンマ判定】
1~3 それでもセカンドさんつえー
4~6 宗門に押し上げられた身体能力と、押しつけられた剣技と、御門が自分で磨いた剣技が合わさったぜ!
7~9 SAMURAIに負けた時とは、ひと味もふた味も違うんぜ!
0 現代に剣豪が蘇ったでぇ
セカンド「何――?」
御門「そらどうした、サイボーグ?」
白刃が閃くこと三度。
セカンドはそれをギリギリで防ぎきるが、4度目で光に置き去りにされた。
スパァァンッ
御門「俺みてえなモヤシに負けてどうすんだよ、鉄くずのクセしてよぉ」
宗門がセカンドの右腕を切り裂いた。
それでも怯むことなく左腕の高速振動剣が繰り出されるが、するりと刃を受け流しながら胴切りにする。
ズバァァッ
御門「スクラップにして、廃品回収出してやろうか、おい!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 余計な挑発を…
4~6 離脱されたよ
7~9 割と追い詰めたけど逃げられたよ
セカンド「抜かせ、人間如きが――!」
ブワァァァッ
宗門『馬鹿者! 挑発をしてどうする!?』
セカンドがガイアを発動して御門に襲いかかる。
とっさに宗門で受けるが、桁外れのパワーに押し込まれた。撒き散った土が、激しい爆発を起こす。
ドッゴォォォォォッ
御門「クソ…! 魁、無事か!?」
魁「うんっ…!」ギュゥゥッ
セカンド「無駄口を叩く余裕があるのか?」
爆風の中からセカンドが飛び出した。
一度見た動きに反応し、御門が攻撃を受け流そうと試みるが時間差でミサイルが頭上から降ってくる。
御門「うおっ…!?」
セカンド「死ね――!」
【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+2)
1~3 おーう…
4~6 死ねるかボケぇ!
7~9 何だろうが、ぶった斬る!!
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 時間差ですか? 魁くん覚醒?
奇数 時間差ですか? サードさん参戦?
※0は偶数扱いだよ!!
そして、すまん!
すげえ中途半端だけど、一旦ちょい離脱さして!
ありがとうございました!!
御門くんにはまだ一段階覚醒があると信じてる
>>423
おいおいおい…これ以上、どんな覚醒があると…(震え声
再開っす!
さて、土壇場覚醒という王道(ご都合←)展開で、戦力にならなそうな魁くんまでね、目覚めちゃったね!
【安価下2】
魁の異能とはっ!?
氏家さん…(震え声
鬼…か…まあ、彼が出てくることはもうないから、いいっちゃいいんすけども…
【直下 コンマ判定】
偶数 鬼の手で! 何かこう、ぬ~べ~チックなことができたり、できなかったり?
奇数 これが鬼子か…将来が怖いです
※0は偶数扱いで!
魁「っ――御門っ!!」
ズォオオオッ
宗門『むっ、この感覚は――!? 御門、構わずに斬れ!』
ドッゴォォォォォッ
スパァァァンッ
セカンドの左腕が斬り飛ばされた。
頭上から降りかかってきたミサイルは爆散したが、魁の手が止めていた。
その手は異形だった。
肘から先が赤黒くなり、筋張って爪が鋭利に伸びている。
セカンド「グラスパーに、目覚めた…!?」
御門「おい…その手で、俺のクビ、かっ切るんじゃねえぞ…?」
魁「…何、これ…?」
御門「んなの後だ。とりあえず、お前、それあんならもう背中降りろ、邪魔だ」
セカンド「…チッ…離脱する――」
シュボォォォッ
キィィィィンッ
セカンドが高速飛行形態で撤退をしていく。
それを見送って、御門が深いため息をつきながら宗門を鞘に納めた。
魁「御門、これ…戻んない」
御門「…戻せ」
魁「どうやって?」
御門「…どうにかしろ」
御門「けど、怜とはぐれちまったな…。どうすっか…」
【直下 コンマ判定】(面倒臭がり-2)
1~3 めんどくさいから、寝た
4~6 めんどくさいから、何も考えずに歩き出した
7~9 めんどくさいけど、とりあえず東京行けばいっかぁ、ってなった
魁「…どうするの?」
宗門『千里の道も一歩より! さあ、仲間との感動の再開のために!』
宗門『あの太陽へ向かって、大きく一歩を――」
御門「寝る」ゴロン
魁「ここで?」
宗門『御門ォオオオオオオオ――――――ー――――――――っ!!』
御門「怜が見っけてくんねえかなぁ…」
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ289/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:鬼手の異能 孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
セカンド:爆破の異能
サード:螺旋刃の異能
――東京・某所――
怜「着いた…」
神子「足がもう、パンパン…」
怜「どこかで休もう。御門が先に到着をしてるかも知れないから、情報収集もしながら」
神子「でも、御門くんのことだから…怜に見つけてもらお~とか言ってふて寝しそうじゃない?」
怜「…永遠に寝ることはないよ」
神子「だといいけど…」
【安価下2】
1 カラオケに入って個室で寝る
2 ベッドがあって休めるような場所で入れそうなとこがラブホしかなかったよ!!
3 とりあえず椅子がありゃいいのさ…。サ店で休む
4 その他、どこで休憩(健全)するよ?
怜「退室が20時だから、ゆっくり休めるよ」
神子「わーい。ねえねえ、歌おうよ」
怜「疲れてるんじゃないの?」
神子「でも折角、来たんだし…」
怜「僕は、歌える歌がないから」
神子「え、そうなの?」
怜「…」
神子「…何も?」
怜「…少なくとも、ポップスは何も…」
神子「ああ、そういう…」
【安価下2】
1 よし、寝ましょう
2 1曲だけよ?
3 じゃあ神子の歌聞く
4 その他、どうする?
神子「じゃあさ、じゃあさ!」
怜「朋羅ママに電話をかけてくる」
バタム
神子「…いいもん、じゃあ1人で歌うから」pi
画面『idol for you/百夜桜乃音姫』
神子「~♪」
・
・
・
怜「…お願いします。では」
ガチャ
怜「…どうも。あと、ブランケット貸してください」
店員「うぃーざぁーっす」
怜「…」
スタスタ
ガチャ
神子「Zzz…」
怜「…」パサッ
怜「…疲れた…」
怜「…生身は、大変だ…」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 289/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/300
2 神子ってかわいいよなあ、って寝顔見てる
3 よし、寝よう。生身だと連続稼働時間に制限がある
4 その他、どうするよ?
【直下 コンマ判定】(精神:白金+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ 289/200
バーニッシュ 342/200
怜「…」
怜「眠い…」ズズ
怜「ん…炭酸、苦手かも…」ズズズ
怜「…寝よう…」
怜「…」
【安価下2】
さて、夜が来てしまった!
1 情報屋探すか
2 御門来てねえかなって一応探し歩いてみる
3 河川敷にテント張って寝床を作って、待機してよう
4 その他、どうするよ?
スタスタ
神子「眠れたけど…足腰はやっぱ、何かつらい…」
怜「…大丈夫?」
神子「歩けなくはないけど…温泉とかあったらいいのになあ…」
怜「銭湯でも行く? 僕は御門と魁を探してるから」
神子「いいよ、またはぐれちゃったりしたら大変だし」
怜「うん」
スタスタ
【直下 コンマ判定】(うっかり-2)
1~3 職質かけられた…
4~6 御門見つからねえなあ…
7~9 御門が…すでに東京にいる…だと…!?
警官「ちょっと、キミ達」
怜「?」
神子「何ですか?」
警官「こんな時間に何をしてるの?」
警官「青少年健全育成条例っていうのがあって、この時間帯は…」
クドクド
怜「…はぁ」
ヒュォォォォッ
グラァッ
<ああっ、突風で自転車が倒れてく!
警官「何、大変だ…!」タタタッ
怜「今の内に行こう」ギュッ
神子「あ、うん…」
タタタッ
【安価下2】
1 そんな感じで職質を紛らわせながら朝まで徘徊し続けたよ
2 神子が疲れてそうだからテント張って休むよ
3 その他、どうする? 夜中だよ
【直下 コンマ判定】
1~3 あれ? 神子、何か…それ疲れ?
4~6 朝まで捜しまわって足が棒になっちまったよ…そしてカラオケで眠るというループ…!
7~9 ふらふら歩いてたら…
神子「はぁ…」
怜「…神子、どうしたの?」
神子「何でもないよ…。ちょっとくたびれちゃった」
怜「ムリしなくてもいい。休む?」
神子「ううん、平気。それに、休めるところないし」
怜「…分かった。でも、どこかでちょっと座って休もう」
神子「うん…」フラッ
怜「っ…!」ガシッ
怜「神子?」
神子「ああ、だいじょぶ、だいじょぶ…。ちょっと、ふらって」
怜「…」ピタッ
神子「れ、怜…おでこ――」
怜「…熱だ。熱が出てる。疲労と、環境変化と、心労…?」
怜「どこかでちゃんと休まなきゃ」
神子「でも…」
怜「こじらせたら大変だ」
【安価下2】
1 コンビニでお薬買って飲ませとこう
2 病院…行くか…。保険証ないって言うから高くつきそうだけど…
3 どっか休めるとこないんかなあ…?
4 その他、どうするよ?
【直下 コンマ判定】(見た目は2人とも中学生!-3)
1~4 利用できひんでぇ…
5~9 入れても午前7時までで一旦閉店しちゃうんだけどね…
0 おっとぉ? 思わぬ救いの手が…?
怜「薬、飲んで」
神子「うん…ありがと」ゴクッ
怜「横になって。傍にいるから」
神子「うん」
神子「ごめんね、お金あんまりないのに…」
怜「…大丈夫。おやすみ」
神子「うん…」
怜「…」
神子「…ねえ、怜」
怜「何?」
【直下 コンマ判定】
1~3 神子「…ごめんね」
4~6 神子「…ほんとに、傍いてね?」
7~9 神子「手…握って?」
神子「…ごめんね」
怜「…謝るのは僕だ」
怜「神子の具合が悪いことに気づいてなかった」
神子「…ううん」
怜「…じゃあ、お互いさまだよ」
神子「…」
怜「ゆっくり、やすんで」
神子「…うん」
【安価下2】
1 怜視点継続
2 御門視点
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ342/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー70/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:鬼手の異能 孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
セカンド:爆破の異能
サード:螺旋刃の異能
prrrr…
怜「はい」ガチャ
店員『お時間終了10分前になりやぁーす』
怜「はい」
ガチャ
怜「…眠い」
怜「…」チラッ
神子「Zzz…」
怜「…神子、時間だよ」ユサユサ
神子「ん…」
怜「具合はどう?」
【直下 コンマ判定】
1~3 全然悪そう
4~6 まあ、うん…すぐには治らんよね
7~9 大丈夫らしいけど、まだ安静にしとかんとねぇ
0 若いってすごい!
神子「…大丈夫…」
怜「…」ピトッ
怜「下がってない…嘘はつかないでいいんだよ」
神子「…」
怜「時間になったから、一旦出よう?」
神子「うん…」
【安価下2】
1 ネカフェ…は怜が身分証ないからねぇ。神子だけ放り込んだよ
2 ファミレスで休ませるよ
3 その他、どうする?
怜「それじゃあ、12時間後にまた、様子を見に絶対戻るから」
神子「…怜はどうするの?」
怜「大丈夫だよ。自分の心配だけしてて」
神子「…うん」
怜「じゃあ、ちゃんと寝てるんだよ」
ウィ----ン
怜「…」
怜「…どうしようかな…」
【安価下2】
1 心配だから、店先で待ってよう。運が良ければ御門が通りかかってくれる…かも? そう都合いいことは起きないと思うけど
2 この間に情報屋でも探しておこうかな
3 その他、どうしようか?
怜「…情報屋、探すか…」
怜「御門がお金の半分を持ってるけど…どれだけ散財されてるかは予想がつかない…」
怜「僕もお金を使いまくっちゃってるし…」
怜「…」
怜「…いい情報屋が見つかればいいけど…」
【直下 コンマ判定】
1~3 見つかったのはどこも胡散臭くて信用できそうになかった…
4~6 情報屋じゃなくて、便利屋が見つかった
7~9 ここ、情報屋なの?
怜「…ダメか…」
怜「…お金さえあれば、ある程度…」
怜「でもそのお金がない…」
怜「…」
怜「…まだ時間はある…」
【安価下2】
1 とりあえず、GS練習しとく
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 342/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/30
2 お金を稼ぎたいな…
A 地下闘技場…?
B どうやって稼ぐよ? 正規の方法じゃあ稼げんねんで…
3 いや、ちゃんとした情報屋を探し続けよう
4 その他、どうする?
何するんや…?
どんなライブをするんや…?
【安価下2】
1 撤回!(最安価へ)
2 その他、どんな方法や?
怜「…」
怜「…とりあえず、やるだけやってみよう」
怜「…何も道具がないし…パントマイムとか…」
スッ
ペタペタ
ガンッ
バタッ
ザワザワ
<パントマイム?
<何もない壁にぶつかって転んだ
<ふっ…東京ってすごい
<地味に上手…
【直下 コンマ判定】(うっかり-2)
1~3 おひねり箱設置し忘れた!!!
4~6 数百円ゲット…
7~9 1200円ゲット…
0 大道芸人、ありだな
怜「…」
怜「…言葉通りの、身ひとつで、50分で2万5000円…」
怜「…その日暮らしなら、充分暮らせそう…」
怜「でもあぶく銭じゃ、安定した生活は遅れない…」
怜「もうちょっとしたら、神子の様子を見に行かないと…」
怜の特技(非表示)に、大道芸が追加されました ▽
【安価下2】
1 パチンコ…いや、ダメだ、楽して儲かるなんて御門みたいな考え…いやでも…
2 よし、御門が来てないか探そう
3 情報屋探しに戻ろう
4 その他、どうする?
【直下 コンマ判定】
1~3 もう、ほんとさあ…情報屋の95パーセントがちゃんとした情報扱ってないってどーゆーことやねん…
4~6 便利屋を見っけちゃった
7~9 ここ、情報屋?
