花京院「おげぇッ!!」
DIO「ゲロを吐くぐらいこわがらなくてもいいじゃあないか。安心しろ……安心しろよ花京院」
花京院「ウゴォエー!!」
DIO「か、花京院?」
花京院「ウボゴヴァー!!」ゲロゲゲロゲロオ!!
DIO「かきょ……」
花京院「ぶばっしゃあああーーーー!!」グベチャアアー!!
DIO「……」
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――――――
―――
―
DIO「アイス、エンヤ……」
ヴァニラ「ハッ」
エンヤ「ここにおりますじゃ」
DIO「このDIOは……近寄っただけでゲロ吐くくらい気色悪いか?」
ヴァニラ「ッ!そ、そのような事は!」
エンヤ「だ、誰に何を言われたかは知りませぬがDIO様!そのような事は決して……ッ!」
DIO「じゃあなんで二人とも私から10メートルくらい離れているのかな?」
エンヤ「それはー……」
ヴァニラ「……うっぷ」
DIO「正直に言ってくれ、今回花京院を引き入れる際に奴が嘔吐を繰り返してまるで話にならず、そのまま再起不能になってしまった」
ヴァニラ「ま、まだジョースターは動き出してはおりません。しばらく経過を見てから奴らに接触させた方がよろしいかと。エンヤ婆」
エンヤ「そ、そうですじゃ!こちらもまだ手札が揃ってはおりませぬ!新たなタロットの暗示を持つスタンド使いと接触を試みて……」
DIO「これ見よがしに話を逸らさないでくれるかな?ん?」
ヴァニラ「……」
エンヤ「……」
DIO「怒らないから正直に言ってほしいな?なぁ、こうして腰を低くしてお前たちに頼んでいるんだ……さぁ、早く、言ってくれ!!結構傷ついているんだよ!?」
ヴァニラ「DIO様……その……腋臭症という病気を……ご存じでしょうか」
DIO「?なんだそれは?このDIOに何の関係があるというのだ」
エンヤ「ヴァニラ・アイス!!何故こう……分かりやすくストレートに言わん!!」ヒソヒソ
ヴァニラ「い、言えるワケが無いだろう!この私がDIO様に対して……」
DIO「答えろ、つまりどういうことだ?」
エンヤ「おのれぇ、こんな役回りをワシに押し付けおって……DIO様、失礼を承知でこのエンヤの口から簡単に言わせていただきます。つまり……」
DIO「つまり?」
エンヤ「……」
エンヤ「ワキガでございます」ボソッ
DIO「えっ」
DIO「すまない、よく聞こえなかった。もう一度言ってくれないか?」トコトコ
エンヤ「言います!!言いますのでこちらに向かって歩き出すのはおやめくださいDIO様あああああ!!ワキガでございますワキガあああああああああああああああ!!」グボボボボベチョオオー!!
DIO「ッ!?」
エンヤ「」ブクブクブク
ヴァニラ「エンヤ婆が倒れた!?誰か!!誰か医者を呼べええええええ!!」
DIO「えっなっ」
ヴァニラ「こちらに近づくなド畜生が――――――ッ!!」
DIO「」
――――――
―――
―
DIO「……」ズーン
ヴァニラ「か、数々の非礼をお許しくださいDIO様……」
DIO「本当に悪いと思うのなら今すぐ私の隣に座れよ、ほら」
ヴァニラ「この首を差し出してお詫び申し上げます!!クリーム!!」ビシュン!!
DIO「そんなもんいらねぇよ!?死より恐ろしいと言うのか!?このDIOのワキガがッ!!」
ヴァニラ「……」
DIO「む、無言の肯定か……ふふ……フフフ……」
ヴァニラ「で、ですがDIO様!手術をすれば治るともよく耳にします!」
DIO「いい、そんなフォロー……もうしばらく誰とも会いたくはない。一人にしてくれ……」
ヴァニラ「ああそんなふて寝を……ソファーを掃除するのも大変なんですから」
DIO「今なんて?」
ヴァニラ「いえ、独り言です」シューッ!
