佐藤十兵衛「安価で喧嘩するぜ」 (24)

佐藤十兵衛「諸事情でブランクがあるし、石橋とヤる前に久しぶりに喧嘩して勘を取り戻さねーとな」

>>3

プーチン大統領

十兵衛「そうかープーチンかーあいつはサンビストだからなーでも打撃に持ち込めばこっちのもの…
    って、アホか!こっちが拳打ち込む前にピストル打ち込まれるわ!」

十兵衛「…でも俺が安価でやるって言い出したんだからやるしかねーか…」

十兵衛「よし…とりあえずロシアに行こう…」

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ロシア

十兵衛「さっぶ…!なんだこの寒さ…こんなとこ早くおさらばしねーと…」

十兵衛「でも相手はプーチンだ…気をつけねーと本田△みたくロシアに4年間拘留されることになっちまう…」

十兵衛「ん…プーチンの野郎どうやらロシアで行われる総合のイベントに顔を出すらしいな」

十兵衛「恐らく人気取りのためにメインイベント後にリングに上がって勝者を称えるマイクパフォーマンスでもするつもりだろう…」

十兵衛「よし…俺はそこを叩く!」

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イベント当日

実況「さぁいよいよメインイベントです!試合が始まりました!」

実況「解説のプーチン大統領、メインで我らがロシア人の戦う相手はアメリカのエリートレスラーらしいですが、大統領ならどのように戦いますか?」

プーチン「例え便所の中に逃げ込んでも息の根を止めてやる」

-控え室-

十兵衛「なにがエリートレスラーだよ。肩書きだけ立派で何年も戦ってない奴を噛ませで呼びやがって…」

十兵衛「まぁここのジャリどもよりは幾らかマシかもしれんがな」

「ハ、ハラショーサンボッ!ハラショーサンボッ!」

十兵衛「金剛!」ボカッ アタシワシンダッ ボルシチッ

十兵衛「さて…邪魔する野郎共はこれでいなくなった…」

実況「ノックアウトッ!見事KO勝利で憎きアメリカ人を破りました!」

実況「あっ勝者を称えようと大統領がリングに上がります!」

プーチン「やーやーおめでとう…えーと…なんて言ったかな…そう、イワン君」

イワン「ハラショープーチン!ハラショー!」

プーチン「ん?おい、リングに登ってくるあのガキは誰だ?」

十兵衛「皆さん知ってますか?2月5日は北方領土の日なんです」

イワン「大統領下がっていてください。おいテメェ頭おかしいのか?」

十兵衛「お前よりは頭良いよ」

イワン「ジャケット着たままでサンボの俺に勝てると思ってるのか?」ニヤ

ガッ

十兵衛(そうだよな、お前ら柔道・サンボ屋は相手が服を着てれば実力以上の力が喧嘩じゃ発揮できるもんな)

十兵衛(ただしそれは総合のルールの中だけでな)ムンズッ

イワン「ゆ、指を!」

メイメキビキッ

イワン「ぐああああっ!」

フッ ブオッ ドカッ ズン

十兵衛「近接後ろ回し蹴り…」

プーチン「お前…」

十兵衛「ロシアの皆さんこんにちわ。私未来の日本の政治経済を事実上握る佐藤十兵衛でございます」

十兵衛「知ってますか?現在ロシア連邦が実効支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の島々は我国固有の領土だということを」

十兵衛「日本はロシアより早くから北方領土の統治を行っており、ロシアが得撫島より南を支配したことは、太平洋戦争以前は一度もありません。すぐに日本国に北方領土を返還し、友好関係を結びましょう」

十兵衛「それが正しいことはアルコールと粛清でハゲばっかになったロシアの皆さんの脳みそでもわかるでしょう」

プーチン「俺とやりたいんだな?」

十兵衛「やりたいっていうか…もう始まってる ピュッ 「うっ…目突き…!やべっ!」

十兵衛「危ねぇ…こいつ、俺なんかよりよっぽど常在戦場じゃねーかよ…」

プーチン「おい」

十兵衛「んだよ…あっ!?」

プーチン「袖取ったぞ。柔道家は総合のルールに守られてるんだよな?で、今この状況で何がお前を守ってくれるんだ?」

十兵衛(こ…こいつ…不意打ちの右手での目潰しで気をそらした隙に残った左手で袖取ってやがった…!)

