可児江西也「結局ダメだった」 (23)

需要は勘案していません。
原作未読、アニメのみ。ネタバレあるかもしれません。
ホモ、NTR風味、R-18


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417073331

栗栖 「屈辱か?」

西也 「……っ」

栗栖 「答えろ」

西也 「何が、屈辱だって……?」

栗栖 「言わないと分からないか、君が敵である僕に辱められてあまつさえその顔が歪んでいることがだよ」

西也 「ぅあっ……」

栗栖 「強情だな、だが口だけだ」ズプ

西也「や、め……っぅ……あ……!」

栗栖「嘗ての栄光にしがみついて股を開く女はいると聞くが、まさか、元天才子役様がこの有様とは……っ」

西也 「黙れ…っ…ん、ぐっ……!?」

栗栖 「ここまでして……ッハア……!ここに執着する理由はなんだ……?……」

西也 「う、ぁ、あ……! がっ……」

栗栖 「思い出か……!?…ハァッ……ハッ……それともあの千斗という女が……」

西也 「……ッ……!」

栗栖 「! ククク、当てずっぽうだったが、本当に堅いのは口だけだな、今ので丸分かりだよ」

西也 「ちが…ぁ……!うあっ……!」

栗栖 「中で……いいな……?っふ…ぅ……」

西也 「やめろっ……!中は…ァ!」

栗栖 「外でも、いいがっ…掛けるならお前の…、顔だ」

西也 「くっ…そがっ…!!」

栗栖「その顔…最高だ…! ハァッ…中で、受け止めろッ…」

西也「ぅっ、ぁ…ぁ、あ…!ぐっ、あ!」

栗栖「ハァッ…ハッ…出すぞっ…! ぐっ…!!」ドクンッ

西也「ぅぁっぁ…ぐっ…ぁ…」ドク…ドクン…

西也(嫌な記憶ほど残るのは俺の悪い癖だ)

西也(陰茎、精液、射精に合わせて動かされる腰、…もう考えたくない)

西也(俺はトイレで吐いた。酸味と飲まされた精液の生臭さが鼻を突いて、また吐いた)

いすず「…ということだけど、可児江くん聞いてる?」

西也 「っ! ああ、すまない、最近疲れていてな」

いすず「急ぎのもの以外は明日に回しましょう」

西也「いや、その必要はない。先延ばしにしてしわ寄せが来るのは結局変わらん」

いすず「甘城企画のことだけど、私の方でも考えてみるわ……最悪これで脅せば」

トリケン「入場者数、このペースで行くと僅かに及びませんね……」

西也「……っ」

トリケン「支配人代行?」

西也「はっ……すまない、いや、これから夏休み、つまり書き入れ時だ。警察に許可を取ってバカ3人共を連れて市街地で宣伝してこい。時間がない……最悪そのマスケットでポリの記憶を塗り替えても構わん」

いすず「まかせて」

西也「馬鹿か。あくまで最終手段だ。しまえ。……トリケン、頼む」

トリケン「前屈みになれば必ず取れましょう。いすずさん、行きましょう」

西也(そうだ、時間がない。このままだと確実にこのパークは……)

西也「電話…誰から…… ッ!?」

『天城企画 栗栖』

栗栖『仕事は順調かい?』

西也「…何の用だ」

栗栖『声が震えているよ、私が怖いのか?』

西也「さっさと要件を言え」

栗栖『バック300人、フェラ100人』

西也「ッッーー!」

栗栖『…覚えているね? 私が提示した条件だ』

栗栖『君は義理堅い、もう10000人はこれで稼いでいる』

栗栖『ただ、まだ不十分であることは承知だな?』

西也「何が…いいたい…」

栗栖『自分で考えた方がよろしいかと』

西也「くそッ…き、今日もだ」

栗栖『話が早くて助かる…ただ、このペースでも約束の期限に間に合うかは怪しいがな』

栗栖『クク、面白いことを思いついた、詳しい話は後ほど。それでは頑張ってくれたまえ』

いすず「メール…?」

『甘城企画の栗栖です。お世話になっております。件のパーク存続について是非お伝えしたいことがございます。つきましては3日後の午後5時に伺いたいのですが、ご都合いかがでしょうか。』

