勇者「バシルーラだけで戦え?」(128)

女神「そうです」

勇者「………」プルプル

女神「どうしたのですか?」

勇者「おかしいだろ…」プルプル

女神「何がですか?」キョトン


勇者「どうしてバシルーラ以外使えないんだよ!」

女神「……さあ?MPは無限にしとくので大丈夫でしょうきっと」

勇者「こっちは攻撃すらできないんだよ!」

女神「平気ですよへーき、なんなら魔王倒したら願いを叶えますよ」


勇者「おい駄女神、お前なに倒せると思っているの?」

女神「ド○クエとは仕様が違うから平気ですよ」


勇者「……本気で恨むぞ…」

女神「ま、早いとこ魔王倒してきてください、それじゃ」バイバイ

シュウウウ

勇者「おい!待てって……おい!」


~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~



勇者「畜生……最悪だ…」

勇者「なんでこうなるんだよ…」

勇者「おかしいだろ…あの駄女神が…」ギリッ


勇者「とりあえず王様のところに行こう」ハァ


~~~~~~~~~~~~~



王「よくぞきた勇者よ!」

勇者「はい」

王「お前は勇者と女神から神託を受かった」

勇者「はい」

王「どうか!魔王を倒してくれ!」

勇者「はい、わかりました、必ず魔王を倒してみせます(棒)」

王「そうか!ではこの辺で一番いい銀の剣を授けよう!」



  【装備できません】


王「え!?」

勇者「………」

【装備できません】

王「おい、大臣!」ヒソヒソ

大臣「なんでしょうか?」ヒソヒソ

王「なんで勇者装備できないの?呪いでもかけてるの」ヒソヒソ

大臣「いえ、かけていませんし、聖職者が聖なる力を入れたものですよ」ヒソヒソ

王「じゃあ何で装備できないんだよ」ヒソヒソ


勇者「女神の呪いですが?」

王「あれ?聞いてた?」

大臣「女神の呪い!?」

勇者「はい、あの駄女神がバシルーラしか使えない呪いを…」


    【状況説明中】

王「な、なるほど…(どうするんだ!俺アドリブできねーぞ!)」ウァァァ

大臣「大変ですね…(王様落ち着いて!まずは素数を数えるんですよ!)」

王「と、とりあえず軍資金の10000G(2・3・7………)」ヒョイ

勇者「ありがとうございます」ウケトル

王「そ、それじゃあ…」

タタタタ ドン!ドン!

兵士「大変です!魔物が来ました!」

勇者「!?」

大臣「魔物だと!?」

兵士「はい!すぐそこまで……ギャ!」ドサ

「ケーッケッケッケ」「グオオオオ!」「ハッハッ」

勇者「おい、警備どうした」

「ホトンドイナカッタゼ?」「ガオオオ」

王「あ、殆ど休んでたりインフル直撃で動けなかったんだった」テヘ

勇者「おい」

大臣「仕方ありません!勇者様、戦ってください」

勇者「……わかりましたよ」ハァ

~~~~~~~~~~~~~~

【戦闘】

魔物A「シネー!」

勇者「バ、バシルーラ!」テレレレ♪

ビュン! ドォォォン!
勇者のバシルーラ!魔物Aは天井に吹き飛んだ!

勇者「え」

王・大臣「え」

魔物B「ナニオシター」

勇者「バシルーラ!」テレレレ♪

ドォォォォォォン!!!

勇者のバシルーラ!魔物Bも吹っ飛んだ!

魔物Bだったもの「」グチャァ

勇者「…室内だったら強いのか?」

王「あ、床が!」

床「」チマミレ

勇者「次は誰だ!」

「ニゲロー」「シニタクナイシニタクナイ」「モウドウデモイイ」

魔物達が逃げた!
勇者は15の経験値をもらった!

勇者「……………勝った!」レベルアップ!

王「…室内怖い」ガタガタ

大臣「そうですね…」ガタガタ

兵士「ガタガダガダガザガダ」ブルブルブル

~~~~~~~~~~~~~~

少したったあと


勇者「それじゃあ行ってきます」

王「頑張ってくれ」

大臣「応援していますから」

兵士「(……俺もバシルーラ覚えようかな…)」


勇者「では」ペコ



大臣「勇者がバシルーラだけですか…大丈夫ですよね…」ハァ

兵士「大丈夫でしょう」


王「それより大臣、掃除しよう」

大臣「はい」

今日の投下分終わり 明日朝書きます

~~~~~~~~~~~~~~~~

      【草原】

      【戦闘】

スライム「ピキー」

スライムの体当たり!勇者12にダメージ!

