アスカ「何よそれ?」シンジ「ギター」(121)

SS書くのどころかスレ立てすら初めてです。
どうか生暖かい目で見守って下さい。
それでは始めます。

お心遣い、感謝致します。
早速やっちまいました。

アスカ「ふーん、アコギ?」

シンジ「いや、エレキだよ。」

アスカ「何アンタ、バンドでもやってるわけ?」

シンジ「いや、やりたいんだけど、メンバーが居ないんだ。」

アスカ「アンタ、友達少ないもんね。」

シンジ「アスカだって人の事言える程友達居ないじゃないか。」

アスカ「うっさいわね!!………」

シンジ「アスカ?(怒らせちゃったかな…?)」

アスカ「ねえ…」

シンジ「な、何?」

アスカ「もし、アンタがどうしてもやりたいんだったら、一緒に組んでやっても良いわよ…」

シンジ「え、えっ?」

アスカ「アンタなんかとこのアタシがバンド組んであげるんだから、感謝しなさいよね!!」

シンジ「それはありがたいんだけど、アスカ…?」

アスカ「な、何よ!?」

シンジ「二人じゃバンドは流石にキツイよ…?」

アスカ「」

シンジ「だ、だってそうでしょ?」

アスカ「で、でも、B○zとかは二人だけど、世界的に有名じゃない!!」

シンジ「ああいうバンドはサポートメンバーって言うのが居て、二人で全部演奏してるんじゃないんだ。」

アスカ「そ、そうなの…?(シンジと二人でシンジ&ASKAとかやってみたかったのに…)」

今更ながら››1 です。

??「話は聞かせて貰ったわ。」

シンジ&ASKA「!?」

レイ「碇くん、バンドやりたいのね。」

アスカ「ちょ、ちょっとアンタ、いつからそこにいたのよ!?」

レイ「貴女が何よそれ?と聞いてた所から。」

アスカ「最初っからじゃないのよ!!」

レイ「碇くんはバンドを組めればポカポカする?」

アスカ「無視すんな!エコヒイキの癖に!」

シンジ「(ポカポカ…?)う、うん。よく解らないけどするんじゃないかな。」

レイ「なら、私もバンドに入る。人数が足りて無いんでしょ?」

例え見てる人間が居なくても私は投下を続けるだろう!!

シンジ&ASKA「!?」

アスカ「ちょ、ちょっとアンタ、何勝手に
シンジ「良いのかい綾波!!」

アスカ「」

レイ「ええ、碇くんと一緒に演奏して、私もポカポカしたい。」

???・??「話は聞かせて貰ったよ(にゃ)!」


アスカ「(やっぱりこうなると思ったのよ!!)」

シンジ「カヲル君!!真希波!!」

カヲル「シンジ君、話は聞かせて貰ったよ。バンドをやりたいんだってね。」

シンジ「うん。綾波とアスカもやってくれるって言ってくれたんだ。」

カヲル「シンジ君、これは丁度良いと思わないかい?」

シンジ・ASKA・レイ「?」

マリ「わんこ君も含めて今ここに居るのは五人。バンド組むには良い人数だにゃ。」

一旦休みます。書き溜めとかもしてないのでバカも休み休みやらせていただきます。

シンジ「た、確かに…」

アスカ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」

アスカ「私はこのメンバーでやっても良いなんて言って無いわ!!」

シンジ「は、ハァ!?」

アスカ「だ、だってそうでしょ!?先にアンタと組んであげるって言ったのはこのアタシ!!」

アスカ「このメンバーでやるなら私は抜けるわよ!!」

レイ「………」

マリ「とりあえず、姫は何が不安なのかにゃ?」

アスカ「全部よ全部!!エコヒイキやホモにコネメガネとバンドですって!?冗談じゃないわ!!」

カヲル「やれやれ…困ったねぇ…一緒にやれるのはシンジ君だけか…」

マリ「姫は独占欲が強いにゃ~。」

>>9
マリのセリフ、不安じゃなくて不満でした。スマソ
誰が見てるとも解らんけど修正。

アスカ「そんなんじゃないわよ!!」

シンジ「だから二人じゃ出来ないってさっき説明したじゃないか!」

アスカ「他を誘えば良いでしょ!あの3バカとか!!」

カヲル「(僕らは彼ら以下なのか…)」

マリ「(姫、わんこ君を独占するのに必死だにゃー…)」

レイ「(何故2号機の人は私達を拒絶するのかしら…)」

三人「(でも、そう簡単にシンジ[碇][わんこ]くんは渡さないよ!)」

アスカ「何よ、アンタ達。そんな目で見てもダメな物はダメ!」

マリ「(ちょっと意地悪しちゃおっと!)じゃあ、わんこ君。」

マリ「姫とじゃなくて、私達と組めば良いんじゃないかにゃ?」

見てるからはよ

シンジ&ASKA「!?」

カヲル「(なるほど…)そうだよ、シンジ君。僕らで組めば人数は4人。」

レイ「バンドを組むには充分な人数ね。」

シンジ「そっか。そうだね。じゃアスカ、そう言う事だから。」サッ

アスカ「ちょちょちょちょちょ!!待ちなさいってば!!」ガシッ

シンジ「だって仕方ないじゃないか。アスカはカヲル君達とは」
アスカ「分かったわよ!!このメンバーで良いわよ!!」

アスカ「全く…」チラリ

マリ「…」ニヤァ

アスカ「ッッッッッッッッッッツ!!」イラァ

カヲル「(しまった…彼女の案に賛同しすぎた…)」

シンジ「(と、とりあえず、この空気はマズイ!)」

シンジ「じゃ、じゃあ、まずはパートを決めようか!」

シンジ「僕はギターしか弾けないからギター。」

シンジ「皆は弾ける楽器とかある?」

カヲル「僕が弾けるのは、えーと…エレキギター、アコースティックギター、エレキベース、
アコースティックベース、ドラム、フルートと、あとハーモニカ、それにリコーダー位かな?」

