冬馬「765のアイドルと番組撮影?」 (19)
冬馬「フリーの俺達に来るような仕事か?……これ、どこからのオファーだよ北斗」
北斗「向こうのプロデューサー直々の御指名だよ。翔太の携帯にメールが来てたんだってさ」
冬馬「……なんで765のプロデューサーとメールが通じるんだよ」
北斗「さぁ?」
冬馬「……まぁ良いか。で、俺達は向こうの誰と何処で収録するんだ?」
北斗「それなんだけど、こっちからは冬馬だけみたいだね」
冬馬「は?まじかよ。じゃあ俺一人でアイツら相手にすんのか!?」
北斗「あっちのメンバーも安価で決めるらしいよ。人数と誰かを」
冬馬「チッ、安価なんてイマイチ信用ならねぇが……やるか」
初めての安価スレにつき、gdgd注意。
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リゾートホテル
ホテル……ゴクッ
水瀬伊織
か、絡ませ辛い………
北斗「伊織ちゃんとリゾートホテル……だってさ冬馬」
冬馬「竜宮古町のリーダーだよな?」
北斗「あぁ」
冬馬「………………気が重いぜ」
竜宮小町だよぉぉぉぉ
冬馬「時間は流れて収録日…………はぁ」
P「すまんな冬馬。変な依頼出してしまって」
冬馬「別に構いはしねえけどよ、相手が水瀬ってのがキツいぜプロデューサーさんよ」
P「あれはあれで良い子だから、そう嫌わないでくれよ」
冬馬「嫌ってるのは俺じゃなくてアッチだからな?」
P「伊織は、嫌いな相手には絡まないよ。ジュピターは竜宮小町には無視できないライバルだからな……素直になれないだけなんだ。何か言われても優しく流してやってくれ」
冬馬「へいへい分かったよ………ところでリゾートホテルって言うけど、どんなところにあるホテルなんだ?海か、山か?」
P「あぁ。そうだな……………確か>>10だったな」
冬馬「>>10か……」
これは滑ったな
タイトルに安価ってつけてれば少しは違っただろうに……あと安価細かすぎる
とりあえず海で
P「海のリゾートホテルさ」
冬馬「暖かくなり始めたし、丁度良いっちゃ良いよな」
P「そうだな……お、伊織が来たみたいだぞ?」
ミナセイオリサンハイリマシター、ヤッパリカワイイネイオリチャン、アリガトウゴザイマース
伊織「うふふー……………男二人で何くっちゃべってんのよ。この伊織ちゃんが来たんだから挨拶の一つでもしなさいよね?」
冬馬「初っぱなから喧嘩腰たぁ、やっぱり売れっ子は違うな」
伊織「なぁんですって!?」
P「こらこら二人とも。今回は二人きりで撮影するんだから、仲良くな?」
二人「ふん!」
P「よしよし。じゃあ冬馬、早速向かってくれ」
冬馬「わかった。えっと、ホテル行きのロケバスはどれだ?まるで見当たらないんだが」
伊織「見た感じプロデューサーとスタッフの車しかないじゃないの」
P「いや、だから今回は二人きりの撮影だからな?」
二人「はぁ!?」
冬馬「俺の解釈が間違ってんのかもしれねぇから聞くけど、まさかカメラマンもドライバーも居ないのか?」
P「音声も照明も居ないな」
伊織「カメラはどうするのよ!」
P「ハンディサイズの物を二つ用意したから二人で頑張って撮りあってくれ」
冬馬「……」
伊織「……意味が分からない」
P「ま、二人は二人で仲良く行動してくれれば良いんだよ」
冬馬「……ドライバーがいないなら電車で行くか」
P「いやいや、お前フリーになって直ぐに卒業だったろ?車の免許だってもう持ってるんだから、当然お前の運転だよ」
冬馬「……」
伊織「アンタにピッタリの仕事じゃない。精々私のアッシー君をがんばりなさい、にひひ」
P「伊織は助手席で地図を見る役目だからな」
伊織「えー!?このスーパーキューティクルアイドル伊織ちゃんにそんなことしろって言うの!?ナビ付きの車で行けば良いじゃない!!」
P「文句はナビ付きじゃない車を持ってきた冬馬に言えよ」
冬馬「んなっ!?おいプロデューサー、俺の車で行くのかよ!?」
P「そうだけど?」
冬馬「……」
伊織「……」
P「ほらほら、二人とも。さっさと行かないとホテルにつく前に日が暮れるぞ?」
冬馬「……わかった、わかったよ。素早く収録を終わらせちまえば良いんだろ」
伊織「はぁ。気は乗らないけど……地図くらい見てあげるわよ。ほらプロデューサー、地図頂戴?」
P「あぁ。ほら、地図とホテルのメモな」
伊織「どれどれ…………うげ」
冬馬「なんだよ変な声だしやがって。なになに…………なぁプロデューサー」
P「?」
冬馬「ホテルの名前、グランビュー長崎って書いてあるんだけど……長崎って九州か?」
P「あぁそうだ」
冬馬「……これ、もしかして泊まり掛けなのか?」
P「モチ」
伊織「……」
冬馬「……」
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