スライム「ピーキ!」ニョチッ

スライムは勇者に張り付いた!

勇者「くそっ、バシルーラ!」テレレレ♪

バシン!

素羅異無「ピ、ピキー!」

スライムを弾き飛ばした!
スライムに45のダメージ!

酢ライム「ビキィー」ドサ

スライムを倒した!

勇者「なるほど…反射もできるのか」フムフム

~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「お、村が見えてきたな」テクテク

ガサガサ
【戦闘】

「がおおおお!」ブン

勇者「うわ!ゴリラが岩投げてきた!」ヒョイ

ゴリラ「ガァァァァ!」ブン

勇者「食らえ必殺、バシルーラ!」テレレレ♪

カキィィィィン!
岩を弾き返し、ゴリラに直撃!

ごりら「ウ……ホ」ドサッ

     【勝利!】

勇者「よし、勝ったな!」

カーアカーカー カーカーカー

勇者「うわ!もう夕方かよ!」

勇者「村に急がなきゃな」タタタタ



勇者「ついた!」

「石焼き芋ー」「人参美味しいよー」


勇者「(まず村長さんに会いに行かなきゃな)」テトテト

勇者「すいません、村長さんはどこですか?」

「村長ならここから真っ直ぐ行ったところの立派な家にいるぞ」

勇者「ありがとうございました」ペコ


勇者「よし、村長さんに挨拶してこよう」

村長宅

勇者「しつれいします」ガチャ

村長「誰っすか?」

勇者「勇者」

村長「そうっすか」

勇者「ここ、宿ある?」

村長「ないっす」

勇者「じゃあ泊めてくれませんか?」

村長「時々作物を荒らす魔物を倒したらいいっす」

勇者「わかりました、どこにいますか?」

村長「この村から歩いて3分の洞窟」

勇者「ありがとうございました」ペコ

村長「帰ってこれたら、枕投げしましようっす」

勇者「はい、それでは」

【洞窟】


勇者「暗いな…」

勇者「こんな暗いなら松明持ってくればよかった」ハァ


勇者「しかし………バシルーラでここ崩れたりしないよな?」

勇者「…………?」

「キキキー」「キキキー」「ギギギー」

勇者「蝙蝠か…」

【戦闘】
~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「バシルーラ!」テレレレ♪

蝙蝠はひらりと避けた

勇者「な!」

蝙蝠「キキー!」バッ!

蝙蝠の体当たり!16のダメージ!

勇者「うわ!」

勇者「くそ!今度こそ…」

蝙蝠「キキキキー!」ドン!

勇者「痛!」

蝙蝠「キーキッキッキ」

勇者「……そこら辺の石と岩にバシルーラ!」テレレレ♪

勇者のバシルーラ!大量の岩が弾けとび、蝙蝠の群れに落ちる!
蝙蝠の群れに12のダメージ15のダメージ
8のダメージ31のダメージ
56のダメージ43のダメージ61のダメージ32のダメージ
49のダメージ7のダメージ93のダメージ27のダメージ83のダメージ
1のダメージ37のダメージ
3のダメージ77のダメージ
58のダメージ0のダメージ33のダメージ65のダメージ
4のダメージ12のダメージ
78のダメージ!

蝙蝠「ギギー…(おーばーきる…)」ガク

蝙蝠の群れを倒した!

