コナミ「ダークネス…許さん!」ミスターT「ふふふ…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 (962)




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あらすじ


ミスターTの野郎がジャックと雪乃に襲い掛かってきたのだった


雪乃  手札2  リチュアアビス  LP4000


ミスターT  手札2  メガロアビス バハムートシャーク  アビストリーテ  アビスフィアー  LP4000





ゴオオオオオオオ……………



雪乃「……」


ミスターT「ふふふふ………」



ミスターT「状況は圧倒的だな、それでも君は運がいいほうさ」



ミスターT「ナイトショットで和睦の使者を破壊していたらこのターンで大ダメージを受けていたのだからね」



ミスターT「バハムートシャークは効果を使ったターン攻撃できない、なにより和睦の使者でリチュアアビスは破壊できない」



ミスターT「カードを一枚セットしターン終了だ」バッ 手札2



雪乃「……………アビスフィアーね」






雪乃「く………ドロー!」シュッ 手札3



ミスターT「諦めてダークネスの一部になるのだ」



雪乃「冗談じゃないわ……墓地のリチュアの儀水鏡の効果を発動!」カッ!




ミスターT「なに!」



《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。




雪乃「墓地のこのカードをデッキに戻すことで、墓地のリヴァイアニマを手札に加えるわ」ザッ




ミスターT「使いまわせる儀式魔法だと……」



雪乃「そして、リチュアチェインを召喚!」バッ



《リチュア・チェイン/Gishki Chain》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、デッキの上からカードを3枚確認する。
確認したカードの中に儀式モンスターまたは儀式魔法カードがあった場合、
その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
その後、確認したカードを好きな順番でデッキの上に戻す。


チェイン「しゃあっ」




雪乃「このモンスターの召喚時、デッキから三枚めくり、儀式モンスター、または儀式魔法があれば手札に加えることができるわ」ザッ


イビリチュアジールギガス



雪乃「!私はイビリチュアジールギガスを手札に加えるわ!」ザッ



雪乃「魔法カード、リチュアの儀水鏡!」バッ



《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。





ミスターT「なに!二枚目も手札に!」



雪乃「場の☆2、リチュアアビスと手札の☆8リヴァイアニマをリリース!」



キュウウゥゥゥウウン………



雪乃「儀式召喚!イビリチュアジールギガス!」バッ



《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。





ジールギガス「オオオオオオオオォ!」



ミスターT「これはこれは……」



雪乃「攻撃力3200、あなたの度のモンスターよりも上よ」



ミスターT「ならば攻撃したらどうかね?今のうちに守備力の高いアビストリーテを破壊することをおすすめする」



ミスターT「ふふ………」



雪乃「その笑いを消してあげる………ジールギガスの効果発動!」バッ




雪乃「LPを1000払って、デッキから一枚ドローする」LP4000→3000



雪乃「それがリチュアモンスターだったとき、モンスター一体をデッキに戻す!」シュッ



ミスターT「ギャンブル効果か、当たるかな?」



雪乃「当たるわ……リチュアチェインでデッキトップは操作されているのよ」



雪乃「私が引いたのはリチュアビースト」サッ  手札3



ミスターT「!」






雪乃「私はアビストリーテをデッキに戻すわ!」



ミスターT「なに!」



雪乃「攻撃の誘導が見え見えよ、そのモンスターはおそらく破壊されたときに発動する効果がある!」



ミスターT「く………」



シュウウゥ―――――――――――――――ン!!



雪乃「そしてバトル!バハムートシャークをジールギガスで攻撃!」



シュバアアアアアアアアアア!!!


バハムート「ううううううおおおお!?」攻2600



ミスターT「くう………」LP4000→3400



雪乃「………ターン終了」



ミスターT「おっと、エンドフェイズ前にトラップカード発動、アビスフィアー!」カチ


《アビスフィアー/Abyss-sphere》 †
永続罠
デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分は魔法カードを発動できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。



雪乃「!また……」


ミスターT「私はデッキからアビスリンデを特殊召喚する!」バッ



《水精鱗-アビスリンデ/Mermail Abysslinde》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


アビスリンデ「ふふふ」攻1500



ミスターT「まだ君のターンだ、どうする?」



雪乃「く…………嫌な予感がするわ……カードを一枚セット…さらに」バッ  手札2



雪乃「再び儀水鏡の効果を発動、儀水鏡をデッキに戻し、墓地のリヴァイアニマを手札に加える…」サッ  手札3


雪乃「ターン…終了…」



ミスターT「ならば、エンドフェイズに私の場もすべてのアビスフィアーは破壊される!」



パ―――――ンパ――――ン!



リンデ「ごぼごぼごぼごぼ……!!」


ミスターT「アビスリンデは破壊され、デッキからマーメイルを呼び出す!」


ミスターT「三体目のアビスパイク!」バッ



《水精鱗-アビスパイク/Mermail Abysspike》 †
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



パイク「はあっ」



ミスターT「効果発動!手札の海皇の重装兵を墓地に送る」ザッ  手札0



《海皇の重装兵/Atlantean Heavy Infantry》 †
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 0/守1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のメインフェイズ時に1度だけ、
自分は通常召喚に加えてレベル4以下の海竜族モンスター1体を召喚できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。



シュパ―――――――――――――ン!!


ジールギガス「ぐあああああああ!!!」


雪乃「う………ジールギガス……あっさり……」




ミスター「効果により、デッキから海皇の狙撃兵を手札に加えるよ」サッ



ミスターT[そして私のターンだ」シュッ 手札2





ミスターT「ふふふ……ファイナルターンかな」


雪乃「!」



ミスターT「私は手札からディニクアビスの効果を発動する」バッ



《水精鱗-ディニクアビス/Mermail Abyssteus》 †
効果モンスター(制限カード)
星7/水属性/水族/攻1700/守2400
自分のメインフェイズ時、
手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
デッキからレベル4以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-ディニクアビス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



ミスターT「手札の狙撃兵を墓地に捨て、このモンスターを特殊召喚する」バッ



ミスターt「そして狙撃兵は、水属性モンスターの効果コストになった時セットカードを一枚破壊する」



雪乃「……でも、その攻撃力では私にとどめを刺すことはできないわ」



ミスターT「メガロアビスは私の場の水属性モンスターをリリースすることで二回攻撃ができる」



メガロアビス「………」攻2400



雪乃「!」


ミスターT「つまり、初撃でリチュアチェインを破壊し600P、ニ撃目のダイレクトアタックで2400P、合計ダメージは3000だ」



ミスターT「君の負けだ!」





ミスターT「まずはセットカードを破壊する!」



シュバアアアアアアアアアン!!!




雪乃「!トラップ発動!」カチ



《儀水鏡の幻影術/Aquamirror Illusion》 †
通常罠
手札から「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚した儀式モンスターは攻撃できず、
エンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。



ミスターT「!」



ザバアアアアアアア――――――――ン!!!



リヴァイアニマ「……」攻2700


ミスターT「またそのモンスターか!」



《イビリチュア・リヴァイアニマ/Evigishki Levianima》 †
儀式・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2700/守1500
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードの攻撃宣言時、自分のデッキからカードを1枚ドローし、
お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
相手の手札をランダムに1枚確認する。



雪乃「そちらの攻撃力ではこのモンスターは超えられない!」






雪乃「このモンスターはエンドフェイズに手札に戻ってしまう……」



ミスターT「………ふう、手札に戻ってもどうせ再利用するんだろう…」



ミスターT「うんざりだ、もううんざり」



ミスターT「私は、☆7のディニクアビスとメガロアビスでオーバーレイ!」バッ



ズキュ――――――――――ン!!!



雪乃「!!」



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」



ドオオ――――――――――ン!!



ミスターT「水精鱗-ガイオアビス!」



《水精鱗-ガイオアビス/Mermail Abyssgaios》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/水属性/水族/攻2800/守1600
水属性レベル7モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードが
フィールド上に表側表示で存在する限り、
レベル5以上のモンスターは攻撃できない。
また、1ターンに1度、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力よりも低い攻撃力を持つ
相手フィールド上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。




ミス  ミスターTがディニクアビスの効果でアビスリンデ(三枚目)を手札に加えました



雪乃「ら、ランク7の……エクシーズ召喚…?」



ミスターT「そう…攻撃力は2800!君のモンスターを上回った」



雪乃「く…………」



ミスターT「このエクシーズ素材をもつこのモンスターがいる限り、☆5以上のモンスターは攻撃できない」



ミスターT「さらに、このモンスター以下の攻撃力を持つモンスターの効果をエクシーズ素材を使うことで無効にできる」



ミスターT「君のデッキは封じられた」




雪乃「………」



ミスターT「モンスターをセット」バッ



ミスターT「バトル、ガイオアビスでリチュアチェインを攻撃!」バッ



ドゴ――――――――――――ン!!



雪乃「あうう…………!」LP3000→2000 ザザアアッ








ミスターT「ははははは…ターンエンドだ」手札0



雪乃「くう……リヴァイアニマは手札に…戻るわ」



ミスターT「リヴァイアニマの効果も使えない、攻撃できないのだからね」



ミスターT「どうするかね?どうするつもりかね?」



雪乃「………ドロー!」シュッ  手札4



雪乃「………リチュアビーストを召喚!」バッ



《リチュア・ビースト/Gishki Beast》 †
効果モンスター
星4/水属性/獣族/攻1500/守1300
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下の「リチュア」と名のついた
モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。


ビースト「おああああああ!」



雪乃「このモンスターの召喚時、墓地の☆4以下リチュアを特殊召喚する!」



ミスターT「…………」







ミスターT「………」



雪乃「………迷っているようね…」



雪乃「ガイオアビスの効果は一ターンに一度……使いどころを誤れば大惨事を招くかもしれない」



雪乃「貴方だってぎりぎりなのよ…」



ミスターT「……君はリチュアアビスを蘇生させるつもりだろう」



ミスターT「それは厄介だ…やはりここで止めるべきだ!」



ミスターT「ガイオアビスの効果発動!」バッ


キュピ――――――――――――――ン!!



ガイオ「おおおおおお!」oru2→1



ビースト「うぐ………」



雪乃「それを待っていたわ!」


ミスターT「なに!」




雪乃「魔法発動、浮上!」バッ


《浮上/Surface》 †
通常魔法
自分の墓地のレベル3以下の
魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。


ミスターT「!」


雪乃「墓地からリチュアアビスを守備で特殊召喚するわ!」



《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 †
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。



雪乃「効果発動、デッキからシャドウリチュアを手札に加えるわ!」バッ  手札3




《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。


ミスターT「く………」




雪乃「シャドウリチュアの効果発動、手札のこのカードを捨てて、デッキからリチュアの儀水鏡を手札に加えるわ!」



ザッ



ミスターT「だが……リヴァイアニマを召喚したところで攻撃はできない!無駄だ!」



雪乃「召喚するのはリヴァイアニマじゃないわ、儀水鏡発動!」バッ



《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。



雪乃「手札のリヴァイアニマをコストに、ソウルオーガを儀式召喚!」バッ


《イビリチュア・ソウルオーガ/Evigishki Soul Ogre》 †
儀式・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2800/守2800
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、手札から「リチュア」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。



ソウルオーガ「ちゅあああああああ!!」攻2800



ミスターT「新たな儀式モンスターか……!」



おー、TFでひたすらデッキ破壊ボーナス稼ぎつつ墓地肥やすソウルオーガさん!!




雪乃「………」手札0



雪乃「このモンスターは、手札のリチュアモンスターを捨てることで相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキに戻すことができる!」




ミスターT「だが君の手札は0、そんなカードはない!」




雪乃「儀水鏡のもう一つの効果を忘れているようね」



ミスターT「!」



雪乃「墓地の儀水鏡をデッキに戻すことで、墓地のリチュア儀式モンスターを手札に加えることができる」



雪乃「墓地のリヴァイアニマを手札に」サッ



雪乃「そしてソウルオーガの効果発動!」バッ



雪乃「手札のリヴァイアニマを墓地に送り……ガイオアビスをデッキに戻す!」



ギャオオオォォオオオオォオオオオ!!



ミスターT「おのれえ…………!!」

あれ、肥やすのは別のだっけ
まぁいっか(適当)




雪乃「ふう……これで攻撃ができるわ」



雪乃「その守備モンスターはアビスリンデ……守備力1200…」



雪乃「それなら、リチュアビーストで攻撃!」




ビースト「リュアアァアアアア!」攻1500



リンデ「あうっ」ド―――――ン  守備1200



ミスターT「くう…………デッキから、アビスディーネを特殊召喚!」バッ


《水精鱗-アビスディーネ/Mermail Abyssdine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1000/守 200
自分フィールド上に「水精鱗」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードがカードの効果によってデッキまたは墓地から手札に加わった時、
このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードが「水精鱗」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、
自分の墓地からレベル3以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスディーネ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


ディーネ「……」守200



ミスターT「このモンスターがマーメイルの効果で特殊召喚した時、墓地から☆3以下のマーメイルを特殊召喚できる!リンデを再び召喚!」バッ



リンデ「ふふふ……」守1200



雪乃「しぶとい…!」





雪乃「ソウルオーガでアビスリンデを攻撃!」



ドゴ――――――――――――――ン



ミスターT「くう……」



雪乃「アビスリンデの効果は一ターンに一度……今のうちに潰しておくわ…」



雪乃「ターン終了」手札0



ミスターT「……ドロー!」シュッ  手札1




雪乃「そっちも打つ手なしなんじゃないかしら?」



ミスターT「く…………だが、アビスグンデを召喚!」バッ



《水精鱗-アビスグンデ/Mermail Abyssgunde》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1400/守 800
このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、
自分の墓地から「水精鱗-アビスグンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスグンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



雪乃「そんなモンスターでなにを……」





ミスターT「私は☆3のモンスター二体でオーバーレイ!」バッ




ズキュ――――――――――――――ン!!!



雪乃「!……」



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」



ミスターT「あらわれろ、ゼンマイン!」バッ



《発条機雷ゼンマイン/Wind-Up Zenmaines》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/機械族/攻1500/守2100
レベル3モンスター×2
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時に1度、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。



雪乃「また………頭が痛くなってきたわ…」



ミスターT「ちょうどいいモンスターがいるな……リチュアビーストを攻撃!」



ド――――――――――――ン!!!





雪乃「攻撃力1500どうし……相討ち?」



ミスターT「ゼンマインは、破壊されるかわりにoruを一つ取り除く!」



ゼンマインoru2→1



ビースト「ぐあああ……」



雪乃「く…でもソウルオーガは……」


ミスターT「ターン終了、この時、カード一枚を破壊する!」手札0



雪乃「なんですって!?」


ソウルオーガ「くああああああああ!!!」ド――――――――――ン



ゴオオオオオ…



雪乃「そんな………!」



ミスターT「また形勢逆転だね」


雪乃「まさか……ソウルオーガを倒すなんて………」手札0






雪乃「………私のターン」



ミスターT「ふふふ……」


雪乃「ドロー!」シュッ  手札1



雪乃「………………」



雪乃「ふ………ふふふ…………」



ミスターT「なにかな?」



雪乃「魔法発動!」バッ



《契約の履行/Fulfillment of the Contract》 †
装備魔法
800ライフポイントを払う。
自分の墓地から儀式モンスター1体を選択して
自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターをゲームから除外する。



ミスターT「なに!」



雪乃「LPを800払って……墓地のジールギガスを特殊召喚するわ!」バッ  LP2000→1200


《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。



ジールギガス「おおおおおお!」




ミスターT「く……!ここにきて攻撃力3200……!」



雪乃「そして………LPを1000払ってジールギガスの効果発動!」LP1200→200



ミスターT「捨て身か……!」



雪乃「ここまで来たら行くところまで行くわ…!一枚ドローして、それがリチュアモンスターだったとき、カード一枚をデッキに戻す!」



ミスターT「………もうデッキトップを知るすべはない、完全に運任せだよ」



雪乃「…………」



雪乃「……ドロー!」シュッ



ミスターT「………」



雪乃「く………?」チラ




ミスターT「………」



雪乃「……」



雪乃「ふう………」



雪乃「力が抜けたわ………」



ミスターT「なに…」



雪乃「引いたのは、リチュアマーカー……モンスターよ」



ミスターT「!」


ぎゅー――――――――――――――――ン!!



ゼンマイン「ウアアアアアアアア――――!」



ミスターT「ゼンマインが…………おのれ……」



雪乃「リチュアアビスを攻撃表示に変更!」バッ



アビス「はっ」攻800




ミスターT「くそ………!」LP3400



雪乃「バトル、ジールギガスでダイレクトアタック!」バッ



ドゴシャ―――――――!!!!



ミスターT「おおおおおおおお!!!?」LP3400→200 ざざあああああっ




雪乃「さらに!リチュアアビスでダイレクトアタック!」バッ



アビス「うりゃーーー!」攻800



ミスターT「うああああああーーーー!!!」LP200→0  ピー―――――



雪乃「か…………勝った………!……」



ゴオオオオオオ…………





ミスターT「ま、まさか………一般人のに私が………」



雪乃「はあ………はあ……」




ミスターT「こんなことが……おこるとは…………」



ズズズズズズズズズズズズ……………



雪乃「!……周りの景色が……」



ズズズズズズ……



雪乃「うぷ………」



……………………………………




ネオドミノシティ  噴水広場


win!
流石はチームサティスファクションリアルファイト担当の嫁だ!!



ズズズズズッ…………



ツァン「!あ……」



遊星「!」



ハラルド「これは……」



ズズズズズ………



雪乃「う………ここは……?」ズズ……




鬼柳「藤原!戻ってこられたか!」



龍亞「よかったよーーーーー!!」



雪乃「あ………わ、私……戻ってこられたのね……」ザ……



遊星「無事でよかった…」




ツァン「あいつに勝ったんだね……?」



雪乃「ええ………なんとか…」



鬼柳「あとはジャックか…」



遊星「ジャックなら負けるはずがない、あいつはキングになる男だ」



龍亞「そうだよ!」


ハラルド「早くしなければ街の住民が……」



遊星「く………」



鬼柳「ここから抜け出せない以上……待つしかねえな」



…………………


キングになる男×
キングだった男○



遊星「……………」



鬼柳「…………」



雪乃「…………」



ツァン「…………あれから10分くらいかぁ……」



龍亞「遅いね……ジャック……」




ハラルド「…………かなりの激闘なのだろうな…」



ズズズ………


ズズズズズ………



遊星「!」



ツァン「あ!」


やったか!?(フラグ)



ズズズズズ……


龍亞「これって……」




雪乃「誰かが出てくるわ…」



鬼柳「ジャックしかいねえだろ」



ズズズ………



ジャック「……………」



龍亞「ジャック―――――!!」



遊星「心配したぞ、ジャック」



ハラルド「……?」



ズズ………


鬼柳「あの野郎を片付けたんだな?」



ジャック「遊星、鬼柳……」


あれ?じゃあ既に(ry
どっちにしろ元キングだ




遊星「なんだ?」



鬼柳「おいジャック……?」



ツァン「?」



雪乃「………」(そういえば周りの闇が消えないわ……)



ズズズ………


ハラルド「!………ジャック、君は……」



ジャック「……俺の屍を越えて………行け……」



遊星「!なにを言っているんだ?ジャック」



龍亞「え………?」



ジャック「…………………っく……」



ばさささささっさささっ




龍亞「あ…………ぁ……?」




雪乃「!?なっ」



ツァン「!ジャックが………消えた………!」



ハラルド「く………まさか…………」



ハラルド「………彼が……」



遊星「!そ、そんな…………ジャック……!嘘だと言ってくれ!ジャック!!」



遊星「ジャッ…………うっ………!?」



龍亞「ジャック………?……ジャ…………」



雪乃「くう………消えていくわ……今の人の記憶………私たちの……中から………」フラッ



鬼柳「ジャァアアアアアアッック!!!!」



鬼柳「お前が負けるだと!ありえねえ!!」



ツァン「そんな……あのジャックアトラスが………勝てない奴がいるっていうの………?」



遊星「く………やめろ……!これ以上俺たちの絆をもてあそぶのはやめるんだ!ミスターT!」



龍亞「ううう……………思い出せないよ……思い出せない…………」ぼろぼろ……



龍亞「俺の……憧れた………」



ハラルド「………………」



雪乃「く………………」




鬼柳「ミスターT!!出てきやがれ、ぶっ殺してやる!」



鬼柳「サティスファンクションの仲間を返せええええぇーーーーーーーーーー!!!」



遊星「出てこい!俺と……俺とデュエルしろ!」



ズズズズズズ……



ミスターT2改めミスターT「ふふふ………」





ここまででー





鬼柳「この野郎……」



ハラルド「………」



遊星「ミスターT………!」



ミスターT「もう片方の私は敗れたようだな」



ミスターT「なかなかやる………ここまで撃破されるとはな」



龍亞「龍可の所に案内しろ!」



雪乃「…………」



ミスターT「ふふふ………」




遊星「デュエルだミスターT!俺と戦え!」



ミスターT「不動遊星、随分取り乱しているじゃないか」



ミスターT「恐ろしいか、私が」




遊星「なにを言っている!」



ハラルド「熱くなるな遊星、奴の戦略だ」



鬼柳「満足フルコースの餌食にしてやる、こい!」



ツァン「これだけの人数に……あんた一人で勝てると思う?」



ミスターT「ふふふふ………」



ミスターT「私はジャックアトラスを撃破したんだぞ、この世界で指折りの実力者だ」




ミスターT「君たちにだって勝つ自信はある」



ツァン「うぐ…………」



龍亞「ううう………」



遊星「ならやってみろ!」カシャッ



ミスターT「おやおや」




ミスターT「ふふふ………遊星、私はクロウ・ホーガン、ボマーをも倒した個体だぞ」



ミスターT「君一人で大丈夫か?」



ツァン「え…………!?」



ハラルド「クロウを………?」



ミスターT「チームユニコーンの三人も私一人で片づけた」



ツァン「う…………うそ……」



鬼柳「遊星、俺も…」



遊星「いや………こいつは俺にやらせてくれ鬼柳……」



遊星「俺が倒さなければ……気が済まない」



鬼柳「そうか……」



龍亞「遊星…………」



ミスターT「ん………?」





ミスターT「…………」



ミスターT「………………」



ハラルド「…………?」



鬼柳「なんだ……あの野郎……急に黙りやがって…」



遊星「ミスターT、何をしている!」



龍亞「いまさら怖気づいたのか!」



ツァン「………」




ミスターT「………ふうむ」



ミスターT「済まないな、私は急用ができた」



遊星「急用…?」



ミスターT「今回は失礼するよ」





遊星「ふざけるな!」



鬼柳「このまま逃げられると思ってんのか!?」



ハラルド「その通りだ」



ミスターT「今度会ったとき、決着をつけようじゃないか」



ツァン「急用って何よ……」




ミスターT「精霊界で面倒なことがあってね」



ツァン「え……精霊界?」



雪乃「コナミがいるところね……」



ミスターT「では……また会おう」



遊星「!待て!」



ハラルド「!」キイイイイイイン……



ばささっささささささっ




シュウウゥ…………



ハラルド「……………く」



ツァン「逃げられた………」



鬼柳「やろぉおおおお………!」



遊星「くそっ!」だんっ



龍亞「ううう……」



ハラルド「精霊界で……一体何があったというんだ」



サアァアアアア………



雪乃「………あ、見て、周りの闇が晴れていくわ…」



アアアアアアア………


鬼柳「………!そうだ、町民たちは」



ツァン「あれからずいぶん時間が経ってるけど……」






シ――――――――――――――――ン……



鬼柳「…………」



ハラルド「静かだ………」



龍亞「こ、これって……」



雪乃「く……………みんな……消されてしまった……のね」



ツァン「本当だ………誰もいない……」



遊星「済まない………!みんな………!」



ハラルド「君のせいではない、病むな」



雪乃「私が急いでいれば………」



鬼柳「……………いや……勝っただけで大したもんだぜ」



遊星「く………ぐ………ダークネス……!!」




遊星「みんなを…返せ……!」


シ――――ン……



ツァン「こんな静かなネオドミノシティ……見たことないよ」



鬼柳「サティスファクションタウンだけでなく……この街も………くそ…」



龍亞「うううう…………なんで……」




遊星「……俺たちの未来を……返せ……」



遊星「ゾーンに………アポリアに……パラドックスに……そして……ブルーノに誓ったんだ……」



遊星「破滅の未来を……変えると………!」



遊星「くそ……!!」



ハラルド「……とにかく……立つんだ遊星」



ハラルド「見回りをしてみよう……生き残りがいるかもしれない」



鬼柳「………」




………………



ミスターT「精霊界に防御結界が張られてしまったか」



ミスターT2「ああ、これでは一般の私では入り込むことができない」



ミスターT3「エクシーズ使いを増やすことができないぞ」



ミスターT「ふむ……」



ミスターT4「マドルチェは奪われてしまったしな」



ミスターT5「やっかいだ……カイバーマン」



ミスターT2「そうだな……」



ミスターT「だが結界が張られている間は奴は維持に力を使うためデュエルできない」



ミスターT「私が入り込んで内部から破壊しよう」



ミスターT2「そうしてくれるか、残っている強力な個体も少なくなってきてしまったからな」



ミスターT3「エクシーズをつかえる私をもっと増やしておきたい」




ミスターTわかっている、カイバーマンが動けないならば容易い事さ」





ミスターT「もう一体の強力な私はどうしている?」



ミスターT2「世界中の強者を消して回っている、すごい速さでな」



ミスターT「そうか、順調だな」



ミスターT4「世界中に人間はもう数えるほどしかいないからな」



ミスターT「いよいよ大詰めだな」



ミスターT2「ああ、だが残っているのは手強い者たちだ、戦力は必要だぞ」



ミスターT4「精霊界からエクシーズをひっ捕らえて戦力にすれば勝ったようなものだ」



ミスターT「そうだな、では行ってくる」



ミスターT2「任せたぞ」



ばさささっささっ



…………………






精霊界


カイバーマン「………………」



コナミ「何してんだカイバーマン」



セームベル「胡坐組んで……めいそー?」



三沢「結界を張っているときは動くことができないんだ、エネルギーを使うからな」



セームベル「あ、三村ー」



三沢「三沢だ……」



コナミ「そうか……大変だなー国王も」



三沢「この前留守中にマドルチェが攫われたと聞いたとき激怒していたからな」



三沢「早くダークネスには倒れてもらいたいもんだ」



コナミ「確かに……」






カイバーマン「………」



コナミ「でもカイバーマンがこんな頑張ってるなら俺いらないな」



セームベル「確かに―」



コナミ「ここは平和そのものだし、あっちの世界に帰ったほうがいいかな?」



三沢「確かに………奴らはおそらくこの世界に入っては来られないからな」



三沢「元の世界に戻って君がやるべきことをやったほうがいいかもしれないな」



コナミ「三沢もそう思うか……」



コナミ「でもあっちにはつええのばっかだから、案外もうダークネスを倒してたりしてな」



三沢「それが一番だな」



セームベル「甘い奴らだぜ」



コナミ「なんなんだお前は…」





カイバーマン「…………」



コナミ「……」



コナミ「まあ、あと一日くらい様子見て、何もなければ帰るわ」



三沢「そうか、寂しくなるな」


コナミ「おまえ、いつまでこの世界にいるつもりなんだ?」



コナミ「たしかお前もこの世界の住民じゃないんだろ?こんなモンスター見たことねえし」



三沢「俺はこの世界で調べることがあるからな」



コナミ「ほー…」



セームベル「ご苦労ー」



ピー―――――――――――――――――ン



カイバーマン「!!!何者だああああああぁーーーーーーーー!!」



コナミ「!!?」ビックゥ!