シンジ「(凄いとか言うレベルじゃないよ!!どういう経歴だよ!!)へ、へぇ…」

シンジ「アスカは?」

アスカ「ん…は…か…」

シンジ「え?」

アスカ「鍵盤ハーモニカだけよ!!悪い!?」

シンジ「い、いや…」

レイ「私も学校の音楽でやったリコーダーだけ…」

マリ「ハイハイハーイ!!楽器は弾けませーん!!」

シンジ「わ、分かったよ…(なんだよこの状況…金爆かよ!!)」

>>11 ありがとうございます。見てくれている方が居るだけでも安心します。

シンジ「じゃ、じゃあ、皆何かやりたいパートはある?」

ASKA「ヴォーカル!!」

マリ「ボーカルー!」

カヲル「ヴォーカルかな。」

レイ「私は何も…」

シンジ「(全員ボーカルだと…)えっと、全員ボーカルはちょっと…」

マリ「一人ボーカルを決めて、後の皆はコーラスで良いんじゃないかにゃ?」

シンジ「ああ、良いね。それが良いよ。」

アスカ「S○ANDALみたい。」

マリ「おっ、知ってるの?」

アスカ「1.2曲だけね。」

シンジ「じゃあどうやってボーカル決める?」

カヲル「カラオケで一番点数が良い人にしよう。」

シンジ「か、カラオケ!?」

カヲル「うん。音程をきちんと計ってビブラートとかも分かる奴が良いよ。」

シンジ「(そういえばカヲル君歌うの好きだったな…)」

カヲル「(フフフ…一人カラオケで鍛えたこの腕前を見せてあげるよ…)」

見てるから頑張れ
支援

サンダル?
支援


~~~~~~~カラオケ~~~~~~~

ラッシャァセェ,コースハオキマリッスカァ?
エット...フリータイムデ エ!?フリータイム!?
イイヨ,オカネハボクガダスカラ
カシコマリマシターキシュハイカガイタシヤスカー

アスカ「へぇ~。ここがカラオケ…」

レイ「賑やかな所ね。」

マリ「二人はカラオケ初めてかにゃ?」

レイ「ええ。」

マリ「私もカラオケ久し振りぃ~♪あ、そうだ。部屋105号室だって。」

レイ「解ったわ。私は飲み物を買ってくる。」

アスカ「カラオケって持ち込み禁止じゃなかったの?」

マリ「ここは大丈夫みたいだにゃ~♪」

アスカ「じゃあアタシの分も買って来なさいよ!コーラ!」

マリ「私はジンジャーエール~。」

>>16 >>17 ありがとうございます。
SCANDAL(スキャンダル)ですね。

~~~~105号室内~~~~

レイ「碇くん、お茶買って来たわ。」つ 烏龍茶

シンジ「ありがとう綾波。喉乾いてたんだ。」ゴクゴク

カヲル「僕の分は」
レイ「無いわ」

カヲル「そうかい…」

シンジ「最初は誰が歌う?」

アスカ「バカシンジ!アンタが歌いなさいよ!」

カヲル「僕もシンジ君の歌が聞きたいな。」

シンジ「解ったよ…じゃあ、RIP SLY○EのSLYで。 」

デデッ デデッ デデッ デレレレレレレレデッデッ
シンジ「愛があれ~ば~♪全て~許されると思ってるでしょ♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シンジ「ねえ♪ねえ♪SLY♪ねぇ♪」

シンジ「ふう…」
採点ババン 87点

カヲル「シンジ君!上手かったよ…!」

シンジ「そんな事無いよ。」

レイ「歌ってる時の碇くん、素敵だったわ。」

シンジ「あ、ありがとう綾波。」

アスカ「あんな風に点数表示されるのね…」

マリ「じゃあ、次は私!!曲は水○寺清子で、三百六十五歩のマーチ!」

シンジ「いっつも歌ってるもんね。」

ワンツーワンツーワンツーワンツー
マリ「幸せは~♪歩いて来ない♪だーかーら歩いて行くんだね~♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マリ「ワン!ツー!ワン!ツー!ワン!ツー!ワン!ツー!」

マリ「疲れたぁ…」ヘトヘト ストン
採点ババン タララララン! 93点!

マリ「うぉし!!自己ベスト!!」ガバッ

シンジ「やったじゃないか真希波!凄いよ!」

アスカ「そんなに凄いわけ?」

レイ「この採点は恐らく音程の正確性による基本採点に加え、
ビブラートやしゃくり等のスキルによる加点で総合点を出している。
その上でメガネの人の点数が碇くんの点数を上回ったと言うことは」
アスカ「もう解るわよ!私だってバカじゃないんだから!!」

レイ「そう。」

カヲル「次は僕が歌うよ。」

曲は>>1の趣味です。安価はとりません。
というか、初めてなのでとれません。

カヲル「曲は、L'A○c~en~Cielで、flowerだよ。」
テンテンテンテレッテ テンテン テンテレレレ
カヲル「(今だ!)」ガサッ
ハーモニカ「~~~♪」

シンジ「(そういえばカヲル君ハーモニカ出来るんだったな…)」

カヲル「そう…♪気づいていた♪午後の光にまだ♪僕は眠ってる…♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「叶わぬ想いなら…♪せめて…♪枯れたい!!」

カヲル「こんなものかな…」
採点ババン ドグワァァン 100点

シンジ・マリ・アスカ「…は?」ボーゼン

カヲル「僕もどうやら自己ベストだ。君のお陰だよ。シンジ君。」

シンジ「う、うん。(ん?……ん?)」

カヲル「さあ、君の番だ。」つ マイク

アスカ「ふ、ふん!何よ!原曲通り歌えば良いだけでしょ!簡単よ!」

アスカ「…………」

シンジ「アスカ?」

マリ「姫?どしたのかにゃ?」

アスカ「……………よ……」ボソボソ

シンジ「え?何?」

アスカ「曲はどう入れんのって聞いてんのよ!!」ドォォォン

マリ「(そういえば姫…)」

レイ「(カラオケ初めてだったわね…私もだけど。)」

アスカ「やっと入ったわ!曲はB○zで、イチブトゼンブ!」

デンデン デンデッデデン デンデン...
アスカ「ぁなぁたはぁ!わぁたしぃのぉ!ホぉンのぃちぶぅしかしぃらなぁい!」オンチ

マリ「(あっちゃー…)」

カヲル「(さて、耳栓、耳栓…と、あった♪)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アスカ「そぉれだぁけで良ぃいのぉにぃ!」ドヤァ

カヲル「(もう耳栓取って良いかな?)」キュポン

アスカ「どおよ!天才のアスカ様に出来ない事なんて無いのよ!」
採点ババン ピーー 採点不能
アスカ「採点機械も私の美声に酔いしれて採点出来ないって訳ね!」

カヲル「(バカが何か言ってるが放っておこう。)」
今日はここまでにしときます。


シンジ「(アスカの機嫌を損ねるとマズイ…)う、うん。初めてなのに凄いよアスカ!」

マリ「(でもこうなるとボーカルを決めるのが…)」

カヲル「でも、ヴォーカルは僕だよね。」

アスカ「ハァ!?意味わかんない!何でよ!」

レイ「(気付いていないのね…)」

シンジ「ほら、アスカの声って高くて綺麗だからコーラス向きなんだ。」

アスカ「えっ///」ドキッ

カヲル「(それは僕にも言える事だけどね…)」

アスカ「わ、解ったわよ!今回はホモに譲ってあげるわ!」

マリ「(相変わらず姫はチョロいにゃー…)」


アスカ「但し!譲ってあげるのは今回だけだから!おだてれば
何時でも私が思い通りに動くと思ったら大間違いなんだからね!」キッ

シンジ「勿論だよ!ありがとうアスカ!」ニコッ

シンジ「それじゃ、時間まで歌おうか!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
prrrrrrr
ガチャ モシモシー フロントディース
オジカンジュップンマエデスガイカガイタシヤスカー?
ア,ワカリマシターイマイキマース