怜「はぁぁ…」
怜「でも…へこんでる時間はない…」
怜「神子の様子を見にいこう…」
ウィ----ン
怜「確か、ここの個室に…」
コンコン
怜「神子、どう?」
ガラッ…
【直下 コンマ判定】
1~3 まあ…ピークは過ぎた?
4~6 うん、まあ…良くはなってる?
7~9 ばっちりなようです!
神子「怜…」
怜「どう?」
神子「…うん、ちょっとは」
怜「…」ピトッ
怜「まだ、完全に下がってはないね…」
神子「大丈夫だよ、これくらいなら」
怜「…そう」
【安価下2】
1 じゃあ、ネカフェ出ようか?
2 完全に熱が下がるまでは出しません
神子「よく休めた…ありがとね」
怜「でもまだ、完全に下がったわけじゃないから、気分が悪くなったりしたらすぐ教えて」
神子「うん」
怜「…じゃあ、行こうか…」
神子「どこ行くの?」
怜「…」
【安価下2】
1 情報屋探し…(白目
2 御門探そう…うん、そろそろ…来てもいいんじゃね?
3 カラオケで神子を休ませるよ!
4 その他、どうする?
【直下 コンマ判定】(>>1「進めや!」+1だけオマケ)
1~3 まだ、見つからない…だと…!?
4~6 便利屋見つかった!
7~9 ここも情報屋だから!!
怜「ん…?」
神子「どうしたの?」
怜「便利屋…だって。看板が出てる」
神子「便利屋さん?」
怜「…看板を出してるってことは、裏稼業じゃないのかも知れない…」
怜「【安価下2】」
1 …行くだけ、行ってみよう
2 …やっぱりいいや
怜「…行くだけ、行ってみよう」
神子「うん」
怜「にしても、狭い雑居ビル…」
・
・
・
――東京某所・便利屋――
ガチャ
怜「…こんにちは」
神子「どうもー…」
怜「…いない…?」
ガサガサッ
ムクッ
風条「…やべえ…」←寝起きで髪の毛爆発化粧落としてない&二日酔いの酷いツラ
怜「…」
風条「…いらっしゃい、ちょっと待ってなさい…?」コソコソ
神子「…何か、すごいとこだね…」
怜「…散らかりすぎてるし、酒臭い…」
<おっさん、おっさん! ちょっと、客来たから相手しといて!
<んん~? やーよ…おっさんだって起きたばっかなのに…
<いいから、行け!
ドタドタ…
御手洗「んん…悪いけどねえ、今、ちょーっと、別件で――キミいくつ?」ズイッ
神子「えっ…14ですけど…」
御手洗「で、そっちは何? 彼氏ぃ?」
怜「違う」
御手洗「よしきたぁ! おっさんに、何でも相談してごらん?」キラリ--ン
【安価下2】
さて、どんな依頼しよっか?
1 ちゃんとした情報屋教えて、って
2 御門探して~って
3 フォースって知ってる?って
4 その他、どんな依頼してみる?
怜「人を探している」
御手洗「何よ、何よ、どういうの? 美人?」
怜「男だ」
御手洗「けっ…」
神子「ダメ…?」
御手洗「んーん、女の子の頼みならおっさん、すっごいがんばっちゃうよ~?」ゲヘヘヘ
怜「…探してほしいのは、三笠宮御門。吉前魁という男児も一緒にいる」
怜「御門は16歳で、刀を袋に入れて持っている。目つきが悪い。クズオーラが出ている」
御手洗「へいへいへい…そんで?」
怜「そんで?」
御手洗「そんだけ? 例えば、グラスパーだとか」
怜「…グラスパーだと、どうにかなるの?」
御手洗「そりゃもー、グラスパーの捜索ならアンテナでちょちょいのちょいよ」
御手洗「そーゆーの得意だから、おっさん。どうどう、すごい? 誉めて?」
怜「すごい」
御手洗「男じゃねんだよ、女の子に誉められ――」
ゲシッ
風条「おっさん、ハウス。話は聞いたわ、依頼料なんだけど…」
御手洗「んー、じゃあね、おっさんとのご縁がありますようにで、5円!」
怜「了解」チャリン
風条「こら、おっさん!」
神子「…賑やかだね」
怜「…うん」
【直下 コンマ判定】
1~3 じゃ、2日くらいしたらまた来てね~って
4~6 おっさんがゆっくりしてきなよーって神子に絡んでる
7~9 身なりから色々と見抜かれた
風条「んじゃ、行くわよ、おっさん」
御手洗「ねえねえねえ、お名前は?」
怜「天宮怜」
御手洗「だから男じゃねっつの! お嬢ちゃんの」
神子「…物部神子」
御手洗「神子ちゃん! くぁーっ、いい! いいお名前!」
御手洗「ねえねえねえ? ちょびーっとここでお茶してかない?」
風条「おいこら、おっさん」
御手洗「いいじゃないの、別に。おっさん頼りで探すんでしょ、葵ちゃん」
神子「怜…どうしよ…?」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 神子は、渡さないからその誘いに応じることはできない
2 …ここにいてもいいなら、いさせてほしい。神子だけじゃなくて、僕もいるけど
3 その他、自由台詞
怜「…ここにいてもいいなら、いさせてほしい。神子だけじゃなくて、僕もいるけど」
御手洗「野郎はいらねえのに…」
怜「じゃあ神子、行こう」
御手洗「あーっ、ちょちょちょっ…! ストップ!」
風条「早くしなさいっつの…」
御手洗「じゃあさ、すぐに見っけられたら、お酌してくれたりする?」
神子「お酌? いいよ?」
御手洗「マジで!?」
怜「…神子」
神子「あやふ屋でやってたからできるよ」
怜「…」
御手洗「んじゃ、おっさんと約束よ?」
御手洗「葵ちゃん、さっさと行こ、ほれほれ~」
風条「ったく…物取りとかだったらおっさんの私物全部売っぱらうわよ?」
御手洗「女の子に騙されんなら本望だって。んじゃね~。ゆっくりしてて」
バタム
怜「…」
神子「…寝床ゲット?」
怜「…あんまり、いい気はしないけど…」
神子「何で?」
怜「…何でも」
【安価下2】
1 怜視点継続
2 御門視点へ
【直下 コンマ判定】(クズ-2)
1~3 魁の異能でせっこいことしてるよ、こいつ…
4~6 やっとこさ東京着いたぜ…
7~9 判定にずっと出てた情報屋にいるぜ! 運がいいな、こいつ!
御門「…」キョロキョロ
御門「よし、やれ」
魁「…うん」ズォォォ
グイッ
ドサドサッ
御門「よっしゃ…! ぐへへ、転売ウマすぎるぜ…」
魁「お金払わないで商品もらっていいの?」
御門「100円入れてんだろ? お前の異能、物質すり抜けなんて便利なことできんだぜ? 活用しねえと」
御門「っと、店員来る前にとんずらだ。行くぞ」
魁「…うん」
御門は、ゲーセンのプライズを魁の異能で不正に手に入れて、転売しながら金儲けをしています。
【安価下2】
1 そして、寝泊まりしてるのは金をケチって公園
2 そろそろ情報屋っての探しとくか
3 その他、どうする?
――東京某所・公園――
御門「よぉーし、さっきのが5万で落札された。明日はこれを発送しねえとな」
魁「…眠い」
御門「じゃあ寝ろ」
魁「…怜と神子はいいの?」
御門「どうせ、向こうで探してくれんだろ」
御門「へっへっへ…今の内に荒稼ぎして生意気な怜の鼻の穴あかしてやらぁ」
魁「…」
御門「ん?」
魁「…おやすみ」ゴロン
御門「寝ろ寝ろ」
【安価下2】
宗門の強制GSタイム!
A ポイント 100/100
B アーム 502/200
C コート 106/300
D バーニッシュ 266/200
E ピラー 70/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 138/300
【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+20)
コンマ二桁分加算
ピラー 70/250
ピラー 125/250
宗門『子どもを利用して悪事をしながら金儲けなど言語道断だぞ!』
宗門『聞いているのか!? 御門!』
御門「るっせえな…抜けるようになったかと思えば、わちゃわちゃわちゃわちゃ…」
宗門『いいか、労働というものは――』
御門「しっかし、公園で寝ると体が痛くてしゃあねえんだよなあ…」
宗門『御門!!』
御門「そろそろ、見っけてもらいてえもんだけど…」
【直下 コンマ判定】
1~3 異能を使った犯罪でね、機関がね、きたよ…
4~6 酔っ払いの爺さんが、酔っ払いのあんちゃん達に絡まれてた
7~9 おっさんは、探索に長けたベテランなのよ
御手洗「目つきが悪くてクズオーラで、ガキんちょ連れの青少年はっけーん」ザッ
御門「っ…!」チャキ
御手洗「何よ、敵じゃないから警戒しなさんな」
御門「誰だよ、あんた?」
御手洗「依頼受けて探してたの」
御門「…依頼?」
御手洗「かわいい14歳のお嬢ちゃんと、かわいい顔しといて割と肉食系に見えちゃうお子様」
御門「怜と、神子…?」
御手洗「そうそう、神子ちゃん! ほい、じゃあ来た来た」
御手洗「神子ちゃんに晩酌してもらう約束してんだから。葵ちゅわぁーん? お車回して~」
ザザッ
風条『場所言いなさいよ』
御手洗「公園ね」
御門「…」
【安価下2】
1 胡散臭いから逃げとくか
2 まあいいや、ついてこう
御門「…あっ、こんな時間に水着ギャルが!」
御手洗「マジでぇっ!?」バッ
御門「んじゃーな、おっさん」グイッ ←魁を担いだ
タタタッ
御手洗「ありゃ、しまった…」
御手洗「男の尻追っかける趣味ないんだけど…」
【直下 コンマ判定】(おっさん「早く神子ちゃんに晩酌してもらうんだい!」-9)
1~3 バカにされてお持ち帰られた
4~6 追ってくるのう
7~9 よし、撒いた
0 こんな時に襲撃っすか…セカンドさんが御門にしてやられたのを根に持ってまたきおったよ…
御手洗「あぼーんとしときな」
ブワァァァッ
御門「っ…!?」
御手洗「ほれほれ、ここに1000円札あるよ~」ピラピラ
御門「金ぇ…!」バッ
御手洗「ほい、ばちばちっとな」グイッ
バチバチィッ ←スタンガン
御門「ばばばばばっ…」ドサッ
御手洗「一丁上がりぃ」
・
・
・
――東京某所・便利屋――
御門「んっ…」パチッ
怜「…おはよう」
御門「怜…」
<神子ちゃんに注いでもらうお酒おいしい~おっさん、舞い上がっちゃう
<セクハラはダメだよ
<けっ…若いだけよ…
怜「無事で良かった」
【安価下2】
1 今後について
2 怜がやたらちらちら、おっさんにお酌してる神子を見てるからつっこんでみる
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ342/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート106/300 バーニッシュ296/200
ピラー125/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:鬼手の異能 孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
セカンド:爆破の異能
サード:螺旋刃の異能
怜「…」チラッ
御門「…?」チラッ
<でへへへ…ねえねえ、もうちょっとさあ、2ミリだけ詰めていい?
<ええー?
怜「…」ムスッ
御門「妬いてんのかぁ?」ニヤニヤ
怜「っ…何が…?」
御門「神子があのおっさんに絡まれてんのが」
怜「…正当な報酬として神子のお酌で、御門と魁が見つかった」
怜「…だから僕が口出しをする権利はない…」
御門「それはそれだろぉ?」
御門「何、俺の女を取りやがって~ってか?」
怜「…否定する」
御門「分かった、お前、感情的になるとその口調出すんだろ?」
怜「っ…違うよ」
御門「ほんとか?」
怜「…本当に」
御門「…ふぅ~ん?」ニヤニヤ
怜「…」
御門「【安価下2】」
1 で、実際のとこは?
2 おっさん、チューまでオッケーだって~
3 その他、自由台詞で煽るなり何なりしたっておkよ
御門「で、実際のとこは?」
怜「…何もない」
御門「嘘つくなよ、なあ?」グイッ ←肩くんだ
怜「嘘じゃない」フイッ
御門「…んじゃ、俺が神子にいっていいのか?」
怜「…え?」
御門「だってそのつもりねえんだろ?」
怜「…いやでも…」
御門「離れてみると、こう…実感するよなあ」
御門「傍にいないことの、何、違和感? 喪失感? それがこういう形で、また戻るとなあ?」
怜「御門っ…」
御門「さーて、と。んじゃ、この勢いで今から神子に…」
【直下 コンマ判定】
1~3 黙って耐える怜…
4~6 泣きそうな顔になったの見てやめた
7~9 怜がなりふりかまわなくなった
御門「やっぱこう、あすなろ抱きからの…ん?」
怜「…」ジィッ
御門「…」
怜「…」シュン
御門「分かったっつーの…冗談だって」
怜「ほんと?」
御門「ガキに年下に興味ねえよ」
御門「つか、そんな顔すんなっつーの…ただの悪戯なのに」
怜「…し、してない」グシグシ
御門「正直に言っちゃえよ? なあ?」
【直下 コンマ判定】
1~3 それでも違うと言い張る怜でした
4~6 黙っちゃう怜でした
7~9 小声で、念入りに口止めをしてから教えてくれた
怜「…そういうのじゃ、ないから…」
御門「…はぁ…」
怜「何?」
御門「つまんね…」ペッ
怜「…」
御門「意気地なし」
怜「」グサッ
御門「ヘタレ。へたれい」
怜「」グサグサッ
御門「そんじゃ、神子は振り向かねえなぁ~?」
怜「」グサグサグサァッ
御門「んじゃ、俺は寝る。おやすみ~」
怜「…違うし…」
【安価下2】
1 そして朝になった
2 怜視点で、おっさんと風条さんが酔い潰れた、静かな時間に神子と…!
A おしゃべり
B おしゃべりできない、恋に奥手なへたれい
御手洗「んぅ…もも尻…」グオ-
風条「カラスミ…バットいっぱい…」グオ-
御門「Zzz」
神子「はぁ…やっと寝た…」
怜「神子」
神子「怜~…疲れた」
怜「…うん。お疲れさま。体は?」
神子「もう、だいじょぶ…だと思う」
怜「…」ピトッ
怜「…大丈夫」
神子「うん」
神子「良かったね、御門くんも魁くんも、ちゃんと見つかって」
怜「…うん」
神子「でも、先に寝ちゃってて良かったのに」
怜「…変なことされないか、見張ってた」
神子「大丈夫だって、あやふ屋の方がひどかったよ、おさわりは」
怜「…うん」
神子「…怜?」
怜「【安価下2】」
1 …神子が、何もされないなかったなら、それでいいから。おやすみ
2 その他、自由台詞なんだよ!!