セームベル「うおおおお!?」





コナミ「か、カイバーマン…!どうした!」



セームベル「びっくらこいたー……」



三沢「カイバーマン……?」



カイバーマン「俺の結界を越えた者がいる……」




三沢「なに!?」




カイバーマン「ダークネスの雑兵共とは比べ物にならないほどのエネルギーで強引に突破してきおった……」



カイバーマン「嘗めたマネをしおって……!」



コナミ「どういうことだ……」



カイバーマン「そこにいるのは分かっている!出てこい!!」



ばささささささささっ



コナミ「!」



三沢「!」




シュゥゥゥウウウ……………



ミスターT「ふふふふ……」



コナミ「!ミスターT……」



三沢「馬鹿な……入ってくるとは」



カイバーマン「貴様………何者」



カイバーマン「俺の結界を破ることなどできんはずだ」



ミスターT「ふふ……私は雑兵とは違うのだよ」



ミスターT「カイバーマン、君を葬らせてもらう」



カイバーマン「ふん……貴様ごときがこの俺を?」



カイバーマン「身の程をわきまえろ」



コナミ「この野郎」





ミスターT「ふふふ……虚勢を張っても無駄さ」



ミスターT「君が動けないことは知っている」



三沢「く……」



カイバーマン「貴様など俺が相手するまでもない」



カイバーマン「コナミ、この馬の骨を消せ」



コナミ「よし……やっと出番か」ザッ



セームベル「おおー!」



ミスターT「君は………チーム満足のコナミか」



コナミ「そうだ!」



ミスターT「ふふふ……まさか、私と戦うつもりか?」



コナミ「あたりめーだろ





カイバーマン「瞬殺しろ」



コナミ「それは分からんが……勝つ!!」



ミスターT「私は先ほど、ジャックアトラスを倒してきた」



コナミ「!なに……」



ミスターT「ふふふ……そんな私に君が勝てるのか?」



コナミ「ジャックを………消した……だと」



ミスターT「不動遊星たちはとても悔しがっていたよ、ふふふふ……」



コナミ「……………この野郎!」



ミスターT「君とジャックアトラスは古い仲のようだな、私が憎いか?」



コナミ「当たり前だ!よくも………」



コナミ「敵討ちしてやる!!」






ミスターT「ふふふふ」



コナミ「ふっ!」カシャッ



カイバーマン「おい馬の骨!術中にはまるな!」



カイバーマン「貴様を怒らせて冷静な判断をできなくさせようという姑息な手だ」



コナミ「な、なに……!そうなのか!」



ミスターT「…………流石はカイバーマン……冷静だな」



コナミ「てめえ……てことはジャックを倒したってのは嘘だな!」



ミスターT「それは本当だ、残念ながらな」


コナミ「………」



コナミ「…………てめえをぶっ倒した後自分の眼で確かめてやるよ!」



ミスターT「やってみるがいい」ぼぼぼぼぼっ



ミスターT「!始まる…………」





コナミ「いくぜデュエルだ!」LP4000



ミスターT「先行はわたしだ!」LP4000



ミスターT「モンスターをセット!さらにカードを二枚セットしてターン終了だ」バッ  手札2



コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札6



三沢「情報ゼロか……」



コナミ「どんな罠でもかかってこいや……」



コナミ「俺は、ジェネクスウンディーネを召喚!」バッ



《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。




ウンディーネ「ははは!」







コナミ「こいつは、召喚時デッキから水属性モンスターを捨てることで、ジェネクスコントローラーを手札に加えることができる!」



コナミ「舌魚を捨てて、加えるぜ!」ザッ  手札6



コナミ「カードを二枚セット!」バッ  



コナミ「バトルだ、ウンディーネでセットモンスターを攻撃!」バッ



ミスターT「!」



ドゴ――ン!!



メタモルポット「けけけけけけ!!!」



コナミ「!なに!」



《メタモルポット/Morphing Jar》 †
効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
リバース:お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする。



ミスターT「メタモルポットの効果発動!手札をすべて捨て5枚ドローする!」



コナミ「!……」(ジェネクスコントローラーも………!?」







ミスターT「さあ」シュッ 手札2→5



コナミ「………ち」シュッ  手札4→5



コナミ「手札の総入れ替えで作戦考え直しだな……」



コナミ「さらに一枚セットして、ターンエンドだ」バッ  手札4




ミスターT「私のターン」シュッ  手札6



ミスターT「リバースカードオープン、一時休戦!」カチ



《一時休戦/One Day of Peace》 †
通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。



コナミ「なに…」



ミスターT「一枚引きたまえ、そして次の私のターンまでお互いが受けるダメージをゼロにする」シュッ  手札7




コナミ「……」シュッ  手札5


ミスターT「!……ふふふ、いいカードを引いた、リバースカードオープン、魂吸収!」カチ




《魂吸収/Soul Absorption》 †
永続魔法
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
1枚につき500ライフポイント回復する。





コナミ「なんだそいつは……」



ミスターT「カードが除外されるたびに私は500P回復する」



コナミ「除外だと……やってみろや!」



ミスターT「そこでこれさ、魂の解放!」バッ



《魂の解放/Soul Release》 †
通常魔法
お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択し、
そのカードをゲームから除外する。


ファアァアアアア………



コナミ!」




ミスターT「私の墓地の4枚のカードと……君の墓地のジェネクスコントローラーを除外する!」



三沢「回復と妨害を同時に……!自分の墓地を0にするのはおそらくカオスグリードの存在からだろう…」



コナミ「トラップ発動!甦りし魂!」カチ



《蘇りし魂/Soul Resurrection》 †
永続罠
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


ミスターT「なに!」





コナミ「俺の墓地のジェネクスコントローラーを守備で特殊召喚する!」バッ


《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


コントローラー「ぎー」守1200



ミスター「ち……だが四枚は除外され、私は2000P回復する」パァ… LP4000→6000



コナミ「く…………!」



ミスターT「さらにカードを2枚セットしてターン終了だ」バッ  手札4




コナミ「俺のターン!」シュッ  手札6



コナミ「モンスターを出さねえ……一時休戦があるからか………」




コナミ「ならば、俺はブラッドヴォルスを召喚!」バッ  手札5



《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


ヴォルス「オオオオ!」



コナミ「モンスターを並べてやる……」




コナミ「ターンエンドだ!」手札5



ミスターT「私のターン」シュッ  手札5



ミスターT「ふ………ふふふふ」



ミスターT「私は、サイバーヴァリーを召喚」バッ



《サイバー・ヴァリー/Cyber Valley》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを除外して発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、バトルフェイズを終了する。
●自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードと自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して除外し、その後デッキからカードを2枚ドローする。
●自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のカード1枚を選択して発動できる。
このカードと手札1枚を除外し、その後選択したカードをデッキの一番上に戻す。



ヴァリー「……」



ミスターT「サイバーヴァリーの効果発動、このモンスターと手札の一枚を除外し、墓地のカードをデッキの一番上に置く」



ミスターT「私が捨てるのは、ネクロフェイス!」バッ



ネクロフェイス「けけけけけけけけけけけけけ!!!!!!」



コナミ「!?」





《ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。



ズズズズズズ………


セームベル「き、きもちわるーい……」



ミスターT「魂の解放をデッキに加え、ネクロフェイスが除外されたとき、お互いのデッキから5枚を除外する」



コナミ「な………」



三沢「デッキ破壊!……」



ミスターT「さあ」ザッ  デッキ28→23


コナミ「………」ザッ  デッキ25→20



ミスターT「ははははははは!」LP6000→12000 パアアア……



コナミ「LP……12000だと」



ミスターT「友と同じ道を行け」



コナミ「……………!」カシャッ



ここまででー


コナミ  LP4000  手札5  ブラッドヴォルス ジェネクスコントローラー ジェネクスウンディーネ デッキ20  リバース2


ミスターT  LP12000  手札3 リバース2  魂吸収 


三村はせっかくいるんだしカード解説すればいいのに

まあ、いざとなれば「そんなカード蹴散らしてやる」って言って
Dホイール体当たりすれば解決




ミスターT「ターンエンドだ」手札3



コナミ「俺のターンだ!」シュッ  手札6



コナミ「LP回復しまくりやがって……だが場はがら空き…」



コナミ「俺は、サムライソードバロンを召喚!」バッ



《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。



バロン「かあああ!」攻1600



コナミ「戦力はそろった……バトルだ!」



ミスターT「……」



コナミ「ジェネクスコントローラーを攻撃表示に変え、ダイレクトアタック!」バッ



ジェネクスコントローラー「ギ―」攻1400








ゴオオオオオオ………



ミスターT「トラップ発動!ミラーフォース!」バッ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。


キイイイイン……!



三沢「まずいぞ!」



コナミ「!」



ミスターT「攻撃表示モンスターを全滅させる」



コナミ「トラップ発動、緊急同調!」カチ


《緊急同調/Urgent Tuning》 †
通常罠
バトルフェイズ中のみ発動できる。
シンクロモンスター1体をシンクロ召喚する。



ミスターT「それは……」



コナミ「バトルフェイズにシンクロを行う!」






ミスターT「ならば私もチェーンで使おう、マクロコスモス!」カチ


《マクロコスモス/Macro Cosmos》 †
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。



コナミ「なに!」



ミスターT「これから墓地に行くカードはすべて除外される、さらにデッキからヘリオスを特殊召喚する!」バッ



《原始太陽ヘリオス/Helios - The Primordial Sun》 †
効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントになる。


ヘリオス「……」守備700



ミスターT「これで君の素材モンスターは除外される!」



コナミ「ヘリオスは光族……ならば!」




コナミ「☆4のブラッドヴォルスと☆3のウンディーネに、☆3のコントローラーをチューニング!」バッ



☆4+☆3+☆3=☆10  カアッ



コナミ「シンクロ召喚、決戦兵器ディサイシブアームズ!」バッ


《A・O・J ディサイシブ・アームズ/Ally of Justice Decisive Armor》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻3300/守3300
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
相手フィールド上に光属性モンスターが存在する場合、
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。
●手札を1枚墓地へ送る事で、
相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●自分の手札を全て墓地へ送る事で、
相手の手札を確認してその中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。
その後、この効果で墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。



ディサイシブアームズ「ガショ―――――ン!」守3300



ミスターT「守備表示にすることで破壊を無効にしたか……!だがバロンは避けられない!」



バロン「ぐええええええええああ!!」ド――――ン



ゴオオオオオオ………!!



コナミ「ち………」



ミスターT「ふふふふ、いまので何枚除外されたと思う?6枚だ」



ミスターT「私のLPが回復する」パァ LP12000→15000



コナミ「だが、光族が相手フィールドに存在するとき、ディサイシブアームズは手札を一枚墓地に送ることで相手魔法トラップを全て破壊する!」



コナミ「LP回復もここまでだ!」




ミスターT「それは無理だ、マクロコスモスによって墓地にカードを送ることはできない!」



コナミ「!…………そうか……」



三沢「これがマクロコスモスの恐ろしさ……思いがけないところで邪魔をする…」



コナミ「カードを一枚セットし、ターンエンドだ!」バッ 手札4





ミスターT「私のターン」シュッ 手札4



ミスターT「ヘリオスをリリース!あらわれろ黄金のホムンクルス!」バッ



《黄金のホムンクルス/Golden Homunculus》 †
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×300ポイントアップする。



ホムンクルス「オオオオオオ………」攻1500→5400



コナミ「攻撃力5400だと………!」



ミスターT「このモンスターは、私の除外カード一枚につき300アップする、私の除外カードは13枚!」 LP15500



ミスターT「よって3900アップだ!」



コナミ「くそ……」



ミスターT「ディサイシブアームズを越えた、叩き潰してやる」



三沢「なんて攻撃力だ…」






ミスターT「バトルだ、ホムンクルスでディサイシブアームズを攻撃!ゴールデン・ハーヴェスト!」バッ


ドドドドドド………!!



コナミ「ち……!トラップ発動、逆さ眼鏡!」カチ



《逆さ眼鏡/Reverse Glasses》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。



ミスターT「ぬう!?」



ホムンクルス「!」攻5400→2700



コナミ「このターンのみ、すべてのモンスターの攻撃力を半分にする!」




バチイイ―――――――ン!!


ディサイシブ「邪魔ジャ――――!」守3300



ミスターT「ぬうう……!」LP15500→16000→15400 






オオオオ………!



三沢「なんとか跳ね返したか……」



カイバーマン「ふうん……」



コナミ「ふう……」



ミスターT「だが、この程度のダメージはないに等しい」



ミスターT「ターンエンド」 手札3



ミスターT「ホムンクルスの攻撃力は戻る!」



ホムンクルス攻5400



コナミ「俺のターン!」シュッ  手札5



ミスターT「圧倒的攻撃力を持つホムンクルスを倒すことはできまい」



コナミ「なにが圧倒的攻撃力だ…………」



コナミ「俺はディサイシブアームズをリリースし、偉大魔獣ガーゼットを召喚!」ガッ




《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。



ドドドドドド………



ガーゼット「ギャアアアアアアア」攻6600




ミスターT「なに!6600……」 LP15900



コナミ「ガーゼットは、リリースモンスターの攻撃力の二倍を攻撃力とする!」



コナミ「ホムンクルスを叩き潰せ!」



ゴシャアアアアアアアアア!!



ミスターT「うおおおお………!」LP15900→14700 ザザアア……



コナミ「見たか!カードを1枚セットしてターンエンドだ!」バッ  手札3



ミスターT「まだまだ私のLPは残っている」



コナミ「次のターン、直接攻撃で大ダメージを与えてやるよ!」





ミスターT「私のターン」シュッ  手札4



ミスターT「いくぞ……酒呑童子を召喚!」バッ



《酒呑童子/Shutendoji》 †
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1500/守 800
1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分の墓地に存在するアンデット族モンスター2体を
ゲームから除外する事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●ゲームから除外されている
自分のアンデット族モンスター1体をデッキの一番上に戻す。


酒呑童子「うっす」



ミスターT「効果発動、除外されているアンデット族モンスターを一体デッキトップに戻す」



コナミ「アンデット……まさか」




ミスターT「当然ネクロフェイスだ!」シャッ



ミスターT「そして闇の誘惑!」バッ


《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。



三沢「!そういうコンボか…」




ミスターT「ふふふ………二枚ドロー!」シュッ



ミスターT「そして、ネクロフェイスを除外する」バッ   



ズズズ………



コナミ「く……!」



ネクロフェイス「けけけけけけけ!!」



ズズズズズ……!



ミスターT「お互いデッキを5枚除外する」シュッ  デッキ19→14



コナミ「……」  デッキ18→13



ミスターT「そろそろデッキのそこが見えてきたかな?」



コナミ「何をぉ…」



ミスターT「LPもこれだけ回復した、ふふふふ……」LP21200



三沢「21200………!?」






コナミ「ち………」



ミスターT「ふふふ………ジャックアトラスも、クロウホーガンも、みな苦しんでいたよ」



コナミ「なに……クロウだと……!?」



ミスターT「ああ……言ってなかったか……クロウを倒したのも私さ、あと、君の知り合いでは……ボマーもかな」



コナミ「こ……この野郎………クロウやボマーまで……」



ミスターT「ふふふ……怒らないでくれ、もうすぐ再開できる」



ミスターT「君も彼らと同じ手で倒してあげよう」



コナミ「なんだと………?」



ミスターT「カードを二枚セットし、ターンエンド」バッ  手札1



三沢「酒呑童子をそのままか……」



コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札4



コナミ「クロウ……ジャック………ボマー……あいつらが……」



ミスターT「不動遊星の取り乱しかたといったら……ふふふふ……」



コナミ「この性悪野郎…!」


カイバーマン「おい!口車に乗せられるな!」




ミスターT「そのアドバイスも役には立たんな」



カイバーマン「なに?」



ミスターT「トラップ発動」カチ



《D.D.ダイナマイト/D. D. Dynamite》 †
通常罠
相手が除外しているカードの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。



三沢「!」



ミスターT「君の除外カード一枚につき、300のダメージを与える!」



三沢「コナミの除外カードは……17枚……!」






コナミ「な……!」



ミスターT「君は5100のダメージを受ける!」



三沢「初期ライフを全て……だと!」



ミスターT「さらばだ」




ドゴオオ――――――――――――――ン!!!



カイバーマン「!」



コナミ「トラップ発動!」カチ



ミスターT「なに!」



《リフレクト・ネイチャー/Nature's Reflection》 †
通常罠
このターン、相手が発動したライフポイントにダメージを与える効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。



パァァアア……!



ミスターT「なんだ……それは!」



コナミ「効果ダメージをお前に移し替える!5100のダメージを食らうのはお前だよ!」



ゴアアアアアアアアアア………!!!



ミスターT「ぐああああああ………!!?」LP21200→16100  ゴオオォ……!




ザザアアアア…!



ミスターT「く………なんだと…」



コナミ「勝ったと思って油断しやがったな!」



コナミ「酒呑童子が丸裸だ!」




ミスターT「ぐ……」LP16100→17100



三沢「なんとか凌いだ……だがまだまだ奴のLPは…」



コナミ「いいカードを引いたぜ……ツイスター!」バッ



《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



ゴオオオオオ……!




コナミ「ウザったい魂吸収はもうぶっ壊す!」LP4000→3500


バ―――――――――ン!!



ミスターt「うぐ……」



三沢「よし………これでもう回復はない、減らしていくだけだ、二枚目が来なければ…」



コナミ「俺は……魔物の狩人を召喚!」バッ  


《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。


狩人「うおおおお………」



コナミ「バトルだ!ガーゼットで酒呑童子を攻撃!」バッ



ガーゼット「オオオオオオオオ!」攻6600



酒呑童子「!?」攻1500



ド―――――――――――ン!!!


ミスターT「ぐうううううう……!」LP17100→12000 ォオオオオ……!



コナミ「続いて狩人!」バッ 



ザシュッ



ミスターT「うぐ……」LP12000→10500



ミスターT(悪いめぐり合わせ……リフレクトネイチャー発動中のこのターン…魔法の筒は使えない……!)




ここまででー


コナミ LP3500  手札2  魔物の狩人  ガーゼット  リバース1 蘇りし魂 デッキ12


ミスターT  LP10500  手札1  リバース1  マクロコスモス  デッキ13


今夜戻ってくるかもしれん…

あと三沢が秀才設定のおかげで解説役として優秀すぎる…


コナミ負けるなー!!

原作遊戯王5D’sの仲間兼解説キャラって誰だろ
MCはデュエルしないので今回は抜きで

コナミ「カードは借りた」って言えば
インフェルニティ・ゼロでバーン対策もできるな



コナミ「俺はターンエンドだ」手札2



ミスターT「く………ドロー!」シュッ  手札2



ミスターT「サイバーヴァリーを召喚!」バッ



《サイバー・ヴァリー/Cyber Valley》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを除外して発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、バトルフェイズを終了する。
●自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードと自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して除外し、その後デッキからカードを2枚ドローする。
●自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のカード1枚を選択して発動できる。
このカードと手札1枚を除外し、その後選択したカードをデッキの一番上に戻す。



ヴァリー「キョオオオオ」



コナミ「またそいつか………」



三沢「厄介だ、攻撃対象になった時…除外することでバトルフェイズを終了してしまう」



ミスターT「ターンエンドだ」手札1





コナミ「ドロー!」シュッ 手札3



コナミ「ち………だが、どかさないといつまでたっても攻撃できねえし……」



コナミ「バトルだ、ガーゼット!」バッ



ガーゼット「オオオオオオ!!」攻6600



ミスターT「それを待っていた!」



コナミ「あ!?」



ミスターT「トラップ発動、魔法の筒!」カチ



《魔法の筒/Magic Cylinder》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。


ギュウウゥゥウウウン……



三沢「なんだと!」





コナミ「ぐう……!」



ミスターT「勝手に私がバトルフェイズを終了すると決めつけ、覚悟の足らない攻撃を仕掛けたのが運のつきだ!」



ミスターT「6600のダメージを食らえ!」



ドオオオオオオオオオオォ!!!!



三沢「これはっ……!」



コナミ「俺は手札から、ハネワタの効果を発動する!」バッ


《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


ハネワタ「ふぃー」



ミスターT「ん!?」



コナミ「このターン、俺は効果ダメージを受けねえ!」



パ――――――――ン!!!


ミスターT「ぐ………!またしても……」




シュウウゥ………



コナミ「あぶねえあぶねえ……別に集中してないわけじゃないぜ…俺はいつでも全力だ」



コナミ「狩人!」バッ



狩人「おあああ!」攻1500



ミスターT「ち……サイバーヴァリーの効果を使う!除外することでバトルフェイズを終了し、一枚ドローする!」シュッ 手札2


シュゥゥゥウウウン……



コナミ「そうだろうよ……」



コナミ「ターンエンドだ」 手札2



ミスターT「私の…ターン!シュッ  手札3



ミスターT「よし……私は魔法カード、グランドクロスを発動!」バッ


《グランドクロス/Grand Convergence》 †
速攻魔法
自分フィールド上に「マクロコスモス」が存在する時に発動する事ができる。
相手ライフに300ポイントダメージを与え、
フィールド上のモンスターを全て破壊する。


ゴオオオオオオ……!



コナミ「なんだ……」



ミスターT「君に300のダメージを与え、フィールドのモンスターを全て破壊する!」バッ


コナミ「!……」



三沢「ガーゼットがやられたら……もうあのLPを削ることは不可能だぞ……!」



コナミ「トラップ発動!」カチ



《撤収命令/Sound the Retreat!》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。



コナミ「俺の場のモンスターすべてを俺の手札に戻す!」



ヒュンヒュンッ



ミスターT「なに!」



コナミ「ぐう……!?」LP3500→3200 ビビ……



三沢「モンスターは守ったか……だが場はがら空きだ………」





コナミ「ち……」



ミスターT「ふう……これで君の場にモンスターはない…リバースカードも」



ミスターT「ならばこれで終わりだ!あらわれろダ・イーザ!」バッ



《紅蓮魔獣 ダ・イーザ/Gren Maju Da Eiza》 †
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力と守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。



ダ・イーザ「ウォオオオオ………」攻9600



コナミ「な…………」



三沢「攻撃力9600……!?」



ミスターT「このモンスターは儒分の除外されているカード一枚につき400攻撃力をアップする」



ミスターT「私の除外カードは24枚、よって9600!」



コナミ「……うそだろ…………?!」



儒分って……自分でした↑



ズズズズズ………



ミスターT「この攻撃力、ガーゼットももはや敵ではない」



コナミ「…………」



ミスターT「まあ、このデュエルももう終わる、そんなことはどうでもいいか」



三沢「なんて攻撃力だ……」



ミスターT「バトルだ」



ミスターT「ダ・イーザでダイレクトアタック!」バッ



ダ・イーザ「ォアァアアアア!!!」



コナミ「甘い!俺は墓地の、タスケルトンの効果を発動する!」バッ



《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。



タスケルトン「タスケルト――――ン!」ぽよーーーーん





いつもお疲れ様です、タスケルトンさん
(トンカツ食べながら)



ミスターT「!……バカな……マクロコスモス発動中に……!?」



コナミ「こいつは序盤、メタモルポットで捨てられた俺の手札に混じってたカードだ!」



コナミ「マクロコスモス発動前にな!」



コナミ「このカードを除外して、攻撃を無効にする!」



ぽよーーーん



ダ・イーザ「オオオオゥ……?」




ザザザアアアア……



ミスターT「く…………う……!」



コナミ「またもや勝利宣言は不発だ、笑っちまうぜ!」



コナミ「このデュエルももう終わる………」キリッ




コナミ「ぶははははははははは!!!」






ミスターT「なんてこと………だが……ダ・イーザがいる以上私が有利……」



ミスターT「魔法カード、カオスグリードを発動」バッ  


《カオス・グリード/Chaos Greed》 †
通常魔法
自分のカードが4枚以上ゲームから除外されており、
自分の墓地にカードが存在しない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。


ミスターT「二枚ドローする」しゅっ  手札2



ミスターT「カードを1枚セットしてターンエンドだ」バッ  手札1



コナミ「俺のターン……!」シュッ  手札5



コナミ「よし……魔物の狩人召喚!」バッ



狩人「おう……」攻1500



三沢「そんなモンスターでは…」








コナミ「喰らえ、この、魔法カードを!」バッ


《鹵獲装置/Creature Seizure》 †
通常魔法
お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
ただしこのカードのコントローラーは
自分フィールド上に表側表示で存在する
通常モンスターを選択しなければならない。




ミスターT「鹵獲装置だと………」



コナミ「俺の魔物の狩人と、お前のダ・イーザを入れ替える!」



ミスターt「なんだと!」



シュ――――――――――ン



ダ・イーザ「ぉおお……」攻9600→9200



コナミ「俺の除外カードは23枚、よって少しだけ攻撃力が下がるが……」



コナミ「まるで問題ない!」



ミスターT「ば、バカな……」


出たコナミさんの合気道デュエルだ!!



三沢「おお……!奪ったぞ!」




コナミ「喰らえミスターT!お前のモンスターの一撃を!」




コナミ「ダ・イーザで狩人を攻撃!」バッ



ダ・イーザ「アァアアアア!!」攻9200



狩人「おおおおおおおお!!!!??????」攻1500



ゴアアアアアアアアアン!!!



ミスターT「うっぐああああ……!」ゴオオオオ… LP10500→2800 ゴオオオオオオ!!!



コナミ「しゃあああああ!」



三沢「決まった!」



三沢「これは勝利も見えてきたぞ…」




ミスターT「それは……どうかな?」



コナミ「…………?」


>>188
そうなると遊星はコンビネーションが多いボクシングデュエル
元キングは派手に一撃で決めるプロレスデュエルになるのかな?




ミスターT「速攻魔法発動、ヘル・テンペスト!」カチ



《ヘル・テンペスト/Inferno Tempest》 †
速攻魔法
3000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた時に発動する事ができる。
お互いのデッキと墓地のモンスターを全てゲームから除外する。



ズオオオオオオオ…………!!!!




コナミ「なんだ…!?これは」



ズズズ…!



ミスターT「私が3000以上のダメージを受けた時…お互いのデッキと墓地のモンスターをすべて除外する!」



しゅうううううーーーーーーーーーーん!




コナミ「なんだと!」  デッキ10→5



ミスターT「ふふふ……私のデッキにモンスターはあまり入っていない…」デッキ8→7



三沢「使えるモンスターは……手札と場のカードだけか」



ダ・イーザ攻9200→11200




コナミ「へ……だが、ダ・イーザの攻撃力は上がったぜ…」



コナミ「カードを一枚セットして、ターン終了だ」バッ  手札2



ミスターt「私のターン!」シュッ  手札2



ミスターT「消えてもらうぞ……裏切りモンスター」



ミスターT「カオス・エンド!」バッ



《カオス・エンド/Chaos End》 †
通常魔法
自分のカードが7枚以上ゲームから除外されている場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在する全てのモンスターカードを破壊する。




コナミ「!」



ゴシャ―――――――――――ン!!!!




ダ・イーザ「おあああああ……!」





コナミ「くそっ……!ダ・イーザが………」



三沢「まずい……ダ・イーザがいなければもうコナミには攻撃モンスターが…」



カイバーマン「く………」



ミスターT「ふ、ふふふ……身動きが取れなくなったな」



コナミ「へ………それはお前もだろうが」



ミスターT「私にはいくらでも手がある」



ミスターT「D.D.アサイラントを召喚」バッ 



《D.D.アサイラント/D.D. Assailant》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードが相手モンスターとの戦闘によって破壊された時、
そのモンスターとこのカードをゲームから除外する。



アサイラント「ぐああああああるう……」







ミスターT「今度のバトルはどうかな?」



ミスターT「止められるものなら止めてみろ!攻撃だ!」



ゴアアアアアアアアア!!



コナミ「トラップ発動、好敵手の記憶!」カチ



《好敵手の記憶/Memory of an Adversary》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分は攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを受け、
そのモンスターをゲームから除外する。
次の相手ターンのエンドフェイズ時、
この効果で除外したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。



ミスターT「!……?」


グニュゥゥゥウウ……



ミスターT「アサイラントが消えた……?」



コナミ「ぐうう……!」LP3200→1500



コナミ「攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを受け、そのモンスターを除外する!」



コナミ「そのモンスターは、次のお前のターンのエンドフェイズにそのモンスターを俺の場に特殊召喚する!」






ミスターT「な………」



三沢「モンスターを奪って希望をつなげたか……」



ミスターT「く……ターンエンドだ」手札0



コナミ「俺のターン!」シュッ  手札3



コナミ「…………」  デッキ4



三沢「残りデッキ4か………」



コナミ「…………カードを一枚セットして、終了だ」バッ 手札2



ミスターT「ふふ……やはりもうモンスターがいないか、ガーゼットぐらいだろう」



三沢「うぐ……時間がない」



ミスターT「私のターン!」シュッ  手札1



ミスターT「……」デッキ5



コナミ「………」



三沢「何もしなければ……アサイラントがコナミの場に特殊召喚されて……ガーゼットが出る……」



ミスターT「カードを一枚セットし、ターンエンド」バッ 手札0



コナミ「この瞬間、DDアサイラントが俺の場に現れる!」バッ



アサイラント「ゥウウ……」攻1700



三沢「やった……!」



コナミ「俺のターン!」シュッ  手札3 デッキ3




コナミ「のこり……三枚……!」



コナミ「俺はアサイラントをリリースし、ガーゼットを召喚!」バッ



《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。



ガーゼット「かあああああ!」攻撃3400



コナミ「攻撃力は3400!お前のLP2800を超えた!」



ミスターT「………」



コナミ「行け!ガーゼット!ダイレクトアタック!」バッ



ミスターT「トラップカード、オープン!」バッ


《闇次元の解放/Escape from the Dark Dimension》 †
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



ズズズズズズ……



ミスターT「私は除外ゾーンからネクロフェイスを特殊召喚する!」バッ




ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。


ネクロフェイス「けけけけけけけけ」守1800





ミス……ネクロフェイスじゃミスターTが自滅する……
異次元の偵察者だったってことで…

ミス ↑
異次元の生還者だったってことで…




《異次元の生還者/D.D. Survivor》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守 200
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがゲームから除外された場合、
このカードはエンドフェイズ時にフィールド上に特殊召喚される。



生還者「………」守備200



コナミ「………?」



三沢「あのモンスターは……何度も蘇ってくる……厄介だ」



コナミ「ち……破壊しろガーゼット!」



ドゴ―――――――ン!



