このスレは……「タイトル」のみから「話」を想像し、遊びや腕試しに近い感覚でssを書いてみるお題スレです。
例えば、
"タイトル「無邪気な笑顔の下の」"
と、誰かが考えたこんなタイトルを見つけたとして、以降のレスにて ↓
ーーーーーーーーーーーーーーー
>>???
「無邪気な笑顔の下の」
「狂った為政者がいた。彼は完全なる真の平等を求め、国民にそれを強制する。
国民は全て等しく国により与えられた労働に従事し、またその中に上下関係はあってはならない。
国から派遣された軍隊により、日夜、死と隣り合わせの労役を課せられる国民が真に恐れたのは
その労役そのものでも、軍隊でも、ましてや狂った為政者でもなかった。
それは中央から派遣された、懲罰の一切を任された管理官、
たった一人の、誰の目から見ても明らかな『子供』であった
・
・
・
・
(前スレの>>1より)
ーーーーーーーーーーーーーーー
↑といった具合に、"自由"に選んだ「タイトル」から"自由"に話を考えて書いていきます。
誰がタイトルを投下しても、誰がストーリーを書いてもOKです。
書ける内容の制限はハッキリと決めてはいませんが、基本は1レスまでに収める感じで。
2,3レスで完結する程度なら問題ないと思ってもらえば、結構です 。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420346744
>>1の続き
また、必ずしも現時点で投下されてきたタイトル"のみ"から話を考える訳ではありません。
他の話とタイトルが被ってしまってもOKですし、まだ使われていないタイトルを探して話を書いてもOKです。
話を書いてみた事をきっかけに、タイトルだけ借りてこのss速報VIPに自らスレを建て、ssを書く筆者も前スレから数人出ました。
ここへ来た読者も筆者もこういったきっかけが生まれたり、お互いに楽しめる事が出来れば幸いです。
「まだこれだけの説明じゃ、スレの雰囲気や流れとかが掴みづらい」と感じた方は、↓の前スレを一度参考にしてみて下さい。
タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ
タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411994536/)
びっくりした、長文書いてたら何時の間にかスレッド埋まってんだもん
今思うと馬鹿馬鹿しい話だが、私の親友と賭けをした。
実際に何故あんな話を受けたのか、私は不思議でならないが、幼少期からの付き合いで、
ある種、家族言っても全く過言ではない親友の頼むを私は断れもしなかったのだろう。まるでお人好しの阿呆だ。
その賭けの内容と云う物もどうにも曖昧であって、依頼というか子供の夢のような賭けを、私は受けてしまったのである。
単純明快『どれだけ完璧な要塞を作る事が出来るのか』。
私が『完璧な要塞』を作り、彼がそれを攻略する。
最深部にて待つ私の元へ彼が来れば勝負は私の負け、その逆彼が到達出来なければ私の勝ち。
本来そんな荒唐無稽な話をされれば一笑に付されても致し方の無い事だが、しかしその『勝った報酬』というものが如何せん莫大過ぎた。
『使用した土地と要塞に使った料金の五倍を報酬とする』。
――つまり、高級マンションを一つ丸ごと買収すれば、勝った際にマンション一つが私のものになると言う事だ。
荒唐無稽処か明らかに嘘のような話である。信憑性が無さすぎる。
だが、それが嘘ではないと知っている私はすぐさまに飛び付いた。
まさに夢のような現実に手を出し、そして後悔する事となってしまったのだ――
一先ず、真っ先に私は一つ島を買った。
ほどほどに大きい島を一つ――である。
完璧な要塞というのだから巨大迷路のようにヨコが広くなくてはならないだろうし……、
そんな事を言ってしまえば、大きな戦艦か何かでも買って海にぽつんと漂流でもさせれば結構なのだろうけれど、それは脱獄の話だ。
次に島の内部に大きく空間を空け、核シェルターのような分厚さで外装を覆い、次に立体迷路、次に外部と内部の連絡が付かないように電波妨害、
次にトラップを仕掛け、次に某ギャンブラーを連想させる鉄骨渡りや次に絶対零度のルームやある意味初見殺しのようなステージを作り、etc――
そうして作り上げた私の『完璧な要塞』は実に満足の往く結果となった。
そして来るべき日。
彼は立体迷路を始めとした数々の罠を打ち破り、鉄骨も渡り、次々と要塞の各所をクリアしていった。
「ああ、やられた」と心の内で思いつつも少年の様に心躍るような思いで彼の活躍を微笑みつつ眺め、
そして冷凍庫のような場所で監視カメラは彼がこちらに手を振っているのがちらりと見える。
首を傾げつつも彼をズームして様子を窺うと、彼はどうやら体力の限界らしかった。
危ない――と頭で考えつつも、報酬が頭から離れない。
これは負けなのか?どちらの?私は勝ったのか?勝ったのだろう!?
考えて出した結論に頷き、助けに向かう。
逆の通路を必死に渡り、命辛々、彼の元へと辿り着く。
しかし、時既に遅し、彼の命は既に途絶えていた……。
――――それから、一体何日が経過しただろう?今が昼だか夜なのだか、全く分からない。
私は未だに、『完璧な要塞』から抜け出せないで居る。
あれから外の様子を捉えているのは監視カメラのみで、要塞内を映すだけのモニターのある部屋でずっと私は佇んでいた。
彼を探し出さんと、騒がしく人々がわらわらとカメラの内部で動き回ってはまた一人その人数が減る。
今――この場所から動けば、それだけで私は死ぬのだろう。
しかし逆に、ここを動かなければ私は死ぬ事は無いだろう――いや、それでも餓死する事は確実だが。
「ああ、誰か来てくれ」と思う反面、また一人、モニターから消えていく。
そんな現状を見て、『完璧過ぎた要塞』に踏ん反り、私はまたもシニカルに笑う。
タイトル「戸部-TOBE-」
タイトル「遂に埋まったか」
荒らしは本当に恐ろしいと、更に思う自分
タイトル「虫の居所」
思い返すと、あほ臭い話ではあるのだが、俺様の下僕とギャンブルした。
ぶっちゃけどうしてこんな仕事を受けたか俺様は謎でならんのだが、幼少のみぎり、
一緒に戯れた下僕の懇願を俺様は断れたが、受けてやった。まるで慈悲深い女神である、実に俺様はウットリするほど優しいぜ。
そのギャンブルの種別はなんかあやふやで、ポーカーっつーかマージャンっつーかよくわからんギャンブルを俺様は一緒にやってやったのである。まるで慈悲深い女神である。
そのギャンブルでどれだけ『俺様の虫の居所を悪くさせないか』
「アッー、ウンコモレソ、どなたかカモーン」と言った、また一人、モニターから消えていく。
そんな有様を見つつも、『虫の居所』にふんぞり返って俺様は二度三度ウヘウヘと微笑んだ。
タイトル「人質ゲーム」
タイトル「桜色の君に恋した日から」
>>24
『虫の居所』
幼は先ほど友達と喧嘩したようで、虫の居所が悪いです。
幼「マジであいつむかつく」
男「はあ....」
幼「なんだ、その顔は文句あんのか」
男「いえ、ありません」
幼「ならいい」
こういう時の幼の機嫌を直すのはいたって簡単だ。
まず、とりあえず話を合わせる。
幼「なあ、男もあいつのことウザいと思うよな?」
男「まあ、たまに」
幼「な、そうだよな」
次は、甘いものを差し出す。
男「幼、これ食うか?」
幼「ん?おお、アイスか気がきくな」
幼「やっぱ、イラついてる時は甘いものに限るな」
そして、幼が食べ終わったら、最後の仕上げに取り掛かる。
まず、そっと抱きしめる。
男「幼、ほら」
幼「え、ああ....」
男「」ギュッ
幼「んん....」
抱きしめたら頭を撫でる。
男「よしよし」ナデナデ
幼「.......」
幼が落ち着いたところで、少し説教。
男「なあ幼、あいつも悪かったかもだが幼にも悪いところはあっただろ?」
幼「........まあ」
男「じゃあ、今度謝んなきゃだな」
幼「........わかった」
男「よし、えらいえらい」ナデナデ
幼「ありがとう、男.....」ギュッ
終わり
幼馴染属性は最強だと俺は思うよ
タイトル「雌猫の想い」
>>38 雌猫の想い
退屈ですわ‥男はまだかしら‥
男「ミケー」
ミケ「にゃー(もうわたくしはクリスって名前がいいんですわ)」
男「よしよし、今日も機嫌いいね!」
ミケ「にゃー(ちがーう)」
全く‥男はネコ心というものを全くわかっておりませんわ‥
だから人間の彼女ができないんですわよ!
まぁそうしたらわたくしがずっと男の面倒見てあげるからいいですけれど。
そう思っていた時でした‥
男「ミケー、聞いてよー!俺さ、今日彼女出来たんだー」
ミケ「にゃっ(えっ?)」
男「どうしようマジ幸せだぁー!俺さ彼女初めてだからさ、上手くいくかな~?」
ミケ「にゃーにゃー(そんなの上手く行きませんわ。やめなさい!)」
男「そっか~!ミケも祝福してくれているんだね!嬉しいなぁ~」
ミケ「みゃー(ちがいます!!)」
わたくしは怖かった‥このまま男が彼女ばかりを見て、わたくし見なくなることが‥
彼女なんてすぐに別れたらいいんですわ!
数日後
男「ただいま‥」
ミケ「にゃー(お帰りなさい)」
男「ミケ‥」
ミケ「にゃ?(なんですの柄にもなくしんみりして?)」
男「俺さ‥彼女と喧嘩したさ‥もしかしたらもう別れちゃうかもしれないよ‥」
ミケ「にゃー(あら本当?良かったですわ、これで男はわたくしだけを見て‥)」
男「ぐすっ‥初めての彼女で好きだったのに‥ぐすっ‥ごめんな‥ミケかっこ悪いとこ見せて‥でも、今だけは泣かせてくれ‥」
男が泣いているところ、初めて見ましたわ‥
いつも馬鹿正直で、物事を都合良く解釈するポジティブさんですのに‥
あれっ?あんなに別れることを願っていたのに‥悲しい‥ですわ‥
そういえば、いつも男はわたくしの幸せを願っていましたわね‥
熱出た時は徹夜で看病して、似合わない服を不器用ながら作ったり、毎晩抱きしめたりしてくれて‥
そうですのね、わたくしは自分がかまわれなくなる以上に男が悲しい顔をするのが嫌なのですわね‥
ミケ「にゃー(泣き止みなさい‥)」
男「ミケ?」
ミケ「にゃーにゃー(まだ喧嘩しただけなのでしょう?なら謝ればいいではありませんか!)」
男「ミケ‥励ましてくれているのか?」
ミケ「にゃー(涙を拭いて、今すぐ行動に起こしなさい!きっとまだ間に合いますから!)」
男「‥ミケは謝れって言ってるんだな‥まだ間に合うって‥」
ミケ「にゃっ(えっ!わたくしの言葉が‥)」
男「俺さ、いつもお前に助けられたよな、落ち込んだら、いつも励ましてくれる‥」
男「俺はそんな優しいミケが大好きだ」ニコ
ミケ「にゃー(その笑顔‥卑怯ですわ‥)」
男「俺行ってくるよ!後悔しないように!」
男はいつも通り都合良く解釈したのか、本当に言葉が伝わったのかはわかりません‥ですが‥
頑張って下さい‥わたくしは、あなたが笑顔が大好きです。
わたくしはあなたが笑顔でいてくれることが、1番の願いなのですから。
わたくしは出て行く男の後ろ姿を見ながら想っていた。
タイトル「男のケンカのち友情」
タイトル『神様「召喚しようとした奴が異世界の神だった」』
【皆どうせ犯罪者】
例えば100人殺した殺人鬼と、50人殺した通り魔が喧嘩して、お互いに死んじゃったとしたらどう思う?
バチが当たったんだって思うよね。
え?何でこんな所でこんな話をするかって?
まぁまぁ、ちょっと長くなるからそのまま座ってなよ。珈琲でも飲む?
この公園の近くにある中学校で自殺があったんだ。
引っ込み思案だけど三つ編みが可愛い女の子が校舎の屋上から飛び降りをしたんだけどね、どうやら学校で数人からイジメにあってたみたいなんだ。
その女の子の部屋の机の3番目の引き出しに入ってた日記には、酷いイジメにあってた事に苦しんだ日々とかどんな事をされたか、とか生々しく事細かに書いてた。
鬱憤が溜まっていたんだろうね。《死んでやる!》って、ついに踏ん切りがついてしまった事はイジメなんかには関係の無い事だったよ。
……たしか駅のホームで鉢合わせた帰省ラッシュの団体にもみくちゃにされて、体をあちこちぶつけたんだ。それで殴られたり蹴られたりした事がフラッシュバックして、心と体が立ってられないくらいに震えて、そして、
『こんな事ではこの先どうせ生きていけない』って思ったらしい。
そうそう。その日記はその女の子のお兄ちゃんしか見てないし、誰にもその存在を明かしていないよ。
───────さて、ここからが本題。
この場合、女の子を殺してしまったのは誰?
女の子自身?
そのきっかけを作ったイジメのグループ?
もしくはそれに気付かなかった周囲の人間?
それとも気付いていても止めようとしなかった側?
一線を越える後押しをした帰省ラッシュの団体?
その人達を連れて来た駅の車掌?
それとも……
キミはどう思うかな。
僕の答えは、『全員』。
全員が女の子を殺したんだ。
人っていうのは、直接的には関わってないにしろ、間接的にはなんらかの形で人の死の片棒を担いでいる。
生きてるだけで、人殺し。犯罪者なんだ。
勿論、僕もそう。
今までの話を纏めて……まぁこれは僕の推測だけど。
人殺しがなくなる未来なんて絶対に来ないと思うんだよね。
あはは……多分僕の顔は歪んでるんだろう、こんな事考えちゃうくらいだし。あ、見えない?ゴメンゴメン、目隠しつけたままだったね。息苦しくない?布緩めようか?
まぁ、でも気にしないでよ。これから先の出来事は、”何があろうと”、キミがその女の子の友達だったとか。同じクラスだったとか。全然関係の無い事なんだ。
強いて言うなら犯罪者に対しての神様が与えたバチなんだよ。
おそらく、いつかは僕にも降るだろう、バチ。
…さっきも言ったけど。でも、キミが聞くのはこれで最後だろうし、もう一度だけ言わせてくれるかな。
人殺しが無くなる未来なんて絶対来ないと思うんだ。
どうせ皆、犯罪者(人殺し)なんだから。
書いてて微妙だったけど後悔はしてない。
>>19 「遂に埋まったか」
山
博士「遂に埋まったか‥」
助手「そうですね!」
女「あのー?考古学者で有名な博士さんですよね?何が埋まったんですか?」
助手「あなたは?」
女「私~!大学で考古学を学んでるんですよ~!ですから博士さんのファンって言ってもいいですね!今、友達と旅行でたまたま観光している時に博士さんを見つけたんで声をかけたんです~」
博士「そうだったんですか」
女「ところで何が遂に埋まったんですか~?」
助手「うふふふー!世紀の大発見とも言えるものですよ~」
博士「金色で、でっかくて、ガサガサ動くんです!生き物じゃないのに!」
女「はぁ‥それってなんですか?」
博士「それはそれですよ」
助手「それ以外の表現はないですね!」
女「じゃあ、見せて下さいよ!!」
博士「おっと、我々は帰る時間だ。」
助手「くれぐれも見ないで下さいよ」
ホテル
女「っていうことがあったのよ!」
友「何それ~!マジ気になんじゃん」
女「私、今夜こっそり掘って見ようと思うのよ!」
友「えぇ~、やめなよ‥」
女「ばれなきゃ大丈夫よ!」
友「バレて怒られても知らないからね‥」
山
女「ったく、友は意気地なしね‥私だけでも見てやるわ!」
こうしてひたすら掘り続けた‥そして
女「おっ!手応えありね‥」
女「えっ!何これ!」
2時間後
友「女~いるの~?」
女「………」
友「女~、いつまでも戻ってこないから、心配したじゃん!」
女「…遂に埋まったか」
友「はっ?あっ!掘った跡ってことは見たの?中身なんだったの?」
女「うふふふ~、世紀の大発見になるものだよ~!」
友「何?」
女「でっかくてね~!金色でね~!生き物じゃないのに動くの~!うふふ~」
友「それってなによ!」
女「それはそれだよ~‥それしか表現できないんだ~」
友「女‥?」
それから女は、失踪した。後から聞いたけれど博士と助手も失踪したらしい。私は、「それ」をみなくてよかったかもしれない
タイトル「あ」
タイトル「私の弟がこんなに可愛いわけがない」【WORKING!!】
二次で原作指定したいときはこんな感じで良いのだろうか
タイトル「幸せに導く立て看板」
タイトル「TOKYO-YOKOHAMA EXPRESS ELECTRIC RAILWAY 」
タイトル:上条「異能バトルは日常系のなかで」
タイトル「衆議院議員共」
タイトル「灼眼のシャロ」
タイトル「自演、半芝、3900点」
タイトル「自演、半芝、3900点」
タイトル「進撃のジャイアンツ」
タイトル「おっぱいから謎の液体が出てきた」
ある日、俺は仮面をかぶった男から箱を貰った。
小さな箱だ。具体的に言うと手のひら大位の大きさ。
仮面をかぶった男は俺に箱を渡すときにこう言った。
「この箱には貴方のもっとも望むモノが一つだけ入っているでしょう」
理由がわからないが、要するに俺が一番ほしいと思っているものが、この箱に入っているということなのだろう。
馬鹿馬鹿しい。そんな夢物語のようなものがあるものか。
そう思い、俺はその箱を放置していた。
箱を貰って、その存在を忘れかけたころ。
ある友人が、「仕事で大成功を収めたぞ!」と、連絡を入れてきた。
旧い友人で、その連絡と同時に、お前だけに話したいことがある、とも言ってきた。
何だろうか。俺だけというから、大分重要なことなのだろうな。
そう思って、俺は友人の家に歩を進めた。
友人にあって、「話したいことってのはなんだ?」と聞くと、
「これを見てくれ」
そう言って、あるモノを棚から取り出してきた。
それは、「箱」だった。
俺が仮面をかぶった男にもらった「箱」とそっくりの「箱」だった。
どうやら、友人もその仮面をかぶった男に同じような謳い文句で箱を渡されたらしい。
そして、友人は箱を開けた。が、箱は空だった。
友人は最近仕事の調子が不調だったらしい。
だが、箱を開けた次の日から、仕事がうまくいきだしたそうだ。
馬鹿げた話だ、と一蹴するわけにも行かなかった。
俺だってそっくりの「箱」を持っているじゃないか。そのことしか頭の中になかった。
誰にも言うなよ、そう言う友人を適当にあしらい、俺は自宅へ向かって走った。
家に着くと、俺はすぐに棚の奥にしまっていた箱を取り出した。
最近俺は金欠気味だった。だから俺は、安易に金を望んだ。
しかし友人の言うとおりに、箱には何も入っていなかった。
そのあと俺はプラシーボ効果という言葉を思い出した。
もしかしたら、やっぱり違うんじゃあないか。と思い、一人落胆した。
また次の日、俺はテレビをつけて驚いた。
「…今月の宝くじ当選者は――さんです」
俺は、宝くじに当選した。
俺はテレビを消すのも忘れ、寝巻のまま宝くじを持って換金所へと走った。
「…では、次のニュースです。――株式会社の株が大暴落となりました。これにより市場には…」
「…ここで速報です。――県の――さんが、路上で何者かに刺されたようです。――さんは今月の宝くじ当選者で、犯人の動機はそれに関係するものと思われます…」
「何かを望めば、それが無償で手に入るなんてあるわけないんですけどねぇ。その分の代償はもちろんもらいますよぉ」
「「タダより高いものはない」ってね。さぁ、次はどのような人に、この箱を差し上げましょうか―――」
はじめてこうやってSS書くんだが、どうだろうか?こういうのよくある筋書きだよね
タイトル「悪魔のドリル」
タイトル「辰巳第1パーキングエリア」
タイトル「鶴見中継所」
タイトル「桜木町」
タイトル「隼小町と山彦翼」
タイトル「隣の客はあまり柿食わない客だ」
タイトル「普通列車まどか☆マギカ」
>>100「おっぱいから謎の液体が出てきた」
女「お、お……おお……」ニチャ…
女「おっぱいから謎の液体が出てきたぁあああああ!?」ブシュッ
女「な、なんで……?」
女「……」ペロッ
女「パイナップル……味。パイだけに……」
女「別にうまいこと言えてねえから!!」
女「と、とりあえず頭のいい男くんに!」プルルルルプルルルル
ガチャッ
男「はい、なんですか?」
乳汁女『そ、それが!わたわた私のおおおおおおぱっおぱっ!!』
男「いいから落ち着いてください。全然何言ってるのかわからない」
乳汁女『落着けるか!!出てんだぞ!なんか出てんだぞ!』
男「はぁ?」
男(いや…いくらいつも騒がしい女さんでもこの慌てようはおかしい。何か重大なことに巻き込まれたのかもしれない。少し前には彼氏に『助けて』と連絡した後殺害された女性の事件もあったことだし、ここは慎重に話を聞くべき)
男「とにかく、伝えたいことを出来るだけ教えてください」
乳汁女『わ、わかった……えっとね』
乳汁女『おっぱいから謎の液体が出てきたの』
男「……はあ?」
男(確かに僕と女さんは男女の関係。もちろん肉体的な関係も少なからず築いている。その女さんから『おっぱいから謎の液体が出てきたの』だと……!?これはつまり)
男「えっと……それは冗談ではなく、間違いなくおっぱいから?」
乳汁女『う、うん……』
男(彼女は出産した!!!)
勘ぐり男(馬鹿な!僕は最後に彼女と関係を持ったのは一昨日!どう考えても人類の育成速度ではない!いや…もしかすれば、胎児の方に問題があるのかもしれない……成長速度が著しく速いミュータント!新人類というわけか!だいたい『謎の』ってなんだ『謎の』って!おっぱいから出るものは母乳くらいしかないだろう!あまり賢い人ではないと知っているがこれはあまりにも!!)
乳汁女『そ、それでね!どうすればいいのかなって思って、男くんは頭いいし何か知ってるかなって……』
勘ぐり男「そ、その話は他には……」
乳汁女『ううん……恥ずかしいし』
乳汁女(パイナップル味の汁が出るなんて言えないよ……)
勘ぐり男「それで……その…大丈夫なんですか?」
勘ぐり男(急速に育った子どもに異常はないのか?)
