アイドルマスターシンデレラガールズ×SOUL CATCHER(S)
VIPで本家アイマスとクロス書いた人とは違います
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カフェ 注文の多い料理店(メイジ@キッチン)
乃々(カフェ? 料理店? どっち?)
乃々「……お昼ご飯を食べるタイミングを失って一人でカフェに来ることになりました。この時間ならすいているかなと思っていたら」
店員「すみません、相席でよろしいDeathか?」
乃々「まさか相席になるなんて。別の場所を探すのも時間がないですし、ここは相席に座ります。どうか静かな人が一緒ならいいんですけど……」
乃々(もし騒がしい人だったら……やっぱりむーりぃー……)
御器谷「恵と木戸さんと邑楽派の皆に荷物運びで買い物に付き合わされた挙句、後は女の子同士で楽しみたいからって追い返されちゃった」
御器谷「普段みんなボクのことを女の子みたいに見ているのに、この仕打ちはないよ……」
御器谷「ううん。やっぱりボクがいるだけで空気が悪くなるもんね。あっ、ここって焼き饅頭が有るんだ。注文しよう」ウフフフフフ
御器谷忍 メイン楽器バスクラリネット http://i.imgur.com/bgbDLGa.jpg?1
店員「こちらへどうぞ。お客様、相席よろしいDeathか?」
御器谷忍「えっ?」
乃々(良かった、おとなしそうな人だ)
御器谷「か、構いませんけど」
乃々「あ、ありがとうございます……」
乃々「……」
御器谷「……」
乃々「……」
御器谷「……」
乃々(沈黙が気まずい……。私のせいですけど、申し訳ないです)
御器谷(そうだよね。僕みたいな根暗で救いのない人間と相席になるなんて嫌だよね、早く食べ終わって帰ってあげよう)ボボンボンボボン
乃々(でも何ででしょう)
御器谷(不思議とこの子)
乃々&御器谷(他人の気がしない……)
乃々「あ、あの……」
御器谷「え?」
乃々「迷惑でしたよね? 1人の時間を楽しんでいたのに私なんかが相席しちゃって」
御器谷「ううん! こっちこそ、折角の午後のお茶の時間をボクなんかと過ごさなくちゃいけないなんて、気分が悪くなるよねっ! 吐き気がするよね! 貴重な時間をボクに費やさないといけないなんて最悪だよね!」
乃々「あのっ、そこまで卑屈にならなくても……」
御器谷「ウフフフフフ」ボボボンボボンボボン
乃々「もりくぼ、後ろ向き仲間が出来て少しだけ嬉しいです……。でも、もりくぼ以上の逸材で困っています」
音羽「ん? あれは……御器谷と誰だ?」
神峰「どうしたんスか? 音羽先輩、知り合いでも……って御器谷先輩? 一緒に座っているのは……どっかで見たことあるんだけど、どこだっけ?」
神峰(にしても……)
御器谷「――」クシャ
森久保「――」クシャ
神峰(あの2人……! 卑屈だ!!)
打樋「オ? 御器谷と一緒にいる女の子、森久保乃々じゃねェか?」
神峰「打樋先輩知ってるんスか?」
神峰翔太 指揮者 http://i.imgur.com/musbGWJ.jpg
音羽悟偉(暴君) メイン楽器トランペット http://i.imgur.com/zhkyO8M.jpg
打樋透(棟梁) メイン楽器パーカッション http://i.imgur.com/154pfEd.jpg
打樋「ン? 前にニコ生で見たんだよ。駆け足アイドルだとよ」
神峰「それを言うなら駆け出しじゃ……」
打樋「オオ!? 今オレのこと馬鹿にしたか!? オ!? どっちでも似たような意味だろ!?」
神峰「してねえッス!!」
音羽「アイドルか。そう言えば、うちの病院と提携している都内の病院に入院していた患者がアイドルになった、と聞いたが……それは関係ないか」
音羽「しかし打樋、お前が知っているとは意外だな」
神峰(打樋先輩ニコニコユーザーだからな)
神峰「あんまり邪魔するのも悪いですし、別の店に行きま……」
音羽「<●><●>」ニヤニヤ
神峰「ダ、ダメだ! 音羽先輩がこの顔をしたら……」
音羽「おい。こんな面白いこと俺抜きで出来ると思うなよ」
神峰「な、なにするつもりスか?」
音羽「決まっている、御器谷で遊ぶ」
神峰(やっぱりだー!!)
