サシャ「孤独のグルメ」(89)

朝 食堂


サシャ(……とにかく腹が減っていた)

サシャ(夜遅くまで走らされたせいで、昨日の夕飯を逃していたし…)

サシャ(ユミルに水汲みをさせられたせいで、食糧庫に忍び込む暇もなかった…)

サシャ「ふぅ…」

サシャ(まいったな… こんな量じゃ全然足りない…)

サシャ(…それにしても、腹がへったなぁ…)

サシャ(何か…食べ物は… 何でもいい…食べ物はないのか…?)


ベルトルト「……」モグモグ


サシャ(…ベルトルト まだパンに手をつけていないのか…)

サシャ(私はできるだけ物怖じせず、はっきりと言う 聞き返されるのはやっかいだ)


サシャ「ベルトルト パンをよこしなさい」

ベルトルト「…え?」

サシャ「…」ヒョイッ

ベルトルト「…! ちょ、ちょっとサシャ! 勝手に取らないでよ!!」

サシャ「…」スタスタスタッ

ベルトルト「っえ!? 無視!? お、おおおぉぉい!!!」


コニー「…」モグモグッ

サシャ「…スープください あと、パンも」

コニー「…は? 何言ってんだお前?」

サシャ「…」ヒョイ! ヒョイ!

コニー「!? お、おい!! なにしてんだよ!! 返せ!!!」

サシャ「…」スタスタスタッ

コニー「…はぁ!? シカトすんじゃねぇぇぇぇぇ!!!」

ライナー「…」モグモグッ

アルミン「…」モグモグッ

マルコ「…」モグモグッ

サシャ「…パンふたつと…牛乳 あとスープも」

アルミン「…え?」

ライナー「いきなりどうした…?」

マルコ「サシャ 何を言ってるの?」

サシャ「…」ヒョイ! ヒョイ! ヒョイ!

マルコ「!!? ちょ、ちょっとぉ!!」

ライナー「おい! 何勝手にとってやがるんだ!!」

サシャ「…」スタスタスタッ

アルミン「!? サ、サシャ!! ねぇ… 聞けよっ!!!」

ジャン「…」モグモグッ

サシャ「…」

ジャン「……何見てんだよ?」

サシャ「…」ヒョイ!

ジャン「!? はぁ!? おい、飯を返せ!!」

サシャ「…」スタスタスタッ

ジャン「…!? 無言っ!? おぉぉい!!」

サシャ「……」


パン パン パン パン
どこにでもあるパン。あまり質が良くないのか、キメが荒い。

スープ スープ 
野菜を鶏がらで煮込んだもの。やや煮込みすぎか…?

牛乳 牛乳 牛乳
こちらもよく世間で飲まれているもの。喉越しは好感が持てる。


サシャ(うーん… パンとパンで… パンがダブってしまった)

サシャ「…美味しいですね」モグ…

サシャ(…やはりこのスープは正解だった)

サシャ(パンばかりの中で、すっごく爽やかな存在だ…)

コニー「おい、てめぇ!! 何人の飯を食ってんだ!!」


サシャ(まるで小学校の土曜日に、家で食べるお昼のようだ…)


ジャン「無視すんなっ!!」


サシャ(なんだ… あったかくて良い食堂じゃないか…)


アルミン「ぼ、僕の牛乳…! 返してよっ!!」

ベルトルト「そ、そうだよ! 僕のパンも返してくれっ!!」


サシャ(しかし結局… この食堂で出る食事はこんなものなんだよな…)

サシャ「…ふぅ 美味しかったです ごちそうさま…」


ライナー「ご、ご馳走様じゃないだろっ!!」

マルコ「そうだっ! この朝飯泥棒っ!!!」

アルミン「ひ、酷いよ…! あんまりだ…!!」グスッ

ベルトルト「ぼ、僕たちに、朝ごはん抜きで訓練しろって言うのかい…!」グスッ

ジャン「そうだ…って、おい! どこ行くんだ!!」

コニー「サシャ…! ま、待てよ…! 待て! 無視すんなぁぁぁぁ!!!」


サシャ(私は食堂を出て、数メートル歩いたところで振り返った…)

サシャ(そこには睨みつけるライナー達と、泣き始めたアルミンとベルトルト…)

サシャ(…おそらく、私はあの食堂にとって、不釣合いな客だったんだろうな)

サシャ(ようやく空腹感が収まった私は… 得体の知れない奇妙な満足感を味わっていた…)

~町 広場近くに出ていた出店のカツサンド~

サシャ「……」

サシャ(せっかくの休日だというのに、私の気分は優れなかった…)

サシャ(まず、ユミルに買出しのパシリをさせられていたし…)

サシャ(何か自分の為に買おうにも、そのお金もユミルにカツアゲされていた…)

サシャ「……お腹、すきましたねぇ」

サシャ(…いかんいかん 私はお金を持っていないんだ…)

サシャ(……我慢するしかない)


「はいよ! カツサンド、おまちどう!!」

アルミン「わぁ! ありがとうございます!!」


サシャ「……」

サシャ「……ここはアルミンのカツサンドに決めよう」

アルミン「……っひ!?」

サシャ「アルミン カツサンドをよこしなさい」

アルミン「な、何を言ってるんだ!! 僕が買ったんだよっ!!」

サシャ「……」ヒョイ!