勇者「よし、先を急ごう」レベルアップ

~~~~~~~~~~~~~~

【洞窟最深部】

勇者「ハァハァやっとついたな…」

勇者「魔物はどこだろうな…」キョロキョロテクテク



勇者「どこにもいないな…」

勇者「もう倒れているのか?それとも…」


「グォォォォォォォ!」ドシン!

勇者「上からかよ!?」

「グォォォォォォォォォ!!!」

勇者「おい…なんでいきなり」

勇者「たしか【ビースト】だったか?普通もっとよわいだろ…」ハァ

ビースト「グオオオオオ!」

【戦闘】

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ビースト「グォォォ!」ドシン!

勇者「危な!」ゴロ

ビースト「ウゴォォォ!」ブンブン

勇者「当たってたまるかよ!」カイヒ


勇者「今度はこっちの番だ!」

勇者「バシルーラ!」テレレレ♪

ビーストの体を地面に叩きつけた!

びーすと「ぐぉぉ!?」

勇者「もっぱつバシルーラ!」テレレレ♪

【ミス】

勇者「あ!」

村長がパワプロのほむらっぽくてかわいい

ビースト「ガァァァ!」ブン

ビーストの攻撃!勇者は56のダメージをうけた!

勇者「いった…」イテテ

勇者「よくもやったな!」

ビースト「ゴォォォォ!」ドシドシ

勇者「(こうなったら…)」


勇者「【空気】にバシルーラ!」テレレレ♪

ビュォォォォォ

勇者のバシルーラ!弾く勢いが欄竜気流を巻き起こす!
ビーストは欄竜気流に巻き込まれ空中にとらわれた!

ビースト「グォ!?」ジタバタ

勇者「もっぱーつ!【洞窟の壁に】バシルーラだ!」テレレレ♪

ビースト「ヴグゥア!?」ジタバタ

ビーストは動けない!

勇者「倒れろ!」

ビースト「グォォ!」ジタバタ

勇者「くらえ!ビースト!」

勇者のバシルーラ!

洞窟の壁がものすごい勢いで
ビーストの方に吹き飛ぶ!

ビースト「グオぉぉぉぉ!」ドォォォォン


ビーストに856のダメージ!

ビーストを倒した!

勇者「よっしゃあ!」

~~~~~~~~~~~~~~~

>>31

実はパワフロやってたら思い付いた

×っす
○ッス
だけど

勇者「よし、ビースト討伐完了」

勇者「バシルーラもかなり強いな…」


勇者「あの駄女神に言われたときは驚いたが」

勇者「バシルーラって使えたんだな…」


勇者「だがあいつは許さん」

勇者「よし、早く村に帰ろう」


勇者「何かあったら困るしな」


~~~~~~~~~~~~~~



村長「あ、勇者様ッスか?いま祭りをやってるんス」

勇者「祭り?」

村長「はい、勇者様が帰ってきてくれたおかげでありがとうってみんなよろこんでるッス」


勇者「そうか…あれ?なんか村長さんどっか違う気が…?」

村長「気のせいッスよ、それより祭りを楽しんでほしいッス」

勇者「あ、ありがとう」

