【咲安価】京太郎、勇者になります【生転換&新ジャンル】 (1000)
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「え? 俺!?」
・咲-saki-の安価スレ
・原作と性格が違う・設定が違うキャラが登場する恐れがございます
・三次元における人物や団体は一切合切関係ありません
・性転換します※キツイ・濃い描写は無し
・俺ツイとは一切関係ありません、作画崩壊ならぬ文章崩壊は見逃してください、お願いします
・色々なしがらみを抜け出したい、その中でもがいている人が見てくださったら何よりです
・とりあえずは某たぬき(原文ママ)もびっくりの温かい目を下さい、お願いします
・書き溜めが無い?いつもそうやって来ました
・ライブ感、即興、コンマ命
・ゾロ目が強いです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419453831
新 ジ ャ ン ル 誕 生
一時期そんな言葉を何度も目に入れた事があっただろう。
分からない人は某艦隊戦略シミュレーションゲームを想像して頂きたい、きっと無数の特別な個性を持った女の子が連想されるだろう(テクノブレイク叢雲は流石にドン引きしました)
新ジャンルとは恐らくは某掲示板(てか、ぜってー2○hかふ○ば)がどのアニメのキャラにも当てはまらないような、性格、属性、設定、行動をする女の子を指す。
今では旧ジャンル扱いをされる素直クール(クーデレ)だって新ジャンルだったのだ。
そして生夜の今日までも、これからも新ジャンルは生まれ続けるのだ。
例:素直ヒート キョン子 デレツン ツンデロ スネオクール
訂正
生夜→性夜
既に新ジャンルも挙げて行けばキリが無いところまで来ている。
精々小金を稼ぎたいアフィリエイトブログの管理人が適当にまとめるぐらいだろう。あ、俺の文字虹色で頼むわ。
影響力の無い物はいずれ忘れ去られる、インターネットの片隅に置いて行かれる存在だ。
ただ、新ジャンルと名付けられる事は無いが咲-saki-でも新ジャンル?(風評被害)は多数産まれているのだ。
『魔王』『淫乱レズピンク』『ワカメ』『レジェンゴww』『タコス』『キング・クリムゾン』『キャップ』『クレイジーサイコレズ』『ドム』『池田ァ!』『メゲ原』『大天使エイスリン・ウィッシュアート』『ドラ川ロー児』『円光』『お猿』『高1最強』『SSS』『マタンゴ』
流石に指が疲れて来たのでやめます。
ただ、一つだけ言わせて下さい。iPhoneの人は『えいすりん』と入力したら『エイズリン』と出ませんか?
つまり新ジャンルとはネット上の創作意欲の塊でもあるのだ。
新ジャンル集合だって新ジャンルなのだ。
新ジャンルの創作者である世界達がネット上での賞賛を受けたいが為に新ジャンルを産み続ける。
某ホーwwwwwwも新ジャンルなのだ。
殺される程愛されたい世界がヤンデレと名付け、人間味に飢えた世界がツンデレと名付ける。 それも言い方を変えれば新ジャンルなのだ。
世界は世界を満たす為に新ジャンルを作り・名付け続けて行く。
ここまでは世界をオタクと脳内変換したら良い。
だが、ここからは本当に世界のお話。
――世界に歪が生じた
新ジャンルなら歓迎すれば良い。
それが本来の在り方なのだ。
キングクリムゾンをするワカメ、孕村さん。
カンカンカン(略)麻雀って楽しいね!と笑顔で吐き捨てる魔王、それ以上と勝手に扱われ、勝った者は命を落としたと不名誉な扱いを受ける者。
そう、咲-saki-だけでも無数の新ジャンルが生まれ(作られ)ていた。
SSと言う媒体でも数え始めたらキリが無い程に誕生しているのでは無いか?(でも全裸待機は程々にネ!)
この世界における最上の歪が産まれたのだ。
本来は愛の形だったが、恐らく三次元でそんな扱いを周りから受け続けたら発狂死するだろう、この世界にだけおいてはそんな扱いを受け続けるのはきっとこれからも彼女一人。
そして、○○は我慢するのをやめた。
彼女は本当になってしまったのだ。
本当の意味で誕生してしまったのだ。
『魔王』
そこまで認識されていない。
そして魔王の誕生により魔物ならぬ新ジャンルが本当に具現化してしまったのである。
新ジャンルは歪みにより、暴徒と化す。
世界は新ジャンルに対する解決策を強いられ、年月日が過ぎて行き魔王が転生を繰り返し力を蓄え(拗らせ)続けて行く内にそれなりの対策を構える事となった。
そして現代の日本は一つの開発を実現させた。
りつべの好きな自然と現代建築が融合した都市の一つ。
『NAGANO市属性村』がこの話の舞台だ。
(このSSはまおゆうですけど魔王と勇者のイチャラブはありません。
魔王と勇者のイチャラブが欲しい方はブラウザバック推奨です)
第一話 Bright Pain with my heart
当たり前と信じ続けたことも
NAGANO市にはマンモス校が幾つか存在した。
その一つが属性村に存在する私立清澄学園だ。
京太郎「おーい、春ー!」
春「ん……」
下校中の滝見春を呼び止めて京太郎はその並びに立つ。
常に巫女服を身に纏い続けるその姿は賞賛の対象でもあった。
京太郎「一緒に帰るって約束しただろ!」
春「忘れてた」
京太郎「昨日もそう言ったよな!?」
二人は仲が良かった。
京太郎は交友関係が広いのだが、春は寡黙な性格が災いしたのかお世辞にも友達が多いとは言えなかったのだが、奇妙な巡り合わせによるものなのか京太郎とは簡単に馴染んでしまったのだ。
京太郎「今日暇?」
春「今日は務めがある」
京太郎「ちぇっ、俺だけが暇になっちまった」
春「テーブルゲーム同好会は?」
京太郎「行方不明」
春「生徒会は?」
京太郎「おいおい、俺はあそこを追放された身だぜ?」
春「オカルト同好会」
京太郎「あそこは漫画同好会に名義変更した方が良いだろ」
春「そう」クスッ
京太郎が住んでいるのは清澄学園が運営する寮。一見すると何て事の無いアパートのような佇まいなのだが、部屋等の内部は綺麗に整えられており、評価も高い。
京太郎「ただいまー!」
勢い良くドアを開けても彼は一人暮らし、強いて言うならば「ただいま」と言う必要も無いのだ。
京太郎「なーんて、誰も居る訳が無いよなぁ…….」アハハ
自嘲の意味を込めた笑みを浮かべながら部屋へと上がる。
京太郎「は……?」
清澄学園が運営する学生寮には門限もルールも決まり事が無い、厳密になら誰でも泊めても良いし異性と同棲だってしても構わない。
「……」
彼が目にしたのは裸の少女。
その少女はと言うと、満身創痍の佇まいで気を失い倒れていた。
京太郎「はぁーー!!??」
倒れていたのは……?
1.病弱そうな女の子
2.腕から竜巻が出せそうな女の子
3.ソフトクリームみたいな髪型をした女の子
4.弓を射るのが得意そうな女の子
5.鎖が好きそうな女の子
6.ネキ
7.ナースルックが似合う女の子
8.ボーリングが好きそうな女の子
9.金髪ロリ
10.スパッツが似合う女の子
安価下5
ミスでした
安価直下
わー初安価初ゾロ目だーわーい
もう一人選べます
1.病弱そうな女の子
2.腕から竜巻が出せそうな女の子
3.ソフトクリームみたいな髪型をした女の子
4.弓を射るのが得意そうな女の子
5.鎖が好きそうな女の子
6.ネキ
7.ナースルックが似合う女の子
8.金髪ロリ
9.スパッツが似合う女の子
安価下
京太郎「目をつぶりながら……目をつぶりながら……」
半目で見てるのは言うまでも無かった。
そのおかげか京太郎は小柄な女性に服を着せる事が出来た。
自分のお古でもこの際は問題無いだろうと。
京太郎「はぁ……どっと疲れた」
京太郎「トイレ……」ガチャ
トイレの中にも全裸は居たのだ。
居間で倒れている少女よりは身長が高いスタイルの良い女性だった。
所々何かに締め付けられた跡があるのは触れてはいけません、見てはいけません。
「……」
京太郎「」
幸いな事に便座の上で股を開いた状態で座りながら気を失っていたのだ。
ドサッ……
京太郎はショックで気絶した。
京太郎「ん……」
コトコトコトコト
京太郎(良い匂い……)
「あ、起きた」
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京太郎「ん……?」
「向こうは気絶してたんだから大丈夫でしょ……」
「で、でも……大胆な所で///」
「その前にお礼を言うよ」
ちゃぶ台の上に粗茶が置かれる。
京太郎「あ、ども」
「勝手に家に上がってごめんなさい」
「ごめぎゃんさい!」
京太郎「??」
「~っ///」
「あ、この人は感情が高ぶると地元の言葉が出るんだ」
,. : :´ `: : 、
./ `ヽ
,.: :.
,.:゙ , | | ),
./ / | | / ハ
厶ニ| i l | |
. 「 ̄ | l ト,| | |
. i | | _,以 || 「二ニ=‐- ..,,_
| l,斗< .| i |`||
| ∧ | j云ニL」ノ .|├=Y⌒ヽ
.从 .从 jI八::rⅱ || ヾ }
. ヾ:、 ハ ,)ヅ || ./
`ト己 .:::::: ノイ ,.イ \
| .ノ :' 从 \ jI斗┐
| ,心、 `ヽ ___( |
||| 心r_; ,.厶=孑ヘ\ ├ヘ,_|
|| |!.心、 ,.。o心, ´ _,,.⊥、L| |
! |[レ' `i´ rく / `ヽ|
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弋 厶イ/ /////∧
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京太郎「なるほど」
そんな事よりも京太郎にはたくさんの気になることがあった。
「どれから知りたい?」
京太郎「え?」
「私達が裸だった理由、何故倒れてたか、どうして君の家を選んだのか……ばい」
京太郎「いや、まずは普通に名前を名乗って下さい」
「……ごめぎゃんさい」
「私の名前は鷺森灼」
「私の名前は白水哩」
京太郎「俺の名前は須賀京太郎です」
灼「私達は知ってるから大丈夫だよ」
京太郎「え?」
哩「そこから説明すっと」
哩「属性省って聞いた事あっと?」
京太郎「人格形成に悪影響を及ぼす物の探索が目的でしたっけ?」
灼「私と彼女はそこの職員」
京太郎「はぁぁ!?」
日本政府が作り出した属性省は未だ一般には深く浸透していない。
京太郎「それが俺と一体何の関係が?」
京太郎は自体を全く飲み込めていない。
灼「単刀直入に言うと乗っ取られた」
京太郎「え?」
哩「魔王に……」ギリギリ
京太郎「ええ!?」
京太郎「国が運営してる所なのに乗っ取られたって……」
灼「魔王は属性省を侵攻してきた」
京太郎「ええ……」
京太郎(さっぱり意味が分からねえ……)
哩「何故か誰も魔王やその手下を認識出来んとよ、そいけん困ってる」
灼「認識出来るのは属性省でもごくわずか……」
哩「あそこまで出世するのが早いなんて……」ギリッ
京太郎「出世かよ!?」
灼「魔王とその手下を認識出来る者は片っ端からリストラ……もとい追い出された」
京太郎「それ社会だとクビって言うんですよ」
哩「私達は大事な資料と属性省が開発した武器を片っ端から持って逃げて来た」
京太郎「おまわりさーん!!」
灼「哩」
哩「はっ!」
哩は京太郎の後ろから抱き抱えるように口を塞いだ。
哩「少し黙って」
京太郎「んーー!んー!(むねが!むねが!)
灼「その結果囮になった私達は身ぐるみを剥がされても君の家まで逃げて来たの」
京太郎「んー!んー!(出てけよ!犯罪者!)
灼「幸い魔王は君に気付いていない」
京太郎「え?」
灼「バレたら殺されるよ」
哩の拘束が解ける。
京太郎「本当……ですか?」
灼「安心して、君に関する資料は全部私達が持ち出したから」
京太郎「良かった……」ホッ
灼「でも然るべき時に君は戦わないといけなくなる」
京太郎「は……?」
灼「だって、勇者だから」
京太郎「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
第一話後編
Bright Pain with my heart
俺、勇者になります
京太郎「お断りします」
灼「……そう」
哩「でも……!」
灼「仕方ないよ、新たな人を探すしか無い」
灼「須賀京太郎以上の適合者は居ないとしてもね」
京太郎「いきなり世界を救えとかどうとか言われてもこっちが困ります」
哩が残念がっているのは表情に嫌と言う程現れていた。
それ程に彼女は京太郎に対して好感と期待を抱いていたのかもしれないが、京太郎にとっては良い迷惑なのである。
ピンポーン
灼・哩「っ!」
京太郎「ん?」
チャイムが鳴り響く。
京太郎にとってはなんて事の無いチャイム、追われる身の灼と哩にとっては警戒の対象でしか無かった。
「遅いわね!」
京太郎「ああ、なんだ……ツンか」
灼「ツン……?」
京太郎「幼馴染ですよ幼馴染」
京太郎「今開けるからなー!」
「はやくしなさいよ!もう!」
哩「嫌な予感がする……」
灼「私も……」
京太郎「たくっ……」ガチャ
扉を開けた京太郎の前に立っていたのは黒のゴスロリ衣装をした可憐な少女だった。
灼「っ!」
哩「~っ!」
「もう待たせるなんて酷いわね……」
京太郎「悪い……待ったか?」
「べっ……!別にあんたの事なんて待ってないわよ!」
灼「逃げてっ!」
哩「っ!」
哩の身体は考えるよりも早く駆け出していた。恐るべき脅威に京太郎は気づいて居なかった。
ブスッ
京太郎「――え?」
「あの世で待つのはあんただからね」クスクス
灼「黒ツンデレ……!」
「さっ……私は帰ることにするわ」クスクス
「役目も終わったしね」クスクス
――ああそうだったな
元々俺と関係無い人間だったな、昨日会っただけで幼なじみとかなんなんだろうなぁ……
ああやって幼なじみと認識させて油断させるのが常套手段って訳か。
結局、ナイフでザックリと。
意味わかんねえし……痛いし……
もっと灼さんの警告を聞けば良かったなぁ……糞。
哩「京太郎っ!」ガシッ
どうしたんですか哩さん……?
もう俺……死んじゃいますよ?
哩「一つだけ助かる方法がある」
京太郎「え……?」
哩「勇者になることばい」
哩「死ぬか生きるか、決めろ」
京太郎「分かりました……」
死にたくないし、こんな奴らに色々な人が殺されるってんならよぉ……!
京太郎「俺、勇者になります」
哩「分かった、今回はどっちが良い」
京太郎「え?どっちでも」
哩「違う!」
異常事態にも関わらず哩は頬を赤らめ京太郎に詰め寄る。
哩「どっちとキス……したい?」
京太郎「え?」
京太郎(キス……?ってあのキスだよな?)
灼「仮契約-パクティーオ-とも言うらしい」
灼「勇者契約、キスした対象者を君に装填して君を勇者にする」
灼「あとは勇者になってからのお楽しみだし、時間が無いから早くして……死ぬよ?」
京太郎「どっちとキスするかって……」
どっちとキスをして勇者になる?
1.哩(バランスタイプ:全体的に優れた勇者)
2.灼(マジックタイプ:魔法に優れた勇者)
安価下
京太郎「ま……哩さんで///」
灼「ムッ」
京太郎(俺のファーストキスはこんな状況で捨てる羽目になるのかよ……
でも……哩さんは綺麗だしな、問題無いぜ)
哩「わ……分かった///」
ジャラン
京太郎「は?」
ジャララララ
鎖が京太郎と哩を縛り付ける、隙間が無い程に包み込む。
京太郎「ど……どうして?」
哩「趣味……じゃなくて、私の魔翌力を京太郎に送り込むにはこれが一番手っ取り早い///」
京太郎「そうなんですか……」
そして唇が重なり合う、唇には柔らかい感触、それ以外はぶっちゃけ鉄の不快な感触だ。
カッ!!!!
そして眩い光が二人を照らし、二人の同化が始まる。
黒ツンデレ「あの……まだかしら?」
灼「あとちょっとだから待って」
灼「戦闘システムは至って簡単」
灼「HPが0になったら負け」
灼「自分のコンマ判定が相手のコンマ判定を上回る事が出来たら攻撃出来る」
灼「コンマ判定の差分がダメージになる、それに自分のatkと相手のdfの差分がプラスする。今回の場合はコンマ判定で勝てば毎回30ダメージの上乗せが出来る」
灼「もし、atkが相手dfに負けてたら当然だけどプラスしない。コンマ差分しかダメージを与えられない」
灼「ゾロ目が出たら必殺技、自分のatkをそのまま相手に与えられる」
灼「今回は運の要素がでかいから気を付けて」
灼「次からは新ジャンルの行動原理探求とか色々あるけれど、今回は本当の骨組みの戦闘」
灼「でも、言うよりは慣れろだね」
灼「健闘を祈る」
須賀京太郎
HP100 atk50 df50
安価下 コンマ判定
黒ツンデレ
HP100 atk30 df20
安価下2 コンマ判定
シュウウウウウウウ
京太郎「……」
灼「おお、可愛いね」
京太郎「え?可愛い?」
黒ツンデレ「……本当に私を倒せるのかしら?」クスクス
黒ツンデレ「馬鹿ね、可愛いなんて思ってないわよ」
京太郎「よくよく見てみると……」
格好も女の物、髪も哩のような髪型、決定的に違うのは胸と秘所だった。
京太郎「俺、女になってる?」
灼「ごめん、説明忘れてた」
京太郎「そこが一番大事な所だよ!」
灼は鏡を京太郎に差し出し、自分で確認をさせる。
京太郎「前よりも全然身体付きがエロい……女の身体だ……胸は揉んでも良いのか?」
「やったら……ね?」
京太郎「脳内に哩さんの声が!?ええ!?」
黒ツンデレ「ねぇ……まだかしら?」
灼「あとちょっと、本当ちょっとだから」
※京太郎の格好は新道寺の制服がノースリーブで横乳が見えて足を強調するスカートでなんとなくヒーロー感のある格好だと想像して下さい。
「一心同体そいけん当然と」
京太郎「マジかよ……」
「その気になれば……いつでも///」
京太郎「って事は、おれは須賀京子ちゃんか」
「むぅ……」
京太郎「俺の武器はどこですか?」
「武器と念じればよか」
「きっと今の京太郎にピッタリな武器が出る」
京太郎「よしっ……」グッ
京太郎「ハァァァァァァ……!」
カッッッ!!!
ジャラン
見まごうことなき鎖、質量、長さ共に、今の京太郎なら確実に扱えるであろう、京太郎オンリーの京太郎のためだけに産まれた武器だった。
京太郎「そんな事だろうとは思ったよ畜生っ!!!」
黒ツンデレ「もういいかしら」
灼「勝手にして」ハァ
京太郎(もうヤケクソだぁ!!)
京太郎「かかってこい!クソッタレ!」
黒ツンデレ「もう来てるわよ……ふふ」クスクス
漆黒のゴシックロリータは既に背後へと立っていた。
確実に標的の命を奪う為に、黒備えの悪意は短刀を用い牙を剥く。
京太郎「なっ……!?」
京太郎 コンマ42
黒ツンデレ コンマ85
黒ツンデレの攻撃
85-42=43
京太郎に43のダメージ!
黒ツンデレ「あら避けたみたいね」
京太郎「何が避けただよ……背中に思いっきり刺さってるよ」ダラダラ
京太郎「しかし、何とかしないとな」
「鎖を使いこなせない事には何とも言えなか」
京太郎「糞……どうにかやってやるさ」
黒ツンデレ「ふふっ……安心しなさい、尊厳も滅茶苦茶にしてあげるから♪」
須賀京太郎
HP57 atk50 df50
安価下 コンマ判定
黒ツンデレ
HP100 atk30 df20
安価下2 コンマ判定
京太郎「喰らええええ!」
ジャララララララララ
京太郎は闇雲に鎖を投げるも、それは虚しく宙を舞うのみだった。
黒ツンデレ「別にかわいそうなんて思って無いけど……」
黒ツンデレ「そろそろ殺してあげるわねっ!」
京太郎 コンマ12
黒ツンデレ コンマ36
黒ツンデレの攻撃
36-12=24
京太郎に24のダメージ!
短刀はわき腹を裂く。致命傷は抑える事が出来ているものの、京太郎の限界は近かった。
京太郎「糞……どういう事だよ……!」
黒ツンデレ「クスクス……ふふふ」クスクス
京太郎「もうヤケクソだぁ!」
黒ツンデレ「へぇ……面白いわね」
京太郎「くらえええええええええっっっっ!!!」
灼「京太郎……!」グッ
須賀京太郎
HP33 atk50 df50
安価下 コンマ判定
黒ツンデレ
HP100 atk30 df20
安価下2 コンマ判定
京太郎 コンマ77
必殺技
黒ツンデレに50のダメージ!
京太郎「こんな所で終わってたまるかよ!」
無数の鎖が黒ツンデレの四肢の自由を奪い、首を、腹を締める。
黒ツンデレ「ぐぁっ……な……何をするのよ……酷いわね!」
鎖は再び黒ツンデレに自由を与えるが、彼女が受けた傷は深い。
京太郎「今のは……?」
「私も始めての感触とよ……」
京太郎(ガムシャラだったけど……確かな手応えだ)
黒ツンデレ「どうしても私を倒す訳……なのね?」
京太郎「当たり前だ、一回殺された借りは耳揃えて返さないとな」
恨みだってある、理由だってある。
それでも京太郎は迷っていた。一見普通の少女を幻覚の世界だったとは言え、幼馴染と認識していた少女をこの手で殺めて良いのか。
初めての『人殺し』を行う事が出来るのか。
京太郎「くっ……」
黒ツンデレ「うっ……死たく無いわよ……」
黒ツンデレ「ねぇ……今までのも愛情ひよだったのよ……?」
黒ツンデレ「お願い、助けて」
下心が見え透いた命乞い。
たとえここで助けたとしても黒ツンデレは牙を磨き、仲間を引き連れて確実に京太郎を襲うだろう。
灼「聞いちゃダメ!」
京太郎「ぐっ……!」
「奴は人間じゃない……属性と」
京太郎「どう見ても人間じゃないかよ!糞っ!」
須賀京太郎
HP33 atk50 df50
安価下 コンマ判定
黒ツンデレ
HP50 atk30 df20
安価下2 コンマ判定
訂正
京太郎「くっ……」
黒ツンデレ「うっ……死にたく無いわよ……」
黒ツンデレ「ねぇ……今までのも愛情表現だったのよ……?」
黒ツンデレ「お願い、助けて」
下心が見え透いた命乞い。
例えここで助けたとしても黒ツンデレは牙を磨き、仲間を引き連れて確実に京太郎を襲うだろう。
灼「聞いちゃダメ!」
京太郎「ぐっ……!」
「奴は人間じゃない……属性と」
京太郎「どう見ても人間だろ!糞っ!」
「違うっ!」
須賀京太郎
HP33 atk50 df50
安価下 コンマ判定
黒ツンデレ
HP50 atk30 df20
安価下2 コンマ判定
京太郎 コンマ98
黒ツンデレ コンマ70
98-70=28
京太郎 atk50
黒ツンデレ df20
50-20=30
京太郎のこうげき!
28+30=58
黒ツンデレに58のダメージ!
黒ツンデレ「へぇ……私を殺すんだ……」
黒ツンデレ「京太郎を愛してるのに……!」
京太郎「……」
「よか……?」
京太郎「あいつを倒さないと誰かが犠牲になる」
京太郎「そうですよね?」
「そいけん……一つだけ方法があっと」
京太郎「方法?」
「倒す事には変わりなか、でも……心は通わす事が出来っと」
「確実に勝てる時にしかそいは出来なか」
「スパロ○の説得コマンドと一緒よ」
京太郎「説得……」
「失敗したも普通に倒せるけど、成功したら力になる……のーりすくのーりたーん」
そこまで言われたら答えは一つしか無い。
京太郎「やる!」
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2069.html
これが黒ツンデレです。
強制は致しませんが良ければ是非一読を。
説得が成功したら黒ツンデレの力が手に入ります。
俗に言う仮面ライダー龍騎のカードを入れるアレです。
黒ツンデレを口説き落とす事が出来たら説得成功。
今回は初回なのでヒントを置いておきます。
全ての新ジャンルに当てはまる特徴ですが、必ず主人公の事が好きと言う特徴があります。
3つの選択肢で良回答を選びましょう。
4回の会話で好感度が80越えたらOK
良感触で好感度が30上がります
普通の感触で好感度が20上がります
悪感触では好感度が10しか上がりません
ヒント:黒ツンデレの特徴
・独占したい
・ドS
・独占する為なら手段は選ばず、評価を落としたり殺したり何でもやる
・強制的に恋人にする
・好きな人に上手を取られることもしばしば
それでは口説き落としてみましょー
京太郎「なぁ……本当に俺の事が好きなのか?」
黒ツンデレ「ええ、好きよ」
京太郎「なら、どうして俺を殺そうと……」
黒ツンデレ「好き過ぎて独占したくなっちゃうのよ」クスクス
「ヤンデレ並にたちが悪か」
京太郎「そうしなくても俺を独占出来るだろ?」
黒ツンデレ「嘘よ、結局貴方も私を忘れるもの」
1.「俺は忘れないぜ?」
2.「まぁ俺には彼女が居るけど、忘れる事は無いな」
3.「いつも俺の為に謝ってくれる奴を忘れる訳が無いだろ?」
安価下
良感触! 80/30
京太郎「いつも俺の為に謝ってくれる奴を忘れる訳が無いだろう?」
黒ツンデレ「何よ……そんな思い出」
黒ツンデレ「私は忘れたわ……」クスクス
少しだけ顔がほころんでいる。
きっと彼女の心に与える物は大きかっただろう。
京太郎「そっか、覚えてないのか」
偽りの記憶、それでも京太郎と黒ツンデレの記憶はそれしか無いのだ。
そして、黒ツンデレはその記憶にすがっている。
黒ツンデレ「そんな事より早くとどめを刺しなさいよ」
黒ツンデレ「別にあんたに情が湧いた訳じゃ無いんだからね!」
1.「毒入りの料理は作ってくれないのか?」
2.「本当にとどめを刺しちゃって良いのか?」
3.「怒るぞ、本当に」
安価下
ゾロ目 最高感触! 80/80
京太郎「おい、簡単にとどめを刺せとか言うなよ」
黒「はぁ?うるさいわね、今更説教?」
京太郎「違う……」
京太郎「例えお前との記憶が嘘っぱちでもな……」
京太郎「長年一緒に居た幼馴染にそんな事言われるのは……悲しいだろ?」
黒ツンデレ「……!」
黒ツンデレ「ふふっ……馬鹿ね」クスクス
黒ツンデレ「そんな事言ってくれるのあんたぐらいよ」
京太郎「……かもな」
黒ツンデレ「ありがとう……愛してるわ」サラサラ
黒ツンデレの身体が砂状となり、崩れて行く。
「京太郎、説得成功ばい」
京太郎「ああ……」
『私はこの石になってあんたの力になるわ、精々死ぬ程頑張る事ね』
カラーンッカラーンッ
黒曜石のような色をした宝石が金属の装飾にはめ込まれている、それは先程まで黒ツンデレと言われてた物の魂そのものだった。
「ニューカテゴリーストーンは、安易と?」
京太郎「安易過ぎます」
灼「すごい……これが勇者……!」
京太郎「俺の身体戻るのはまだですかね?」スチャ
京太郎はニューカテゴリーストーンを大事に拾い、身体が元に戻るのを待ちわびている。
「あれ……?おかしかね……」
京太郎「おい、胸揉むぞ」
取り敢えずトリップ付けたら?
>>68
出来るだけ早い内にトリは付けます
再開します
未だ肌寒さが残る春の朝、空は澄み渡る様に晴れていた。
京太郎「……」
灼「元に戻る方法がわかった」
「え」
京太郎「え、じゃねーよ」
「冷たか……」
灼「今の格好の襟の裏にボタンがあるからそれを押して」
京太郎「」
「」
ポチッ
カッッッッ!