アルミン「あ、ああああ!!! あああああああ!!!」

サシャ「……」


特製カツサンド
カツは厚く、パンは薄め。キャベツ等は入っていない。
パンもしっとりとして美味しく、カツにはマスタードソースが染み込んでいる。


サシャ「…もぐっ」

サシャ「……うん 上等上等」

アルミン「ああああ!! ちょっとぉぉぉぉぉ!!」

ライナー「お、おい! アルミン、どうした!?」

ベルトルト「泣き声なんか上げて、どうしたの!?」

アルミン「サ、サシャに! サシャにカツサンド取られたぁぁぁぁ!!」

ライナー「お、おいサシャ! 何してるんだ!!」


サシャ(…こういうの、好きだな シンプルで…)


ベルトルト「そうだよっ! 早くアルミンに返してあげなよっ!!」


サシャ(…ソースって、男の子の味だよな)


アルミン「か、返せっ!! 早く返してくれっ!!!」


サシャ(…町って不思議な所だな 探そうと思えば、どんな物でも見つかる…)


ライナー「…おい! 聞いているのかっ!?」

サシャ「……ふぅ 美味しかったです」


アルミン「お、美味しかったですじゃないよぉぉぉぉ!!!」

ベルトルト「酷い…! あんまりだ! あんまりだよっ!!」

ライナー「サシャっ! アルミンに謝れっ! ほらっ!!!」


サシャ(…私はライナー達を無視して歩き出す)

サシャ(…どうもこの町には、食欲と言うものが欠如していると思っていた)

サシャ(…でも、こんな広場にも、私にとってのオアシスはあるんだな…)

サシャ(…そう思いながら、私はタバコを取り出し、火をつけた)

~男子寮 コニーが隠し持っていた焼き饅頭~

サシャ(………腹が減った)

サシャ(今日は水汲みも終わったし… 何か食べて寮に戻ろうか)


コニー「……」


サシャ(…コニーか)

サシャ「!」

サシャ(そうだ… コニーの実家からの仕送りを食おう…!)

サシャ(前回は確か… そうだ、饅頭だ!)

サシャ(昨日、訓練兵への荷物が届いたばかり…)

サシャ(コニーの饅頭… 金のない時、よく食べたな…)

サシャ(ああ… 今でも下のおくにあの味を思い出す事ができるようだ)

サシャ(…ツバが出てきた)

誤字ありました

下のおくに ×

舌のおくに ○

男子寮

アルミン「…へー コニーの実家から仕送りが?」

コニー「ああ! ま、ただの饅頭だけどな」

ベルトルト「へぇー いいね 饅頭でも仕送りだなんて」

ライナー「まったくだな 前の奴は一人で食っちまったのか?」

コニー「…それがよ 前送られて来た奴はサシャに…」


サシャ「……」バンッッ!


ベルトルト「う、うわ!?」

アルミン「あ、ああああああ! でたぁぁぁぁぁ!!!」

ライナー「サ、サシャっ!?」

コニー「わ、わぁぁぁぁぁ!?」

サシャ「コニー 饅頭を出しなさい」

コニー「は、はぁ!? んなもんねぇよっ!!」

サシャ「昨日荷物が届いた事は知っています 出しなさい」

コニー「だからねぇってば!!」

サシャ「……」ゴソゴソッ

コニー「あ、ああ!? 俺の寝床を荒らすなっ!!!」

サシャ「……ありましたね」

コニー「や、やめろぉぉぉぉ!!!」

ライナー「こらっ! サシャ!! 何してやがる!!」

ベルトルト「そ、それはコニーのお母さんが送ってくれたものなんだよっ!!」

サシャ「……」


焼き饅頭
一見、ごく普通の焼き饅頭。中にあんこが入っている。
一点変わった所を挙げるとすれば、ミソと呼ばれる甘いタレがついてる。


サシャ「…もぐ」

サシャ「…なんだか 素朴な味だなぁ」


コニー「うるせぇよ!!」

ベルトルト「人の饅頭食べておいて、それはないだろ!!」

ライナー「そうだっ! 人の家の味に文句つけるなっ!!」

アルミン「だ、大体、なんで普通に食べて始めてるのさっ!!」

コニー「おい! 食うのやめろっ!!!」


サシャ(うーん… タレが甘い 甘すぎる)


