岡部「なんだ?その意味の解らんチープなボタンは......」
ダル「何に使うんこれ?」
紅莉栖「はぁ?岡部が作れって言ったんでしょうが」
まゆり「そーだよー紅莉栖ちゃんの言うとおりだよー」
岡部(これもDメールによる過去改変に起因した事象か!?たしか.........『ラボの活動資金をなんとか作る』と送ったな........」
岡部「そ、そういえばそうだったような......まあいい、その未来ガジェットについて説明してくれ」
紅莉栖「じゃ、説明したげる」
紅莉栖「簡単に説明するとね、この未来ガジェット『五億年ボタン』のスイッチを押せば100万円稼げるってことかしら?」
まゆり「さすが紅莉栖ちゃ~ん」
ダル「マジなら凄い件」
岡部「ふんっ、クリスティーナよ!某猫型ロボットじゃあるまいしそんな都合の良い物が作れるわけないだろう!」
紅莉栖「嘘だと思うなら押してみなさいよ」
岡部「いいだろう!俺が確かめてやろう、」
紅莉栖「あっ説明し忘れてたことだけど」
岡部「なんだ、助手よ」
紅莉栖「これを押す前に注意することがあるかr....」
ポチッ
バサッ 100マンエン
ダル「すっげぇ!100万円でてきたお!!」
岡部「な、なんだと!?」
紅莉栖「ったく......人の説明ちゃんと聞きなさいよ!」
岡部「ど、どうした?というか本当に100万が出てきたぞ.......フゥーハッハッハッハァー!!!!」
紅莉栖「岡部がボタン押して100万円がでてきたでょ?」
岡部「そうだな」
紅莉栖「『五億年ボタン』ってデメリット無しで100万円がでてくるわけじゃないのよ........」
岡部「そ、それは?」
紅莉栖「う~ん、説明したげる」
ダル「おっーすっげぇ!お金持ちだお!」
ポチポチポチ
紅莉栖「コラっ!ちょっと橋田!」
ダル「え?どうしたの牧瀬氏?」
ポチポポチ
紅莉栖「その......このボタンを押すと、五億年間何もない空間で過ごす擬似体験をするのよ!」
岡部「ファ!?」
紅莉栖「だから五億年ボタンなの!」
岡部「し、しかしー俺が押した時はそんなことなかったぞクリスティーナ!」
紅莉栖「その五億年分の体験時間は現実の時間にして一瞬であるのと、体験後にその記憶が微弱な電流で消去されるから実質体験してないのと一緒なんだけど......」
ダル「えーそんな実感ないおー」
ポチポチポチポチ
岡部「さっき俺もボタンを一回押したんだが.......」
紅莉栖「記憶が消されて実感がないだけで実際に体験してるし」
ダル「実際そんな感覚ないし押しまくる件」
ポチポチ
まゆり「だるくーん、ちょっと怖いからそのぐらいにしよ~よー」
紅莉栖「記憶消えてるとは言っても五億年分の影響は未知だし.......橋田もその辺りでやめといたほうが......」
岡部「ダルよ!俺に『五億年ボタン』を貸してくれ」
紅莉栖「え!?押すの??」
岡部「フッ、クリスティーナよ、ダルを見てみろ」
ダル「これで僕だけのメイド喫茶をつくれるお.....いやリアルメイド雇える件!そこでフェイリスたんにお世話してもらうお」
紅莉栖「いつもの橋田ね」
まゆり「いつものダルくんだねー」
岡部「恐れることなど何もない!俺はこの未来ガジェットで億万長者を目指す!」
まゆり「ダルくんもオカリンもやめよーよー心配だよー」
岡部「大丈夫だ!実際に押してもなんともなかったからな!フゥーハッハッハッハッハァー!」
岡部「鳳凰院凶真の野望への第一歩だ!!!」
ポチ
ちょっと五時ぐらいまでかけませんよろしく
調べたら過去に同じネタのSSあったので終了させていただきます
え?え?