DIO「このDIOが振り向いただけで消臭スプレーを振りまくな、窓を開けるな、死んでしまう」
ヴァニラ「放置しても私が先に死にます」
DIO「仮にだ、優秀な医者を捉まえてきたところでこの身体は本来私の物ではない上に吸血鬼だ。医者がどうこう出来る問題ではないだろう」
ヴァニラ「た、確かにその通りですが……」
DIO「ん?ちょっと待て、この身体はこのDIOの物ではない!?確かに私は今そう言ったな!?」
ヴァニラ「は、はぁ……私がDIO様の話を記憶している限りでは、ジョナサン・ジョースターという男の物だったかと……」
DIO「お前のせいかJOJOオオオーーーーーーーーーーーー!!」
『意外ッ!それは呪いッ!!』
DIO「だが……ふん、まぁいい。一ついい方法を思いついたぞアイス」
ヴァニラ「と、申しますと?」
DIO「不可思議(?)なこの現象に対抗しうる不思議な力があるだろう……この世界にはッ!」
ヴァニラ「ハッ!それは!!」
DIO「幽波紋(スタンド)!!それは精神が作り上げた生命のエネルギー!!」
ヴァニラ「確かにスタンド能力ならばあるいは……!」
DIO「だが残念なことにこのDIOが保有するスタンド使いの中に目ぼしい能力を持つ者はいない……」
ヴァニラ「いえ、審判の暗示のカメオなどはどうでしょう?」
DIO「願いを土に投影する能力だったか……それでどうしろというのだ?」
ヴァニラ「DIO様の腋を削ぎ落とし、土で新たな腋を願う……などというのは」
DIO「お前がやれ」
ヴァニラ「お断りします」
DIO「だろうな」
DIO「まぁいい、確か近場に魔術師の暗示を持つスタンド使いがいると報告があったな」
ヴァニラ「確か炎を操ると言われていますが……そんな能力が役に立つのですか?」
DIO「腋をジュッと焼いてくれれば臭いの元ごとどうにかならないかなぁ」
ヴァニラ「私と発想が差して変わらない様に思えますが……分かりました、手配しましょう」
DIO「ああ、では早速向かおう」スタッ
ヴァニラ「……」サッ
DIO「……」トコトコ
ヴァニラ「DIO様、何か?」サッサッ
DIO「アイスよ、お前との距離感を今痛感したよ」
――――――
―――
―
アヴドゥル「ふぅ、今日もダメだな、客が来ない」
アヴドゥル「まったく……占い食っていけるほど世の中は甘くは無いな。仕方ない、ジョースターさんの伝手でこれからはヒップホップ一本に絞って……」
DIO「……」ムワァーン
アヴドゥル(ヌフゥッ!?な、何だこの瘴気は!?)
DIO「君はモハメド・アヴドゥルだね?」トコトコ
アヴドゥル「い、いかにも」ウプッ
アヴドゥル(心の中心に忍び込んでくるような凍り付く眼差し、黄金色の頭髪、透き通るような白い肌、男とは思えないような怪しい色気……ッ!!)
アヴドゥル(こ、コイツがまさか!ジョースターさんの言っていた……!)
DIO「君は……普通の人間には無い特別な能力を持っているそうだね」ムワァーン
アヴドゥル(そして何よりも……ッ!!)
DIO「ひとつ、それを私に見せてくれると嬉しいのだが」ムワァァァン
アヴドゥル「オヴェー!!」ゲロッゲロオ!!
DIO「」
アヴドゥル「な、何だ!?こ、この一瞬で。おっぷ……!スタンド攻撃を……ゴガァ!!」ゲロォ!!
DIO「……」
後にアヴドゥルは語る
奴を本当に恐ろしいと思ったのはその時だった
放たれる悪臭と共に悲しげな表情をこちらに投げかける。なんと哀愁があるんだ
同時に危険な臭いが在るんだ、だから恐ろしい!!