今の姿から二つに分かれるように、二人は元の姿に戻る事が出来た。
灼「……」ギョッ
京太郎「ようやく元に……」ハァ
哩「戻った……」フゥ
灼「立派なのは分かったから……早く服を……」アワアワ
京太郎「え?」
哩「……///」カァァ
「「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
このスレの好感度は無制限です。
毎回好感度の上昇安価を取ります。
基本300を越えたらデレ始めると考えて下さい(哩は別)
哩と灼以外は好感度300を越えたら仲間(パートナー)になれます。
(三人合体も……?)
そして、相性度と言う物も判定させて頂きます。
キャラとの相性度が高ければ高い程、合体変身後の姿が強くなります。
好感度判定、相性度判定共に、コンマ数値がそのまま反映されます。
ゾロ目が出たら100+ゾロ目×2=の計算です
好感度、相性度上昇安価はコンマの数値そのまま上がります。ゾロ目は200上がります
京太郎「はぁ……結局あんまり眠れなかったな」トボトボ
あの二人を家に置き去りにして行っても良いのか、それで大丈夫なのか?と言う疑問が付きまとう通学路。
春「大丈夫?」モグモグ
京太郎「まぁな……」
春「何かあったの?」
京太郎「……」
言える訳が無い、女の人に刺されて勇者になって倒しましたとか春に言ったら、この学園のブラックジャッ◯を呼ばれてしまうから京太郎は何も言えなかった。
京太郎「夜更かしだよ」
春 好感度 判定
安価下
春 相性度 判定
安価下2
春の好感度144
春の好感度71
ガヤガヤ
京太郎と春が授業を受ける教室は今日も賑やかな空気に包まれていた。空気が良い時には普通なら滑るギャグを皆が嬉々として言っちゃいます、でも滑ります。
京太郎「今日は俺が日直か」
淡「ヤッホー!」ドグシャァァ
「とても美しいシャイニングウィザードでした」16歳女子高生
京太郎「痛えよ馬鹿!」
淡「あはは!ごめんごめん」ケラケラ
淡 好感度 判定
安価下
淡 相性度 判定
安価下2
淡の好感度19
淡の相性度21
「さぁ授業と行こうか」
「ころたんせんせー!」
金髪ロリの容貌をした本来なら高校二年生の飛び級スーパー先生が京太郎達の担任である
「可愛い!」
「ころたんイェイ~」
「ハァハァ……!ハァハァ……!」
衣「うるさいー!真面目に授業受けろーー!!!」
京太郎「何人か逮捕した方が良いよなうちのクラス」
淡「それとても分かる」
衣 好感度 判定
安価下
衣 相性度 判定
安価下2
衣ェ……
衣の好感度36
衣の相性度1
キーンコーンカーンコーン
京太郎「おーい春、淡!弁当食おうぜ!」
衣「混ざっても良いか?」
キャーキャー
淡「うわ!うるさい!」
京太郎「嫌な予感……」
「モテモテだね」
「ばってん昔から女子には人気と……」
「あ、ここだ」
ガララッ
一眼合っただけでその心を落とした女子の大群を引き連れ顔馴染みの二人はやって来た。
哩「京太郎はおると?」
灼「失礼します」ペコペコ
京太郎「」
彼の日常には既にRPG-7が打ち込まれていた。
哩 好感度 判定
安価下+100
哩 相性度 判定
安価下2+100
灼 好感度 判定
安価下3
灼 相性度 判定
安価下4
哩の好感度123
哩の相性度187
灼の好感度86
灼の相性度5
哩「やっぱり相性抜群ね……///」
キャーキャー
京太郎「え?何!?今の数字何!?一瞬浮かび上がって来たんですけど」
灼「京太郎と哩の想いはばっちり通ってる、言うならばニセコイ」
京太郎「小野寺以外一方通行ですよ!!」
サクッ
ビイイイインッッ
京太郎の眼前を掠めて黒板に矢が刺さる。
京太郎「え……」
菫「また風紀を乱す者が居るな……」
矢の持ち主は紫の色の髪が光る大和撫子風のクールビューティー 清澄学園の風紀委員長だ。
淡「げっ!風紀委員長!」
灼「教室で弓矢を射る方が風紀違反じゃ……」ボソボソ
哩「東京もん怖か……」ボソボソ
菫「また淡の仕業かと思ったら、今度はお前か……須賀」
京太郎「誤解です!こいつらですよ!こいつら!」
菫「なに……?」ギロッ
哩・灼「京太郎君が女の子を集めました」
京太郎「おいっ!」
菫 好感度 判定
安価下
菫 相性度 判定
安価下2
菫の好感度98
菫の相性度46
菫「あいつの仕業かと思ったが……私の思い違いだったか」
京太郎「あいつ……?」
春「スネ夫クール」
淡「私も知ってるー!嫌味を言うけどクールで良い人の事でしょ?」
哩「嫌味を言うけどクールで良い人?」
灼「新ジャンルの香りが……」
菫「ああ、そしてホイホイ着いて行った我が校の生徒を誘拐拉致するらしい」
菫「鹿倉と薄墨が行方不明になってしまった……」
衣「え?」
京太郎「え?」
衣「衣そいつからお菓子もらったぞ?」
京太郎「ロリコンじゃねえか!」
春「許せない」ポリポリ
衣「言語同断!許せないぞ!」
菫「天江先生、そいつの名前は?」
衣「内木一太……だ」
京太郎「マジで?」
菫「なっ……!」
淡「生徒会の副会長じゃん……」
京太郎「ロリコンとは知ってたけど……」
京太郎が知っている内木一太はYesロリータノータッチが信条の尊敬すべき紳士であった。
春「噂……本当だったんだ」ポリポリ
菫「先生、これからあいつに近づかないように」
衣「うー……分かった」
京太郎「なんかおかしいよな……」
放課後の人気が減った教室、良い子は帰る時間だ。
哩「何がおかしか?」
京太郎「あの人、ロリコンだけど絶対に手を出さないと思うんだよな」
灼「取り憑き型の新ジャンルだと思う」ポリポリ
哩「スネ夫クールで取り憑き型は少なか?」
灼「でも実際に目撃翌例はある」
京太郎「なんかおかしいよな……」
放課後の人気が減った教室、良い子は帰る時間だ。
哩「何がおかしか?」
京太郎「あの人、ロリコンだけど絶対に手を出さないと思うんだよな」
灼「取り憑き型の新ジャンルだと思う」ポリポリ
哩「スネ夫クールで取り憑き型は少なか?」
灼「でも実際に目撃例はある」
京太郎「スネ夫クール……か」
灼「様子を見てみるとして……」
京太郎「それで良いんですか?」
灼「うん。まだ様子を見る事は可能、弘世って人が目を光らせてる内は」
京太郎「でも弘世先輩は一般人じゃ……」
哩「多分属性省の人間ばい」
京太郎「ええ!?」
灼「元ね」
灼「それよりもパートナーを増やそう」
京太郎(菫先輩が属性省の人間だったなんて……もしかしてこの学園って……?)
哩(滝見さんと衣先生以外は、京太郎の周りに居るのが偶然属性省だったのは内緒にしとくばい……)
灼「京太郎、合体したい人は居る?」
京太郎「意味深だなぁ……」
――俺が合体したい人間。
特には思いつかないな。
でも……合体した時の容姿が気になる人も居るっちゃ居るな。
1.春 好感度144 相性度71
2.淡 好感度19 相性度21
3.衣 好感度36 相性度1
4.菫 好感度98 相性度46
5.チョコソフト先輩
6.モノクル先輩
7.リザべ
8.裸ジャージ
安価下
京太郎「春、ですね」
灼「意外だね」
哩「こん場に居るよ」
春「~っ///」
京太郎「ええええ!?嘘!?」
春「ががが、合体したいって……///」
本来ならドン引き所では無いが、頬を赤らめているだけで済むのはご愛嬌。
京太郎「誤解だ!誤解!誤解です!」
春「わ、わ、私は京太郎が望むなら……///」スルスル
京太郎「巫女服を脱ぐなぁ!!」
春「冗談」
京太郎「女でもぶっとばすぞ」
灼(絶対そんな事しない癖に)
春 好感度 上昇
安価下
春 相性度 上昇
安価下2
タンマ
連続ゾロが出たら何か恩恵を付けるつもりでしたけど……
好感度安価で連続ゾロ……(春判定)
相性度は判定自体連続では無いけど……ゾロ自体が連続
好感度と相性度が400上がる事になります(錯乱)
春の好感度544
春の相性度471
京太郎「……あれ?」
哩「おかしか!!こんなの絶対におかしか!!」
灼「もう一人いけるんじゃない?」
春「……帰っていい?」
灼「あ、うん」
灼「なんか時間に余裕が出来たから他に合体したい人っている?」
1.淡 好感度19 相性度21
2.衣 好感度36 相性度1
3.菫 好感度98 相性度46
4.チョコソフト先輩
5.モノクル先輩
6.リザべ
7.裸ジャージ
8.ブラックジャック
安価下
京太郎「鶴田姫子って人が居るんですよ」
哩「姫子ぉ!?」
京太郎「え?」
哩「私は帰る」
京太郎「いや、俺んちだし」
哩「駄目か……?」
京太郎「はい」
灼「なんでその人が良いの?」
京太郎「良く分からない骨董屋の娘さんで良くお世話になってるんですよね」
哩「そうだったんか……」ドンヨリ
顔面蒼白の哩を目にした灼は思い出したかの様に口を開く。
灼「もしかして中学時代の哩を追い回す後輩って……」
哩「……」コクコク
京太郎「あ、言ってましたね。尊敬する人が居るって」
骨董品~鶴田~
日本の古民家の一階を使った風情溢れる骨董品屋だ、ただし売っている物は傍目で見たら良く分からない物ばかり、使いこなすもゴミにするのも購入者次第。
京太郎「あ、姫子さん」
姫子「いらっしゃい~」
姫子「あ、京太郎!」
哩「……」
姫子「と――」
――姫子は一瞬で理解した。
サングラスとマスクと帽子と時期外れのコートで全てを隠そうとも、目の前に現れたのは自分が敬愛してやまなかった先輩なのだと。
ならば堪能しよう、久しぶりの機会だ。
そして感謝しよう、運命に、京太郎に。
姫子「哩せんぱぁ~い♡」ギュウウウウ
哩「ああ~こん私のいろいろな所をまさぐるな~」
姫子「せんぱぁ~~い♡」クンカクンカ
灼「普段からあんなキャラなの」
京太郎「俺も初めて見ました」
姫子 好感度 判定
安価下
姫子 相性度 判定
安価下2
姫子の好感度144
姫子の相性度3
灼「もっと仲良くなってよ」
京太郎「無茶言いますね」
灼「あの二人の間に入るとか」
京太郎「[ピーーー]つもりですか?」
くんずほぐれつしている哩と姫子、哩は抜け出す為に、姫子は捕まえる為に、高度な駆け引きが展開されているのだ。
京太郎「って……」
灼「頑張って」グッ
京太郎「嘘でしょ?」
ライオン二頭の前に、兎が放たれたのだった――
姫子 好感度 上昇
安価下
姫子 相性度 上昇
安価下2
哩 好感度 上昇
安価下3
哩 相性度 上昇
安価下4
訂正
灼「もっと仲良くなってよ」
京太郎「無茶言いますね」
灼「あの二人の間に入るとか」
京太郎「殺すつもりですか?」
くんずほぐれつしている哩と姫子、哩は抜け出す為に、姫子は捕まえる為に、高度な駆け引きが展開されているのだ。
京太郎「って……」
灼「頑張って」グッ
京太郎「嘘でしょ?」
ライオン二頭の前に、兎が放たれたのだった――
姫子の好感度216
姫子の相性度37
哩の好感度127
哩の相性度255
数分後、姫子と哩は兎の多大なる犠牲のおかげで争う事をやめた。勿論満足そうな顔をしている。
京太郎「年上だけど言わせて貰いますね。ふざけんな」
灼「ごめんごめん」
京太郎「この野郎」ボロッ
灼「私は女」
京太郎「で、俺と姫子さんの仲は縮まったんですか?」ヒソヒソ
灼「元から割と仲良いよね?」ヒソヒソ
姫子「京太郎!今日はありがとう!ぬっかだったよ!」
哩「」
姫子 好感度上昇 安価下
姫子 相性度上昇 安価下2
姫子の好感度が49上がりました
姫子の相性度が54上がりました
姫子の好感度 265
姫子の相性度 91
京太郎「で、どうなんですか?」ヒソヒソ
灼「あともう一押しで今日のラストチャンス」ヒソヒソ
灼「具体的に言うとあと35は欲しい」
京太郎「これ以上メタると苦情来ますよ?」ヒソヒソ
姫子「?」ニコニコ
哩「ヒロイン差し置いてヒソヒソ話か?」
京太郎「まだ決まってねーから断じて」
哩「泣くとーよ?」
灼「早く!もう一押し!」ピシッ
京太郎「姫子さん!」
姫子「ふわっ!」ビクッ
京太郎「お、お綺麗ですね」ブルブル
灼(終わった)
姫子 好感度上昇 安価下
姫子 相性度上昇 安価下2
姫子の好感度が69上がりました
姫子の相性度が70上がりました
姫子 好感度 334
姫子 相性度 161
姫子「え?」
姫子「き、き、綺麗?」
姫子「照れっとね……///」
灼「おめでとう、具体的に言うと好感度334」
京太郎「おお、阪神は関係無いですよ」
哩「やったばいね!」
姫子「あ、私と合体するつもり?」
灼「貴女は属性省じゃないのに……どうして合体の事を?」
姫子「うちの文献ばい」
灼「へぇ……」
姫子「可愛い可愛い後輩の頼みなら私はいつでも力を貸すばい」
京太郎「ありがとうございます!」
ガラッ
「おめでとう……と言いたい所だが……」
京太郎「!?」
骨董品屋の扉を開けて現れたのは弓道着を着た菫。 その身体の至る所に傷を負っていた。
菫「勇者の出番だ」
第二話 夏果
芽生えてく思い
京太郎「弘世先輩!?」
京太郎達は菫の元へ駆け寄ると、直ちに処置を施す。
灼「スネ夫クール?」
菫「私一人でもやれると思ったが……想像以上だった」
哩「厄介ばいね……」
姫子「合体……した方が良いと?」
京太郎「……」
菫「早くしないと天江先生が……!」
京太郎(余り戦いとかやりたく無いんだけどな……糞)
京太郎(よりによって内木先輩だろ?)
灼「京太郎」
京太郎「!」
灼「早く目を覚まさせよう」
京太郎(……)
京太郎「はい!」
衣「やめろー!はなせー!」
一太「抵抗するのはよしてくれ、僕は君の事をどうする事だって可能なんだ」ハァハァ
衣「うー!」
一太「先程のやり取りは見ただろう?」ハァハァ
一太「風紀委員長とそれを一方的に蹂躙する僕」ハァハァ
一太「今ここで君を逆らえなくすることだって容易なんだ」ハァハァ
衣「歪曲性奴め……」
「そこまでだ外道!」
一太「おや……」
コォォォォォォォォォォォォ
一太「京太郎君」
京太郎「合体!」
誰と合体(キス)をして勇者になる?
1.哩(バランスタイプ) 相性度255
2.灼(マジックタイプ) 相性度5
3.春(特殊タイプ) 相性度471
4.姫子(アタックタイプ) 相性度161
安価下2
京太郎「でも、春が居ませんよ?」
灼「呼べば来る」
京太郎「はぁ?」
一太「……まだかね?」
哩「器のちっちゃい男ばい、少しぐらい待ってと」
一太「……」
京太郎「春ぅぅぅぅぅぅ!!!」クワッ
ピカァァァァ
京太郎の呼びかけに応じるように淡い光と共に春は現れる。
…………裸で。
春「……」ジトッ
京太郎「すいませんでしたぁ!!!」
考えるまでも無く土下座、確実に京太郎が悪い。
春「そんな事より……合体」
京太郎「はいいい!!!」
京太郎「……行くぞ」
直ちに身体を起こす。
そして――
キスを交わす。
カッ!!!!
須賀京太郎
HP100 atk150 df100
内木一太
HP200 atk100 df150
※負けイベントです
深夜再開
京太郎「……」
金髪混じりの緑髪にカールをあしらったポニーテール、長身かつ美麗、恵まれた胸部、所詮巫女装束と呼ばれる物の形が長ランへと変貌する。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
京太郎「巫女装束っぽい長ランだな」
「ズボンが無い」
京太郎「パンツ履いてるから大丈夫だろ」
「え」
京太郎「え?」
「この世界にパンツは無い」
京太郎「世界線の改変で見えそうで見えないんですね。分かります」
一太「一つ忠告しておこう……」
京太郎「?」
一太「――僕の目をみたら……終わりだ」
須賀京太郎
HP100 atk150 df100
特殊技能 無し
内木一太
HP200 atk100 df150
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
須賀京太郎
HP100 atk150 df100
特殊技能 無し
安価下 コンマ判定
内木一太
HP200 atk100 df150
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
安価下2 コンマ判定
京太郎 コンマ92
一太 コンマ42
92-42=50
一太に50のダメージ!
京太郎「えっと武器は……」
「これ」
京太郎が気付くよりも早くその手には木の棒が握られていた。
京太郎「……」
京太郎「ちゃんばらごっこ?」
「違う、由緒正しいご神木から作った由緒正しい武器」
京太郎「どこのご神木だかは聞かないでおいてやる……」
「うん。バレたら……うん」
一太「お話中の所悪いけど、もう後ろだよ。君は本当に間が悪い」
一太は京太郎の首元へと手を伸ばすが、その手が辿り着く前に乱雑な突きが喉へと入る。
一太「ごほぁ!?」
京太郎「……何かしたか?」
「危機の芽を潰しただけ」
須賀京太郎
HP100 atk150 df100
特殊技能 無し
安価下 コンマ判定
内木一太
HP150 atk100 df150
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
安価下2 コンマ判定
京太郎 コンマ74
一太 コンマ58+30=88
一太のゾロ目ボーナス!
京太郎「思ったより大した事無いな先輩!!」
京太郎は先程の勢いのままに攻め続ける。
京太郎(俺、棒術なんな出来ないけど……春の力か?)
一太「ああ、そうかい。それなら良かったけど……」
灼「しまっ!」
哩「まずか……」
菫「あの目は!」
姫子「誰か!」
一太「――僕の目を見てしまったね」
ι゛ょ眼!!!!!!
※戦闘が中断されます
突如として先程までとは違う空間に飛ばされる。
勇者化も解けていた。
京太郎「……ここは?」
一太「僕だけの世界だ」
一太「堪能してくれたまえ!!!」
一太「イッツ ア ロリータワールド!!!!!」
京太郎「な……」
目の前や体中から現れる幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女
「やめてくれええええ!!!!!!!!」
一太「ご褒美じゃないか」
スネ夫クール一太はこの目を使う度に呆れてしまう、何故『悲鳴』をあげるのかと。
ドサッ……
ι゛ょ眼の力が解けると共に京太郎は倒れ込む。
先程までの出来事は全て幻覚、勿論勇者のままだ。
一太「ジャスト三分だ、良い夢は見れたかな?」
一太「……気絶するなんて理解出来ないよ」
我々の業界ではご褒美です。
一太「さて、トドメだ」
「ちょっと待ったー」
一太「!!」
一太「なっ……!あっ……!」
一太「うたたん……」
咏「この勝負、私に預からせて貰えねーかなー?」
哩「……?」
灼「誰?」
姫子「…………知らんと」
菫「属性省の元エースの内の一人……」
哩「あの伝説の五人組の!?」
衣「花屋の咏さんじゃないのか?」
菫「……今はそうだな」
話し合う五人をよそ目に交渉が始まった。
一太「うたたんでもそれは出来ません」ハァハァ
一太「僕には目的があるからね」ハァハァ
一太「出来ることなら貴女も……」ハァハァ
咏「それだけはねーわ」
顔を青ざめて却下、今にも一太を殴り飛ばしてしまいそうな程に嫌悪感を抱いている。
咏「仕方無いのかね、知らねーけど」
咏「じゃあ次こいつに君が勝ったら、揉んでいーよ」
一太「……」
咏「わたしの胸」
負けてしまった――
情けない、勇者になると言ったのにこのザマだ。
「起きろー起きろー」ペシペシ
「京太郎、起きて」ツンツン
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./:.::::. '´ ' :.:.:::/:∧:.:.:.:.:::.:.:.:::::.:.:::::: /|.:.:.::::':::V::;|::::::::|:.:/:::.:.:.:,狄i[_ o -i| :.:. }! |:::/ i i:. |:.: ′
/ . '´ .i:.:::::/i/ ∧:.:.::::::.:.:.::::.:.::: /:::|:.:.:.:.':::::∨|::::::::|:/:::::.:.:.:.:.:.汽,. 、汐:.:.: リ .|イ / /:.:.:|:.:′
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.|/' |: / ∨: !、:.::/ |>o。_ / .!-ー-- .._
{. |:./ ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄
京太郎「!?」ガバッ
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/ .:.:.:::::::|:::::lハ:::::::::::::::::| ;::斗匕::ヽ::::l:::::::i:::.:.:.:.:.:.l.:.:.:.
. ′.:.:::::::::|:::::| 乂:::::::::::::|/ヾ::| \:::/Ⅵ:::::: l:::::::::.:.::l.:.:.:
..i|.:.:..:::::-|-一 >- " 孑斧气メ 〉.|::::::::l::::::::::.:.:l.:.:.
. |.ハ.:.:::::::|::|::::::|二. `込 ソ / |::::::::l::::::::::::.:l.:.:.
. |:{ |.:.::::::|::l/ ::|气メ ` `””’ | ::::::l:::::::::::::.l.:.:::
. |:{ |.::::::::|从::::込ソ 〃〃 |::::::/::::::::::::.:l.:.:.:
.. 乂 l:::::::::V::マ::`”’ /:/:::::::::::::::.:l.:.:.:
. l.::::::::乂入::|〃 ′ /:::::::::::::::::::::::::/::::.:
l.::::::::::::}::::}:| - ‐ '′/::::::::::::::::::::::::::/:::::::::
乂::::::::乂:人./ ̄/〉 ./::::::::::::::::::::> '::|::::::::::::::
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京太郎「……」
京太郎「俺は……」
咏「勇者化も解けてるみたいだね」
京太郎「貴女は……誰だ?」
咏「三尋木咏」
咏「咏でいーよ」
京太郎「俺を……助けてくれたんですか?」
咏「わっかんねー」
京太郎「え?」
咏(その気になればあんな雑魚……)
咏「だが、君の可能性にかけて見たくてね」
咏「名前は?」
京太郎「須賀……京太郎です」
咏「じゃあ少年だ」
京太郎「それ名前聞いた意味無いですよね」
咏「おお、才能の塊だ」
灼「私もそう思います」
京太郎「職種改めろってか?」
咏「まぁでも……」
咏「私の貞操がかかってるから死ぬ気で特訓だ!!」クワッ
京太郎「え!?何があったの!?」
咏「まずは特殊技能!知らねーけど!」
京太郎「知らなかったら話にならねーよ!」
咏「他にもあるけどそれは後!」
0~50 特訓開始!!
51~99 こいつ預かるね
安価下2
咏「こいつ預かるね」
京太郎「は?」
春「え?」
京太郎「お前は服を着ろ」
哩「私達は?」
咏「ノーセンキューだね、わっかんねー!」ケラケラ
春「……」
咏「行くぞ少年」ホレホレ
京太郎「そういえば俺の意思は!?」
咏「しらーねーけど」
こうして二人は去って行った。
灼「私の力不足……」
春「……」
哩「灼……」
京太郎が行った先に待っていたのは……
チョコソフト先輩
モノクル先輩
裸ジャージ
ブラックジャック
アミバ
なんか刀持ってる怖い
怪力小公女
安価下2
なんとそこにはもう一人
チョコソフト先輩
裸ジャージ
ブラックジャック
アミバ
なんか刀持ってる怖い
怪力小公女
めげない
安価下~多数決
一旦ここまでです
深夜再開になります。
ありがとうございました。
質問待ってるヨ!全レス返答頑張るヨ!
安価下~多数決
念の為
なんとそこにはもう一人
チョコソフト先輩
裸ジャージ
ブラックジャック
アミバ
なんか刀持ってる怖い
怪力小公女
めげない
安価下~多数決
京太郎「なんだここ……」
着いたのは小汚い建物、古めかしいといった言葉が似合っていた。
咏「これでも昔は繁盛していたのさー」
京太郎「へぇ……」
カランカランッ
建物内はハイカラ、大正ロマンと言った物を感じさせた。
咏「昭和になったばかりの時に作られたんだよ」
咏「今で言う所の喫茶店、昔で言う所のカフェーだね。あっ……風俗営業なんてしてないよー知らんけど」
京太郎「何処となく懐かしいですね」
咏「ふふっ……そう言ってくれると嬉しいね」
京太郎「……何ですか?あの服」
咏「袴と中折れ帽とスリーピーススーツだね、カンカン帽は好まなかったからねー」
京太郎「??」
咏「昔の客の話さ」
奥から刀を持った少女とモノクルをかけた少女が顔を出す。
京太郎「……」
京太郎(刀持ってるんですけどこの人!?)
那岐「……」
塞「あ、お客さんだ」
咏「残念だけど客じゃないよー」
塞「なーんだ、残念」
塞「お花屋さんの方は大丈夫なの?」
咏「しばらくお休みだなー」
塞「あ、君は生徒会の……」
京太郎「元・ですね」
塞「そうだったんだ。ごめんね」
京太郎「気にしないでください」
塞「ありがとう!それじゃあ自己紹介だね!」
_ ______
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那岐「新免那岐……」チャキン
京太郎「分かりましたからこっちに刀を向けないでください」
咏「あっはっは!刺されないように気を付ける事だね!わっかんねーけど!」
那岐「刺さない……」ムッ
京太郎「特徴的ですね二人とも……」アハハ
塞「モノクルだけでしょー!」
那岐「刀だけ……」
京太郎「それの事だよ!」
咏「とまぁ……一息ついた所で」
咏「特訓開始だね」
京太郎「はい!!」
咏「お、ノリノリだねぃ」
咏「じゃあまずは好感度だね」
京太郎「え?」
塞 好感度 コンマ判定 安価下
那岐 好感度 コンマ判定 安価下2
塞 相性度 コンマ判定 安価下3
那岐 相性度 コンマ判定安価下4
塞 好感度 43
那岐 好感度 2
塞 相性度 79
那岐 相性度 122
咏「おお、那岐ちゃんと少年の相性は抜群だねぃ!」
那岐「……不服」
京太郎「めっちゃ嫌われてるんですけど」
那岐「……」
咏「ただの照れ隠しだぜー!しらんけど」
塞「じゃあ次は咏さんの見てみましょうよ!」チャキッ
咏「え、私?」
京太郎「さっきから人の交友関係を見ないでくださいよ!」
咏「あっはっはー」
咏 好感度 コンマ判定 安価下2
咏 相性度 コンマ判定 安価下4
咏 好感度 14
咏 相性度 188
塞「おっ……!」
塞「出た出た♪」
咏「まぁ結果は……きまってるでしょ。知らねーけど」
塞「那岐より相性良いよ!好感はまぁ……うん」
那岐「私より……」
塞「気になる所だね」ニヤニヤ
咏「ふふっ……」ニコッ
京太郎「?」
咏「そんな事より特訓特訓!」ボオォ
咏の扇子から火の玉のような物が現れた。
京太郎「……何ですか?」
咏「魂」ケロッ
京太郎「ひいいぃぃ!!??」ズザーッ
咏「害はないから安心していーよ」
京太郎「……」ホッ
咏「知らねーけど」
京太郎「タイミングおかしいですよぉ!?」
那岐「初めて見た……」
塞「私も教えてもらった事無いな」
咏「この少年“だけ”の特訓さ」
ボォォォ
京太郎「これをどうしたら……?」
咏「掴めば良いのさ」
京太郎「掴む……?」
咏「心を掴むのと一緒」
京太郎「心?」
咏「少年の魅力を取り戻すのさ」ニヤッ
咏さんは儚げかつ誇らしげに遠くを見ているようだった。
京太郎「掴めば……良いのか?」
コォォォォォォ
手を伸ばして……
0~50 気絶
51~99 みえる
安価下~5 多数決
京太郎「うっ……」
塞「京太郎君!?」
ドックンドックン
那岐「!?」
京太郎「……!」
ドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックンドックン!!!!
