醜き陛下とカタツムリ(486)
*以下ダラダラと長い前置き。
お久しぶりです…去年の九月頃、アニカビと艦これのクロスssを書いた者です。
前回はとある狩猟ゲームの実況を艦娘達にやらせようと言う所で、
あえなくそのゲームにはまってしまい…ついにはそのssの続きを書く事が出来ませんでした…
しかし…この度、そのssのリメイクを書く事となりました!
去年待っていた方、そうでない方も申し訳ありませんでした…
今回はタイトルからも予想出来る通りアニカビと艦これ、そして『蒼き鋼のアルペジオ』ともクロスします。
それだけでなくカービィの方からもアニメのキャラだけでなくゲームのキャラも出てきます(ボクの出番もあるのサ!)
艦これの方もオリジナル艦娘が出て来たり、どこかで見た様な設定を持つキャラも出てきます。
そのため今回は少し読みづらい所もあったり、設定に矛盾があったり、ゲームシステム的にもおかしい所が有るかもしれません。
暁型メインだったり、長くなるかもしれません…ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
デデデ「これでワシの新たなる覇道の始まりだZOY!!」
エスカルゴン「この前置き書いたの私めでGESからね!?」
ここは、ポップスター。
呆れ返る程平和なこの星は、地球から約100万光年も先に有る。
この星にある村、ププヴィレッジを治める『自称』大王、デデデ。
その側近たるドクター・エスカルゴンは、その技術で沢山のメカを作っている。
頭がお馬鹿なデデデには何時も頭が上がらず、報復を受ける事も。
今回はその二人が体験した奇妙で、壮大なる出来事のお話…
ーーーデデデ城ーーー
デデデ「あ~…暇だZOY」
エスカルゴン「陛下…またそんな事言っちゃってまぁ」
デデデ「なんか凄いことが起きないかZOY…?何か突然攫われるとか」
エスカルゴン「アンタみたいな奴攫ったって意味ないでしょうがよ」
デデデ「エスカルゴン!!それはどういう意味だZOY!!」
エスカルゴン「あ、あああ!お許しを!ちょっとした独り言でGES!」
デデデ「許さーん!」ドガッ!!
エスカルゴン「おうっ……!痛っ…!!」
ワドルドゥ「陛下!陛下ー!」
デデデ「ワドルドゥよ、どうしたZOY?」
ワドルドゥ「城を警備していたら何か不思議な物が…」
デデデ「不思議な物?」
ワドルドゥ「と、とにかく来て下さい!」
デデデ「エスカルゴン!行くZOY!」
エスカルゴン「ああはいはい!」
ーーーーーー
デデデ「ワドルドゥよ、不思議な物とは何ZOY?」
ワドルドゥ「はい、実は…この四人の少女達が倒れているのを城の敷地内で発見しまして…」
少女達「…」キュー
エスカルゴン「何故城の敷地内に居たでGES?」
ワドルドゥ「さあ…それは…城に侵入した形跡も有りませんし…」
デデデ「ホーリーナイトメア社が送って来た魔獣かZOY?」
エスカルゴン「…カスタマーに聞いてみるでGESよ」
ワドルドゥ「すいません!お手数おかけします!」
デデデ「ではエスカルゴン、その四人はお前が運ぶZOY」
エスカルゴン「えぇ!?四人もぉ!?」
デデデ「急ぐZOY!」
エスカルゴン「ったく!人使いの荒い…!」
ーーー王室ーーー
エスカルゴン「お…重っ…背中にある船の艤装みたいなのが重いっ…」ゼェゼェ
デデデ「むう…」ピッ
カスタマー「…おお!これはこれは陛下!ご機嫌麗しゅう…」
デデデ「カスタマーよ、この四人の少女は何ZOY?」
カスタマー「少女?」
エスカルゴン「船の艤装みたいなの装備してるコイツらでGESよ!」
カスタマー「…その少女達は『艦娘』と呼ばれる存在で御座います」
デデデ「か、かんむす!?」
エスカルゴン「一体どういう奴らでGES?」
カスタマー「…ここポップスターから遠くにある星、地球ではかつて大きな戦争が有りました」
カスタマー「その戦争で活躍した艦艇の魂を少女の体に封じ込め、人間の体にした物が艦娘で御座います」
エスカルゴン「そんな物があったでGESか…!」
デデデ「しかし…何故地球の物がここに、しかもワシの城の敷地内で倒れていたZOY?」
カスタマー「あ…陛下にお願いが有ってそれで艦娘達を陛下に送りましたが…少々位置がズレたようです」
エスカルゴン「またお前の所為でGESか!」
デデデ「貴様!こんな事をして…下らない願いだったら只じゃ済まさんZOY!!」
カスタマー「いえいえ…陛下にお願いと言うのはそのようなくだらない物では御座いません」
デデデ「ならさっさと白状するZOY!」
カスタマー「願いと言うのは…その少女を連れて地球に行って欲しいので御座います」
エスカルゴン「何故そんな遠い星に?」
カスタマー「そこで人類の生活を脅かす『深海棲艦』を無力化して欲しいのです」
デデデ「深海棲艦?」
カスタマー「地球の海に突如として現れた異形で御座います」
エスカルゴン「どうしてそんな奴らを倒して欲しいでGESか?」
カスタマー「地球の人類は国同士がつながっている事で生き長らえています」
カスタマー「その為、外交の基本となる海の制海権を奪われると途端にその国力は弱まります」
エスカルゴン「つまり地球を守る為に倒せと、なるほど」
デデデ「しかし…何故それを早く言わん!?」
カスタマー「この願いは、暫く地球に滞在しなければ行けないと言うリスクが有ります」
カスタマー「陛下が何かをする気にならなければこの願いは聞き入れてもらえないでしょうと言う事で…陛下が御暇な時にお願いさせていただきました」
デデデ「でぇはははは!やはりワシの暇は無駄じゃなかったZOY!」
エスカルゴン「コイツ絶対分かってないよ…」
「ん……ここは?」
デデデ「む、起きたZOY」
「な、何よその変なの!?」
デデデ「変なのとは何ZOY!!」
エスカルゴン「ぷっ!この子供は分かってるでGESな!」
暁「子供扱いしないでよ!暁は一人前のレディーなんだから!」
エスカルゴン「背伸びするタイプの子か、微笑ましー」
デデデ「ほう…してコイツらの艦種は何ZOY?」
カスタマー「駆逐艦で御座います、夜戦での雷撃が一番の持ち味です」
「…?暁お姉ちゃんどうしたのです?」
「何なのよ~…騒がしいわ!」
「姉さん…一体どうしたんだい…?」
エスカルゴン「あ、コイツらも起きたでGES」
デデデ「ワシはこの城の主、デデデ大王だZOY!お前達も名を名乗れ!」
電「は、はいっ!!電ですっ!」
雷「雷よ!かみなりじゃないわ!そこんとこも宜しく頼むわねっ!」
響「Здравствуйте、響だよ」
デデデ「ず、ズド…?」
響「ロシア語でこんにちわと言う意味さ」
エスカルゴン「へー、響は頭が良いんでGESなー…どっかのデブオヤジと違って」
デデデ「エスカルゴン!何か言ったZOY!?」
エスカルゴン「な、何でも有りませーん!」
ここで暫く休憩します…
エスカルゴン「所で…私達はその地球に何時行けば良いでGES?」
カスタマー「地球に送る準備は整っております、何時でも行けますよ」
エスカルゴン「そうでGESか…ワドルドゥ隊長!」
ワドルドゥ「エスカルゴン閣下、お呼びで?」
エスカルゴン「ワドルドゥ隊長!私達は暫くこの星を出るでGES、城の警備を頼んだでGESよ!」
ワドルドゥ「…了解しました!事情はよく分かりませんが、城は私たちにお任せください!」
エスカルゴン「あ、村の連中にも伝えておくでGESよ」
ワドルドゥ「了解しました、しかし……」
デデデ「今ワシの事をペンギンと言ったな!?極刑だZOY!!」
雷「きゃー!助けてー!」
電「きゃー!」
暁「全く…皆お子様なんだから」
ワドルドゥ「陛下はあそこで何をなされているのでしょうか?」
エスカルゴン「…もう戯れてるし」
デデデ「カスタマー、こちらの準備は整ったZOY」
エスカルゴン「ほらほらお前達!押さないで押さないで!」
デデデ「カスタマー!早くせい!」
カスタマー「では……グイッと!」グイッ
バチバチバチバチ…ビシュッ!!
ワドルドゥ「陛下……御武運をお祈りしています!」
タランザ「あっれー?女王様の命で勇者を攫ってこいと言われたから来たのに、その勇者が居ないのね…?」
ーーー地球 横須賀鎮守府ーーー
デデデ陛下が、鎮守府に着任致しました。これより艦隊の指揮を取りますーー
デデデ「…おー!着いたかー!ここがワシの新たなる拠点だZOY!」
電「…あの…」モジモジ
エスカルゴン「どうしたでGES?何か言いたい事が有るならはっきりと言うでGESよ」
電「あ、あの……し、司令官さん!」
電「私達…ペンギンの司令官さんのお役に立てる様に…が、頑張るのです!」
デデデ「…!でぇはははは!そうだ!お前達は今日からワシの僕だZOY!後ワシはペンギンではない!」
エスカルゴン「今になってようやく自分が艦娘達の指揮を取るって事に気づいたのかよ…」
デデデ「所でまずは何をすれば良いZOY?」
雷「私が説明するね!えーっと…まずは、工廠に行ってみましょ!」
ーーー工廠ーーー
デデデ「ここは何をする所だZOY?」
雷「ここでは艦娘を建造したり、私達に装備する装備品の開発が出来るわ!」
デデデ「けんぞう?かいはつ?」
エスカルゴン「要するに兵器開発室でGES、ちなみに艦娘や装備の解体・破棄もここで行うみたいでGESぞ」
デデデ「なるほど!ようし早速最強の艦艇を建造するZOY!」
エスカルゴン「アンタここに最初からある資源枯渇させる気か!」
デデデ「何?ならエスカルゴン、お前がやるZOY!」
エスカルゴン「え?私目がでGESか?!」
デデデ「お前以外に誰が居るZOY!」
エスカルゴン(待てよ…このまま頭の悪い陛下に任せても資源が減るだけだし…ここは引き受けた方が…)
エスカルゴン「分かったでGESよ、私目が開発を担当するでGES」
デデデ「よし決まりだZOY!」
響「そう言えば…今更だけど司令官達の名前は?」
デデデ「ワシはデデデだZOY!」
エスカルゴン「私目はドクター・エスカルゴンでGES、エスカルゴンと読んで欲しいでGESよ」
響「そうか…Спасибо」
デデデ「すぱ?温泉にでも入りに行くのかZOY?」
響「スパスィーバ、ロシア語でありがとうと言う意味さ」
暁「響ったら何でも知ってるのよ!」
エスカルゴン「私とは気が合いそうでGESな!」
雷「響はちょっと静かな所が有るけど良い子だから…いっぱい話してあげて?」
デデデ「よし!早速響とコミュニケーションを…!」
エスカルゴン「ダメでGES、陛下の馬鹿が移っちまうよ」
デデデ「何ぃ!?バカとは何ZOY!」
エスカルゴン「いや自覚してなかったのかよ!?」
デデデ「エスカルゴンよ!罰として貴様は初の建造で良い結果を出せ!」
エスカルゴン「だ、出さなかったら?」
デデデ「そのまま島流しZOY!」
エスカルゴン「えぇー!?何でそんな!?」
デデデ「急ぐZOY!さあて響よ、司令室に案内するZOY」
響「こっちだよ」
スタスタ…
電「…エスカルゴンさん達って何時もああなのです?」
エスカルゴン「そりゃもう…」
ーーー司令室ーーー
響「ここが司令室だよ」
デデデ「な、何ZOY?この引っ越ししたてみたいな部屋は…」
響「前任の司令官が使っていた部屋、今は段ボールだけがあるよ」
デデデ「こ、こんな部屋!司令室とは呼べないZOY!」
響「確かにそうだね…もう少ししたら模様替したい所だけど…」
デデデ「仕方あるまい…暫くはこれで我慢するZOY」ゴソッ
響「?何だいそれは?」
デデデ「緊急用の寝袋ZOY、お前には少し大きすぎるがな」
響(…暖かそう)
響「少し入れてくれ」モゾモゾ
デデデ「あ!何をしているZOY!」
響「…暖かいな」ヌクヌク
デデデ「早く出るZOY!出ないと極刑だZOY!!」グイグイ
響「хорошо、コイツは暖かい」
デデデ「ま、またロシア語かZOY?」
響「素晴らしいと言う意味さ」
デデデ「…全く、次から気を付けるZOY」
響「…わかった、悪戯はしないよ」
デデデ「うむうむ、お前は物覚えが良いZOY」ポンポン
響「わっ…」
デデデ「で…勿論工廠や司令室の他にも部屋が有るのだろうな?」
響「あるよ、こっちだよ」
ーーー補給室ーーー
響「ここが補給室だよ」
デデデ「…ワシの目が腐っていなければ、ここは食堂に見えるZOY…」
響「そうとも言うね、補給は私達に取って給食の様な物だし」
デデデ「…あ」
響「どうしたんだい?」
デデデ「あぁぁぁ…城でワシの名前を言ったのにまた工廠で名前を言ったのを思い出したZOY…」
響「気にする事は無いさ」
デデデ「…話を戻すZOY、ここはどのような場所だZOY?」
響「ここでは出撃で消費した燃料や弾薬等の資材を私達に補給する部屋さ」
デデデ「ま、まさかとは思うが、お前達は燃料や弾薬を食うのかZOY?」
響「食べるよ」
デデデ「な、謎ZOY?不思議ZOY!?怖いZOY!!」
響「私達なんてそんな物さ」
デデデ「…で、資源はどこで手に入るZOY?」
響「開発や補給、入渠に必要な資源は、私達が遠征に行く事で入手したり、出撃時の海域にあるポイントで拾う事が出来る」
デデデ「ふむ…色々覚える事が有るZOY」
響「司令官だからね、仕方ない」
デデデ「…で、まだ他にも部屋は有るんだろうな?」
響「あるよ、付いて来て」
デデデ「はあ…はあ…つ、疲れたZOY…」
響「司令官、頑張って」
ーーー任務受注室ーーー
デデデ「こ、ここは何処ZOY?」
響「ここは任務受注室、ここでは資源等の報酬がもらえる任務が受けられる」
任務娘「私がここの部屋を担当しています」ニコニコ
デデデ「…!?」ゾクッ
響「司令官、どうしたんだい?」
デデデ「な、何故だか悪寒が…」
響「最近寒いからね、その所為だよ」
暫く休憩します、何か意見が有ったらどうぞー
カービィ絡める必要がない
タランザってトリプルデラックスのか
金剛ちゃんは出ますかね
支援
>>21
金剛型の戦艦は全員出るかもしれない予定です。
>>20
自分自身も何でカービィを絡めるって案が出たのか分かりませんw
デデデ「…?資源はこの任務を達成する事でも入手出来るのかZOY?」
響「ごめん…さっき言い忘れたけど、任務を達成すると報酬として資源や建造・入渠を早く終わらせるアイテムが貰えたりするよ」
デデデ「ほうほう」
響「また、特定の任務を達成すると、その噂を聞きつけた艦娘が仲間になる事が有るよ」
デデデ「なるほど、では任務は積極的に受け、クリアすれば良いのかZOY!」
響「中にはデイリー任務と言う毎朝ボードに記載される任務も有るんだ、その任務は一日すれば何度でも受けられるよ」
デデデ「むー…だとすると、どれを受けるか迷うZOY…」
任務娘「でしたら、初めての編成や、初めての建造、初めての補給等が御勧めですよ」ニコニコ
デデデ「おお!ならばそれを受けるZOY!」
任務娘「了解しました♪」ニコニコ
任務娘「では、目的を達成したら私に申告して下さい!」
デデデ「むう…目的を達成しても申告しなければ成功扱いにはならないと」
響「受注しなければ目的を達成しても成功扱いにならない…厳しい世界だよ」
デデデ「はぁ…これからが思いやられるZOY」
響「そんなに難しく考えなくても良いさ、ところでエスカルゴンさんの方はどうなったんだろう」
デデデ「おお!すっかり忘れていたZOY!早速向かうZOY!」ダダダダダ…
響「ま、待ってよ司令官…」タッタッタッ…
任務娘「騒がしいですね~」ニコニコ
ーーー工廠ーーー
デデデ「エスカルゴンよ!どうなったZOY!」
エスカルゴン「それが…二枠全部使って建造したでGESが…」
大井「北上さん♪北上さん♪」イチャイチャ
北上「も~、大井っち何さ~」イチャイチャ
エスカルゴン「全員軽巡洋艦でして…」
デデデ「軽巡洋艦とは何ZOY」
エスカルゴン「駆逐艦よりちょっと強いくらいの奴でGES」
デデデ「まあ最初はそれが妥当だろうな」
エスカルゴン「彼女らは球磨型軽巡洋艦の3・4番艦の大井と北上でGES」
デデデ「ふむ、奴らは姉妹なのか?」
エスカルゴン「いえ、大井と北上は親友みたいでGESぞ」
デデデ「親友か…」
エスカルゴン「それだけに彼女達は改装すると重雷装巡洋艦になるみたいでGES」
デデデ「重雷装巡洋艦?」
エスカルゴン「魚雷を大量に装備した巡洋艦の事でGES、コイツから繰り出される雷撃は驚嘆の一言でGESよ」
デデデ「おお!と言う事は将来強くなるのか?」
エスカルゴン「まあその認識で良いでGES」
デデデ「でぇはははは!出来したZOY!!」
エスカルゴン「ただ…一つ問題が有りまして…」
デデデ「何?」
エスカルゴン「北上は駆逐艦の連中の事をウザいと言っているみたいで…」
デデデ「そんな物はどうせ口から出任せ、気にする事は無いZOY」
エスカルゴン「本当に出任せでしょうかねぇ」
デデデ「出任せZOY、そんな事は気にせずさっさと編成して出撃するZOY」
暁「編成について私がちょっと説明するわよ!」
エスカルゴン「なっ!お前何処から出て来たんでGESか!」
暁「まず出撃するには編成しないとダメね!」
デデデ「そりゃそうだZOY」
暁「艦隊は6隻の艦艇を編成する事が出来るわ、ここから編成する艦娘達を選ぶのよ!」
デデデ「今は暁達と北上と大井で良いZOY」
暁「まあね、将来仲間が増えるかもしれないからその時にどんな編成にするのか考えておいて!」
デデデ「…よし、お前らは四人揃って何と言うZOY?」
暁「私達は四人揃って『第六駆逐隊』よ!司令官、覚えてよね!」
エスカルゴン「まあ北上の問題は駆逐艦の連中の事をウザいと言う事だけでGESな」
デデデ「そんな事はどうでも良い、早く出撃するZOY」
エスカルゴン「あ、出撃には編成が必要でGES」
デデデ「編成?」
暁「暁が説明するわ!」
エスカルゴン「あ!こら!大人しく出撃命令待てって言ったでしょうが!」
暁「艦隊は全6隻の艦艇から成るわ、沢山の仲間…まあ将来増えるかもしれない仲間の内からその6隻を選んで編成するのよ」
デデデ「今は暁達と北上、大井で良いな」
暁「今はまだ仲間が少ないけど…これから増えて行ったら、誰を入れるかが重要になってくるからそこんとこ覚えときなさいよ!」
デデデ「でぇははははは!では早速…えーと…」
暁「…?ああ!私達は四人揃って第六駆逐隊よ!覚えといてよね!」
デデデ「そうだったZOY!ではデデデ海軍第一艦隊、第六駆逐隊(+α)出撃だZOY!!!」
暁「この戦いで暁の事をお子様扱いしないでよね!」
WORLD 1-1 navy base the front ocean area(鎮守府正面海域)
旗艦:電
デデデ「でぇはははは!ワシに挑む愚民は何処だZOY!!」
電「えっと、出撃時にはこの羅針盤を回して…」
デデデ「ぬぅん!!」バキッ!!
電「あぁぁぁぁぁ!?こ、壊しちゃったのです!?」
デデデ「ワシには分かるZOY、ソイツは将来恐ろしい程邪魔になると」
電「だ、だからって叩き割らなくても…どうやって方角を見るのですか!?」
デデデ「そう言う物もエスカルゴンに作らせるZOY」
エスカルゴン「そう成るだろうと思って用意しておいたでGESよ、ほれ!」
デデデ「おお!これは!」
エスカルゴン「最新式の方角探知機でGES、これで目的地まで一発でGES!」
デデデ「どははははは!エスカルゴンは仕事が速いZOY!」
電「ええっと…方角探知機が指してる方向は…東方向なのです!」
デデデ「よし!早速そこに行くZOY!」
響「…行くよ」
北上「まー…大井っちと組めば、最強だよね♪」
大井「当然です!」
イ級「…ン!?敵艦隊発見!!」
ハ級「久シブリノ獲物ダナ、食ライ尽クシテヤル」
暁「!敵偵察艦隊発見!」
デデデ「状況は?」
響「…駆逐級が二隻、それほど苦戦する相手ではないよ」
北上「ま、ラクショーでしょ!」
デデデ「ようし!早速戦闘開始だZOY!!」
ーーー戦闘開始!ーーー
暁「暁の先制攻撃を受けてみなさい!」トォン!!
ドガーン!!
イ級「ウグゥッ!!」中破!
ハ級「ヨクモ!俺達ノ計画ノ邪魔ヲスル気ダナ?」
雷「何言ってるのか分かんないわよ!!」
ハ級「撃テェ!!」ドォォン!!
雷「!電危ないっ!!」
電「はわっ!?」ヒョイッ
デデデ「うぉ!?大丈夫か!?」
電「だ、大丈夫なのです!」
ハ級「クソッ…中々ヤルナ!」
大井「海の藻屑と成りなさいな!」
北上「アンタ位、アタシの火力でも何とかなるし!」
北上「食らえっ!」ドォン!!
イ級「ソンナ物!直に躱せ…」
大井「残念でしたね」トォン
イ級「グ……フ…っ」撃沈!
ハ級「グ…一隻撃沈カ…!」
響「さて、残りは君だね」
ハ級「クソ…ココハ一先ズ退却ダ…」
電「敵が退却して行きます…!」
エスカルゴン「陛下、どうするでGES?」
デデデ「放っておけ、ワシらの目的はこの海域の…あれ、何をするんだったZOY?」
北上「制海権奪還、なんかそう書いてあったよー?」
デデデ「おぉ!そうだZOY!ここの海域の制海権を奪還するZOY!!」
大井「ここだけじゃないですよ?今も多くの海域が深海棲艦に乗っ取られているんですから」
エスカルゴン「そういった多くの海域の制海権を取り戻し、地球から外交を戻すのが私達の役目でGES」
デデデ「成る程…さて、改めて目的が定まった訳で再び進撃だZOY!!」
雷「おー!」
電「方角探知機が示している方角は…今度は東南なのです!」
北上「よーし、じゃーやっちゃいましょー!」
大井「はい!北上さん!」
ホ級「何?人類共ニ反撃サレタ?」
ハ級「ハイ…」
ホ級「フン、身ノ程知ラズメガ…軽巡ホ級ノ恐ロシサヲ見セテヤル…」
ーーー戦闘開始!ーーー
デデデ「電よ、ここが最深部か?」
電「はい、ここの敵艦隊主力を叩けばこの海域の制海権が奪還出来るのです!」
北上「燃えて来たよー!」
ーーー戦闘開始!ーーー
ホ級「フフフ…愚カナ人類共メ…ノコノコトヤッテキタナ?」
ハ級「イ級ノ敵ハ取ッテヤルゾ!」
デデデ「コイツらが主力か…」
ホ級「………」
ホ級「アイエエエエ!?ペンギン!?ペンギンナンデ!?」
ハ級「ホ、ホ級サン!?」
デデデ「誰がペンギンだZOY!!!」
ホ級「キ…キメェ…」
デデデ「何?……うぅぅぅぉーーっ!!これはもう暴動と見なすZOY!!」
エスカルゴン「一隻残らず雷撃処分でGES!!」
暁「暁達の出番ね!みてなさい!」
北上「ウザ…こういうのはアタシらの出番……だよね?大井っち!」
大井「私と北上さんの実力を見せちゃいましょう!」
デデデ「さて…長々と話をしてしまったが、そろそろ戦闘だZOY!!」
響「…食らえ」ドォン!!
ハ級「グワァァァ…」撃沈!
デデデ「おぉ!やったZOY!!」
ホ級「クソ!コレデモ食ラエ!!」ドォン!!
雷「きゃぁっ!?」中破!
電「お姉ちゃんっ!!」
雷「ったた…しくじっちゃった…」
暁「っ!!よくも私の妹に手を出してくれたわね!?これでも食らいなさい!」ドォン!!
ホ級「…ッチ」小破!
北上「大井っち、行くよ!」ドォン!!
大井「はい!北上さん!」ドォン!
ホ級「フン!幾ラ何デモソノ弾ハ躱セル!」ヒョイッ!
北上「…ムカ」
大井「…雷撃戦で必ず沈めるわ……」
デデデ「むう…状況はまずまずか…?」
エスカルゴン「陛下、雷撃戦に突入するでGESよ!」
デデデ「雷撃戦?」
エスカルゴン「自らの魚雷を打ち合って相手にダメージを与える時間でGES、ここで大きく戦況が変わる事も有るでGES」
デデデ「成る程、しかし今雷が中破してしまったが…?」
エスカルゴン「あらま、珍しく良くみてるんでGESね~…そうでGES、艦種によっては中破すると魚雷を放てない事があるでGESよ」
デデデ「ぐぬぬ…すると雷は魚雷を撃てぬか」
雷「役に立てなくてごめん…」
デデデ「…今この事に悔やんでいても仕方有るまい、それに奴の体力ではもうこの時点でワシらが買ったも同然だZOY」
雷「この分は…きっと取り返してみせるから!」
エスカルゴン「…雷撃戦が始まるでGES」
デデデ「あ~…ワシもあのような魚雷を撃ちまくりたいZOY…」
エスカルゴン「知らねえよ!」
電「…えいっ!」ボシュ!
北上「ま、私は基本雷撃だよね~」ボシュ!
大井「ですねっ!」ボシュ!
暁「えい!」ボシュ!
響「…行け」ボシュ!
ホ級「フフフ…」ボシュ!
ドバァァァァン!!
大井「ひゃっ!もう少しズレていたら当たっていたわ…!」
北上「大井っち!大丈夫!?」
大井「ああ!北上さん!私は貴方が居るだけで幸せよ!」ダキッ
北上「ちょ!せめて帰投してからやってよ!」
デデデ「…世の中にはああいう輩も居るのか」
エスカルゴン「世の中は広いでGESからなぁ」
ドバァァァァン!!!
ホ級「グワァァァ!!」撃沈!
暁「やったわ!」
デデデ「おお!敵の軽巡を倒したZOY!ん?と言う事は…」
エスカルゴン「陛下!成功でGES!たった今よりこの海域の制海権は私達に渡ったでGES!」
デデデ「そうかそうか!でぇははははははは!これよりこの海域の制海権は、このデデデ大王様に渡るZOY!」
WORLD 1-1 navy base the front ocean area(鎮守府正面海域)
征服完了!!
デデデ「よぅし!凱旋するZOY!!」
電「なのです!」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「艦隊が帰投したZOY」
響「司令官、お疲れさま」
暁「ふぅ…べ、別に疲れた訳じゃないんだから!」
デデデ「?」
デデデ「して、この後はどうする?」
響「とりあえずは補給して、雷を入渠させよう」
デデデ「分かったZOY、ではお前達、まず飯を食ってから雷を風呂に入れるZOY」
北上「りょうかーい」
雷「うう…ホントにごめんなさい…」
エスカルゴン「まーだ気にしてるよこの子、今はそんな事どうでも良いでGES!」
デデデ「そうだZOY、風呂に入ずんば健康を得ずと言うZOY」
北上「そんな格言あった?」
デデデ「こ、これは今作ったデデデ海軍内の原則だZOY!」
雷「…くすっ」
デデデ「どははは!人間、笑顔が一番だZOY!」
北上「…この提督っておかしな人だね」
大井「…ですね」クスッ
申し訳有りませんが暫く休養を取ります…二レス書いたばっかなのにごめん
ーーー数十分後ーーー
デデデ「お前達!飯は食ったかZOY?」
北上「食べたよー」
大井「あ!北上さん、ご飯粒付いてますよ?」
北上「え、ホント?取って取ってー大井っちー」
大井「はむっ」パクッ
北上「お、大井っち?どしたの?」
大井「はい!取れましたよ!」
北上「…大井っち、ありがとねっ」
大井「北上さん…///」
エスカルゴン「はいはい、もう事は済んだでGES?」
デデデ「さっさと中破した奴を入れるZOY!」
北上「ん、皆お風呂の時間だよー」
雷「はーい!」
大井「…くっ」
ーーーお風呂場ーーー
カポーン…
雷「ふ~…」チャプ
北上「疲れたねー」フー
大井(北上さんの…は、裸…!)ドキドキ
響「…」
暁「ふぅ、お風呂は良いわねー」
ガララッ
デデデ「あー…お前達、風呂はどうだZOY?」
電「し、司令官さん!?」
暁「ちょっと!なに勝手にレディーのお風呂に入ってるのよ!」
デデデ「お前の風呂だと決まった訳ではなかろうに」
大井「私達に手を出したら魚雷を撃ちますから」
デデデ「ワシは風呂に入りに来ただけだZOY!」
大井「それでも問題なんです!主に私達にとって!」
電「あ、あの…入っても良いのです…けど……あ、あんまり見ないで下さい…」
デデデ「風呂の途中でお前達をみても何も得に成らないZOY」
電「」ガーン
雷「私は別に構わないわよ?司令官が望むなら一緒でも良いわ!」
響「私も」
暁「ちょ、皆!?」
北上「まー変な事しなかったら良いんじゃないのー?提督ってペンギンな訳だし」
大井「あ…そう言えば提督はペンギンでしたね」
電「それなら納得なのです!」
デデデ「だからワシはペンギンではないと何度言ったら分かる!」
暁「私…もしかして変なのかな…」
エスカルゴン「大丈夫、周りが変なだけでGES」
暁「ちょ、どっから入って来たのよ!?」
デデデ「あ~…良い湯だZOY」
北上「だよね~、ここって誰がお湯湧かしてんだろ?」
エスカルゴン「それは重要機密との情報が…」
暁「そう言われると逆に気になるわね」
響「そんな些細な事はどうでも良いさ、重要なのはこのお湯を沸かしている人はプロだと言う事だよ」
電「お湯沸かしのプロ、なのです?」
デデデ「確かに…お湯がいい気がするZOY」
エスカルゴン「アンタらどうやったらそんなの分かるんだよ…」
大井「そう言えば…ペンギンが温泉に入って良いのでしょうか?」
北上「あれだよ、ペンペンと同じ類だよ」
デデデ「もうペンギンで良いZOY…」
電「大丈夫なのです!ペンギンさんはとっても可愛いのです!」
エスカルゴン(…なんか陛下がペンギンに見えて来た…
ドガッ!!
エスカルゴン「おどぅあっ!?」
デデデ「だがエスカルゴン!貴様はワシの事をペンギン等と呼ばぬ様に!」
エスカルゴン「は、はい、気を付けまーす……ったく、イテェなオイ」
暁「お風呂の中では静かにして!」
響「…お湯が無くなるよ」
デデデ&エスカルゴン「はーい…」
ーーー数分後ーーー
デデデ「あ~…すっきりしたZOY」
雷「怪我も治ったし…これで次の出撃も頑張れるわ!」
エスカルゴン「しかし、お風呂に入っただけで怪我が治るとは…」
響「そうだね、それは私も不思議に思ったよ」
デデデ「お前達はもしかしたら天使じゃないのかZOY?」
北上「ぶっ!?」
大井「ああ!北上さんのフルーツ牛乳が!」
エスカルゴン「な、何でそう思うでGES?」
デデデ「だって…地上を救う為にやって来た飛べない天使も温泉で回復してたZOY」
エスカルゴン「そっちかよ!ヤラレチャッタの人かよ!!」
北上「えっと…なんでそんなに詳しいの?」フキフキ
デデデ「ネタは何時も貯めておく物だZOY!」
雷「???ごめん、よく分からないわ…」
大井「今の子達は絶対分かんないでしょうね…」
響「…さて、今日はどうする?」
デデデ「今日はもう遅い…建造や装備の開発はエスカルゴンとワシに任せてお前達は寝るが良いZOY」
電「えっと…少しだけでもお手伝いするのです!」
デデデ「おお、では少しだけ手伝ってもらうかZOY」
電「頑張るのです!」
ーーー司令室ーーー
デデデ「ではまず…どうする?」
電「ええと…どうしましょうか…」
デデデ「…よし!適当にお茶でも持ってこい!」
電「分かりましたのです!」
デデデ「待っておるZOY」
電「お待たせしたのです!」
デデデ「おお、早いな……ごくごく…うむ、普通だZOY」
電「えへへ…良かったのです」
デデデ「さてと…ワシは今日の報告書を書けば良いな?」
電「はい!私も手伝います!」
デデデ「さてと…報告書と言っても何を書けば良いのかが分からん…取りあえずワシの生い立ちでも書くか」
電「それは…書かなくても良いと思うのです」
デデデ「そうか…じゃあエスカルゴンが寝言で『おっかさん…堪忍して…』って言ってたのを書くかZOY」
電「そんな事書いても意味ない様な…」
デデデ「むぅ…後は…ワシがカービィに飲み込まれる夢位しか無いが…」
電「い、いやそれもダメだと思うのです!」
電(カービィって誰だろ…?)
デデデ「…あ、そう言えばワシ…ポップスターで独裁者をやっておったが、お前は知っていたかZOY?」
電「あ……初耳なのです」
デデデ「そうか……ふむ…」
電「…ってそんな事書いてもダメなのです!!」
デデデ「ダメなのかZOY!?」
電「もうちょっと…何と言うか、まともなのを書いた方が良いと思うのです!」
デデデ「まともか…ならばワシが怪しい物ではない事と深海棲艦が占拠していた正面海域の制海権を奪還した事を書くか…」
電「それなのです!それを書くのです!」
サラサラ…サラサラ…
デデデ「さてと、まあこんな物だろう」
電「司令官さんは漢字とか知らなかったから思ったより苦労したのです…」
初めまして、本日より艦隊の指揮を取る事と成った者です。
まず今日の成果の報告を…
鎮守府正面海域を占拠していた深海棲艦から制海権を奪還。
深海棲艦は駆逐を2隻、軽巡を1隻確認。
艦娘が放った攻撃でダメージを与えられる事を確認。
以上、他に報告する事が有ればまた報告する。
デデデ「いやぁ…疲れたZOY」
電「電も疲れたのです…」
暫く休憩します、すいません…
デデデ「では…今日はもう睡眠に付け」
電「分かったのです、司令官さんもお休みなさい!」
ガチャ…バタン
デデデ「…最近動いている気がするZOY」
デデデ「こう言う時エスカルゴンなら何と言うのだろうな…」
デデデ「……」
デデデ「…『良い事でGESよ!』と言いそうだZOY」
デデデ「…寝るか」
モゾッ
デデデ「ワシは寝るZOY……zzz」
ーーー次回予告ーーー
デデデ「ワシが艦隊の指揮を取る事と成ったデデデ大王様だZOY」
デデデ「地球に降り立ったワシらは艦隊を指揮して敵の艦隊達から正面海域の制海権を奪還したZOY」
デデデ「そこに、上から『戦いに備え戦力を増強せよ!』との指令が有ったので建造で新たなる艦娘を建造するZOY!」
エスカルゴン「し、資材が不安でGES…」
デデデ「と言う訳で次回は!」
作戦No2『戦力増強指令!!鎮守府建造祭り!』
エスカルゴン「を、お届けするでGES!」
デデデ「次回も見ないと極刑だZOY!!」
ーーー翌日ーーー
デデデ「おはよう諸君!」
雷「おはよう司令官!」
響「今日も頑張ろうか」
電「なのです!」
デデデ「さて、本日は…建造で戦力増強したいと思うZOY!」
エスカルゴン「なんですと!?」
暁「どうして建造するの?」
デデデ「昨日書いた報告書の返事が上から届いてな、我らを深海棲艦討伐海軍に正式に任命したZOY」
北上「ほー…上からねー」
デデデ「それで、これからの戦いに備えて戦力を増強せよ!と言う事で建造で新しい仲間を迎え入れるZOY!」
大井「確かに新しい戦力は必要だけど…」
デデデ「と言う訳で早速工廠に行くZOY!」
エスカルゴン「待つでGES!資材はどうすんのよ!?」
デデデ「……どうするZOY?」
エスカルゴン「考えてなかったのかよ…」
雷「任務の人に相談しましょ!」
ーーー任務受注室ーーー
任務娘「それで私に相談しに来た訳ですね?」
エスカルゴン「そうでGES」
任務娘「デイリー任務も有りますのでそれを回すのも有りますけど…艦隊を遠征に連れて行ったらどうでしょう?」
デデデ「遠征?」
任務娘「艦隊をお使いに行かせて資材を入手させる事です」
デデデ「ほう、それなら資材も集まるZOY」
任務娘「今第二艦隊が解放されているのでその第二艦隊で遠征に行かせましょうか」
エスカルゴン「その為にはまず第二艦隊を埋める艦艇が必要が有るでGESな、情報感謝するでGESよ」
任務娘「頑張って下さい♪」ニコニコ
デデデ「と言う訳だ、建造には問題ないZOY!」
ーーー工廠ーーー
響「工廠に到着したね」
エスカルゴン「まずは資材の確認でGES」
燃料:1500 鋼材:1010
弾薬:1500 ボーキ:2050
エスカルゴン「昨日はそんなに消費しなかったし、一晩寝たおかげで結構膨れ上がってるでGESね」
デデデ「でぇはははは!これなら大量に建造出来るZOY!!」
響「まずは焦らずに遠征に向いてる駆逐艦から建造しよう」
デデデ「わ、分かっておるZOY…」
エスカルゴン「あぁぁ…陛下が言う事を聞いて…響、お前だけが頼りでGES…」
響「それ程でも無いさ」
デデデ「…で、駆逐艦はどれ位資材を入れれば建造出来るZOY?」
響「どの資材も30入れれば駆逐艦が製造出来るよ」
デデデ「成る程、初期値のレシピと言う訳だな?」
響「そんな所さ」
エスカルゴン「では早速入れてみるでGES!」
00:18:00<ピン!
デデデ「おお!数字が出たZOY!」
エスカルゴン「18分……これは睦月型の駆逐艦が出てくるでGES」
雷「どんな子かしら?」
暁「私よりお子様なのは確かね!」
エスカルゴン「無い無いそれは無い」
暁「な、何よ!?そこまで否定しないでよ!」
響(エスカルゴンさんの意見、間違っては居ないんだよね…)
デデデ「さて…では18分待つかZOY」
ーーー18分後ーーー
エスカルゴン「…陛下!新しい船が進水したでGESよ!」
デデデ「おお!一体誰が来たZOY?」
皐月「皐月だよっ!よろしくな!」
デデデ「ワシはデデデ大王だZOY、コイツは開発担当のドクター・エスカルゴンだZOY」
皐月「ほわぁ…!ペンギンの司令官だ!」
デデデ「お前まで言うか!」
響「誰がどう見てもペンギンだもん、仕方ないよ」
デデデ「響!貴様までワシをペンギン扱いするのかZOY!?」
響「…もしかして、ペンギンじゃないのかい?」
デデデ「…実はワシも知らんZOY」
エスカルゴン「自分でも知らないまま否定し続けてたのかよ!!」
デデデ「…よし、お前は第二艦隊に配備、暫く待つZOY」
皐月「分かった!ボク、待ってるからね!」タッタッタ
現在の資材
燃料:1470 鋼材:980
弾薬:1470 ボーキ:2020
デデデ「さてと…次はどうする?」
エスカルゴン「次も駆逐艦で行くでGES」
電「今度は建造ドックを二個使うのですか?」
デデデ「そうするZOY!」
エスカルゴン「じゃあ入れるでGESよー」
ドック1<00:20:00
ドック2<00:18:00
デデデ「お、時間が見事に分かれたZOY」
エスカルゴン「こういう時は高速建造材を使うでGESよ」
デデデ「高速建造材?」
雷「一瞬で建造を終わらせる物よ!」
デデデ「早速使うZOY!おーい!」
妖精「あいあい!きゃぷてん!」
響「ここの妖精さん達はよく働くからね」
ボォォォォォォォ!!!
デデデ「ば、バーナーの音が聞こえるZOY!?」
電「それが高速建造材なのです!」
チーン…
デデデ「今度は電子レンジの音が聞こえたZOY!」
エスカルゴン「今のは建造終了を示す音でGES」
デデデ「さっきのはそんな音しなかったZOY!!」
エスカルゴン「そりゃそうでGES、私目が気紛れで入れましたから」
デデデ「…そう言うのは事前に言って欲しい物だZOY」
暁(いつの間にどうやって付けたかは触れないのね…)
エスカルゴン「まずはドック1からでGES」
吹雪「吹雪です!宜しくお願いします!」
デデデ「宜しく頼むZOY!」
雷「雷よ!宜しくね!」
吹雪「……?」
デデデ「どうした?ワシの顔に何か付いておるのか?」
吹雪「いえ……その唇、やけどしたら大変そうだなって思って…」
デデデ「実際大変だZOY」
吹雪「そうなんですか…」
響「それは大変だね」
デデデ「では、第二艦隊に配備するZOY」
吹雪「了解です!」タッタッタッタ…
エスカルゴン「次はドック2でGES」
卯月「出たぴょん! 卯月でぇ~す、うーちゃんって呼ばれてま~す!」
暁「どうしてぴょんって言うのよ?」
エスカルゴン「4月の昔の暦である卯月の卯は干支の兎で四番目を指すらしいでGES」
電「だから兎さんみたいな喋り方するのです?」
デデデ「ほ~れ、人参だZOY」
卯月「…せめて調理してから持って来て欲しいぴょん」
デデデ「どはははは、ではお前も第二艦隊に配備だZOY」
卯月「よ~し!頑張るぴょん!」タッタッタッタ…
現在の資材
燃料:1410 鋼材:920
弾薬:1410 ボーキ:1940
デデデ「次はどうするZOY?」
エスカルゴン「ここは…そろそろ空母辺りを狙うでGES」
風呂入ってきます、待っててね。
デデデ「空母?」
エスカルゴン「艦載機…まあ戦闘機を相手の艦隊に向けて飛ばす船でGES」
デデデ「ふむふむ」
エスカルゴン「相対する相手によってはとてつもない活躍をする事があるでGES」
デデデ「で、どのレシピで出るのだZOY?」
エスカルゴン「基本的に燃料とボーキサイトを比重に置いて、そこにある一定数以上の鋼材を入れる事で狙って建造出来るでGES」
デデデ「おお、具体的にはどのレシピだZOY?」
エスカルゴン「こういうレシピでGES」
燃料:300 鋼材:600
弾薬:30 ボーキ:400
エスカルゴン「これは低コストなレシピの中でも正視空母の割合が高いでGES」
デデデ「これで低コスト…こんなに資材を食うのだから空母がこなければ不条理ZOY!!」
エスカルゴン「まあこのレシピで試しにやってみるでGESよ……それっ」ピッ
ドック1<02:40:00 ピコーン
デデデ「長過ぎる!!高速建造材を使うZOY!!」
ボォォォォォォォォォ……
デデデ「……」
びゃああああああ!!!
エスカルゴン「ひぃ!?ひ、悲鳴が聞こえたでGES!?」
電「な、何が出てくるのです…?」
瑞鳳「瑞鳳です。軽空母ですが、練度を上げれば正視空母並みの活躍をお見せ出来ます」
響「あれ…?」
デデデ「むう…軽空母か」
エスカルゴン「でも陛下、この子凄くレアみたいでGESぞ?」
デデデ「何?軽空母の癖に?」
エスカルゴン「結構遠くの方まで行かないと出会えないでGES」
デデデ「…ドハハハハ!!ワシの運の良さが招いた結果だZOY!!」
瑞鳳「あははっ、面白い人……人?」
響「人ではないね」
瑞鳳出したのは不味かったかしら…
エスカルゴン「あ、そうそう…空母の類は補給する時にボーキサイトも消費するでGES」
デデデ「ボーキサイト?」
エスカルゴン「何でも、艦載機の補充に必要だとか」
デデデ「鉱物が好物と言う訳だな?」
瑞鳳「………」
エスカルゴン「……」
第六駆逐隊「……」
デデデ「な、何ZOY!何とか言え!!」
エスカルゴン「…とまあ、資材は大事と言う事でGES」
デデデ「おい!無視をするでないZOY!!」
エスカルゴン「では瑞鳳、お前は……第一艦隊と第二艦隊有るけどどっちが良い?」
瑞鳳「どうしようかしら…取りあえず第二艦隊で!」
エスカルゴン「よし、お前は今日から第二艦隊に配備でGES!」
デデデ「無視するでないと言っているだろうがこのアンポンタン!!」ドガッ!!
エスカルゴン「あげぇぇぇぇっ!!」
瑞鳳「か、開発人さぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
エスカルゴン「わ…私の最期の名は…ドクター・エスカルゴンでGES……アリーデ…ヴェルチ…」ガクッ
響「エスカルゴンさん!エスカルゴンさん!!」ユサユサ
雷「そんな…エスカルゴンさんが…」
デデデ「さて、気にせずに次に行くZOY」
瑞鳳(大丈夫かしら…この鎮守府…)
現在の資材
燃料:1110 鋼材:320
弾薬:1380 ボーキ:1540
電「次はどれが欲しいのです?」
デデデ「資材も乏しくなりそうだし…軽巡を狙うZOY」
雷「だったらこのレシピが良いわ!」
燃料:250 鋼材:200
弾薬:30 ボーキ:30
デデデ「そいつで建造だZOY!」
電「ポチっとなのです!」
ドック1<01:00:00 ピーン
デデデ「一体何が出てくるZOY?」
響「…ここは一時間待ってみよう」
デデデ「…そうだな、高速建造材ももったいないし…」
暁「暫く待ってみましょ?」
本日はここで寝ます、意見とか有ったら宜しくー…
ピットくんはスマブラと新光神話でわりと知名度上がった気がする
支援
>>67
まさかそのネタに気付くとはw
ナチュレ様共々これからの活躍に期待が高まりますな
ーーー1時間後ーーー
チーン
響「あ、出来たみたいだよ司令官」
デデデ「ま…待つZOY…この空飛んだりツタを伝うキツネザルが鬱陶しい…」
響「蓋閉じれば良いと思うよ」
デデデ「その手があったZOY……さて、誰が出てくるZOY?」パタン
球磨「クマー、宜しくだクマ」
デデデ「……く、クマカ=ゾーイ!?」
球磨「クマー、その通りだクマー」
響「宜しくね、球磨さん」
電「可愛い名前なのです!」
球磨「ちょっと古い所も有るけど宜しくだクマー」
デデデ「では…貴様は第二艦隊に配備だZOY」
球磨「頑張るクマー!」タッタッタ…
現在の資材
燃料:860 鋼材:120
弾薬:1350 ボーキ:1510
デデデ「さて…これくらいにしておくかZOY」
暁「でも結構仲間が増えたわね!」
デデデ「どははははは、早速試し打ちがてら出撃するZOY」
響「第二艦隊は建造で出た子を放り込んでる状況だけど…編成はどうする?」
デデデ「ぐふふ……瑞鳳を旗艦とし、南西諸島沖に滞在している敵前衛艦隊を叩くZOY」
電「残りの一隻はどうするのです?」
デデデ「どうするか……取りあえず暁、お前が行くZOY」
暁「暁の出番ね!見てなさい!」
雷「気を付けてね!」
響「何か有ったら駆けつけるさ」
ーーー第二艦隊詰所ーーー
デデデ「と言うのが今回の作戦だZOY」
瑞鳳「私が旗艦ね……期待に応えてみせるわ!」
皐月「ボクも頑張るよ!」
卯月「うーちゃんも活躍してみせるぴょん!」
球磨「早く出撃するクマ!」
デデデ「では……出撃だZOY!!」
ーーー南西諸島沖ーーー
WORLD 1-2 Nansei Islands shore
デデデ「まずはこの方角探知機を使うZOY」
瑞鳳「…大丈夫なの?羅針盤じゃなくて…」
エスカルゴン「私の発明はノーベル賞クラスでGES!」←復活
瑞鳳「…分かったわ、じゃあポチッと!」ポチッ
方角探知機(E)ピコーン
瑞鳳「東よ!」
デデデ「早速そこに向かうZOY!」
ロ級「ア~…最近暇ダナ~」
ヘ級「確カニ、最近人類ノ動きキガ少ナイゾ」
ロ級「キット降参シタンデスヨ!」
ヘ級「否、横須賀鎮守府正面海域ノ制海権ガ何者カニヨッテ奪還サレタトノ報告ガ有ッタ、気ヲ抜クナ」
ロ級「ハイハイット……ン?何ンダアリャ!?」
ヘ級「フン…噂ヲスレバ陰トヤラ…戦闘準備ニ入レ」
ロ級「了解!サア…駆逐艦娘共ヨ!掛カッテコイ!」
ーーー戦闘開始!ーーー
瑞鳳「さあ行くわよ!皆、気を付けてね!」
皐月「大丈夫大丈夫!」
球磨「球磨に任せれば百人力だクマ!」
ロ級「……………」
ヘ級「…………」
ロ級・ヘ級「何故軽空母持ッテルシ!!!?」
瑞鳳「航空戦、用意っ!!」ビシュッ!!
ゴォォォォォォォ……
ロ級「理不尽ダーーーッ!!」ボガァァァァァン!!!
ヘ級「ロ、ロ級ーーッ!!!」
駆逐ロ級、撃沈!
ヘ級「グ…!!卑怯ダゾ!!貴様ラノ提督ヲ呼ベ!!」
暁「ふん、貴方達なんかに司令官を出す訳…」
デデデ「呼ばれて飛び出てデデデでデン!だZOY!!」
エスカルゴン「ああもう陛下!何で出ちゃうんでGESか!!」
瑞鳳「提督!?危ないから離れて!」
ヘ級「丁度良イ、オ前ハ何故ソノ時点デ軽空母ヲ持ッテイル!?」
デデデ「ワシの運が良いお陰だZOY!!」
ヘ級「……ソレダケ?」
デデデ「ZOY」
卯月「ZOYって何ぴょん!?最早返事にすら成ってないぴょん!!」
デデデ「と言う訳だZOY、すまんがお前はここで消えてもらうZOY!!」
ヘ級「何故ダ!?」
デデデ「駆逐艦の連中は既に砲撃体制に入っているZOY」
ヘ級「………ヘ?」
皐月「ボクの主砲と…」スチャッ!
暁「暁の主砲と!」ジャキッ!
球磨「球磨の主砲があれば!」ジャコ!
卯月「よいしょっと……軽巡なんて怖くないぴょん!」
デデデ「そう言う事だZOY!」
吹雪「待って下さい~!」タッタッタ…
デデデ「吹雪か?」
吹雪「はぁっ…幾ら影が薄いからって置いてくのはあんまりですよ~!」
デデデ「どははははは、すまんZOY」
瑞鳳(ああ、この子居たわね…ごめんなさい)
デデデ「と言う訳だ、駆逐艦ごときに沈められる屈辱とともに消え去れい!!」
エスカルゴン「者ども!一斉掃射でGES!!」
皐月「喰らえーっ!」ドォン!
暁「お子様言わないでよねっ!!」ドォォン!!
吹雪「影薄いなんて言わせませーんっ!!」ドォォン!!
球磨「クマーっ!!」ドォォン!!
ズガァァァァァァン!!!
ヘ級「グァァァァ!!!!」
軽巡ヘ級、撃沈!!
デデデ「敵全滅だZOY!!」
瑞鳳「な、何だか敵が可哀想になって来た…」
デデデ「敵に慈悲等無いZOY!でぇははははは!!!」
瑞鳳「……何だか提督から正義の味方って感じがしないんだけど」
エスカルゴン「そりゃそうでGES、陛下は独裁者とは名ばかりの馬鹿で愚かな狼藉者、アホ丸出しの風船オヤj…」
ゴォォォォォォォン……!
エスカルゴン「ぉぅー…っ!」
デデデ「無駄口叩いてないで早く行くZOY!!」
エスカルゴン「はい、すみません…!」
瑞鳳(ああ…だんだんここでやって行けるのか心配になって来た…)
ーーー南西諸島沖 最深部ーーー
チ級「……」
ヘ級「ドウシタンダ?何時ニモ無ク深刻ナ顔ツキで」
チ級「いや、前衛艦隊からの連絡が途絶えたッス…」*
ヘ級「……嫌ナ予感ガスルナ」
イ級「人類ガココマデ来レルトハ思エナイケドナ!」
チ級「いや……それが…連絡が途絶える前に発された電報では……ペンギンとカタツムリが居たらしいッス…」
*このssでは雷巡チ級以降の深海棲艦の言葉はカタカナ表記からひらがな表記になる設定です。
ヘ級「ペンギントカタツムリ!?何カノ冗談ダロウ!?」
チ級「私もそう思ったッスけど…なんか冗談じゃないみたいで…」
イ級「ペンギンッテ…オ前…」
チ級「しかもこの時点で何故か軽空母を一隻所有していたりと、何かと謎の多い奴らみたいッスよ」
ヘ級「…十分ニ注意シナケレバナラナイナ」
暁「敵艦隊補足!えーと…軽巡が…1隻、駆逐が1隻……ええと…何あれ?」
卯月「見た事の無い奴だぴょん!」
デデデ「えーと…あれは…」
エスカルゴン「あれは…雷巡チ級でGES!」
球磨「雷巡チ級?」
エスカルゴン「火力は情けないでGESが、魚雷での攻撃がとても痛いでGESよ!」
デデデ「どうしてお前がそんな事を知っているZOY!」
エスカルゴン「上からの指令書に本日の指令と一緒に書いてあったでしょうが!」
デデデ「え!?書いてあったのかZOY!?」
エスカルゴン「アンタ説明書見ないでゲーム進めるタイプでしょ!?そんなんじゃ分からなくて当然でGES!」
瑞鳳「ま、要するに雷撃戦になる前に落とせば良い訳でしょ?」
暁「それなら余裕よ!」
球磨「球磨に任せるクマー!」
デデデ「では行けい!」
ーーー戦闘開始!ーーー
チ級「敵影確認!例の奴らッス!」
ヘ級「ホ、本当ニペンギンダ…」
イ級「……アノ蝸牛美味ソウダナ…」
瑞鳳「艦載機の皆!航空戦よ!行っておいでっ!」ビシュッビシュッ!!
ゴォォォォォォォォォォォ…
ヘ級「チッ…」小破!
イ級「グッ!ドウセ俺ハヤラレ役ダヨ!!」中破!
チ級「うわっ!?対空と装甲は紙なんスよ!手加減して欲しいッス!」小破!
デデデ「よし!お前達!攻撃だZOY!!」
吹雪「当たって…!」ドォン!!
チ級「うわっぶねっ!いきなり攻撃してくるなッス!」ヒョイッ!
暁「えい!」ボガッ!!
チ級「ぐふっ!へ、ヘルメットが無かったら即死だったッス…」
卯月「そこにうーちゃんの主砲が襲いかかるぴょ~ん!」ドォン!!
チ級「あだっ!?だから何で私ばっかりなんスか!!」中破!
卯月「お前は危険だからだぴょん!」
チ級「折角の装備がぶっ壊れちゃ、自慢の魚雷が撃てないッスよ~!」
球磨「奴の装備を落とせたクマね…他の奴も叩くクマ!」
ヘ級「オ返シダ!!」ドォン!!
卯月「ぴょんっ!?」小破!
吹雪「卯月ちゃん!…このっ!」
ヘ級「グッ…!」大破!
球磨「止めだクマー!」ドォン!!
ヘ級「グ……ウッ…」
軽巡ヘ級、撃沈!
球磨「一隻撃沈だクマ!」
瑞鳳「艦載機の皆!発艦よ!」ビシュ!
チ級「うぅ!」大破!
吹雪「しぶといですね…!」
暁「もう悪あがきは出来ないわよ…!それっ!」ドォン!!
チ級(万事休す……か…)
ドガァァァァァァン!!!
皐月「やったか!?」
エスカルゴン「ちょ、それフラグ…!」
チ級「な…どうして…!」
イ級「グ……フッ」
チ級「な、何で私を庇ったッスか!?あんただけでも逃げれた筈…!」
イ級「フ…ッ……ドウセ…ヤラレルナラ…最期クライ…仲間ヲ助ケタイ……」
チ級「嫌だッス!!勝ったら一緒にサラダ食べようって言ったじゃないッスか!!」
瑞鳳「え……何?どういう事?何が起きてるのよ?」
イ級「チ級……アナタト一緒ニヤレテ、楽シカッタ……ヨ」ガクッ
チ級「イ級さぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
瑞鳳「深海棲艦って……以外と感情豊かなのね」
卯月「ど…どうするぴょん?」
デデデ「……」
チ級「くっ…艦娘共!よーく聞いておけ!この海域の制海権は今の所はお前達に明け渡す…」
チ級「だが…これで終わりだと思うなッス!お前達は必ず私が倒す!分かったか!」タッタッタッタ……
皐月「敵が撤退して行く…どうする?」
デデデ「……本日より、南西諸島沖の制海権はワシらが奪還したZOY。全艦帰投せい」
WORLD 1-2 Nansei Islands shore
征服完了!!
吹雪「…分かりました」
球磨「…了解だクマー」
瑞鳳「皆…帰るわよ」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「諸君、よく頑張ってくれたZOY」
吹雪「いえ…司令官のお陰です!」
エスカルゴン(戦闘指揮らしい指揮してないけどな)
デデデ「……では、第二艦隊の諸君は補給を済ませた後、風呂にでも入るZOY!」
卯月「はーい…」
ーーー補給後ーーー
エスカルゴン「お前達、ご飯は食べたでGESな?」
皐月「うん!美味しかったよ!」
デデデ「……にしても、まさか本当にボーキサイトを食べるとはな」
瑞鳳「食べると艦載機が補充されるのよ!」
デデデ「……つくづく謎だらけだZOY、艦娘と言うのは」
響「私達より謎が多い奴らは他にも居るさ」
デデデ「深海棲艦か……っていつの間に後ろに居たZOY!?」
響「司令官は無防備だね」
雷「皆!お疲れさま!」
電「無事で良かったのです…」
暁「皆、来ちゃったのね?」
響「北上さんは大井さんと一緒に部屋に戻ったけどね」
エスカルゴン「……即刻連れ戻すでGES」
響「どうして?」
エスカルゴン「嫌な予感がするからでGES」
響「………分かった、連れ戻してくる。皆は先にお風呂入ってて」
タッタッタッタ…
皐月「だ、大丈夫かな…」
雷「大丈夫じゃない?響は結構図太い所あるから」
デデデ「ではワシも風呂に…」
瑞鳳「あの…」
デデデ「何ZOY?」
瑞鳳「あ、あの…て、提督は私達と別のドックに入ってて欲しいなって…」
デデデ「何でZOY?」
瑞鳳「な、何でも!」
デデデ「…分かったZOY、ワシはエスカルゴンと殻と背中を洗い合っているZOY」
瑞鳳「ごめんなさいね…別に提督の事嫌いになったとかそう言うのじゃないから…」
エスカルゴン(艦娘達にはなんだかんだで慕われている陛下って一体…)
ーーーお風呂場ーーー
卯月「あ~…良い湯だぴょん~」
瑞鳳「そうね、ここのお風呂は良いお湯ね」
卯月「ばばあんばあんばんばばば~…」
瑞鳳「…え?」
卯月「はぁ~~、びばぴょんぴょんぴょ~ん」
瑞鳳「…何それ?」
卯月「温泉と言えばこれしか思いつかなかったぴょん」
瑞鳳「ふふっ…変なの」
天龍「そうか?俺は結構面白いと思うがな」
瑞鳳「…」
卯月「……」
瑞鳳・卯月「……誰ッ!!?」
天龍「フフフ…怖いか?」
ーーーそのころ、男風呂ーーー
デデデ「エスカルゴン、今日の成果はどう思うZOY?」ゴシゴシ
エスカルゴン「ああもうそんなに強くやっちゃダメよ……まあ仲間も増えたし、軽空母の強さも思い知ったし、大漁でGES」
デデデ「どははははは、今日も執筆が捗るZOY」
エスカルゴン(……最近陛下…働き者だもんなぁ…もしかしてそれが原因?)
デデデ「しかし…深海棲艦の謎は未だ解決せぬままだZOY」
エスカルゴン「奴らの正体は一体なんでGESょうね~?」
デデデ「意外と轟沈した艦娘かもしれんZOY」
エスカルゴン「陛下、そういう不吉な事言うと不安になるから止めて欲しいでGESよ」
デデデ「どはははははは、冗談だZOY」
ーーー女風呂ーーー
カポーン…
天龍「いやー…助かったよー、お前らが居なきゃ死んでた」
卯月「…なんで湯船に沈んでたんだぴょん?」
天龍「知らねえよ、後ろからガツってやられて気を失って…そして気がついたらお前らが居たって訳だよ」
瑞鳳「こ、事の始まりが見えない…」
天龍「ま、感謝するぜ?」
卯月「まあ一緒にお風呂を楽しむぴょん♪」
瑞鳳「…そうね!」
天龍「あ~…湯船の温度が最高だなぁオイ…」
作戦No2『戦力増強指令!!鎮守府建造祭り!』、これより作戦完了。
ーーー次回予告!ーーー
デデデ「でぇははははは!ワシの思い切った判断は功を奏したZOY!!」
エスカルゴン「試し撃ちで制海権奪還出来たもんなぁ」
デデデ「この流れに乗り、さらに調子に乗って一気に鎮守府海域の制海権を奪還するZOY!!」
エスカルゴン「なら建造で重巡洋艦を出してから行きたいでGESね」
デデデ「ぐふふふ…次回が楽しみだZOY!!」
エスカルゴン「と言う訳で次回!」
作戦No3『大進撃!!鎮守府海域制海権一挙奪還!!(前編)』
エスカルゴン「お楽しみに~!」
デデデ「次回も見ないと……大型建造でしょぼい船しか出ない様にしてやるZOY!」
今日はこれで寝ます…お疲れさん。
一方その頃…ポップスターでは…
タランザ「…勇者が居ないのね…どういう事なのね…」
タランザ「女王様によればここに勇者が居る筈なのに!」
ピルルル!ピルルル!
タランザ「はっ!セクトニア様!?もしもし!」
『タランザよ、勇者は見つかったのか?』
タランザ「いえ!まだ見つかっておりません!」ヒソヒソ
『ふん…まずは情報を集めてみろ、旅人のふりをすれば怪しまれる事もあるまい』
タランザ「分かりました!情報をお集めてみます」ヒソヒソ
ピッ
タランザ「さーてと、まずは情報収集なのね」
ーーーププヴィレッジーーー
タランザ「この村で情報収集をするか…すいませーん」
ボルン「おや?旅人の方ですかな?」
タランザ「あの…ここを治める者って居るのね?」
ボルン「治める者…?ああ、陛下の事だね?」
タランザ「陛下?そいつは誰なのね?」
ボルン「陛下に用事かね、悪いけど陛下はどこかに出てしまったよ」
タランザ「ど、どこに行ってしまったのね?」
ボルン「さあ…ワシにも分からんしのう」
タランザ「……」
ボルン「今は陛下は居ないみたいじゃし…城の者に聞いてみるのも良いと思うんじゃが」
タランザ「分かったのね、城の奴らに聞いてくるのね!」
ボルン「追い出されない様になー!」
ーーーデデデ城ーーー
タランザ「……」
ワドルドゥ「良いか?今日も城を警備するんだぞ!特に王室の警備は厳重に!」
タランザ(……王室に何かありそうなのね)
ーーー王室ーーー
タランザ「……で、なんだかんだトラブルも無く王室までこれた訳ですが…」
タランザ「……はぁ、何も分かりそうにないのね…」
ゴゴン……ウィィィィィン………
タランザ「な、何なのね…?」
カスタマー「おやおや、新しいお客様で」
タランザ(コイツなら何か知っている筈なのね)
タランザ「あの……陛下はどこに行ったのか知らないのね?」
カスタマー「…それは機密事項で御座います」
タランザ(中々にガードが固い奴なのね、そうなれば…)
タランザ「い、いや…ちょっと陛下のお手伝いに…」
カスタマー「…?まあそれなら宜しいでしょう、陛下は今『地球』と言う星に居ます」
タランザ「地球?ソイツは何処にあるのね!」
カスタマー「太陽系第三番惑星…ちょうどここから約100万光年位です」
カスタマー「宇宙に浮かぶサファイアと形容される程の美しい青が目印です」
タランザ(美しい青?これならセクトニア様も…!)
カスタマー「すぐにお送り致しま…?」
タランザ「クフフ…それだけ分かればもう十分なのね…さらば!」ビュンッ!!
カスタマー「…まんまと謀られましたか、いやはや…」
ーーーそして、ロイヤルロードーーー
タランザ「セクトニア様、只今よりこのタランザ、お戻りしました」
セクトニア「そうか…戻って来たからには成果は有るんだろうな?」
タランザ「ええ、タランザが集めた情報によりますと、恐らく勇者と思われる者は『地球』と言う所に向かったそうです」
セクトニア「地球とはなんだ?」
タランザ「太陽系の第三番惑星、ここから約100万光年の彼方に有ると言われる青く美しい星です」
セクトニア「美しい星か……妾に相応しそうな響きだ…」
タランザ「あの地球に勇者も居ると言う事で…如何致しましょう?」
セクトニア「ふん…決まっている」
「妾の物にするのだ」
「は、ではセクトルディ達も大量に手配しておきます…」*
*セクトルディとは、トリデラの最終ステージに出て来た虫みたいなザコ敵の便宜的な総称、これが正式な名前と言う訳ではない。
ーーーデデデ城ーーー
メタナイト「……」
ソード「…メタナイト卿、どうしました?」
メタナイト「…風が……怪しい…」
ブレイド「陛下の元にカービィを使わしましょうか?」
メタナイト「否…今は様子を見よう」
ソード「了解しました」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「おはようございますだZOY!」
雷「おはようございまーす!」
響「司令官、今日はどうするんだい?」
デデデ「本日は重巡洋艦を建造した後、残りの鎮守府海域の制海権を一気に奪還するZOY」
北上「い、一気に奪還?」
大井「…つまり、工廠で予め有力な艦艇を建造した後、艦隊に加えて強敵を一気になぎ倒す、と…」
デデデ「どはははは、物分かりが良いZOY」
雷「むむ…厳しそうね…」
天龍「何、俺が居れば大丈夫だよ」
エスカルゴン「お前じゃ頼り無いでGES、だから重巡洋艦を出すんでGESょうが」
電「でも…資材の方は大丈夫なのです?」
デデデ「そういえば……エスカルゴン、資材の状況は?」
エスカルゴン「今の資材は…」
現在の資材
燃料:1480 鋼材:1410
弾薬:1620 ボーキ:2050
デデデ「一晩眠るだけでこんなに溜まるのかZOY?」
エスカルゴン「昨日はその他にも上からの指令を遂行し、しかも南西諸島の制海権も奪還出来たでGESから」
暁「へー…」
エスカルゴン「と言う訳で工廠に行くでGESぞ」
ーーー工廠ーーー
エスカルゴン「じゃあ…重巡洋艦のレシピに書かれてる資材の数だけ資材を入れるでGES」
燃料:270 鋼材:330
弾薬:130 ボーキ:30
デデデ「どははは、早速投入するZOY」
ドック1<01:25:00 ピーン
デデデ「長過ぎるな…高速建造材を使うZOY」
ボォォォォォォォォォォ…
チーン♪
デデデ「何が出るZOY?」
摩耶「よ!*アタシ摩耶ってんだ、宜しくな!」
デデデ「頼むZOY」
摩耶「……何お前、ペンギンが提督やってんじゃねぇよ!!」
デデデ「なんだと!?貴様、大王たるワシに何と言う事を!」
エスカルゴン「そうでGES!見た目も心も頭もすってんてんで醜く、落ち度しか無い陛下にそんな事言っても…ぐぇ!?」ガシッ
デデデ「き・さ・まはどっちの味方だZOY!!」ギリギリ
エスカルゴン「目!目が苦しい!そこ持つなよ!!」
摩耶「…大丈夫なのかよここ」
瑞鳳「私も思ったわ、でもなんだかんだで大丈夫よ」
天龍「らしいな?」
摩耶「…ま、良いよ、ちゃんとした指揮をしてくれるんならな」
デデデ「でぇははははは!任せるZOY!」
エスカルゴン「艤装や艦艇関係は私目にお任せをでGES!」
暫く休憩しますにゃ。
デデデ「では、暁は第一艦隊に戻り、第二艦隊の空きに摩耶を入れるZOY」
暁「了解よ!」
摩耶「おしっ!抜錨だっ!」
デデデ「では…第二艦隊!製油所地帯沿岸に出向だZOY!!」
雷「頑張ってね!」
ーーー製油所地帯沿岸ーーー
WORLD 1-3 Refinery area coast
瑞鳳「ここが…製油所地帯沿岸ね」
エスカルゴン「指令書によると、油を製造していた場所が深海棲艦に乗っ取られたから奪還して欲しいとのことでGES」
瑞鳳「ここは余裕よね!」
摩耶「まだ分からねぇぞ?不測の事態が起きるかもしれねぇ」
デデデ「兎に角、各位全力を出して行くZOY」
デデデ「さっそく方角探知機のスイッチを押すZOY!」
方角探知機(E)
瑞鳳「東ね!」
吹雪「早速向かいましょう!」
ーーーーーー
甲巡ヤ級「愚か者が…チームワーク抜群の私達が居る事を知らずに…」(以下ヤ級)
乙巡マ級「ここまで来た事は褒めてやる…だが、それもここで終わりよ!!」(以下マ級)
ニ級「ソウイウノハ良イカラ臨戦態勢ニ入ッテクレ」
ヤ級・マ級「…分かってまーす」
瑞鳳「敵影確認!こ……これは…?」
エスカルゴン「見た事の無いタイプの深海棲艦でGES!」
デデデ「どういう事ZOY!?」
エスカルゴン「分からないでGESが……少なくとも、あの対になっている様な姿は指令書に載ってなかったでGESよ!」
卯月「びっくらぴょんぴょん!?どうするぴょん!?」
デデデ「ふむ……どうするか…」
エスカルゴン「ただ…私が見る限り一方は軽巡で、もう一方は重巡である可能性があるでGES」
摩耶「なーんだ…未確認なだけで対した事無いってか」
吹雪「あの…敵の駆逐艦も忘れないであげて下さい…」
デデデ「まあ…結局は艦載機で薙ぎ払えば良かろうZOY」
エスカルゴン「瑞鳳!頼むでGESぞ!」
瑞鳳「…了解!」
瑞鳳「航空戦用意!皆行っちゃって!」
ゴォォォォォォォォォ…
ヤ級「ふん…マ級!」
マ級「…ええ!」
ニ級(一体何ガ始マルトイウンデス?)
ヤ級・マ級「がった~~~~い!!」キュピーーン!!!
瑞鳳「えっ!?」
球磨「合体クマ!?」
装甲巡洋艦ケ級「装甲巡洋艦ケ級!完成!!」(以下ケ級)ガキィィィィン!!!
エスカルゴン「が…合体したでGESと!!?」
デデデ「芸術ZOY!!」
ケ級「どらららららっ!!!!」ババババババッ!!!!
ドガンドガーン!!
瑞鳳「か…艦載機が殆ど撃ち落とされた!?」
吹雪「あ、あわわわ…!ど、どうしましょう!」
卯月「これが所謂絶体絶命って奴ぴょんね…!」
摩耶「慌てんなって…まだこっちが手を出された訳じゃねえ」
球磨「…先に駆逐を落とすクマ!」
卯月「まっかせるぴょん!」ドォン!!
ニ級「!」
ケ級「させるかぁ!!」カキィン!!
卯月「えっ」
ドガァァァン!!
卯月「ま…まさか跳ね返されるなんて…」小破
ケ級「ふっ…仲間に傷など付ける物か」
ニ級「マ級…イヤ、ケ級サン…」
瑞鳳「卯月ちゃん!」
卯月「痛たた…だけど大丈夫ぴょん!」
吹雪「よくも卯月ちゃんをっ!」ドォン!!
ケ級「ふん、弾は怒りに任せては正確に当てる事は出来ない…!」
球磨「クマっ!!」ドォン!!
ボォォォン!!
ニ級「グワァァァァ!」大破!
ケ級「……ってお前!人が話してる途中で攻撃するな!!ていうかまだ駆逐艦に当てるの諦めてなかったのか!?」
球磨「提督から与えられた指名は必ず遂行する、これが球磨のクマ流儀だクマ!」
ケ級「…絶対沈めてやる…!!」ゴゴゴゴゴゴゴ…
ケ級の心に、肉しみが満ちあふれた!
デデデ「どははははははは!!肉のしみとは何ZOY!!」
エスカルゴン「わーはははは!これは情けなさ過ぎるでGES!!」
ケ級「……沈め!!」ドォン!!
瑞鳳「きゃぁっ!?」ズガァァァン!!!
デデデ「っ……何をするZOY!!」
エスカルゴン「当たっていたら中破していたでGESよ!?」
ケ級「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇっ!!!」ボガーンボガーン!!
卯月「うわぁぁ!ら、乱射して来たぴょん!!」
摩耶「つっ!怒りに任せては正確に当てる事が出来ないとかほざいた奴がやる事かよ!?」
吹雪「これでも喰らえっ!」
ケ級「無駄だ!」
卯月「仕返しだぴょん!」
ケ級「無駄無駄ァ!」
瑞鳳「くっ…!残っている艦載機の皆!アイツの気を引いて!」ビシュッ!!
ケ級「ちっ…舐められたもんだ!」ドォン!!
球磨「クマっ!」ボシュッ!
ケ級「何をしたのか…?まあそんな事はどうでも…良いっ!」ドガァン!!
皐月「…」コソコソ
皐月(何だか大変な事になってる…ここはボクが一発活躍して…!)
皐月「…それっ」ドォン!!
ケ級「っ!?奇襲か!?」小破!
風呂入って来ます。いやはや…戦闘描写は難しいのう…
吹雪「皐月ちゃん!?何時からそこに居たの!?」
皐月「秘密だよっ!」
ケ級「ちぃっ!ならお前も始末するまで…」
ボガァァァァン!!!!
ケ級「ぐぅっ!?」中破!
球磨「ふっふっふ…皐月に気を取られて球磨が放った魚雷に気付かなかったクマね!」
ケ級「クソが…!」
瑞鳳「油断しちゃダメよ!私の艦載機がまだ残ってるわ!」
ドドォォォォン…!
ケ級「ちぃぃぃぃ……!猪口才な…!!」ボロ…
ケ級「…分離!」
パァァァァァァァァ!!!
皐月「うわぁ!?光が溢れた!?」
デデデ「うおっまぶしっ」
ヤ級「……よし、今だ!」バッ!
マ級「OK!」バッ!
球磨「あれ…奴らが居ないクマ…?」
卯月「どこだぴょん!出てくるぴょん!」
ヤ級・マ級「「仕返しだオラっ!!」ゴスッ!!
皐月「うひゃぁ!?」ザバァン!!
吹雪「皐月ちゃんっ!?」
吹雪「くっ…!どこ!?」
マ級「ここだここだ!」タッタッタッタ…
ヤ級「ほーれほーれ、当ててみろ!」タッタッタッタ…
吹雪「っ…!馬鹿にしないで…!」
ヤ級「後ろががら空きだっ!」ガスッ!!
吹雪「うあっ!!」小破!
摩耶「…コイツら、さっきから近接戦闘が主体になってやがる!」
デデデ「くそ…生意気だZOY!!」
瑞鳳「どうするの!?」
摩耶(…奴らは今別々に分離している、ここで一隻沈めてえけど…)
マ級「どうした!怖じ気付いたか!?」
エスカルゴン「ぐぬぬぬ…生意気でGES!!!」
デデデ「こんな序盤での強い敵は!」
摩耶「頑張って倒…」
デデデ「逃げて次に進むに限るZOY!!」
瑞鳳「そうね!了解!」
摩耶「え、ちょ」
卯月「アイツらと戦うのはまた後でで良いぴょん~」
摩耶「せめてどちらか一隻位沈めさせろ!!」
エスカルゴン「と言う訳でコイツら撒いて進撃でGES!!」
ヤ級「おっと、そうはイカさんのきんのたまだからね!」
マ級「有効に活用してくれたまえ!」
瑞鳳「何それ!意味分かんないわよ!」
摩耶「!隙ありっ!」ドォン!!
ヤ級「うわっ!?」中破!
マ級「ヤ級!!」
球磨「もう一度魚雷を喰らうクマー!」ボシュッ!!
マ級「ぐぅ!」大破!
吹雪「私がやっつけるわ!」ドォン!!
マ級「うわーっ!!」撃沈!
ヤ級「マ級!!」
マ級「くそっ……ここは一先ず退却だ!」ボロボロ…
ヤ級「…分かった、お前ら!覚えておけよー!」ダッ
ニ級「マ…待ッテ…俺ヲ忘レナイデ…」ヨロヨロ…
エスカルゴン「やったでGES!彼奴らを撃退出来たでGESよ!!」
デデデ「喜ぶのはまだ早い、まだ出撃してから間もないZOY!」
吹雪「け…結構な強敵でしたね…」
皐月「はぁ~…マジで死ぬかと思ったよ~!」
デデデ「…さて、次に進むZOY!」
ーーー燃料地帯ーーー
デデデ「ど…ドラム缶が浮いておるZOY」
エスカルゴン「中には燃料が入っているでGES」
瑞鳳「良かった…少し喉乾いたと思ってたのよ」
皐月「ボクもー」
デデデ「…相変わらずお前達は謎だらけだZOY」
エスカルゴン「ではそれを飲んだら進撃でGES!」
ーーー最深部ーーー
ル級「ふふふふ…よくぞここまで辿り着きましたね、ですが…私達は一筋縄じゃ行きませんよ」
リ級「ここは一歩も通しません!」
ヘ級「オー!」
駆逐級s「「オー!」」
瑞鳳「…随分凄そうなのが来たわね」
エスカルゴン「戦艦クラスが一隻、重巡クラスが一隻、軽巡一隻とその他駆逐クラス二隻がいるでGES」
皐月「うひゃー…やばそう…」
デデデ「ここは資源がある場所である故、仕方が無いZOY」
エスカルゴン「…とにかく、奴らが一瞬でも弱点を見せたら瞬時にそこを付くでGESぞ」
吹雪「了解!」
瑞鳳「まずは私の出番ね!艦載機の皆!行っちゃって!」ビシュビシュ!!
ゴォォォォォォ…
ル級「各員、対空体制に入って下さい!」
リ級「了解です!」
ヘ級「全部撃チ落トス!!」
ドォォン…!ドォォン…!
摩耶「…アタシらも行くぜ!」
球磨「クマ!奴らをやっつけるクマー!」
ル級「ふふ…何処からでも掛かって来なさい…」
ドガンドガァァァァァァァン!!!!
ル級「っ!?」中破!
リ級「ル級さん!」
瑞鳳「…新手ね!?」
摩耶「おい!一体どういう事だ!戦艦の奴が中破したぞ!?」
デデデ「ワシにも分からんZOY!!」
ドガーン!!!!
ボゴーン!!!
ヘ級「ウワァァァァァ!!!」撃沈!
ハ級「カ、火事ダーッ!!」
ボォォォォォ……メラメラメラ……
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=qzaGC5Qoy8I(か か か 火事だーっ!)
吹雪「海が……燃えている…!」
エスカルゴン「ここに浮かんでいる燃料に引火したんでGES…!これはヤバい事になったでGES!!」
皐月「早く火を止めないと!!」
「クフフ……そうはさせないのね」
吹雪「誰!?」
タランザ「クフフ…ワタシは『タランザ』、女王様の命で勇者を探しているのね」
卯月「?味方ぴょん?」
タランザ「ざんねーん、寧ろ逆なのね!」
摩耶「てめぇも敵って事かよ!」
タランザ「その通り!さっきの爆発はセクトルディがここに居る変な奴らを一網打尽にする為に起こした物なのね!」
瑞鳳「…どうしてそんな事を?味方じゃないみたいだけど?」
タランザ「クフフフ!ここは美しいけど……地上に居る無法者に占拠されて汚されているのね!」
エスカルゴン「人間の事でGESか!?」
タランザ「その汚れた地球を……ワタシとセクトルディが征服し、元のさらに美しい姿に戻すのね!!」
デデデ「そうはさせないZOY!!地球はワシの物だZOY!!」
エスカルゴン「何時からアンタの物になったんでGESか!1」
タランザ「そして行く行くはその美しくなった地球を…女王様に捧げて……クフフフ…」ニヤニヤ
皐月「えーと…コイツらはつまり敵?」
摩耶「…ああ、新手の敵らしい」
ル級「それっ…!」ドォン!!
リ級「喰らえっ!」ドォン!!
タランザ「おっと危ない!そんな鈍ら玉効かないのね!」
ル級「くっ…!」
リ級「馬鹿にして…!」
タランザ「さて、と…君たちにはここで消えてもらうのね」
摩耶「っち…誰がお前なんかに負けるかよ!!」
タランザ「クフフ…戦うのはワタシじゃないのね………いでよ!セクトルディ!!」
セクトルディ「…」ヒュルルルルルル…
吹雪「ひぃぃぃぃ!?虫みたいなのが沢山飛んで来た!?」
デデデ「ワドルディそっくりだZOY!!」
タランザ「それ!コイツらをやっつけちゃうのね!!」
セクトルディA「…!!」ジャキッ!
皐月「じゅ、重火器!?」
摩耶「でも!アタシらには敵わねーよ!」
ボガーン!!!
吹雪「っ…また爆発!?一体何処から…」
エスカルゴン「…上空に浮かんでいる戦艦の様な物から爆弾が降って来ているでGES!!」
ル級「くっ…これは防ぎきれない…撤退しましょう…!」
リ級「分かりました…全艦撤退!!」
ザザァ……
吹雪「司令官!敵艦隊が撤退して行きます!」
デデデ「追うでない…今の問題は目の前の奴ZOY!」
タランザ「さてと…邪魔者も居なくなった事だし、少し質問が有るのね」
吹雪「質問?」
摩耶「変な事だったらぶっ飛ばすからな」
タランザ「勇者は何処に居るのね?」
卯月「教えないぴょん!」
タランザ「…お前達を指揮している奴がそうだったりするのね?」
デデデ「ワシかZOY?」
瑞鳳「ちょ、提督!出て来ちゃダメ!」
タランザ「むむ!?まさかのまさかそうだったりするのね!?」
デデデ「…違うZOY」
デデデ「勇者等ではない!!ワシは悪の独裁者、デデデ大王だZOY!!!」
エスカルゴン「そうでGES!!こんな奴が勇者だったら世も末でGES!!」
タランザ「んー…違うかー…」
摩耶「おら、用が済んだらアタシらにぶっ殺される前にさっさとあっち行けよ」
タランザ「はぁ…とんだ無駄足だったのね…」
瑞鳳「聞きたいんだけど…貴方達ってどこから来たのよ?」
タランザ「どこからだって?」
瑞鳳「ええ、貴方が何処からやって来たのかが気になるのよ…!」
タランザ「……教える事は出来ないのね、ただ…」
吹雪「ただ?」
タランザ「この地球から遠くはなれた所からやって来た…そうとは言えるのね」
皐月「う、宇宙人…!?」
タランザ「そういう認識でもいいのね、ここのヒトはホント~に存在しない物に思いを馳せるのが大スキみたいだからさっ」
タランザ「じゃ、おさらばなのね!バイビ~!」
セクトルディ(出番一瞬だけだったよ…)シュン
瑞鳳「…結局、何がしたかったのかしら?」
デデデ「まあ…ここの制海権が楽に奪還出来たし、別にどっちでも良いZOY」
エスカルゴン(分かってんのかなぁ…この人)
デデデ「と言う訳で!!」
WORLD 1-3 Refinery area coast(製油所地帯沿岸)
征服完了!!
デデデ「制海権奪還だZOY!!」
摩耶「やったなっ!」ヤッタネ
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「大王様がお帰りだZOY!!」
暁「司令官!無事だったのね!」
エスカルゴン「どうしたんでGESか?」
雷「実はね、さっき製油所地帯沿岸の方向に空を飛ぶでっかい船が向かってて…」
摩耶「あー…ちょっと絡まれたけど大丈夫だったぜ」
電「はわわわ…!早く直さないと!」
摩耶「中破した奴は居ないし、心配すんなって」
エスカルゴン「見た事の無いタイプの深海棲艦、突然やって来た謎の勢力を相手にして中破無しとは」
響「とにかく、皆お疲れさま」
>>124
ちょいとミスりました。
×エスカルゴン「見た事の無いタイプの深海棲艦、突然やって来た謎の勢力を相手にして中破無しとは」
○エスカルゴン「見た事の無いタイプの深海棲艦、突然やって来た謎の勢力を相手にして中破無しとは…運が良かったでGES」
デデデ「では第二艦隊は補給した後入渠し、疲れをいやすZOY」
瑞鳳「分かりましたー!」
タッタッタ…
電「ふぅ…でも皆さんが無事で良かったのです…」
響「司令官、次はどうするんだい?」
デデデ「ふむ…」
暁「なんとか制海権を奪還したいし…どうするの?」
デデデ「…」
デデデ「ではここで一旦次回予告だZOY☆」
暁「えっ?」
エスカルゴン「はい?」
ーーー次回予告ーーー
デデデ「謎の勢力に教われたワシ達、しかしワシが『勇者』出ない事を知ると立ち去って行った…」
エスカルゴン「一体何なんでGESょうなぁ」
デデデ「分からない事を悩んでいても仕方ないZOY、次は…南西諸島防衛線の制海権を奪還するZOY!!」
エスカルゴン「事が順調に進んでいるでGESな!」
デデデ「と言う訳で次回!」
作戦No4『大進撃!!鎮守府海域制海権一挙奪還!!(後編)』
エスカルゴン「を、お届けするでGES」
デデデ「次もまた見るが良いZOY!!」
暫く休みます、何か意見有ったらどうぞー
ーーーその頃、深海棲艦の根城、サーモン海域最深部ーーー
ザワザワ…
戦艦棲姫「えー…もう我々は!地上をこの腕に握ったも同然である!!」
戦艦棲姫「人類の科学力等、我々には遠く及ないわ!!」
飛行場姫「人類の攻撃は私達には効果無いものね」
戦艦棲姫「奴らがどんな武器を手にし、束になって掛かっても…我々に敵う訳が無い!!」
戦艦棲姫「この調子で一日も早く地上を征服し、死にかけている深海棲艦の仲間を呼び集め、再び平和と繁栄を取り戻さねばならない!!」
深海棲艦達「「「おーーーっ!!!!」」」
飛行場姫「士気も上々、これは勝ったも同ぜ…」
チ級「姫様!一つだけ気がかりな事が有ります!例のデデデ海軍と名乗る、恐るべき艦隊の事でありますが!」
戦艦棲姫「気にするな!!人類とて必死よ、それ位の事はするでしょう!」
戦艦棲姫「しかし、それ位が精一杯の能力よ!」ドヤァ
チ級「姫様!しかしそのデデデ海軍に我々の仲間が大勢やられてしまい、占拠していた海域の制海権も奪還され…」
チ級「我々の地上征服は、思う様な成果をあげられずにおります!!」
飛行場姫「へー…強い子も現れたものねぇ」
戦艦棲姫「ふん、ならば手立てを立てるまでよ!潜水艦達!直ちに南西諸島防衛線に出動しなさい!」
ヨ級「りょうか~い♪」
カ級「…」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「そう言えば…北上と大井は戻って来たのかZOY?」
響「いや…二人とも爆睡してたから…どうやっても起こせなかったよ…」
暁「そうだったの?」
響「うん…だから二人の出撃は無理そうで…」
エスカルゴン「しょうがないでGESな…取りあえず建造でなんか出すでGES」
ーーー工廠ーーー
現在の資源
燃料:1680 鋼材:1570
弾薬:1830 ボーキ:2100
デデデ「何を出すZOY?」
エスカルゴン「そうでGESねー…戦艦狙ってみるでGESよ」
デデデ「おお、敵が戦艦を使い始めて来たからワシらも使おうと言う魂胆かZOY!」
エスカルゴン「そうでGES、レシピはこんな感じでGES」
燃料:520 鋼材:680
弾薬:130 ボーキ:40
デデデ「これは?」
エスカルゴン「最近有志の方々によって判明した優秀なレシピでGES、これ使えば大体戦艦が出るでGESよ」
デデデ「おお!それなら早速入れるZOY!!」ガチャ!
ドック1<04:00:00 ピコーン
デデデ「よ、4時間も掛かるのかZOY?」
エスカルゴン「そりゃそうでGES、戦艦なんだから」
デデデ「…高速建造材を使うかZOY」
ボォォォォォォォォォォ!!!!!
チーン♪
デデデ「何が出てくるZOY?」
金剛「英国で生まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!!」
デデデ「おお!これまた可愛い艦艇が来たZOY!!」
エスカルゴン「これまたって今まで来た奴にもそう思ってたのかよ!!」
金剛「アナタが提督デスかー?」
デデデ「デデデだZOY!!」
金剛「んー…」ジーッ…
デデデ「な…何ZOY?」
金剛「んー…」ジーッ
エスカルゴン「ぶふっ、流石の金剛も醜い陛下相手では戸惑うでGESょうなぁ!」
金剛「アナタ…」
デデデ「?」
金剛「……とても素敵ネー!!」
エスカルゴン「はいやっぱりこうなるだろうとは思ってましたよ!!」
デデデ「でぇはははは!もっとワシを讃えい!」
金剛「でも!あんまり威張るのはノー!なんだからネー!」
デデデ「うるさい!分かっておるZOY!!」
エスカルゴン(…どういう事だよオイ…)
デデデ「では金剛!貴様は第一艦隊に配備だZOY!!」
金剛「YES!提督のハートを掴むのは私デース!!」
デデデ「では…もう一つ必要な物は有るかZOY?」
エスカルゴン「んー…でも金剛が出て来たから事足りるんじゃないんでGESか?天龍も居るし」
デデデ「…それもそうZOY!」
エスカルゴン「では…早速出撃の準備をするでGES!」
ーーー第一艦隊詰所ーーー
金剛「と言う訳で!今日よりここ着任した金剛デース!」
雷「宜しくなのです!」
響「…戦艦か…」
暁(あの司令官…ちょっと変かも…主に運勢が)
ガチャ
天龍「よーお前ら!」
響「…天龍さんもここに配備されたのかい?」
天龍「ああ、空きに取りあえず埋められたよ」
金剛「皆さん、宜しくお願いしますネー!」
天龍「ん、頼むよ」
暁「宜しくお願いします、なのです!」
響「………ぷっ」
暁「あ!!今笑ったわね!?」
響「冗談だよ…」ニヤニヤ
暁「そのにやにやしてる口を直してから言いなさいよー!!」
ガチャ!
デデデ「お前達、醜い争いは止めるZOY」
エスカルゴン「南西諸島防衛線に出撃するでGESよ!」
電「了解なのです!」
雷「私、司令官の為に頑張るわ!」
天龍「大丈夫か…?防衛線を深海棲艦が乗っ取ってんだろ?」
デデデ「まあ何とかなるZOY!」
暁(…大丈夫かなぁ)
ーーーーーー
WORLD 1-4 Nansei Islands line of defense
デデデ「では…方角探知機のスイッチを押すZOY!!」
天龍「何だそりゃ?」
雷「エスカルゴンさんの開発品よ!」
天龍「エスカルゴンって…このカタツムリみたいなの?」
エスカルゴン「そうでGES」
天龍「……うっそー」
金剛「信じられないデース!」
デデデ「どはははは、コイツはワシのハンマーの改造等をこなした奴だZOY」
天龍「……マジかよ」
金剛「Incredible!提督達は凄いデース!」
今日はここまで、 gdgdですんません…!
デデデ「スイッチ…ON!」ポチッ
方角探知機(SE)
デデデ「え…えすいー?」
エスカルゴン「南東でGESよ、その方角に向かうでGES」
天龍「おっし!行くぜ!」
ーーーーーー
ヨ級「ここに敵が現れるかもって言われたけど…来るのかな~?」
カ級「……」
ヨ級「え?奴らは必ずここに来るって?」
カ級「…」コクッ
ヨ級「そっか~、カ級ちゃんが言うんだもん、必ず来るよね~」
カ級「……」
電「えーと…敵の姿が見えないのです…」
天龍「俺に恐れを成して逃げたか?」
デデデ「それだけは絶対に無いZOY」
金剛「気を付けるデース…嫌な予感がするネ…」
ドボォォン!!
デデデ「おわぁ!?何ZOY!?」
響「…魚雷!」
暁「潜水艦ね…!」
電「せ、潜水艦か……あんまり良い思い出が無いのです…」
ヨ級「よ~し♪掴みはおっけ~!」
カ級「……」
エスカルゴン「奴らは潜水カ級と潜水ヨ級でGES!!」
デデデ「潜水艦?」
エスカルゴン「水の中にもぐってばっか居る奴でGES、駆逐艦と軽巡洋艦しかこう劇を与えられないでGESぞ」
デデデ「でぇははははは!なら第六駆逐隊と天龍よ!奴を攻撃せい!!」
電「……」ブルッ
雷「え、えーと…」ダラッ
天龍「あ…あははははは…」
デデデ「どうした!?さっさと攻撃するZOY!!」
電「えーと…」
響「…」ジャキッ
エスカルゴン「…陛下、コイツらにはかつて潜水艦に沈められたトラウマが有るでGESよ」
デデデ「今こうして生きているZOY」
エスカルゴン「いやだから!コイツらにはかつて船だった頃の記憶が有るんでGES」
デデデ「そうなのかZOY?」
天龍「ああ……情けねぇ」
デデデ「でも響は倒す気満々だZOY」
エスカルゴン「そりゃあ…妹が潜水艦に沈められちゃあね?」
響「………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
デデデ「……ああ、殺る気満々だZOY」
デデデ「潜水艦の方から攻撃してくる事は無いのかZOY?」
エスカルゴン「雷撃戦では魚雷を発射してくるでGESが。基本昼戦は何もしてこないでGES」
デデデ「でぇはははは!駆逐艦にとって絶好のカモだZOY!!」
響「そうだよ、早く沈めよう」ブンブン
暁「ひ、響が殺る気過ぎて怖い…」
天龍「…おう!ちょっと恨みを晴らすか!」
ヨ級「あ…敵の艦隊が殆ど駆逐艦…ちょっと鬼門かな~?」
カ級「……」
響「…それっ」
ボガァァァン!!!
ヨ級「あぁんっ!」中破!
雷「な、なんかエッチくなったわよ!?」
暁「み、見ないでよ!?司令官!!」
デデデ「何でZOY?」
エスカルゴン(陛下は性知識に関してはホンット無頓着だもんなぁ)
金剛(…私が空気デース)
暁「当たって!」ポイッ!
ボガァァン!!!
ヨ級「あぁん!!何で私ばっかり!?」大破!
天龍「厄介な芽は潰しておくんだよ!!」
金剛「……暇デース」
天龍「おらぁ!!」
ボガァァン!!
カ級「……!」中破!
雷「よっし!これなら勝て…!」
ドバァァァァン!!!!
電「はわぁっ!?」
雷「電っ!?大丈夫!!?」
響「私が助けていなかったら危なかったね」
電「あ、ありがとう…なのです」
暁「一体何処から!?敵はもう雷撃出来ない筈よ!?」
ザバァァァァン!!!
???「会・い・た・か・っ・た・ぜ…電ぁ!!」
デデデ「誰ZOY!!答えねば雷撃処分だZOY!!」
出かけてくるから暫くかけないっす、ごめんなさい!
ボーンフィッシュ「オレ様の名はボーンフィッシュ!人間になって尚海の上に立ち続ける馬鹿を沈める為にやって来たぜ!」
電「あ、あわわわわ……!」ガタガタガタ
響「…今度こそ手出しさせないよ」
デデデ「コイツが嘗て電を沈めた奴かZOY?」
ボーンフィッシュ「そうだよ…怖いか?」
天龍「オイ!!俺の台詞をパクるな!!」
デデデ「電を沈めるとは生意気ZOY!!」
電「し、司令官さん…?」
ボーンフィッシュ「んだよ、許せないなら分かるけどよ、何で生意気なんだよ?」
デデデ「名前が骨の魚だからだZOY!!」
ボーンフィッシュ「は?」
デデデ「つまり!本来焼かれて骨の魚に成る筈のお前が、焼く側の人物を沈める等あり得んZOY!!」
ボーンフィッシュ「用は調理される奴が料理人に逆らうなって事じゃねぇか!オレ様は魚じゃねぇ!!」
響「ぷっ……名前が名前だからね」
雷「そう思われても仕方ないわよね~」
ボーンフィッシュ「…チッ、てめぇら纏めて沈めてやるよ」
天龍「出来るのか?天龍様が居るんだぜ?」
ボーンフィッシュ「見かけ倒しのハリボテ何ざ怖かねえよ!」
天龍「あんだと!?」
ボーンフィッシュ「…おぉっと!!」ザブン!!
雷「水中に逃げた!?」
ヒュン!!
電「今度は弾丸が飛んで来たのです!?」
暁「一体誰なのよ!」
金剛「Shit!逃げられたデース…海上に姿を見せた今がチャンスだったのに…!」シュゥゥゥゥ…
暁「こ、金剛さん!?」
デデデ「海の上に出ていたボーンフィッシュを撃沈しようとしたのかZOY!?」
ボーンフィッシュ『ハハッ、そんなのお見通しなんだよ!』ゴボボボ…
雷「む~!海の中に逃げて!!卑怯よ!!」
ボーンフィッシュ「ほらほら!リベンジマッチと行こうじゃないか電よぉ!!」
電「……」ガクブル
ポン
電「…?」
響「大丈夫、今度は私達も居る…そう簡単にやられはしないさ」
電「響…ちゃん…」
天龍「アイツに仕返ししてやろうぜ!!」ニッ
電「…はいなのです!」
ヨ級(これって私達必要だったのかなぁ?)
カ級(…)
雷「えいっ!」ポイッ!!
ボーンフィッシュ「当たんねぇよ!」
天龍「ちぃっ!」ブン!
ボーンフィッシュ「遅ぇ遅ぇ!楽に躱せるっての!」
ボーンフィッシュ「おらっ!魚雷を喰らえ!!」ボシュッ!!
ボガァン!
電「ふにゃぁ!?」小破!
ボーンフィッシュ「チッ…外したか…」
暁「大丈夫!?」
電「う、うん…なんとか…」
響「くっ…沈め!!」ポイッ!
ボガァァン!!
ボーンフィッシュ「おぉっと!今のは危なかったぜ!!」
暁「やぁっ!」ブン!!
ボーンフィッシュ「だっ!?」ガヅン!!
暁「どぉ?これで子供なんて言わせないんだから!」
ボーンフィッシュ「~~~~!!」プルプル
暁「…打ち所が悪かったのかしら…」
ボーンフィッシュ「こん……のぉ!!」ゴヅッ!!
暁「痛っ!!」
ボーンフィッシュ「ふん…油断するのが行けないな」
暁「たた…よくもやったわね~!?」
ボーンフィッシュ「おっと!」ザブン!!
暁「もー!潜ってばっか居ないで戦いなさいよー!」
ボーンフィッシュ「これが潜水艦の戦い方だ!悔しかったら潜ってみろ!!」
天龍「クソッ!海に潜ってばっかり居るから有功打が与えられねぇ!」
電「……それっ!!」ポイッ!!
ボガァァァァン!!!
ボーンフィッシュ「おわぁっ!!」中破!
電「!当たったのです!!」
デデデ「おぉ!出来した!!」
ボーンフィッシュ「っち…中々やるじゃねぇか、それでこそ沈め甲斐があるってもんだ!!」ボシュッ!!
電「当たらないのですっ!」
雷「良いわよー!そのままやっつけちゃえー!」
ボーンフィッシュ「さあ…来いよ、電!」
電「電は……もう、沈まないのです!」ポイッ!
響「今度は私達も居る!」ポイッ!
ボガァァン!!
ボーンフィッシュ「甘い甘い!まだ甘い!!」
暁「当たりなさいよっ!」ポイッ!
ボーンフィッシュ「オレ様の軌道を見て投げるだけじゃダメだぜ!」
金剛「この勝負…一体どちらが勝つデース…?」
デデデ「ワシにも分からんZOY…」
ボーンフィッシュ「そらよっ!!」ボシュ!!
響「っく!」小破!
天龍「喰らいやがれっ!!」ボシュ!
ボーンフィッシュ「おっと危ない!」
雷「これでどうよっ!?」ポイッ!!
ボーンフィッシュ「ふん、大分それらしくなったな…が、まだ甘い!」
電「命中…させちゃうのですっ!!」ボシュッ!!
ボーンフィッシュ「何っ!?しまっ…」
ボガァァァァン!!!
電「あ…当たった…?」
デデデ「おお…ワシらの勝ちかZOY!?」
ボーンフィッシュ(あーあ、情けねえなぁ…このまま沈むのかね…)ゴボボ…
ボーンフィッシュ(ま、それも良いか……)ゴボボボ…
ザバァ……
ボーンフィッシュ「…は?」
電「……」
ボーンフィッシュ「…何で助けたんだよ、お前はオレ様が憎くないのか?」
電「…そんな事一言も言ってないのです」
響「確かに妹を沈めた君は許せないけど…」
雷「今はそれとこれとは別じゃない?」
ボーンフィッシュ「……バッカじゃねぇの?」
暁「何でも良いわ、兎に角…昔の事はもう忘れましょ?」
雷「そうよ!」
天龍「それに…お前は深海棲艦じゃねぇしな」
ボーンフィッシュ「いやいや……深海棲艦じゃなかったら良いのかよ?」
天龍「いや…俺も知らねえんだ」
ボーンフィッシュ「……そこんとこどうなんだ?提督さんよ」
デデデ「ワシを呼んだか?」
エスカルゴン「陛下以外に誰が居るんでGESか」
デデデ「…お前達の戦いが終わったのなら早く次に進むZOY、本題はその後で良かろう」
暁「そう言えば…そうだったわ!」
響「随分長い間戦っていたけど……まだ進み始めて間もなかったんだよね」
ボーンフィッシュ「おいおい何だそりゃ…お前らの鎮守府どこだ?」
天龍「横須賀鎮守府、割とすぐ近くだぜ」
ボーンフィッシュ「じゃあオレ様はそこに戻らせてもらうぜ」
電「だ、大丈夫?」
ボーンフィッシュ「……多分、潜れるとは思うぜ?」
電「…心配だから送ってってあげるのです」
ボーンフィッシュ「…良いよ別に」
電「だーめなのです!途中で沈んじゃうのです!」グイグイ
ボーンフィッシュ「いやだから良いって別に!」
電「ダメ!あ、皆は先行ってるのです!」
雷「迷わないでよー?」
ーーー数分後ーーー
電「送って来たのです!」
雷「何て言ってた?」
電「『別に送ってくれなくても良いのによ…このお人好しが』って言ってたのです」
エスカルゴン「感謝も無しでGESか!全くはしたない!」
電「でも……ぼそっとだけど、ありがとよって言ってたのは聞こえたのです!」
デデデ「これが所謂ツンデレと言う奴か、素直では無いZOY」
雷「ふふ、良かった!」
響「…彼の事は一先ず後にして…先に進もうか」
電「…うん!」
ーーー資源ポイントCーーー
エスカルゴン「資源ポイントに到着したでGES」
デデデ「ここからは何が出るのだZOY?」
エスカルゴン「えーと…鋼材が出るみたいでGESぞ!」
響「案外溜まり辛いからここで貯めておこうか」
デデデ「では早速有る分だけ取るZOY!!」
エスカルゴン「良いくらいに取れたら出航するでGESぞ!」
電「はーい!」
ーーー数分後ーーー
エスカルゴン「大分取れたでGESな」
デデデ「では出航だZOY!!」
雷「りょうかーい!」
ーーー南西諸島防衛線 最深部ーーー
ヲ級「……」
リ級「来たわね…強敵、デデデ海軍が」
ヌ級「ここで倒せばこれからの作戦が楽になるだよ!」
ヲ級「……ヲ、慢心しないで…」
金剛「敵影確認!正視空母と軽空母、重巡洋艦が居るデース!」
雷「きつそうね…!」
デデデ「エスカルゴン、あれは何ZOY?」
エスカルゴン「空母ヲ級でGES、ここで正視空母のお出ましとは…」
デデデ「……」
デデデ「エスカルゴンよ、正視空母とは強いのかZOY?」
エスカルゴン「まぁ軽空母よりは…乗せている艦載機によって変わるかもしれないでGESが」
デデデ「あのヲ級と言う奴…チョー可愛いZOY!!早速あやつをスカウトするZOY!!」
エスカルゴン「ちょアンタ!!敵をスカウトするなんて何考えてんのよ!?」
天龍「断られんのがオチだって!」
金剛「それに、そう簡単にこちらのお願いを聞いてくれる筈が無いデース!」
暁「そうよ!」
デデデ「ならば鹵獲するZOY!!それなら有無を言わさないZOY!!」
エスカルゴン「もぉ~…純情と言うか、敵も愛すると言うか、馬鹿と言うか…」
暁「でも、鹵獲なんてそう簡単に出来るの?」
デデデ「出来る、まず撃沈しない程度に弱らすZOY」
エスカルゴン「ふむふむ」
デデデ「そこまで弱らせたら、エスカルゴンが捕獲機を早急に開発して開発した捕獲機をヲ級に向けて発射するZOY」
エスカルゴン「弱った魔獣にボールを投げつけてゲットする様な物でGESね?」
デデデ「その通りだZOY!」
エスカルゴン「……ってぇ!!結局私任せじゃないでGESか!!」
デデデ「ではエスカルゴン、頼んだZOY」
エスカルゴン「人使いが荒いったらもう!」
電「ほ…ホントに鹵獲出来るのかな…?」
金剛「…大丈夫ネ、提督を信じるデース!」
ーーー戦闘開始!ーーー
ヲ級「ヲ…まずは…艦載機を発艦…」キィィィ…
ヌ級「オラも艦載機さ飛ばすだよ!」ビシュ!!