同じのでもいいやん
>>20
ええかな
もうちょっとしたら書くわ
>>13
つづき
ギューーーーーーーーーーン
岡部『うぉぉおおおおおおお』
岡部「ぅっぐ.........頭が.....割れる.....」
岡部「へっ?」
岡部「な、何だ??ここは!?」
岡部「何処だ、ここは?何もない空間と床しか存在しないぞ!」
岡部「リーディングシュタイナーが発動したのか!?まさか、俺は世界線を移動したというのか?七月の時のように........」
[紅莉栖「その......このボタンを押すと、五億年間何もない空間で過ごす擬似体験をするのよ!」]
岡部「まさか.......本当に五億年過ごすのか!?」
岡部「おーい誰か!誰かいないか!まゆり!紅莉栖!ダルー!フェイリス!シャイニングフィンガー!バイト戦士!るかこぉー!」
「......................」
岡部「いるわけないよなぁー」
岡部「Mr.ブラウンー!いないかー!ハゲ!」
「.......」
岡部「おいおい、嘘だろ.......」
岡部「仕方あるまい、出口を探すとしよう」
ー2日後ー
岡部「出口なんてどこにもない........どうしよう..........」
ー3週間後ー
岡部「フゥーハッハッハッハァー!!!」
岡部「.........違うな」
岡部「フハァハハハハハ!」
岡部「....微妙だな」
岡部「アハハハハハハハハ」
岡部「これでいこう!」
岡部「五億年か........」
二ヶ月後
岡部「我が名は鳳凰院凶真だ!」
岡部「My name is Kyoma Hououin!!!」
岡部「締まらんな」
岡部「ふぅうはっはっはっはっはっはぁぁぁあ!!!偉大なる我が真名を聞くがいい!!!我は鳳凰院凶真!!この世界に混沌をもたらす者だ!」
岡部「........あいつら元気にしてるかな」
~一年後~
岡部「もう嫌だ!誰か助けてくれ!もう一億年は過ごしたぞ!嫌だ嫌だ嫌だ!!!出してくれ!何でもする!」
岡部「ラボメンに会いたい......なんであんな事をしたんだ........タイムマシンが欲しい........」
ー百年後ー
岡部「...............................」
岡部「..............どうして俺はここにいたんだっけ」
岡部「.....つらだ......あいつらのせいだ.........」
ー千年後ー
岡部「殺す......殺してやる........紅莉栖.......牧瀬紅莉栖........」
岡部「あいつがこんな物さえ作らなければ...........俺はここにはいない!」
岡部「他のラボメンも同罪だ......ここを出られたら後悔させてやる」
岡部「イヒヒヒヒヒヒヒ」
ー五千年後ー
岡部「あうああうあうあうあー」
岡部「ええうあうあ」
~一万年後~
岡部『とぅっとるぅーまゆしーだよ~』
ボソボソボソ
岡部「ふっ、マユリは俺の人質だからな!」
岡部「クリスティーーナよ!」
岡部『ティーナじゃないわよ!紅莉栖よ紅莉栖!』
岡部『フェイリスたんはぁはぁ』
岡部「お前はフェイリスが好きなんだなぁ~」
ー五万年後ー
岡部「俺は、私は、アタシは、我は............もはや自身の存在が何だっかはわからない。」
岡部「この己の存在を忘れた哀れな存在は何故にここに存在し続けるのか.........」
岡部「どうして私は生まれてきたのだろうか.......」
ー百万年後ー
岡部「おお、この世界はなんと素晴らしいことで満ちあふれているのだろう!」
岡部「何もない!?嘘だ!空間がある!床もある空気もある!」
岡部「そして私も存在する」
岡部「考えるんだ!思考を巡らせろ!真理を追求するんだ!」
ー二億年後ー
岡部「思い出した.........」
岡部「
我が名は鳳凰院凶真だ!
」
岡部「私の名前は鳳凰院凶真だったんだ!!!」
岡部「フゥーハッハッハッハ!!!」
ー三億年後ー
鳳凰院「私がかつて存在していた世界の事が断片的に思い出される.........」
鳳凰院「核融合の成功やタイムマシンの開発理論が構築できんなど愚鈍な奴らだったな」
鳳凰院「ああ、知りたい!この世の全てが!俺のモノに!」
ー4億9999万9999年ー
鳳凰院「初めから.......そこにあったのだ.....真実は」
鳳凰院「これも全て.......シュタインズゲートの選択だ.........」
鳳凰院「私の親友だったラボメン達よ........」
鳳凰院「そして最愛の女性、紅莉栖よ..........ありがとう」
ここに送ってくれたおかげで知る事ができた........大切なこと........
開発元が
5
p
b
.
この世界はADV科学シリーz..........
ー五億年到達ー
岡部「フゥーハッハッハッハ!!!素晴らしいぞ!百万円だ!!!今夜は屋上でバーベキューだぞ!」
ダル「みんなも呼ぶお!」
まゆり「やめよーよー押しちゃダメだよぉー」
紅莉栖「だ、大丈夫よね?」
岡部「最高だ!クリスティーナ!」
紅莉栖「えぇ、ぁうん」
岡部「しかし世界征服にはまだ足りんぞ!いくぞ!」
ポチポチポチポチ
>>23に戻る
終わり
すいません付き合ってくれた人ありがとうございました。
二番煎じで短いし内容スカスカでしたが、楽しんでいただけたなら幸いです
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