じーさん「エボラ出血熱じゃっ!」 (24)

じーさん「孫よ 話しておかなくてはならないことがある」

孫「どうしたのさ、真剣な顔して」

じーさん「実はだな…」

じーさん「ワシ…」

孫(ゴクリ…)



じーさん「エボラ出血熱になっちった☆」

孫「」



孫「デェエェエェエエエエェェエエエエエェエエエエェェエエエ
ェエエエエエエエェェエエエエエエエーーーッッッ!?!?!?」ガビーン

孫「どどどどどどうするのさ!?早く病院に行かなきゃ!」

じーさん「いや、行ったは行ったんじゃが…」

じーさん「怖くなって逃げてきちゃいました」

孫(さらっと言ってるけど最悪の行動だ…)ガビーン

孫「とにかく病院に戻ろうよ!」

???「その必要はない!」

孫「!?」


校長「ククク…とうとう我輩の技術が役に立つ時が来たようじゃな…」

孫「ぎ、技術?」

校長「そう!名付けて!エボラ出血熱ナオシーン!!」

孫「まんまじゃねーか!」ズビーン

校長「さあ!大人しく我輩の治療を受けるのじゃい!」

校長「大人しくせねば本当nじーさん「ブチュッ」

校長「」

孫「」

じーさん「」




校長「ヒギャアァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァーーーーーーーーッッッッッッッ!!!」

じーさん「すまん、つい雰囲気に流されて唇を…」

孫「命まで奪ってるじゃねーか!」

校長「」ピクピク

孫「いいから病院に行こうよ!」

じーさん「うっ」ビシュッ

孫「…!!ち、血!?まさかもう症状が…」

じーさん「いや、これはただ3日前ラオウに突かれた秘孔の効果が出ただけじゃ」

孫(3日前何があったんだ)ズーン

じーさん「嫌だい!嫌だい!病院なんて嫌だい!」

孫「ワガママ言わないでよ!命が危ないんだよ!?」

じーさん「まだ股間がパックンフラワーになる方がマシだい!」

孫(相当だな)

孫「じゃあ…とりあえずこの校長が作った機械で応急処置しよう!」

孫「えーと、どこを動かせば…」カチャカチャ

機械『スパゲッティVS革靴!ファイッ!』

孫「なんだこの機能」

孫「よし!これだ!おじいちゃん!腕をこの機械に押し付けて!」

じーさん「乱暴しちゃいやん??」

孫「うるせえ!」グッ

孫(これで症状がどこまで進んでるかとりあえず分かるはず!)

機械『解析結果…』


機械『エボラウイルス確認 感染からの経過時間 3分』

孫「…え?3分?」

孫「おかしいな…機械が壊れてるんじゃないか?」

孫(…ハッ!!)

孫「まさか!!こ、校長の腕を!」

校長「」グッ


機械『解析結果』

機械『エボラウイルス確認 感染からの経過時間 2日』


孫「………」

孫「ねえ、おじいちゃん 本当にエボラ出血熱ってキッパリ断定されたの?」

じーさん「…そういやされてないな」

孫「………」

孫(えーと、つまり)

孫(おじいちゃんはエボラの疑いがあるだけで実際はそうじゃなかった)

孫(で、実は校長は割と重度のエボラ患者で)

孫(おじいちゃんが感染3分)

孫(…じゃあ…あの時の…)

『校長「大人しくせねば本当nじーさん「ブチュッ」』

孫(…あれも大体3分前)

孫(間違いない、あれはおじいちゃんが校長にウイルスを移したんじゃなくて、実際は…)

孫(…ぎ…ぎ…)

孫「逆だったァァァーーーーーーーーッッッッッッッ!?!?!?!?!?!?」ガビビビビーン

孫「なんであの時キスなんかしやがったてめえ!!」

じーさん「雰囲気じゃもん!!ワシ悪くないもん!」

孫「あの時あんなことしなければおじいちゃんは無事で済んだんだぞ!」

じーさん「なんと」

孫「なんとじゃねぇーーーっっっ!!!早く治療しなきゃ!今ならまだ間に合うよ!」

孫「とりあえず救急車を呼ぶ前に校長の機械で応急処置だ!」カチャカチャカチャカチャ

機械「…」ビッ

孫「…ん?」

機械「エラー発生 エラー発生」

孫「ま、まさか!」



機械「」ズドォォォォォォォン

孫・じーさん「あわび!!!」ズドォォォォォォォン

完!

くぅ疲
我ながら不謹慎すぎた エボラの人達も助かるといいな

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