ライナー「サシャ!! 言う事を聞けっ!!」


サシャ(それに中にはあんこが入っている訳で…)


ベルトルト「あ、また無視してるよっ! まったく聞いてないっ!!」


サシャ(デタラメすぎるな… 複雑な甘さ… いや、凄い甘さと言ってもいい)


アルミン「い、いつもこうだ!! いい加減にしてくれぇぇ!!」

サシャ「……ごちそうさま」


ライナー「平らげやがった…!」

ベルトルト「し、しかも若干不満そうな顔してるよ…!」

コニー「おぉぉぉぉぉい!! 何してくれてんだぁぁぁぁ!!!」

アルミン「サシャ!! コニーに謝ってよっ!!」


サシャ(…男子寮を出ると、冷たい風が吹いていた)

サシャ(上州のからっ風っていうけど… これかぁ)

サシャ(コニーのお母さんの焼き饅頭… 意外と癖になるもんだな)

サシャ(私は皮ジャンの襟を立て、首をすくめながら女子寮へと向かった…)

~休日 ジャンがミカサの為に買っていた豆かん~

サシャ「……」

サシャ(…ユミルとクリスタは私の恩人なのだが)

サシャ(正直、マッサージを三時間もさせられるとヘキエキする…)

サシャ(おかげでまたも私は空腹をかかえてウロウロしてる…)


ジャン「な、なぁミカサ! 今、暇か…?」

ミカサ「…何?」

ジャン「実はよ、珍しい食べ物を買ったんだ… ほら!」

ミカサ「…豆?」

ジャン「ああ! 豆かんてんって言うらしくてな、東洋で食べられていた物なんだってよ!」

ジャン「ほら、お前も東洋人だろ? こういうの食べたいんじゃないかって…」


サシャ「…」

サシャ(…豆かんか… 実は私は甘いものに目がない)

サシャ(ずっと昔…だったかな 文学作家が豆かんが好きだと書いてあるのを読んで食べたくなり…)

サシャ(お父さんの財布を握り締めて、街まで食べに行ったが味は忘れた…)


ジャン「…ほら こうしてな この黒い蜜をかけるんだ」

ミカサ「…」

ジャン「でな… これをスプーンで食べるんだよ」

サシャ「…」

ジャン「な! 美味そうだろ?」

サシャ「とても美味しそうですね」

ジャン「…はぁ!? あれっ!? ミカサは!?」

サシャ「……」


豆かんてん
豆は茶褐色。粒が大きく艶もあり実に柔らかい。
寒天が半透明に輝いており、かかっている黒蜜は癖がなくサッパリ。


サシャ「…もぐ」

サシャ「…うん! これは美味しい!」


ジャン「えっ!? ミカサは!? お前なんで食ってるの!?」

サシャ「ミカサなら向こうに歩いて行きましたよ」

ジャン「はぁ!? ちょ、ちょっと待て! お前それ食うなよっ!!」

サシャ(…これはいい豆だ 実においしい…)


ジャン「いや、だから食うなよっ! スプーン置けっ!!」


サシャ(昔食べたものよりずっと美味い… そんな気がする)


ジャン「おいっ! 食うなって言ってるだろっ! 口を止めろっ!!」


サシャ(豆と寒天だけなのに… どこまで食べても飽きないぞ…)


ジャン「お、おぉぉぉぉいっ! こらぁぁ!! 話を聞けぇぇぇ!!」

サシャ「……ふぅ いい味ですね」


ジャン「うるせぇぇんだよっ!! おいっ! 高いんだぞそれ!!」

ジャン「大体お前の為に買ったんじゃねぇぇぇんだよっ!」

サシャ「……誰の為に買ったんですか?」

ジャン「ミカサに決まってるだろっ!! なんでお前に食われてんだっ!!」

サシャ「なんていうか…違いますね 恐らく私は貴方のようには生きれません」

ジャン「!!? な、何言ってるんだおい!? どういう事だっ!?」


サシャ(騒ぐジャンを尻目に私は席を立った…)

サシャ(…しかし、本当にうまかったな 出来ればもうちょっと、食べ応えのある物が良かったが)

サシャ(東洋の味… 神秘の味か… 誰かと食べたくなるのも、解らなくはないかもしれない)

サシャ(…まぁ、私は一人で食べるのがお似合いかな…ふふ)

サシャ(私はタバコを一服すって、もう三時間マッサージするため女子寮へと戻った…)

~町 大通りを下った先の焼肉~

サシャ「…」

サシャ「こんな所を通るのは初めてですね…」

サシャ(…どうやら道に迷ってしまったようだ)

サシャ(今日もユミルに言われて町へ焼きそばパンを買いに来たのだが…)

サシャ(うっかりとわき道にそれ、見かけない所まで来てしまった…)

サシャ「…」

サシャ「ああ、それにしても腹が減ったなぁ…)

サシャ「…!」

サシャ(あれは… 焼肉屋…か?)