乳汁女『一応……おっぱいだけ』
勘ぐり男「おっぱいは今いいんだよ!!」
乳汁女『ええーー!?今おっぱい関係ないの!?』
勘ぐり男「あるわけないだろ!!正常な反応だよ!出ない方が問題なんだよ!!」
乳汁女『え…?そ、そうなんだぁ!おっぱいからパイナップル味の汁って普通なんだ!よかったぁ……やっぱり男くんに電話してよかったよ!』
勘ぐり男「え?パイナップル?」
乳汁女『うん!』
勘ぐり男「正常じゃなかったぁあああああ!!!」
乳汁女『ひゃあ!?』
勘ぐり男「おかしいよ!パイナップル味の汁が出るのはおかしいよ!!」
乳汁女『うわああ!や、やっぱりおかしいよね!それで、それで私はどうすればいいでしょうか〜〜!』
勘ぐり男「どうすればって……」
勘ぐり男(そ、そうだ!僕は彼女とその子どもに責任を取らなければならないんだ!!)
勘ぐり男「とりあえず……」
乳汁女『う、うん!』
勘ぐり男「結婚しよう!!」
乳汁女『なんで!?』
母「というのがパパのプロポーズかな!」
娘「えー!?なにそれー!ホントの話してよお母さ〜ん!」
母「ホントだよ!?嘘偽りないよ?」
娘「おっぱいからパイナップル味の汁なんて出るわけないでしょ!」
母「出るの!いや出てたの!もう出ないけど!」
娘「ウソだ〜!!」
母「ウソじゃないもん!」
母/娘「「ワーワーキャーキャー!!」」
息子「……」スマホスッスッ
息子「……」コトッ
息子「…………」
息子(遺伝かぁ〜〜!!!)ブシャッ
タイトル「自演失敗」
タイトル「じえんおつ!THE-EN-OTZ!」
タイトル「ささきさん@がんばらない」
タイトル「あ」
バーサーカー「ああああああああああああああああああああ!!!!」
雁夜「え?なんて?」
バーサーカー「ああああああああああああああああああ!!!!」
雁夜「お前なにいってんのかわかんねーんだよな」
バーサーカー「ああああああああああああああああああ!!!!(アーサーーーー!!!)」
雁夜「『あ』ってなんだよw」
バーサーカー「ああああああああああああああああああああ……さ…………」
雁夜「え?いまなんか最後につけなかった?」
バーサーカー「ああああああああああああああああああ……さ…………おう…………」
雁夜「やっぱなにいってんのかわかんねーわwwwwwwww」
バーサーカー「ああああああああああああああああああああああ!!!!!………さーおーゆるさん」
雁夜「今確実になんか喋ったよな……」
バーサーカー「ああああああああああああああああああああ!!!」
雁夜「わかったぞ!!バーサーカー!!お前が言いたいことが!!!」
バーサーカー「あああああああああああ!!!」
雁夜「どっか痒いんだろ!!」
バーサーカー「それはねーわ」
~完~
雁夜「」
タイトル「氏名、住所、電話番号」
タイトル「SAKA」
タイトル「25分の快特をタッチの差で逃して」
おっぱいつながりで、
>115-117
の続編でを考えちゃった
>Ev66DKkU0さん
勝手にゴメンよ
娘「ねぇねぇ!お母さんの話本当だと思うー?...って、うわ!何それ?!」
息子「知らねぇーよ!起きたら、こうなってたんだよ!!」
娘「何言ってんのよ!男の胸が膨らむわけないでしょ!(しかも、片方だけとはいえ、あたしより大きいじゃない///)」
息子「俺だって、訳わかんねぇーよ! あっ///ちょっ///服をめくるなよ!脱がすなって!///」
娘「お、お...おっぱいが...パイナップル?...左胸だけパイナップルになってる?!」
息子「...もう///だから、やめろって言っただろ!///」
娘「お母さ~ん!お兄ちゃんのおっぱいがオッパインになってるー」モミモミ
息子「ぁ///やめろって!///」ブシャア
母「何騒いでるのよ!...おぱ、おぱ、おっぱいなっぽおおおぉぉぉ!!」
父「...やっぱり、新人類だったか...。」
タイトル「誰かが居た縁側」
タイトル「東京特許許可局局長今日急遽特許許可却下」
タイトル「快速アクティー」
>>143
知人の不動産業者から、格安で譲り受けたその家に私は満足していた。
そう、あの日までは……
―――SS速報VIPpresents―――
最初に 『それ』 に気付いたのは息子だった。
「父さん、使った湯呑みはちゃんと片付けてよ。」
そう言って湯呑みを持って現れた息子
「いやあ、すまんすまん……? ん? これは父さんのじゃないぞ? 」
「あれ、おかしいな…湯呑を使うの父さん位なんだけどなあ……」
「何処に置いてあった? 」
「何処にって……縁側だけど」
―――『誰かが居た縁側』―――
最初の違和感はそんな些細な出来事だった。しかし非日常は次第に私達家族を蝕んでゆく……
―――庭に置かれた頭の無い鳥の死骸
「なんだってこんな……」
―――深夜、庭先に見えた影
「私見たのよ……縁側の所に獣みたいな影を」
―――そして、調べようにも、設置したカメラは壊され、調査を依頼した私立探偵も行方不明になる……
「所長……定時連絡の時に「縁側に誰か居る」って…… 」
―――あの縁側には何があるのか?
そして魔の手はとうとう家族にまで……
「きゃぁぁぁあ!!! 」
―――『誰かの居た縁側』―――
―ソノエンガワニハチカヅイテハナラナイ………―
一月某日ロードショー(大嘘)
タイトル「鷺-Sagi-」
>>152
あれは……一つの仕事から…始まったものですね…
モバP「おーい鷺沢さーん!仕事決まったよー」
文香「お仕事…ですか…?一体どういった…」
モバP「麻雀の仕事だ」
文香「え…?」
マー…ジャン…?
名前しか知らなかった私が…麻雀…?
それがすべての…始まりでした…
咲「は、はじめまして!鷺沢文香さんですね!」
文香「え…?は、はい…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
有希「こ、この子かなり強いじぇ!?」
文香「ウソ…私が…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華菜「初心者に私が負けるわけないんだし~」
文香「よ、よろしくお願いします!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
照「貴方が鷺沢文香…咲から話は聞いてる」
文香「はい…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モバP「鷺沢さん…いや文香!実は俺はお前のことが……」
文香「え、え…///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アカギ「ククク…倍プッシュだ…ッ!」
文香「つ…強い…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
咲「勝負です!鷺沢さん!」
文香「望む……ところです…宮永さん…!」
プロデューサーさん…見ててください…強くなった…私を…!
鷺-sagi-ご期待ください
やるわけないんだし!てか咲-saki-見たことないし!
タイトル「山田くんと1438256人の魔女」
アンチ二次創作荒らしが蔓延しているようです
タイトル「荒らしに構う奴もまた荒らし」
>>44
タイトル『神様「召喚しようとした奴が異世界の神だった」』
神「うむむ、このままでは世界のピンチだ。皆の者、よろしいな」
光の理「異議なし」
風の理「あとは召喚するだけ。ちゃっちゃとやりましょ」
神「うむ!それではいでよ!」
グバァ
外つ神「お邪魔します」
火の理「ぅげっ」
闇の理「ちょwwwww神様なにやってんかwwwwwwwwwwww」
神「え?え?」
外つ神「ここは中々居心地いいですね。これからよろしくお願いいたします」
物の理「あ、やばイ」
霊「あ、物も?早速ワアシタチ改henはじま;hiaたね」
神「うおおおおおおおぉぁぉ帰れ!!!!!!」
外つ神「いや、もう6割方こっちに来ちゃってるんでそういう訳にも」
闇の理「神様まじぱねぇっすwwwwwwほとんど同格の神呼んじゃうくらい世界ヤバイんすねwwwwwwwwwwww」
神「いやいや!!!!もっと神格低い奴呼んで防衛戦力になってもらいたかっただけだし!!!!!!!!」
外つ神「でも、お膳立てしてくださったんでしょ?」
神「違うから!!!!!!!」
闇の理「そうそうwwwwwwww呼びました呼びましたwwwwwwww」
神「え?」
闇の理「オレとwww属性www似てる神近くにいるなーって思ったから、色々準備しちゃいましたwwwwwwwwwwww」
神「なんで!!!!????!?」
水の理「なにやってンのよ闇チャン」
闇の理「だってwwwww闇だけに日影ものだしwwwwwwwwwもうちょっと居心地良くしたいwwwwwwwwwww」
神「死ね!!!!!!!」
闇の理「あれれ?いいんですか?オレを消しても第二第三のオレが生まれますよ???」
神「前任者がお前と丸々同じ性格してるわけねぇだろ!!!!!!!」
気の理「誰か欠けルト私達の負担凄いnohA確かだけどなぁ」
外つ神「もう7割来ちゃってますし、そういう事ですので」
神「死っね!!!!!!!!!折角この世界の法則安定してたのに!!!!!殺す!!!!!!」
闇の理「やらせませんよwwwこの世界に外つ神の信徒増やして戦力アップさせてますしwwwwwwwwwwwww」
外つ神「そこまでしていただいて恐縮です」
神「ウァオオオくぁwせdrftgyふじこlp !!!!」
山は砕け、空は暗雲が覆い尽くし、いつ終わるともしれぬ雷や大地の振動が世を破壊していた
世界の理が狂ったかのような有り様に、地上にいる小さき者達は何が起こっているか分からず、多くの者は畏れ震えているしかなかった
巫女「これは異世界からの侵攻によるものです」
王「それは誠か」
巫女「恐れ多い事です」
王「うむむ、魔王が世界を征服しようとしている最中に、こんな事まで起こるとは」
巫女「今こそ、『力』の一つを呼び覚ます時でしょう」
王「!?しかし」
巫女「世界の有り様が変わってからでは手遅れかと」
王「うむ……………それでは」
巫女「はい。…………いでよ!」
解き放たれた(以前無理やり世界の防衛機構に組み込まれた)元邪神は鬱憤を晴らすため、外神に喧嘩を売り、ついでに大嫌いな神の箱庭をほぼ焼き尽くした
大地は割れ、陸続きの世界ではなくなり、多くのものが消滅した
何だかんだあって外つ神は顕在してしまい、世界は大改変を起こし理はうんたらかんたら順応してしまった
外つ神は居場所が出来たのでゆったり空の闇の中に座し、
神は「もうしらん」と、ふて寝した
お陰で世界に住まう者達は神に頼れず、自力でやっていくようになってゆく
因みに元邪神の防衛機構も改変に巻き込まれ、肉体が出来てある意味身軽に、ある意味身動きが取れなくなってしまった
元科学ーー今機械と言われるモノがその力を取り戻すまで幾星霜かは、誰も分からない
>>179は改行規制の為1レスに納めようとして見苦しくなった事をお詫びいたします
なぜかここの>>1があぼーんになってると思ったらしりとり荒らしかよこいつ。
荒らしは本当に恐ろしいと、更に思う自分(棒)
以下全てタイトル
オーク「こいつももう更年期か……」 女騎士「あへえ?」
女「ぶぶ漬け食べる?」 男「いただきます!」
男「俺にもかわいい幼馴染がいればなあ」 幼馴染♂「……」
男「先生、ふくしゅうに来ました」 先生「お、そうか」
ラプラスの魔「占い屋さん始めました」
>>187
長いタイトルだな
>>187
オーク「こいつももう更年期か……」 女騎士「あへえ?」
女「ぶぶ漬け食べる?」 男「いただきます!」
男「俺にもかわいい幼馴染がいればなあ」 幼馴染♂「……」
男「先生、ふくしゅうに来ました」 先生「お、そうか」
ラプラスの魔「占い屋さん始めました」
「…ダメだタイトルだけは思いつくのにどうしても肝心の中身が思い浮かばない…ううむ」
そんな僕は気晴らしにお気に入りの掲示板をとても興味深いスレッドを発見した。
「『タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ』……? 」
これだ。と僕は思った。ここなら僕のこの素晴らしいタイトル達からどれか1つ位は名作を生み出してくれる人がいるかもしれない。あわよくばそれをヒントにすれば僕自身で書けるかもしれない!
早速僕はそのスレッドに書き込んだ
きっと何か学べる物があるはずだ……!
―――2時間後
また創作活動に飽きた僕は早速スレッドを覗いてみた。すると書き込みが増えていた。これはもしかして……!
その内容はこうだった。
>>188「長いタイトルだな」
……僕は学んだ。別々のタイトルを同時に書き込む時は、改行をわかり易く入れようと……
―fin―
お気に入りの掲示板を→お気に入りの掲示板で
即席過ぎて推敲してなかった。今は反省している
作品のアイデアについては間に合ってますしー!
>>187は不要になったネタを詰め込んだだけですしー!!
タイトル『極東のミストラル』
タイトル「赤みがある気がする豚肉」
>>194
女1「ねぇ、この豚肉ちょっと生臭くない~?」モグモグ
女2「もう、嫌味ー?(笑)ローストポークのレアが食べたいなんて、急に勝手なこと言ったのはあなたでしょー」
女1「そうなんだけどさ......いや、ゴメンね!」
女2「ぁ!!ローズマリーを入れるのを忘れてたわ!」
女1「それだ!!」
女2「...ゴメン...。今までローストポーク焼いたときも、何度かローズマリー入れるの忘れてたわ...。」
女1「ええ?!気づかなかった!!」
女2「しっかり焼いてたから、気づかなかったのよ...。まぁ、あなたは豚を捕まえてくる担当だものね。また、美味しい豚捕まえてきてよ!今夜はどこで捕まえたの?」
女1「新宿駅!」
女2「また出会い系?」
女1「うん!でも、珍しく20代前半くらいで若かったから、レアで食べたかったんだー」
女2「あら、そういうことだったのね。でも、今度からはもっとしっかり焼いて食べましょ。」
タイトル「ここらで一つ、SSが欲しい」
えー毎度馬鹿馬鹿しい小咄でも1つ
こういう仕事をしておりますと、ちょっとした出し物として小咄を頼まれることも多いもんでして。ええ、今時の若い人がいうSS、という奴ですね。この間もそのSSとやらをやってくれんかと頼まれまして……
「えー、SSをお頼みになられたのはあなたで? 」
「あら貴方が……まあ頼りなさそう。仕事できるのかしら? 」
「ええ、ええもちろんですとも。こちとらこれを生業にしておりますからねえ。3分位のでよろしいですかね? 」
「何言ってるの、そんなウルトラマンじゃないんだから」
「へえ、でしたらもっと長い方が良いと」
「当たり前よ最低でも半日はやって貰わなきゃ」
「半日ですかい?! はあーそんな長丁場な話有ったかしらん」
「あなた何を言ってるの? 」
「いえ、SS(short story)で半日なんて
「何を言ってるの? 私が頼んだのは
SS(security service)よ」
えー、おあとがよろしいようで
>>204『ここらで一つ、SSが欲しい
』
>>193
――――SSVIP速報presents
海に面する某県の海域にそれは現れた
戦時中に行方不明とされた「強襲揚陸艇ミストラルの同型三番艦」である。
政府は直ちにこれを調査する
しかし、これは世界を揺るがす事件への幕開けに過ぎなかった……
―――『極東のミストラル』
タイトル「【速報】風が吹いても儲からない桶屋発見した」
>>208
「【速報】風が吹いても儲からない桶屋発見した」
社長「わが社の桶は風が吹いても儲からない」
社員「でも、この桶はネズミもかじらないって評判だったじゃないですか」
社長「この桶の底は写真を貼っているだけ、低コスト化とネズミ対策は万全だ」
桶の見た目は同じ。なぜみんな普通の桶を買う?
