【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】 (1000)
この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。
地球に芽生えた、知的生命体――人間。
言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。
2XX0年――。
とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。
星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。
彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。
星の力を巡る、欲しの物語
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420730242
――世界は美しいけれど、不完全だ。
それでも人はこの星に生まれてきて、一生懸命に生きて、やがて死んでいく。
どんな時代にだって悪人はいる。
どんな場所にだって悪人がいる。
星から奇跡を与えられながら、それを犯罪に使うグラスパー。
そんな彼らを取り締って、世界中の平和のために貢献をしている異能管理機関。
きっとそこは、まだ見ぬ明日をよりよくしようと情熱に燃えている人達がいるのだと信じていた。
機関に就職をして、2ヶ月経って疑念は確信に変化した。
機関が悪を取り締まるなんて、口が裂けても「一部分だけを見ればね、あはは~」としか言えない。
金のためなら、保身のためなら、何でもする。
世間的な悪人であっても、金を納めてくるならわざと取り締まるようなことをしない。
それに背いて動き出した末端の者は、その時点で出世の道を阻まれて壊死した部位を切除するように捨てられる。
想い描いた理想と現実は、あまりにも違いすぎて。
多少ならばと腹をくくっていたはずなのに、逆に脱力するほど腐りきっていて。
これは少し、いやかなり、悪い状況になっている。
始めるのは意識改革。本当に大切なものが何なのか、守るべきが何なのか。
そういうところからでも、まっとうな人間になってもらおう。
まっとうな人間を増やして、まっとうな考えを浸透させて、腐った体制には脱却してもらわねば。
ごくごく個人的な、わたしの大それた挑戦。
腐敗しきった、職員6000万人の大組織を変革すること。
役に立たない誇りを叩き落として、こびりついた悪に息を吹きかけ磨きまくる。
これはきっと、世紀の大掃除になるだろう。
過去スレ
冬也編1~4
明編4~7
ハワード編7~11
幸晴編11~14
独楽編14~
1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415615140/)
2 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416137182/)
3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416573805/)
4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417349321/)
5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417861637/)
6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418215241/)
7 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418563430/)
8 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418913209/)
9 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419244075/)
10 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419665230/)
11 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419917217/)
12 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 12】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420086166/)
13 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 13】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420293959/)
14 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 14】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420543553/)
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ185/200
――知人――
夏伐颯:上司 50
リダ・オールデス:同僚 60
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令 ?
ジェイル・コーダー:先輩 50
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい 60
独楽「さてさて、管理部と言えば…機関の重要なお仕事」
独楽「それを統轄する管理部部長がノーと言えば、その仕事はなかったことにされちゃう…と」
独楽「とりあえず、どんな規模だか確認くらいは取ってみたいなあ…」
独楽(管理部の全員が管理部長の派閥ってわけでもないだろうけど…相当なんだろうなあ…)
【直下 コンマ判定】
管理部部長の派閥に属しているのは、機関本部職員の、約…
1~3 半数
4~6 1/4
7~9 2/5
0 3/5
独楽「うわぁ…すご」
独楽(何この名簿…この間のパーティーの参加者…)
独楽(本部の半分は実際に行ったかどうかは別として、名前を連ねちゃってるじゃん…)
独楽(この勢いじゃ、新司令なんていう肩書きもそう遠くなさげだな)
独楽(でもって、何か大きな事件が起きて司令が失脚…もしくは、部長が大手柄ってなったら――)
独楽「管理部長にはいい顔しておいた方が、新しい組織形態になった時にいいポストをもらえるかも…ってことか」
独楽「やだやだ、知れば知るほどやんなっちゃうね…」
【安価下2】
管理部部長のお名前
※もちろん、外人名だよ
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ185/200
――知人――
夏伐颯:上司
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
>>1さん
ゆっきーの最終ステータス、ポイントは587ではなく654が正しいのでは。
安価なら下
独楽(何とも道化チックなお名前…!)
独楽(ピエリックなピエロとか…何様、ピエロ様やでぇってか? HAHAHA~)
独楽「はぁ…」
ジェイル「どったの、こまちゃん」
独楽「何でもないでーす」
ジェイル「あら、そう? ルーブル美術館からね、貸し出すのすごーく渋られたよ?」
独楽「渋られた…ってことは、最終的には?」
ジェイル「オーケーどぇっす、機関の命令じゃねえ…」
ジェイル「でも、本当に盗まれたり、破損、汚損したら…左遷確実よ、俺」
独楽「かわいそうに…」
ジェイル「えー? そういう前提やめとこうよ…これでも俺、家族いるんだからさ…こまちゃん若いじゃん」
ジェイル「あ、それと、品の移動は責任を持って警護してねって」
独楽「あー…そういう…」
ジェイル「そーそー、こういう」
独楽「良かったですね、わたし達で。公にどこそこの派閥ですなんて言ってたら、飛ばされちゃうところでした」
ジェイル「ねー、おじさんがぺらぺら喋らない方がいいよって教えた意味分かったでしょ?」
独楽「身の危険をもって。ありがとうございます、ジェイルさん」
【安価下2】
本日最後の自由ターン
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 0/300
D バーニッシュ 185/200
2 コミュ
※相手も併記
3 その他、自由
>>14
うわーお、申し訳ない
ありがとうございまする~
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ 185/200
バーニッシュ 210/200
独楽「よーし、バーニッシュ習得完了!」
独楽「異能と合わせれば威力増強が見込めちゃうね」
独楽「明日は美術品の輸送を警護してー、押さえておいた美術館に公開して、強盗団を取り押さえる…っと」
独楽「…よし、完璧」
独楽「おやすみなさーい」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200
――知人――
夏伐颯:上司
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
―――――
今夜はここまでです
どうもありがとうございました
――オマケ・SAMURAI訪ねて三千里――
銀侍「おっふぉう、これはこれは…最近の美少女ふぃぎゅあはすかーとの内部まで…」ムフフ
ドゴォンッ
銀侍「くせ者か!」チャキッ
アル「サムラーイ…や、やっと…見つけた…! お前を探して…! 父さんの、仇…!」
銀侍「仇…? はて、身に覚えはないが…」
アル「サムラーイを、殺す…ためだけに…今日まで生きてきた…。何度も死にかけながら…ずっと!」
アル「お前を殺す…!」
銀侍「拙者の六畳の城を侵すのならば、ここで切り伏せてくれる!」
アル「うぉぉおおおおおおおおおお―――――――――――――――――――――っ!」
プゥッ
アル「………おっ?」←臭いで我に返った
銀侍「しまった、昼に食ったいものせいで緊張感が…」
アル「…」←ふと銀侍の部屋を見渡す
アル「…」←二次元、三次元を問わぬひたすら女な空間に困惑をする
アル「…」←銀侍の姿と部屋を見比べながらただただ困惑をする
銀侍「い、一体何者だ…? 拙者に用とあらば――」
アル「お…お前は、サムラーイじゃない!」
銀侍「何とっ…!? 拙者は侍でござる! この格好を見よ、この刀を見よ、どこからどう見ても侍でござるよ!」
アル「ご…ござる…!? ござるはサムラーイが使う語尾の言葉…だ、だがお前が、サムラーイのはずが…!」
アル「さ…サムラーイは…殺す!」
銀侍「何と…!? だったら拙者は侍ではない!」
アル「本当か!?」
銀侍「おうとも!」
アル「…………………邪魔をした」
銀侍「あいや待たれよ」
アル「何だ、俺はサムラーイを探すのに忙しい」
銀侍「そう照れずとも良い」
アル「照れる…? 何も照れてはいない」
銀侍「ふっ…悪いことは言わぬ。お主も、これを見てときめいたのであろう?」
つ18禁美少女エロフィギュア(謎の白い液体ぶっかかりver)
アル「…」スッ
銀侍「うむ」ガシッ
エロと萌えが国境を越え、1人の悲しい復讐者は友情に目覚めたそうです。
ただし、彼は銀侍をサムラーイではないと断定しただけで、サムラーイデストロイヤーではあり続けたとか…。
乙です。
>>1さんについでに質問ですが、各GSのMAX値は到達するまで非公開ですか?
今まで登場した範囲だと、以下の通りですかね。間違ってたらすみません…
ポイント 不明*655以上 ( →ノヴァ? )
アーム 600 ( →ガイア )
コート 600
バーニッシュ 500
>>28
そうですね、到達するまでは非公開ですよ
以前どっかで張ったのをもういっかい、ぺたっとしてみました
ポイント
習得:100 MAX:?
ノヴァ
習得:? MAX:?
アーム
習得:200 MAX:600
ガイア
習得:400 MAX:?
コート
習得:300 MAX:600
バーニッシュ
習得:200 MAX:600
ピラー
習得:250 MAX:?
アンテナ
習得:200 MAX:?
ステルス
習得:300 MAX:?
ブリューナク
習得:ノヴァとガイアをMAX
これが今のところ、公開可能なところですね
ゆっきー編でノヴァ狙いなのかポイントが随分と練習されたけど、まだ先は遠かったですね
>>1さん
バーニッシュのMAXは600が正ですか?
Part2の623、Part6の958を見て500かと思っていたのですが…
重箱の隅つつきのようですみません。
>>32
おお、よく見てらっしゃる…
600が正です、以前のは誤り…ということで、申し訳ないです
18時前後にまた始めるつもりです
――オマケ・あの人は今~元アイドルと元盗撮魔~――
風条「おっさん、臭いから向こう行っててくれる?」
御手洗「葵ちゃん、おっさんはないんじゃないの? そろそろ、おっさんのことをおっさんって言うと、おばさんって言われちゃう年よ?」
風条「ああん? 言っとくけど、気持ちが体に出てくるの。おっさんおっさんて自称するから、おっさんなのよ」
御手洗「いや~、葵ちゃんの若作りだろうなぁ~。だっておっさんの食指が全然動かな――ぶぼへっ!?」
風条「何か言った、おっさん」ポキポキ
御手洗「ごべんばばい…」
コンコン
風条「仕事っ――て、おっさん、散らかしすぎなのよ、片づけて!」
御手洗「任せなさい、バーニッシュ・ステルス」キラリ--ン
風条「片づけろって言ってんのよ!」ゲシィッ
御手洗「ダメなの!? 葵ちゃん、厳しいけど年取ってもいい蹴りね」
風条「だぁーっ! この、この変態おっさん! ごちゃごちゃ言わないでさっさと片づけてってば!」ゲシゲシ
ガチャ
依頼人「あの…」
風条「ハッ――ど、どうぞ~。おっさん、片づけろ」ギロ
御手洗「はぁ~い…」
風条「どうぞどうぞー、散らかってるけどすぐに助手が片づけるんで」
御手洗「んもう、給料未払いのくせにこき使って、おっさん、そろそろやんなっちゃうけど…」ブツブツ
風条「いいから、片づける。片づけたらハウス、行け」
依頼人「ここ、本当に便利屋さん…ですか?」
風条「法に抵触しない限りはお金さえもらえれば大体やらしてもらいますけど」
依頼人「実は旦那が、不倫してるんじゃないかって心配で…。素行調査って言うんですか? して欲しいんですけど…」
御手洗「んっは~、奥さん。もう大丈夫、そういうのはね、十中八九、してるから」
御手洗「だから、たまにはこういうわたしみたいなね、ちょい悪系と火遊びでもして、激しく燃え上がって――」
風条「黙んなさい、喋る下半身!」ズゴォッ
依頼人「…」
風条「素行調査、浮気をしてるんじゃないかってことなら…かかった日数×3万円です」
依頼人「お、お願いします…」
風条「この手の調査は実績あるんで、派手に遊んでるようなら1週間もすれば尻尾出ますから」
御手洗「とか言ってどうせこのおっさんに仕事させるつもりでしょーに…」
風条「連絡先と、前金だけ受け取りまして、この契約書に、サインを」ゲシゲシ
御手洗「葵ちゅわ~ん! 腰は! 腰は最近キテるからぁっ! 割とダメ、ちょっ、おっさんを労って――」
風条「はーい、サイン、確かに。前金も、ちゃんと。領収書ですね、こちら。ではでは~」
バタム
風条「おっさん、仕事よ。働きなさい」
御手洗「こっ…腰がぁ…労災、労災おりるでしょ…?」
風条「はあ? んなもんあるはずないでしょ? ほら、さっさと仕事。この仕事のお金で、久しぶりに飲むわよ」
御手洗「うっほおう、お酒、いいねぇ~。んじゃおっさん、張り切って行ってきまーす!」
独楽「美術品専門の輸送なんていう隙間産業、なかなかお目にかかれないけど…手際いいなあ…」
独楽「でもこの業者に、実は強盗団が紛れ込んでたりして」
ジェイル「まっさかあ…」
独楽「いやいや、べりべり~ってマスクを剥がしてくるかも」
ジェイル「でもそうなったらどうする?」
独楽「うーん…」
独楽「【安価下2】」
1 蹴り飛ばせば解決でしょう、きっと
2 ジェイルさんがカッコよく解決してくれますよ
3 その他、自由台詞
【採用安価のコンマ判定】
1~3 本当に強盗団が紛れ込んでました
4~9 そんなことはなかった
0 ジェイル?「こまちゃん、そいつは俺じゃないんだけどだーれと話してるの?」
独楽「協力してなんとかしましょう」
ジェイル「そうね~、そうしないと俺がどっか飛ばされちゃうからね」
独楽「お、出発の準備ができたみたいですね。行きましょうか」
独楽「運転、よろしくお願いします」
ジェイル「はいはーい、こまちゃんも早く運転できるようになってね」
独楽「がんばりまーす」
【安価下2】
1 無事に到着
2 それまでの間にジェイルとコミュっとく?
独楽「そう言えばジェイルさんって、長いんですか? 特務課」
ジェイル「そこそこね」
独楽「ずばり、1番ひどかった仕事は?」
ジェイル「あー…うーん…どれもこれもひどいもんだけど…」
ジェイル「後味悪かったのは、やっぱりあれかなあ」
ジェイル「ブラック・ライトっていう武器会社があるんだけど、そこの研究施設がある島に踏み入ったのよ」
独楽「研究施設?」
ジェイル「そうそう。んでもってね、ぞろぞろと同じ顔をした兵隊がわんさか出てきたわけ」
ジェイル「ちなみにこれ、5年くらい前のことね?」
ジェイル「でもってその兵隊、まあ感情のないロボットみたいな感じで不気味な上に強くて、年端もいかない子どもらなわけよ」
ジェイル「仕事なもんで殲滅したけど、ありゃあなかなかねえ…」
独楽「…そのブラック・ライトっていうのは、その後?」
ジェイル「うちの司令にお金が積まれましたってオチ」
ジェイル「ちなみにこの仕事出したの、司令じゃないのよね」
ジェイル「別の人が特務課を使ってあばこうとしたんだけど、逆に司令が懐柔しちゃってそれ以降はブラック・ライトと水面下で協定」
ジェイル「かぁーっ、胸くそ悪い、うん。やだよねえ…この仕事」
独楽「…そうですねえ…」
↓1~2 ジェイルとのコミュ内容
※なければ「なし」でもおkです
独楽「ジェイルさんはどうして、機関に就職したんですか?」
ジェイル「グラスパーだったしねぇ…。折角、グラスパーになったのに異能が使えないんじゃあつまらないでしょ?」
ジェイル「最初はそんだけだったよ?」
独楽「最初は、ってことは…今はどうなんですか? 続けてる理由とか」
ジェイル「この仕事っていうか、職場かねぇ? 長くやってるとさ、辞められなくなっちゃうのよ」
ジェイル「色々と知りすぎちゃって。でもってヤダからってヘタなことをすれば左遷されちゃうでしょ?」
ジェイル「左遷されるくらいなら辞職しますよ、なんてことになったら、記憶消去マッシーンであぼんよ」
独楽「…ジェイルさんって、けっこう、今の組織については否定的な感じですか?」
ジェイル「どうだろうねぇ…。案外、性に合ってるのかもねなんて思っちゃったり?」
独楽「ジェイルさんってつっこんだことを聞こうとするとごまかしに入るんですね」
ジェイル「そうやってパーソナルスペース保っておかないと危ないのよ」
独楽「感服です、ジェイルさんには」
ジェイル「んふふ、年の功ってね」
独楽「あと、颯さんについてはどう思ってます?」
ジェイル「颯? そうねぇ…強いからねえ、彼…」
ジェイル「でも彼の1番すごいのは強さじゃないのよ。分かる?」
独楽「…容赦がないとか」
ジェイル「あはは、そうかも。でも、彼はね、何というか…ストイックなのよ、意外と」
ジェイル「こうと決めたら、それを貫く鋼の意志…みたいな?」
ジェイル「もっぱら仕事にばっかりそれを使ってるから、ブレないし、どんな汚職を目の当たりにしても動じないんだろうけど」
ジェイル「その分だけ、何とも考えずに思考停止しちゃってる系だろうねぇ…」
独楽「ほうほう…。あと、颯さんっていくつなんですか? ちょっと年齢読みづらいんですよね」
ジェイル「意外と若いよ。いくつだと思う?」
独楽「うーん、課長職ですし、すごく強い人でしょうし…ジェイルさんほどでないにしろ古株っぽい雰囲気…」
独楽「【安価下2】」
1 大穴、20台前半で…24歳とか
2 若め…若めってヒントを鑑みて、28とか、29歳くらい
3 まあでも三十路くらいは過ぎてそうですね。33のゾロ目で勝負
4 その他、自由台詞
※夏伐の年齢を決定する安価じゃないからね
独楽「大穴、20台前半で…24歳とか」
ジェイル「ファイナルアンサー?」
独楽「ファイナルアンサーです」
ジェイル「……」
独楽「……」
ジェイル「ピンポーン! だいせいかーい、すごいね、こまちゃん」
ジェイル「見直しちゃったよ」
独楽「えっ、本当にですか? どうでもいいやって感じだったのに…」
ジェイル「颯、あれで24よ、今年、25? その割にキャリアがすごいのよ」
ジェイル「こまちゃんと同じ年に機関の日本支部に入って、バリバリの働きで瞬く間に実力を認めさせちゃって」
ジェイル「でもああいう性格なもんで折り合い悪くて、そこにうちの司令が目をつけて呼びつけちゃったの」
ジェイル「命令すれば何でもするってんでかわいがられて、でも誰に尻尾を振るでもなくて、仕事しかしないから信頼されちゃって」
ジェイル「余計なことに首を突っ込まない、言われたことはちゃんとやる、与えられた仕事の成功率は93.5%だったかな?」
独楽「超人ですね」
ジェイル「そうなのよ、ほんとそれ」
ジェイル「腹の底に何を抱えてるかは、分かんないけどね」
独楽「へえ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 強盗団がなかなか出てこねえ
4~6 展示したその夜にいきなり強盗団がやって来たよ
7~9 何故か盗むって予告してきたよ、様式美なのかな?
――英国・ロンドン・某美術館――
独楽「展示して1週間…。なかなか盛況ですね」
ジェイル「そうねぇ…」
独楽「なのに、全然、強盗団が出てきませんね」
ジェイル「そうなのよねぇ…」
独楽「【安価下2】」
1 もうちょっと待ちですね
2 仕方がないですね。誘き出し作戦第二弾発動!
A 偽強盗団に扮して狂言強盗をしましょう
B 警備をゆるゆるにしてみましょう
C もっともっと、金目のものを集めましょう
3 その他、自由作戦
独楽「もうちょっと待ちですね」
ジェイル「のんびりしてよーか。こまちゃん、お茶淹れて」
独楽「はい、どうぞ」
ジェイル「やったー、女の子にお茶を淹れてもらえるなんて嬉しいねえ…」
独楽「それくらいなら全然やってあげますよ」
【安価下2】
強盗団が出てくるまで…
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 0/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
※相手も併記
3 キンクリ
4 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
コート 0/300
コート 99/300
独楽(これまでのデータからして、強盗団が犯行をするのは午前1時から3時の間)
独楽(手口は異能頼りの破壊をして警備員も異能で圧倒して、そのまま逃走…)
独楽(そろそろ来てもらわないと、貸し出し期間が過ぎちゃうから困っちゃうんだけど…)
独楽(来てくれないかな? 今日あたり、怪しいんだけどなあ…)
【直下 コンマ判定】
1~3 飲み物に睡眠薬が混入されていた
4~9 睨んだ通りにやってきたよ
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート99/300
――知人――
夏伐颯:上司
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
強盗団のお名前
【安価下2】
リーダーのお名前
【安価下3】
仲間Aのお名前
【安価下4】
仲間Bのお名前
【安価下2】
ハンクの異能
【安価下3】
アビーの異能
【安価下4】
13世の異能
何か、まだ人少ないっぽい?
ので今回は連取りおkってことで、がしっとおなしゃす
パシュンッ…
独楽「あら」
ジェイル「んん~? 来たみたいねぇ」
ドゴォォォンッ
ハンク「クレイシー強盗団、華麗に参上!」
アビー「200万ユーロの絵画、貰い受ける!」
13世「名乗ってないで早くやろうよ」
ジェイル「なーんか、愉快そうな連中ねえ…」
独楽「ですねぇ」
独楽「ともあれ…【安価下2】
【安価下2】
1 ジェイルさんは絵画を盗られないようにお願いします
2 さくっと確保しちゃいましょう
3 その他、自由台詞
独楽「ともあれ…ジェイルさんは絵画を盗られないようにお願いします」
ジェイル「あいあい~、任せて。よろしくね、こまちゃん」
ハンク「華麗にいただくぜ」
バシュンッ
ジェイル「おりょ? 絵が――」
ハンク「ふっ、俺ってかっこいい」パシッ
独楽「嘘っ、異能で…!?」
ジェイル「あー、ま、だいじょーびだいじょーび、俺がちゃちゃっと、取り返すから」ダッ
ハンク「後は頼んだ!」ダッ
アビー「了解よ、ハンク」
13世「ハンクばっかりいいとこ…ずるくねえ? 姐御、あれずるくねえ?」チャキッ
アビー「いいから、目の前のをぶっ潰すわよ!」
アビーが言うと無数の鉄球が出現して独楽とジェイルに襲いかかる。
13世がワルサーを発砲すると、弾丸が鉄球の合間を縫ってさらに襲いかかる。
ジェイル「2人は任せたよ、こまちゃん」
コートを駆使しながらジェイルが突破してハンクを追いかける。
独楽「まっかせといてください!」
【安価下2】
1 鉄球を蹴り返すぜ! 明晰な頭脳にかかれば、1発蹴れば跳弾に跳弾を重ねてなんやかんやで一気に鉄球は吹っ飛ばせる
2 狙ってくるルートは読める! 一気に蹴り飛ばしてやる!
A アビー狙い
B 13世狙い
3 その他、自由
独楽「いっくぞー!」
左前方から襲いかかってきた鉄球を避けて、右後方から向かってきた鉄球に振り返った。
それを思いきり蹴り飛ばし、その先にあった鉄球とぶつかる。弾き返った弾道は計算通りに跳ね出す。
ピタゴラス装置の如く鉄球と鉄球はぶつかり合いながら弾道を変更されていき、最後に4つの鉄球がアビーと13世に向かっていく。
アビー「なっ…!?」
13世「嘘だぁー!?」
ドゴォォンッ
独楽「いやー、頭使ったぁ…」
アビー「何てデタラメなこと…!」
巻き上がった粉塵の中からアビーが飛び出してきて、独楽にナイフを向ける。
それをアシストするように13世が発砲し、操作された弾丸が独楽の動きを抑制する。
13世「姐御、やっちゃえ!」
独楽「見えにくいけど、それだけ統制された動きならどこにあるか分かっちゃうんだよね」
【直下 コンマ判定】(身体能力超優秀+2)
1~3 分かってても避けるのが精一杯でした
4~6 銃弾を避けながらアビーと渡り合えちゃう
7~9 銃弾ピタゴラス装置がアビーと13世を逆に撃ち抜いた
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 独楽「さてさて~、アジトがどこか、教えてもらえるかな?」パンパン
奇数 異能犯罪対策課が乱入してきた…?
※0は偶数扱いなんだよ
アビーの繰り出したナイフを避けて、その手首をひねった。
飛来した弾丸の軌道を逸らしながら独楽がアビーを蹴り飛ばすと、ワルサーを構えていた13世に直撃する。
アビー「何て、蹴り…!」
13世「姐御、重いー!」
アビー「重いって何よ、ちょっと!?」グイッ
13世「うわ、それどこじゃない、後ろ後ろ――!」
アビー「レディーの体重がそれどころじゃないってね、あんた!」
聞き捨てならない13世の発言にアビーが胸ぐらを掴んで揺さぶる。
だが、その背中に独楽の飛び蹴りが炸裂して2人まとめて激しく蹴り飛ばした。
アビー「っ――」ドサッ
13世「姐御ぉぉっ!?」ユサユサ
独楽「さてさて~、アジトがどこか、教えてもらえるかな?」パンパン
13世「…は、はい…」
【安価下2】
1 アジトに先回りだぜ
2 ジェイルに2人は確保したよーって連絡をしておく
――ロンドン・某所・強盗団のアジト――
独楽「うわぁ…盗まれたお宝がいっぱい…」
13世「ねえこれほどいてよ…」
アビー「こんなところでお縄になるだなんて…ハンス、戻ってこないで…」
独楽(この盗品…どうなるんだろう)
独楽(本来なら元の所有者のところなんだろうけど、腐ってるからなあ…)
独楽(誰かの懐に入っちゃいそう…。でも、今のわたしの立場じゃヘタなことはできないし…うーん…)
【安価下2】
1 ジェイルに委ねておこう。ジェイルの上の人に、貸し1つになるのかも
2 ここは上司に相談だ。夏伐は誰の派閥でもないっぽいし
3 いいや、元の持ち主に送り届ける準備しちゃおう。誰から見ても正しいことをしておいて、ムリに左遷なんてできないもの
4 その他、自由
独楽「ジェイルさんが誰についてるか分からないけど、ジェイルさんって悪い人っぽくはないんだよね」
独楽「その人に貸しが作れて、今の機関についてどう考えているか分かれば…突破口にはなるかも」
独楽(勝手な信頼寄せて裏切られたらヤダけど、信じないことには何も始まらないし…)
ガラァンッ
バタバタッ
ハンク「ふぃーっ…あのおっさん、ヤバいな…」
ハンク「逃げ切れて良かっ――あれ?」
独楽「こんばんはー」
13世「ハンクのバカぁ…」
アビー「逃げな、ハンク!」
独楽「【安価下2】」
1 お縄についてもらいますよ。逃げないでね
2 1つだけ、忠告をしておくと…ヘタに逃亡しようとすればやむなく殺害っていう最悪のケースにもなるよ
3 その他、自由台詞
独楽「お縄についてもらいますよ。逃げないでね」
ハンク「逃げるなと言われて素直に逃げない泥棒が、どこにいる!」
ハンク「あばよ、アビー、13世! お前らとの強盗、楽しかったぜ!」
独楽「うわ、ためらい少なっ!?」
アビー「それでこそだ、ハンク!」
13世「そこはさぁ、仲間のためにーとか言うとこだろ、なあ!?」
ハンク「華麗に逃げるぜ!」ダッ
独楽「逃げないでって、言ったのに!」
転がっていた酒瓶を独楽が蹴った。
酒瓶が丸まりながらハンクの背中にぶつかるが、コートで受け流される。
ハンク「はっはー、その程度で!」
【直下 コンマ判定】
1~3 逃げ足早いな、おい
4~6 ジェイルさんが到着&確保したよ
7~9 コートで受け流されるのも計算の内よ!
【安価下2】
ジェイルさんの異能って何?
モクモクの実か、これは強キャラ臭がするね
―――――
ハンク「それじゃあな、ロンドン!」
ハンク「今度はパリジェンヌと仲良くなろうか――」
モワァ
ジェイル「パリジェンヌってねえ、大変なのよ? けっこうわがままなのが多くて」
ハンクが出口をくぐろうとした瞬間、白い煙がそこから溢れるように出てきた。
煙に飲まれたハンクが慌てて飛び退こうとしたが、煙が何故か彼の足を掴んで引き寄せる。
ハンク「ちょっ、何だこれ!?」
ジェイル「体力なくなってるおじさんを、さんざん走らせてくれちゃったねえ」
煙が消え去ると、ジェイルがハンクの両手を背中の後ろで押さえつけていた。
組み敷かれたままの体勢でハンクはもがこうとするが、ジェイルはビクともせずにタバコをくわえて火をつける。
ジェイル「鬼ごっこはもうおしまい」
ジェイル「ジュニア、お前も親父さんと同じとこにぶち込まれちゃうからね?」
ハンク「それだけは勘弁してっ!」
ジェイル「ダーメ、最近は厳しいのよ? グラスパーの犯罪者に対して」
独楽「おお、何だか余裕さがかっこいい…」
13世「ざまーみろ、ハンク! でもやっちゃったよ、お先真っ暗だぁ…」
アビー「ああ…グラスパーズプリズン…。この世の地獄に突っ込まれるなんて…」
独楽「ジェイルさん、この盗品なんですけど」
ジェイル「あー、うん。何よ?」
独楽「これの処分は、わたしには分からないので…ジェイルさんにお任せってことでお願いします」
ジェイル「んん~? いいの?」
独楽「ジェイルさんがリーダーを捕まえてくれたんですから、これくらいは当然ですよ」
ジェイル「んふふ…そう? ありがとうね、こまちゃん」
【直下 コンマ判定】
1~3 何もなし
4~9 ジェイル「こまちゃんみたいなコは、嫌いじゃないよ。いいことあるかもね」
――異能管理機関本部・司令部特務課――
独楽「ふぅー…これで事後案件は全て終わり」
独楽(盗品はジェイルさんが回収して、どこに行ったか闇の中…)
独楽(ジェイルさんの書いた書類には、盗品はすでに売却されていた…か)
独楽(これは確実に流れちゃったね、どっかへ)
独楽「はぁ…疲れたなあ…」
颯「神瑠璃」
独楽「はいはーい?」
颯「…お前、何かしたのか?」
独楽「何か…? 何でですか?」
颯「お前に任せたいって仕事が入ってきた」
独楽「…どなたからですか?」
颯「7人議会の1人…【安価下2】だ」
独楽(まさか、ジェイルさんがついてる人って…そんなに上の人だった系…?)
【安価下2】
7人議会の1人とか言うすごい肩書きの方のお名前
※外人名でおなしゃす
独楽「ダイル・ヴァリエルツ…?」
颯「相手が分かってるのか、7人議会だ」
独楽「そりゃ分かってますよ。長官がああしたい~って発案したのを審査するところですよね?」
独楽「7人議会で否決されたら長官の意見が通らないけど、解散権は長官が持ってるからややこしいことになってる…」
颯「そのダイル・ヴァリエルツから、直々だ」
独楽「内容は何なんですか?」
颯「花を買ってこい、だそうだ」
独楽「ああ…そういう…」
颯「…お前がどうなろうと俺には関係ない」
颯「だが…安易に他言すればどうにかなるぞ」
独楽「ご忠告ありがとうございます」
独楽「【安価下2】」
1 じゃあ、早速、お花を買いに行ってきまーす
2 ちなみにヴァリエルツさんって、どんな人ですか?
3 その他、自由台詞
独楽「ちなみにヴァリエルツさんって、どんな人ですか?」
颯「…機関上がりだ。7人議会は半数以上を機関外部の識者、それ以外を機関に属していた経歴の持ち主から選出される」
颯「ヴァリエルツは機関本部の情報部に所属していた経歴の持ち主で、俺は2度しか顔を合わせたことがない」
颯「その時の印象は…一口で言うなら、化けの皮を剥がしたくなる男だ」
独楽「ははーん…くせ者っぽいですね」
独楽「ちなみに、今の機関についての立場的なものとか…」
颯「俺はそんなことに興味がない」
独楽「ですよねー…」
颯「仕事だ。さっさと行け」
独楽「はーい」
独楽(さあて…どんなお話をされるのかな?)
【直下 コンマ判定】
1~3 ダイル「ミス・コマ。単刀直入に聞こう。キミは何が望みかな?」
4~6 ダイル「先日の盗品の件…。あれはどういう意図があったか、聞いておきたくてね」
7~9 ダイル「こまちゃん、だったね。盗品の件で礼を言っておこう」
ダイル「先日の盗品の件…。あれはどういう意図があったか、聞いておきたくてね」
独楽「どんな意図も何も、わたしは新人なのでジェイルさんに判断を仰いだだけです」
ダイル「実に有能な人材だと報告が入っているよ、独楽」
ダイル「聡明なキミならば…あの任務の裏側を察しているのではないかね?」
独楽「裏側と言われましても…。本来は対策課が当たるようなお仕事にどうして特務課があてがわれたのかくらいしか」
独楽「きっと対策課を出し抜くことに意味があったんじゃないかなあと思ってますけど」
独楽「そうすることで得られるメリットは、1つ目、単に対策課の顔に泥を塗ってやれる」
独楽「2つ目、盗品に紛れ込んでいた、さっぱり価値のない落書きみたいな絵」
独楽「あの絵には誰かから誰かに宛てたメッセージが書かれてたりして、あの強盗団が手違いで盗んだから回収したかった…とか」
独楽「陰謀論なんて、ただの妄想と同じですけどね」ニッコリ
ダイル「ははは、実にユニークな発想だね」
独楽「【安価下2】」
1 答え合わせはしてくれないんですか?
2 ヴァリエルツさんは、7人議会のお1人みたいですけど…もっと上に行くつもりがあるんですか?