リヴァイ「…焼けたか?」

エルヴィン「いや、まだだ…」

リヴァイ「……」

エルヴィン「リヴァイ、焦るな 肉は逃げないぞ」

リヴァイ「…馬鹿言え 焦ってなどいない」

エルヴィン「…その迷い箸はなんだ?」

リヴァイ「…武者震いだ」


サシャ「…」

リヴァイ「…おい 焼けないぞ」

エルヴィン「…だから焦るな」

リヴァイ「…何度も言うが、焦ってなどいない」

エルヴィン「そのわりには貧乏揺すりが止まらないようだが?」

リヴァイ「だから武者震いだと言ってるだろう!!」

サシャ「うん これはなかなか良い肉ですね」

リヴァイ「……あ゛?」

エルヴィン「……誰、だ?」

サシャ「…うん 美味しい いかにも肉って感じだ」


リヴァイ「…!? おいガキ! 何焼けた肉食ってんだ!?」

エルヴィン「…その紋章 訓練兵団の者か?」


サシャ「…これは カルビですか うん、うまい」


リヴァイ「……無視、してるのか? このガキは?」

エルヴィン「君っ! 何をしてるんだね!?」


サシャ「すいませーん ご飯もう持ってきちゃって下さい」


リヴァイ「…おぉぉぉぉぉおおおおい!!!!!」


サシャ「早くご飯来ないかなぁ 焼肉といったら白い飯だろうが」

エルヴィン「…話を聞いていないな」

リヴァイ「なめてんのかぁぁぁ!? …ん?」


サシャ「あちゃあ… ネギ焦がしちゃったか」


エルヴィン「…リヴァイ、なんだそれは?」

リヴァイ「…こいつの財布のようだな」


サシャ「お、白いご飯がきましたよ…!」


リヴァイ「……こいつ、15円しか持ってない」

エルヴィン「……何?」


サシャ「あと上ロースと上カルビ一人前ずつ…」

サシャ「それからサン、サン、サンチュ」

「あ、サニーレタスですね」

サシャ「そう それ」

エルヴィン「…15円? それしか持たず、何故町に…?」

リヴァイ「…こいつ 貧民の出か…?」

エルヴィン「……かもしれんな」


サシャ「すいませーん ライスもう一つ あとウーロン茶も」


リヴァイ「……」

エルヴィン「…リヴァイ、どうした?」


サシャ(うおォン 私はまるで人間火力発電所だ)


リヴァイ「……エルヴィン こいつに好きなだけ食わせてやれ」

リヴァイ「料金は俺が持つ」

エルヴィン「…さっきの怒りはどうした?」

リヴァイ「……兵士なら遅かれ早かれいずれ死ぬ ここで削がなくてもいい」

サシャ「……ふぅ ごちそうさまです」


エルヴィン「……随分と食ったな」

リヴァイ「……ああ おい、ガキ」

サシャ「……はい なんですか?」

リヴァイ「俺が金を出した だから訓練兵団を出たら調査兵団に入れ」

リヴァイ「……こき使ってやる」


サシャ(そう言ってその男の人達は焼肉の料金を支払い、私に5000円をくれて、店を出て行った)

サシャ(いかん いくら何でも食いすぎた… うー 苦しい)

サシャ(最後に飲み干したウーロン茶の味は、少し涙の味がした…)

サシャ(私は店を出て、遅くなった理由を何と言おうかと考えながら、訓練所へと向かった…)

~教室 ジェットシュウマイ弁当~

ライナー「…もうサシャの奴には我慢できん」

ジャン「ああ…」

ベルトルト「…サシャのおかげで体重が下降気味だよ」

コニー「…なんとかぎゃふんと言わせる手はねぇのか?」

アルミン「…そうだね 教官に言うってのが一番手っ取り早いけど…」

アルミン「…ここは、ちょっと工夫をこらそうか」

ライナー「工夫…? どうするんだ?」

アルミン「…これだよ」


シュウマイ弁当

ジャン「…なんだ? 弁当?」

アルミン「ただの弁当じゃない このビニールテープを引くと、過熱されるんだ」

ベルトルト「へぇ 面白い仕掛けだね」

コニー「…それがどう仕返しになるんだ?」

アルミン「この弁当は加熱されると、凄まじいシュウマイ臭を放つ」

アルミン「同じ部屋にいる誰もが気付くくらいのね…」

アルミン「これを座学の授業中に、サシャに渡すのさ…」

ライナー「…なるほど あいつの事だからその場で食おうとして…」

ジャン「教官にもバレるって事だな?」

アルミン「…その通り これで少しは懲りてくれると思うよ」

コニー「…面白れぇな やるか」

ベルトルト「そうだね 上手く行きそうだ」

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