タイトル 男「東京特許許可局って10回言ってみて」
タイトル「閲覧注意」
>>213
男「あいつが放送部に入っただと?」
男「ふーん、面白い、女をテストしてやろうじゃないか」
男「よう女」
女「何よ?」
男「東京特ここかこ」
女「?」
男「…」
女「…」
男「くっ!これで勝ったと思うなよー」ピュー
女「なにあいつ」
タイトル「ぼっちーず」
タイトル「三人十色」
「正直者の本音」
>>239
「僕は別に上手に嘘をつけないってだけで、裏表がない訳じゃないんだ。」
――SS速報VIPpresents
――『正直者の本音』
そうやってしどろもどろの彼に私は問い詰める
「つまり、やっぱり私に隠し事してる訳だ」
「そうだね。いやそうじゃないんだ。つまり言わずにいただけでそれは隠していたというより寧ろ言っても良かったけど言わないでいることの方が良いと判断して」
「良いから白状なさいよ」
「言いたくないなあ」
「なんでよ。あんた隠し事したってすぐわかるのに、なんでそうやってはぐらかすの? 嘘もろくに吐けないあんたが、そうまでして私に隠したい事って何? 浮気? 」
「断じて違 「借金? 」でもないなあ。うん。」
「もうなんなのよ! 」
「……あー、もう良いね。丁度時間だ。」
「え? 」
「誕生日、おめでとう」
そう言いいながらプレゼントを渡してくる彼の表情は屈託の無い笑顔だった。
……これは、嘘のつけないカレシと、カレシ以上に思った事をズバズバ言ってしまうカノジョのストーリー……
「愛してるよ」
「……知ってるわよ、ばか」
きっと私の顔は真っ赤になってる
だから、目の前でニヤニヤしてるコイツも同じ様にしてやろうと
思いっきり頬を鳴らしてやった
ごめんね、それが精一杯の私の愛情表現。
――全12回放送
――今春、あなたのもとに素直なラブストーリーを……(※ウソです)
タイトル「無限螺旋」
タイトル「蠱毒の王」
タイトル「第6813769回箱根駅伝」
タイトル「一里先は闇」
タイトル 『こんな闇の深い世の中で…』
タイトル 『自分はまだ、弱いから…』
タイトル 『仮面の中で流れ落ちる涙…』
タイトル 『この世のすべてに拒まれても…』
タイトル『カウボーイ「魔王殺しか…その依頼、引き受けよう」』
タイトル『狂ったカルトのラプソディ』
タイトル『セイジャに手向ける鎮魂歌』
タイトル『ジャズの聞こえる庭園』
タイトル『ハレルヤは方舟に乗せて』
>>258
俺が本来の意味でのカウボーイをしていたのは昔の話。
時代は進んで今じゃ一日一食食えるか食えないかってくらいのカウボーイ(ならず者)だ。
そんな俺が新たに始めた職業が『暗殺者』。
敵討ちから謀殺、殺しの肩替わり。これがけっこう儲かるわけよ。
そんなある日のことだ。
俺はいつものように仕事を探しにギルドへ行った。
耳に入ってきたのは『魔王』って野郎の話だ。
カウボーイ「魔王?」
ギルド長「そうだ。巷で流行り出した『魔法』とか言うやつを広めた奴なんだとよ」
カウボーイ「あの手品みたいなやつか? ありゃカルトだ。信じるヤツぁバカだよ、バカ」
ギルド長「そのバカが増えてるんだ。世界を滅ぼす志を持つくらいに、な」
カウボーイ「……何が言いたい?」
ギルド長「お前の新しい仕事だ」
カウボーイ「……【『魔王』を殺せ】だァ? バカ言っちゃいけねーぜ、オヤジ。そんな下らねー仕事……」
ギルド長「お前の腕を見込んでの話だ。政府の御墨付きもあるぞ。テメー、ブルってるんじゃねーだろうな」
カウボーイ「バカ言いなさんな。んなこたねーよ! だがな、カルトに関わるのだけはごめんだね。俺の彼女が昔……」
ギルド長「一千万ドル」
カウボーイ「!」
ギルド長「一千万ドルだ。前金も出る」
カウボーイ「……」
ギルド長「どうだ?」
カウボーイ「乗った」
カウボーイ「魔王殺しか…その依頼、引き受けよう」
みたいな話どうですか。
ボブ「おいおい、一体どうしたいマイフレンドよ」
フィス「ファック!!ビデオのツメが折れてて録画できていなかったんだよ!ファアック!!!」
ボブ「そりゃあツメが甘かったな」
「「HAHAHAHAHAHA!!!!」」
ボブ「おいおい何を踊ってるんだい、フィス?」
フィス「ファック!!タンスの角に足をぶつけちまったよ!ファアック!!!」
ボブ「タンスとダンスってわけだな」
「「HAHAHAHAHAHA!!!!」」
タイトル「冥を経て明を過ぎれば命へとなるか?」
>>286『冥を経て明を過ぎれば命となるか?』
冥を経て明を過ぎれば命とならん
此の世の理とは輪廻転生
命はめぐりめぐる。
極楽浄土などありゃせんありゃせん
黄泉を経て瞼開けばまた現世
すはそれ即ち地獄めぐり
さあ今生も地獄を生きよ
この業を背負いし箱庭を
タイトル「Ifの踊り子」
>>292
友「お前の姉ちゃん、どうして『IFの踊り子』って呼ばれてんの?」
男「あー。姉貴の名前、理子だから」
友「苗字が大鳥で……。何だよ、ただの駄洒落かよwwwwww」
男「うるせぇよ」
友「IFってのは?」
男「あー、中学の頃からソフトボールやってたからなぁ」
友「ポジションどこ?」
男「内野手(InFielder)だよ。ショートとかその辺」
友「それでIFねwwwwwwww」
男「笑うなよ。異名で呼ばれるくらい上手かったんだぞ」
友「自慢の姉ってわけだ」
男「まぁな」
友「今度、紹介し 男「断る」
タイトル「空が落ちる日」
>>295
蠱毒。
それは、ひとつの壺の内に百の蟲を詰め
それらを互いに喰わせ合い
そして最後にたった一匹生き延びた
最も強く、穢れた蟲。
その身は勿論生命までも
穢れの色に染まり尽くした強き蟲は
古代の世に固く禁じられた
強き怨みと憎しみに満ち満ちたその存在は
そこに在るだけで呪いと化す
まさしく蟲の大いなる王。
そうだ。
彼の者は蠱毒の壺を生き
あまつさえその呪い主までをも喰らい尽くし
名徐するには余りにも暗き怨念を
その腹に宿した
蠱毒の王。
そう呼ばれた蟲、否。
生きた呪いその者である
タイトル『理系男子と触手女子』
>>296は>>245かなと思ったので>>295で。
SS速報VIP presents
『空の落ちる日』
その日の始まりは、なんら昨日や今日と変わらない始まりだった筈だ。
それなのに、今上を見上げてみれば『空が近付いてきている』
僕らが一体何をしたというのか
神は僕らを見放したのか
僕らはもう、ただただ
諦めと
悲しみと
やるせなさを持って
その青色を受け入れるしかなかった…………―――
――…………
『おーい、誰だ? 今日【ニンゲン観察キット】の整備をした奴は。蓋が落ちているじゃないか』
『あ、ごめんなさい先生。ぼくです』
『やれやれ、ちゃんと面倒みないと駄目じゃないか。生き物係の仕事だろう』
『はーい。でもめんどくさいですよねニンゲンって。ちゃんとみてないとすぐケンカするし、すぐに木や他のいきものをダメにしちゃう』
『仕方が無いさ。それがニンゲンというものなんだ。
…………あーあ、全滅してるな』
なんか似たような感じの読んだ覚えがあるな、星バーーーローーだったか筒井康隆だったかそれとも
乙乙
男子「おかしい。そんなもの非、科学的だ」
女子「ふぇーん。でも朝起きたらこうなっちゃってたんですよう……男子君ならなんとかできると思ったから相談したのにぃ」
>>297
男子「人間の体組成が一朝一夕でこのようになる筈がない。なったのだとしたら……ふむ、実に面白い」
女子「面白がらないで助けて下さいよお!! 」
シュルルルル
男子「なんと、本体の感情によってはこのような動きもするのか、やはり興味深……げふっ」
女子「言ってる場合じゃないです! 首が、首があ!! 」
SS速報VIP presents
『理系男子と触手女子』
男子「しかし、これは寄生〇媒体に寄生するタイプなのか? それとも触手に人体が変形……げふう」
女子「だから……あぁああ! お母さーん! お母さーーん!! 」
続……かない
>>299自分的には藤子不二雄氏をモチーフにしたつもりだった。先人は偉大だな。乙ありです
>>300が色々酷かったので訂正。推敲って大事ですね。連投失礼
>>297
男子「おかしい。そんなもの非、科学的だ」
女子「ふぇーん。でも朝起きたらこうなっちゃってたんですよう……男子君ならなんとかできると思ったから相談したのにぃ」
男子「人間の体組成が一朝一夕でこのようになる筈がない。なったのだとしたら……ふむ、実に面白い」
女子「面白がらないで助けて下さいよお!! 」
シュルルルル
男子「なんと、本体の感情によってはこのような動きもするのか、やはり興味深……げふっ」
女子「言ってる場合じゃないです! 首が、首があ!! 」
SS速報VIP presents
『理系男子と触手女子』
男子「しかし、これは寄生〇の様に媒体に寄生するタイプなのか? それとも触手に人体が変形……げふう」
女子「だから……あぁああ! お母さーん! お母さーーん!! 」
続……かない
タイトル「無免魔法使い」
タイトル「機甲師団長の憂鬱」
>>317 「機甲師団長の憂鬱」
そりゃあ、後からは何とでも言えますよ。ええ。
しかしですね、あの時あの状況においては、我々は最善の選択肢を取ったつもりです。
事実、我々は勝って見せたじゃありませんか。
ある程度はね。
私も将校の端くれですから、兵站の重要性は理解しているつもりです。
決して補給を無視したなんて事はないんですよ。
もちろん軽視もしていません。
でも無いものは無いんです。
おまけに制海権もない。
まあそんなナイナイ尽くしで増援を要求した私も悪いんですがね。
そんな劣悪な状況に置かれたからこそ、なんですかねぇ。
対空砲を水平発射するなんて、まともな状況では考えられない事ですよ。
(中略)
挙句の果てには謀反人と来たものだ。
これはもう、やっていられないな、と。
国防軍の一員として、そんな計画に加担するわけがない。
完全なる冤罪ですよ。
私もね、砂漠の狐とか何とか呼ばれて多少はプライドがあります。
ですから、叛逆者の汚名を着せられて軍法会議に掛けられるよりは、いっその事、という考えに至ったわけです。
(2015.1.19付『降伏の化学』<総裁と行くヴァルハラ降霊漫談>より抜粋)
>>307書いた。
無免許魔法は重罪とされる。
罰の重さは、それに如何なる理由があろうとも、死刑。
しかし、その罰が執行された例は、ほとんどないのである。
――――――
――――
――
魔法を使うことは常に危険を伴う。
魔法が自らの命を奪うことは、最も凡庸な失敗例として有名だ。
よって、この罪での死刑判決は、ほとんど例がない。
女「過去最悪だった事件では、一国を滅ぼしたそうだよ」
魔法の失敗で、と続けたその声は、穏やかかつ力強く。
場にそぐわない。捉えられたこの檻で二人きり、仕打ちを待つだけの、この場には。
男「君は物知りなんだね」
女「ここに売り飛ばされる前はね、図書館に勤めていたの」
凛としている。名も知らぬ僕をいつも励まし、笑うのだ。
女性の仕打ちの方が、酷いに決まっているのに。震える身体を抑えて。
男「だけどね、平気だよ、今度の魔法試験、受かる予定だったから」
嘘だった。
男「一緒に助かろう」
これも嘘だ。
男「ここから出られたら、静かな村で、ひっそりと二人、君の好きな本に囲まれて、暮らそうよ」
残酷な嘘だ。
――――――
――――
――
頬を染めて頷いた彼女を一人、できるかぎり遠くへ、遠くへと移動させ、
自身の生命が途切れていく感覚を静かに享受していた。
最後の幸せに、浸りながら。
タイトル「完成された、不完全な機構<システム>」
タイトル「未完成の、完全な理想<ユメモノガタリ>」
タイトル「あがらない雨はないーーー終わらない夜が明けた」
タイトル「僕はここに居ても良いのだろうか?」
タイトル「誰も救えなかった最強の戦士、全てを救った最弱の凡人」
空中砂漠
寧ろ王道とかベタなつもりだったわ。タイトルから捻り過ぎると拗れるし。タイトルで感じる第一印象って大事だろ
>>332
『空中砂漠』
当てのない旅路の中
君が辿り着いたそこは
失われた楽園(ユートピア)か
永久(トコシエ)の檻(ジェイル)か
迷い無き君のように見晴らしがよく
孤独を願う君のように何も無い
君を現す失楽園(ディストピア)か
君の望む幻想郷(オアシス)か
歩けども
歩けども
全てのモノは塵芥に帰している
探せども
探せども
全ての砂は君を見向きもしない
ここは君が望んだ
楽園であり
檻であり
楽園を失った君への
幻想郷なのだから
君は只この砂漠に一人
――書いてて気付く。これあんま空中関係ねえな。イメージとしてはそういう心象風景のつもりだったが普通の砂漠でいいじゃんって言われそうだわww
タイトル『星の記憶』
>>347
忘れない
忘れるな
彼の地は我らが業にて傷付き眠ったことを
覚えているか
覚えていよ
彼の惑星(ホシ)も忘れないだろう
さあ、今語ろう。この惑星の物語を
―――――これは、忘れてはならない争いの物語
一つの惑星が記憶する滅びの円舞曲
崩壊の序曲は、ある一つの田舎町から始まる…………
SS速報VIP presents
『星の記憶』
――私は一体、いつからここにいるのだろう。
ここは、暗い、昏い、海の底。
「深淵」とよばれる、荒れ狂う海の最奥。
嗚呼、しかし、そんなこともぼんやりとしか思い出せない。
――長い、永い時を、ここで過ごしてきたような気がする。
私は、ヒトに封じられたのだったか。
いつかは神と、いつかは悪魔と、いつかは化け物と呼ばれた。
――嗚呼、そんなことだって、ヒトはとうの昔に忘れただろう。
――なぜ私は、ここにいるのだろう?
――ああ、そうだった。
私は、海を沈める為に――
――いや、鎮めるために、ここにいるのだったか。
――私は、海を沈め、鎮めるモノ。
――深淵の最奥にて、怒れる荒海を沈めるモノ。
――ヒトに裏切られ、なおもヒトを守り続けるモノ――
――今日も愛するヒト達の為、海を沈めよう――
――その世界には、「深淵」と呼ばれる不思議な海がある。
昔は、荒れ狂う神の怒りと呼ばれるほどに荒れた海だったそうだ。
今では、荒れ狂う代わりに、海が「沈む」そうだ。といっても海抜が異様に下がるだけだが。
その昔、ヒトを守る神が海を鎮めに行ったという伝承が残っている。
が、その神は帰って来ず、いつしか伝承は変わって、その神は化け物や悪魔として伝えられるようになった。
しかし、その神は「深淵」の最奥にて、「深淵」を沈め、鎮めているとも言われている…
書いてる途中でこれじゃない感がしてきたが喜んでくれたら嬉しい
タイトル「ある意味正常なので無問題かと」
パクリでごめんなさい
>>367「ある意味正常なので無問題」
生物は他の生き物食べ生きている
植物も大地の養分、太陽の光で生きている
自然の摂理に従って正常に生きている
ならそれ以外の者達はどうなのだろうか?
宇宙から来て人を襲い食べるのは異常なのか?
巨大化、あるいは擬人化して人を襲い食べるのは異常なのか?
腐りなり果てて人を襲い食べるのは異常なのか?
夜な夜な人の血を求め襲うのは異常なのか?
否
そのような者も生きる為である。故に正常なので無問題ではないだろうか?
吸血鬼「なぜ人は他生物を食べ生きているのに、自ら捕食対象にされるのを否定するのか....」カタカタ
ゾンビ「....ナニ....ヤッテル....ノ?」
異星人「ネットを通じて人類の意識改革だとか」
蛇女「無駄だと思うんだけどねぇ」
吸血鬼「うるさいわね!何もしないよりかいいじゃないの!」
異星人「と言っても、人間しか食べれないって訳じゃないし」
蛇女「上に同じくぅ」
ゾンビ「ソモソモ....ワタシハ....タベナクテモ....ヘイキ」
吸血鬼「だからって私達が勝手に怯えられるのはなんか嫌じゃない!」
異星人「結局、人と仲良くなりたいのね」
吸血鬼「そ、そんなことないし!」
蛇女「動揺が丸わかりぃ」
ゾンビ「....ダイジョウブ。キュウチャン」
吸血鬼「キュウちゃん言うな!」
ゾンビ「SSデハ、ジンガイハッピーエンド、アルカラ、ムモンダイ!」
とま、微妙なオチ
ミキサーのは悲哀のカタルシス
無問題のは人外素敵
タイトル「三器融合スプナイフォーク」
>>373「三器融合スプナイフォーク」
「はぁ〜疲れたぁ〜」
残業で疲れ家に着いたの時間は深夜。今すぐ眠たいが微妙に小腹が空いていたので、コンビニで買ってきたカップ麺にお湯を注ぐ
カップ麺が出来上がるまでテレビを見ておくかと思いテレビの電源を付けた。通販番組をしているようだ
「なんとこれ一本で掬う、刺す、切る事が出来ます!」
なんだこれ?そう思った
「普段はナイフ形状なのですがこちらを捻ると....なんとスプーンに!そしてこのスイッチを押せばフォークに早変わり!」
へぇ〜........ぶっちゃけイラネ(´・ω・)
こんなの作るよりもっと実用的なもん作れよな。瞬間的にラーメンできるとかさ。
そう思いそろそろ頃合のカップ麺に手を伸ばす
「あっ....割り箸入ってねぇ....まじかぁ....」
一人暮らし故に食器類は1式しかなく、流し台に洗われてなく置いてある
いやほんと一人暮らししてると洗い物とか後回しにしちゃうから
「いざ食べようと思った時、スプーンが無い!でもそんな時これさえあれば〜」
テレビの言葉を聞いて
ああ、なるほど
こういう事がおきて不必要だと思うものが便利にみえるのか。利便性を求めてしまう
そうすることであのような物も生まれてくるのか
いらないようで必要な発明
そう思い食器を洗い始めた
>>374
オチも内容も曖昧ですみません
タイトル「媚薬の正しい使い方。対処法」
タイトル「寂しくて暗い」
タイトル「カウンター侵略」
>>377「寂しくて暗い」
今までずっと一人だった
周囲から疎まれ貶され酷い時は暴力もあった
初めはなぜ自分がこんな目にあわないといけないのか?
世界を憎んだ
死のうとした
けどそれは出来なかった
死ぬ恐怖よりも家族の涙が自分を止めた
いつしか家族以外の者にはなにも考えなくなった。そのおかげか周りは自分に対していないものとして扱った
それでも家族がいたから自分はこの世界で生きていける
けれど家族にすがるのは高校生の時までだった
大学進学の為、家から離れなければならなくなった
本当は家からでも通える大学にしたかったが家族の勧め、これからの自分の将来の為にやってみた
これから住むアパートに引越し、荷物を整理し始めた
ふと暗くなったと思い、一旦整理を辞め部屋を眺める
陽が沈み夕闇の中、独り佇んで、暗い部屋を、寂しくて暗い部屋の中で静かに泣いた
とま、ホームシック?なイメージです。最初の文面で暗い印象を、最後の文面では寂しい印象を付けた感じです。
>>380「カウンター侵略」
「あ〜今日も埋まってるのか....」
某スナックに入店した男が呟いた
「あら?いらっしゃいませ!○○さんテーブルでいいかしら?」
「ん〜....うん、テーブルで....」
「あ、その反応....相変わらずママさん狙いなのね〜w」
「ここの客の大半はそうじゃないかな?」
「あ、ひっど〜いw」
冗談混じりでテーブルにつく。女の子が水割りを作って差し出す
「でもまぁ、間違っちゃいないよねぇ。カウンター埋まってたらすぐ帰るお客さん多いもの。○○さんだけぐらいじゃないかな、一人でテーブル座るの」
「他にいい店知らないしな」
たわいのない雑談で水割りを煽る
「わたし今、このゲームにハマっててさ〜侵略ゲーム?っていうの?とりあえず相手城の拠点を潰していくゲーム」
「へぇ〜この数字か落とした拠点?」
「そそ!この数字を競うんだ〜」
「なるほどね」
と話しているとカウンターの方で少し騒ぎがあった。どうやらお客同士言い争ってる
「俺のカウンターパンチが凄いんだよ」
しょうもない事で言い争ってるなぁ〜
そうこうしているうちにママさんが近づいてきた
「□□さん、△△さん、カウンター披露するなら外でやってくれるかしら」ニッコリ
そう言われた2人はバツの悪そうな顔をして手元の酒を煽る
居心地悪くて帰ってくれないかなぁと思っていたが、なかなか帰らない
うん、今日もカウンターに侵略はできなさそうだ
とま、カウンターがどれなのか分からなかったので、バーカウンター、カウンターパンチ、カウンター全部混ぜました。
タイトル「ダンカンロンパ」
タイトル「絶対回復薬ハイパーZX」
タイトル『幼馴染と相合傘』
タイトル「トキメキが止まらない!」
「ふー。のど乾いたからなんか貰うね?あれ、なにこれ?おいしそうだから貰っちゃお」「ちょ、待て!」
時すでに遅し。幼馴染は小さな瓶のふたを開け、俺が捕獲しようとするのを軽々とよけながら、こくこくとかわいらしい音を立てて媚薬を飲み干した。
「ぷはっ。甘くておいしいね、これ。なんて名前?教えてよ」「そ…それは非売品だ。知り合いから…貰ったんだよ」
媚薬だとばれたら殺される。こいつのローキックはかなり痛いんだ。
「ふーん、残念。そんなことより、遊ぼうよ。暇なの。マリ○パーティしようよ」
そんなことを言って幼馴染は階段を上って俺の部屋に向かう。
…あれ?媚薬とか言ってたけど、やっぱり詐欺か?
そんな事を思いつつ、幼馴染を追って俺も階段を上がる。
部屋のドアを開けると、幼馴染がテレビデッキの前に座っていた。
幼馴染が手に持っているのは、マリ○パーティではなかった。
幼馴染が持っているのは、何のとは言わないが、秘蔵のDVD。
幼馴染は顔を真っ赤にして、パッケージを見つめている。
「――へぇ…こういうの、好きなんだぁ…へぇ…」
ブツブツと何かをつぶやきながら幼馴染は微動だにしない。
「…あの…ですね?俺だってその…男で――」
弁明をしようとするが、言い切ることができなかった。
一口に言えば、幼馴染に押し倒された。
「――ねえ、なんだか、貴方の顔を見るとドキドキするの」「え……え?」
「今までこんなことなかったのに。どうかしちゃったのかも。ねえ、鎮めてよ」「え、いや、その…」
「ねえ、お願い。私、貴方の事が――」
幼馴染は上気した顔で、荒く、熱く、甘い息を吐いている。
そんな顔で懇願されては――
【注意!】
この製品は非常に効果が高いものです。必ず薄めてご使用ください。
【対処法】
対処法は唯一つ。服用者の思い人が、服用者を愛することだけです。
使用量が多量になりますと大変なことになるかもしれませんので、ご注意ください。
無駄に長くなった、ごめんなさい。急展開でごめんなさい。エロいシーンなんて書けないのでごめんなさい。よければ感想をお願いします
>>391
タイトルを出した者です、大変素晴らしい!対処法の説明文は良かったです!
タイトル『 勇者「戦争の果てと」魔王「友情の果て」 』
>>386「ダンガンロンパ」
『それは違うよ!』
台詞を聞きながら思ったが、こんな残酷な中でよくもまぁ前向きになれるもんだなぁ、逆にイカレてねぇか?
まぁ、2次元だしな。ぶっちゃけタイトルからして拳銃ブッ放すもんだと思ったから私も楽しめると思ったのに....
「つまらないかい?」
「逆に聞くがこんなもののどこが面白いんだ?まだどっかのイカレシスターとあった方がマシだぜ」
「まぁ、君らしいね」
「で、こんなもんなんで見てんだよ」
「ああ、ある水兵が誰かさんに見せたいって言ってたから取り寄せたんだよ。で、僕も興味があるから見てるんだ」
「....はぁぁぁぁ〜〜」
物凄く鬱陶しくイラついた。見かけたら殴っておくか
「おい、そろそろ時間だぞ....っとなんだテンション低いじゃねえか。どうした?」
「いや、なんでもないよ。ダンナ」
この鬱憤はとりあえず今から行く所で晴らそうか
言葉の弾丸より私はこっちの鉛の弾丸が性に合ってる。これが私のダンガンロンパだ
某運び屋に何故か結びつきました。残念ながらダンガンロンパそんなに詳しくないので....
タイトル「弱肉教職」
>>387「絶対回復薬ハイパーZX」
勇者「うぎゃぁあ!」
魔術師「ああ!?勇者様!」
戦士「くそっ!勇者!大丈夫か!?」
勇者「ぐぅ....な、なんとか....」
僧侶「こんな時こそこれです!絶対回復薬ハイパーZX!」
僧侶「そいやぁぁぁ!」
(ノ`Д)ノ:・'∵:.(ZX)彡))Д´) アヒャスパーン
勇者「ゴフッ!?」
魔術師「ゆ、勇者様ぁ!?」
戦士「いや、今の絶対、とどめさしたから」
勇者「ハハッ!僧侶!ありがとう!」キリッ
僧侶「はい!これも僧侶の勤めです!」
戦士 魔術師(なんかなぁ〜)
>>388「幼馴染みと相合傘」
「あ、雨だ」
帰ろうと学校玄関から出た瞬間。大量の雨が降ってきた
私は雨女では無いのでこの雨は私のせいではない
心の中で勝手に自分自身に弁明をしてぼうっと雨を眺めてる
豪雨の中走りながら下校する生徒達
折畳み傘を準備していた生徒はなに食わぬ顔で下校する
私と同じように玄関から出ず、雨を眺めてる生徒、電話して迎えを呼ぶ生徒
さて私はどうしようか
まぁ、考えるまでもないか
「お、ほらやっぱり大雨じゃん」
「アンタの言う通りだったわね」
「備えあれば憂いなし!ってな。ほら帰ろうぜ」
幼馴染みが傘を広げる。とても大きな傘。
「俺に感謝するんだな!」
「別に最初からアンタの傘に入るつもりだったし、感謝するつもりないわよ」
「....そんなに相合傘したかったの?」
「........傘持つのが面倒だっただけよ。アンタ、家隣なんだから帰り道一緒だからね。アンタの傘を取らない分感謝しなさいよ」
「理不尽だ」
ブツブツ文句言いながらも傘に入れてくれる
そんなアンタが私はーー
とま、異性の幼馴染みと相合傘とか都市伝説です。
>>389『トキメキが止まらない!』
俺氏「ラブコメのトキメキが欲しいです。トキメキを分けてくれぇぇぇ!」
俺氏「幼馴染みや、義理の姉、妹、ツンデレ、クーデレ、狐耳、擬人化、お嬢様やら甘酸っぱいストーリーからメンヘラストーリーまでトキメキが止まらないSSをみてみたぁぁぁい!」
俺氏「あ、タイトルSS浮かばなかったので、叫んで見ましたすみません。」
あとタイトル『純情過ぎて発展しない』
タイトル「光のスネ毛」
タイトル「腕輪型ダイヤル選択式変身装置」
ダンカンって書いたんだけど
>>404
あ、本当だ。大変申し訳ない
>>393『勇者「戦争の果てと」魔王「友情の果て」』
むかーし、むかーし。人々が互いの領土や資源を巡って戦争をしていました
人々は戦争が無くなり平和を望みました
けれどその戦争を悪化させることがおきました
禍々しい王が現れ、人々を苦しめました
人々はその禍々しい王のせいで苦しい戦争を強いられました
そして人々は互いに手を取り、禍々しい王に対抗しました
そして長きに渡る戦争は終わりを告げます
この2人の勝敗が、世界の勝者を決める
「長かったなぁおい。いい加減[ピーーー]よお前」
「笑止。貴様こそ諦めてとっとと消えろ」
「あいにく約束があるんでね。あいつとの約束がな」
「成程な....だが我も、はい、そうですか。とやすやす殺される訳にはいかんのでな」
お互いボロボロになりながら会話を続ける
周囲からは勇気ある者に声援が飛ぶ。禍々しい王には罵倒が飛ぶ
「....最後に聞くけどさ。....止められないのか?」
「....無理だな。こうならなければならないのだ」
「....そうか」
「嫌な役を押し付けてすまんな」
「........約束したからな。どうなっても俺はお前の友達って」
「....ありがとう」
こうして勇者は魔王を打ち倒し世界に平和をもたらしました
とま、テンプレに落ちつきました。
下げ付けるの忘れてました。すみません。
>>395「弱肉教職」
「さてまた問題が起きましたね」
また教頭先生の小言が始ましました。
「このような事が起こるのは、あなたの教育不足が原因だと〜」
はぁ、教育不足って言われてもね。生徒も生徒で考えがあっての行動で、例え未成熟でも自分の意思を伝えようとする事は間違いではないと思うんだけどな。
「今では体罰など御法度で、色々面倒ではありますが、大きな問題となったら遅いのですよ?もっと強気に生徒に指導を〜」
何でもかんでも上から抑圧しなくてもいいのではないか。
そうやって抑圧してストレス溜めて爆発した方が余計に問題だと思うがな。
「これ以上問題が起きないように....いいですね?」
「はい、分かりました」
やっと小言が終わったよ。精神的に疲れた。逆に自分が問題起こしそうで怖い。
とりあえず一息入れるために何か飲み物を飲もうと職員室から出る
「あ!先生!」
件の問題になった生徒である
「ん?どした?」
「先生、先生辞めるの?」
「は?意味分からん」
「だって、俺が他校の生徒と喧嘩して....」
「大丈夫、大丈夫。気にするな。お前ももうスッキリってか、わだかまりもマシになったろ?」
「まぁ、一応」
「けど、やり過ぎなくてよかったな。もうちょい酷かったら退学だったぞお前」
「うっ....」
「みんながみんな、考えがあって正義がある。んで悪意もある。その悪意に立ち向かうお前の考えは立派だよ」
「先生....」
「俺はその立派な考えを守っていくのが仕事さ。だから気にするな」
そうこれからも、まだまだ弱い正義を大きな悪意から守るように
理不尽な世界からの抑圧は自分が喜んで受けよう
綺麗な花が世界に広がる為に
こんなのしか浮かべませんでした。
タイトル「教職課程」
タイトル「単0乾電池」
タイトル「区間特別快速通勤準急」
タイトル「神様の消しゴム」
>>402「光のスネ毛」
むかーし、むかーし。あるところに心優しい狩人の青年がいました
青年は森に行って獣を狩り、山菜等採って生活をしていました
ある日のこと、青年は少し休憩をするために、川が流れている方へ行きました
そこで不思議な小熊を見つけました
なんと膝下が太陽の光でキラキラしていました
青年は、なんと美しいのか!もっと近くで見てみたい!と思いましたが、小熊とはいえ、熊なのでこちらが襲われるかもしれない。と思い遠目で見ていました
小熊は気配を感じたのか、周りをキョロキョロし青年と目が合いました
青年は襲ってくるのか?と焦りましたが、慌てず小熊の様子をみます
小熊は驚く早さで森の奥に逃げて行きました
青年は唖然としました。そして小熊がいたところにはキラキラ光る毛が数本落ちていました
大層珍しいので、青年は持ち帰りました
あまりにも綺麗な毛だったので、大事に布で巻き、箪笥にしまいました
その日の夜、青年がそろそろ寝ようと思った時
コンコン
「えっと....あの、ごめんくださぁ〜い」
幼子の声が青年の家に訪ねてきたこんな時間になんだろう?
