ラブライブ!クリスマス救世主誕生物語 (21)
イエス・キリストの話をラブライブキャラで簡単に改変しながら書くSSです。
手っ取り早く言うと新約聖書(福音書部分)を引用しながら世界観ぶっこわすと言う事ですので
これを悪魔の所業だ!とか言うキリスト教徒であるとかこういうのはちょっとって言う人はブラウザバックしてください。
ある日の天界
コトリエル「え~!?預言に定めた子どもを授けるのって来年じゃなかったの!?」
神ホノパ「…………。」フルフル
コトリエル「じゃあ預言どおりにするのに今からいかないといけないの?」
神ホノパ「…………。」コクリ
コトリエル「じゃあ今からいってきま~す。」
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地上
御使いコトリエルが、神から遣わされてタイトのウエノという町のひとりの娘のところに来た。
この娘は、リンという人のいいなずけで、名をハナヨといった。
ハナヨ「神様、今日もおいしいお米をありがとうございます。凛ちゃんにラーメンを与えてくれてありが……
コトリエル「おぉ、恵まれた娘よ。」
ハナヨ「ピャア!!」
しかし、ハナヨは突如現れた人にひどく戸惑い、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
コトリエル「あ、そんなに怖がらなくていいよ。私、天の使いだから。」
ハナヨ「カミサマノツカイナノォ!?」
コトリエル「うん、えっと神様が言うには……、
あなたはこれから子どもを身ごもります。
その子はいと高き方の子と呼ばれるようになって凄い偉い位が与えられる。
っていってました。」
ハナヨ「リンちゃんとチューもしてないのに子どもできちゃうなんて……。」
コトリエル「あ、安心して。あなたが信じてる神様の言ってる事だからね。神様の子を身ごもるってことだよ。
ほら、隣の不妊だった言われ続けたウミって人ももう6ヵ月だよ。
神にとって不可能なことは一つもありません。」
ハナヨ「つまり問題ないってこと?」
コトリエル「まあ、そんなところだよ。あっ、名前はホノカってつけてね。」
ハナヨ「そっか、じゃあ大丈夫なんだね。神様の為なら頑張ります!」
コトリエル(ホントにこの娘で大丈夫なのかな?ことり心配だよ。)
数週間後のリンの家
リン「カヨちんに子どもできたって……。まだチューもしてないのに……。
どうしよ。他の人とチューして子どもできちゃったのかな……。
早く人里離れたところに連れて行かないとみんなから石打にされちゃうよ……。」ブツブツ
リンは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
そんな夜
リン「眠れないよ……。」モンモン
彼女がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが現れて言った。
コトリエル「どーも。」
リン「だ、誰!?」
コトリエル「神の使いでーす。」
リン「その神様の使いがどうしたの?」
コトリエル「あなた、ずばりハナヨのことで悩んでますね。」
リン「そ、そんな事ないにゃ!」
コトリエル「ご安心ください!」
リン「ちょっとこの人大丈夫かな……。」
コトリエル「ハナヨが身ごもってるのは神の子なので問題ありません!」
コトリエル「ハナヨは女の子を産みます。その名をホノカとつけてね。
この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
リン「よくわからないけどつまり問題ないってことだね。」
コトリエル「うん。」
コトリエル(なんで神様はこんな人たちに重大なこと託しちゃったのかな?
コトリエルはコキ使われっぱなしだよ。)
リンは主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
そして、子どもが生まれるまで彼女とチューすることがなく、その子どもの名をホノカとつけた。
ホノカが生まれるちょっと前
彼女らの住む国を統治するオトノキ帝国皇帝オヤドリウスから
自分の統治する世界の人口を知るべく住民登録せよとの
勅令が出て、自分の出身地に向かわされることになった。
ハナヨはリンのいいなづけなので凛の生まれ故郷であるアキバへ向かう事になった。
この時、ハナヨは月が満ち、身重になっていたのでリンは気遣いアルパカに乗せて移動していた。
ハナヨ「ごめんね。リンちゃん。」
リン「ううん。大丈夫。カヨちんはもうすぐ子供を産むんだもん!」
首都アキバ
リン「思ってた以上に人がいっぱいだね。」
ハナヨ「うん。予想外過ぎる。」
リン「とにかく宿屋探さないと……。」
モブ「うちは今日いっぱいで止められないよ。」
モブ「うちもいっぱいで。」
モブ「(ry」
リン「かれこれそこらじゅう当たったけどどこもないって……。」
ハナヨ「なんかおなかが……。」
リン「やばいよ!!どうしよ!!」
モブ「そこのお方、うちの宿もいっぱいだけどアルパカ小屋でよけれ……
リン「お 願 い し ま す !」
モブ「は、はい。ご案内します。」
初子を授かった。それで布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。
宿屋には彼女らのいる場所がなかったからである。
そんな穂乃果が生まれる瞬間、
アキバ近郊の野原ではアルパカ飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
ニコ「うー、さむいわね。」
ココロ「アルパカの世話大変だね~」
ココア「だね~」
空が急に明るくなると大量の天使が歌を歌いながら降りてきた。
ニコ「なんだありゃ!」
ココロア「わああ!!すごーい!!」
コトリエル「恐れることはありません。
今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。
今日あなた達のためにアキバの町で救い主が生まれました!この方こそ救世主です!」
ニコ「んでどこでうまれんのよ?」
コトリエル「だからアキバで……
ことり「だから街を聞いてるんじゃなくて具体的な場所よ!」
コトリエル「ピィ!!」
コトリエル「と、とりあえずアキバのアルパカ小屋にいるって。、