3 その他、自由台詞
独楽「ヴァリエルツさんは、7人議会のお1人みたいですけど…もっと上に行くつもりがあるんですか?」
ダイル「ふむ…どうだろうねえ」
独楽「まだまだ新入りなもので、機関にどんな人がいるのかよく分かってないんです」
独楽「だけどソルジュ司令はこのままだと、ピエロ部長に出し抜かれちゃいそうですし…」
独楽「仮にそうなっても、機関はこれまで通りの体質なまま、何も変わらないと思ってるんですよ」
ダイル「滅多なことをそうそう言うものじゃないよ、独楽」
独楽「いやあ、でも、変わらないものって素敵な側面もあるけど、寂しいものでもありますよね」
独楽「変わらない山並み、変わらない人の温かさ…。でも、そこにこびりついて落ちてくれない汚れは、ちょっと良くないと思ってます」
独楽「せいいっぱい息を吹きかけて、ごしごし磨いて落とせたら、気分もさっぱりするんでしょうけど…」
独楽「ヴァリエルツさんはそういう汚れ、気になる感じですか?」
ダイル「ふうむ…」
ダイル「しかし、頑固だからこそその汚れは落ちてくれないのではないかな?」
ダイル「落とせるものなら落としたいと雑巾を硬く絞っても、落ちてはくれないからそうなっている」
ダイル「がんばってそれを落とそうとしても、徒労に終わるばかりか、握っていた雑巾のようにぼろぼろになるかも知れない」
ダイル「骨折り損のくたびれ儲け、というやつになりかねない」
独楽「【安価下2】」
1 でもある日突然、頑固な汚れも落とせる洗剤が新発売されちゃったりして、それが転がり込んだりしてきたら?
2 じゃあヴァリエルツさんは…別に汚れててもかまわないと?
3 その他、自由台詞
独楽「でもある日突然、頑固な汚れも落とせる洗剤が新発売されちゃったりして、それが転がり込んだりしてきたら?」
独楽「まあもちろん? そこにあるだけじゃ意味ないかも知れないですけど…使ってみたいと思います?」
ダイル「ほほう…そんなものが本当にあるのかね?」
独楽「もちろん、使う人次第かも知れないですけど」
独楽「それに汚れは落とせても、傷がついていたりしたら洗剤じゃあ綺麗にならないですからね」
独楽「ダイルさん、わたしは本気ですよ?」
【直下 コンマ判定】
1~3 ダイル「…ではしばらく、その新発売の洗剤の評価でも気にして…それから購入を考えようか」
4~6 ダイル「ちなみにその洗剤、返品はできるものかな?」独楽「レシートがあれば多分」
7~9 ダイル「わたしはね、綺麗好きなんだ。気が合いそうだね、独楽」
ダイル「わたしはね、綺麗好きなんだ。気が合いそうだね、独楽」
独楽「やっぱり気分がいいですもんね、綺麗だと」
ダイル「長官も綺麗好きでね」
ダイル「しかし、現実、7人議会まで登り詰めたはいいが、わたし以外は汚物そのものだ」
ダイル「長官もがんばってはいるが、議会がノーと言えば否決をされてしまう」
ダイル「だから議会の解散を言い渡した後、再びの議員選出で長官の側に立てる者を集めないといけない」
独楽「けれど議員の選出は機関の職員による投票…。不正が横行する現在の体制では、どうしても半数以上を長官の味方にできない」
ダイル「そこでね、キャリアがあって、汚れていない優秀な人材を捜しているんだ」
ダイル「そうした人を新たに議会へ取り入れることができれば…この掃除をする段階に至れる」
独楽「なるほどなるほど…。でも、得てしてそういう人に票を入れるメリットがないから、腐りまくってしまっている」
独楽「それに腐った方法で議席をしかるべき人へもぎとったところで、それに味をしめられてしまったら意味がない」
ダイル「まずは仲間探しからやらねばならない。それも、秘密裏に」
ダイル「その上で、議員にふさわしい彼らに票が集まるような経歴をつけ、汚れた手足を蹴落とそうとする者を牽制する」
独楽「難しいですね」
ダイル「本部の職員の票は、ソルジュくんか、ピエロくんに集まってしまうだろう」
ダイル「だが、着目すべきはこの腐敗した組織の中にいながら、中央の権力から弾かれてしまっていたり、興味を持っていない票だ」
ダイル「いわゆる左遷支部には全体の4割近い職員が所属している」
ダイル「加えて、そもそも投票の権利を破棄しているような職員もそこそこいるのだ」
ダイル「独楽、キミはこの票をまとめられると思うかな?」
独楽「【安価下2】」
1 やりましょう。そのための、新発売ですから
2 難しいでしょう、それは
3 その他、自由台詞
独楽「難しいでしょう、それは」
ダイル「じゃあ他に何かいい案があるのかな?」
独楽「んー…そう言われると悩んじゃいますけど…」
ダイル「対案を出したまえ」
独楽「対案…対案…」
独楽「【安価下2】」
1 結局、不正をする人を追い出すだけで根本的な解決になってないんですよね
A ここはひとつ、汚れを1つずつ落としましょう。人間の口はものを食べるためだけにあるんじゃないですから
B そういう人を、こう…消しちゃう的な?
2 思い浮かばないですねー…。それしかないか
3 その他、妙案求むよ!
独楽「思い浮かばないですねー…。それしかないか」
ダイル「難しいとは言え、不可能ではないだろう」
ダイル「がんばってくれたまえ。ただし…わたしは庇ってやることができない」
ダイル「左遷されればよほどのことがない限り、ここへは戻ってこられない」
ダイル「ここに戻れないということは、だ。キミの本部職員という肩書きが永劫消え去り、発言権も消え去るということ」
独楽「発言権…ですか。気にしたことがなかったんですけど」
ダイル「左遷支部にでも行けば分かるだろう。どれだけ本部職員の言葉がチカラを持っているのか」
独楽「うーん…腐ってますねえ」
ダイル「もっともだ。だからこそ、掃除のしがいがあると思わないかね?」
独楽「そうですね」
ダイル「やり方は任せるよ。綺麗になりさえすれば…その過程で汚れたとしても、最終的にそれさえ落とせれば」
ダイル「わたしは何もかまいはしない。清浄な機関を、ともに目指そう」ニコリ
独楽「…ヴァリエルツさんの笑顔は、漂白剤をまぶしたみたいな綺麗さなんですね」
ダイル「ふふふ…言うねえ、キミは」
独楽「では、お花は無事にお届けたしたので、これで。失礼します」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート99/300
――知人――
夏伐颯:上司
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
――異能管理機関本部・司令部特務課――
カタカタ…
独楽(うーん…誰が議会に入るかが問題なんだよね…)
独楽(票集めをがんばらなくても、ある程度、票が入って、かつ、不正はあまり許さないような人格者…)
独楽(そういう人のほとんどは左遷支部にいるんだろうけど…そこに人を流しすぎたのが逆に、って感じだよね)
カタカタ…
独楽(でも何か、こういう票集めとかも充分グレーな感じがしてなあ…)
独楽(とりあえず、他支部に行くようなことがあったら声をかけてみよう)
独楽(こりゃ、いつまでかかるか…)
リダ「颯さーん、ランチしませんか?」
颯「寄るなビッチが」
リダ「はいっ、ごめんなさい…」
独楽(リダは相変わらずだなあ…。さすがに颯さんに取り入っていいことなんて…あれ?)
独楽(颯さんって実力はあるし、口が悪いけどマジメだし…経歴すごいし、議席取れるんじゃない?)
独楽(何だかんだで議会に入ったら賄賂とか絶対に受け取りそうにないし、意外にああいう人に憧れてる人多そうだし)
独楽「…」
颯「神瑠璃、何をじろじろ見てる? 仕事はしたのか?」
独楽「終わってます!」
颯「終わってるなら次の仕事を取りにこい」
独楽「【安価下2】」
1 颯さん、颯さん、ランチしません?
2 …いや、ないか
3 その他、自由台詞
独楽「颯さん、颯さん、ランチしません?」
リダ「今しないーってわたしが断られたばかりなんだよ?」
颯「お前が金を出せ。あとマズいメシ屋だったら2度とお前とメシは食わない」
リダ「行くんですか!?」
独楽「ビッチじゃないからねー、わたし」
リダ「ええー? そんなあ、おっぱいずるいー!」モミッ
独楽「ちょっ、いきなりやまてよぉっ…」
リダ「うわーん、ビッチじゃないもーん」モミモミ
颯「早くしろ、神瑠璃」
独楽「はーい。リダ、じゃあね~」
バタムッ
ジェイル「…」
リダ「…こまちゃんめ…」ギリッ
ジェイル(女の子、おっかなー…)
【安価下2】
颯さんとどんなお店行く?
1 英国と言えば、なフィッシュ&チップスを出してくれるお店
2 どんな国でも中華は外れないだろう、の法則
3 スシ・レストラン発見。ちなみに寿司ではなく、スシなのがミソ
4 その他、どんな店?
颯「…………何だ、この店は」
独楽「ほ、ほらっ、案外、こういうお店の方がおいしい料理を出したりしそうじゃないですか」
颯「…マズかったら殺すぞ」
独楽「ま、またまた~、口が悪いと嫌われちゃいますよ?」
颯「それがどうした」
独楽「ところで颯さん、あそこのテーブルの汚れとか気になります?」
独楽「わたしだったら早く拭いちゃいたいなーって感じになるんですけど」
颯「サービスのなってない店だな」
独楽(ああ…ミスったかも? いやいや…でも…)
独楽「【安価下2】」
1 颯さんって、お掃除好きですか?
2 颯さんにお願いをしたいことがあるんですけど
3 その他、自由台詞
独楽「颯さんって、お掃除好きですか?」
颯「いきなり何だ?」
独楽「例えばですよ。すごく尊敬をしている人のお家に遊びへ行って、そこがまあ汚い」
独楽「その家主は嫌だなあ、汚いなあ、って思ってるのに家族がだらしなくって、それを嫌と思ってない」
独楽「でもって、その家主さんが小声で『ねえねえ、綺麗なお家の方がいいよねえ? お掃除してくれない?』なんて言ってきて」
独楽「颯さんは、どうします?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「そういう話をしたいなら、俺は帰るぞ」
4~6 颯「そいつが本当に、俺が尊敬をしている人物だったのなら手伝ってやらないこともない」
7~9 颯「徹底的に掃除をする。…本当にそういう状況なら、な」
颯「徹底的に掃除をする。…本当にそういう状況なら、な」
独楽「その方が気分がいいですもんね」
颯「だが…俺は誰かを尊敬なんてしたことがない」
颯「そもそも掃除なんてものは、ゴミをまとめて放り出すだけだ」
独楽「うわ、大胆なお掃除…。あんまり細かくはしないんですね」
颯「興味がない」
独楽(これはちょっと、颯さんをその気にさせる必要があるな…)
独楽(その気になってくれさえすれば、すごく心強そう…だけど)
颯「それでお前は、俺に何を期待しているんだ?」
独楽「颯さんは間違ったことはしないんじゃないかなあ、と」
颯「確かに俺は間違ったことはやらない。だがそれは、俺の価値観に照らし合わせた上でだ」
颯「お前のように、万人が共通して持つ価値観というやつは重視していない」
独楽「お見通しなんですね」
颯「…俺を利用できるならしてみろ。ムリだろうがな」
店員「お待たせー。料理もってきたよー」
【直下 コンマ判定】
1~3 その後、2度と颯さんはこまちゃんからのランチのお誘いに応じることはありませんでした
4~6 その後、颯さんは何とも言えない顔で食事をしました
7~9 その後、颯さんから何かと食事に誘われるようになりました。しかもお金まで出してくれるようになりました
―――――
一旦ここまででやんす
ありがとうございました
独楽「久しぶりの、休日ーっ!」ググ-
独楽「なーにしようかな~? 買い物してもいいし、難航中のおいしいレストラン探ししてもいいし…」
独楽「ああ、社会のしがらみに関係ない休日の何て素晴らしいこと…」
prrrr…
独楽「おっとぉ?」
独楽「こんなタイミングで一体…」
独楽「…予想されるのは急な仕事の呼び出し」
独楽「もしくは迷惑極まりないお節介の呼び出し」
独楽「…あとは…何だろ?」
【直下 コンマ判定】
1~3 リダ『こーまちゃん、あのね、これから、ピエロ部長主催のパーティーがあるんだ~』
4~6 颯『休日はずらせ。急な仕事が入った』
7~9 独楽「ああ…その書類なら、明日までですよー、はーい、ご苦労さまでーす」
出おったわ…
【0.00】
【直下 コンマ判定】
偶数 颯『神瑠璃、お前の掃除、手伝ってやる』独楽「えええええっ!? い、いきなりどうしたんですか!?」
奇数 颯『神瑠璃、緊急案件だ。戦争を阻止するぞ』独楽「せ…戦争?」
※0は偶数扱いなんだよ!
颯『神瑠璃、お前の掃除、手伝ってやる』
独楽「えええええっ!? い、いきなりどうしたんですか!?」
颯『状況が変わった』
独楽「じょ、状況? でも颯さんがそんな、意思表明…」
颯『だが表向きに何も変わることはない』
颯『いいか、神瑠璃。…一刻も早くだ。機関の体質を変革する』
独楽「【安価下1】」
1 颯さん、何があったんですか?
2 は、はい…。どうぞよろしく
3 その他、自由台詞
独楽「は、はい…。どうぞよろしく」
颯『それと、1つお前に忠告をするぞ』
独楽「何です? あとさっきから、声のトーン低すぎて怖いんですけど。叱られてるみたいで嫌なんですけど」
颯『本部の人間は、誰一人として信用するな。…俺以外な』
独楽「誰一人…?」
颯『大掃除になる。俺の掃除がどういうものかは、分かっているな?』
独楽「…盛大なゴミ捨て戦法」
颯『俺をどこかへ飛ばせばどうなるかは、ソルジュやピエロがよく知っている』
颯『お前が左遷されるような心配はあまりないが、派手なことはしすぎるな。いいな』
独楽「…ほーい」
ブチッ
独楽「……颯さんに、一体何が…」
独楽「派手なことはしすぎるな…か。そういうのって、ちゃんとどれくらいのラインまでオーケーか教えてほしいよねぇ」
独楽「…」
独楽「うーん…折角の休日なんだけどなあ…。思いっきり楽しみたかったのに、朝っぱらから変な気分になっちゃった…」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 99/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
※相手も併記
3 颯に何があったのか、探ってみますか
4 その他、自由
おっと、下1タイムだった、すまぬ!
――異能管理機関本部基地――
独楽(休日なのに職場に来ちゃうとかもうね…)
独楽(でも気になっちゃったし、むしろ、ここんとこの裏を取らないと逆にね、ないと思いたいけどはめられるかも)
独楽(颯さんだし、ないとは思うけど…何もかもを知ってるような深い間柄でも、長いつきあいでもないし)
独楽(これくらいはしておかないとねー…)
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「あーれれー…? さっぱり何も出てこないぞー…?」
4~6 独楽「おおっと? 何やら怪しい会話が盗聴器に引っかかりましたな」
7~9 独楽「さてさてー、颯さんに何があったか、解禁といきましょうか…」
独楽「あーれれー…? さっぱり何も出てこないぞー…?」
独楽「おっかしいな…。このわたしでも探れない情報だなんて…よっぽどのこと?」
独楽「でもそれならそれで、波紋が広がればどこかに影響くらい出るはずなんだけど…」
独楽(機関をいくら調べても出てこないなら…颯さん自身に何かあったのかな)
独楽(てっきり、機関が何かやらかして颯さんが見切りをつけたものかと考えてたけど、違う?)
独楽(となると…颯さんのごくごく個人的なところに機関が何かをしちゃったりして、それが逆鱗に触れたケース?)
独楽「ふーむ…」
独楽「【安価下1】」
1 よし、その線で調べてみよう
2 いいや、本人から聞いちゃえ
3 その他、自由
独楽「よし、その線で調べてみよう」
独楽(となると、まずは知られざる颯さんの情報を探ってみて~)
カタカタ
独楽(えーと、日本出身…もうすぐ25歳で、機関に就職して7年…)
独楽(それまでは、一般市民――じゃないんだ?)
カタカタ…
独楽(ええー…? 何これ、何これー?)
独楽(わたしと同じ年で機関に所属とか丸っきり違うじゃーん)
独楽(就職以前からほとんど機関の人間じゃーん、めっちゃくちゃ隠蔽されてる機関暗部の特殊部隊所属じゃーん)
独楽(こんなのがあったなんて初めて知っちゃったよー?)
独楽(ジェイルさんに聞いてたのと全然違ってるよー?)
独楽(ジェイルさんがわざと嘘を言ってたのか、表向きのことを言ってたのかは置いといて、人生ハードモードよ、これ…)
独楽(颯さーん、あなた…あなた、ほんとに経歴ヤバいっすわー)
【直下 コンマ判定】
判明した夏伐颯の経歴とは…
偶数 グラスパーであった父親を10歳のころに殺害、それを機関に見出されて若干10歳から…
奇数 難病を患っている弟の治療と引き換えに15歳で機関に所属。でもよくよく調べると、その弟さん、もう…
独楽(難病の弟の治療をすることを約束に、機関に15歳で所属…)
独楽(それで機関暗部の特殊部隊…これ、何してる部隊よ? 予算莫大すぎるでしょ…)
独楽(18歳で正式に機関に就職ってことになってからは、大体聞いてた通りだけど…)
独楽(この感じだと密約的な感じで最初っから、ここに来るのが決まってたみたいな活躍の仕方じゃん)
独楽(ヘタなことをすれば弟さんの治療がーって感じで従ってたのかな…?)
独楽(それでも誰かに与するような素振りを見せずに仕事だからっていう名目でひたすら司令の犬になって…)
カタカタ
独楽(でも…この弟さん、もう…)
独楽「……こいつぁヤバいぜ」
独楽「こんなことしてただなんて、ほんっとにもう…腐りきってる…」
独楽「…騙して、欺いて、裏切って」
独楽「人を人とも思わない所行って、まさにこのことだね…」
独楽「はぁぁ…胸くそ悪っ」
独楽(颯さん、このことを知ったのかな…? ずっと、弟さんのために頑張ってきて、その報いがこれ?)
独楽(……許せない)
【安価下1】
1 許せないけど、こんな事実を知った颯さんが心配になってきた。会って話をしよう
2 腹立たしいけど、颯さんの問題だ。ヘタに何かするべきじゃないね
独楽「でも憤るのは後回しだ…」
独楽「颯さんがショックを受けてるかも知れないし…こんなに長い間、騙され続けてきた颯さんが心配」
独楽「颯さんと話さなきゃ」
・
・
・
――ロンドン・大病院・片づけられた病室――
独楽「颯さん!」
颯「…神瑠璃」クルッ
独楽「【安価下1】」
1 わたしの胸で良かったら、わんわん泣いてください!
2 かける言葉は分からないです。でも、そばにいますから! 1人じゃないですよ、颯さんは!
3 その他、自由台詞
独楽「かける言葉は分からないです。でも、そばにいますから! 1人じゃないですよ、颯さんは!」
颯「…」
独楽「…」
颯「お前は何を言ってる?」
独楽「かける言葉は分からないです。でも、そばにいますから! 1人じゃないですよ、颯さんは!」
颯「繰り返さなくても分かってる」
颯「神瑠璃…お前、またこそこそと調べたのか?」
独楽「ごめんなさい。でも…人を信じるための第一歩は、自分を信じて事実を確認することだと思いました」
独楽「だけど、出てきたものがあんまりにもショッキングで、他人のわたしがこんななら、当事者の颯さんはって…いてもたってもいられなくて…」
颯「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「騙されていた俺がマヌケだっただけだ」
4~6 颯「…そうか。…だが、俺はヤワじゃない。…礼だけ言っておく」
7~9 颯「1人じゃないか…。ガラじゃないが、少し…ほっとした。独楽…お前は、いい女になるぞ」
颯「…そうか。…だが、俺はヤワじゃない。…礼だけ言っておく」
独楽「寂しかったら、いつでも呼んでいいですから」
独楽「颯さんが強い人だっていうのは、何となく分かります。でも、強い人だから…弱くなれないこともあるんだと思うんです」
独楽「落ち込むくらいなら、空元気でも笑ってた方が絶対にいいです」
独楽「笑えないようなら、いつでもわたしを頼ってくれれば――」
颯「うるさい」
颯「…俺が1人じゃないのなら、そううるさくかまうな」
颯「やるべきことがある限り、立ち止まることはない。お前は、俺のそばにいろ」
独楽「…はいっ!」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート99/300
――知人――
夏伐颯:上司 機関改革協力者
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
―――――
今夜はここまでです
ありがとうございました
こまちゃん編…すごく難しい
――オマケ・大乱闘!グラスプバトラーズ!――
由司「えい、やあっ!」ガチャガチャ
律「なかなか…!」ガチャガチャ
明「おや、何をしてるんですか? 2人で」
由司「パパの作ったゲームしてるの!」ガチャガチャ
律「2時間以上プレーすると、自動で電源が落ちる強制タイマー機能つきと、ブルーライト遮断画面だから心配はなしです!」ガチャガチャ
明「格闘ゲームですか――って、何かこのキャラ、すごく見覚えがあるような…。湊? それに、冬也さん?」
由司「お日様アターック!」
律「ふふふ、冬也兄ちゃんの特性は遠距離攻撃の湾曲反射! カウンター!」ガチャッ
由司「そんな!? あああっ、負けた…!」
律「冬也兄ちゃんとか、湊兄ちゃんとかを忠実に再現して格ゲーにしてみたんです。これからの時代はグラスパーの理解が必要だと思って」
明「なかなか凝ったものを…。わたしはいないんですか?」
由司「いるよ! でもママ弱いの」
明「聞き捨てならないですね」
律「ママは強いよ、由司。でも、最強キャラはパパなのだ!」
由司「パパが1番弱いよ、攻撃してもダメージ1しか入らないもん」
律「ふふふ…じゃあ、パパがパパを使ってあげよう」
由司「じゃあぼく、今度はリク使う!」
明(勝ち目ないような…)
画面『レディー、ファイッ!』
ガチャガチャ
ドガッ
ドゴゴゴッ
由司「リクが1番使いやすくて強いもーん! 今度は負けないから!」
律「よしっ、必殺技ゲージマックス、ここにコマンドを入力して、超必殺技!」ガチャガチャ
画面『超・必殺! ケラウノス!』
ズドォンッ
バリバリバリィッ
由司「えー!? 1発で負けた!」
明「これ…キャラデザだけ変えたら売れそうですね」
由司「ママもやろうよ。ね!?」
明「しかし、あまりテレビゲームは…」
律「大丈夫です、ハンデ設定すれば全然! 最大4人まで同時プレーできますから。はい、明」
明「じゃあ、自分を使ってみますか」
ワイワイ
明「ちょっとこれ、わたしの攻撃力が低くないですか? ゲームバランスとか…」
律「ケラウノス、発動! パパの勝ちー!」
由司「パパずるいー! それ禁止だよ、禁止!」
律「必殺技を出させなきゃいいだけだよ~」
萑部家は今日も平和で幸せな家庭のようです。
――オマケ2・大乱闘!グラスプバトラーズ!のキャラ設定――
朝霧冬也(2Pver.モッズコート)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:3900 武装:コルト・スターバースト
必殺技:フルバースト 超必殺技:光蝶展開(GS・異能使用不可空間) 特性:遠距離攻撃の湾曲反射
宮東湊(2Pver.エプロン+頭に手拭タオル)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:3710 武装:ペンライト&ヒートグレネード
必殺技:お日様光線 超必殺技:お日様光線からのガイアアタック 特性:明るいフィールドでの異能攻撃力増加
リク(2Pver.ヒーロースーツ)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★★☆ HP:3900 武装:氷の剣
必殺技:氷柱アタック 超必殺技:超巨大氷塊落とし 特性:一定確率で相手凍結(短時間行動不可)
萑部明(2Pver.スパイスーツ)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★★☆ HP:3500 武装:ー
必殺技:金属バットフルスイング 超必殺技:近代兵器問答無用100連発ぶっ放し 特性:強攻撃のリーチが毎回変わる
槙島軍人(2Pver.電気街の熱血アニオタ軍曹)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP:4000 武装:ー
必殺技:バーニング 超必殺技:ブルー・バーニング 特性:スタン耐性高め
ハワード・ロックフェラー(2Pver.黒スーツ)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:3800 武装:長ドス
必殺技:レールガン 超必殺技:スーパー・ハワード(一定時間全ステータス+3) 特性:怯み耐性高め
卍道千景(2Pver.メイド服)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★★ 敏捷性★★★★★ HP:3300 武装:イージスアーマー
必殺技:小型ミサイル16連発 超必殺技:30連コンボ 特性:HP減少に応じてステータス弱体化
野老幸晴(2Pver.ボディアーマー)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★★★☆ HP:3100 武装:銃&ナイフ
必殺技:人体破壊三連突き 超必殺技:耐久無視固定ダメージ2000突き 特性:タッグバトル時仲間快復可能
ボルト(2Pver.首にバンダナ)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★★★★ HP:3500 武装:ー
必殺技:武器破壊 超必殺技:未来予測迎撃(一定時間全カウンター) 特性:攻撃が当てられにくい
萑部律(2Pver.白衣なし)
攻撃力☆☆☆☆☆ 耐久力★☆☆☆☆ 敏捷性★☆☆☆☆ HP:800 武装:ー
必殺技:アゲアゲくんオールスターズ 超必殺技:ケラウノス(確殺攻撃) 特性:通常攻撃が1ダメージしか入らない
最大4人まで同時対戦可能!
相手のHPを先に0にしたら勝利! 多彩なグラスプスキルのアクションと、強力な必殺技で相手をやっつけよう!
タッグモードでは特定のタッグを組むことで協力必殺技が発動できるぞ!
冬也と湊の光蝶乱れ撃ちや、幸晴とボルトの未来予測連携だけでなく、様々な可能性を試してみよう!
ゲームは連続で2時間まで!
2時間を過ぎると自動セーブで電源が切れて最低1時間の休憩を挟まないと再起動できないぞ!
同梱のブルーライト遮断シートを画面に張りつければ、目を悪くする心配を少しだけ軽減できるぞ!
SASABEが放つ、3世紀先のゲームをキミも体験しよう!
――オマケ3・BOSS~たった一つの冴えないやり方~――
凪「体験版? SASABEがゲームにまで手を出してきた…うわ、わくわくする」
勝正「テレビゲームばかりして育つ子どもが増えたら、将来の日本は…」
政仁「いいからやろうぜー。ハワードもやるだろ? コントローラー4人分あるし」
ハワード「…」
・
・
・
凪「このゲーム、面白っ! 次々、早く次やろうよ!」
ハワード「…」
勝正「凪兄さんは…得意だな、やっぱり」
政仁「俺バカだから分からねーけどおもしれー!」
勝正「だがバカ、お前はバイトの面接練習の時間だ。凪兄さん、ハワードとやってくれ」
政仁「かっちゃん、放せー! ゲームしたいのに~!」
ズルズル
凪「ハワード、勝負しよ、勝負! 早く! キャラ選んで」
ハワード「…」pipipi
画面『レディ、ファイ!』
凪「おらおらおら! やれ、千景! ハワードなんて、ノーダメ完封! ――よっし!」
凪「ハワード、今、3本先取だからあと2回負けたら俺の勝ちだよ?」
ハワード「…」
凪「千景いけ! でも何で2Pがメイド服なんだろ!?」ガチャガチャ
ハワード「…」イライラ
凪「よっし、2本ストレート! ハワード、ハンデあげよっか~? ハワード弱っちいし、これじゃ弱いものいじめしてるみたいだし?」
ハワード「…」ムカムカ
凪「3本目も、ノーダメでいただき! 楽勝!」ガチャガチャ
ハワード「…………」ブチッ
凪「よし、トドメの超必殺技!」ガチャッ
ハワード「ふんっ!」バキィ
バチバチィッ
凪「ああああああっ!? えっ!? バチって、バチって、それにコントローラーもバキって!? 何で壊すんだよ、ハワード!?」
ハワード「まどろっこしい! 凪、庭へ出ろ。こんな玩具ではなく、本物の戦いの方がいいに決まっている」ゴゴゴ…
凪「はあああっ!? ゲームだよ、これ!? ゲーム、ドゥー・ユー・アンダスタンッ!? イッツ・ゲーム! プリーズ!」
ハワード「シャダァアアアアアア――――――――――――――――――――ップ!!」
ゴロゴロゴロ…
カカッ
ドゴォォォォォオオオオオオンッ
凪「」ガクガクガク
ハワード「凪…庭へ出ろ」フシュ-
凪「か…勝正ぁっ! ハワードがゲーム壊した、キレたー! 助けてー!」ダッ
ハワード「逃げるな、凪ィィィイイイイイイイイ――――――――――――――――ッ!!」
――オマケ4・律「新キャラ参戦です!」――
明「あのゲームですか。由司がすっかり拗ねてますよ? 『パパがおとなげない~』って」
律「男の勝負に手加減があるなんて、由司には教えられないですから」キリッ
明「…で、新キャラとは?」
律「意見をもらうために知人にプレーしてもらった結果、どうして俺が出てない、あいつを出せ、などなどと反響がありました」
律「絶縁体にしてくれとか、コントローラーを頑丈にって意見が何故か出てきたけど…まあこれは無視です」
明「…それで?」
律「過去に出会ったグラスパーさんなどなどのことを詳細に聞いて、新たにキャラを追加してみました! じゃじゃーん!」
明「フリップにまとめましたか…。好きですね、そういうの」
枢木イアン(2Pver.目のクマがヤバい)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP:3500 武装:マシンガン
必殺技:バーニッシュ・プラズマ・マシンガン 超必殺技:封じの大釘(ランダムで相手の行動一種封印) 特性:リーチ命
六星姫(2Pver.ボンテージ&ギャグボール)
攻撃力★☆☆☆☆ 耐久力★★★★★ 敏捷性★★☆☆☆ HP:5000 武装:ー
必殺技:ー 超必殺技:ー 特性:ダメージを負うごとに敏捷性が上がる
忍川隼実(2Pver.着流し)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★★★ HP:3900 武装:クナイ&手裏剣&忍者刀
必殺技:空蝉の術(攻撃回避) 超必殺技:影分身の術(一定時間分身が攻撃しまくり) 特性:分身を攻撃されるとHPが減る
紫藤凪(2Pver.黒スーツ)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:2800 武装:ロッド
必殺技:耐久力無視攻撃 超必殺技:当たれば確殺 特性:フィールド障害物破壊可能
美多勝正(2Pver.紋付袴)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:3600 武装:ドス&チャカ
必殺技:バーニッシュ・インクリース 超必殺技:命令(任意行動を封じる) 特性:銃と刃物の弱攻撃使い分け
常陸宮政仁(2Pver.黒スーツ)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★★ HP3900 武装:ー
必殺技:キック 超必殺技:空中蹴り上げから踵落としのハイスピードコンボ 特性:空中無限ジャンプ可能
エリオール・コンデンナー(2Pver.色黒)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★★★ 敏捷性★★★★★ HP4500 武装:ー
必殺技:ー 超必殺技:ー 特性:一部相手攻撃を増幅反射
ライト(2Pver.白スーツ)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★☆ HP3600 武装:ー
必殺技:ジュージュツ 超必殺技:体温低下(一定時間速度抑制) 特性:女性キャラに対して攻撃力が半減される
ホフテン(2Pver.各国軍服)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★☆☆ HP4200 武装:マシンガン&コンバットナイフ
必殺技:CQB 超必殺技:隕石(一定時間フィールド全体に大ダメージ攻撃) 特性:超必殺技発動条件がシビア
獅子堂将虎(2Pver.猫耳&尻尾)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★★ HP4300 武装:ー
必殺技:最強のネコパンチ 超必殺技:ブリューナク 特性:新規アイテム・マタタビに引き寄せられる
天上院秋雨(2Pver.腰タオル全裸)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★★ HP4100 武装:ー
必殺技:雷 超必殺技:雷光の一撃(回避不可固定ダメージ2200) 特性:HP半分以下になるまで動きが鈍重
明「これ…何をソースにまとめたんですか? ゲームバランスがおかしくなりません?」
明「必殺技がないかわりにステータスオールマックスとか、ほぼステータスマックスで弱点がアイテムに引き寄せられるとか…」
明「あと、どうして腰タオル全裸が2P版なんですか。それと六星はどこに向かってるんですか。これ、本当に要望があったんですか?」
律「もっちろん! こてんぱんにやっつけたいからとか、ゲームの中ではあの時できなかったように痛めつけてあげたいとか!」
明「そのリクエストって…まさか、とは思いますけど…幸は――」
律「プライバシー守らないと! 大切なテスターの人なんですから! キャラメイク時に色々と情報を寄せてもらったんですから!」
明(…………うちの会社は、どこまで事業を展開するんだろう…。その内、第一次産業にまで参入しそう…)
――オマケ5・ゲーマー幸晴――
ガチャガチャ
幸晴「…」ガチャガチャ
ガチャッ
ガチャンッ
シュバッ
ガチャチャッ
冬也(最近、暇さえあれば幸晴がゲームばっかり…。年頃だし、遊びたい気持ちは分かるけど…)
ボルト「くぅ~ん…」
冬也(ひたすら無言でコントローラーを激しく操作しまくってるのが少し怖い)
冬也「ゆ、幸晴…そのゲーム、はまったの?」
幸晴「はい…。獅子堂と[ピ-------]を思いっきり痛めつけてやれると気分良くて」ガチャガチャ
<ああんっ、らめぇぇっ/// ゆきしゃまぁ~///
<クソガキガァアアアア――――――――――ッ!