「はい、なんでしょうか?」
「あの、えと、すみませぇ〜ん、あけてくださいますでしょ〜かぁ〜?」
少し怪訝に思いながらも青年は戸を開けた。そこには声の通りの可愛い幼子がいた
「あ!あの!えっと、その、あの....」
しどろもどろの幼子に青年は優しく問いかける
「落ち着いて、ゆっくりで良いから、ね?」
青年の言葉を聞いて幼子は小さく深呼吸した。そして
「えっと....わたしの....すねげ、をどうするんですか?あの、かえしてください」
「................は?」
>>423続き
青年は物凄く動揺したが、幼子から詳しく聞く為、家の中に入れ、話しを聞いたところ、昼間のあの小熊が自分だと言う幼子
なにやら神の遣いだとかなんとかで、その証拠となるものを残してはいけないので、取りに来たらしい
「そういう事なら」
と青年は箪笥から小熊(幼女)の毛を大事に取り出し、幼子に返した
「そ、それほどだいじにとっていたなんて....」
幼子の顔が少し赤い
「かえしていただき、ほんとうにありがとうございます。このごおんはいつかかならずかえしにきます」
深々と頭を下げる幼子
「いやいや、とんでもない。あんな綺麗なものを見れただけで充分ですから」
「き、きれいだなんて....」
幼子がモジモジしていた
よく考えれば光っていたのは足の方で、そこの毛だとすると....スネ毛を綺麗と言われて恥ずかしいのであろう。失言だったなと思い
「すみません、配慮が足りなかったですね」
青年は幼子に謝る
「と、とんでもないです!むしろうれしくて!」
幼子は両手をパタパタと降る
「あっ!あの!そろそろかえらなければ....」
「あっ、そうですね。もう遅いですし。すみません、お茶の一つも出さずに」
「い、いえ!こちらこそ、すぐにかえしていただき、ありがとうございます!」
「えっと....送っていきましょうか?」
「えっと!あの、これでも、かみのつかいなので、だいじょうぶです!」
「そうですか。それではお気をつけて」
「はい!かならず、ごおんをおかえしします。それでは!」
「青年は家の外まで幼子を見送り、幼子はそのまま森の方へ帰っていきましたとさ。さぁ今日のお話はここまでだよ」
「えぇ〜?なんか、ちゅうとはんぱだよ〜」
「こらこら、もう遅いから早く寝なさい」
「ぶぅ〜」
「ほら、もう灯を消すぞ」フッ
「おやすみなさい」
「おやすみなさい、お父さん、お母さん」
「ああ、おやすみ」
とま、自分の好みが出過ぎたSSですみません
そろそろ自重しよう。
タイトル「混ぜるな、危険」
タイトル「危険な探し物」
タイトル「赤い夢の住人」
タイトル「紅い海から」
>>403「腕輪型ダイヤル選択式変身装置」
怪人「クァハハハハ!全て破壊してやる!」ガシャーン!!
一般人「キャーーーー!!」
男「そこまでた!」
怪人「む!?誰だ!」
男「俺は男。ただの変身ヒーローさ!」
カチャ! ・ ダイヤルヲ マワシ バンゴウヲ ニュウリョク シテクダサイ
男「変身!仮面ライダー系」(詳しく知らないのでお好きなライダーで補完して下さい)
男「せりゃぁあ!!」ズバンッ!
怪人「ふん!そんな攻撃、効かぬわ!お返しだ!!」ブォン!
男「ぐっ!....くそっ!これならどうだ!」
カチャ! ・ダイヤルヲ ((ry
男「戦隊物系!」(こちらもお好きな戦隊で((ry)
男「くらえ!」ビーム発射
怪人「クァハハハハ!全然痛くも痒くもないわ!!」
男「なんだと!?なら次は....」ピピッ!
男「通信?博士(仮)か!?」
博士(仮)『男君!奴の解析が終わったぞぃ!弱点が分かった!』
男『本当か!?』
博士(仮)『うむ!奴の弱点は魔法じゃ!つまり、魔法少女系になるのじゃ!』
男『....マジっすか?』
博士(仮)『うむ、マジだ!』
男『いや、あの、普通の魔法使いとかは....』
博士(仮)『あいにく実装されてなくて選択できん。魔法少女系でやってくれ!』
怪人「クァハハハハ!もう終わりか?ならばトドメを刺そう!」
男「................」
カチャ! ((ry
男「....変身完了....」
男「....マジカルビーム....」ギュイイイイン!!!
怪人「いや、それビームじゃないから!チェーンそ」 ・ザシュ!
博士(仮)『魔装少女で決めたか』
男『....こっちの方がある意味まだセーフ....』
博士(仮)『まぁどっちでも良い。とりあえずデータ記録の為、戦闘映像は保存しとくぞぃ』
男『....早く魔法少女以外の魔法使える変身を追加して下さい....』
とま、パロディ?ですみません。自重しようとか言いながら投下しているのを許して下さい。
タイトル「さよならの代わりに」
タイトル「ご注文はなんですか」
タイトル「貴社の記者は汽車で帰社する」
タイトル『雲間途切れ射し込む陽
タイトル『雨上がり、落城にて』
タイトル『群青(あおに染まるメトロポリスで)』
タイトル「だいたい論破」
タイトル「タビノススメ」
>>504
タイトル「だいたい論破」
A太「いや、それはおかしいだろう」
B男「この理論のどこに間違いがあると?」
A太「当初は個々に利益を追求することを前提にしていたのに、結局は全員が全体の利益を考えて動いている前提になっている」
A太「民衆はバカじゃない。個別の利益を優先する者も出始めるだろう?」
B男「このプランで自己を優先したほうが得をするのは一部だけだ」
A太「一部でも実行すれば競争を維持する為に他も追随せざるをえない」
B男「そ、それは…」
C彦「結局君のプランでは当初はよくともいずれ崩壊するのだよ、論破!」
B男「なんだ今のは」
A太「奴は結論が出た頃にどこからともなく現れて論破していく男。通称『代替論破《ファイナル・コンクルーダー》』」
書を捨てて街に出よう
足を伸ばせは伸ばす程君の人生にページが増えていく
周りを見渡せばその分だけ君の人生にアルバムが増えていく
街頭から流れるラジオからきっと君のお気に入りの曲も見つかるだろう
通りすがりの花の香りがする人に5秒間の片想いをしてみよう
ふらっと寄った定食屋でお袋の味を思い出し、そっと涙を流してみてもいい
歩く時に耳を通り過ぎる風に世界の生命を感じてみよう
塀の所にいる猫の欠伸が移って和やかな気分になる時もあるだろう
少し高い建物に昇り、少しだけ鳥と同じ目を持ってみよう
夕暮れに映える公園でブランコを揺らし、思い出を揺り返してみよう
ガス空の中でも光る月をみて綺麗だと思おう
家に帰り、普段なら飲まないような高めのワインを飲み
昼下がりに街頭で見つけたお気に入りの曲を探して改めて聴いてみよう
そして一息つき毛布を被った時に気付く
ああ
世界は何時だって
新しさに満ちている
>>507『タビノススメ』
結局わたし達の関係は何時だってそう
相手のことなんて知らない
どんな本が好きで、どんな音楽が好きで、どんな物を好んで食べて
どんな恋をしてきて、どんな人とすごし、どんな人に愛されていて
彼らが居なくなったらどんな人が哀しむか
やめよう
何時だってそうして頭の中はぐちゃぐちゃになる
かける言葉も見つからない
いや、無いのだ
かけれる言葉なんて
その資格なんて
だからわたしはせめて、意識を瞬間に絶つ為に
セーフティを外し、頭を狙い引鉄を引く
『さよならの代わりに』
>>461『さよならの代わりに』
タイトル「絶対的幸福世界」
タイトル「屈折時代」
>>512
幸せですか?
幸せです
幸せですか?
幸せです
幸せですか
不幸せです
そうですか
では
さようなら
―SS速報VIP presents―
「こちら二班。たった今、一名の『不幸主義者』を排除しました」
―『絶対的幸福世界』―
――世は『幸福の時代』誰もが幸せであり、一見平和に見える仮初の時代
実態は臭いモノに蓋、いやそれ以上の圧政状態。自分が幸福である事に疑問をもつものは淘汰……否、排他される
――――
奥方と今生の別れを送る事になった旦那を排除した
親に捨てられ泣き叫ぶ子供を排除した
ある日男は疑問に思った
「俺達のしている事は幸せなのか?」
それに対し同僚は笑いながら
「不幸な人を不幸じゃなくしているんだぜ? それに」
男に銃をむけ
「『幸福な世界』を阻害する者を排除出来る……これ程に幸せな事はないだろう? 」
そう言った
―了―
余談だけど星、某さんの作品での幸福を作る定義とかも面白かったな……このスレの人なら読んだことないかな。平和な世界を作る為に作られた制度が云々って奴
タイトル「病み付きになる遊び」
タイトル「ゴミくじ」
タイトル「無益な殺生、有益な殺生」
タイトル「駐車券をお取りください!」
退屈だ。
いつもいつも同じことの繰り返し。
朝起きては仕事をし、休みなく働いて、仕事が終われば寝るだけ。
仕事をしながら食事はできるし、
ときおりある休みはのんびりできる。
幸せといえば幸せなのかもしれない。
同業でも、職場によって忙しさはまちまちらしい。
同郷の子は休みなく働いているようだ。
過労死しなきゃいいけど、大丈夫かな。
この業界はいきなりリストラされたり、事故に巻き込まれたりって不運なこともあるんだとか。
ちょっと忙しいけどちゃんと仕事できるだけましなのかもしれない。
この思考がブラック企業を生むのだろうか…。
まあ、日本人には多い思考なのかもしれない。
そうでなきゃ遅い時間まで働いてないだろう。
ご苦労なことだ。
巻き込まれて仕事が長くなるこっちの身にもなってほしい。
さて、愚痴も吐いてちょっとすっきりしたし。
そろそろ客が増えてくる時間だし、仕事しないと。
>>526 『駐車券をお取りください!』
>>524 『無益な殺生、有益な殺生』
蚊の飛ぶ音の合間からテレビが告げる。
「新刑法が本日より施行されます。
無益な殺生にのみ罰が科せられます。
有益な殺生を行った者は褒賞が与えられます。」
つけっぱなしにしていたテレビからのニュースキャスターの声で目が覚めた。
どうやら刑法の改正があったようだ。
なんでも、社会的に有益な殺生の場合は、罪に問われないどころか金一封と表彰状がもらえるらしい。
破壊衝動にとらわれているような人には嬉しい話かもしれない。
相手を選べば、己の行いを法が認め、バックアップしてくれるのだ。
今頃「有益な殺生」の対象を探しているだろう。
「無益」、「有益」はいかにして決めるか。
法改正に伴い、「社会的有益認定局」が新設された。
被害者はいかに社会的に有益かを調査し、
総合的に社会的に有益と判定された場合、加害者は「無益な殺生」を行ったと判定される。
逆に社会的に無益とされた場合、「有益な殺生」とされる。
そして、民衆に「無益」、「有益」の判定を明らかにするため、
認定局の公設サイトには被害者情報が掲示される。
これは、リアルタイムで更新される。
いつ更新されるかわくわくしながら頻繁にブラウザを更新しつつ、
うるさい蚊を手で追い払っているうちに、最初の被害者が出たようだ。
判定は有益。
加害者は母親。
被害者はニートで部屋からほとんど出てこない息子。
「社会に貢献することなく、怠惰な生活を送っている」という点で無益と判定されたようだ。
自分もそんなものだが、親がすでにいないことに安堵することになろうとは思わなかった。
ぞくぞくと判例が増えていく。
事件ごとに振られた番号についたリンクから飛ばなければ事件の詳細は見れない。
ひとまず、判定だけを目で追っていく。
有益、無益、無益。
意外と無益が多い。
無益、無益、有益、無益、無益。
パソコンの駆動音と蚊の飛ぶ音が不協和音を奏でている。
パソコンはいいとしよう。使っているのだから仕方ない。
蚊はそろそろ我慢の限界だ。
殺虫剤を探すのはめんどうだが、間抜けなことにデスクで羽を休めている。
一思いに叩き潰した。
パソコンから警告が発せられた。
「あなたは無益な殺生を行ったと判定されました。」
清少納言「ミノムシが何て鳴くか知ってる?」
タイトル「今日のポピー」
タイトル「タイトル」
>>523『ゴミくじ』
「やあやあゴミくじはいかがですか?」
「ゴミくじ?なんだそりゃ」
「新年の運だめしにおひとつ。ささ、引いてみてよ」
「ああ…ん?なんか…クシャクシャのレシートが…出てきたぞ?」
「おめでとうございまーす。あなたの今年の運勢は薄っぺらい。消費が激しいくせにいつも気持ちはクシャクシャしている…そんな一年になるでしょうー」
「んな!?バカにしやがって!」
「それなら、もう一回引いてみます?何度でもひけますからね☆」
「つぶれた空き缶だ…」
「時間を潰したかのように努力は報われず空っぽの一年になりまーす」
「な、生ゴミ!?」
「上手くいかなくて、日に日に腐っていき…ついには周りの人にも迷惑をかけるような一年になりまーす」
…。
「なんだよ…何回引いてもゴミみたいな一年にしかならねえじゃねえか…」
「そりゃそうですよ。だってゴミくじですから」
「はぁ…くだらねえ…悪い、帰るよ」
「あ、お兄さん。最後にひとつ」
「?」
「再利用できるゴミもあるんです」
「再、利用…?」
「ふふ。見方をかえればゴミも宝、ですよ」
「…ゴミとして捨てちまえば…ゴミ…でも…もしかしたら…」
「それに気付けたらきっと、変わりますよ。それこそゴミみたいな違いかもしれませんが」
「また、来年…引きにきても良いか?」
「ふふ。お待ちしてます」
>>523『ゴミくじ』
「やあやあゴミくじはいかがですか?」
「ゴミくじ?なんだそりゃ」
「新年の運だめしにおひとつ。ささ、引いてみてよ」
「ああ…ん?なんか…クシャクシャのレシートが…出てきたぞ?」
「おめでとうございまーす。あなたの今年の運勢は薄っぺらい。消費が激しいくせにいつも気持ちはクシャクシャしている…そんな一年になるでしょうー」
「んな!?バカにしやがって!」
「それなら、もう一回引いてみます?何度でもひけますからね☆」
「つぶれた空き缶だ…」
「時間を潰したかのように努力は報われず空っぽの一年になりまーす」
「な、生ゴミ!?」
「上手くいかなくて、日に日に腐っていき…ついには周りの人にも迷惑をかけるような一年になりまーす」
…。
「なんだよ…何回引いてもゴミみたいな一年にしかならねえじゃねえか…」
「そりゃそうですよ。だってゴミくじですから」
「はぁ…くだらねえ…悪い、帰るよ」
「あ、お兄さん。最後にひとつ」
「?」
「再利用できるゴミもあるんです」
「再、利用…?」
「ふふ。見方をかえればゴミも宝、ですよ」
「…ゴミとして捨てちまえば…ゴミ…でも…もしかしたら…」
「それに気付けたらきっと、変わりますよ。それこそゴミみたいな違いかもしれませんが」
「また、来年…引きにきても良いか?」
「ふふ。お待ちしてます」
>>544
清少納言「ミノムシが何て鳴くか知ってる?」
紫式部「なんて鳴くの?」
清少納言「物事を知らないのね。チチヨ、チチヨ、って鳴くのよ。自分をぼろ切れにくるんで捨てた鬼をそれでも慕って、『父よ、父よ』って泣いてるのよ。ああ、なんという、もののあわれ!」
紫式部「ネットで検索してみた。蓑虫は鳴かない」
清少納言「……は?」
紫式部「鳴いてるのは蓑虫じゃなくカネタタキ。しかもあいつ、雌と一緒に、つがいでいる時にチイチイ鳴いてる。超リア充」
清少納言「……」
紫式部「……知ったか乙」プークスクス
清少納言「キー!」
紫式部「じゃあお返し。仏法僧ってなんて鳴くか知ってる?」
清少納言「はぁ?そんなのブッポーソーって鳴くに決まってんじゃない」
紫式部「ゲッゲッ」
清少納言「……え」
紫式部「仏法僧は『ブッポーソー』って鳴かない。ブッポーソーって鳴いてるのはコノハズク」
清少納言「……」
紫式部「ろくに調べもせず、したり顔にいみじうはべる才女(笑)乙。ねぇどんな気持ち?ねぇねぇ今どんな気持ち?」
清少納言「ぐぬぬ」
??「……お困りですか?」
清少納言「!?」
紫式部「!?」
ジャジャーン!(♪鳴り響くBGM)
スーツ姿の爽やか青年
『ぐぬぬとならないそのために!ネット環境電話で一発!』
『パソコン、インターネット接続はお近くの○○電機まで!』
清少納言「まぁ、すぐに電話しなきゃ!」
紫式部「私もマイマシンのバージョンアップしなきゃ?」
~~~~~~~~~~~
「……というCM案はどうでしょうか?」
「ボツ」
>>521
『病みつきになる遊び』
「…いいかい、決して声を出してはいけないよ」
日曜の昼下がり、客もまばらなバスの中。
隣の席からささやきかける男の低い声に、女は頷いた。
「声を出したらその時は…解るよね?お仕置きー【罰ゲーム】だよ」
いつもの…男のお気に入りの【ゲーム】だ。
男は口元に薄い笑みを浮かべ、小型の機械をポケットから取り出した。
機械からは細いコードが伸びており、その先端にはピンクの小さな器具が付いている。
女はコードの先のその器具を男の手から受け取る。
そして周りの席の客からは目につかないように、ゆっくりとその器具を、おのれの身体にさし込んでいった。
ねじ込むまでもなく、女の肉体は、血の通わないその器具を易々と受け入れた。
これが初めての経験というわけでもない。
ビーッとブザーの音が響き、停留していたバスが動き出した。
それに紛れるかのように、男が女に目で合図をした。
男の手に握られた機械が、女の目に見せつけられるかのように揺れる。
そして男の指がカチリ、とそのスイッチを押した。
いきなり、女の肉体にさしこまれた器具が、振動を女の体内に響かせる。
(……!!)
女の体がぴくんと跳ねそうになった。
……強すぎる。
睨むような上目遣いで男に訴えかけると、男はやや慌てたように機械のダイヤルを操作した。
女の体内に響いていた振動がやや控えめになる。
女は周りを見回して、他の客に変に思われてないかを確認し、そろそろと息を吐いた。
(…いきなり声が出ちゃうかと思った)
だが、落ち着く間もあればこそ、さしこまれた器具は、絶え間ない振動を女の肉体の奥に送り込んでくる。
時に強く、時に弱く。緩急と抑揚をつけながら。
女は確実にその刺激を楽しみながらも、決して声を出さないようにと自分に言い聞かせた。
時折こらえきれずに、ぴくりと肩が震える。
計算されつくした刺激が、女の感覚を、感情を揺さぶる。
隣に座る男が、自分の表情を、その奥の感情を探ろうとしている視線が感じられた。
(……くっ)
声が、漏れそうになる。
思わず、隣の男の服の袖を、ぎゅっとつかんでしまった。
驚いたような男の顔が、次の瞬間、ニヤリと笑みを浮かべる。
(……っ!)
(ダメ…!)
(我慢…でき…ない…!)