シンジ「もう時間だってさ。」

アスカ「延長しないわけ?」

カヲル「(聞く身にもなって欲しいね…)今回はヴォーカルを決める為に来ただけだからね。」

レイ「それに、そろそろ18時。学校の帰宅時間の問題もあるわ。」

マリ「そいじゃ、帰りますかぁー!」スッキリ

~~~~~NERV本部・娯楽室~~~~~

シンジ「(やっと戻って来れた…)じゃあ、ボーカルも決まったし、パート決めに戻ろう。」

シンジ「四人だし、ギター二人、ベース一人、ドラム一人で良いかな。」

シンジ「ギターの一人は僕だから…」

シンジ「皆やりたいパートは」
マリ「ドラムやりたーい!!」バッ

シンジ「(早い…)うん。じゃあ真希波はドラムで良いかな。」

シンジ「アスカはベースが似合うと思うんだけど、どうだろう?」オソルオソル

アスカ「なんでアタシがアンタにパート決められなきゃいけないわけぇ?」イラッ


シンジ「ゴメン、でもベースって力が弱いと弾けないし、普通にやると目立ちにくいんだ。」

シンジ「でも、アスカなら美人で目立ちやすいから大丈夫かな、って思って。」

アスカ「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

カヲル「(シンジ君、流石に二度も同じ手で誤魔化せる程彼女は)」
アスカ「あーもう、解ったわよ!!///」カァァ
カヲル「(…バカだったね。)」ハァ

シンジ「ありがとう、アスカ。」ニコリ

マリ「(わんこ君ってこんな女たらしだったかにゃ…?)」

レイ「(碇くんのバンドをやりたいという心が、碇くんをタラシへと変えてしまったのね。)」

シンジ「(バンドさ、バンドという魔物が僕を変えてしまったのさ。)」
カヲル「(とか考えて無いだろうねぇ…)」


シンジ「綾波はギターでも良い?」

レイ「ええ。(碇くんと同じ楽器…)」ポカポカ

シンジ「良かった。じゃあ、練習を始めようか。」

カヲル「僕はどうすれば良いかな?」

シンジ「カヲル君はアスカにベースを教えてあげてくれるかな?」

カヲル「お安いご用だよ。シンジ君は?」

シンジ「僕は綾波にギターを教えるよ。」

マリ「私はどうすれば良いのかにゃ?」

シンジ「ああ、そっか。真希波は…」


ロン毛ギター馬鹿「シンジ君、それは俺に任せてくれ!」

アスカ「(こういう登場の仕方ももう慣れたわね…)」

シンジ「青葉さん!ギターだけじゃなくドラムも出来るんですか!?」

青葉「いや、俺は出来ない!!」ドォォォン
マリ「(じゃお前は何しに来たんだよ。)」

青葉「ただし!」
青葉「ドラムを演奏出来る人を連れて来た!!」ドヤァ

シンジ「本当ですか!?」パァァ

青葉「ああ、ホントだ!それでは、どうぞ!!」バッ

リツコ「一応叩けるには叩けるけど、何かしら?」スパァ

一同「」

(元ネタを知らない方は<リツコ 太鼓>でググって下さい。)


青葉「ち、違う!待ってくれ!赤木博士じゃない!
このネタがやりたかった訳じゃないんだ!!
そもそもなんで赤木博士がここに!?」オロオロ

加持「リッちゃん、なんだい、俺に用って。
ダミーの映像を撒いてないからここじゃマズ…」

アスカ「加持さん!?」

加持「ん、ああ。シンジ君達じゃないか。どうしてここに?(ヤベ、聞かれたかな…)」

シンジ「加持さん、ドラム出来るんですか!?」

加持「ん、ああ、そう言う事か。ああ、学生時代やってたよ。」

マリ「今でも叩けるかにゃ?」

加持「ああ、多少鈍ってはいるだろうがね。」

風呂入って来ます


シンジ「じゃあ、真希波に教えてあげて貰って良いですか?」

加持「別にそりゃ構わないが、一体何をするつもりなんだい?」

アスカ「見ての通り、バンドよ、バンド!」ドヤァ

加持「バンドか。それで、バンド名は?」

シンジ「え?」

加持「いや、バンド名だよ。まさか、決めて無いのかい?」

カヲル「(僕もすっかり忘れてたよ…)」

カヲル「N'ERV~en~Cielと言うのはどうかな」
レイ「却下。他には?」

アスカ「マキシマム・ザ・ネルモン!」
カヲル「ポアダ ポアダ ポア!ポアダ ポアダ ポア!ポアダ ポアダ ポアダ ポア!!」
レイ「却下。そういうコピーバンド系はやめましょう。」
カヲル「ポアアアアアアアアアアアアア!!!」
マリ「うっさいにゃホモ。」

(元ネタわからない人は<マキシマム・ザ・ホルモン F 歌詞>でry)


シンジ「うーん。バンド名か…」

リツコ「…SKARM(スカーム)。」

シンジ「リツコさん?まだ居たんですか?」

リツコ「」
リツコ「し、シンジのS、カヲルのK、アスカのA、レイのR、マリのM。」

加持「繋げてSKARM(スカーム)、か。」

青葉「(今俺が喋っても[居たの?]とか言われるだけだよな。だがそれでも!)」
青葉「なんか、良い感じじゃないですか?」キリッ

シンジ「……!!」ハッ

青葉「(なんだぁ!?この、[あれ?……ああ!居たね!] みたいな
リアクションはぁ!!言葉すら発して貰えてないじゃないか!!)」

今日はここまでにします。明日は午後から用事があるので
午前中に出来れば更新します。

用事早めに終わったので更新します。

アスカ「なんかダサいし嫌。」

マリ「(まーた始まった…)」

カヲル「(ここはシンジ君に一任しよう。)」

シンジ「僕は悪くないと思うよ。」

アスカ「は?アンタの意見なんて聞いて無いのよ!このバンドはアタシを中心に回るべきバンドなの!」

マリ「(あっちゃー…)」

シンジ「分かってるよ。アスカが中心になってるじゃないか。」

アスカ「何処がよ!!それならバンド名位私に決めさせなさいよ!」


シンジ「気付いてないのかい?SKARMって、アスカのAが中心なんだよ。」

マリ「(わんこ君、よくそんなおべんちゃらが出てくるにゃー…)」

シンジ「それに、このバンドはアスカの為に作ったバンドなんだよ。」

一同「」

アスカ「あ、アタシの為に?///」ポー

シンジ「そう、アスカの為だよ。」ニコッ

カヲル「(シンジ君、君はパイロットよりホストになった方が良い…)」

レイ「(というよりは2号機の人が簡単すぎる。)」


アスカ「しょうがないわね!!今回は赦してあげるわ!!」

カヲル「(しょうがないのは君だよ…)」

アスカ「だからって、アタシが簡単な女だと思ったら大間違いなんだから!」

シンジ「そんな事誰も思ってないよ、アスカ。」

マリ「(誰もが思ってるけどにゃ。)」

シンジ「そういえば綾波のレイって、Rで良いの?」

レイ「ええ、でなきゃ>>1が困るから。」

シンジ「え?」

レイ「なんでもないわ。」


加持「バンド名も決まったんだし、練習を初めようか。シンジ君。」

シンジ「あ、はい。さっき説明した通り、カヲル君はアスカの、加持さんは真希波の指導をお願いします。」

カヲル「勿論だよシンジ君。君の幸せの為だからね。」

加持「任せてくれ、シンジ君。」

シンジ「綾波は僕が教えるからね。」

レイ「ええ。よろしく。」ポカポカ


加持「よし、それじゃマリ、始めるか。」

マリ「そういえば、ドラムってペダル踏むために足開くけど、パンツ見えちゃったりとか、しないかにゃ?」

加持「うーん、まあ、大丈夫じゃないか?」

マリ「どう?見える?」パカッ

加持「おいおい、俺が確認するのかい?万が一見えてたら」
マリ「べっつに、良いじゃーん!どうせ女のパンツなんて嫌と言うほど見てんでしょ。」

加持「(なんで知ってるんだ…?)こら、大人をからかうんじゃない。」


カヲル「あちらは賑やかだねぇ。さて、こちらもそろそろ始めようか。」

アスカ「嫌よ!なんでアンタみたいなホモにベース教わらなきゃいけないのよ!」

カヲル「(本当に御姫様だなぁ…)シンジ君の為だよ。」

アスカ「シンジの、為…」

カヲル「(反論する前に組伏せる…!)シンジ君は君の為にこのバンドを作った。」

アスカ「アタシの為に…」

カヲル「そう。だから僕が君にベースを教えるのは君の為であり、シンジ君の為だ。」

アスカ「…分かったわ。特別にやってあげる。ただし、変な事したら承知しないから!」

カヲル「勿論だよ。(ああ、シンジ君が巧いのではなく、彼女が簡単すぎるんだね。)」


シンジ「じゃあ、練習を始めるよ。」

レイ「ええ。」

シンジ「まずは種類を決めないとね。」

レイ「? エレキギターじゃないの?」

シンジ「ああ、うん。エレキなんだけど、その中にも種類があるんだ。」

レイ「そうなの。」

シンジ「うん。これはレスポールって奴だね。持ってみる?」

レイ「…結構重いのね。」ズシリ

シンジ「でも、その分弾きやすいんだ。立って演奏する時は疲れるけどね。」

レイ「これは?」

シンジ「それは、ストラトキャスター。通称、ストラトだね。」

シンジ「ストラトは繊細な…」

レイ「(こうして碇くんとギターの練習を続けていけば…)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シンジ「綾波、今日僕の部屋でセッションしない?」

レイ「ええ。お邪魔じゃないなら。」

シンジ「じゃあ、五時に僕の家に来てくれるかな。」

レイ「解ったわ。」