幸晴「こうしてやる、こうだ、これで、どうだ」ガチャガチャ
冬也(…………幸晴…)
ボルト「くぅ~ん…」
幸晴「お前なんか、マタタビに吸い寄せられてろ。食らえ、必殺・人体破壊三連突き」ガチャガチャ
冬也「…ボルト、散歩いこうか」
ボルト「わふ…」
バタム
幸晴「この、このっ! ざまあみろ…」ブツブツ
ガチャガチャ
幸晴「厨キャラめ…NCPレベルマックスでも…お前なんか、相手じゃない…」ガチャガチャ
幸晴「[ピ-------]はもっと、喘げ…はしたない声で、[ピ------]して[ピ--------]になって、喜べ…ふひっ…」ガチャガチャ
ピコン
幸晴「あれっ…? ネットワーク対戦…? 日本の、天宮市…。凪くんだ」
幸晴「よーし、勝負っ」
ガチャガチャ
幸晴「あ、意外と強い…。冬也さんよりかは、全然…! やっぱり、人と対戦した方が、面白いっ…けど!」ガチャ
幸晴「食らえ、ハメ技!」ガチャガチャ
幸晴「こうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうしてこうして…」
幸晴「フィニッシュ!」ガチャンッ
幸晴「よーし、勝てた。ボルト、勝てたよっ――て、あれ? 冬也さんも、ボルトも…どこ行ったんだろう?」
そうしてしばらく、幸晴はとりつかれたようにゲームをして、その腕前はすごいものになりました。
ゲーム開発者の律でさえ敵わなくなって誰にもネットワーク対戦で相手にしてもらえなくなって、ようやく目が覚めたようでした。
――オマケ6・これで最後よ――
律「意外と反響がよくてビックリしながら、これで最後のキャラ追加ー! どんどんぱふぱふ~」
明「とか言っておいて、それを発表する相手はわたしだけですか」
律「そんなわけで、こちらでーす!」
風条葵(2Pver.アイドル衣装)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★★☆☆ HP:2900 武装:ナイフ&銃
必殺技:ー 超必殺技:ハニーキリング 特性:タッグバトル時仲間ステータス2ランクアップ
御手洗深道(2Pver.囚人服)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP3100 武装:ナイフ&銃
必殺技:ー 超必殺技:バカになっちゃえ(一定時間全行動阻害) 特性:相手遠距離攻撃命中率を1/3にする
鏑木千恵(2Pver.返り血つき白衣)
攻撃力★☆☆☆☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP2300 武装:ー
必殺技:ー 超必殺技:ダメージ置換(受けた分のダメージを相手に移しながら快復) 特性:ピラーが強烈
碧石不動(2Pver.北国仕様防寒具着用)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP3800 武装:銃&ナイフ
必殺技:ガイア 超必殺技:ノヴァ 特性:異能が5種類からランダム決定&フィールドによって無能化するとたくさん喋る
緑野柳(2Pver.ブラウス&エプロン)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★☆☆☆ 敏捷性★★★☆☆ HP3400 武装:銃&ナイフ
必殺技:木の根ランス 超必殺技:植物総攻撃 特性:フィールドに炎があると異能攻撃力半減
榊日和(2Pver.日傘)
攻撃力★★★★★ 耐久力★★★★★ 敏捷性★★★★★ HP4100 武装:ー
必殺技:問答無用吹き飛ばし攻撃 超必殺技:広範囲高威力異能爆撃 特性:異能攻撃のリーチと威力極振り
リリカ(2Pver.ロリータファッション)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★☆☆ HP3500 武装:ー
必殺技:相手キャラと同じ 超必殺技:相手キャラと同じ 特性:湊への攻撃力倍加、湊が仲間時何故か互いの攻撃が通る
塔ヶ崎唯介(2Pver.短パン&アロハシャツ)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★☆ HP3900 武装:ー
必殺技:強重力場形成(一定範囲内相手を超鈍重に) 超必殺技:ブラックホール 特性:超必殺技発動時ボタン連打失敗で敗北
福路万里(2Pver.よれよれシャツとだぼだぼサルエル)
攻撃力★★★☆☆ 耐久力★★★☆☆ 敏捷性★★★★☆ HP3400 武装:ー
必殺技:強風鎌鼬 超必殺技:真空刃空間(一定範囲内相手にダメージ) 特性:飛べる
蔵屋敷銀侍(2Pver.甚平)
攻撃力★★★★☆ 耐久力★★★★☆ 敏捷性★★★★★ HP4000 武装:竹光
必殺技:二刀流 超必殺技:フィールド全体への大ダメージ攻撃 特性:飛ぶ斬撃を全ての攻撃に適用できる
裾野絢菜(2Pver.足がない)
攻撃力★☆☆☆☆ 耐久力★☆☆☆☆ 敏捷性★★☆☆☆ HP2300 武装:ー
必殺技:ー 超必殺技:ー 特性:不思議な現象で時折攻撃をすり抜けられる
律「大体、こんな感じでーす! 一般人がこのゲームに出ようだなんてムリだからリクエストはあったけど残念ながらなしです」
律「僕は自分で作ったメカちゃんを持ち込んでどうにかこうにかのネタ枠なのに、他にもパンピー枠増やして特異性を失うのは嫌ですから」
明「あのー…随分とブラック・ライトが増えたような感じなんですけど」
律「世の中ってどこがどう繋がってるか分かんないです。深いツッコミは番外編だからNGです」
明(メタァ…)
律「いやー、こうしてみるといっぱいグラスパーっているんですね」
明「そうですね…。全然、これでも半分…はいってないでしょうし」
律「でもこれで最後なんです! だって、お仕事しなくちゃいけないから」
明「あ、これキャラクターデザインとキャラクター名を2ヶ月後までに変更してくださいね。販売経路は確保しましたから」
律「おおっ、さすが明! でも…キャラデザ変えなきゃダメ…ですか?」
明「肖像権とかプライバシーとか言われても嫌ですよ。あと、一部の強すぎるキャラは課金にするとか、隠しキャラにしてくださいよ」
こうして発売されたSASABE初のテレビゲーム『大乱闘!グラスプバトラーズ!』は異例の大ヒットになったとか。
尚、変更されなかったキャラクターデザインは律のみで、名称が『SHACHO』になっただけだったとかそうじゃないとか――。
オマケはこれで終わりですよ~
なかなかかなーりキリがない感じになりそうなんで申し訳ないですけども
で、ちょびっと再開して18時から本格再開しまする~
おつきあいいただける方がいらしたら判定をお願いします
【直下 コンマ判定】
偶数 こまちゃんはお仕事で日本の某市支部へ
奇数 こまちゃんはお仕事でロシアのシベリア支部へ
※0は偶数扱いです
【下2 コンマ判定】
仕事の内容は…
1~3 国際指名手配グラスパーの確保
4~6 出張研修
7~9 基地の視察(という名目の予算消費のための小旅行で行き先はクジ決定された)
【安価下1】
特務課の最後の方のお名前
※外人男性名でおなしゃす
【直下 コンマ判定】
レジーさんのキャラ
偶数 チャラくて軽くて女好き
奇数 人をバカにする典型的な嫌なやーつ
※0は偶数扱いなんだよ
――日本・異能管理機関某市支部・司令室――
枢木「本部の司令課がどうして、うちの管轄に口を突っ込んでくるんだか…」ケッ
独楽「仕事なもんで、すみません…。ちゃちゃっと確保しますから、枢木司令」
枢木「…言っとくがここでは俺がトップだ。本部だろうがな、ふざけたことすりゃタダじゃおかねえぞ」
独楽「肝に銘じます!」
独楽「ね、レジーさん、颯さん」
レジー「何言ってんだよ、ハゲ。本部様に逆らうとか頭おかしいんじゃねえのか? だからハゲんだよ、ハーゲ」
枢木「てめえ…」
独楽「レジーさん! 何言ってるんですか! あ、あの枢木さん、この人、日本語が不慣れなだけで――」
颯「レジー、黙れ。殺すぞ」ギロッ
レジー「殺す殺すって、本当にあんたが機関の人間を殺すとこなんか、見たことねえっての」
レジー「んな軽い脅しでどうこうなるとか思ってんのかよ?」
颯「…」グッ
レジー「やんのか? 夏伐さんよぉ…」
枢木「出ていけ。…仕事だけしたらとっとと帰りやがれ」
独楽(何でこんな人選なんだろう…)
独楽「あの、枢木さん、本当にすみません…。できるだけ、早く終わらせて帰りますから…」
枢木「はっ…どうだか。別の思惑があって来てんじゃねえのか? 本部様なんだろ?」
独楽(うわー、この人、どれだけ本部に悪い印象持ってるの…?)
枢木「うちの対策課は人数こそ少ないが粒揃いだ。――のろのろしてっと、持ってくぞ」ギロッ
【安価下1】
1 宿泊先のホテルでレジーの態度に注意をしておく
2 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 99/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 コミュ
※颯、レジー、枢木のみ可能
4 某市支部で7人議会にふさわしい人がいないか探ってみる
5 その他、自由
独楽「枢木しれーい」
枢木「…ああ?」
独楽「さっきはバルドックの非礼、深くお詫び申し上げます」
独楽「枢木司令は、機関で長いんですか?」
枢木「…ああ」
独楽「じゃあ、もしかして、腐敗する前の機関がどうだったかも知ってたりします?」
枢木「そうだな。…昔は今ほど腐っちゃなかった」
枢木「そもそもがグラスパーとそうじゃない人間の架け橋になるためだったってのに、今じゃどうだ」
枢木「ただ内輪でああだこうだと責任をなすりつけ合って、出世と金と保身のために賄賂の贈答、不正のもみ消し…」
独楽「分かります! わたしも、本部に就職して、こんなに腐ってたのを知って幻滅してたんです」
独楽「ほんっと、サイテーですよね。今の感じって」
枢木「…お前、そんな話をするためだけに来たのか?」
独楽「あっ…もちろん、それだけじゃないですよ」
↓1~2 枢木とのコミュ内容
※なければ「なし」でおkです
独楽「先ほど、ここの対策課の方は粒揃いって仰ってましたけど、どのような方がいるんですか?」
枢木「…機関に入ってからずっと俺が面倒見てやった眼鏡と、東京支部から左遷くらったエリートバカと、まだぺーぺーの恋愛脳だ」
独楽「うわ…何かあれですね。バランスが…」
独楽「でも、東京支部から左遷って…何かやらかしたんですか?」
枢木「本部様から声がかかって金を積まれたのを蹴り飛ばして燃やし尽くしたってんで左遷だ」
独楽「ははーん…なるほど。強いんですか、その人」
枢木「戦うだけなら、今の日本じゃ指折りだろうな。だが、お前のとこの上司の方が上だ」
独楽「ちなみに、その人のお名前は?」
枢木「槙島軍人。炎のグラスパーだ」
独楽「槙島さん…ですね。会ったらお話してみようかな…」
独楽「他の方はどんな人なんですか?」
枢木「……手島新太と、武藤久。課長が手島で、新入りが武藤だ」
独楽「ふむふむ…手島課長と、武藤さんですね。どうもありがとうございます」
【安価下1】
1 もうコミュ終わり
2 あるなら書いてちょ
―――――
短いけど一旦休憩よ
ありがとうございました
独楽「ところで某市近辺に逃げてきたっていう指名手配のグラスパー、どんな方ですか?」
枢木「それくらい知ってるはずだろうが」
独楽「でもまだ、わたし達は来たばっかりですし…捜索とか進んでないんですか?」
独楽「どうなんですか、その辺り」
【直下 コンマ判定】(本部職員-3)(独楽+1)
1~5 枢木「知るか」
6~9 枢木「俺は司令だぞ。いちいちそんな案件に目を通してる暇はねえ。手島のとこでも行け」
枢木「知るか」
枢木「本部様なら自分で掴めばいいだけじゃないのか? ええ?」
独楽「あー…そうですね」
独楽「お時間をくれてありがとうございます」
独楽「でもわたしは、近々、機関を大掃除するつもりまんまんでいますんで、その時はお願いします」
独楽「では失礼しましたー」
ウィ----ン
枢木「…いつまで保つんだか…」
prrrrr…
枢木「何だ?」ガチャ
手島『司令、例の手配犯なんですが』
枢木「ん? ああ…どうかしたのか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 手島『本部が来てるのに、どうやって逃がします? ヘタなことして匿ってたのバレたら…』
4~6 手島『相当の手練でして、武藤がやられました。無事ではありますが…槙島だけでいけるか…』
7~9 手島『本部の2人がすごい勢いで追い詰めてまして…。これ、時間の問題ですね』
手島『本部の2人がすごい勢いで追い詰めてまして…。これ、時間の問題ですね』
枢木「…チッ…本部の特務課がバケモノ揃いってのは本当か…」
手島『けれど…本部に好きにさせるのもこっちとしては嫌ですよね』
枢木「…神瑠璃独楽か」
手島『それ、今来てる本部のコの名前でしたっけ?』
枢木「しれっとしてやがったが…こうなるのを見越してたのか…?」
枢木「いや…だがな…」
手島『司令? おーい…』
・
・
・
独楽「――って、追い詰めてるから早く来い?」
独楽「行動早すぎません?」
颯『レジーが先走った。お前も合流しろ。場所は海岸沿いに南へ24キロ地点だ』
独楽「了解です!」
【安価下2】
1 最短ルートを算出して全力で走るぜ
2 時速240キロを出せば10分で着くぜ! 車に乗ーろう
3 その他、自由
【安価下2】
国際指名手配グラスパーのお名前
※外人名、日本人名、どちらでも可
【安価下2】
レジーの異能
【安価下3】
松田の異能
おなしゃす!
――日本・某所――
レジー「おらおら、逃げ惑ってんじゃねえよ犯罪者が!」
ザバァンッ
松田「機関め――!」ザッ
海から大量の水が津波のように溢れ出て松田の前を遮った。
ようやく松田が足を止めてレジーと向き合い、構える。
ザッ
颯「レジー、松田は確保だ。殺すな」
レジー「はあ? 知るかよ、死んだ方がいいってヤツもいるだろうが!」
颯の静止を聞かずにレジーが松田へ向かって駆け出した。
バーニッシュをかけたレジー愛用の黒いナイフが閃くが、松田はそれを受け止める。
松田「溶けて消えろ…!」
ドロォッ
黒いナイフが溶解され、握っていたレジーの手を焼きながら砂浜へ落ちた。
さらに松田が手を振るってレジーに攻撃を仕掛ける。試しにレジーが服の袖だけを掠らせると、案の定、それさえも溶けて落ちる。
レジー「触れたもんを問答無用で溶解液にする異能か…」
松田「…俺にどんな拘束をかけようが、溶かし散らす」
颯「黙っていろ。お前は確保する。変わらないこと――」
レジー「おい夏伐、こいつは俺の獲物だ。横取りしようとしてんじゃねえよ、ヒモ野郎」
颯「何…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 何故か夏伐vsレジーに
4~6 槙島「ブワァアアアア――――――――――ニィイイイイイイ――――――――――――――――ング!!」
7~9 独楽「到着したと思ったら、何でお2人で喧嘩してるんですかキーック!」
水と溶解逆じゃない?
>>243
あっ、やべ、ナチュラルに見間違った…
ま、まあでもね、うん…許してください…ごめんなさい…
―――――
槙島「ブワァアアアア――――――――――ニィイイイイイイ――――――――――――――――ング!!」
突如、砂浜が凄まじい火に囲まれた。
逃げ道を塞ぐように3人はその中へ閉じ込められ、炎の壁を槙島がずんずんと歩いて入ってくる。
槙島「某市支部異能犯罪対策課槙島だ」
レジー「ああ? 引っ込んでろ、クズが」
松田「次から次へと…」ギリ
颯「槙島――?」
槙島「本部だろうが関係はない。犯罪者を確保する。それが俺の仕事だ」ザッ
レジー「暑苦しいんだよ、こんなもん邪魔だ!」
ザバァッ
槙島「ぬ!?」
大量の水が海から跳ね上がってきて降りそそぐ。
通常はそうやすやすと消えないはずの槙島の炎が水に飲まれると勢いを衰えさせられていく。
槙島「邪魔をするなぁああああああ――――――――――――――――っ!」
レジー「いちいち怒鳴ってんじゃねえ、ジャァアア――――――――――ップ!」
ドゴォォオオオオオッ
【直下 コンマ判定】
1~5 レジーと槙島のせいで松田が…!
6~8 独楽「だーから、何で機関の人同士が喧嘩してるんですかキィーック!」
9 颯「――黙れ、耳障りだ」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 独楽「喧嘩両成敗キィーック!」
奇数 松田「まとめて消してやる…!」
※0は偶数扱いなんだよ
激しい炎と水のせめぎ合い。
桁違いの異能強度を持った相反するもの同士の激突は、あまりにも互角すぎた。
高温の熱を持った蒸気がそこら中へ撒き散らされ、凄まじい白い煙が沸き上がる。
松田(この視界不良――機関は何故か揉めて、こっちへの注意が削がれた)
松田(この隙だ…!)ダッ
静かに松田がそこを去ろうとするが、あまりにも悪すぎる視界では颯でもそれを察知できなかった。
国際指名手配をされているグラスパーだけあり、アンテナに引っかからないだけのスキルも待ち合わせている。
颯「バカどもが――」
ようやく颯が業を煮やして異能を発動した瞬間、場違いな声が飛来する。
独楽「喧嘩両成敗キィーック!」
飛び蹴りとともに発動された異能は炎と水の双方をまとめて球状にする。
さらに巻き込まれた蒸気がその尾を引きながら、強烈な異能の塊が一直線にその場を横切った。
炎が、水が、白煙が切り裂かれて視界が割れた。
松田「――っ!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 ギリ避けられた
4~6 松田を吹っ飛ばしたぜ
7~9 こまちゃんがリアルラックも含めて優秀すぎる件
独楽「いっけぇえええ――――――――っ!」
相反する炎と水の塊が松田に直撃した。
そのボールに閉じ込められていたものが破裂し、激しい爆発を引き起こす。
ドゴォォオオオオオッ
松田「っぐ、おぉおおおおおお―――――――――――――――っ!?」
激しく松田が上空へ吹き飛ばされ、砂浜に落下する。
その衝撃で浜の砂が柱のように持ち上がった。
独楽「レジーさん、人をバカにするだけ人からはバカにされるんですよ?」
独楽「この世で完璧な人なんていませんし、価値観や主義主張は人それぞれ!」
独楽「誰にも他人をバカにする権利なんてないんです、喧嘩しないでください」
レジー「ああ? 調子の乗るんじゃねえぞ」
槙島「貴様、レジーと言ったか。乗せられた俺も悪いが、お前の態度が元凶だ」
槙島「俺に詫びろ」
レジー「ざけんじゃねえ。後からのこのこ来ておいて何のたまってんだ?」
レジー「俺に逆らうとどうなるか思い知らせてやろうか?」
独楽「ああもう、この人は…」
【安価下2】
1 もう放っておく。犯人を確保
2 仲裁するよ
3 槙島に「ここはどうか収まってください」とお願いしてみる
4 その他、自由
独楽「すみません。この人、他人をバカにしちゃうくらいバカなんです」
独楽「どうか収めてもらえませんか?」
レジー「神瑠璃ィ、てめえには本部のプライドってのがねえのか!?」
独楽「お願いします」ペコッ
【直下 コンマ判定】
1~3 槙島「我慢ならん」
4~6 槙島「…仕方がない。ここは収めよう」
7~9 槙島「……良かろう。お前に免じてここは許してやることにする。名前は何という?」独楽「神瑠璃独楽です」
槙島「…仕方がない。ここは収めよう」
レジー「はっ、腰抜けが!」
槙島「…だが、このグラスパーはどんな拘束をしても異能で抜け出――」
颯「確保完了だ。神瑠璃、連れていくぞ」
槙島が気絶していた松田に目を向けると、颯がすでに拘束をしていた。
軟泥の異能――颯の不定形の不揮発性物質を生み出して操る異能は燃えず、溶けず、砕かれない優れた拘束物質となる。
その形状も、雫型に何故かのほほんとさせる目と口がついたゆるキャラの如く見た目だ。
独楽「颯さん、早っ」
槙島「…夏伐颯」
颯「…槙島、本部の誘いを蹴ったらしいな」
独楽「えっ? お知り合いですか?」
槙島「当たり前だ。俺は不正に手を貸す不届きものではない」
颯「…後で話がある。時間を寄越せ」
颯「撤収だ、神瑠璃。それとレジー、お前には1ヶ月の謹慎を命じる」
レジー「はっ、おやさしい処分だな。仕事の後に休暇を寄越すだなんて」
独楽「レジーさんっ!」
レジー「じゃあな、夏伐。…いい加減、目障りだ。そろそろ消すぞ」
ザッ…
颯「…こっちが殺すぞ、阿呆が」
独楽(ああもう…どうして、ほんとにこんな人選だったの…?)
【安価下2】
束の間の休息だよ
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 99/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
※颯、レジー、枢木、槙島のみ可能
3 某市支部で7人議会にふさわしい人がいないか探ってみる
4 その他、自由
3
一応、>>261は連取りになっちゃうので、ずらして下を採用したということでお願いします
―――――
――異能管理機関某市支部――
独楽「うがぁぁぁ~…………疲れたっ」ノビッ
独楽「でも、司令からしてあれで、槙島さんは左遷食らってて…」
独楽「こういうとこにいる人なら、7人議会に入っても汚職に手を染めないような人が期待できそう」
独楽「やっぱり基地司令だし、枢木司令が1番有力かな…?」
独楽「それとも、案外、他にいい人材が眠ってたりして…?」
【安価下2】
1 いや、枢木さんか。打診しに行ってみようっと
2 人材発掘、開始~
こまとぐんちゃんとレジーとだと異能強度と実力に差がありすぎると思んだけど、それでも纏めて蹴れるもんなの?
――異能管理機関某市支部・司令室――
独楽「失礼しまーす」
枢木「…またか」
独楽「この度は、バルドッグが度重なるご迷惑をおかけしてすみません」
枢木「尻拭いか…。本部は印象操作に必死になる必要ねえだろうが」
独楽「印象操作じゃないです。身内が失礼なことをしたら、関係者が頭を下げて許してもらうために尽力する」
独楽「それは人として最低限を保つために当たり前のことです。わたしは、汚い下心なしです」
枢木「…それで、そのためだけに来たのか?」
独楽「謝るのも1つの目的でしたけど、大事な用件がありまして」
独楽「枢木さんは、今の機関には否定的な立場ですよね?」
枢木「…ああ」
独楽「わたしもそうです。長官も、腐敗している今の組織形態には疑問を抱いています」
独楽「しかし、7人議会がその腐敗の中枢で、なかなか撤廃をすることができません」
独楽「ですから、長官が議会の解散を宣言した時に相応しい人が議会に入れればと思っています」
枢木「…」
独楽「枢木司令、議会に立候補してはくれませんか?」
独楽「7つある議席の内、3つまでは機関の人間が座ることができますし、その3つをあなたみたいな人に埋めて欲しいんです」
独楽「お願いします」
枢木「…俺はそんな器じゃねえ。現場の叩き上げで、敵対者ののど笛に食らいつくしか能がなかったような男だ」
枢木「それが上層部にゃあ邪魔でうざってえってんで某市の司令なんていう機関でも1、2を争う激務の職に就かされたんだ」
枢木「そんな俺が…7人議会だ? 夢物語ってんだよ、そんなのは」
独楽「【安価下2】」
1 立派な志を持って機関に入り、体制に反発して虐げられた人は多くいます。あなたはその代表として議席を取るべきです
2 夢物語ではありません。正義感を持ったために左遷された人の数は全体の約4割にも上ります。彼らがあなたに希望を見るんです
3 その他、自由台詞で交渉だ
>>267
丸ごと全部をまとめて蹴っ飛ばすわけではなく、あくまで一部分を蹴り飛ばすことがこまちゃんはできます
でもって、その一部分だけであろうと、ぐんちゃんとレジーの異能が強烈すぎたから一撃キリングができちゃったのです
こまちゃんの異能強度が高かったら全部まとめて蹴り飛ばせたんですけどね
説明ヘタで申し訳ないです
これは安価に数えませんので~
独楽「夢物語ではありません。正義感を持ったために左遷された人の数は全体の約4割にも上ります。彼らがあなたに希望を見るんです」
枢木「…お前さんはそれができると思ってんのか?」
枢木「機関に裏切られて鎖繋がれて、身も心もズタズタにされてるようなヤツらに、希望なんてものが見れると?」
独楽「はい」
独楽「希望っていうものは、絶望的な状況の時に現れるからこそ縋りたくなるものなんです」
独楽「そしてグラスパーは――いえ、どんな人だって、それを掴みたいと願えるはずです」
独楽「だから、希望に傷つく人なんていません」
独楽「希望に触れようとできない自分が嫌で、人は時に希望を遠ざけようとしてしまうんです」
【直下 コンマ判定】
1~3 枢木「…お前さんの言うことはよく分かった。…だが俺はもう、嫁もガキもいる。冒険するにゃあ、遅すぎた」
4~9 枢木「……分かった。そこまで言うんなら、俺で良けりゃあやってやる。後は票取りゲームだろ。この支部の人数分は確保だ」
枢木「…お前さんの言うことはよく分かった。…だが俺はもう、嫁もガキもいる。冒険するにゃあ、遅すぎた」
独楽「そんなっ…」
枢木「…それに俺は結局、現場が好きなんだ」
枢木「どこぞの椅子にふんぞり返って座るなんざ、性に合ってねえんだよ…」
独楽「…」
枢木「悪いな。…が、お前がやろうとしてることにはできるだけの助力はしてやる」
枢木「俺なんかより、よっぽど相応しいのが別にいる。そいつに当たってくれ」
独楽「そうですか…。ムリにとは言えませんし…分かりました」
独楽「お話を聞いてくれてありがとうございます」
独楽「それでは、これで」
枢木「お前…左遷されたら、うちに呼んでやろうか?」
独楽「いやー…颯さんがいらっしゃるんで、あまり心配はないんですけど…」
独楽「もしそうなったら、良さげな待遇でお願いしますね」
ウィ----ン
枢木「…夏伐颯か。…宇和が言ってたな…。哀れな野郎だって…」
【安価下2】
颯とぐんちゃんのお話に呼ばれてるよ
1 もう行っちゃおうか
2 いや、GS練習しとこう
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 99/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 その前に誰かとコミュしとこう
※颯、レジー、枢木、槙島のみ可能
4 その他、自由
枢木「…さて、仕事――」
ウィ----ン
独楽「枢木しれー」
枢木「んだよ、行ったり来たり…面倒臭いヤツだな…」
↓1~3 枢木とのコミュ内容
※なければ「なし」でおなしゃす
10分経って出揃わなかったら、「なし」か出たのだけで進めるね?
独楽「よくよく考えたんですよ」
枢木「この短時間でか?」
独楽「頭いい方なんで」
枢木「…」
独楽「7人議会に入ったからと言って、現場に出られない理由はないんです」
独楽「そりゃ名目上は名誉職ですから直接的な権限なんてものはないですけど、そのルールだって7人議会で決められるんです」
独楽「だったら、現場と議会は両立が可能!」
独楽「枢木司令、今こそこの腐った何の役にも――まあ多少は役立ってますけどそうじゃなくって――腐敗しきった体制を!」
独楽「このゲロ以下の臭いがぷんぷんする悪臭を放っている組織の体質を! 今こそ変革する時なんです!」
独楽「だから、そうあっさりと引き下がらないでください! 人間、若さを忘れなければそうそう老けません!」
独楽「むしろですよ、今! ここで立ち上がらなかったら、あなたは現場が好きとか言いながらこんな部屋の椅子を尻で磨くだけの男で終わります!」
独楽「まずは自分から変わらなければ、何も変わっちゃくれないんですよ!
枢木「…」
【直下 コンマ判定】
1~6 枢木「だからやらねえっつの。定年迎えたら俺は家で1日寝そべる生活すんだよ。…俺に固執すんな。いいヤツ紹介してやるから」
7~9 枢木「…………考えさせろ」
枢木「だからやらねえっつの。定年迎えたら俺は家で1日寝そべる生活すんだよ。…俺に固執すんな。いいヤツ紹介してやるから」
独楽「えー…? 折角、熱弁したのに…ちょっとは燃えませんでした?」
枢木「正直、ちょっとはな?」
独楽「だったら!」バンッ
枢木「だが俺じゃねえ。…東京支部の司令、宇和だ。あいつなら、7人議会に入るだけの器を備えてる」
枢木「それに上層部からの評価も高いし、うまいこと人心掌握もできる」
独楽「それってずぶずぶ汚職コースじゃあ…」
枢木「やり方に多少のこずるさはある。だが…あいつは俺と同期で、信頼も置ける」
枢木「7人議会どころか、長官にだってなれると俺は思っている。…あいつが議会に名を連ねりゃあ、マシになる」
枢木「俺を見込むんなら、その分だけあいつを獲得してやってくれ。東京支部司令なんていうエリート様だぜ」
枢木「俺がでばるよか、よっぽど勝ち目もある」
独楽「東京支部司令の、宇和さん…ですか」
枢木「何なら俺から一報入れてやってもいい」
独楽「ふむふむ…。でもわたしは枢木司令が――」
枢木「悪いが俺にゃあ愛する嫁とガキがいるんだ。神瑠璃、お前はお前でダンディズム溢れる男でも捕まえろ」
独楽「あららー、そうやって色々とつっこませようとしてムリに話を終わらせようとしちゃって…」
独楽「じゃあ乗っちゃいますよー? お嫁さんとお子さん、紹介してくださいよぅ」
枢木「ああ?」
独楽「そんなに枢木さんが愛してる家族なら、会わせて恥ずかしいなんてことないでしょ?」
独楽「あ、これでもわたしは元気と明るさだけが取り柄のお転婆ガールじゃないから、テーブルマナーとかもばっちりですよ?」
独楽「ぶっちゃけ、どこに出しても恥ずかしくないような人間ですよ? ねえねえ、枢木司令」
枢木「…分かった、分かった…」
独楽「よっし、約束ですよ。あと、もひとつ、気になってたんですけど、槙島さんが今の日本で指折りってことは?」
独楽「枢木さんはそれ以外でとっても強いグラスパーをご存知だったりするんですか?」
【直下 コンマ判定】(冬也はゆっきーと一緒だし、そこら辺あんまり漏らしたくないしなあっていう本音-3)
1~4 枢木「んなもん、お前の職場にごろごろいるだろ」独楽「あっ、ごまかしにかかってますね?」枢木「さあな、槙島が最強だろ」
5~9 枢木「跳ねっ返りだが、自慢の息子がな…」
枢木「んなもん、お前の職場にごろごろいるだろ」
独楽「あっ、ごまかしにかかってますね?」
枢木「さあな、槙島が最強だろ」
独楽「ケチらなくたっていいじゃないですか」
枢木「あー、耄碌して耳が遠くてなー。何言ってるか、ぜんっぜん聞こえねー」
独楽「何て大人気のない…!」
枢木「何か言ったか?」ホジホジ
枢木「仕事が忙しくてたまんねえんだよなあー。手隙のヤツがいりゃ、本部の人間並みに有能なヤツがいりゃあ、手伝わせんだけど」
独楽「それじゃあ、わたしはこの辺で! 後でお宅訪問しますからね!」
独楽「そっちからお声をかけてくださらなかったら、ちゃちゃっと本部特権でデータベース閲覧してよねすけごっこしに行きますから!」
独楽「では失礼しましたー!」
ウィ----ン
枢木「はぁ…やっといったか…」
枢木「…」
ガチャ
prrrrrr…
枢木「もしもし、俺だ。知恵、今夜、客が1人。夕飯、贅沢に頼む」
枢木「頼んだ。愛してるぞ、ハニー」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート99/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
――某市・アーケード・喫茶店地下――
独楽「へえー…何だかすごい場所ですね」
颯「黙って座っていろ、神瑠璃」
独楽「レモンパイ、おいしいですね」モグモグ
颯「…」
独楽「あと颯さん、そのスライム、クッションに使うんですね」
独楽「軟泥って割に不潔な感じもなくて透き通ってて青くてかわいいし、いいですね。ちょっと分けてくださいよ」
颯「黙って座っていろ。何度も言わせるな」
独楽「…はーい」
ガチャ…
カツカツ
槙島「…夏伐、どんな用だ?」
独楽「【安価下2】」
1 これから人と会う約束あるんで、早く済ましちゃってくださいよ
2 て言うか、お2人はお知り合い…ですか?