ミスターt「ぬう………」



コナミ「……ターンエンド!」手札3



ミスターT「エンドフェイズに生還者は蘇る!」


ズズズ……



生還者「……」守備200


>>206 コナミの手札2でした

コナミ「なんだと…………」



三沢「くそ…甦るか…」



ミスターT「私のターン」シュッ  手札1  デッキ4



ミスターT「ふふ……カードをセットして、ターンエンド」バッ  手札0



コナミ「俺のターン…………」シュッ  手札3




三沢「コナミのデッキにモンスターがいない以上……攻撃できるモンスターは増えない」



三沢「生還者を何とかできるモンスターがいない限り……負ける」



コナミ「く………」




ミスターT「ここまでだコナミ!このターンで決めてやる!」



コナミ「!?」



ミスターT「トラップ発動!」カチ



《D.D.ダイナマイト/D. D. Dynamite》 †
通常罠
相手が除外しているカードの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。




三沢「こ、ここにきて……!」



コナミ「またかよ!」



ミスターT「ははははは!」



ミスターT「君の除外カードは29枚、8700のダメージを食らえ!!」



三沢「8700って……!」



コナミ「…!!」



ドゴオオオ―――――――――――――ン!!!



ゴオオオオオオオ……………!



ミスターT「ふふふふふ……ははははははは!!」



三沢「コナミ………!!」





シュウウゥ……



コナミ「く…………」



ミスターT「……………!?」



コナミ「くくくく…………まだ終わらねえぜ…」



ミスターT「なんだと…………」



三沢「!あれは………」



セームベル「やあー」



三沢「セームベル……?」



ミスターT「どういうことだ……!?どうなっているんだ!」



コナミ「トラップカード、魂のリレーを発動した!」



《魂のリレー/Relay Soul》 †
通常罠
(1):手札からモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが
自分フィールドに表側表示で存在する限り、
自分が受ける全てのダメージは0になる。
そのモンスターがフィールドから離れた時に相手はデュエルに勝利する。



ミスターT「な……なぜだ……」



コナミ「このセームベルがいる限り、俺が受けるすべてのダメージは0となる」



コナミ「だが、セームベルが場を離れたとき、お前はデュエルに勝利する!」



《召喚師セームベル/Saambell the Summoner》 †
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 400
自分のメインフェイズ時、
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。



セームベル「責任じゅーだいー」攻600



三沢「おお……!」



カイバーマン「ふうん」



ミスターT「おのれ……おのれ……!」






コナミ「俺の手札にあった最後のモンスターだ…」手札2



コナミ「いくぜ……!生還者を守備なのが仕方ないとはいえ…最大の失敗だ!」



コナミ「セームベル!生還者を破壊しろ!」



セームベル「オッケー!やあああーーーー!」攻600



生還者「!?」守200



ぽこーーーーーーーーん!



ミスターT「!しまったぁーーーーーー!」



コナミ「とどめだミスターT!」



コナミ「ガ――――――――ゼット!!」



ガーゼット「オオオオオオオオ!!」攻3400




ミスターT「おのれ………」LP2800



コナミ「ダイレクトアタックだ!」



ミスターT「なぜ倒れない……なんども……なんども……」



ミスターT「何度も私は勝てたはずなのだ!」



ドゴシャアァァァ―――――――――――ン!



ミスターT「ぐおおおああああ……………!!」LP2800→0 ピー―――――――



ザザザザアアアアアアアッ……………!!



コナミ「ふうう………ふう……」



三沢「か、勝った……!」



コナミ「………楽勝――――――――――――!!!」



ここまででー



解説もお疲れ、み・・・み・・・みしゃわ!!



……………



コナミ「…………」



ミスターT「ぐ…………私がやられるとは………」



ミスターT「チーム満足………甘く見ていた……」



ミスターT「まさか4人全員に………敗北するとは………」



コナミ「なに………4人?」



コナミ「チーム満足の4人がどうしたってんだ……?」



ミスターT「無念だ……」



ばさささささささっ



シュゥゥゥウウ…………




三沢「消滅した……やったな」






カイバーマン「ふうん………上出来だ」



コナミ「危ないところだったぜ…」



三沢「しかしあのダークネスはなんだったのか……結界を越えてくるとは」



カイバーマン「忌々しい、少しばかりできる奴もいるということだな」



カイバーマン「性懲りもなく俺の国を……」



コナミ「しかし帰れなくなったな……またあいつらが来たらと思うと」



セームベル「確かに―」



三沢「甲虫装機のモンスターたちは行方不明のままだし…」



カイバーマン「ち………コナミ、貴様の世界の住民は使えるのか?」




コナミ「強いんだけどな……ちょっと手こずってるみたいだな」





カイバーマン「あと少しだけ待ってやる、それまでにダークネスを塵に還さなければ俺が直々に出向いてやる」



コナミ「え……結界は大丈夫かよ」



カイバーマン「ふん」



三沢「まあまてカイバーマン、信じてみようじゃないか」



三沢「コナミ。状況が変わった、もう少しここにいてくれないか?」



コナミ「ああ、そうだな」



カイバーマン「貴様では心もとないが、まあ少しの盾にならなるだろう」



コナミ「……」



コナミ「………ジャックやクロウ、ボマーが本当にやられてるとしたら……」



コナミ「無効に戦えるのは数えるほどしか残ってないんじゃないか………」



セームネル「腹減った~」

無効→向こうでした ↑


………………………………………



ポッポタイム   ガレージ  19:45



ハラルド「……………」バタン



ツァン「あ、ハラルド……どこ行ってたの?」



ハラルド「近所を回ってきた、やはり誰もいない」



ハラルド「大半の住民は本当に消えてしまったようだ」



ツァン「やっぱり………」



龍亞「…………」シュッシュッシュッ



龍亞(………龍可………俺が絶対助け出すからな…)



龍亞(あと……あげは姉ちゃんも……俺が覚えてるってことはまだ無事なんだよな…)



龍亞(どこにいるのかわからないけど………無事でいてほしいな…)




遊星「…………」



ハラルド「遊星、大丈夫か?」



遊星「ああ、さっきは取り乱して済まなかった」




ハラルド「冷静になったのならいい、お前は我々の希望だからな」



遊星「……」



ツァン「ていうか……暗くなってきたね」



ツァン「中央モーメントが動いてないから電気が使えないし……」



龍亞「ランプならいっぱいあるよ」ゴトゴトッ



パァァアア………



ツァン「わあ………ずいぶん明るくなったね」



ヤリザ(まるで難民でござる……)



ツァン「黙ってなよ」






鬼柳「……」



雪乃「…………だめね…鬼柳、私の負けだわ」



鬼柳「くくくく………これがインフェルニティの実力だぜ」



雪乃「やっぱり強いのね」



鬼柳「あたりまえだぜ、今度あいつが来たら俺がぶっ潰してやる」



ツァン「……」



ツァン「あいつ……精霊界がどうとか言ってた………」



ツァン「コナミやカイバーマンは………無事かな」



ツァン「これ以上あいつらにエクシーズが渡ったら……本格的にまずいからね」



ロンゴミアント「まったくだ」






…………………………



カードショップKURUMIZAWA


こそ………


ガシャ――――――――――――――ン!!!!



幸子「普通の窓ガラスでよかった……これで侵入できますわ」



あげは「と………投石で窓ガラスを躊躇なく割るなんて」



ゆま「海野さんって、意外とやんちゃなんですねぇ」




幸子「この非常事態……細かいことはなしですわ」



ゆま「しかも結構鋭い投球でしたし…」



幸子「そ、そうでしょうか?まあ令嬢たるものこの程度できなくてはね、ほほほほ」



あげは「令嬢ってすごい……」



幸子「さあ、侵入してすこしでも使えるカードを手に入れましょう」



こそっ




内部



幸子「………」こそ……



あげは「う、海野さん……匍匐前進上手いね」



幸子「そうでしょうか?まあこの程度なら」すいすいすいすい……




あげは(令嬢っていったい…)



ゆま「やっぱり誰もいません…みんな消えてます」



ゆま「おそらく売っているカードたちもほとんどがダークネスの影響で使えませんし」



幸子「生き残っているカードがあるかもしれないでしょう、すこしでもカードは多いほうがいいですわすいすいすい




あげは「…………」



あげは「ていうかさ、この店、入口開きっぱなしだったんじゃ…?」



ゆま「そういえば…」



幸子「………細かいことは抜きですわ!」



…………



幸子「…………」



ゆま「………」



あげは「…………」



ゆま「だめですね……やっぱりほとんど使えません」



幸子「ふう……」



あげは「だめかー……」



ゆま「ミスターTとはやはりこのまま戦うしかありませんね!」



幸子「そうですわね…」(ガラス修理は後でやればいいでしょう……)



あげは「そういえば…この店ってボク達が海野さんと初めて出会った場所だね」



幸子「え………そうだったでしょうか?」




ゆま「そうですねえ、海野さんがこの店買収しようと乗り込んできたんですよ」



幸子「………………ああ……」



幸子「……………嫌なことを思い出してしまったわ…」



あげは「ご、ごめんね……?」



幸子「いいえ……お気になさらず」



ゆま「コナミさんと勝負して負けちゃったんですよね……」



幸子「………………っく!!」ダンッ



あげは「まあまあ」



幸子「…………では……もうこの店から出ましょうか………暗くて嫌ですし」



ゆま「どこ行っても真っ暗ですけど……」





あげは「そろそろ懐中電灯の出番だね」カチッ



幸子「出口はどっちです?」




ゆま「えっと……あの扉です」



幸子「行きましょうさあ行きましょう、すぐ行きましょう」スタスタ



あげは「まって…」スタスタ



ゆま「ふう…………これからどうしましょう」



幸子「いずれあっちから仕掛けてくるでしょう、それまで優雅に待っていればいいのです」



スタスタ……



ゆま「流石海野さん、かっこいいです」




幸子「ふふん………まあ上に立つ者、これくらいの器量が無ければ…」スタスタ



どんっ



幸子「痛っ……なんです…?」



ミスターT「…………」





あげは「あああ!」



ゆま「!」



幸子「っし!」ボッ!



ばささああああああああっ



幸子「!?き、消えましたわ……」



ミスターT「こっちさ」



幸子「っく………やはり人間ではない」



ミスターT「驚くより先に掌底を打ってきた君も只者ではないな」



あげは「あわわ…で、出た……」



ゆま「ここで会ったが百年目です!」



ミスターT「ふふふふ……君がダークネスゆまか」







ゆま「平和のため、貴方たちを許すことはできません!」



ミスターT「ふふふふ………」



幸子「ちょうどいいですわ……ここで締め上げてボスの居所を吐かせましょう」



あげは「ど、どうしよう……ぼ、ボクもやる……?」



ゆま「いいえ、私に任せてください、ダークネスは私が倒します!」



あげは「わ、わかった




ゆま「平和のため、貴方たちを許すことはできません!」



ミスターT「ふふふふ………」



幸子「ちょうどいいですわ……ここで締め上げてボスの居所を吐かせましょう」



あげは「ど、どうしよう……ぼ、ボクもやる……?」



ゆま「いいえ、私に任せてください、ダークネスは私が倒します!」



あげは「わ、わかった

連投してしまった……すまん




ミスターT「言っているぞダークネスゆま、君は超融合のカードを持っているのだろう」



ゆま「…」



ミスターt「それはこっちが絶対に手に入れなければならない物……渡してもらうぞ」



ゆま「そうはいきません!」



ミスターT「我々は君たちを甘く見ていた……私以外の強力な個体はやられてしまったよ」



あげは「…………?」



幸子(後ろから回り込んでソバットやってもきかないのでしょうか……)



ミスターT「そういうわけで私も必死だ、必ず超融合はいただく」



ゆま「こっちだって必死ですよ……!」




ここまででー


>>286 の最初  言っているぞ→知っているぞ でした

見直さないせいでちくしょう…




ミスターT「ならば勝負しかないな」ぼぼぼぼっ



ゆま「ダークネスゆまに後退はありません!」カショッ



あげは「!……」



ゆま「青葉さん、もう少し離れていてください、危険かもしれません」



あげは「あ、わ…わかった」ささっ



幸子「ここは任せるしかないですわ」



幸子「ミスターT、怖い人」



あげは「…………」



ミスターT「デュエルだ」LP4000



ゆま「!」LP4000




ミスターT「先行はもらった」



ゆま「いいでしょう」



ミスターT「私は、カードを三枚セットして、ターンエンドだ」バッ  手札2



ゆま「なら私のターンです!」シュッ 手札6




ゆま「魔法カード、エマージェンシーコールを発動」バッ


《E-エマージェンシーコール/E - Emergency Call》 †
通常魔法
(1):デッキから「E・HERO」モンスター1体を手札に加える。



ゆま「デッキからエアーマンを手札に加えます」




ゆま「そしてエアーマンを召喚!」バッ  



《E・HERO エアーマン/Elemental HERO Stratos》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの
「HERO」モンスターの数まで、
フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。







ゆま「効果により、デッキからオーシャンを手札に加えます」サッ



あげは「相手にモンスターはないし……攻撃チャンスかな」



幸子「…………絶対通らないでしょう」



幸子「まあ攻撃してみなければわかりませんが」



ゆま「…………よーし……エアーマンでダイレクトアタックです!」バッ



エアー「ちゃああああ!」攻1800



ゴオオオオオ……!



ミスターT「当然トラップはある、アーティファクトの神智」カチ


《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》 †
通常罠
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。



ゆま「!………」





ミスターT「デッキからアーティファクトモンスターを一体特殊召喚する、私はアーティファクト―べガルタを出す」バッ



《アーティファクト-ベガルタ/Artifact Beagalltach》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1400/守2100
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールド上にセットされたカードを2枚まで選んで破壊する。
「アーティファクト-ベガルタ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



ベガルタ「…………」守2100ブウウイイイーン……



あげは「アーティファクト……聞いたことないモンスター」



幸子「名前から察するに…古代の人工武具をイメージしたモンスターでしょうか…」



ゆま「守備力2100……攻撃はできませんね……」



ミスターT「まだだ、ベガルタの効果発動、相手ターンに特殊召喚した時、自分セットカードを二枚破壊する」



バリ―――――――ン!!!



ズズズ……



《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》 †
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。



《アーティファクト-カドケウス/Artifact Caduceus》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1600/守2400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、
デッキからカードを1枚ドローする。
「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ゆま「モンスターをセットしていたんですか……?」



ミスターT「アーティファクトモンスターは魔法カードとしてセットできる、そして相手ターンに破壊されたとき、特殊召喚できる」



ミスターT「そして、カドケウスは相手ターンにアーティファクトが特殊召喚されたとき、一枚ドローする」



ミスターT「私はカドケウスの後にモラルタを召喚した、一枚ひかせてもらおう」シュッ 手札3



ミスターT「さらに、モラルタの効果!相手ターンに特殊召喚されたとき、相手カードを一枚破壊する」



ミスターT「エアーマンを破壊!」



あげは「一気にモンスターを展開した上……そんな効果まで……!?」




エアーマン「グォオオオオ……!」ド―――――――ン



ゆま「!…………」



ベガルタ守2100



モラルタ攻2100



カドケウス守2400



ミスターT「ふふふふふ………」



ゆま「強力モンスターが並んでます………」



幸子「……………」



ゆま「出し惜しみしている暇はないですね、私は融合を発動します!」バッ



《融合/Polymerization》 †
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。



ゆま「手札のオーシャンとフォレストマンを融合!」


グニュウゥウウ……



ゆま「融合召喚、アブソルートzero!」



《E・HERO アブソルートZero/Elemental HERO Absolute Zero》 †
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する
「E・HERO アブソルートZero」以外の
水属性モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。



アブソルート「はあああああ!」攻2500



あげは「!やった」



幸子「強力なモンスターの召喚に成功しましたね」



ミスターT「ぬう…」



ゆま「カードを二枚セットしてターン終了です」バッ  手札1



ミスターT「私のターン」シュッ  手札4




 




ミスターT「アブソルートzeroか……厄介なモンスターだな……」



ゆま「場を離れた時、相手モンスターを全て破壊します」



ミスターT「ならば………☆5のモラルタとベガルタでオーバーレイ!」バッ



ズキュ――――――――――――ン



ゆま「!」


あげは「オーバーレイ………?」



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」バッ



ミスターT「セイクリッドプレアデス!」バッ


《セイクリッド・プレアデス/Constellar Pleiades》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守1500
光属性レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。



プレアデス「はあっ!」攻2500





あげは「も、モンスターエクシーズ!」



幸子「またわけのわからない物を…」



ミスターT「プレアデスはoruを一つ取り除くことでモンスター一体を手札に戻す、たとえ相手ターンでも」



ゆま「バウンスでもプレアデスの効果は発動します!」



ミスターT(そこでこれだ………手札のアーティファクトーアイギス)



《アーティファクト-アイギス/Artifact Aegis》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1200/守2500
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
ターン終了時まで、自分フィールド上の「アーティファクト」と名のついた
モンスターは相手のカードの効果の対象にならず、
相手のカードの効果では破壊されない。



ミスターT(これとダブルサイクロンをセットし、相手ターンにプレアデスの効果発動、アブソルートzeroを手札に戻す)



ミスターT(同時にダブルサイクロンを発動することで相手セットカードとアイギスを破壊する)



ミスターT(プレアデスは破壊されるが、アイギスとカドケウスは残る、さらに一枚ドロー……)




ミスターT「これしかないな、まったく手間をかけさせてくれるモンスターだ……」






ミスターT「私はカードを三枚セットする」バッ



幸子「またセットを……」


あげは「アーティファクトカードだよね……」



ミスターT「私はターン終了……」手札1



ゆま「この瞬間、速攻魔法発動です!」バッ




ミスターT「!?」


《フォーム・チェンジ》 †
速攻魔法
(1):自分フィールドの「HERO」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエクストラデッキへ戻し、
そのモンスターの元々のレベルと同じレベルでカード名が異なる
「M・HERO」モンスター1体を、
「マスク・チェンジ」による特殊召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。



ゆま「フォームチェンジ!」



ゆま「アブソルートzeroをエクストラデッキに戻し、同じレベルのM・HEROを特殊召喚します!」



あげは「そっか……!アシッドで……いうならエンド大嵐を仕掛けるつもりなんだ!」



ミスターT「あまい!プレアデスの効果発動!」バッ



パキュ―――――――――――ン!!



ゆま「え…?」




プレアデス「おおおおおお!」oru2→1



ミスターT「フォームチェンジ前に、アブソルートzeroを手札に戻す!」



幸子「モンスターを犠牲に……リバースカードを守りに来ましたわ……」



ミスターT「迂闊だったな!」



ゆま「それは分かっていました、チェーンして速攻魔法発動です!」カチ



ミスターT「なに………?」


《マスク・チェンジ/Mask Change》 †
速攻魔法
(1):自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。



カアッ



ゆま「このカードは、HEROを同じ属性のM・HEROに変身させます!」



ミスターT「二枚腰だと……!一枚目はおとりか!」



ゆま「チェーンの関係で、プレアデスより早くマスクチェンジが発動します、アブソルートzeroを墓地へ!」



シュ――――――――――ン

>ゆま「バウンスでもプレアデスの効果は発動します!」

プレアデスじゃなくてゼロかな?




ゆま「アブソルートzeroがいなくなったことで、そっちのモンスターを全滅させます!」



ドバアアアアアアアア!!!!!!



プレアデス「おおおおおお!!?」



カドケウス「!!!?」



ミスターT「くううっ……!」



ゆま「変身召喚、M・HEROアシッド!」バッ



《M・HERO アシッド/Masked HERO Acid》 †
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2600/守2100
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊し、
相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。



アシッド「おああああ!」攻2600



ゆま「アシッドの効果発動です、相手魔法トラップをすべて破壊します」



ゆま「アーティファクトモンスターは相手ターンに効果を発動します……よって今は無力!」



ドバアァアアアア―――――――!!!!

>>330  でおった……ミスでした



あげは「やった!これで相手は丸裸!」



幸子「総攻撃で勝利で切るかもしれないですわ!」



ゆま「やりました……!」



ミスターT「っく………だがまだだ!」



ゆま「?………」



ズズズズズズ………


《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》 †
通常罠
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。



ゆま「あれは…………?さっきと同じカード…デッキからアーティファクトを特殊召喚する効果の…」



ミスターT「アーティファクトの神智には破壊された時発動する効果がある……」



ミスターT「カード一枚を破壊する!」


シュピ――――――――――ン!!!


アシッド「ウッゲ……!」どさっ



ゆま「!」


あげは「ああ……アシッドがやられた……!」



幸子「く………」



ミスターT「ふふふ………何もかも思い通りにはいかせんよ」



ゆま「うう……」



ゆま「私のターンです!」シュッ  手札2



ゆま「…魔法カード、マスクチャージを発動」バッ



《マスク・チャージ》 †
通常魔法
(1):自分の墓地の、「HERO」モンスター1体と
「チェンジ」速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。



ゆま「墓地のエアーマンとマスクチェンジを手札にくわえます」さっ



ゆま「エアーマンを召喚!」バッ



エアーマン「ああっ」攻1800



ゆま「効果発動、デッキからシャドーミストを手札に加えます」さっ




ゆま「エアーマンでダイレクトアタックです!」バッ



どごっ!


ミスターt「ぐふ……」LP4000→2200



ゆま「ターン終了です!」  手札3



ミスターT「私のターン!」シュッ  手札2



ミスターT私は霊魂の護送船を特殊召喚!」バッ



《霊魂の護送船/Ghost Ship》 †
効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻1900/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター1体をゲームから除外した場合に
特殊召喚する事ができる。



ミスターT「このモンスターは、墓地の光族を除外することで特殊召喚できる」



ミスターT「プレアデスを除外した」



ゆま「………」



ミスターT「さらに、アステルドローンを召喚!」バッ



《アステル・ドローン/Star Drawing》 †
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードをエクシーズ召喚に使用する場合、
このカードはレベル5モンスターとして扱う事ができる。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
デッキからカードを1枚ドローする。



ドローン「……」




ゆま「なんですか……」



ミスターT「アステルドローンは、☆4だが、☆5のエクシーズ素材に使える」



ゆま「!」



ミスターT「☆5のモンスター二体でオーバーレイ!」

ズキュ――――――――――ン!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」





ミスターT「アーティファクト―デュランダム!」バッ



《アーティファクト-デュランダル/Artifact Durendal》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/天使族/攻2400/守2100
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールド上でモンスターの効果が発動した時、
または通常魔法・通常罠カードの発動時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果は「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
●このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いの手札を全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、それぞれデッキに戻した枚数分だけドローする。



デュランダム「オオオオ……」攻2400



ミスターT「アステルドローンがエクシーズ素材にされたとき、一枚ドローできる」シュッ  手札1



ゆま「アーティファクトのモンスターエクシーズ……」



ミスターT「バトルだ、エアーマンを攻撃!」バッ



ザシュッ!


ゆま「……………!」LP4000→3400






ミスターT「カードを一枚セットしターン終了」手札」



ゆま「私の……ターン!」シュッ  手札4



ゆま(ダーク・ロウを出せばあのタイプのモンスターは完封で切ると思ったんだけど…)



ゆま「ダークロウとデュランダルの攻撃力は2400……相討ちになっちゃいます)



ゆま「……………それなら」



ゆま「ボルテックを召喚!」バッ



《E・HERO ボルテック》/Elemental HERO Voltic》 †
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1000/守1500
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
除外されている自分の「E・HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


ボルテック「はああ!」



ゆま「魔法カード、マスクチェンジ!」バッ



《マスク・チェンジ/Mask Change》 †
速攻魔法
(1):自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。






ミスターT「!」  手札0



パキュ―――――――――――ン!



ゆま「ボルテックを変身、光牙!」バッ



《M・HERO 光牙》 †
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2500/守1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は相手フィールドのモンスターの数×500アップする。
(2):1ターンに1度、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
この効果を発動するために除外したモンスターの攻撃力分ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。



光牙「ふっ!」攻3000



あげは「おお………3000だって!」



幸子「それだけじゃないですわ」



ゆま「墓地のアシッドを除外することで、デュランダルの攻撃力を2600ダウンさせます!」



デュランダル「!」攻0



さっきから できる が で切る になってる……なんだこりゃ……


ゆま「この攻撃で終わりです!」



ゆま「光牙!ダイレクトアタック!」バッ



光牙「はあああああ!」



ミスターT「…………」



ミスターT「トラップ発動!」バッ


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。



ゆま「!」



あげは「えっ」





ミスターT「墓地のアーティファクト・モラルタを特殊召喚!」バッ



モラルタ「……………」ズズズ……


《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》 †
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。



ゆま「そのモンスターは……!」



ミスターT「モラルタが相手ターンに特殊召喚されたとき、カード一枚破壊する!」



ミスターT「光牙を破壊!」


シュパ―――――――――――ン!!



光牙「ぐ…おおおおお……」



あげは「あああ…!」



幸子「まさか…………」



シュウウ………



ミスターT「ふふふ………残念だったな」



ゆま「くう………」



あげは「そ、そんな………召喚権は使っちゃったし……」



幸子「…………宮田さん」



ゆま「…………カードを一枚セットして、ターン終了です」バッ  手札1



ミスターT「ではデュランダルの攻撃力は元に戻る」


デュランダル攻2400



ゆま「うう……!」



ミスターT「ドロー!」シュッ  手札1



ミスターT「ふふふ……」


ゆま「………」



ミスターT「リバースカード一枚か……」




ミスターT「アーティファクトムーブメントを発動!」バッ



《アーティファクト・ムーブメント/Artifact Ignition》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を選んで
魔法カード扱いとして魔法&罠カードゾーンにセットする。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
次の相手のバトルフェイズをスキップする。


バリ―――――――――――ン!!



ヒーロー見参



ゆま「!…………」


ミスターT「ヒーロー見参か、ダークロウを出して凌ぐつもりだったようだな」



あげは「リバースカードが……!」



幸子「………………っ……」



ミスターT「ふふ………残念、ダークネスゆま」



ミスターT「デュランダム、モラルタ、彼女を救ってやるのだ」



デュランダム「!」攻2400 ジャキンッ


モラルタ「!」攻2100  ジャキンッ

エアーマンで直接攻撃→マスクチェンジ!→カミカゼ直接攻撃で終わったんでは?




ゆま「!」


シュパァァアアア―――――――――――ン!!!!



ゆま「ああああああああぁぁああっ!!」LP3400→0  ピー―――――


ゴオオオオオオ………!



あげは「ゆ、ゆまちゃーーーーーーん!?!」



幸子「宮田さん………………………!!」



ォオオオオ……………



ミスターt「はははははは!安らかに眠れ、ダークネスゆま!」



ゆま「っう…………青葉さん…………海野さん…………」



ゆま「…………希望……を………」




ばららららららららららららっっ


シュウウゥウ…………

>>351貴様、さてはインテリだな?  このミスすいません…見逃してくれ……! 



ミスターT「ふふふふ………………」



あげは「ゆまちゃん……!ゆま………ちゃん………?」



幸子「ぐ………!」



スゥウウ………


超融合



ミスターT「これが超融合か、ふふ……」



幸子「!渡すわけにはっ」ダンッ



ミスターT「おっと!」ぱしっ


ザザザザザザザザザアアアアアッ!!