~~~~~~~~葛城邸~~~~~~~~

インターフォン「ピンポーン」

シンジ「やあ、綾波、入って。」

レイ「お邪魔します。」


シンジ「アスカは友達の家に泊まりに行ってる。ミサトさんも今日は帰って来れないって。」

レイ「そう。」

シンジ「うん。だから…」ガバッ

レイ「!?」

レイ「碇、くん…?」

シンジ「綾波も結構期待とかしてた?僕の部屋でセッションしよう、なんて言われて。」

レイ「別に期待はしていなかったわ。離して。」

シンジ「そうはいかないよ。見てよ綾波。僕のレスポールがもうこんなになっちゃってるんだ。」

レイ「碇くん…」


レイ「私、碇くんの為なら…」ボー

シンジ「綾波?」

レイ「…!」ハッ

レイ「ごめんなさい。ボーッとしていた。」

シンジ「それは良いけど、顔が紅いよ?体調が悪いなら…」

レイ「いえ、大丈夫。」


シンジ「本当に大丈夫?無理はしない方が…」

レイ「大丈夫。碇くんのレスポールの為だから。」

シンジ「へ?」

~~~~~~~~~数週間後~~~~~~~~~

シンジ「凄いじゃないか綾波!たった数週間でもう曲が弾けるなんて!」

レイ「いえ、碇くんのレス…指導が上手かったから。」

シンジ「いやホントに凄いよ!僕なんて4ヵ月位掛かったのに。」

カヲル「アスカ君もとても上手になったね。」

アスカ「当たり前でしょ!音楽も含めて私は天才なんだから!」

レイ「(採点不能を叩き出した人が何か言ってるわ…)」

加持「マリも随分巧くなったよなぁ。」

マリ「まあねぇん♪」

カヲル「皆上達してプロの曲も弾けるようになったんだ。そろそろ…」

シンジ「うん。そろそろ…」

セ ッ シ ョ ン を し よ う !


シンジ「音を確かめたいから、ボーカルは無しで良いかな?カヲル君。」

カヲル「構わないよ。僕も何かで演奏に加わって良いかな?」

シンジ「勿論だよ!!カヲル君。」

カヲル「それじゃ僕はキーボ」
レイ「カスタネットがあるわ。」ポイッ

カヲル「…」パシッ

カヲル「……」タッタカタッタカタッタタン

シンジ「と、とりあえず始めようか…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シンジ「♪」ジャンジャカジャンカジャン

レイ「…」ビャンビャビャザービューン

アスカ「(見てなさいよ…私の演奏で皆メロメロにしてやるんだから!)」ブンーブンブーン

マリ「(バンドのセッションって思ってたより楽しいにゃー♪)」パンパンドドパッ

カヲル「(なんだろうね…シンジ君の為とはいえ屈辱的だよ…)」タッタカタッタカタタタンタン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カヲル「シンジ君、素晴らしい演奏だったよ…!」

シンジ「ありがとう。カヲル君。」

レイ「貴方のか、カスタネットブフォの演奏も上手だったわ…」

カヲル「ありがとう。ギターを弾いてノイズを混じらせるよりは良かったかな。」

レイ「……」

シンジ「ま、まあまあ。たった数週間でここまで弾けるだけでも異常に凄い事なんだよ?」

アスカ「し、シンジ。わ、私は…?」

シンジ「うん。アスカも素晴らしいよ。やっぱり才能があったんだろうね。」

アスカ「大した事無いわ!音楽に関しても天才だったってだけよ!」

マリ「(カラオケの件は言わない方が良いかにゃ~…)」

シンジ「真希波の演奏も完璧だったよ!」


マリ「お、やっぱり?」

シンジ「うん!」

マリ「なんだかんだ言って、あのオッサン教え方上手かったしね~。」

加持「ん?誰の事だ?」ヌッ

マリ「ふぇっ!?」ビクッ

シンジ「加持さん!それにミサトさん、リツコさん!」

ミサト「ヤッホー!」

リツコ「演奏、聞かせて貰ったわよ。」

シンジ「全然気付きませんでした…」

ミサト「陰でこっそり聞いてたからねん。」

ミサト「それにしても何週間かでこんなに上達するなんて驚きねぇ。」

リツコ「その間使徒の襲撃が無かった方が驚きよ。」

加持「俺は使徒が来ないからって葛城が自分の職場で酒を飲もうとしてたのが一番驚きだったな。」

アスカ「えっ」

マリ「うわっ」


ミサト「ち、違うわよ!あれは青葉君が仕事サボって皆で飲みに行こうとか言い出したのがきっかけで…」

レイ「本当に飲もうとしたんですね…」

シンジ「ミサトさぁん…」

カヲル「フフッ…」


ミサト「そ、そんな事より!今度ライブでもやったら良いんじゃなぁい!?」

シンジ「(あ、話逸らしやがったなこの三十路)ライブ…ですか?」

ミサト「(誤魔化せたか…)ええ、そう!ネルフの皆招待して。」

マリ「ライブかぁ…」ワクワク

レイ「(もし成功すれば碇くんのレスポールが…)」ウズウズ

カヲル「楽しそうじゃないか。やろうよ、シンジ君。」

シンジ「それじゃ、一回やってみようか。」


アスカ「ライブなんて初めて!ワクワクしてきた!」

ミサト「それじゃ、私達は仕事に戻るから。」

加持「お前、仕事抜けて来たのか…」

ミサト「アンタが誘ったからでしょ!それに私の分はちゃんと」
リツコ「ちゃんと日向君に押し付けてきたのよね。」

ミサト「そうそう!」

マリ「うわっ」

カヲル「フフフ…」

シンジ「(もうコイツクビにしちゃえよ。)」

ミサト「んじゃね~!」スタスタ


シンジ「それじゃ、早速打ち合わせを始めようか。」

シンジ「まず、曲の話からだね。」

シンジ「まず一日っきりのライブだから、時間は…」

カヲル「1時間位かな?」

アスカ「短ッ!!」

マリ「まあ、他所のバンドの曲演奏するだけだからにゃ。」

レイ「それに、ネルフ職員を一斉に集めるだけでも異常な事。」

シンジ「そもそも許可が出るかどうか…」

カヲル「大丈夫だよシンジ君。さあ、引き続きプランを練ろう。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「だからここはシンジ君が…」

シンジ「僕が?でもやっぱりそこは…」

レイ「あそこのパートはコーラスが…」

マリ「これ!最初の所私が…」

