みんなが見た夢を短編小説風にたくさん書けばオムニバス形式の小説集みたくなんじゃね?と思って建てた
不安の種みたいな感じになるといいな
※短編なので小説風であれば最低数行でもいいが長編として数レス使ったっていい
※数レス使う場合は名前欄に「無題1」とか「無題2」とか書いてほしい
※タイトルは付けてもつけなくて(数レス続く場合でつけないなら「無題」で)もいい
※落ちはなくてもいいし「そこで目が覚めた」みたいにつけてもいい
※完全に夢だと分かるように書いてもいいし、実際の体験談風に書いてもいい
※文体等は自由
※一つの話しの終わりには必ず終わりだと分かるように「終わり」や「fin」等書いてほしい
※夢はぼんやりとしか覚えてなくても途中を考えて付け加えてもいい
※てか夢に見たわけじゃなくても夢っぽい不思議な話し、怖い話なら完全創作でも自由に書いていい
※勿論夢っぽい不思議な話、怖い話なら実体験でも書いていい
質問があればどうぞ
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「逃げる」
僕は逃げていた。何から?何かから
夜の街をただただひたすら逃げる
誰もいないひっそりと静まり返った街
明かりさえろくについていない街の中を
息は上がらない、でも疲れはしない
ひたすら何かから逃げる
右に曲がり左に曲がり、路地をひたすら駆ける
どうして逃げているのか、何から逃げているのか疑問にすら思わない
当たり前のように逃げている
追ってくるものは何か、そんなことはどうだっていい。逃げろ。ただひたすら逃げろ
ふと空を見ると転々と輝く星たちがあざ笑っていた。彼らからしたら何を必死になっているんだといったところだろう
だが必死にもなる。文字通り必死だ。それほど恐ろしいものから逃げているんだ
そしてふと疑問に思った。この街はこんなに迷路みたいに入り組んでいたか?
あぁ、知らないうちに変な場所に迷い込んでしまったようだ。それとも最初からか
なのに周りにある建物は知っている店や家ばかり、何なんだこの迷路の町は
ふと、後ろを確認したくなった
ダメだ、向くな
だが一度気になればどうしても気にしてしまうもの
ちょっとだけ、ちょっとだけ振り返ろう
そして眼窩に飛び込んで来たものは
気も狂えとばかりに禍々しく輝く巨大な月
地球に下りて来たかのような巨大な月が空ではなく真後ろにある
ああ、逃げても無駄なわけだ
どこまでも付いてくる
~fin~
「部屋の中で」
熱い
暑い
その部屋はとんでもない熱を帯びている
蒸しかえるように暑い。このままだと干からびてしまう
幼稚園のお遊戯会をやった部屋を縮小したような部屋の中で暑さが俺を襲う
喉が渇く、窓を開けたい。そう思った瞬間窓が消えた
…誰か、助けて
扉が見えた。暑い、早く出なければ
立つ気力も無い、這っていく。扉に向かって
意識が朦朧とする
扉にもう少しで到達する
ああ、体よ動いてくれ
暑い、熱い
もう…ダメ、だ
助け…て…
~fin~
「沼」
泥沼を見ていた。コポコポと音を立てて何かが生えてくる
それは毛の生えた黒いキノコのようだった
いや、大きくなると違うと分かる
黒人の赤ん坊の頭だ
無効を向いていたそれらが一斉にこちらを向く
恐ろしい顔をした黒い顔を向けて一斉に叫んだ
おぎゃぁああああ!!!!
~fin~
「歓喜」
皆笑っていた
僕も笑っていた
何がおかしいのかは分からない
でも笑っていた
爆笑の渦に飲み込まれて抜け出せない
笑っている。いつまでも
いつまでも
~fin~
「予知夢」
学校に転校生が来た。その転校生は隣の席に座った
帰り、町は迷路になっていた
見たこともない道を通って緑色の夕焼けが照らす家に帰るとパチンコの新装開店のあの花で飾られた看板のようなものがいくつか置いてあった
葬式だった。でも中に入ると普通だった
目が覚めた
学校に行ったら本当に転校生が来て、しかも隣の席になった
本当にあった小学校の頃の予知夢の話
~fin~
書く時はsageなくていいですよ
千と千尋の神隠しみたいな所で何か食べていると横に黒くて丸い影の様な奴が座った。
影「どこから?」
不思議と怖くなく、
俺「○○から。」
って答えて一緒に談笑しながらご飯食べ出たら、
友「来てたんや、お前は行くんか?」
と、突然言われた。
俺「後でな」
と答えると友は提灯を持って真っ暗な道に消えて行った。
影「行かないんですか?」
俺「行きませんよ、あんな所。」
影「へぇ、それでは」
目が覚めた。
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