怜「正直…」
神子「うん?」
怜「神子に、あのおじさんと仲良くしてほしくなかった」
怜「…何か、もやもやするんだ。胸が…」
神子「…怜…」
怜「だから、見張ってた…」
【直下 コンマ判定】
1~3 神子「…ありがと、いつも。…おやすみね」怜「…うん、おやすみ…」
4~6 神子「うん…知ってる」怜「…?」神子「…ふふっ、おやすみ、怜」
7~9 神子「…うん」怜「…好き…なんだ、神子が」
神子「…うん」
怜「…好き…なんだ、神子が」
神子「…」
怜「…誰にも、とられたくない」
神子「怜…」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 …すっ、好きって、あ、やあのっ…な、仲間としてでっ…!///
2 神子のこと、好きなんだ
3 その他、自由台詞なんですよ?
怜「神子のこと、好きなんだ」
怜「だから、僕とっ…その…つきあう、っていうか…」
怜「そういう関係になりたいと思う」
怜「…嫌…かな…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 保留にされた(白目
4~6 オーケーされたよ!!!!
7~9 はじめーてーの、チュウ! キミとチュウ! あいうぃるぎーぶゅおーまいはー♪
おい! おいこら!
未成年やぞ! これ以上は許しませんよ!?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 若者の性衝動に至る前に、邪魔を入れるよ! 人がいる場でいちゃいちゃなんかコンマ神が許しても>>1が許さないよ!! チュウまでよ!
奇数 女々しくて女々しくて女々しくて! つーらいよぉ~!(泣
※0は偶数扱い…
怜「…」
神子「…ごめん、怜」
怜「ぇ…?」
神子「…今は…」
怜「…何で…?」
神子「怜の気持ちは嬉しいけど…」
神子「…怜のことも、好き…だけど」
神子「……でも、あたし…信じられないんだ、恋とか、愛とか…ううん、怖くて、やなの…」
神子「………お父さんとお母さんは、離婚しちゃったし…」
神子「…何だか、あたし…こういうことだけは、ムリかなって、思うから…」
怜「…」
神子「…ごめんね…」
怜「…」
神子「でも…気持ちは嬉しいんだよ…? それは、本当だし…」
神子「つまんないことだけど…お父さんとお母さん見てたら…壊れちゃうのが怖いから、そういうのは…ムリなんだ…」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 失恋の怜…。何だか2人がぎこちなく…
4~6 割と受け入れちゃう怜…つらいことには、馴れっこだから
7~9 ごめんね、のキスはほろ苦くて、やわらかくて…複雑なものでした
0 強引にいく怜さん
怜「…そっか…」
神子「…ごめんね」
怜「…ううん…」
怜「でも…じゃあ、いつか…そういうことが、考えられるようになったら」
怜「…………その時に、神子が僕を見てくれるなら、また…告白するよ」
神子「……でも」
怜「だって、好きなんだ」
神子「…」
怜「…病み上がりだから、ちゃんと休まないと。調子が良くても、ぶり返しちゃうかも」
神子「…うん」
怜「おやすみ…」
神子「怜、どこ行くの…?」
怜「……トイレだよ」
ガチャ
バタム…
怜「…」
怜「…っ…ヒック…」
怜「ぅっ…グスッ…」
朝までトイレのカギはかけられたままで、くぐもった声だけが、微かに聞こえてきたそうです――。
【安価下1】
1 怜視点
2 御門視点
――翌朝――
御門「ふわぁぁぁ…」
魁「おはよう、神子、怜」
神子「おはよ、魁くん」
怜「…おはよう、魁」ジュワァッ
御門「…さて、これからどうすっか…。情報屋ってのは?」
怜「…見つかってない…」
御門「ん? お前、声…」
怜「…夏風邪かも…。生身は、つらいよ…」
神子「…」
【安価下1】
1 便利屋に依頼しちゃおう
A ちゃんとした情報屋の紹介
B その他、自由依頼
2 情報屋探ししよう
A 怜&神子
B 怜&魁
3 その他、どうするよ?
御門「おっさん、おばさん」
風条「誰がおばさんよ!」バッ
ガシッ
グギギギギ…
御門「痛ってぇ!? ギブギブギブ…!」
風条「はぁ…何よ…?」ボサ
怜「有力な情報屋を知っていれば、紹介をしてもらいたい」
風条「情報屋ぁ…?」ゴクゴク ←迎え酒
風条「ぷはっ…何この匂い?」
怜「食べる? 朝ご飯」
風条「はむっ…うまっ!? うまいわね、これ、あんた作ったの?」
怜「…うん」
風条「で、情報屋だっけ? そうねぇ…」
【安価下1】
1 紹介されたのは…ちゃんとしてるけど、お高い
2 本業は情報屋じゃないけど、まあ、裏社会には割と精通してるってひと
3 占い師でいいんじゃね? って言われた。おいおい…
――東京某所・路上の占い――
御門「ここ…?」
怜「…住所だと」
神子「…怪しい雰囲気」
魁「何があるの?」
御門「占いつったら、占いだっつーの」
怜「…1人じゃないと入ったらダメだって」
御門「…うさんくせえ…」
【安価下1】
1 御門がいこう
2 怜がいこう
パサッ…
怜「…こんにちは」
占い師「…悩みをかかえているね、あんた」
怜「…コールドリーディング」
占い師「それで、何が望みだい?」
怜「…実は――」
占い師「言わなくてもいい…分かるよ…」
怜「…」
占い師「かぁっ…!」
占い師「…ふむふむ…?」
【直下 コンマ判定】
偶数 占い師「探しもの…。避けては通れない宿命の相手…それを探してるんだね?」
奇数 占い師「なるほど…失恋…」怜「!?」
※0は偶数扱いよ
占い師「なるほど…失恋…」
怜「!?」
占い師「相手は…同年代だねぇ…」
怜「…」ゴクリ
占い師「…分かるよ、それは今、丁度今、あんたの胸でずきずきと痛んでる…」
占い師「振られてしまった理由を、頭では分かっているけれど、心が理解をできてない…」
怜「…」
占い師「それで、どうしたいのかな?」
怜「【安価下1】」
1 …違うことの相談なんですけど
2 …どうやったら、うまくいきますか…?
3 いつになったら、彼女と…その…
4 その他、自由台詞
怜「…どうやったら、うまくいきますか…?」
占い師「んん…難しい…」
怜「難しい…?」
占い師「それは相手が抱えている、複雑な事情に由来をしている…」
怜「…」
占い師「お相手の、その凝り固まってしまった部分をときほぐしてやらないとどうにもならない…」
占い師「根本的な事情を解決できるのならば、それが1番…」
占い師「それが難しいなら…」
怜「…難しいなら…?」ゴクリ
占い師「…」
怜「…」
占い師「…」ニコッ
怜「…?」
占い師「ここから先は4000円」
怜「…」つ4000円
占い師「かぁっ…!」
占い師「ふうむ…」
怜「…」
占い師「押してダメなら、引いてみよ…」
怜「でも…」
占い師「引いてもダメなら、距離空けよ…」
怜「距離は、ちょっと…」
占い師「…………それでもダメなら、押し込むまで」
占い師「勇気を出せばどうにもなる…」
怜「…………勇気だして、告白したのに…」
占い師「…」
怜「あの、できれば具体的に…」
占い師「……………………ふむ」
占い師「あんたは困難な道に上にいる。抗い続ける険しい山道…」
占い師「でもその山を乗り越えた時、あんたの人生も同様に開けて、無限の可能性がそこに広がる…」
占い師「まずは己を見つめ直し、成すべきことを成す。そして登り詰めた山頂なら、お相手とともに手を取り合える」
怜「…じゃあ、今やるべきことは…」
占い師「…そう、その答えはあんたの胸の中にあること」
占い師「その山は困難が伴うが、きっと登頂に成功をした暁には手に入れられるはず。それを指針にするといい…」
怜「…はい」
占い師「じゃあ終わり」
怜「ありがとうございました…」
御門「――で、どうだった?」
怜「…成すべきことを成せ、って」
御門「は?」
怜「そうしたら、今度こそ…」
御門「…博士のことは?」
怜「…あっ」←うっかり
御門「おいおい…しゃあねえな、俺がいくか…」
パサッ
占い師「…」ジロッ
御門「知りたいことあんだけど」
占い師「…悩みがあるね?」
御門「ねえよ、んなもん」
占い師「…」
御門「探し人。占いで探せねえの?」
占い師「…」
御門「おい」
占い師「9000円」
御門「たっか…」
占い師「…」
御門「…チッ…払えばいいんだろ…」
占い師「うむ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 おのずと現れる、って何じゃそりゃ!
4~6 始まりの地に行けってどういうことじゃ!
7~9 3日以内に導かれる…だってさ
占い師「…始まりの地」
占い師「そこへ行けば見つかるであろ」
御門「どこだよ?」
占い師「…」
御門「おい、おーい、ババア」
占い師「これ以上は3万円」
御門「…払ってられっか、じゃあな」
占い師(つまらんのう…前の客の方が面白かったわい…)
・
・
・
怜「どうだった?」
御門「始まりの地だと。そこに行けば見つかるとか言われた」
神子「どこ?」
御門「知らね…」
怜「始まりの地…」
怜「…御門の家?」
御門「……まあ、逃避行が始まった、って場所なら…そうかもなあ…」
怜「…違うなら、また考えればいい」
御門「んじゃ、帰るか…借金取りも、もう沈静化してんだろ…」
神子「借金取り?」
怜「行こう」
魁「どこいくの?」
御門「俺んチだよ」
―――――
本編は、ここまでっす
ありがとうございました
にしても、怜が振られるとは…コンマ神め…
今日は、サブエピはなしっす…
オマケネタとか、あれば…別に怜&御門編の人でリクエストしてくれてもええんよ?
乙!
もしあの振られた時に偶数が出てたら誰が止めに来てどんな風になってたの?とかはあり?
>>658
まあ、いいんです…が…
【安価下1】
1 えっちぃのは…ないっすよ?(どどどど童貞ちゃうし!)
2 虚しく…なるかもよ…? やめとく…?
――オマケ・>>617で0が出て偶数成功が出ていた場合――
怜「…嫌…かな…?」
神子「……ううん、嬉しい…///」
怜「…」スッ
怜がそっと、神子の肩に手を置いた。対面をして、ゆっくり顔を近づける。
どくどくと鼓動が高鳴り、全身が熱くなっていた。その震えを努めて出さないようにしながら、唇を触れ合わせる。
チュッ…
怜「…」
神子「…照れる、ね…///」
怜「でも…神子は、恥ずかしがることなんてないくらい、綺麗だし、かわいい…」
神子「怜…んっ…」
再び唇を重ねる。
興奮が、怜を突き動かしていた。
重ね合わせた口を開き、彼女の口内をむさぼるように吸う。
吐息が漏れることさえも惜しむようにして、呼吸が続く限りに深く、2人でひとつになろうとするべく蹂躙をする。
怜「ぷは…」
つう、と放した口の間に粘液が糸を引いた。
顔を真っ赤にしながら俯いてしまった神子の顎に触れて顔を上げさせる。
神子「怜…強引…」
怜「…好きなんだ。…神子と、もっと…」
キスをして、怜は手を肩から降ろしていく。
神子は抵抗をしなかった。華奢な手を、怜の引き締まった腰に回す。
部屋の中は寝静まっている。
その中で熱く、深く、求め合う少年と少女は、その背徳感にさえ酔いしれようとしていた。
ただ嬉しかった。
嬉しくてたまらなくて、止められそうになかった。
神子「んっ…」
怜「…嫌だ…?」
神子「…んーん…」
怜「…じゃあ…」
ゆっくりと、怜の手がそこをまさぐる。
他人にじっくりと触れられることは、なかった。
まだ成長途上の、未発展なクレバスを怜は触れたら崩れるガラス細工かのように慎重になぞる。
怜「…神子。僕…」
神子「…うん…///」
体を放して、怜がそっと神子の服に手をかける。
そのへそが外気にさらされた時、ごそりと小さな物音がして2人はビクリと体を震わせた。
怜「…」ドキドキ
ムクッ
魁「怜…? トイレ…」←ねぼけてる
怜「魁…。ああ、トイレ……。うん…分かった…。トイレ、ついてってあげるから」
これがもし、御門だったら――。
そう考えてぞっとすると、それまでの昂りは嘘のように消え去っていた。
バツの悪そうな顔をしていた神子とアイコンタクトをして、しばらくはムリだと悟って苦笑する。
それでも、手に残った感触と、唇で感じた熱はうずいていた――。
えっちいのは、これが限度よ!?
0が出てたら、こんな感じのが挟まってたよ!
まあ…うん、でも…ね?
