P「やっと就職出来た。と言っても、普通の会社じゃない……芸能事務所だ」
P「芸能界はただの一般人の俺がどうにか出来る世界じゃない。それでも、俺を拾ってくれた社長の役に立ちたい」
P「……がんばろう」
山村「初めましてプロデューサーさん。僕の名前は山村賢です。事務員をやっています」
山村「わからないことが会ったらなんでも聞いて下さい。これからよろしくお願いします」
P「あ……どうもです」
山村「それでは部屋を案内しますね。ここが僕のいるところ、事務室です。書類仕事はここでやってもらいます」
山村「右は休憩室です。中にはテーブルが二つとテレビ、飲み物の自動販売機があります」
山村「左は応接室です。上はアイドル達のレッスン室になっています」
P「あの、荷物はどこに置けばいいんでしょうか」
山村「事務室のあなたの机に置いて下さい。貴重品は廊下のロッカーを使うか、各自管理でお願いします」
P「わかりました。丁寧にありがとうございます」
山村「荷物を置いたら応接室に行って下さい。あなたがプロデュースを担当するアイドルが待っています」
P「! そ、そうですか」
山村「履歴書は読みましたか? 健闘を祈っています。それではいってらっしゃい」
P(あの事務員さん、かわいい感じだったな。男だろうけど……)
P「って何を考えているんだ俺は! アイドルに会うんだ、しっかりしないと!」
P「これから俺のプロデューサー人生が始まる。気合入れていくぞ!」
「あんたが、プロデューサーか?」
P「うおぅ!?」
「おお、すまんすまん。驚かすつもりはなかったんだがな。応接室に入ろうとしてるから、つい声かけちまったんだ」
P「あなたは……」
「天道輝28歳! 心のひーろーいヒーロー目指してる元弁護士アイドルだ!」
P「は、はぁ」
天道「……あ、今の笑うとこだぞ。スマイルスマイル」
P(天道輝。この人が俺がプロデュースするアイドルか。元弁護士と聞いたからどんな人かと思えば、意外と気さくな人だな)
P「天道さん、これからよろしくお願いします」
P(……これからどうしようか)
1 応接室に入る
2 もう少し立ち話
3 別れて事務所を探索
4 その他
>>5
3
P(挨拶も済ませたし、他の施設も回りたいな。詳しいことは後で話せばいいし)
P「それでは、また後ほど」
天道「ああ。……っておい、どこ行くんだよ!?」タッタッタッタ
天道「……行っちまった」
*******************
【事務室】
P(俺はここのことがよくわからない。早く慣れなきゃな)
山村「おかえりなさい。随分早かったですね」
P「そうですか? それより、事務所を探索したいんです。案内して貰えますか?」
山村「はい。いいですよ」
P「さて、どこに行こうか」
1 休憩室
2 応接室
3 レッスン室
4 もう帰ろう
>>8
1 休憩室
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