幸子「っく!」



ミスターT「あの距離から私に肉迫するとは、君はすごいな」



あげは「ぁ……………ぁ…」





ミスターT「超融合がついにこちらの手に……」



ミスターT「ははははははははは!」



幸子「くう………愚民!」



ミスターT「君たちもすぐに取り込みたいところだが……」



ミスターT「ふふ、すこし用事ができた、今回はこれで撤退させてもらおう」



幸子「逃げる気ですか!」



ミスターT「ふふふ、よく言ったものだ」


ばささささっ



幸子「………」



あげは「あっ………い、いっちゃった…………」


幸子「………超融合が…奪われてしまいましたわ…」





………………………………


海野財閥シェルター



ウィ―――――――――ン……



シュウウゥ……



幸子「…………………」



あげは「………」



幸子「とりあえず戻ってきましたが……これからどうすれば…」



あげは「…ゆまちゃん………」


カランッ



幸子「ん………それは宮田さんの仮面……?」



幸子「もってきたんですか………消えずに残っていたのですね」



あげは「うん……」




………………………



8:00



幸子「…………朝になったようですね…」



あげは「…………」



幸子「あれから……なにも話さなくなりましたが………青葉さん」



あげは「………………」



幸子「寝てないのでしょう?………ショックなのはわかりますが…」



幸子「これからの事を考えなければ……」



あげは「……………」


幸子「………」



幸子「青葉さん?」


あげは「………」



幸子「………」イライライラ……




ガタン!



幸子「無視しているのかしら!もし!」



幸子「こっちを向きなさい!」



幸子「下ばっか見ててもどうにもなりませんわよ!」



あげは「……………」



幸子「っく………!」



あげは「海野さん…」



幸子「!……ようやく口を」



幸子「まったく………しっかりしてください」



あげは「ボク………決めたよ」




幸子「決めた………何をでしょうか?」



あげは「ゆまちゃんの………仇をとるんだよ!」



幸子「…………そんなこと、当然でしょう」



幸子「私の辞書に敗北という言葉はありません、ダークネスは片付けます」



幸子「ですが……徒手空拳では不可能」



幸子「作戦を考えなければなりませんよ」



幸子「私たち以外の生き残りを探さなければ……」



あげは「うん………!ボクの一番の友達……ゆまちゃんを取り戻すんだ……」



幸子「……………………そういえば、宮田さんのことは我々忘れていませんね」



幸子「これは……どういうことなのでしょう」



あげは「きっと………ゆまちゃんがボク達に力を貸してくれているんだよ!」



幸子「え………いえ……何を根拠に……」



あげは「この仮面が関係しているのかもね……」カランッ



あげは「よーし…………」すちゃっ



あげは「ボクは………ダークネスあげはだ




幸子「ダークネスあげは………?」



あげは「そうだよ、ゆまちゃんの意思をボクが継ぐ!」



あげは「ネガティブなボクはしばらく麻痺させる!」



あげは「ダークネスを倒すまで!」




幸子「………麻痺が解けた時…死にたくなりそうですが」(羞恥的な意味で)



あげは「そんなものあとで考えるよ!」



幸子「………」



あげは「正義と破滅の死神……ダークネスあげは!」じゃーーん



幸子「…………」



あげは「……………や、やっぱりちょっときついかなぁ………」



ここまででー


ゆま勝ちルートなら超融合が活躍するはずだったんだ…



…………………


ズズズ……



ミスターT「ふう」



ミスター2「戻ってきたか」



ミスターT3「超融合はどうなった?」



ミスターT「手に入れたよ、ふふふふ」



ミスターT2「よし、これであとは人間を取り込むだけだな」



ミスターT3「残っているのもごく僅か、世界が一つになるときがきたのだ」



ミスターT「ああ、しかしまだ我々に抗おうとしているデュエリストもいるからな」



ミスターT「奴らを取り込まない限り超融合を発動することはできぬ」



ミスターT2「洗脳した元シグナ―は?」



ミスターT4「働いてもらっているよ」


ミスターT2「そうか」





ミスターT「そういえば……異世界の件はどうなっている?」



ミスターT2「一体強力な個体を送り込んだんだが、やられてしまったよ」



ミスターT「なに………カイバーマンか?」



ミスターT3「いや、チーム満足の一人だ」



ミスターT「またか………厄介な」



ミスターT「のこる個体は私一人、戦力は増やしたいんだが……」



ミスターT4「では次は精霊界に行くのか?」



ミスターT「そうだな………」



1 精霊界に乗り込む
2 甲虫装機を送り込む
3 精霊界は放っておく

>>403

1




ミスターT「ならば私が行こう」



ミスターT2「そうか」



ミスターT3「カイバーマンは動けない、今がチャンスだからな」



ミスターT「ああ」



ミスターT「超融合はまかせたぞ」



ミスターT5「任せろ」スッ




ミスターT「では、行ってこよう…」



ズズズズズズ………



ばささささっ



………………




精霊界  カイバーマンの城



セームベル「まてー」たったったった



はにわ「おうっおうっ」どたどたどた



どぐう「おおおおおー」スイ――――――――



コナミ「なんだ?あのへんなのは?」



三沢「どぐうってモンスターさ、最近遺跡から発掘されたんだ」



カイバーマン「………………」



三沢「あれから二日………平和だなこの世界は」



コナミ「そうだなー、もう遊星たちが片づけたんじゃないか?」



カイバーマン「それはない、未だ闇の瘴気は濃く感じる」







コナミ「そうか………むこう大丈夫かな……」



三沢「気になるか?」



コナミ「そりゃそうだろ」



カイバーマン「ふうん……気の小さい奴だ」



ざっざっざっざ………



カイザーシ―ホース「カイバーマン様、お届け物です」



カイバーマン「どこからだ」



カイザーシ―ホース「マドルチェからです」



カイバーマン「では俺ではないな、おい凡骨、お前に届け物だ」



コナミ「なんだー?」





びりびりっ



コナミ「菓子の詰め合わせだ」



三沢「良かったじゃないか、マドルチェの甘味は高級だぞ」



コナミ「ほー………」ごそごそ



セームベル「なにそれ食べていいの?」



コナミ「いいぞー、俺は後で食うわ」



セームベル「残ってると思うか?」ごそっ



コナミ「なんだと………?おい、食いすぎるなよ!」



三沢「カイバーマン、警備はどうなっている?」



カイバーマン「何の問題もない、我が青眼に見回りを任せているからな」



カイバーマン「侵入しようものならば滅びのバーストストリームが炸裂する」





コナミ「怖い…」



三沢「甲虫装機も早く帰ってこないかな……」



カイバーマン「ふうん……」



カイバーマン「そういえば、貴様、銀龍は大切にしているんだろうな」



コナミ「え?ああ、当然だぜ」



コナミ「かなり役立ってるよ」



カイバーマン「そうか、貴様のような奴には宝の持ち腐れかと思ったが」



カイバーマン「少しは活用しているようだな」



コナミ「なんか棘のある言い方だよな」



三沢「あれは一生治らないな」




………………


デンジャラスマシン TYPEタイプ-6「ウィ――――ン」



コナミ「………おらああ!」バシッ


ピタッ



デンジャラスマシン TYPEタイプ-6「6」




コナミ「6か」



三沢「まずい!離れろコナミ!」



コナミ「え?」



カッ  ドオオ―――――――――ン!!!!



コナミ「うおああああああああ!?」ザザアアアアァッ



コナミ「な、なんだ、スロットが爆破したぞ!」



三沢「デンジャラスマシンの6の効果は自壊だからな」



コナミ「暇つぶしにもならなかったぜ………あぶねえ」








……………


ズズズズズ…


カイバーマン「…!」ぴくっ



三沢「モンスターBOXのゲームもあるんだが、速すぎて誰もできないんだよ」



モンスターBOX「シュシュシュシュシュシュシュ!!!」



セームベル「目で追えねー」



コナミ「よゆう」バシバシバシバシバシ!!!



999999POINT!!



三沢「か、カンストした………」


コナミ「ふははははは!!!」


カイバーマン「おい、ふざけるのはここまでだ」



コナミ「なに?」




カイバーマン「ゴキブリの登場だ」



ズズズズズ………



コナミ「!」



ミスターT「ふふふふふ………」



コナミ「ミスターT!またか!」



三沢「結界を越えてきた……ということは」



カイバーマン「ふうん……少しはできるということだ」



コナミ「あの除外野郎と同レベルか……」



ミスターT「カイバーマン、君には消えてもらわねばならない」



カイバーマン「貴様らごときがこの俺を消すだと?」



カイバーマン「不快だ」



セームベル「帰れバカー!」




ミスターT「ふふふ………まずはコナミ、君からだ」



コナミ「よし…………出番か」



カイバーマン「俺をこれ以上失望させるんじゃないぞ、3ターン以内に片付けろ」



コナミ「それはわかんねえ……」



コナミ「ていうか失望されてたのかよ」



三沢「気を付けろよ」



コナミ「ああ、前のデュエルも間一髪だったからな」カシャッ




ミスターT「ふっ」ぼぼぼぼぼぼっ



セームベル「世界の運命をかけた戦いが…今、始まる!!」



コナミ「お前にも頑張ってもらうぜ」



セームベル「ええー」





ズズズズズズ…



コナミ「いくぞ!」LP4000



ミスターT「……」LP4000




ミスターT「先行は貰った」



ミスターT「カードを三枚セットして、ターン終了だ」バッ  手札2



コナミ「俺のターン!」シュッ  手札6




コナミ「いい加減学んだんだよ、罠があることぐらいな」



三沢「その通りだ」



コナミ「だが踏み越えていくのが俺スタイル」



三沢「なに!!?」




コナミ「魔法カード、魔の試着部屋!」バッ



《魔の試着部屋/Enchanting Fitting Room》 †
通常魔法
800ライフポイントを払う。自分のデッキの上からカードを4枚めくり、
その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。


コナミ「800のLPを払い、デッキから4枚めくる!」LP4000→3200



コナミ「その中の☆3以下の通常モンスターを特殊召喚できる」



シャッ   


偉大魔獣ガーゼット
ジェネクスコントローラー
Dナポレオン
魔導師の力



コナミ「ラッキーだぜ……ジェネコンとDナポレオンを特殊召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



《D・ナポレオン/Meda Bat》 †
通常モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 800/守 400
心の悪しき者がつくった目玉の悪魔。ダークボムで爆破攻撃。


ここまででー


コナミ  ジェネクスコントローラー  Dナポレオン  LP3200  手札5

ミスターT  リバース3  手札2

前スレではコナミ君一回もデュエルしてないから今回頑張ってもらってます
まあ負ければ大変なことになるんだが…




コナミ「俺は☆2のDナポレオンに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ



☆2+☆3=☆5

カアッ



コナミ「シンクロ召喚、、AOJカタストル!」バッ



《A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。



カタストル「ガショ―――ン!」攻2200



三沢「よし……」



コナミ「このモンスターは闇属性モンスター以外には負けることはねえ」



コナミ「バトルだ!ダイレクトアタック!」



ミスターT「ならばトラップカード発動」カチ



《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》 †
通常罠
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。




ミスターT「デッキからアーティファクト―モラルタを特殊召喚する」バッ



《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》 †
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。



モラルタ「………」シャキン  攻2100



コナミ「なんだ……」



ミスターT「効果発動、このモンスターが相手ターンに特殊召喚されたとき、相手カードを一枚破壊する!」バッ 



カタストル「ギャアァアアアア!!」ド――――――ン!!



コナミ「う、うおおおお!?」



三沢「まずい………」


ミスターT「残念だったな、はははは」



シュゥゥゥウウウ……



コナミ「……俺は、カードを一枚セット、さらにモンスターをセットしてターン終了だ」手札3



ミスターT「私のターンだ」シュッ  手札3



ミスターT「私はアステルドローンを召喚」バッ



《アステル・ドローン/Star Drawing》 †
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードをエクシーズ召喚に使用する場合、
このカードはレベル5モンスターとして扱う事ができる。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
デッキからカードを1枚ドローする。



ドローン「はあっ」



ミスターT「このモンスターは、☆5のエクシーズ素材にすることができる」



コナミ「☆5……?」



ミスターT「☆5の二体のモンスターでオーバーレイ!」バッ


ズキュ――――――――――――ン



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」






ミスターT「始祖の守護者ティラス!」バッ



《始祖の守護者ティラス/Tiras, Keeper of Genesis》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/天使族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
このカードの効果はこのカードのエクシーズ素材がなければ適用されない。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
自分のエンドフェイズ毎にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。



ティラス「…」攻2600



コナミ「攻撃力2600か……」



ミスターT「それだけではない、このモンスターはoruを持つ限り効果では破壊されない、そしてアステルドローンの効果で1枚ドロー」シュッ  手札3



三沢「なんてモンスターだ………」



カイバーマン「ふうん…」



ミスターT「バトルだ、セットモンスターを攻撃!」バッ



ギャオオオオッ






コナミ「だが、トラップ発動!進入禁止!No Entry!!」カチ



《進入禁止!No Entry!!/No Entry!!》 †
通常罠
フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て守備表示にする。



ティラス「!?」ガクン  守1700



コナミ「攻撃表示モンスターを守備に変える!」




ミスターT「凌がれたか、カードを二枚セットしターン終了だ」バッ  手札1



三沢「セットカードがこれで4枚……なんだあれは……」



ミスターT「そしてティラスの効果発動、私のターン終了時にエクシーズ素材を一枚取り除く」oru2→1



コナミ「そうか………いずれ破壊無効効果も消えるってわけか」




コナミ「俺のターン」シュッ  手札4







コナミ「……くくくく……」




ミスターT「?」



コナミ「そのモンスター、貰ったぜ!」



ミスターT「なんだと?」



コナミ「俺はセットモンスターを反転召喚!」バッ



《X・E・N・O/Jowls of Dark Demise》 †
効果モンスター
星2/水属性/悪魔族/攻 200/守 100
リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは、
このターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。



XENO「ブッシャアァアアアア!」



ミスターT「……?」




コナミ「こいつのリバース効果は、相手モンスター一体をエンドフェイズまで奪い取る!」



ミスターT「なに!」





コナミ「ティラスは貰った!」



ぎゅー―――――――ん!!



三沢「おお……」




ミスターT「トラップ発動!」カチ


《ブレイクスルー・スキル/Breakthrough Skill》 †
通常罠
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、
自分のターンにのみ発動できる。



XENO「!?」ぴたっ



コナミ「む!?」



ミスターT「残念だが、そのモンスターの効果は無効になった」



コナミ「なっに1?」



ミスターT「ふふふふ……低攻撃力を露出させたな」






コナミ「くそ……勝ったと思ったのに……」



コナミ「だが、まだ手はある!」



コナミ「魔法カード発動、クロスソウル!」バッ



《クロス・ソウル/Soul Exchange》 †
通常魔法
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターン自分のモンスターをリリースする場合、
自分のモンスター1体の代わりに選択した相手モンスターをリリースしなければならない。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。



コナミ「ティラスを俺のアドバンス召喚のためのリリースにできる!」



ミスターT!」



コナミ「ティラスをリリースし、モンスターをアドバンスセット!」バッ



ティラス「……」シュ――――ン



三沢「アドバンスセットか……」



コナミ「………ターンエンドだ」手札2






ミスターT「私のターン」シュッ  手札2



ミスターT「カードを一枚セットしターン終了だ」バッ




三沢「再びセットカードは四枚……」



コナミ「!XENOがやられなかったぜ……ラッキーだ…」



コナミ「俺のターン!」シュッ  手札3



コナミ「………ハネワタを召喚!」バッ



《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。



ハネワタ「フィー―」



コナミ「そしてタン・ツイスターを反転召喚!」バッ


《タン・ツイスター/Tongue Twister》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 400/守 300
アドバンス召喚したこのカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
この効果を発動した場合、このカードをゲームから除外する。



ミスターT「ほう……」



コナミ「☆6のタン・ツイスターと☆2のXENOに、☆1のハネワタをチューニング!」バッ



☆6+☆2+☆1=☆9


カアッ



コナミ「シンクロ召喚!AOJフィールドマーシャル!」バッ


《A・O・J フィールド・マーシャル/Ally of Justice Field Marshal》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2900/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃によって裏側守備表示のモンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキからカードを1枚ドローする。




フィールドマーシャル「シャキ―――――ン!!」攻2900



三沢「攻撃力2900!これなら……」



コナミ「さらに、アドバンス召喚されたタン・ツイスターが墓地に行ったとき、二枚ドローする!」シュッ 手札4



ミスターT「………」




コナミ「いくぜミスターT!」



コナミ「フィールドマーシャルでダイレクトアタック!」



フィールドマーシャル「ガショ―――――ン!」攻2900



ブオオオオオオォッ



ミスターT「ふふふふふ、これだけのセットカードを前に攻撃してくるとはな」



ミスターT「意気込みはいいがトラップ発動だ!」カチ



《邪神の大災害/Malevolent Catastrophe》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。



コナミ「!」



ゴアアアアアアアアア――――――ッ




ミスターT「フィールドの魔法トラップを全て破壊する!」



三沢「ばかな……自分のセットカードだけだぞ!?」





バババババババ―――――ン!!!



《アーティファクト-カドケウス/Artifact Caduceus》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1600/守2400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、
デッキからカードを1枚ドローする。
「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



《アーティファクト-フェイルノート/Artifact Failnaught》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2000/守1600
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地から「アーティファクト」と名のついた
モンスター1体を選択して自分の魔法&罠カードゾーンにセットできる。


《アーティファクト-アキレウス/Artifact Achilleshield》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1500/守2200
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
このターン相手は自分フィールド上の
「アーティファクト」と名のついたモンスターを攻撃対象にできない。



コナミ「なに………モンスターカードがセットされてやがった……白銀のスナイパーみたいなやつか……!?」




ミスターT「そうだ、このモンスターたちは相手ターン中に破壊されたとき、特殊召喚できる!」



ミスターT「わたしはカドケウス、フェイルノート、アキレウスの順で特殊召喚!」バッ



カドケウス「……」守2400 


フェイルノート「……」攻2000


アキレウス「……」守2200



三沢「一気に三体のモンスター………?」



コナミ「く……」




ミスターT「カドケウスの効果発動、相手ターンにアーティファクトが特殊召喚されたとき、一枚ドローする!」



ミスターT「よって二枚ドロー!」シュッ  手札3



ミスターT「つづいてフェイルノートの効果発動、墓地のモラルタをセットできる」カショッ



ミスターT「そしてアキレウスの効果、このターン君はアーティファクトを攻撃対象にできない」



コナミ「なんだと………!?」






ミスターT[ふふふふ………残念」



コナミ「………カードを二枚セットして、ターンエンドだ」バッ  手札2



ミスターT「私のターン」シュッ  手札4



コナミ「どんなにモンスターを並べても、フィールドマーシャルには及ばねえ…」



ミスターT「そのためのエクストラデッキさ」



ミスターT「私は☆5のフェイルノートとアキレウスでオーバーレイ!」バッ   


ズキュ――――――――ン!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」



ミスターT「あらわれろ、アーティファクトーデュランダル!」バッ



《アーティファクト-デュランダル/Artifact Durendal》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/天使族/攻2400/守2100
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールド上でモンスターの効果が発動した時、
または通常魔法・通常罠カードの発動時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果は「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
●このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いの手札を全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、それぞれデッキに戻した枚数分だけドローする。




デュランダル「!」シャキ―――ン!  攻2400



コナミ「ち………またエクシーズ……だが攻撃力は2400!」



ミスターT「まだだ、わたしは墓地のティラスを除外し、手札から霊魂の護送船を特殊召喚!」バッ




《霊魂の護送船/GhostShip》 †
効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻1900/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター1体をゲームから除外した場合に
特殊召喚する事ができる。



護送船「……」ゆらーーーー



三沢「☆5!まさか…」



コナミ「連続エクシーズ召喚!?」



ミスターT「そうだ、わたしは護送船とカドケウスでオーバーレイ!」


ズキュ――――ン!!




コナミ「っく……!」



ミスターT「エクシーズ召喚、あらわれろセイクリッドプレアデス!」バッ



《セイクリッド・プレアデス/Constellar Pleiades》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守1500
光属性レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。



プレアデス「ふんっ!」攻2500



三沢「新たな……」



コナミ「だが………攻撃力は2500だ!」



ミスターT「ふふふふ、プレアデスの効果発動!」バッ




パキュ――――――――ン!!


ミスターT「oruを一つ使うことで、カード一枚を手札に戻す!」



コナミ「!?」





三沢「バウンス効果か!」



ミスターT「そうだ、フィールドマーシャルには退場してもらう!」



シュ―――――――――ン!



コナミ「……くそ……フィールドマーシャルが……」



ミスターT「これで場はがら空きだ………くくく…」



ミスターT「最後だ、バトルフェイズ!」



ミスターT「プレアデス、ダイレクトアタックだ!」



プレアデス「はああああ!」攻2500



コナミ「まだだ!トラップ発動、逆さ眼鏡!」バッ


《逆さ眼鏡/Reverse Glasses》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。



コナミ「モンスターすべての攻撃力を半分にする!」





三沢「なんとか生き残るか……」



ミスターT「はははは、無駄だ!」



コナミ「なにがだ!」




ミスターT「アーティファクトーデュランダルの効果発動!」バッ



キュピ――――――――――ン!!



三沢「な………」



デュランダル「!」シャキ―――ン  oru2→1



ミスターT「通常トラップ、通常魔法、モンスター効果が発動した時、oruを一つ使うことでそのカードの効果を「相手魔法トラップを一枚破壊する」に変更する!」



コナミ「!こ、効果を変更するだと……!」



三沢「しかも………あのセットカードはモラルタ!カード一枚を破壊する効果を持つ……!」







ボ―――――――ン!!!



《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》 †
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。


モラルタ「!」攻2100



コナミ「!……」



ミスターT「モラルタの効果発動!」カッ




三沢「ダメか…!」



コナミ「トラップ発動!戦友の誓い!」カチカチッ




《戦友の誓い/Oath of Companionship》 †
通常罠
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが
自分フィールド上に存在しない場合、
相手フィールド上に表側表示で存在する、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。



ミスターT「!」





コナミ「俺の場にエスストらデッキから特殊召喚されたモンスターがいないとき、相手フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター一体を奪い取る!」



コナミ「俺はお前のプレアデスをいただく!」



プレアデス「!?」くるんっ



三沢「おお!」



ミスターT「残念!モラルタは対象を取らない破壊効果を持つ、プレアデスは破壊させてもらう!」



シュパ―――――ン!



プレアデス「っぐは……」



コナミ「!………嘘だろ!」




ミスターT「まだ攻撃は終了していない!モラルタでダイレクトアタック!」



モラルタ「!」ゴアアアアアア  攻2100



三沢「いかんっ!」



モラルタが破壊された時のssって相手ターンのみじゃ?

ミスった  モラルタの効果は相手ターンだけだった…

>>459からやりなおそう……




三沢「なんとか生き残るか……」



ミスターT「はははは、無駄だ!」



コナミ「なにがだ!」




ミスターT「アーティファクトーデュランダルの効果発動!」バッ



キュピ――――――――――ン!!



三沢「な………」



デュランダル「!」シャキ―――ン  oru2→1



ミスターT「通常トラップ、通常魔法、モンスター効果が発動した時、oruを一つ使うことでそのカードの効果を「相手魔法トラップを一枚破壊する」に変更する!」



コナミ「!こ、効果を変更するだと……!」





コナミ「チェーンしてトラップ発動!」カチ



《戦友の誓い/Oath of Companionship》 †
通常罠
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが
自分フィールド上に存在しない場合、
相手フィールド上に表側表示で存在する、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。


ミスターT「!」



コナミ「俺の場にエスストらデッキから特殊召喚されたモンスターがいないとき、相手フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター一体を奪い取る!」



コナミ「俺はお前のプレアデスをいただく!」



プレアデス「!?」くるんっ




三沢「!」



ミスターT「!ち………」



ボ―――――――ン!!!



アーティファクト―モラルタ



コナミ「……」



ミスターT「自分ターンでモラルタは発動しない、バトルフェイズは終了」




三沢「ふう…」




ミスターT「カードを3枚セットしターン終了だ」バッ  手札0



コナミ「プレアデスはエンドフェイズに相手フィールドに戻る……」



シュ――――ン






ここまででー


コナミ  手札2  LP3200


ミスターT   プレアデスoru1 デュランダルoru1 手札0  リバース3  LP4000

手遅れになる前に気づいてよかった……ていうか>>462が指摘してくれていたのか、ありがとうございます




コナミ「……」



三沢「まずいな………」



カイバーマン「ちっ……」



三沢「プレアデスとデュランダルがいる限り……行動が制限されてしまう」



コナミ「ドロー!」シュッ  手札3



ミスターT「く……くくく………」



コナミ「…………」



ミスターT「どうする………頑張ってまたまえ」






コナミ「………魔法発動!」バッ


《地砕き/Smashing Ground》 †
通常魔法
(1):相手フィールドの守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。



コナミ「相手の守備力が一番高いモンスターを破壊する!」



ミスターT「なかなかいいカードだな、だが」



ミスターT「デュランダルの効果を発動!」バッ



キュピ―――――――――――ン!!!



デュランダル「!」oru2→1



ミスターT「そのカードの効果を私の魔法トラップ一枚を破壊する効果に変える」



コナミ「っぐ……!」


三沢「またか……」

デュランダルのoru
1こでした



ミスターT「さあ選びたまえ」



コナミ「………一番左だ」




バ―――――――――ン!!!


《アーティファクト-アキレウス/Artifact Achilleshield》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1500/守2200
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
このターン相手は自分フィールド上の
「アーティファクト」と名のついたモンスターを攻撃対象にできない。



ミスターT「破壊したのはアーティファクト―アキレウス、特殊召喚される」



アキレウス「……」守備2200



コナミ「また出てきやがって……」



ミスターT「ますますピンチだな、ふふふふ……」







三沢「くう………なんてこと」



三沢「破壊するどころか、敵を増やしてしまうとは」



コナミ「そんなことは知ってたんだよ……まだ負けるか」



コナミ「俺はMs.JUDGEを召喚!」バッ




《Ms.JUDGE/Ms. Judge》 †
効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1800/守 600
「Ms.JUDGE」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手のカードの効果が発動した場合、
その処理を行う時にコイントスを2回行い、
2回とも表だった場合、その効果を無効にする。



Ms.JUDGE「ふっ」



ミスターT「さらに、魔法カード実力伯仲を発動!」バッ



《実力伯仲/Stand-Off》 †
通常魔法
自分及び相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する効果モンスターを
1体ずつ選択して発動できる。
選択した2体のモンスターの効果を無効にする。
その後、選択した2体のモンスターがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
選択したモンスターは戦闘では破壊されず、このカード以外のカードの効果を受けず、
攻撃と表示形式の変更もできない。



ズズズズズズ……





ミスターT「なんだ?」



コナミ「お互いの場の効果モンスターを一体ずつ選択して発動、2体のモンスターの効果を無効にする、その後、選択した2体のモンスターがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、 選択したモンスターは戦闘では破壊されず、このカード以外のカードの効果を受けず 攻撃と表示形式の変更ができない!」



コナミ「俺はMs.JUDGEとセイクリッドプレアデスを選択!」




ミスターT「時間稼ぎか、だが、チェーンしてプレアデスの効果を発動する!」バッ



キュピ―――――ン!



プレアデス「おおおおお!」oru1→0




ミスターT「Ms.JUDGEを手札に戻す!」



三沢「まずいぞ……!」



コナミ「ならばMs.JUDGEの効果を発動する!」バッ




ミスターT「なに…………?」






Ms.JUDGE「はあっ」



コナミ「相手カード効果が発動した時、コイントスを二回行う!二回とも表だったとき、その効果を無効にする!」



ミスターT「プレアデスを無効にする気か、そんな効果に頼るとは、万策尽きたな!」



ピー―――――ン!



コロン   表



コナミ「よし……」



三沢「一回目は表か……」



ミスターT「なに…」



コナミ「これで確率は二分の一だ、どうだよ?」



コナミ「俺の生き残りの可能性、見えてきただろうが!」



ミスターT「ふふふ…………ならば……やってみるといい」



Ms.JUDGE「………」ぴーーーーーん





コナミ「………!」



三沢「!」



ミスターT「……」



ころんっ



表  パタン




コナミ「!」



三沢「や、やった!」



ミスターT「っち……運がいいな」



コナミ「は…………ふはははは!み、見たか……!」



コナミ「俺のしぶとさを!巷じゃ有名なんだよ!」





ミスターt「………」



コナミ「実力伯仲の効果は適用された、ターンエンドだ」バッ 手札0  



三沢「何とかなったが……プレアデスがリリースされるなどで場を離れれば効果は失われる」



三沢「そしてアーティファクトは☆5…………」



ミスターT「ドロー!」シュッ  手札1



ミスターT「………………ち、セットされているアーティファクト……一枚手札に残しておけば……いや、結果論か」



ミスターT「カードを一枚セット」バッ  手札0



コナミ「ふう………」




ミスターT「デュランダル!Ms.JUDGEを攻撃!」



ザシュッ!