チャンスは完全に潰えたわけじゃないからね…
果たして、主人公でいられる間に彼女をゲットできちゃうヤツは出るのか…
――オマケ・実は兄弟(?)――
怜「はぁ…」
魁「どうしたの?」
怜「…何も…」
魁「…怜、泣いたの?」
怜「どうして…?」
魁「…目がはれてるから」
怜「…魁はよく気がつくね」ナデ
魁「うん」
怜「もしも…何事もなかったら、ポプラの家で、僕らは出会ったんだろうね」
魁「どうして?」
怜「僕も、あそこにいたんだ。…顛末は御門から聞いてる。魁にはまだ、難しいだろうけれど…御門のこと、許せてる?」
魁「…わかんない。でも御門のこと…前よりきらいじゃなくなったの」
怜「そう…。園長先生は、やさしかったよね」
怜「いただきますと、ごちそうさまと、ありがとうとごめんなさい…これをちゃんと言わないと、すごく怖かった」
魁「うん。…怜は、お兄ちゃんになってたの? 頼光お兄ちゃんよりも、お兄ちゃんだった?」
怜「…うん」
魁「じゃあ僕のお兄ちゃん?」
怜「…そうだね」
魁「御門よりうれしいかも」
怜「御門は…魁にとって、どんな人なの?」
魁「…御門は…御門。すぐ怒るし、らんぼうだし、おぎょうぎ悪いからお兄ちゃんじゃないし…」
怜「ふふっ…言えてる…。ほんと、行儀悪いし、生活態度も悪いし、怠け者で、面倒臭がりで、どうしようもないよね…」
魁「怜も御門はきらい?」
怜「嫌いじゃないよ。…友達だから」
魁「…なんで?」
怜「だらしないけど、悪いところばっかりじゃないから」
怜「魁だって、口も利きたくないくらい嫌いじゃないでしょ?」
魁「…うん」
怜「1番に手を繋ぐのだって、御門だもんね?」
魁「うんっ」
怜「…ほら、魁もどこかで御門を気に入ってるんだよ。僕や神子の方が、魁にはやさしいのにさ」
魁「うーん…うん」
怜「魁は、御門みたいになっちゃダメだよ?」
魁「うんっ!」
<おい、怜! 魁! さっさと来い、置いてくぞ?
怜「おっと、呼ばれちゃったね。行こうか」スッ
魁「うん、行く」ギュッ
本当の家族は知らずとも、それとよく似た暖かさは知っている怜と魁。
手と手を繋いで歩くその姿は、何も知らない人間から本当の兄妹のように見えてしまうのだとか――。
やべっ、大事なとこミスった!
× 手と手を繋いで歩くその姿は、何も知らない人間から本当の兄妹のように見えてしまうのだとか――。
○ 手と手を繋いで歩くその姿は、何も知らない人間から本当の兄弟のように見えてしまうのだとか――。
ここ、大事
うん、大事…だよね?
おやすみなさい、お目汚し失礼しました…(震え声
フォースって全員男でいいの?女サイボーグがいてもいいのよ?
>>671
全員男でいいよ?
だって女だろうが容赦なしの敵役だし、おっぱいミサイルくらいしかロマンないけど、そんなの出したら一気にギャグだし…
…ダメすか?
【安価下2】
再開でござるよ!
1 電車で移動中
2 移動とか飛ばすわ!
A 怜視点
B 御門視点
――日本・北泉市・三笠宮家――
御門「埃っぽ…」
怜「掃除の必要性あり」
御門「んじゃ頼むわ~」
怜「…自分でやって。手伝うくらいしてあげるから」
神子「御門くん、おっきい家住んでたんだね…」
魁「くさい」
御門「しっかし、ここにいりゃ居場所分かるって意味不明だな…」
怜「御門、掃除」
御門「いいっつの、別に。風通しときゃどうにかなるっつの…」
パカッ
御門「うわ、冷蔵庫の中身腐ってやがる…」
御門「あー、電気も水道もガスも払ってねえから止められてんな…」
御門「クッソ…」
ドタドタ
怜「…はぁ…」
【安価下2】
宗門の強制GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 502/200
C コート 106/300
D バーニッシュ 266/200
E ピラー 125/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 138/300
【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+20)
コンマ二桁分加算
コート 106/300
――北泉市・三笠宮家・道場――
コート 166/300
宗門『御門! 道場は神聖な場所だ!』
宗門『ここだけはいかなる事情があろうとも、常に綺麗に保たねばならん!』
宗門『そして厠! ここもまた、掃除をおろそかにしてはならぬ場所だ! さあ、掃除をせよ!』
御門「るせえるせえ…やってられっか、ボケが…」
宗門『御門!』
御門「しっかし…家ってのは落ち着くぜ…」
御門「埃すっげえな、おい…寝っ転がるのもできねえし…」
御門「まあいいや」
ゴロン
宗門『埃まみれになるぞ、みっともない!』
御門「ばーか、障壁を床の上に張ったから汚れねえっつーの」
宗門『小賢しい知恵ばかりつけて…』
御門「しっかし…何すりゃいいんだ…? 何もしなくていいなら、その方がめんどくさくなくていいな…」
【安価下2】
1 よし、ごろごろ過ごしてよう
2 と、思ってたら探偵事務所の方に…客?
3 その他、自由行動
――三笠宮家・本邸・居間――
フキフキ
御門「おい、怜」
怜「…何?」ハァ-
フキフキ
キュッキュ
<神子、ぞうきんしぼって
<魁くん、男の子なんだから自分でやろうよ
<でもしぼれない
御門「…お前さ」
怜「うん」
御門「何か変じゃね?」
怜「何が?」
御門「何がっつか…」
御門「【安価下2】」
1 お前、シャツ後ろ前になってる
2 お前、靴下が左右で違うぞ?
3 床掃除する前に窓を拭き掃除って変だろ
御門「床掃除する前に窓を拭き掃除って変だろ」
怜「はっ…」
御門「どんだけうっかりすりゃいいんだよ…」
怜「…」
御門「ついでにお前、社会の窓全開」
怜「えっ…あっ…」イソイソ
御門「社会の窓はともかく、そういううっかりって、普段してねえよな?」
御門「順番立てるっつーか…そういうのに関しては」
怜「…た、ただのうっかりだし…」
御門「…ほおーん?」
怜「…何?」
フキフキ
御門「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 御門「あとお前、パンツはき忘れてね?」怜「…………あっ」
4~6 御門「んで、占い師に何聞いたんだよ?」怜「えっ…?」
7~9 御門「…まさか振られたか?」怜「…」御門「………は?」
御門「…まさか振られたか?」
怜「…」
御門「………は?」
怜「…」
御門「…お、おい」
怜「…ひ…否定する…」
御門「…」
怜「…違うし…」
怜「そういうんじゃないし…」
御門「…俺の目を見て言え」
怜「…」チラッ
御門「…」ジィッ
怜「…」フイッ
御門「おい、目ぇ逸らすんじゃねえよ」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜「何でも、ないし…御門には関係ない。それよりも掃除、してよ。御門の家なんだから」
4~6 怜「……そっとしておいて…」御門「…チッ…分ぁーったよ…」
7~9 怜「……………振られたよ、悪い…?」御門「マジか…」
怜「……………振られたよ、悪い…?」
御門「マジか…」
怜「…」
御門「意外だな、おい…」
御門「どう見たって相思相愛だったろ…」
怜「ほんとっ…?」ガタッ
御門「だってそうだろ、誰がどう見たって…。なのに何でだよ?」
怜「それは…」
御門「…理由も知らねえで振られたのか? あーあ、あーあーあー…」
怜「違うって…」
怜「…神子の両親は、離婚してるから…臆病になってるんだと思う…」
御門「はあ? そんな理由?」
怜「…」
御門「意味不明だな…」
怜「…悪く言わないでよ、神子を…」
御門「んで、お前どーすんの? はいそうですかって?」
怜「…それ以外、ある…?」
御門「押し倒せよ、既成事実作っちまえ」
怜「そんなことできるわけないよ」
御門「けっ…その程度かよ」
怜「人として畜生だよ、そんなの! 僕は御門と違うの」
御門「んで、何? 失恋ひきずってんの? ぷぷぷ、ざまあ」
怜「…」ピキッ
【直下 コンマ判定】
1~3 怜が怒った
4~9 こらえた
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 怜が涙目に…
奇数 怜が家出した
※0は偶数扱い
御門「まあまあまあ、初恋なんて実らないのが相場って昔から言ってんじゃん」
怜「…でも…」
御門「ん?」
グシグシ
怜「でもっ…僕だって…悔しいっていうか…」グシグシ
御門「おい…」
怜「仕方ないじゃん…分かんないよ…」
怜「なのに…グスッ…御門は、すぐそうやって…」
御門「…おい、お前…泣いて…」
怜「泣いてないしっ…」グシグシ
怜「御門のバカ、掃除なんか自分でやってよ」ペシッ
スタスタ…
バタムッ
御門「…あーらら、泣いちゃってやんの…」
御門「からかいすぎたか?」
宗門『失恋か…くぅぅっ、分かる、分かるぞ、怜…!』
宗門『御門、こうなったら2人を――」
御門「ボケ、そんなお節介するかっつーの…」
御門「放っときゃいんだよ、放っときゃ」
宗門『この冷血人間め! お前には人の情というものが分からんのか!?』
御門「他人が口出ししてどーすんだよ、間に割って入られてお似合いだからつきあっちゃえよってか?」
御門「ハッ、そんなん幼稚園児までにしか通用しねーよ」
御門「…までも…あいつが泣いたってのが、でけえよなあ…」
宗門『む? 何故だ?』
御門「…泣けるようになったんだぜ? …ま、戻ったつうか…」
御門「……俺って、もう、あいつの傍にいる理由はぶっちゃけねえんだよなあ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 怜きゅんが、御門にツンツンした態度に…
4~6 ん? 客? おいおいおい、まさか借金取りじゃねえだろうな…?
7~9 5分くらいしてから律儀にお掃除を再開する怜さん、マジ律儀
御門「…はぁ」
ガチャ
スタスタ
怜「…」ハァ-
キュッキュ
御門「おい」
怜「何?」
御門「…お前さ、家事とかで現実逃避するタイプ?」
ガタッ
バシャンッ
怜「なっ…ち、違う…否定する!」
御門「きょどりすぎだろ…」
怜「…否定する!」
御門「…おいおいおい、そろそろ、その口調が似合わなくなってきてんじゃねえ?」
怜「っ…そんなことないし」
御門「ま、いいや、好きなだけ逃避しろって」
パタパタ
魁「怜、雑巾がけおわった」
怜「じゃあ、ここ…また拭いてくれる?」
魁「こぼしたの?」
怜「…御門のせいでね」ジロッ
御門「てめえが勝手にこぼしたんだろうが…」
【安価下2】
1 家の中に食べものがないか探す
2 客、客! 進まんよ!?
3 その他、自由行動
神子「ねえねえ、御門くん」
御門「ん?」
神子「お布団干したいからそこどいて」
御門「…あいよ」
神子「これで、よしっ」
御門「つーか、人んチなのに随分と好き勝手…」
神子「だって御門くん、何もしてくれないじゃん」
御門「…だってめんどくせえだろ。死ぬわけでもねえし…」
↓1~2 神子とのコミュ内容
※なければ「なし」でええんよ?
御門「お前、怜にこくられたんだろ?」
神子「えっ…う、うん…」
御門「で、振ったんだろ? 落ち込んでたぜぇ…?」
神子「…うん…」
御門「…正直なとこ、どうなんだよ?」
御門「傍目にゃお前、怜のこと好きなようにしか見えねえぞ?」
神子「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 神子「…御門くんには、関係ないじゃん」
4~6 神子「……だって…何か、怖いもん…」
7~9 神子「…今だけかもしれないじゃん…」御門「はあ?」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 神子「怜のことは好きだよ? でも…そういうのって、いつダメになるか分かんないし…怖いんだもん…」
奇数 神子「……来ないでよ…」御門「ん?」神子「…踏み込んで、こないでよ…。やなの、そういうの…人の気持ちなんて、信じられない…」
※0は偶数扱いよ
神子「怜のことは好きだよ? でも…そういうのって、いつダメになるか分かんないし…怖いんだもん…」
御門「…ダメになるって?」
神子「愛とか、そういうのって…結局、長続きしないもん」
神子「離婚する人だって多いし…あたしだって、お父さんとお母さん離婚してるし…」
神子「結局ダメになっちゃうんだったら、最初っからない方がいいもん」
神子「だから――」
御門「アホか」
神子「アホじゃないよ!」
御門「いや、アホだろ…」
御門「【安価下2】」
1 何でそんな先のことまで考えんだか…。今が良けりゃいいじゃねえか。今が明日になってくんだぞ? 今ダメにして、明日が良くなるってか?
2 好き同士ならくっつきゃいいじゃんか。ダメだったらそん時だ、世の中、男も女もあふれ返ってるんだっつーの…
3 その他、自由台詞だよ!!
御門「何でそんな先のことまで考えんだか…。今が良けりゃいいじゃねえか。今が明日になってくんだぞ? 今ダメにして、明日が良くなるってか?」
御門「昔のことなんかどうあがこうが変わりようはねえのに、過ぎたことばっか気にして、どうにかなんのかよ?」
神子「…」
御門「…俺の知ったこっちゃねえけどさ」
神子「…」
【直下 コンマ判定】
1~5 神子「…御門くんには、言われたくない…」御門「…そりゃごもっとも」
6~9 神子「……でももう…」御門「んじゃ、すっぱり言ってやれよ。望みはねえから諦めろって」
神子「…御門くんには、言われたくない…」
御門「…そりゃごもっとも」
神子「…」
スタスタ
御門「…ま、説得力はねえしな、俺に」
宗門『御門、お前…』
御門「悔いなく生きちゃいるけどな…」
【直下 コンマ判定】
1~3 あれ? 神子から避けられてる…?
4~6 ま、何もかわらんさね
7~9 客人こいや
キタ――――――――――
【直下 コンマ判定】
1~3 借金取りさんの母体組織が、話つけにね(白目
4~6 探偵事務所に、依頼者さんっすよ!
7~9 み…御門に、幼馴染だと…!? え? 今さら? 聞こえなーい、あーあーあー
0 フォース…
いやー、平常運転で0が多いっすね(白目
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 仕方ねえなあ…未登場だった4番を女性にしちゃおう
奇数 容赦なく、襲撃っすよ! 2・3・5がきたお! 掃除したのにね!(白目
※0は偶数扱いっすよ!
4が幼馴染みなんすね
【安価下2】
何やら、訳ありなフォース・ナンバー・フォー(♀)
彼女の本名は!?
※外人名の方が、好ましいかな…
【採用安価のコンマ判定】
1~3 あっ…うん
4~6 怜が生身に戻った、ってことを知って彼女もそうなりたくて逃亡してきたんだって
7~9 フォースが嫌になったからとりあえず来たんだって
0 >>733にしときましょうか?