京太郎「あっ……!?」
咏「大丈夫」
京太郎「かっ……!?」
なんだこれは?
どうした?何があった……?
苦しい……!息が……!
ドサッ
咏「選択はまだ出来ないと思うけど」
咏「惹かれる先は分かるでしょ?」
咏「ね?……京太郎」
メインはこれ
京太郎の前に現れる誰か。
0~30 病弱な剣士
31~60 口煩い給仕
61~99 孤独の女帝
安価下~11 多数決
??「おーい」ユサユサ
京太郎「……」
??「ほら、起きーや」ユサユサ
京太郎「ん……?」ムクッ
変わらない景色、咏達が居ない事を除けば。
京太郎「客が居る……?」
??「失礼な事言うたらあかんでー」
京太郎「あ、すいません」
時代遅れの形のスーツに袴、平成に似つかわしく無い格好の人間が散見された。
京太郎「……」
京太郎(古めかしい学ランにこれまた時代遅れの学生帽か……)
??「肩に布なんか羽織っちゃっておしゃれやなー」
京太郎「……」
??「なんてな、思い出したか?」
京太郎「何をですか?」
??「……まぁええわ」
??「そんな事より、求めてるんやろ?」
??「ち・か・ら」ニヤッ
赤髪の女給は不敵にかつ大胆に笑みを浮かべる。
余りの大胆さ故に、京太郎はまるで時間が止まったかのような錯覚が起きていることだろう。
??「まっ……」
??「京太郎なら出来るって信じとるで~」ナデナデ
京太郎「子供扱いはよしてくれよ」
慣れた動作で自分の頭を撫で回していた女給の手を掴む、慣れた動作で。
??「……」
正直の所、女給は驚いただろう、思いもよらぬ反応に、だ。
??「信じるのも余計やな……楽勝や」
京太郎「……?」
??「うちは京太郎に賭けとるんや」
京太郎「よく分からないですけど……」
??「安心しぃ……きっと分かる時が来る」
??「さっ……うちの手を握るんやで」
その手はどことなく懐かしかった。
0~30 握れない
31~99 握れる
(想定外の)ゾロ目ボーナス!
ギュッ
京太郎「うわっ!あっつ!?マグマだ!」
??「マグマちゃうわアホォ!」ペシッ
京太郎「めちゃくちゃ熱いんですけどこれ」
??「うちの手をこれ言うなや」
??「適正大合格、百点満点やで」
京太郎「本当ですか!?」
??「ほんまやで~」
??「特殊技能も今ならなんと!二つ!」
京太郎「セールスマンが向いてそうですね」
??「と言うわけで……お別れやな」
京太郎「え……?」
0~30 病弱な剣士
31~99 孤独の女帝
安価下2
「ーーきて」
ペシペシ
??「起きて」ツンツン
京太郎「ん……」ググッ
??「気が付いた?」
京太郎「……次はピンクか」
??「?」
京太郎「ここは?」
??「」
?「ドイツ帝国」
京太郎「……はい?」
?「ドイツ帝国」
京太郎「おれさっきまで日本に居たんですけど……」
?「……分かった」
京太郎(確かに言われてみたら……服装が教科書で見る所の軍人に……)
?「――最後の役目だね」
京太郎「へ?」
?「どうぞ」チャキッ
渡されたのは拳銃。京太郎は意図を理解出来ていなかった。
?「これで私を撃って欲しい」
?「もう疲れた」
京太郎「……」
京太郎「どうして俺に……?」
京太郎「それに人殺しなんか……!」
?「今は何も言えない……だから」
拳銃を握る京太郎の手に女帝の手が添えられる。
?「無理矢理にでも」グッ
京太郎「!?」
0~30 撃たせない
31~99 撃ってしまう
コンマどこだよ
>>225表記なしの場合は安価下でした。次からは安価下を必ず付けます。
タァンッ
京太郎「……!」
?「そう、それでいい」ゴフッ
止まっていた時が動き出すかのように……
京太郎「!」
気付いたら、今へと戻っていた。
咏「お疲れ様」
京太郎「あ……あ……」ポロポロ
咏「どうして泣いているのかなっ?」
京太郎「わ……分からないけど」
京太郎「分からないけど涙が……」ポロポロ
師となる人間は京太郎の様子をじっくりと観察する。
咏「ふむふむ……」
咏「二人も見たのか……」クククッ
京太郎「なんだったんですかぁ!」ガシッ
袖を掴み糾弾するかのように問い詰める。
京太郎「あれは夢ですか!?それとも……」ポロポロ
何かにすがりたくて仕方が無い目だったが――
咏「現実だよ。私も知っている」
その思いは届かない。
京太郎「どうして……どうしていつものように知らないとか言ってくれないんだよぉ!!」ガクッ
咏「下を向くな、上を向け少年」
咏「胸を張れ」
京太郎「……!」
咏「悪いけど今はまだ何も教える事が出来ないんだ」
京太郎「分かりました……」ググッ
咏「少年……運命は信じるか?」
京太郎「信じません……」
咏「そうか……それでも君が変わるきっかけは全て運命なんだよ」
咏「白水哩と鷺森灼と出会ってから須賀京太郎の運命は動き出したんだ」
京太郎「よく分からないけど……」
塞「分からないんだ……」
京太郎「そんな事よりも俺は副会長をぶっ飛ばす……!」
京太郎「細かい事はそれからだ!」
那岐「……」
咏「……つくづく変わらないね」
咏「さっ!!」
咏「特訓終了!」
京太郎「はぁ!?」
京太郎「特訓と言う名の過去編ですよね!?」
咏「わっかんねー全てがわっかんねー」
京太郎「ずりぃぃぃ!」
咏「そんな事よりも女の子と仲良くなって合体のバリエーションを増やす!」
咏「情報収集パートとギャルゲーパートが待ってるよ!」
京太郎「あんた何者だよ!?」
誰と会う?(今まで登場したキャラのみ)
安価下2
姫子「あれ?特訓ばどうしたと?」
京太郎「終わりました」
姫子「はや!?」
姫子「一時間しか経っとらんとよ!?」
京太郎「ご都合主義って奴ですね」
姫子「納得いかんばい……」
京太郎「まぁまぁ細かい所は置いといて、店番手伝いますよ」
姫子「お、それは助かっとよ~」
京太郎「俺も想像以上に暇になってしまいましたからね……」
特長的な目をした少女は嬉しそうな顔で京太郎を見つめ続けていた。
京太郎「?」
それでも本人は気付かない。
効果度 上昇 コンマ判定 安価下
相性度 上昇 コンマ判定 安価下2
安価の協力ありがとうございました。
一旦ここまでの深夜再開になります。
世界観とか分からない言葉があったらいつでも聞いてください。
暇が出来たので再開
姫子 好感度 334+28=362
姫子 相性度 161+34=195
姫子「店番助かったとよー」
京太郎「え?これだけで良いんですか?」
京太郎「まだ30分しか」
姫子「うん♪」
姫子「買い出しも完璧♪」
姫子「ありがとう、きょーたろっ!」
京太郎「そこまで喜んでくれるとは思ってもいませんでしたよ……」
姫子「次からは先輩も連れてたら文句なしばい」
京太郎「失礼します」
次は誰と会う?
安価下2
清澄学生寮
哩「京太郎……」
胸の前で手を組むと目を瞑り京太郎の無事を願う。
哩(どうか無事で……)ギュッ
京太郎「あ、哩さん」
哩「なーっ!?」
哩「ど……どうしてここに」アワアワ
京太郎「特訓終わりました」
哩「はやっ!?」
京太郎「それよりもどうしたんですか?胸の前で手なんか組んじゃって」
哩「し、知らん!」
京太郎「ええ!?」
哩「ふんっ!」
不貞腐れてしまった哩は一人で何処かへと歩き出してしまった。
京太郎「ちょっと~!」
哩 好感度 上昇 安価下
哩 相性度 上昇 安価下
哩の好感度130
哩の相性度323
哩「ふんっ……」
京太郎「哩さん!待ってくださいよ!」
哩「……」ピタッ
哩「わかった……」
京太郎「やっと止まってくれましたね……」フゥ
哩「私の事よりも他にやるべき事があっと」
京太郎「え?」
哩「早く合体候補を増やすばい」
今振り返ってもらえなくてもよか……
哩「さぁ行った行った」ポンポン
でも、いつか必ず……
誰と会う?
安価下2
喫茶店
カランコロン
京太郎「どうも」
塞「もう咏さんは帰ったよ?」
京太郎「いえ、俺は客として来たので」
塞「あ、そうなんだ~ありがとうっ」ニコッ
塞「じゃあ何を飲む?」
京太郎「水で」
/. : : : : : : : /; : : : : : : : : : : / /. : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :
/. : : : : : : : / | : : : : : : : : : :/ /. : : : : : :/ : : : : : : : /. : : : : : : : : : :
. / : : : : : : : : | | : : : : : : : : : | ! : : : : : :| : : : : : : /. : : : : : : : : : : :
l : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : | ! : : : : : :| : : : : : /. : : : : : : : : : : : :
l : : : : : : :__| ゞ――――┘ ゙―――┘、____/. : : : : : : : : : : : : :
∨: : : : 廴_ ______  ̄ヾ: : : : : : : : : : :
. l : : : : !  ̄ `丶 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヽ | : : : : : : : : : :
l : : : : i _ l| : : : : : : : : : :
l : : ,> ´ `ヽ ,,r==‐‐‐ リ. : : : : : /. : : :
. l : :〃 / / ハ _____彡 /. : : : : : /. : : : :
/: _,i! / , / ト 、 /l匸 ̄ ̄ ̄]'`ヾ,, /. : : : : : /. : : : : :
/ : ¶] / ′ i! l[ 廴丿 ,/ / /. : : : : : /. : : : : : :
. /. : : [圦 / / ′ 乂 __ / /. : : : : : : : : : : : : : :
/. : : :§: ^>。.,_彡 ゛ ¨¨¨¨´ /. : : : : : : : : : : : : : : :
イ : : : :§: : : : :丁 〈 イ. : : : : : : : : : : : : : : : :
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/'⌒ヽ_§___/ \/\/\_,うT爪廴 /__/__/_/_/
§ / i _,,. ュ≦´ 八
§ _/^Y ,斗孑≦´ /〉、
§ // ,イト、√∨∧ //:::::\
§ /:: 〆∧ √ ∨∧ //:::::::::::::\
§ /::::::/ / √ ∨∧ / /:::::::::::::::::::::\
塞「水はどうかと思うよ京太郎君」
京太郎「え?あと紅茶も頼もうとしてたんですけど……」
塞「只今お持ち致します!」
塞 好感度 上昇 安価下
塞 相性度 上昇 安価下2
塞の好感度80
塞の相性度95
京太郎「……」
塞「どう?味は」
京太郎「飲みやすいですねとっても」
京太郎「落ち着きますよ、とっても」
塞「そっか、ならよかった」
京太郎(とても好きな味だなぁ……)
誰と会う?
安価下2
菫「どうした?もう夜になるぞ」
京太郎「いえ、単純に暇になってしまったので」
菫「そう言えば……咏さんの特訓とやらはどうだったんだ?」
京太郎「かなり……うん」
京太郎「微妙……でした」
菫「そうか……」
京太郎「正直強くなれたのかも分からないです」
菫「……」
菫「私は内木一太に負けた身だが、困った事があったら何時でも話に乗るさ」
京太郎「……!」
京太郎「ありがとうございます!」
菫 好感度 上昇 安価下
菫 相性度 上昇 安価下2
菫の好感度 133
菫の相性度 99
菫「……」
特徴的な長髪を風が撫でる。
風紀委員会室は静寂を保っていた。
菫「……いざとなったら呼んでくれ」
京太郎「え――?」
菫「望むがま間に、合体しよう」
京太郎「なんで……ですか?」
菫「私も属性省の人間だからな」ニコッ
京太郎「ははっ……」
京太郎「多いですね……属性省!」
誰と会う?
安価下2
衣「もう帰る時間だぞ」ガラッ
京太郎「先生」
菫「先生」
衣「それはそうと、京太郎の奇怪な変身は凄まじかったな」
京太郎「大した事無いですよ」アハハ
衣「衣の若い時を思い出した」
京太郎「若い時……?」ジロジロ
衣「なんとなく失礼な目だぞ!」
京太郎「あはは……冗談ですって」
衣「まぁ……衣を年上扱いするから許してやろう!」
京太郎「……はい」
決してそんな事は無いのだった。
衣 好感度上昇 安価下
衣 相性度上昇 安価下2
被りありなのか?
>>266 今回は被りありです。おいおいバランス良くやって行くつもりです
決戦安価
菫0~50
哩51~99
安価下
今回は不思議と哩姫の人気が高いですねぇ……どっちかが裏切ったらどうしましょう。
心地の良い煮詰めた音が京太郎の部屋のキッチンから聞こえていた。
京太郎「ただいまー」ガチャ
京太郎(良い匂い……)
哩「ふんふん♪」
京太郎「料理中ですか?」
哩「今日はご馳走ばい♪」
京太郎「え?どうしてですか?」
哩「京太郎の特訓の無事を祝ってとよ~♪」
京太郎「そんな大した事無いですよ」アハハ
哩 好感度上昇 安価下
哩 相性度上昇 安価下2
哩 好感度 130+19
哩 相性度 323+34
京太郎「ところで今日は何を作ってるんですか?」
哩「ガメ煮とのっぺい汁と赤飯とモツ鍋とむつごろうの蒲焼ばい」
京太郎「とても郷土料理感が溢れていますね……むつごろうなんてどこから取ってきたんですか」
哩「内緒」
京太郎「うわ、いきなり冷たい顔になった」
哩「詮索は良くないばい」
京太郎「はぁ……」
哩「おいしかの作ってあげるから待っててね」
京太郎「分かりました。期待してますね」
哩「よか」コクッ
哩 好感度上昇 安価下
哩 相性度上昇 安価下2
ムツゴロウって確か天然記念物でレッドデータアニマルじゃなかったっけ?
哩 好感度 130+19+14
哩 相性度 323+34+92
京太郎「あ、そうだ」
哩「?」
京太郎「味見させてもらっても良いですか?」
哩「そぎゃんの恥ずかしかよ///」
京太郎「味見するだけじゃないですか」アハハ
哩「駄目ったらダメーっ!」グイッ
京太郎「ちょっとちょっと!押さないでくださいよ!」
ズルッ
京太郎・哩「あっ……」
ドシャーン
京太郎「……哩さん」
顔が近いです……
哩「うぅ……」
哩「転んだ……」
哩 好感度上昇 安価下
哩 相性度上昇 安価下2
哩 好感度 130+19+14+67
哩 相性度 323+34+92+60
哩「京太郎……」トロンッ
フゥ~
顔が近いしこんな甘い息出されたら……!
京太郎「哩さん……」
灼「呼ばれて飛び出てただいま」ガララッ
京太郎・哩「おかえりなさいませ!」
灼「どうしたの二人で揃ってお迎えなんて」
京太郎「触れちゃ駄目です」
哩「ノーウェイ」
灼「約一名に限っては別人にも程があるよ」
哩「……」ムズムズ
哩 好感度上昇 安価下
哩 相性度上昇 安価下2
相性(意味深)ばかりが上がっていきますねぇ……
哩 好感度 130+19+14+67+3=233
哩 相性度 323+34+92+60+93=602
京太郎「そう言えば何処に行ってたんですか?」
灼「情報収集」
哩「情報収集なら呼んでくれれば良かったばい」
灼「情報収集と言っても習った事を思い出す程度だから気にしないで」
哩「むむっ……」
灼「京太郎、明日は忙しくなる」
京太郎「忙しく……?」
灼「うん。とっても」
京太郎「そうか……じゃあ早く食べましょうか!」
京太郎「……待てよ」
京太郎「この食材全部どうしましたか?」
哩「……」ダラダラ
京太郎「……」ダラダラ
嫌な予感は既に的中していた。
残高/zero 京太郎の預金には何も残されてはいなかった。
京太郎「ふざけるなぁぁぁぁ!!!!」
翌日
春「それは災難」
京太郎「災難どころじゃねーし……終わりだよもう」
春「私の家に来る?」
京太郎「それは助かる……」
京太郎「それと……昨日は悪かった」
春「気にしてない」
京太郎「痛い所は無いか?」
春「うん」
京太郎「そりゃ良かった……跡でも残ったらどうしよかと思ってたよ」
春「大丈夫、死ぬ時は一緒」
京太郎「こわっ!」
淡「つまんなーい」プクッ
京太郎「お、どうした」
淡「べっつにー」
淡「内緒話ずるいなーってだけ」
春「そんなつもりは……」
京太郎「俺もそんなつもりは無いけどな」
淡「じゃあ教えてよ!」
京太郎「え」
淡「何を話してるのか教えてよ!」
春「……」ジッ
京太郎(あの春の目は俺に全てを委ねている……)
京太郎「ええい!ままよ!」
1.「俺は勇者なんだ」
2.「内緒」
安価下
京太郎「俺は勇者なんだ」
淡「……!」
京太郎「ん?どうした?」
淡「へぇ……」
淡「そうでしたか……通りで白水と鷺森の動向がおかしいと思っていました」
京太郎「!?」
突然敬語口調へと変わる、京太郎と春が今まで知っている淡が崩れて行った。
淡「私は元属性省・地域安全課室長の大星淡と申します」
淡「魔王が目覚めてから辛酸を舐める日々を送っていましたが……まさか須賀京太郎様が勇者とは思ってもいませんでした」
淡「数々の無礼、お許しください」ペコッ
京太郎「わぁー!誰だよこいつ!」
淡「私だよ!」
春「……キモ」
淡「仕事上そうなるの!」
京太郎「……」
1.「敬語やめてくれ」
2.「敬語のままで良いんじゃないか?」
安価下
京太郎「敬語はやめてくれ」
淡「……」ニコッ
淡「そう言ってくれると思ってたよ」ニコニコ
満面の笑顔に戻る淡、彼女は彼女なりの友情を築いていたのだった。
淡「それじゃあよろしくね、勇者様♪」
京太郎「おえっ……」
淡「どうして吐き気を催すの!?」
京太郎「さっきのお前を見たら……おえっ」
春「いつも通り殴って良いと思う」
淡「てやー!」バキィッ
京太郎「ウボァァァ!?」
淡 好感度上昇 安価下
春 好感度上昇 安価下2
淡 相性度上昇 安価下3
春 相性度上昇 安価下4
一旦ここまでネリ
深夜再開予定です、目指せ100投下。
次回登場キャラ安価~
咲のキャラ限定(登場していないキャラで皆が好きなキャラ!ネキだよね!?)
安価下~5多数決
よく見てなかったわ
失礼
>>276SAGAの郷土料理て調べたら出て来たんですよねぇ……
>>305お気にせず~
淡の好感度 19+81=100
春の好感度 544+19=563
淡の相性度 21+75=96
春の相性度 471+61=532
放課後の教室。部活動に精を出す人間以外は下校済み、そんな夕暮れだった。
京太郎「灼さん、どうしましたか?こんな時間に」
灼「京太郎、内木一太という人間をどこまで知ってる?」
京太郎「俺が知っている内木一太?」
京太郎「ロリコン」
灼「それ意外」
当然のように灼は答える。そんな事は誰だって分かり切っていた。
京太郎「そうですね……生徒会の副会長、曲者揃いの生徒会の中ではいたって真面目で勤勉な人です」
灼「良く知っているね、じゃあ……スネ夫クールについては」
京太郎「一切知りません」キッパリ
灼「ちなみに今日はそれを調べる為に学校の人を当たる予定だから」
京太郎「誰を当たるんですか」
灼「京太郎の知り合いでスネ夫クールについて深く知っている人」
京太郎「副会長の知り合いかつ俺の知り合いですか……」
灼「大丈夫、なんとかなる」
京太郎「まぁ……俺と知り合いでも無くても大丈夫かな?」
灼「え……嘘!?」
京太郎「コミュ障ですかあんたは」
灼「……」クスンッ
哩「……」ジトッ
そこは触れてやるなと視線を京太郎に送る、どうやら言ってはいけない事を言ってしまった京太郎はとっさに話を切り替える。
京太郎「よーし!情報収集だー!」
どこに情報収集しにいく?
三回限定での行動、全て正解したら一太の行動原理と弱点を深く知る事が出来ます。
京太郎「まずは一番副会長と所縁のある所ですね」
灼「あそこしか無い」
哩「決まっちょるね」
1.テーブルゲーム同好会
2.生徒会
3.オカルト同好会
安価下2
生徒会。それは人々の憧れ、羨望の対象、学園を取り仕切る選ばれた生徒達の集いである。
京太郎「どうも」ガチャ
灼「……」キョロキョロ
哩「……」
??「あんたはもう生徒会を辞めた筈やろ?」
??「――京太郎」
京太郎「ええ、こんな所には二度と戻るつもりはございませんが、やるべき事があるので顔を出しに参ってやりました」
??「相変わらず口の悪いやっちゃなぁ……」ハァ
赤髪の少女は立ち上がり、身長差のある京太郎を挑発的にを見上げる。
??「可愛い後輩の頼みや、何でも聞いたるで。元・生徒会庶務のきょ・う・た・ろ・う♪」ニヤリッ
京太郎「ありがとうございます、愛宕洋榎生徒会会長」ジッ
洋榎「まっ……座ってや~お茶ぐらい出すで」
京太郎「……」
咏さんとの特訓で見た人と本当に似ているな……他人の空似だろうけど。
京太郎「内木一太副会長について聞きたいです」
洋榎「あのアホ最近生徒会をサボって何やってるんや……今度お仕置きやな」
洋榎「で、一太がどうしたんや?」
京太郎「あの人ってロリコンじゃないですか」
洋榎「おお、ロリコンやな」
京太郎「最後に副会長が生徒会に顔を出した時の様子を聞きたいです」
洋榎「んっ……可愛い姉ちゃん二人も連れて来られたら断れんしなぁ~」
哩「……」
灼「……」
洋榎「ええで、教えたる」
京太郎「助かります」
洋榎「ええよ~」アハハハハ
洋榎「ずっと退屈そうにしとったな」
京太郎「ふむふむ、他には?」
洋榎「LOをずっと読んどった。他の役員の目も気にせずにな」
京太郎「手遅れだ……」
洋榎「あとは……ずっと明後日の方向を向いとったな」
京太郎「明後日の方向?」
洋榎「何もない壁を見とった。丁度この方向やな」
京太郎「……」
京太郎「あの方向は体育館?」
※スネ夫クールの秘め事1が解放されました。
京太郎「ありがとうございます」
洋榎「気にせんでもええよ」
そして、一旦の間を置いて望むように尋ねる。
洋榎「――戻るつもりは?」
京太郎「優しいですね本当」アハハッ
自嘲気味に笑う、まだ求めてくれるのかと。
京太郎「無いですね」
洋榎「……そか」
洋榎「ならさっさとやる事終わらせや!」
京太郎「はい!」
灼「……どうしてあんな方向を?」
哩「分からんばい……」
洋榎 好感度判定 安価下
洋榎 相性度判定 安価下2
再開です。人が居たら助かりますねぇ
洋榎 好感度 32
洋榎 相性度 53
京太郎「副会長が見ていた方向に行きますか?」
灼「任せる」
京太郎「主体性の無い人ですね」
哩「勇者様に従うと」
1.体育館
2.テーブルゲーム同好会
3.オカルト同好会
安価下2
京太郎「どもー」
?「おっ!よく来たね!」
京太郎「いやー聞きたいことがあってですね」
サイドポニーを揺らす爽快な少女、彼女はこの学園一番のヒーローだと言われている。
京太郎「爽先輩、教えてもらっても良いですか?」
爽「何をさ」
京太郎「内木一太についてですよ」
爽「ごめん、知らない」
京太郎「え」
爽「誰そいつ」
灼「……」
哩「ミスばいね」
爽 好感度 判定 安価下
爽 相性度 判定 安価下2
爽 好感度 92
爽 相性度 6
爽「知らないなー」
京太郎「残念です」
爽「遊んでく?」
京太郎「またの機会にお願いしますよ」
爽「あ、そう?」
爽「他の皆も来ないから退屈だな~」チラッ
後ろを振り返る頃には誰も居なかったとさ。
爽「ちぇっ……」
どこに行く?
1.体育館
2.オカルト同好会
安価下
練習に励む運動部員達、レベルが高いとは言えないが全員が全力で臨んでいた。
キュッキュッ
ダムダムッ
京太郎「副会長はバスケ部とバレー部を見てたのか?」
灼「内木一太が好みそうな女性は居ないけど……」
哩「……♪」ナデナデ
ニャー
京太郎「ん?ネコ?」
「あ、この子知ってるんすか?」
京太郎「え?声が?」
「ここっすよ」ヌッ
京太郎「うわっ!東横!?」
桃子「失礼っすね……まぁ慣れてるっすけど」
桃子「この子は捨て猫っすけど……最近は良く副会長さんが良く面倒見てたっす」
哩「最近ってそいは……」
灼「スネ夫クールは優しい……?」
桃子 好感度 判定 安価下
桃子 相性度 判定 安価下2
桃子 好感度 19
桃子 相性度 29
桃子「この子の事を[たぬき]って言って可愛がってたっすよ」
京太郎「へぇ……」
灼「やっぱり記憶が強く残ってる」
哩「スネ夫の時の記憶と?」
京太郎「皮肉を言いながら可愛がってそうですよね」
灼「色々と分かったね」
哩「スネ夫クールは優しくて冷静ばい」
京太郎「もう一つぐらいありそうですけど、それだけ知れたら十分ですね」
灼「弱点まで分からなかったね」
京太郎「十分ですよ」
京太郎「今日の夜、スネ夫クールを倒しましょう」
※スネ夫クールの秘め事その2が解放されました
※全て解き明かす事が出来なかった為、戦闘が少し難しくなります
※全て解き明かす事が出来なかった為、説得不可です
※ゾロ目を出したらその限りではありません
訂正です
たぬき→ドラ○もん
第二話 後半
夏果
小さな小さな堕種
お待ちかねのギャルゲーパートだー!
一太をぶっ倒す前に好きな子の相性度と好感度を上げましょー!(重複あり)
誰と会う?(今まで登場したキャラのみ)
安価下2
風紀委員会室、今日も職務を全うする少女が一人黙々と、とある作業に励む。
菫「……可愛いな」
コンコン
菫「!」
ガサゴソ‼︎
焦りながらも何かを隠す、人に見られてはいけない物だろう。
ガチャ
菫「ノックをする事は良いことだ、これからも続けるように」
京太郎「どうも」
菫「何の用かな?」
京太郎「他に風紀委員の役員って居ないんですか?」
菫「今日は外で責務を果たしてもらっているのさ」
京太郎「へぇ……」
京太郎「大変そうですね」
菫「心配してもらう程では無いな」
菫「それはそうと、どうだ?スネ夫クールは倒せそうか?」
京太郎「ええ、今日の夜スネ夫クールを倒しますから」
菫「……武運を祈る」
菫 好感度上昇 コンマ判定 安価下
菫 相性度上昇 コンマ判定 安価下2
菫 好感度 133+68=201
菫 相性度 99+97=196
誰と会う?