3 その他、自由台詞
独楽「て言うか、お2人はお知り合い…ですか?」
颯「…俺が東京支部の特務課にいたころにな」
槙島「…すぐに本部へ栄転していったがな。いきなりどうした?」
颯「槙島。お前、レジーとあのまま戦っていたら…勝てたか?」
槙島「…要領をえない。意味が不明だ」
独楽「火と水…どっちが勝つんでしょうね」
槙島「俺に決まっている」
独楽「わあ、すごい自信…」
颯「いや、お前よりもレジーが上だ」
槙島「何? 喧嘩を売りにきたのか? このような場所で」
颯「そうじゃない。…槙島、お前に頼みがある」
独楽「颯さんが、他人に…頼みごと…!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「レジーを、消せ」
4~6 颯「機関暗部に潜入してくれ」
7~9 颯「うちに来い。機関本部の司令部特務課へ。――お前が必要だ」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 颯「機関本部の司令部特権を発動する。俺の組織するチームに加われ」
奇数 颯「お前の炎で消してもらいたい害虫がいる。やってくれ」
※0は偶数扱いなんだよ
颯「機関本部の司令部特権を発動する。俺の組織するチームに加われ」
槙島「本部の、司令部特権――?」
独楽「えっ? それって、超法規的なやつですよね?」
独楽「極論的に核ミサイル発射してもオーケーみたいな…」
槙島「核ミサイルと俺の懐柔にどう関係がある?」
颯「司令部特権を使うのは、俺の組織するチームそのものだ」
颯「そこに槙島、お前と…神瑠璃を加える」
独楽「何するつもりなんですか? ただ事じゃないっていうか、どうして颯さんにそんな特権が?」
独楽「本部司令部特権なんだから、ソルジュ司令しか持ってないようなものなのに――」
颯「これは契約だ。俺が司令部特務課へ配属された時、ソルジュから預かっていた権利にすぎない」
颯「だからこれを使って、機関を叩き潰す」
独楽「叩き潰す――? それ、お掃除の枠超えちゃってません?」
颯「腐った建物を取り壊して、立て替えるだけだ。そして、俺がその礎を造り上げる」
独楽「ええー…? できるんですか?」
槙島「…何があった、夏伐。お前が機関に尻尾を振らずとも、噛みつくとは考えられん」
颯「…俺を縛っていた鎖がちぎれただけだ」
颯「槙島、手を貸せ」
【直下 コンマ判定】
1~3 槙島「…断る」
4~9 槙島「いいだろう」
槙島「いいだろう」
槙島「つまり俺は、腐った建築物を燃やし尽くすだけだな?」
颯「そうだ。お前は何もかもをまっさらにするまででいい。その罪科も、罵声も、全て俺がかぶる」
独楽「颯さん…過激すぎませんか、考えが。そんなことしても――」
颯「掃除は徹底的に、だ。土地が腐っているなら、土地ごと焼き払って新しく立てるまで」
颯「お前にはその後の全ての整理を任せるつもりでいる」
独楽「整理――?」
独楽「それって、颯さん…」
颯「以上だ。槙島、追って辞令がお前に渡るようにする。…礼を言う」
ザッ
カツカツ…
バタム
独楽「…」
槙島「…」
独楽「【安価下2】」
1 よ、よろしくお願いしますね。これから
2 その他、自由台詞
独楽「よ、よろしくお願いしますね。これから」
槙島「ああ」
独楽「…あと槙島さん、枢木司令が最強のグラスパーは槙島さんだって言ってましたよ」
槙島「ふっ、司令はよく分かっているな」
槙島「ところで神瑠璃独楽、お前の趣味は何だ? 俺はアニメ観賞だ」
独楽「サッカーです」
槙島「…アウトドアとインドアはなかなか混じり合えないな」
独楽「そうですか?」
槙島「なかったことにしていい。ではな」
独楽(変な人だなあ…)
【安価下2】
枢木さん宅へよねすけごっこまで時間があるよ
1 キンクリしちゃおうか?
2 いや、GS練習しとこう
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 99/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 その前に誰かとコミュしとこう
※颯、レジー、枢木、槙島のみ可能
4 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
コート 99/300
コート 136/300
独楽「あーるぇー?」
独楽「…まいっか。気にしすぎたら負けだよね」
独楽「さーて、枢木司令のお家に突撃してみよー!」
【直下 コンマ判定】
1~3 枢木さん家は家族3人だよ
4~6 枢木さん家にリクもいちゃってたよ
7~9 枢木さん家にリクと湊までいたよ
【安価下2】
イアンパパンと知恵ママンのお子様のお名前おなしゃす
リアンって…何か中性的なイメージ強いんだけど
【安価下2】
1 男の子?
2 女の子?
――某市・高級分譲マンション最上階・枢木家――
独楽「わたしの実家より5ランクダウン…くらいかな?」
独楽「でもすごい立派…。お給料くらいはちゃんともらえてるみたいで良かった…」
ピンポ----ン
ガチャ…
知恵「ようこそ、我が家へ」ニタァリ
独楽「こんばんはー」
リアン「いらっしゃいませ」ニコニコ
独楽「うわあ、綺麗なお嫁さんに、かわいい娘さん…。司令、すごっ」
知恵「はははは、入りたまえ。イアンから聞いているぞ、存分にもてなして欲しいと」
独楽「司令は…まだお仕事ですか?」
リアン「さっき電話して『3分で帰ってきてね』って言っておいたからすぐ来るよ」
独楽「へえ~…3分で帰れる距離までは来てるんだ?」
知恵「まさか。3分で来いと言って、何分で帰れるかの実験だよ」
独楽「へ、へえ~…そうなんですか…」
↓1~2
枢木さん家に来たのはいいけどどんなおしゃべりとかコミュとかしたいん?
もしくはどういうのを期待してたん? 分からないからリクエストちょんまげ
※なければ「なし」でもええんやで(ニッコリ
知恵「さあ、食べたまえ。ご馳走を用意してやってくれと言われたから、たんまりと用意をした」
ズラララァッ
独楽「うわ、すごーい。こんなにお料理がたくさん…お料理上手なんですね」
リアン「ママはすごいの。ねー?」
知恵「ああ、もちろんだ。リアンのママは世界最強だぞ?」
独楽(どういった方面の世界最強なんでしょうね…)
独楽「では、いただきます」
リアン「いただきまーす」
prrrr…
知恵「ん? リアン、イアンからだ」ニッコリ
リアン「うん! もしもし、パパー? やっぱりちゃんと働いてるパパの方がカッコいいから、疲れきって帰ってきてほしいな」
リアン「パパってがんばったらどれくらい連続で働けるのか、リアン、すっごく気になるの」
リアン「うん、がんばってね、パパ」
ガチャン
知恵「どれくらいと予想をする、リアン」
リアン「2日目で泣き言言ってくるけどリアンがだーめって言ったら4日」
知恵「少々過大評価がすぎそうだな」
独楽「ほほえましい会話だなぁー」
独楽「ところで、折角、男性がいないんですし…込み入ったお話しましょうよ」
知恵「何でも聞くがいい」
リアン「リアンも聞きたい! パパって本当に昔はかっこうよかったの? 検証してても全然そう思えない!」
知恵「ああ、イアンは最高さ。同期で機関へ入り、出会ったのはあいつが初仕事で大怪我を負って担ぎ込まれてきた時だ」
知恵「若い頃のイアンは筋肉も引き締まっていて、目つきが飢えた獣同然、それでいて強さの裏に寂しさを持ち合わせたロンリーウルフだった」
独楽「へえ…今も見た目は丸っきりカタギじゃない人のそれですけどね」
知恵「それから幾とせ、ヤツはいっこうに仕事ばかりでわたしに手を出してこなかった。何という怒りであったか」
知恵「だがあれは11年ほど前。始まりのグラスパー、グラビアス=ラークレインを――」
ペチャクチャ
知恵「これまでの間に一体、どれだけの時が存在していたか」
知恵「今に至る、この瞬間は大いなる回り道とイアンのヘタレた性根のせいで随分と余計にかかってしまった」
知恵「研究者とモルモットではなく、男と女としての意識が生まれた、あの時からはそう時間は経っていなかったのに、だ」
知恵「あいつはモルモットで居続けるしかわたしとの関係性を続けられないのではとどこかで危惧をしていたのかも知れない」
知恵「だからこそ、あの瞬間が訪れた時は万物創世の神という存在を、他でもないこのわたしが信じかけてしまった」
知恵「得てしてそういった奇跡が重なり合った結果として11年前の9月9日にわたしはイアンと初めて結ばれて――」
独楽「奥さん、子どもいるから!」
リアン「子孫繁栄のためには性交渉なんて普通だよ? それくらいリアンもう知ってるもん」
知恵「うちの子は天才だぞ?」ニタァリ
独楽「うわー…何かこう…何か色々、うわぁ…。ここのお宅、面白っ」
独楽「じゃあ、どんどんいきましょう! 奥さん、お酒つぎますよー?」トクトク
独楽「――いやあ…家族に歴史ありですね」
独楽「まさかこんな真夜中まで盛り上がるなんて思わなかったですよ」
知恵「イアンが喋ると取り留めがないから延々と話すそうだが、ざっと簡潔にまとめればこの程度のものだよ」
独楽「でもですね、旦那さん、最近モルモットとしては魅力激減してません?」
知恵「どういう意味だ?」
独楽「機関って腐りきってるじゃないですか。で、その改革のために旦那さんを7人議会に推そうとしたんですよ」
知恵「ふむ…。イアンが7人議会…なるほどなるほど…?」ニヤリ
独楽「でもって、2度も交渉したのにこれが脈なし、根性なしの意気地なし!」
独楽「分かるんですよ? 言い分は、言い分はそりゃもう、ごもっともなんですけども」
独楽「冒険するには遅すぎたーとか、嫁も子どももいるからーとか」
独楽「そういう状況だからこそ、喝を入れなきゃいけないとわたしは思ってるんです」
知恵「なるほど」
独楽「奥さんからもガツンと喝を入れてあげてくださいよ」
独楽「【安価下2】」
1 枢木イアンは7人議会に座れるのか。いい観察実験になりませんか?
2 内助の功ですよ、内助の功!
3 その他、自由台詞
独楽「内助の功ですよ、内助の功!」
独楽「これで旦那さんが7人議会に入って、ルールを変えて再び現場へ出るようになれば輝かしい活躍は頭皮だけが物語るものじゃなくなります」
独楽「エネルギッシュな若々しさで旦那さんが満たされれば、それこそリアンちゃんのパパン実験がはかどりますよ?」
知恵「なるほど…。それは魅力的だが…内助の功、か」
知恵「どうもその響きはあまり好きではないな…。わたしは元々備えているものを科学的に解き明かすことが楽しいであって…」
独楽「そこをどうにか!」
【直下 コンマ判定】
1~4 知恵「…いや、最近は過労死ギリギリラインで働かせている。死なれては困るからなしだ」
5~9 知恵「よし。乗ってやろうではないか、独楽ちゃんよ」
知恵「…いや、最近は過労死ギリギリラインで働かせている。死なれては困るからなしだ」
知恵「それにイアンはせいぜい、左遷支部の基地司令が関の山だ」
知恵「上に就くのにはもっと適切な者がいるのだよ。うちの旦那を過大評価しすぎないでくれ」
知恵「あれはわたしのモルモットなんだ」
独楽(うわあ…マッドだ…)
独楽「そうですか…。じゃあ、これ以上はムダみたいですね」
知恵「あれはもう老犬なのだよ、残念ながら」
独楽「…分かりました」
知恵「ところで、いい肉づきで頭の回転も素晴らしいようだな」
知恵「1つ、わたしに解剖されてみたいとは思わないかね? 機関本部の優秀な若い人材――ふふふ、いい実験ができそうなんだ」
独楽「【安価下2】」
1 ご馳走さまでしたー! 夜分遅くまですみません! リアンちゃんと、旦那様にどうぞよろしく! おやすみなさーい!
2 痛いなら、お断りで
3 その他、自由台詞
独楽「ご馳走さまでしたー! 夜分遅くまですみません! リアンちゃんと、旦那様にどうぞよろしく! おやすみなさーい!」
バタバタバタ…
バタムッ
独楽「ふぅーっ…楽しかったけど、ちょーっと心臓に悪いね」
独楽「にしても…枢木司令はどうあってもムリか…」
【直下 コンマ判定】
1~3 某市は治安が意外と悪いんだぜ!
4~6 フツーに帰りました
7~9 帰り道に公園を通りかかったら…
――某市・深夜の児童公園――
独楽「日本の夜は落ち着くなあ…」
<とうっ!
<やあっ!
独楽「…?」チラッ
独楽(何か必死にポーズの練習…みたいなことをしてる人がいる…)
【安価下2】
1 安定のスルーで
2 何してるんですかー?
3 その他、自由
独楽「何してるんですか?」
リク「?」
独楽「…こんばんは」
リク「こんばんは」ニッコリ
リク「かっこいいポーズの練習してたんだよ」
独楽「かっこいい、ポーズ…」
リク「どうしたらかっこいいかな?」
独楽「だったら、こんな感じは?」シャキ-ン
リク「それよりも、こうじゃない?」シャキ-ン
【直下 コンマ判定】
1~3 ポーズはともかく、何でかお喋りがはじまった
4~6 ものすごく打ち解けた
7~9 かっこいいポーズを求め続けて完成してしまった
リク「あははっ、難しいね」
独楽「うーん…ポーズだけで格好良さを求めるのはなあ…」
独楽「格好良さはそれまでのことが累積していって、そのトドメとして演出のポーズ、姿勢があるわけで」
リク「こまちゃん、難しいこと言ってる」
独楽「リクはもうちょっと一緒に考えてよぅ」
リク「えへへー」
独楽「あははー」
リク「ねえねえ、どうして夜中に女の子が1人でいるの?」
リク「送ってあげようか? 正義の味方だから」
独楽「【安価下2】」
1 大丈夫、大丈夫。1人で帰れるから
2 正義の味方って言うなら、わたしだってそうだよ
3 その他、自由台詞
独楽「大丈夫、大丈夫。1人で帰れるから」
リク「そう?」
独楽「うん」
リク「じゃあばいばい。気をつけてね」
独楽「リクも、警察に職務質問されないようにね」
リク「うん」
独楽「ばいばい」
リク「ばいばーい」フリフリ
スタスタ…
独楽(いるんだなあ…。不思議系天然の超イケメン…)
独楽(ふふっ…いいお友達ができたかも。あ、でも明日には本部帰るんだっけ…あーあー…)
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:謎の不思議系天然超イケメン
――日本・異能管理機関東京支部基地――
独楽「颯さん、どうして…東京支部?」
颯「野暮用だ。すぐに済む。好きにしていろ」
独楽「…はーい」
【安価下2】
1 枢木おじさんが推薦してた宇和司令と会って話してみよう
2 ぶーらぶらぶらぶーらぶらー
A 基地内
B お外
3 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
4 その他、自由
――異能管理機関東京支部・司令室――
独楽「はじめまして。異能管理機関本部、司令部特務課所属の神瑠璃独楽です」
宇和「…枢木から、話は聞いている」
独楽「お話が早くて助かります」
独楽「…けど、実はわたし、あんまりあなたのことを知らなくて」
宇和「だろうな。俺もお前を知らん」
独楽「そうなんですよね。いきなり初対面で大事なお話っていうのもあれなんで、ちょびっとだけお話してから大事なことをしましょう」
宇和「悠長だな」
独楽「時間はありますし、大切なのは信頼関係だと思います」
宇和「異論はない」
独楽「【安価下2】」
1 じゃあ、今の機関の体質についてどう思います?
2 それじゃあ、手始めに…古今東西・外道な行為~
3 ご趣味とかあります? わたし、サッカーが好きなんです。一応、エースストライカーだったりしたんですよ
4 その他、自由台詞
独楽「ご趣味とかあります? わたし、サッカーが好きなんです。一応、エースストライカーだったりしたんですよ」
宇和「これといった特別なものはない」
独楽「ないんですか? 読書とか」
宇和「書類だけで辟易している」
独楽「マラソンとか」
宇和「そんな時間はない」
独楽「家庭菜園なんて」
宇和「野菜はあまり好きではない」
独楽「じゃあ何が好きなんですか?」
宇和「出世だ」
独楽「さすが東京支部基地司令…。でも、東京支部の基地司令に少なくとも10年以上前からお就きになってますよね」
独楽「どんな手段使ったんですか?」
宇和「渡されるものを受け取っただけだ。だが、俺からものをやった覚えは何もない」
宇和「それと神瑠璃独楽、この東京支部は基本的には実力主義だ。このわたしが、そうしてのし上がったように」
独楽「自信家なんですね」
独楽「【安価下2】」
1 でも収賄はあんまり見過ごせないんですけどー
2 7人議会に入ったら、あなたは何をしますか?
3 その他、自由台詞
独楽「7人議会に入ったら、あなたは何をしますか?」
宇和「何を…か」
宇和「7人議会の先は、機関の長官――くらいしかないな」
独楽「うわあ、自信家な上に野心家ですね」
宇和「逆にわたしからもキミへ聞きたいことがある」
独楽「何でもどうぞ、あんまりプライベートなことでなきゃお話しますよ」
宇和「人は腐るぞ。7人議会を新たに作ったところで、どこかが腐ればたちまち全体が腐敗する」
宇和「腐ったみかん――などという言葉は随分と古いが、みかん箱はたちまち腐り始めることになる」
独楽「つまり、あなたも腐るかもっていうことですか?」
宇和「そうだな。絶対にそうならないとは言い切れない。わたしだけではない、7人も腐る可能性がある人間を取り入れるんだ」
宇和「それでも新たに7人議会を造り上げたいのか?」
独楽「【安価下2】」
1 失敗を恐れていたら、前に踏み出すことさえ億劫になりますから
2 まだ、わたしは機関にそれほどの深い絶望をしていません。やり直せると思っています
3 その他、自由台詞
独楽「失敗を恐れていたら、前に踏み出すことさえ億劫になりますから」
独楽「絶対がこの世に存在しないことは分かっています」
独楽「もしかしたら、この瞬間にどこかで独裁政権が誕生して核ミサイルが乱射されるかも知れない」
独楽「もしかしたら、次の瞬間に目の前にいる人がわたしに一目惚れして襲ってきちゃうかも知れない」
独楽「そんな偶有性の未来にいちいちおっかなびっくりしていたら、何もできなくなっちゃいます」
独楽「失敗は学ぶためにあるんです。どれだけ派手にすっ転んでも、わたしは何度だって立ち上がりますよ」
独楽「だから、あなたがどんな言葉を使ってゆさぶりをかけてきたところで無意味です」
宇和「…なるほど」
独楽「あなたはきっと、最悪のケースがどういうものか、最良のケースがどういうものか、ちゃんと計算をしている人だと思います」
独楽「その上で、わたしはあなたを信じて、お願いします」
独楽「7人議会に、立候補してくれませんか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 宇和「…機会はどうあれ、いずれはそのつもりでいた。俺は出世だけが、今のところの生き甲斐だからな」
4~9 宇和「いいだろう。いずれ崩壊するならばとどうでもよくなりかけていたが、7人議会の椅子はわたしがもらおう」
宇和「いいだろう。いずれ崩壊するならばとどうでもよくなりかけていたが、7人議会の椅子はわたしがもらおう」
独楽「…正直、ちょっと心配ですけどね」
宇和「小娘ごときにはかられるような者が、策謀の渦巻く場所でやっていけると思うか?」
独楽「あらま…小娘扱いですか…。やっぱり、フレッシュさって大事ですね!」
独楽「お褒めの言葉だと思っておきます。ありがとうございます」
―――――
一旦ここまででござる~
ありがとうございました
こまちゃん編やってるとね、ふと思うんだ…
スレタイどこいった、って…
再開準備中… ▽
しばらくお待ちください… ▽
――異能管理機関東京支部・地下5階・グラスパーの墓場――
ギィィィ…
颯「…」
ガコン…
颯「EC保管庫――」
島津「なーにをするつもりだ、本部栄転のスーパーエリートさん?」スッ
颯「…島津久」
島津「さすがに廊下に気絶させたヤツを転がしておくのは不用心だなあ?」
島津「まだ誰も呼んじゃいない。――が、ことと次第によっちゃあECの持ち出しは犯罪行為だから見過ごせないね」
颯「物質思念――サイコメトリーの異能で俺を読んでみるか?」
島津「…闇が深そうでやだね、そりゃ。だから口頭で聞かせてもらおうか」
島津「夏伐颯。――ここへ何をしに来た?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「語る必要は、ない」
4~6 颯「ただの下見だ。…いずれ、ここに目的を果たしにくる」
7~9 颯「機関の闇をあぶり出す。掃除は得意じゃない。だから、一度に全てを絞り出して、滅するだけだ」
颯「語る必要は、ない」
ザッ…
島津「止まれ」チャキ
颯「…」ピタッ
島津「理由もなく、ここに立ち入らせられるわけがないだろ?」
颯「この空間はずいぶんと頑丈に改装されたと聞いている」
島津「だから何だ? 部屋を丸ごと持ってくのは大変だなって? だったらやめとけ、まだ撃たねえよ? まだ、な」
颯「島津、生きていたなら好きにしろ。死ぬんなら――あの世までこのことは持っていけ」
機関最強のグラスパーが、跳んだ。
島津がバーニッシュ・プラズマの弾丸を放つが、颯が腕を振るうとスライムが現れて銃弾を受け止めて跳ね返す。
島津「ッ――!」
かろうじて島津が跳ね返された弾丸を回避したが、すでに颯は足を止めていた。
島津が颯に掴みかかるがそれさえもスライムが受け止め、膨れ上がって島津をゲル状の体内に取り込んでしまう。
必死になって島津はスライムから抜け出そうともがくが、ぷるんとしたボディーと裏腹にその中は超圧縮された軟泥の塊だ。
颯「コートだろうが逃れることはできないぞ」
颯「1分だ。1分だけ、一切の呼吸をお前はできなくなる。誰かに見つけてもらえるといいな」
颯「俺がやったとは誰も思わないだろうが」
悠々と颯はグラスパーの墓場へ踏み入る。
壁一面の棚を1つずつ開けて、そこに収められているはずのECをあさり始める。
颯「おっと…数えるのを忘れていた。78秒の無酸素――」チラッ
颯「…生きていれば、奇跡だな。手土産に、俺の気持ちをやろう」
ポケットから小銭を取り出してスライムを解除した島津に投げつける。
だが、その体はピクピクと痙攣を繰り返すばかりで意識はなくなっていた。
――東京某所――
独楽「颯さん、野暮用って何だったんですか?」
颯「…まだお前には関係がない」
独楽「まだ? まだって…」
颯(監視カメラ映像は本部特権で抹消――)
颯(証拠になりそうなものをばら撒いて、島津を意識不明か死亡…)
颯(さて…狙い通りに転ぶか…?)
独楽「颯さん、悪い顔してますよー」
颯「…神瑠璃、どうしてこんなところをうろついている?」
独楽「そりゃあ、ランチですよ、ランチ。飛行機まで時間ありますし、ロンドンへ戻る前においしい食事しときましょ?」
独楽「【安価下2】」
1 この辺に、おいしいって評判の定食屋さんがあるみたいなんですけど…
2 あったあった、あのお店! おいしい英国料理を出す日本のレストラン! 本場と食べ比べましょ
3 あのお寿司屋さんですよ。江戸前寿司、想像するだけで頬がとろけおちそうですよね
独楽「この辺に、おいしいって評判の定食屋さんがあるみたいなんですけど…」
独楽「どこだろ?」
颯「店の名前は?」
独楽「湊風っていうお店なんですよ。某市支部司令の枢木さんに、東京寄るならそこでおいしいぞ~って」
颯「…さっさと見つけろ」
独楽「分かってますって。…あっ、あったあった」
ガララ
独楽「こんにちはー」
湊「らっしゃーい。好きなとこどうぞー」
独楽「折角だからカウンターにしましょう、颯さん。カウンター越しに厨房見るの好きなんですよね」
颯「…」
湊「あい、水な。日替わりはマグロブツ定食」
独楽「【安価下1】」
1 じゃあそれで
2 オムライスと食後にアイスティーお願いしまーす
3 アボカドつくしランチ!? これ、これお願いします!
【直下 コンマ判定】
1~3 ハワード接客中につき…さらに判定
4~6 おろろろ、深夜の公園でかっこいいポーズを練習してたイケメンと運命的な再会?
7~9 綺麗な女の人も接客してるねー、夫婦でやってるのかなー?
独楽「じゃあそれで」
颯「俺も同じのでいい」
湊「あいよ、ブツ定二丁! ちゃっちゃと盛りつけろ!」
ハワード「怒鳴らなくても聞こえている…」
颯「ん?」
ハワード「ん?」
独楽「ん? どうかしたんですか? 颯さん」
独楽「うわ、すっごい大きな体の外国人さん。日本語も上手だし、かっこいいですねえ、筋肉ある人って」
【直下 コンマ判定】
1~3 ハワード「…お前、強いのか?」颯「…」
4~6 颯「…水をおかわりだ。さっさと出せ」ハワード「…ふん」
7~9 ハワード「………い…いらっしゃ…い、ま…せ…」湊「それくらいさらっと言え、ボケが!」ゲシッ
ハワード「………い…いらっしゃ…い、ま…せ…」
湊「それくらいさらっと言え、ボケが!」ゲシッ
独楽「飲食の現場ってこういう感じなんですねー」
颯「…どうでもいい」
ハワード「…」モクモク
湊「言い直せっつーの、挨拶も仕事だ、ボケが!」ゲシッ
ハワード「…」ムスッ
【安価下1】
1 颯とランチトークしてみる
2 店長さんとランチトークしてみる
3 店員さんとランチトークしてみる
4 別にしなくてもいいや
※コミュとは違うからね
もしもこんなおしゃべりをしてみたいがあったら併記してもおkよ
湊「あいよ、マグロブツ定食お待ち」
独楽「うわ、おいしそう。いただきまーす」
颯「お前は女なのにがっつくんだな」
独楽「食細いアピールって、何だか女としてのアピールの方法としてちょっと違うと思うんですよね」
独楽「もりもり食べてる方が男でも女でも、見てて嬉しくなりません?」
湊「お、分かってんじゃねえか。お姉ちゃん」
独楽「そうですか?」
湊「サービスだ、漬け物でも食え」
独楽「おおっ、嬉しいです。ありがとうございまーす」
独楽「【安価下1】」
1 こんなにおいしいご飯食べさせてくれる旦那様がいたら、毎日ステキなんだろうなあ…
2 こういうお店って、何となく女の人が店員さんに1人はいそうなイメージだったんですけど、いないもんなんですね
3 その他、自由台詞
独楽「こういうお店って、何となく女の人が店員さんに1人はいそうなイメージだったんですけど、いないもんなんですね」
独楽「でも綺麗だし、どことなく男性の料理って感じでおいしいし…満足ですけど」
湊「…やっぱ、いた方がいいもんか…」ボソ
独楽「ん? もしかして、店長さん…まだ独身?」
湊「…」
独楽「これはこれは申し訳ないことを…。じゃあ、追加で! 颯さん、何か食べます?」
颯「たこわさ」
独楽「じゃあ、たこわさと、えーとえーと…モツ煮あるんですね。たこわさとモツ煮お願いします」
湊「ハワード、たこわさとモツ煮! 教えた通りにやれよ」
ハワード「…」ムスッ
湊「返事くらいしろっつーの、あいつ…」
独楽「いやでも、店長さんお料理すごくおいしいですし、ちょい悪風で格好いいですし、モテるんじゃないですか?」
湊「変なのばっかからなんだよ…。お客さんさあ、そのファッションがトラウマになるくらい強烈な異性に言い寄られるとどう思う?」
独楽「トラウマになるくらいの時点でアウトですよね」
湊「だろ? 他にはドMの変態だの…つくづく女運がなくて気づいたら三十路超えて…周りは子どもがいてよぉ…」
独楽「元気出してくださいよ。いい人がひょっこり出て来るんじゃないですか?」
独楽「案外いたりするんじゃないですか~? モテますって、店長さんなら~」
【直下 コンマ判定】
1~3 湊「いないんだなあ、それが。学生時代の女とデートみたいの行ったら、『ないわー』だと。誘っといて何だよ、あれ」
4~6 湊「…なあ、かまってもらいたいって、何だか分かるか?」
7~9 湊「……休日の度に通う妻かってくらい来る女ならいるんだけど、ぐちぐちうるせえんだ、また。母ちゃん気取りかっての」
湊「いないんだなあ、それが。学生時代の女とデートみたいの行ったら、『ないわー』だと。誘っといて何だよ、あれ」
湊「休みの日はのんびりするもんだって言ったら、老けてやがんのってバカにされたから、童心に返ってやったんだぜ?」
湊「そしたら、『ないわー』だと、意味分かんねえ…」
独楽「一体、何をしたんですか?」
湊「ジェットコースター10連続乗りだろ? テーマパーク価格が嫌だったからクソうまい弁当も作ってやってよ」
湊「そいつが持ってきた弁当よか、少なく見積もっても1.5倍は俺の方がうまかったんだぜ? これ、マジで」
独楽「あー…うーん…」
独楽「店長さん、もうちょっと女心を分かってあげてくださいよ」
湊「何だよそれ」
独楽「物質的なところじゃない価値っていうのが女性は大事なんですから」
独楽「それきり、その人とはどうなったんですか?」
湊「なーんも。毎晩電話かかってくる程度」
独楽(続いてるじゃん! それまだ脈あるじゃん!)
独楽「そうですねー…。アドバイスを送るなら、これに尽きます」
独楽「【安価下1】」
1 女の人は、ちょっと控えめなお姫様扱いをするくらいでいいんです
2 今度は店長さんから、その相手の方を誘いましょう。あと、自分と比較をしないことです
3 その他、自由台詞で湊にアドバイスしてあげて
独楽「今度は店長さんから、その相手の方を誘いましょう。あと、自分と比較をしないことです」
独楽「店長さん、ちらほらスペック高いんですよ」
独楽「比較されたら同性でも嫌になるじゃないですか」
湊「俺がすげえんだから仕方ないだろうが、それ」
独楽「チッチッチッ、それですよ、それ。そういうのは自分から言ったらおしまいです」
独楽「何も言わずに行動で示す。これがかっこいい男性ですよ」
湊「碧石みたいなもんか…?」ボソ
颯「…」ピク
独楽「がんばってくださいね、応援してますから」
湊「にしても、俺からか…。どこ誘えばいいんだ。どこが嬉しいんだ?」
独楽「【安価下1】」
1 店長さんがベストだと思うところでいいんです
2 無難なところだっていいんですよ
3 その他、自由アドバイスをしてあげて
独楽「無難なところだっていいんですよ」
独楽「ただし、アドバイスは極力守ってあげてくださいね」
湊「…まあ気が向いたらな」
独楽「えー!? 気になるじゃないですか。来れたら来ますから、進捗聞かせてくださいよ」
湊「んじゃ、またのご来店をお待ちしてますってことで」
颯「チェックだ。神瑠璃、これで払っておけ」スッ
颯「ごちそうさま…」
ガララ
湊「…お前の彼氏、すかしてんな」
独楽「【安価下1】」
1 彼氏じゃないです。上司です
2 愛想があれば…いい物件なんですよねぇ…
3 ぶっふぉう、か、彼氏じゃないですよ!?/// 違いますからね!? そりゃ、横顔はかっこいいですけど!?///
4 その他、自由台詞
独楽「彼氏じゃないです。上司です」
湊「ほおー? 大変そうだな…何か」
独楽「何考えてるか分かんない人ですけど、仕事はめちゃくちゃできるんです」
独楽「割と尊敬できる人なんですよ。ご馳走さまです。お会計お願いします」
湊「あいよ。また来てちょうだい」
独楽「ごちそうさまでーす」
湊「あざっしたー」
ガララ
独楽「じゃ、ロンドン戻りましょうか」
颯「…さっさと歩け」
独楽「はーい。置いてかないでくださいね」
独楽「にしても、あの店長さん、なかなか面白い人でしたね」
颯「…」
独楽「颯さんもあの人みたいにちょっとはおしゃべりしてくれたらいいのに」
颯(デザインベビー…宮東湊――か)
【直下 コンマ判定】
1~3 また別件で外国にお仕事だよ
4~6 とりあえずロンドン近郊のお仕事だよ
7~9 お休みだよー!
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:同僚
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:謎の不思議系天然超イケメン
宇和時久:東京支部司令 野心家
――異能管理機関本部基地・司令部特務課――
颯「そろそろ、補佐もいらないだろうが…念のため、2人で仕事をしろ」
リダ「はいっ」
独楽「了解」
リダ「どんなお仕事ですか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「機密情報が機関から持ち出された。早々に始末をしろ」
4~6 颯「泥棒を捕まえろ」独楽「また泥棒?」颯「…ECを持っている。それを取り上げて、墓場に眠らせてやれ」
7~9 颯「…銀行強盗にグラスパーがたてこもっている。今すぐ、現場へ行け」
颯「機密情報が機関から持ち出された。早々に始末をしろ」
リダ「どんな機密情報なんですか?」
颯「そんなことは知らなくていい。機関の裏切り者だ。――消せ」
独楽(…すごくキナ臭い)
リダ「はーい。名前とか所属は?」
颯「ここに資料がある。目を通せ」
パサッ
【安価下1】
ターゲットのお名前をおなしゃす
※外人名でよろっす
【直下 コンマ判定】
1~3 異能犯罪対策課課長(バリバリの戦闘タイプグラスパー)
4~6 管理部EC保管課(EC所持につき要注意)
7~9 総務部総務課(非グラスパー)
【安価下1】
ジョナさんの異能とは!?
本部の対策課課長の異能ってことは、よっぽどじゃね?