<ピ-ンポ--ン…
御門「ん? 事務所の方…おいおい、客なんざいたのかよ…物好きめ…」
スタスタ
ガチャ
御門「はいはい?」
セーラ「フォース・ナンバー・セブンこと、天宮怜はいるか?」
御門「フォース――!?」
チャキッ
セーラ「敵対意思は、ない」
御門「…何しにきやがった?」
セーラ「セブンと、話をしたい。面会をさせてくれ」
御門「…何かしたら、容赦なくたたっ斬るぞ」
セーラ「…いいだろう」
・
・
・
――三笠宮家・道場――
怜「…何の用だ?」
セーラ「セブン…いや、怜と呼ぶ」
怜「…?」
セーラ「本当に、生身の肉体に戻ったのか?」
怜「…肯定する」
セーラ「…どうやって?」
怜「それを知って、どうする?」
セーラ「わたしも、元の身体を取り戻したい。そのために、フォース・ナンバースから離叛した」
怜「…どうして?」
セーラ「ただ兵器運用をされることには、もうほとほと嫌気が差していた」
セーラ「そこで怜が、生身に戻ったとセカンドとスリーの報告を聞いた」
御門「…とか言って、油断させてってパターンじゃねえだろうな?」
セーラ「それを証明することはできない」
怜「…」
御門「…怜、どうする?」
怜「…信じよう」
御門「はあ?」
怜「証拠がないと信じることができないなんて、思考停止だよ」
怜「僕は、そんな機械じみた存在じゃなくなった。だから、信じる。セーラ、生身は意外と不便だけど、それでいいんだね?」
セーラ「問題ない」
【直下 コンマ判定】
1~3 いやー、でもね、うん…。そろそろ、本腰入れて始末にきましたよ…ヤツらが
4~6 とりあえずゆっきーのことを教えたら、ひとりで行ってくるってさ
7~9 でもフォースは3人も離叛者出しちゃったから、ヤバいんだって。先にそれをどうにかしたいねって方向に
怜「…野老幸晴って人の異能で、元に戻れた。ロシアのモスクワ近郊にいたけど、今もいるかは分からない」
セーラ「了解」
セーラ「しかし、博士はわたしで3人目の離叛者を出してしまったことで、本気で始末しにくるはずだ」
怜「だろうね」
セーラ「これを放置したままで生身に戻ったとしても、永遠に危険が身についてまわる」
御門「…」
怜「セーラ、僕は博士に会おうと思ってたんだ。でも、どこにいるか忘れちゃってた」
怜「そこにセーラが来てくれた。そして、セーラはフォース・ナンバースを放置したくないって言ってる」
セーラ「目的に多少の差異はあれど、行動をともにする理由にはなりうる」
怜「話が早くて助かる」
御門「…行くのか?」
怜「行こう」
セーラ「わたしは、わたしに火の粉がかからないようになればそれでいい」
怜「僕は、博士と会って話をしたい」
御門「…」
セーラ「早い方がいいだろう。すでにわたしを捜索しようとはしているはずだ」
怜「うん」
御門「【安価下2】」
1 …準備次第、すぐ行くか
2 そんなに焦ることねえだろ、めんどくせえ…
3 その他、自由台詞
御門「そんなに焦ることねえだろ、めんどくせえ…」
セーラ「状況が、理解できていないのか?」
怜「…御門の本心だよ、セーラ。御門は面倒臭がりだ。どんな状況だろうがね…」
御門「おい」
セーラ「これまで怜に向かっていった時の装備は、通常武装だ」
セーラ「だが、本気を出して殲滅にくるとなれば換装されて、殺戮特化武装となる」
御門「殺戮…特化…?」
セーラ「これまでの比ではない。博士は本気で、スクラップにしようとしてくる」
セーラ「マグレや運では切り抜けることなど叶わなくなるぞ」
怜「…準備をする時間は与えたくないけど、向こうにフォース・ナンバースは4体」
怜「こっちで戦力にカウントできるのは3人」
怜「焦ることはないけど、向こうが準備をするなら、こっちも準備をしておきたいね…」
御門「どんな?」
怜「まだ考えてないけど」
セーラ「時間を与えては不利になるだけだ」
怜「…セーラ・フォード」
セーラ「何だ?」
怜「ムダな行動にだって、人間には意味があるんだよ」
セーラ「…変わったな」
怜「セーラも、そうなりたいんでしょ?」
セーラ「そうなのだろうな…」
御門「…んで、どうすんだよ?」
怜「準備をしたら、やろう。後手に回ったら不利になるだけだよ」
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点継続
――三笠宮家・本邸・居間――
怜(準備と言っても、それらしいことはほとんどない…)
怜(でも、このままフォース・ナンバースと敵対をしても不利になるのは目に見えてる…)
怜(……どうにかして、戦力を整えたいけど…神子にも、魁にも、戦わせるなんてしたくはない…)
怜「…」
セーラ「怜」
怜「何?」
セーラ「……生身というのは、どうだ?」
怜「…不便だよ」
セーラ「そうか…」
怜「でも、色々な気持ちになる…」
怜「感情抑制措置がなくなったからかも知れないけど」
セーラ「…シックスは、どうしている?」
怜「…会ったよ、2回」
セーラ「会ったのか?」
怜「うん。…同じ造りのはずなのに、本当に…彼は人間味があった」
セーラ「だが、そのせいでお前は感情抑制措置を施された」
怜「…だから嫌いだったよ。でも、今は…今会ったら、仲良くなれそうな気がする」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 そうだ…。シックスなら…協力してくれるかも…
2 ………………でも、巻き込めないか…
怜「そうだ…。シックスなら…協力してくれるかも…」
セーラ「…居場所は分かるのか?」
怜「知らないけど、怪盗ロキと一緒にいるから…探そうと思えば」
怜「それに、怪盗ロキは…僕に良くしてくれた」
怜「頼みを無碍に断りはしないと思う」
セーラ「…シックスがいれば、戦力は同等になりうる」
怜「うん」
セーラ「シックスとコンタクトを取り、ともに向かうか」
怜「…ムリに協力してほしいとは言えないけど、彼にも多少は関わりのあることだからね」
怜「【安価下2】」
1 …探そう、シックスを
2 セーラ、博士の居場所を教えてもらえる? 日時を決めて、こっちから向かおう。
A それまでに僕らが、シックスを探し出す
B セーラには、シックスとの合流をお願いしたい
3 その他、自由台詞
怜「…探そう、シックスを」
セーラ「…了解」
怜「…」
セーラ「怪盗ロキの情報を集める」
怜「うん」
セーラ「…どうした?」
怜「…いや、何でもないよ。情報収集をお願い」
怜「御門と、話をしてくる」
スタスタ…
――三笠宮家・道場――
魁「やあっ…!」
御門「ざけえ」ガンッ
ドサッ
魁「っ…」ムクッ
怜「御門」
御門「ん? おう」
怜「…何してるの?」
御門「このガキが剣振りてえって言うからな…」
怜「そう…」
怜「セーラと一緒に、シックス…離叛したもう1人のフォースを探そうと思うんだ」
御門「おう。んで?」
怜「【安価下2】」
1 博士のところで、また会おう。日時と場所は追って知らせる
2 いつフォースが狙ってくるとも分からなくて危険だから、シックスが見つかるまでは…別行動をしよう。神子と魁を、お願い
3 その他、自由台詞
怜「博士のところで、また会おう。日時と場所は追って知らせる」
御門「はあ?」
怜「…僕とセーラが一緒にいれば、それだけでフォースに狙われる可能性がグンと上がる」
怜「危険に晒したくないし、戦力的には問題ないから…一旦、別行動しよう」
御門「…まあいいけど」
怜「…すぐに、発つよ」
魁「怜、どこか行くの?」
怜「ちょっとだけね。すぐまた会えるよ」
御門「戻ってこいよ?」
怜「うん」
御門「…お前がいなくなったら、カップ麺生活なんだからな?」
怜「自炊したら?」
御門「めんどくせんだよ」
怜「…じゃあ、早く終わらせないとね」
怜「…行ってくるね」
【安価下2】
1 さあ、怜視点でフラン探しだ!
2 御門視点だお
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ342/200
ピラー129/250 アンテナ139/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート166/300 バーニッシュ296/200
ピラー125/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:鬼手の異能 孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
セカンド:爆破の異能
サード:螺旋刃の異能
セーラ・フォード:フォース・ナンバー・フォー 女性
――三笠宮家・探偵事務所――
御門「っはぁー…だーりい…」
宗門『何をぼさっとしている!?』
宗門『怜は自ら成すべきことを探し、行動をしているというのにお前ときたらぐだぐだぐだぐだと…!』
御門「るっせえなあ、ほんとに…」
御門「仲良しこよしの家族ごっこでもあるめえし、好き勝手してりゃいいじゃねえか…」
宗門『お前には友を思う気持ちがないのか!?』
御門「ないない」
宗門『御門!!』
御門「…そもそも、やることなんざあるのかっつーの…」
御門「怜がもひとり探すまでは待機だ、待機…」
御門「嫌でも殺し合いに臨まなきゃいけなくなんだから、まったり充電してたってバチは当たらねえだろって…」
【安価下2】
1 まったりするぜ!
2 コミュるぜ!
3 その他、自由行動だぜ!
コミュ相手の併記を…
【安価下2】
1 神子
2 魁
3 宗門
御門「つーかさー」
宗門『む?』
御門「お前、ほんっとやかましいよな」
宗門『やかましいとは何だ!?』
宗門『我は由緒正しき――』
御門「なまくら刀に由緒もへったくれもあるか」
宗門『御門、そこに直れ!』
御門「やなこった…」
↓1~2 宗門とのコミュ内容
※なければなしでええよ
御門「お前さ、何であの侍とやり合った後に黙っちまったんだよ?」
御門「抜けなくなったし、どーゆーことだ? ありゃ」
宗門『その件か』
宗門『我は妖刀であるが、選ばれた者にしか我が声は届かん』
御門「そのせいでひとり言って思われちまうんだぞ、こっちは。クソが」
宗門『お前は蔵屋敷銀侍との果たし合いで、敗北をした』
御門「…まあな」
宗門『そこでお前は、我を振るう資格が一度、剥奪をされたのだろう』
宗門『我自身が持ち手を選ぶのではなく、完全に素質の問題なのだ』
宗門『御門は敗北を喫したことで、剣士としての生を終えた。あの時点では、死んだのだ』
御門「…生きてたけどな」
宗門『剣士としての死だ。お前の心臓が問題ではない』
宗門『そして剣士ではなくなったことで、我も現代に目を覚ました理由を喪失して眠りについた』
宗門『だが、お前はそれでも尚、我を振るい続けて、再び剣士としての蘇生を果たした。そうして、再び我も目を覚ましたのだ』
御門「…てことは、あの時点でお前を売っぱらえば離れられてたのか…。惜しいことしたな…」
宗門『何を言う。結局、お前は我を手放さなかったのだ。剣士としての未練を抱えていたのだぞ』
宗門『そして再び我を抜けるようになるまで、自らの力で再起を果たした。それは紛れもなく、御門自身の意思によるものだ』
宗門『敗北を知り、剣士としての死を経験した御門ならば、今度はもう敗北などはせん、胸を張れ』
宗門『この我がついているのだ、負けることなどあるものか。はっはっはっ!』
御門「負けてるし、何度も死にかけてんだろうが、てめえがいたとこで…」
宗門『精進せよ、剣の道に果てはないのだ!!』
御門「…ああ、うざってえ…」
【安価下2】
1 まったり~
2 その他、自由行動
――三笠宮家・道場――
魁「御門、おしえて」
御門「…めんどくせ…」
魁「ちゃんとおしえて!!」
宗門『後進育成もまた我の務め! 再び、往来に剣士が溢れる社会にすべく、きっちりと後進を育てよ!』
御門「はぁ…」
御門「かかってこいよ、てきとーに」
魁「むぅ…」
宗門『さあ来い、魁! この我が間接的にビシビシと鍛えてくれよう!』
【直下 コンマ判定】(面倒臭がり-2)
1~3 もうね、どこから打ち込まれようが払いのけて問答無用で打ち返す超スパルタだよね。そんなで伸びるかは不明だけど
4~6 30分だけつきあったよね
7~9 御門が…ちゃんと教える…だと…!?
魁「やあっ!」
御門「ざけえ」
バシッ
バンッ
魁「っ…」ドサッ
御門「終わりか? なら終わりでいいぞ?」
魁「…まだやる…」グッ
宗門『よし、いいぞ、魁! その意気だ、御門などさっさと打ちのめせ!』
宗門『願わくばお前を次の我が持ち手にしてやりたいほどだ! さあ、どこからでもこい!』
御門「…はぁ」
魁「…やあっ!」
御門「隙だらけだっつーの」
ダンッ
ズドォンッ
魁「っ…げほげほっ…」
御門「終わりか?」
魁「~っ…」ググッ
御門「…終わっていいのに…」
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点継続
【直下 コンマ判定】(撹乱の異能-3)
1~3 予告状しか手がかりないんだよねえ…
4~6 予告状から察するに、東京に現れるらしいんだけど…
7~9 位場所特定!
――電車内――
ガタンゴトン
怜「予告状だけしか、手がかりはない…か…」
セーラ「怪盗ロキの居場所を突き止めるのは至難だ」
怜「せめて、他に何か行動原理が分かればいいんだけど…」
セーラ「コンタクトを取ったことがあるのなら、何かないのか?」
怜「…あったかな…?」
【直下 コンマ判定】(うっかり-2)
1~3 何も分からん
4~6 そう言えば、あの暗号文…
7~9 そう言えば…アジトに百夜桜乃音姫のポスター貼ってあったなあ…
怜「…やっぱり、ないと思う」
セーラ「…了解」
怜「…せめて、日本にいてもらいたいけど…」
セーラ「日本にいたところで、潜伏地が分からなければ意味はない」
怜「だね…」
怜「…予告状、最新のはないの?」
セーラ「最後に出されたのは2週間前。すでに宝は持ち去られているため、離脱をしていると考えられる」
怜「…そう」
【直下 コンマ判定】
1~3 さっぱり、手がかりがない…
4~6 セーラのツテで情報屋に向かうことに
7~9 とか言ってたら、予告状が出された…! しかも今夜の犯行だって!!
怜「…」
セーラ「…」
怜「…」
セーラ「…」
怜「…」
セーラ「…」
【安価下2】
1 とりあえず、東京まできた
2 そうだ、縛に電話してみよう
3 セーラとコミュる?