アスカ「やっぱりここはバカシンジよりエコヒイキが…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カヲル「すっかり夜になってしまったね。」

アスカ「アンタがあれこれ注文付けるからでしょ!」

マリ「でも、これでライブの用意は万全だにゃ~♪」

シンジ「明日父さんから許可を貰えたらね。」

レイ「私も一緒に行くわ。」
アスカ「アタシもついて行ってあげるわ。」

シンジ「え?アスカは良いよ。悪いし。」

アスカ「え…」

カヲル「僕も一応ヴォーカルだし行って良いかな?」

シンジ「良いけどボーカルは関係無いと思…」
アスカ「ちょっと!なんでアタシはダメなのにこのホモは良いのよ!?」

シンジ「僕が父さんに掛け合うだけなんだからわざわざ無理して来なくても…」
アスカ「アタシが行くっつってんだから黙って連れて行きなさい!」

シンジ「解ったよ…(正直五月蝿いから勘弁して欲しいんだよな…)」

マリ「あ、楽しそうだから私もわんこ君についてくねん!」

シンジ「結局全員で行くんじゃないか…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コンコン

髭ンドウ「入れ。」

シンジ「エヴァ初号機パイロット、碇シンジ、入ります。」

レイ「同じく零号機パイロット、綾波レイ入ります…」

アスカ「同じく弐号機パイロット、式波・アスカ・ラングレー、入ります!」

マリ「同じくマリちゃん入りま~す♪」

シンジ「(えええ!?)」ヒヤッ

髭ンド「……」

カヲル「渚カヲル入ります。」

髭ン「…何の用かね?」

冬月「(フ…全て知っておる癖にこの男は…)」

シンジ「今日は父さ…司令にお願いがあって来ました。」

髭「…何だ。」


シンジ「既にぼ…」
ゲンドウ「シンジ。」

シンジ「は、はい。」

ゲンドウ「堅苦しい挨拶や態度は無用だ。普段通り…」

ゲンドウ「パピーと呼べば良い。」

シンジ「…と、父さ…司令?」

ゲンドウ「パピーと呼べ。」

シンジ「と、父さ!」
ゲンドウ「パピーだ。」

シンジ「パピー」
ゲンドウ「許可する。日取りは後で教えろ。会場はこちらで手配する。」

シンジ「ありがとう、パピー。」

ゲンドウ「…シンジ、今度ギターを買ってやろう。ギブソンでもフェンダーでも良い。」

シンジ「ありがとう。それじゃ、また後で。」

ゲンドウ「うむ。」

チルドレン「……失礼しました…」ガチャ バタン


アスカ「司令ってあんな人だっけ…?」

レイ「分からない…」

カヲル「リリンと言うのは変化しやすいようだね…」

マリ「髭ンドウ君、親バカモード全開だったにゃ~。」

シンジ「そもそも何故いきなりパピーと呼べだなんて…」


冬月「碇。分かっているぞ。ユイ君を思い出していたんだろう。」

ゲンドウ「ああ。」

冬月「ユイもやっていたからな…バンドか…」

ゲンドウ「常にボーカルでギターを弾きながら歌っていた…」

冬月「会場の用意をしておこう。第一交流ホールがしばらく使わないはずだ。」

ゲンドウ「……ありがとうございます。」

冬月「では職員にも色々頼まねばならんので失礼するぞ。」スタスタ

ゲンドウ「…ありがとうございます、冬月先生…」

>>64 何故か冬月センセがユイの事呼び捨てにしてるので修正。

シンジ「会場が用意出来たって。」

マリ「やった~♪」パチパチ

カヲル「それで、どこを使わせて貰えるんだい?」

シンジ「ネルフの第一交流ホールだってさ。」

アスカ「一回見た事あるわ。結構広かったわよね。」

レイ「ステージもあったはず。」

シンジ「会場に行ってみようか。」

カヲル「しばらく使われないらしいから、機材をセットしても問題ないんじゃないかな?」

シンジ「そうだね。じゃあ加持さんや青葉さんにも手伝って貰おう。」
~~~~~~~~~~~~~第一交流ホール~~~~~~~~~~~~~
シンジ「結構広いね…」

カヲル「観客席もかなりの数だね。」

加持「すまない、シンジ君、遅くなった。」タッタッタ

シンジ「いえ、こちらこそ。急にお呼び立てしてすいません。」


青葉「良いんだよ。使徒も最近来てなくて暇だったし。」

シンジ「確かに青葉さんは最近暇そうでしたもんね。」

青葉「」

加持「まあまあ、おしゃべりもそこそこに、さっさと済ませよう。」

アスカ「そうそう!加持さん”は”忙しいんだからね!」

青葉「(なんだよ…俺だって…俺だって…!)」

マリ「ロン毛君泣きそうだにゃ~…」プププ

カヲル「流石に可哀想だね…」

ロン毛いじりが正直つまらん

>>67 もっとえげつなくやれるよう頑張ります。

加持「機材は全部用意してあるのかい?」

シンジ「はい。大丈夫です。」

加持「よし、じゃあそれを運んでセッティングするだけだな。」

アスカ「アタシもやるわけぇ?」

シンジ「出来るだけ人手が必要なんだよ。」

アスカ「仕方無いわねぇ。」ハァ

マリ「(姫が素直…?)」

シンジ「(なんかのフラグじゃないよね…)」

レイ「(不吉ね…)」


ダミ声「その必要はない。」

シンジ「!? 父さん!?」

マダオ「パピーだ。」

チルドレン「(まだそれ引っ張ってんのかコイツ…)」

マダ「機材等は全て(冬月が)用意してある。今それを持って来させている。」

黒服共「エッホ ヨイショ ヨッコラセ」

マ「機材一通りは全て揃った。配置を指示しろ。」

シンジ「分かったよ。ありがとう。パピー。」

ゲンドウ「気にするな。では、私は仕事に戻る。」スタスタ


シンジ「父さん、なんであんなに協力的なんだろう…」

アスカ「さあ?」

レイ「碇君とポカポカしたいから…?」

加持「それより、まず彼らに指示を出した方が良いんじゃないかな?」

黒服共「…………」プルプル

加持「ずっと重い機材持ってるもんだから腕がキツそうだぞ?」

シンジ「あ、す、すみません。えっとそれは向こうの奥で、それが…」

カヲル「それはあっちの端に置いて貰えると助かるかな。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カヲル「これで終わりかな。」