――――――
―――
―
DIO「ダメだったよ」
ヴァニラ「ダメでしたね」シューシュー
DIO「そもそも企画倒れだったな。腋を焼こうなどと、このDIOもお前たちの態度を見て少々錯乱していたようだ」
ヴァニラ「目を覚まされて何よりです」コーホー
DIO「……館内でガスマスクはどうかと思うぞアイス?」
ヴァニラ「ファッションです」
DIO「元々のゲイファッションに加えてガスマスクとは新しいな」
DIO「だが参ったな。ちょっと前に肉の芽飢えてやったポル……あー、なんだっけ。あいつ能力無いし役に立ちそうもないな」
ヴァニラ「この際助っ人を呼ばれるのはいかがでしょう」
DIO「助っ人?このDIOに協力する者はまだいるというのか」
ヴァニラ「DIO様、ほら、アメリカに渡った時に出会ったあのホモっぽい少年……」
DIO「エンリコ・プッチか……!そうか、彼の能力ならばあるいは!!」
ヴァニラ「ホモで通じるとは」
DIO「お前人の事言えないからな?」
……
プッチ「やぁDIO!君から僕を招待してくれるなんて思いもしなかったよ!」
DIO「すまない、ワザワザ呼びつけてしまって。仕事の方は大丈夫だったのかい?」
プッチ「何、僕はまだ神父見習いだよ。ある程度なら融通は利くさ、それに他ならぬ君の誘いだ断る訳にはいかないだろう?」
DIO「ああ、やっとまともな人間に巡り会えた気分だよ……」
プッチ「親愛なるDIO……」
DIO「……あともう8メートルくらい近づいてくれたら上出来だったんだけどな」
ヴァニラ「これを使うといい」
プッチ「ありがとう」カショッ
DIO「ナチュラルにガスマスクを渡すな、付けるな」
プッチ「それでDIO、僕に何の用だい?その様子を見るに相当焦っているようだけれど」
DIO「最近、私がワキガだという事が発覚してね。治療をしたいのだが何分、あまり人前には出たくなくてね」
プッチ「どうしてエジプト在住なのか聞くのも野暮かい?」
DIO「理由は無いんだ、うん」
ヴァニラ(マジで何で最後まで移動しなかったんだろうこの人)
プッチ「しかし、ワキガだという事に気が付くのに随分と時間がかかったね」
DIO「……やはり知っていたのか」
プッチ「ああ違うんだDIO!ただ僕は君を傷つけたく無かっただけなんだ!真実を告げなかった事を許してくれ!」
DIO「でも以前君とベッドで一緒に寝そべっていた時は何ともなかったじゃあないか……」
プッチ「……ホワイトスネイクで嗅覚の記憶をDISC化させて抜いておいただけなんだ、うん」
DIO「WRY……」
ヴァニラ「DIO様が保有しているスタンド使いの中に、このワキガを直せるような能力が無いのだ」
プッチ「それで、いくつかスタンドをストックしている僕を頼った訳だね」
DIO「そうだ、利用するようで申し訳ないが……」
プッチ「構わないよ。僕は君のような導いてくれる人が好きなんだ、こうして君の役にたてるのなら喜んでこの身を差し出すよ」
DIO「じゃあマスクを外してみようか?」
プッチ「DIO、人と人との間には引力がある……つまり引き合う力と同等の離れる力がある。それはお互いの距離感というものに繋がるんだ」
DIO「今君との距離感がより一層遠のいたよ」
プッチ「しかし、残念ながら僕の持つDISCの中に君の願いを叶えられる能力を持つスタンドは恐らくないだろう」
DIO「む、残念だな。結構期待していたのだが」
ヴァニラ「この惨状をどうにか出来ると思っていたのですが、事は上手く運ばぬか……」
DIO「アイス、お前私への態度がだんだん適当になってきているぞ」
プッチ「でも安心して欲しい。手は打てない事も無い」スチャッ
DIO「スタンドのDISC?これには何が記録されているんだ?」
プッチ「一時的に未来へ渡ることが出来るスタンドさ。これで現代ではなく未来のスタンド使いで治せそうな者を見つければいいんだ!」
ヴァニラ「何ともご都合主義な」
DIO「無いよりマシだからいいだろう」
プッチ「じゃあ早速使うよ。10年ちょっとくらい先でイイかな……?スタンド使いが多く集まっている場所っと……」
DIO「どうやって操作をしているんだい?」
プッチ「CDプレイヤーでなんとか」
DIO「それでいいのかホワイトスネイクッ!」
プッチ「それじゃあ行こう」
ヴァニラ「私も同行しましょう、DIO様」
プッチ「じゃあ行くよ」ソーノーチーノーサーダーメー!!