安価下2
誰と会う?(重複あり)
安価下2
夕焼けの明かりが差す廊下には姫子が立ち尽くしていた。
京太郎「あ、姫子さん」
姫子「ん……京太郎」
京太郎「どうしたんですか?こんな時間に」
姫子「揺れとる自分に嫌気が差した」
京太郎「揺れてる自分?」
姫子「……」
まだ何も言えない、彼の前なら尚更言えないのだった。
京太郎「帰りますか?」
姫子「まだ外……見っと」
姫子 好感度上昇 安価下
姫子 相性度上昇 安価下2
姫子 好感度 362+71=433
姫子 相性度 195+24=214
誰と会う?(重複あり)
安価下2
多種多様の花が置いてある、花屋だから当然だ。
京太郎「こんばんは」
咏「お、首尾はどうだい?」
京太郎「まぁまぁ完璧ですね」
咏「油断大敵だね~知らんけど」ツンツン
京太郎「今日の夜倒すつもりです」
咏「ふむふむ……」
京太郎「ただ……」
京太郎の心配を取り除くように師匠は声をかける。
咏「内木一太が死ぬ事は無いから安心すると良いよーわっかんねーけど」
京太郎「どっちですか!?」
咏「兎にも角にも、乗っ取られた学友を助けてやるといいいさ」
京太郎「はい!」
咏 好感度上昇 安価下
咏 相性度上昇 安価下2
京太郎「あ、哩さん」
京太郎「そろそろ副会長を殴りに行きましょう」
哩「もうそんな時間ばいね」
京太郎「ええ」
哩「今回は私を使ってくれると?」
京太郎「分からないですね」
哩「気分屋め」
京太郎「色々と考えています」
京太郎「少ないリスクで如何に副会長を簡単に倒すか」
哩「そんな事を言ってられなくなる時がいずれくっとよ」
京太郎「その時はその時です」ニカッ
京太郎「じゃあ、行って来ますね」
哩「どこ?」
京太郎「寄り道です」
哩 好感度上昇 安価下
哩 相性度上昇 安価下2
哩 好感度 545
哩 相性度 1065
京太郎「……」
墓標の前に立つ京太郎、誰の墓とも一切明記されていなかった。
京太郎「……」
哩「寄り道ってここの事ばいね」
京太郎「哩さん」
哩「誰の墓?」
京太郎「幼馴染の墓ですよ、昔とても仲が良かった」
哩「どうして名前がなか?」
京太郎「誰からも認識されていないからですよ」
哩「なして?」
京太郎「俺の代わりになってくれたんですかね……」
京太郎「それに、本当に死んでいるかも分からないんですよ」
哩「?」
京太郎「失踪しました」
京太郎「不細工な墓作ったけど、出来たら生きていて貰いたいですね」
哩「生きとっよ……」
京太郎「え――?」
哩「ぜーったいに、元気に生きとっとよ」
京太郎「……ですね」
京太郎「ありがとうございます」ニッ
哩「ん……」
京太郎「……本当に」
哩「さっ……行くとよ」スッ
京太郎「はい、さっさと目を覚ましてやりましょう」ギュッ
哩から差し伸べられた手を掴む、哩から光が差しているようにも感じたそうだ。
哩「魔王を倒したら……京太郎の幼馴染を探すばい」
京太郎「良いですねそれ」
京太郎「あいつは迷子になりやすいですから、早く見つけ出してやらないと」
哩「友達思いは良いことばい」
京太郎「そう教わってましたから」
哩「ふふっ」ニコッ
/:.:/.:.:.:.:.:ハ.:.|、.:.:.:.:ヽ.:.:.ハ
./:.:/===,:/ 」 __ト、.:.i|:.:.:.:|
l:.:il.:イ|/|′ '} Ⅴ`|:.リ:.:.:.:|
|:.八.:|/__,,. ≠ミ |/:.:.:.:.:|
l/|:.:`|' ⌒ ,,, ' ⌒i:.:.|
|:.:|ハ " ′__ _,ノ.:.:|
|i.:|:个:. ., ` ′ ´ト、.:.:.|_
. 八{:.:|_|.:.:| 〕乏_/ 人]、_,〕
――本当に好きになってしまった。
夜の体育館裏、部活動を終えた生徒も下校を済ませた夜の学校の一部。
ニャー
一太「……待ってたよのび太」
ザッ……
京太郎「のび太じゃねーよ」
一太「さぁ、早く勇者になることだね」
一太「昔、のび太とジャイアンも夜に喧嘩をしていたな……」
京太郎「……」
一太「羨ましかった……」
哩 相性度 1065
春 相性度 563
姫子 相性度 214
灼 相性度 5
誰と合体する?
安価下2
須賀京太郎
HP400 atk250 df250
内木一太
HP400 atk300 df100
灼「本当の戦闘システムを発表する」
灼「名付けて四竦み」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
灼「図にするとこんな感じ」
灼「こうなると攻撃と必殺、魔法と防御はどうなるのかと思うけど安心して欲しい」
灼「それこそ従来の戦闘と同じ、コンマとatkとdfの差分のダメージを与える事が出来る」
灼「コマンドで優位な物が取れれば言う事無し、DF関係なく自分のATKの半分の数値を確実にダメージとして与える事が出来る」
灼「コマンドで優位な物を取るためには確実に新ジャンルの行動原理を知る必要がある、それでも今回は力押し余裕だね」
灼「じゃあ……健闘を祈る」
京太郎「哩さん!」
哩「!」
口付けを交わし、鎖と光が二人を包み込む。
「「合体!!!」」
カッ!!!!!
シュウウウウウウウウウウウウ……
一太「ほう……前回よりは肢体が美しい」
一太「興味の無い体だけどね」
京太郎「さぁ……行くぜ変態!」ジャラッ
京太郎の周りで鎖が文様を作る、当然人の手も介していない、正真正銘の自律行動だと思われるが、全て京太郎の意思を反映しているのだ。
一太「――面白い」
須賀京太郎
HP400 atk250 df250
特殊技能
1.リザベーション 与えられるダメージが20減る
2.リザベーション 1の技能が発動後、次の攻撃に成功するとダメージが1.5倍
内木一太
HP400 atk300 df100
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
京太郎「さて……」
スネ夫クールは優しくて冷静……
どんな行動を取ってくるかな?
出来たらあいつを読んだ攻撃を与えたいな。
京太郎「行くぜ……!」
一太「ふんっ……僕の目の餌食となるが良いさ」
一太「もしくは……全てを投げ出す方が懸命かもね」
京太郎「抜かせ……!」
「どうするばい?」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 必殺
一太 防御
京太郎「後手に回って来たか」
一太「――くっ!」
京太郎「はぁぁぁぁ……!」
鎖で筒のような形状がかたどられ、その中心に光りが集約されて行く。
京太郎「食らえええっ!」
ピカッッッッ
「姫子が居たら更に強いけど、そうも言ってられんばい」
光りは恐るべし威力となって一太を襲い、防御をも無効にした。
一太「……後手に回ってられなくなったな」
一太「感謝したまえ、楽に殺してやろう」
※一太に105ダメージ!
※次回攻撃時にダメージ1.5倍!
須賀京太郎
HP400 atk250 df250
特殊技能
1.リザベーション 与えられるダメージが20減る
2.リザベーション 1の技能が発動後、次の攻撃に成功するとダメージが1.5倍
内木一太
HP295 atk300 df100
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
一太「ここまで暴力的だとはね」
一太「あまり僕を舐めない方が良い」
一太「その気になれば骨川家の財力も黙ってはいない」
京太郎「ここでは頼れる物は何も無いぜ、スネ夫クール!」
一太「……その名で呼ばれるのは僕のアイデンティティに反する」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 攻撃
一太 攻撃
京太郎 コンマ判定 安価下
一太 コンマ判定 安価下2
一太「……」
ゴゴゴゴゴッ
京太郎「しまっ……!」
一太「見てしまったね、目を」
一太「ι゛ょ眼!!」
カッ!!!
京太郎「今回は耐えてみせる……!」
幼女「ねーねー」
京太郎「ん?」
京太郎(もう始まったのか)
幼女「しんでっ♪」
グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ
京太郎「ぐうぅ……」ズザッ
「京太郎!?大丈夫!?」
一太「ほう……本当に耐え切ったみたいだね」
※ぞろ目ボーナス!京太郎に300ダメージ!
須賀京太郎
HP100 atk250 df250
特殊技能
1.リザベーション 与えられるダメージが20減る
2.リザベーション 1の技能が発動後、次の攻撃に成功するとダメージが1.5倍
内木一太
HP295 atk300 df100
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
一太「そろそろとどめを刺してやろう」
京太郎「へっ……」
一太「――惜しいな」
京太郎「……」
思い出せ……!スネ夫クールの特徴……バックストーリー、行動原理を……っ!
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 防御
一太 攻撃
単調かつ確実な打撃、防御を念頭に入れた京太郎にとって止めるのは簡単だった。
京太郎「冷静なやつ程安全牌を選びたがるよな……!」
一太「しまっ……!」
京太郎「喰らえっ……!」
腕に巻きつけた鎖が一太の首を締め付ける。
一太「ぐうううう……!」
※リザベーション2!1.5倍のダメージ!
※一太に225のダメージ!
※リザベーション1にもどります
須賀京太郎
HP100 atk250 df250
特殊技能
1.リザベーション 与えられるダメージが20減る
2.リザベーション 1の技能が発動後、次の攻撃に成功するとダメージが1.5倍
内木一太
HP70 atk300 df100
特殊技能 ι゛ょ眼
コンマ判定時にコンマ30分が優遇される。
京太郎「……これは大きい」
「スネ夫クールは防御、攻撃、攻撃と来ているばい」
「初めからこの二つしか選べなかったみたいと」
京太郎(順番的に言えば防御を選びそうですね)
「」
訂正
京太郎「……これは大きい」
「スネ夫クールは防御、攻撃、攻撃と来ているばい」
「初めからこの二つしか選べなかったみたいと」
京太郎(順番的に言えば防御を選びそうですね)
「正解」
京太郎「逃げるなよ……!」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 必殺
一太 防御
京太郎「はぁぁ……!」
一太「のび太……ジャイアン……しずかちゃん……待たせたね」
一太「今行くよ」
迫る光にも抵抗する素振りを見せずに、一太は手を広げて受け止めようとしていた。
京太郎「あんたとは分かり合えたかもな……!」
一太「……魔王は強いぞ」
京太郎「なんとかしてみせるさ」
一太「僕のような」
一太「僕のような哀れな新ジャンルを救って欲しい」
一太「お願いだ」
一太「皆も悪気がある訳じゃないんだ」
一太「歪んだ自己顕示欲の被害者なんだ……」
一太「僕もあの時は……嬉しかったなぁ……」
京太郎「……じゃあな」
一太「ふっ――」
ズドオオオオオオン
一太「――うっ」
一太「僕は一体!?」ガバッ
一太「何が……」キョロキョロ
京太郎「お疲れ様です副会長」
一太「京太郎君……」
京太郎「ずっと寝ていたようですよ、でももう大丈夫」
一太「良かった……」ホッ
灼(取り憑かれた原因は不明、鹿倉胡桃と薄墨初美その他生徒の救出にも成功)
灼(勇者としては上々のスタートだ)
哩(注意が散漫なのがたまに傷ばい)
京太郎「生徒会長が仕事を沢山貯めて待っていますよ」ニッコリ
一太「」ガシャアガクッ
灼「やめろ京太郎っちゃん!」
「へぇ…….あれが『勇者』なんだ」
「……」
「燃えてきたあえええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「ふふっ……新ジャンル最強の二人なら相手にならないかもね」
「もう……懐古ジャンルと言った方が適切かもしれないけどね」
「ぜっっっっったいに!!!!!!!!ぶっ倒す!!!!!!!しばき回す!!!!!!」
「……煩い」
「憑依している癖に偉そうにするなよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
「まぁ……いずれこの『魔王』と『素直クール』と『素直ヒート』に牙を剥いてくるだろうね」
「楽しみだよ」ニイィッ
to be continued……
次回予告
衣「今宵のクラスは魑魅魍魎が集っているらしい」
クラスメイトA「」
次回予告 訂正
衣「今宵のクラスは魑魅魍魎が集っているらしい」
クラスメイトA「ふふっ……貴様も持っているのか……『力』を」
クラスメイトB「邪眼が疼く……」
クラスメイトC「あまり……私と話さない方が良い」
クラスメイトD「エターナルフォースブリザード……相手は死ぬ」
クラスメイトE「なっ……!」
クラスメイトF「ただの人間には興味ありません。この中に邪気眼使い、聖気眼使い、機関の手先がいたら私のところに来なさい。以上」
京太郎「なんだこの人だかり…」
衣「ふふふ……闇の焔の使い手ダークフレイムマスターよ」
京太郎「やめろおおおおお!!!小学生の時のノートの話はやめろおおおおー!!」
第三話
我魂為君
揺れる宵は陽炎
今日の投下はここまでです。安価協力ありがとうございました。
何かございましたら質問お待ちしております。
次の新ジャンルは『クラスで自分以外邪気眼使い』です。
深夜再開出来たら良いなぁ……
日が落ちるのが遅くなって行く夏、緑が濃くなるのも、空の青が濃くなるのもこの季節だ。
京太郎「そろそろ夏休みだな」グター
淡「エアコンの故障なんて聞いてないよ……」グテー
春「……?」
京太郎「暑いのに強い人は羨ましいですねぇ!」
淡「羨ましいなぁ!」
春「……ごめん」
京太郎「謝られたってエアコンは帰って来ないんですよぉ……奥さん!」
淡「身体で払ってもらうしかありませんねぇ!」キヒヒヒヒ
春「胸、やめて」
現実逃避をショートコントを繰り返して行く内に分かる、クラスの違和感、変化。
「クククッ……」
「視えるのか……!?」
「ほぅ……面白い、闇の眷属が目を覚ましたか」
「なぁ……ダークフレイムマスター貴様ならどうする?」
京太郎「やめろ、マジでやめろ、またその事を言ったら怒るからな」
淡「ダークフレイムマスターってなにー?」
春「京太郎の黒歴史」
京太郎「やめろおおおおおおおお!!」
淡 好感度上昇 安価下
淡 相性度上昇 安価下2
春 好感度上昇 安価下3
春 相性度上昇 安価下4
淡 好感度 171
淡 相性度 169
春 好感度 647
春 相性度 597
京太郎「やめろ……やめてくれ……」ブツブツ
春「……」ポンポン
淡「かわいそうだねー」
憧「あんたら何やってるのよ……」
淡「あ、アコだ。お勤めは終わったのー?」
憧「ちょちょいと終わらせてきたわ」
京太郎「違う……違う……」ブツブツ
憧「何があったの?」
京太郎の事を指差しながら怪訝な表情を浮かべる。
春「黒歴史を掘り返された」
憧「……御愁傷様ね」
淡「勇者だから気にしなくても良いのにねー!」
憧「え!?こいつ勇者なの?」
淡「属性省の私が聞いたから間違い無し!」
憧「そりゃ間違いないわ……」
憧 好感度上昇 安価下
憧 相性度上昇 安価下2
憧 好感度 79
憧 相性度 36
衣「契約を執行する」ガララッ
京太郎「え……先生も?」
淡「ねぇ! 皆なんて言ってるの!?ねぇ!?」
憧「何が起きてるのよこのクラス……」
春「帰りたい」
淡「キョータロー!先生はなんて言ってるの!?」
京太郎「ホームルームを始めます。だな」
春「同類は凄い」
京太郎「元・じゃボケェ!」
衣「黄昏の悪」
「ふふっ……ならば答えよう」
衣「今尚其の力は衰える事を知らないな……クククッ」
衣「覇眼」
「試してみるか?俺の唯一の眼を……!」
衣「選ばれし者」
由暉子 「目を覚ませ、ダークフレイムマスター」
衣「闇の焔」
京太郎「……」
春「呼ばれてる」
淡「早く答えないと」
京太郎「俺じゃない、他の誰かだ」
憧「あんたが答えないと始まらないでしょ?」
京太郎「やめてくれえええええ!!」
由暉子 好感度 判定 安価下
由暉子 相性度 判定 安価下2
由暉子 好感度 92
由暉子 相性度 69
淡「うーん、これは新ジャンルだね」
京太郎「ですよね!そうですよね!!」
京太郎「哩さーん!!灼さーん!!」
憧「誰?」
春「三年生と二年生」
憧「3年と二年は移動教室でしょ……」
京太郎「知ってるよおおおお!」
京太郎「どうしてこんな時に……」
淡は胸を張り、手を当てて主張する。
淡「私に任せて!」
京太郎「お断りします」
淡「私、属性省」
京太郎「お任せ致します」
憧「この新ジャンルは、何て言うの?」
淡「『クラスで自分以外邪気眼使い』だよ!」
京太郎「一刻も早く、一刻も早くぶっ倒すぞ!!!」
由暉子「……」
一人、教室の外を眺めながら呟く。
由暉子「面白くないですね」ボソッ
淡「……」
衣「さぁ、デュエルを始める」
春「なんて言ってるの?」
京太郎「授業を始めます」
憧「十分同類じゃない」
淡「ふむ……」チラッ
衣「……」
由暉子 「……」
淡「発生源は誰かなー?」
放課後の教室、仲の良い四人は対策を練っている。
京太郎「憧は新ジャンルについて知ってるのか?」
憧「代々討伐する家系よ」
淡「昔は凄かったらしいよ!」
憧「でもって、今は要注意人物」
京太郎「どうしてだ?」
憧「私からは言いたくも無いわ」
淡「世界一位だからね」
京太郎「?」
憧「怒るわよ」
淡「どこで情報集めるー?」
京太郎「もう情報を集めるのか?」
淡「単純に揺さぶるだけっ」ニコッ
京太郎「?」
1.オカルト同好会
2.テーブルゲーム同好会
3.保健室
安価下2
運動部の活動が覗くことを出来る保健室、眩しい陽射しがさしていた。
京太郎「失礼します」ガララッ
憩「ようこそーぅ」
京太郎「あれ?移動教室は?」
憩「私が行ったら怪我した生徒が困りますよーぅ」
憩「ゆっくりしてってや~」
京太郎「そんなのありかよ……」
憩「自由参加やで?」
京太郎「クソッタレ!」
淡「かわいそうだね」
憧「哀れだわ……」
春「やめてあげて」
憩 好感度判定 安価下
憩 相性度判定 安価下2
憩 好感度 84
憩 相性度 95
憩「『クラスで自分以外邪気眼使い』ねぇ……酷いなぁ」
京太郎「本当そうですよね、全員ぶん殴りたいですけど今は我慢しています」
憩「新ジャンルのカウンセリングも良くやってきたけど……多分発生源がおるよーぅ」
京太郎「発生源……」
淡「やっぱりそうだったんだー」
憩「お、淡ちゃんもそう思うー?」
淡「うん!」
憩「流石属性省やねー」
淡「個人的にやってる人の方が凄いよー!」
京太郎「先輩も新ジャンルに携わってるんですね」
憩「困ってる人を助ける為やもんね~」
憩「手遅れになる前にクラスの誰か一人を保健室に連れて来てくれたら力になるよーぅ」
京太郎「覚えたか春」
春「ばっちり」
京太郎「そう言えば先輩はどうしてずっと保健室に?」
憩「治す為」
目に色が消え、表情の花が枯れる。
憩「皆が帰るまで、それは続ける」
憩「帰ったら本当のうちが見れるよーぅ」
京太郎「よく分からない答えですね」
憩「ふふっ……いずれわかるで~うちの目的」
京太郎「……?」
憩「治したい人がおるんやで~」
京太郎「誰ですか?」
憩「内緒♪」
1.オカルト同好会
2.テーブルゲーム同好会
安価下2
ksk
一旦ここまでです。
ありがとうございました
安価下
テーブルゲーム同好会、無駄に広い木目調の教室を借りた適当な部活未満。
爽「やぁ」
京太郎「どうも」
成香「こんにちは」ペコッ
淡「こんにちはー!」
京太郎「何してるんですか?」
誓子「大富豪だよ」
京太郎「この前はダーツやってましたよね」
揺杏「そう言えば飽きたねーあれ」
京太郎「なんでもありだなオイ」
京太郎「あれ?ユキは?」
爽「最近来ないよなー」
揺杏「早く服を着せてやりたいのにね」ニヒヒ
淡「いつもはこの部活に居るのにね!」
爽「何か……あったのか?」
京太郎「……話しておきますね」
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
成香 好感度判定 安価下3
成香 相性度判定 安価下4
揺杏 好感度判定 安価下5
揺杏 相性度判定 安価下6
誓子 好感度判定 安価下7
誓子 相性度判定 安価下8
今日のぶんはここまでです。ありがとうございました
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
成香 好感度判定 安価下3
成香 相性度判定 安価下4
揺杏 好感度判定 安価下5
揺杏 相性度判定 安価下6
誓子 好感度判定 安価下7
誓子 相性度判定 安価下8
爽 好感度 170
爽 相性度 51
成香 好感度 65
成香 相性度 13
揺杏 好感度 51
成香 好感度 51
誓子 好感度 94
誓子 相性度 81
爽「『クラスで自分以外邪気眼使い』か」
京太郎「心当たりはありますか?」
淡「元が厨二病入ってると憑依されやすいよ」
爽「新ジャンルってあれか?素直ヒート!とか?」
京太郎「そうそう、それです」
爽「あいつは手強かったなぁ……」
京太郎「え?」
爽「一歩間違えていたら死んでいたね」アハハ
揺杏「流石だね」ヒュウ
淡「素直ヒートや素直クール程の強さは無いよ、スネ夫クールよりちょっと強いぐらい」
京太郎「十分脅威だよ」
爽「ユキが……ね」
爽「心当たりはある」
淡「ユキでしょ?」
爽「正解!」
誓子「元からイタイ所があったね」
爽「うんうん。他には容疑者は居るの?」
京太郎「え?容疑者って……そんなつもりは……」
爽「お前じゃないよ、京太郎。大星淡に聞いているんだ」
淡「……」ニコッ
淡「居るよ。衣先生がそうだね」
爽「ユキに手を出してみろ、その手足をもいでやるからな」
冗談抜きの脅迫、獅子原爽にとって真屋由暉子を傷付けられる事は何よりも許す事が出来なかった、
淡「やだなー、気絶するぐらいだよ~」
淡「命に別状は無い」
淡「ね?」ニコッ
爽「……戦う時には私も呼んでくれ」
挑発混じりの駆け引き、どちらも引くつもりは無かった。
淡「分かったよー!」
カランコロン
塞「いらっしゃーい」
那岐「……」
京太郎「どうも、こんにちは」
淡「こんにちはー」
憧「こんにちは」ペコッ
春「……」ペコッ
爽「どうもー」
京太郎「どうして先輩も?」
爽「ユキに変な真似をしないように見張ってるのさ」
塞「大所帯で嬉しいよ、何飲む?」
「「「「「水」」」」」
塞「おい」
憧(コーヒーと紅茶とココアしか無いなんてシケてるわね……美味しいけど)ズズッ
淡「おいしー!」
塞「嬉しいよ」ニコッ
咏「若人が揃ってるねー知らねーけど」
京太郎「咏さん」
咏「次の新ジャンルは?」
淡「『クラスで自分以外邪気眼使い』です」
咏「わっかんねーやつが来たね、手強いよ」
淡「はい、重々承知しております」
京太郎「淡……気色の悪い敬語、やめてくれよ」
淡「属性省の元エースにはそんな事出来ないの!」
咏「いや、しらんし。良いよ、普段の君で」
淡「でもっ……」
咏「良いの」
淡「分かった!」
京太郎「切り替えはやっ」
咏「よしよし」
咏「で、誰が憑依されたかは分かったの?」
淡「天江衣か真屋由暉子が候補だよ!」
咏「より怪しいのは?」
淡「真屋由暉子だね」
爽「……」
苛立ちが隠せていない、親友が容疑者に挙げられているのだから当然だろう。
咏「真屋由暉子って子から発生……そして蔓延か……」
咏「わっかんね~」ケラケラ
爽「治す方法はあるの?憑依を剥がすとか……」
咏「ぶっ倒す。だね」
爽「……」
淡「それに……急いだ方が良いんだよ」
爽「え?」
淡「憑依が長引いたり、憑依された者の魂が同化を求めたり、抵抗を一切しないと……」
淡「……死ぬ」
爽「!!」
淡「でも大丈夫、内木一太の時と同様。同化が始まっていてもまだ半分」
京太郎「……?」
京太郎(邪気眼現象は今日始まったばかりだぞ?それでもう半分って……危ないんじゃないか?)
爽「なら良かった……」
淡(見た所ユキの人格……魂が一切の抵抗をしていない……非常に危ないよ……)
咏(どうやら淡の中では真屋由暉子が発生源だと断定しているね)
咏「急げよ少年、君次第だ」
京太郎「無茶言いますね」
咏「それでも私は君の友さ」
淡「まずはパートナー増やそっか!」
京太郎「ちょ……」ガクッ
京太郎「灼さんと同じ様な事を……!」
淡「ただでさえあの二人が居ないんだからパートナーを増やした方が良いよ!」
京太郎「でも、合体の時呼べば良いだろ?」
淡「移動教室中の楽しんでる時に呼ばれたら迷惑でしょ?」
京太郎「まぁ……そうだけどさ」
こいつに常識を教えられるとは……腹が立つな。
淡「それに、今あの二人は忙しいの!」
京太郎「なんで知ってんだよ!」
淡「なんとなく!」
京太郎「おい!」
淡「京太郎は誰と合体したい?」
京太郎「意味深な感じで言うなよ!」
俺が……合体したい人間か……
好感度 相性度 まとめ
好感度
那岐 2
塞 80
衣 38
淡 171
春 647
洋榎 32
爽 170
桃子 19
菫 201
姫子 433
咏 110
哩 545
灼 86
憧 79
由暉子 92
憩 84
成香 65
揺杏 51
誓子 94
相性度
那岐 122
塞 95
衣 24
淡 169
春 597
洋榎 53
爽 51
桃子 29
菫 196
姫子 214
咏 252
哩 1065
灼 5
憧 36
由暉子 69
憩95
成香 13
揺杏 51
誓子 81
誰と合体したい?
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 171 相性度 169
洋榎 好感度 32 相性度 53
爽 好感度 170 相性度 51
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 79 相性度 36
由暉子 好感度 92 相性度 69
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
安価下3
京太郎「そうですね……獅子原先輩と合体したいな」
爽「!?」ブーッ
京太郎「ちょっと!?俺にコーヒー吹かないでくださいよ!」
爽「な…な……なっ……!」
爽「なんてハレンチな事を……!」
京太郎「淡、説明を頼む」
淡「えーっとねー!キョータローは勇者なの!」
爽「え……マジで?」
淡「だからね、キョータローが強くなる為には戦隊物のように爽とキョータローが合体する必要があるんだよ!」
爽「わ、私じゃなくても良いだろ!?」
淡「京太郎が求めてるの!」
京太郎「いや……先輩強そうだし、合体したら役に立ちそうだなって」
爽「……///」
咏(青春だねー)
爽 好感度 上昇 安価下
爽 好感度 上昇 安価下2
爽 相性度 上昇 安価下3
爽 相性度 上昇 安価下4
爽 好感度 279
爽 相性度 254
淡「キョータロー!がんばれ!あと一息!」
京太郎「じゃかあしいわぁ!」
爽「……」
塞「淡ちゃん、お節介焼きは嫌われるよ?」
淡「ワザとだからへーき!へーき!」
憧「恐ろしいわね……」
京太郎「ちょっと黙ってもらっていいっすか!?」
爽「……」
京太郎「先輩……お願いします!」
京太郎「まだ目標とか目的とか、はっきりしていないけど……!」
京太郎「俺はあんたと合体したい!」
爽「……爽と呼んで」
京太郎「――え?」
爽「友達だろ?」
爽 好感度 上昇 安価下
爽 好感度 上昇 安価下2
爽 相性度 上昇 安価下3
爽 相性度 上昇 安価下4
爽 好感度 388
爽 相性度 327
爽「仕方ないなぁ……」
京太郎「!」
爽「合体してあげる、お望み通りね」
憧「合体って何?」コソコソ
春「見たら……わかる」コソコソ
京太郎「ありがとうございます!」
爽「で、いつ私を合体に使ってくれるんだ?」
京太郎「決まったら呼びますね!」
春「お風呂の時は避けるべき」
京太郎「ご……ごめんなさい」
憧「サイッテー」
咏「心強いのをパートナーにしたね、知らねーけど」
淡「他には誰と合体したいー?」
京太郎「そうだな……」
爽「え?そんな簡単に決めていい物なの?」
淡「うん」ケロリ
爽「なんて奴だ……」
誰と合体したい?