リダ「えっ、対策課のフェニックス課長!?」
独楽「面識あるの?」
リダ「うん、わたしのおっぱい、とろけそうなくらい…///」
独楽(ビッチだ…体を売って取り入るとか…腐ってるどころじゃないよ…)
独楽(機関にどれだけの穴兄弟がいるのか…)
リダ「異能がすごくってー、ベッドの上でも再生しまくり」
リダ「果てないの、本当に。あんなに激しいの、なかなか…」
独楽「あーはいはいはい…同僚のそういうお話、あんまり聞きたいタイプじゃないんだ、わたし」
ジェイル「ちょっと俺は興味あったりしちゃうよ?」ススッ
リダ「んもー、ジェイル先輩はちゃんと家族いるでしょ? 不倫になっちゃうよ?」
ジェイル「あちゃー…それ言われるときっついなあ~…」
独楽「でも、対策課の課長が機密情報持ち出して逃げるって…よっぽどだね」
リダ「株価高騰しちゃうかも?」ニシシッ
独楽(問題は、どんな機密情報を持ち出して…その情報が、誰にとって不利になるものなのか――)チラッ
颯「ジェイル、お前の仕事はこれだ」
ジェイル「うわー…きっちいなあ…」
独楽(さーて、これはちょっと厳しくなるのかも…)
リダ「とりあーえーずー…こまちゃん、フェニックス課長のお宅訪問しておく?」
独楽「一応、してみようか。どこにあるか調べないと――」
リダ「行ったことあるからだいじょーぶいっ」
独楽(ビッチェ…)
【直下 コンマ判定】
1~3 家宅捜索しても何もなかったよ
4~6 はいはいはい、潜伏先は絞り込んだね
7~9 自宅に核シェルターとはやりおるわ
独楽「うーん…手がかりゼロ」
独楽「さすがにそうそう甘くないか。むしろ、追う側の心理は完璧に把握かな?」
リダ「じゃあ心当たりから行ってみる?」
独楽「あるの?」
リダ「愛人のところとか、行きそうな気がしない?」
独楽「まさか…」
リダ「えへへっ、一緒に寝た相手からは消えてもなくならないものは根こそぎもらってるんだ」
独楽「リダも何だかんだで凄腕だよね」
リダ「誉めても何も出ないよ、もう~」
【安価下1】
1 じゃあ、その愛人さんを片っ端から当たってみましょ
2 別方向からアプローチしてみるよ、手分けしよう
A 機密情報が何なのかとか、調べておかないとね
B とりあえず経歴を完璧に洗い直して、場合によっては課長が不祥事起こしたばっかりに待機命令中の対策課を当たってみよう
3 その他、自由
独楽(リダは最初っからあんまり隠してなかったけど…かなり派手に真っ黒になってるなあ…)
独楽(あんなのが同僚だなんて…。どうにかして更生――させてあげたいけど…この仕事の後かな)
カタカタ…
独楽(ジョナサン・フェニックス…)
独楽(機関本部にはアメリカ保安局からスカウトで入ってきて…数々の事件を解決)
独楽(対策課課長になってからは…この経歴だと、司令と管理部長の間で持ちつ持たれつ…どっちでもない感じかな)
独楽(両方の命令を聞きながら器用に両方から取り入って、独自の地位を持ってきた…)
独楽(颯さんと違うのは尻尾を振りまくりなこと…その上で常に自由な立場――を見せかけてきた、と)
独楽(ふふふーん、わたしの手腕にかかればその裏側に何があるのかなんて…)
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「中立に見せかけておいて、まさかのヴァリエルツさんの派閥…? キナ臭さが増してきたな…」
4~6 独楽「あっれえ~? まさかこの人、本当にうまい汁を片っ端からすすりまくる人…?」
7~9 独楽「あーはいはいはい…。これ管理部長派ですねー…。改竄の後が見えるけど間違いないね…この感じ」
独楽「あーはいはいはい…。これ管理部長派ですねー…。改竄の後が見えるけど間違いないね…この感じ」
独楽(部下からの信頼も、表向きには他部署からの評価もとっても高くて、温厚篤実な人柄が女性職員には大ウケ…)
独楽(――んな完璧な人、そうそういませんよーっと)
独楽(欠点があるから人間っていうのは面白いわけで、欠点がないなんて人がいたら、それこそが人間としての最大の欠点だよね)
独楽「ま…ここの人らは少々どころか、かなーり人として危うい欠点を抱えてる人が多いけど」
独楽(となると、機密情報は司令に関連する何か――。だからこそ、対策課に待機命令をかけて、特務課を司令が動かした)
独楽(…もしくは、本当に機関を憂えて、重要な秘密を持ち出そうとしている最中なのか)
独楽(後者だったらどうしようかな…。命令は消せなんだけど…いやでも、颯さんが命じたんだし…?)
独楽(あー、ダメだな。まだ結論出せるほどの情報じゃないや)
独楽「よし、対策課にレッツゴー」
【直下 コンマ判定】
1~3 対策課はどうやら、ジョナさんに心酔してるっぽいですね
4~6 対策課内でも派閥争いはあるみたいですねー…
7~9 対策課にも正義を胸に抱えて、必死に耐えている仲間がいた…のかなあ、これ?
――異能管理機関本部・異能犯罪対策課――
課のエース「課長が機密情報を持ち逃げをしたんなら、それは必ず意味のあることだ」
紅一点「そうよ。だからわたし達はあなたに何も教えることなんてないわ」
紅一点「出ていってちょうだい」
独楽(あちゃー…これはキツいかもなあ…)
独楽「【安価下1】」
1 分かりました。じゃあ、あなた達から聞き出せることはなかったってことにしておきます
2 申し訳ないですけど仕事なので。とりあえず、ここ半年間の仕事の報告書を全て提出してください。この笑顔に免じてお願いします
3 その他、自由台詞
独楽「申し訳ないですけど仕事なので。とりあえず、ここ半年間の仕事の報告書を全て提出してください。この笑顔に免じてお願いします」ニコッ
紅一点「そんなのデータベースから閲覧すればいいでしょ?」
独楽「あんな改竄し放題のがばがばデータベースより、ここで実際に書類にしてフェニックス課長に提出したものの方が信憑性があります」
課のエース「半年分? 持っていきたければ持っていけ。1人で全部見てる間に課長は――」
独楽「高飛びとかはないと思いますけどね。だって、ここにあなた達がいるんですから」
紅一点「何言ってるの?」
独楽「いえ、根拠はない勘に過ぎないんですけれど…」
独楽「あ、とりあえず机をお借りしますね。よいしょ…と」
独楽「で、これはわたしの勘なんですけども、フェニックス課長が単独で何かをするとは少し考えづらいんですよね」
課のエース「ここに居座るつもりか、新人!」
独楽「機密情報を持ち逃げって、少し考えるとおかしくないですか?」
独楽「本当に機密扱いなら、別の理由で濡れ衣着せちゃえばいいんですよ。機関はそういうの大好きですし。気分悪いですけど」
独楽「なのに、機密情報を持ち逃げしたという名目を立てた――。まるで、フェニックス課長にだけ注目を集めさせたいかのように」
独楽「いやー、ただの勘だから根拠はないんですけれど…今のあなた達は待機命令中で、正当防衛でも攻撃禁止ですもんね」
独楽「何かあったら、わたしが対応しますから。ちゃーんと、ここにいてくださいね?」ニッコリ
【直下 コンマ判定】
1~3 にしても半年分は量が多いぜ
4~6 そわそわしてきましたなあ、対策課の方々が
7~9 キナ臭ーいのが見つかっちゃいましたね~?
独楽(出てくる出てくる…)
独楽(データベースに記載されてるものと、ここで紙に印刷されたものとが、絶妙に違ってる)
独楽(この絶妙に消された部分を拾い集めて、時系列順にまとめて、いくとー…?)
カタカタ…
課のエース「…」ギリッ
紅一点「…」グッ
独楽(そわそわしてるなあ…。長居すると危ないかも知れないけど、でもここにいることの効果は多分ある…)
独楽(早めに、掴まないと)
独楽(えーと、どれどれ…。思考分割とかできたらいいのになあ…)
独楽(ロンドンで起きたグラスパーの暴走事件…。対策課がこれを討伐…うんうん)
独楽(それ以来、ロンドン市内でアンテナを使った時に妙な引っかかりがあった…)
独楽(それを不審に思ったEC管理課が調査をしてみたら…黒いECが発見――でも、回収の機器を手配している間に何者かが持ち去る)
独楽(それとほぼ同じころに対策課が仕事で大規模なグラスパー犯罪組織を一斉検挙…大掛かりすぎて煩雑にまとめられてる)
独楽(ふんふん…黒いECか…。改めてこの黒いECを探して回収しろという命令は出されてはいない…)
独楽(EC管理課は管理部の管轄だし…きっとピエロ部長の魂胆だろうな…。でもって、このタイミング…)
独楽(一体、どうしてこんなタイミングでフェニックス課長が『機密情報を持ち逃げ』なんてことをしたのか)
独楽(この命令はソルジュ司令が出したもの…。対策課に起きたここ最近のことなんて…)
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽(これが分からないんだよなあ…)
4~9 独楽(…………あっ、もしかして…?)
独楽(これが分からないんだよなあ…)
独楽(うーん…うーん…)
ガタッ
独楽「どうかしたんですか?」
課のエース「ここから一刻も早く失せろ」
独楽「【安価下1】」
1 お仕事中なんですから大めに見てください。それに『あなた達の身の安全』をわたしが保証してるんですから
2 …分かりました
3 その他、自由台詞
【安価下1】
異能犯罪対策課のエースのお名前
※外人男性名おなしゃす
【安価下2】
異能犯罪対策課の紅一点のお名前
※外人女性名おなしゃす
ジャスティスさん…名前負け…?
それとも改心フラグ…?
【安価下1】
エリックの異能とは?
【安価下2】
マルタの異能って?
あらゆるものの名前がわかる
酸素を操る
分解
>>466
すまぬすまぬ…>>1がものの名前をよく知らないというメタァな理由で採用できんのや…
マルタしゃんの異能は>>467として、エリックは>>468を採用するね
申し訳ないです
―――――
独楽「お仕事中なんですから大めに見てください。それに『あなた達の身の安全』をわたしが保証してるんですから」
エリック「その必要はない」
マルタ「エリック…!」
エリック「放せ、マルタ。…課長の邪魔をさせることはできない」
エリック「新人、自分の運のなさを呪って死ね!」
独楽「あー…ちょっと粘りすぎた」
エリックがガイアを発動して独楽に迫った。
とっさに机を蹴り飛ばしてエリックにぶつけようとしたが、前へ出したエリックの手が丸まった机を粉々に分解する。
独楽「異能――!?」
エリック「痕跡を残さずに殺してやる!」
【安価下1】
1 撤退撤退、これはあかん! 異能の相性が悪すぎる!
2 どうやって勝とうかな? とりあえず、颯を呼びながら考えよう
3 その他、自由行動
独楽「お邪魔しまし、たっ!」
壁を蹴り破って独楽が脱兎の如く逃げ出す。
中庭に飛び降りるとエリックは尚も追いかけてくる。
独楽(フェニックス課長は何かをしようとしている)
独楽(それが誰かの思惑――恐らくピエロ部長の思惑なことは間違いがない)
独楽(そしてあの2人はそれに確実に関与している――けれど、その奥の何かが見えてこない…!)
ダダッ
エリック「逃がしはしないぞ――」
【直下 コンマ判定】
1~3 対策課のエースから逃げるなんて、頭使ってどうこうじゃなくてムリゲーなんだよね
4~6 ピラーで取り囲まれちゃったよ、なかなか頑丈で破れねえし
7~9 逃げるもんねー
エリック「足元注意だ、神瑠璃独楽!」
バンッ
グシャグシャアッ
独楽「ッ――!?」
エリックが中庭の芝に手をついた。
瞬間、大地が崩落するように粉々に粉砕されて大きな割れ目に落下する。
エリック「首を深く、突っ込みすぎたな」
【直下 コンマ判定】
1~6 初バッドやで
7~9 機関最強の男
颯「――少し、熱いぞ」
ブワァアアアアアッ
大地の底から、凄まじい熱風が吹き上げられた。
その風に押し上げられるようにして独楽が空中へと放り出されて、大地の切れ目を塞ぐようにスライムが出現する。
独楽「は、颯…さんっ…!?」
ボヨンッ
スライムの上に落ちて独楽が目を見張る。
機関最強と謳われる夏伐颯がそこへ姿を現し、エリックが舌を打った。
独楽(軟泥の異能――が颯さんの異能のはずなのに)
独楽(今のあの風って…もしかして、まさかの…激レア、異能2つ持ち?)
エリック「夏伐颯…!」
颯「いきるな。うちの部下が、お前らに何をした?」
独楽「フェニックス課長と対策課の面々は、確実に繋がっています! 監視されることで弊害が出るようで、強硬手段を取ってきました!」
エリック「どうでもいい。まとめて消してやる!」
マルタ「エリック、無茶しないで!」
ガイアを発動してエリックが駆け出す。
芝生の大地が割れて一瞬で颯へ迫り、分解の異能を用いた拳を放った。
颯「――消せるものなら、消してみろ」
【直下 コンマ判定】
1~3 エースが瞬殺されたお
4~6 軟泥の異能がけっこう万能なのよ
7~9 あっさりエースが生け捕りにされたよ
エリックの放った拳がスライムに絡め取られる。
分解をしようともスライムは不定形がゆえに崩れ去る形を持たずに保たれ、同時に異能を発動するための手を封じられる。
颯「どうした、消すんじゃなかったのか?」
エリック「気色悪い異能如きで、俺を封じたと思ったのか!」
手を封じられたエリックは、素早く思考と体を切り替えて鋭い蹴りを放った。
しかし蹴りをくぐり抜けて颯がエリックの耳をつまんで思いきり引っ張る。
エリック「あぐっ――!」
颯「仕置きをされたいなら存分にくれてやる。次は尻を100回叩いてやるか?」
マルタ「エリック!」バンッ
マルタがピラーを使ってを攻撃する。
ぱっと手を放して颯が身を引き、真下から突き上げられたピラーをよける。
マルタ「まだまだ!」
ズドドドドッ
しかし、一歩退く程度ではマルタのピラーは収まらない。
細いピラーが連続で颯をめがけて繰り出されていき、体勢を立て直したエリックが再び地を蹴った。
エリック「何が最強だ! 本部は世界中からエリートが集まっているんだ!」
エリック「俺とお前の差は、ただの経歴だけでチカラなんかに差はない! 最強の座は、俺がもらう!」
颯「最強だと? 俺は自分からそんなものを名乗った覚えはない」
颯「それに――そんなことをのたまったネコ野郎の一件がまだ頭にこびりついてるんだ」
颯「次に言ったら、殺すぞ」
ボヨヨヨンッ
エリックの足元が、はねた。ぐらついたのと同時にそこがスライムの上だったことを思い出す。
青いスライムが真下からエリックを飲み込むように盛り上がって包み込んだ。
ガイアやピラーでムリに抜け出そうともがくが、スライムは動じない。
マルタ「エリック…!」
颯「マルタ・ホームズ――お前はどうしたい? 仲間がスライムに飲まれて窒息死するのを見るか、大人しく吐くか」
マルタ「っ…課長は、売れない」スチャッ
独楽(ナイフ――自分の首に――)
【安価下1】
1 止めるよ
2 止めないよ
ザシュッ
マルタ「っ…」ドサッ
颯「…チッ…」
独楽「…」ググッ
颯「エリック・ジャスティス…お前も死んでも吐くつもりはないか?」
スライムからエリックが顔だけを出された。
荒い呼吸をしながらエリックがマルタの遺体を見つめ、歯を食いしばる。
エリック「課長のためなら…俺だって――」
颯「生殺与奪は、俺にある。勝手に死ぬな」
舌を噛み切ろうとしたエリックの口にスライムがもぐりこんで止めた。
鼻呼吸だけを許されてエリックが悲痛な、声にならない叫びを上げる。
独楽「…」
独楽「簡単に自分で自分を殺しちゃうなんて…おかしいよ」
絶命したマルタの見開かれていた目を、独楽はそっと閉じさせた。
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:同僚 ビッチ
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:謎の不思議系天然超イケメン
宇和時久:東京支部司令 野心家
ジョナサン・フェニックス:本部異能犯罪対策課課長 再生の異能 機密情報持ち出し中
エリック・ジャスティス:本部異能犯罪対策課 分解の異能 課長を妄信
―――――
今夜はここまでです
どうもありがとうございました
――オマケ・ハワードお兄ちゃん――
ハワード「言子、今、俺は帰ったところだ。そっちはどうだ?」
言子『お兄ちゃん、こっち何時だと思ってるの…?』
ハワード「…知らない」
言子『把握して! もー…で、どうかしたの?』
ハワード「お前はどうもしていないか?」
言子『大丈夫だって。留学中の友達もできたし、ロンドンで働いてるお友達もいるし』
ハワード「…それは初めて聞いた。どんなヤツだ。男ならすぐに離れろ」
言子『女の子。独楽ちゃんって言って、すごく頭良くてかわいくって、でも余裕な雰囲気が格好良くって、素敵な人だよ』
言子『あ、そうそう。その独楽ちゃんがね、日本にお仕事で帰国してて、出国前に食べたご飯がおいしかった~ってメールくれたんだ』
言子『その写真、添付してくれたんだけどね? なーんか、食器とか、一緒に写ってるお店の感じとかが見覚えあって』
ハワード「それがどうした?」
言子『もしかして…湊風さんにいたんじゃないかなって』
言子『そういうお客さんとかいなかった? お兄ちゃん、働いてる日だったよね? 年は19歳で、育ちの良さそうな感じのお客さん』
ハワード「…いっぱいいて分からない」
言子『そっかぁ…。あ、マグロブツの定食の人で』
ハワード「たくさん出たから分からない」
言子『一緒にたこわさとモツ煮写ってたよ』
ハワード「……………あの女か」
言子『えっ、じゃあ本当に湊風さんにいたの?』
ハワード「だが…」
言子『どうしたの?』
ハワード「いや…男といた」
言子『えっ!? 彼氏いるとか聞いたことないけど…どんな人?』
ハワード「どんな…? ………………強い男だ。恐らく」
言子『お兄ちゃんがそんなことを人に言うなんて…。今度聞いてみよーっと。ありがとうね、お兄ちゃん』
ハワード「ああ。…ところで、留学生の友達というのに男は――」
言子『それじゃあね』
ブツッ
ツ-ツ-ツ-
ハワード「…………………………………言子、留学生の友達というのに男はいるのか?」
言子『かけ直さなくていいの! 電話料高いんだから! じゃあね!』
ブツッ
ツ-ツ-ツ-
ハワード「…………………………………………………………おい言子」
言子『お兄ちゃん、しつこいってば!』
その後、同じようなやり取りが5回ほど続きました。
――オマケ・負けられぬ戦い――
湊「ガキども焼けたぞ、皿持って並べ」ジュワァ-
由司「いちばーん!」
夏花「あ、ゆうじくんいけないんだ。こういうのははやいものがちじゃなくて、べつの人にゆずってあげるんだよ」
由司「ええー?」
春来「おねえちゃ――」パタン
春来「ふぇぇぇぇ…」ジワァ
リアン「本日12回目、原因は転倒…」メモメモ
湊「いいから肉焼いてやったんだから並べっつーの、休日返上でだーれのために焼いてやってると思ってんだよ」
湊「なーにがママ会、なーにがちょっとはお礼も出すだ…。バーベキューの準備からガキどもの面倒まで俺一人に押しつけやがって…」
湊「ママ会とか言っててめえらで楽してガキを遊ばせてなおかつてめえらは何もしねえで雑談に花咲かせたいだけだろうがんにゃろう」
由司「湊おじさん、お肉…」
夏花「だめなんだよ、ゆうじくん。こういうときはなぐさめて頭をぽんぽんってしてあげてから――」
湊「じゃかしいわ、てめえらは皿持ってくりゃいいんだよ。マセんな。皿寄越せ、食え、食え、食ってデカくなれ」
リアン「食物繊維がすごく足りてない…」
湊「ガキは黙って肉にむしゃぶりつきゃあいいんだよ」
・
・
・
明「その点、うちの主人は日本どころか、世界クラスの年収なんですけどね」
知恵「いやいや、まあ良くやってはいようがイアンは基本的には完全服従だ。これもひとえに日頃の調教と愛のたまものであって――」
エリカ「冬也はなかなか帰ってきてくれない分、帰ってきた時はすごいんだから。お金だって平気で10万ドルくらい毎月入れてくれるし」
明「実はそれ、うちの旦那経由で送金してるんですよね。バウンティハンティングの賞金を丸ごと送ってくるんですよ」
明「それでもってこれまで冬也さんにかかった発明費だの経費だのを一定額差し引いてから、お宅に送金してるんで」
明「あ、ちゃーんと最低でも1/20までって約束で、まだまだ借金額はありますけど利子とかないんで安心してください」
明「このお家でも小国の一年間の国家予算規模のお金が費やされてますし、発明品は何点も作ってますし、先は長いですけどね…」
エリカ「でも冬也はすごいのよ。世界中の色んなところに行ったことがあって――」
知恵「その土地ごとに女を作って?」
エリカ「…色んな国の言葉知ってるし」
明「たった1人でうちの会社の全商品を作ってますし」
エリカ「……格好いいし!」
知恵「それは思い出補正というものだ。離れすぎているせいで、そう思い込もうと必死なのだよ」
エリカ「………全力で守ってくれてるもの! 家族を!」
知恵「それはうちもだ」
明「ええ。そこは何だかんだでどこの家もそうなのでしょう」
エリカ「悔しい…冬也、早く帰ってきてよぉ…」
明「ははははは」
知恵「わはははは」
――オマケ2・じんせーそーだん――
湊「くたびれたぁ…」グッタリ
明「ご苦労さまです。ありがとうございました」
明「子ども達も随分と遊んでもらえたみたいで、満足してましたよ」
湊「こっちは明日からまた仕事だぞ…。休みの日くらいなあ…」
明「あなたから言ってきたんじゃないですか。女が分からないー、って」
湊「意味不明だ…。あんだけ笑い声上げながら中身は自慢ばっかじゃねえか…」
明「ああやって自分の置かれた環境を賛美しておきたいんですよ。たまには吐き出したい時だってありますから」
湊「ますます意味不明だな…」
明「でも、一体どうしたら突然『女が分からない』なんて台詞が出てくるんですか?」
湊「…」
湊「俺だって焦るんだっつーの…」
明「まさか…いよいよ、誰かいい人でもあらわれましたか?」
湊「よく分かんねえ…」
明「おやおや…」
湊「大体よぉ…結婚なんかしたとこでどうなんだ? 喧嘩しようが、泣き言こぼそうが、次の日も顔合わせなきゃいけねえんだろ?」
湊「そんなことして何がいいんだよ…」
明「何がといわれると、色々とありますけど…。自然な感情じゃないんですかね。その相手と一緒にいたいって思えたら」
明「それに何となく寂しい瞬間ってありません? そういう時には会話がなくたって、そばにいてくれるだけで救われたりするんですよ」
湊「だけど冬也はろくに家どころか、日本にもいねえんだぜ? なのに嫁がやたら一途だしよぉ」
明「そこは惚れた弱味というやつですよ。あなたはそういうの、まだまだ分からないんでしょうかね」
湊「てめっ…」
明「じゃあ分かるんですか?」
湊「………………分からなくもねえつもりだけど」
明「意外ですね。じゃあもう一歩じゃないですか」
湊「…そう思ったヤツはとっくに死んでんだよ…。気が引けてんのか…何なのか…どうもなぁ…」
明「初恋なんて実らないものですよ。けど…その人とムリに重ねる必要はないのでは?」
明「重なってしまう部分はそれとして、あなたがまた未だに想ってしまう相手と同じことになってしまった時に…嫌だと感じるなら」
明「そりゃ、人が死ぬのを喜んでしまうような人間がごくごく少数派ですが、もしそうなった時…悔いが残ってまた打ちのめされるのならば」
明「あとはあなたが、それをどれだけ大切なラインに置いておくかを確かめてみたらどうですか?」
明「その上でずっとともにいたいと思えたなら、きっと好きなんでしょう」
明「…………さてと。今夜は泊まっていきますか? お疲れでしょう? 客間はいくらでも空いてますし――」
湊「いや。朝から仕込みがあるからな…。帰る」
明「そうですか。どうもありがとうございました。いい父親みたいには見えましたよ?」
湊「たりめーだ。俺はリクを育てたんだぜ? んじゃあな、考えてみる。ありがとよ」バタム
湊(そう言えば今日…まだ夜原から電話きてねえな…。俺からかけてみるか…)
prrrrr…
湊「おう、俺だ。お前次、いつ休みだ? …いいから言えっての。…よし、分かった。んじゃ、その日、空けとけ」
湊「何でって、そりゃあ…リベンジだ。何が、ないわー、だ。あるっつーの、ボケ。思い知らせてやるから、覚悟しとけよ」
再開いたしまするよ~
獅子堂報酬の1200万ドル(日本円で14.3億円)はそのほとんどが律に渡りましたよー
超高機能な分だけ律の発明費は莫大にかかってるから冬也は少しずつお金を入れているんだよ
そこから律が発明費をさっぴいた上で朝霧家にお金が入っているのよ
そんなどうでもいい設定を書きなぐったとーこーろーでー
こまちゃん編
再開してもええんやで、って方は判定おなしゃーす
【直下 コンマ判定】
偶数 フェニックス課長の魂胆が判明したよ
奇数 ビッチからビッチビッチした報告が入ってきたよ
※0は偶数扱いなんだよ
――異能管理機関本部・司令部特務課――
颯「対策課の連中を全て、拘束室にぶち込んだか?」
独楽「はい…。フェニックス課長って、すごいんですね」
独楽「あんなに強そうな人達から、あんなに信頼…をされて」
颯「妄信だ」
独楽「わざと言葉選んだのに直さないでくださいよ…」
prrrrr…
独楽「はいはい、リダ?」
リダ『んはぁっ…/// こまちゃん…?』
独楽「…今、何してるの?」
リダ『今ねぇ…んあっ…そこはらめぇ…///』
独楽「…あの、すごく精神衛生上良くないんだけど」
【直下 コンマ判定】
1~3 リダ『フェニックス課長がぁ…別荘くれるって言うか、らぁっ…/// 機関、辞めっ…んぅ///』ブチッ
4~6 リダ『フェニックス課長の、相手…んぅっ…しててぇ…/// 人質になっちゃったか、らぁっ…助けてに来てぇっ///』ブチッ
7~9 リダ『情報収集中でぇ…/// 後から行く、から…ああああっ!/// 先にイッてぇ…」ブチッ
リダ『フェニックス課長がぁ…別荘くれるって言うか、らぁっ…/// 機関、辞めっ…んぅ///』ブチッ
ツ-ツ-ツ-
独楽「…颯さん。録音だけしておいたんで、聞いてもらえます?」
独楽「ちょっと言ってる内容が分からなくて」
颯「…」
pi
颯「…………フェニックスについたのか」
独楽「顔色変わらないんですね」
颯「逆探知をかけろ。乗り込むぞ」
独楽「颯さんも、来てくれるんですか?」
颯「辞表を受け取る必要がある」
独楽(マジメだなあ…。それ以外の理由もありそうだけど)
【安価下1】
リダの異能とは!?
※ムリにビッチなの考えないでね?
――ロンドン・某所・隠れ家――
独楽「ここから発信されたようですけど、地図と照らし合わせると不思議なことに機関の土地なんですよね」
颯「…余計なことを」
独楽「もしかしてってずっと考えたんですけど…これ、本部崩壊の始まりってやつですよね?」
独楽「司令派と管理部長派での争いがこんな形で表層に出てきちゃって」
颯「後でいい」
独楽「【安価下1】」
1 分かりました
2 先にはっきりさせたいです。黒いECを巡って、何が起ころうとしているんですか?
独楽「先にはっきりさせたいです。黒いECを巡って、何が起ころうとしているんですか?」
颯「…」
独楽「このタイミングでフェニックス課長が機関を離叛したように見せて、こんな行動を起こしている理由は何ですか?」
独楽「勉強不足で黒いECというものが何なのか、わたしはまだ分かっていません」
独楽「でも、ただのECとは違って、機関にとっても重大なものなんですよね?」
颯「…どこまで分かった?」
独楽「対策課はピエロ部長の命令で、任務のどさくさに紛れて偶然発見された黒いECを手に入れて保管をしている」
独楽「フェニックス課長がその黒いECを所持しているか、もしくは隠し場所を知っていて、ソルジュ司令は黒いECを手中に収めたい」
独楽「でも黒いECを手に入れることがどうなるのか、このタイミングで黒いECの争奪戦が起きていることが、分かりません」
独楽「颯さん、教えてください」
颯「機関は、あるシナリオを描いている」
颯「自作自演で世界を混沌に叩き落とした上で、その収集をつけて世界を丸ごと傘下へ収めることが最終目標だ」
颯「シナリオの名前は、第三次世界大戦。ECや、黒いECは、その時の機関の切り札だ」
独楽「わざと戦争を引き起こして…そこから機関が世界を統治する…ってことですか?」
颯「機関内の権力争いはすでに終息している。誰が、どの派閥が戦争を起こすことで、後の世界で広い土地をとれるか」
颯「そのための点数稼ぎゲームを機関はやっているに過ぎない」
独楽「…ちょっと、想像以上で目眩がしそうです」
颯「行くぞ。黒いECは、消える心配のいらないECであると同時に、簡単に人を破滅へ向かわせられる。戦争の火種になるものだ」
【直下 コンマ判定】
1~3 拘束室に突っ込んだはずの対策課が集結してきた
4~6 リダの異能がまた厄介なんだなこれ
7~9 独楽・颯vsジョナサン・リダ
【安価下1】
リダがこまちゃんと颯に見せてきた幻惑の内容
1 酒池肉林な官能的ワンシーン
2 阿鼻叫喚な退廃的ワンシーン
3 その他、何か分かるようにおなしゃす
ギィィィ…
独楽「中は意外と普通――って」
ズララララァッ
独楽「うわあ、すごいご馳走…」ダラダラ
キャッキャウフフ
独楽「颯さ――」クルッ
颯「…」
独楽「颯さんが美女にすごくモテてる!?」
颯「おいやめろ…俺はそういう気分じゃ…まあいいか」
独楽「いいの!?」
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+3)
1~3 独楽「それにしても、この料理おいしいなあ…」モグモグ
4~6 独楽「ええ、ちょっ、颯さん、しっかり!」バシバシ
7~9 独楽「厄介だけど…リダ、こんなのは満たされていない人が陥るただのまやかしだってわたしは知ってるよ」
独楽「厄介だけど…リダ、こんなのは満たされていない人が陥るただのまやかしだってわたしは知ってるよ」
独楽「幻想を打ち崩すには、現実を突き立てればいい」
独楽「颯さん!」
颯「おいやめろ…べたべたされるのは…まあいいか」
独楽「くそっ…こんな颯さん、レアすぎてもっと見てたいけど…」
独楽「心を鬼にして!」
独楽「【安価下1】」
1 颯さん、その人達、誰にでもそうするビッチですよ、ビッチ!
2 颯さん、颯さんみたいな人が無条件にモテるはずないじゃないですか! 財産目当てで事実関係作ろうとしているだけですよ!
3 その他、自由台詞で現実を突きつけて颯さんを正気に戻してあげてください
独楽「颯さん、その人達、誰にでもそうするビッチですよ、ビッチ!」
独楽「颯さんが寄るな殺すぞって普段から言ってるような、ビッチですよ!」
颯「ハッ――」
独楽「颯さんはビッチじゃなくても、相手くらい作ろうと思えば作れるでしょ!」
独楽「それとも颯さんは、ビッチ好きなんですか!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「誰がビッチ好きだ!」ドゴォッ
4~6 颯「俺をハメようとするとはな…。目が覚めた。礼を言う、神瑠璃」
7~9 颯「――ブリューナク!」
颯「誰がビッチ好きだ!」ドゴォッ
独楽「へっ――?」ガッ
ドゴォォオオンッ
独楽「痛っ…」
颯「おい神瑠璃、どこへ行った?」キョロキョロ
独楽「え、わたしですけど? 颯さん? 颯さーん?」
颯「チッ…ふざけた異能だ」
颯「全部ぶちのめせば…これも解除されるか?」
独楽「まさか…幻惑で、わたしまでビッチに見られてる…?」
独楽「颯さん、正気に戻って!」
颯「容赦は、なしだ」
独楽「やばっ…」
【安価下1】
1 逃げながらリダを探して異能を解除させないと
2 わざと颯さんを挑発させまくって、この幻惑ごとぶっ飛ばしてもらおう
3 その他、妙案求む
独楽「リダー! 一体、どこにいるのー!?」
ダダダッ
颯「ビッチども、片っ端からこい。殺す」
<ドゴォォオンッ
独楽(颯さんが始めた…)
独楽(わたしまであの美女軍団に見られてるんなら、見つかったらやられる…)
独楽(それまでにリダを見つけて、異能を解除させないと颯さんに見つかったら終わりだ…!)
独楽「リダがいそうな場所――」
独楽「この家の間取りを考えると、二階の部屋のいずれか――ベッドルーム…!」
バンッ
独楽「リダ、見つけた!」
【直下 コンマ判定】
1~3 対策課3人+その課長まで一緒に見つけてしまった
4~6 フェニックス課長まで同時発見しちゃった
7~9 リダと勝負やで!
リダ「こまちゃんだ」
(フェニックス→)フェニ「特務課の新人さんがどうしたのかな?」
独楽(やっば…フェニックス課長までいるのは想定外…)
リダ「こまちゃんも混ざりたいの?」←全身謎の白い液体ぶっかかりの全裸ビッチ
フェニ「歓迎するが?」←異能を生物の営みに使いまくってる全裸ヤリチン
独楽「お断りですよ…」タジ
【安価下1】
1 手近のものを蹴り飛ばして攻撃するぜ
2 床をぶち抜いて3人で颯のところに落ちようぜ
3 その他、どうする?
リダ「じゃーあー…お邪魔虫ちゃんは出てってね?」ニィ
独楽「出ていきたいのはやまやまだけど、そうもできないって分かるで、しょ!」
独楽が近くにあったチリ紙満載のゴミ箱を蹴り飛ばした。
丸まりながらゴミ箱がリダに直撃しようとするが、フェニックスがそれを片腕で受け止める。
リダ「課長かっこいい~」ペタッ
フェニ「おいたをする子猫ちゃんは、放置できないな」ギンッ
独楽「堂々としないでもらえますか…? 見たくないんで…」タジ
フェニ「リダの異能で、すぐによくなる」
リダ「えへへ~」
【直下 コンマ判定】
1~3 変態のせいでデッドはゆっきー編からの名物?