つづきます
>>551からのつづき
必死に気持ちを落ち着かせようと、女は持っていたペットボトルの栓を開け、中のお茶をひとくち口に含んだ。
そしてニヤついている男と、正面から視線が合った瞬間。
「ブゲルフォァ」みたいな音を出して、口と鼻から盛大にお茶を吹き出した。
正面から鼻水混じりのお茶を浴びて、慌ててのけぞる男。
はずみで、男の持っていた機械からコードが抜けた。
スピーカーから響く笑い声と「お後がよろしいようで…」という落語家の声が車中に流れるのを聞きながら、
(…やっぱりバスの中で、『笑ってはいけない』ゲームとかやるんじゃなかった…)
咳き込む女とビショ濡れの男は、しみじみと心から反省するのだった。
fin.
タイトル「[田島「チ○コ破裂するっ!」]好きでない人は絶対に開かないでください」
>>549
割と好き
タイトル「グンマは我が国固有の領土」
タイトル「操り人形の自我」
幼馴染「こちらエージェント幼馴染。これより対象の監視を再開する」
>>557
「操り人形の自我」
年老いた王は、長年連れ添ってきた王妃に看取られながら、その生涯を終えようとしていた。
(……王妃よ、わしは愛するお前と過ごせたこの40年、まことに幸せであった)
(……だがわしはお前に本当に愛されていたのだろうか?)
――まだ王が若き騎士であり、王妃がうら若き姫であった昔。
若き騎士は森を荒らす悪竜を退治したお礼にと妖精王からもらった秘薬を、姫との逢瀬の際にこっそり飲み物に混ぜたのだ。
(……秘薬のおかげでわしはお前の心を手に入れることができた。たとえ薬に頼った偽りの愛だろうと、お前に愛されて、わしはまことに幸せであった)
(……だが今になって思うのだ。あの時秘薬に頼っていなければ、ひょっとしてわしは今頃、お前から真実の愛を向けてもらえたのではないかと)
(……まあ……今となっては……詮なきこと……か……)
(……すまぬ、王妃よ……お前の心を操ったわしを……許……して……)
「――ただ今、王が、みまかられました」
侍医長が重々しく告げ、王子や姫、重臣たちが泣き崩れる中、王妃は涙を流しもせず凛としたまま、もの思いにふけっていた。
(……ごめんなさい、あなた)
(……あなたの愛を手に入れたくて、わたしはあの時、あなたの杯に秘薬を注いだ)
(後悔はしていない。けれどあの時もしも秘薬を使ってあなたの心を操っていなかったなら……)
(ひょっとしてわたしは今頃、あなたから真実の愛を向けてもらえたのではなかったかしら?)
タイトル『二次元ばかり見ていて、見ていなかった三次元』
>>560
書いてくれてありがとう
良かった
>>563
おお、恐縮です
こちらこそ書いてて楽しかった
ありがとう
タイトル「『正義』対『正義』」
タイトル「日の丸ならぬ月の丸」
タイトル「愛と惨劇の虫人間」
>>582「日の丸ならぬ月の丸」
キーンコーンカーンコーン
昼だ。
みんな楽しみご飯の時間ではあるが、俺にとってはもう一つの楽しみがある。
男「いやお前さあ…」
女友「どうしたのさ?」
男「いつも思うんだけど、ソレ…」
女友「いいじゃ~ん別に。それと今日はあったかい緑茶、買って来てくれる?」
男「へいへい分かりましたとさ」
女友「はい、お金」
男「いいよ、奢ってやるよ」
口ではこう言うが、俺はいつも楽しんでいるのだ。
彼女が毎日種を替え品を替え持って来るゲテモノ弁当の観察を。
今日はまた一段と斬新じゃないか。
お盆でお馴染みの餡と胡桃を薄めの生地で包んで焼いたお菓子を、あったかいお茶と、弁当箱に少し余裕を持たせて詰められた白米と一緒に流し込む。
どうやって考えた、そんなもの。
>>587「愛と惨劇の虫人間」
「すっかり遅くなっちゃったね」
車を走らせながら助手席に座る彼女へと話しかける
「事故で渋滞してたんだし仕方ないよ、それに夜景が見たいって言ったのは私だし」
「まあ、明日は休みだし僕は遅くなっても平気だよ」
運転中の為に顔は見えないがその声からは申し訳無いと言う気持ちが伝わってくる
彼女と付き合い始めてそろそろ3ヶ月になるがこんなに遅くなったのは初めてだった
彼女との出会いは1年前、彼女が新入社員としてうちの会社に来た時である
最初は先輩と後輩として、そこから徐々に食事などを一緒にするようになり
そして去年のクリスマスイブに僕は彼女に告白した
それから僕たちは何度もデートをして、2ヶ月が過ぎた頃に初めてのキスをした
友達にこの話をすると意気地無しとか草食系とか馬鹿にされるが
僕は今の状態でも十分に幸せであった
彼女の家の前に到着し、いつもの様に別れの挨拶をして帰ろうとしたところで彼女が先に口を開く
「あ、あのね。少しだけ……うちに寄っていかない?」
「えっ?それって」
彼女は顔を真っ赤にしている俯いている
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」
こんな時に気の利いた言葉の一つも言えない自分に嫌気がさしてくる
部屋に入ると彼女の意外な一面を見る事となった
それは部屋中の壁に飾られた虫の標本である
「私ね、昔から虫が好きなんだ。でもこんなの気持ち悪いよね」
「そんな事は無い」と彼女に告げる
これは疑うことの無い本心だ。むしろ僕の事を信用して話してくれたのだろうと嬉しく思う
「ありがとう、貴方の事好きになれて本当に良かった」
過去に何かあったのだろうか、僕は彼女の流す涙を拭い優しくキスをした
その後の僕たちは彼女のベッドへと向かい
「いくよ」「うん…」
初めて一つになった
きっとこの瞬間が僕が生まれてから一番幸せな時だったに違い無い
紅潮した彼女はとても愛らしく、僕は彼女のためなら全てを捨てても良いと思える程だった
彼女は繋がったままで僕の背へと手を回し抱きしめてくる
僕は動きたい衝動に駆られながらも彼女との一体感に身を委ねる
「私ね、昔から憧れていたものがあるの」
「何にだい?」
「トウロウって知ってる?私ずっとね、あれになりたいって思っていたの」
トウロウ?聞いた事があるけれど、何だったかか
「私ね、貴方の事を好きになって良かった。貴方が私を好きになってくれて良かった」
彼女は枕の下から何かを取り出し、後ろから僕の首へと宛がう
それは冷たく、細かいギザギザの刃がついていた
「うっ!!」
紅と白の中で僕は果てた
数年後
「ねぇ、ママ。どうしてうちにはパパがいないの?」
「パパはね、ママの身体の中で眠っているのよ」
「だから私は貴方のママでありパパでもあるの」
「えー?ママはママだよー」
「ふふふ、貴方も大人になったらわかるかもしれないわね」
「食べちゃいたいくらい好きになるって事が」
タイトル「1レスでループする話」
>>592
お前ら「ん、朝か・・・」
お前ら「ネットネット・・・」
お前ら「・・・」カタカタ
お前ら「・・・あ、もう夜か・・・」
お前ら「・・・寝よ」
お前ら「ん、昼か・・・」
お前ら「ネットネット・・・」
お前ら「・・・」カタカタ
お前ら「・・・あ、もう朝か・・・」
お前ら「・・・寝よ」
確かに
>>572
今宵は百万年に一度太陽が沈んで夜が訪れる日
終わりの来ないような戦いも今宵は休戦して祝杯をあげる
人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ
ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう
ムーンライト、スターリースカイ、ファイアーバード
今宵、僕たちは友達のように踊るんだ
今宵は百万年に一度太陽が夜に遊びに訪れる日
終わりの来ないような戦いも今宵は休戦の証の炎をともす
人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の「正義」がきっと彼を傷付けていたんだね
ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう
コングラッチュレイション、グラッチュレイション、グラッチュレイション
今宵、僕たちの戦いは「終わる」んだ
ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう
ムーンライト、スターリースカイ、ファイアーバード
今宵、僕たちは友達のように踊るんだ
タイトル「マヨネーズ戦争勃発」
タイトル「唐揚げのレモン」
タイトル「冷奴鰹節醤油扇風機」
>>599
ダダダダダダダ...バァンッバァンッ!!
兵士「くっ...
隊長!!ここはもうダメです!逃げてください!!」
隊長「何を言っている!
ここは俺に任せて早く行け!!」
兵士「そんな!!
俺だって戦います!!」
隊長「早く行け!!
俺を犬死にさせるつもりか!」
兵士「...わかりました!!
隊長もすぐ来てくださいね!」タッタッタッタ
...ズルッベシャア「うわぁぁぁ!!」バタ...
隊長「兵士ぃぃぃぃ!!!
くそっ...マヨネーズ弾には床を滑りやすくする効果もあるのか...
くそぉぉ!!どうして、俺たちはこんなマヨネーズなんかの戦争で死ななきゃいけないんだよぉぉぉぉぉぉ!!!」
タイトル『微睡みのラグランジュ・ポイント』
>>559
SS速報VIP presents
幼馴染『こちらエージェント幼馴染。これより対象の監視を再開する』
幼馴染
「対象はどうやらクラスメイトの女友ちゃんと接触する模様。これより追跡の為にフロア移動を行う、どーぞ」
幼馴染姉
「あらあら、それは大変ねえ、で、あなたに頼んだ買い物「任務」……任務は済ませたのお? 」
幼馴染
「……男は今まさに行動を開始しようとしている。今エージェントとして優先すべき任務を見失う訳に「じゃあ今日のおかずにハンバーグは作れないわねえ」最重要任務確認、これより可及的速やかに任務を実行する」
幼馴染姉
「はいはい、それじゃあよろしくねえ」
ガチャ、ツーツー
幼馴染
「……男…………」
――後日――
男
「あ、幼馴染」
幼馴染
「お、男君……わ、私になにか」
男
「なにって……はいこれ」
幼馴染
「これ……ハンカチ? 」
男
「この間、女友に教えて貰ったんだけど、体育で怪我した時机に置いてたハンカチお前のなんだろ? あれ血でダメにしちゃったし、新しいの買って返しなさいって女友にめちゃくちゃ怒られてよ」
幼馴染
「あ、ありが、とう」
男
「いやー、こっちこそありがとうなー。じゃ授業始まるし行くわ」
幼馴染
「……(スッスッ)」
プルルルル、プルルルル
「ふぁあい? どうしたのお?」
幼馴染
「メーデー!メーデー じょ、上官殿! た、たーげっとからプレゼントを貰って、ていうか男君からプレゼント なんて幼稚園以来で私嬉しくって……! 」
幼馴染姉
「まあまあ、よかったわねえ。で、それだけの為に家事を終わらして安眠についてたお姉ちゃんを起こしたのお? 」
幼馴染み
「そ、それだけなんて! これはエージェントの存続を揺るがすかもしれない事なのよ!」
幼馴染姉
「わたし、あなたに起こされて残った家事をやるエネルギー(気分)が損なわれたから帰ったらトイレとお風呂掃除よろしくねえ」
幼馴染
「」
ガチャ、ツーツー
―続かない―
タイトル「上から読んでも下から読んでも」
>>609
「上から読んでも下から読んでも」
「…年末、つまんね。」
ぼそりと俺は呟いた。
行きつけのバー、「AKASAKA」。
池袋にあるのにAKASAKAとは妙なネーミングだが、理由を聞けば何のことはない、オーナーの名字が赤坂だというだけの話だ。
まだ早い時間で、客はただ独り、自分だけの店内。
呟いたつもりが、静かな店内では思ったより響いたらしい。
この店のオーナーであり、マスターでもある赤坂氏が、厨房スペースの奥から現れた。
手にもった皿にはスモークチーズだろうか、薄茶色の四角い切り身みたいなものがのっている。
「ん」
差し出された皿からひとかけらつまんで、口に入れる。
…うめぇ。
「…イカかい?」
「ん」
太い笑みを浮かべてうなずく赤坂氏。
…自家製のイカの燻製か。こりゃまたヒットだな。今日来て正解。
このおっさん、ゴツい顔立ちと体格、無口さに似合わず、実は料理のセンスが抜群。
客のいない時、たまにこうして作ってくれるつまみは、毎度酒がすすむこと請け合い。
半分はこれ目当てで通っているようなものだ。
客は常に少な目だが知る人ぞ知る、という感じの店らしく、芸能人などもたまに訪れる。
何気なく目をやった壁に貼られた写真には、眼鏡の優しそうな中年男性と、赤坂氏が写っていた。
マジックで書かれてる文字は…「俺と森本レオ」
…森本レオのサインとかじゃなくて、これあんたの字かよ。
脱力しつつ、思わずニヤリとした。
…昨晩、3年付き合ってた恋人に、手ひどくフられたばかり。
こんな日には、こういう行きつけの店の存在がありがたい。
「…世の中ね、顔かお金かなのよ」
そう捨て台詞を吐いて出て行ったアイツ。
情けない話だが、独りで思い出すと、思わず泣きそうになる。
「…世界を崩したいなら、泣いた雫を活かせ」
不意に赤坂氏がそんな台詞を吐いた。
意味は解らないが、どうやら励ましてくれてるらしい。
「…ダンナも、ホモなんだ?」
俺は赤坂氏に笑いかけた。
「…や! いや…」
ぶんぶんと首を横に振る赤坂氏。
……焦らなくても、あんたがノーマルだってことくらいわかってるよ。
……だいいち、あんたは俺の好みじゃないしな。
焦る赤坂氏の狼狽ぶりをにやにや眺めながら、俺はウィスキーのおかわりを頼むために、グラスを掲げた。
fin.
※>>613ですが、ちょっとカッコつけた部分(括弧「」内のところ)は全て回文です
タイトル「その笑顔の意味は」
タイトル「あと10秒」
タイトル「襲撃!となりの朝ごはん」
タイトル「カンタイロンパ」
タイトル「ソースは俺」
タイトル「SHIJO-KARASUMA」
タイトル「LIMITED EXPRESS」
>>618 「襲撃!となりの朝ごはん」
「おなかすいた」
目を開けるとキスでもできそうな距離に女の子の顔がある。
女の子は目覚めたのをわかってさらに繰り返す。
「おなかすいたおなかすいた!」
…ひとまず起きよう。
ため息をつきながら、女の子をひとまず抱えて脇に寄せる。
「君ね。ご飯はお家で食べれるでしょう?」
「だって家のご飯おいしくない」
用意してもらってる身でなんという態度。
追い出したくなったが、食べないとなったら頑として食べない子なので、
仕方ない。用意してやろう。
「毎日家に来るから、君用のご飯を用意したんだ。」
そう言いながらご飯を出す。
彼女の家で出されているだろう物を。
「せっかく君のために用意したんだ。食べてくれるよね?」
「鬼!悪魔!」
彼女が叫ぶ。
空いた窓から洩れる声でお隣さんも気づいてくれただろうか。
「何とでも。そういうならもう家に来なければいいんだよ。」
自分用の朝食を食べつつ、ちらりと「ご褒美」を見せる。
「ちゃんと食べたらご褒美も用意してたんだけど、いらないね?」
ご褒美の言葉につられたらしい彼女は嫌々ながら食べ始めた。
さて、そのうちお隣さんが迎えに来てくれるだろうし、
ご褒美のおもちゃで遊びながら待つとしよう。
ちょっと換気しようと思った隙に入ってくるから困る。
またひとつため息をつきながら、がんばって食事をしている
真っ白な背中を撫でた。
>>622 「LIMITED EXPRESS」
目が覚めると、電車の中だった。
寝ぼけた頭で考えた。
ああ、仕事がここのところ忙しくて寝不足だったんだっけ。
電車乗ったのも覚えてないなんて、よっぽどだったんだな。
明日も仕事だし、まだ電車に乗って帰れてるんだから、
帰ったらちゃんと寝よう。
「…電車は、特別…です。」
いやに聞き取りづらい車内放送だ。
でも、いつもの路線に「特別」が付く電車はあったっけ。
たぶん「特別快速」か「特別急行」なんだろうけど、どっちもこの路線にはなかったような。
「…乗り間違えたか?」
普段使う路線は、同じホームに複数路線が乗り入れ、しかも駅全体で行くと
複数路線どころか複数会社の路線が乗り入れる、この地域の主要駅のひとつである。
「次で降りて大丈夫なのか…?」
窓の外は真っ暗だ。
確かに会社を出たのが終電間際だったから、
ちゃんと乗れたとしても最終に乗っているはずの時間だ。
地下鉄でもないのに、外はビルやマンションの明かりどころか街灯すら見えない。
自分がどこにいるかもわからない。
「この電車は、特別急行です。」
「途中駅には止まりませんので、ご注意ください。」
とりあえず、特別急行なのはわかった。
できれば、止まる駅も教えてほしかった。
降りられそうにもないし、最後まで行くとしようか。
明日の仕事はいっそ休んでしまってもいいだろう。
すべき仕事は今日終わらせてきたんだ。
もう仕事はしたくない。
「お客さん、降りたいなら今降りるしかありませんが、いかがなさいますか」
車掌がいつの間にかそばに立っていた。
ぼんやり真っ暗な外を眺めているうちに来ていたらしい。
「降りれるんですか?」
「ええ、降りようと思えば降りられます。」
電車を降りようと思えば降りられるとは、どういうことか。
ちょっと古めかしい懐かしい電車に乗っているし、実はまだ夢の中なのかもしれない。
「じゃあ、このまま最後まで乗ります。」
「そうですか、いくんですか。承知しました、失礼します。」
一礼して車掌は前の方に歩いていった。
さあ、この電車はどこまでいくのだろうか。
―――××線は、人身事故のため、運転を見合わせております。
タイトル「焔の王」
タイトル『男「もしもし俺だけど小切手失くしたから金貸して」』
タイトル『俺「合衆国の連中もようやく俺の実力に気づいたか……」』
>>634
其の者、紅きホムラを身に纏うが如く、紅き衣を纏い戦地に降り立つ
そして、動物が原始的に火を畏れるが如く、全ての者は彼に畏怖した……
――SS速報VIP presents
故に彼はこう呼ばれる
――『焔の王』――
――時は昔、ここではないどこか。その場所は争いは絶えなかった
そんな時代に一人の男がある農家で産声をあげる
後に『焔の王』と呼ばれる。彼、その人である
群雄割拠のその時代に生まれ、誰もが憧れたように彼も天下を獲ることを望む
そして一騎当千の働きによって彼は戦乱の世を徐々に一つに束ねあげた。
だが、強過ぎる力は恐れを呼ぶ、強過ぎる火は消されねばならない
彼はあろう事にも味方の軍勢により打ち倒されんとす
矢の『雨』によって、王の『焔』は今まさに消えんとしている。
王は――その時何を思うのか
王は何を思ってか、目を瞑り佇んでいる
―これは、そんなある男の一生
さあ、走馬灯に焔を灯し見てみよう
彼の男の一生を……
――『第一章・焔の灯る日』
(続かない)
タイトル
桜「あたしの下に死体が埋まってると綺麗に咲くって風潮」
>>640ほんわかしたのがタイトル的にくると思ったのにいい意味で裏切られたよありがとう
タイトル『史上最暑の桜吹雪』
タイトル「幾奥の世界と唯一無二のキミ」
>>642
『史上最暑の桜吹雪』
金さん「……その方らの悪事、確かに見ていた者が居る。遊び人の金さん、という者が…」
越後屋「金さん……?はて、そんな者は知りませんなぁ、お奉行さま。失礼ながら、本当に金さんなるものが居るのならば、今この場に連れて来ていただきましょうか!」
金さん「……」
手下達「そうだそうだ!金さんって奴を連れてきてもらおうじゃねえか!なあ、みんな!」ワイワイギャーギャー
金さん「……黙って聞いてりゃぴーちくぱーちくと」
越後屋「!?」
手下ども「!?」
金さん「……そうかい手前ぇら、そんなに言うなら、拝ませてやるぜ!」モロハダヌギッ
金さん「おぅおぅおぅおぅサンピンども! あの日のあの夜あの場所で、見事に咲いたこの桜、遠山桜、夜桜を――見忘れたとは言わせねえぞ!」
手下ども「きっ、金さん!?」
越後屋「ばっ、馬鹿な……!?」
金さん「……貴様らの罪状、もはや明白!越後屋ならびに一同の者、揃って打ち首獄門、申しつける!!」
越後屋&手下ども『ははぁ~~っ!』ガクブル平伏
金さん「……なんでだよ」
越後屋&手下ども『……は?』
金さん「なんでそこですぐ諦めんだよ!もっと熱くなれよ、熱い血燃やしてけよ!人間熱くなった時が本当の自分に出会えるんだ!!だからこそ、もっと熱くなれよおおおおおおおお!!!」
越後屋「」
手下ども「」
金さん「俺だってこのマイナス10度……まではいかないけど寒いところ、しじみとか悪党どもがトゥルルって頑張ってんだよ!ずっとやってみろ!必ず目標を達成できる!だからこそNever Give Up!!!!」
越後屋「……え、でも」
手下ども「……俺ら、どうせ打ち首だし……」
金さん「だ~か~ら!簡単に諦めんなってんだよみんな!!打ち首までの間だけでも、竹になろうよ!竹ってさあ、台風が来てもしなやかじゃない!台風に負けないんだよ!雪が来てもね、思いっきりそれを跳ね除ける!!力強さがあるんだよ!!そう、みんな!!!竹になろう!!!バンブー!!!」
越後屋「ば、ばんぶー……?」
手下ども「ば、ばんぶー……」
金さん「声が小さい!!!ほらバンブー!」
越後屋&手下ども『バンブー!!』
金さん「もっとだ!バンブー!!!」
越後屋&手下ども『バンブー!!!!!』
~このあと滅茶苦茶全員首切られた~
>>641
気に入ってもらえて嬉しいですこちらこそありがとう
>>644
なんだこりゃあ… 面白い ありがとう
>>647
修造入れるとだいたいカオスになるから仕方ないね
やっつけですまぬww
>>643
「幾奥の世界と唯一無二のキミ」
合わせ鏡、というものを知っているだろうか。
2枚の鏡を平行に立てる。
右の鏡に映った像が左の鏡に映り、その像がまた左に映り……その繰り返しで理論上は無限に像が映り続けることになる。
鏡の中を覗き込むと無限に回廊が続くように見えるが、手前から9枚目の鏡の中には悪魔が潜んでいて、深夜0時に、うっかりそいつと目が合うと、鏡の中の悪魔に成り代わられてしまう、という――
「……っていう都市伝説、昔流行ったよな。まったく、うちみたいなブラック企業で馬車馬みたいに働かされるくらいなら、いっそ鏡の中で暮らしてる方が気楽だぜ」
「……馬鹿馬鹿しい。おい行こうぜ、休憩時間終わってから戻ったら、また給料削られる」
俺は興味のなさそうな素振りをして煙草の火を乱暴にもみ消した。
――――
――
その夜、深夜0時。
俺はいつものごとく合わせ鏡の儀式を行い、9枚目の像に呼びかけていた。
「……なぁ、聞こえてるんだろ?返事してくれよ」
反応はない。
「もう嫌なんだ……早く交代してくれよこんな人生」
返事はない。
「なぁおい、聞けったら」
ぴくり。
「……」
「――ざっけんなコラてめぇ!聞こえてんだろ完全に!!今ぴくっとしたじゃねぇか!!!さっさと代わりやがれこの野郎!!!なに目ェそらしてんだ冗談じゃねえぞ!!!もともとてめぇの人生だろが押し付けてんじゃねぇぞゴルァ!!!戻せ、戻しやがれぇぇぇぇぇぇ!!!」
……数年前、合わせ鏡の儀式をしていたこいつと入れ替わったのが運の尽き。
ヒキオタニートのブサイク童貞にまともな就職口などあるはずもなく、俺はブラック企業でこき使われている。
あと何十年、このままでいないといけないのか――
ああ、鏡の世界が懐かしい。
お題くれ
気が向いたら夜にでも書く
スーパー時代劇大戦
タイトル『シリアスュ※噛んでません』
>>651夜にでもと言ったな、あれは嘘だ
「スーパー時代劇大戦」
漫画家「……素晴らしい次回作のアイデアを思いついた」
編集者「どんなストーリーです?」
漫画家「Fateってあんじゃん?あんな感じで、義経とか信長とか土方とか、各時代の偉人や武将達がガチバトルすんの」
編集者「主人公誰にします?」
漫画家「今まであんま主人公に使われてなくて武闘派の戦バカ……そうだ、鬼島津とかどうだろ?あそこの一族はいろいろとおかしい」
編集者「いいですね!どうせなら日本だけじゃなく世界中の偉人バンバン出しちゃいましょう!」
漫画家「いいねぇ!ハンニバルとかスキピオとかな!ジャンヌダルクたんぺろぺろしてぇ」
編集者「ぺろぺろするよりぶん殴って泣かせたい」
漫画家「ぎゃはは最高だなそれ採用!」
編集者「ラスボス誰にします?」
漫画家「う~ん、前作の主人公というかラスボスがあまりにもチート過ぎたからなあ…………あ、ひらめいた」
編集者「通報した」
漫画家「なんでだよ!うっしゃ、傑作の予感だぜテンションあがってきたああああ!キャラ崩壊させまくって歴史ファンガチ泣きさせてやんぜえええ!!」
……こうして、ひとつの漫画作品が世に出ることになる。
平野耕太『ドリフターズ』①~④巻絶賛発売中!!
