【咲-Saki-】宥「おじゃましまーす」 (61)
宥x咲です
咲と松実姉妹のSSが増えることを願います
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玄「おねーちゃん、着いたよ」
宥「うぅ、冷房怖い……いつもごめんね? 後は自分で出来るから、玄ちゃんは戻ってていいよ?」ブルブル
玄「ホントに大丈夫? お布団敷くくらいは手伝うよ?」
宥「大丈夫だよ。体動かした方が暖かくなると思うから」
玄「じゃあ時間になったら呼びに来るね」
宥「うん、お願いね?」
宥「ふぅ……やっぱりお布団敷いたくらいじゃ暖かくならないよぉ。……早くお布団に」ガタガタ
ガサゴソ
宥(冷たくて入れないよ……)
宥(今から玄ちゃんに来てもらうのも悪いし……)
キョロキョロ
咲「スー…スー…」
宥「……」
宥「ごめんなさい。ちょっと入らせてもらうね? おじゃましまーす」コソコソ
宥(あったか~い)ポワーン
Zz…
咲「ん、ふわ……」ゴソゴソ
宥「スー…」
咲「……ふぁっ?」
宥「あったかーい」ギュー
咲(な、なに、なんで私抱きしめられてるの? ていうか誰?)
咲「あ、あの~」
ユサ
宥「んー、もうちょっと……」
咲「あの、起きてくださーい」コソコソ
宥「もう、くろちゃんねむいよー……」
咲「起きました?」
宥「……Zz」
咲「はぁ、どうしよう……」
咲「無理矢理起こしちゃうのも悪いし……」
宥「んふふ」ギュー
咲「フフ……私も寝よっと」ナデ
宥「んー、よく寝た」
咲「スー…」
宥「よかった、起こさなかったみたい。ありがとう……またね」
ギュ
咲「いかないで……おねえちゃ……」
宥「ど、どうしよう……」
宥「うん」
宥「大丈夫だよ? お姉ちゃんはここにいるから。起きるまでずっと、手をつないでるからね」ナデナデ
咲「……Zz」
宥「ふぅ、よかった……」
咲「スー…」
宥「ふふ、あったかそう」
ガラ
玄「おねーちゃん起きてるー?」
宥「玄ちゃん、しー」
玄「アワワ…ごめんね? どうしたの?」
宥「……」ナデナデ
玄「あー、ねてるねー」
宥「うん、あったかいよ? でもどうしよう。ほうっておけないし……」
玄「でも行かなきゃだし……手紙でも置いてくっていうのはどうかな?」
宥「玄ちゃん冴えてるー」
玄「えへへ、じゃあその間私が手をつないでるね?」
宥「……」
玄「どしたの?」
宥「んーん? 何でもない」
一応決勝より前の仮眠室です
書き溜めておいたのでもっとスラスラ書けると思ったのですがうまくまとまらないので後数スレで寝ます
~阿知賀控室~
バタバタバタガチャ!
玄「タイヘンタイヘンタイヘン! おねーちゃんがナンパした!」
穏乃・憧「えー!? 宥さん(姉)が!?」
宥「ち、違うよ~、あれはお礼を書いただけ!」
玄「え~、でもあんなおねーちゃん初めて見たもん」
憧「どんな感じだったの、詳しく!」
玄「えっとね――」
……
……
玄「――って感じだったよ」
憧「キャーやるじゃん宥姉! あれ、この場合は玄?」
穏乃「うーん、で、誰だったの?」
玄「……」
宥「……」
憧「えー」
玄「あ、チラッとしか見てないから分からないけど、多分和と同じ……」
穏乃「清澄!?」
玄「そう!」
憧「じゃあ特徴からすると宮永咲か片岡優希? 宥姉、他に特徴は? あ、玄はもういいわ。どうせおもちの事以外憶えてないだろうし」
玄「ひどい!」
宥「髪は黒くて癖っ毛で……」
穏乃「宮永咲……」ゴ
憧「玄、髪の色くらい覚えとこうよ」
玄「覚えてたもん。聞かれなかっただけだもん」
宥「宮永咲ちゃんかぁ……あったかい」ポー
―清澄控室―
咲「た、ただいま帰りました」
和「おかえりなさい」
久「おかえり。あら咲、どうかしたの?」
咲「いえ……何かおかしいですか?」
久「ん~、心なしか赤い気がするわ」
咲「だ、大丈夫ですよ? あ、和ちゃん。携帯電話貸してもらってもいいかな?」
和「ええ、良いですけど……お義父さんに電話ですか?」
咲「うん、そんなとこかな。じゃあ借りるね? ありがとう」
コソコソ
久「あれは恋愛のニオイね」
和「そ、そんな事ありえません……確かにいつもの咲さんと違う香りがしましたけど」
久「……」
和「はい?」
――
咲「うぅ……借りたはいいけど、なに話せばいいんだろ? 一緒に寝てくれてありがとうございます? そもそもお話しもしてないし……」
咲「……」
咲「うん、やめておこう」
ありがとうございました