――東京・某所――
怜「…ここまで来たはいいけど」
セーラ「依然、手がかりはなし」
怜「どうしよう…」
セーラ「…」
怜「…何かない?」
セーラ「…何も」
怜「…そっか…」
【安価下2】
1 便利屋を頼ってみる
2 情報収集しますか
3 その他どうする~?
怜「とにかく、情報収集をしよう」
セーラ「同意する」
怜「何か、見つかればいいんだけど…」
セーラ「見つからねばどうにもならん」
【直下 コンマ判定】
1~3 そう言えば…ロリコンなんだよね、怪盗ロキって
4~6 情報収集してたら、週刊誌が目についた
7~9 おっ、犯行予告だって
怜「…ん?」
セーラ「どうした?」
怜「…週刊誌に」
セーラ「週刊誌?」
怜「…怪盗ロキの祖父が語る、怪盗の素顔とは…って」
セーラ「信頼性に欠く情報である」
怜「…でも、何かあるかも…」ペラッ
週刊誌『怪盗ロキの素顔とは!? 怪盗ロキの祖父DF氏の独占取材に成功!』
怜「…怪盗ロキの、祖父…」
怜「【安価下2】」
1 週刊誌から何か情報が得られないか、記事をじっくり読む
2 この祖父ってのを訪ねてみようかな?
3 まあでも、週刊誌なんて、ねえ…?
怜「まあでも、週刊誌なんて、ねえ…?」
セーラ「それはすでに指摘している」
怜「…」
セーラ「…」
怜「了解…。一応、読むだけ…」
セーラ「…」
怜「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 まあ、うん、週刊誌だったからね
4~6 あれ、この記事…割と当たってるんじゃね?
7~9 休日は幼女観察をしてるってどんな変態だよ、ってなった
怜「…」
怜「…この記事…」
怜「…割と、当たってるんじゃ…?」
セーラ「事実か?」
怜「顔を合わせて話したから、何となくだけど…」
怜「書かれてる人柄が、実際に接した時のこととすごく被るし…」
怜「幼女趣向者だとか、ロリコンだとか、人工知能を幼女にするとか、到底信じられないようなデマっぽい、週刊誌向けのことも書かれてるけど…」
セーラ「だが、それが居場所には繋がらない」
怜「…それは、肯定するけど…」
セーラ「時間のムダである」
怜「…」
【安価下2】
1 よっしゃ、祖父に会ってみようぜ。東京在住らしいし
2 分かったよ、マジメに探せばいいんでしょ…
3 その他、どうする~?
怜「…いや、会ってみよう、この怪盗ロキの祖父に」
セーラ「孫を取材費目当てに売り飛ばす人物の情報が、信用できるのか?」
怜「でも何かしらの手がかりは手に入るかも知れない」
怜「…ジャンク屋、か…」
セーラ「…」
怜「行くだけ、行こう」
【直下 コンマ判定】
1~3 アトリエ『ファイアストーン』がつぶれてた…(白目
4~6 アトリエ『ファイアストーン』に到着したお!
7~9 アトリエ『ファイアストーン』に着いたら、フランが店番してるしィ!
――東京某所・アトリエ『ファイアストーン』――
怜「…ここだ」
セーラ「…何の店か、判然としない」
怜「でも、行くだけ行こう」
ガチャ…
フラン「いらっしゃ――おおっ! 怜! と…ナンバー・フォー…?」
セーラ「…理解不能…」
怜「…」
フラン「どうしてこんなとこに…?」
怜「【安価下2】」
1 フォース・ナンバー・シックスを確認。これより、接触行動に移る
2 ……………………いいだろう? 僕はもう、機械の体じゃなくなったんだ
3 その他、自由台詞
怜「……………………いいだろう? 僕はもう、機械の体じゃなくなったんだ」
フラン「へっ?」
怜「羨ましい?」
フラン「怜…お前…」
怜「…フランシス・マウラ、以前の非礼を詫びる」
怜「お前の言葉が、僕に苦悩を与えてくれた。それが、今の僕に繋がっている」
フラン「…怜っ!」ガバッ
怜「でも強引すぎ。本当に頭がショートするかと思った」グイッ ←抱きついてきたフランを腕で突っ張って止めた
セーラ「シックス、要件がある」
フラン「そうだ、何でお前まで?」
怜「…力を貸してほしいんだ」
フラン「…?」
・
・
・
怜「――そういう理由で、来てほしい」
セーラ「…」
フラン「そっか…。そういうことになったのか…」
怜「…ダメ?」
フラン「ダメなもんか! むしろ嬉しい」
フラン「どれだけ体が改造されようが、俺達は人間なんだ。なのに命令だけを聞いて、兵器として利用されるなんて悲しすぎる」
フラン「俺は喜んで力を貸す!」
セーラ「…お前は何故、そこまで感情的になれる?」
フラン「俺はむしろ、フォースが皆、感情的じゃない方が不思議だぞ?」
怜「…お前が異端なだけだ」
フラン「そんなことないさ!」
ガチャ
デイモン「フランシス、客でも来てい――これは珍客だな」
フラン「デイモン、聞いてくれ。実はなーー」
デイモン「見たところ、そちらの女性もフォースか。どうだ? 俺にメンテナンスをさせてはくれないか?」
デイモン「フランシスからは目新しい技術がもう発見出来ないんだ」
フラン「デイモン!」
セーラ「断る」
デイモン「それは残念だな」
【安価下2】
1 デイモンにフランを借りることを言っておく
2 …デイモンも、手伝ってくれたりしないかなあ…?
怜「デイモン・ファイアストーン」
デイモン「何かね?」
怜「…フランシス・マウラを一時的に借り受けることを、許可してもらいたい」
デイモン「…」
フラン「デイモン」
デイモン「…ああ、いいだろう」
怜「…ありがとう」
セーラ「…これで、最低限の戦力は整った」
デイモン「何をするか、あえて詳細は詳しく聞かないでおこう」
デイモン「だが、フランシスがある程度壊れても俺が直す。こき使ってくれて構わないぞ」
デイモン「それに、そちらのレディーも同様に俺が直してやろう」
セーラ「その必要はない」
デイモン「そうかね?」
フラン「それで、いつ行くんだ?」
怜「【安価下2】」
1 明後日にいこうと思う。それなら御門達も間に合うと思う
2 …これから、すぐに。できるなら、御門達は…巻き込みたくないから…
3 その他、自由台詞
怜「明後日にいこうと思う。それなら三門達も間に合うと思う」
セーラ「了解」
フラン「よし、明後日だな」
デイモン「…それまではどうするつもりだ?」
怜「決めていない」
デイモン「ふむ…ならば、ここで良ければ滞在していくといい」
デイモン「それにフランシスのメンテナンスもしっかりしておいてやろう」
フラン「頼むな、デイモン」
怜「…」
怜「【安価下2】」
1 …巻き込みたくはない。フランシス・マウラは決行までここでメンテナンス及び待機をしてもらうけど、僕らは別の場所にいる
2 …じゃあ、ここに少しだけ間借りさせてもらう
怜「…じゃあ、ここに少しだけ間借りさせてもらう」
デイモン「くつろいでくれ」
フラン「怜、セーラ、ありすのご飯はおいしいんだぞ」
怜「…僕も料理は得意だ」
セーラ「食事による肉体の栄養補給は、最低限で問題ない」
フラン「そう言うなって! ご飯食べなきゃ、力出ないぞ?」
怜・セーラ・デイモン「「「フォースは食べなくても問題なく力を発揮出来る」」」
フラン「そんな、口揃えなくても…」
【安価下2】
さて、どうしよっか?
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 299/200
C コート 300/300
D バーニッシュ 342/200
E ピラー 83/250
F アンテナ 139/200
G ステルス 98/30
2 コミュ
3 その他、自由行動
【直下 コンマ判定】(精神:白金+20)
コンマ二桁分加算
アンテナ 139/200
アンテナ 197/200
怜「…」
フラン「なあ、怜」
怜「…何?」
フラン「…前は、ごめんな。追い詰めるようなこと言って」
怜「…僕も、あの時は…」
フラン「けど嬉しいんだ」
怜「何が…?」
フラン「怜がちゃんと、人間に戻れて。体がどんなでもさ、心があるのにそれがないように振る舞わないといけないとか…」
フラン「そういうのって俺はやっぱり、嫌だった。だから怜が見ていらんなかった」
フラン「良かったな、怜」
怜「…うん」
【安価下2】
1 コミュる?
2 ガレージを覗いてみる?
3 その他、自由行動よ
怜「フランシス」
フラン「何だ? フランでいいぞ?」
怜「…フランは、その体のままでいいの?」
フラン「気に入ってるからな」
フラン「時々、不便なこともあるけど…それはどんな体でもそうだろ?」
怜「そっか」
↓1~2 フランとのコミュ内容
※なければ「なし」でもええで~
怜「…でも」
フラン「ん?」
怜「…あの時は、ごめんなさい」
フラン「いいって」
怜「ううん、フランは…本当に、好感が持てる。だから、ちゃんと謝っておきたいんだ」
怜「それと、本当にありがとう」
フラン「ああ!」
怜「それで…なんだけど」
フラン「何だ? 何でも言え!」
怜「…僕と、友達になってくれるかな?」
フラン「もちろん! 友達だ、俺と怜は。何でも相談してくれていいからな?」
怜「うん」
フラン「何かないのか?」
怜「そんな、すぐ言われても…」
フラン「それもそっか」
怜「………あ、でも…」
フラン「お、あるのか? 何だ?」
怜「…フランは、恋をしたことがある?」
フラン「おっ…?」
怜「…」
フラン「うーん…」
【直下 コンマ判定】
1~3 フラン「…性欲ないんだよな…。これは、ちょっと、この体の弊害なんだけど…。だからよく分かんない。ないな!」
4~6 フラン「恋かぁ…したいな。したいけど…恋心は、抱いたことないなあ…」
7~9 フラン「あるぞ!」怜「あるの?」フラン「ああ!」
フラン「あるぞ!」
怜「あるの?」
フラン「ああ!」
怜「聞いてもいい?」
フラン「いいけど、大したことはないぞ?」
怜「でも、聞きたい」
【直下 コンマ判定】
1~3 フランがサイボーグ離れしすぎてる件について
4~6 それは恋なのか?
7~9 な、なんだってー!?
フラン「この間なんだけどな?」
怜「この間?」
フラン「町を歩いてて、女の子がチンピラに絡まれてたんだ」
フラン「それで見過ごせなかったから割って入ったら、すごくかわいかった!」
フラン「お礼にってお茶おごってもらって話してたら、すごく好きになっちゃったな」
怜「それで…どうしたの?」
フラン「これは恋だなと確信したから、告白を試みたんだけど、すでに相手がいちゃって!」
フラン「身を引くしかなかったよな」
怜「…そっか…」
フラン「それと、そうそう…これは1ヶ月前なんだけど」
怜「まだあるの?」
フラン「アフリカに行ってたんだけど、そこで出会った人がまた、すごく綺麗だったんだ」
フラン「可憐とか、儚いって印象じゃなくて…何ていうか、そう、氷の花みたいな、凛としてて美しいんだけど触ると冷たいし、溶けちゃいそうな…」
フラン「他にも、えーと…確かあれは…」
怜「フラン、ちょっといい?」
フラン「何だ?」
怜「…それは、恋?」
フラン「惚れやすいんだな、俺って!」
怜「…そう…」
【安価下2】
1 まだ日常 A 怜視点
2 さて、行くか! B 御門視点
――個人情報――
名前:天宮怜 性別:男 職業:ー 年齢:16
身体能力:優秀 頭脳:優秀 精神:白金
異能:風 特技:料理 願望:ー
GS:ポイント100/100 アーム299/200 コート300/300 バーニッシュ342/200
ピラー129/250 アンテナ197/200 ステルス98/300
名前:三笠宮御門 性別:男 職業:探偵 年齢:16
身体能力:貧弱 頭脳:平凡 精神:紙クズ
異能:障壁 特技:剣術・英語 願望:剣に生きよ?
GS:ポイント100/100 アーム502/200 コート166/300 バーニッシュ296/200
ピラー125/250 ステルス138/300
――知人――
妖刀・宗門:厳密には知人ではなく持ち物 口うるさい 御門に憑いて力を与える
ファイブ:フォース・ナンバー・ファイブ
春藤朋羅:オカマ 吸血鬼の異能 怜きゅんLOVE
越山泰佑:エージェント 反応の異能
垣沼太郎:天宮市繁華街のボス どっぷり黒い
和名ヶ谷縛:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 鎖の異能 童顔
デイモン・ファイアストーン:怪盗ロキ 斥力と撹乱の異能
シモン・アスファート:異能管理機関怪盗ロキ専任捜査官 竜化の異能
ファースト:フォース・ナンバー・ワン 溶岩の異能
フランシス・マウラ:フォース・ナンバー・シックス 怪盗ロキ一味
シャルル・ルパン:ルパン13世 怪盗ロキ一味
物部神子:煌輝の異能 家出少女 ワガママ さみしがり
蔵屋敷銀侍:SAMURAI×ドルオタ=エセサムライ 強い
高円宮夜子:高校生アイドル・百夜桜乃音姫の一員
紫藤凪:御門と犬猿の仲
吉前魁:鬼手の異能 孤児の少年 御門が保護
忍川隼実:NINJA
野老幸晴:回帰の異能
セカンド:爆破の異能
サード:螺旋刃の異能
セーラ・フォード:フォース・ナンバー・フォー 女性
【直下 コンマ判定】
1~3 御門達との合流を待ってたら、襲撃されちまったよ! 気づかれたか!
4~6 到着が遅れるだって!? …先に行こう!
7~9 合流できたし…行くぜ!
0 さあ、行くぜ! ってなったら…これは、デイモンのアシスト…?
――日本・某所・フォース研究所――
怜「合流まで、もう少しかかるね…」
フラン「じゃあ待つか」
セーラ「…いや、そう構えてはいられない」
フラン「ん?」
怜「…そううまくは、いかないか」
セーラ「来たぞ――」
【直下 コンマ判定】
1~3 最初っからフォース4体投入されてきたよ!
4~6 ファイブとスリーがきおったで!