ほんと冨樫とヒラコー仕事しろ
タイトル「持ち時間残り300秒」
>>655
2レス借りる
「持ち時間残り300秒」
(…くそっ、時間がない。…間に合うか?…いや、間に合わせてみせる。女王陛下の御名において。)
私は、額と背中ににじむ冷や汗を感じながら、そう胸の中でつぶやいた。
~~~~~~~~~~~
私の名はジェイ・ムズボンド。
イギリス秘密情報局SISに所属するエージェントだ。
休暇に来たはずの、この極東の島国で、私はかつてない危地に陥っていた。
(一刻も早く、この逃げ場のない高速道路を降りて、一般道に入らねば…!)
ロシアンマフィアの女ボスとやりあった時も、ヴァチカンの特務機関に追われた時も、これほどの焦りを感じたことはない。
(こんな時に、まさか渋滞につかまるとはな…!くそっ、動け、動いてくれ!)
レンタカーのハンドルを握る手のひらが、粘っこい汗で滑る。
先程から、料金所のランプはすぐ前方に見えているというのに。車の列は遅々として進まない。
(ここを乗り切れれば私の勝ち。間に合わなければ…)
その場合のことは、想像したくもない。
前の車の赤いブレーキランプが消え、するすると動き出した。
それに続こうとサイドブレーキに手をかけた瞬間。
私の全身を冷たいものが走り抜ける。
(ヤツが…来た…!!)
敵意とも殺気とも違う、この気配。全身を襲うこの寒気と恐怖。
動かねばならない。
車を動かさねばならない。
だが、私の体は硬直し、動けなかった。
(動けば…やられる…!!)
その時。
背後の車がクラクションを鳴らし、それを機に、ゆるやかに、だが確実に、金縛りは解けていった。
そろそろと息を吐き出し、背後の車に軽く手を上げてから、アクセルを踏む足に力をこめる。
ヤツめ、ひとまずここで私を襲うのは、やめにしたらしい。
続く
>>656続き
料金所の遮断機の前で車を止めた。
しわくちゃの老人の係員が「960円…」と料金を請求してこようとして、私が「ガイジン」だと気づいたらしい。
「えーっと、ないんはんどれっど、あんど…」
スパイという仕事がら、日本語はペラペラだし、そもそも、表示板を見れば金額くらいわかる。いちいち言い直してもらう必要はない。
だいいち、今は時間が惜しいのだ。
「ダイジョーブデスヨー、アリガートゴザイマース」
私は右手につまんだ千円札をひらひらと振った。正直、笑顔が引きつっていなかった自信はない。
老係員「おっけー、おっけー、千円おあずかりねー」
と、その時。
ふたたび、ヤツの気配を感じた。
(なん…だと…!?)
さっきよりもさらに強く、さらに冷たい戦慄。
(ぐっ…まさか、こんなところで…!?一般人に、一般人に見られたら、どうする気だ…!!)
硬直する私の様子には気づく様子もなく、老係員は私の指につままれた紙幣に手を伸ばし、
(…あ。)
…急に吹いてきた風によって、紙幣を取りこぼした。
ひらり、と風に舞い上がり、路上に落ちたかと思うとそこからさらに風に煽られ、かさかさと転がるように遠ざかっていく千円札。
「あー!!すんませーん!!ちょっと待っといてなー!!」
こちらの返事も待たずに料金所のボックスを出て、紙幣を拾いによたよたと駆けだしていく老係員。
当然、料金所の車止めの遮断機バーは降りたまま。
(NOォォォォォォォォ!!!)
私は心の中で絶叫した。
(ヤツが…来る!!追いつかれる!!!)
~~~~~~~~~~~~~~
「……ほい、40円のお釣り。どうもお待たせしてすんませんなあ。気ぃつけてなあ」
「Thank you.アリガートゴザイマース」
ペコペコと恐縮する老係員に笑顔で手を振り、私はアクセルを踏み込んだ。
もう焦りはない。
穏やかな気持ちだ。
そう、全ては終わったのだ。
早くここから離れてホテルに戻らねば。
熱いシャワーを浴びて。
レンタカー会社に詫びの電話を入れて。
それから、台無しになったズボンとパンツを洗うことにしよう。
そして――故国(くに)に帰ろう。
車内に充満している悪臭を追い出すべく、窓を全開にして車を走らせながら。
私は、少しだけ泣いた。
FIN.
>>652はすまん思いつかない…
タイトル投下
誰か書いてくれ
タイトル【眠りに落ちる直前に】
>>572 『正義』対『正義』
「僕はね、正義の味方になりたかったんだ」
「なりたかった?まるでなれなかったか諦めたみたいな言い方じゃないか」
「うん、事実僕は正義の味方になれなかったからね」
「……俺はアンタに救われた。俺だけじゃない、この家の子は皆アンタが正義の味方だって知ってる」
「それは僕が君たちを救っただけに過ぎないんだ…───『正義の味方』って、なんだと思う」
「???そんなの簡単だ、悪い奴らをやっつけてみんなを守る人の事だろ!」
「そうだね。でもそうすると僕は正義の味方じゃなくなるんだ」
「なんでさ、アンタは悪い奴らをやっつけて俺達を救っただろ?」
「……そこが間違いなんだよ……僕が殺した人は『悪い奴』じゃない」
「なんでさ!アイツら俺達の事殺そうとしただろ!」
「それは君たちが彼らを虐めてたからだ。彼らは自分達を守る為に悪い事をした奴と、悪い事をしそうな奴を倒そうとしただけなんだ」
「俺は悪い事なんかしてない」
「……それでも、彼らは『彼らが君の仲間だと思う人達』に虐められたんだ。彼らにとって君たちは『悪い奴』で、彼らには彼らの正義があったんだ……僕が殺したのは『彼らにとっての正義の味方』なんだよ」
「でも…アンタは……」
「───」
「っ……」
「 」
「───それが、俺があの人に託されたモノだったんだ」
「そっか……それで親父は正義の味方になれたのか?」
「多分…百点満点を貰えるような正義の味方にはなれなかったかな」
じゃあさ───
───俺が百点貰えるような正義の味方になってやるよ
『正義』が持つ矛盾に迫る長編ヒューマンドラマ「『正義』対『正義』」
20018年4月8日放送開始
ご存知Fa○eのキリツグマシーンとその子供の会話が元ネタdeath
タイトル「age」
タイトル『「お手殺価格でお届けします」』
タイトル『「お持ち還りになさいますか?」』
タイトル『宙間管理職』
タイトル『悠久休暇』
>>681
時渡り、タイムジャンパー、時空跳躍者。
響きはどれもカッコイイ、が俺の仕事自体はそんなカッコイイもんじゃない。
パラドクスを解消するのが俺の仕事……それだけ聞けば響きはやっぱりカッコイイ
でもそんなカッコイイもんじゃない。
――SS速報VIP presents
――『age』
「……こちらチャーリー・エコー・ワン・スリー。対象を確保した。」
「御苦労。黒野英治。直ちに帰還せよ」
通信が切れた後にため息1つ。首根っこ押さえて捕まえてる猫を見てため息もう1つ
今日のパラドクスはタイムホールに迷い込んだ野良猫を回収すること。
バタフライ・エフェクトのせいでどうやらこの迷い猫が、この時代で魚を盗んだだけで後々米国が経済崩壊するパラドクスが起こるらしい。
今週は似たような件が十件目だ。ため息もつきたくなる。
タイムホールが発見され、所構わずに開く様になってからこの時空管理部門は出来た。が、二十一世紀に考えられてたようなSFチック仕事じゃない。寧ろ交番のお巡りさんのような気軽さで(こんなこと言うと怒られそうだが)時空の歪みを管理・対処してる
まあ、愚痴っていても仕方が無い。そろそろ戻らなきゃ上司にどやされる。そう思って立ち上がった時、俺は路地の入口に立っている女と『目が合った』
おかしい。不可視装置に異常はない。いやそもそも現地人と接触は許されない。いや待てなんで見えてる?
一瞬、ほんの一瞬、思考の麻痺が起きている間に女は口を開いた
『――あなた、未来から来たのでしょう? 』
――それが俺と彼女の出会いだった
――続(かない)
タイトル『人斬り雀』
タイトル『浅き夢見し酔いもせず』
タイトル『望月のごとし』
タイトル『スバル』
>>691
『人斬り雀』2レスお借りします
「――なあ、あの噂知ってるか?」
……この街には殺人鬼がいるという。
それもただのシリアルキラーではない。妖怪とか化け物とか、何かそういう怪物じみた力を振るうらしく、被害者の死体は人間技とは思えないほど細切れに刻まれていたという。
「……だから桐咲、途中まで一緒に帰ろうぜ~。不案内な街で一人だと物騒だろ?」
「……帰る方向は一緒だし、別にいいわよ」
「やった♪校門前からだと誤解されたり冷やかされたりして面倒だから、近くの公園で待ち合わせな」
先日同じクラスに転校してきた帰国子女の少女。
少し大人しめで雰囲気は暗いがかなりの美少女。最初の自己紹介の時から目を付けていたのだ。
公園で落ち合い、人通りのない夜道を肩を並べて帰りながら、どうでもいい話をあれこれと振るが、彼女の反応は「そう」「ふぅん」とそっけない。
やがて、街灯の下の別れ道までたどりつき「じゃあな」と手を挙げて別れを告げた。
二、三歩進んで振り返り、足音を立てぬよう、相手の背後から忍び寄る。
「……そしていただきます」
自分の内側から膨れ上がる力。ざわざわと体毛が逆立ちながら伸びていき、両腕は骨格ごと長さが倍になる。その先端には巨大な鎌のようなギザギザの刃。
悲鳴をあげさせぬよう、右の刃で首を刈り、左の刃で臓腑をぶちまけてやろう。
――最近ネット上の都市伝説として存在が囁かれている、人の身でありながら太古の妖の血が発現した先祖がえり――
――通称"替わり者"。
――その多くは異常な身体能力や超常的な特殊能力を発揮する。
本来、その力の由来となったオリジナルの妖には、自然と共に生きる心穏やかな者が多かったはずだった。
だが人の血の混じった"替わり者"達は、例外なく残忍にして――人の血を好む。
自分にカマイタチの"替わり者"としての力が発現したのは1年前。
塾帰りの小学生の少女を廃工場跡に連れ込み、切り刻んでいる最中だった。
あの血の甘み、喉を滑り落ちる幼い絶望の味。
思い出すといまだに口中に涎が溢れ、股ぐらがいきり立つ。
それ以来、OL、女子大生、女子中学生など9人を餌にしてきたが、全て骨まで食らいつくし、余ったゴミは細かく刻んで下水に流したため、発覚はしていない。
ここしばらくは控えていたが、例の噂を聞いて火が点いた。
……どうやら、自分の餌場に、新参の"同類" が入ってきたらしい。
"替わり者"関係の事件はその凄惨さや異常性から、発覚しても報道はされないことが多いが、ああした噂だけは先行するのが常である。
(……噂のせいで、夜中に一人歩きする女が極端に少なくなってるし、偶然追い越したりすれ違うだけでも、警戒バリバリだからな)
転校してきたばかりで一緒に帰る友達もいない少女なら好都合。
この少女の「中身」をそこらじゅうにぶちまけて、同種に対して自分の存在をアピールしなければ。
マーキング、という奴だ。
(生かしたままじっくり楽しめないのは残念だがな、転校生。せいぜい派手にバラして刻んでぶちまけてやんよ!……そうだ!首とあそこだけは持ち帰って、オ○ホ代わりに使ってやんぜ、良かったなぁ、桐咲!!)
――ギャリイィィィン!!!
だが。
転校生の少女が両手に構え、首筋と背中を狙った2本の鎌を受け止めたのは……形状だけを見るなら、折りたたみ式の西洋剃刀。
「桐咲、手前ェっ!?…」
ただし、サイズはまるきりケタ違い。まるで巨大なナタか山刀だ。
「……まさか、同類か!?」
「一緒にしないでケダモノさん」
その言葉が終わるより早く、2本の鎌の形をした両腕は細切れに寸断され、付け根から落とされる。
「ぎぃやああぁぁぁあああああ!!」
獣の喉から悲鳴が上がった。
痛い。痛い。なぜ痛い。なぜ傷が塞がらない。
「結界内だから周りには聞こえないけど……うるさいわねぇ」
「あ」
喉の肉に巨大な剃刀が食い込み声帯をえぐり取る。
絶叫は止まり、血と空気の吹き出す笛のような音だけが静寂の中に響いた。
「……あたしはあんたの同類なんかじゃない。あたしは―――【オリジナル】よ」
少女の声が優しく響く。
「あたしは人の闇から生まれた残忍な【オリジナル】。人の悪夢、恐怖そのものの化身。半端な人混じりのクリーチャー風情と一緒にしないで」
獣の身体がガクガクと痙攣する。
「桐咲雀……きりさきすずめ、ってのは仮の日本名」
「ほんとの名前はね、『切り裂きジャック』って言うの。あんたらを滅ぼすために海を渡って来た殺人鬼よ、よろしくね。そして――いただきます♪」
"替わり者"を切り刻み、殺し、喰らう少女。
切り裂きジャック――桐咲雀の、これが日本デビューであった。
投下終了
お目汚し失礼
タイトル『諦め回収会』
>>712『諦め回収会』
思った以上に『頑張る』のは難しいもので、僕はまた、頑張った証拠を一つ残らずそこに叩き込んだ。
『諦め回収会』……という名の、所謂ゴミ箱。
そんなファイル名にしたのは何を思ってだったか。
自分でもセンスあるなぁ、なんて軽く笑いながら、そこをダブルクリックで開くと、おお出る出る、昔諦めた夢たち。
Sound ACCid Free……これ何だったっけ、多分作曲ソフトだったと思う。
お絵描きソフトとか動画編集ソフトとかファッションのなんちゃらとか、そこには赤面必至の目も覆いたくなるような黒歴史が陳列されていた。
およそ誰もが夢見るそれらを一通りさらって、自分には才能がない気になって全部投げ出した。
『熱意があれば誰でもなれます!』
『ここから先は自分の意志がモノを言います!』
『評価されなくても今更止められません。大事なのはドMの心(笑)』
熱意も意思もドMの心も、皆が技術以上に当たり前に持っているそれらが一片もなかった。
っていう風に断言出来るまで頑張るという、それすら僕は諦めてしまった。
それらがが分かるところまでやるのが怖くてすぐ投げ出して、膨れ上がったのは諦めるまでの秒読みだけだった。
秒が積み重なって分になって、時間になって、日になって。
三年の月日が経ってようやく、『諦め回収会』が結成された。
ファイル名は多分、それらに費やした時間をゴミにしないための免罪符だった。
そうして自分の頑張りを認めてやらなければ、僕はもう、心の平穏を保てない所まで来ていた。
手遅れだった。
「はぁー……」
ファイルを閉じ、大きく息を一つ吐いた。
『諦め回収会』。
やっぱり僕にピッタリだ。
羽虫のたかる裸電球の下。
四畳半に無気力に横になる僕は、紛れもない諦め回収会長だった。
終
タイトル「空窟物語」
タイトル『戦争讃歌』
タイトル『秋の唄を詠おう』
>>721
母なる大地を終われ、空に逃げる事を余儀なくされた。
それから空は俺達の砦となり、最後の生命線(ライフライン)になり……故郷になった
―――
『空窟物語』
――――
相棒である、T-52型複葉機……通称『F-right(フ・ライト)』の機嫌はどうやら今日も悪いらしい
先のドックファイトはなんとかやり過ごせたものの、エンジンは不快な音をたてているし、トルクもカタガタ言っている。
この状態じゃ調査どころじゃあないのだが、本船と連絡を取る為の通信機器も反応が悪い。
まいったな、緊急時のラン[ピザ]ー・ポイントは何処だったかと地図を探している時に遠方から『ヤツラ』の鳴き声がした
そして、閃光。続いて爆風。
俺は即座に姿勢制御を行って声のした方と反対に機体を飛ばした。
状況は確認したかったが、今のまま接触してもその状況を報告も出来ずに堕とされる。それなら自分の命が優先だ。緊急時だし誰にも文句は言われまい。
ましてや『ヤツラが悲鳴を上げる』様な出来事なんて、関わるだけろくな事がないのは見えてる。
相棒もそんな俺の性格に似たのか、さっき迄の機嫌の悪さは何処へやらという勢いで素直に最高速度を出してくれやがる
そんな風に思い機体を飛ばしていた俺の横を飛び過ぎる影が『1人』
ヤツラのようなクリーチャーでもなく、紛れもない『ヒト』の姿をした存在だった。
そう
翼がある事を除けば
――――
SC(スカイ・センチュリ-)192
人類が異形の獣達に蹂躙され、空中都市を作り、空暦という新たな暦を作ってから幾年。
物語は今、新たな翼を広げようとしている。
――――
油断した。反省している。が、修整して再敲する程でもないので許して下さい
正しくはランデブー・ポイントですねはい。
タイトル『時雨て待つとき』
タイトル『春風挽歌』
タイトル『空蝉の恋』
タイトル『遥かなる旅路』
タイトル『地平線の彼方、水平線の彼方。僕らの防衛線。』
タイトル『それらの持つ力は』
タイトル「おも胃」
>>727 『春風挽歌』
春風につれられて
遠く遠くに往く人に
安らぎが有りますように
苦しみが減りますように
春風につれられて
大切な人を送った人に
安らぎが有りますように
哀しみが減りますように
痛みも
苦しみも
哀しみも
桜色の花びらと共に
空色の彼方へと
春風がつれていってくれますように
タイトル「やーいwお前のカーチャン俺のオヤジと浮気してたわ…」
タイトル「霙のち雹のち霰」
タイトル「深淵ニ咲ク花」
>>749 「やーいwお前のカーチャン俺のオヤジと浮気してたわ…」
A「まじか」
B「おかげで昨日の夕食は修羅場だった」
A「おおぅ」
B「離婚してお前のカーチャンと再婚するんだってよ」
A「あー…そういうことか」
B「どういうことよ」
A「うちは長いこと冷戦状態なんだが、昨日珍しく会話しててさ」
B「離婚協議in居間的な?」
A「in台所」
B「何故台所」
A「二人とも喫煙者だかんな。換気扇下でタバコ吸いながら話し合いしてた」
B「マジメか」
A「意外とルールって体に染み付いてんだろうな」
B「てかめんどくせぇな」
A「何がよ」
B「親が再婚したらさ、どっち付いてく」
A「ぶっちゃけどっちでもいい」
B「クールだな」
A「今更あわてることじゃないし、どっちついてってもそんな困んなそうだし」
B「慰謝料とか」
A「ないんじゃね?両方有責だもんよ」
B「どんな崩壊家庭だよ」
A「こんなんだよ。よく全うに育ったろ?」
B「自分で言うな。うちはカーチャンについてけば金の心配は減る?」
A「たぶん変わんないんじゃないか」
B「変わんないのか」
A「両方有責で、どっちもでかい子供がいるんじゃ養育費も慰謝料もないだろ」
B「え」
A「え」
B「うちはオヤジ有責なんだけど」
A「お前のカーチャンも有責な。隠してたってどうせバレルのに言ってないのか」
B「は?」
A「お前のカーチャン俺のオヤジと浮気してるんだわ」
タイトル『学生「ここは…異世界?」悪魔娘「貴方の学校の地下です。」』
タイトル「イマジナリー・ファミリー」
>>761
私は願う、故に此処に在る
僕達は願う、故に此処に在る
―――――
『イマジナリー・ファミリー』
――――――
独り身の増える昨今、寂しさを感じる者も多い。
そんな人々の為に作られた或る会社のサービス『架空家族(イマジナリー・ファミリー)』
プロフィール登録された者の中で適応したもの同士が、特定の空間で特定の時間行う『家族ごっこ』
その気軽なコミュニティが人気を博していた
この女性もここの利用者だった。
女性は、知らず知らずの内にこの空間の常連となっていく。
そして、いつしか本当の家族になりたいと思う。
しかし男はそれに応えてくれない
どうして、どうして、どうして
女は悲しみに暮れる。
そうして一人涙を流している女の下に男がやってきた。
『ごめんね、やっぱり、家族になろう』
こうして、女性は新しく家族を作ることが出来た。
――――
「最近、架空家族のサービスも客足悪いな」
「リピーターも暫くするとパッタリ来なくなりますもんね。」
「ホログラムがバレたかな?」
「まさかあ。言われなきゃ気付かないっすよ。最初は俺も本当の人間だって思いましたもん」
――――
最近、独身の女性と男性が増加してきている。
曰く『既に私には家族がいる』
――――
SS速報VIP presents
―――――――――
咲イタ、咲イタ、紅イ華ガ
咲かせるのは少女。コードネームは
ヒガンバナ
《 彼岸華 》
―――――――――
原作:>>752
―――――――――
男は逃げていた
向かって来ているであろう『死』から
―――――――――
演出:名無
―――――――――
「……さんこちら、手の鳴る方へ♪」
男は咄嗟に声のした方に銃を向け発砲する
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ♪」
全く違う方から声がする。男はまた銃を向け発砲する
「お兄さんはあんよが上手♪……でも、これでもう歩けない」
刹那、脚の力が抜ける。脚の腱を切られた様だ。悲鳴をあげる。
脚から血飛沫が出る。
「まるでお花みたいでしょう?」
そう言い目の前に現れる少女の口ぶりは
常にそれを見慣れていることがわかる口ぶり
男がまた銃を向け……
「そんな無粋な物より、綺麗なお花の方が良いわ」
……ようとしたその手の手首から血飛沫が舞い、銃を取り落とす
「それじゃあ最後に一番綺麗に咲く所から咲かせてあげる」
そして、頚動脈を一撃
そこで男は事切れた
「アナタに手向ける彼岸花を」
少女はまた闇に消えた
―――――――――
咲イタ、咲イタ、紅イ華ガ
咲かせるのは少女。コードネームは
ヒガンバナ
《 彼岸華 》
――――――――
『深淵ニ咲ク花』
――――――――
……これは、深淵(アンダ-グラウンド)に生きる一人の少女の物語
――――――――
全12回放送(P-15指定)(嘘です)
>>747素敵な文体だ。違うかもしれんし、特定とか嫌がられるかもしれんし、無視してくれても構わんのだがミルフィーユで書いたりとかもしてくれた人かな?アナタの作品は割と好きなんだ。
>>764 お褒めの言葉ありがとうございます
ミルフィーユも私です。気に入っていただけてうれしいです!