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 171 相性度 169
洋榎 好感度 32 相性度 53
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 79 相性度 36
由暉子 好感度 92 相性度 69
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
安価下
京太郎「憧」
憧「却下」
淡「システム上断る事は出来ないんだよ」
憧「それ言われると断れないじゃない!」
京太郎「頼むよ憧~」
憧「一体何をどうするのよ!」
京太郎「……」
恐らくどう説明しても却下されるだろう「キスして合体するんだ!」と言ったら尚更の事だ。
京太郎「昔からのよしみだろ!」
京太郎「沢山助けてやったろ!」
憧「助けた覚えしか無いわよ!」
京太郎「いーや!俺の方が助けた!」
憧「どの口が言ってるのよ!」
憧(泣き虫京太郎が……本当に変わったわ)
憧(小学生からは生意気だったけど……)フンッ
憧 好感度 上昇 安価下
憧 好感度 上昇 安価下2
憧 相性度 上昇 安価下3
憧 相性度 上昇 安価下4
憧 好感度 221
憧 相性度 163
京太郎「ああ……確かに俺は憧に沢山助けてもらった」
京太郎「犬に追いかけられた時、変なお姉さんに連れ拐われそうになった時、悪ガキと喧嘩する時」
淡「悪ガキと喧嘩した時はどうだったの?」コソコソ
春「憧と私が屠った」コソコソ
淡「京太郎いらなくない?」
春「当時は正直不要だったと思う」
京太郎「こら!そこっ!」
憧「……よく覚えてるわね」
京太郎「しかし、思い出して欲しい」
京太郎「憧だって俺に助けてもらった時がある筈だ!」
憧「私が……」
京太郎に助けてもらった事……確かに思い出せば一つくらいは……
憧「無いわよ!」
京太郎「なんでだよ!?」
憧 好感度 上昇 安価下
憧 好感度 上昇 安価下2
憧 相性度 上昇 安価下3
憧 相性度 上昇 安価下4
憧 好感度 299
憧 相性度 198
憧「大体アンタはどうして戦うのよ」
京太郎「!」
憧「勇者って祭り上げられたから?バカじゃない?」
京太郎「戦う理由……」
憧「新ジャンルは危ない奴ばかり、本当に痛い目見るわよ」
憧「理由も無いのに戦うなんて馬鹿げてるわ」
京太郎「助けてやりたいんだ、あいつみたいに困った奴を」
決意の篭らない目で憧を見据える。
憧「あいつ?誰よ」
京太郎「覚えてないけどな、憧と春と淡も知っている奴だ」
けれど、意思は本物だ。
咏「本当に戦う理由はいずれ見つかる筈さ」
咏(昔から決まっているからね)
淡「魔王を倒す為に決まってるじゃん!」プンプン
憧「本当の魔王は人よ……」ボソッ
憧 好感度 上昇 安価下
憧 好感度 上昇 安価下2
憧 相性度 上昇 安価下3
憧 相性度 上昇 安価下4
憧 好感度 391
憧 相性度 489
憧「仕方ないわね……」
このまま大怪我でもされたら気分悪いに決まってるじゃない……!
京太郎「憧……」
憧「パートナーになってやるわよ」
京太郎「良いのか!?」
憧「ええ、仕方ないから」
淡「やったね!」
淡(憧への警戒は解かれ無いけどね)
淡(アコはわかってるよね?)
咏「皆変わらないなー、知らんけど」
塞「店主も帰って来てくれたら良いのに」
咏「すぐ帰って来るさ」アハハ
塞「だと良いけど……」
咏「時代の流れは迫っている、飲まれない様に」
京太郎「淡が居て助かったな、本当に」
淡「何?口説いてるつもり?」
京太郎「どうしてそうなるんだよ……お前が居なかったら俺は何も身動きを取れなかったと思うから感謝してるよ」
淡「……ふーん」
京太郎「なんだよ」
淡「どーいたしまして!」ニコッ
京太郎「突然敬語になったり良く分からない奴だな……本当に」
淡「でもね、自体は一刻も早くを争うよ」
淡「学園全体に邪気眼が広まるのは阻止しないと」
京太郎「クラスだけじゃないのか!?」
淡「本当に困るよね、そーさくいよくって」
咏「ははは、その場のノリって奴だね」
咏「ほら、これをあげよう」
京太郎「……お守り?」
春「黒ずんでる……」
爽「ボロっちいのをあげるんだ……」
咏「倒れそうになったらHPを1だけ残してくれるシロモノさ」
京太郎「ありがとうございます。大事にしますね」
咏「使うような展開が来ない事が一番だね、知らんけど」
咏「さぁ、可愛い弟子よ」
京太郎「なんでしょう」
咏「ついて来なさい」
京太郎「いきなりですね」
けれども着いて行くぐらいには三尋木咏と京太郎の間には信頼関係が生まれていた。
咏「残された可愛い少女達はお茶を楽しむなり解散するなり、ね」
爽「マイペースって自覚ある?」
咏「いや、知らんし」
咏「さぁ少年、おいで」
京太郎「……はい」
咏「続きを見せてあげよう」
京太郎「!」
咏「――良い顔だ」
京太郎が連れて行かれたのは名前も分からぬ友人が眠っている墓地だった。
京太郎「……」
咏「さて、ここには当時世界最高の剣士が眠っていた」
咏「誠と言う字が似合う薄幸の少女だった」
京太郎「俺と何の関係があるんですか!?ピンクの髪と赤髪の人……」
咏「その内の一人は既に現世でも会っているさ」
咏「気付かないのかい?」
京太郎「全く気付きませんね」
咏「……」
咏「仕方ないか」
咏「ほら、少女の墓を掴みなさい」
京太郎「……」ゴクッ
名も知らぬ少女の墓を掴む、好奇心や猜疑心では無い。
自分を知りたいのだった。
ガシッ
京太郎「ここは……?」
?「お、来たんやな」
京太郎「!?」バッ
咄嗟に後ろを振り返ると黒髪のショートボブの少女が立っていた。
?「時間も無いし、さっさとしようや」
京太郎「ここは……?」
?「牢屋や、牢屋」
京太郎「牢屋!?」
?「どや、この羽織、格好良いやろ?」
京太郎「??」
?「騙された結果やで、ほんま」
?「うちは信じてるで」
?「――やってくれるって」
京太郎「どいつもこいつも……」
京太郎「意味分からない事を言うなよ!」
?「わかる時が来るかは京太郎次第やで……な?」
?「――っ!」ゴホッゴホッ
京太郎「おい!?大丈夫か?」
?「さぁ……時間も無くなって来た所や」
?「この二つの刀、あげるわ」スッ
京太郎「……」パシッ
刀を渡された意味は前回の事を思い返したら明白だった。
?「刺せるか?」
京太郎「夢と思うようにしてる」
?「なら刺せるな」ニコッ
京太郎「……」
?「ほら、はやく」
京太郎「どうして……俺に?」
?「それはな、救って欲しいからや」
?「この呪いを断ち切るためや」
京太郎「やり直すため――ですか?」
?「!」
気付かされる、須賀京太郎は変わらないのだと。
気付かされる、須賀京太郎は今でも最愛の人だと。
?(他にも女待たせてたんやろうなぁ……罪な人や)
?(なぁ……咏ちゃん)
?「さっ……一思いにやってや」
0~30 刺せない
31~99 刺す
ドサッ……
京太郎「……」
力を入れると分かる、人は脆い。
薄幸の少女は胸から血を噴き出しながら京太郎にもたれかかるよう倒れた。
京太郎「……軽い」
京太郎「ここまで軽くなって……どうしてだ」
?「人として京太郎に殺されたかったんや」
京太郎「どうして俺なんだ……」
?「好きやから、な」
京太郎「……」
?「本当はなぁ……処刑されてたんや」
京太郎「……?」
?「未練を果たしてくれてえろうおおきに」
?「他にも殺したりしたんか?」
京太郎「二人会って、一人殺した」
?「なるほどなぁ……ほんま罪な人や」
京太郎「未練は無いか?」
?「――ありがとう」
京太郎「……」
気がつくと、墓は無くなっていた。
咏「お疲れ、知らねーけど」
京太郎「やっぱり顔は忘れてしまいますね」
咏「どうせ思い出せるって」
京太郎「咏さん」
咏「さて、そろそろ次の特訓に――」
京太郎「咏さん!!」
咏「……」
京太郎「俺って、須賀京太郎って、誰ですか?」
咏「内緒」
京太郎「……ずるいですね」
咏「狡くはないさ、まだ知るには早い」
咏「それに……技を手に入れる事が出来た」
京太郎「技?」
咏「合体したら分かるよ」
京太郎「刀を貰った筈なのに刀が無い……」
京太郎「それと関係が?」
咏「ご名答」ニッ
咏「さっ……ギャルゲーパートだ!」
京太郎「シリアスから一気に切り替えないでくださいよ!」
咏「少年、女は大事だ」
京太郎「どうして」
咏「わっかんねー」
京太郎「おい」
咏「君の力は女性との相性で左右される面が大きい」
京太郎「……」
咏「そんな相性も無に帰する様な人外も居るがね」
京太郎「咏さんは?」
咏「今はてんで駄目だね、まだよしておきなさい」
咏「結局の所は愛さっ」
咏「女にも格があるとか言ったら失礼だからね、わっかんねーけど」
京太郎「格……なんて酷いですね」
咏「格付けしあう女達ってね!」
京太郎「それだけはやめといた方が良いですよ」
姫子 好感度 433 相性度 597
春 好感度 647 相性度 597
灼 好感度 86 相性度 5
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 171 相性度 169
洋榎 好感度 32 相性度 53
爽 好感度 388 相性度 327
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 391 相性度 489
由暉子 好感度 92 相性度 69
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
安価下3集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回連続で話す事ができます)
安価下~5多数決(好感度300越えは除く)
訂正
姫子 好感度 433 相性度 597
春 好感度 647 相性度 597
灼 好感度 86 相性度 5
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 171 相性度 169
洋榎 好感度 32 相性度 53
爽 好感度 388 相性度 327
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 391 相性度 489
由暉子 好感度 92 相性度 69
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回連続で話す事ができます)
安価下~5多数決(好感度300越えは除く)
「……もしもし」
京太郎「こんばんは」
「あ、京太郎」
京太郎「移動教室はどうですか?」
「……」
「二人で楽しんでる」
京太郎「哩さんは元気ですか?」
「うん、今は外出中で居ないけど」
京太郎「移動教室が終わるのは明後日でしたよね?」
「そうだよ、ちょっと遅くなるけど」
「そっちはどう?」
京太郎「新しい新ジャンルが現れました」
「そう……」
京太郎「でも、淡が頼りになるから大丈夫ですよ」
「なら良かった」ホッ
灼 好感度 上昇 安価下
灼 相性度 上昇 安価下2
灼 好感度 286
灼 相性度 57
京太郎「今回の新ジャンルは容疑者が二人居るらしいです」
灼「憑依型?」
京太郎「はい、しかも周りに影響を与えるタイプですね」
灼「スネ夫クール並みに厄介」
灼「手強さで言えばイーブンだけど」
京太郎「担任の天江先生と同じクラスの由暉子が怪しいんですよね」
灼「淡の指示をよく聞いて行動した方が良い」
灼「淡は頼りになるから」
京太郎「そうですね、灼さん程では無いけど頼りになりますよ」
灼「いざとなったら咏さんだって居る」
灼 好感度 上昇 安価下
灼 相性度 上昇 安価下2
ゾロ目連続ボーナス好感度400上昇
灼 好感度 686
灼 相性度 155
京太郎「大丈夫ですか?」
「え?」
京太郎「元気無さそうですけど」
「大丈夫、気にしないで」
京太郎「なら良いけど……」
「京太郎……私はね」
「……なんでもない」
京太郎「?」
「危険な目にだけは合わないように気を付けて」
京太郎「それ、今更ですよ」アハハ
「ちがう、裏切り者に気を付けて」
京太郎「え……」
「あなたが関わる人間の中に1人だけ居る」
「人の皮を被った悪魔」
京太郎「誰か分かりますか?」
「……分からない」
灼 好感度 上昇 安価下
灼 相性度 上昇 安価下2
灼 好感度 744
灼 相性度 220
京太郎「判明したのは?」
「今日」
京太郎「理由は?」
「魔法で占った。外れた事は無い」
京太郎「どうして今更……」
「京太郎の行く末が気になったから」
「でも、分かったのは身近な危機だけ」
「淡にも言っておいて」
京太郎「明後日に話し合う必要がありますね」
「……」
「うん、さようなら」
灼 好感度 上昇 安価下
灼 相性度 上昇 安価下2
灼 好感度 791
灼 相性度 290
京太郎「……うーん歯に衣着せぬ感じだったな」
咏「誰に電話してたの?」
京太郎「ちょっと静かな居候ですよ」
咏「ふーん」
咏「罪な男だねぃ」
京太郎「やめてくださいよ、俺なんかてんで駄目ですよ」
咏「ふふっ……」
京太郎「本当にすぐからかってくるんだから」
咏「ははは、若いね」
京太郎「咏さんこそ」
こうして一日は更けて行った。
チュンチュン
京太郎「朝だー!」
京太郎「学校だー!!!!」
京太郎「……誰も居ない」
慣れ始めた三人暮らしから唐突に人が減れば心なしか寂しくなってしまう。
京太郎「……学校行くか」
「――ちゃん」
京太郎「……?」
京太郎「今……声がしたような」
京太郎「そんな事よりも――」
京太郎「見慣れた顔を見に行く事にしますか!」
京太郎は子供の時の名残か、教室の異変にも慣れ始めてしまった。
「なっ……!ダークフレイムマスター!」
京太郎「はいはい……」
「ダークフレイムマスターが現れたぞ!」
憧「あんた人気ね」
京太郎「やめてくれ」
春「どこに……行ってたの?」
京太郎「墓」
淡「何か掴むことは出来た?」
京太郎「おう!バッチリだ!」
淡「流石はウタだねー!」
衣「静まれ、有象無象」
淡「……素なのか、感染なのか」
京太郎「先生もこれだからなぁ……」
憧「ややこしいわね、本当」
由暉子「……」
次回登場キャラ安価~
咲のキャラ限定(登場していないキャラで皆が好きなキャラ)
安価下~5多数決
キャップに決定です。
しかしこのペースで本当に終わるのか……一年以上は平気で続きそうな悪寒。
京太郎「今日はどうする?」
淡「情報収集しようかなって」
京太郎「お、情報収集か」
淡「うん、急がないと」
淡「でもね、手がかりが余りにも少なくて……」
京太郎「そう言えば本物の邪気眼持ちが居たな」
淡「え?」
京太郎「名付けて清澄学園のママ」
淡「ママ……」
淡「愛情に飢えたオタクが好きそうなネーミングだね」
京太郎「やめなさい」
淡「美穂子先輩の所でしょ?」
京太郎「知ってたのか」
淡「当然だよ」アハハ
京太郎「料理部だから家庭科室だな、行こうぜ」
淡「はーい!」
第三話 後半
我魂為君
守るべき日々
食欲を燻る匂いが漂う家庭科室、昼食を食べてから三時間程が経った胃袋には少々刺激が強い。
美穂子「あら、どうしたの?」
京太郎「ども」ペコッ
淡「うわーっ!いい匂い!」
春「……」
京太郎「お、春。どうして料理部に?」
美穂子「黒糖を使ったケーキを教えてあげてるの、春ちゃんとっても筋がいいのよ」
京太郎「意外だな、向いてるんじゃないか?」
憧「私も手伝ったけどね~」ヌッ
京太郎「春、調理部入れよ!」
憧「無視とはいい度胸ね」
京太郎「お前調理部じゃないじゃん」
憧「頼まれたから手伝ったのよ!」
憧「たしかにとても筋が良かったから入った方がいいんじゃない?」
春「遠慮する」
美穂子「残念……」
京太郎「あ、そうだ福路先輩」
美穂子「何かしら?」
京太郎「――その右目、噂だと見えるらしいですね」
京太郎「指定された情報が」
美穂子「部分的に、ね」
京太郎「見てもらいたい人が居る」
美穂子「……」
美穂子 好感度 判定 安価下
美穂子 相性度 判定 安価下2
美穂子 好感度 69
美穂子 相性度 95
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2791.html
こちらが今回の新ジャンルの元ネタです
京太郎「まぁ……人というか、物というか幽霊というか……」
美穂子「?」
淡「新ジャンル!」
美穂子「ああ……面白い人のことね」
憧「その言い方はあってるのかしら……?」
春「多分違う」
美穂子「色々な種類があって面白いわよね」クスクス
淡(……福路美穂子)
淡(過去には魔王直属の親衛隊に従事)
淡(余りの狂人性には仲間からも恐れられた『クレイジーサイコレズ』)
淡(抜けたみたいだねー)
淡(魔王の配下と属性省の小競り合いの時に見た時があるけどおっかなかったなー)
美穂子「……名前は?」
京太郎「『クラスで自分以外邪気眼使い』です」
美穂子「……」
美穂子「見えたわ」
京太郎「早いですね……」
美穂子「まずは教室に行くべきね」
京太郎「教室……」
憧「さっきまで居たじゃない」
京太郎「だよなぁ……?」
美穂子「私も詳しい事は分からないの……ごめんなさい」
一旦ここまでです。ありがとうございました。
どこに行く?
1.教室
2.オカルト同好会
3.生徒会
安価下2
ハオは漢字表記の方が良いでしょうか?
生徒会室、今日は全員で業務に励んでいる。
京太郎「ども」
洋榎「京太郎、生きとったんかワレ」
京太郎「この前会ったばかりでしょ」
洋榎「宵越しの記憶は持たん主義なんや」
京太郎「病院行け」
一太「ひぃひぃ……!」カチャカチャ
漫才を交わす二人を尻目に、副会長は溜まりに溜まった仕事をこなしていた。
京太郎「可哀想に」
洋榎「なら手伝ったりーや」
京太郎「忙しいから無理ですよ」
恭子「会長、新しい案件です」
洋榎「後で目を通しとくで」
恭子「はい」
絹恵「お茶やで」コトッ
憧「どうも」ペコッ
ハオ「副会長、仕事です」ドッチャリ
一太「ぬわーっ!」
京太郎「どこのパパ○だ」
ハオ 好感度 判定 安価下
ハオ 相性度 判定 安価下2
恭子 好感度 判定 安価下3
恭子 相性度 判定 安価下4
絹恵 好感度 判定 安価下5
絹恵 相性度 判定 安価下6
どこに情報収集しにいく?
三回限定での行動、全て正解したら新ジャンルの行動原理と弱点を深く知る事が出来ます。
↑の表記を忘れていたので、今から三回限定行動です。
ハオ 好感度 94
ハオ 相性度 8
恭子 好感度 57
恭子 相性度 12
絹恵 好感度 79
絹恵 相性度 17
洋榎「『クラスで自分以外邪気眼使い』?知らんなぁ」
京太郎「なっ……!」
洋榎「どうして生徒会に来たん?」
京太郎「……」
洋榎「ん?」
京太郎「出直します」
洋榎「ほなまた~」
洋榎 好感度上昇 安価下
洋榎 相性度上昇 安価下2
洋榎 好感度 123
洋榎 相性度 89
どこに情報収集しにいく?
三回限定での行動、全て正解したら新ジャンルの行動原理と弱点を深く知る事が出来ます。
どこに行く?
1.教室
2.オカルト同好会
3.体育館
安価下2
放課後になり静けさを増した教室、そこにはただ一人だけが佇んでいた。
京太郎「ユキ……」
由暉子「こんにちは、京太郎君」ニコッ
京太郎「一体何があったんだ?」
由暉子「私と京太郎君はヴィーナスとアポロンの生まれ変わり」
京太郎「へ?」
由暉子「闇の征服者と光の救世主、それが私達」
由暉子「愛し合っていたのにも関わらず審判決戦を強いられました」
由暉子「結果は私の勝利、光の断罪剣で貴方のエレメンツを破壊した私は京太郎君の記憶を封印した……」
由暉子「さぁ……目覚めてくださいダークフレイムマスター」
由暉子「そして、光と闇の和解を果たしましょう!」
京太郎「」
憧「……」
春「……」
淡「……」
淡「なるほど……どうしてテーブルゲーム同好会には行かないの?」
由暉子「ククク……卓上の遊戯には飽きましたので」
淡「……」
由暉子「このトランプも私とテーブルゲーム同好会の決別を示しています……」
由暉子 好感度 上昇 安価下
由暉子 相性度 上昇 安価下2
由暉子 好感度 183
由暉子 相性度 165
淡(トランプ持ってる時点で最近に顔を出したのは確実だよね)
京太郎(絶対顔を出したよな)
憧(絶対顔を出したわ)
春(分かりやすい……)
次に向かうべき所が大体分かった所で京太郎はこのふざけた流れを切る為に勇気を出した。
京太郎「じゃあな!」
由暉子「何故ですか!?ダークフレイムマスター!」
由暉子「何故私から……!」
ピシャアンッ
由暉子の呼びかけにも応じず扉を閉める、構っていられないのでは無い、怖いのだ。
京太郎「俺……今回の新ジャンルが一番苦手だ」
淡「もっと変なのは沢山あるよー」
京太郎「勇者やめたい……」
※ クラスで自分以外邪気眼使いの記憶、その一を解放しました
※あと二回
どこに行く?
1.テーブルゲーム同好会
2.オカルト同好会
3.体育館
安価下2
テーブルゲーム同好会、今日は麻雀に勤しんでいる。
京太郎「ユキは来ましたか?」
成香「さっき来ましたよ」
成香「素敵ではありませんでした……」
淡「あれ?爽は?」
揺杏「嫌なタイミングで留守だとさ」ハァ
京太郎「本当にタイミング悪いですね」
誓子「ヒーローの癖に間が悪いよねー」
淡「トランプ持ってった時に何か言ってたー?」
揺杏「仲間になろうとかなんとか言ってたね~」
誓子「こっちの話は聞いてくれないの……」グスッ
揺杏「……爽はオカルト同好会に行ったよ」
京太郎「ありがとうございます」
誓子「待って」
京太郎「!」
淡「んー?」
誓子「ユキも爽も私達の友達なの……」
揺杏「だからさ、全力で止めてやってよ」
成香「お願いします!」
京太郎「……はい!」
※ クラスで自分以外邪気眼使いの記憶、その二を解放しました
※あと一回
どこに行く?
1.オカルト同好会
2.体育館
3.風紀委員室
安価下2
キュッキュッ
ダムダム
京太郎「んー」
淡「誰も居ないね」
憧「間違えたのかしら?」
春「……」
桃子「なんすか?」スウゥ
憧「ええ!?」ビクッ
どこからともなく現れるステルスモモ、彼女がその気になれば彼女は誰からも認識されない。
京太郎「またお前か!」
淡「授業はー?」
桃子「サボったっす」
京太郎「留年するぞ」
淡「あ!聞きたいことがあるんだけどー!」
桃子「今回は誰も見てないっすね、ハズレっすよ」
京太郎「だよなぁ……」ガクッ
淡「えー!」
※全て解き明かす事が出来なかった為、戦闘が少し難しくなります
※全て解き明かす事が出来なかった為、説得不可です
※ゾロ目を出したらその限りではありません
お待ちかねのギャルゲーパートだー!
由暉子をぶっ倒す前に好きな子の相性度と好感度を上げましょー!(重複あり)
誰と会う?(今まで登場したキャラのみ)
安価下2
廊下で佇む少女、黄昏と言う言葉がにあっていた。
京太郎「オカルト同好会では誰と会っていたんですか?」
爽「内緒」
京太郎「内緒って……」
爽「気になるの?」
京太郎「そりゃあまぁ……少しは」
爽「友達だよ」
京太郎「え?」
爽「大事な友達さ」
爽「でも、何も聞き出せなかった」
京太郎「ユキですか?」
爽「ん……」コクッ
京太郎「必ず目を覚まさせましょう」
爽「分かってるさ」
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
爽 好感度 425
爽 相性度 417
誰と会う?(哩と灼を除く)
重複あり
安価下2
ゾロ目ボーナス!
憧「あら、何してるの?」
京太郎「お、憧か」
爽「じゃあ失礼するよ」ザッ
京太郎「これからユキの目を覚ましに行きます」
爽「……」ピクッ
京太郎「良かったらその様子を見に来てください」
爽「ん……」テクテク
憧「……カッコ良い」ボソッ
京太郎「ん?呼んだ?」
憧「な、なっ……何でもないわよ!」
京太郎「相変わらず酷い奴だな……」
憧「もうっ!」
憧 好感度上昇 安価下+200
憧 相性度上昇 安価下2+200
憧 好感度 676
憧 相性度 781
京太郎「顔赤いぞ?」
憧「……誰のせいだと思ってるのよ」ボソッ
京太郎「憧?」
憧「バーカ」
京太郎「は?」
憧「ふふっ……なんでもない」ニコッ
憧「好きよ京太郎」ボソッ
これからも、ずっと。
私の記憶が残っている内は――
誰と会う?(哩と灼を除く)
重複あり
安価下2
京太郎「あ、どうも」
姫子「……先輩は?」
京太郎「移動教室らしいですね」
姫子「そうか」
姫子「……大星淡に気をつけっとよ」
京太郎「――え?」
姫子「奴は危ないばい」
京太郎「淡に……?」
どう言うことだ?
淡が……まさか裏切り者?
姫子「忠告は以上……」
姫子「明日……大星淡を拘束する」
京太郎「え!?」
京太郎「だ……誰からそんな命令が!?」
姫子「……」
姫子「忠告はした」ザッ
京太郎「姫子さん……貴女は一体……」
誰なんだ?
姫子「……で……終わり……魔王……」
姫子 好感度上昇 安価下
姫子 相性度上昇 安価下2
連続でゾロ目出している方が一人
ゾロ目ボーナス!
姫子 好感度 633
姫子 相性度 275
集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回連続で話す事ができます)
(先程好感度と相性度を上げたキャラは無し)
安価下~5 多数決
太陽が沈んだ事により暗闇に包まれた教室、唯一の明かりは校庭に設置された街灯だけだった。
春「……どうしたの?」
京太郎「なんでもない」
春「頭抱えてた」
京太郎「なんでもないって」
春「普段の京太郎はそんな顔しない」
京太郎の表情を言葉で表すと。
困惑、だった。
京太郎「なぁ……淡は友達だよな?」
春「うん。大事な友達」
京太郎「姫子さんも友達だ」
春「……?」
京太郎「姫子さんに言われたんだ」
京太郎「――淡は危険だって」
春 好感度上昇 安価下
春 好感度上昇 安価下2
春 相性度上昇 安価下3
春 相性度上昇 安価下4
京太郎「春、お前だったらどうする?」
京太郎「淡を信じるか姫子さんを信じるか……」
京太郎「俺には分からねえ……!」
春「両方信じれば良い」
京太郎「……へ?」
春「2人とも友達だったら……2人とも信じればいい」ニコッ
微笑みかけるように答える、彼女は優しくてまっすぐだった。
京太郎(俺は馬鹿だな……)
京太郎「ははっ……!」
春「?」
京太郎「ありがとな、春!」
春 好感度上昇 安価下
春 好感度上昇 安価下2
春 相性度上昇 安価下3
春 相性度上昇 安価下4
春 好感度 1035
春 相性度 838
ガララッ……
京太郎「ユキ」
春「……」
由暉子「……私以外の話ですか」
京太郎「さぁな」
由暉子「私が貴方の目を覚まさせます」
京太郎「俺のセリフだ」
由暉子「嗚呼……ダークフレイムマスター」
京太郎「勘弁してくれ」
由暉子「審判決戦を思い出しますね」
淡「やっほー」ガララッ
京太郎「淡!」
淡「同化……かなりまずい所まで来てるよ」ボソッ
京太郎「分かった……」
助けなければならない、友人を。
春 相性度 838
姫子 相性度 275 ※イベントあり
憧 相性度 781
爽 相性度 417 ※イベントあり
誰と合体する?