打樋「ルァッハハハハハ! 面白そうじゃねえか音羽! オレも付き合うぜ!」
神峰「打樋先輩まで! で、どうするつもりスか? 2人をくっつけるつもりスか?」
音羽「そこまではしないぞ。第一、あいつに彼女が出来たら俺があいつで遊ぶ時間が減ってしまう」
神峰「どういう理屈スか! あんた御器谷先輩好きすぎるだろ!」
音羽「まぁ、俺もあいつなら別にかまわんが……」
神峰「え゛っ゛」
音羽「冗談だ、真に受けるな」
打樋「オ! 面白いメニューが有るじゃねェか!!」
御器谷「……」
乃々「……」
店員「お待たせいたしました、当店自慢のカップル専用ラブリーパフェDeathぅー」
御器谷「えっ!?」
乃々「!? あの、頼んだ憶えないんですけど……」
店員「あちらのお客様からの奢りDeath」
音羽「<●><●>」ニヤニヤ
打樋「<●><●>」ニヤニヤ
神峰「あはは……申し訳ないス」
御器谷(音羽君に打樋君、それに神峰君まで!?)
乃々「これ、返品は……」
店員「あ、迷惑Deathぅー返品されても」
乃々「ですよね」
店員「ごゆっくりー」
御器谷(どういうつもりなんだ……まさか、ボクで遊ぼうとしているんじゃ……)
乃々「あの……」
御器谷「う、うん……。折角だし、食べようか?」
乃々「そう、ですね……」
乃々(どうしてこうなったんですか……プロデューサー、助けて……)
その頃プロデューサーは
P「あっ、君! アイドルに興味……」
刻阪「!!」
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P「い、今の聞かなかったことにしてください!!」
響「ふぅ」
桃子「? 変なの。どうしたの響? 凄い顔しているけど」
P「さ、さっきのはなんだったんだ……他には……」
歌林「……」ポー
P「あの子、こっちを見ているな。金髪ツインテ、アリだな! よし、行くか!」
P「ねえ君、アイドルに興味……」
歌林「やんない!! あたしからパート練習(ランデブー)の時間を奪う気なの?」
P「ひぃ!! す、すんませんでしたー!! 熱っ! なんだかよく分からないけど熱っ!!」
刻阪響 メイン楽器 アルトサックス http://i.imgur.com/LZ2YVBs.jpg
滝沢桃子(モコ) メイン楽器 声 http://i.imgur.com/sKMZUfR.jpg
歌林優菜 メイン楽器 アルトサックス http://i.imgur.com/aPooE98.jpg
乃々「このパフェ、結構美味しいですね」
御器谷「そうだね。カップルって枕詞がつかなかったら完璧だったかな」
乃々「……」
御器谷「あの。ごめんね、ボクの知り合いが迷惑かけちゃって……、ボクなんかと相席しただけでも不幸なのに、その上ボクとカップル用のパフェを食べる羽目になるなんて……机の下で蹲りたい気分になるよね」ボンボン
乃々「いえ……机の下は私のベストプライスです。居心地がいいんです、隣人もいますし。時々騒音に驚かされますけど、過ごしやすいですよ」
御器谷「そうなの? ボクもこんど過ごしてみようかな、音羽君に見つからないように」
神峰(2人とも心が弾みだした!)