いすず「…」

『私は支配人代行です。その用件であれば、直接可児江支配人に話す方がよいかと思いますが(#・∀・)』

栗栖「…」

『彼は都合がつかないと連絡がありました。内密にしたいので、出来ればお一人でお越しいただければと思います』

栗栖「…」

『分かりました(。╹д╹)』

栗栖「これ一応ビジネスメールだよな」

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栗栖「歯を立てるなと…何度言えばわかる」

西也「んっ…じゅぶ…ぅあ…」

栗栖「口を離すな…本当に下手だな」

西也「当たり前だ…っ…誰がお前のなんか…」

栗栖「口ごたえか…いい度胸だなっ…!!」バシッ

西也「うぁっ…!」

栗栖「もう一度叩かれるか、続けるか、どちらがいい」

西也「ぅ…ぐ…っ…」ジュプ

栗栖「最高だ、涙が溢れた目も口の端からだらしなく垂れているのも、屈辱的だな」

西也「だまれッ…!」

栗栖「君にやめるという選択肢はない。つらいのなら早く終わらせることだな」

西也「んぐ…ぷぁ…じゅぷ…」

栗栖「ッ…ハァ…やれば出来るじゃないか…そうだ…いいぞ…」

西也(気色悪い…)

栗栖「っ…出そうだ…全部飲め…わかってるな…ッハア…!…出るッ!」

西也「うぅぅっ…!?……ん…く…んく……んく…」

栗栖「はっハァッ…一滴も垂らすな…ッ」

西也「ゲホッ…が…ぁ……おえッ…」

栗栖「早く尻を突き出せ」

西也(連続かよ…クソ…)

栗栖「お前の声は全く興醒めだな」

西也(当たり前だ…っ…痛い、気色悪いで何が声だ…!)

栗栖「今日は随分と反抗的だな…だが」

西也「いぃっぁ…!?」

栗栖「俺が何も考えずに突いてるだけだと思ったか?」

西也「や、やめ…やめろ…! う、う、あ…ぁ…!」

栗栖「前立腺、名前くらいは聞いたことがあるだろう」

西也「やめ、やめてく…ぃ…いあ…うあッ!…頼むッ……!」

栗栖「!…最高だ、さっきまでの反抗的な目が嘘のようだな」

栗栖「どんなにあがいても、ここを押されると弱くなる…特に、慣らされた後だとな」

西也(から、だが…っ!?…なんだこれ…なんなんだよ…ッ…!?)

栗栖「さすがにこれには抗えなかったか…ッ!」

西也「ひぃあ…!ぅっん…あ…!?…あ…ぃっ…あ…!」

西也(腹が…押さ…れてっ…も、もう…っ…ぐ…!)

西也「うああっあッ…!いいあッ…!」ピッ ビュル ビュッ

栗栖「イッたか…」

西也「ハァ…ハァッ…ハァッ…」




西也(あれから、俺は記憶がない。思い切り突き上げられ、気づいたら裸のまま部屋にいた)

西也(制服が体の上に投げられていて、体液にまみれた服を着て帰った。冷たさが気持ち悪い)

『次は明後日の夕方、この部屋で』

西也(吐き気を抑えながら、そのメモを破いた)

翌日


いすず「可児江くん、資材の件で…」

西也(仕事をこなしつつ、俺は明日あいつに会わなければと思うだけで集中できなかった)

トリケン「広報の件ですが…」

西也(…何も考える必要はない、今日はあいつに会わなくて済む…そうだ…貴重な日だ)

コボリー「私たちが水着になって可児江くんが水着にならないのはおかしい」

西也(あと少しなんだ…あと少しで…)