安価下2
京太郎「爽先輩!!!」
どこからともなく獅子原爽は姿を現す。
淡「教壇の下に居たんだね」
爽「細かい事言うと怒るぞ~」
由暉子「……」ギリギリ
爽「ユキ……私がお前の目を覚ましてやる」
京太郎「行きますよ!」
グイッ
爽「?」
京太郎「……」
ピタッ……
爽の身体を引き寄せる、勢いのままキスをしようとしたのだが、やはり思い留まってしまった。
爽「……そう言う事か」ジトッ
京太郎「ごめんなさい」
爽「いーよ、ほら」スッ
目を瞑って差し出すよう唇を突き出す。
京太郎「自然で良いですよ、わざわざ突き出さなくても」
爽「ん……」
赤黒い光が閃光のように爆ぜる。
合体!!
カッ!!!
赤と金がサイド混ざったサイドアップ、首元に着けられたスカーフはさながらヒーロのようであった。
※有珠山の制服が長袖の超ミニスカートになり、マントが装着されました。
京太郎「ヒーローって感じだな」
「変な感覚だな」
京太郎「力がみなぎって来ますよ」
淡(力を引き出せてないね)
淡「難しいかも……」ボソッ
由暉子「愚かな……」
須賀京太郎
HP200 atk500 df150
特殊技能
1.千尋の谷 一度だけHPが1残る
2.獅子 HPが1になった時に限りatk2倍
真屋由暉子
HP500 atk400 df100
特殊技能
中二病でもなんとやら HPが二倍
京太郎(あの新ジャンルの特徴は……)
京太郎(恋をした相手には優しい……ぐらいしか分からねえ!)ズーン
京太郎「行くぜ!ユキ!」
「加減しろよー」
由暉子「……」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
戦闘中に切るとかわっかんねー
再開
京太郎 防御
由暉子 攻撃
京太郎「……」
由暉子「はぁぁ!」
由暉子「光の剣よ!!私に答えたまえ!」キィィンッ
光の剣が行動不能を狙うが如く、京太郎の四肢へと滑空する。
京太郎「甘いぜ由暉子」カンカンッ
炎気を纏った手を駆使して光の剣をなぎ払う。
京太郎「ここだ!」
未だに放たれ続ける光の剣の合間を縫うように眼前へと接近。
京太郎「いくぞぉぉ!」
0~50 技発動なし
51~99 技発動
灼「もう一度戦闘システムを教えるね、忘れた人も居るだろうから」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
灼「図にするとこんな感じ」
灼「こうなると攻撃と必殺、魔法と防御はどうなるのかと思うけど安心して欲しい」
灼「それこそ従来の戦闘と同じ、コンマ判定を取る。コンマで勝てばコンマとatkとdfの差分のダメージを与える事が出来る、逆も然り」
灼「コマンドで優位な物が取れれば言う事無し、DF関係なく自分のATKの半分の数値を確実にダメージとして与える事が出来る」
灼「コマンドで優位な物を取るためには確実に新ジャンルの行動原理を知る必要があるよ」
灼「さらに、今回はコマンドで勝つと技が使えるようになるよ、相手もね」
灼「2分の1を当てればいい話……頑張って」
灼「……健闘を祈るね」
技が発動されます。判定ダメージの二倍のダメージを与えられます
250×2=500
京太郎「喰らえ!」
ゴポッゴポコポッ
炎気は収束し、腕の中へ入り込む。
そして腕は炎気を象徴するかの如く赤黒く染まった。
京太郎「殴るのは気が引けるけど……」
「いけー!やったれー!」
カッ!!!!
由暉子「うっ!」
寸での所で止まる拳、攻撃を止めた訳ではない。
それだけで攻撃がおわったのだ。
ドサッ
京太郎「必殺とはまたちがうな……」
京太郎「こっちは力を引き出すというか……」
フフフフフフ
京太郎「え?」
由暉子「私はふたつの魂を持っています……」
京太郎「まだ立てるのか……?」
由暉子「咎人の魂をっ!」
「それっぽいこと言ってるけど多分意味分かってないよ」
須賀京太郎
HP200 atk500 df150
特殊技能
1.千尋の谷 一度だけHPが1残る
2.獅子 HPが1になった時に限りatk2倍
真屋由暉子
HP500 atk400 df100
特殊技能
中二病でもなんとやら HPが二倍
咎人うんたらかんたら HPがMAXになって復活
京太郎「もう一度攻撃を当たればいい訳だな」
「それが上手くいけば、だな」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 攻撃
由暉子 攻撃
由暉子「光の剣よ!」
京太郎「しつこいなお前!」
キィィンッ
カキイィッ
拳と剣が交差する。
激しい攻防の結末は……
コンマ判定
京太郎 安価下
由暉子 安価下
京太郎 安価下
由暉子 安価下2
コンマ差59 atkとdfの差400
由暉子に459のダメージ!
京太郎「へっ……」
なんとかいい一撃を与えられたな。
由暉子「痛いです……」
淡「京太郎、急いで」
京太郎「淡……」
淡が真剣な様子を見せるってことは…… 相当不味いな。
京太郎「次で終わりだ!ユキ!」
「早く!」
須賀京太郎
HP200 atk500 df150
特殊技能
1.千尋の谷 一度だけHPが1残る
2.獅子 HPが1になった時に限りatk2倍
真屋由暉子
HP41 atk400 df100
特殊技能
中二病でもなんとやら HPが二倍
咎人うんたらかんたら HPがMAXになって復活
京太郎「……」
姫子の言葉がふと頭をよぎる。
京太郎「いいのか……このままで?」
「おい、さっさとユキに寝てもらうぞ」
京太郎「……そうですね」
「本当に好きな人が相手だとしつこいなぁ……ユキは」
「今、助けてやるからな」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
由暉子 攻撃
京太郎 攻撃
コンマ判定
京太郎 安価下
由暉子 安価下2
※京太郎の勝利
※合体相手に爽を選んだ事によるイベントが発生します。
由暉子「……」
小さなの時の私。
由暉子「あれは……」
多分、誰よりも暗かった。
でも、彼のおかげで少しは変われた気がする。
京太郎「……」
京太郎「ふふふっ……くふふ……ふっふっふっふっ」
京太郎「闇の炎は扱い難い……が、既に我の物!」
京太郎「見ているんだろう?」
京太郎「光の救世主よ」ニヤッ
由暉子「えっ!?」
京太郎「え!?」
京太郎「しまっ!」
由暉子「私が見えるんですか!?」
どうして遊びに乗ってしまったのか……単純な遊び心だったけど……私は京太郎君に惹かれて行きました。
京太郎(やっべー見られた……)ドキドキ
由暉子「あの人達以外で初めて話しかけられました……」ドキドキ
京太郎「これは、皆には内緒だぜ?」
京太郎「他言無用の契を交わす……いいな?」
由暉子「はい!」
京太郎(こいつ……さいのうがあるな)
京太郎「特にあいつ達には絶対内緒だ」
由暉子「二人だけの偽り事……ですね」クスッ
京太郎「お、おう……名前は?」
由暉子「真屋由暉子です!」
初恋でした。
毎日胸がドキドキとしていました。
一旦ここまでの深夜再開です。
それからは2人きりになる時はずっと2人で遊んでいました。
楽しい楽しい毎日でした。
ある日は年上の優しい方達と遊んで、ある日は京太郎君と遊ぶ。
これ以上になく充実していました。
毎日笑っている京太郎君。
けれど、“ある日”を境に彼の笑う数が減り、私と会う回数が日に日に減って行きました。
中学校へ入学する頃には彼の事を遠目で見続けるようになりました。
年上の先輩方が居るから寂しくありません。
……けど。
――私の大事な何かはすっぽりと抜け落ちてしまいました。
爽「ユキ!行くぞ~!」
由暉子「……」チラッ
京太郎「~」デサー
憧「~」アンタホントニシッカリシナサイヨ
春「……」ポリポリ
ワイワイ
由暉子「……」
京太郎君はごにんになっても楽しそうでした。
嫉妬してしまう程です。
由暉子「……」ギリッ
だから、心を許してしまったのかも知れません。
人の心を巣食う悪魔に。
「――!」
誰?
「――キッ!」
ごめんなさい、もうこのまま死んでしまいたいです。
だって、私とても醜いですから。
目の前の事に夢中になりすぎてしまって、こんなにお世話になってる大切な人を捨てた私は――
「ユキ!!!!」
由暉子「!」パチッ
爽「バカヤロー……」ポロッ
爽「悩み事があるならもっと早く言えよ」ポロポロッ
爽「友達……だろ?」ギュッ
爽先輩の後ろにはテーブルゲーム同好会の皆も立っていました。
由暉子「先輩……」ポロッポロッ
皆は私の事を受け入れてくれる。
皆は……ヒーローです。
私は大事な事を見落としていました。
由暉子「ひっく……ごめんなさ……ひっく……ごめんなさい……ごめんなさい……!」ギュッ
――皆は私の大事な友達だって事を。
淡「一件落着だね」
京太郎「……だな!」
誓子「ありがとう」
誓子「おかげで元に戻れたみたい……」
揺杏「本当に感謝してるよ~」
成香「素敵でした!」
爽「ああ、本当に――っ!」
由暉子「京太郎君!危険です!」
京太郎「――えっ?」
ガキイィィンッ
淡「あーあ、やっぱりだったね」
「……」
淡は自分の体躯の何倍もの大きさを誇る大剣を軽々しく扱い京太郎を守った。
京太郎「だっ……だれ…………っ!」
淡「京太郎、属性省は乗っ取られたけど新たに生まれ変わったんだよ」
淡「魔王が欲しがったのは悪魔でも活動拠点と莫大な金だからね!」
淡「現在の属性大臣が生きてて然るべき対応を取ればすぐにでも新たに属性省は発足されて、尚且つ前までの属性省は魔王軍って言う国敵で、要注意カテゴリーの一つになるんだ!」
京太郎「なっ……!」
淡「京太郎の新ジャンルについての知識が余りにも乏しくて驚いたよ……これから教えるけどね」
「……」
淡「今日の朝に発表された新属性省の役員に貴女の名前がなくて驚いたよ……」
淡「アラタは大丈夫かな?」
京太郎「どうして貴女がっ!!??」
淡「何かあったら私が許さないけどね……でしょ?」
淡「――白水哩」
哩「……」
哩「……」
姫子「やはり気づいていたばいね」ザッ
京太郎「なっ……!姫子さんまで!?」
淡「そっちの人も手下だったんだね……」
哩「ん……」コクッ
姫子「早く終わらせましょうね、せんぱい」
哩「勇者は頭数に入らないとして、一番厄介な大星も私達二人掛かりだったら……」
爽「私も居るけど?」ゴッ
哩「……足手まといを庇いながら?」
姫子「そいけん無茶ばい」
爽「……くっ」
淡「京太郎、新ジャンルって言うのは属性省で解明されていない強烈な特徴を持った属性の事なんだ」
淡「昔は新ジャンルの一つでも解明された強い属性。元から解明がされている分かりやすくて強い属性があるんだ」
淡「それは皆持ってるんだ」
京太郎「あの二人も……?」
淡「うん、方言と悪魔目とレズと諸々含めたリザベーションって言う属性持ち」
京太郎「そ……それはどうなんだ?」
淡「かなり強い」
京太郎「どうしてだよ!?哩さん!姫子さん!」
京太郎「どうして……!」
哩「お前に話す事はなか」
京太郎「!」
淡「ひじょーに不味いね……どうしよう」
京太郎「これ、このままやられるんじゃ……」
哩「さっ……いくばい」
姫子「せんぱい、すごか力が迫ってます」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ
ゴッ!
教室の扉が蹴破られると長身美麗の美女が姿を現した。
「現刻有限」
「下校の時間はとっくに過ぎたぞ、生徒達」ニィ
京太郎「あなたは……?」
「可愛い教え子の危機に駆け付けるのが教師の役目なら衣はそうしよう」
京太郎「先生!?」
哩「まさか、ロリババアだったなんて……」
衣「きっと忘れているだろうけど……」
衣「京太郎」
京太郎「……?」
淡「まさか……伝説のロリババア持ちが担任の先生なんて……!」ヘタッ
衣「――この姿で会うのは久しぶりだな」ニヤッ
こう言う時の方が筆が進むと言うかなんとやら。
一旦ここまでです。
方向性的にはこう言った感じでございます。>>1自身も実はこんな厨二?ファンタジーやバトル物が大好きなので無理な人は本当に無理じゃないかとビクビクしております。
こちらも継続して安価の参加等してくれると嬉しいです。
すいませんでした。ほんの少しだけ再開です
哩「データでは年齢が17歳だったばい」
衣「ふっ……今回は高校生に扮する事にしようとしたが、教員になることを懇願されたからこうなったのだ」
京太郎「まてよ……ロリババアって事はババアなのか?」
淡「他にも種類はあるけど、先生の場合は外見に反して年齢を重ねているタイプ……」
淡「私が知る限りでは一人しか知らなかったけど……まだ居たなんて……」
淡「それに……ロリババアは属性として最高クラス……!」
姫子「とてつもなく厄介と……」
衣「どうだ?少し遊んでやろう?」
衣「いや……違うな」
衣「獅子搏兎!……だな」
哩「!」ビクッ
哩「姫子……引くぞ」
姫子「はい」
衣「つまらないな」
哩さんと姫子さんは何もいわずして去っていった。
衣「そうそう、噂の同居人の一人。鷺森灼は無事だ」
衣「同僚が保護した」
京太郎「一体移動教室で何が……」
衣「衣には分からないが……“偶然”にも強い属性を持った生徒が白水哩と鷺森灼だけだったらしい」
衣「さぁ、早く家に帰れ。細かい事は明日話すぞ」
俺は堪らなく悔しかった。
自分のお気楽加減が堪らなく悔しかった。
お好きな現時点登場キャラ
※敵以外
安価下2
憧「さっき鶴田さんと白水先輩を見たけど……どうしたのよ?」
京太郎「……」
憧「辛そうな顔しちゃって」
京太郎「哩さんと……姫子さんが裏切った……」
憧「!」
憧「あんたを勇者に指名した人って聞いたわよ!?」
京太郎「俺には分からねえ……何がどうなってるんだよ!」
憧「どうして私に八つ当たりするのよ……情けないわね」
京太郎「くっ……!」
京太郎「ごめん……」
衣「……」
衣(裏切った……か)
衣(果たして……どっちだ?)
憧 好感度上昇 安価下
相性度判定は安価下2でした
憧 好感度 688
憧 相性度 876
京太郎「てか、いつの間に教室に?」
憧「最初から居たけど文句あるかしら?」
京太郎「ええ!?」
憧「一発殴らせなさいよ、マジで」
京太郎「まぁ、怒るなって」
憧「さっさと元気になりなさいよ」ボソッ
京太郎「ん?なんか言った?」
バキッ
メキョ!!メキョ!!
京太郎「メキョって言った……メキョって言った……」ボロッ
爽「バダハリが青ざめるくらい容赦無かったなー」
由暉子「約束されし勝利のパンチ……」
憧「色々パロってるし、最後のパンチで台無しよ。せめて右腕にして」
京太郎「お前の右腕なら世界狙えるぜ」
憧「そんな訳無いじゃない」
淡「そんな訳無い女性が大の男を三回転吹っ飛ばす事があり得ないよねー」
京太郎「全くもってその通り!」
由暉子「あ……あの」モジモジ
京太郎「おっ!ユキか!」
由暉子「この度は……ありがとうございました……」モジモジ
京太郎「気にするなって。それにしてもこうやってユキと話すのは久しぶりだな~」
春「小学校以来だから厳密に言うとマトモな会話は初めて……」
憧「ダークフレイムマスター京太郎様の時は会話にならなかったわね」
京太郎「やめて!」
由暉子「その……」モジッ
京太郎「?」
由暉子「……っ……!」
由暉子「ありがとうございました!」ペコッ
京太郎「!」
由暉子「あなたと爽部長のおかげで私は救われました……!だから!」
由暉子「すごく立派な勇者様だと思います!」
京太郎「……」
京太郎「……」ブワァッ
一同「!?」
「京太郎が泣いたぞー!」
京太郎「ばっ!ばか!泣いてねーし!」
京太郎「ユキ!」
由暉子「はっ!はい!」
京太郎「ありがとな!」ニッ
由暉子「――!」
由暉子「はい!」ニコッ
「へぇ……あれが勇者なのね」
「そうですたい」
(魔王様の言う通り……要注意人物か見極める必要があるばい)
「まだ弱かです」
(並々ならぬ力の持ち主ばいね……)
「まぁ良いわ、いずれにしても私の敵ではないわ」
「で、でも当分の間は放っておきましょう」
「……弱い今の内に倒すのが定石と思うと」
「べっ!べつにあいつの事が好きになったわけじゃないんだからね!」
「どちらにせよ私達には勝てないやろ」クイッ
「当然じゃない!私達大正義属性同盟には勝てないわ!」
「特に首領のこの私……ツンデレ様には!」
(((ダサい……組織名がダサい……)))
「首領、早く新しい憑依先を見つけないと死んでまうよ?」クイッ
「大丈夫……もう見つけたわ……ピッタリな憑依先……」ニヤッ
――――――――――――――――
憧「~~」モウッ
憧「~~~」シラナイワヨ
――――――――――――――――
「ふふっ……」
to be continued……
次の敵となる新ジャンルは?
1,裏新ジャンル『都市伝説』
2,新ジャンル『めもめも』
3,新ジャンル『読心ヤンデレ』
安価下~5 多数決
もし、質問や分からない事などがあったら再開する時にお答えします。
渡辺さんの出番はあるの?
>>688
多分出ます。
次回予告
「めもめも、京太郎は胸が好きなのだな!」
京太郎「誰すかあの人」
憧「自称おうじゃ……ゴホン!……王者の
」
憧「小走やえ先輩よ」
京太郎「誰だよそれ、全く知らねえよ」
憧「でも……可愛いじゃない」ケロッ
京太郎「それは認めるけどさ」
春「……」ゴスッ
京太郎「ぐほぁ!?」
春「女の子の思いは大事にするべき」
京太郎「俺は何も把握してねえよ!」
憧「あんたの為に一字一句逃さずに記録してるのよ?」
憧「並大抵じゃないわ……」ゴクッ
京太郎「並大抵じゃないのは分かりますけど、それストーカーだよね?そうですよね!?」
憧「そんな時が女の子にはあるのよ、多分」
京太郎「お前女の子のだよね!?そうだよね!?」
春「恋する女は嫌いさ~」
京太郎「お前はなんなの!?」
第四話
EVERLASTING BLUE
ねぇ、どうして空を仰ぐの?
好感度 相性度 まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1035 相性度 838
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 171 相性度 169
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 688 相性度 876
由暉子 好感度 183 相性度 165
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 95
こんな感じです
厨二病事件から2日が経った夏の日の教室、一般的な生徒はさぞかし青春を楽しんでいるだろう。
しかし、由暉子と同じクラスの生徒は夜な夜な寝室で頭を抱えてジタバタしたそうな……
京太郎「夏真っ只中ですね奥さん」
春「うるさい」
京太郎「夏に強い人は違いますね~」グヘヘ
春「京太郎が弱過ぎる」
京太郎「突然暑くなりすぎなこの世が悪いんだよ!」
憧「情けないわね……」ハァ
京太郎「良いですね!本家が奈良の人は!さぞ良いですね!」
憧「私の本家は暑くないわよ」
京太郎「うるせえよ!熱に強い奴はくたばってしまえ!」
淡「京太郎って一週間後には強くなってる人だよね……」
憧「良く分かったわね……正解よ」
淡「どうしようもないねー」
京太郎「うるせえ!今を楽しめよ!今を!」
淡 好感度上昇安価下
淡 相性度上昇安価下2
春 好感度上昇安価下3
春 相性度上昇安価下4
憧 好感度上昇安価下5
憧 相性度上昇安価下6
春のヒロイン力衰え知らず……
素直クールの属性とかもってそうですよね春ちゃん。
深夜に再開します。
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 38 相性度 24
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 110 相性度 252
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 183 相性度 165
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 9
??「京太郎殿は暑さに弱いが、すぐに慣れる……めもめも」
??「京太郎殿は今を楽しむタイプ……危険だな……めもめも」
教室の中心で堂々とメモを取り続ける少女、周りの目もはばからずに淡々とメモを進めていく。
京太郎「……え?」
憧「先輩ね、三年の小走先輩よ。応援団長をやってるわ」
京太郎「三年なのはネクタイの色で分かるけどさ……」
京太郎「犯罪の匂いがしないか?」
淡「気のせい……だよ」スッ
春「……」スッ
憧「うん、そうね」スッ
京太郎「目を逸らすな!目を!」
やえ「京太郎殿は寝癖をそのままにするタイプ……めもめも」
京太郎「せんせーい!たすけてー!」
衣「……」スッ
京太郎「おい聖職者!」
放課後、衣に呼び出された京太郎と淡は喫茶店で衣を待っていた。
淡「遅いねー」
京太郎「ここまで遅いと困るよな」
カランコロ-ン
京太郎「あっ」
淡「きたっ!」
衣「待たせたな」
京太郎「咏さんも一緒ですか」
咏「ふふっ」ニヤニヤ
今日の分はここまでです。
やえ
好感度判定安価下
相性度判定安価下2
塞「いらっしゃいませー」
咏は不機嫌な衣の後ろからひょっこりと姿を現した。
咏「わっかんねーわっかんねなー」ニヨニヨ
咏「どうして衣が少年に肩入れするのかわっかんねー」
咏「他人のフリしてたのにねー!」
衣「……五月蝿い」
京太郎「二人共、お知り合いですか?」
咏「旧知の仲さっ」ハハッ
衣「腐れ縁だ」
京太郎「そ……そんな事より!」
京太郎「灼さんは……?」
衣「鷺森灼は無事だ」
京太郎「ほっ……」
衣「移動教室はOOSAKA市……というのは幻術の類だった」
京太郎「え!?」
淡「迂闊だった……!」
衣「異変に気付いた教員達は特殊機動警察である藤田靖子に依頼をした」
衣「教員達は忙しいから……だが」
衣「そして、藤田靖子はOOSAKA市の某所にて監禁されていた鷺森灼を無事救出」
咏「幻術に気づけないなんて間抜けだねー」
衣「……」
衣「鷺森灼は重傷を負い、かなり憔悴していたらしい」
衣「今は病院で安静にしているぞ」
京太郎「良かった……良かった……!」
衣(戦いに巻き込んだ人間の身を案ずるか……)
衣(本当に変わらないお人好しだな)フッ
咏「あ、思い出してた」
衣「……ご名答」
咏「変わらないねー互いに」
衣「そうだな、本当に変わらないな」
京太郎「?」
衣「鷺森灼はお前の名前をうわごとのように呟いていたぞ」
京太郎「?……どうしてでしょう?」
衣(本当に変わらないな)イラッ
次回登場キャラ安価
お好きな咲のキャラ
安価下~5 多数決
揺杏は登場済みなので
一応、お好きな咲のキャラ
安価下
てか2票で霞じゃね?
>>720
一応決まってますが、念の為です。
次回登場キャラは霞です!
いったんここまでです
衣「鷺森灼が言うには不意打ちだったらしい」
京太郎「哩さん……どうして」
衣「元から敵だったんだろう」
咏「残念だったね少年」
衣「切り替えるべきだな」
京太郎「そう……ですね」
衣「それはそうと……受けたのか?」
京太郎「え?」
衣「アレだ」
京太郎「なんですかアレって、ボキャブラリー不足も深刻ですね」
咏「ああ……アレかいっ?」
衣「そう、アレだ」ニヤッ
衣 好感度上昇安価下
衣 相性度上昇安価下2
咏 好感度上昇安価下3
咏 相性度上昇安価下4
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 183 相性度 165
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 9
やえ 好感度 91 相性度 276
咏「受けさせたよ」
衣「結果は?」
咏「上々だねーわっかんねーけど」
衣「上々か……」ククッ
妖しげな意味を含んだ微笑を浮かべる。
天江衣には謎が多かった。
咏「いやー……それにしても」
咏「私より小さいのに威厳たっぷりだねぃ」
衣「ほぅ……ここで力を解放しても良いのか?」
ゴゴゴゴゴ
微かな地響きが老朽化した喫茶店を揺らす。
咏「勘弁しておくれよ」アハハ
咏「店が潰れてしまうさっ」
衣「……喰えない奴だ」スゥッ
淡「こんな所で怪物二人に本気を出されたら凄いことに……!」アワワッ
京太郎「怖くてちびりそう」
京太郎「今回も特訓ですか?」
咏「ふふっ……愛弟子よ、今回は無いさっ」
衣「えっ」
淡「仲いいねー」
京太郎「えー……もっと見たかったのに」
咏「焦り過ぎても駄目だよっ」ナデナデ
衣「待ってくれ」
淡(なるほどっ!)
