―放課後

ブサ男「話ってなに？」

ギャル「日曜日って暇？」

ブサ男「え、うーん…（買ったゲームやりたい」

ギャル「あ、お前いま『ゲームやりてぇふざけんな』って思ったろ」

ブサ男「えっ…」ｷﾞｸｯ

ギャル「あのさぁ、行きたいとこあんだけど私1人じゃ行きづらくてさ、ついてきてくんない？」

ブサ男「そんなの友達に頼めば…」

ギャル「お前じゃなきゃダメなんだよー頼むよー」

ブサ男「…なんだよそれ」

ギャル「じゃ、決まりな！日曜日の昼に駅前だぞー」

―日曜日

ギャル「おまたせー」

ブサ男「こ、こんにちわ」

ギャル「こんにちわってなんだよｗｗｗｗ」

ブサ男「…（太ももエッロ）」

ギャル「なに足見てんだよｗｗｗｗ」ﾊﾞｼｯ

ブサ男「いってぇ…」

ギャル「目がエロかったぞｗｗｗｗ」

ブサ男「…すんません」

ギャル「えーとな、行きたい店なんだけども」

ブサ男「？」

ギャル「あれ！｝

ブサ男「…え？」

ブサ男「あ、アニメイト…？」

ギャル「うん、1人じゃ入りづらくて…」

ブサ男「てか、ギャルさんてアニメとか好きなんだ…」

ギャル「悪いか！？」

ブサ男「いや、別に…」

ギャル「とにかく連れてって！な！」

ブサ男「…」

ギャル「はぁ…飯奢るからさぁ」

ブサ男「ならいいよ」

ギャル「よっしゃ」

ギャル「おっ、あったー！」

ブサ男「これ…？」

ギャル「うん！この間最終回だったんだ！」

ブサ男「へえ」

ギャル「買ってくるから待ってて」

ブサ男「あ、うん」

…

ギャル「うーん、飯何にするかー」

ブサ男「牛丼」

ギャル「デートで牛丼はねーだろ」

ブサ男「で、デート！？」

ギャル「あ、いや、ちがっ、えっと…」

ブサ男「…え？」

ギャル「とにかく！こういうときに牛丼なんて食うもんじゃねえの！！」

ギャル「で、ファミレスねぇ…」

ブサ男「しょうがないじゃん」

ギャル「え？いや、いいよ別に」

ブサ男「ギャルさんなんかテンション低いね」

ギャル「お前がデートとか変な勘違いするから」

ブサ男「言い出したのはそっちじゃんか…」

ギャル「む…」

ブサ男「大体、わかってるよ…俺なんて女の子からデートとか誘われたりなんてするはずないよ、鏡でこの顔を毎日見てればわかるよ」

ギャル「あの…さ」

ブサ男「ん？」

店員「おまたせいたしました。こちらエビドリアになります。」

ギャル「あ、ああ…はい」

店員「こちらハンバーググリルです」

ブサ男「あ、はい」

店員「ごゆっくりどうぞ」

ギャル「…」

ブサ男「何かあるの？」

ギャル「い、いや、なんでもない！いただきまーす！」

ブサ男「…？」

ギャル「…あちっ」

ブサ男「あ、大丈夫！？」

ギャル「う、うん、大袈裟だよお前は」

ギャル「ごちそうさまでした！」

ブサ男「あっ…」

ギャル「ん？どうしたんだ？」

ブサ男「いや、その、ごちそうさまって言う時の手」

ギャル「ん？これ？」

ブサ男「小さい頃、一緒によく遊んだ子もしてたなって」

ギャル「っ…」

ブサ男「その子、引っ越しちゃってさ」

ブサ男「そのまま連絡も何もなし、元気にやってるのかな」

ギャル「私だよ…」

ブサ男「え？」

ギャル「私だよそれ、バカ！！」

ブサ男「え！？」

ギャル「そうでもなきゃ…お前みたいなブサイクに構ってやるわけないだろ！」

ブサ男「ひっどいこと言うな…え、でも…それ本当？」

ギャル「そうだよ…小さい頃、ゴリだったろ？お前のアダ名」

ブサ男「あ…うん」

ギャル「あはは」

ブサ男「何笑ってんの…」

ギャル「思い出したらおかしくなっちゃってｗｗｗｗｗｗ」

ギャル「ゴリｗｗｗｗｗｗツボったｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ブサ男「…」

そして2人は仲良く手を繋いで帰った。
あの頃のように…




終わり

力尽きたか

>>33
アンチ湧いたから書く気なくしたってやつだよ