女「金玉がない」(4)
男「驚いたか」
女「一体どういうことなの?」
男「俺の金玉は取り外せるんだ」
長老「この村の男は皆、金玉を取り外せるように整形するんじゃ・・・」
男「これ常識な」
女「知らなかった・・・」
長老「儂の金玉もこの通りじゃ・・・」
男「そして取り外した金玉は”信用ちんこ”に保管しているんだ」
長老「金玉が6つも8つもある者は通帳まで持っているぞ・・・」
女「あ、あの」
男・長老「ん?」
女「その金玉を見せてもらうことってできる?」
男「とても他人に見せられるようなものではない」
長老「うかつに見せれば捕まってしまう・・・」
女「でも、建物の中だったら・・・」
長老「儂の家には核シェルターがある・・・その中でなら・・・」
男「長老?」
長老「儂はもう十分生きた・・・今なら捕まっても構わない・・・」
男「もしそうなったら村はどうなる?」
長老「お主が儂の後を継ぐのじゃ・・・」
男「俺が?俺じゃ無理だ」
長老「長老なんて誰にでもできる・・・」
男「えっ」
長老「髪を解かさず、ヒゲを剃らず、しゃべり方は儂の真似をしていればいいのじゃ・・・」
男「なるほどそれなら簡単だ」
プルルン
女「これが取り外し式金玉か・・・」
男「金玉を外せると便利なこともあるんだ」
男「まず股間にボールが直撃しても痛くない」
男「それから夢精をしなくて済む」
長老「儂も修学旅行で大夢精をしてからは金玉を外すようになったのじゃ・・・」
長老「そしていつしか金玉を着けることはなくなった・・・」
女「その金玉は今どこに?」
長老「・・・行方不明らしい・・・」
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