今日明日中には終わると思います
―阿知賀控室―
憧「宥姉、少しは落ち着いてよ」
宥「お、落ち着いてるよぉ」ソワソワ
玄「はい、おねーちゃん。お茶」
宥「ありがとう、玄ちゃん」
憧「ソワソワしても電話は来ないよ?」
宥「え?」キョトン
憧「え?」
玄「え?」
宥「電話? 何のこと?」
憧「え、宥姉、ケイタイ教えたんじゃないの?」
宥「そんな事してないよぉ/// だってまだお話もしてないのに、そんな///」
玄「じゃあもしかして家の番号書いたの!? それじゃあ営業になっちゃうよ」
憧「あーあ。ドキドキしながら電話したら実家の旅館なんて……ドンマイ、宥姉」
宥「どうしよう、玄ちゃん……」
玄「だ、大丈夫だよ。決勝戦で会えばまだまだ挽回できるよ!」
憧「まさか宥姉が恋愛方面だとこんなにダメダメだとは……あの玄が姉に見えるわ」
~決勝次鋒戦~
―清澄控室―
咲「あ、あの人」
久「ん? どうかしたの?」
咲「いえ、なんでもありません」
久「そう、ちゃんとまこの応援もしてあげてね?」
和「なるほど。阿知賀のでしたか……」
~副将戦終了~
恒子『副将戦終了! 原村和、圧倒的な勝利! 対して4位の阿知賀女子、これから逆点はできるのか!』
健夜『彼女はこれまでと違う打ち筋でしたね。まさに鬼気迫る、という感じでした。デジタル打ちとこれを使い分けられたらプロでも十分通用するんじゃないかな』
恒子『テレビの前の皆さん、聞きましたか? あの小鍛治健夜(アラフォー)が褒めました。しかも巨乳を!』
久「盛り上がってるわねぇ」
咲「……」
優希「咲ちゃんが息してないじぇ!」
まこ「なに言うとんじゃ」
咲「だ、大丈夫です!」
久「咲。白糸台に阿知賀、いろいろと考えることはあるでしょうけど、取り敢えず目の前の問題を片付けちゃいましょう?」
咲「でも……」
久「大丈夫、正面から受ける必要はないわ。阿知賀は残り約4万、上手くいけば2局で終わる。作戦はこうよ――
まず初めに一度阿知賀の席に座り点数を意識。
一局目は準決を見た感じ、白糸台が阿知賀に全力で行くはずよ。咲が親ならその隙に阿知賀に気付かれないように数え役満をあてる。無理なら白糸台をアシストして。阿知賀の大将は速攻が苦手みたいだから行けるわ。
二局目、阿知賀から和了る。
――こんな感じかしら?」
まこ「えぇ……」
優希「めちゃくちゃだじぇ……」
咲「はい、がんばります!」
久「そう、いい子ね。じゃあ頑張って!」
~~
恒子『大将戦しゅ~りょ~! 優勝は、初出場清澄高校だ~!! なんとたった二局で阿知賀をトバしました!』
健夜『うまくかわした形ですね。自らの準決勝の不調と、大星選手を利用した上手な攻め方だったと思います。少し地味な印象を受けますが、完璧な妙技でした』
穏乃「ゴメンみんな……」
憧「うぅ……しずー!」ダキ
玄「やったよー、全国4位だよ?」グスン
宥「うんうん……」グス
灼「私達はがんばった」
晴絵「ほら、みんな胸を張って。これから表彰だよ!」
宥(宮永さんは……いた。あれは、チャンピオン? 宮永……そっか、よかったね)
玄「グス……おねーちゃん?」
宥「なんでもないよ、行こっか」
~阿知賀 帰りの車内~
宥「……」ボー
晴絵「そうだ、どっか寄って行きたいとこある?」
憧「渋谷行っていたい!」
灼「両国国技館」
晴絵「ゴメン、もう神奈川」
憧「遅いよハルエ」
灼「おばあちゃんにお土産……」
晴絵「悪かったよ……」
穏乃「じゃあ富士山!」
晴絵「見るだけな」
穏乃「えー」
玄「テレビ東京!」
晴絵「よし玄、降りろ」
玄「ごめんなさい、冗談です……」
晴絵「全く、そんな東京がいいなら来年も頑張らないとね」
灼「ハルちゃん、来年も連れてってくれるの?」
晴絵「一応そのつもりだけど。そうだ、宥も来るだろ?」
宥「……」ボー
晴絵「……あれ、宥?」
玄「おねーちゃん?」
憧「あれ? っていうか宥姉……宮永咲はどうなったの?」
穏乃・玄「「あ」」
晴絵「え、なにそれ」
憧「後で話すから」
宥「えっと……そんな雰囲気じゃなかったっていうか……ね?」
玄「おねーちゃん早く言ってよー」
穏乃「どどどうしよう……そうだ、和に電話しよう!」
憧「……」
宥「大丈夫だよ、心配しないで?」
憧「(しず、玄、後で作戦会議ね)」
穏乃・玄「(了解!)」
―清澄 宿泊施設―
優希「いやー、楽しかったじぇ!」
和「可愛い服も買えました」
