絹旗「は?何ですかそのリアクションの薄さは」
絹旗「そんなんだから滝壺さんに超キモ面呼ばわりされるんですよ」
浜面「いや今それ関係ねぇだろ!」
絹旗「黙って下さい、うるさいです。超変態ゲリクソ野郎」
浜面「何でそんなに機嫌悪いんだよ、お前……」
絹旗「いいですか?」
絹旗「そのミジンコ並の脳を超働かせて考えて下さい」
浜面「ひでぇ言われようだな」
絹旗「全盛期はどのまとめサイトも禁書SS で埋め尽くされる程大量に書かれていました。なのに今は……」
浜面「そんな時期もあったなぁ」
絹旗「あったなぁじゃないですよ!? 何か思う所はないんですか?」
浜面「まあ無いとは言わないけどさ。時代の流れには逆らえねぇよ」
浜面「逆にそれだけ多くの人に楽しんで貰えたって考えるべきなんじゃないのか?」
絹旗「……浜面の癖に」ボソッ
浜面「それに今はラブライブSSの方が見たい」
絹旗「浜面超殺す」ブンッ
浜面「マジで死ぬからやめろ!」
浜面「お前今日カリカリし過ぎだろ!」
浜面「!……そっか。そういえばお前ssでは比較的人気あったもんな」
絹旗「"では"って何ですか?」
浜面「悪かった。俺が悪かったから腕を降ろせ」
絹旗「……去年レールガンを放送したからまた禁書ブームが再燃すると超信じてたのに」
浜面「禁書ブームも絹旗ブームも特に来なかったな」
絹旗「くっ……」
絹旗「浜面は一つ勘違いしているようですが、私は別に自分の人気の有無を気にしている訳ではありません」
浜面「そうなのか?」
絹旗「最近のSSは最初からネタに走りすぎです」
絹旗「私はただそういう自覚的なものではなく、本気で本編越えるくらいの気概で作ったものが結果的に駄作になってしまった作品が見たいだけなんです」
浜面「禁書関係ない上にただの屑じゃねぇか」
絹旗「ついでにアニメ版の私は超必殺仕事人だったんです。人気が出なかったのは私の可愛らしさが表現されてなかっただけです」
浜面「しかもやっぱり人気気にしてんのかよ……」
浜面「大体今に限らず前からSSなんてキャラ崩壊、ネタに走ってなんぼ、むしろそれを楽しむもんだって風潮があっただろうが」
絹旗「言われてみればそうですね」
浜面「そもそも製速の方ではまだチラホラ禁書SS見かけるし」
絹旗「ダメですね。超ダメですね浜面。そんなんだから浜面は浜面なんですよ」
浜面「どんなんでも俺は浜面だ」
浜面「何が気にくわないんだよ?」
絹旗「製速じゃあまり大手にまとめて貰えないじゃないですか!」
浜面「そうなのか?」
絹旗「超主観です」
浜面「主観かよ!テメェそんなあいまいなもんで俺をボロクソにいいやがったのか!?」
絹旗「ボロクソ?私は浜面に対して浜面って言っただけですが?」
絹旗「浜面にとって"浜面"と呼ばれるのはそれほど屈辱的なんですか?超ドMなんですねそうですか」
浜面「分かった、お前ただ俺を精神的に追い詰めたいだけだろ……」
絹旗「私はドMの浜面の為を思って善意で貶してただけです」
浜面「俺はMじゃねぇ!」
絹旗「え?昨日滝壺さんから『はまづらの性癖が特殊過ぎて辛い』って泣きながら電話掛かって来たからてっきり超ドMなのかと」
浜面「マジかよ……」
絹旗「……鎌かけというか冗談のつもりだったんですが」
浜面「あ」
絹旗「否定しないってことは心当たりがあるってことですね? 超不潔です。今後半径30cm以内に近寄らないでください」
浜面「割とリアルな数字だなおい」
浜面「というか、違うって!誤「これ以上口を開くな。超エロ犬浜面」」
浜面「……」
絹旗「無駄口を叩いてる暇があったら、どうしたらまた私に人気が集まるか超考えろ」
浜面「……う~ん。さっきも言ったが多分それは無理だ」
絹旗「何故ですか?何ならパンツ見せますから真剣に考えて下さいよ」
浜面「仮に人気出たとしてもお前はそんなんでいいのか!?」
浜面「一度旬が過ぎちまったからなぁ」
浜面「それに禁書の場合他の全盛期が過ぎたコンテンツとは微妙に事情が違うんだよ」
絹旗「そうですか? 原作ストックも潤沢ですし、他のと比べればまだ息を吹き返す希望はいくらでもあるでしょう」
浜面「まあ聞けよ」
浜面「ある時から禁書キャラを叩くためにSSを書く奴等……いわゆるアンチがチラホラ出て来ちまってな」
浜面「当然禁書が好きでSSを読んでる奴が大半な訳だから不満に思う奴も出てくる訳だ」
浜面「そこで小競り合いが起きて禁書SS自体がちょっとずつ廃れちまったんだよ」
絹旗「よく分かりませんが、原作で言及されないキャラの弱みや行動の
矛盾をSSで指摘して補完するのもアンチに入りますかね」
浜面「そこら辺のグレーゾーンでも揉めてたみたいだな」
浜面「まあそれ以上に、やりつくされた感があるよな」
浜面「ぶっちゃけ飽きた」
絹旗「超身も蓋もないこと言わないで下さいよ!」
絹旗「じゃあもう私たちは超大人しくフェードアウトしていくしかないっていうんですか……」
浜面「……いや、そんなことないかもしれないぞ」
絹旗「!」
絹旗「ど、どうすればいいんですか? またかつての人気を取り戻せるなら何でもします!」
浜面「必死過ぎて怖えよ!」
浜面「簡単な話だよ。ブームが去っても諦めずに好きなもん書いてればいい」
浜面「そういうのが何人か集まれば次第にまた流行り出すかもしれん」
絹旗「なるほど」
絹旗「でも浜面一つ問題が」
浜面「?」
絹旗「私超ROM専なんですが」
浜面「何でもするんじゃなかったのかよ!」
完
禁書また流行らないかなぁ
だな
三期に期待
ストックはたっぷりあるし
このSSまとめへのコメント
アイテム人気ないからしゃあない