十兵衛「ちょっ…待…」ブンッ ドガァッ

プーチン「わざとタイミングを遅らせて頭から落とす…これが一撃だ」

プーチン「…と言ってもお前の耳にはもう届かんがな…気絶しているようだ…」

十兵衛「………」

プーチン「まぁ私と戦闘して気絶で済むはずがないがな!今楽にしてやる!」ダッ

十兵衛(無極!)カッ

プーチン「!?」パッ

グググッ… 十兵衛「三角絞め…お前もう終わりナリよ」

プーチン「き…貴様…!なぜ…確かに気絶していたはず…」

十兵衛「俺は自由自在に気絶した状態から意識を復活できるんだよ」

プーチン「ふ…不覚…」プラーン

\ワーーーーーーーーーーーーーーーーッ!/

十兵衛「なかなか強い奴だったが…金田よりは弱かったな…さぁ次だ」>>16

パク・チソン

十兵衛「もはや格闘家でもねーとは…しかもQPRに都落ちしたパクとか興味ねーよ…」

十兵衛「まぁいいや!とりあえず行って3秒でノしてやるか!」

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オランダ

十兵衛「調べたらあのヤローオランダのチームにレンタル移籍してるじゃねーか!危なくイギリスに行くところだった…」

十兵衛「とっとと倒してオランダから脱出するか…だらだらしてると木こりの扮装をした定岡正二に出くわしてしまうかもしれん」

十兵衛「おっいたいた!丁度いい、パク・チソンの奴一人でPSPやってやがる」

十兵衛「おいキム」

パク「いや、パクです」

十兵衛「どっちでもいいよ。くらえっ金剛…!?」ガッ

十兵衛(だ、誰だ俺の腕を後ろから掴むやつは…!?) >>20

跡部景吾

十兵衛「なんだこいつ?おいガキ、錦織君に影響されてテニスなんかやってんじゃねーよ」

跡部「Adel sitzt Gemut,nicht im Geblut…」

十兵衛「はいはい日本語わかりませんのふりはいいから。ケガしたくなかったら離れな」

跡部「俺様の王国で勝手な振る舞いは許さん。お望みなら痛い目あわせてやろうか?」

十兵衛「ただのテニスのヤリサーのくせにいきがりやがって。テニスが格闘技に使えるわきゃねーだろ…がっ!」ブンッ

跡部「ふんっ…ショータイムの始まりだ」

十兵衛「…!げっな、なんだこの寒気は…つ、氷柱?」

跡部「どうやら過去に何度か骨折をしたみてぇだな…しかしその経験があるためか隙がねぇ…」

十兵衛「こいつ範馬勇次郎か…なんで人の弱点がわかんだよ…」

十兵衛(こうなったら…)

十兵衛「オラッ!」ブンッ 跡部「へん」フッ

十兵衛「おわっ!」グキッ

十兵衛「くっ…(無極!)

跡部「あ~ん飛び蹴りの際に足を捻っちまったのか?汗が吹き出てるぜ」

十兵衛「捻ってねーよ…」

跡部「いや、俺様はちょっと観察しただけでわかるんだよ、バレバレだ。今楽にしてやる…なっ!?」

ガンッ

跡部「お…お前…足を捻ったんじゃ…」

十兵衛「残念。「無極」はダメージがないように脳を騙すこともできるが、その逆にダメージがあると脳に錯覚させることもできんだよ」

跡部「王国…崩壊…」ガクッ

十兵衛「次の喧嘩をラストにするか…」 >>25

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