タイトル『笑い畑』
>>771 『笑い畑』
そこにはいつも賑やかな声が響いている。
我こそは、と云わんばかりに自己の存在を主張する。
野菜のようにゆっくりと芽吹き、育っていく。
競争しながら互いに大きくなっていく。
今はまだ実ったばかりで青々とした小さな小さな実も、
いつかここから去っていく。
その頃には大きく肉付き、鮮やかに色付き、それは見事なものとなっているだろう。
手塩をかけて育てる者の苦労はそのときに報われるのだろう。
熟しすぎたか。腐ってなければいいが、と
自虐的に笑いながら、夕焼けに染まって徐々に人が減っていく公園を後にした。
>>754 『学生「ここは…異世界?」悪魔娘「貴方の学校の地下です。」』
学生「地下?」
悪魔娘「はい。地下2階です」
学生「地下1階は?」
悪魔娘「倉庫ですね」
学生「ところでどちらさん?」
悪魔娘「悪魔娘、と申します。あーちゃんとでもお呼びください」
学生「…あくまむす悪魔娘「あーちゃん」
学生「あく悪魔娘「あーちゃん」
学生「…あーちゃんは何してる人?」
悪魔娘「事務員です」
学生「うちの学校の?」
悪魔娘「いえ。隣の薬局の」
学生「薬局の事務員が何故ここにいる」
悪魔娘「管理人だからですかね」
学生「管理人」
悪魔娘「はい。学校の敷地も含め、私が管理人です」
学生「学校全部!?」
悪魔娘「顔出してないですけど、私が理事長ですもの」
学生「…理事長っておじさんじゃなかったっけ?」
悪魔娘「昨年から見てないでしょう?」
学生「そういえば式典も副理事ばっかだ」
悪魔娘「代替わりしたんですけど、こんなんが理事長だと馬鹿にされそうってことで」
学生「副理事がそのまま理事になればよかったんでは?」
悪魔娘「『長』ができるほどの器じゃないんですって言ってましたね」
学生「謙虚だな」
悪魔娘「縁の下の力持ちの立場が自分には合う、んだそうですよ」
学生「すげぇいい人だ」
悪魔娘「最悪の場合、責任逃れできるからとか」
学生「腹黒!」
悪魔娘「まぁ、問題児はそもそも上にいませんし」
学生「問題児は上にいない?」
悪魔娘「そうです。正確には上にいさせない、ですけど」
学生「どういうことだ」
悪魔娘「あなたが今ここにいる理由、です」
学生「俺が何したってんだよ」
悪魔娘「これからする可能性があるからですよ」
学生「は?」
悪魔娘「あなた、私の名前そのままスルーしましたね?」
学生「あん悪魔娘「あーちゃん」
学生「…あーちゃんの名前がどうした、てか愛称で呼ばすのやめてくれ話が進まん」
悪魔娘「いやです。あなたが意固地に他の呼び方しようとするのをやめればいい話です」
悪魔娘「私の名前は悪魔娘」
悪魔娘「私の親は名のとおり悪魔、です」
学生「…前理事長が悪魔?」
悪魔娘「いかにも」
学生「現理事長も悪魔で薬局事務」
悪魔娘「合ってますけど、後半は不要です」
悪魔娘「私も、父も、学生の言動すべてを監視することができます」
悪魔娘「カメラ等の機械は一切不要です。私たちの目だけで、すべての学生の日々の行動、発言を監視します」
学生「そんなことできるわけねぇだろ」
悪魔娘「悪魔ですから」
学生「…最初に聞いたよな?」
悪魔娘「ここは異世界か?、ですか?」
学生「おう」
悪魔娘「悪魔が存在する世界がこの世界であるはずがない、と言いたいのですか?」
学生「ついでにこの空間もな。退廃した土地にしか見えねぇんだが?」
悪魔娘「壁紙です」
学生「え」
悪魔娘「ちなみに床は舗装するのがめんどくさかっただけです」
学生「…つまり?」
悪魔娘「ちょっとでかい床下を使ってちょっと遊んでみた、とお考えください。」
学生「はがしてみていい?」
悪魔娘「一部をはがすとほころびができるのでだめです」
学生「どうしてもだめ?」
悪魔娘「あなたがすべて張り替える、というならかまいせんよ」
悪魔娘「ちなみに学校敷地分の広さすべてに貼ってあります」
学生「すみませんしません。」
悪魔娘「よろしい」
学生「てか悪魔の力とかでちょちょいじゃねぇの?」
悪魔娘「物質維持はめんどくさいので」
悪魔娘「さて、本題に入りましょう。余裕もないですし」
学生「余裕?」
悪魔娘「こちらの問題です、正確には作者の問題です」
学生「メタ発言はよくないと思います」
続く。
>>773 続き
悪魔娘「さて、本題に入りましょう。」
学生「はい、何でしょう」
悪魔娘「先ほどお話しました、『問題児は上にいない』ですが」
学生「確かに優等生ばっかだけど、一人くらいいてもおかしくねぇんじゃ?」
悪魔娘「そういった素振りを見せた者にはここにきてもらうんです。
日々の言動の中で、多少乱暴になることはあるでしょう。多感な時期ですしね。
喧嘩は結構です。分かり合うためにはぶつかり合うことも必要でしょう。
ただし。度が過ぎれば、周囲に多大な悪影響を及ぼします。
その場合、更生プログラムを適用するのです」
学生「そんな話聞いてねぇし、呼び出された覚えもないんだが」
悪魔娘「連れてきましたからね」
学生「連れられた覚えもないんだが」
悪魔娘「彼らに見覚えは?」
黒服AB「「どうも」」
学生「右に方に名前確認されて、だったらなんだって返したら首の辺に衝撃…って連係プレーで拉致かよ!」
黒服AB「「すんません」」
悪魔娘「まぁ、そんな感じで皆さんをつれてきてます。彼らのことは忘れて結構。モブですので」
学生「部下にはやさしくしてやったほうがいいと思います」
学生「で、こんなところで何やらすんだ?」
悪魔娘「敷地分の広さを使った巨大迷路を脱出していただきます」
学生「意味がわからない」
悪魔娘「ここはスタート地点。ここから上に出られる脱出口は一箇所。そこから出てきたころには更生完了、ということです。」
悪魔娘「ちなみに親御さんには了承をいただいております。あなたが全うに育つならそれでいいそうですよ」
学生「馬鹿親どもがぁ!」
悪魔娘「壁追加」
黒服A「承知しました」
学生「は?」
悪魔娘「広大な広さがございますから、難易度は人それぞれに設定可能なんです」
悪魔娘「今の発言を不良行為と認定し、難易度を上げました」
悪魔娘「さあ、がんばってくださいね」
黒服B「失礼」
再び昏倒して、目をあけると誰もいなかった。
その代わりにメモとバックパックがひとつ。
[迷路を抜けて脱出してください。
ポイント毎に設置された課題をクリアしなければ先には進めません。
必要なものがあれば叫んでください。届けに行くかもしれません。
(この紙は伝達手段でもありますので、大事に持っておくように。)]
学生「ふざけんな、どこが更生プログラムだよ。頭沸いてんじゃねぇのか」
紙[壁追加]
学生「なっ」
―紙に書かれた文字が変わった。
紙[言葉選びを直しましょう。さもなくば壁が増え続けますよ?]
学生「あー…コレノ意図・趣旨ガ理解デキマセン。頭ノ悪イ僕ニモ解ルヨウ説明願イマス」
紙[自虐的になる必要はありませんが、よしとします。プレゼントです]
―紙からにゅるりと飴が出てきた。
学生「…どうなってんだこれ」
紙[便利でしょう]
学生「便利ですけど。いきなりはビビるわ。さきに説明してくれよ」
紙[その飴なめてちょっと落ち着いてください]
学生「む。いただきます」
紙[ちゃんといただきますできるんですね]
学生「馬鹿にしてんのか。食べ物に感謝は当たり前だろ」
紙[ふふ。わりと早く終わりそうですねぇ]
学生「だといいが」
紙[基本は一般的な迷路と同じです。各ポイントの課題をクリアしながらゴールまで進んでください]
学生「へぇへぇ」
紙[壁]
学生「承知しました」
紙[よろしい。質問は随時受け付けます。それでは健闘を祈って ノシ]
学生「ノシって。まぁいいや、さっさと終わらせますかね」
そうして奇妙な更生プログラムに立ち向かう羽目になったのだ。
終わり
>>751「霙のち雹のち霰」
私は困惑していた。
「なんて読めばいいんだ・・・?」
霙のち雹のち霰、と書かれた紙を眺めながらボヤく。
それは投書箱に入っていたアンケート用紙だった。
アンケート用紙には次にどんな本を購入して欲しいかを記入する。
公立図書館で働く私は、帰宅前に投書内容をチェックする仕事があるのだ。
「どうしたんスか?」
後ろから声をかけられる。
振り向いたそこには、後輩の荒井くんが居た。
「ああ荒井くんか。いやこんなアンケートがあってね」
そう言いつつ私はクダンの紙を見せる。そして、
「恥ずかしながらタイトルが読めなくてね。君ならわかるかね?」
私は多少投げやりな気分で訊いた。
出来ることならさっさと調べ終わりたかった。
ルビでも振ってくれればいいのに、と誰にとも無く毒づく。
そんな中、荒井くんは「う~ん・・・」と唸ったあと、
「ヒョーは分かるんスけどね。あとのは・・・エイとかサンじゃないッスか?」
あまり期待の持てない回答をくれた。
「いや、漢字の作りから言って冬の天気の事だと思うんだ」
私は苦笑いを作りながら続ける。
「エイとかサンとかじゃ、冬の天気じゃないだろう」
「え~? エイのちヒョーのちサン、って言葉自体は有りそうじゃないッスか?」
「ないよ。ないない」
などと下らないやり取りをしている内に、私は無性に珈琲が飲みたくなった。
妻は私に気を使って豆から珈琲を挽いてくれる。
インスタントや缶コーヒーが苦手な私にとっては有難いことだ。
しかし美味い珈琲を淹れてくれる店もずいぶんと減ったなぁ・・・と無駄な感傷にも浸った。
「まあ、気象に関する本のことだろう」
多分そうだと検討をつけて私は荒井くんに尋ねる。
「その手の本の依頼は他にあったかな?」
「ありますよ。確か天気予報士のなり方、って本ッスね」
「じゃあそれを購入リストに入れておこう」
宣告と同時に立ち上がる。
私の頭の中はこれから飲むだろう珈琲の味でいっぱいになっていた。
冬の天気だのヒョーのちサンだのはどうでもいいのだ。
いざゆかん、と気合も新たに、私は一路自宅を目指したのだった。
タイトル『眠るのですか?』
タイトル『円卓会議』
タイトル『ノスフェラトーは血の饗宴に笑う』
タイトル『ワードッグとウェアウルフ』
タイトル『千年王国(ミレニアム)』
タイトル『汝、主の為に裏切らんとす』
タイトル『ヒラコー仕事しないかな』
タイトル「KANA-SHIN」
タイトル「てさぐるな!部活もの」
タイトル「星空へタスキリレー」
タイトル『BLOOD SKY』
>>740「おも胃」
三月に中学を卒業した。
春休みで暇をもてあそんでいた俺に一通のメールが届いた。
差出人は不明。
なんとは無しにタイトルを読んだ。
『おも胃ディストラクションをありがトゥ!』
なんなんだよ。
いや……なんだ? なんだって言うんだ。
記憶にねーよ。おも胃ディストラクションってなに?
お礼されるのが逆に怖いよ。
そしてなんでテンション高めなんだよ。
意味がわからねーよ。
チクショウ、これが社会の洗礼ってやつか?
こういうのに耐える勇気を持てってことなのか……。
見えない恐怖に震えている俺。
そんな時、急に電話がかかってきた。
『あ、せんぱーい。おヒサですネ』
聞きなれはするがイラつくその声は、部活の後輩の南だった。
なんなんだよ、と聞き返す俺。南は、
『メール届きましたぁ?』
淡々とした口調で言ってくる。
メール? と疑問符をつけて俺は返事をした。
『そうそう。部活のみんなで、寂しい寂しい春休みを送る先輩に、
せめてもの情け的な応援メールを送ろうって話になりまして。
思い出をありがとうって』
大きなお世話だこの野郎、ぶち転がすぞ。
そんな文句を平然と聞き流しながら南は続ける。
『冴木ちゃんのスマホ借りたんですけどね、予測変換ってオモロイですね。
あんまりオモロイんで意味不明なまま送ったんですけど、どうでしたぁ?
クールな冴木ちゃんの意外な一面! って感じでオモロかったでしょ?』
冴木のスマホからだったのかよ。
俺あいつの情報登録してなかったわ。
何の気なしにそう答えると、とたんに南の態度は一変した。
『はぁ!? サイテー! なんで登録してないですか!?』
な、なんでって言われても。
逆になんでお前はそんなに怒ってるんだ?
『ウチのお膳立てがイロイロと台無しじゃないですかこの無能!
え゛!? あの冴木ちゃんにこんな一面が!! って感じで
ギャップ萌えが生まれる前提だったのに! ほんと使えネー先輩ですネ!』
誰が無能だテメーこんどあったら三発殴るからな。
一発じゃないぞ、三発だ。
きっちりとそう告げてから俺は電話を切った。
そしてムカつく後輩である南のことをさて置き、同じく後輩である冴木のことを思う。
ショートカットで、いつも憮然とした顔をしていた。
クールで、無感動で、そのクセ俺にだけはつっかかってくる女。
そして「思い出をありがとう」を「おも胃ディストラクションをありがトゥ!」と誤変換するスマホの持ち主だ。
あいつ普段なにを検索してんだ? リアルに怖いわ。
呟いた声に応えるものは無く、辺りにはただ春の陽気が満ちている。
まあいい、あの二人に悩まされる事はもう無いだろう……。
そんな風に考えていた俺が後悔を覚えるのは、もう少し先になってからの話である。
しかしその事を知らない今、俺はただ暢気に時を過ごすのだった。
続かない
タイトル「俺んちのサキュバスが全くエロくない件について」
>>810タイトル『BLOOD SKY』
空から赤い雨が降ってきた。
どこかで<兵器>が戦っているのだろう。
十数年前、人の形をした「何か」が地球を襲った。
あまりにも大きな力で人類を圧倒したが、弱点が血液と言う事が判明した。
世界は血を使う新たな<兵器>を作り上げた。多くの犠牲を払いながらも誕生したのだ。
そして、適合した血を使う<兵器達>の事を人々は「バンパイア」と呼んだ。
勿論、兵器は人間。人類だ。
空は常に赤い。血のような赤さだ。
我々が青い空を見れるのはいつの日だろう。
俺は来た奴らに血を飛ばした。
>>851
こりゃまた挑戦的な世界観だこって
タイトル「現実に足りないものは、特殊能力と魔法と都合の良い人類の敵だと思うんだ」
タイトル「㌔㍉㌧㌦㌔㌦㌔㌧㍑㌫」
タイトル『Children in Battlefield』
>>781
タイトル「眠るのですか?」
主人は今日も残業だ、そう連絡があった
けど私は知っている、彼は浮気をしていることを
相手は会社の後輩、顔を見たことはない
けど私は知っている、彼女はエミということを
主人は最近ラーメン屋巡りをすると言ってよく出かける
けど私は知っている、彼はデートに出かけるのだ
ラーメン代はかさむらしい
けど私は知っている、それは彼女へのプレゼント代だ
今日も主人は帰ってこない
私を1人残したまま
私は1人、布団に入る
貴方は誰と
眠るのですか?
>>30
タイトル「人質ゲーム」
地球に暮らすみんなみんな、人質ゲームを遊んでる
人質は自分、引き換えは未来
自分をすり減らして、未来を掴もうと必死で足掻く、もがく
けどね、人質の価値が低ければ引き換えも低いに決まってる
失敗したら未来は貰えず、殺されるだけ
私の価値はなかったみたい
私は失敗しちゃったみたい
だから、地球のみんなみんな
私はここでゲームは終わり、後はみんなで楽しんで
それではみなさん、バイバイ
>>69
タイトル「幸せに導く立て看板」
僕たちは走っている、長い長い道を
立て看板が目に入る
【ここで止まりなさい】
僕たちの何人かはここで止まったようだ
残った僕たちはまだまだ走る
また立て看板だ
【ここで止まりなさい】
内容も同じ、ここでも何人かは止まったみたい
少なくなった僕たちはまだまだ走る
終わりが見えてきそうだ
立て看板が目に入る
【ここで止まりなさい】
僕以外はみんな止まったみたい
それでも僕はゴールをした、丸い玉に入れた
そして思ったんだ、きっとあの立て看板は人生という苦しみを回避できる
幸せに導く立て看板、だったんだなって
三連投失礼しました
そんなに書いて下さる人間は多くないのです……お許しを
タイトル「銀の鯉が宇宙(そら)に昇る時」
>>129
タイトル「氏名、住所、電話番号」
今、俺はペンを持っていて、目の前には一つの紙がある
そこには書き込むべき三つの項目
俺はとりあえずその紙にペンを走らせる
氏名……名前。名前?あれ?俺の事の筈なのに分からない?出て来ない!どういう事だ!?
ええい仕方あるまい。そのままに書くしかないか
次は住所。住んでる場所。または住みたい場所か……
一応、どんな所に出されても大丈夫な様に書いておくか
そして次は……電話番号……分からん。読めるんだが意味は分からん……。分解してみれば分かるか?
でんわばんごう → でん わ ばん ごう → はん、ごう……飯?
つまりこういう事か?
でん、わ、ばんご……はん
出んわ晩御飯!?いやいや、嫌だよ!晩御飯は欲しいよ!ってか晩に限らず毎日ちゃんと朝・昼・晩三食欲しいよ!
って事で書いて……っと
出来上がった紙はこんな感じだ
氏名:ない
住所:どこにでも
電話番号:ごはんは出る所が良い
うーん。我ながらカオス……だがまぁ良い。これで最初から前の方で提出を待ってる人の所に出そう。どうなるかは分からんが
「出来ました」
「はい、見せていただきます。どれどれ……ほう。これはまた変わった解釈ですね」
「そんなに変わってますか?すみませんね。なにぶん書き込む内容がよく分からなかったので……」
「いえいえ、良いんですよ、これで。おめでとうございます」
「おめでたいんですか?」
「ええもちろん。あなたは次の生で”他人から好き勝手に呼ばれ、どこであろうと行き来する事が出来、連絡などは出来なくなりますが、
毎日三食必ずご飯を出してもらえる存在”になるでしょう。ま、精々、楽しんでいって下さいね。それでは、また会う時まで、お達者で~」
俺はどうなってしまうのか?少し考えてる内に、その人が手を振ると、下から浮遊感を得つつ、意識が遠くなってゆくのだった……
>>861 「㌔㍉㌧㌦㌔㌦㌔㌧㍑㌫」
怪文書が届いた。
横書きでたった2行。
とりあえず1行目は読めた。
「キミトドキドキトリッパー」
君とドキドキとリッパー。おそらく恋文の類だろう。なぜ糸切りが出てくるのかは謎だが。
意味不明だが、読めただけまし。
2行目がカオスだった。
「ロリンルロルロントルセント」
そもそも単語にすらなっていない。ロリンとかトルセントとか聞いたこともない。
というかこれ日本語なのか?どっかの外国語なんかじゃないのか?