4~6 やばい状況だよ、なかなか
7~9 颯さーん!
フェニ「すぐ、こちら側に導いてあげよう」
フェニ「怖がることはない。馴れればいいものだ」ギンッ
独楽「だから…お断りなんですってば!」
寝室を飛び出して独楽が廊下へ出る。
すかさずフェニックスはそれを追いかけるが、それを見越して独楽は廊下に敷かれていた薄いカーペットを蹴った。
布の塊が丸まりながらフェニックスに直撃して、柔らかな弾力をもって吹き飛ばす。
リダ「何するの、独楽ちゃん!」チャキッ
独楽「リダこそ、そんなことして恥ずかしくないの!?」
リダ「何も恥ずかしいことなんてないもん! 独楽ちゃんこそ、正義感ぶってて恥ずかしくないの!?」パァンッ
リダが発砲してきて独楽がそれをよける。
フェニックスが奥から起き上がって猛スピードの突進をしてきた。
独楽「っ――」
ドゴォオオオッ
フェニ「恥ずかしがることもない。いいものだよ?」パラパラ
独楽「そういう問題じゃないんです…!」
【安価下1】
1 ものすごーく気が引けるけど、男の尊厳潰しキーック
2 颯のところまで逃げて無理やり正気に戻さなきゃ
3 こうなったらフェニックスをすり抜けてリダを直接…!
4 その他、どうする?
フェニ「さあ、来たまえ!」
フェニックスが腕を伸ばして独楽を掴む。
苦虫をまとめて噛み潰したような顔をしながら、独楽がその股間でいきり立っているモノを蹴り上げる。
カッキィィィン
フェニ「はうあっ――!?」
独楽「やって、しまった…」orz
【直下 コンマ判定】(再生の異能-3)
1~3 フェニ「そういうプレーが、お好みかな?」ニッコリ
4~6 独楽「そしてすかさず――すごくやりたくないけど、潰れ方の詳細解説攻撃!」ヒソヒソ フェニ「や、やめろ…精神的ダメージが…!」
7~9 ジョナさん再起不能
フェニ「そういうプレーが、お好みかな?」ニッコリ
独楽「しまっ――」
ガシッ
フェニ「刺激的だが…良くはない」
フェニ「愛をもってやさしくコレは扱うべきだ」ギンッ
独楽「やめっ…ちょ、本当に…ダメダメダメ、近づけないで…」
リダ「…」ジュルリ
独楽「それはダメだって、フェニックスさん? 紳士でしょ? 無理やりダメ絶対だよ!?」
フェニ「そそるな」
独楽「」
【直下 コンマ判定】
1~3 バッドエンドやでぇ…
4~6 キミが! タてなくなるまで! 蹴るのをやめない!
7~9 暴漢に襲われそうになったら、大声を出して助けを求めるのがセオリー!
荒い息遣いが、耳に吹きかかる。
むさぼられて、穢されて、傷つけられる。
叫び声を上げる喉はもう枯れて潰れた。
誰かが今もどこかで、同じようなことをされているかも知れない。
そんな人達を助けてあげたかった。
正義を成すために、最後までわたしはわたしでいたかった。
――――それでも、チカラなき正義は何にも劣り、穢される。
落ちていく。
沈んでいく。
腐っていく。
そして、その果てで何にも変え難い波が押し寄せて、濁った白い未来で、正義に燃えたわたしは溶けて消えた。
―――――― BAD END 『公序良俗を守る>>1』
濁すよ?
そりゃ濁しますよ? そういうスレと違うもんね!
べ、別に>>1があれこれこうで書けないとかね、そういうんじゃなくてね!?
ここでたぎらせて欲しいのは下半身じゃないから、そういう意味でね!?
どどどどど童貞ちゃうしね、>>1は!
【安価下1】
リトライ先を選んでね
1 >>533
2 >>536
3 >>538
フェニ「そういうプレーが、お好みかな?」ニッコリ
独楽「しまっ――」
ガシッ
フェニ「刺激的だが…良くはない」
フェニ「愛をもってやさしくコレは扱うべきだ」ギンッ
独楽「やめっ…ちょ、本当に…ダメダメダメ、近づけないで…」
リダ「…」ジュルリ
独楽「それはダメだって、フェニックスさん? 紳士でしょ? 無理やりダメ絶対だよ!?」
フェニ「そそるな」
独楽「」
【直下 コンマ判定】
1~3 バッドエンドやでぇ…
4~6 キミが! タてなくなるまで! 蹴るのをやめない!
7~9 暴漢に襲われそうになったら、大声を出して助けを求めるのがセオリー!
【直下 コンマ判定】
1~3 耳元大声攻撃でどうにか抜け出したぜ
4~6 颯さんが駆けつけてくれたぜ
7~9 ロンドンに正義の味方が来てたぜ!
独楽「誰か助けてぇええええええ―――――――――――――――っ!」
フェニ「はっはっはっ、まるでレイプをしているみたいじゃないか」
リダ「えっ、独楽ちゃんって処女なの? 信じられなーい…」
フェニ「いざ、処女喪し――」
ヒュオォォォォッ
ガキィィィンッ
冷たい風が吹いたかと思うと、壁が、床が、天井が、凍結した。
フェニのイチモツが凄まじい冷気で縮こまり、独楽がとっさに平手をかまして蹴り倒す。
バリィィィンッ
氷に閉ざされた壁が破られて、そこに人影が降り立つ。
独楽に背を向けたまま、彼は背をのけぞらせるようにして立ち、右肘を前に出しながら右手で顔に触れる。
左手は独楽を庇うように後ろの方へ引かれて、かっこいいポーズ――らしきものを取った。
リク「正義の味方、参上!」
独楽「えっ…リク?」
リク「悪者はぼくがやっつける!」ビシッ
【直下 コンマ判定】
1~3 実力派エリートvsチートの戦いで派手に色々と壊れ始めた
4~6 チートつえええ!
7~9 チートtueeeeeeee
フェニ「何者か知らないが、邪魔をするなら葬るまでのこと!」
フェニックスがノヴァを使って手に炸裂する光をまとった。
手から肘へ、肩までノヴァの光は広がっていき、リクへと襲いかかる。
リク「裸んぼうのおじさんだから――強姦魔?」
フェニ「はあああああっ!」ブンッ
フェニックスの放った拳をリクがかいくぐる。
マグレと見てフェニックスはさらに猛追撃を仕掛けるが、軽い身のこなしで何やら考え込みながらリクは回避し続ける。
フェニ「何だ、お前――!」ブンッ
リク「猥褻物陳列罪――でもここは一応お家の中だから、やっぱり強姦…」ヒョイ
リク「それとも誘拐拉致監禁…?」スカッ
フェニ「死ね!」
リク「まあいいや。悪者は――ぼくが許さない!」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「やりすぎちゃった」テヘッ
4~6 リク「あっちのお姉さんは…悪い人?」
7~9 リク「必殺、ブリューナク!」
リクがフェニックスのノヴァをまとった腕を掴んだ。
生身で触れれば削り取られて肉体が消失するはずだったが、リクもノヴァを使うことで相殺。
しかも余計な体力の消耗を防ぐために、手の平だけにそれを発動して掴み取り、そのまま床に叩きつける。
ドゴォオオオオンッ
独楽「すごっ…」
フェニ「その程度でこのわたしが――!」
リク「えいっ!」
起き上がろうとしたフェニックスに手を向け、リクが間の抜けたかけ声をする。
すると、その手から放たれた氷がフェニックスを一瞬で飲み込み、それだけで留まらずに屋敷を丸ごと包み込んでいく。
独楽「うわ、ちょっ、氷…!」
慌てかけた独楽だったが、彼女の周囲だけは氷が寄りつかず、他の空間が全て氷で閉ざされる。
床から天井まで細い氷の柱が無数に繋がり、それが屋敷の全てを埋め尽くしていた。
リク「…こまちゃん、大丈夫?」ニッコリ
ゆっくりとリクが独楽の方へ歩み寄ってきて、笑いかける。
リクの歩みを邪魔しないようにと氷は勝手に避けていた。
独楽「ありが、とう…。――って、颯さんが…!」
ドゴォォオオオオンッ
リク「あれ? 他に人いたの?」
カツカツ…
颯「何だ、この状況は? どうなったか、説明をしろ」
独楽(自力で…こんなに氷ばっかのところを突破してきた…)
独楽「あ、あの…こちら、リクって言って…助けてくれたんです!」
リク「はじめまして」
颯「…フェニックスとオールデスは?」
独楽「えーっと…両名とも、ガッチガチの氷漬け…です」チラッ
颯「……そうか」
―――――
一旦ここまでだよ
ありがとうございました
まさかあんなにエロ描写を望む声があったとは…
そして正義の味方は助けを求める声さえあれば、地球の裏側にだって駆けつけるのだ!
乙
リクがブリューナク使える可能性は吹っ飛んだのかな?
それともすでに使えることになってるのか……
それと明編の冬也VSエリオール見てて思ったのですが、光蝶の鱗粉が振りまかれる空間で光蝶の異能とピラーを同時併用していたということは、光蝶は冬也には影響しないということでOK?
その当時冬也には3つ併用する技量がなかったとか
それとも光蝶の鱗粉が付着した星のチカラにのみ効果を発揮するとかで人体に当たっても発動を制限するものではないとかそんなでしょうか
でもそれだと殴り合いのときピラーにぶつかった時にピラーは解除されるはずだから前者だと思うのですが……
>>576
リクがブリューナクの可能性はコンマ次第としかお答えはできないです
でもって光蝶の鱗粉については後者ですね
ただ光蝶自体も、そこから撒かれる鱗粉についても冬也の異能だからこそ操作は可能
光蝶自体は異能だから、そこだけは解除されない
よって、鱗粉が冬也のピラーに触れればじわじわと解除がされちゃうけど、鱗粉も操作しているからそもそもほとんど触れない
そんな感じで考えてはいますけれども…矛盾とか見つけてもライブ感だと思って見逃してくださいませ…(震え声
はいではでは、下ネタは出してもR18描写はしない本編を再開いたしまするよ~
【直下 コンマ判定】
1~3 正義の味方は忙しいからすぐに帰っちゃった
4~9 正義の味方はまだいるよ
颯「黒いEC…こんなところに隠していたのか」
独楽「凍った拍子に建物の基礎まで崩れ落ちて逆にラッキーでしたね」
独楽「まさか、この屋敷そのものを蓋にして隠してたなんて…」
颯「…回収は完了」グッ
独楽「…」
独楽「【安価下2】」
1 颯さんは、上層部のことをよく知った上で掃除をするようですけど…一体、どこまでやるつもりでいるんですか?
2 その黒いECは、どうするつもりなんですか?
3 リダ…どうしますか?
独楽「その黒いECは、どうするつもりなんですか?」
颯「保管庫だ」
独楽「そんなことしないの、分かった上で聞いてるんです」
颯「…」
独楽「颯さんは、本部にいる誰も信用するなって忠告しましたよね?」
独楽「てことは、その黒いECを機関内部の誰かに預けるようなこともしないと考えています」
独楽「戦争の火種になるって仰った、その黒いECは機関の切り札になるんでしょうけれど…だからこそ、颯さんはそれをどうするんですか?」
独楽「機密情報の持ち逃げをしたから抹殺。そう命令しましたけど、その黒いECはどうするつもりだったんですか?」
独楽「わたしにもその存在を隠しておいて、一体、何をしようとしていたんですか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「…まだお前が知る段階じゃない。忘れていろ」
4~6 颯「…だったら、黒いECについて調べてみろ。ただし、お前の力でだ。人に聞いた情報なんかで、判断はするな」
7~9 颯「…戦争は必ず近い内に起きる。その時に機関の息の根を止めるのが、黒いECだ」
(安価連取してね?)
颯「…戦争は必ず近い内に起きる。その時に機関の息の根を止めるのが、黒いECだ」
独楽「…颯さんはやっぱり、機関を壊滅させる目的なんですね?」
颯「そうだ」
独楽「…でも、そんなことをしたら大きな混乱が訪れます」
独楽「機関は確かに腐ってますけど、それでも正常に作用をしてまっとうなグラスパーを保護している側面もあります」
独楽「壊滅なんてしたら――」
颯「俺は言ったはずだ。後の整理を全てお前に任せると」
独楽「そこに颯さんは、いらっしゃらないっていうつもりですか?」
颯「…答える必要はない」
独楽「颯さん…!」
颯「休暇をくれてやる。仕事があれば呼び出す」
颯「自由にしていろ」ザッ
独楽「…」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ210/200 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:ビッチ
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 自称・正義の味方
宇和時久:東京支部司令 野心家
エリック・ジャスティス:本部異能犯罪対策課 分解の異能 課長を妄信
>>586
(まじで? どこで? ほんとごめん、許して…)
―――――
――ロンドン・独楽の部屋――
独楽「はぁー……………」
独楽「疲れた」ボソッ
独楽「でも、休日は休日だし、張り切って満喫するぞー!」
独楽「…」
独楽「…気になることが多すぎちゃうんだけどね…」
【安価下2】
1 風邪ひいた機関とか関係のなくなったリダのお見舞いでもいってあげようかな
2 正義の味方にお礼を言っておこう
3 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
4 コミュ
※相手も併記
5 その他、自由
――ロンドン・病院――
ガチャ
独楽「リーダ、大袈裟だね。入院なんて」
リダ「こまちゃぁん…」
独楽「…でも自業自得だよ。別荘はどうなったの?」
リダ「だって課長が逮捕されちゃったから、財産ぜーんぶ差し押さえだし…パーだよ…」
独楽「これからどうするの? はい、フルーツ買ってきてあげたから」
リダ「やっぱり機関なんて性に合わなかったのかなあ…」
リダ「うまいことやれるはずだったのに、そそのかされちゃったから…きぃぃっ」グイ-
独楽「ハンカチみたいにシーツ噛まないの」
独楽「【安価下2】」
1 リダは機関の腐りきった中に喜んで入っていったように見えたけど…何か事情とかあったの?
2 こんなことで同僚が辞めちゃうなんて悲しいけど…友達は友達だからね
3 その他、自由台詞
独楽「リダは機関の腐りきった中に喜んで入っていったように見えたけど…何か事情とかあったの?」
リダ「…」
独楽「あんな方法、間違ってるよ。それを認めちゃったら、リダまで汚いものにまみれちゃう」
独楽「そんなのわたし、認めたくないんだよ」
独楽「事情があったなら…教えて?」
【直下 コンマ判定】(ビッチ-3)
1~4 リダ「だって…ちょっとエッチしたり、お金渡すだけで偉くなれるなら…そうした方が生きるのが楽チンだから…」
5~9 リダ「お金が欲しくって…」独楽「どうして?」リダ「わたしのお家、すごく貧乏だから…家族を楽させてあげたくて」
リダ「だって…ちょっとエッチしたり、お金渡すだけで偉くなれるなら…そうした方が生きるのが楽チンだから…」
独楽「楽って…本当に、それだけの理由?」
リダ「あと、エッチするの好きだし///」
独楽「…」←呆れて何も言えなくなった
リダ「グラスパーとのエッチするとね、ポイントとかアームで、すんごいんだよ?///」
リダ「独楽ちゃんにも教えてあげようか?」
【安価下2】
1 それはそれで、価値観…かな?
2 性癖は置いておいて…そんなの間違ってるよ!
3 その他、このビッチとのつき合い方どうするよ?
独楽「もう…何だか、何も言えないよ」
リダ「じゃあ、試してみる? どっちもいけるんだよ、わたし」
独楽「いや、それはないからね?」
リダ「ちぇ~…独楽ちゃんのおっぱい好きなのにぃ…」
独楽「でもリダ、自分の体は大切にしなきゃ。楽に楽にって生きようとして、それでリダ自身が大変な目に遭ったら本末転倒だよ?」
独楽「自分の価値をちゃんと保っておかないと、今はそれで良くても、将来がどうなるか分からないんだよ?」
独楽「リダの生き方をダメとは強く言えないけど…友達だから、心配しちゃうよ」
リダ「独楽ちゃん…」
独楽「安易な方法で得られるものなんて、それだけ簡単になくなっちゃうから」
独楽「気をつけてね?」
【安価下2】
1 さて、休日はやることいっぱいだし、リダはこれで終わり
2 リダとコミュる?
リダ「独楽ちゃん、独楽ちゃん」
独楽「ん? なーに?」
リダ「おっぱい、さわらせて?///」
独楽「うん、やだよ?」
リダ「えー? けちんぼだー」
独楽「そろそろ帰ろうかな」
リダ「もうちょっといてよ、お喋りだけでいいから」
独楽「うーん…分かった。ちょっとだけね?」
↓1~2 リダとのコミュ内容
※なければ「なし」で埋めてね
10分で何もなかったら進めちゃうからね?
独楽「ねえリダ?」
リダ「なーに?」
独楽「グラスパーとのその…え、エッチ? って…どう…すごいの…?///」ドキドキ
リダ「すごいよ?」ズイッ
独楽「…そ、そんなに?」
リダ「グラスパーエッチあるあるを3つ紹介するとね?」
独楽(あるある…?)
リダ「中折れしない」
独楽「…」
リダ「異能を使った特殊プレーができる」
独楽「…」
リダ「あと、サイズは変化しないけど、硬度とかね、持続力とか、熱さ?」
リダ「もうそういうのは比較にならないから。熱闘だよ、ものすっ…………………ごく、燃えるから」
独楽「そ…そうなんだ…」ドキドキ
リダ「個人的に1番すごかったのは、触手の異能のグラスパーの人なんだけどね」
独楽「ああっ…ダメ、ダメだよ…もうその時点で…」
リダ「あれすごいから、ほんと。文字通り全身の穴という穴をぬるぬるぬめぬめうねうねねちゃねちゃと」
リダ「刺激は少ないんだけどすごくこう…焦らされて、でもじりじりじりじりとキテね…それで最後には――
独楽「うわぁああああ…リダが思いの外ぼかさなくて、何かすごくもやもやするぅぅぅ…」
リダ「もうねえ…ほんと、あれはどんな女も虜にできるよ」
独楽「よし、この気持ちを吹き飛ばすために」
リダ「しなくていいのに」
独楽「フェニックス課長から、何か聞いた?」
リダ「何かって?」
独楽「…一緒に寝た相手からはもらえるものもっちゃうんでしょ?」
リダ「別荘もらうはずだったんだけど…ダメだったんだってばぁ…」ムス-
独楽「…そうじゃなくて、情報的な」
リダ「うーん…機関にいない方が逆にいいことになるかもねー、って言ってたよ」
独楽「機関に、いない方が――?」
リダ「よく分かんないけど。それで、触手の続きなんだけどね…」
独楽「はぁー…………やだ、顔が熱い」
独楽「もう~…リダってビッチすぎるよ…」
独楽「一晩で[ピ-----]人とか絶対におかしいよ…」
独楽「どうして午前中にリダのとこ行って、あんな話ししちゃったんだろ…」
【安価下2】
1 正義の味方にお礼を言いにいこう
2 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ 210/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 コミュ
※相手も併記
4 その他、自由
2Dしようとしてた…んだよね?
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ 210/200
バーニッシュ 318/200
独楽「よし、煩悩退散完了!」
独楽「うわ、夕方になっちゃった…」
独楽「いけないいけない…」
独楽「たまの休みは満喫しないと」
【安価下2】
1 正義の味方にお礼を言いにいこう
2 コミュ
※相手も併記
3 その他、自由
――ロンドン・トラファルガー広場――
独楽「えーと、多分…こういうところで…」
<とうっ
<やあっ
独楽「発見!」
独楽「リクー」
リク「あ、こまちゃん」
独楽「この間はどうもありがとう」
独楽「お礼言いたくて、探してみたらすぐに見つけちゃった」
リク「どういたしまして。正義の味方だから、当然だよ?」
独楽「でもすごい偶然だよね。日本の某市で会って、今度はロンドンで助けてもらっちゃうなんて」
リク「困ってる人がいれば正義の味方はどこでも行くんだよ」
独楽「【安価下2】」
1 そうだ。お礼したいから、ご飯とか食べに行かない?
2 正義の味方かあ…。難しいよね、正義の味方って
3 かっこいいポーズ、まだちょっと決まってなかったね
3 その他、自由台詞
独楽「ふふっ…助けてくれてありがとう」
リク「うん」
独楽「私を助けてくれた時のポーズカッコよかったよ。だけどちょっと物足りないから完成させよう」
リク「ほんとっ?」
独楽「じゃじゃーん、ポーズ集を用意してきました」
リク「わあっ」
独楽「どれがいいかな?」パラパラ
リク「これは? こうかな?」ビシッ
独楽「うーん…それだったら、こっちは?」
リク「こう!?」ビシッ
独楽「あー、違うなあ…」
リク「これとかは!?」ビシッ
・
・
・
ものすごく打ち解けました ▽
リクの携帯電話番号を入手しました ▽
【直下 コンマ判定】
1~3 何だか一緒にいるとすごく胸がどきどきする…これって、もしかして…公衆の面前でのポーズ練習の恥ずかしさ?
4~6 仲良くなりすぎて自然な流れでリクが間借りしてるマンスリーマンションに来ちゃいました
7~9 いつしかものすごく熱く正義について語り合っていました
リク「こうかな!?」
独楽「近い近い、もう少しだよ!」
リク「じゃあ…………こうだね!?」ビッシィィィッ
独楽「きた! これだよ、これ! リク、かっこいいよ、そのポーズ!」
リク「ほんとう!? やった!」
<面白い2人組だな
<かわいいわね、何だかあの2人
独楽(ハッ――いつの間にか、すごい注目が…!)
リク「どうしたの、こまちゃん」キョトン
独楽「何でもないよ」
独楽「ポーズができて良かったね」
リク「うん」
独楽「【安価下2】」
1 それじゃあ、もうすっかり夜だし…。これでばいばい
2 そう言えばリクは、どうしてロンドンにいるの?
3 その他、自由台詞
独楽「それじゃあ、もうすっかり夜だし…。これでばいばい」
リク「うん、ばいばい」
リク「また怖くなったら呼んでね」
独楽「…うんっ、ありがとう」
独楽「ばいばーい」
リク「ばいばい」フリフリ
スタスタ…
独楽(リクって癒しなのかなあ…)
独楽(すさんでたのがさっぱり消えたような気がする…)
【直下 コンマ判定】
1~3 帰り道に誰かと遭遇したよ
4~9 無事に帰ったよ
【直下 コンマ判定】
一体、誰と会ったのかな?
1~3 脱走をして復讐に燃えているエリックや!
4~6 謹慎中なのに遊び歩いて女に振られてかなり気が立ってるレジーや!
7~9 なーんだ、颯さんだよ
独楽「よーし、もうちょっとで家に着く…」
独楽「そう言えば休みっていつまでなんだろう?」
独楽「ちょっと後で颯さんにでも聞いてみようかな…」
ザッ…
独楽「あれ?」
エリック「神瑠璃独楽――逆恨みだ、お前を殺してやる!」
独楽「ええっ!?」
【安価下2】
1 市民がいるのに戦えないって、とりあえず人のいない場所まで逃げよう
2 き、きっと経費で弁償代とかはまかなえるし、こんな危険人物を解き放っちゃった人に責任はあるはずだし、応戦だ!
3 その他、どうする?
独楽「何だか人頼りだけど、この人相手に1人はヤバい…!」
prrrr…
エリック「助けなんか、呼ばせるかよ!」ダッ
独楽「っ…!」ブンッ
エリックが襲いかかってきて、独楽が近くにあった看板を蹴り飛ばした。
突き出した手で看板ボールを分解し、エリックが向かってくる。
独楽「リク、早く早く――」
エリック「もらった!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ぶっちゃけエリックの異能も一撃必殺系だからね…
4~6 ケータイがやられたー!?
7~9 凌ぐよ! 凌ぎながら逃げるよ!
独楽「ッ――」
背後から、エリックのピラーで強く押し出された。
死角からの衝撃に虚を突かれて独楽がよろめきながら前へ出る。
エリック「死ね、神瑠璃独楽!」
ブンッ
グシャァアアッ
独楽の腹部をエリックの手が貫いた。
触れられた瞬間に身体は粉々に分解が始まり、貫かれた腹部から末端へ向けて独楽が壊れていく。
エリック「次は…夏伐颯だ――」
塵さえ残さず分解され、独楽だったものは風にさらわれて消え去った――。
―――――― DEAD END
うん…うん、うん
コンマが良ければね、リク呼んだ時点で凌げばどうにかなってたんだけどね
異能の相性が最悪すぎる上にGSもこまちゃんじゃ、どうも太刀打ちすることが難しいからね
あと、こまちゃん編は急に誰かに襲われて…ってことが多分どんどん増えるからね
どっかで武器とか揃えた方がいいかも知れないね、って今>>1は気づいたよ
さてさて、どこからリトライしましょうか?
【安価下2】
1 >>636
2 >>640
独楽「何だか人頼りだけど、この人相手に1人はヤバい…!」
prrrr…
エリック「助けなんか、呼ばせるかよ!」ダッ
独楽「っ…!」ブンッ
エリックが襲いかかってきて、独楽が近くにあった看板を蹴り飛ばした。
突き出した手で看板ボールを分解し、エリックが向かってくる。
独楽「リク、早く早く――」
エリック「もらった!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ぶっちゃけエリックの異能も一撃必殺系だからね…
4~6 ケータイがやられたー!?
7~9 凌ぐよ! 凌ぎながら逃げるよ!
独楽「あげるものは、ないですよ!」
石畳の地面を蹴り、爪先で掠めた部分が剥がれた。
石のボールがエリックの足元へ迫り、僅かな隙が生じる。
エリック「小細工を…!」
独楽「リク、ごめん、助けて! 今、いるのは――」
エリック「ああああああああ――――――――――――っ!」
電話が繋がり、独楽が場所を伝えようとする。
だが、前のめりになったエリックは片手で体を支えて跳ね上がった。
エリック「させるか!」チャキッ
スパァンッ
パァンッ
発射された弾丸が的確に独楽の持つケータイを撃ち抜いた。
舌打ちしながら独楽が踵を返して走り出す。
独楽(やっぱり対策課の人とじゃ、戦闘能力が違いすぎて…!)
【直下 コンマ判定】
1~4 ピンチ&ピンチ&ピンチ
5~9 正義の味方参上!
エリック「今度こそ!」バンッ
独楽「また、地面を…! だったら思いきり、飛ぶ!」
道路標識を捻りきりながら手にして、棒高跳びの要領で独楽が飛び出す。
刹那の差で地面が大きく陥没して人々や、車や、建物がその崩落に巻き込まれていく。
独楽「何てこと――」
エリック「上に逃げ場はねえぞ。バーニッシュ・プラズマ――!」
スパァンッ
弾丸にバーニッシュ・プラズマをかけてエリックが発砲した。
独楽へ向かって飛来した弾丸が、突如として出現した氷の遮られて止められる。
エリック「グラスパーか――」
リク「人命救助と、悪者退治。罪を憎んで人を憎まず――」
リク「正義の味方2号、リク参上!」ビッシィィィッ
大地が巨大な氷で埋められ、地割れに巻き込まれたものが押し上げられた氷で地上へ生還される。
エリック「変なポーズしてるんじゃねえ!」
リク「かっこいいポーズだもん!」
独楽「【安価下2】」
1 がんばって、リク
2 その人の異能は分解! 手で触れたものは、問答無用で壊されるから気をつけて!
3 その他、エールを送るでもアドバイスをするでも自由台詞
独楽「その人の異能は分解! 手で触れたものは、問答無用で壊されるから気をつけて!」
リク「分解?」
エリック「こういうことだ!」
エリックに襲いかかった無数の氷柱が、一瞬で粉微塵に消え去る。
リクがぽかんと目を丸くしていると、エリックが勝ち誇りながらガイアで接近した。
エリック「死ねよ、正義の味方さん?」
リク「正義は死なないよ?」
バリィィィンッ
リクの前に立ちはだかった氷の壁を突破し、エリックが迫る。
それを見てリクが自分の腕を氷で固めながら振るった。すかさずエリックがリクの腕を止めて分解する。
――が、消失したのは氷だけだった。生身になった腕が素早くエリックの襟を捕まえてぶん投げる。
エリック「てめえ…!」
リク「そういう異能は大体、一塊になってるものだけに作用するんだよ」
リク「人の体と氷は一緒にしても、別々のものだから1回だけは防げるんだもん」
エリック「同じ手を何度も食らうなんて思うなよ!」
独楽(そんな方法が…言われてみると納得しちゃうな…)
リク「こんなに大勢の人を怖がらせたから、あんまり容赦はしないよ」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「またやりすぎちゃった」
4~6 リク「必殺――はダメだから、不殺の、コールドスリープ」
7~9 リク「もう…こんなことしちゃダメだよ?」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 リク「こまちゃん、大丈夫? 無事で良かったね…。こまちゃんのこと大好きだから、本当に良かった」ギュッ
奇数 迫害されるヒーロー
※0は偶数扱いなんだよ
うわーお…
ちょっと、猛烈な便意に襲われたから気長に待っててちょ…
エリック「容赦しない? それはこっちの台詞だ!」
エリックが怒鳴り、地面を埋めた氷に手を突いた。
再び地面が崩落しようとし、リクがまた異能を発動するが、巨大な質量の氷の生成には時間がかかる。
異能犯罪対策課で数多のグラスパーを相手にしてきたエリックにも、そういった弱点が見えていた。
独楽「リク!」
リク「っ――」
ガイアを発動し、リクが大地を氷で埋める。
エリックはすでに迫り、リクに拳を叩きつけていた。
激しくリクが吹き飛ばされ、さらにエリックは追撃を仕掛ける。
エリック「どうした、氷のグラスパー!」
エリック「容赦しないんじゃなかったのか!? 正義の味方はグラスパーでもない無力な人間を救うのに手一杯か!」
エリック「ビルが崩れるぞ、助けてやれよ!」
巨大なピラーでエリックが近くの低いビルを真下から突き上げた。
主要な柱が壊され、ピラーの解除とともにそのビルが瓦解し始める。
エリック「ただの人間か、俺を殺すか、選んでみろ、正義の味方!」
リク「何で――!?」
エリック「正義なんてものが、世の中で通用すると思って――」
ズドォォォッ
ブシャアッ
エリック「っ…」ゲボォッ
エリックの心臓が氷の棘で貫かれた。
そのまま氷の棘に穿たれたまま瓦解していくビルにエリックが押しつけられ、そこから凄まじい勢いで氷がビルを飲み込む。
ガキィィィンッ
氷で全体を覆って固め、リクが呼吸を落ち着かせながら片膝をつく。
最後の瞬間にエリックの分解の異能がリクの腹部を掠め、そこから分解が始まろうとしていた。
それを、自分の体を凍らせることで防いでいたが、それでもリクは血反吐を吐き出す。
独楽「リク…! 大丈夫?」
リク「それより…皆は…?」
独楽「大怪我をした人はいないようだけど――」
ガツッ
独楽「痛っ…」
市民A「どこかへ行け、グラスパー!」
市民B「何てことをしてくれたんだ!? こんなじゃあ、商売はどうなる!? こんな氷漬けで、これからどうしろってんだ!?」
罵声と野次と石ころ、ゴミなどが独楽とリクに投げつけられる。
リク「…これは、何…?」キョトン
独楽「そんな…リクは、皆を守りながら――」
市民A「何が守るだ、グラスパーなんか…人間のはずがないだろうが!」
リク「人間じゃない…?」
市民B「ずっと平和に暮らしてたのに、グラスパーのせいで何もかもがめちゃくちゃだ! この犯罪予備軍!」
独楽「っ――リクがいなかったら、あなた達は今ごろ、どんな目に遭ってたか分からないんですか!?」
グイッ
独楽「リク…?」
リク「…………こまちゃん、怖くなかった? お家まで、送るよ? 正義の味方はね、本当はいないのが1番いいんだよ?」ニッコリ
――ロンドン・独楽の部屋――
リク「…はぁ…はぁっ…」
独楽「酷いケガ…。機関の、治療装置とか使わないとこんなの…」
独楽「分解の異能を止めるために、自分で傷口ごと氷で覆って、進行を妨げるなんて…痛いに決まってるよ」
独楽「リク、機関に今すぐ行こう。連れてってあげるから――」
リク「ダメなの…」
独楽「リク…? ダメって、何が?」
リク「ぼくはね…普通の人とは違うから…お医者さんとかにかかっちゃ、ダメなの…」
リク「バレたらダメなことがね、いっぱいあるから…」
独楽「でも…! このままじゃリク、死んじゃうだけだよ」
リク「正義は…死なないんだよ…?」ニッコリ
独楽「それは、意志というか、そういうもので、リク個人には限界だってあるんだよ」
リク「でも、ダメなの…。このまま、治るの…待たないと…」ハァハァ
独楽「治るの…? こんな、何の役にも立たない応急処置で、本当に?」
リク「それはぼく…分かんない…」
【安価下2】
1 意地でも機関に連れて行って治さないと
2 頼れる人がいないか聞いてみる
3 このまま様子を見て看病をする
4 その他、どうする?