コボリー「ねえ聞いてるの?」

西也「誰が得する」

コボリー「私」

コボリー「あと甘城企画のあの優男も呼んでこよう」

西也「……冗談は大概にしておけ」



いすず「可児江くん」

西也「どうした、千斗」

いすず「明日、用事があるらしいわね。夕方から」

西也「……っ!」

いすず「甘ブリに関係がある用事かしら、私が代わって…」

西也「いや!違うんだ!済まない、学校から補講の件で呼び出しを食らってな、それで、だ」

いすず「そう…それなら仕方ないわね…でも私が代理で」

西也「この前みたいな着ぐるみ騒動はやめてくれ」

いすず「わかった」


いすず「まって!」

西也「今度はどうした」

いすず「可児江くん、最近また顔色が良くないわ」

西也「確かに、この時期は疲れるからな」

いすず「この前みたいに倒れることがあったら…」

西也「そこは分かってる、心配するな」

いすず「あなたは…いつもそう…」


いすず「…疲れてるときには、甘いものがいいと聞くわ、食べて」

西也「チョコレート?」

いすず「私の体温で少し柔らかくなってるわ」

西也「なんだその要らん気遣いは」

いすず「ティラミーに教わった」

西也「あの阿呆…まあ、折角くれたのなら、ありがたくもらっておく」

いすず「無理、しないでね」

パタン


栗栖「来た、か」

栗栖「少し早かったようだが?」

西也「早く終わらせたいもんでな」

栗栖「まあいい…」

西也「それにしても、良くすんなり入れたもんだな」

栗栖「アポイントメントは取っていたからね…おいおい、もう脱ぐのか」

西也「早く終わらせたいと、そう伝えたはずです」

栗栖「つまらんな。…そうそう、この前言った面白い事ってのはこれだ」

西也「目隠しですか、趣味悪いんですね」

栗栖「腕もだ」

西也「…嫌だと言ったら?」

栗栖「なに、予想済みだ。…300人、いや、3000人追加してもいいが」

西也「…っ」

栗栖「今日は随分と大人しいな」

西也「ふ、ぅっ…うあっ…」

栗栖「ま、ここを弄られると我慢できないだろうがな」ググッ

西也「おい、やめ…っ…ぃっ…!!」

栗栖「指だけでこの反応か。いたく淫乱になったものだな、児玉誠也くん」

西也「その名前で呼ぶなッ…!」

栗栖「クク…大したものだ。この前後ろでイッて、今日もすっかり後ろの刺激だけで大きくなってるじゃないか」

西也「はっ…ぅ…ぐっ…ぁ…!」

栗栖「しかし、もう指だけじゃ物足りないんじゃないか?」

西也「んな…ことっ…!」

栗栖「そうか、残念だが、もうやめてしまおう。本人がそういうなら、な」

西也「!?」

栗栖「指も抜かないとな」ヌププ…

西也「あ、…あぁっ…!?」

西也(くそっ…動かしてんじゃねえっ…)

西也(体が、震えてっ…)



西也「やめ…んな」

栗栖「!」

西也「頼む…やめるな…も、う…おかしくっ…」

栗栖「…ふふ…は、ハハッ…堕ちたか、面白いよ…最高だ…!」

栗栖「やめて欲しくないのなら、その次は何をして欲しいんだ?」

西也(ぁーーもう、ダメだーー)

西也「頼むッ…こ、この前みたいに、また…後ろから…ッ」

栗栖「後ろから、なんだ?」

西也「ッーー」

栗栖「後ろから?」

西也「お、犯して…くれ…ッ…」

栗栖「………クク、聞こえたか? 千斗いすずさん」

西也(ッ……!!??)

栗栖「いるんでしょう、そこに。そろそろ約束のお時間だ。中にお入りください」

キィ…


いすず「可児江…くん…?」

西也「千斗…!? おま、どうして…!?」

栗栖「私が呼んだんですよ、ここの存続に関する話があるから、と」

いすず「可児江くん、これは…なに、どうして…」

栗栖「見てもらったままですよ。あなたの目の前で犯されるのを懇願している」

西也「ぁ…あ…ぁ…!?」.

西也「やめろ……」

西也(見るな…)

