染岡「………」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

栗松「…………」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

円堂「どうしたんだよ皆！早く練習しようぜ！」

壁山「だって…」

半田「どうせ練習しても…試合で俺ら出る幕ねぇもんなぁ…？」

円堂「どういうことだよ」

少林寺「キャプテンがボール止めてゴールからシュートして勝ちがもはやテンプレになってるんですよ」

宍戸「ほぼ一人で試合してるじゃないですか…」

円堂「でもさ、お前達、サッカー好きだろ！？」

半田「そりゃまぁ…」

円堂「だったら実力なんて関係ないって！できることから始めるのが大切なんだ！」

染岡「…………」

円堂「お前達もさ！そう思うだろ！？」

モブ1「ｱｯﾊｲ」

モブ34（円堂さんに憧れてサッカー部に入ったけど…）

モブ61（正直もうやめたい…）

円堂「練習しないならもういいよ！俺一人で行く！」ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ

半田「あんなに強いのにまだ練習するんだな…」

染岡「この学校も生徒が増えすぎて近々改築するらしいぜ」

栗松「サッカー部室ももはや校舎より大きいでやんすしね…」



グラウンド

円堂「全く…なんで皆練習しないんだよ…」ﾄﾞｳｯ、ﾄﾞｳｯ

風丸「円堂、やってるな」ﾀﾀﾀ

円堂「あっ、風丸」

風丸「相変わらず凄いな…グラウンドの抉れ具合」

宮坂「もうこのくらいじゃ驚かなくなりましたね」

モブ「どけどけ！ここは俺達ラグビー部が使うんだ！…って」

円堂「ん？お前達先に予約してたのか？」

モブ「えええ、円堂さんでしたか！これは失礼しました！お構いなく…」ﾀﾞﾀﾞｯ

円堂「なんだあいつら…」

風丸「お前は学校中から恐れられているからな…サッカー部の鬼神とか言われてるぞ」

円堂「俺なんかしたっけ…とりあえず先に予約してたんなら悪いか、ちょっと追いかけてくる…うわっ」ﾄﾞｶｯ

豪炎寺「っ」

円堂「あぁ、大丈夫か？」

豪炎寺「」ﾀﾞﾀﾞｯ

円堂「あれ、逃げた」