シンジ「ありがとうございました。」

シンジ「すいません。お忙しい中手伝って貰って。」

黒服「いえ。我々はこれが仕事ですので。」

マリ「(喋るんだ…)」

黒服「では、司令への報告がありますので、失礼致します。」ペコリ

シンジ「あ、はい。ありがとうございました。」ペコリ


アスカ「喋った…」

レイ「あの人達は喋らないと思っていた…」

カヲル「意外だったかも知れないね。」

青葉「さて、機材の設置も終わった事だし、明日は早速リハーサルかな?」

シンジ「そうですね。打ち合わせでプログラムも出来ているので。」

カヲル「全体通してやってみるんだね?」

シンジ「うん。」

アスカ「そう言えばチケットとかそういうのの準備はいい訳?」

レイ「多分司令達がやってくれてるわ。」

マリ「よほど楽しみなんだにゃ~♪」

シンジ「もうこんな時間だし、帰ろうか。」

カヲル「そうだね。それじゃ、シンジ君、また明日。」

リハ当日

シンジ「おはよう。遅れちゃったかな?」

カヲル「いや、僕たちも今来た所だよ。」

アスカ「僕”達”って…アンタら一緒に来た訳ぇ?」

レイ「…」

カヲル「彼女が朝早くに家に来たんだ。ギターを教えて欲しいとね。」

シンジ「綾波。僕ならいつでも付き合うのに。」

レイ「朝、早かったから。迷惑だと思って。」

カヲル「僕は良いのかい…」

マリ「遅れちったー!にゃは!」ダッダッダ

アスカ「遅いわよコネメガネ!」


シンジ「それじゃ入ろうか。」ガラガラ

マリ「やっぱり機材が全部揃ってるとヤル気が出るぅ!!」ワクワク

アスカ「配線は大丈夫なんでしょうね?」

カヲル「最終チェックに入った所だよ。」

レイ「こちら側は大丈夫。」

シンジ「こっちもオッケーだよ。」

カヲル「それじゃあ始めようか。」

アスカ「良い?アンタ達!打ち合わせ通りやんのよ!!」

リハーサル開始

リハーサル終了

シンジ「皆、お疲れ様。」

カヲル「シンジ君、また腕を上げたようだね。」

シンジ「そんな事無いよ。」

レイ「いいえ。確かに上達している。私も練習したけれど、比べ物にならない位。」

アスカ「ハイハイ!バカシンジを甘やかすのはそこまで!」

マリ「今度は姫が褒められたいんだってさ~。」

アスカ「違うわよ!」

シンジ「でも、アスカも凄く上手くなったよ。」

アスカ「当たり前でしょ!天才のアスカ様に出来ない事なんて無いのよ!」

カヲル「(聞き飽きたねぇ…)」


レイ「2号機の人、碇君に褒められて、とても嬉しそう…」

アスカ「ハァ!?何よエコヒイキ、喧嘩売る気!?」

マリ「はいはいそこまで~♪」

加持「よっ、やってるね。」

シンジ「加持さん!見てたんですか?」

加持「いや、今来た所だよ。会場の下見にね。」

マリ「そういえば明日、本番なんだもんねぇ…」

アスカ「そんな緊張する必要無いわよ。司令やミサトとかの身内で来るだけでしょ。」


加持「葛城から聞いて無いのかい?」

チルドレン「?」ポカン

加持「チケット販売がネルフ全体で行われたようでね。チケット完売だってさ。」

シンジ「…って事は本番はこの客席…」

カヲル「全てギャラリーで埋め尽くされるんだろうねぇ…」

アスカ「どうすんのよ!私は聞いて無いわよ!」

レイ「皆聞いて無いわ…」

マリ「大勢の前で”アレ”はちょっと…恥ずかしいかにゃ?」


加持「”アレ”って…?何かヤバい事でもやるのかい?」

カヲル「いえ、大した事では無いですよ。」

アスカ「”アレ”は充分ヤバいと思うわよ…」

マリ「まっ、詳しくは本番のお楽しみと言う事で~♪」

シンジ「そろそろ僕達は行きますね。」

加持「お、もう行っちゃうのかい?」

シンジ「ええ。リハーサルも終わったので。」


加持「そうか。気を付けて帰るんだぞ。」

シンジ「加持さんはこの後どうするんですか?」

加持「俺はここで一服した後、仕事に戻るよ。」

シンジ「そうですか。それじゃ、お先に失礼しますね。」

加持「ああ。」


シンジ「それじゃ皆、明日は遂に本番だから、しっかり体休めてね。」

マリ「はーい!」
レイ「分かったわ、碇君。」
アスカ「言われなくても分かってるわよ!」
カヲル「勿論だよ。シンジ君。」

ライブ当日

加持「…ふむふむ、んじゃ、俺達はタイミングに合わせてスイッチを押せば良いと。」

シンジ「はい。音はカヲル君が作ってくれてるのでスイッチを押せば流れてくれます。」

青葉「援護は俺達に任せて、君達はステージでタップリ暴れて来ると良い!」

アスカ「言われなくても暴れてやるわよ!!」

カヲル「そろそろ本番だよ。」

レイ「緊張する…」マガオ

マリ「問題ない…」マダオ

シンジ「大丈夫だよ。リハーサルも完璧だったじゃないか。」

アスカ「バカシンジの言う通りよ!リハ通りやればどうって事無いわ!」

カヲル「それじゃ…シンジ君、行こうか。」

ステージ

カツ…カツ…カツ…
ワーーーワーーーワーーー

日向「葛城さん!来ましたよ!」

ミサト「ウソ!うわぁお!」

マヤ「皆マントですね!素敵!」

ミサト「カヲル君が用意してくれた、ってシンジ君が言ってたわ。」

日向「女子メンバーは真っ白、男子メンバーは真っ黒ですね。」

リツコ「天使と悪魔みたいね。」


チルドレン(マント)バサッ

マリ「1.2.3.」タン.タン.タン.
マリ「んにゃぁ!」トッタントッタントッタントッタントッタン…

シンジ「(よし、入りは順調…)」ウィィィィイン
シンジ「(落ち着いて行くぞ…!)」ズィン ジャカ ジャカ ジャカ ズィン ジャカ…

カヲル「Are you READY!?」ニコッ
観客「Yeahhhhhhh!!」

レイ「(…HYDE。)」
シンジ「(…HYDEだ…!)」
マリ「(…HYDEだにゃー…)」
アスカ「(…HYDEの真似じゃないの。)」

1曲目
L'Arc~en~Ciel「READY STEADY GO」

カヲル「Ready steady can't hold me back♪」
カヲル「Ready steady give me good luck♪」
カヲル「Ready steady never look back♪」

カヲル「Let's get started READY STEADY GO♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「Please.trust me♪」

ワ ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ


ミサト「凄いパフォーマンスね!」

日向「ステージを走り回っても息一つ乱さず歌うなんて…」

リツコ「信じられない肺活量ね。」

カヲル「ところでシンジ君。そのシャツ、暑くないかい?」

シンジ「え?」

カヲル「僕らはTシャツだけど、シンジ君だけ真っ黒の長袖シャツじゃないか。」

シンジ「確かに演奏してると汗かくかな。」

カヲル「僕が脱がしてあげるよ。」


ザワ…ザワ…ザワ…ザワ…

シンジ「えぇ!良いよ、自分で…あぁ!」

カヲル「フフフ…これが一つ目。」プチ

シンジ「良いよ。自分で脱げるから!」

マヤ「不潔です…!」バッ

リツコ「両手で顔を覆っても、目だけはパッチリ開いてるのね。」

ミサト「いやー、ビールが進むわぁ!」

日向「葛城さん!マズいですって!一応勤務時間内ですし…!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「さあ、ボタンは全て外したよ。」パサァ

シンジ「うぅ…」

マヤ「(カヲル君が壁になってシンジの体が見えない!!)」モンモン

カヲル「さて、これで演奏に戻れるね。」クルッ

シンジ(Tシャツ着用)「あ、ありがとう、カヲル君…」

マヤ「チッ(そういうオチ!?騙したのね!)」

リツコ「マヤ、舌打ち、聞こえてるわよ。」

マヤ「え、え?何の事ですか?う、ウフフ!」

ミサト「いやー、ライブって楽しいわねぇ!」

日向「葛城さんは楽しみ方を間違えてますよ…」


カヲル「改めて、今日は来てくれてありがとう。」ニコリ

キャーー カヲルクーン コッチミテーー

カヲル「今日はSKARMの初ライヴなので、楽しんで行ってね。」
カヲル「それじゃ、次行こうか。曲はB○zのulira soul。」

タン.タン.タン.タン.