DIO「おいその曲止めろ」
―
―――
――――――
DIO「ここは……」
ヴァニラ「この街並み、確か」
プッチ「どうやら僕らはイタリアへ飛んだみたいだね。あ、時間設定するの忘れていたな。深夜に出てきてしまったか」
DIO「アブねぇ!?」
ヴァニラ「この近辺にスタンド使いが?」
プッチ「ああ、いるハズだよ」
ジョルノ「……」
ミスタ「……」
ヴァニラ「ッ!DIO様、あの少年は!」
DIO「何者だ……?このDIOに近いようでもあり、遠いようでもある……」
プッチ「君に雰囲気が似ているが……」
ヴァニラ「あ、少年が行ってしまった」
DIO「まぁいい、まずはあの死んだ魚のような眼をしている男に話しかけよう」
ミスタ「治せたら治そうと思ったが、やっぱジョルノでもダメか……ハァ、ワザワザ人気のない時間帯に呼び出して悪い事しちまったな。あいつも組織のボスとして忙しい身なのによォー」
DIO「フハハハハハ!!そこの男!!このDIOの贄となるがいい!!」バッ
ミスタ「ハァ!?な、何言ってんだこのオッサンは?」
ヴァニラ「贄ってなんだよ」
プッチ「ハイDIOになっているね。僕達に弄られ過ぎて自棄になっているのか」
ミスタ「どこの組織のモンかは知らねェーが、俺がパッショーネの幹部だって知ってて喧嘩を売ったんじゃあねぇーだろーな!!」
DIO「ふん、知らんなぁ。そんな道端に転げ落ちた一石程度に取るに足らん組織は!!」
ミスタ「言ってくれるじゃあねーか!!セックス・ピストルズ!!」
DIO「コイツもスタンド使いか……面白い!!世界(ザ・ワールド)!!」プゥーン
No.1「み、ミスタ!なんだよコイツハァー!」
No.3「くせェーーッ!!ゲロ以下の臭いがプンプンスルゼェーッ!!」
DIO「!?」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
DIO「ば、バカな!!スタンドにまで伝わるだと……ッ!?このDIOを巣食う恐怖の象徴たるワキガがッ!?」プゥーン
ミスタ「ワキガ……?アンタもワキガって事かよ!?グッ!?」モワワァーン
DIO「何!?まさか貴様も……ウグッ!?」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
プッチ「この流れはあまりよろしくないな」
ヴァニラ「早く帰った方がいいかもしれん」
プッチ「勿体ないな、こんな数分で……」
ミスタ「おぐッ、オゴッ……おっぷッ……!」
No.5「ミスタ?どうシタノミスタ!?」
DIO「ぐぬッ……おぶっ……ゴッポ……ッ!」
No.2「あのオッサンの様子モ変ダゾ!?」
ミスタ「フギッ!うぎぎぎ!」
DIO「ムホッ!ホホホオホホ!!」
ミスタ「ノホッノホホ!ノホホノホーッ!!」
「「ウぶゴェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」」ヌチョグチョグチョブチアァーーーーッ!!