~~~~~~~~~~~~~~~~
「祭りだ騒げ!」「石焼きー芋ー」「村長さん可愛い」「酒!呑まずにはいられない!」「どんちゃん騒ぎだ!」

勇者「すげえ賑やか」

村民「あ、勇者様だー!」

「勇者だ!」「カッコいい!」「剣を持たないのか?」「村を救ってくれてありがとー!」「俺らと飲もうぜ!」

勇者「(この村、すごい楽しい)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

飲みまくったあと


勇者「フゥ……楽しかっよ、村長さんありがとう」

村長「いいッスよ、それより今日枕投げをやるッス」

勇者「あ…わかった」

村長「それじゃ、レッツゴーッス!」

勇者「はい」テクテク


村長宅

村長「ただいまッス」ガチャ

勇者「失礼しまーす」テクテク

勇者「やっぱりこの家綺麗だな」

村長「そうッスか?掃除はやるッス
けど」テクテク

勇者「へぇー」テクテク

寝室

村長「それじゃあ枕投げやるッスよ!」カマエル

勇者「あぁ」カカエル

村長「くらうッスー!」ブン

勇者「負けるかー!」シュン

村長「あまいッス!」ヒョイ

オリャークラウッス!アタルッスドカバカバキバン
ボンバンドキガクシュウテレレレ♪クタクタ

~~~~~~~~~~~~~~

今日は終わりッス
明日書くッス

~~~~~~~~~~~~~~~~

投げまくったあと


村長「あー、流石に疲れたッス」トテ

勇者「」ゲホゲホ


村長「勇者さん大丈夫ッスか?」

勇者「ハァハァ…だ…大丈夫……だ」

村長「本当ッスか?」

勇者「あぁ、平気だ……」


村長「あ、勇者さん?」

勇者「何だ?」ゲホゲホ

村長「あの……勇者さんの仲間にしてくれるッスか!」


勇者「……え!?」

村長「一応剣も魔法もでるッスよ!」

勇者「……(俺より優秀じゃねーか!!)」ウワァァ

村長「無理ッスか?」

勇者「俺はいいけど村はどうするんだ?」

村長「大丈夫ッス!みんな結構強いッスよ!」


勇者「そうか……ならいいぞ!」

村長「本当ッスか!やったッスよ~!」

【村長が仲間になった!】

少し病院いってきます
インフルはやだ…

翌日

勇者「………おはよう」


村長「もう食べれないッス…」

勇者「…寝てるのか?」


勇者「おー!きー!ろー!」

村長「!?な、なんッスか!?」キョロキョロ

勇者「おはよ」ヨッ

村長「うわ!勇者さんッスか!?」

勇者「驚いたか?」

村長「そりゃそうッスよ!」

村長「せっかく美味しい夢だったのに…」

尊重は男か?

>>52
女ッスよ
>>38をよく見ればわかるッス

勇者「すまんすまん」ハハハ

村長「そうッスよ!今度旅で…」

勇者「旅で…?」



村長「美味しいもの買ってもらうッス!」

勇者「…………わかったよ」


村長「よし!決まったし村のみんなにお別れをいいにいくッスよ!」

勇者「了解」


~~~~~~~~~~~~~~~~~

村【広場】


村長「私は勇者さんと旅に出るッス、でも、私がいない間は皆さん頑張るッスよ!」


「わああああ!」「頑張るぞ!」
「勇者、守ってやれよ!」
「勇者かっこいい」「村長さん頑張って!」「(`・ω・´)」「村長の留守はまるぞ!」


勇者「すごいな…」フゥ

村長「頑張ったッスよ!」フフン


勇者「……頑張ったんだな」

村長「勇者さん、もちろん旅も頑張るッスよ!」


勇者「頑張れよ!」ニコ

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 【これまでの出来事】

駄女神からのバシルーラ縛り

銀の剣【装備できません】

王様、5を忘れるの巻

室内バシルーラ!

素羅異無撃破

ゴリラ撃破

村につく

洞窟に行く

蝙蝠にいわなだれ!

ビースト撃破!

お祭り

村長が仲間になった

~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日の分終了
インフルじゃないことを祈る

街道31

村長「てやああああ!」ブン

「ハト!」「トイレ!」「レムスイミン!」


村長が仲間に入ってから数日
魔法も剣も使える村長のおかげで
俺たちの旅は、とても早く進むようになった!


勇者「この辺は寒いな…」

村長「勇者さん!この辺は滑るから気を付るッスよ………うわ!」ツル、ドサッ

……こんな風にドジもあるが

勇者「大丈夫か?」ハァ

村長「平気ッス!」


勇者「そうか……お!目的の都市が見えてきたぞ!」

村長「本当ッスか!急ぐッスよ!」タタタ

勇者「走ったらまた滑るぞ…」

なにはともあれ俺たちは次の目的地の“商業都市”に着いた!

“商業都市”

魔法使い風の商人「竜の肉、100g860G!」

戦士風の商人「これ以上は引かないぞ!」

優しそうな商人「流石に高くない?」

「買った!」「旨そう!」

村長「にぎやかッスね~この街!」

勇者「そうだな」


村長の言う通り、この都市は
この東の大陸で一番賑わい、商業の中心となっている、しかし人が多い故に

泥棒「どけどけぇ!」ドン

こういう物騒なやつが多い


勇者「コソ泥か…」バシルーラカマエ

村長「そこの泥棒!やめるッスよ!」ビシ!

ドロボー「はん!止めろと言って誰が聞くか!」

勇者「確かにな」ウンウン

村長「納得している場合じゃないッスよ!」


どろぼー「じゃーな!バカ!バイビー!」スタコラサッサカ

勇者「……村長、火炎魔法を撃て、殺さない程度にな」

村長「わかったッス!!“中級火炎魔法”!」ボォォ

村長の右手から炎が泥亡に向かって放たれる!

泥棒「当たるかよ!」ヒョイ

村長「あ!?しまったッス!」

勇者「いや、これでいいぞ」ニャッ


勇者「バカにしたお礼だ!バシルーラ!」テレレレ♪

村長の撃った炎が勇者のバシルーラで泥棒の方に威力増しで吹っ飛ぶ!

ゴォォォォ

泥棒「ギャァァ!」

勇者「よし、後は憲兵にでも引き渡すか」

村長「そうッスね!」


戦士風の商人「それなら俺たちがやっとくぞ」

勇者「誰だ!?」バシルーラカマエ

優しそうな商人「あぁ、僕達は普通の商人ですよ、引き渡しの用意は僕達がしておきますから」ニコニコ

村長「いいんッスか?」

勇者「………本当か?」

魔法使い風の商人「えぇ、私達もこの男には迷惑していたしいいのよ」フフ

勇者「そうか、ありがとう」ペコ

村長「ありがとうッス!」


戦士風の商人「……また会えたら会おうな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

支援