神峰「って先輩たちフツーに楽しんでませんか?」
打樋「カッカッカ! 御器谷のやつ、結構やるじゃねェか!」
音羽「む、思っていたのと違うな……」
神峰「あんたはどういうリアクションを期待してたんスか」
打樋「でも良いのか? 相手アイドルだろ、パパラッチにでも捕まったらメンドーなことになるんじゃねェのか?」
音羽「気にするな。その時は俺が何とかしてやる」
神峰「お金でどうにかなると思ってませんか?」
音羽「ならなくはないだろ。それに」
神峰「それに?」
音羽「女子2人の会話だと思うだろ、ぱっと見」
神峰「否定しきれないス」
乃々「吹奏楽ですか。なんだかスゴイですね」
御器谷「そうでもないよ、ボクなんて地味な楽器だし……存在感薄いしいなくても楽団は成り立つし……」
御器谷「でも。そんなボクでも楽団の力になれていることが嬉しいんだ! 逃げたいって思う事も有ったけど、それでも頑張って頑張って、全国大会に行けるはずだって信じて……。あっ、ゴメン。つまらない話しちゃって。自分語りなんかされても迷惑だよね、無視するのが一番だよね……」
乃々「そんなこと、無いと思います。私も……アイドルやっていて、みんなに埋もれちゃいそうな時が有りますけど、それでも……緊張しますしあまり目立ちたくないですけど、ステージに立つことは嫌いじゃないですから。寧ろ、ちょっと楽しいです」
乃々「多分……1人じゃ無理だったと思います。まだ怖いですけど、近くにみんながいるって思ったら、不思議とやれそうな気がするんです。あくまで、そんな気がするだけですけど……」
御器谷「え? アイドル?」
乃々「あっ、そうですよね。私のことなんて知りませんよね、それが普通です。いつCDデビューするんでしょうか、それまでには夜逃げしたいです……」
御器谷「アイドルにボクみたいな生物失格がため口を使うなんて……」
神峰(また心が折れて小さくなった……本当似た者同士だよな)
御器谷携帯『ヴォオオオオオ!!』
乃々「うひっ!」
御器谷「あっ、恵から電話だ……。ちょっと失礼するね」
乃々「今のって所謂デスメタルですよね、意外な趣味をお持ちで……、色々と抑圧されているんでしょうか」
乃々「……あの人が相席で良かったです。不思議と会話が弾みましたし、どうしてでしょうか。何となく自分を見ていたような気がします」
乃々「頑張ろう。逃げたいと思わなくなるように、ステージを笑顔で楽しめるように……」
チャラ男A「よう、嬢ちゃん! 今一人?」
チャラ男B「今から俺らと遊ばない?」
乃々「え、ええ?」
神峰「! 音羽先輩、森久保さんがチャラ男に絡まれましたよ!」
打樋「オ? やるか? やっちゃうのか!?」
音羽「打樋、ここで暴れるのは得策じゃない。出禁にされたらたまったものじゃないぞ」
神峰「音羽先輩!?」
音羽「それに、こういう相手に打ってつけの人間がいるだろう?」
神峰「え?」
チャラ男A「オレ、腕相撲チャンピオンなんだぜ!! 見てよ、この上腕二頭筋! カッチカチだぜ!!」
乃々「そ、それは凄いですね……」
チャラ男B「俺は医者の息子だぜ! エリートだぜ! だから遊ぼうぜ!」
乃々「いや、意味が分からないです」
神峰「音羽先輩!」
音羽「まあ待て、そろそろ奴も戻って来るだろう」
チャラ男A「ほら、俺にパフェ食べさせてよ。あーのわっ!?」
チャラ男B「なんだぁ! 急に後ろから引っ張られて……」
御器谷「あ、ああああの! その辺に、しておいてください……」
乃々「!」
チャラ男A「オ? なんだ、この子の仲間か?」
チャラ男B「おうおう、この子も結構上玉じゃねえか! ねえねえ、一緒に遊ばない?」
チャラ男A「そらっ、AKIBAで鍛えた脱衣技をくら……え」
御器谷「うわっ!」
チャラ男B「え、えー……」
客1「ヒュー! 見ろよやつの筋肉を……まるでハガネみてえだ!! こいつはやるかもしれねぇ……」
客2「まさかよ。しかしチャラ男Aには勝てねえぜ」
客3「鬼の形相のような……」
神峰「御器谷先輩、あそこまで凄かったっけ?」
打樋「奴も毎日鍛錬してんだろうよ!!」
音羽「ふっ、面白くなって来たじゃないか」
神峰(そんな御器谷先輩をぐるぐる巻きにできる音羽先輩っていったい……)
チャラ男A「くっ! 良いぞ、こうなったら腕相撲で勝負だ!」
御器谷「ええ!?」
乃々「その、すみません。私のせいでまた変なことに巻き込んで……。やっぱり1人でカフェに行くことが間違っていたんです……」