独楽「リク、誰か…頼れる人とかいないの?」
独楽「リクがケガとかをした時に、看てくれるような人。いるでしょ?」
リク「日本にいるか…あとは…どこにいるか、分かんない…」
独楽「じゃあ、複数人はいるんだよね?」
リク「うん…」
独楽「日本からロンドン…一刻を争う状況だけど、まずはそれに頼るしかない…かな」
独楽「その人達のこと、教えて。連絡取ってみるから」
リク「うん…」
【直下 コンマ判定】
1~3 駆けつけてくれるにせよ、間に合いそうにない!
4~6 すごく訳ありで手引きしないとロンドンに来られないんだって
7~9 危険を犯せばすぐに駆けつけてくれるんだってさ
連取じゃない?
>>673
あっ、ほんとだ…
でも多分…結果的に今と変わらなかったんで…申し訳ないですが、許してください…
確認キャンペーン実施するんで…
―――――
独楽「絶対、誰にもバレないような移動手段…?」
??『は、はい…。あの、機関の人、なんですよね…?』
??『行くことは行けるし、間に合いそうな距離なんですけど…本部あるところだし…』
??『それと、あなたにあの…見過ごしてもらえるっていう条件つき…なら』
独楽「この際、リクが助かるなら、どんな手段も講じますから安心してください」
??『わ、分かりました』
独楽「【安価下2】」
1 こうなったら特権を駆使して、市中の監視カメラの映像もまとめてすり替えますから、できるだけ迅速にお願いします
2 郵便物に紛れて来てください。機関の荷物ならどんな国境でも検閲なしですり抜けられますから
3 近くまで迎えに行きますから、それでロンドン入りをしてもらいます
独楽「近くまで迎えにいきますから、それでロンドン入りをしてもらいます」
独楽「いいですか?」
??『は、はい。あの…罠とかじゃ――』
独楽「大丈夫です。安心してください」
??『分かりました…』
独楽「じゃあ、すぐにお願いします。今、どちらですか?」
??『ベルギーの、ブルージュっていうところで…』
独楽「海の向こう…意外と近い。じゃあ、すぐにお願いします」
【直下 コンマ判定】
1~3 さあロンドンへ戻ろう、って時に狙い澄ましたかのように謎の武装集団による攻撃がががが
4~6 ロンドン入りしたら管理部のEC管理課職員が何故か取り囲んできたよ
7~9 無事にリクの治療が完了したよ、やったね
おいゆっきー、お前ほんとに0の申し子やな
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 弱ってる時に看病とかしてくれたりすると、惚れるよね? って理由で?
奇数 命懸けのロンドンまでのレースの始まりだよ
※0は偶数扱いなんだよ
幸晴「…」
パァァァ…
独楽(異能…ものを戻す異能? こんな異能があったなんて、すごい…)
リク「…」ムク
リク「幸晴だ」
幸晴「お久しぶり…です」
リク「ありがとう、幸晴。ボルトは?」
幸晴「外で、見張っててくれてて」
リク「そっか…。ありがとうね、幸晴」
幸晴「僕にできることなんて…これくらいだから」
独楽「リク…大丈夫? もう、平気?」
リク「うん。ありがとう、こまちゃん」
独楽「良かったぁ…」
リク「でもね、こまちゃん…」
独楽「どうしたの? 神妙な顔して…」
リク「……こまちゃんがね、ずっとそばで心配してくれて、幸晴のお迎え行ったでしょ?」
リク「こまちゃんが行っちゃった時にすごく…さみしくってね、それでこまちゃんが戻ってきてくれて、ぼくの手を握ってくれてね嬉しかった」
リク「こまちゃんが戻ってきてくれて…ほっとして、幸晴に戻してもらったのにまだ…すごく、この辺りがきゅって苦しくなるの」
独楽「…えーっと」
幸晴(あのリクさんが…まさかの…?)
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「これって…変だよね?」幸晴(恋だよ…)
4~6 リク「…こまちゃん、これ…どうしたら治る?」
7~9 リク「初めてなんだけどね、これが…女の子を好きになるってことなの?」
リク「これって…変だよね?」
幸晴(恋だよ…)
独楽「…」
リク「…何でかなあ…?」
独楽「【安価下2】」
1 い、一時の気の迷いだよ。すぐに収まるから大丈夫だって
2 何でだろうね? 何なのかなあ?
3 その他、自由台詞で気づかせてあげるもよし、この場はあしらっておくのもよし
独楽「全然、変なことじゃないよ」
独楽「変だって思う方がおかしいことだよ」
リク「じゃあ、何なの?」
幸晴(え、ええっ? いいのいいの? 僕、ここにいたって…いいの…?)
独楽「【安価下2】」
1 リク、それは恋っていう、人間の自然な感情だよ
2 ………それはそれで、リクが自分で分かるようにならないと…ねえ?
3 その他、自由台詞だよ、焦らしても突きつけてもいいよ
独楽「リク、それは恋っていう、人間の自然な感情だよ」
幸晴(ぶっ込んだ!? いいの、いてもいいの? ボルト助けて、どうしたらいいの?)ソワソワ
リク「…こい? …恋」
リク「…………じゃあ、こまちゃんのこと好きなの?」
独楽「…そういうことになるね」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「恋…これがそうなんだ…。恋させてくれてありがとう、こまちゃん」幸晴(何その反応?)
4~6 リク「…じゃあこまちゃん、ぼく、こまちゃんともっと仲良くなりたい。…どうしたら、もっと仲良しになれる?」
7~9 リク「こまちゃん、おつきあいしてください!」幸晴(キタァアアアア――――――――――――!)
リク「こまちゃん、おつきあいしてください!」
幸晴(キタァアアアア――――――――――――!)
独楽(…どうしよう…?)
独楽(うーん…正直、男性として好きか嫌いかってことになると、何ともなあ…)
独楽(……………………でも、助けに来てくれた時は、ポーズとか関係なしにすごい格好良く見えたんだよなあ)
独楽「【多数決】」
【多数決】最速3票獲得選択肢を採用
1 気持ちは嬉しいけど、答えは保留にさせて。こんな答えでも、まだ好きでいてくれるなら…きっといつか、ちゃんと返事をするから
2 ごめんなさい。…リクのことは好きだけど、友達として…って気持ちだから
3 ……うん、喜んで
独楽「……うん、喜んで」
幸晴(うわーうわーうわー、本当に?)
リク「こまちゃんっ!」ギュッ
独楽「うひゃっ…り、リク?」
リク「えへへ…ぎゅーってすると、大好きだよって気持ちが伝わるかな…って」ニコッ
独楽「【安価下2】」
1 う、うん…///
2 伝わらないことはないけど…人前だとちょっと…///
3 その他、自由台詞やで
独楽「伝わらないことはないけど…人前だとちょっと…///」
リク「そうなの?」
幸晴「…///」←他人事なのに見てて照れちゃった思春期少年
リク「じゃあ…人がいないところなら、いい?」ニッコリ
幸晴「あの…そろそろ、帰りたいんですけど…来た時と同じみたいに、送ってもらえたら…」
独楽「【安価下2】」
1 そ、そうだよね! ごめんね、何だか。すぐ、送るから
2 ここなら安全だから、も…もうちょっとしたら…送るね。隣のお部屋とか…いてもらっても…
3 その他、自由台詞だよ
独楽「ここなら安全だから、も…もうちょっとしたら…送るね。隣のお部屋とか…いてもらっても…」
幸晴「えっ?」
独楽「あ、あのわんちゃんも、全然、お家に入れちゃっても平気だからね」
幸晴「あの…もうちょっとって、どれくらい――」
独楽「青少年健全育成法があるからね、こういうことはまだあなたには早いものだから…」
バタム
リク「どうして幸晴追い出しちゃったの?」
独楽「…ちょ、ちょっとくらい…甘えたいなって…///」
リク「……うんっ」
【直下 コンマ判定】
1~9 幸晴はずっと耳を澄ませたけど思春期少年が期待していたような声とかは聞こえてきませんでした
0 その晩、幸晴は眠ろうとしたけど壁が薄くてなかなか寝つけませんでした
――翌朝!――
リク「ふわぁぁぁ…おやすみ…」ポテッ
独楽「起きたばっかりなのに、二度寝スパンが早い…」
幸晴「あの…もういいですか…?」
独楽「ど、どうしたの? そんな、疲れきった顔で…」
幸晴「何でもないです…」
幸晴(別に夜になったら自然ととか思って張りついたり、ボルトから物音を詳細に聞いたりとかそういうことしても何もなかったことについて悶々としてたとかそういうことじゃなくてただ単に何だかこうもやもやもやもやしちゃっただけのあれこれがそうこうだっただけであって別に深い意味なんて全然皆目検討がつかないだけであって…」
独楽「途中から…駄々漏れだったよ…?」
幸晴「…///」
【安価下2】
1 とりあえず幸晴を送り返そう
2 後回しでいいよね?
独楽「ご、ごめんね? 引き止めちゃって、おかまいできなくて…」
幸晴「いえ…」
独楽「じゃあ、来た時と同じように送ってあげるから」
幸晴「はい…」
【直下 コンマ判定】(往路は何もなかったから+2)
1~3 ロンドン出て、後はお船に乗るだけだぞーってタイミングで謎の武装集団
4~6 ロンドン抜けるでー、ってころにEC管理課が登場しました
7~9 無事に送り届けて、ありがとうとさようならをしました
独楽「ふぅ…どうにか、無事に帰して、お礼も言ったし…」
独楽「…良かった、良かった」
独楽「しかもついでに、危険を承知であの盛大に壊れた通りを直してくれたし…大丈夫だったのかな?」
独楽「……一応、後で証拠は隠滅しておこう」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ 318/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ 318/200
こまちゃんはGS練習の成果がすごく差が出るね、一桁だったり、100超えだったり…
―――――
バーニッシュ 430/200
独楽「よしよし、手元から離れたものでもバーニッシュをかけたままにはできるようになったかな」
独楽「それにしても…休暇って、いつまでなんだろ?」
独楽「給料泥棒してるみたいで気が引けるけど…ごたごたしてるんだろうなあ…」
独楽「対策課は機能しなくなって、新たに編成だろうし…そこに誰の派閥の人をねじこむかとかあるだろうし…」
独楽「…うーん」
【直下 コンマ判定】
1~3 お仕事の呼び出しだよ!
4~6 リクがどっか行きたいってさ
7~9 さて、午後はどうしましょ
独楽「まあいっか…」
独楽(今はこうして、のんびり過ごして…仕事の時にいっぱいがんばれいいんだし)
独楽(…………そう言えばリクって、仕事してるの?)
【安価下2】
1 コミュ
2 バーニッシュがまともに使えるようになったし、装備整えたいな
3 その他、自由
――異能管理機関本部・武器庫――
独楽「いっぱいあるなあ…」
独楽(でもこれ…多分、献金してきた武器商人とかから安く買い叩いたんだろうなあ…)
独楽(そう思うとけっこう気が引けちゃうけど…)
独楽「…………仕方ない、か」
【安価下2】
どんな武器がほしい?
1 やっぱ拳銃は必須でしょう
2 刃物も便利なのよね
3 その他、どんなよ?
※こまちゃんは素が優秀なので、武器の得手不得手もあまりないはずです
断定しないのはコンマ判定があるからなのです
独楽「ナイフと元気があれば何でもできる!」
独楽「直接手で触れられないものを突ついてみたり、バーニッシュをかけてみたり!」
独楽「とりあえず、少しくらい練習をしてみよう」
【直下 コンマ判定】(素が優秀+2)
1~3 独楽「19歳にして衝撃の事実…わたし、こんなに刃物使えない人だったの…?」
4~6 独楽「うんうん、いい感じだね」
7~9 独楽「ほうほう…これがナイフ格闘術…。これ、練習したら使えるなあ…」
独楽「うんうん、いい感じだね」
ヒュンヒュン
独楽「これを何本か、予備も含めてもらっておこうっと」
独楽「あとは…」
【安価下2】
1 銃ももらっとく?
※指定とかなしなら適当に用意するよ?
2 もういいよね
3 別に何か欲しい装備とかあったりなかったり?
※併記してね
【直下 コンマ判定】(正義厨+3)
1~3 わははは、銃は正義なのだー!
4~6 名前がかっこいいからクーガーをゲットだぜ
7~9 コルト・シングル・アクション・アーミーをゲットだぜ
独楽「コルトシングルアクション・アーミー…ピースメーカー」
独楽「平和を作る…いい響きかも」
独楽「よし、がんばろう、おー!」
ナイフ×4とピースメーカーを入手しました ▽
【直下 コンマ判定】
1~6 ぼちぼち仕事なんやで!
7~9 休暇が長い!
独楽「はあああ~…………」
独楽「いつまで、お休みなんだろう…?」
ノソノソ…
リク「こまちゃん、お腹へった」
独楽「リクって…正義の味方のわりにだらけてるよね」
リク「正義の味方はひるあんどんな方がギャップでかっこいいんだよ?」
独楽「…そんな計算してたの?」
リク「うん」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ 430/200
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ 430/200
バーニッシュ 533/200
独楽(うん?)
独楽(確か、バーニッシュを極めたら、バーニッシュ・プラズマになるはず…)
独楽(…………でもこれ…もしかして、別の方向性にも持っていけるんじゃ…)
独楽(だけどここで、こっちに行ったら…バーニッシュ・プラズマ到達が遠くなるかも…)
【安価下2】
1 いいや、別に
2 バーニッシュ派生にこまちゃん気づいたし、やっとく?
バーニッシュ 533/200
↓
バーニッシュ・インクリース 533/600(MAXの値が変更されました)
独楽「なるほどなるほど…星のチカラだけで物体を延長させてあげて、星のチカラにその性質を反映させる…」
独楽「ナイフにこれを適用すればリーチを伸ばして刃にできる…」
独楽「………でも、ナイフくらいにしかあまり応用の幅はない…ような?」
独楽「いやでも…使い方なんだろうなあ…」
【安価下2】
1 リクが遊んでほしそうな目でこちらを見ている
A 遊んであげる
B 悲しそうにリクはかっこいいポーズの練習へ戻っていった
2 コミュ
3 その他、自由
―――――
一旦ここまでです
ありがとうございました
言子「――へ、へえ…」
言子「独楽ちゃんと…リクさん、が…」←引きつった笑顔
リク「言子もこっちいたんだね。久しぶり」ニッコリ
独楽(あれ、何この反応…?)
言子「ひ、久しぶり、リクさん…」
独楽「…もしかして言子ちゃん、リクのこと――」
【直下 コンマ判定】
1~3 言子「べ、別に? ぜ、ぜーんぜん、違うから。お、おめでと~、2人とも…」←震え声
4~6 言子「えっ? ち、違う違う! あのほら、リクさんがーって驚いただけっていうかね?」オロオロ
7~9 言子「独楽ちゃん…絶対…リクさんと、幸せになってね?」ガシッ 独楽「う、うん…」
言子「べ、別に? ぜ、ぜーんぜん、違うから。お、おめでと~、2人とも…」←震え声
独楽(あちゃー…これあれだね。何か…言子ちゃんに悪いな…)
リク「言子、声震えてるよ?」
言子「ちょ、ちょっと肌寒いかなあ…? 風邪かなあ…あはははは…」
【安価下1】
1 それでもこのままコミュ続行
2 お大事に
独楽「と、とりあえずさ、どこかでお茶しようか?」
言子「そう…そうだね」
リク「?」
↓1~2 言子とのコミュ内容
※なければ「なし」でおk
あんまり傷つけないであげてね…(震え声
独楽「言子ちゃん…あの、何だかごめんね。知らなかったっていうのもあって…」
言子「だ、大丈夫だよ…。アプローチしても、あんまりって言うか、ほとんど振り向いてくれなかったし…」
言子「そのリクさんを振り向かせた独楽ちゃんなら…きっと、そういう巡り合わせがあったんだと思うよ」
独楽「言子ちゃん…」
言子「負け惜しみだけど…でも、こういうのは、仕方ないもんね」
独楽「…うん。ごめんね、ありがとう」
リク「飲み物、買ってきたよ。はい、こまちゃん。こっちが言子ね」
言子「ありがと…。冷たいなあ、このハーブティー…」
リク「あ、ごめん。つい」
独楽「ついって…」
言子「そう言えば、この間、独楽ちゃんがメールしてくれたことでさ?」
独楽「この間…ああ、日本に帰った時の」
リク「このケーキおいしいね」モグモグ
言子「そのお店に、大きな体の、金髪の人いなかった?」
独楽「ああ…何だか、無口そうな筋肉もりもりの」
言子「お兄ちゃんだよ、それ」
独楽「えっ!? あの人? そうだったの?」
独楽「あちゃー…店長さんとしかお話しなかったからなあ…」
言子「湊さん?」
独楽「そこもお知り合い?」
リク「湊はね、ぼくの家族なんだよ?」
独楽「えっ?」
リク「湊のお父さん代わりがね、某市のイアンおじさんでー…」
独楽「えっ、枢木司令…?」
リク「うん」
言子(そ、そんなところまで…!? これは勝てないはずだ…)
独楽「やだ、世界って狭い…」
リク「あとハワードはね、辞めちゃったけどぼくのボスだったんだよ?」
独楽「ボス…?」
言子「あ、ハワードってわたしのお兄ちゃん。えっと…ボスっていうのは、気にしなくていいかなーって思うけど…」
独楽「へえ…意外と知り合いの知り合いってそこら辺にいるんだね」
独楽「でもボスって?」
言子「が、ガキ大将みたいなのだよ! お兄ちゃんってほらあのそのー…偉そうじゃなかった?」
独楽「……いらっしゃいませを、ものすごく歯切れ悪そうには言ってたけど」
言子「そういうところが色々とね、何か…ちょっと、お兄ちゃんってあれだから! うん、だから、深く考えない方がいいよ」
独楽「そっか」
言子「うん」
独楽(言子ちゃんも色々と大変なんだろうなあ…。深い詮索はしないでおこっと)
独楽「リクがこんなにたくさん、わたしの人脈と被ってるなんて意外だったなあ…」
リク「えへへ」
独楽「そう言えばリクって、普段は何をしてるの?」
リク「普段?」
独楽「うん。年中無休で正義の味方は何となく想像がつくけど…それ以外」
独楽「お仕事とか…学校とか?」
独楽「何をしてるの?」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク「何もしてないよ」
4~6 リク「時々ね、日本でヒーローショーやってるんだよ!」
7~9 リク「バンティーハンターとか?」
ハンター
無職より悪いって何や…
奇数が思い浮かばないってなかなかやぞ…
【0】
偶数 リク「バウンティーハンターをしてお金稼いで、そのお金を寄付してるの。今年は孤児院とか、途上国の学校建設とか給食とか…」
奇数 リク「お仕事はしてないよ。湊にいつもお小遣いもらってるから」独楽「えっ…」
※0は偶数扱いなんだよ
おい正義の味方
こまちゃんによるリク矯正計画始動
リク「お仕事はしてないよ。湊にいつもお小遣いもらってるから」
独楽「えっ…」
リク「働くって、大変だもん」
リク「だから働かないの」
独楽「…」
独楽「【安価下1】」
1 働いてくれないと、おつきあいはムリかな
2 …ここまでにしよう、リク
3 その他、自由台詞
働いてるリクはきっと凄く素敵なんだろなー見たいなー
独楽「そっか、働いてないんだ…」
リク「うん」
独楽「あーあー…働いてるリクはきっと、すごくステキなんだろうな。見たかったなー」
独楽「見れないなんて、すごー……………く残念だなあ…」
リク「えっ…そうなの?」
独楽「だって、男の人は働いてる姿が1番輝いてるんだよ?」
独楽「湊風の店長さんだってすごく輝いてたし、枢木司令だってあのダンディーさは酸いも甘いも経験した働く男だからだよね」
独楽「あーあー…働いてるリクを見られたら、すごく格好いいんだろうなあ」
独楽「正義の味方もいいけれど、それじゃあお金はもらえないからなあ…」
【直下 コンマ判定】(単純+3)
1~3 リク「ふーん、そうなんだ」
4~6 リク「……………本当に、働いた方がかっこいいの?」独楽「もちろん」
7~9 リク「じゃあ働く! どんなお仕事できるかな? 正義の味方だから…」
ふん
リク「じゃあ働く! どんなお仕事できるかな? 正義の味方だから…」
リク「悪い人を捕まえて、たくさんの人を守れるお仕事…」
リク「警察官?」
独楽「あ、いいんじゃない?」
リク「でもぼく、本当は戸籍ないからダメかな?」
独楽「えっ?」
リク「あれ? 戸籍がないと働くのって…できない?」
独楽「…住所さえあれば大丈夫…? いやでも、パスポートとかは?」
リク「作ってくれる人がいるんだよ」
独楽(わあ、ブラックだー)
リク「あ、そうだ。独楽ちゃんって機関でお仕事してるんだよね?」
独楽「そうだよ?」
リク「機関に悪い人を引き渡したらお金もらえるんでしょう?」
独楽「…バウンティーハンター?」
リク「それ!」
独楽「機関が出してるのは指名手配中のグラスパーに限定されてて、もっと別のところから賞金かけられてる人もいるんだよ」
独楽「でもバウンティーハンターってすごく危険な仕事だし、ハイリスクハイリターンを地でいくようなヤクザ稼業…なんだけど…」
リク「でも悪い人をつかまえるんでしょ?」
独楽「………まあ、ね?」
リク「じゃあ今日からバウンティーハンターになる! そうしたら、もっとかっこいい?」
独楽「【安価下1】」
1 …………でもバウンティーハンターなんて心配だからやだなあ…
2 働く気になったのを無碍にしちゃかわいそう…かな。………うん、かっこいいよ
3 その他、自由台詞
独楽「働く気になったのを無碍にしちゃかわいそう…かな」ボソ
独楽「………うん、かっこいいよ」
リク「やったぁ!」グッ
独楽(リクってすごく強いグラスパーだし、あまり心配はいらない…か)
独楽「がんばってね」
リク「うん!」
独楽「でも、お仕事は大事だけど1番大切なのはリクの体だから、無茶はしないでね」
リク「分かった」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ・インクリース533/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:ビッチ
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
今夜はここまでにします
ありがとうございました
お、おうお疲れ様
寝たのかと
すまぬすまぬ…
ものすっごくまどろんでもうで…
オマケがぁ…オマケが書けとおいらを呼んでるのにぃ…
――オマケ・よくよく言われることだけど――
幸晴「恋と、愛って、どう違うんですか?」
冬也「いきなりどうしたの…?」
幸晴「女の子が好きそうなのが恋で、大人がやるのが愛っていう感じなんですけど…何かよく分からなくって」
冬也「恋は下心、愛は真心――」
幸晴「ってよく聞きはするけど、結局愛だ何だの言っても裏返したら憎しみだとか言うから余計に意味が分からないんです…」
冬也(幸晴って妙なとこがマセてて一筋縄じゃいかないんだよなあ…)
幸晴「冬也さんは結婚もしてるし、子どももいるし、熟知してますよね?」
冬也(その上、謎の信頼があるから余計に大変だよ…)
冬也「そ、そうだね…」
幸晴「何ですか、一体」←真剣
冬也「…」←考えてる
幸晴「…」←目から鱗な答えを期待してる
冬也「…」←文字通りに押し倒されて何やかんやで家庭を持つことになった人
幸晴「…」←答えを知るよりも実はワクワクしていることがあるドS
冬也「…」←掌握の異能を使うことにした
ドゴォオオオオオンッ
幸晴「っ――また…」
冬也「話は後回しだ、さっさと行こうか」
バラララララッ
幸晴「あっ…戦闘ヘリ」
冬也「これ撒けるのかな…」←ちょっと掌握の異能をやりすぎたのを悟った
冬也「今日の狙いは僕みたいだから、一旦分かれよう。このまま南西に行って、5日後にスペインのタリファで落ち合うよ」
幸晴「いいところだったのに…」←色々と含んでる
冬也「仕方ないね、偶然だよ偶然――」←その偶然をある程度起こせちゃう異能を使っておいての台詞
<朝霧冬也ァ! お前に奪われた愛の恨み、ここで晴らしてくれるぅうううう――――――――っ!
冬也「5日後にスペインの1番南、いいね、それじゃ!」ブゥゥゥウウンッ
幸晴「あっ、ちょ、冬也さん!? 相変わらず、逃げるのすごいよね…」
ボルト「くぅ~ん」
幸晴「え? 冬也さんが逃げるためにやった…? 何から?」
ボルト「わふっ」
幸晴「…………まさか、いい大人なのに僕みたいな子どもに答えられない質問から逃れるためにこんなことするなんてないって」ナデ
ボルト「くぅ~ん」
幸晴「スペインのタリファ…だっけ。行こっか」
幸晴「冬也さんがこの手の質問から逃げるはずないもの。文字通りに命懸けで恨まれるくらい、略奪愛しまくってて」
幸晴「――でもあの、答えに詰まってる感じ惜しかったよね。もうちょっとでプライドがぽろってかけそうだったのに。見たかったなあ」
着々とドSの牙を磨いている幸晴でしたとさ。冬也がその本性に気づく日は来るのか――。
――オマケ・もしもロックフェラー5兄弟が仲良しだったら――
ハワード「…」
レイン「それで言ってやったのさ、おいおいバスタ、それじゃミートソースになっちゃうだろう? って」
アルマ「あっはっはっはっ」
ギル「あはははっ、ふふ…くふふっ…おかしすぎる…」
バスタ「そこまで笑われるのは心外だ。――ああ、そうだ。ギルバート、お前宛てにパーティーの招待状が来ていたぞ」
アルマ「誰からだ、ギルバート」
レイン「ギルバートは僕の次にモテるから仕方がないな」
ギル「かっ、からかわないでくださいよ、兄様達! それにバスタ兄様の方がよっぽど美人な人と面識があるじゃないですか」
アルマ「ギルバート、どうしてそこで俺を出さない?」
レイン「アルマ兄さんの好みの女は対等に殴り合えるような女性だ。それは美女ではなく、メスゴリラっていうんだよ」
バスタ「ふっ、違いない。ギルバートはよく分かっているな」
ギル「そういうつもりじゃないですってば! ちょっと…アルマ兄様の女性センスは独特だと思いますけど」
アルマ「ふっ、言うではないか。ところでハワード、お前は浮いた話の1つや2つないのか?」
レイン「ハワードにあるはずがないじゃないか」
バスタ「そう言ってやるな。ハワードにだって1人や2人はいるだろう」
ギル「ハワード兄様のこと、ぼく、知りたいです」
アルマ「どうなんだ、ハワード?」
レイン「ハワード、言ってみろよ。恥ずかしがることなんてないぜ、俺達は兄弟だろう?」
バスタ「ギルバートでさえ、ガールフレンドが100人単位でいるんだぞ?」
ギル「そんなにはいないですって!」
レイン「じゃあ10人単位はいそうだな、ギルバート?」
ギル「ああもう…ああいえばこういう…」
アルマ「はっはっはっ」
バスタ「ははははは」
レイン「あはははは」
ギル「ふふっ…あははははっ」
ハワード「――気色が悪い!」ガバッ
ハワード「…………」キョロキョロ
ハワード「夢か…。だが、どうしてあんな寒気がする夢――」
<で~? ちびっ子はモテんの?
<は、はあっ!? べ、別にモテなくたっていいし、何言ってんの、バカ
<そんな意味のない強がりはしなくてもいいんだぞ、凪兄さん。俺はモテたい
<つ、強がってないし! 女なんてうざいだけじゃん!
<ちびっ子だもんなー
<バカがバカにすんなよ!
ハワード「…………あいつらのせいか」ブチィッ
その日また、露崎家別邸は半壊しましたとさ。
旗日だね
成人の日だね
新成人ってどうしてあんなにアグレッシブなんだろうね
成人式で色々とやらかすために角突き合わせて相談とかしてるのかと思うと、ほほえましいね
あとあの気合いが入った髪型とか、どれくらいセットに時間かけてるんだろうね、リアルパイナッポーは見ちゃうとすごいね
再開しようかな、祝日だしね
昨夜は寝落ち気味に終わって申し訳ない、今日はがんばるよ
そろそろこまちゃん編も中盤だね、いまだに着地点が定まらなくて困ってるよ
能書きはいいから早く再開しろやって人は判定お願いしますね
【直下 コンマ判定】
偶数 颯「――神瑠璃、南米にある機関の機密工場へ行ってこい」
奇数 颯「――機関が計画を前倒しして、戦争を始めようとしている」
※0は偶数扱いです
――異能管理機関本部・司令部特務課――
颯「――機関が計画を前倒しして、戦争を始めようとしている」
独楽「えっ?」
颯「戦争に乗じて機関を潰し、その後はお前に任せる」
颯「差し当たって、お前はその後の地盤固めのために――」
独楽「【安価下1】」
1 それは戦争を始めさせるってことですよね? だったら従えません
2 戦争はダメ絶対です
3 その他、自由台詞
2
無理なら安価下
下1だったし、いいよいいよ、>>817を採用するから大丈夫よ
雑談とか嬉しいしね、ウェルカムだからね
―――――
独楽「戦争はダメ絶対です」
独楽「戦争に乗じてなんて時点から反対です」
颯「…だが機関は、すでに動き出している」
颯「グラスパーを過剰に保護をしているという理由で、排斥デモが世界中で起きている」
颯「影で煽動をしたのは機関だ。これによって機関に対する風当たりが強くなった」
颯「この状態でグラスパーによるテロ行為を受け、元々、グラスパーへの蔑視が強かった都市部で大規模な戦いが起きる」
颯「グラスパーと、グラスパーではない人間の戦争だ」
独楽「…だったらそれを止めます」
颯「手遅れだ」
独楽「【安価下1】」
1 それでも見過ごすことなんてできません
2 っ…その争いをすぐに終息させて、世界大戦への発展を防ぎます
3 その他、自由台詞なんだぜ
1
独楽「っ…その争いをすぐに終息させて、世界大戦への発展を防ぎます」
颯「神瑠璃、そんなことができると思っているのか?」
独楽「可能性が低いのは百も承知です」
独楽「それでも、人死になんて出したくはありません」
独楽「颯さんの思惑は戦争を利用するつもりなんでしょうけれど、そんなもの看過できません」
独楽「大義のために少数を切り捨てるなんて、グラスパーがやることじゃないはずです」
独楽「奇跡のチカラって、そんな無謀なことを成し遂げるためにあるんじゃないんですか?」
颯「…」
颯「好きにしろ」
独楽「【安価下1】」
1 行ってきます
2 颯さんも行きましょう
3 その他、自由台詞
1
独楽「颯さんも行きましょう」
颯「俺は行かない」
独楽「お願いです、颯さんのチカラを貸してください」
颯「嫌だと言っている。神瑠璃、お前が振りかざすものは理想だ」
颯「だが俺がこの手に掴むのは現実的な未来に他ならない」
独楽「【安価下1】」
1 颯さんの手に握られているのは、颯さんが嫌い、憎んでいる機関と同じ未来です
2 理想の何が悪いんですか? 嫌な現実が立ちふさがるから、理想という武器を手にするんじゃないんですか?
3 その他、自由台詞だぜ
独楽「理想の何が悪いんですか? 嫌な現実が立ちふさがるから、理想という武器を手にするんじゃないんですか?」
独楽「颯さんの言う現実的な未来なんていうものは、犠牲の上に成り立ちながらそれを選んだ颯さん自身も救われない暗澹たる世界です」
独楽「わたしはそんなものを初めから選びません」
独楽「未来は決まってないんです。一緒に、行きましょう」
【直下 コンマ判定】
1~5 颯「神瑠璃、お前のそれは俺に向けるべきものじゃない。行きたいなら、1人で、さっさと行け」
6~9 颯「…………行くぞ。さっさと来い」
うーんこの
颯「神瑠璃、お前のそれは俺に向けるべきものじゃない。行きたいなら、1人で、さっさと行け」
独楽「颯さん…!」
颯「一刻を争うぞ」
颯「理想を実現させたいなら、些事にかまうな」
独楽「っ…!」
独楽「行ってきます…!」
バンッ
タッタッタッ…
颯「…」
コンコン
ジェイル「颯、こまちゃん1人で行っちゃったよ?」
ジェイル「いーいのかなあ? 唯一の味方なんでしょ~?」
颯「…それでお前は、何をしにきた?」
颯「仕事を与えていたはずだ」
【直下 コンマ判定】
偶数 ジェイル「んん? ただの監視だよ、監視…。特務課まで解散なんてことになったら、本部は完璧に崩壊しちゃうから」
奇数 ジェイル「教えてもらいたいなあと思ってねぇ…。黒いECが、どこにあるのか」
※0は偶数扱いなんだよ
【直下 コンマ判定】
10年前にグラスパーの仕業で大規模なテロが起きたとされている、イタリア・パレルモ
1~3 すでに軍隊が投入されていました
4~6 平穏に暮らしていたグラスパーの市民が袋叩きのリンチをされています
7~9 街のムードはかなり最悪なようです
――イタリア・パレルモ――
<出て行け、グラスパー!
<このバケモノが!
<人の皮を被った悪魔め!
独楽「っ――何をしてるんですか!?」バッ
独楽「この人が、悪いことをしたんですか?」
独楽「犯罪をするグラスパーもいるけど、そうじゃない人の方が圧倒的多数なんです!」
【直下 コンマ判定】
1~3 銃を持ち出してきた過激な市民
4~6 非難囂々
7~9 こまちゃん、想いをぶつけるんや!
パァンッ
銃声がして、独楽の後ろの床が弾けた。
取り囲んでいる人々の中に、銃を持った赤ら顔の男がいる。
*「何がグラスパーだ! 10年前、お前らのせいで娘が死んだんだ!」
*「無能の機関がグラスパーなんてのを野放しにするからこうなっているんだぞ!」
*「死にたくなけりゃあ、どっかへ早く消えちまえ! それでも居座るんなら殺してやる!」
独楽「っ…」
【安価下1】
1 暴行を受けていたグラスパーの人に手を貸しながらその場を去る
2 説得を試みる
3 その他、どうする?