~~~~~~~~~~~~~~~~~

宿屋

勇者「あの後は二人で観光してました」

村長「勇者さん、誰に話してるんスか?」

勇者「いや、ただの状況確認だ」


村長「そうッスか……そう言えばさっき、観光中に誰かの視線を感じたきがするんス」

勇者「何!?」

村長「なんか嫌な視線ッスね……
と思ったら消えてたんスよ」

勇者「そうか……」


勇者「おい村長、寝る前に少し仕事だ」

村長「?」

【夜】草原

村長「……さ……寒いッス…」ガタガタ

勇者「文句言うな…」


村長「……だいたい何でこんなところにいるッス?」ガタガタ


勇者「……恐らく魔王軍がここに来る」

村長「ま、魔王軍!?って何ッス?」

勇者「魔王軍も知らないのか…」ハァ

村長「知らないッス!」

勇者「魔王軍ってのは……」

勇者「そうだな…村長、ゴロツキと訓練を受けた兵士とじゃ、どっちが強い?」

村長「バカにしないでほしいッス!
兵士に決まってるッス!」

勇者「つまり魔王軍はそういう事だ」

勇者「お前が感じた視線も魔王軍の偵察隊みたいな物だろうな…」

村長「……大丈夫ッスか?」

勇者「ここは警備もそこまで強くないから、そんな大軍は寄越さないと思うぞ」

村長「そうッスか……あれ?何か見えるッス」ジー

村長が北の方を見ると、
何かが大量に走ってくる様に見えた


勇者「……魔王軍だ!あそこに魔法を撃ち込め!」

村長「はいッス!“上級火球魔法”ッス!」ボォォォォ

村長の掌から大きな火球を作り
北から来る魔王軍の方に投げつけた

メラメラ

「ウギャー」「モエヨー」「奇襲!?」

勇者「村長、突撃だ!」ダッ

村長「わかったッス!」ダッ


一方魔王軍側

リーダー魔族「……勇者か……」

「ドウスルンスカ」「マゾクサマ!」


魔族「……全員突撃だ」

「ハッ!」「リョウカイ!」


魔族「……勇者か……」イライラ

魔族は、勇者が現れた事に苛ついているようだ……

~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「バシルーラ!」テレレレ♪

「グシャ」「グゲ」

勇者「バシルーラ・ウインド!」ビュン

ザクッ ザクッ

「ゲエォェ」「キガ!?」


勇者はバシルーラを応用し、空気を刃状にして魔物を切り倒している

「シネェ!」ブン

勇者「…バシルーラ!」テレレレ♪

勇者はバシルーラで魔物を吹き飛ばした

村長「さすがッス!勇者さん!」

バシルーラ強すぎだろ……

誤爆った!
書き込みミスってしまいました

お前もしかして自…

いやまさかそんなことあるわけないよな

魔王軍側

魔族「くそ…バシルーラが厄介だな」

「グオォ」「オレノユウジンガツブサレタ!」

魔族「落ち着け、俺が勇者と戦ってくる」

「マゾクサマガ?」「ガンバレー」

魔族「よし……行くぞ」テクテク

「ガンバレ」「イクゾー」


魔族「(勇者……貴様は俺の手で殺してやる)」

>>71
打つときに、間違えてメール欄に書いたままでそれを戻そうとしたら書くついて書き込みを押したんです自……ではないです


「あ」
男「あ」

と書くからです

再び勇者側

勇者「バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシルーラ!」テレレレレレレレ♪ グシャバキゴキドカドォォォン