コナミ「くう…!」LP3200→2600



ミスターT「サンドバッグにするだけだ、ターンエンド」






コナミ「………ドロー!」シュッ  手札1



コナミ「………カードを一枚セットして、ターンエンドだ」バッ  手札0



三沢「ぐうう………厳しい……か」



ミスターT「私のターン」シュッ  手札1


ミスターT「………く……カードをセット」バッ  手札0



ミスターT「デュランダル、攻撃だ!」


ザシュッ



コナミ「くうっお……」LP2600→2000 ザザアアッ



三沢「コナミ……!」



コナミ「くそったれ……!」



ミスターT「ターン終了だ、ふふふふ…」





コナミ「………俺のターン!」シュッ  手札1



三沢「もう限界だぞ……!」



コナミ「………モンスターをセット!」バッ




ミスターT「それで終わりか!」




コナミ「まだだ!リバースカード発動!」バッ


《DNA定期健診/DNA Checkup》 †
通常罠
自分フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はモンスターの属性を2つ宣言する。
選択したモンスターをめくって確認し宣言された属性だった場合、
相手はデッキからカードを2枚ドローする。
違った場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。




ミスターt「ん…?」



コナミ「俺のセットモンスターの属性を当ててみろ!当たらなかったら俺は二枚ひかせてもらう!」



コナミ「当てればお前が二枚ドローだ!」



三沢「またギャンブルカードか…………」





ミスターT「面白い……」



コナミ「…チャンスは二回だぜ……」



ミスターT(…………さて、何属性か)



ミスターT(地属性と闇属性が使われやすいか……別のなにかか?)



ミスターT(考えていてもわかりはしない…)




ミスターT「闇属性と………水属性だ」



三沢「!」



ぺらっ



カイトロイド「きゅーーーん」



コナミ「カイトロイドは風属性だ!」



ミスターT「!………外したか」






コナミ「二枚ドロー!」シュッ  手札2



三沢「これで何か手を打たなければ……負けるぞ」



ミスターT「………」



コナミ「…………く……」



コナミ「いくぜェェェ!魔法発動、名推理!」バッ




《名推理/Reasoning》 †
通常魔法
相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。
出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。
違う場合、出たモンスターを特殊召喚し、それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。




ミスターT「!」



コナミ「オレのデッキを捲っていき、一番最初に出たモンスターの☆をお前が当てる」



コナミ「外れた場合、そいつを特殊召喚できる!」



ミスターT「………」




ミスターT「………☆4だ、それが一番多いはず」



コナミ「いいだろう………」ザッ



三沢「なにがでるんだ……?」



コナミ「一枚目!」シュッ



偉大魔獣ガーゼット



コナミ「!」


ミスターT「なんだ?」



コナミ「いきなり来たぜ……引いたのは☆6の偉大魔獣ガーゼットだ!」バッ



《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。



ガーゼット「………」守0






ミスターT「ふふふ…ガーゼットだと?」



ミスターT「攻撃力0守備力0…………なんだそいつは」



三沢「最悪だ…………これでは壁にしかならない」



ガーゼット「……」



コナミ「いや…………最高かもしれないぜ」



三沢「え………?」



ミスターT「なに?」



コナミ「俺は、手札からA・ジェネクス・バードマンの効果を発動する!」バッ



《A・ジェネクス・バードマン/Genex Ally Birdman》 †
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために手札に戻したモンスターが風属性モンスターだった場合、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



三沢「!?」




ミスターT「…………」



コナミ「俺のMs.JUDGEを手札に戻すことで、特殊召喚する!」バッ



バードマン「ケエエ――――――!」



ミスターT「実力伯仲で効果をうけなくなっているモンスターのはずだぞ!」



三沢「バードマンはコストで手札に戻す珍しいモンスターだ…」



コナミ「優秀なバードマンちゃんの力思い知ったか!」




ミスターT「く…………」



コナミ「俺は、☆6のガーゼットに☆3のバードマンをチューニング!」バッ



☆6+☆3=☆9


カアッ





コナミ「シンクロ召喚、レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バッ


《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。



クロキシアン「シュッポ――――――――!!!」攻2500



ミスターT「シンクロ召喚……!」



コナミ「こいつのシンクロ召喚時、相手の一番レベルが高いモンスターを奪い取る!」



コナミ「アキレウスをもらった!」



アキレウス「………」守2200



ミスターT「く……」



コナミ「やってやる……バトルだ!」



コナミ「クロキシアンでデュランダルを攻撃!」




クロキシアン「シャアァァァアア!」



ドゴシャアアアッ



ミスターT「ぬう……!」LP4000→3900



コナミ「よ……よし……」



三沢「やっと100P削った……」



コナミ「ターン終了だ……」手札0



ミスターT「やるな………だが未だ私に分がある」シュッ  手札1



ミスターT「「………カードをセットする」バッ手札0



コナミ「リバースカード……5枚だと……」



ミスターT「そして、プレアデスでクロキシアンを攻撃!」



クロキシアン「エエエエ!?」






ド―――――――ン!!!



コナミ「く…相討ちか……!」



三沢「実力伯仲も効果が切れているからな……」



ミスターt「ターンエンドだ」手札0



コナミ「……俺のターン」シュッ  手札1



コナミ「カードを一枚セットし、ターン終了……」バッ 手札0




ミスターT「この瞬間、速攻魔法発動!」バッ



《アーティファクト・ムーブメント/Artifact Ignition》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を選んで
魔法カード扱いとして魔法&罠カードゾーンにセットする。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
次の相手のバトルフェイズをスキップする。



コナミ「!なに…」




ミスターT「魔法トラップを一枚破壊する、私は私のカードを破壊する!」



コナミ「なんだと……?」



三沢「アーティファクトか……!」



バ―――――ン!!


《アーティファクト-ベガルタ/Artifact Beagalltach》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1400/守2100
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールド上にセットされたカードを2枚まで選んで破壊する。
「アーティファクト-ベガルタ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



ミスターT「そして、デッキからアーティファクトモンスターを一枚セットできる、私はカドケウスをセット!」バッ


《アーティファクト-カドケウス/Artifact Caduceus》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1600/守2400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、
デッキからカードを1枚ドローする。
「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ミスターT[ベガルタは破壊されたため、特殊召喚される」バッ



ベガルタ「……」守2100



ミスターT「ベガルタの効果発動、私の魔法トラップを二枚破壊する!」



バ―――――ンバ―――――ン!


《アーティファクト-ロンギヌス/Artifact Lancea》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。
この効果は相手ターンにのみ発動できる。




《アーティファクト-カドケウス/Artifact Caduceus》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1600/守2400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、
デッキからカードを1枚ドローする。
「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ミスターT「カドケウス、ロンギヌスも特殊召喚!」バッ



カドケウス「……」守備2400


ロンギヌス「……」守備2400




ミス  ロンギヌス 守備2300



ミスターT「カドケウスの後ロンギヌスを召喚したため一枚ドロー!」シュッ  手札1



コナミ「くそ………!」



三沢「一気に3体のモンスター……」



ミスターT「私のターン」シュッ  手札2




ミスターT「ふふふふ……私はセットカード二枚を墓地に送り、オオアリクイクイアリを特殊召喚!」バッ



《オオアリクイクイアリ/Anteatereatingant》 †
効果モンスター
星5/地属性/昆虫族/攻2000/守 500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の魔法・罠カード2枚を
墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃をするかわりに相手フィールド上の
魔法・罠カード1枚を破壊する事ができる。



クイクイアリ「ォオオオオ……」攻2000



コナミ「……!」



ミスターT「効果発動、このモンスターが攻撃する代わりに、魔法トラップを一枚破壊する」バッ



ミスターT「そのセットカード、打ち抜く!」


ちょっと中断します 


ミスった コナミの手札にMs.JUDGEがいた 前のターンにセットしていたということで



バリ――――――ン!!


《リ・バウンド/Rebound》 †
カウンター罠
フィールド上のカードを手札に戻す効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、相手の手札・フィールド上からカードを1枚選んで墓地へ送る。
また、セットされたこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからカードを1枚ドローする。



コナミ「よし……リ・バウンドが相手によって破壊されたとき、一枚ドローする!」シュッ 手札1



ミスたーT「だがセットカードは消えた!私は☆5のベガルタとロンギヌスでオーバーレイ!」バッ



ズキュ――――――ン!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」バッ



ミスターT「終焉の守護者アドレウス!」バッ


《終焉の守護者アドレウス/Adreus, Keeper of Armageddon》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。



アドレウス「くおおおあ!」



またもやミス  オオアリクイクイアリとベガルタでエクシーズでした



コナミ「モンスターエクシーズか……!」



ミスターT「効果発動、oruを一つ使い、アキレウスを破壊する!」



ゴシャァ――――――――!!



コナミ「ぐう……!」



ミスターT「カドケウスとロンギヌスを攻撃表示に変更」




ロンギヌス「……」攻1700



カドケウス「……」攻1600



ミスターT「バトルだ!」



ミスターT「二体のアーティファクトでセットモンスター二体を攻撃!」





ドゴ―――――――――――ン!!



Ms.JUDGE「!?」守600


カイトロイド「!?」守400



シュウウゥウ………




コナミ「うおおおおお……!!?」



三沢「ついに場ががら空きに……!だが、カイトロイドが墓地に行った……」



ミスターT「アドレウス!ダイレクトアタックだ!」



アドレウス「おおおおお!」攻2600



コナミ「墓地のカイトロイドの効果発動!」


カイトロイド
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻200/守400
相手の直接攻撃による戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動する。
その直接攻撃によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
また、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
相手の直接攻撃によって発生する自分への戦闘ダメージを1度だけ0にする。



ゴオオオオオオオ……




コナミ「ふう……………ふう……ダメージを0にする…」LP2000



ミスターT「そんな効果が……だが……ふふふ、終わりが見えたな」



コナミ「この野郎…………」



ミスターT「カードを一枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札0



三沢「三体のモンスターの攻撃を……止められるのか………?」



三沢「確か…奴の墓地にブレイクスルースキルもあった……厄介だ」



コナミ「この程度………!」



コナミ「ドロー!」シュッ  手札2




コナミ「………!……」



コナミ「………カードを二枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札2



ミスターT「ふふふ、それだけか」


ミスターT「私はトラップ発動、アーティファクトの神智」カチ



《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》 †
通常罠
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。



ミスターT「デッキからラブリュスを特殊召喚する!」バッ



《アーティファクト-ラブリュス/Artifact Labrys》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2300/守1000
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、「アーティファクト」と名のついたカードが破壊され、
自分の墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。


ラブリュス「!」シャキンッ  攻2300



コナミ「また増えやがった……!」



ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札1



ミスターT私は、☆5のロンギヌスとカドケウスでオーバーレイ!」バッ



ズキュ――――――ン!!!





コナミ「!」



ミスターT「エクシーズ召喚、クリムゾンシャドー!」バッ


《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー/Number 12: Crimson Shadow Armor Ninja》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/地属性/戦士族/攻2400/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、自分フィールド上の「忍者」と名のついた
モンスターは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。



クリムゾンシャドー「ふっ」攻2400




コナミ「忍者モンスター……?なんだ……!?」




ミスターT「このモンスターはエクシーズ素材を取り除くことで破壊耐性を得る!」



ミスターT「トラップは無意味だ!」



三沢「そんな…………」





コナミ「!…」



ミスターT「攻撃力2000超えが3体…………決定的だな!」



コナミ「……なにが決定的なのかわかんねえな………!」




ミスターT「君の敗北がだ!とどめを刺してやる、そして精霊界は侵略させてもらうぞ!」




カイバーマン「ふうん………出来もせんことを大声で、小者が」



ミスターT「その減らず口もそこまでだ、バトル!




ミスターT「クリムゾンシャドー、ダイレクトアタックだ!」



クリムゾンシャドー「ふおおおおっ!」攻2400




コナミ「!」


シュパ―――――――ン!!!





三沢「!」



コナミ「っぐ……」



ミスターT「ははははははは、ようこそダークネスへ」



三沢「コナミ………!くそ……」



ズズズ…………



コナミ「く……………」



クリムゾンシャドー「………」攻0



ミスターT「………!!?なに」



三沢「!クリムゾンシャドーの……」




ミスターT「攻撃力、0だと!」



コナミ「くくくくくく…………かかったな!トラップカード、墓地墓地の恨みが発動していた!」



《墓地墓地の恨み/Ghost of a Grudge》 †
通常罠
相手の墓地のカードが8枚以上の場合に発動できる。
相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力を0にする。




ミスターT「なんだ……それは」



コナミ「お前の墓地のカードが8枚以上あるとき、お前のモンスターの攻撃力はすべて0になる!」



ミスターT「なんだと……?」



アドレウス「……」攻0


ラブリュス「…」攻0




ミスターT「私の全モンスターが……!」



コナミ「ダイレクトアタックを受けようと0は0、痛くもかゆくもねえんだよ!」



ミスターT「ぐ………馬鹿な……」



三沢「そ、そんなとっておきがあったのか……」



コナミ「どうするミスターT!その攻撃力は二度と戻らねえぞ!」



ミスターT「くそ………!」





ミスターT「……アドレウスとラブリュスを守備に変える……ターンエンドだ」サッ  手札1



コナミ「俺の……ターン!」シュッ  手札1



三沢「チャンスだ……クリムゾンシャドーを攻撃すれば大ダメージを与えられるぞ!」



ミスターT「……だが、私のLPは3900……」




ミスターT「このターンで削れはしない!」



コナミ「……舌魚を召喚!」バッ



《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。



舌魚「ぎょぎょっ」攻1350




三沢「攻撃力………1350か……」





ミスターT「その程度か…」



コナミ「行くぞ!舌魚でクリムゾンシャドーを攻撃!」バッ



舌魚「ぎょぎょ!」



シャドー「!…」攻0



ミスターT「破壊無効効果を使わせてもらうぞ!」



コナミ「その必要はねえ!」



ミスターT「!?」



コナミ「トラップカード、魂の一撃!」カチ



《魂の一撃》 †
通常罠
自分のライフポイントが4000以下の場合、
自分フィールド上のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に
ライフポイントを半分払い、自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は相手のエンドフェイズ時まで、
自分のライフポイントが4000より下回っている数値分アップする。
「魂の一撃」は1ターンに1枚しか発動できない。



カアッ!




コナミ「俺のLPを半分払い、発動する!」LP2000→1000



コナミ「俺のLPが4000を下回っている分、対象モンスターの攻撃力をアップする!」



ミスターT「なんだと!」



コナミ「俺のLPと4000の差は3000P、舌魚の攻撃力は3000Pアップする!」



舌魚「ぎょぎょー!」攻1350→4350 ズズズーーン!!



ミスターT「攻撃力……4350……?」



コナミ「くたばれぇぇぇえああああーーーーーーーー!!」



バシャアアアアアア――――――――――――!!!!!



ミスターT「ぐうおおおおーーーーー!!!?」LP3900→0  ピー―――



ザッシャアアアアアアアアア!!!!


ドドドドドドドド………



三沢「や、やったぞ!」



コナミ「ふ…………再び楽勝ーーーーーーーーー!!」



ここまででー




ザザザザザザッ



ミスターT「…………っく……」



コナミ「ざまあみろ……グラサン野郎め……」



ミスターT「何ということだ………まさか………全滅……とは」



コナミ「…………全滅……?」



三沢「…」



ミスターT「ふ…………ふふふふ……」



カイバーマン「ふうん」


ばささささささっ



コナミ「消えた………」



コナミ「はあーーーー………しんどかった」



三沢「よくやってくれたな」



カイバーマン「あの程度の相手に手こずるとはな、所詮凡骨だ」



コナミ「厳しぃぃぃぃ」



…………………



三沢「強力な奴が二体、これで打ち止めじゃないか?」



カイバーマン「さあな」



コナミ「さっきあいつ…全滅とか言ってたんだけど」



三沢「………」







カイバーマン「ふうん、まあ、あと数日で俺の結界も安定する、そうなれば貴様は用済みだ」



コナミ「おお、そうなのか」



三沢「カイバーマンが自由に動けるようになるんだな」



カイバーマン「俺が動くことができるならば、奴らごとき瞬殺できる」



カイバーマン「コナミ、貴様は帰れ」



コナミ「そうさせてもらうぜ、あと数日だな」



セームベル「やれやれ、あっちの世界はどうなっているやら」



三沢「……………甲虫装機の事任せたぞ」



コナミ「ああ……いなくなった連中か、見つけたら届けに行くよ」



コナミ「すでにやられてるかもしれないけどな」






…………………



ネオドミノシティ    18:30


ハイウェイ高架下



ヒュウウウウウ……………



鬼柳「…………」



ツァン「寒…………」



雪乃「暗いわね…………電気が消えてるから……」



雪乃「そこはかとなく不気味だわ……」



ツァン「うん………こんな懐中電灯だけじゃ心許ないって…」ぺかーー



ツァン「さっさと出てくればいいのに……ミスターT」



鬼柳「まったくだぜ……そのために遊星たちと別れて行動してるってのにな」



ヒュウウウウウウウウウ………





……………


雪乃「…………」



ツァン「……」



鬼柳「…」



雪乃「場所が悪いんじゃないかしら?」



鬼柳「え?」



雪乃「こんな所より、サーキットのど真ん中とかのほうがミスターTも見つけやすいと思うわ」



ツァン「そうだよね、ネオダイダロスブリッジのモニュメントの下とかさ」



鬼柳「………今更そんなこと言われてもよ…」



鬼柳「そもそもあいつら探すとかしてんのかよ」



鬼柳「不思議パワーで俺たちを感知して出てきてるんじゃねえの?」



ツァン「それは……わかんないけど」






ヒュウウウ―――――…



雪乃「………寒いわ」



ツァン「寒いよ……」



鬼柳「我慢するんだ、チーム満足だろ」



ツァン「うぐぐ…………」


ばさささささささささささっ



鬼柳「!」



雪乃「あ!」



ツァン「え……?」


シュウウゥウ……



?「……」



鬼柳「人影だ、下がれお前ら」


ザッ




男「………う、うううう……」よろ……



ツァン「!…あれ、ミスターTじゃないよ?」



鬼柳「なに……?なんだ、あいつは」



雪乃「………普通の人に見えるわね…」



よろ……よろ……



男「うう……ううう…




ツァン「すごい疲れてるみたい、もしかしてミスターTから逃げ切った人じゃない?」



雪乃「……」



鬼柳「そうかもしれねえ……が、違うかもしれねえ」


鬼柳「距離を保ったまま聞いてみるか」



鬼柳「おい、あんた!」



男「え………あ……ああ!…ひ、人だ……よ、よかった……!」






ツァン「…………」


鬼柳「………」



鬼柳「………まだ判断できかねるな……うまく気配を隠しているのか……それとも本当に生き残りか」



ツァン「うん……シエン、どう?」



シエン「わからん……巧妙にダークネスが変身している可能性も否めない」



鬼柳「学習したのか………あいつら……?」



男「た、助かったぁああああったったったっ



鬼柳「おい、それ以上近づくな!」



雪乃「ちょっと………それはあんまりな言い方じゃないかしら」



鬼柳「判断がつくまでは近づけちゃまずいだろ……」



男「そ…………そんな…」




男「ううう……俺は……」がくっ



男「なんでこんなことになってしまったんだ……」



男「遊星…………助けてくれ………ぇ……」



鬼柳「………………」



ツァン「ど、どっちなの………?」



ツァン「生き残った人だったとしたら……かわいそうだよ?」



鬼柳「近づいて話を聞いてみるか」



雪乃「そうね」



ツァン「じゃあ精霊たちに警戒させておくよ」



ヤリザ「怪しい動きをしたら叩くでござる」





ザッザッザッザッザ



男「うううう…………ぅ……うう」



鬼柳「大丈夫か……?」



男「大丈夫なわけないよ………なんなんだあの黒い奴らは……」



男「……あ……あんた、チームサティスファクションの……」



鬼柳「………!マーカー……………元サテライト民か」



男「ああ……だが……いまはシティで家族と幸せに暮らしていたんだ…」



ツァン「………」





男「もう家族の名前も何もかも思い出せない……終わりだ……!」



鬼柳「落ち着けよ……俺たちに任せといてくれ、すぐ連れ戻してやるから」



鬼柳「すこし待ってくれ」



男「ううう………」



雪乃「やっぱり………ミスターTから逃げてきたのね」



ツァン「どうしよう?」



鬼柳「そうだな………一緒に連れて行ったほうが安心かもな」



鬼柳「なあ……立てるか?とりあえず俺のDホイールの後ろに乗れよ」



鬼柳「一人でいるよりは絶対安全だぜ」



男「あ…………ありがとう………」



ザッ


鬼柳「じゃあ………モニュメントの下にでも行くか?」



ツァン「うん」



雪乃「あなた…家族って言うのは何人が覚えている?」



男「………わからない……家族のことで覚えてるのは、数年前サテライトで弟を失ったことだけだ……」



鬼柳「………………数年前………?」



鬼柳「ちょっと待ってくれ……サテライトで弟を失った……その話…詳しく聞かせてくれないか」



雪乃「鬼柳……無神経じゃないかしら」



鬼柳「頼む………」



ツァン「…?」


男「かまわないが………」


男「数年前、まだサテライトとシティで分かれていた時期…」



男「弟が妙な宗教にはまったみたいで…」



鬼柳「…」



男「ある日……空になんか変な塊が浮かんでるのが見えたと思ったら……弟がそれに吸い込まれてしまったんだ」



雪乃「!」






雪乃「そ、それって………」


鬼柳「………」



ツァン「どういう話?」



男「そのすぐ後、俺もその塊に吸い込まれるような感覚がして……意識が途切れた」



男「気づいたら、俺は元に戻れてたんだが」



男「うう……それから弟の姿は見ていない…」



鬼柳「う……嘘だろ?」



雪乃「空の塊って言うのは……地縛神の召喚前の姿の事なんじゃ……」



鬼柳「お、弟は…本当にそれから会ってねえのか……?」



男「……ああ……」




ここまででー




鬼柳「うっ…………」



ふらっ



男「くそっ………俺の人生……なんでこんなことばかり……」



男「…………俺も消えちまえばよかったかもしれない……」



ツァン「いやいや……塊に吸い込まれるなんて……そんな荒唐無稽なこと突然言われても」



男「嘘じゃない!覚えてない奴もいるが……俺ははっきりこの目で見た!」



男「くそったれ!……」



ツァン「………うーん」



ツァン「どう思う鬼柳?」





鬼柳「………」



ツァン「鬼柳?」



鬼柳「俺の……せいだ」



ツァン「はぁ?」



鬼柳「俺が……質の弟を殺したようなもん……なんだ」



男「なんだと……?どういうことだよ」



ツァン「ちょっと……?」



鬼柳「すまねえ……っぐ……俺は………俺が……!」がくっ



男「なんたが何をやったって言うんだ……」



鬼柳「……………生贄にしちまったんだ……地縛神の」





ツァン「地縛神………?それってたしか」



ツァン「あの…でっかい奴のこと?」



男「生贄だと……」



鬼柳「なんど謝っても……足りねえ……」



鬼柳「すまなかった……俺が馬鹿だったばかりに……!」



雪乃「落ち着いて鬼柳!」




雪乃「事件の後セキュリティの人が言っていたわ、消えた人は全員戻ってきたと」



雪乃「皆ダークシグナーの事は忘れているはずよ」



鬼柳「…………」



男「全員帰ってきただと………俺の弟が帰ってきてないじゃないか!」



男「サテライトの住民を当時のセキュリティが全員把握していると思うか?出生届を出してない者もいたんだぞ!」




男「なにが全員戻ってきただ?戻るか!」



鬼柳「く…っ…ぅ……」



雪乃「………………………」



ツァン「ちょっとボクは……状況が理解できないんだけど」




ツァン「前から思ってたけど、藤原さんと鬼柳って昔から知り合いだったの?」



雪乃「………私が知ってただけよ」



鬼柳「………その地縛神が誰のものであれ…俺が一枚噛んでいたことは事実だ…」



鬼柳「すまん…………すまんっ…………」



男「地縛神だと………それが何なのかはわからないが……」



男「本当におあんたが……弟が消えたことに関係しているのか……?」





鬼柳「………………ああ」



男「この野郎……この野郎……!」



男「弟を返せ……人殺しが!」



鬼柳「………」



雪乃「ちょっ……ちょっとまって…!」



雪乃「貴方の怒りはごもっともだけど……今はダークネス……この状況を何とかするのが先でしょう?」



男「そんなこと関係あるか!こいつは弟の仇なんだ!」



男「関係ない奴の論理的な意見なんて聞いてられるか!」



雪乃「………」



鬼柳「く……………」




男「知ってるぞ……あんた今、有名人だよな…」



男「とある町で町長をやって……楽しそうに暮らしているそうじゃないか!」



鬼柳「……………」



男「お前にそんなことできる権利なんてあるのか!」



ツァン「ちょ………ちょっと………」



男「人殺しめ………弟を返せ」



男「弟を返せよ!」



鬼柳「…………」ズズズ……



ツァン「!」



雪乃「いけない……鬼柳がダークネスに囚われてしまうわ……!」



ズズズズズ………




ザシュッ!



ツァン「!」





男「っが……?」



鬼柳「……!?」



キザン「………」キンッ



ツァン「キザン!」



雪乃「なに……あの人が……斬られたわ」



男「く…………そ…」



ツァン「何してんのよ!さすがにそれは……!」



キザン「問題ない、俺たちは一般人を斬ることはできない」



キザン「俺が斬れたというのなら……そいつは人間ではない」



バサッバササササッ



シュゥゥゥウウ………





ツァン「あ!」



鬼柳「!……て、てめえは……!」



雪乃「!ミスターT……」



シュゥゥゥウウ……



ミスターT「ふうっ…」ザッ




キザン「やはりな…精神攻撃だったか…もたもたせずにさっさと斬っていればよかったんだ」



ミスターT「く…………あと少しだったというのに…」



ミスターT「精霊を操るツァンディレさえ……近くにいなければ…」



鬼柳「こ………こいつ……ってことは……さっきのは?」





ミスターT「ふ………ふふふふ」



雪乃「……」



ツァン「な、なんだ……そうだったんだ」



ツァン「ナイス、キザン、流石だね」




キザン「ふっ……ヤリザのカス野郎とは違うんだよ」



ヤリザ「っく……!キザン………許さん……!」



鬼柳「おい……!さっきの男は何なんだ!」



ミスターT「…………ふふふ、さっきの男の姿は消した人間から適当にコピーしただけさ」



鬼柳「……じゃあ……弟ってのは?」





ミスターT「ねつ造だ、よかったな……ふふふふ」



ミスターT「いや、ああまりよくはないか?君はあと一歩で我々と同化できたというのに…」



鬼柳「こ………この野郎ぉぉ!!!」




ツァン「こんな攻撃まで仕掛けてくるなんて!」



雪乃「人の弱みに付け込むなんて……最低だわ」



ミスターT「ふふふふふふ…」



ミスターT「作戦が失敗したなら仕方ない、デュエルで取り込もう」



ぼぼぼぼぼぼっ



鬼柳(し……しかし……マジでよかったぜ……心底ほっとした……この野郎ふざけやがって…)ハアハア……





鬼柳「俺がぶっ潰してやる!」カシャッ



ツァン「気を付けてね」



雪乃「強力な個体かもしれないから…」




ミスターT「強力な個体なら全滅したよ」



ツァン「え…!?」



ミスターT「コナミに二体…君たちに一体ずつ、ね」



鬼柳「!マジか……」



ツァン「へえーー……あいつやるときはやるのよね…」



雪乃(コナミは無事なのね……よかったわ)



鬼柳「チーム満足つええ……流石だぜ」





鬼柳「じゃあてめえは俺たちに勝てねえよ」



ツァン「そうだよ、強力な奴じゃないなら敵じゃない、二体一でボク勝ったもの」



ミスターT「ふふふ…甘くみているようだが」



ミスターT「私は簡単にはいかんよ」



鬼柳「……へ…まあいい、かかって来い」



雪乃「……」



ミスターT「では…」



ミスターT「デュエルだ!」LP4000



鬼柳「……」LP4000

ここまででー
このデュエルは長引かない予定です(お互いのデッキ的な意味で)




ミスターT「私のターンだ」



ミスターT「終末の騎士を召喚!」バッ



《終末の騎士/Armageddon Knight》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。



ミスターT「効果発動、デッキから甲虫装機ホーネットを墓地に捨てる」シュッ



ミスターT「カードを二枚セットしターン終了だ」手札2



鬼柳「俺のターンだ!」シュッ  手札6



鬼柳「インフェルニティデーモンを召喚!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。




デーモン「おおおおおっ」



鬼柳「終末の騎士を攻撃、ヘル・プレッシャー!」








ズズズズズズズ……!




ド――――――――ン!!