西也「見るな…見るな見るな見るなアアアァァーーッッ!」

栗栖「暴れないでもらえますかねッ!」ドガッ

西也「ハァ…ッ…ハァッ…ぁ…!?」

栗栖「叩かれないとわからないんですか…この」ボゴッ

栗栖「下等が」バシッ

西也「ハァッ…ハッ…ウグッ…」

いすず「やめなさい!…それ以上したら…ッ!」

栗栖「それ以上したら、なんです。その銃で撃つんですか? 私は彼を盾にしている、それに…」

栗栖「あなたの足も、手も震えているように見えるんですがね、動けるんですか、そこから」

いすず「ッ……ッ…!」

栗栖「あなたは彼が犯されるのを黙って見ていてください、ここの再建とも大きく関わってることですしね」

いすず「な…!?」

栗栖「では、折角ですし目隠しを取りましょうか」スル


西也「やめっ…!…せんっ……ぁ…ぅあ…!」

いすず「可児江…くん…ッ」

西也「…!?…うっあっああっ…ぐぁっ…!」ズプッ

栗栖「ハァッ…どうだ…好きな女の前で犯される気分は…ッ!」

西也「うっあ…ぎ…ぃ……あっ…ぅぐ…っぐ……」

栗栖「泣いているのか…ハハ…あのクールな二枚目が聞いて呆れるな…見ろ千斗いすず…」

西也「見る…な…ァっ…頼むッ…」

いすず「嫌…もうやめて…お願いだから…もう…」

栗栖「どの口が言うんだ?ッ…お前たちが出来なかったことを…ッハア…こいつが身体を売ってやってるんだ…」

いすず「何を…」

栗栖「そちらの動員数記録と、こちらの書類では、その数に開きがある……」

いすず「…嘘…嘘よ…まさか…」

栗栖「ッ…そうだ…こいつがいなければ…お前たちはすでにお払い箱だ…」

いすず「可児江…くんっ……」

栗栖「2人仲良くお泣きになって、綺麗な絆ですねぇ」

西也「っぐ……ぁ……ひっ!?」

栗栖「オラッ…ちゃんと立てよ…っ」ガシッ

西也「ぅ、あ…あ…んっ…はあっ…はぁっ…いっ」

栗栖「さっきまでの威勢の良さはどこに行った…ッ?」パンパン

西也「うあっ…あ…いぁっ…も、ダメ…だっ…俺っ…」

栗栖「…ハァッ…俺もだ…うっ…ハァッ…」

西也「あ、ア、アっ…ダメだっ…も、はあっ…ん…あ…!いぁああっあっ…!」ビュッ ビュルッ…!

栗栖「んぐッ…締まるっ…出すぞ…っ…ふ…ンッッハァッ…!!」ドクンッ…ドク…ドク…

西也(抜かれてすぐ、俺は床に倒れこんだ)

西也(頭の中がガンガン響いて、体の震えが止まらない)

西也(泣いてる…誰が…女の声…)

いすず「可児江くんッッ!」

西也「くるな…」

いすず「そんな…!」

西也「頼む…から…」

西也「頼むから、もう、見ないでくれ、俺は、こんなだ、頼む、千斗」

いすず「ごめんなさい…私のせいで…!…」

栗栖「500,001人」スッ

いすず「な…」

栗栖「今のセックスをもって、今日の来場者数と合わせると500,001人だと言っている」

いすず「ふざけないで」

栗栖「ふざけてなどいない。これを突っ撥ねるのは勝手だ。…目の前のそれを見てもそう言えるならな」

西也「…っ…」カタ…

栗栖「私は帰ります。忙しい身なのでね」

栗栖「楽しかったよ、可児江西也くん…」

西也(楽しかった…か)

西也「ハハハ…そういうことか…」

いすず「かに…?」

西也「そうか…!そうだったのか…来場者数なんてあいつにははなから頭になかった」

いすず「…」

西也「あいつはただ犯したかっただけだ…俺を…この場で…!こいつの……!」

西也「愉快だ…愉快すぎる…完敗だよ…賭けに乗ったこっちの負けだ…栗栖隆也…!」

いすず「……」

西也「楽しかった…だと…!?そうだな…あいつはいつも…」

いすず「可児江くん」チャキ

西也「…銃をしまえ、千斗」

いすず「ごめんなさい、でもこうするしか」

西也「やめろ…俺の中から消えても、お前の記憶はーー!」

ーーーーーー




「可児江さま、試作を一度召し上がっていただけませんか?」

西也「あむ…悪くないな。ただ、真夏であることを考えると、塩を少し足した方が良かろう」

「てえへんだ、空調の水冷循環器がお釈迦だぜぇ兄ちゃん」

西也「ポンプのメンテを後に回せ。そっちが最優先だ」

「やっぱり甘城企画の優男とひとつ絡みを…あでっ」ペチ

西也「変なこと言ってないで早く持ち場に戻れ」


「可児江くん」

西也「どうした?」

「…この後の予定は」

西也「今日は保健所からプールの衛生状況の確認が、そのあとは調理場のチェックが入るはずだ、必要なことだが、いかんせん面倒だな」

「…そうね」

西也「千斗、この前のチョコレート…美味かった」

「…!…いえ…」

西也「どうした」

「行きましょうか、そろそろ時間よ」

西也「ああ」


西也「今日も張り切って運営だな」

HAPPY END

終わりです。
生まれて初めて射精しない賢者タイムを味わった。

逆NTRなんてジャンルがあるのか
知らなかった
また思いついたらそれで書こう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月16日 (火) 18:32:58   ID: N7cPCRVE

ところどころせいすずが出てきてよかった
次はそれメインてたのむ

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