勇者は魔物の大半に向けバシルーラを放ち魔物を次々に砕いていく


「ク…」「アッチノオンナノホウニイクゾ」

勇者「村長!そっちにいった!」

村長「大丈夫ッスよ!そぉい!」

村長は素早い動きで(勇者からもらった)銀の剣を使い、逃げた魔物達に切りつけた

「ウギャァーー」「ガゲェ!」

勇者「この調子で行けば……!?」

村長「これは不味いかもッス…」


戦いが好調になり始めたときに、前方からのただならない殺気を二人は感じとり、あとずさった

勇者「村長、気を付けてろ……」カチ

村長「は…はいッス!」チャキ

勇者と村長は、バシの構えと剣を力強く握る、しかし二人には冷や汗が見えていた

そして、殺気の主が現れた

勇者「……」

魔族「………」

「魔族様!」「何をしに!?」

魔族「……貴様が勇者か」

魔族と呼ばれた魔族は、勇者の方に殺気を明らかに出しながら近づいていく


勇者「……お前は誰だ?」


魔族「……俺は魔族、本来ならあの都市を堕とすだけだが……貴様がどれ程の強さか知りたくてな、俺と一対一で戦え」チャキ

魔族は腰に掛けていた剣を手に当てる

勇者「そうかよ…じゃあ」


勇者「こちらから行かせてもらうぞ!!」テレレレ♪

魔族「掛かってこい!勇者!」ジャキン

~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「バシルーラ!バシルーラ・ウインド!」テレレレ♪ 

魔族「中級氷結魔法!二連撃!」

勇者のバシルーラと氷が、風の刃と剣がぶつかり合い、相殺される

勇者「くそ……」

魔族「ふっ…下級閃光魔法!」

魔族の掌から、明るい閃光が一発飛び出した

ピカッ!

勇者「……目くらましか!?」グッ


魔族「……その通りだ!」ザクッ

勇者「ぐぁぁ!?」ザクッ

魔族は、勇者が閃光に気をとられている間に、後ろに回り込み勇者を切りつけた!

勇者「やるな……」

今日はもう寝ます
おやすみなさい

魔族「その程度か!」ブンブン

勇者「ちっ……バシルーラ・インパクト!」ドォォォォン


魔族「まだまだ!」ブン

勇者「くらえ!」ドォォォォン

魔族の剣とバシルーラによる衝撃が何度もぶつかりあい、相殺される


魔族「くっ……」チャキ

勇者「チッ……」カチ

勇者「(こうなったら……)」

魔族「何か考えているのだろうがだか無駄だ!氷結魔法!」カチコチカチカチカチチチ

勇者「!?」

魔族は、氷結魔法を勇者に向けて何発も撃ち出す

魔族「これで終わりだ!」

カチカチコチカチコチ

氷が勇者に段々と迫ってくる

勇者「ブツブツ……ブツブツ」

魔族「無駄だ、その氷には反射魔法を掛けてある」

村長「勇者さん、不味いッスよ!?」

勇者「バシルーラ……」

「ワレラノカチダー」「マゾクサマバンザーイ」

村長「勇者さん!」

魔族「勇者よ、この勝負……」


魔族「俺の勝ちだ!」


勇者「……【インビシブル】」カッ

魔族「………なに!?」

ザン!ザン!ザク!ザギ!ブン!


魔族「ゲホォ!?」ザクザクザクザク


魔族に539532のダメージ!


村長「な、何がおきたんッス!?」

魔族「ぐ………」ボロボロ


勇者「反射魔法は体にも掛けとくんだな」シュン

魔族「勇者……貴様何をした…」グッ


勇者「……………消えただけだ」

魔族「消えただと!?」ガハッ 

村長「勇者さん、消えるって言ってるッスけど何したんスか!?」


勇者「光学迷彩だったか?」

勇者「あくまでも技術は知り合いの商人から聞いただけだが、俺のバシルーラを応用して空気を吹き飛ばして、光
の作用と幕を作って辺りの景色と俺を同化させて、見えないようにしたんだよ」