シンジ「(それにしてもさっきは恥ずかしかったな…)」デンデン デレデレ デン…

レイ「(碇君のシャツを脱がすのが何故フィフスだったの?)」ジャッ ジャッ ジャンジャジャン ジャ…

アスカ「(あのホモやっぱりムカつく!!楽しそうにシンジの服脱がせて!)」ブンブッブン ブブン…


カヲル「どれだけ頑張りゃ良い?♪誰かの為なの?♪」
カヲル「分かっているのに♪決意<おもい>は揺らぐ♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「ultra soul!!」ジャンプ

シンジ「ハイ!」ジャンプ
アスカ「ハイ!」ジャンプ
レイ「ハイ!」マガオ
マリ「ハイ!」タアアァァァン!


ミサト「良いわねぇ!お酒が進むわぁ!」

日向「良い加減にして下さい葛城さん!司令に見つかったら…」

リツコ「司令は上のVIP席に居るから、その心配はなくってよ。」

ミサト「マジぃ!?やっりぃ!!」グビグビ

マヤ「良いんですか?」

リツコ「ほっときなさいな。」

日向「僕もなんか、もういいや。」

ミサト「今日は飲むわよー!!」ワーイ


カヲル「さあ、次の曲へ行こうか。」

レイ「ピンポンパンポーン。」

マリ「ボーカル、変わりまして、碇シンジ。」

カヲル「ん?ちょっと待ってくれな」
レイ「ギター、変わりまして、渚カヲル。」
カヲル「」

シンジ「ゴメン、カヲル君。そういう事だから。」

カヲル「シンジ君、時に君は残酷だねぇ…」


マヤ「シンジ君がボーカル!?」

リツコ「マンネリを防ぐ為にもそういうのは面白いと思うわ。」

マヤ「まあ、まだ数曲歌った位ですけど。」

ミサト「キャー!シンジ君頑張ってー!!」グビグビ

日向「(もう止めても無駄だな。巧くグデングデンになったらヤれるかな…?)」



加持「これで良いかい?」スッ

カヲル「ええ。どうも。」

加持「赤いストラトもあったけど、今の君の衣装なら黒いムスタングかなと思ってね。」

カヲル「黒いTシャツに黒のジーンズですからね。」


加持「早く行った方が良い。いつまでも舞台袖にいたんじゃ、演奏が始まらないからな。」

カヲル「はい。」ニコリ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スピッツ「チェリー」

シンジ「君を忘れない~♪曲がりくねった道を行く♪」ジャンジャジャン

カヲル「産まれたての太陽と♪」ジャンジャン ジャンジャン ジャジャン

アスカ「(なんでアンタ歌ってんのよ打ち合わせと違うでしょ!)」アタフタ ブォンブンブォン

シンジ「夢を渡る黄色い砂♪(アドリブとかやめてよカヲル君…)」ジャンジャン ジャカジャカ ジャン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シンジ「いつかまた♪」

カヲル「この場所で♪」

シンジ「君とめぐり会いたい♪」ジャカジャン
カヲル「君と巡りあいたい♪」ジャジャン

カヲル「ふぅ…」

アスカ「…っフンッ!」ゴッ

カヲル「うぬぅわぁ!」フットビ
カヲル「いきなり僕の後頭部に拳を打ち込むとはどういう了見かな…」ヒリヒリ

アスカ「どういう了見はこっちに台詞よこのホモ!勝手にアドリブなんて!」

シンジ「まあまあ、ライブ中だし、話は終わった後で…ね?」

アスカ「ったく…」

マリ「(姫…マジで頭殴ってたにゃ…)」ザワッ
レイ「(あのフィフスが「うぬぅわぁ!」って…)」ザワァ

アスカ「次はアタシがヴォーカルね!」ニコッ

カヲル「え?打ち合わせではもう僕はヴォーカルに戻」
レイ「貴方が打ち合わせ通りやらなかったからよ。」

カヲル「いやでも」
マリ「まあまあ、アレ見てみ?」ユビサシ

カヲル「?」クルッ
アスカ「……」ニコニコニコニコニコニコニコニコ

カヲル「(ウッ!これはまずい。彼女の言う通りにしないと僕の命が危険だ…)」
カヲル「(いや確かに生と死は等価値ではあるけどもこのタイミングでは)」
アスカ「ホモ!アンタはベースね。」スッ

カヲル「解ったよ…」スッ

状況整理
シンジ:ギター
カヲル:ベース
アスカ:ボーカル
レイ:ギター
マリ:ドラム

VAMPS「DEVIL SIDE」

マリ「Woo~♪Woo~♪」ダンダン デレダン

アスカ「Shake shake shake on the floor♪」

ミサト「あっるぇ~?アシュカって音痴じゃなくぁったっけ~?」ヒック

日向「(ああもうグデングデンだよ…)」

シンジ「(僕がこっそりトレーニングを施したなんていえやしないさ…)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アスカ「Calling for your…」

シンジ「Devil Side!」ジャアァァァァン
カヲル「Devil side.」ブオォォォォォン
アスカ「DEVIL SIDE!」
レイ「devil side.」ジャルアァァァァァン
マリ「devil side!」ダアァァァァァァァン

マヤ「アスカって歌あまり得意じゃないって聞いたんですけど…」

リツコ「ええ。そのはずよ。鼻歌歌っていた時すれ違ったけど、中々酷かったわ。」

マヤ「因みに曲はなんだったんですか?」

リツコ「私が上手く聞き取れていたなら、恐らくB○zの衝動ね。」

マヤ「そんなに酷かったんですか…」

リツコ「ええ。耳に違和感が凄く残ったの。」


マリ「よいしょっと。」ガタッ

観客「!?」

マヤ「(マリが立った…今度はマリが歌うの…?)」

リツコ「(まさか古い曲…演歌とか歌うつもりじゃないでしょうね…)」

シンジ「それじゃ、これ、お願いしますね。」スッ

加持「ああ、任せてくれ。」スッ

アスカ「はい。さっさと持って行きなさいよ。」ヒョイ

青葉「解ったよ。」スッ

日向「皆楽器を持たずに…?」

ミサト「何々~!ハモネプでもやるわけぇ~!?」ヒッコ

...テレッテッテ テレテ
レイ「パヤパヤパッパヤッパヤッパッパパヤッパ~」

ヒロシ&キーボー「三年目の浮気」

シンジ「馬鹿言ってんじゃないよ♪お前と俺は♪」
シンジ「喧嘩もしたけど一つ屋根の下暮らして来たんだぜ♪」
シンジ「馬鹿言ってんじゃないよ♪お前の事だけは♪」
シンジ「一日たりとも忘れた事など無かった俺だぜ♪」