――――――
―――
―
DIO邸
プッチ「ワキガ同士でも他者の臭いはダメだって事を初めて知ったよ」
ヴァニラ「自覚が無いという事は幸せな事なのですねDIO様……聞こえていますかDIO様?」
DIO「」
プッチ「意気消沈しているね」
ヴァニラ「DIO様、毎度毎度こんな知りたくもないゲロのような臭いを嗅がされている我々の苦しみを理解できましたか?」
DIO「お前がこのDIOに対してあまり忠誠心が無いというのも大体理解した」
DIO「だが医者もNG、スタンドでもダメと来たらもうどうしたらいいんだ!」
プッチ「あの後少し時代を戻して日本の某所にある病気が治ると言われるレストランに立ち寄ったが……」
ヴァニラ「入店自体を拒否されてしまいましたね。フッ……ま、当然ですが」
DIO「アイス、お前ってひょっとして私の事嫌いなの?」
ヴァニラ「DIO様、お戯れを……」
DIO「答えになってねーよ」
プッチ「仕方がない、もう潔く腋を切り落とそう。ホワイトスネイク」ビシュン
ヴァニラ「最終手段ですね。クリーム」ビシュン
DIO「ちょっと待て!?いくらこのDIOと言えど痛いものは痛いのだぞ!?自分で首を切り落としたことあるから尚更な!!だからやめろ!!ガスマスクしてる時だけ近づくな貴様らァーーーーーッ!!」
プッチ「なに、痛いのは一瞬だから」
ヴァニラ「後でドイツ軍かSPW財団から高性能義腋を貰って来ますから」
DIO「義腋ってなんだよ!?大体そんな伝手貴様に無いだろうがヴァニラ・アイスーーーーーッ!!やめろォーーーーーッ!!WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーッ!!」
ホワイトスネイク(嫌だなこんな役割……)
――――――
―――
―
DIO「……」
[耐えられません、今までお世話になりました。 ヴァニラ・アイス、テレンス・T・ダービー、ケニーG他スタンド使い一同]
[先日、母が死去しましたので、変わりに俺がお礼のお手紙を出します。今までありがとうございました。 J・ガイル]
[天国を探しに行って来ます。探さないでください。 エンリコ・プッチ]
DIO「こいつら……ヒトの両腋を切り落としておいて(くっ付いたけど)……全身にワキガの臭いが回ってしまった途端見捨ておって……ッ!!」
ペットショップ「……クエッ」
DIO「ッ!おお、ペットショップ!お前は残ってくれたのか!!」
ペットショップ「クエー」バサバサ
DIO「フフフ、やはり雛の時から育てておいて正解だった……やはり人類(?)の友は動物!!犬は嫌いだがこのDIOは鳥派!!来いペットショーーーップ!!またあの頃のように一緒に遊ぼうーーーーッ!!」
ペットショップ「……」プルプル
DIO「……?」
オエーー!!!! ___
___/ ヽ
/ / /⌒ヽ|
/ (゚)/ / /
/ ト、/。⌒ヽ。
彳 \\゚。∴。o
`/ \\。゚。o
/ /⌒\U∴)
| ゙U|
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U
ペットショップ「」ドサァーッ
DIO「し、死んでいる……ッ!ただ一匹残ってくれたこのDIOの最後の心の支えが……」
ジョナサン(ディオ……ディオ)
DIO「じ、ジョジョ!?貴様!!今更幻影になってまでこのDIOの前に現れるか!!このDIOを笑いに来たのか!!」
ジョナサン(ディオ、逆に考えるんだ……)
DIO「何ッ!?」
ジョサナン(「臭っちゃってもいいさ」と考えるんだ)
DIO「ジョジョーーーッ!!」
その後、ホリィを救うため現れたジョースター一行を臭いだけで返り討ちにした
しかし、その心には虚しさと、そして館の濁った空気だけがDIOの中に残った
DIO、ワキガになる 完
終わった
皆はDIOと違って他人の身体でも吸血鬼でもないから素直に病院へ行こう
もしお付き合いしていただいた方がいましたら、どうもありがとうございました
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