氷川誠

美希「よし！じゃあ氷川サンのとこに行くの！」



ーーーーーー少々お待ち下さいなの


美希「着いたの」

美希「氷川サンは今日は非番らしいの」

美希「この世界の氷川サンは、TVシリーズが終わってアンノウン諸々が解決した後、普通の課に戻されたの」

美希「あ、いた！おーい、氷川サーン！」

氷川「こんにちは。何か御用ですか？……って、なんで僕の名前を！？」

美希「それは後で説明するの！こっち来て！」

氷川「あ、ちょっとぉ！」

ーーーーー喫茶店に入ったの

氷川「それで、なんで僕の名前を？」

美希「ミキ、星井美希って言うの。中3なの」

氷川「……で、なんで僕の名前を？」

美希「氷川さんとおしゃべりしに来たんだよ」

氷川「……え？」

美希「……やっぱり不器用さんなの」

美希「(じゃあ氷川さんに質問するよ。安価下サンどうぞなの！」

美希「(いきなり大胆な質問だね)」

美希「氷川サン、美希にG3ーXを着せて欲しいの！」

氷川「……ええっ！？」

美希「一生のお願いなの！ミキ、TVを見て、絶対ぜーったい着てみたいって思ったの！映画の氷川さん、めちゃくちゃ格好良かったの！」

氷川「TV？映画？……よく分からないけど、駄目だよ。あれは子供の君が着るようなものじゃないんだ。アレは……そう、もう着る機会もないと思うよ」

美希「(なんか氷川サン寂しそうなの。色々大変だったからこそ、想い入れがあるのかもね)

美希「分かった、美希諦めるよ」

氷川「分かってくれればいいんだ。その代わりと言ってはなんだけど、質問ならなんでも受け付けるから」

美希「(ちかたないの。質問じゃんじゃんしちゃおう！安価下サンどうぞなの！)」


※あくまで質問でお願いするの！

美希「(プロジェクトG4は、氷川サンマジでカッコイイよね！)」

美希「じゃあ、G4に纏わるあの事件の事について詳しく教えてほしいな！」

氷川「じーふぉー？」

美希「うん！」

氷川「太一君がそういう表紙の辞書を使ってるのを見たことはあるけど……。それにGシリーズはG3ーXまでしか無いんだよ？」

美希「(それはジーニアス英和辞典なの……)」

美希「(そう言えば、アギトの劇場版って本編と繋がってないんだっけ。TVSPとは繋がってるって言うけど……)」

美希「うーんそれじゃあ、氷川サン、目、瞑って」

氷川「へ？」

美希「いいからいいから、早くするの！」

氷川「あ、うん」

美希「神様のの様、氷川サンを、劇場版の世界の氷川サンにして下さい！」

美希「……で、氷川サンの頬にちゅっ！」

氷川「……へっ？」

美希「(ホントはハニー以外にはしたく無いんだけど、ちかたないよね)」



ーーーーーぐるぐるばーん！



美希「氷川サーン、大丈夫？」

氷川「……」

美希「うーん心配なの」

氷川「……うう、何だか夢見てたみたいだ……」

美希「あ、起きたの！ねえねえ、じゃあ早速質問に答えてほしいな！」

氷川「……分かった」