独楽「確かに異能というのは持たない人からすれば恐ろしいかも知れません」
独楽「すれ違いざまに成す術もなく危害を加えられてしまうことだってある」
独楽「だけど、全ての人間がそんなことをすると思っているんですか?」
独楽「拭いきれない悲しみや怒りがあることも分かります。だけど、同じ人間なんです」
独楽「殴られれば痛い、いなくなれと叫ばれれば心が張り裂けそうになる」
独楽「何もかもを一括りにして、一部の汚点だけを取り上げて晒し者にして、大勢でなぶり痛めつけて」
独楽「そんなことで何かが変わると、思っているんですか?」
*「詭弁だ! グラスパーが起こす犯罪の方が大勢が死んでいるんだ!」
*「ただ平和に暮らしていたいだけなのに、グラスパーがいつだって我々を巻き込んで危害を加えてくる!」
*「そばにいるだけで、存在そのものが! お前らは害悪なんだ!」
独楽「そんなこと――」
【直下 コンマ判定】
1~3 軍隊が出てきたよ
4~6 庇っていたグラスパーが暴れ出したよ
7~9 何を言っても聞き入れてもらえなかったよ
説得選んだ時点でこのコンマ表はよめていた
大抵この手の手合いに何を言っても無駄だしな
グラスパー「いいんです…ありがとう…」グッ
独楽「でも…」
グラスパー「行きましょう…悲しいけれど、あなたみたいな人にかばってもらえて嬉しい」
グラスパー「さあ…何をされるか、分からないから…」
*「2度とここへ戻ってくるな!」
<出てけ!
<グラスパーなんか消えちまえ!
独楽「っ…」
独楽「立てる?」
グラスパー「ええ…」
ヨロヨロ…
・
・
・
独楽(あの人…大丈夫かな…?)
独楽(生まれ育った故郷に戻るって言ってたけど…)
独楽「………それにしても、この状況は…異常すぎる」
独楽(確か、機関の計画だとグラスパーとグラスパーでない人の衝突になるんだっけ)
【安価下1】
1 パレルモに暮らしているグラスパーを見つけ出して、一時的に非難するように勧告して回る
2 このデモを煽動しているのは誰だ、取っ捕まえてやめさせないと
3 その他、どうする?
【直下 コンマ判定】(機関の工作-3)
1~4 グラスパー側まで反感が高まってて血の気が多くなってる
5~9 順調順調
【安価下1】
パレルモ在住グラスパーのお名前おなしゃす
※外人名でね
ロイエナル「どうして出ていかなくちゃならないんだ」
ロイエナル「機関が言う通りに異能は使わず、まっとうに暮らしていたんだぞ」
ロイエナル「何もやましいことはしていない、神にだってこの潔白は誓える」
独楽「それは重々承知の上で、でも…暴力的な傾向にあるから、無用な争いを避けるために――」
ロイエナル「いいや、これは無用な争いなんかではない」
ロイエナル「これは転換期に違いがない」
独楽「何言ってるんですか?」
ロイエナル「届け出をした時から思っていた。どうして、堂々と異能を使ってはいけないんだ」
ロイエナル「人々が怖がるから? 無用なパニックをおさえるため?」
ロイエナル「いいや、違う。――無知な衆愚の理解が足りていないからに他ならない」
ロイエナル「肩身を狭くしてグラスパーが暮らす時代は、もう終わりに違いないんだ」
独楽「【安価下1】」
1 確かに形見を狭くするのはおかしいかも知れません。でも、暴力に訴えてもぎ取って、明るい未来がくると思いますか?
2 そんなご高説につきあってる時間はないんですよ。市民が殺気立ってて、いつここに来るかも分からないんです。早く避難を
3 その他、自由台詞
独楽「そんなご高説につきあってる時間はないんですよ。市民が殺気立ってて、いつここに来るかも分からないんです。早く避難を」
ロイエナル「避難なんて必要はない!」
ロイエナル「グラスパーには人権がある、それを無視することなんてできないはずだ」
独楽「確かに現行の法律は守るはずです。でも、その法律さえもこれから変わってしまうかも知れません」
独楽「それに法律でダメだと定めているのにそれを平気で破ってしまう人もいるんです」
独楽「だから、避難してください」
ロイエナル「放せ、お前もグラスパーなんだろう!?」
独楽「だからこそ! …あなたも含めて、グラスパーも、そうじゃない人も、本当の意味で手を取り合える未来にしたいんです」
独楽「お願いだから、今は協力してください」
【直下 コンマ判定】
1~4 暴徒が押し寄せてきた
5~9 分かってくれた
独楽(ここに暮らすグラスパーは、これで全員…)
独楽(追い出せたって調子に乗るかも知れないけれど…死傷者が出るよりかは全然マシ…)
独楽「あとは、このムードをどうにかして変えなきゃいけないけど…」
独楽「全然、話を聞いてくれるような人達じゃあないし…」
【直下 コンマ判定】
1~3 在住者じゃないグラスパーによる、一般人への攻撃が始まった
4~6 観光に訪れていたグラスパーが取り囲まれて…
7~9 独楽の行動を邪魔に思った機関の人間が消しにきた
【直下 コンマ判定】
1~5 2人もきたよ
6~9 1人だけだったよ
【安価下2】【安価下3】
機関のグラスパーのお名前おなしゃす
※外人名でね
独楽「扇動者をどうにか止められば、或いは――」
ガァンッ
独楽「っ…」
イザドラ「神瑠璃独楽だな」
アラディン「随分と邪魔なことをしているようだから、消しにきた」
独楽「ははーん、工作員ですか、あなた方は」
イザドラ「だったら?」
独楽「止めさせてもらいます」
アラディン「やってみろ」
【直下 コンマ判定】(多勢に無勢-2)
1~3 ヤバいよー
4~6 強いよー
7~9 がんばれこまちゃん
【安価下2】
イザドラの異能
【安価下3】
アラディンの異能
イザドラ「邪魔するヤツは、誰だろうが消せっていう命令だ。悪く、思うな!」
イザドラが袖の下から暗器を出して放った。
投げつけられた鎖つき分銅は凄まじい速度と破壊力を伴って独楽の顔の横を通過していく。
イザドラ「絡め取る――!」クイッ
分銅がイザドラの手元で操作されて独楽に絡みついてくる。
引き抜いたナイフにバーニッシュをかけて鎖を断ち切ろうとしたが、鎖にもイザドラのバーニッシュがかけられてそれが叶わない。
独楽「くっ…!」
アラディン「機関に楯突いた報いを受けろ」
【安価下2】
1 足元のものを蹴り飛ばしてアラディンを牽制するぜ
2 鎖を断ち切れないのなら、わざとイザドラの方へ向かって緩ませて逃れるのみ!
3 その他、どうする?
独楽「戦略的撤退、開始…!」ダッ
イザドラ「逃がすかよ!」グイッ
独楽が鎖に囚われたままそれに逆らって走り出す。
当然のようにイザドラが強く引いてそれを妨げるが、引かれるのと同時に独楽はイザドラへ跳んだ。
鎖が絡みついたまま思いきりイザドラに蹴りを放つが、寸でのところで避けられる。
独楽「脱出完了!」
イザドラ「んの、アマ…!」
鎖を逃れて独楽が外へと駆け出す。
イザドラとアラディンが揃って独楽を追いかける。
【直下 コンマ判定】
1~3 暴徒が行く手を阻んできた!
4~6 逃げられねえ!
7~9 一時撤退完了
独楽「とりあえず、1対2なんて状況じゃあキツすぎる…」
独楽「どうにかして1対1に持ち込めれば多少の勝機はありそうだけど――」
ドゴォォオオオッ
目の前の地面からアラディンが派手に出てきて独楽の行く手を遮る。
止めた足を軸足にしながら独楽が地面を蹴り、土塊をボールにしてアラディンに飛ばした。
アラディン「無意味だ」スゥッ
独楽「すり抜けた――通過の異能?」
イザドラ「逃げるんじゃねえよ、止めるんだろ?」
独楽の背後にイザドラが追いつき、声をかける。
独楽(前と後ろ…挟まれた…)
独楽(逃げるのは難しい上に、目の前の男――恐らく、不意を突いて異能を発動させない状態で攻撃しないとダメージが与えられない)
【直下 コンマ判定】
1~3 こまちゃんピンチ
4~6 どうすりゃええんじゃ
7~9 この男を忘れてはいなかったかな?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 チートな彼氏
奇数 イージスソルジャー大量投下
※0は偶数扱いなんだよ
正義の味方
ぴ、ピンチになると駆けつけてくれるのが正義の味方なんだよ
ヒーローは遅れてやってくる (震え声)
ヒュォォオオオオオオオ…
独楽「っ――何?」
ドスゥンッ
ドスンッ
ズシィンッ
独楽「空から、イージスソルジャー」
イージスソルジャー「…」ピピピ
イザドラ「んだよ、お早いこったな」
イージスソルジャー「…」ピピピ
アラディン「だが、その女は我々の抹殺対象だ」
アラディン「機械鎧ごときはさっさと市街地へ――」
そこへ降り立った3体のイージスソルジャーが、星業銃を抜いた。
3つの銃口が、それぞれ3人のグラスパーに向けられる。
イザドラ「どういうつもりだ!?」
イージスソルジャー「グラスパーは排除をする」
ドゴォオオオオオッ
【安価下2】
1 混乱に紛れて逃げるぜ
2 イージスソルジャーを機能停止させないと戦争突入やんけ、ここで止めるで
3 その他、どうしちゃう?
2
放たれた星業銃の一撃を三者三様に回避して、イージスソルジャーから間合いを取る。
だがイージスソルジャーはスラスターを噴かしながらブレードで斬りかかってきた。
独楽「っ…!」ギィンッ
ナイフでブレードを受け、受け流して独楽が凌ぐ。
独楽「一時休戦をしませんか、ここで死ぬのは互いに本望じゃないはずですよね!?」
独楽「だったら協力して、このイージスアーマーを止めないと…!」
【直下 コンマ判定】
1~6 イザドラ「お前さえ死ねば、どうだっていい」
7~9 イザドラ「いいだろう――。こいつらをぶちのめすまでだぞ!」
イザドラ「いいだろう――。こいつらをぶちのめすまでだぞ!」
独楽(この場はどうにかなりそうだけど、多分――このイージスソルジャーを放った派閥のやり方が気に食わないだけ)
独楽(最終地点が戦争開始でも、そこに至るプロセスの違いで反目し合ってるだけなんだ――)
独楽(背中を預けることまではできないな)
3体のイージスソルジャーが同時に宙高くへ飛び上がり、星業銃を雨のように乱射し始めた。
イザドラが鎖つき分銅を放って星業銃の銃身を絡め取ってその照準を狂わせて同士討ちをさせる。
アラディン「はぁあああああっ!」
アラディンがスラスターを損傷した1体のイージスアーマーに飛びつき、拳を放った。
装甲だけをすり抜けて中の人体に直接攻撃を加え、地面に叩き落としてしまう。
独楽「いっけぇえええええええ――――――――――!」
落下したイージスアーマーを独楽が蹴り飛ばし、他のイージスアーマーにぶつける。
頑丈な装甲同士が激しくぶつかり合い、そこに亀裂が生じた。
イザドラ「たかが機械風情が、グラスパーに楯突くな」
【直下 コンマ判定】
1~3 この場のイージスアーマーは倒せたよ
4~6 イージスアーマーの抵抗でイザドラが負傷したよ
7~9 イージスアーマーが自爆して独楽は免れたけど、イザドラとアラディンは負傷したよ
ぬん
イザドラがナイフを投擲した。
投擲の異能によって一直線に放たれたナイフは装甲の僅かな亀裂へ的確に滑り込んで貫いた。
アラディン「イザドラ!」
イザドラ「っ――!?」
呼びかけられてイザドラが、最後のイージスソルジャーが星業銃をチャージしていたことに気づいた。
それが放たれる前にとバーニッシュ・プラズマをかけたナイフを投擲するが、ほぼ同時に青白い光の奔流が放射される。
イザドラ「ぐっ…おぉぉおおおおおおお―――――――――っ!」
ドサァッ
3体のイージスソルジャーが機能を停止して動かなくなる。
イザドラは最後の攻撃で左半身が焼かれていた。
【直下 コンマ判定】(イザドラ負傷+2)
1~5 イザドラ「次は…お前だ、神瑠璃独楽」
6~9 アラディン「一旦退くぞ、イザドラ。イージスアーマーはすでに動いている。女は後でいい」
ふ
アラディン「一旦退くぞ、イザドラ。イージスアーマーはすでに動いている。女は後でいい」
イザドラ「だがアラディン――」
アラディン「これからさらに任務が多くなる。早く傷を治すべきだ」
独楽「…」
イザドラ「…神瑠璃独楽、目障りな動きを続けるなら今度こそ消すぞ」
ザッ
独楽(どうにか、あの2人からは逃れたけど…)
独楽「イージスソルジャーが、街に…」
独楽「グラスパーの避難はさせたけど…あれが出てきた時点で、もう…」
独楽(情報操作をしてグラスパーの鎮圧に出したとか発表をして、ここを基点に戦争を始めるつもりなんだ…)
【安価下2】
1 このイージスソルジャーを指揮してる人を探し出して止める
2 印象操作用にまたパレルモが焼かれるのは目に見えてる。1人でも多くの人を逃がさないと
独楽「イージスソルジャーの所属はイタリア軍…」
独楽「ここに1番近い駐屯地から出撃したはず――」
独楽「一刻も早く、やめさせないと…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 機関の息のかかったグラスパーがたんまりやで
4~6 イージスアーマーが多すぎィ
7~9 今度こそ、この男を忘れてはいなかったかな?
ぬ
あらー、きちゃったかー
奇数は戦争勃発、偶数は冬也出陣かな
【00】
【直下 コンマ判定】
偶数 戦争回避のために、追われ続けながらずっと動いていた男がコネクションを総動員しながら行動を開始していたよ
奇数 すでにパレルモ以外で同時多発的に事態は起きていたのだよ
※0は偶数扱いなんだよ
さて、どうなることやら
おっ、冬也来たか……!
また湊との最強タッグ見れないかな
――イタリア・某軍事基地――
独楽「っ――何これ…?」
独楽「辿り着いたと思ったら…すでに…」
そこは驚くほど綺麗に「制圧」をされていた。
全てと思われるほど多くの武装が一箇所へ山のように集められ、武装もなしで気絶した軍人達が転がっている。
独楽(一体、何が…)
独楽(もしかして機関が、イタリア軍から――!)
逸る鼓動に嫌な予感を抱きながら基地内に入ると、奥から人影が現れる。
独楽「止まってください、一体、何が起きたかご存知ですか?」
独楽(民間人――にしては雰囲気があまり…?)
冬也「キミは、機関の人?」
独楽「そうですけど…敵対するつもりはありません」
冬也「…ここから統制されていたイージスアーマーの出撃をとりやめさせただけだよ」
独楽「えっ?」
独楽「た…たった1人で?」
冬也「ここには1人で来た。でも、イタリアだけじゃなくて、世界中で同じことが起きてたから、協力を得て大体止めてもらってる」
独楽「…あなたは、何者なんですか?」
冬也「……星の意志の代行者。戦争を止めたいんだ」
一旦ここまでやでー
00の価値が何だか薄れてるような気もするけどこまちゃんのリアルラックすごい
ゆっきー編の後だからかものすごくすごいように思えちゃう
とりあえずありがとうございます
今後の展開を…よくよく考えてきます…(震え声
乙
展開はいっぱいあるで、颯の裏切りや機関にとって死ぬほど邪魔な朝霧冬也の討伐命令、また冬也を誘き出すのに何が有効かというと家族を人質に取ったりとかで……
獅子堂のことで気が立ってる颯VS冬也もみたいしね
結局何がパワーアップしてるか分からずじまいな訳だし
そろそろ中盤かなとか言ってたけど、おもっくそ終わりの始まりだったね
まだすぐには終わる気配はないけどこれ以上00とかが変なタイミングで来たらね、もうね
そんなわーけーでー
既存キャラがここからはわんさか出てくるね
知人欄が史上最多になる可能性も全然あるよ
冬也に協力を要請された人の活躍(?)をちょびっと見せちゃって同時多発的に起きてるんだよ演出に入るよ
【安価下2】
さあ、久しぶりにちょびっと動かせる人と視点を選んでちょ
1 戦争のために生み出されて、戦争を回避するために動く皆の人気者で女性関係コンマに呪われたあの人
2 愛する家族とアイスのためスタイリッシュに戦う、SASABEを支えるあの人
3 THE BOSS
4 どんな逆境からでも這い上がれ、人はきっと元に戻れると胸に信じるあの少年
【直下 コンマ判定】
偶数 中国某所!
奇数 モンゴルなんだぜ!
※0は偶数扱いだよ
――モンゴル・機関基地――
明「これはなかなか――手こずりそうですね」
明「ミッション目標はこの機関にある黒いECの回収…」
明「しっかし…土地同様に何とも広大な」
シュバァッ
イージスソルジャー「…」ピピピ
明「早速、たくさん出てきましたか」
明「突破させてもらいます!」
【安価下2】
1 G・O・B!(ただの武器を大量展開発射)
2 愛用金属バットにバーニッシュ・プラズマをかけて突破するぜ
3 ミサイルランチャー100連発やで
4 その他、こんな武器使いたいよー、こんな戦い方みたいよー、みたいな
(すぐには終わらないとはいえコマちゃん編楽しいからもっと堪能したいな)
1の人の備考でお茶吹き出した
確かに呪われてるけども…w
>>927 大丈夫、先はまだ長い予定だから
―――――
明「派手にやりますよ!」
明が手を前へ出す。
武器具現の異能によって大量の剣や槍などといった刃物が彼女の背後に展開された。
明「ファイアー!」
ズドドドドドドッ
ドゴォッ
ドガァッ
ズガァンッ
発射された武器が次々と明に襲来するイージースソルジャーを打ちのめす。
盛大な破壊音と爆発、度重なる振動と衝撃。その中を明が走って突破していく。
イージスソルジャー「…」ピピピ
明「この爆撃を抜け出てきましたか、それでも――!」パシッ
1体のイージスソルジャーが明の前に立ちふさがってブレードを構える。
だが、明はその手に金属バットを握り、踏み込みながらフルスイングをした。
ドゴォォオオオオンッ
バーニッシュ・プラズマをかけた金属バットは容易くブレードを叩き降り、装甲の上から激しく叩き飛ばす。
明「あなたはいわゆる、モブという役回りなんですよ」
明「アイスでも食べて出直しなさい」
【直下 コンマ判定】
1~3 でもグラスパー出てきたよ
4~6 ガンガンいこうぜ
7~9 はーい、描写はここまでねー
と
【安価下2】【安価下3】
グラスパーのお名前おなしゃす!
※モンゴルっぽいのができればいいけど、フツーに外人名でええで!
クビライ・ハン
モンゴルといえばこれ
マッカス「ここは通さん」
エウリオ「通りたければ胸にシリコンでも詰めてから通れ」
プチッ
明「久しぶりにカチンときましたよ」
明「それ抜きでもまかり通るつもりでしたが、これはきちんと叩きのめしていかないといけませんね」
明「胸のサイズで人への対応を変えるなんて言語道断です!」
【直下 コンマ判定】
1~3 クソっ、現役じゃないから…!
4~6 やったれ明さん
7~9 律特製秘密兵器炸裂やで
0 10年ぶりの明さんはすごく強うなってた
【安価下2】
マッカスの異能とは?
【安価下3】
そしてエウリオの異能って!?
錆
おお…明さん強くなってたか
ハワードにさえしゅんころされそうな力量だったしな
どこだろ、ハワードと同じ位置か?
エクスカリバーって…要するにビームぶっぱってことなんか…?
スーパービームってことでええんか? ビームぶっぱ系ってことでええねんか? そうするで?
―――――
マッカス「食らえ――!」
マッカスが両手を前へ出すと、そこにどこからともなく強烈な光が収束された。
目が眩みそうなほどの眩い光がマッカスから放たれて一瞬で明へと迫る。
明「単純すぎやしませんか?」
具現したのはただシンプルなだけの槍。
バーニッシュをかけて放たれた光線をその穂先で受けて横薙ぎにする。
まとわせた星のチカラで光線を受け、コートを適用しながら薙いだことで光線の軌道を逸らして後方へと一瞬で受け流す妙技。
明「――ガイア!」
床を蹴って明が駆け出すとエウリオが前へ出て両手足を大きく広げた。
その身体がジェル状に変化して繰り出された槍を絡め取ってしまう。
体の一部分だけをジェル状に保ったままエウリオが元の体に戻り、明にバーニッシュをかけたナイフを振るった。
エウリオ「シッ! フッ!」シュバッ
明「あなた、頭悪いですね?」パシッ
素早く突き出されるナイフを明が受け止め、具現していた槍を別のものへと一瞬で変えた。
刺さっていた下腹部だけがジェル状になっていたが、槍の穂先だけが無数の棘状になって体積を肥大化させたこと。
エウリオは内側から硬質で複雑な棘の塊によって串刺しにされ、肉塊になって弾けとんだ。
マッカス「今度は逃げ場なんてどこにもない! コートですり抜けようが、放射時間は60秒!」
マッカス「消えちまえ!」
エウリオを明が突破すると、マッカスの第二射が放たれる。
たっぷりと溜められた光が溢れ出し、放射状に全てを飲み込んで荒れ狂う。
明「いやはや、――『いい武器』ですね」
涼しげに明が言って、マッカスと同じポーズを取った。
武器具現――明が武器と認識しうるものであれば、そっくりそのままその手に具現をさせる異能。
明から、マッカスが放ったものと全く同じ破壊的な光が放たれた。
ドッゴォォォオオオオオオオオオオオッ
マッカス「何て女だ――!?」
相殺されたことによる大爆発からマッカスが抜け出し、毒づく。
明「世界一のもの作り企業の社長夫人で秘書ですよ」ズブッ
マッカス「ッ――」
粉塵に紛れた明がマックスの虚を突き、その心臓をナイフで貫く。
どさりとマッカスがその場へ倒れ込んで、明は武器を消し去った。
明「さて、黒いECは、これで回収完了」
明「……これでいいんですね、冬也さん」
――イタリア・某所――
冬也「うん、ありがとうございます」
冬也「それじゃあ、また」
パチッ
冬也「モンゴルの黒いECは、これで回収完了…」
独楽「黒いECって、あなた…」
冬也「…えっと、神瑠璃独楽…さんだっけ?」
独楽「はい」
冬也「僕は黒いECをずっと、回収してまわってる。いつか、こうして戦争が起きる時がくるんじゃないかって思ってたから」
独楽「黒いECと戦争に、どんな関係が?」
冬也「機関は戦争を起こして、グラスパーにわざとECを使わせて暴走を引き起こして手のつけられない状態にするんでしょ?」
冬也「ただのECじゃあ、人によっては取り込んでチカラに変えて機関のコントロールを放れる可能性がある」
冬也「でも黒いECはそこにある負の意思によって、破壊衝動に飲み込まれるから、それを利用する」
冬也「黒いECを与えて強いチカラと破壊衝動に飲まれたグラスパーが世界中を荒し回って、それに応戦する人間の構図を作り出す」
冬也「そして、両者が疲弊してきたところで、機関が破壊衝動のままに暴れるグラスパーを討ち倒して、平和を築く」
冬也「そうすることで世界の覇権を手に入れようっていう魂胆だって睨んでるよ」
独楽(…………知らなかったけど、颯さんの話とも噛み合う内容ではある)
独楽「…それで朝霧さんは、これからどうするんですか?」
冬也「水際作戦になっちゃったけど戦争はさせない。黒いECを集めて、機関の打とうとしている手を止めてるんだ」
独楽「そうですか…」
独楽「【安価下2】」
1 協力させてもらえませんか? むしろ、協力をしてください。わたしも、戦争を止めたいんです
2 でも…グラスパーであっても民間人に変わりはありません。黒いECをわたしに、ゆずってもらえませんか?
3 その他、自由台詞
独楽「協力させてもらえませんか? むしろ、協力をしてください。わたしも、戦争を止めたいんです」
独楽「恐らく機関はあなたの行動も見越して、何かしらの対策をすると思うんです」
独楽「ただ黒いECを回収するだけでは、機関を止めることはできません」
冬也「…具体的な策があるの?」
独楽「【安価下2】」
1 破壊衝動に駆られたグラスパーを討伐するためのものが、機関にあるはずです。それを、押さえます
2 機関内部でも様々な派閥があり、互いの足を引っ張り合ってるんです。あなたの保有する黒いECをエサにおびき寄せ、一網打尽に
3 その他、妙案求むよ
独楽「機関内部でも様々な派閥があり、互いの足を引っ張り合ってるんです。あなたの保有する黒いECをエサにおびき寄せ、一網打尽に」
独楽「危険は伴いますが、これが成功すれば…機関の腐敗も正すことができると、思っています」
冬也「…でも失敗をしたら」
独楽「機関を止めることは、難しくなるはずです」
独楽「それでも、機関は黒いECを欲しがっているはずです」
独楽「リスクは大きいけど、手柄に必死な彼らは団結することさえ知らずに同士討ちもするかも知れません」
冬也「…」
独楽「お願いします」
【直下 コンマ判定】
1~3 冬也「……それはできない」
4~9 冬也「分かった。でも…それは最終手段だよ」
冬也「分かった。でも…それは最終手段だよ」
冬也「今はまだ最悪の状況じゃないと思うんだ」
独楽「それは、分かってます。でも機関だって多からず黒いECを持っているんです」
独楽「【安価下2】」
1 せめて、機関の注目を集める意味でも、早期にやるべきです。今すぐにでも
2 だから他にも何か、手を打たないと。何か…
独楽「だから他にも何か、手を打たないと。何か…」
冬也「僕は機関とはあまり関わりがないから分からないんだけど、機関が戦争をやめたくなるようなことってないのかな?」
独楽「戦争をやめたくなるような、理由…?」
冬也「お金がなくなるとか、戦争をすることで得るものがなくなるとか…」
独楽「…」
冬也「頭がよくないから、具体的なことは何も思い浮かばないんだけど…」
独楽「戦争の利益を消す――か」
独楽(戦争を起こしている最中に得するのは武器商人、それに付随する産業…)
独楽(そういったところからのバックアップがあるからこそ、機関は潤沢な資金で戦争をしかけられている)
独楽「【安価下2】」
1 よし、機関に入る金の流れを、断ってみよう
2 よし、武器商人にこの戦争から手を引いてもらおう
3 その他、妙案ほしいよたすけて
3が切実過ぎてもう……>>1、あんだけやりたくないって言ってたのに頑張りすぎよ
戦争に勝って特というか、最大のリターンは負かした国を結構好き放題できるし支配地広がれば徴収もできるしで様々だけどこれはちょっと特殊過ぎてねえ……
供給を断つのが1番だとは思うけど
独楽「よし、機関に入る金の流れを、断ってみよう」
冬也「えっ?」
独楽「お金がなくなれば、さすがに戦争はできない。お金の流れを握ってしまえば、身動きが取れない!」
独楽「妙案ですよ、それ」
冬也「でもそんなこと…」
独楽「【安価下2】」
1 これでもわたし、優秀なんで
2 となると、経済的なドンとかの協力があれば助かるんですけど…何か世界経済担ってるお知り合いいませんか?
3 その他、自由台詞
独楽「となると、経済的なドンとかの協力があれば助かるんですけど…何か世界経済担ってるお知り合いいませんか?」
冬也「いやいや、そんな大それた人――あっ」
独楽「いるの!?」
冬也「……………いやでも、すごい危険じゃあ…」
独楽「危険を恐れていたら、何もできずに最悪の状況に追い込まれるだけです!」
冬也「…うーん…」
冬也「分かった。じゃあ、紹介するよ。状況が状況だから会ってはくれると思うけど…」
独楽「何か、人格に問題があるような人なんですか?」
【直下 コンマ判定】
偶数 冬也「いや、そういうことはないんだけど…」
奇数 冬也「知り合いの知り合いで、その人の弟に命を狙われてたような人だけど、兄弟仲はそうでもないし片付いたことではあるんだけど…」
※0は偶数扱いなんだよ
ふ
(奇数誰や)
ちなみに奇数は、ロックフェラーファミリーの新たなボスのバスタ兄ちゃんだったんやで
―――――
冬也「いや、そういうことはないんだけど…」
冬也「妻子持ちだし…」
独楽「立場がある人なら大体そういうのじゃ…」
冬也「政治とかどうでもいい感じだし…」
独楽「汚職はしなさそうですね」
冬也「とりあえず、日本一の企業の社長ではある程度の経済力で、大丈夫?」
独楽「日本一の企業…?」
独楽「1つしか思い浮かばないんですけど」
冬也「SASABEの、社長」
独楽「すっご!?」
冬也「でも、その間に戦争はどんどん始まろうとしてる」
独楽「【安価下2】」
1 冬也さんは引き続き、黒いECを機関から奪ったり、機関の手に渡らないようにしてください
2 機関の動きを一時的にでも、どうにか麻痺させられればいいんですけど…
A そうだ。冬也さん、何か盛大に囮になったりできないですか?
B 何か妙案ないの? ねえないの?
何この冬也の(不)人気。どんだけ修羅の道を行かせたいんだ w
そりゃ囮としては超優良物件だけど余計な奴まで戦争介入してくるじゃないか(朝霧冬也が入るぞー!補正)
フラグになりそう
独楽「機関の動きを一時的にでも、どうにか麻痺させられればいいんですけど…」
独楽「そうだ。冬也さん、何か盛大に囮になったりできないですか?」
冬也「ねえ、実は僕のこと知ってる?」
独楽「初対面ですけど…?」
冬也「…」
冬也「そっか…。でも、どうやったら囮になる…ってくらい、機関が注目する?」
独楽「世論の機関バッシングがすごいことになってるんで、どうしようもない不祥事になるような事件を起こしてもらえれば」
独楽「くだらないけど大事…みたいなのがベストなんです。そのくらいも機関は管理できないのか、って」
冬也「くだらない、けど…大きな事件…」
独楽「そうしたら、機関もそれをひとまずどうにかしないと…って多少は、人員を割くはずなんです」
独楽「そこでおちょくりまくって、徹底的に煽って盛り立てて、機関の権威を失墜させる!」
【直下 コンマ判定】
1~3 冬也「軽犯罪のグラスパーが、たくさん出てくるとか…は? マヌケな罪で投獄されたグラスパー釈放しちゃえば?」
4~6 冬也「………うん、まあ…フツーに出てけば…いっかぁ…」独楽「…?」
7~9 冬也「仕方ない…。某市の二の舞にならないよう…人気のないところでやるか…はぁぁ…」
ゆ
冬也「軽犯罪のグラスパーが、たくさん出てくるとか…は? マヌケな罪で投獄されたグラスパー釈放しちゃえば?」
冬也「変態事件で逮捕されるグラスパーってけっこういるし。知り合いの変態なおじさんに声かけようか?」
独楽「いや、さすがにそれは…」
冬也「やっぱダメか…」
独楽「【安価下2】」
1 でもどうせ、腐りきってるし…いいか
2 どうぞご自分で囮になってください
2
独楽「どうぞご自分で囮になってください」
冬也「やっぱり知ってる?」
独楽「知りませんってば。そんなにやましい人なんですか?」
冬也「やましくは――やましいことはまあ…ちょっとあるけど…」
独楽「あ、やっぱり…」
冬也「えっ?」
独楽「ただの勘なんですけど、女難とかじゃないですか?」
冬也「…」
独楽「当たっちゃった…」
冬也「一刻を争うんでしょ。行ったら?」
独楽「じゃあ、くれぐれも盛大にお願いしますね。策はありますか?」
冬也「……………強いて言うなら、存在感で…はは…ははは…」
独楽「存在感で囮になれるって…この人やる…!」
【直下 コンマ判定】
コンマ二桁分×1万人規模で冬也目当てに色々と襲いかかっていったよ
数が多ければ多いほど囮としては大成功で、数が多いほど機関が手を焼いちゃうよ
ワロタ
あやうく98万人
98万人が良かった……なんかごめん
>>986-988 98万人とか、囮成功しすぎて冬也が死んじゃう可能性あるから…(震え声
―――――
――日本・東京某所・萑部邸――
独楽「はじめまして、異能管理機関本部司令部特務課、神瑠璃独楽です」
律「ど、どうもです…」
独楽「そんな目を逸らさなくても…」
律「だってぇー…このタイミングで機関が来るなんて、一体、何を言われるか…」←不審感丸出し
律「言っときますけど、人殺しのためのものなんて作りませんから」フイッ
独楽(SASABEは機関に技術提供をしてて、様々な面で恩恵を受けている…)
独楽(このSASABEから直接、機関に圧力をかけてもらって、なおかつ、関連企業にも根回ししてもらえれば…)
独楽「【安価下2】」
1 戦争のためなんです。協力してください
2 機関のためだと思って、お願いします!
3 あなたじゃないと、ダメなんです!
―――――
安価把握次第、次スレいきますね
勢い余って埋めないでね、立ててきますね
65万人だと大丈夫ってのも大概じゃないですかね… w
安価把握
次スレです 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420730242/)
こっちは埋めちゃっておkです
テンプレ貼りしてからすぐ次スレで再開しますね
冬也の家族、機関の人質に
冬也プッツン
埋め&次スレではーじまーるよー
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