御器谷「うぅ……でも元はと言えば、ボクと相席になったことがきっかけだし……」
チャラ男B「それじゃあ行くぞぉ! レディ……ゴー!」
御器谷「!!」
チャラ男A「!! やるじゃねえか! だがよ、俺はチャンピオンだぜ!!」
御器谷「ッ!!」
神峰「御器谷先輩負けそうですよ!」
音羽「あいつ、見た目の割に出来るようだな……」
雅「ここだっけ? 御器谷がいるカフェって」
邑楽「忍ー、いつまで私らを待たせる……って神峰!?」
打樋「オ、邑楽派じゃねえか!」
神峰「邑楽先輩、どうしたんスか? 顔真っ赤ですけど。風邪でも引きました? 失礼をば……」
邑楽「ミ゛ャーーッ!!」
邑楽恵(影のスーパー偶像) メイン楽器クラリネット http://i.imgur.com/ElRqicv.jpg
木戸雅 メイン楽器オーボエ http://i.imgur.com/S3Lyk0a.jpg
神峰「少し熱いッスね。大事を取った方が……」
音羽(<●><●>)
邑楽「な、なんでもないわよ!」
邑楽(神峰に額を触られた神峰に額を触られた……)
雅「メグは置いておいて……御器谷はなにしてるの?」
音羽「ああ、かくかくしかじか」
雅「まるまるそうまそうまソルキャ4巻4月4日発売ってこと?」
音羽「ああ、そうだ」
神峰(ミスタが嫌がりそうな日だな……)
乃々「あ、あの……」
神峰「! 森久保さん!」
乃々「あの人のお友達さん、ですよね。すみません、私のせいでこんなことに……」
音羽「気にするな。起きてしまったものは仕方ない」
雅「だけどアレ、こっち側劣勢じゃないの?」
神峰「それなんスけど……すみません。皆楽器持ってるスか?」
打樋「おう! スティックならいつでも持ってるぜ! ドラムは……オ、あるじゃねえか!」
音羽「! 愚問を吐くなよ、準備は万端だ。全くお前といると退屈しないで済む」
邑楽「私たちさっきまで楽器屋にいたのよ。それで、どうするつもり?」
雅「まっ、やることは1つだけよね。慣れって怖いね」
神峰「すんません、感謝するス」
音羽「という事だ。後でこれだけ払うから、ここは俺たちに任せてくれないか」
店員「リア充臭がひどい! 青春活劇かっての!」
乃々「あ、あの……何を」
神峰「森久保さん。これにはアンタの力も必要だ、どうか貸してくれねぇか?」
乃々「私がですか?」
神峰「ああ。アンタは御器谷先輩に似ている……心の形に、後ろ向きでもなんとか前を向こうと努力しているところとか」
神峰「だからこそ、伝わるエールも有ると思うんだ!! だから森久保さん、歌ってくれ!!」
乃々「! む、無理です。私、今までステージに立った時も……メインで立ったことなんてないです、せいぜいバックコーラスとかが……」
乃々「それに……っ。ここはステージじゃないですし、喫茶店ですし……みんなの視線が」
神峰(確かに嫌な気持ちを向けられるかもしれない。今この場に刻阪がいれば! 楽に終わったかもしれねェ)
神峰(だけど! アイドルにだって……森久保さんにだって出来るはずだ! 心をつかんで、強く奮い立たせることを!!)
御器谷「ッ!!」
御器谷(まずい、そろそろ限界……)
乃々(こ、こんな展開……私にはむー……)
神峰「今はまだメインで立てなくても! 心までバックコーラスになるな! それに……アンタは一人じゃない! 俺たちがいる!!」
乃々「!!」
雅「と言っても、曲はどうするつもりコンダクター?」
邑楽「それなら、丁度いい曲が有るわ。有名な曲だし、忍の好きな曲よ。デスメタルよりこっちの方が似合ってるでしょ?」
神峰「こ、これは!」
邑楽「ちょうどピアノも有るし、私はそっちを弾くわ。私がいなくてもクラリネットパートはちゃんと機能するしね」
邑楽派「任せてくださいメグ先輩!!」
神峰「邑楽先輩、感謝するッス」
邑楽「! そ、そんな風に見ないでよ! ほら、始めるわよ」
神峰「はい。森久保さん……どうかお願いだ、アンタの全力、ぶつけて欲しい」
http://youtu.be/PGrEYNs3ugU
神峰(ピアノ、優しく包み込むように)
神峰(オーボエ、軽やかに)
神峰(ドラムきっかけを作って)
御器谷(!! こ、このピアノは……)
乃々(無理無理無理、どうしてみんな私なんかのためにそこまでしてくれるんですか)
乃々(今日会ったばかりで、相席になっただけの相手なのに……私はまだ名前も知らないのに……)
御器谷「ぐぬぬぬ……」
乃々「!!」
神峰(御器谷先輩、森久保さん! ここからはアンタ達のステージだ!)