7~9 おろろ…? 変なのがきた…?
―――――
一旦、ここまでっす
ありがとうございました
再開いたしまするぞよ
【直下 コンマ判定】
1~3 博士特製のイージスソルジャーとアンドロイドの混成部隊やでぇ…
4~6 博士特製のイージスソルジャー部隊やでぇ
7~9 博士特製のアンドロイド部隊やでぇ
しょっぱなから【0】キタ――――――――ー!
【直下 コンマ判定】
偶数 敵かと思って感知したら…そこにいたのは、ハワード・ファミリー!?
奇数 何でブラック・ライトが出てきてんの…?(白目
※0は偶数扱いやで
おうふ…
【直下 コンマ判定】
1~3 イージスアーマー着用のグラスパー部隊…
4~6 ブラック・ライトのグラスパー×3
7~9 デザインベビー×イージスアーマーの部隊だよ…
バシュッ
飛び出してきたのは、真新しいイージスアーマーに身を包んだ数十人の部隊だった。
同時に射出されたミサイルは、合計で100発を超えて空を覆い尽くしながら怜達に降り注いでくる。
怜「あれは、何――!?」
セーラ「ブラック・ライトだ」
フラン「何でブラック・ライト!?」
ヒュォォォ…
ズドドドドドッ
ドッゴォォォォォォッ
ミサイルの爆撃をコートで受け流し、強風で一気に怜が爆風と舞い上がった砂塵を散らした。
飛びかかってきたイージスソルジャーが高速振動剣を展開しながら斬りかかってくるが、凄まじい風を叩きつけて膝を折らせる。
セーラ「博士が手を結んだと考えるのが妥当だろう」
フラン「つっても、どうしてそんなことを…!?」
怜「本気で、僕らを消すためじゃない――?」
降り止まぬミサイルの雨。
その爆撃の中で3人が次々と襲いかかってくるイージスソルジャーと対峙をする。
【直下 コンマ判定】
1~3 なかなか頑丈で攻撃が通じない…
4~6 高速振動剣で相手をしてやろうじゃないか
7~9 星業動力を破壊して機能停止に追い込んでくぜぃ!
AS「…」ピピピ
怜「本当、嫌だ、こういうのは――」
ドゴォッ
ガッ
怜が回し蹴りを放ち、イージスソルジャーの頭部を揺らす。
だが、装甲も頑丈なことに加え、衝撃緩衝機能によって脳震盪をさせることも叶わずに足を掴まれた。
カッ
ドッゴォォォォォッ
足を掴まれたまま星業銃を放たれるが、それをコートで受け流す。
腰を捻りながらもう片方の足でイージスソルジャーのアイセンサーを蹴りながら、爆風を起こして強引にそれを逃れた。
怜(攻撃が通じない――)
怜(あの装甲、かなり強固だ。僕の攻撃能力じゃ傷をつけるのも一筋縄じゃいかない…!)
AS「…」ピピピ
【安価下2】
1 装甲が破れないなら、中身を攻撃すれいいじゃない
2 一筋縄じゃいかない、ってことはだよ? 普通以上のことをすればいけるってことじゃね?
3 その他、どうするよ!? ヤツら硬え!
すまん、安価は下1っす
AS「…」ピピピ
四方からイージスソルジャーが同時に怜へ襲いかかった。
高速振動剣を引き抜いて、左側の攻撃を受ける。それを受け流して右側から迫っていたイージスソルジャーとぶつけさせ、怜は飛んだ。
ビュォォォォッ
宙へ飛び上がった怜に2つの星業銃の銃口が向けられる。
だが、同時に風が巻き上がって怜の体がそこに浮いた。
怜「悪いけど、中身をやらせてもらうよ!」
怜が腕を振るうと風の刃が放たれてイージスアーマーの足元が切り刻まれた。
そこからすくい揚げるように風が唸りを上げて、悠に100キログラムを超える超重量のイージスソルジャーが空高くに持ち去られる。
怜「落ちろ――!」
【直下 コンマ判定】
1~3 うっかり、イージスソルジャーのスラスターの存在を忘れてた☆テヘペロ
4~6 スラスター? は? ただ落とすだけじゃなくて、風で叩きつけるんだから制御不能だよ、落ちろ
7~9 風を使って思いっきり叩きつけてから、星業銃ぶっぱというオマケつきだよ
ビュォォォォォォッ
空高くに浮かび上がったイージスソルジャーが、重力に引かれて落下をする。
スラスターを噴かしながら果敢に怜を襲おうとするが、さらに叩きつける風によってコントロールを失いながら落下する。
ドッゴォォォッ
不自然な体勢のまま落下をし、イージスソルジャーは地面に叩きつけられた拍子に関節を変な方向へ曲げた。
それでも痛みを感じていないかのように起き上がり、手足を負傷させたまま怜に向かってくる。
怜「何で、そこまで――!」
シュボボボボッ
ミサイルが放たれ、それを星業銃で撃ち落とす。
スラスターを使いながら飛び上がってきたイージスソルジャーと空中で格闘をし、怜の頬が高速振動剣に掠められた。
ブシャァッ
怜「っ――痛みだって、あるのにどうしてそこまで戦う…!?」
AS「痛覚は薬剤によって遮断されている」
低い声で、イージスソルジャーが答えた。
その姿が怜は、かつての自分に重なって、心臓をはねさせた。
怜「【安価下1】」
1 分かった。救われないなら、せめて終わりだけをあげるよ――
2 疑問を持たないの? 命令をされた以外の理由で、どうして戦っているか、答えて!
3 その他、自由台詞
怜「疑問を持たないの? 命令をされた以外の理由で、どうして戦っているか、答えて!」
AS「答える必要は、ない」
繰り出された高速振動剣を、怜がいなして弾き返した。
だが、両足が折れ曲がった別のイージスソルジャーが地上から怜を星業銃で狙撃する。
ドッゴォォォォォッ
怜「っ――!?」
コートで光条を受け流したが、その隙を突かれて高速振動剣が振られる。
受け止めた怜の高速振動剣が叩き折られ、そのまま地面に吹き飛ばされた。
怜「自分がないの!? どうして、戦わなきゃいけないか、よく考えてみてよ!」
怜「どうしてそんな鉄の鎧に身を包む! 何で戦ってる!? 命を賭ける理由が、命令されたからで済むの!?」
AS「そうだ。そのために作り出された」
怜「っ…!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 このままじゃ、あかんのう…
4~6 やられそうになって、とっさにね…
7~9 説得は、通じなさそう
収束された星業銃のレーザーの如く一撃を怜は身を翻して回避した。
だが、その先に現れたイージスソルジャーが高速振動剣で襲いかかってきて、とっさに左腕で顔をかばった。
グシャァッ
怜「あぐぅっ…!?」
肘から先――手首までが高速振動剣で切り開かれ、骨が外気にさらされる。
その激しい痛みに怜が奥歯を噛み締めるが、執拗な狙撃を受けてそのまま逃げ惑う。
怜(ダメだ…説得しながらじゃ、身が保たない――)
怜(やるしか、ないの…? 道具扱いされてる、人間を、殺さなくちゃいけないのか――?)
【安価下1】
1 無力化を最優先で
2 せめて、苦しまないように
3 その他、どうする?
AS「…」ピピピ
怜「っ――それでも、生きてれば考えが変わることだってあるよね…」
自身を中心に風を巻き起こして、風圧で煽って星業銃の照準を逸らせた。
素早く怜は近くにいたイージスソルジャーの胸部に拳を叩き込み、振動を与える。
怜「星業動力は、精密機器だ。僅かな振動が、重大な損傷にも繋がる」
星業動力のエネルギーを効率的に伝達するためには、人型の場合は胸部に仕込まないとならない。
それを理解していても、その詳細な位置まで特定することは難しかった。怜は拳を叩き込み、その反響具合で当たりをつける。
AS「…」ピピピ
ブンッ
すぐに高速振動剣が振られて怜が飛び退く。
拳を叩き込んで、風の異能でイージスアーマー内部の振動の揺らぎを感知した。
怜「そこに空間があるなら、風は吹く」
そのコントロールは、針の穴に糸を通すほどの繊細さが必要だった。
加えて、動き回るイージスアーマーだ。位置を間違えばイージスアーマーの中を、装着者を直接傷つけてしまい、怜の主義に反してしまう。
バシュンッ
集中をする怜にイージスソルジャーが飛びかかった。
ミサイルを射出し、2段階に分けた時間差の攻撃。だが、怜はミサイルを気にするまでもなく異能を発動する。
AS「!?」
イージスアーマーの機能が停止する。
だが、ミサイルは無防備になっていた怜へと襲いかかり、激しい爆発を引き起こした。
【直下 コンマ判定】
1~3 怜さんが、捨て身すぎた…
4~6 とっさにフランがフォローしてくれたぜ
7~9 怜さんの異能強度甘くみちゃいけませんぜ
フラン「怜!」ダンッ
カッ
ドッゴォォォォォッ
ミサイルから怜を守ったのは、フランのピラーだった。
怜の周囲のイージスアーマーが、星業動力のみを破壊されて機能を停止する。
怜「…ありがとう、フラン」
フラン「こっちも片付いた。ケガしてるな、大丈夫か…?」
怜「…止血をすれば、問題ない。痛むだけだよ」
フラン「でも痛いんだろ…?」
怜「痛みがあるから、実感できるんだ。生きてるんだって…。だから、大丈夫」
セーラ「次が来る前に、中へ行くぞ」
怜「了解。応急処置だけして、行こう」
怜「…何で戦っているのか、命令を聞かなきゃいけないのか…考えたって、いいんだよ」
足元に倒れているイージスソルジャーに、怜が語りかける。
それから、悲しそうに目を逸らして怜は傷の手当てを始める。
怜(左腕…これは、使い物にならないな…)
怜(こういう時は交換の利く四肢が羨ましい…)
―――――
本日の本編は、ここまでっす!
ありがとうございました
怜強いよ、本編中の異能強度だと、歴代でさいつよだよ
さて、再開と参りませうかね
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点
【安価下2】
1 ちゃんと神子も魁もいるよ
2 逆にね? 守るっていう手間を考えると邪魔だから置いてきたよ
【採用安価のコンマ判定】
1~3 そして、セカンドさんに粘着されてるゥ!
4~6 イージスソルジャー小部隊と交戦中やでぇ…
7~9 怜達が戦ってたとこまできたよ。こりゃ先に行ったな、って気づいた
ザッ…
御門「あーららまあまあ…」
宗門『どうやら、すでに戦いは始まっているようだな』
御門「めんどくせえ…つか、フォース・ナンバースって残り4人とかじゃねえのかよ?」
御門「なのに、何でこんなに転がってんだ…?」
宗門『状況は刻一刻と変化をするもの。いちいち驚く時間などはないぞ!』
御門「へいへい、そうですか…っと」
御門(けど…割とショッキングな光景だな…)
御門(あいつら置いてきて良かった…)
御門「めんどくせえけど、行くか…」
【直下 コンマ判定】
1~3 セカンドさん登場!
4~6 ??&?「…」
7~9 ??「ここ、か…」
やっぱこのコンビ0多いわ…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 さーて、いっぱい出てくるよー?
奇数 いっぱい出てきた…(白目
※0は偶数扱いやで
【直下 コンマ判定】
1~3 あかんくらい…
4~6 本格投入じゃないですかやだー
7~9 あ、でもそんくらい? うん
【下2 コンマ判定】
1~3 こいつだけね、ラジャー
4~6 こことここ?
7~9 うぇーい
御門「行くかぁ…」
ザッ
宗門『うむ』
御門「しっかし、怜はどこまで行ったんだか…」
御門「とっとと用事済ましといてくんねえかな…」
御門「無駄足上等だよなあ…」
宗門『何を言っている、御門!』
宗門『強者と存分に斬り合ってこそ、剣士としての箔がつくというものだぞ!』
御門「るっせえ、るっせえ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 イージスアーマー×グラスパー×3人
4~6 グラスパー×2人
7~9 グラスパーが1人出てきたでぇ
【安価下2】【安価下3】
グラスパーの名前と、異能おなしゃす!
※名前だけ~とか、異能だけ~、はNGとみなしてずらしてくスタイルっす!
エビ…カニなら、ハサミあるから分かるけど…エビ…>>1は甲殻類が親の仇かってくらい嫌いなんで、すんません!!!!
下にずらして…
【安価下2】
バルメティアス…さん?って…
1 男でええよ
2 女にしとき?
御門「だらだら行くかぁ…」
宗門『きびきび歩け! そんなみっともなく背中を丸めるな!』
宗門『猫背になっては年を取ってからが大変になるぞ!』
御門「あー、だる…」
宗門『御門!!』
御門「つっても――」ピクッ
ふと感じる、違和感――。
薄くしか開いていなかった瞼をはっきり押し上げ、御門が思わずたじろいだ。
【直下 コンマ判定】
煉獄って…何や…?
偶数 固有結界的な感じにしちゃうで
奇数 あれや、何かこう、悪人ほど浄化(痛い)されちゃう、不審火…じゃなくて、不思議炎を操っちゃう系や
※0は偶数扱いやで
※尚、どっちの方がいいとかはないと思われ…
御門「なっ…何だ、ここ…!?」
上下左右のない、ただ暗い空間。
光はないのに物体だけははっきりと目に見え、地に足をついている感覚はないのに確かにそこで直立をしていた。
(バルメティアス→)バルメ「ここは煉獄」
バルメ「悪しき罪を、その魂を焼き焦がして罰を与える、あの世の淵だ」
御門「っ――!?」
声がして振り返ると同時、宗門を引き抜く。
だが、襲いかかってきたのは日が没した後に東から迫る群青のような色をした炎の塊だった。
シュボォォォォッ
御門「熱っつ――こん、にゃろうがァ!」
思いきり宗門を振り下ろし、炎を真っ二つにして切り裂く。
だが、踏ん張りが利かず、天地もない状態で御門の身体がくるりと縦に回転をしてしまった。
神武「でもって、あんたの処刑場だから」
重力がなく、慣性はあった。
くるりと回転した御門に向かって、異常に腕の短い女が迫ってくる。
肩に拳がくっつくほどで、まるで腕がないかのような奇形に見えたが、その拳が解き放たれると瞬時に伸展されて御門の顔面を強かに打ちつける。
ドッガァァァッ
御門「一体、何がどうなってやがる――!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 YABEEEEEEEE
4~6 理解不能なままとりあえず応戦や!