ミスターT「………」LP4000→3600



鬼柳「カードを二枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札3



ミスターT「ならば私のターンだ」シュッ  手札3



ミスターT「ふふふふ……甲虫装機グルフを召喚し、魔法カード孵化を発動!」バッ


《甲虫装機 グルフ/Inzektor Ladybug》 †
効果モンスター
星2/闇属性/昆虫族/攻 500/守 100
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは2つ上がり、
攻撃力・守備力はこのカードのそれぞれの数値分アップする。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、
自分フィールド上のモンスター1体を選択し、レベルを2つまで上げる。


《孵化/Insect Imitation》 †
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターよりレベルが1つ高い
昆虫族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。



ツァン「孵化…?羽化じゃなくて?」


カアッ




ミスターT「ダンセルをデッキから特殊召喚する!」




鬼柳「ダンセル……なんだそいつは…」



鬼柳「聞いたことねえモンスターだ」



《甲虫装機 ダンセル/Inzektor Dragonfly》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守1800
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、
デッキから「甲虫装機 ダンセル」以外の
「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がる。




ダンセル「しゃあっ」びしっ  攻1000



ツァン「なにあれ………戦隊ヒーロー?」



雪乃「……」



ミスターT「このモンスターの恐ろしさを教えてやろう」



鬼柳「興味ねえな、そいつの恐ろしさなんざ!トラップ発動だ!」カチ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ミスターT「!」




鬼柳「手札を一枚捨て、ダンセルを破壊する!」シュッ 手札2



ミスターT「トラップ発動!神の宣告!」カチ



《神の宣告/Solemn Judgment》 †
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。



パキ―――――――ン!!



ミスターT「サンダーブレイクは無効だ」LP3600→1800



雪乃「神の宣告……万能カウンタートラップね、LPを半分払うけれど」



鬼柳「ち…」



ミスターT「ダンセルの効果発動!このカードをダンセルに装備できる!」バッ


ガショ――――ン!!



鬼柳「なんだと……」





雪乃「装備しても……何も変わらないんじゃ……?」



ツァン「いや……レベルが上がってるっぽいね」



ミスターT「ホーネットを装備したモンスターは星が3上がる、だがそんなことはどうでもいい」



鬼柳「どうでもいのかよ」



ミスターT「ホーネットの効果発動!装備されたこのカードを墓地に送ることで、カード一枚を破壊する!」


甲虫装機 ホーネット/Inzektor Hornet》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/昆虫族/攻 500/守 200
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がり、
攻撃力・守備力はこのカードのそれぞれの数値分アップする。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。



鬼柳「!」



キュイイイイイィッ



ミスターT「残ったリバースカードを破壊する!」





鬼柳「ならばトラップ発動!極限への衝動!」カチ



《極限への衝動/Limit Impulse》 †
通常罠
手札を2枚墓地へ送って発動する。
自分フィールド上に「ソウルトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。



ミスターT「ほう」



鬼柳「俺の手札を二枚捨て、フィールドにソウルトークンを二体特殊召喚する!」シュッ  手札0



ソウルトークン「……」ふわふわ 守0


ソウルトークン「……」ふわふわ 守0



ツァン「!……ハンドレス」」



雪乃「でも、リバースカードはなくなってしまったわ…」




ミスターT「ダンセルの効果発動、装備カードが離れた時、デッキから甲虫装機一体をデッキから特殊召喚する」



ミスターT「私はセンチピードを特殊召喚!」バッ


《甲虫装機 センチピード/Inzektor Centipede》 †
効果モンスター
星3/闇属性/昆虫族/攻1600/守1200
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、
デッキから「甲虫装機」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がる。




センチピード「ほああっ」びしっ  攻1600



鬼柳「く……」



ミスターT「センチピードもダンセルと同じ効果を持つ、墓地のホーネットを装備!」



カショ―――――ン!




ツァン「ええ……じゃあさっきと同じことを…」



雪乃「カード一枚を破壊できるというの!」




ミスターT「その通りだ、私はインフェルニティデーモンを破壊!」




ドゴ――――ン!!



デーモン「グオオオオ……!?」



鬼柳「ぐう……!?」




ミスターT「センチピードの効果、装備カードが外れた時、デッキから甲虫装機カード一枚を手札に加えることができる」



ツァン「な……!なにそのインチキ効果!」



ミスターT「私は甲虫装機の魔剣ゼクトキャリバーを手札に加え、ダンセルに装備させる」バッ



《甲虫装機の魔剣 ゼクトキャリバー/Inzektor Sword-Zektkaliber》 †
装備魔法
「甲虫装機」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
自分の墓地の「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。



ダンセル「ちゃああっ」攻1800



ミスターT「攻撃力800アップだ、そして、バトルフェイズ!」



鬼柳「!」


ミスターT「ソウルトークンを二体を破壊しろ!」



ダンセル「ちゃああっ」



センチピード「あああっ!」


ドゴシャアァァァアッ





ゴオオオオ………



鬼柳「ぐっ………」


シュウウゥウ……



ミスターT「ふふふふ、これで君はカードを失った」



ミスターT「私はこれでターン終了だ」手札1



ツァン「うぐぐぐぐ……」



雪乃「手札0でこれでは……」




ミスターT「君のハンドレスコンボを見てみたいものだな、このままでは次のターンで終わりだ」



鬼柳「今見せてやるぜ……世界一の満足をな……」



鬼柳「満足を制する者は世界を制する………つまりデュエルも制する!」



ツァン「…………?」




鬼柳「満足式……ドローだ!」シュッ  手札1




ミスターT「………」



鬼柳「……」




鬼柳「………ひゃははははは!逆転の魔法カードを食らえ!」



ミスターT「なに……!」



鬼柳「ソウル・チャージだ!」バッ



《ソウル・チャージ/Soul Charge》 †
通常魔法(制限カード)
「ソウル・チャージ」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、
自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。



パァァアア……



ミスターT「なんだ……そいつは」



鬼柳「墓地のモンスターを任意の数特殊召喚する、俺は墓地のインフェルニティデーモン、ネクロマンサー、ビートルを徳召喚!」


バッ


あ…(絶望)




ビートル「ブーン」攻1200

《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。


ネクロマンサー「ひっひっひ」守2000


《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。



鬼柳「そして一体につき1000のLPを失う」LP4000→1000



ツァン「い、一気に三体のインフェルニティモンスターを!」



雪乃「デーモンの効果が発動するわ!」



鬼柳「行くぜ!デーモンは手札0で特殊召喚されたとき、デッキからインフェルニティカードを一枚手札に加える!」



ミスターT「させるか!トラップ発動、デモンズ・チェーン!」カチ



《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



ジャラララッ!!



鬼柳「!」



ミスターT「デーモンの効果を無効とする!残念だったな」



ツァン「ああ……!」



雪乃「起点となる効果が……」



鬼柳「俺の満足がそれくらいで止まると思うか!」



ミスターT「なに!」



鬼柳「ビートルの効果発動、手札0のとき、墓地に送ることで同名モンスターを二体特殊召喚する!」



ビートル「ブ――ン」


ビートル「ブ――ン」



鬼柳「☆4のデーモンに☆2のビートルをチューニング!」バッ



☆4+☆2=☆6


カアッ





鬼柳「シンクロ召喚、ガイアナイト!」バッ



《大地の騎士ガイアナイト/Gaia Knight, the Force of Earth》 †
シンクロモンスター
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上



ガイアナイト「はああっ」



鬼柳「そして、ネクロマンサーの効果を発動する!」



ミスターT「!」



鬼柳「墓地のデーモンを再び特殊召喚!」



デーモン「おおおおっ!」



ツァン「来た!デーモン、しかもデモンズチェーンから外れてる……!」



鬼柳「デーモンの効果を発動する、今度は止められねえだろうが!」


鬼柳「俺が加えるのはインフェルニティガン!カードをセット!」ばっ


鬼柳「☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆2のビートルをチューニング!」


☆4+☆3+☆2=☆9




カアッ


鬼柳「シンクロ召喚、トリシューラ!」バッ



《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードを
それぞれ1枚まで選んで除外できる。



トリシューラ「ァアアアア!」攻2700



ミスターT「うおおおおっ……!」



鬼柳「効果発動、墓地のホーネット、場のダンセル、手札一枚を除外する!」



ミスターT「な、なんてことだ……!」手札0




ツァン「やった……ダンセルとホーネットがいなくなったってことは…」



雪乃「あのデッキはもう機能しないはず」



ミスターT「ぐう……ゼクトキャリバーも……」



鬼柳「リバースカードオープン!」バッ



《インフェルニティガン/Infernity Launcher》 †
永続魔法(制限カード)
1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の手札が0枚の場合、
フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスターを2体まで選択して特殊召喚する。



鬼柳「こいつを墓地に送ることで墓地のインフェルニティモンスターを二体特殊召喚する!」



鬼柳「デーモンとネクロマンサーを蘇生する!」



デーモン「ォオオ」攻1800



ネクロマンサー「キキキッ」守2000


鬼柳「デーモンの効果三回目!加えるのはインフェルニティブレイク!セット!」シュッ



鬼柳「ネクロマンサーの効果発動、墓地のビートルを特殊召喚!」



ビートル「……」



鬼柳「☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆2のビートルをチューニング!」



☆4+☆3+☆2=☆9


カアッ


鬼柳「ミストウォーム、シンクロ召喚!」バッ


《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
相手フィールドのカードを3枚まで対象として発動する。
その相手のカードを持ち主の手札に戻す。





鬼柳「こいつのシンクロ召喚時、お前のカード3枚まで手札に戻す、センチピードを戻せ!」



ヒュンッ


ミスターT「……」手札1



鬼柳「行くぜ……!☆9のトリシューラとミストウォームでオーバーレイ!」


ズキュ―――――ン!!!


鬼柳「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」



鬼柳「幻子力空母エンタープラズニル!」バッ


《幻子力空母エンタープラズニル/Phantom Fortress Enterblathnir》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。



エンタープラズニル「……」ゴウンゴウン…… 攻2900



ツァン「おおー……」



鬼柳「効果発動、oruを一つ取り除くことで、手札のカード一枚を除外する!」


パキュ――――――ン!!!







鬼柳「さっき手札に戻したセンチピードを除外してもらおう!」



シュ―――――――ン………



鬼柳「………さて…このターン俺は攻撃できねえ……エンタープラズニルとガイアナイト…この二体がいれば大丈夫だろ……」



鬼柳「ブレイクもセットしてあるしな」



鬼柳「俺はターンエンドだ!」手札0



ミスターT「……」



ツァン「……」



雪乃「あら……?」



鬼柳「………ん……?おい、さっさとデュエルを続けろよ」



ミスターT「…」



ばささささささっ




ツァン「!」



雪乃「き、消えたわ…!?」



鬼柳「どういうことだ……!?」



シュゥゥゥウウ………



バラッバララララッ




雪乃「カードだわ………あれはミスターTのデッキ……」



鬼柳「デッキを置いて……まさか逃げやがったのか…!」



ツァン(気持ちはわかるけどね)



鬼柳「ふ………あんなやつとどめを刺すまでもなかったぜ」



鬼柳「満足フルコース思い知ったか!」



ツァン「………ん?」



ここまででー


ミスターT「私と!」
ミスターT「私が!」
ミスターT「「超融合!」」
とかなるって思ったら逃げただけかw



シュウウゥウ……



ダンセル「くうっ!あいつ、デュエルも終わっていないのに逃げやがった!」



ホーネット「失望したぞ!」



センチピード「ど、どうするこれから!」



ホッパー「元の世界に帰りたいっす・」




ツァン「……精霊のモンスター?」



ツァン「…………あ、マドルチェと同じかな、精霊界から連れてこられたっていう…」



鬼柳「じゃあ、モニュメントの下にでも行くか」



雪乃「そうね、遊星たちもわかりやすいし」



ざっざっざっざ……



ツァン「あ…」



ダンセル「でも俺たちここから動けないぞ!」



ツァン「うーん……」



スタスタ……



ギガマンティス「誰かが拾ってくれないと俺たちはおしまいだぞ……」



ダンセル「くそったれがーーーーーーーー!!」



ツァン「おーい」



ホーネット「む……さっきの敵の仲間が話しかけてきたぞ!」



センチピード「なんだお前は!なぜ見えるんだ!」



ツァン「精霊が見えるんだよボクは、君たち精霊界のモンスターでしょ?」



ダンセル「なぜしっているんだ!」



グルフ「貴様ッ!」バババババッ



アーマイゼ「スペシャルファイティングポ――――ズ!!」




ツァン「落ち着きなよ」



キザン「貴様ら危害を加えてみろ、五体不満足にしてやるぞ」



ホーネット「ぬう……」



センチピード「なぜ精霊界の事を知っているんだ!」



ツァン「マドルチェって知ってるでしょ?あの子らもあの黒い奴に攫われてたんだ」



ツァン「今は精霊界に戻したけどさ」



ダンセル「マドルチェだと………」



ギガマンティス「精霊界に戻してくれるのか?」



ツァン「まあ今すぐにってわけにはいかないけどね、とりあえず一緒に来なよ、そのうち戻れるからさ」



ホーネット「…」



グルフ「敵の策略だっ!」



ホッパー「でもこのままじゃ俺たち誰にも拾ってもらえないっすよ」



ダンセル「そうだよな」




ツァン「……………」



ホーネット「……ここはこのピンク女に拾ってもらうのが一番ではないか?」



ツァン「ピンク女って……あんま生意気だと拾わないわよ」



ダンセル「うむ」



アーマイゼ「仕方ないな、帰れなくなってしまうからな」



グルフ「うーむ……仕方ない」



ホッパー「仕方ないっすね」



キザン「こいつら……」チャキ……




ダンセル「よし、お前たちについて行ってやろう、光栄に思え!」



ツァン「はいはい、さっさとカードに帰ってね」



ぽんっつぽぽんっぽんっ



カサカサ……とんっとん……


ツァン「ふう……コナミが帰ってこないと入口が開かないからなー……ディヴァインもどこにいるかわからないし」



ズズズズズ……


ツァン「………」

ダークネスの闇の瘴気の残滓がわずかに残っていた…


↓のコンマ00~49でツァンに影響が現れる
   50~99で何事もなく影響は表れない




ツァン「とりあえず……デッキホルダの開いてるところに入れておこう」ゴソッ



鬼柳「おいツァン、行こうぜ」



ツァン「うん、今行くよ」



スタスタ……



雪乃「電気がほとんど使えないから、事故には気を付けてね」



鬼柳「ああ、とつぜんダークネスが現れることもあるからな」



ツァン「っと……」ふらっ




ツァン(……う……なんか気分悪い…)


ブゥゥゥウウ…………ン



鬼柳「よし、行くぞ!」



ツァン「わ、わかった!」



ブオオォ―――――――――――!!!




……………………



ネオドミノシティ


中央広場



龍亞「…………」シュッシュッシュッシュ



カショッ



龍亞「………よーし……」



龍亞「でてきてよ龍可!俺と勝負だ!」




シ―――――――――――――ン




龍亞「………龍可」



がさがさがさっ



龍亞「!」



幸子「人の声が…こちらから」



あげは「だ、ダークネスかな…」





龍亞「あ!あげは姉ちゃん」



あげは「!龍亞……ずいぶん久しぶりだね」



幸子「あら………生き残りでしたか」



龍亞「無事で何よりだよ!よかった……」



あげは「そっちもね、少しだけ安心したよ」



幸子「他の生き残りの方もいますの?」



龍亞「うん、今は別行動中だけどね」



幸子「別行動……なぜそんなことを?」



龍亞「固まってるとダークネスを見つけずらいだろうってことでね、俺は龍亞を探しているんだけど」



あげは「へえ……じゃあ一緒に行動しようよ」



龍亞「うん、いいよ!」



龍亞「ところでその仮面………操られた龍可が持ってたやつと同じだよ」



龍亞「あげは姉ちゃん……もしかして」



あげは「大丈夫大丈夫、これに悪い力はもうないっぽいから」



幸子「………操られたとは?」



龍亞「うん…………龍可がダークネスにね…」



幸子「……そんなこともできるんですか…」



龍亞「だから絶対俺が目を覚まさせてやるんだ……デュエルでさ」



あげは「へえー………」



幸子「しかし………向こうから現れてもらわないことには」



ズズズ…………



龍可「………」




龍亞「!!龍可!」







あげは「あ!……ダークネスの仮面だ」



幸子「……」



龍亞「龍可、戻ってきてよ!」



龍可「………」カシャッ



幸子「あちらはやる気満々のようですわ」



龍亞「うう……やっぱりか…」



あげは「ダークネスめ…………ひどいことを…」



あげは「よ………よーし……ここはボクが…」


ザッ



龍亞「まって…俺にやらせてよ、兄貴として龍可は俺が助けたいんだ!」


あげは「あ……そ、そう」





龍亞「!」カシャッ



あげは「がんばってね!」



幸子「見守っていてあげましょう」



龍可「……」




龍亞「いくぞー……デュエル!」LP4000



龍可「……」LP4000




龍亞「俺の先行だ!モンスターをセット!」バッ




龍亞「さらにカードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3



龍可「ドロー」シュッ 手札6



龍可「モンスターをセット、カードを三枚セットしてターン終了」バッ  手札2




あげは「淡々としてる…」








龍亞「ドロー!」シュッ  手札4



龍可「永続トラップ発動」カチ



《シモッチによる副作用/Bad Reaction to Simochi》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。



龍亞「!……Dチャッカンを召喚!」バッ


《D・チャッカン/Morphtronic Datatron》 †
効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻1200/守 600
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:自分フィールド上に存在するモンスター1体を
リリースする事で相手ライフに600ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
●守備表示:1ターンに1度、相手ライフに300ポイントダメージを与える事ができる。



チャッカン「!」カシャンッ




龍可「トラップ発動」カチ 

《ギフトカード/Gift Card》 †
通常罠
相手は3000ライフポイント回復する。



龍亞「!」



幸子「これは……相手に3000のダメージを与えるバーンコンボですか……」






龍亞「3000Pの回復が…シモッチでダメージになる……何度も見たから知ってるよ!」




龍亞「トラップ発動、黒板消しの罠!」カチ


《黒板消しの罠わな/Trap of Board Eraser》 †
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを無効にし、相手は手札を1枚選択して捨てる。



ひゅーーーーーぽこんっ



龍可「あうっ」



あげは「あ……黒板消しが」



龍亞「ダメージを無効にして相手は手札を一枚捨てる!」



幸子「凌ぎましたね…それにしても運がいい」



龍可「…」シュッ 手札1



龍亞(コナミの持ってたバーン対策カードを入れておいてよかった……)





龍亞「俺はD・マグネンUを反転召喚!」バッ


《D・マグネンU/Morphtronic Magnen》 †
効果モンスター
星3/地属性/雷族/攻 800/守 800
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:相手フィールド上に表側表示のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃力が一番高いモンスターしか攻撃対象に選択できない。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。


U「!」カショ――ン



龍亞「バトルだ!チャッカンでセットモンスターを攻撃!チャッカン・ファイヤー!」



ぼおおおおおおおおおおおおお!!!



バ――――――ン!!



マシュマロン「マッシュマロン」守500



《マシュマロン/Marshmallon》 †
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 300/守 500
フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、
ダメージ計算後に1000ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘では破壊されない。




龍亞「うわ!」


バリリリリッ



龍亞「くそ……」LP4000→3000




あげは「マシュマロンかー……きついなー」



幸子「さっきの効果を無効にしていなければ終わってましたわ…」



龍亞「まあ予想はしてたよ……チャッカンの効果発動!マグネンUをリリースして600のダメージを与える!」



ボシュッ!



龍可「……」LP4000→3400



龍亞「そして…カードを一枚セットして終了!」バッ  手札2



龍可「ドロー」シュッ 手札2



龍可「カードをセット、ターン終了」バッ  手札1



龍亞「やっぱり攻撃してこない……古の森とかが来るとやりにくいから早く倒したい……」



龍亞「ドロー!」シュッ  手札3



龍亞「………」



龍可「トラップ発動、運命の分かれ道」カチ



《運命の分かれ道/The Paths of Destiny》 †
通常罠
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、
表が出た場合は2000ライフポイント回復し、
裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。



龍亞「!」



あげは「運命の分かれ道…コイントスで2000Pのダメージと回復どちらかを受けるカードだね」



幸子「しかし……シモッチがある以上……こちらは出来レース、ダメージ確定ですわ」



龍可「…」ピー――――ン





龍可「……」パァァ……  LP3400→5400



龍亞「っくう……表かー……やっぱすごいな龍可……」


ピー―――ン





ボシュウウゥッ



龍亞「うっあああああ……!」LP3000→1000 


ザザザッ


あげは「ああああっ……!」





幸子「1000……セーフティゾーンを越えましたわ」



龍亞「うぐ……まだだ!魔法カード、D・スピードユニット!」バッ



《D・スピードユニット/Morphtronic Accelerator》 †
通常魔法
手札の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。



龍亞「手札のライトンをデッキに戻してシャッフル、そしてシモッチを破壊する!」



バリ――――――ン!!


龍可「………」



あげは「これで理不尽なダメージはない……でも」



龍亞「そして一枚ドロー!」シュッ 手札2



龍亞「よし、D・モバホン召喚!」バッ


《D・モバホン/Morphtronic Celfon》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 100/守 100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:サイコロを1回振り、
出た目の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中からレベル4以下の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選び、
召喚条件を無視して特殊召喚し、残りのカードはデッキに戻してシャッフルする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
●守備表示:サイコロを1回振り、
出た目の数だけ自分のデッキの上からカードを確認して
元の順番でデッキの上に戻す。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。




龍亞「ダイヤルオン!サイコロを振るよ!」


カラララララッ






龍亞「三枚捲って、その中の☆4以下のDを特殊召喚だ!」シュッ



龍亞「……よしD・リモコン!」バッ



《D・リモコン/Morphtronic Remoten》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 300/守1200
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:1ターンに1度、自分の墓地の
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選択してゲームから除外し、
デッキからそのモンスターと同じレベルを持つ
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●守備表示:1ターンに1度、手札の「D(ディフォーマー)」と
名のついたモンスター1体を墓地へ送り、
自分の墓地からそのモンスターと同じレベルを持つ
他の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスター1体を選んで手札に加える。


リモコン「!」カション  攻300



龍亞「リモコンの効果発動!墓地の☆3、マグネンUを除外して、同じレベルのD・ボードンを手札に加える」手札2



龍亞「☆3のチャッカンと☆1のモバホンに☆3のリモコンをチューニング!」バッ


☆3+☆1+☆3=☆7

カアッ





龍亞「世界の平和を守るため、勇気と力をドッキング!シンクロ召喚!愛と正義の使者、パワー・ツール・ドラゴン!」



パワーツール「!」ガショ―――ン  攻2300



《パワー・ツール・ドラゴン/Power Tool Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2300/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
デッキから装備魔法カードを3枚選んで相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻す。
また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。



あげは「おおー……」



龍亞「パワーツールの効果発動!デッキから装備魔法を三枚ランダムに選ばせて、選んだカードを手札に加える!」



シャシャシャッ


ダブルツールD&C
メテオストライク
ビッグバンシュート



龍亞「この中から選んでよ」サッ



龍可「………右」





龍亞「よし……」サッ



龍亞「パワーツールにメテオストライクを装備!」バッ



《メテオ・ストライク/Fairy Meteor Crush》 †
装備魔法
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。




パワーツール「!」



龍亞「これを装備したモンスターは貫通効果を持つ!」



龍可「!」



龍亞「バトルだ!パワーツールでマシュマロンを攻撃!クラフティ・ブレイク!」




ギィイイイイイイイイイイイイイッ!!



マシュマロン「!??」守500


龍可「っくう!」LP5400→3600  オオオオオッ……



幸子「やりましたわ!」



あげは「サンドバッグにできるね……!」


ここまでで

龍可  LP1000  パワーツールドラゴン  リバース1  手札2


龍可  LP3600  マシュマロン  セット1  手札1




龍亞(よし………このまま押し切るか……ライフストリームドラゴンにつなげればかなり楽だぞ)



龍亞「俺はターンエンド!」手札2



龍亞「攻撃してきても聖なるバリアが伏せてあるし…)



龍可「ドロー」シュッ 手札2



龍可「光の護封剣発動」バッ



《光の護封剣/Swords of Revealing Light》 †
通常魔法
相手フィールド上のモンスターを全て表側表示にする。
このカードは発動後、相手のターンで数えて3ターンの間フィールド上に残り続ける。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上のモンスターは攻撃宣言できない。



シャンッ シャンッ  シャンッ



龍亞「!う………くっそー」



幸子「3ターンの間攻撃を封じる魔法ですか……残念ですね」



龍可「ターンエンド」手札1




龍亞「ドロー!」シュッ 手札3



龍亞「!よっし……サイクロン発動!」バッ


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ゴオオオオオオオオォオオオオッ




龍亞「光の護封剣破壊!」バッ



バ―――――ン!!



龍可「っ………」



あげは「いいところでサイクロン引いたね!」



龍亞「パワーサーチ発動!この三枚から選んで」



ダブルツールD&C
D・レトロエンジン
巨大化



龍可「……真ん中」



龍亞「………」サッ 手札3



龍亞「D・ステープランを召喚!」バッ



《D・ステープラン/Morphtronic Staplen》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守1000
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが戦闘によって破壊された場合、
このカードを破壊したモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
●守備表示:このカードは戦闘では破壊されない。
このカードが攻撃された場合、そのダメージ計算後に
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して守備表示にし、
このカードの表示形式を攻撃表示にする。



ステープラン「!」カ゚ショーン



龍亞「パワーツールでマシュマロンを攻撃、クラフティブレイク!」バッ



ギュイイイイイイイイインッ



龍可「!……」LP3600→1800 ザザザッ



龍亞「よし!」



幸子「次同じ攻撃が決まれば勝てますわ……ちょうど0」




龍亞「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ  手札1




龍可「ドロー」シュッ  手札2



龍可「………レベル制限B地区発動」バッ 手札1



《レベル制限B地区/Level Limit - Area B》 †
永続魔法
フィールド上のレベル4以上のモンスターは守備表示になる。


ガクンッ!