乃々(私たちの……ステージ! 逃げたい気持ちはまだある、でも御器谷さんは逃げなかった……私は)
乃々(このままだと、何も変わらないから――!)
乃々「~~♪」
御器谷(ボクノート!!)
神峰(誰よりも輝いて)
乃々(もっと、もっと……輝ける歌を!)
チャラ男A「な、なんだと!?」
神峰(森久保さんの歌声に呼応して心に翼が生えて……)
乃々心『――』
神峰(LIGHT WING森久保!!)
乃々(! 不安になってみても……場所が違っても)
乃々(……やっぱりステージって、気持ちが良いです)
御器谷「!!」
チャラ男A「ぐはっ!!」
チャラ男B「チャラ男A!!」
御器谷「やった!」
客1「ブラボーーー!!」
客2「それだよ嬢ちゃんー! カッケー!!」
御器谷「あの、ボク男……」
店員「良かったーー喪服着て来て! 自称“腕相撲チャンピオン”チャラ男Aがお亡くなりになってるじゃない」
神峰(いつの間に着替えた!?)
チャラ男A「ぐ……」
チャラ男B「そ、そんな目で見るな! 俺は医者の息子だぞ!!」
音羽「それがどうした。どこの病院だ?」
チャラ男B「音羽ヶ丘病院だよ!!」
音羽「奇遇だな。俺はそこの院長の息子だ」
チャラ男B「え゛っ゛」
音羽「聞こえなかったか? 俺は音羽院長の息子……」
チャラ男B「あ、あれ? そう言えばオレ、今週のアンケ出すこと忘れてたー! ほ、ほら帰るぞA!」
チャラ男A「し、失礼しましたー!!」
雅「ぶっとびー。流石音羽、名前だけで相手逃げてったよ」
御器谷「ぜぇ、ぜぇ……流石に疲れたよ……」
打樋「オウ! かっこよかったぜ!!」
神峰「お疲れ様ス」
邑楽「忍にしては良いとこ見せたんじゃない?」
乃々「あ、あの……御器谷さん」
御器谷「あれ? ボク名前を言ったっけ……」
乃々「えっと、ありがとうございました。御器谷さんが助けてくれなかったら私どうなっていたか……」
御器谷「音羽君がどうにかした気もするけどね」
音羽「ふっ、どうだろうな」
乃々「私、まだ後ろ向きな性格は治らなさそうですけど……少しだけ、前に進めた気がします。いつだってそうです、私の周りの人達は眩しいぐらいに輝いて。その度私も本当に少しずつですけど、輝ける気がして。また光貰っちゃいました」
神峰(まだ心は折れそうで弱弱しいけど、ちょっと厚みが増したか?)
乃々「そうだ。これ、私が今度参加するライブのチケットです。全員分は難しいかもしれないですけど……見に来てくれたら嬉しいです」
乃々「その時は、センターで歌えるよう頑張ってみますから」
御器谷「ありがとう。ボクも全国大会目指して頑張るよ」
打樋「オレらを忘れるなよ!」
雅「そーそー。全国目指すのは御器谷だけじゃなくて」
音羽「ああ。こんな面白いこと、俺達なしで出来ると思うな」
邑楽「そっ、私たちで、でしょ?」
神峰「ウス。じゃあ森久保さん、達者で」
乃々「はい。さようなら――」
乃々(吹奏楽とアイドル。目指す場所は違っても、芯の部分は一緒です)
乃々(もりくぼも、前向きにならないと――。みんなにも聞かせたいです)
乃々「ボノノート……なんちゃって」
おしまい
ちょっとしておまけを3つ程投下します
おまけ1
その頃の金井淵先輩
金井淵先輩「……」
ちひろ「そこの貴方! プロデューサーになりませんか?」
めでたい淵先輩「やるわけないだろう」
ちひろ「あ、お話だけでも」
やるわけない淵先輩「やるわけないだろう」
ちひろ「……不完全燃焼なんだろ?」
不感(全燃)症先輩「そうなんだろそうなんだろ」
お前の指揮が一番ない淵先輩「ハッ」
ちひろ「<●><●>」
金井淵涼 メイン楽器テナートロンボーン・バストロンボーン http://i.imgur.com/av9ASPX.jpg
おまけその2