布にくるまって飼葉おけに寝てるみどりごがいるから。これが、あなたがたの為の印です。」」
すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が神を賛美して言った。
天使たち「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
ニコ「ちょっと待ちなさいよ!って歌に夢中でそれどころじゃなくなってるわ。」
ココロア「とりあえず行きましょ~。」
ニコ「わかったわよ。」
産まれてから少し経ったある日、旅をしてる最中の博士達が星によって導かれていた。
アリサ「なんか、よくわからないほどでっかい星が出てますよ!」
エリ「あれが預言だと救い主の生まれを告げる星ね。」
ノゾミ「はよいかんとお祝いするのに間に合わなくなるよ。」
アリサ「で、どこに行けばいいんでしょうかね?」
エリ「星の出る予定の方向から言ってアキバの方ね。」
ノゾミ「とりあえず救い主っていうからには王宮にいそうやね。」
エリ「善は急げよ!早くいきましょう!」
アリノゾ「「おー!」」
暫くして
ノゾミ「ここがアキバの王宮やね。」
エリ「ええ。」
アリサ「ごめんくださーい。」
王の間
マキ「このマキちゃんに何か御用?」
アリサ「えっと、今日ここで救い主が生まれると星に導かれてきました。」
エリ「だから王宮にいるのではと思い拝見しに参りました。」
マキ「ヴェェェ!!それはほんとかしら!!預言学者!!」
コタロー「コレー」
マキ「なになに。チヨダの地、アキバ。あなたはニジュサンクを治める者たちの中で、
決して一番小さくはない。わたしのトーキョの民を治める支配者が、あなたから出るのだから」
そこで、マキはひそかに博士たちを呼んで、彼女らから星の出現の時間を突き止めた。
ノゾミ「はい。これくらいの時間だそうで。」
マキ「私もどこで生まれたかは知らないけれども、
あなた達が出会えたら私に教えなさい。
私もその子を拝しに行きたいから。」
ノゾアリエリ「おおせのままにー。」
王の言ったことを聞いて博士たちは出かけた。
マキ(アキバの王は私だけで十分よ!だから見つけ次第殺さないと私の威厳が保てないじゃない!)
時間は戻り、アルパカ小屋にて
ハナヨ「産まれたね。」
リン「ホントに赤ちゃんてコトリトリがつれてくるんだねー。」
ホノカ「ほのー!ほのー!」
リン「でもなんで子供が来る前に大きかったおなかが一気に小さくなるんだろ?」
ハナヨ「不思議だねー。」
ニコ「ちょっとお邪魔するわよ。ここに救い主がうまれたった話聞いたからきいたけど。」
ハナヨ「ドウシテワカッチャッタノォ!?」
ココロ「さっきまで天使たちがうるさく騒ぎ立ててたので」
ココア「救い主に会いに来ました。」
アルパカ飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
それを聞いた人たちは、アルパカ飼いの話したことに驚いた。
しかしハナヨは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
リン「神様ってすごいにゃ。」
ニコ「ホントそれに尽きるわね。」
アルパカ飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話の通りだったので、
神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
そしてまた数日後のアルパカ小屋
遠くで見た星が彼女らを先導し、ついに幼子の所まで進んで行き、その上にとどまった。
その星を見て、彼女らはこの上もなく喜んだ。
ノゾミ「やっと見つけた……。」
エリ「こ、ここね。」
アリサ「アルパカもふもふです!」
リン「またきた!」
ホノカ「……。」スヤスヤ
そしてその家に入って、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。
ノゾミ「救い主って事らしいから貢物もってきたで。」
アリサ「私からは黄金を」
ハナヨ「コンナニイッパイモラエチャウノォ!?」
エリ「私は乳香を」
リン「すごいいい匂いがする!」
ノゾミ「ウチは没薬や。」
リンパナ「それはちょっと……。」
ノゾアリエリ「それじゃ、おいともします。」
宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。
アルパカ小屋外
コトリエル「学者さん!」
ノゾミ「ん?あんただれや?」
コトリエル「神の使いです。」
エリ「この子痛い子かしら……。」
コトリエル「とりあえずマキの所に行ってはいけません!救い主ホノカが殺されてしまします!」
アリサ「へえ、そのまま帰ろうか。」
エリ「そうね。まあ神の使いなら間違いないわね。」
ノゾミ「そうやね、はよカンダに帰ろか。」
コトリエル(やっぱり神様の使いって言うだけでこんな信用しちゃう地上の人って……。恐ろしいよ。)
それからかなりの時間が経っての宮殿
マキ「博士に騙されたわ!」
コタロー「だったらミナゴロシー」
マキ「それよ!」
マキ「とにかく2歳以下の子供はミナゴロシよ!」
その後、マキは、博士たちにだまされたことがわかると、非常に怒り、人をやって、
アキバとその近辺の二歳以下の子をひとり残らず殺させた。
その年齢は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである。
リンの家
リン「外が騒がしいね。」
ハナヨ「だね。」
コトリエル「なんかアキバの王様が怒って子供ミナゴロシにしてるらしいからちょっと遠くに逃げた方がいいよ。」
リン「なんで神の使いが自然といるのかにゃ……って!!」
リンパナ「えええええええええええええ!!!!!!」
この後、マキ王が没するまでの間、隣の国に逃げた。
そして、その後はホムラという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して
「この方はホムラびとと呼ばれる」と言われた事が成就するためであった。
以上にて終わりです。
一人でも楽しんでいただけたならとても幸いに思います。
それではよいクリスマスを。
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