パワーツール「!」守2500



ステープラン「!」守1000



龍亞「!……うぐぐ」



幸子「ああ……」



龍可「ターン終了」手札1



龍亞「守備表示じゃ攻撃できない……でもまた破壊カードを引ければ俺の勝ち」



龍亞「ドロー!」シュッ 手札2



龍亞「………くう、パワーサーチ!」バッ



巨大化
ダブルツールD&C
愚鈍の斧



龍亞(愚鈍の斧ならマシュマロンの効果を無効にできる……)



龍可「……右」



龍亞「!………よし、愚鈍の斧!」バッ



《愚鈍の斧/Axe of Fools》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、効果は無効化される。
また、自分のスタンバイフェイズ毎に、
装備モンスターのコントローラーに500ポイントダメージを与える。



龍亞「これをマシュマロンに装備させるよ!」



マシュマロン「!」攻300→1300



龍可「!」



あげは「マシュマロンの効果が無効になった……しかも自分のターンごとにダメージも与えられる、、こりゃいいや!」



龍亞「今はこれで…ターン終了!」バッ 手札2




龍可「ドロー」シュッ 手札2



龍可「平和の使者発動」バッ



《平和の使者/Messenger of Peace》 †
永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。
または、100ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。



龍亞「!さらに攻撃封じを……」



幸子「ずいぶんと念入りですわね」



龍可「トラップ発動、妖精の風」カチ


《妖精の風/Fairy Wind》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを全て破壊し、
お互いに破壊したカードの枚数×300ポイントダメージを受ける。



ビュオオオオオオオオオ―――ッ



龍亞「!」



あげは「妖精の風……たしか、表側魔法トラップをすべて破壊して、一枚につき300のダメージをお互いに与えるカード……」



幸子「場には4枚……!これはまずいですわ!」






龍亞「トラップカード、ダメージダイエット発動!」カチ



《ダメージ・ダイエット/Damage Diet》 †
通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。


シュゥゥゥウウウン……



龍亞「俺が受ける効果ダメージを、半分にするよ!」



ォオオオオッ……




龍亞「くう……」LP1000→400 ザザッ



龍可「……」LP1800→600オオオッ



あげは「あ……危ない……」



幸子「凌ぎましたわ……しかしパワーツールの貫通効果は消えてしまった…」



あげは「愚鈍の斧もね……でもB地区も平和の使者もなくなって、攻撃制限は消えたよ」



龍可「……カードをセット」バッ 手札0



龍可「ターン終了」



龍亞「ドロー!」シュッ  手札3



龍亞(…俺のLPは400……もう「待った」がきかない状況だ…でも俺のデッキにはもう一枚、貫通効果を付加するビッグバンシュートがある……)



龍亞「パワーサーチで手札に加えられれば……!パワーサーチ発動!」バッ



ダブルツールD&C
ビッグバンシュート
巨大化


龍亞(ダブルツールでもいい!…頼む)



龍可「……真ん中」



龍亞「!……」巨大化



龍亞「っくそぉ…………」サッ




幸子「サーチしたのは……巨大化ですか」



あげは「うぐぐ……歯がゆい」






龍亞「こうなったらやれるだけやってやる……」



龍亞「俺はカードを一枚セット、さらにD・レトロユニットをステープランに装備!」バッ



《D・レトロエンジン/Morphtronic Rusty Engine》 †
装備魔法
「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターが破壊された場合、
お互いにそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。



ステープラン「!」



龍可「!」



龍亞「さらにパワーツールを攻撃表示に変更して、巨大化を装備!ターン終了だ!」手札1 バッ



パワーツール「!!」攻2300→4600

《巨大化/Megamorph》 †
装備魔法
自分のライフポイントが相手より少ない場合、
装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。
自分のライフポイントが相手より多い場合、
装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を半分にした数値になる。




幸子「レトロエンジン……あれは爆弾ですね、迂闊に触れば……お互いに吹き飛ぶ」


龍可「ドロー」シュッ 手札1



龍可「ターンエンド」




龍亞「!……」




あげは「なにもしない……できなかったのかな……?」



幸子「まあ手札1枚では…」



龍亞「……龍可……」



龍亞(…………あのセットカード……もしかして」



龍亞「ドロー!」シュッ 手札2




龍亞「パワーサーチ!」



ビッグバンシュート
ダブルツールD&C
D・リペアユニット


龍可「……左」



龍亞「!」



ダブルツールD&C



龍亞「来た……ダブルツールD&Cを、パワーツールに装備!」バッ



《ダブルツールD&C/Double Tool C&D》 †
装備魔法
自分フィールド上の「パワー・ツール・ドラゴン」または「D(ディフォーマー)」と
名のついたレベル4以上の機械族モンスターにのみ装備可能。
それぞれのターンで以下の効果を適用する。
●自分のターン:装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、装備モンスターが攻撃する場合、
バトルフェイズの間だけ攻撃対象モンスターの効果は無効化される。
●相手のターン:相手は装備モンスター以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。
また、装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
その相手モンスターを破壊する。




龍亞「このカードは攻撃対象モンスターの効果を無効にする!」




パワーツール「!」攻4600→5600



幸子「!マシュマロンを破壊できますわ」



龍亞「ステープランを攻撃表示に変更!」


ステープラン「!」攻1400



龍可「………」



龍亞「…………龍可」





龍亞「いくよ………バトルだ!」



龍亞「パワーツール!マシュマロンを攻撃だ、クラフティブレイク!」



ギュイイイイイイイイイッ



龍可「トラップ発動」カチ  



《魔法の筒/Magic Cylinder》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。



龍亞「!」



幸子「な……なんてこと!」



あげは「魔法の筒って……!」



あげは「これじゃ5600Pのダメージをこっちが受ける羽目に……」





幸子「ダメージダイエットをつかっても防ぎきれませんし…」



龍亞「………そのカードだとは思ってたよ」



龍可「……」



龍亞「龍可のことなら何でも知ってるつもりさ、トラップカード発動!」バッ



《パワー・ブレイク/Power Break》 †
通常罠
自分フィールド上に「パワー・ツール・ドラゴン」が
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
自分のフィールド上・墓地に存在する装備カードを3枚まで選択してデッキに戻し、
戻した数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。




龍亞「俺の墓地の愚鈍の斧、メテオストライク、フィールドのレトロエンジンをデッキに戻して、一枚につき500のダメージを与える!」



龍可「!」



ヒュンヒュンッ



龍亞「行け!パワーツールドラゴン!」



パワーツール「オオオオオオオオォ!」ドシュ――――――――ン!!



龍可「!!」LP600→0ピー―――






幸子「!決まりましたわ」



あげは「か、勝った!」



龍可「………」シュウウゥウ………



龍亞「ハア……ハア………」



龍亞「龍可!戻ってきてよ!」



ズズズズズズズ………



バサアアアアアッ




龍亞「!」



龍可「……………」シュウウ……どさっ



あげは「龍可ちゃんから……なんか黒いのが抜けていくね……なんだろう?」



幸子「さあ………ダークネスの力とかじゃないですか?」




龍亞「!龍可ー!」たたたっ



龍可「……」カランッ



幸子「!仮面が外れましたわ」たったった



あげは「じゃあ……解放されたのかな……?」たったった



龍可「………」



龍亞「気絶してる……」



幸子「………」瞼ぐいっ



幸子「………生きてますわ、余裕で」




龍亞「ほんと!よかったー!」



龍可「………」



あげは「この仮面は預かっておこう……」





………………



ポッポタイム ガレージ



龍可「………」



龍亞「よし………安静に寝てる」



幸子「呼吸も安定しているし、そのうち起きるでしょう」



あげは「一緒にいてあげなよ」



龍亞「うん、そうさせてもらうよ」



龍亞「龍可が起きたら俺もダークネスを倒しに行くから」



幸子「ふ……その前に終わっているかもしてませんわ」



あげは「そ、そうだね」



龍可「……」



…………






………………


ネオドミノシテイ モニュメント下


ブオオオオオオォォオオ!!


キキイイイッ



鬼柳「よし……ついたな」



雪乃「ふう……」かぽっ



鬼柳「ここならダークネスも見つけやすいだろ」



鬼柳「でてこいダークネス!決着をつけようぜ!」



鬼柳「ビビってんのか!」




雪乃「…………あれ、ツァンさんが来ていないわ、どこ行ったのかしら」



鬼柳「なに………迷ったか?」





……………



ノロノロノロ…



ツァン「ハア………ハア……」



ツァン「っく………なに……?目がかすむ………」



ツァン「…………っう…………」ふらっ



キキッ



ツァン「……やっと着いた…鬼柳と藤原さんを待たせちゃったかな……」ざっざっざ……



ツァン「………うぐぐぐ……こんな時に…なんか病気にかかったのかな……」



ズズズズズズ…………


ツァン「おーい、ごめん遅れて」





ツァン「………?」ごしごし



ツァン「ちょっとー?どこよ?」




ツァン「あれ………いない、いっちゃったのかな」



ミスターT「待ってたぞ」ぬっ



ツァン「!?」ザザッ



ツァン「で……出た………!」



ミスターT「おいおい、どうした」



ツァン「鬼柳と藤原さんは……?」きょろきょろ



ミスターT2「あらツァンさん、どうかしたの?」



ツァン「!二人………や、やる気!?」ばっ



ミスターT「なにを言っているんだ?」


ツァン「シ……シエン!」



シ―――――ン……



ツァン「……っ?シエン……?」





ここまででー

龍亞の手札のボードンがいつの間にか消えてしまっていた ミスです…



ツァン(どうなってるの………精霊がでないなんてこんなこと今までなかった……)


ズキン………



ツァン(!!ううっ…………またこの感覚……全身が焼けつくような)




ミスターT「顔色が悪いぞ?大丈夫か?」



ツァン「う………うるさい!鬼柳たちはどこよ……!」



ミスターT「一体どうしたというんだツァン……」



ミスターT2「よくみたらひどい隈……」



ツァン「ハア………ハア………」



ツァン(とにかく………こんな体調で二人を相手にするのは厳しい………一旦退こう……)



ザッ



ミスターT「!あ、おい……どこへ行くんだ?」





ブオオオオオオォーーーーーー!!!!



ツァン「っく…………!」



ボヤアア……



ツァン「目がかすむ………」ごしごし



ツァン「ガレージに戻ろう………落ち着いたら鬼柳たちに連絡を取らないと……」



ブオオォ――――――――――



ミスターT「…………何やっているんだ?」




…………………


噴水広場


キキイイイッ



ザッ



ツァン「ハア………ハア…………頭が回らない……ぼーっとしてきた……」



ツァン「休んだほうがいいかな……」ザッ









ザッザッザッザ………



ツァン「…………」



ミスターT「む……ツァンディレ?」



ツァン「!み……ミスターT」



ミスターT「どうしてここに、チーム満足と行動しているはずではないのか?」



ツァン「く………先回りしてたってわけね……」



ツァン「周りに仲間はいないみたい……」



ミスターT「何を言っている……何かあったのか?」



ツァン「そこを退きなさいよ!ストーカーかアンタ達は……!」




ミスターT「お………おい」



フラッ



ツァン「うくっ……」



ミスターT「!気分でも悪いのか……」




ツァン「………退く気が無いのなら……」



ツァン「倒していくまで………!」カシャッ



ミスターT「話が通じていないな……妙だ」




ツァン「アンタ一人くらいパパッと片づけてやるわよ………」



ミスターT「ちょっと待つんだツァンディレ、なぜ我々が戦わねばならない」



ツァン「デッキを………」カシャッ




ミスターT「……………正気でないようだな」



ミスターT「目を覚まさせるためには、ショックを与えるしかないか」



ツァン「あんたが消えてくれれば、戦わないですむけど?」



ミスターT「………いいだろう受けて立つ」ぼぼぼぼぼぼっ



ツァン「ところで精霊が見えなくなったのも……そっちの仕業なわけ……?」



ミスターT「精霊が………?どういうことだ」



ツァン「………………白切っちゃって……!」







ツァン「デュエル!」LP4000



ミスターT「……」LP4000



ツァン「先行は貰ったよ………って」



ツァン「!……」



甲虫装機ホッパー
甲虫装機ギガウィービル
アーマーブラスト
トラップスタン
貪欲な壷



ツァン「なにこれ………甲虫装機……!?」



ツァン「なんでこんなのがデッキに……」



ツァン「あ……!」(デッキをセットするとき……六武衆じゃないほうをセットしたんだ……!)



ツァン「っ………朦朧として……とんだ失敗を!」



ミスターT「………?」





ツァン「うぐ………目がかすんできた……」



ツァン(どうする………甲虫装機なんて使ったことない……そもそも効果を全て把握していない…サポートカードの種類も……デッキの内容すら……)



ツァン「…………コンディション最悪の状況で……とにかく手札のカードを見てやるしかない……」



ツァン「…………」



ミスターT「ずいぶん長考じゃないか」



ツァン「う………うるさい………ちょっと待ってなさいよ」




ツァン「……甲虫装機ホッパーを召喚!」バッ



《甲虫装機 ホッパー/Inzektor Hopper》 †
効果モンスター
星4/闇属性/昆虫族/攻1700/守1400
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは4つ上がる。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、
このターン装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
この効果を発動するターン、
装備モンスター以外のモンスターは攻撃できない。



ホッパー「はああっ」攻1700



ミスターT「!なんだ………それは」





ツァン「さらに……カードをセットして、ターン終了」バッ  手札3



ミスターT「……私のターン」シュッ手札6



ミスターT「私はモンスターをセット、さらにカードを一枚伏せる」バッ



ミスターT「ターンエンドだ」手札4



ツァン「……ど、ドロー!」シュ  手札4



ツァン「く………ホッパー!攻撃!」



ホッパー「ひゃあああああ!」攻1700



ゴシャッ!!



《極星獣ガルム/Garmr of the Nordic Beasts》 †
効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻 800/守1900
このカードがレベル4以下のモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後、
そのモンスターを手札に戻す事ができる。



ツァン「!ぐう……」LP4000→3800 オオオッ



ミスターT「単調な攻撃を……」




ミスターT「極星獣ガルムと戦闘を行った☆4以下のモンスターは手札に戻る」



ツァン「く……」ヒュンッ 手札5



ツァン「………それにしても…極星獣……?」



ツァン「それってチームラグナロクのカードのはず……」



ツァン「まさか……ハラルドを……」



ミスターT「ツァンディレ……もうやめるんだ」



ツァン「!うるさい………ホッパーを召喚!」バッ



ホッパー「ひゃあっ」



ツァン「もう一枚カードを伏せてターン終了!」バッ  手札3



ミスターT「私のターン」シュッ  手札5



ミスターT「トラップカード、神の桎梏グレイプニル」カチ



《神の桎梏グレイプニル/Gleipnir, the Fetters of Fenrir》 †
通常罠
自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を手札に加える。





ツァン「!」



ミスターT「デッキから極星モンスターを手札に加える」



ツァン「トラップ……それなら……!トラップスタン!」カチ



《トラップ・スタン/Trap Stun》 †
通常罠
このターン、このカード以外のフィールド上の罠カードの効果を無効にする。



ツァン「トラップの効果をこのターン無効にする!」



ミスターT「………ならばスヴァルトアールヴ召喚」バッ



《極星霊スヴァルトアールヴ/Mara of the Nordic Alfar》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻1000/守 500
このカードをシンクロ素材とする場合、
他のシンクロ素材モンスターは
手札の「極星」と名のついたモンスター2体でなければならない。



スヴァルト「ひひひ」



ミスターT「さらに極星宝ドラウプニルをスヴァルトアールヴに装備」バッ



《極星宝ドラウプニル/Nordic Relic Draupnir》 †
装備魔法
「極神」または「極星」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードがカードの効果によって破壊された場合、
自分のデッキから「極星宝」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。



スヴァルト「ひひひひ」攻1800




ツァン「………っ」



ミスターT「ガルムを攻撃表示に変更する、受けてみるがいい、スヴァルトアールヴでホッパーを攻撃」バ



ホッパー「!!」攻1700



ツァン「………そんな攻撃通すもんか……!」



ツァン「トラップ発動、聖なる……」カチ



ジジジジジ……!!



ツァン「え………?」



ツァン「!」(トラップスタン……!)



ド―――――――ン!!!



ツァン「ううううっ…!」LP3800→3700



ミスターT「続けてガルムでダイレクトアタック」バッ



ドシュイッ!


ツァン「ぎぎ……!」LP3700→2900

ザザアアッ





ツァン「ハア……ハア……」



ミスターT「……君はここまで弱かったか?」



ツァン「な、何をぉ………!!」



ミスターT「カードを一枚セットして、私はターン終了だ」手札2  バッ



ツァン(っぐ…………ぼーっとしてる……よく考えたらサーチカードくらい通してもよかった……)



ツァン(結果自分のトラップを邪魔して………あほみたい……)



ツァン「ドロー!」シュッ 手札4



ツァン「………っ……」



ツァン「わかっていることは……甲虫装機は装備されたりしたりして効果を発動するカード……」



ツァン「……よし……ダンセルを召喚!」バッ


《甲虫装機 ダンセル/Inzektor Dragonfly》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守1800
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、
デッキから「甲虫装機 ダンセル」以外の
「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がる。




ミスターT「……」



ツァン「さらに手札からギガウィービルを装備させる!」バッ


《甲虫装機 ギガウィービル/Inzektor Giga-Weevil》 †
効果モンスター
星6/闇属性/昆虫族/攻 0/守2600
このカードは手札から装備カード扱いとして
自分フィールド上の「甲虫装機」と名のついたモンスターに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターの元々の守備力は2600になる。
また、モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「甲虫装機 ギガウィービル」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



ツァン「これで……ダンセルの守備力は2600になった……」




ツァン「そして……魔法カード、アーマーブラスト!」バッ



《アーマーブラスト/Armor Blast》 †
通常魔法
自分フィールド上の「甲虫装機」と名のついたカード1枚と
相手フィールド上に表側表示で存在するカード2枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。



ミスターT「なに……」



ツァン「ギガウィービルと、そっちのモンスター二体を破壊するよ!」





ミスターT「トラップカード、極星宝グングニル!」カチ



《極星宝グングニル/Nordic Relic Gungnir》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」または「極星」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
発動後2回目の自分のエンドフェイズ時に、
この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターを
表側攻撃表示でフィールド上に戻す。




ツァン「!……」




ミスターT「スヴァルトアールヴを除外し、ダンセルを破壊する!」バッ



ダンセル「!!?」カァアアアッ



ツァン「く……」(ギガウィービルが装備カードじゃなくなった……特殊召喚効果が使えない……ダンセルも…)



ツァン「でも……!ガルムは破壊する!」バッ


ド―――――――――ン!!





シュゥゥゥウウ……



ツァン「……ハア……ハア……」



ツァン「………ターン終了」手札1



ミスターT「ドロー」シュッ  手札3



ツァン「………」(今なら聖なるバリアが使える……調子のって攻撃してきなよ……)



ミスターT「極星天ヴァナディースを召喚」バッ


《極星天ヴァナディース/Vanadis of the Nordic Ascendant》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/闇属性/天使族/攻1200/守 400
このカードは「極星」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは全て
「極星」と名のついたモンスターでなければならない。
1ターンに1度、自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、
このカードのレベルはエンドフェイズ時まで
墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになる。



ヴァナディース「……」攻1200



ツァン「ふう………チューナーモンスター……でも一体じゃどうにも……」





ミスターT「それはどうかな、二重召喚発動」バッ



《二重召喚/Double Summon》 †
通常魔法
このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。




ツァン「!」


ミスターT「通常召喚を二回行える、私はミーミルを召喚」バッ



《極星天ミーミル/Mimir of the Nordic Ascendant》 †
効果モンスター
星2/闇属性/天使族/攻 600/守 0
自分フィールド上に「極星」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
自分のスタンバイフェイズ開始時に1度だけ、
手札から魔法カード1枚を墓地へ送って発動する事ができる。
墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。


ミーミル「ふっ」



ツァン「☆の合計5……そんなレベルじゃ神は呼べない……ラグナロクのカードをアンタが使いこなすなんて無理なんだよ!」



ミスターT「ヴァナディースの効果発動」バッ



ミスターT「デッキから極星モンスターを墓地に送り、そのモンスターのレベルになる」



ミスターT「私は極星邪龍ヨルムンガンドを捨てる、星は8だ!」サッ








ツァン「!……で……でも神のシンクロにはチューナー以外のモンスターが二体必要なはず……」



ミスターT「神を出すだけが能ではない……ジェスターコンフィ特殊召喚!」バッ


《ジェスター・コンフィ/Jester Confit》 †
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚した場合、次の相手のエンドフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
「ジェスター・コンフィ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ツァン「レベル……11!?」



ミスターT「☆2のミーミルと☆1のジェスターコンフィに☆8のヴァナディースをチューニング!」


☆2+☆1+☆8=☆11

カアッ



ミスターT「シンクロ召喚!星態龍!」バッ



《星態龍/Star Eater》 †
シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/ドラゴン族/攻3200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードのシンクロ召喚は無効化されず、
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
また、このカードが攻撃する場合、
このカードはダメージステップ終了時まで、
このカード以外のカードの効果を受けない。



カァアアアッ




星態龍「オオオオオオオ――――ッ」攻3200



ツァン「ぐ……☆11のシンクロモンスターなんて……」



ミスターT「このモンスターで目を覚ませ、バトルだ」



ツァン「………」



ミスターT「星態龍でダイレクトアタック!」



ツァン「トラップ発動!ミラーフォース!」カチ



ミスターT「無駄だ、このモンスターはバトル中他の効果を受けない!」



ツァン「!そんな………!?」



ゴシャァアッ



ツァン「うっくうううっ!!!!??」LP2900→0ピー―――――


ザザアアアアァアアアッ



ミスターt「………」ボボボボッ


やばいミスった……ヴァナディースは極星モンスターしか素材にできないじゃないか……

ちょっと中断  やり直せるなら直すけど いつも通り脳内補完をお願いするかも

ミーミルをタングリスニにかえるだけで良かった…

>>820から



ミスターT「それはどうかな、二重召喚発動」バッ



《二重召喚/Double Summon》 †
通常魔法
このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。




ツァン「!」


ミスターT「通常召喚を二回行える、私はタングリスニを召喚」バッ



《極星獣タングリスニ/Tanngrisnir of the Nordic Beasts》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1200/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「極星獣トークン」(獣族・地・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。



ツァン「☆の合計7……そんなレベルじゃ神は呼べない……ラグナロクのカードをアンタが使いこなすなんて無理なんだよ!」



ミスターT「ヴァナディースの効果発動」バッ



ミスターT「デッキから極星モンスターを墓地に送り、そのモンスターのレベルになる」



ミスターT「私は極星邪龍ヨルムンガンドを捨てる、星は8だ!」サッ


ツァン「!……で……でも神のシンクロにはチューナー以外のモンスターが二体必要なはず……」



ミスターT「神を出すだけが能ではない……☆3のタングリスニに☆8のヴァナディースをチューニング!」


☆3+☆8=☆11

カアッ



ミスターT「シンクロ召喚!星態龍!」バッ



《星態龍/Star Eater》 †
シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/ドラゴン族/攻3200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードのシンクロ召喚は無効化されず、
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
また、このカードが攻撃する場合、
このカードはダメージステップ終了時まで、
このカード以外のカードの効果を受けない。



カァアアアッ



星態龍「オオオオオオオ――――ッ」攻3200



ツァン「ぐ……☆11のシンクロモンスターなんて……」



ミスターT「このモンスターで目を覚ませ、バトルだ」



ツァン「………」



ミスターT「星態龍でダイレクトアタック!」



ツァン「トラップ発動!ミラーフォース!」カチ



ミスターT「無駄だ、このモンスターはバトル中他の効果を受けない!」



ツァン「!そんな………!?」



ゴシャァアッ



ツァン「うっくうううっ!!!!??」LP2900→0ピー―――――


ザザアアアアァアアアッ



ミスターt「………」ボボボボッ




ツァン「そ…………そんな」とさっ


…………



ツァン(…………負けちゃった……不本意だけど負けちゃった……)



ツァン(今までのみんなみたいに存在が消えちゃうんだ…………)



ツァン(ごめんハラルド…………仇討てなかった……)



ツァン「……………………」ぐたっ



ツァン「……………」



ツァン「……?」



ミスターT「起きるんだツァンディレ」ざっざっざ



ツァン「あれ………?」


ツァン「なんで消えないの……?」



ミスターT「大丈夫か?」


ツァン「あ………あんた……何をたくらんでるのよ」



ツァン「みんなみたいに消せばいいじゃない!」



ミスターT「私がそんなことをすると思うか?」



ツァン「思う」





ミスターT「ふむ………………」



ツァン「………な、なによ……」



ミスターT「すこし目を見せてくれ」



ツァン「!やっ」ぷいっ



ミスターT「………」



ツァン「龍可ちゃんみたいにボクの事操るつもりでしょ!そうは問屋が卸さないっての!」つーーん



ミスターT「どうやら……君には私がダークネスに見えているようだな」



ツァン「見えているも何も、ダークネスじゃん!」



ミスターT「…………」


ガシッぐいっ



ツァン「むぎゅぶっ!?」






ミスターT「どれ………目を検分する」ぐぐぐぐぐ……



ツァン「放しなしゃいよおぉぉおお……!!」ぐぐぐぐぐ……



ミスターT「……………目がくすんでいる……なるほど……ダークネスの影響だな」



ツァン「ぐぐぐぐぐ……」



ミスターT「これによってすべての人間がダークネスに見えてしまっているということか」



ミスターT「私がいてよかった……ダークネスを取り除いてあげよう」



ツァン「なにいってんのよ真っ黒グラサン………!!」ぐぐぐ…



ミスターT「ルーンの瞳ならば可能だ……」



ミスターT「私の眼をみるんだ」



ツァン「眼を見ろって言ってもグラサンなんだけど…」





ミスターT「ならばグラサンを見ろ」



ツァン「だからいやだって……」ぐぐぐっ



ミスターT「いくぞ」



ツァン「え…ちょっ!」




キイイイイイイイイイイイイン…………!!!



ツァン「!?うわあああああああああああ」



ミスターT「少し苦しいか、耐えるんだ」キイイイイイイイイ



ツァン「な、なにこれ……!熱いような寒いような……!!!」



ツァン「とにかく不快ーーーーーーーー!!!!??」



ジュウウウウ…………………



キイイイイイィ……



…………………



シュゥゥゥウウウ


ハラルド「…………よし、もう大丈夫だ」



ツァン「ううう……なんだったのよ……」



ハラルド「ツァンディレ、私が分かるか?」



ツァン「え………あ、ハラルド…?」



ツァン「なんでボクの顔を抑えて……さっきまでミスターTが」



ハラルド「さっきまで君は私がミスターTに見えていたんだ」



ツァン「え…………ど、どういうことよ」



ハラルド「君はダークネスに取りつかれていたのだ、心当たりはないか…」



ツァン「ダークネスに……?あ……体が軽い……さっきまでとは全然違う」



ハラルド「それもダークネスのせいだな」



ここまででー

>>ツァン「龍可ちゃんみたいにボクの事操るつもりでしょ!そうは問屋が卸さないっての!」

なんか「エロ同人みたいに!」ってセリフが頭をよぎったわ



ツァン「………そういえば」


ツァン「甲虫装機のカードを拾ってから……もしかしてあれにダークネスの残りカスがついてたのかな」



ツァン「シエン!」



シエン「なんだ」ぬっ




ツァン「あ、出た、あんたさっきまで何してたのよ、呼んでも出なかったじゃない」 



シエン「我々は出ていたぞ、お前が我々を感知できないほど弱っていたのだ」



ツァン「そうなの?」



ヤリザ「拙者がいくら呼びかけてもスルーされていたでござる、ついにシカトされ始めたかと思ったでござる」



キザン「出てこい虫ども!」



ダンセル「よんだか?」ぬっ



キザン「貴様らよくもやってくれたな………ただですむと思うな」







ダンセル「我々だってあんなことになるとは知らなかったのだ!」



ホーネット「俺たちを攫った奴らの罠だ!俺たちは被害者だ!」



キザン「やかましいぞ、切腹だ貴様らは」



ギガウィービル「そんなことさせるか!」



ミズホ「うるさい奴らだ……」



ハラルド「そのモンスターたちは何だ?」



ツァン「ちょっと一時的に預かってるカードなんだ、このカードたちが原因だったみたい」



ツァン「まったく、うるささ倍増だよ……」



ハラルド「……………もうそのカードたちにダークネスの影響はないな」キイイイ



ツァン「本当?迷惑かけてごめんね……」



ハラルド「気にするな」






ツァン(……今考えるとあそこにいたミスターT二人……鬼柳たちだったんじゃ……)



ハラルド「これから君はどうする?私は引き続きダークネスを探すが」



ツァン「ボクは………鬼柳たちと合流するよ、もしかしたら心配させてるかもしれないし」



ハラルド「そうか、気を付けるんだぞ」



キザン「剣の錆にしてくれる……」



ダンセル「戦隊ヒーローに勝てると思うか?」ばばばっ



エニシ「来い!」



ツァン「うっさい」




………………………………






ズズズズズズ……



ミスターT「5体全部撃破されたか……」



ミスターT「まさかこんなことになるとは…」



ミスターT2「精霊界から連れてきたモンスターたちももういないぞ」



ミスターT3「カイバーマンの結界のせいでもう精霊界に手出しできん」



ミスターT「………………」



ミスターT「超融合で世界を一つにしようにもまだ邪魔なデュエリストがいる……」



ミスターT4「困ったな……」



ミスターT「我々では不動遊星たちを倒すことができる可能性は低い……」




ミスターT2「く………」



ミスターT「…………仕方ないな」



ミスターT「超融合を使うか」




ミスターT2「…………」



ミスターT「超融合で我々が融合し、一体の強大な私にレベルアップする」



ミスターT「先の五人より強力な 個体となるはずだ」



ミスターT3「それしかないか」



ミスターT4「二度と戻れず、個体の母数も大量に減るが仕方ないな」



ミスターT「ああ、大量の私たちで融合する!」超融合 バッ



カッ




ズズズズズズズズズズ………………




………………



シュゥゥゥウウ………



ミスターT「……………ふうう」



ミスターT「なるほど………かなりのレベルアップだ」





ミスターT「ふふふ………素晴らしい力だ」



ミスターT「誰であろうと負けるわけがない……ダークネスに取り込んで見せよう」



ミスターT「ふふふふふふふふふ……」



ズズズズズズ……



ミスターT「………もっとも警戒すべきは……不動遊星」



ミスターT「だが奴は今シグナ―の力を失っている…それよりも」



ミスターT「鬼柳京介………………………!!」



ズズズズズズ……




……………



ネオドミノシテイ サーキット モニュメント下






鬼柳「……」カチッカチッ 



ボヤァアアアア……



雪乃「真っ暗ね………早く朝にならないかしら……」



鬼柳「ああ………」



雪乃「それに…さっきのツァンさん、様子が変だった……心配だわ」




鬼柳「そうだな……なぜか俺たちをみて逃げ出したからな………理由を聞かねえと」



鬼柳「戻って来ればいいんだが」



雪乃「…………コナミも無事かしら」



鬼柳「あいつはほぼ不死身だからな………あまり心配はしてねえ」



雪乃「うふふ」




鬼柳「腹減ったか?この一本満足バーでも食えよ、栄養満点だぜ」



雪乃「あら……」




鬼柳「………」もぐもぐもぐ……



雪乃「……」もぐもぐもぐ……



鬼柳「………」



雪乃「………」




鬼柳「のど乾いたな……」



雪乃「そうね」



鬼柳「あれだな……こうもダークネスが出てこねえと……やることないな」



雪乃「………私たちが勝てば……消えた人たちは戻ってくるのかしら?」



鬼柳「当たり前だ、奴らを締め上げてでも人間は返してもらう」



鬼柳「サティスファクションのメンバーもな……」




ズズズズズズ………



鬼柳「!」



雪乃「!」



ミスターT「ふふふふ……」



鬼柳「出やがったなミスターT!」



雪乃「随分焦らすのね……体が火照ってしまったわ」



ミスターT「君たちをダークネスの世界に招待しよう」



鬼柳「やれるもんならやってみろよ、簡単にいくと思うか?」



鬼柳「強力な奴ももういねえんだろ?」



ミスターT「ふふ…………デュエルを始めようじゃないか、二人同時でも構わんよ」



雪乃「………強気ね、今までにないほど」





鬼柳「へ………おまえなんざこの鬼柳京介一人で釣りがくる」



ミスターT「そうかね?」



鬼柳「さっさとはじめるぞ」カシャッ



雪乃「気を付けて鬼柳、妙に自信がありそうよ」




鬼柳「任せな…………インフェルニティの地獄に落としてやるさ」



ミスターT「インフェルニティ………か、ふふふ」



ぼぼぼぼぼぼぼっ



ミスターT「ではお手柔らかに頼むよ」



鬼柳「狸が……お手柔らかだと?よく言うぜ」



鬼柳「デュエルだ!」


一本満足バー、サティスファクション味




ミスターT「では私のターンだ」手札5




ミスターT「レスキューラビットを召喚!」バッ



《レスキューラビット/Rescue Rabbit》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


ラビット「ぴょこっ」



雪乃「…見ためはキュートなモンスターね」



鬼柳「そいつは………っち…エクシーズか」



ミスターT「知っていたか、このモンスターを除外することでデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する」



