狂太郎P「ふたりは!」狂介「変態!」 (46)
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P「色丞狂太郎です、よろしくお願いします!」
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亜美「プリキュア10周年おめでと!」
真美「真美たちもずっと愛されるアイドルを目指すよ!」
律子「……」カタカタ
亜美「ねえりっちゃーん!」
真美「真美たちもプリキュアやりたいよー!」
律子「現実にプリキュアなんてなれないのよ?」
亜美「違くてさー……」
真美「プリキュアの仕事やりたいってことー」
律子「え?仕事の話だったの?あんた達の事だからまたてっきりふざけているのかと……」
亜美「む、すっかり舐められていますな?真美隊員!」
真美「真美たちだってしっかり考えているんだよ?」
律子「はー……そういう事ならちゃんと聞きましょうか」クルリッ
亜美「プリキュアが今年で10周年じゃん?」
律子「そうね」
真美「当時真美たち3歳?まあプリキュアとともに生きてきたわけですよ?」
律子「ふんふん……」
亜美「しかしプリキュア史上『双子』のプリキュアはいないのですよ!」
真美「一区切りついた来年こそ斬新な『双子はプリキュア』を我々で!」
律子「東映に謝れ」
亜美真美「「なんで~!?」」
律子「プロデューサーを置いて二人だけで事務所に帰ってきたと思ったら……」
亜美「だって兄ちゃん偉い人に挨拶がどうのって……」
真美「めんどくさそうだったから帰って来ちゃった」
律子「次に繋げる大事な営業でしょう!そんなんでよく仕事の企画提案したものね!」
亜美「真美隊員!りっちゃんが鬼軍曹モードですぞ!」
真美「これは逃げるが勝ちですぞ!」ダッ!
律子「こら!待ちなさーい!」
---
狂太郎P「ハハハ、そんな事があったんだ」
律子「笑い事じゃないですよ!あの二人は仕事の邪魔ばかりしてもう……」
狂太郎P「……おっ、今日はちょっと早く失礼します」
律子「ああ、響と真がプロデューサーのご家族にお世話になっているんでしたっけ?」
狂太郎P「真に拳法の師匠は両親だって言ったら是非オフの日に師事して欲しいって……」
律子「それに響もついていった……と。なんか申し訳ありませんね」
高木「うむ、すまんねキミィ……ご家族にまでお世話かけてしまって」
狂太郎P「あっ、社長!……大丈夫です!母も非番で叔父も時間があるそうで……」
高木「いやいや、よろしく伝えておいてくれ」
狂太郎P「はい!」
---
響「ハッ!ハッ!」ビシィッ!バシィッ!
秋冬「うん!いいね!響ちゃん!とてもスジがいいね!」
響「ハァハァ……なんくるないさ~自分、完璧だからな!」
狂太郎P「ただいまー」
響「お、おかえりだぞ!」
秋冬「狂太郎君、お疲れ様!」
狂太郎P「秋冬叔父さん、すいませんお世話かけてしまって」
秋冬「いいよいいよ、それにしても響ちゃんすごいセンスね」
響「ふふん!」ドヤッ
狂太郎P「あれ、母さんは?」
秋冬「姉さんは真ちゃんを見てたけど……」
春夏「おかえり、狂太郎」
真「あ、プロデューサー!おかえりなさい!」
春夏「ふふふ、真ちゃんとても強くなったね。狂太郎でも敵わないね」
狂太郎P「む……」
真「へへっ、どうです?プロデューサー。ひとつ手合わせ願えませんか?」
響「あ!ずるいぞ真!自分も腕試ししたいさー」
春夏「もうすぐうちの人が帰ってくるね。立会人をしてもらうね」
狂太郎P「よし、じゃあそれまでにちょっと着替えてくるよ」
秋冬「ふふふ、響ちゃんも手合わせしたら狂太郎君ビックリするね」
---
狂太郎P「よし!……って、二人ともチャイナドレス!?」
真「どうです?プロデューサー、似合いますか?」
響「せっかく中国拳法を習ったんだから、ドレス借りたんだぞ」
狂介「狂太郎、手合わせといえど気を引き締めてな」
狂太郎P「あ、父さん!」
響「じゃあまずは自分からやらせてもらうぞ」
狂太郎P「む、よろしくお願いします!」
狂介「始め!」
響「ハッ!」ザッ
狂太郎P「な!?」
秋冬「ふふふ」
春夏「なるほど、形意十二形拳ね」
秋冬「彼女動物好きで色々な動物と暮らしてる言うからね」
春夏「鶏形歩の運足も様になってるね」
秋冬「驚くほど飲み込みがいいね、アイドルにしておくはもったいないね」
響「ハッ!ハッ!」ビシッ!
狂太郎P「ふんっ!……ハイッ!」ドンッ!