それか宇宙語とか。
(スイラン星人からの宣戦布告まで あと2時間)
タイトル「wwwwwwwwwww」
タイトル「単芝ワロタ」
タイトル「白紙の答案」
タイトル「新曲掃海ポリフォニカ」
>>863
タイトル『Children in Battlefield』
人口過剰で、もはや「人権」なんて無い世界の話。
人が増え過ぎ、地球と言う宇宙船のキャパシティーは限界寸前まで来ていた。
そこで、世界中の「要らない人」を送り込み惑星を開拓させようようと言う計画が上がった。
観測結果、地球と似た星であることが判明、「希望の星」と名付けられた。
その惑星行きの船に「要らない人」たちを押し込む。
「要らない人」の事を「子供」と呼んだ。
だが、知らなかった。「希望の星」は「絶望の星」であると。
彼らに持たされたのは弾薬30発、旧式銃とナイフ、それと10日分の食料と水。
今、絶望と希望が幕を開ける。
>>880「白紙の答案」
ラブレター。
なんて古典的なものだろう。
それでも私は直接顔を合わせるのが恥ずかしくって書いてみた。
でも、それでも恥ずかしくってクイズ形式で。
いくつかの思い出をクイズとして書いて、最後はこうだ。
『Q.この手紙を出した女の子はあなたにとある特別な感情を抱いています。それは一体なんでしょうか?答えとそれに対する貴方の反応を書いてください。
ヒント:何故かあなたのことをずっと見てしまいます』
A.
クイズは以上です。解答の受付は朝の八時までです。教室で待ってます。
なんて
きっと他の人に見られたらバカにされるんだろうなぁ、と思いつつ彼の靴箱に忍ばせた。
彼は律儀な人だからきっちり答えを書いてわたしてくれるんだろうなぁ……
でも、彼は現れなかった。
痛い、痛い、心が痛い。
そんなものを押さえ込みながら朝のHRの時間。
彼の席は空席だ。体調でも悪いのかな?きっとそうに違いない。
少し遅れてやってきた先生が突然わけのわからないことを言い出した。
「○○君が下校中、事故にあいました」
嘘だ。きっと嘘だ。
先生が仲の良い人は放課後にでも行ってあげて下さいと病院の名前と病室を読み上げたのを聞き、私は教室を飛び出した。
病室の前には丁度出てきた彼のお母さんがいた。
彼の家に遊びに行ったとき(友達も一緒だったが)挨拶をしたので憶えていた。
私のことも憶えてくれていたのか、名前を呼んでくれた。
「そうだ、あなたに渡さなきゃいけないものがあったの。これ、○○が事故に遭ったときに握ってたものなんだけど……」
それはくしゃくしゃになった私のラブレター。
おそるおそる開ける。
やっぱり答えは書いてない。
彼のお母さんに連れられ病室に入る。
彼は眠っていた。ずっと目を覚まさないらしい。お医者さん曰く、彼の気力次第だそうだ。
ねぇ、こんなのないよ。早く起きて答えを埋めてよ、ねぇ……
なにもその日に起きなくたって良いじゃんね……
タイトル「君影草の涙」
>>886「君影草の涙」
私は酷い女。
誰に対しても毒吐く。
それがたとえ愛する人であっても……
三日前も折角家に来てくれた彼氏に対して、少し遅れたからとグチグチ言ってしまった。
挙句の果てに思ってもいないことを口にしてしまって、その結果彼は帰ってしまった。
終わった。
もう彼との関係も終わりだ。
今日ここに来ると言ったのもきっと別れ話だ。
どうせ私の人生なんてそんなもの。ずっとこうやって行くんだ。
ピンポンと部屋のベルが鳴る。
来た。さぁ腹を括ろう。
「おまたせ」
「待ってないわよ。上がらなくてもいいわよ。早くして」
「……? まぁいいや」
「まぁいいって何よ!!!」
「そんな怒るなって。はいこれ」
「何これ?……鈴蘭?」
「そそ。好きな人に送る風習があるんだって」
「……あなたほんとバカね。それは5月の1日よ」
「まぁ気持ちだって、気持ち」
「……怒ってないの?」
「三日前のこと?まぁ君のことはよくわかってるから。その上で付き合ってるんだし。帰ったのは君も落ち着く時間が欲しいと思って……」
「ほんと……バカね」
綺麗な白い花弁の上に、ポタリと雫が零れ落ちる。
慌てる彼の頬に手を添え、誤魔化すようにキスをする。
私のもとを去ってしまったと思った幸せを、ここまで運んでくれた花を片手に―――
タイトル「きのこたけのこ最終戦争」
>>846 「俺んちのサキュバスが全くエロくない件について」
サキュ「お腹すきました」
俺「もうそんな時間か」
サキュ「さぁ、はやく」
俺「急かしたってそんなすぐには出ねぇよ」
サキュ「そんなそんな。3分じゃないですか」
俺「そんな早くねぇよ」
サキュ「んー…そうですね。3分じゃ無理ですね」
俺「だろ」
サキュ「お腹すきました」
俺「今用意してんだろうがよ」
サキュ「時間かけすぎですよ。暴動起きますよ」
俺「二人しかいないのにか」
サキュ「いざとなれば分身でもして増えます」
俺「意外と有能なんだな」
サキュ「今は空腹で無理ですが」
俺「今が立ち上がる時のはずでは」
俺「お待ちかねの食事の時間だ」
サキュ「やたー。ではではいただきます」
俺「毎度不思議なんだがな」
サキュ「ふぁい?」
俺「銜えながら喋るなよ」
サキュ「むぅ。せっかくのたのしい時間の邪魔して何なんですか?」
俺「いやな。何で主食がカップめんなんだよ。サキュバスだろ」
サキュ「明日はベジータがいいです」
俺「おk」
俺「じゃなくて、普通の飯で精気ってとれるもんなのか?」
サキュ「精気はちょっとずついろんなところからもらってるんで」
俺「…俺からも?あげた覚えないんだけど」
サキュ「世間一般の方法でもらってるわけではないですから」
俺「…世間一般の方法でもらってくれねぇの?」
サキュ「私で脱童貞しようとしないでくださいよ。その汚らわしい思考をどうにかしてくださいよ」
俺「男ですから!」
サキュ「チェリーが何言ってんですか」
俺「チャーリーです」
サキュ「残念なのは下半身だけじゃないんですねぇ」
俺「傷口をナイフでえぐるのやめてもらえませんかね」
サキュ「さて。食事は終わったので寝ますねー」
俺「もうちょいかまってくれてもいいじゃん」
サキュ「…何すればいいんです?」
俺「一般的な方法で精気をもらってくれ」
サキュ「……お伺いしますが」
俺「何でしょう」
サキュ「今の私の格好でも欲情しますか?」
俺「上下ジャージでゆるいおさげはとっても似合っているが。
いかんせん身長やら体形に犯罪臭がするのでちょっと」
サキュ「でしょうね。あなたが一番欲情しないだろう姿をとってますから」
俺「自衛?」
サキュ「自衛。そういうわけでおやすみなさい」
俺「おやすみなさい…」
こうして仕事か生きがいかを忘れたサキュバスとのゆるゆる共同生活は続くのでした。
>>852 「現実に足りないものは、特殊能力と魔法と都合の良い人類の敵だと思うんだ」
まず、特殊能力や魔法があれば、重火器や核兵器なんてものに頼らずともよくなる。
それだけじゃあ人対人の戦争に使うのが人間兵器に変わるだけってことになるから
人類の敵も必要だ。
しょぼい敵じゃ、さっさと始末して終わり。
んでさぁあっちの人らと戦いますかってなっちゃうだろうな。
だから、ちょっと手ごわいけど、皆でなんとかできるかもってくらいの強さがいい。
しかもこまめに襲来してくれる敵がいいな。
襲来のスパンは不定期で。
頻繁に来たりちょっと間をおいて来たり。
いつ来るかわかんない共通の敵を相手に人類は協力せざるをえなくなる。
その敵を倒しきるまでは人類間で争ってる場合じゃないし、
やっとの思いで倒しきった後は、再来に対する備えがいる。
なんて対策をする必要がでてくるだろう。
そうすればきっと宗教だの人種だの言ってらんないよな。
協力してどうにかしようとしてるところに水差すやつを誰が助ける?
生きるためにはいつまでもそういうことに固執してられなくなる。
人類の敵の襲来で平穏はないけど、平和は訪れる、という寸法さ。
俺の言いたいこと?
世界平和には足りないものがいっぱいあるってこと。
それも、現実に足りないものばっかりな。
>>808 「星空へタスキリレー」
行ってくるね
そういってその子は降りていきました。
こんにちは
いらっしゃい。しばらくここにいるのかい?
いいえ。ここからゆっくり海をめざすの
そういってその子はゆっくりゆっくり山を下りていきました。
いらっしゃい。しばらくここにいるのかい?
ええ。たぶん。会いたい方がいるのです。このあたりでゆっくり待ちます。
そういってその子はまったりとたゆたっていました。
ああ、あの方だわ
そういってその子は急いで昇っていきました。
こんばんわ。あなたに会いたくて待っていたのです。
いつだかの私が、あなたとここで会ったのです。
いつだかの私の想いを伝えるために、ここに戻ってきたのです。
遠い遠いところにいるあなたの光が私たちを照らしてくれました。
綺麗ねって言ってもらえたんです。
いつも疎まれる私たちに綺麗ねって。
嬉しかった。あなたのおかげです。ありがとう。
そういってその子はまた降りていきました。
タイトル「逃げ場がないなら作っちゃえばいいんじゃないかな」
タイトル「妖怪手首おいてけ」
タイトル『天使は滅んだ』
>>920
『天使は滅んだ』
死神「はい、業務報告ご苦労様」
悪魔「先輩、いつになったら休日もらえるんすか・・・」
悪魔「かれこれ一ヶ月は休日貰ってませんよ?ブラックですか?ブラックなんですか!?」
死神「はいはいそう怒らないで。最近は業や欲の深い人や犯罪者、挙げ句の果て大量の自殺者で地獄への入場者数が多いの知ってるでしょ?」
悪魔「・・・いやそうですけども」
死神「それに現界で善行を積んだ人が少なさ過ぎて天国は大不況だよ。1日に2、3人いればいいんじゃまいかな?」
悪魔「繁盛地獄に衰退天国って状態ですよね。ってあれは幼馴染みの天使じゃん!おーい天使ー!」
天使「・・・・・・」
悪魔「おーい無視するn」天使「・・・戦争」
悪魔「・・・ん?」
天使「第三次世界大戦で核を落としまくれば現界でまだ悪業を行ってない魂はこちらに大量に運ばれてくるしなにより人口が減るから仕方なく協力し合い善行を積ますことができる仮に自己中心的な人間がでても善良な人間が大多数になってるから鎮圧できるしさらn」
悪魔「お、おーい・・・行っちゃった」
死神(いくら不況だからって天使が悪業に手を貸したら本末転倒だよ・・・)
死神「はぁー、こりゃ『天使』は滅んだ・・・な」
>>889
かつて、たけのこの里という集落があった。
また、かつて、きのこの山という山村があった。
彼らは常々、茸山と竹林の狭間で争いごとをしていた。それは小さな子供の言い争いから始まり、女子供の遊びの延長線上だったものだが……いつしか、両者の間では埋めようのない亀裂が走っていた。
その争いも、今日で終わってから7周忌を迎える。
かつての大戦争の跡には、抉れた「山だったもの」と燃え尽きた「竹林だったもの」だけが残り、もうそこには誰も残ってはいない。
争いに巻き込まれ、一時は地図上から消えた村、すぎのこ村の村民はその日のことを鮮明に語る。
そしてどの村民も、語りの入りは同じであった。
ーーー「終わりのない戦いが今日も始まる。そう思っていたある日のことだ。空からトッポが降ってきた」……
タイトル「新・世界樹の迷宮3 ピグマリオンの姫君」
面白かったらどうにかして書き上げて序章だけハーメルンあたりに投げ飛ばす
タイトル「きつねとたぬきのファイナルウォーズ」
タイトル「きのこの里」
タイトル「きのこの里」
タイトル「赤いたぬきと緑のきつね」
タイトル「魔法少女株式会社」
タイトル「雪時計」
>>940「雪時計」
振り返るとそこに君が見えた。
君は俺に気付くと、小走りになってこちらに向かって来る。
午前9時5分前。俺は時計台の前に立って君を待つ。
白い雪が降る中、走る君の頬が少し上気して見えた。
――だが男だ。
ごめんね、待った? と息を切らせながら君が言う。
俺は「いやそんなに」と適当な相槌を打つ。
そんな俺からの返事を聞いた後、君は、はにかんだ笑みを浮かべた。
雪景色の下で君の笑顔は花のように輝いて見えた。
――しかし男だ。
映画が始まるまではあと30分近くあった。
そんな事を考えていると、君は俺の後ろにある時計台を見上げて言う。
「ほら見て、あれ、まるで雪の時計だよ」
はしゃぐ君の声。それは寒い朝に聞いた小雀の鳴き声のように涼やかに響いた。
――だけどやっぱり男だ。
ふっ、と吐いた溜息は冷えて白い気体となってすぐに消えた。
そして俺達は映画館へと歩き出す。
<巨大ワニ出現! 地球最後の日>を見るために。
もうすぐクリスマスだな、という考えが浮かび、それは俺を一層惨めな気分にさせるのだった。
>>951
モノクロの画面の中で赤色だけが鮮やかなイメージが浮かんだ
タイトル「ゴクジョーなカノジョ」
>>951 これ良いすね
タイトル『蠢く水達』
>>958
「ゴクジョーなカノジョ」
◆◆◆
俺、塚内誠司(ツカウチ・セイジ)は、なぜか不幸にみまわれる体質の高校二年生。
今日も遅刻ギリギリな登校途中、トーストくわえつつ走ってたら、曲がり角でいきなりフルスモークのベンツにはねられた!!
「…お嬢、どうしやす?」
「うーん…ほっとく?病院連れてく?持ち帰って埋める?」
……うぉぉぉぉぉいっ!!
新番組『ゴクジョーな彼女』
○月○日放送開始!
「…やっぱり俺、「ツカナイ星人」のままなのかな…?」
◆◆◆
「…さあ!示談に応じてくれるの、くれないの?返事は3択!『はい』と『イエス』と『よろこんで』!…さあ、どれがいい?」
俺が運び込まれた場所は、なんと有名ヤクザ、花木組のお屋敷!!
そこで出逢った美少女は、とんでもない小悪魔だった!
やっとのことで解放された俺は、次の日ぼーぜん!
「…聖マリアンヌ女学院から転校してきた、花木瑞華(はなき・みずか)です♪よろしくお願いします♪」
……俺って、どこまで不幸なの?
『ゴクジョーなカノジョ』
【第二話】
『転校生美少女は嵐のように』
「あたしの実家のことバラしたら…あんたをバラすからね」
……うっそーーん。
◆◆◆
「いやーっ!なんか…なんか虫みたいなの背中に入ったぁ!」
「わわバカっ、しがみつくなって!」
放課後、居残りで文化祭の準備中、倉庫に閉じこめられた俺と瑞華。暗闇の中、これって…
朝まで2人っきりってこと!?
『ゴクジョーなカノジョ』
【第6話】
『ドキドキはお化け屋敷のように』
…あれ?この気持ち…俺、もしかして瑞華のこと…!?
◆◆◆
俺達の前に、瑞華の婚約者を名乗るマフィアのボスの息子が現れた!!
こんな…こんなやつに、瑞華を渡せない!!
『ゴクジョーなカノジョ』
【第9話】
『ドンの息子は悪魔のように』
「…ふっ。これだからジャポネーゼの猿は…」
「瑞華を…瑞華を返せえぇぇ!!」
◆◆◆
瑞華を取り戻すために暗黒武闘祭を勝ち抜き、決勝にコマを進めた俺たち3人。
しかし、その前に最大の強敵が立ちはだかる!
「…では、こちら側の助っ人を紹介しよう」
「ねっ……姉ちゃん!?」
『ゴクジョーなカノジョ』
【第11話】
「横暴姉貴は女帝のように」
「悲しいけど誠司…死んでもらうわ」
「姉ちゃん…今こそ、今こそあんたを超えてやる!」
タイトル「ビームな彼女」
タイトル「一万年と二千年前から」
タイトル「響け群馬に、俺たちの歌」
>>969
「ビームな彼女」
俺「……は?」
友人「いやだから、俺の彼女が事あるごとに目からレーザービームを発してくるんだが」
俺「……ずいぶんと目力の強い女の子だな」
久しぶりの休みに相談があるからと呼び出しておいて、こいつは何を言っているのだ。
友人「いや信じてないだろお前。マジなんだって」
俺「だってそんなんじゃ生活できないだろ」
友人「普段は大丈夫なんだよ。ただ怒ったりとか感情が高ぶると出ちゃうみたいで」
俺「涙みたいなもんか」
友人「まあそうだな」
俺「どれくらいの頻度で?」
友人「週に1回くらい」
俺「よく生きてんなお前」
友人「ビームつってもそこまでの威力は出ねーよ。ロボじゃないんだからww」
俺「ロボじゃないんだからwwってお前wwwwww」
やばい、なんか妙にツボに入った。
友人「小学生の頃虫メガネで太陽の光集める実験とかやったろ?」
俺「ああアリとか捕まえては焼き[ピーーー]やつな」
友人「偏り過ぎだろ、確かにやったけど。けどあんな感じ。じーっと凝視しなければ平気なんだよ」
俺「けどそれでなんとかなるなら問題ないじゃん」
友人「ただ彼女可愛いもの好きでさー。ぬいぐるみとか赤ちゃんとか見るとついつい見つめちゃうみたいで」
俺「危険すぎる」
友人「まあそれはサングラスとか掛ければ防げるんだけど」
俺「意外に簡単な解決法」
友人「ただ、ベッドに入る時とかは外すだろ?」
俺「馬鹿野郎なんで外すんだよ!むしろメガネが本体だろが!!」
友人「お前の性癖は聞いてねーよ、あとその主張はおかしい」
俺「ああすまん……で?エッチの時、彼女がビーム出しまくっちゃうとか?」
友人「いやそれは全然ないんだが……」
俺「ああお前早漏だもんな」
友人「ぶちころがすぞこの野郎。いやこの前彼女が泊まりに来た時判ったんだけどさ。眠る時に目を開けて寝る人とかたまにいるじゃん?」
俺「彼女そうなの?よく無事だったな」
友人「いや彼女白目むいて寝るタイプだったから」
俺(コメントしづれえ……)
友人「ただ寝てる間に急に黒目になるんじゃないかと思うと、気が気じゃなくて寝不足で……」
俺「別れちまえ、もしくは撃たれちまえ」
友人「んだよー、相談のってくれよー」
俺「んな特殊な案件知らんわ。それより俺の相談のってくれよ」
友人「何だよ?」
俺「俺の妹が魔法少女なんだが……」
しくった
焼き[ピーーー]→焼き殺す、な
>>973
褒め言葉として受け取っていいのかな?(^^;)
ちょこちょこ書かせてもらってるが割とやっつけが多いんだwwすまんなwwww
>>928タイトル「きつねとたぬきのファイナルウォーズ」
里山のどこか。あるいは村のどこか。あるいは都市。
今宵もタヌキとキツネの化かし合いが始まろうとしていた。
時は現代!古くは平家の時代から、狸化(こばけ)家と千狐(せんこ)家は争っていた!
彼らは畜生と言えども、個体の減少や高齢化などでもはや絶滅寸前まで陥っていたのである…。
そこで彼らは、人間の婿を手に入れて嫁がせようと考えた。
「葉子よ!人の子の婿を手に入れて来るのじゃ!」
「はい、おじい様!」
「凪(なぎ)や、人の婿を作っておいで」
「了解ですわ」
舞台は学校へと移り、冴えない男に奇妙なハーレムが出来上がろうとしていた。
今、生き残りをかけた最終戦争(ファイナルウォーズ)が始まる。
タイトル『Metheus(メテウス)』
タイトル「タカハシアシデマトイ」
タイトル「栗揚げスタート」
>>981
タイトル『Metheus(メテウス)』
メテウス。突如起こった現象。
流星に似たそれは世界に降り注ぎ、大地を海を空を亡き者にした。
たまたま生き残った私は、内緒で外に出た。数年ぶりの外だ。
そこに在ったのは、朽ち果てた世界。
かつて人を収容していた建物やわが物顔で動かしていた物は息絶えていた。
悲惨な反面、どこか表情が緩んでいる私がいた。
私は「久々に自由を手に入れたのだな」と思ってしまったのであった。
俺「俺らはさ、」
友「うん?」
俺「ちっちぇじゃん?」
友「身長?器?お前には当てはまるが俺は違うぞ?」
俺「間違ってねぇけど違う」
友「じゃあ何よ」
俺「存在?」
友「病院行く?」
俺「別にどこも悪くない。まぁとりあえず聞いてくれよ」
友「話すがいいさ」
俺「俺らってさ、一人々々が大きな力とか持ってるわけじゃないしさぁ。
たかが中学生でできることなんか大してないし」
友「それはそうだが、いきなり中二病発症しないでいただきたい」
俺「間違ってねぇけど、話の腰折るな」
友「そこは否定しとけよ」
俺「中二病らしく?俺らにもちゃんと力があるんだぜって知らしめてやりたくなってさ、
んで、中学生でもできることってないかなって」
友「あぁね」
俺「何かない?」
友「歌っちゃう?」
俺「は?」
友「駅前でよくやってんじゃん」
俺「あーね。てかなんでそうなる」
友「知らない?『音楽のある街』」
俺「どっかでみた」
友「まぁ駅前のは上手ければちゃんと人が見てってくれるし。それ以外にもちょくちょく音楽系のイベントもあるし」
俺「楽器できるの?」
友「だから歌なんさぁ。合唱部っぽいんだけど合唱曲じゃなくてポップメインって感じで中学生がストリートって目立つんじゃね?」
俺「あぁねあぁね。どうやって人集める?」
友「何かしたいけど何していいかってやつは結構いるし。歌上手いのも何人か知ってるからメンバーは任せとけ」
俺「任せた。テキトーに言ってみたものが案外面白くなってきたなぁ」
友「大人になってなにはっちゃけてんだって思うかもしんないけど、今だからできるんだよな、きっと」
俺「あぁね。目一杯楽しんで、それでもって大人たちびっくりさせよう」
>>972 「響け群馬に、俺たちの歌」
このSSまとめへのコメント
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