村長「つまり相手に見えないで切れるんッス!?」キラキラ

勇者「……ただ、魔法の出が遅いし、空気を無くしているからだが…………最悪の場合酸欠になって誰にも見えないまま死ぬ」ハァ

村長「……」

勇者「それと……魔族だったか?」

魔族「なんだ貴様……ゼーハー……ところで……グボァァ!………何故一撃で殺さぬ……グホグホ………グハッ」マゾクニニセンノダメージ

村長「(……ほっとけば死にそうッスけど…)」

勇者「……帰してやるか」

魔族「何!?」

村長「何いってるッスか!?」

勇者「いいだろ……」

魔族「情けをかけたつもりか?」


勇者「お前のところの魔物達が逃げたからだ」

魔族「何ぃ!?」

「ニゲロー」「シニタウナーイ」「バケモノー」  「ヨウヤクブラックジョウシカラハナレレル」

魔族「あいつら……」ギリッ

村長「……あの魔物達はもうここに来ないッスよね?」

勇者「多分、魔族が倒されたんだからな」

魔族「くそ………」アイツラ…

勇者「ま、MP回復薬と回復薬は置いとくから」

魔族「ゴクゴク……」

勇者「罠だと思わないのか?」

魔族「………死にかけている時はそういうもんさ…」ヌリヌリ

勇者「そうか……」

魔族「フゥ……お前ら、ありがとう」

勇者「おう、じゃあな~」

村長「また会おうッス~!」ブンブン

魔族「あぁ、会えたらな……転送」シュン


勇者「村長、今日はもう宿に帰るぞ」

村長「わかったッス!正直寒いッスので」

勇者「よし、帰る!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~

バシルーラって姿消せたのか

【朝】 村長の部屋(宿)


勇者「起きろ村長、そろそろ旅に行くぞ」

村長「こんなところに……美味しそうな」グーグー


勇者「起きろ、食事の用意もしてる」

村長「でっかいドラゴンフルーツッスね……」ムニャムニャ

勇者「起きろよ村長」

村長「…………」

勇者「起きろ!」

村長「……………………グ、グー」


勇者「バシルーラ……」キュゥゥゥ

村長「起きるッス!だからそれで吹き飛ばさないでッス!」バッ

勇者「よろしい」

村長「理不尽ッスよ……もう少し寝かせて欲しいッス……」シクシク

勇者「寝たフリをしたお前が悪い」

ここのコメント半分近く自演でワロタ

>>97
自演はやっていないんですが…

食事後


勇者「村長、明日からは南の方向に行くことにした」

村長「南ッスか?」


勇者「あぁ、南から西を通って北に行くつもりだ」

村長「結構長いッスね」

勇者「そうでもないぞ?」

村長「そうッスか?」

勇者「あぁ、これが一番楽だ」

村長「本当ッスか……?」


勇者「まぁ、南の街に着くまでは、駅を使って大体3日だからな」

村長「………長いんスか?短いんスか?」

勇者「三日は、長いっちゃ長いな」

村長「そうッスか………」

勇者「大丈夫だ、ただ駅弁を食べて、寝ての繰り返しで着くから安心しろ」

村長「そうッスか……」

勇者「汽車ってのは、そういう物だからな」

村長「そういうもんッスかね?」


勇者「まぁ、汽車シーンは全カットだが」ボソッ

村長「何か言ったッスか?」

勇者「何でもない」

村長「ならいいッスけど……」


勇者「それより、駅に行くぞ」

村長「りょうかーいッス」

なんやかんやで南の大陸 【駅】


ギィィィィィィ  プシュゥゥー


勇者「と言う訳で、南の大陸に着いた」

村長「…………勇者さん…」

勇者「なんだ?」


村長「着くのが早くないッスか?」

勇者「気のせいだ、気のせい」

村長「私は、汽車に乗ってから三日間が吹っ飛んだ気がするッス………」

勇者「気のせいだ、

勇者「着いたぞ、魔王城だ」

村長「あれぇぇ!?はやくないっすか??さっき駅に着いたばっかだったっすよ?!!」

勇者「気のせいだ、とにかく魔王を倒しに行くぞ」

ーーー

勇者「バシルーラだけで倒してきたぞ」

女神「そうですか、褒美を与えましょう、何を望みますか」

勇者「このssが完結すること」

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