久「ホントね。まさか咲と照が迷子になるとは思わなかったけど。さすが姉妹ね」クスクス
咲「えへへ、そうですか?」
まこ「なに照れとるんじゃ、あんたは」
優希「でも染谷先輩もはぐれかけてたじぇ」
ガヤガヤ
カサ
咲(あ、この手紙……)コソコソ
和「咲さん、どうかしましたか?」
咲「……和ちゃん、この手紙なんだけど……」
和「見てもいいんですか?」
咲「う、やっぱりそれはちょっと……」
和「見せられない内容ということですか」
咲「……うん///」
和「」
咲「どうしよう? こんなお手紙初めてでどうしたらいいか分かんなくて」
和「咲さんはその人のことをどう思っていて、どうしたいんですか?」
咲「そんなこと言われても、お話してもないし……。あのね? 一度目を覚ましたら一緒の布団に寝てたんだ。その後私、また寝ちゃって、起きたら今度は手紙が置いてあったんだ」
和(いっしょに……万死に値しますね。でも咲さんは親友ですし……なにより咲さんはまだ彼女に恋心を持っていない。その証拠に、今までお姉さんのことで頭がいっぱいだった。万一、万一の時は、涙をのんで祝福しましょう)
和「お相手は阿知賀の松実宥さんですよね? もしよかったら彼女の妹に電話をしてみましょうか?」
咲「なんで知ってるの!?」
和「決勝戦のとき、声に出ていましたよ?」
咲「うぅ……」
和「それで、電話しましょうか?」
咲「……あ、明日でいいかな?」
和「ハァ…分かりました。確かに難しい問題ですしね。私はいつも断っていますが、考え方は人それぞれだと思います」
咲「へぇ、さすが和ちゃん。私には難しいかな……」
和(これはいつまで経っても決まりそうにないですね。憧に電話でもしてみましょうか)
和「少し出てきますね?」
prrr...
憧『もしもし和? ちょうどよかった、私達も電話しようとしてたんだ』
和「『たち』、ですか? いえ、少しその……相談がありまして。玄さんのお姉さんの事なんですが……」
~夏休み終盤~
―阿知賀駅―
和「咲さん、しっかり歩いて下さい!」
咲「もうちょっと……」
和「お姫様抱っこでいいですか?」
咲「……起きる」
穏乃「和、久しぶり! 宮永さんも!」
和「お久しぶりです。と言っても2週間程ですが」
咲「みなさん、こんにちは」
憧「それじゃあ早速、今日泊まる場所に行きますか」
玄「作戦開始だね!」
咲「さくせん?」
憧「……バカクロ」
玄「ほら、旅館に着くまでが作戦っていうでしょ?」
穏乃「早く荷物置いて遊ぼう!」
和「そうですね」
―松実旅館―
玄「ここが松実旅館です!」
咲「すごいね……川端康成に出てきそう」
和「あまり変わってないようで安心しました」
玄「今日はお客様じゃないから裏から入ります」
憧「最近繁盛してるもんねー」
玄「えへへ、夏休み+全国大会効果かな」
玄「ここが二人に泊まってもらう客間ね……ちょっと散らかってるけど」
憧「しずと玄が宿題やらないから」
穏乃「あはは、ごめんなさい……」
和「いえ、相変わらずのようで安心しました」
咲「実は私も、全然終わってなかったり……」アハハ…
和「咲さんまで!?」
玄「だよねだよね? 今年は忙しかったもん!」
穏乃「そうだよ、普通はインターハイに宿題なんて持っていかないよね! 憧みたいに」
憧「ふーん、じゃあもう見せないから。灼さんにも言っとこ―っと」
穏乃・玄「「ごめんなさい!」」
咲「あはは……」チラ
和「咲さんも、出来るだけ自力で頑張りましょう。手伝いますから」
咲「……はぁ」
宥「みんな来てるの? もうちょっと静かに――って」
咲「こ、こんにちは……」
玄・憧「」ニヤニヤ
和(この人が……)
宥「こ、こんにちは~」
宥「玄ちゃん、ちょっと」コソ
今日はここまでです
照「」
菫「」
乙
マジレスすると
照「」←妹はいないらしい
菫「」←そこまで深い絡みがあるわけじゃないから咲宥でもおk
あとsageようず
捏造的な組み合わせ()
京太郎ハーレム()
?「あんなおもちじゃない女はおね、宥さんには必要ないですのだ!」
?「そうだな。宥さんにあうのは私のような何でも居抜ける女だ」
このSSまとめへのコメント
こういう内容が大したことないのに評価件数がありえない数になってるのって作者が自分でいれてんのかな?
↑よう京豚
観覧件数でしか数稼げないからって僻みか?
何で※1お前が基準なんだよ
内容が大したことないなんて思ってるのお前だけだろ…
※1みたいな京豚だかカプ厨が荒らしてエタったんだよな
恥を知れよ糞野郎