シュ――――ン


ミスターT「ヴェルズ・ヘリオロープを二体特殊召喚!」バッ


《ヴェルズ・ヘリオロープ/Evilswarm Heliotrope》 †
通常モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻1950/守 650
ルメトモ ヲンエウユシ ツメハ イカハ ンネヤジルナウコウス
ノズルエヴンイ イシマタノラレワ ルナクアヤジ テシニイスンユジ







ヘリオロープ「ヘヘヘヘヘ……」



鬼柳「星4モンスターが二体か……」



ミスターT「私は二体のヘリオロープでオーバーレイ!」バッ



ズキュウ――――――ン!!!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」



ミスターT「あらわれろ、ヴェルズ・オピオン!」バッ



《ヴェルズ・オピオン/Evilswarm Ophion》 †
エクシーズ・効果モンスター(準制限カード)
ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2550/守1650
「ヴェルズ」と名のついたレベル4モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「侵略の」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える。




オピオン「オオオオオオオオォ!!」攻2550



鬼柳「なんだ……こいつは」


兎ヴェルズデッキ

ヴェルズ・オピオンを高速で出し、場を制圧するデッキ。
オピオンが突破されても、ヴェルズ・ケルキオンによって豊富なランク4エクシーズを使い分けていく。

この550がいやらしい




ミスターT「さらにオピオンの効果発動!oruを一つ取り除くことで、デッキから「侵略の」と名の付いた魔法トラップを一枚手札に加える!」バッ


キュピ―――――ン!!

oru2→1



ミスターT「私は侵略の汎発感染を手札に加える!」シュバアッ



《侵略の汎発感染/Infestation Pandemic》 †
速攻魔法
自分フィールド上の全ての「ヴェルズ」と名のついたモンスターは、
このターンこのカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。



ミスターT「カードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3



鬼柳「……」



雪乃「あのモンスター……不気味だわ」



ミスターT「教えておこうか、oruをもつこのモンスターがいる限り、互いに☆5以上のモンスターを特殊召喚できない」



鬼柳「なに……!」



ミスターT「シンクロ召喚は封じられたのだ、ふふははははは」






>>885
ブラックマジシャン「何てことだ」
ネオス「勝てない」
スターダスト「効果もスゴイ」
ホープ「おのれ、俺の立場が」
オッドアイズ「50の壁が」



鬼柳「ち……ドロー!」シュッ 手札6



鬼柳「片づけてやる、スナイプストーカーを召喚!」バッ



《スナイプストーカー/Snipe Hunter》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 600
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
サイコロを1回振り、1・6以外が出た場合、
選択したカードを破壊する。



ストーカー「ききっ」



鬼柳「こいつはサイコロ次第でカードを破壊するモンスターだ」



鬼柳「手札を一枚捨て、オピオンを相手に効果を発動する!」手札4シュッ




ミスターT[そうはいかない、リバースカードオープン」カチ

《スキル・プリズナー/Skill Prisoner》 †
通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。



ミスターT「このカードをオピオンに発動する、オピオンに向けられたモンスター効果を無効とする!」









パ――――――――ンッ



鬼柳「ぐおっ…………!」



雪乃「ああ………読まれていたのね……」



鬼柳「……カードを2枚セットしてターンエンドだ」バッ  手札2



ミスターT「ならば私のターンだ」シュッ 手札4



ミスターT「もう一度効果を使えば呪縛が解ける、それはわたしを敗北へ追いやるかもしれない」



ミスターT「インフェルニティがその気になれば、勝負は一瞬だからな」



鬼柳「随分評価が高いじゃねえか」



ミスターT「当然だ、何人の私が君と戦ったと思っている、警戒するさ」



ミスターT「ふふ……ヴェルズ・ケルキオンを召喚」バッ



《ヴェルズ・ケルキオン/Evilswarm Kerykeion》 †
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1550
自分の墓地の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、
自分の墓地の「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「ヴェルズ・ケルキオン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、この効果を適用したターンのメインフェイズ時に1度だけ発動できる。
「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚する。
このカードが墓地へ送られたターンに1度だけ、
「ヴェルズ」と名のついたモンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする事ができる。


ケルキオン「ああっ!」









ミスターT「オピオンの効果発動、oruを一つ使い、デッキから「侵略の」と名の付いたカードを一枚手札に加える」サッ



パキュ――――――ン!



オピオン「ォオオオオ!!」oru0



鬼柳「!使ってるじゃねーか」



ミスターT「ふふふふ、もう一度侵略の汎発感染を手札に加える」サッ 手札4



雪乃「これで☆5以上のモンスターが特殊召喚可能……!」



ミスターT「そうかな?」



雪乃「え?」



ミスターT「ケルキオンの効果発動、墓地のヴェルズヘリオロープを除外し、もう一体のヘリオロープを手札に加える!」


ギュー――――ンッ



ミスターTさらに、この効果を使ったターン、ヴェルズモンスターを召喚できる!」



鬼柳「まさか!」



ミスターT「理解が早いな、ヘリオロープ召喚!」バッ






雪乃「!☆4のヴェルズが二体……!」



ミスターT「二体のヴェルズでオーバーレイ!」バッ


ギュー――――ンッ!



ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」バッ



ミスターT「ヴェルズ・オピオン!」バッ




オピオン「オアアアアアアアア!!!」攻2550 oru2




雪乃「に………二体目のオピオン……!」



鬼柳「っく……!トラップ発動、サンダーブレイク!」カチ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



パリッ!


鬼柳「手札を一枚捨て、出てきたばかりのオピオンを破壊する!」バッ 手札1









ミスターT「無駄だ!リバースカードオープン、侵略の汎発感染!」カチ



《侵略の汎発感染/Infestation Pandemic》 †
速攻魔法
自分フィールド上の全ての「ヴェルズ」と名のついたモンスターは、
このターンこのカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。



ズズズズズズズズズズ………………!!



鬼柳「なんだと……!」



ミスターT「このターン、ヴェルズモンスターは魔法トラップの効果を受けない!」



雪乃「マンスター効果に続いて……魔法トラップも無効ですって……!」



ミスターT「さあ行くぞ、二体目のオピオンの効果発動!」カッ!



パキュウゥゥゥウウン!


オピオン「オオオオオオオオォ!」oru1




ミスターT「三枚目の侵略の汎発感染を手札に加える!」バッ 手札5



鬼柳「なんて奴だ……!」


マンスターって……

ここまででー

鬼柳  LP4000  リバース1  スナイプストーカー  手札1


ミスターT オピオンoru1 オピオンoru0 LP4000 手札5   墓地にスキルプリズナー




ミスターT「バトルだ、オピオンでスナイプストーカーを攻撃!」バッ



ボシュウウッ!



鬼柳「ぐお………!」LP4000→2950 ザザッ



ミスターT「もう一体のオピオンで直接攻撃だ!」



ボシュウウッ!



鬼柳「うおおおおおっ………!!」LP2950→400  オオオオオオオ……!




雪乃「そんな……LPがたったの400に……」



鬼柳「くそ……」




ミスターT「ふふふふ、カードを2枚セットしターンエンドだ」バッ  手札3



雪乃「あのどちらか……またはどっちも、侵略の汎発感染が混じっているはず、魔法トラップで破壊は不可能……」






鬼柳「俺のターンだ……!」シュッ 手札2



ミスターT「わずかなチャンスも与えない、もう負けるのは御免だからな」




鬼柳「………チャンスなんてな……与えられるんじゃなくてつくるもんなんだよ、モンスターを守備でセット!」バッ



鬼柳「リバースカードオープン、インフェルニティガン!」カチ



《インフェルニティガン/Infernity Launcher》 †
永続魔法(制限カード)
1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついた
モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の手札が0枚の場合、
フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスターを2体まで選択して特殊召喚する。



鬼柳「効果発動、手札のインフェルニティデーモンを墓地に送る」シュッ 手札0




ミスターT「!ハンドレスか……」



鬼柳「インフェルニティガンの効果発動、こいつを墓地に送り、墓地のインフェルニティモンスターを二体特殊召喚する!」


ザッ



鬼柳「現れろ、インフェルニティデーモン、インフェルニティビートル!」バッ





デーモン「オオオオ……」守1200


《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。



ビートル「……」守0

《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。




鬼柳「デーモンの効果発動!手札0で特殊召喚した時、デッキからインフェルニティカードを手札に加える!」




ミスターT「手札からエフェクトヴェーラーの効果発動!」サッ



《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 †
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。



キラキラキラキラ………



鬼柳「なにい……!!」



ミスターT「残念だったな、デーモンの効果は無効となる」



雪乃「くう……」





鬼柳「……ビートルの効果発動、手札0の時墓地に送り、デッキから同名モンスターを二体特殊召喚する!」ザアッ



ビートル「……」守0


ビートル「……」守0



鬼柳「ターン終了だ…」手札0



ミスターT「ドロー」シュッ 手札3



ミスターT「ふふふふ……油断はしない……畳みかけるぞ、ヴェルズ・カストルを召喚」バッ


《ヴェルズ・カストル/Evilswarm Castor》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1750/守 550
このカードが召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ
「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚できる。




ミスターT「このモンスターを召喚したターン、ヴェルズモンスターをもう一体召喚できる、ヴェルズ・オ・ウィスプ!」ガッ


《ヴェルズ・オ・ウィスプ/Evilswarm Obliviwisp》 †
効果モンスター
星4/闇属性/炎族/攻 450/守2050
このカードと戦闘を行った効果モンスターの効果をダメージ計算後に無効化する。




雪乃「!☆4のモンスターが二体……!」


鬼柳「来るか…!」







ミスターT「二体のヴェルズでオーバーレイ!オーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」


ズキュウ――――――ン!!!




ミスターT[あらわれろ、ヴェルズ・ナイトメア!」ガッ



《ヴェルズ・ナイトメア/Evilswarm Nightmare》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/悪魔族/攻 950/守1950
闇属性レベル4モンスター×2
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その特殊召喚したモンスターを裏側守備表示にする。



ナイトメア「………」守1950



ミスターT「このモンスターは、特殊召喚されたモンスターを裏側守備表示にできる」



鬼柳「く………」



ミスターT「バトルだ、ビートル二体をオピオン二体で攻撃!」


ボシュウウゥッ  ボシュウウゥッ



ゴバアアアア―――――――ン!!!



シュウウ……



鬼柳「くそったれめ……」





雪乃「こんなのって……鬼柳のデッキは特殊召喚しないと始まらない……その第一歩目がふさがれた……」



ミスターT「私はターン終了だ」手札1



鬼柳「ドロー!}シュッ 手札1



鬼柳「………俺は愚かな埋葬を発動だ」バッ 手札0



《おろかな埋葬/Foolish Burial》 †
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。



鬼柳「デッキからインフェルニティジェネラルを墓地に送る」



鬼柳「ターンエンドだ」



ミスターT「ドロー」シュッ 手札2



ミスターT「ヴェルズ・フレイスを召喚」バッ


《ヴェルズ・フレイス/Evilswarm Hraesvelg》 †
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1150/守1850
リバース:相手フィールド上に表側表示で存在する
カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。



ミスターT「これで終わりだ、オピオンでデーモンを攻撃!」



シュボオオオッ!



鬼柳「!……」ザザザザザザッ………







ミスターT「もう一体のオピオンでセットモンスターを攻撃!」


シュボオオオッ




インフェルニティ・ガーディアン「……」シュウウ……



《インフェルニティ・ガーディアン/Infernity Guardian》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在する
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。




ミスターT「なに………破壊不可能モンスターか……」



鬼柳「そうだ、手札0の時効果、戦闘で破壊されない!」



雪乃「ほっ………………」



鬼柳「……」



ミスターT「……まあいい、ターンエンドだ」手札1



鬼柳「ドロー!」シュッ 手札1




雪乃「この猶予の間に逆転の手を……」



鬼柳「…フィールドゾーンにカードをセット…ターンエンドだ」手札0 カシャッバッ



雪乃「……フィールドゾーンに……?」




ミスターT「ふふ………私のターン」シュッ 手札2



ミスターT「………」



ミスターT「オピオンの効果を発動!」バッ 


キュピ――――――ン!!



鬼柳「なに!?」



雪乃「oruが0に……これで☆5以上のモンスターが特殊召喚可能……」



ミスターT「デッキから侵略の浸喰崩壊を手札に加える」



ミスターT「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ  手札2



鬼柳「俺の……ターン!」シュッ 手札1





鬼柳「……!」



鬼柳「俺は……カードを1枚セットする!」バッ 手札0



鬼柳「セットされていたフィールド魔法発動!暗黒界の門!」カチ



《暗黒界の門/The Gates of Dark World》 †
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する
悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する
悪魔族モンスター1体をゲームから除外する事で、
手札から悪魔族モンスター1体を選択して捨てる。
その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………!!!




ミスターT「このフィールドは………」



雪乃「暗黒界の門………?」



鬼柳「そして、リバースカードオープン!死者蘇生!」カチ


《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。



ミスターT「死者蘇生か……」



鬼柳「俺が蘇生するのは……………地縛神Ccapac Apu!」バッ



《地縛神 Ccapac Apu/Earthbound Immortal Ccapac Apu》 †
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。



ズズズズズズズズズ…………!



Ccapac Apu「………オオオオ」攻3000



雪乃「じ………地縛神……!!そのためのフィールド魔法!」



ミスターT「………」



鬼柳「………」




雪乃「やったわ………このモンスターなら……」




ミスターT「ふふふふ……」





ミスターT「あまいな、ヴェルズ・ナイトメアの効果発動!」



キュピ―――――――――ン!!


ナイトメア「!」バッ oru1




ミスターT「地縛神を裏守備にする!」



ギュオオオオオ―――ンッ



パタン



鬼柳「く…………」



雪乃「!」



鬼柳「墓地のインフェルニティジェネラルの効果発動!」バッ!



《インフェルニティ・ジェネラル/Infernity General》 †
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
自分の手札が0枚の場合、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外し、
自分の墓地に存在するレベル3以下の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。



鬼柳「このカードを除外し、墓地の☆3以下インフェルニティを二体特殊召喚する!」






ビートル「……」守0


ビートル「…」守0



雪乃「!?……」



ミスターT「チューナーモンスター……!」



ミスターT「諦めの悪い奴め、ヴェルズナイトメア!」ザアッ



キュピ―――――ン!!


ナイトメア「ォオオ!」oru0



パタン  パタン



鬼柳「くそ………!」



雪乃「これではシンクロできない…………っでも、こうやってoruを使わせていくしかないのよね……」



ミスターT「どうやら私のデッキは、君のデッキと相性がいいようだな、ふふふふふ………」



鬼柳「……これでナイトメアは効果を使えねえ…ターンエンドだ」手札0



ミスターT「ドロー」シュッツ 手札3



ミスターT「君の頼みの綱はインフェルニティガーディアンだな」



ミスターT「だが……そのカードを突破するカードは既に手にしている」



鬼柳「!」



ミスターT「私はリバースカード発動、侵略の浸喰崩壊」カチ



《侵略の侵喰崩壊/Infestation Terminus》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を選択してゲームから除外し、
相手フィールド上のカード2枚を選択して持ち主の手札に戻す。



ミスターT「ヴェルズ・ナイトメアを除外することで、君のガーディアンとセットされた地縛神を手札に戻す!」



鬼柳「なんだと!」


ヒュンヒュン



雪乃「ああ……!!」



ミスターT「はははははは、オピオン二体でセットされたビートル二体を攻撃だ!」



シュボオオオッ!!!!


ぼぎゃ――――――――――――ん!!!





ゴオオオオオオオ……………!!!



鬼柳「ぐう……!」LP400



ミスターT「そして、ヴェルズ・フレイスで攻撃!」



フレイス「あおおおおおおお!」攻1150



雪乃「鬼柳……………!!」



鬼柳「………藤原……!ツァンやコナミに会ったら伝えろ……!」



雪乃「え………」


鬼柳「満足の……魂はお前たち三人に託す!」



雪乃「…………!」



ドゴシャアアアッ!!



鬼柳「ぐ…………っふ…」LP400→0  ピー――



ミスターT「っははははは、ようこそダークネスへ」





ザザザザザアアアアァ……シュウウゥウ……



鬼柳「…………」




雪乃「き…………鬼柳………!!」



鬼柳「藤原……満足させてくれ…………俺を………」



鬼柳「信じているぜ……!」




バサササササササッ




シュゥゥゥウウウ…………



雪乃「っ………………く………ううう……」」



ミスターT「ふふふふふ………ついに、鬼柳京介を取り込むことに成功した」



ミスターT「素晴らしい、そう思うだろう?」



雪乃「……………っくうう………記憶が………」





ズズズズズ………


ミスターT「彼の事はもう覚えていまい」



雪乃「うううう………………な、名前……姿かたちは忘れても……今の言葉……忘れるわけにはいかないわ……!」



雪乃「『満足』…………という言葉……」



ミスターT「次は君だ、鬼柳京介の仇をとってみるがいい」



雪乃「………自信満々ね………さっきのデュエルであなたが使ったカードを私は見ている………」



雪乃「簡単にはいかないわよ……」



ミスターT「その程度の事で不利になるような軟なデッキではないのだ、私のデッキはね」



ミスターT「彼を満足させたくば………私を倒すほかにはないだろう」



雪乃「………そうよ………満足させてあげるわ………!」



雪乃「どのみちあなたを倒さなければ消えた人々は戻ってこられないのだから」

中断――――




…………



ツァン「………」ブオオオオオオ――――――――!



ツァン「こっちであってるよね?暗くて土地勘がつかめないけど」



シエン「ああ、モニュメント下に行きたいなら問題ない」



ツァン「鬼柳たちまだいるかな………もう戦いが始まってるかもしれない」



ヤリザ「急がなければ!」



キザン「ちゃあああっ!」ガキンガキンッ



ギガウィービル「たああああああ!」ばしばしばしばし



ミズホ「うるさいぞお前たち、ツァン殿の迷惑になる」



シナイ「そうだまったく……」



ツァン「本当にうるさい………」





ツァン「………ああ、見えた、モニュメント」


ブオオオオオオーーーーーーーーー



ツァン「……………」



ツァン「あ、藤原さん……」



シエン「…………!ダークネスもいるぞ」



ツァン「!」




ブオオォオオーーーーーーーーーー



………………



雪乃「…」



ミスターT「!」



ツァン「藤原さん!」


キキィイイイッ





雪乃「ツァンさん……」



ツァン「ごめん遅れて、間に合ってよかったよ……」



ツァン「鬼柳は?別行動してるの?」



雪乃「…鬼柳……」



ツァン「?………」



ミスターT「ふふふふ、いいところに来てな、ツァンディレ」



ツァン「なによ」



ミスターT「鬼柳京介の事が気がかりか?」



ミスターT「彼なら……ダークネスの一部になったよ」



ツァン「………は……?」



雪乃「…………うっ……頭が…」





ツァン「鬼柳が負けた……あんたに?」



ミスターT「そういうことだ」



ツァン「う…………うそだ!鬼柳が負けるなんて………ありえない!」



ミスターT「疑いたくなる気持ちはわかる、ふふふ……だが事実だ」



ツァン「強力な奴はもういないんでしょ!やれるわけがないじゃない!」



ミスターT「私は強力な個体をはるか上回る、とっておきとでも言っておこうか」



ツァン「な……………」



雪乃「……彼の言っていることは本当よツァンさん」




ツァン「……鬼柳が………?」



雪乃「ええ………鬼柳……さんは彼に敗れたわ」



ツァン(……そうか……記憶が……)




ツァン「信じられない………鬼柳が負けるなんて……」



ミスターT「ふふふふふ…………」



雪乃「私たちに彼は満足を託したわ」



ツァン「………満足を託した…」



雪乃「私は……今からミスターTとデュエルするわ」



ツァン「!……」



ミスターT「そうだったね」ザッ



ツァン「藤原さん………その………言っちゃなんだけど…」



ツァン「あの鬼柳を破ったやつなんでしょ………もう少し様子を見てから……」



雪乃「ツァンさんは………このデュエルを見届けて頂戴、もしもの時は、お願い」



ツァン「………………」


ミスターT「覚悟ができたようだな…」





雪乃「………!」カシャッ 



ミスターT「では行くぞ、デュエルだ!」



ツァン「!…………」



ゴオオォ………



雪乃「先行は貰ったわ!」



ミスターT「ふふ………必死だな、まあいいが」



雪乃「……」シュッ  手札5



雪乃(オピオンを出されれば……上級儀式モンスターは出せなくなってしまう…)



雪乃「出し惜しみはなしで行きましょう……」



雪乃「マンジュゴッドを召喚!」バッ


《マンジュ・ゴッド/Manju of the Ten Thousand Hands》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守1000
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した時に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または
儀式魔法カード1枚を手札に加える。



マンジュ「ひゃあっ」






雪乃「効果発動、デッキから高等儀式術を手札に加える!」サッ



雪乃「高等儀式術、発動!」カッ



《高等儀式術/Advanced Ritual Art》 †
儀式魔法
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。



ツァン(!?一ターン目から……………)



雪乃「デッキのネオバグを二体墓地に送り…ゾークを儀式召喚!」バッ



《闇の支配者-ゾーク/Dark Master - Zorc》 †
儀式・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
「闇の支配者との契約」により降臨。
フィールドか手札から、レベルが8以上になるよう
カードを生け贄に捧げなければならない。
1ターンに1度だけサイコロを振る事ができる。
サイコロの目が1・2の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
3・4・5の場合、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。
6の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。



ゾーク「はああっ!」攻2700



ミスターT「ほう……」



雪乃「カードを一枚セットして、ターン終了」手札2



ミスターT「ふふふ……オピオンを警戒しての一ターン目から上級モンスター召喚か」



ツァン「オピオン…………?」



雪乃「エクシーズモンスターよ……oruを持っている限り☆5以上のモンスターの特殊召喚を封じる効果を持っている」



雪乃「鬼柳……さんもそれにやられたの…」



ツァン「そんなカードが………」



ミスターT「私のターン」シュッ 手札6



雪乃「ゾークならオピオンの攻撃力2550を超えている……迂闊に召喚できないでしょう」



ミスターT「オピオンだけ警戒していればいいと思うな」



ミスターT「ヴェルズ・マンドラゴは自分の場より相手の場のモンスターのほうが多い場合、特殊召喚できる!」


《ヴェルズ・マンドラゴ/Evilswarm Mandragora》 †
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1550/守1450
相手フィールド上のモンスターの数が
自分フィールド上のモンスターの数より多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。


ミスターT「さらに、ヴェルズ・カストルを召喚!」バッ



《ヴェルズ・カストル/Evilswarm Castor》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1750/守 550
このカードが召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ
「ヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚できる。





雪乃「…!」


ミスターT「効果発動、このカードが召喚したターン、もう一度ヴェルズモンスターを特殊召喚できる!」



ミスターT「ヴェルズ・アザトホース!」バッ


《ヴェルズ・アザトホース/Evilswarm Azzathoth》 †
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻 750/守1950
リバース:フィールド上の特殊召喚された
モンスター1体を選択して持ち主のデッキに戻す。



アザトホース「うじゅじゅ……」



ツァン「う………!おぞましいモンスター………あれは……ワーム……?」



雪乃「☆4モンスターが………三体!?」



ミスターT「私は、三体のモンスターでオーバーレイ!」バッ



ズキュ―――――――――ン!!!



ミスターT「オーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」



ミスターT「ヴェルズ・ウロボロス!」ギャッ


《ヴェルズ・ウロボロス/Evilswarm Ouroboros》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2750/守1950
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
以下の効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り
それぞれ1度しか選択できない。
●相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
●相手の墓地に存在するカード1枚を選択してゲームから除外する。







ウロボロス「ォアアアアアアア!!!!」



雪乃「こ……このモンスターは…………!」



ツァン「ウロボロス………というか……トリシューラ………?」



ミスターT「ふふふふ、効果発動!」シャアッ!



パキュ――――――――ン!!!




ウロボロス「オアアアアアアアアアア!!!」oru2




ゴオオオオオオオ………!!!!


ミスターT「ゾークを手札に戻す!」



雪乃「!」


シュオオオオンッ!!



ツァン「バウンス効果……!」


ミスターT「他にも二つの効果を持つ、ウロボロス!マンジュゴッドを攻撃だ!」



バシュウウ―――――――――――ン!!!






ツァン「うっく……!」



雪乃「トラップ発動、和睦の使者!」カチ



《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。



カアッ!



ズオオオオ…………



シュゥゥゥウウウ………………………



ツァン「ふ、防いだ………マンジュゴッドも無事だ……」




雪乃「…………」ォォォオオオオ…………



ミスターT「ふふふ、カードを一枚セットしターン終了だ」バッ 手札2



ツァン(それにしても……一ターンで三体の同レベルモンスターを………半端じゃない……)





雪乃「ドロー!」シュッ 手札4



雪乃「手札から、限定解除発動!」バッ



《限定解除/Ritual Foregone》 †
通常魔法
1000ライフポイントを払って発動できる。
手札から儀式モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
エンドフェイズ時に破壊される。
「限定解除」は1ターンに1枚しか発動できない



雪乃「LPを1000払い、手札から儀式モンスターを手札から特殊召喚できる!」



雪乃「再びゾークを召喚!」バッ!



ゾーク「おおおおおおおおおおおお!」



ツァン「でも………そのモンスターは攻撃できないし……ターン終了時に破壊されてしまう……」



雪乃「ゾークの効果発動!洗脳ダイス!」バッ



カララララララッ……





雪乃「5の効果、相手モンスターを一体破壊できる、私はウロボロスを破壊するわ!」



ドゴシャアァァァアッ!!!!





ミスターT「ぬう…」



雪乃「そして………マンジュゴッドでダイレクトアタック!」バッ



マンジュ「ひゃあああ!攻1400



ごっ!



ミスターT「うっく………ふふふふ」LP4000→2600



ツァン「や………やった…」



雪乃「……………ターン終了よ……ゾークは破壊される」手札2  LP3000



シュウウン…………



ミスターT「まだ闘いは始まったばかりだ、君を鬼柳と再開させてやろう」



雪乃「!…………」



ここまででー


少し早いけど新スレに移るかもしれん 暇つぶしに見てくれたらうれしいです

コナミ「ダークネスこの野郎!」遊星「俺に力を……」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「ダークネスこの野郎!」遊星「俺に力を……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417268029/l50)

新スレ立てました~

埋めるなら雑談でもする?

お題は「遊戯王キャラの満足の仕方予想」
俺たちに満足を教えてくれた人:ハーモニカを吹く
元キングだった人:ブルーアイズマウンテンを飲む
鉄砲玉の人:「インチキ効果もいい加減にしろ!」と言う

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