咏「君には大変な使命があるからね」
衣「おい!」
咏「えー?どうしたのかな?」ニコッ
京太郎「俺、利用された?」
淡「ドンマイッ!」ナデナデ
京太郎(撫でられる度に身を屈めないといけないんだよなぁ……かわいいから良いけど)
衣「今、愛弟子と言ったな……」
咏「わっかんねー」
衣「京太郎は衣の可愛い生徒なのに……気に食わないぞ!」
咏「衣は何も教えないからなー先生とすら思われてないよねーわっかんねーけどー」
衣「むっ……!」
衣「京太郎!!!」
京太郎「はひっ!?」
衣「今から貴様は衣の弟子だ!」
京太郎「簡単に師匠が出来るなオイ!」
塞「目指せ!史上最強の弟子!」
京太郎「師匠が全員合法ロリなんですけどぉ!?」
咏「ロリコンは困るねー!」アハハ
京太郎「ロ、ロ、ロリコンちゃうわ!」
衣「こ、衣の真の姿は大人の女性だぞ!」
京太郎「貧乳は興味無しッッッッッ!!!」
衣「!」ガーンッ
淡「じゃあ私か塞だねー!」ムニュムニュッ
塞「お代張るよー」ムニュムニュッ
京太郎「やめて!色んな意味でやめて!理性が色んな意味で飛んで合体しちゃう!淡さん最近本当に胸大きくなりましたね!もっとやれ!」
那岐「……」チャキッ
刀を構えた那岐は、鋭い眼光で今にも禁則事項で禁則事項してしまいそうな京太郎のソレに狙いを定める。
京太郎「やめろぉぉぉぉ!そこは飛ばすなぁ!」
数十分後、京太郎達は古城を彷彿とさせる館へ案内された。
外には瓦礫が散乱し、館の半分を蔦が覆っているが、ガーデニングと内装は完璧に整えられていた。
衣「ここが衣の家だ」
京太郎「すっごく大きいですね」
淡「うわっ、シャンデリア!」
咏「嫌な事を思い出す所に住んでるねー!知らんけど」
衣「あの花屋とてそうだろう?」
咏「アレは良いのさ、自分への戒めだからねぇ」
衣「奇遇だな」
咏「その時の彼はどうだった?」
衣「今と変わらないさ」
咏「適切な回答ありがとう」ニコッ
咏「さー新しい師匠のお手並み拝見と行こうかなっ」
衣「ふっ……」ドヤッ
淡(わかりやすくドヤッてるね)
京太郎(とてもドヤッってる)
咏(ドヤッてるねぇ……)
衣「さぁ……ゆくぞ」
京太郎「……!」
淡い光を灯した衣の右手が京太郎の眼前を淡く灯す。
衣「――再上映だ」
コォォォ
0~50 気絶
51~99 見える
コォォォォォォォォォォォォ
京太郎「!」
衣「さて……」
咏「手筈通りだと倒れる筈……だけど」
衣「変化なし」
咏「わっかんねー!」ケラケラ
衣「笑うな!衣は失敗していないぞ!」
咏「わざわざ少年に屈ませ無くとも、力を解放してからやってやるべきだったんじゃなーい?」ニヨニヨ
衣「どうしてだ……どうして……」
咏「あっはっはっ」ケラケラ
淡「前ぶり凄かったのにねー」
????「ふふっ」クスクス
塞「うーん、店に居た方が良かったかも」
那岐「無駄……」
????「おや、誰も気付いていませんねぇ……何よりも格好が私の知るそれではない」
尾の長い燕尾服を着た黒髪の美男子、微笑を浮かべる彼は美男子と言うよりも“能面”と言う言葉が似合っている。
????「と、なるとここに存在する私は京太郎君の記憶の一部の私ですね」
京太郎「え?」ピクッ
????「ふふっ……お久しぶりです。京太郎君」ニコッ
京太郎「だ……誰ですか?」
????「古い友人ですよ」
京太郎「古い友人って……」
京太郎「俺、あんたに会った記憶ありませんよ?」
????「果てして本当にそうでしょうか?」
京太郎「え?」
????「今の自分に囚われては、今の自分を無くしてしまいますよ?」
京太郎「……意味わかんねぇ」
衣「……成功だったのか」
咏「現世投影だったんだねぇ」
咏「今、少年の目の前には“アイツ”が立っているんだろう?」
衣「無論だ」
咏「“アイツ”は今何をしているのかねぇ……?」
衣「きっと、元気さ」
衣「一人でふらりと野良猫のように生きていると思う」
京太郎「……」
ハギヨシ「……ふふっ」
ハギヨシ「さぁ、始めましょう」
京太郎「お、あんたも殺されるのか?」
ハギヨシ「いいえ……貴方が私に殺されるのです」
京太郎「――え?」
????「こんな思いはもう懲り懲りですよ」
????「決して過ちを繰り返さぬように」ニコッ
????「約束しましたよね?」
京太郎「……したな、そんな約束」
衣・淡・咏「!?」ビクッ
塞「へぇ……」
那岐「……」
????「!」
????「もしかして………!?」
京太郎「ごめん、それしか思い出してない」
????「そうですね……」ハァ
????「では、その約束を守る為に……殺されてください」
????「大丈夫です。一時的な死ですから」
京太郎「ああ……きっとそうなんだろうな」
????「では、いきます……!友よ!」ゴオッ
0…30 なんともない
31~99 うまくいく
今日の分はここまでです。
質問がございましたらいつでもどうぞ。
ありがとうございました。
京太郎「……あれ?」
????「……」ダラダラ
????「またお会いしましょう」スゥゥゥ
京太郎「待てやぁぁ!!」ガシッ
????「これからお茶しばきに行きますので……ごめんなさい」
京太郎「一切殺されていませんけど!?何も起きていませんけど?あなたの腕が幽霊よろしく通過しただけですけど!?」
????「結論だけ言います」
????「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した」
京太郎「タイムリィィィイプ!!!!」
????「仕方ないですね……もう一度挑戦してみましょう」ハァ
京太郎「もう一度出来るなら早くそう言えよ」
0~40 駄目
41~99 できた
安価下~3多数決
ドスッ
????「この借りは大きいですよ?衣様」
衣「……」
京太郎「あっ……ゴホッ!」ズルッ
淡「っ!?京太郎!?」グッ
塞「い……いきなり血を吐いて……!」
那岐「……!?!?」
衣「案ずるな」スッ
咏「しっかし、あの時の再現なんて笑えない……」
咏「辛い役目ばかりだねー?」
咏は独り言のように言葉を発する。
きっとそれは、すぐ側に居る男に対しての言葉だろう。
????「ふふっ……慣れていますので」
彼女に男は見えない。
ドサッ……
????「……」
????「また会える時を楽しみにしていますよ」
????「貴方の為に笑える友が居る」
????「貴方の為に涙を流す友が居る」
????「貴方の為に喜んで犠牲になる友が居る」
????「その事だけは忘れないでください」スゥゥゥ
かっこ
訂正
ドスッ
????「この借りは大きいですよ?衣様」
衣「……」
京太郎「あっ……ゴホッ!」ズルッ
淡「っ!?京太郎!?」グッ
塞「い……いきなり血を吐いて……!」
那岐「……!?!?」
衣「案ずるな」スッ
咏「しっかし、あの時の再現なんて笑えない……」
咏「辛い役目ばかりだねー?」
咏は独り言のように言葉を発する。
きっとそれは、すぐ側に居る男に対しての言葉だろう。
????「ふふっ……慣れていますので」
彼女に男は見えない。
ドサッ……
????「……」
????「また会える時を楽しみにしていますよ」
????「貴方の為に笑える友が居る」
????「貴方の為に涙を流す友が居る」
????「貴方の為に喜んで犠牲になる友が居る」
????「その事だけは忘れないでください」スゥゥゥ
友?
誰だそれは?
俺には友が居るのか?
大事な友が居るのか――?
0~50 寡黙な青年
51~99 偽名を使う青年
京太郎「!?」
ここは……?
??「……また来たのか」
寡黙そうで目が鋭い男性と……
???「ははっ……悪い悪い」ガラッ
俺!?
???「追っ手がしつこくて面倒なんだよ、匿ってくれ」
どういう事だよ……テレビはあるけどモノクロだし……これって昭和初期じゃねーの?
??「『魔王』か?」
???「そうだよ、『魔王』だ」
??「勝ち目はあるのか?」
???「うーん……無い!」キッパリ
??「出てけ」
???「嘘嘘!ごめんなさい!勝ちます!」
??「たくっ……」
???「そう怒るなよ少年、今回は第二次大戦末期……女帝との悲恋の話をしてやろう」
??「女帝……?」
???「ふふっ……何を隠そうドイツの独裁者と言われる人物はな……」
??「ユダヤの経済スパイにして良いのか?この話」
???「もちろん!他言無用だ!」
??「……話してくれ」
???「――よろしい!」ニィ
???「と言う事があった!」
??「よくもまぁこんな話を……」
??「辛く無かったのか?」
???「一切辛くないね」
??「はぁ?」
???「どうしてだと思う?それはな――曖昧な記憶だからさ」
??「どうして?」
???「靄がかかっているように感じるのさ、どうしてか」
??「ふぅん……」
???「それよりも……どうだ?属性省は」
??「問題なく設立されそうだ」
???「その後にNAGANO市が政令都市として誕生……なんとか阻止できないか?」
???「新ジャンルをあそこに集中させるのはどうも……」
??「難しいな……」
???「ふむ……」
俺はNAGANO市の設立を反対していたのか……?
???「まぁ良い、今日はこれまでにしよう」
??「力になれずにすまない」
???「気にしなくても良いさ」
???「人生はうまくいく事ばかりでは無いからな」
しかし……俺?は発言が一々イケメンだな……
??「止める事は出来ないが……抑制する事は出来るかも知れない」
???「ほぅ……?」
??「属性省大臣への就任を依頼された」
???「少年の上司はそれを許すのか?」
??「縁を切る……あぁ何も問題は無いさ」
???「……危機の時には必ず駆け付ける。約束しよう」
???「すまない……」
??「気にしなくても良いさ。金や権力よりも大切な物を教えてもらっのだからさ」
??「あの時、お前と会わなかったら俺は人としてゆっくりと死んで行くのを待つだけだった……その命をお前の為に使う事になんの問題がある?」
???「ありがとう……友よ」
???「さて、そろそろおいとまさせてもらう」スウゥ
??「死ぬなよ……」
???「安心しろ、俺は誰にも殺されない」スウゥ
京太郎「!」ハッ
????「静かに」シッ
京太郎「……?」
何故だ?どうして俺を黙らせる?
淡「良かった……」ホッ
咏「さて、少年……何を見た?誰が居た?」
咏「早く話してくれ」
衣「やはり、因縁があるのか?」
咏「鍵は絶対に持っていると思うからねー」
咏「それが誰かを知る事が出来たら……」
????「絶対に話してはいけませんよ」
????「どうして?」
????「彼女達は最大の仲間です。だからこそ私以外の誰にも話してはなりません」
????「まだ時ではない……話す時は来る。彼女達も理解してくれますよ」
????「分かりましたか?」
京太郎「……」コクッ
????「では……」スゥゥゥ
????「またお会いしましょう」フッ
消えてしまった……
咏「少年、教えてくれ」
俺はこの事を話すべきなのか?
1,話す
2,話さない
安価下~5 多数決
内部衝突不可避ですねー
一旦ここまでですが、すぐに再開致します。
※system
最高難易度に突入します(歓喜)
余りルート分岐の選択肢を教える事は致しませんが、これはTRUE END突入の為の選択肢です。
一回目から完全無欠のハッピーエンドを目指しましょう。
新ジャンルと属性に祝福を。
京太郎「――と言うことがありました」
咏「それ、本当?」
衣「俗世を離れ過ぎたか……」
淡「私は知らないなー」
淡「現属性省大臣は若いお兄さんだよ?」
京太郎「だとしたら年齢的に割が合わないな」
淡「そうだよね、どういうことだろう?」
咏「……」
咏「主従を結んだか……?」
衣「あり得るな」
咏「そして、少年。これが判明してしまった……」
京太郎「え?」
咏「話すなとか念を押されなかったかい?」
京太郎「あっ……!」
咏「あいつには見えていたんだろーね」
咏「こいつの存在が」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ
?「へぇ……そう言う事があったんだね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
?「だからおじさんは私を捨てたんだ……」
?「あいつがおじさんと知り合わなければ……」
?「こんは事にはならなかったのに!」キッ
衣「ストーカーは感心しないな」
咏「落ち着いておくれよシノちゃん」
衣「白築慕……厄介な」
咏「少年。彼女も倒すべき相手だよ」
咏「生憎、私達は力になれないよ」
京太郎「どうしてですか!?」
咏「君が戦わないと意味がないからさ」
京太郎「クソッ!」
慕「おじさんを……かえせえええええ!」
※戦闘が始まります
春 好感度 1102 相性度 1038
爽 好感度 425 相性度 417
憧 好感度 696 相性度 897
誰と合体する?
安価下2
※特訓が成功した事により、須賀京太郎単体の全パラメーターが300UP
京太郎「春!来てくれ!」
キイイイィィィン
移転の札と共に現れる巫女の少女、髪は下ろされており、とても魅惑的になっていた。
春「お待たせ」
慕「あああああぁぁぁぁぁぁ!!!」グオオオオオオオオオオオオ→85km
春「えっ」ギョッ
京太郎「今回は待ってくれないらしい」
京太郎「と言うわけでさっさとキスするぞ」
春「ムード……」
京太郎「わりぃ!」グイッ
咏(かわいそうに……)
手慣れた感じで唇を重ねる。
春にとっては腹立たしいだろう。
合体!!!
カッッッッッッ!!!
京太郎「随分と春寄りになったな」
前と比べると髪からは金髪が減った。その代わりに緑髪が増えた。
美麗ではあるものの前回よりは身長が縮み、服装は巫女装束の袖と裾がかなりの短い物になった。
「相性が近くなったから?」
慕「また、懲りずに合体……なんだ」
慕「本当に懲りないよね、あなた」
京太郎「くっ……巨乳JKの癖に威圧感が圧倒的過ぎるぜ!」
咏「あれ、コスプレじゃねーの?わっかんねー!」
慕「!」ギロッッッッッ
咏「わっかんねー!」フイッ
淡(ださい……)
衣(情けない……)
須賀京太郎
HP1000+300=1300
atk500+300=800
df1500+300=1800
特殊技能
1,神の守護者 敵のダメージを半減
2,神の報酬 ゾロ目発生で敵のHPを10分の一に
白築慕
HP9000
ATK9000
DF9000
特殊技能
1,瞬獄殺 ダメージ二倍
2,ゴッドバード 1ターン何もしない代わりに必ず相手にダメージを与える
今回は慕の攻撃はコンマで決まります
京太郎「行くぞ!」
慕「……愚かだね」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
慕のコマンド
0~30 防御
31~60 攻撃
61~99 魔法
0~50 技発動
51~99 未発動
あれ……勝っちゃった
説明がありませんでしたが技判定でゾロ目出したら判定ダメージの四倍の予定でした。更には神の報酬発生で相手のHPが10分の1……しゅごい(白目)
負けイベントで勝つとかわっかんねー!本当にわっかんねー!
ゾロ目ボーナス!
「姫様……お借り致します」
ポチャンポチャン
「水の雫……神の雫」
「神の雫……!」
コオオオオオオオオオオオオオオ
京太郎「これは……!」
咏「まさか……これを使うなんてね」
咏「わっかんねー!!」
淡「勝つとは一切思ってなかったよー!」
衣「薄情者達め」
塞「す……すごい」
那岐「……」キラキラ
慕「な……ち、力が……」
京太郎「……神代」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
京太郎「降臨!」ゴオオオオォォォ
巨大な光の閃光が闇を吹き飛ばす――
慕「きゃぁあああ!」
※神の報酬により慕のHPが900に
※400×4=1600 慕に1600ダメージ
※京太郎の勝利!
※後ほど恩恵発生!
※ルート変動、リチャードソンと慕イベントが予定変更により発生します。
早々と母を亡くした
合戦の最中、私を助ける為に死んだらしい。
それから私はおじさんに引き取られた。
おじさんは私の為に尽くしてくれた。
私が魔王の思想に賛同し、世の中からのけ者にされてもおじさんは尽くしてくれた。
そんなおじさんが私は好きだったから、ドイツで結婚をしたかった。
それが拒まれても私は満足だった。
でも、おじさんは役目があると言って私を捨てた。
どうしてかは分からない、でも……おじさんをそうしたアイツ達が許せなかった。
自称勇者とその仲間達が。
おじさん……おじさん……どうして私と契約をせずにあの男と……?
私と契約をすれば……永遠に私と――
慕「――はっ!」
慕「ここは……?」ジャラッ
京太郎「悪いけど、縛らせて貰いましたよ」
咏「見る影も無いねぇ」
慕「……」ギリッ
衣「貴様も小柄になったな」ニヤッ
京太郎「この人もロリババァ?」
淡「違うよ、力を使い過ぎて小さくなっただけ」
京太郎「なんで背が縮むんだよ」
塞「誓約の一つだね」
那岐「……私と同じ」
咏「負けるとは思わなかったでしょ?知らんけど」
慕「予想外だった……」
衣「案ずるな、こちらとて予想外だ」
咏「うんうん」
京太郎・春「「おい」」
慕
好感度判定 安価下
相性度判定 安価下2
京太郎「え?この人も攻略対象?」
咏「魔王以外は全員攻略対象だぜー?」
淡「まおゆうって魔王と勇者の恋愛が多いらしいけどね!」
慕
好感度判定 安価下
相性度判定 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 183 相性度 165
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 9
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
咏「おじさんってのはどれくらい長生きしているのかな?」
慕「……」
咏「まぁ……勝手に仮定すると、あんたと同じ時代に生まれたとしよう」
咏「安土桃山だったかな?それなりに長生きじゃないか」ハハハ
慕「……」
咏「いや、君のおじさんと私は知り合いなんだよ」
慕「……」ギリギリ
咏「リチャードソンと」ニィッ
淡「なるほど!」
慕「あああああ!!」ジタバタ
ガシャンガシャン
咏「と、なると慕ちゃんが激昂する理由も分かる」
咏「京太郎が話したアイツは、
初代の属性省大臣」
咏「二代目の現属性省大臣はそのリチャードソンだね?」
慕「……」ギリギリ
咏「さて、少年。帰ろうか」
京太郎「え?」
咏「頭が混乱しちまってねーわっかんねーのさ。君にはパートナーを増やす役目があるけどね」
京太郎「結局それですか……」
咏「悪いねっ」ニコッ
衣「待ってくれ、こいつを見てろと言うのか?」
咏「うん」ニコッ
衣「あ……はい」
どうしてか、その笑顔の前では断る事が出来なかった。
淡「じゃあ京太郎!誰と合体したい!?」
好感度299以下のキャラクターから選択してください
安価下2
テーブルゲーム同好会、いつ廃部に追い込まれても文句は言えない部活未満。
由暉子「京太郎君」ニコッ
京太郎「お、元気か?」
爽「なにしに来たの?ユキはやらないぞ」
由暉子「もう!やめてください部長」プンプン
京太郎「由暉子さんを僕にください!」
誓子「え?」
揺杏「ワォ」
成香「ええええぇぇ!?」
由暉子「え?え?えぇ///」グルグル
京太郎「ユキ、俺は貴女と合体したい」キリッ
爽「誤解を招くなアホ」バキィィイッ
京太郎「うげぁ!?」ドサッ
由暉子 好感度上昇安価下
由暉子 相性度上昇安価下2
由暉子 好感度上昇安価下3
由暉子 相性度上昇安価下4
一旦ここまでです。
深夜再開になると思います。今日こそ2 スレ目に……
わかり辛くてわっかんねー所などございましたら教えてくれると助かります。
再開します
京太郎「げふっげふっ!」ビクッビクッ
由暉子「だ、大丈夫ですか?」ナデナデ
爽「ユキ、こいつに同情は必要無いぞ」
京太郎「ひ……酷い」ハァハァ
誓子「前見た時はもっと頼もしい感じだったけど……」
爽「騙されるなよ、これが本当の京太郎だ」
誓子「そう言えばそうだったわね」ポンッ
揺杏「むしろこっちが平常運転でしょ」
成香「私もそう思います!」
由暉子「確かに……」
京太郎「酷い!」
爽「乙女心を弄ぶ奴が悪い」
揺杏「そこはフォローできねーわ」アハハ
京太郎「テーブルゲーム同好会の設立を許可したの俺ですよ?役員全員の反対押し切って」
誓子「お茶です」コトッ
爽「肩お揉みするよ」ニコニコッ
成香「京太郎君素敵です!」
京太郎「手の平クルックルだな!」
由暉子「ふふっ……」クスクス
由暉子 好感度上昇安価下
由暉子 相性度上昇安価下2
由暉子 好感度上昇安価下3
由暉子 相性度上昇安価下4
好感度、相性度がゾロ目になったら200上昇するようにしました。上昇値が合わせてゾロだった場合もしかりです。
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度51 相性度 51
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 9
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
淡「パートナーゲェェット!だね!」ガララッ
爽「居たのか」
京太郎「みず」
京太郎「勇者になるときユキの力を借りる時が来ると思う!それじゃあ!」タタッ
淡「ばいばーい!」タタッ
由暉子「京太郎君とキス……///」
訂正
淡「パートナーゲェェーーット!だね!」ガララッ
爽「居たのか」
京太郎「水木○郎風だな」
京太郎「勇者になるときユキの力を借りる時が来ると思う!それじゃあ!」タタッ
淡「ばいばーい!」タタッ
由暉子「京太郎君とキス……///」
爽「満更でもないな」
揺杏「とても嬉しそうだねぇ」
――――――
教室、そこに居るのは憧だけだった。
京太郎「憧、何してるの?」
憧「寝てたわ」
京太郎「風邪ひくぞ」
憧「大丈夫よ、ありがとう」
京太郎「そうか……」
淡「はいはい!夫婦の会話は置いといて!」
京太郎・憧「「誰が夫婦じゃ!」よ!」
淡「次は誰と合体したい!?」
憧「まだ変な事やってるのね……」
京太郎「うっせー」ベー
誰と合体したい?
好感度299以下のキャラクターから選択してください
安価下2
テーブルゲーム同好会、もう説明する事が無いくらいに部活未満なのだ。
爽「しっかし、相変わらず騒がしい奴等だな」
揺杏「今日はもう来ないっしょ」アハハ
京太郎「たのもー!」
揺杏「」
誓子「来たね」
成香「京太郎君素敵です!」
爽「その下りは終わったよ」
成香「ごめんなさい!」
爽「次は誰だ!?誰の唇が狙いだ!?ハーレム変態男!」
爽「誓子か!?誓子なのか!?」
京太郎「揺杏先輩です!」
爽「あ、どうぞどうぞ」
揺杏「私の意見を聞け!」
由暉子 好感度上昇安価下
由暉子 相性度上昇安価下2
由暉子 好感度上昇安価下3
由暉子 相性度上昇安価下4
ミスです。揺杏でした
揺杏「どーして私なのさ?」
京太郎「一番当たり障りが無いかと思いまして……」
揺杏「ふーん」ジロジロ
揺杏「どーしよっかなー!?」
揺杏「主導権は私にある訳だ」
淡「無いよ」
揺杏「え」
淡「キョータローが合体したいと思った人に拒否権は無いもん」
誓子「ひ、酷い……」
成香「素敵ではありません……」
爽「最低……」
由暉子「それはちょっと……」
京太郎「ごめんなさい!ごめんなさい!悪気は無かったんです」ガバッ
淡「土下座得意だねー」
揺杏「まぁ……別に嫌じゃないけど」
揺杏 好感度上昇安価下
揺杏 相性度上昇安価下2
揺杏 好感度上昇安価下3
揺杏 相性度上昇安価下4
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度312 相性度 248
誓子 好感度 94 相性度 81
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 69 相性度 9
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
淡「パートナーゲットー!」
爽「ちょろ」プッ
揺杏「むっ」ムカッ
由暉子「ジェラシーです」ジーッ
揺杏「めっちゃ怖いよこの後輩」
誓子「今に始まった事じゃないよね」
成香「唇泥棒ですね」
京太郎「うっ……今回は心が痛い」
淡「次は誰にする?」
京太郎「ここで言っちゃダメ!」
爽「へぇ……言っていきなよ」
爽「参考程度に、ね?」ニヤニヤ
由暉子「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
揺杏「面白いねー」
誰と合体したい?
好感度299以下のキャラクターから選択してください
安価下2
京太郎「ち……誓子さんで」
誓子「まぁ」
爽「この部活をどうするつもりかな?」
揺杏「流石にひでえわ」
由暉子「……」ギロッ
誓子「ユキちゃん、私を睨むのは酷いよね?」
成香「ドン引きです」
京太郎「だ、だって当たり障りが無さそうだし……」
揺杏「さっき言ったよねそれ」
淡「凄いねキョータロー!」
淡「流れ的に私だと思ってたよ!」
京太郎「それは無い」キッパリ
誓子「あはは……」
誓子 好感度上昇安価下
誓子 相性度上昇安価下2
誓子 好感度上昇安価下3
誓子 相性度上昇安価下4
京太郎「お……お願いします……」
京太郎「俺のメンタルが…………辛い……」
誓子「そうだよね」アハハ
誓子「どうしよっかな?」ニヤッ
京太郎「ドS!」
淡「あははは!」ケラケラ
爽「こりゃ凄い」
揺杏「寒気が……」ゾクッ
成香「怖いです……」
誓子「いいよ、合体しても」
京太郎「!」パァァ
誓子「仕方ないよね」ウンウン
淡「良かったね!」
京太郎「お……おう」ゲンナリ
誓子 好感度上昇安価下
誓子 相性度上昇安価下2
誓子 好感度上昇安価下3
誓子 相性度上昇安価下4
淡「今日は次で最後にしよっか」
京太郎「え、まだやるの?」
淡「うん!」
京太郎「ど、どーしてさ……いつもより多いぞ」
淡「私の働きぶりを見せようと思ったからね!」
京太郎「その頑張りが俺にはとても辛い!」
爽「ここまで行くと同情しちゃう」
揺杏「確かに」
誓子「合体かぁ……」
誰と合体したい?
安価下
今日も調理部は美味しそうな匂いが奏でられていた。
京太郎「ふふっ、どうも」キリッ
美穂子「あら、こんにちは」
京太郎「今日もお綺麗ですね、美穂子さん」
淡「巨乳で家庭的な人に弱いよね」
京太郎「うるさい!」
美穂子「あら?どうしたのかしら?」
京太郎「俺とパートナーになってもらってよろしいですか?」ニコッ
美穂子「あらあら、元魔王の部下の私に勇者の仲間になって欲しいって事?」
美穂子「華菜と久が聞いたらなんて言うかしら?」クスッ
京太郎「え?魔王の部下だったんですか?」
淡「あ、説明忘れてた。ゴメンね!」
京太郎「おい」
美穂子 好感度上昇安価下
美穂子 相性度上昇安価下2
美穂子 好感度上昇安価下3
美穂子 相性度上昇安価下4
京太郎「今は関係無いんですよね?」
美穂子「ええ、もう縁を切ったから」
京太郎「魔王ってどんな奴ですか?」
美穂子「……とても」
美穂子「とても悲しい人よ」
京太郎「悲しい人ですか……」
美穂子「あなたには止めることができるかしら?」
京太郎「俺が勇者だってよく知ってますね」
美穂子「ふふっ、聞いたから」ニコッ
京太郎「有名人は辛いなー」
美穂子「大丈夫、まだ狙われないわ」
京太郎「美穂子さん。やっぱり俺は貴女をパートナーにしたい」
美穂子「どうして?」
京太郎「あなたほど優しい人は居ないからです。新ジャンルって変なのが多いから、あなたみたいな人がいたら、きっと……」
美穂子「私が優しい……?」
京太郎「はい……そりゃもうかなりの物ですよ」
美穂子 好感度上昇安価下
美穂子 相性度上昇安価下2
美穂子 好感度上昇安価下3
美穂子 相性度上昇安価下4
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度312 相性度 248
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 306 相性度 335
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
淡「今回は尺の都合でギャルゲーパートが待ってるよー!」
京太郎「ここで言うな、ここで」
淡「集中的にキャッキャウフフして、沢山の女の子と仲良くなりましょー!」
美穂子「……へー」
京太郎「ひでーなクソッタレ!」
淡「大丈夫!愛があればなんとかなるよ!」
京太郎「淡さんは俺に対する愛が足りないよ!」
淡「わっからないなー!」
京太郎「こら、人の真似をしてはいけません」
淡「あはは!」
淡「さっ!ドンドンギャルゲーやってこー!」
集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回好感度と相性度を上げることが出来ます)
安価下~3 多数決
※哩、姫子、やえは除外です
京太郎「お前はもう帰れ」
淡「ばいばーい!」
京太郎「すんなり帰るのが腹立つぜ、こんちきしょう」
美穂子「ふふっ」クスクス
京太郎「お見苦しい所をお見せしちゃいましたね」アハハ
美穂子「京太郎君の言葉使い綺麗ね、良いと思うわ」
美穂子「それに、とっても面白い」
京太郎「面白いですか?」
美穂子「ええ、周りとの掛け合いがとっても」
京太郎「面白くしようなんてつもりは一切ございません」
美穂子「それは尚更面白いわね……」
京太郎「恥ずかしい!」
美穂子「ふふっ……」
美穂子 好感度上昇安価下
美穂子 相性度上昇安価下2
美穂子 好感度上昇安価下3
美穂子 相性度上昇安価下4
京太郎「ほんとはもう二人ぐらい居たんですよね、騒がしい人」
美穂子「……へぇ」
京太郎「知ってますか?」
京太郎「哩さんと灼さん」
美穂子「……知ってるわ」
美穂子「二人とも、とっても知ってるわ」
京太郎「え……?」
美穂子「一人は魔王を裏切ったわ」
京太郎「それは、どっちですか?」
美穂子「灼さんの方よ」
美穂子「魔王は灼さんを取り戻すのに躍起になってるって聞いたわ」
美穂子「それで白水さんと姫子さんを使ったって聞いたわ」
京太郎「哩さんは元から魔王の配下だったんですね……」
美穂子「ええ、私が知る限りだと」
京太郎「クソッ……!どうしてだよ!」
美穂子「でもね、私のように寝返るかもしれないわね」ニコッ
京太郎「先輩……」
京太郎「そうですね、そうなるようにしてやりましょう!」ニコッ
美穂子 好感度上昇安価下
美穂子 相性度上昇安価下2
美穂子 好感度上昇安価下3
美穂子 相性度上昇安価下4
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度312 相性度 248
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回好感度と相性度を上げることが出来ます)
※哩、姫子、やえ、美穂子(連続だから)は除外です
安価下~5 多数決
揺杏の人気にびっくり。
帰り道、人混みの少ない路地裏で周りの女の子と比べると長身である少女は一人で歩いていた。
京太郎「危ないですよ、こんな道は」
揺杏「そうだね、でも好きなんだよなァ~」
京太郎「危ないから送りますね」
揺杏「たのもしいねっ」
揺杏「いつもはこんな道通らないけどね、どうしてだろ」
京太郎「ありますよね、そんな時が」
京太郎「いつもは通らない道を通ってしまったりとか」
京太郎「いつもと違う事をしたり」
京太郎「それが今日だった……ですよね?」
揺杏「ははっ、詩的だね!」
揺杏「でも、変化は訪れない……でしょ?」
揺杏 好感度上昇安価下
揺杏 相性度上昇安価下2
揺杏 好感度上昇安価下3
揺杏 相性度上昇安価下4
京太郎「変化ですか……」
京太郎「変化なんて簡単には訪れませんからねぇ」
五時を回っても青空を保つ太陽を見上げ少年は言う。
京太郎「それでも変化を求めてしまいますよね。人間って」
揺杏「変化欲しいよね」
揺杏「最近は特に退屈だから」
京太郎「何かが変わると楽しいですから」
揺杏「……あった」
揺杏「あったよ変化」
京太郎「え?あったんですか?」
揺杏「――京太郎と会った事だ」
揺杏 好感度上昇安価下
揺杏 相性度上昇安価下2
揺杏 好感度上昇安価下3
揺杏 相性度上昇安価下4
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 290
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度 571 相性度 436
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
京太郎「ただいまー」
?「おかえり」
京太郎「え?」
?「それと……ただいま」
.:::.:::/::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::.