その頃の神崎蘭子
P「さっきは酷い目に有ったなぁ。あんなに睨むことないのに」
蘭子「闇に飲まれよ!(お疲れ様です)」
P「ああ、お疲れさん」
蘭子「今宵のカルマの古文書を解き明かせ(今日の仕事の内容はなんですか?)」
P「ん? えーとだな、高校生指揮者と共演だな。なんでもお祖父さんが国際的な指揮者らしいぞ」
蘭子「それは興味深い。我が深淵で赤き楽団も闇への行進曲を奏でている(楽しみです! 私の心臓もドキドキしています!)」
P「そろそろ来るな。あっ、来た来……」
蘭子「煩わしいたい、よ?(おはようございま……す?)」
_
/乂 ミ\_
ノ彡ハj从爻<_
フハ{岦^岦 }爻
/从 l_ 从\
/ -=ヽ`ニ´イニ \
二\ニト ┴イニ/二
|⌒l -=\\%/=-l⌒ヽ
入\ Yニニニ/ニニニフ/ |
辷_)|ニニニ|Οニニ7_彡
|匚[ヨ]〉ニニニ|ニニニニ|[E]コ|
厂丁(ニ;\ニ|Ο∠;ニ厂丁ノ
| 八 [二二二「E |二| / /|
|\ ハ V丁テ六テ丁ハ/ / |
∨∧ |/ニニ;|ΟΧニ;| / /
| ∧ハ;ニニ|ニニニ / 二|
∨/∧| ニニ|ニニニ;/ =ニ|
____|////〉ニ=∧=ニニ/ニニニ|
/ l广 ⌒∨/ニ∨=/⌒\=/――
_|二ニ=―〈〈 i 「┘'ニ|ニ=〈/j |\=ニ二\
/ ∠ニ水〉、〉/ニ|ニ└1ノハjニ  ̄ ̄\ニ\
/ ∠二ニ二二/ ニニ/ニ=|ニ∧ニニ┘\ニニ \二\
蘭子「……闇に飲まれた(アカン)」
P「あの……、伊調君?」
伊調「はい、そうですけど」
P「手をパタパタしているのは?」
伊調「ごめん、これクセなんだ。人の声をメロディにして伴奏を付けたくなっちゃうんだ」
蘭子「ぶふっ!」
伊調「今の咳は……シ♭だね」
P「と言う事があってな。流石の蘭子も伊調君の魔王コートの前ではキャラを保つので精いっぱいでさ。いやぁ童顔なのにあのコートの破壊力は相当の……」
愛海(……閃いた!!)
P「愛海……その両手は何してんだ?」
愛海「え? これクセなんだ! 人の声をメロディにして伴奏を付けたくなる……」
P「ピアノはそんなにワキワキしないぞ?」
愛海「わけないよね!!」
伊調鋭一 指揮者 http://i.imgur.com/7NLpKra.jpg
おまけその3
音羽「お前ら4月4日がピアノ調律の日だって知ってたか?」
神峰「へぇー知らなかったス。ってこの流れは……」
花澄?「その日は他にも大切な出来事が有りますよー!」ニュルンベルク
音羽「カスミン! ……じゃない! なんとなく似ている別人だ!」
神峰「誰スかあんた!?」
花澄?「何の日だか知ってますか?」
神峰「質問に質問で返された! その日はソウルキャッチャーズ4巻の……」
花澄?「えっ、違いますよ? この人の誕生日ですよ!! 世界……」
神峰「あれ? 伊調のじーさんの誕生日って7月9日だったような」
ちひろ「レベルのヘレンさんの誕生日ですよ!!」
神峰「結局宣伝じゃねェのかよ!!」
吹越花澄(カスミン) メイン楽器フルート http://i.imgur.com/XjE5syr.jpg
おしまい
今度こそ終わり。最近ソルキチSSが増えてきているから割と嬉しい今日この頃
水本さんとカスミンイモミンがトリオをするとか、弦野に叩っき斬られるだりーなとか考えたけどその辺はまた思いついたらで。
後、これを読んだ人に一つお願い
アンケだ!! 頼む!! アンケを出してくれ!!
読んでくれた方ありがとうございましトゥーー!
今さらだけど訂正
打樋透 メイン楽器ティンパニー、ドラムセット
でした。
このSSまとめへのコメント
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