響「うわっ!」
狂介「一本!それまで!」
狂太郎P「ふー……凄いじゃないか、響!」
響「へへへ……プロデューサーやっぱり強いさー」
真「いや!凄いよ、響!たった一日だよ?」
狂介「うん、狂太郎が抜かれる日もそう遠くないかもな」
狂太郎P「そ、そうそう簡単にやられちゃプロデューサーの威厳も無くなっちゃうな……」
春夏「次は真ちゃんの番ね」
真「よろしくお願いします!」
~~~
春夏「真ちゃんはベースの空手が素晴らしい腕ね」
真「ありがとうございます、でもなかなか父さんにもプロデューサーにも一本取れなくて……」
春夏「ふふふ、今から教えるのはウチの実家の秘奥義ね……」ゴニョゴニョ
真「えええ!?ちょ恥ずかしいですよ///それに……ボクなんかじゃ……」
春夏「何言うてるか、真ちゃんとても可愛らしいね」
真「……ボクが?か、可愛い……」
春夏「自信持つね!真ちゃんならこの秘奥義使いこなせるね、だから教えるね」
真「春夏さん……あ、ありがとうございます!ボクやってみます!」
---
真「……」スッ
狂太郎P(ん?見たところ構えは空手のもので変わってないが……)
真「……」ジリ…ジリ…
狂太郎P(相変わらず隙が少ない、下手に仕掛けないほうがよさそうだ)
真「……四季流必殺奥義御色拳!悩殺的横縞模様(ボーダーストライプ)!」ブワッ!
チラリッ
狂太郎P「えっ!?」
狂介「お!?」
秋冬「いっ!?」
真「隙あり!」ガッ!
狂太郎P「うわっ!」ドスッ!
狂介「い、一本!」
真「やったやった!春夏さん、やったよ!」
春夏「真ちゃん、お見事ね!」
秋冬「ね、姉さん!アイドルになに教えてるね!」
春夏「秋冬文句あるか?」
秋冬「いえ、スミマセン……」ボロッ…
真「へへーん!」
響「いいなあ、真!プロデューサーから一本とったぞ」
狂介(いや、それでいいのか!?)
狂太郎P「いかんいかん!真、外で使っちゃダメだぞ!」
真「えー……確かにちょっと恥ずかしいけど……」
春夏「そうね!四季家の秘奥義ね!」
狂太郎P「母さんもなに教えてるんだよ!」
春夏「あ、夕飯の買い物行ってくるね」
秋冬「僕と対応違いすぎないか!?」
真「あ、ボク達も帰らなきゃ」
響「また遊びに来ていい?」
春夏「いつでも来るね、次は違う技教えるね」
狂太郎P「母さん!」
---
狂太郎P「まったくもう……」
狂介「母さんにも困ったものだな。お前が生まれたすぐ後にも経絡秘孔を教え込もうとしてたんだぞ」
狂太郎P「おっと、慌てて着替えたから……荷物片付けなきゃ」ポロッ
狂介「ん?これは……」
狂太郎P「ん?……そ、それは!」
---数時間前
狂太郎P「はい!では次回も!よろしくお願いします!」
女性AD「あのー、765プロさん?」
狂太郎P「あ、お疲れ様でした!」
女性AD「亜美ちゃんと真美ちゃんの楽屋から忘れ物が……」
狂太郎P「あ、すいません……ってパンツ!?二人とも!?」
女性AD「勝手ながら袋に入れてプロデューサーさんのカバンに入れさせてもらいまして……」
狂太郎P「ハ、ハハハ……す、すいません……どうも」
---
狂太郎P(しまった!律子に預けて渡してもらうつもりが……これじゃ持ち帰った変態みたいじゃないか!)
狂介(ぐっ……い、いかん……体が……しっかりしろ!息子の前だぞ!これじゃ変態みたいじゃないか!)
狂太郎P(ダ、ダメだ……目の当たりにすると……)
狂介(あ、抗えない……!)