7~9 よっしゃ、とりあえず対処法は分かった!
あ、すまん…神武って、グラバトの時に出てた、あいつとのあれか…一応、表記だけ変えます…混乱なされませんよう
―――――
唯「ただ死ぬだけだよ」
バルメ「そう、死ぬだけでいいんだ」
炎が御門を包み込み、全身を焼き焦がしにかかる。
障壁を発動して足場にし、それを蹴って御門が炎からの脱出をはかるものの、唯とバルメティアスが挟撃をかけてきていた。
御門「うおっ――!?」
刃と鞘で左右の攻撃を受けるが、唯の拳が伸展されてゼロ距離から弾き出された。
それに合わせるようにバルメティアスが蹴りを放って御門の側頭部を激しく打ちつけてしまう。
宗門『御門、このままでは…!』
御門「分かってるけど、一体どうすりゃいいんだよ…!?」
宗門『どうにかしろ!』
【安価下2】
1 異能なら、グラスパーを殺せば消えるはず! バルメを狙ってくぜ!
2 障壁を足場にしながらとりあえず、動き回って脱出口がないか探そう! …あるのか分からんけど
3 その他、どうするよ?
御門「とにかく、黙って殺されるなんざごめんだ…!」
御門「殺されるくれえなら、ぶっ殺してやりゃいいんだろうが!」
宗門『よし、その意気だ! 行け!!』
バルメ「できるなら、なァ!」
シュゴォォォッ
炎が群れを成したオオカミのように御門へと駆けてきた。
障壁の異能を足場にし、馴れない慣性の空間で御門が宗門を振るって切り裂く。
唯「絶対ムリだけどね!」
御門「っべ――!?」
ドッゴォォォッ
バルメ「ここで死ぬしか、方法はないんだよ!」
【直下 コンマ判定】(人斬りの才覚+3)
1~4 あかーん!
5~8 1対2って、やばい
9 人斬りなめんなヨ?
バルメ「死ね――!」
唯に殴り飛ばされ、御門が発動した障壁に手をかけて動きを止めた。
炎を纏いながら迫ってきたバルメティアスが、ガイアを発動しながら御門に拳を向ける。
御門「そっちから来てくれた方が、やりやすいぜ」
スパァァァンッ
バーニッシュのかかった宗門が、バルメティアスとの交錯で振り抜かれる。
すれ違い、バルメティアスが袈裟懸けに切られて肩から腰までに深い裂傷を刻まれた。
ブシャァァッ
バルメ「何、だとォ…!?」
御門「そらもう一丁ォ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 根比べや…
4~6 斬る寸前に元の場所に戻された
7~9 斬った
バルメ「小癪な、マネをォ!」
炎が空間を埋め尽くし、御門を焼き上げる。
しかし、その炎を御門は涼しげな顔で突破し、目を細めた。
バルメ「バカな――!?」
御門「心頭滅却すれば、火もまた涼し――ってな」
ズバァァァッ
宗門がバルメティアスを逆袈裟に切り裂いた。
X字にバルメティアスの胴は傷を広げ、白目を剥きながら闇の中へと落ちていく。
御門「てめえの尺で計んじゃねえぞ」
瞬時に煉獄の空間が開け、御門は重力に引かれて元いた場所へと立った。
唯「バルメティアスが…」タジッ
御門「さあ、次はてめえだ」チャキッ
【直下 コンマ判定】
1~3 こっちはこっちでTUEEEEEEEE
4~6 こっちもつえーな
7~9 おろ?
唯「っ…そう簡単に、殺せるなんて思うな」
御門「うるせえ、犯すぞ」
唯「黙れェ…!」
唯の両足が、収縮をした。
背丈が異常に短くなるが、御門はすでにそれがどんな脅威に発展するかを知っている。
シュバァァッ
バネのように弾き出された唯が御門に迫り、拳をぶつけられる。
だが、刀身と鞘でクロスして受けた拳もまた収縮をしていた。
唯「死ねよォ!」
ドッゴォォォォォッ
問答無用で弾き飛ばされて御門が大地を転がる。
どうにか起き上がって構えるが、唯の姿が見えなくなっていた。
御門「消えた――?」
【直下 コンマ判定】
1~3 ステルスパンチ直撃…
4~6 ステルスパンチ、ぎり察知
7~9 人斬りなめんな。人の気配なんざ、なんとなーくで分かるわ!
シュバッ
唯「死ねェ――!」
反応したところで姿勢を立て直す暇のない位置へ、唯が仕掛ける。
完全に唯の方を振り向くこともなく、殺ったと唯は確信をしていた。
ヒュバッ
唯「っ――?」
御門「殺気丸出しで隠れたつもりになってんじゃねえ、ボケが――」
閃いた刃は御門の腰の横を通過し、背後から迫った唯の眉間に突き刺さった。
まるで鞘に刃を収めるような動作で、振り返られることもなく頭蓋を刺突されて唯がどさりと御門にぶつかる。
御門「…2人がかりでこれかっつーの…」
宗門『うむ、良い出だしだ』
御門「どこがだ、ボケ…。ああ、クソ、痛ってえ…めんどくせえな…」
ヒュンッ
刃についた血を、脳漿を振って払い、鞘に収める。
悪態をつきながら御門は遠くに見えている建物に歩を進めた。
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点継続
【採用安価のコンマ判定】
1~3 おっと? 博士の研究所が『解体』されてくみたいですな…
4~6 おっと? 空から紙が降ってきたね…なになに、『予告状?』
7~9 おっと? 何だか機関がじわじわと周囲を固めてるようですな…?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ああ、これ収拾つくんかなあ…?
奇数 こんな時に…SAMURAI DESTROYER…
※0は偶数扱いなんや…
御門「あー、向こうで派手にやってんなあ…」
宗門『む? 御門よ――』
御門「ああ? ……………って、この、感じ――」
ザッ…
アル「見つけた…サムラーイ…」
御門(こいつ…前に、地下闘技場で…)
アル「俺は、今日のために生きてきた」
アル「父さんの仇を討つためだけに…お前を、殺すためだけに!!」
【直下 コンマ判定】
1~3 アルさん、バーサーク状態
4~6 アルさん、YABEEEEEEE
7~9 アルさん、TUEEEEEEEEE
御門「やっべぇ…! 大体、何なんだ、あいつは…!?」
シュボボボボッ
肉体に無理やり、イージスアーマーの兵器を埋め込んで運用をするアルは、フォースの先駆けと言っても良い存在だった。
射出されたミサイルを避けながら御門が後退をするが、スラスターを噴かしながらアルが突撃をかけてきて、ガイアのかかった拳を振るう。
アル「死ね、サムラーイ…!」
ドッゴォォォォォォッ
受け流すまでもない、強烈無比な一撃だった。
激しく御門が打ち飛ばされて地面に激しく叩きつけられるが、アルはバーニッシュをかけた機関銃を放ちながら駆けてくる。
御門「クソ、がぁっ…!」
銃弾を宗門で捌くが、目前まで迫ったアルは機関銃投げ捨てて、拳を握る。
もう1度、あれを受けたら今度こそ全身がバラバラになるような確信があった。
【直下 コンマ判定】
1~3 おーう…
4~6 風前の灯…
7~9 BERSERKER vs BOSS !?
御門「っ――」
息を飲み、迫りくる死を御門は怯えながら見つめた。
執念と、機械にまみれた狂戦士そのものだ。その目に宿る光は、怨讐にまみれたどす黒い色をしている。
ハワード「お前は、強いのか――?」
バチバチィッッ
ドッゴォォォォォォォオオオオオオオオオッ
天から落ちた光がアルを直撃し、同時に現れた巨大な何かが復讐者を殴り飛ばした。
遅れて響いた轟音が、その男の登場を讃えるようでもあった。
御門「…は…?」
毛皮のついたコートを羽織った、巨大な、真っ黒の人影。
服から覗く肉体には何がどうなったものかは知らぬが、大きな古傷が刻み込まれている。
ザッ
凪「あんの、バカ…」
御門「お、お前…チビ…!」
凪「何してんだよ、こんなとこで?」
御門「お前こそ…」
凪「仕事。あそこの建物、解体しろって。なのに…あの脳筋…」ググッ
御門「あそこの建物…って、あの…か?」
凪「それ以外に建物見えてんのかよ? 眼科か精神科でも行け」
御門「てめっ…」
御門「【安価下2】」
1 まあいいや、あんなの相手してらんねえし…。んじゃな
2 解体なんか、どこのどいつが…?
3 その他、自由台詞
御門「解体なんか、どこのどいつが…?」
凪「ロリコン怪盗だよ…」
御門「ロリコン、怪盗――?」
凪「解体作業に入ったら、どんな事情があっても問答無用でぶっ壊してくからな」
凪「用事あるんなら、さっさと済ました方がいいぞ」
<俺の邪魔をするなぁあああああああああ―――――――――――――――――――――っ!
<ぶっ飛ばす――――!!
ドッゴォォォォォォッ
御門「まあいい…」ムクッ
御門「つか、解体って、どうするつもりなんだよ? 重機か? 爆弾か?」
凪「は? 異能に決まってんじゃん」
御門「…」
凪「あと解体中のクレームは一切、受けつけねえから」
【安価下2】
1 急いで行こう
2 凪を連れてっちゃおう
御門「お前、中に入ってぶっ壊すのか?」
凪「建物の柱とか壊して自重で潰した方が楽だしな。外からもやるけど」
御門「…じゃ、来い」
凪「は?」
御門「いいから来い!」
凪「なんでだよ!?」
御門「どうせ、お前も中に入って暴れるんだろ?」
御門「余計なのがごちゃごちゃいて、妨害食らうぜ? いいのか?」
御門「だったら俺と一緒に行って、一緒に蹴散らした方が楽だろ? おい、違うかよ?」
凪「それが何でお前と行くことになんだよ!」
凪「あの脳筋バカだけじゃないんだっつーの、面倒見るの!」
御門「いいから来い!」
凪「やだっつーの!」
【直下 コンマ判定】
1~5 断られた
6~0 押し切られちゃった凪きゅん
御門「てめえのチンコちょん斬るぞ!?」
凪「だったらお前の心臓に、風穴開けるぞ!?」
バチバチ
ザッ
AS「…」ピピピ
御門・凪「「ああ?」」チラッ
御門・凪「「邪魔すんな!」」
シュパンッ
ズドォォォッ
イージスソルジャーの第二陣が、次々と現れる。
御門も凪もお構いなしにミサイルが撃ち出されて襲いくるイージスソルジャーを背中合わせになりながら撃退をする。
御門「おい、こんな状況でも言えんのか?」
凪「チッ…仕方ねえな…」ゴソ
凪「バカ、千景、アベル! 俺は先に行くから、ハワードのことしっかり頼むぞ!」
凪が無線に指示を出し、御門にじとりとした目を向ける。
勝ち誇ったように御門が鼻を鳴らしてほくそ笑んだ。
御門「おら、とっととお前が先走れ」
凪「指示すんな、バカ」
御門「るっせえな!」
凪「お前だろうが、うるさいのは!」
ごちゃごちゃと口喧嘩をしながら、どちらからともなく研究所へ向かって走り出す。
襲いくるイージスソルジャーをなぎ倒し、進撃をする2人。背中には復讐者とボスの壮絶な戦いの音が響いていた。
【安価下2】
1 怜視点
2 御門視点継続
さてさて、怜の様子は…
【直下 コンマ判定】
1~3 うっかりトラップにかかって、フランともセーラとも分断されちった!
4~6 トラップを避けてくはずだったけど、うっかり作動させちゃって警備システムに襲われまくりんぐ
7~9 予告状が空から降ってきたよ!
――フォース研究所・地下海底洞窟――
怜「痛ってて…」
怜「落とし穴に、ひっかかった…」
怜「ここは…何だ…? 海が近いのは地理的に把握してたけど、こんな場所があったなんて…」
キョロキョロ
怜「セーラとも、フランとも連絡は取れないし…」
怜「ここに同じように誰かが落ちてくるとも思えないし…」
怜「……何の場所なんだろう…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 フォース4体出てきた…
4~6 ファイブとスリーが出てきた…
7~9 博士が…!
ザッ
ファースト「ここは、お前の最期の場所だ」
怜「っ…ファースト…」
怜「それに、セカンド…サード…ファイブ…」
セカンド「セブン、お前はここで死ぬ」
怜「死ぬわけには、いかない…」
セカンド「だが、ここで終わりだ! ここで、俺達が殺す!」
怜「…」
ファースト「セカンド、黙れ」
セカンド「だが、ファースト――」
ファースト「黙れと、言っている」
セカンド「…」
怜「…4人も同時に相手をすれば、僕も死ぬだろうね」
ファースト「そうだ。お前は死ぬ。それは決定事項だ」
ファースト「だが、博士は最期に、お前の性能を見ておきたいとのことだ」
怜「…性能…?」
ファースト「ファイブから順番に、1対1での戦いをしろ」
ファースト「同時ではないだけ、お前にも分はある。フォースの方が強いか、そうでなくとも強いのか」
ファースト「博士は、それを見極められたいようだ」
怜「…それで、いいの? 何で、博士にそこまで…!」
ファースト「これが、フォース・ナンバースの生き方だ。フォース・ナンバースの誇りを知らぬお前らには、理解しえないだろう」
怜「誇りなんてものがあるなら、機械のように使われることに――!」
ファースト「機械のように使われるのではない」
ファースト「機械のように使われてやっているのだ」
怜「理解できないよ…」
ファースト「そうだな。理解など、できるはずもないだろう」
ファースト「しょせん、お前とは袂を分かっているのだ。セブン――いや、天宮怜、生き残りたければ、俺達を殺していけ」
怜「【安価下2】」
1 嫌だ
2 嫌だって言っても、何も変わらないんだろうね…
3 その他、自由台詞
安価、把握
次スレです
【オリ設定・異能】星/欲しの物語【安価・コンマ】part29 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425553247/)
テンプレ貼ったら再開しますね
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