俺「空気を読み続けた結果、本当の自分すらわからなくなった」
先輩「なに!?」
俺「果たして自分は何なのか、いや、なんだったのか」
先輩「き、貴様…」
俺「必死で空気を読み続けて、その先になにがあったのでしょう」
先輩「あ、あ、あ…」
俺「上司に媚び諂い、そして自分が得たものはなんだったのでしょう」
先輩「うわああああ!!」
俺「自分がない人間は弱いから何かにすがりつくしかない」
先輩「あ、あ…」
俺「だからすぐに周りに同意を求めようとする」
先輩「やめろ、やめてくれ…」
俺「そんなに自信がありませんか?」
先輩「うああぁ…」
俺「自分の考えなのに何故、他人に聞くのですか?」
先輩「も、もうやめろ!わかった!」
俺「それは自分の考えではなく、周りが同意出来るであろう最善の答えであるからです」
先輩「ぎゃぎゃぎゃああああうああ!!!」
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