ガッ!……カブリッ
狂介&狂太郎P「「フォォォォォオオオオオオ!!」」
---
双海母「亜美ー、真美ー!今日履いていったパンツが洗濯に出てないわよー?」
亜美「あり?着替えたあとしまわなかったっけ?」
真美「ありー?どうしたっけ?」
双海母「もう!二人ともしっかりしなさいよね!」
亜美真美「「はーい」」
亜美「あ、借りてきたプリキュア見ようよ、プリキュア」
真美「初代のやつだね!ぶっちゃけあんまり覚えてないからね~」
亜美「やっぱり無印は押さえとかなきゃならんでしょ!」
---
チンピラA「おい、ネーチャン!ちょっと付き合えよ?ん?」
瑞樹「あの、ちょっと……困ります」
チンピラB「へへっ、そんなエロい格好して誘ってんだろ?ホントはよ?」
礼子「お褒めの言葉はありがたいけど……選ぶ権利って言うのも……ね?」
チンピラB「あ!?なんだ?ナメてんのか?あ?」
礼子「あなた達のは舐めたくはないわねえ……」
---
なぎさ「待ちなさい!」
ゲキドラーゴ「ウガ?」
なぎさ「光の使者!キュアブラック!」
ほのか「光の使者!キュアホワイト!」
「「ふたりは!プリキュア!」」
亜美「く~カッコい~!」
真美「オールスターズ見て思ったけどやっぱカッコいーのは……」
亜美真美「「ブラックっしょ!」」
---
???「待ちたまえ!」
???「彼女たちが嫌がっているではないか!」
チンピラA「あ?誰だ!?」
変態仮面「正義の使者!変態仮面!」
変態仮面Jr.「正義の使者!変態仮面Jr.!」
「「ふたりは!変態!!」」
チンピラA「……」
チンピラB「……」
瑞樹(た、確かに……)
礼子「……あら」
チンピラA「そ、そのままじゃねえか!」
チンピラB「って言うかwwwブホォwwwなんだお前らwww」
変態仮面Jr.「無理に力づくで女性を誘うなんて感心しないな」ユラーリ…
チンピラA「そんな格好してる奴に言われたくはねーよ!」
変態仮面「女性を誘うならもっと紳士的に誘うべきだな」ユラーリ…
チンピラB「紳士じゃなく変態じゃねえか!」
礼子(変態という名の……)ゴクリ
瑞樹「礼子さん?」
チンピラA「ナ、ナメてんじゃねえぞ!」ブンッ!
変態仮面Jr.「フン!」サッ…
チンピラA「チッ!……うわっとっと……」ヨロヨロ
変態仮面「WELCOME!(ようこそ)」ババーン!
チンピラA「え?えええええええええええ!?」モフッ!
チンピラB「うわ!?うわあああああ!?」ダッ!
変態仮面Jr.「おっと、どこへ行くのかね?」バーン!
チンピラB「ひうっ!」
---
ブラック「ブラックサンダー!」
ホワイト「ホワイトサンダー!」
ブラック「プリキュアの美しき魂が!」
ホワイト「邪悪な心を打ち砕く!」
「「プリキュア・マーブル・スクリュー!」」
亜美真美「「ひゃっほーい!」」
---
変態仮面「変態の紳士な魂が!」
変態仮面Jr.「邪悪な下心を打ち砕く!」
「「変態・クロス・ボンバー!」」バッ!
チンピラB「うわあああ……ムギュ」
礼子「レ、レッグラリアートでのクロスボンバー!」
瑞樹「レッグじゃなくて股間だけど……」
変態仮面「前門のふぐり……」
変態仮面Jr.「後門のふぐり……だ!」バーン!
変態仮面「もう、大丈夫ですよ。お姉さん方」クルッ
変態仮面Jr.「紳士の風上にも置けない奴らでしたね」クルッ
フグリッフグリッ
礼子「あら……あらぁ」
瑞樹「……わかるわ」
春夏「あー!パンツ男が二人!」
変態仮面&Jr.「「ハッ!」」ビクッ!
春夏「買い物帰りになんか騒がしいと思ったら!」
変態仮面「行くぞJr.!」ダッ!
変態仮面Jr.「さらばだ!」ダッ!
春夏「あ!待つね!パンツ男!……くっ、逃げられたね」
---
亜美「とゆーわけでー……」
真美「初代は正義!って再確認したわけですよ!」
律子「ふーん……それで?」
亜美真美「「だから~!」」
ギャーギャー
あずさ「そういえばこの間CGプロの川島さんと礼子さんに聞いたんだけど~」
伊織「ん~?」チュー
あずさ「二人で飲みに行った時にガラの悪い人たちに絡まれちゃったって~」
伊織「普段からあんな格好してるからじゃないの?」チュゴゴゴゴ
あずさ「その時パンツ被った二人組のマッチョなパンツ男が助けてくれたって~」
伊織「ブフォッ!」
あずさ「ちょっと、伊織ちゃん!?どうしたの?ジュース吹き出しちゃって?」
雪歩「……」バタンキュー
千早「雪歩?ちょっと雪歩!?」
春香「……」バタンキュー
千早「ちょ!?春香まで……え?大丈夫?ちょっと!」
狂太郎P「ただいま戻りまし……」
伊織「……」ゴゴゴゴゴ
狂太郎P「い、伊織……どうした……」
あずさ「伊織ちゃん?」
伊織「……ふんっ!」
狂太郎P「って雪歩!?春香!?どうした!?」
千早「なんか突然気を失って……」
春香「うーん……」
雪歩「……」チーン!
伊織(あんたのせいよ!あんたの!)
以上です
10年経つけど無印は正義!
ハチャプリ一話のOP挨拶がブラックなのに涙した
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