アスカ「よくいうわ♪いつも騙してばかりで♪」
アスカ「私が何にも知らないとでも思っているのね♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シンジ「馬鹿やってんじゃないよ♪本気でそんな♪」
シンジ「荷物をまとめて涙も見せずに旅立てるのかよ♪」
シンジ「馬鹿やってんじゃないよ♪男はそれなりに♪」
シンジ「浮気もするけど本気になれない可愛いもんだぜ♪」

マリ「よくいうわ♪そんな勝手な言葉が♪」
マリ「あなたの口から出てくるなんて心疑うわ♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


シンジ「三年目の浮気ぐらい多目に見ろよ♪」

アスカ「開き直るその態度が気に入らないのよ♪」

シンジ「三年目の浮気ぐらい多目に見てよ♪」

アスカ「両手をついて謝ったって赦してあげない♪」

シンジ「三年目の浮気ぐらい多目に見ろよ♪」

マリ「開き直るその態度が気に入らないのよ♪」

シンジ「三年目の浮気ぐらい多目に見てよ♪」

マリ「両手をついて謝ったって赦してあげない♪」

レイ「パヤッパパヤッパヤッパ~パヤッパパヤッパヤッパ~。」
デン デンデン デレーン


リツコ「やっぱり演歌なのね…」

マヤ「でも、なんか素敵でしたね…」

リツコ「すごく夫婦感があったわね。特にシンジ君とアスカ。」

日向「喧嘩もしたけど一つ屋根の下暮らして来たんだぜ♪の所とかですね。」

ミサト「んぐごー、ごがー!加持…どこ触ってんのよ…んひ、んひひひ…」ムニャムニャ

マヤ「不潔…」

リツコ「ほっときなさいな。あとで加持君に運んで貰いましょう。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カヲル「次が最後の曲だよ。」

シンジ「ノリノリで盛り上がって行きましょう!」

ドンドン ゥエイ! ドンドン ゥエイ! ドンドン ゥエイ! ...
デデレ デデレ デデレ デン デデレ ...

L'Arc~en~Ciel「REVELATION」

カヲル「42ヶ月の永遠に感謝♪自由を許す優しさ♪」
カヲル「真実を与え夢を頂こう♪禁断の味を知りたい?」
カヲル「唯我独尊!」

シンジ「Revelation!」
アスカ「Revelation!」
レイ「Revelation.」
マリ「Revelation!」
観客「Revelation!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カヲル「唯我独尊!」

全員「Revelation!」

カヲル「命ずままに♪唯我独尊!」

全員「Revelation!」

カヲル「命ずままに♪唯我独尊!」

全員「Revelation!」

カヲル「殻を脱がせ♪唯我独尊!」

全員「Revelation!」

カヲル「殻を脱がせ♪」
カヲル「曖昧な理想♪理想を無くせ♪」
カヲル「愛を示せ♪示せ今すぐ♪」

カヲル「曖昧な理想♪理想を無くせ♪」
カヲル「愛を示せ♪示せ今すぐ♪」


ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

シンジ「(流石カヲル君…凄い盛り上がりだ…)」ジャキジャキ ジャキ ジャン

アスカ「(ふん。アタシが歌った時程では無いわね。)」ブァンブァン ババン

レイ「(碇君…フィフスを見てる…尊敬の眼差し…私も歌えばあんな風に見て貰える?)」ジャラ ジャラ

マリ「(むぅ…この曲ドラムが難易度高いんだよねぇ…腕が疲れる…)」ダン ダンタ タパン ダタン


マヤ「一時間ってあっという間でしたね!」

ミサト「ぐごがーごー!がごー!ごー!」ムニャムニャ

リツコ「酔っ払いが寝るのもあっという間だったわね。」

日向「葛城さん!葛城さん!」ユサユサ

ミサト「ぐー、ぐー…」

リツコ「ほっといて良いわよ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

シンジ「お客さんも皆帰ったかな?」

カヲル「帰ったというよりかは職務に戻ったという感じだね。」

ゲンドウ「シンジ。」

シンジ「あ、父…パピー!」

ゲンドウ「ライブを見た。」

シンジ「う、うん。」

ゲンドウ「私も楽しかった。」

シンジ「う、うん。」

ゲンドウ「もっと良いギターをお前に買ってやろうと思う。」

シンジ「え、い、いいよ。」

ゲンドウ「何故だ。お前の演奏は素晴らしかった。もっと良いパフォーマンスをするためにもっと良い楽器を使うのは道理だ。」

シンジ「そこまで言うなら…(どうしたんだろ父さん…頭でも強く打ったのかな…)」

ゲンドウ「それと……」


ゲンドウ「お前達、SKARMが作詞作曲のCDを作成し、発売する事を決定した。」

シンジ「は?い?」ポカポカポカポカーン

カヲル「………?」

アスカ「??」

レイ「……」

マリ「にゃ!?」


カヲル「それは、僕らをバンドとして売り出す、と言う事かな?」

レイ「ネルフの権限と財力を使えば容易い事ね…」

アスカ「凄い…わね……」

マリ「メジャーデビューかにゃ~?」

シンジ「ちょっと待ってよ父さん!」

ゲンドウ「パピーだ。」

シンジ「普通におかしいよパピー!そんなの、売れるわけないじゃないか!!」

ゲンドウ「問題ない。販売するのはネルフ内部のみでだ。」

シンジ「え?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カヲル「まさかシンジ君のお父さんがあんな事を言うなんてね。」

シンジ「父さん…何を考えているんだ…」

アスカ「まあ、良いんじゃない?楽しそうだし。」

マリ「なんだっけ?ネルフ内部で最も職務に対して真剣に取り組んでいると…なんだっけ?」

レイ「最も職務に忠実かつ真剣に取り組んでいる職員と指令、副指令が判断した職員にMVP賞が贈られ、SKARMのCDの”購入権”を得られる。」

マリ「そうそう。それそれ。」

シンジ「そもそもそのMVP賞っていうのがおかしいんだよ…真面目にやれよ…」

カヲル「その職員はせっかく働いて稼いだ給料をまたネルフに返還しなきゃいけないわけだね。」コーヒーズズー

シンジ「あ、そっか。ただ僕らを使って職員を働かせようってだけじゃなくて…」ボクモノモウカナコーヒー

カヲル「ネルフ自体の金策でもあるわけだね。」アルヨ ハイ

シンジ「僕らにもそれ廻ってくるのかな?」アリガト カヲルクン

カヲル「恐らく。ある程度はね。」

これ続き読みますか?一人でも読みたい人が居るなら書きますが、
居ないなら「その後平和に暮らしましたとさ」で終えます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月14日 (月) 20:34:18   ID: D_0hPZE0

続きお願いします。

2 :  SS好きの774さん   2014年05月21日 (水) 23:15:58   ID: 0MON2z66

是非続きをお願いします。

3 :  SS好きの774さん   2014年08月03日 (日) 22:50:51   ID: x_I2iGMg

続きください!!

4 :  SS好きの774さん   2014年11月06日 (木) 16:10:17   ID: iBTQ13Df

続きを書いて下さい!お願いします!

5 :  SS好きの774さん   2015年10月26日 (月) 21:43:16   ID: aFLxKZeP

続きお願いします

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom