一年生冬
紬「カラオケ?」
唯「そう今から!」
紬「はい、よろこんで。律さんと澪さんにはもう伝えてあるんですか?」
唯「んーん。ムギちゃんと二人だけだよ」
紬「えっ……?///」
唯「ムギちゃんの歌声を一度じっくり聴いてみたかったんだあ。ムギちゃんけいおん部に入る前は合唱部に
入るつもりだったんでしょ?」
紬「わたしの歌声……うれしい。わかりました!それなら今歌ってしまいますよ」
唯「電話越しで聴いても感動しないよ!」
紬「そ、それもそうでした……」
唯「集合場所は前にみんなで行ったカラオケ屋ね。それじゃー」
紬「ええ、またあとで会いましょう」
紬「お待たせしました~」
唯「ムギちゃんお久しぶり~。われわれの拠点はあそこでございますよー」
紬「うふふ、なあにその口調?」
紬「今日は唯ちゃんと二人だけ……。うれしいけれど澪さんと律さんにすこし引け目を感じてしまいます…
…」
唯「あの二人はあの二人で仲良くしてるよーきっと」
紬「仲良く、ね。ウフフフフフフフフ(りつみおイイデスワ~)」
唯「じゃカラオケへ突入しよう!」
紬「とつにゅー。オー↑」
紬「おじゃましま~す」
唯「我が家へようこそ!」
紬「それ違いますよ~」
唯「うおーほっほっほっ、のこのこと我が家へ入ってきたが運の尽き。食べちゃうぞー」ギュッ
紬「きゃーたすけてくださーい♪」
唯「うぉっほーん。助けてほしければムギちゃんの美声を我が耳に届けるがいーいー」ムギュムギュ
紬「はいよろこんでー♪」
二年生春
律「カラオケボックスで陣取るなら扉の対面の隅っこの席がいいよな!」ドスッ
澪「わたしは入口から近いほうがいい……」ぽすっ
唯「はい!あずにゃんはわたしの隣に座りんさい」ぽんぽん
梓「えーっ……(この先輩すぐスキンシップとってくるから隣はやだな……)」
澪「遠慮しないでどこに座ってもいいよ。ムギも早く座って」
梓「じゃあわたしは澪先輩の隣に……///」ぽすっ
唯「のぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
澪「そんなにショック受けることか……」
梓「えへへっ♪」
紬「お隣もらうね唯ちゃん」すっ
唯「うえーんムギちゃーん。あずにゃんがわたしを避けたー」
梓「え、えーと、そんなつもりじゃないですよ!(ごめんなさい唯先輩)」
唯「じゃあ……!」キラキラ
梓「あっ、わたし皆さんのドリンク持ってきますよ!なにがいいですか!?」
律「あたしCCレモンのオレンジ割りー!」
澪「割るな!」
澪「梓ひとりじゃ持ってきづらいだろ。わたしもいっしょに行くよ」
梓「わあ。お願いします!」
澪「唯とムギは何飲む?」
唯「わたし水で・・・・・・」どよ~ん
紬「えと……メロンソーダを」
紬「ねえ、唯ちゃん……わたしじゃ梓ちゃんの代わりにならない?」ぎゅっ
唯「ムギちゃん……」
紬「わたしが唯ちゃんの隙間を埋めてあげるから……」なでなで
唯「ムギちゃーん!!」ぎゅっ!
紬「うふふふ」
澪律「またしょうもないコントを……」
唯「澪ちゃんとりっちゃんの漫才コンビに言われたくないよー」
澪律「漫才じゃない!!」
梓(あっ漫才っぽい)
紬(澪ちゃん、あなたはコントと決めつけたけど)
紬(唯ちゃんの隙間を埋めてあげたいのは本当なの)
紬(唯ちゃん……)ぎゅっ
唯「おっ我慢比べだなぁ!ぎゅーっ」ぎゅっ
紬「むぎゅぅ。やったわね!」ぎゅーっ
梓「ご、ごゆっくり……」
ある日
紬「わたしは傍観者を貫こうと思っていた。りつみおとゆいあず。どちらも素晴らしいカップリングだと今
も信じている」
紬「けれど彼女を……愛してしまった。愛してしまっていた」
紬「思えばカップリングなんて脳内の妄想にすぎない……」
紬「対してこの胸の高鳴りは現実……」
紬「わたしは彼女をモノにしたい……」
紬「……したい」はあ… はあ…
菫(お姉ちゃんがアダルト動画を閲覧してるううううううううううううううううううううううううううう)
二年生冬
唯「ムギちゃん歌上手いよねー。けいおん部でボーカルやってみない?」
紬「わたしはいいのよ~。それよりも唯ちゃんや澪ちゃんの個性を上手に生かした曲作りに専念したいの」
唯「んー。もったいない気がするな~、あんなに歌が上手なのに」
紬「うふふ、ありがとう」
唯「さっき歌った曲がほんとうにすっごくよかったよ!ムギちゃんらしく優しそうな歌詞だった。あれって
どういう内容なの?」
紬「あぁ。あれはね、ある女の子とその子に恋した女の子が知らず知らずのうちに周りの協力を受けながら
結ばれていくお話なの~」
唯「女の子と女の子……?」
文の途中で改行してしまった
紬「うん……どうかな?」
唯「ほえー…………それって」
唯「なんか素敵!」
紬「唯ちゃん……!」
唯「そっかあ女の子同士の恋愛なんてあるんだあ……ハッ、まさかうちの学校にも恋仲の女の子たちがいるの?!」
紬「そうかもね~♪」
紬(よかった……唯ちゃんは女の子同士に偏見はないんだ。唯ちゃんならもしかしたらわたしの気持ちを……)グッ
三年生春
紬「今日はカラオケに来てくれてありがとう……」ギュッ
唯「誘ってくれてありがとー♪」ギュッ
紬「……ほんとうにありがとう」
唯「うん……?ムギちゃん?」
紬「唯ちゃんはイイんだよね……」
唯「えっ何が……?」
紬「唯ちゃん……///」
唯「ち、近いよ!(キスしちゃいそう……///)」ドキドキ
紬「唯ちゃん……あなたはそうやっていつも無垢な顔でわたしの心をまどわしてくれた……」ソッ
唯「ムギ……ちゃん?あの、両手で頬をおおわれると顔が熱いんだけdんむぅぅ!?///」
紬「んん……///」ドサッ
唯「んんぅ…………ん……んっ、んっ、……///」
紬(私、カラオケボックスでカメラに見られながらエッチするのが夢だったの~)
おしまい!
不自然な改行だらけだ……すいません
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