, :::;:::::::::::/::::| |::::|:|:::::::::::::: ハ:::::::::::::|::::::::::::::::::::::.
::|::::::::/|::/|| |:: |:|:::::::::::::::|| :::::::::|::::::::::|:::::::::::.
..|::|::::||斗─┼ |:|::::|:::::::: |┼── 、 :::: | |
イ :::|::|::::|| | ::::|:|::::|:::::::: | \:::::::| |:::::::|:::::::::::
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|:::::::::::::::ト{({ |i::::::::::::l |i::::::::::l| })/{::::::::::::::::::
:::::::::::: :.ヽつトイソ つトイソ / |:::::::|:::::::::.
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| ::| ::::::ト.._} _ ノ|:::::::|::|:::::
| ::|::::::::|::::八 、 , 八:::::|:::::::|::|:::::
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.乂{\:::::Nr-───≧ .. .. イ─ ─└/j:::::/ノ
 ̄ 丿 |  ̄ |/\
/ \_ _/ \
イ /^ ヽ/ ^\ ト
´ | ∧ 7 ∧ | `
/ .| /\\ .//\ | \
京太郎「灼さん……」ガクッ
灼「ごめんね」ナデナデ
灼「私が……私が騙されてたって気付いてたら……」ポロポロ
少女は崩れ落ちた少年を撫でながらも涙を流す。どうしようも無く自分が恥ずかしいのだ、無様に帰ってきた自分が。
灼「私だって騙してた……」ポロポロ
京太郎「知ってます……だから大丈夫です……」
灼の渦巻く感情の吐露を阻止しようと言葉をかけるが、それでも灼は続けて言った。
灼「私も魔王の元部下で幹部って教えてなくて……京太郎に嘘をついて……ごめんなさい」ポロポロ
京太郎「気にしないでください……今ここに灼さんが居るって事実が大事ですから」
灼「ごめんなさい……うっ……ごめんなさい……とめられなかった……うぅっ……ひっく」ポロポロ
灼 好感度上昇 安価下
灼 相性度上昇 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度 571 相性度 436
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
灼「元々、特筆するほど仲が良いわけでは無かった……」
灼「属性省が一度壊滅して、逃げる時に偶然一緒だった」
灼「その時から計画通りだったのかもね……」
灼「道中、敵に掴まれた時に服を捨てたりも平気でしてたのに……」
京太郎「だから裸だったんですね」
灼「うん、結構恥ずかしかった」
京太郎「そりゃそうだ」
灼「実際は存在しなかった移動教室……その時に何があったか話すね」
京太郎「……」ゴクッ
灼「あれは――」
――
―――
――――
―――――
移動教室当日の朝、バスは清澄学園寮までわざわざ迎えに来ていたのだ。
京太郎「バスで家の前まで迎えに来てくれるなんて、凄いですね」
灼「全員が強制参加だからね」
哩「気が乗らんと……」
京太郎「学生らしい思い出は残した方が良いですよ、ほら行った行った」
バスは灼と哩を乗せてOOSAKA市へと着いた。
灼「着いたね」
哩「久しぶりの外の空気が美味しいばい」
灼「…….ねぇ」ギロッ
哩「やはり気付いていたばいね」
灼「どうして参加者が二人だけなの?」
哩「……さぁ?」
灼「裏切ったね」
哩「それはお互い様と」
灼「……一対一じゃ負けないと思うけど」
哩「安心すっと、運転手さんがとっても強い」
ガチャ
良子「グッモーニン」
灼「~っ!」キイィィンッ
ポチャンポチャン
とある廃ビルの一室、そこに灼は監禁された。
かなりの傷も負わされたのだ。
灼「くっ……」
哩「それじゃあまたNAGANO市に向かうばい」
良子「よろしくお願いします」
良子「!」ピクッ
良子「……早く向かってください。奴が来ました」
哩「……?」
良子「まくりの女王がカミングスーン……」
哩「!」タッ
良子「さて、厄介ですね……」
良子「こちらの方が有利なら尚更……」
『良いよ、逃がしてあげて』
念話の正体、それは魔王。
魔王はわざと灼にも聞こえるように念話を飛ばしているのだ。
良子「ワッツ?よろしいですか?」
『どうせ自らの意思で私の所に来ると思うからね』
『大事な鍵、だけどね』
『ふふっ……』
良子「……OK」
ドゴオオオオォォォォォン
壁を突き破り突入するまくりの女王、彼女は劣勢であればあるほど力を発揮するが……
靖子「――もぬけの殻か」
灼「うっ……」
灼「京太郎……私は……京太郎……」
靖子「おい!大丈夫か!?」
灼「うぅっ……」
靖子「……芳しくないな」
靖子「しっかり掴まれよ、すぐに着くから」
ダッッッ
灼「と言うことがあった」
京太郎「灼さんって魔王にとってそんなにも大事な人なんですか?」
灼「魔王の鍵だから」
京太郎「魔王の鍵?」
灼「魔王が力を発揮する為に必要な鍵の一つにとある大魔導があるの……使えるのは私だけ」
灼「大魔導を私が使えば魔王は力を開放することができるの」
京太郎「……どうして魔王を裏切ったんですか?」
灼「あの人の思想はとても悲しいから……かな」
灼「だから、止める為に属性省に入った」
京太郎「止める為ですか……」
灼「うん。絶対に私は魔王を止める」
京太郎「ついでに哩さんと姫子さんの目も覚ましてやりましょう」
灼「うん、そうしよう」
こうして、灼さんが帰って来た事により明るく一日を過ごす事が出来た。
今日の分はここまでです。
今日は沢山の安価ありがとうございました。
家に居る時以外は全てめもめもにメモられています。登場していなくても、離れた所からめもめもは見ています。
今日の夜には更新したいと思います。
今回は春と有珠山の人気が凄いですね、哩と姫子の行方にも乞うご期待。
チュンチュン
京太郎「朝だー!!朝だーー!!」
灼「うるさい」
京太郎「朝だー!」
灼「うるさいって」
京太郎「つれないですね」
灼「キャラおかしいよ」
京太郎「果たして本当におかしいのか……ふふっ」
灼「京太郎……?」
京太郎「……」
灼「どうしたの?」
京太郎「ん?呼びました?」
灼「」イラッ
ドォォォォォォォンッッ
ヘヤデマホウハヤメテエエエエェェェェェ!!‼︎‼︎
第四話
EVERLASTING BLUE
僕には未来(さき)が見えないから
やえ「めもめも……京太郎殿はやはり記憶を失っている……私がしっかりと記録を取り続けないと」
京太郎「……」
灼「通学してる時もこんな感じなの?」
灼「話には聞いていたけど……凄いね」
京太郎「どうしよっかな、あの人」
灼「……」
憧「まだストーキングされてたのね、可哀想に」
京太郎「なんとかしてくれ」
憧「無理よ」
春「うん、無理」
淡「あんな人は初めて見たよー」
淡「新ジャンルでも無いからね~」
灼「うん。新ジャンルだったらなんとかなってた」
京太郎「新ジャンルだったら武力行使で済むからな!」
憧「発想が野蛮……」
キーンコーンカーンコーン
京太郎「さぁ放課後だ」
淡「どうするのー?」
京太郎「咏さんの所に行くのさ」
淡「どうしてさ」
京太郎「何か分かることがあるかも知れないだろ?」
憧「あの人って何もかもを知ってる雰囲気があるわよね」
淡「何歳なんだろう?」
京太郎「さーな」
衣「京太郎、少し待て」
京太郎「……?」キョトン
京太郎「先生、どうしたんですか?」
衣「今、付きまとっている女に手を出してはならない」
京太郎「?」
衣「良いな?」
京太郎「は……はい」
衣「よし、行って良いぞ」
淡「あ!昨日の怖い人はどうしてるの?」
衣「家事炊事をやらせている」
春「え……」
衣「とても手際が良く、綺麗にしてくれるぞ」
京太郎「意外ですよそれ」
京太郎「相変わらず沢山の花が置いてありますねー」
咏「おう少年、元気にやってるかー?わっかんねーけど」
淡「昨日ぶりー!」
春「……」ペコッ
咏「君は変わらないねー」
咏「でも、それが良い所だね」
咏「で、あの子は誰かなっ?」
やえ「めもめも……未だに花屋はそこにある」
やえ「三尋木咏も健在……めもめも」
咏「……まさかここで姿を現すなんてね」
京太郎「知ってるんですか?」
咏「知ってるも何も、長い付き合いだよ」
京太郎「えぇ!?」
咏「彼女の名前は『めもめも』少年の恩人であり彼女もまた少年が恩人なのさ」
咏「俗に言う『新ジャンル』だね」
咏「倒す必要は無し、むしろ……君が守らないとね!」ニイッ
京太郎「ええ!?」
やえ「めもめも……私は京太郎殿に守られる……嬉しい」
咏「しかし……憑依するのは初めてじゃないか?」
咏「何か……胸騒ぎがするよ、わっかんねー」
やえ「めもめも……久しぶりに心配してもらった」
咏「まぁ、そんな事よりも早く女の子と仲良くなるべきさ」
京太郎「え、俺ストーキングされたままですか?」
咏「安心しなって、一日の全てを観察されているだけだからね」
京太郎「それ犯罪ですって」
やえ「私とて寝る時間がある」
京太郎「うわ!話しかけられた!警察!警察!」
咏「うっさい」ゲシッ
京太郎「あだっ」
やえ「私が寝てからは『めもめも』が記録を取る」
京太郎「結局は全部見てんじゃねーか!」
咏「さぁ!ギャルゲーパートだぞ少年!」
京太郎「あああ!もう!」
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 65 相性度 13
揺杏 好感度 571 相性度 436
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 91 相性度 276
慕 好感度 30 相性度 4
誰と会う?(姫子と哩以外)
安価下2
京太郎「どうも」ガラガラッ
爽「うわ、ケダモノだ」
揺杏「ぺっぺっ」シッシッ
由暉子「お久しぶりです」ニコッ
誓子「全然久しぶりじゃないけど。いらっしゃい」ニコッ
成香「こんにちは」ニコッ
京太郎「うわ。人としての差が如実に現れているな~」
京太郎「悲しいな~」
成香「京太郎君は面白いですね」クスクス
京太郎「俺が面白い?冗談でしょ」
成香「とっても面白い存在です!」
「「「「「……」」」」」
(面白い存在って……)
(存在で笑えるって……)
(中々酷いことを……)
成香「あ!そんなつもりで言った訳じゃ!」
京太郎「あ……あはは……分かってますよ……あはは……」
成香 好感度上昇 安価下
成香 相性度上昇 安価下2
やえ「めもめも……京太郎殿は節操なしに周りの女性へ声をかける」
京太郎「やめろぉ!変な事を書くなぁ!」
やえ「事実だろう?」
京太郎「誤解だ!魔王を倒す為なんです!」
やえ「……そうなのか」
やえ「初めて知ったな」
京太郎「肝心な事は知らないんですね……」
やえ「……」ペラペラ
やえは古めかしい記帳を取り出して何かを確認するようにページを捲る。
やえ「なるほど、どうやら見落としていたようだ」
やえ「悪かった。許して欲しい」
京太郎「やり辛いなぁ……もう」
やえ 好感度上昇 安価下
やえ 相性度上昇 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 106 相性度 56
揺杏 好感度 571 相性度 436
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 173 相性度 476
慕 好感度 30 相性度 4
誰と会う?(姫子と哩以外)
安価下2
慕「……来たんだ」
京太郎「どうも」
慕「はい」コトッ
京太郎「え……」ビクッ
慕「お茶を出して貰えるとは思ってなかったの?」
京太郎「は……はい」
慕「衣ちゃんは好きにして良いと言ってるから大丈夫だよ」
京太郎(ちゃん付け……)
慕「まぁ……毒が入ってるかもね」ニコッ
京太郎「……」グイッ
慕「……!」
京太郎「うん。美味しいですね」
慕「ありがとう」ニコッ
慕 好感度上昇 安価下
慕 相性度上昇 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 106 相性度 56
揺杏 好感度 571 相性度 436
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 173 相性度 476
慕 好感度 230 相性度 28
誰と会う?(姫子と哩以外)
安価下2
揺杏(ツケて来たけど、中々凄い所に居るね)
揺杏(京太郎ってやっぱり凄いんだね~)
慕「今度、力を借りても良い?」
京太郎「ええ、勿論」
慕「殺そうとした人間なのに、優しいね」
京太郎「貴方にも何か理由があったんでしょ?」
京太郎「なら大丈夫ですよ」
慕「……喉元には気を付けてね」
京太郎「噛み付かれないようにしないと」ハハッ
揺杏(……会話も大人)
揺杏「感じちゃうね、ジェラシーってやつ」ボソッ
揺杏 好感度上昇 安価下
揺杏 相性度上昇 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 696 相性度 897
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 106 相性度 56
揺杏 好感度 651 相性度 530
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 173 相性度 476
慕 好感度 230 相性度 28
誰と会う?(姫子と哩以外)
安価下2
京太郎「よう」ガララッ
憧「あんたいつも来るわね」ハァ
京太郎「お前いっつも教室に居るよな」
憧「まだ仲良しごっこは続いているのかしら?」
京太郎「おい、仲良しごっこは無いだろ」
憧「……ふんっ」
憧「そんな事ばっかりしてると刺されるわよ」
京太郎「ご忠告どうも、お姫様」
憧「似合わないセリフ……キモッ」
京太郎「……///」カァァ
憧 好感度上昇 安価下
憧 相性度上昇 安価下2
好感度と相性度の格差が凄まじい
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 425 相性度 417
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 700 相性度 986
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 106 相性度 56
揺杏 好感度 651 相性度 530
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 173 相性度 476
慕 好感度 230 相性度 28
集中的に好感度と相性度を上げたいキャラ安価(そのキャラとは4回好感度と相性度を上げることが出来ます)
※哩、姫子は除外です
安価下~3 多数決
京太郎「先輩」
爽「帰り道、一緒だったなー」
京太郎「先輩ってかなり強いらしいですね」
爽「うん。正直に言うと京太郎と合体するよりも強いね」
京太郎「え」
爽「当然でしょ、私は最強だからね」
京太郎「切り札がそこに……」
爽「今なら素直ヒートの奴にも負ける気はしないな」メラメラ
京太郎「おお……燃えていらっしゃる」
爽「まぁ、そんな事よりも今の日常の方が大事だな!」
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
京太郎「今の方が好きなんですね」
爽「私の過去を知っている前提で話さないでくれよ」ハハッ
京太郎「ちなみに……爽先輩って何者ですか?」
爽「ヒーロー」
爽「正義のヒーロー」
京太郎「まーた冗談を」
爽「ほんとだって」
爽「皆は私の事をヒーローだって言ってるだろ?」
京太郎「……確かに」
爽「個人的に人助けが好きだからね!キリッ
京太郎「それは生徒会も存じてますよ、皆が助かってました」
爽「京太郎が徹頭徹尾教えられないように
されてたのが少し驚いたよ」
京太郎「え?」
爽「新ジャンルの事をね」
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
今から再開です。
未だに大正義ヒロインが現れないのも愛が均等に振り分けられている証拠ですね(有珠山の勢いからは目を逸らす)
伏線張りすぎですが、全回収は必ずします(出来たら綺麗に回収をしたい)
京太郎「話をポンポンと変えて来ますね」
爽「違うよ、続いてるって」
爽「生徒会の主な仕事は学園付近に存在する新ジャンルの調査と観察」
爽「そして、キケンならば排除」
京太郎「……俺が聞いたのとは違う。生徒の情報の整理や会計管理や生徒の活動管理だとばかり……」
爽「それは男の副会長が全部やってるんだって」
京太郎「合唱……」
爽「生徒会をやめた理由はなんだっけ?」
京太郎「危険な行為を行った生徒の処分に関してですね」
爽「凄く反対したらしいじゃん。どうして?」
京太郎「それは……少し暴れただけで長期の謹慎は流石に厳しいと思って……」
爽「そいつが魔王の手下って事も伏せてるのか……あの会長」
京太郎「え……」
爽「凄く暴れたからね、抑えるのは苦労したよ本当」
京太郎「……新ジャンルだったんですか?」
爽「うん」
京太郎「どうして……伏せたんだ?」
爽「結局は知る事になったからそういうことなんじゃない?」
京太郎「皆に騙された気分だー!!」
爽(しかし、何か知ってそうだなー“あいつ”)
爽「その正義の生徒会の手伝いで活躍した私がヒーローって訳さ」
京太郎「なるほど」
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
爽「私はヒーローである事を義務付けられた」ボソッ
爽(産まれた時から……ね)
京太郎「……どうしました?」
爽「いや、何でも無いよ」
やえ「めもめも……京太郎殿はこの学校のヒーローとも仲が良い」
爽「……」
やえ「そして京太郎殿は生徒会だったが肝心な事は一切教わっていない」
?「あら、爽と京太郎君じゃない」
京太郎「あ、霞さん。どうしましたか?」
爽「どーせ漫画ばっかり読んでたんだろ~オカルト同好会なのに」アハハ
霞「用があるのよ、後ろの子に」
やえ「……む?」
サクッ
爽・京太郎「!?」
やえ「ごほっ……」
やえ「こんな部下が居るなんて書いてなっ……!」ゴホッ
やえの腹部から鮮血が吹き出した。
凶器は手、白磁のような肌は言い過ぎだが、それを思わせる程に白い肌が血で赤く染まった。
爽 好感度上昇 安価下
爽 相性度上昇 安価下2
まとめ
姫子 好感度 633 相性度 275
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
哩 好感度 545 相性度 1065
那岐 好感度 2 相性度 122
塞 好感度 80 相性度 95
衣 好感度 42 相性度 224
淡 好感度 234 相性度 253
洋榎 好感度 123 相性度 89
爽 好感度 547 相性度 805
桃子 好感度 19 相性度 29
菫 好感度 201 相性度 196
咏 好感度 140 相性度 255
憧 好感度 700 相性度 986
由暉子 好感度 644 相性度 305
憩 好感度 84 相性度 95
成香 好感度 106 相性度 56
揺杏 好感度 651 相性度 530
誓子 好感度 356 相性度 543
ハオ 好感度 94 相性度8
恭子 好感度 57 相性度 12
絹枝 好感度 79 相性度 17
美穂子 好感度 488 相性度 635
やえ 好感度 173 相性度 476
慕 好感度 230 相性度 28
誰と合体する?
春 好感度 1102 相性度 1038
灼 好感度 791 相性度 308
爽 好感度 547 相性度 805
憧 好感度 700 相性度 986
由暉子 好感度 644 相性度 305
揺杏 好感度 651 相性度 530
誓子 好感度 356 相性度 543
美穂子 好感度 488 相性度 635
安価下2
京太郎「霞さん……どうして!?」
霞「単純に惹かれたのよ」
霞「――魔王の目標に」
京太郎「あんたもかよ……!」
やえ「ぐぅ……めもめも……石戸霞は魔王の手下……」ゴフッ
京太郎「……!」
京太郎「この人死んでしまいますよ!」
爽「ちっ……!」
爽「私が憩の所に運ぶ!!」
霞「行かせると思うかしら?」ニコッ
京太郎「行かせるんだよ!!」
霞「勇者……!」
京太郎「春!!!」
キィィン
京太郎の呼び掛けに呼応するかのように春は光と共に現れた。
春「……」
合体!!
カッッッッッッッッ!!
爽「……」ダッ
やえは爽に無理矢理担がれて行った。
やえ「うっ……めもを……めもを……」
「もう、大丈夫……」
「ありがとう――」
やえ「あ……駄目だ……『めもめも』……!」
京太郎「よし、何とか行ってくれたな」
霞「……一つ言っておくわ」
京太郎「ええ、聞きますよ」
霞「他のオカルト同好会は関係無いわ」
霞「私が魔王に惹かれただけ……」クスクス
霞「『スネ夫クール』が敗れたのは少し予想外だったわ、それなりに良い部下だったのに」
京太郎「……へぇ」
京太郎(学校に新ジャンルを放っていたのはこの人だったのか……)
霞「今の貴方に魔王軍幹部の一人である私を倒せるかしら?」
霞「京太郎君……」ニコッ
京太郎「いい胸してるのに勿体ねぇな!霞さん!」
霞「……猿ね」ボソッ
霞「春ちゃん、貴女は良いわね。自由で」
「どうして……」
霞「私は元々魔王の部下よ」
「姫様だって……悲しむ」
霞「……」
霞「さて……行かせてもらうわ、不得意分野」
須賀京太郎
HP1000+300=1300
atk500+300=800
df1500+300=1800
特殊技能
1,神の守護者 敵のダメージを半減
2,神の報酬 ゾロ目発生で敵のHPを10分の一に
石戸霞
HP 1500
atk 2000
df 800
特殊技能
1.代理使役 3ターンのみatkが500増える
2,不得意分野 毎ターン200ずつHPが減少
今回の霞の攻撃は規則性があります(判別出来なかったら死にます)
京太郎「恨まないでくれよ!」
霞「……行くわよ」タユン
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 防御
霞 攻撃
霞「はぁ……!」ダッ
霞は手刀を構えつつ京太郎へと接近する。
ガシッッッ
霞「……」
モミュモミュ
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: 〃l,':/:.: : : : :i : . : : '. . . . . . . `. . .、゙.ヽ: :ヘ: :.;': ;.: : : : . . . . . . . . . . . . . .、: :', .r‐x
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{.:リ-=''"、 ノ },': : : : . . . . . . . . . . . . . . :.、: :ヽj:l : : : : . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..ヽ | ., r‐.x
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ヽ!、: : : : : : : : ;,.ィ -''´ r '`.i:ヽ. . . . . . . . : : :'、: : : : : : : : : : : : . : :_;.:-‐,=,- '' ¨´ y’
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`ト、; ; ; ; ; ; ; :,.ィ". ,.イ . . . . : : : : : : : : . ',、: : : : : : : : : : : : : . . . . . . :,-x‐=='" }
ヽ、 .` ''= ''." .∠,、‐:-: :、: : : : :.:'./:.,ィxリ\:..: : : : : : : : : : : . . . : ;/: ゝ-=,,_,/
` 、_ _,,ィ" 〈 ,ノ: : : : : `: :..,イイ:人リ{ヽ:.:\:.:..: : : : : : : : : : /: ' . . : ' ,/
、 ` '' = ''´ /: : : : : :..:.,イイ:.: : : /: l、: ヽ、:`: : : : : : : : : : : : '. . , '; ',イ
`ヽ` ー _,>彡x 、: : :,.イ,イ: : : : :, . . ,'. .ヽ、:`ト 、: : : : : : : ' . . , :', /
~ '' ‐- ,,__,,.-'´ : : : ´: : : : : : :/: : . . ..',: : : : : : : ; ; ; ; ; ;, - ´..ィ.{
豊満な胸を後ろから揉みしだく少女、傍から見たらとてもとてもキマシタワーな展開なのだが、残念。
揉みしだく変態の中身は男だ。
「京太郎……」
京太郎「この姿なら許されるかなって……さ」キリッ
「後で百叩き」
霞「~っ///」バッ
京太郎「おっと危ない」サッ
大きく動いた霞は体制を崩してしまった。あゝ無情、大きな胸の弊害か。
――隙を作ってしまった。
0~50 技発動
51~99 発動なし
800÷2=400
1500-400=1100
霞に400ダメージ!
降臨するのは光の剣。
霞「……祓魔の応用ね」
京太郎「由暉子からもらったアイデアさ!」
ズバンッ
京太郎「……斬った気がしないな」
後ろから霞を斬りつけたものの、感触も薄くダメージを与えられたのかも怪しかった。
「大丈夫、必ず傷を与えてるとおもうから……!」
霞「凄いわね、ここまで出来るなんて」
霞「強くなったわね……」
ドクンッ
霞「ぐっ……」
普段使役せぬ神は内側から霞を痛め付ける。
1100-200=900
京太郎「焦ってるな……」ボソッ
春「多分、普段は呼ばない神を呼んだ……」
京太郎「畳かけるなら今の内だな」
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 攻撃
霞 必殺
コンマ判定
京太郎 安価下
霞 安価下2
霞に19ダメージ
900-19=881
霞「はぁぁぁ!」
ゴゴゴゴゴ
霞「くらえ……!」
大技の為に標的を定めていた対象は既に視界の範囲から消えていた。
霞「って……居ない?」
ゴスッ
霞「くっ……」
京太郎「……随分と大振りだったんで後ろから小突かせてもらいましたよ」
京太郎(不得意であの迫力かよ……)
ドクンッ
881-200=681
攻撃→魔法
↑ ↓
防御←必殺
1.攻撃
2.防御
3.魔法
4.必殺
安価下2
京太郎 必殺
霞 攻撃
コンマ判定
京太郎 安価下
霞 安価下2
ゾロ目ボーナス!(霞)
京太郎「こ、これは……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霞「……逃げて」
京太郎「不味いっ……!」
カッッッッッ!!!
天から降り注ぐ数多の光線は瞬時に京太郎を包み込んだ。
ドゥゥゥゥゥゥゥンッッ‼︎‼︎‼︎
京太郎「ぐっ……」カハッ
※代理使役発動!atk+500!
※神の加護発生!ダメージ半減!
2500÷2=1250
1300-1250=50
681-200=481
須賀京太郎
HP 50
atk500+300=800
df1500+300=1800
特殊技能
1,神の守護者 敵のダメージを半減
2,神の報酬 ゾロ目発生で敵のHPを10分の一に
石戸霞
HP 481
atk 2000
df 800
特殊技能
1.代理使役 3ターンのみatkが500増える
2,不得意分野 毎ターン200ずつHPが減少
ではそろそろこのスレも埋めて貰えると助かります。
>>1000には何かご要望でも書いてください。
できない要望だったら>>1000までに書かれた要望を採用します。
※新キャラとして出て欲しいキャラや、もう少しこうして欲しいや、何かイベントか小話が欲しい(明確にシチュエーション等が明記されていると喜びます)等……がベターです。
※エロは出来ません、求められても前立腺パンチでお返しすることしか出来ません。
こちらが新スレです
【安価】京太郎「俺、勇者になります」哩「遥かなる時の中で」【生転換&新ジャンル】
【安価】京太郎「俺、勇者になります」哩「遥かなる時の中で」【生転換&新ジャンル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426945296/)
目指せ!打倒大魔王!
1000なら>>998
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