ゴォォォォォ…
暁「くっ…こっちには軽空母を入れてないから為す術が無いわね…」
デデデ「仕方ないZOY、敵の攻撃に当たらない様にするZOY」
ドボーン!! バボーン!!
電「はわっ…危なかったのです!」
天龍「おうおう、手荒い歓迎じゃねぇか!」
デデデ「…!手荒い手洗い!」
エスカルゴン「え…?ああそう言うことね!うまい!」
金剛「撃ちます!Fire!」ドォン!!
ヌ級「おわー!やっぱり戦艦には勝てないだよー!」撃沈!
デデデ「どははは!出落ち過ぎるZOY!!」
雷「てーっ!」ドォン!
リ級「くっ!」小破!
天龍「オラオラ!声も出ねぇか!?」ズバッ!!
リ級「うあっ!そ、装備が…」中破!
ヲ級「ヲ…艦載機発艦、急いで」
ゴォォォ…
金剛「アウチ!!だけど…それくらい大丈夫デース!」
リ級「お返しよ、それっ!!」ドォン!!
天龍「ぐっ!中破で火力が下がってるとはいえ、やっぱり手強ぇな…!」小破!
デデデ「エスカルゴン!捕獲機はまだかZOY!?」
エスカルゴン「今超特急で作ってるでGES!」
電「えいっ!」ドォン!!
ヲ級「ヲ…あまり効かない…」
響「無駄だね」ドォン!
ヲ級「…だから……効かない…」
金剛「ええと…撃沈しない程度に……Fire!」ドォン!!
ヲ級「うっ…!」中破!
リ級「くっ…これでもかっ!!」ドォン!!
金剛「あぁっ!提督ぅー!」ドガァン!!
デデデ「うぉー!?金剛ー!大丈夫かZOY?!」
電「よくも金剛さんを!」ドォン!!
リ級「ぐっ…!」大破!
天龍「オラァ!!」ドォン!!
ヲ級「ヲッ…!」大破!!
デデデ「出来した!大破したZOY!!」
エスカルゴン「陛下!完成したでGESよ!」
デデデ「これはタイミングが良いZOY!!早速使うZOY!!」
エスカルゴン「あー!ちょっと待つでGES!」
デデデ「何ZOY!!」
エスカルゴン「今リ級が近くに居るでGES!もしかしたら庇われてしまう可能性も…!」
デデデ「なぬ!?」
金剛「させないデース!」ドォン!!
リ級「きゃぁっ!!」撃沈!!
ヲ級「ヲ…り、リ級…!」
デデデ「デェはははははは!これで心置きなく発射出来るZOY!」
雷「いっけー!捕まえちゃえーっ!!」
エスカルゴン「行くでGESよー……発射ぁ!!」ドシュ!!
ヲ級「ヲ……とどめ…!?」
バヒュルルルルルル…
ヲ級「あ、網…!?」
デデデ「どはははははは!!鹵獲成功ZOY!!」
雷「やったぁ!」
暁「主力を打ち取った?事で制海権も取り戻せたし…一石二鳥ね!」
WORLD 1-4 Nansei Islands line of defense
征服完了!!
響「…思ったんだけどさ」
デデデ「何ZOY?」
響「海域の制海権を奪還した時、どうして征服完了と言うのが出てくるの?」
エスカルゴン「んな舞台裏の事を突っ込んじゃダメよ!!」
ヲ級「……」
暁「…で、無事に鹵獲出来たけど……どうするの?」
ヲ級「…どう、するの…?」
デデデ「当然仲間に引き入れ、可愛がるに決まっているZOY!」
電「お、お世話は…私たちに任せて欲しいのです」
デデデ「もしもワシが来れない時はな、だが基本はワシが面倒を見るZOY!!」
エスカルゴン「教育は私に任せるでGESよ」
デデデ「でぇははははは!そういう事だから心配するでないZOY!」
ヲ級「……」
空母ヲ級がデデデ海軍の一員?になった!▼
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「ただいま帰還して来たZOY!」
瑞鳳「お帰りなさい提督……って提督!?敵が居るわよ!?」
デデデ「鹵獲して来たZOY!」
瑞鳳「ろ、鹵獲…?」
エスカルゴン「弱らせてゲットしたでGESよ」
天龍「俺、鹵獲出来た時は驚いてて言えなかった事が有るんだよなー」
瑞鳳「な、何?」
天龍「空母ヲ級、ゲットだぜっ!!」シャキーン
瑞鳳「それで…危害は加えないの?」
天龍「うぉい!無視かよ!?」
ヲ級「ヲ……相手の素性が分からない以上、迂闊に手は出せない」
デデデ「むう…警戒しているみたいだZOY」
エスカルゴン「ゲットしたばっかの頃はそんなもんでGESよ」
暁「ええと…私達はどうすれば良いの?」
デデデ「兎に角補給してこい、ヲ級の世話担当の役目はその後で発表する」
金剛「ハーイ!じゃあ取りあえずはご飯を食べてきマース!」
ヲ級「ヲ…私も、補給したい」
デデデ「ん?ヲーちゃんも補給がしたいのかZOY?」
瑞鳳「もう名前決めたのね…多分、構造は私達と大差ないんだと思うの」
デデデ「おおそうかそうか、じゃあ一緒にご飯食べましょね~」
エスカルゴン「…贔屓だよ」
ヲ級「補給…するの?」
デデデ「大丈夫だZOY、変な物は入れん」
ヲ級「……ヲ」コクッ
エスカルゴン「心配だから私も行くでGESよ」
ーーー食堂……もとい、補給室ーーー
カチャ…
響「司令官、と…ヲ級も食べに来たのかい?」
ヲ級「ヲ…暫くは、ここに居るしかなさそうだから」
デデデ「おーい!ヲーちゃんに飯を持ってこーい!」
暁「お、ヲーちゃん!?」
エスカルゴン「陛下が決めたヲ級の名前でGES……」
金剛「…もぅ、幾ら嬉しいからって舞い上がり過ぎデース」
デデデ「さあヲーちゃん♪好きなだけ食べるZOY♪」
電「し、司令官さんが…」
雷「ヲ級にでれっでれ…」
天龍「そんなもんだろー?初めてペットを飼うのと同じだよ」
ボーンフィッシュ「ケケッ、ホントオレ様を倒した奴とは思えねぇよなぁ」
デデデ「ボーンフィッシュか、貴様の粗暴な口調はヲーちゃんに悪影響を与えるZOY!」
ボーンフィッシュ「そんな毛嫌いすんなっての、俺はこれでも少し丸くなったつもりだぜ?」
雷「そう言えば…ボーンフィッシュさんって何処から来たの?」
ボーンフィッシュ「アメリカから遥々日本の海まで来たぜー」
エスカルゴン「やはり外国人だったでGESな?アメリカの状況はどうなんでGES?」
ボーンフィッシュ「もうあぼーんだよ、外交出来なくなった途端ダメになりやがった」
ヲ級「あぼーん?」
デデデ「気にしなくて良いZOY!」
暁「でも…そんなに酷いと言う訳じゃ…」
ボーンフィッシュ「アメリカは株大国だからな、どこかと株式が繋がってなきゃダメらしい…オレ様には良く分からねぇけど」
雷「むー…色々有るのねー」
電「あの…その…」
ボーンフィッシュ「…んだよ?」
電「今の私達の事…どう思ってるのか成って…」
>>170の最後ミスってしまったよ…
ボーンフィッシュ「どう思ってるも何も…俺が沈めた船だ」
響「…やっぱり、その認識を変えるつもりは無いのかい?」
ボーンフィッシュ「…どうだかな、ただ…それはアメリカにとってのオレ様の功績だ」
雷「それはそうだけど…」
ボーンフィッシュ「お前らにもお前らにとっての功績がある筈なんだよなー」
響「…私達にとっての…功績?」
ボーンフィッシュ「ま、お前らは他国様の事なんか気にせずに…自分達で暮らして行けば良いんじゃねぇの?」
暁「…そうね……そうかもね!」
電「ボーンフィッシュさん…最初は怖いなって思ってたけど…実は優しいのです!」
ボーンフィッシュ「んな事ねーよ、只こればっかりはけじめ付けなきゃ行けないって思っただけだよ」
響「…そう」
ボーンフィッシュ「じゃ、オレ様はそろそろお暇させて頂くぜ…」
雷「また会った時は…ゆっくりお話ししましょうね!」
ボーンフィッシュ「…おーよ!」
タッタッタ…
ヲ級「…話、終わった?」モグモグ
電「…終わったのです」ニコッ
ヲ級「…そう」モグモグ
デデデ「どうだZOY?美味いかZOY?」
ヲ級「んく……普通」
エスカルゴン「まだここに慣れてない様でGESなぁ」
デデデ「大丈夫だZOY、これからじっくり懐かせるZOY!」
暁「そう言えば司令官、ヲーちゃんの細かいお世話の役目を決めなくていいの?」
デデデ「…おぉ!!そうだったZOY!」
エスカルゴン「そもそもどうお世話するんでGESか?ご飯は皆と一緒に補給するとして」
雷「まず…お風呂は私達がやるとして…教育もエスカルゴンさんがやるでしょ…」
エスカルゴン「空母だから艦載機の整備、及びカスタマイズも私でGESし…」
電「お洋服のお着替えとか…」
ヲ級「ヲ…それは別に大丈夫…」
エスカルゴン「問題は遊ぶ係でGESな」
デデデ「ワシが頭を撫でたり、一緒にゲームをしたり、一緒に散歩したりするZOY!!」
エスカルゴン「散歩はまずいでGESよ、只でさえ人間には敵として認知されてるんだから」
ヲ級「…」
デデデ「ええい…ならばどうするZOY!?」
エスカルゴン「暫くはここで暮らさせた方が良さそうでGESな」
デデデ「……だな、そうするZOY!お前らはそれで良いかZOY?」
金剛「ノープロブレムデース!」
響「事情を話せば皆にも分かってもらえると思う」
雷「えっと…ヲーちゃんはどっちが良い?」
ヲ級「…ヲ…危害を加えないなら…ここに居る」
デデデ「決まりだZOY!ヲーちゃんは今日からデデデ海軍の正規空母だZOY!!」
電「やったぁ!」
響「宜しくね」
ヲ級「ヲ…慣れるのに時間掛かるかもしれないけど、宜しく」
金剛「ヨロシクオネガイシマース!」
暁「早速だけど…何して遊ぶ?」
金剛「ティータイムは如何ネー?」
デデデ「ええい!まずはワシが遊ぶんだZOY!!」
ヲ級「ヲ…押さないで…」
エスカルゴン「ぷっ、コイツらも陛下も子供でGESなぁ」
暁「む!エスカルゴンさん!子供扱いしないでよ!」
デデデ「まずはヲーちゃんをワシの部屋に案内するZOY!」
雷「もー!まずは私達がヲーちゃんにこの鎮守府の事を教えて、皆にヲーちゃんを紹介するのよ!」
響「そうだね、その方が良いと思う」
電「その後いっぱいヲーちゃんと遊びたいのです!」
暁「皆お子様ね!私は金剛さんとお茶飲みながらヲーちゃんのこれからとかを相談するわ!」
デデデ「お茶……そう言えば喉が渇いたZOY、暁の言う通り、茶でも飲みながら相談するかZOY」
エスカルゴン「陛下は主体性が成さすぎるでGESよ!!」
デデデ「そんな事お前に言われたくないZOY!!」
エスカルゴン「あだっ!!」ボガッ!
デデデ「と言う訳で金剛、茶を持ってこい!」
金剛「ティータイムデスネー?OK!すぐ持ってきマース!」タタッ…
ヲ級「お茶……って何?」
エスカルゴン「痛ててて……お茶って言うのは…まあこの場合紅茶でGESね」
響「紅茶って…イギリスが発祥だったっけ?」
エスカルゴン「そうでGES、昔々にイギリスでどれだけ早く女王に紅茶の葉っぱを献上出来るかを競う運送業者のレースが有ったらしいでGESぞ」
暁「ふーん…まさにレディーに相応しい飲み物ね!」
エスカルゴン「只、味は子供にとって癖が有るでGES…慣れないうちは気をつけるでGESよ」
ヲ級「ヲ…分かった」
響「でも…慣れると美味しいのは確かだね」
デデデ「ワシも城に居た時は毎日飲んでいたZOY」
金剛「提督!お茶がデキマシター!」
デデデ「おお、では早速飲むZOY!」
カチャ…
ヲ級「んくっ…」ゴクゴク
金剛「お味はどうデスかー?」
ヲ級「…美味しい」
デデデ「おお!城のよりも美味いZOY!!」
金剛「腕によりを掛けて作りましたネー!」
暁「う~ん…美味しいわねー!」
電「なのです!」
エスカルゴン「ところでヲ級、お前んとこの艦載機ってどうなってるでGESか?」
ヲ級「艦載機?」
デデデ「そういや気になったZOY」
ヲ級「ヲ……こんな形」ゴソゴソ…ポロッ
暁「うへぇ…なんか気持ち悪い…」
響「随分と未来的な形だけど…中身はどうなんだい?」
エスカルゴン「ちょっとすいませんよ…ふんふん、これは…」
デデデ「何か分かったZOY?」
エスカルゴン「こりゃ中身が私達の艦載機と大差無いでGESよ」
暁「そうなの!?」
電「意外なのです…!」
雷「ど、どうしてそんな事が分かるのよ!?」
エスカルゴン「ま、クリエイターやってると一目見て分かる様になるでGESよ」
ヲ級「……ヲ」スッ
エスカルゴン「何でGESか?その手は」
ヲ級「艦載機の整備……任せる…」
デデデ「あー!ズルいZOY!エスカルゴンだけー!」
雷「そうよー!私も整備を手伝うわよ!」
響「私もやるさ」
暁「もう、皆して子供なんだから…」
デデデ「逆に聞こう、お前は子供じゃないと言う証拠でもあるのかZOY?」
暁「あるわ!私はブラックコーヒーを飲めるわよ!」
響「一口だけ飲んで吐いてたけどね」
暁「ちょ、それはい言わない約束よ!?」
デデデ「でぇははははは!やはりお前ではレディーになる等到底不可能ZOY!」
暁「もぉ…!司令官のバカ!知らない!」
デデデ「ふん、バカと言っている時点でレディーになるのは難しそうだZOY!」
エスカルゴン「まあ艦載機の整備は私に任せるでGES」
ヲ級「ヲ…感謝、する」
電「うぅ…私も整備したいのです…」
ヲ級「ヲ…暇ができたら…貴方達にも手伝ってもらうから…」
エスカルゴン「兎に角!今日は風呂入ったらとっとと寝るでGESよ」
雷「は~い…」
デデデ「あそこの天龍みたいにな!」
暁「えっ?」
天龍「すぴー…もうこんなに食えねえよ…」zzz…
響「…すっかり寝てしまっているね」
雷「…んーっ…そうねー…」
暁「まあ…確かに今日はちょっと休んだ方が良いのかしら?」
デデデ「そうだZOY、大王たるワシが許すZOY!!」
響「そんな事言って、私達が寝ている間に独り占めしないでよ?」
デデデ「黙れ!ヲーちゃんはワシの物だZOY!子供は大人しく寝てるZOY!!」
エスカルゴン「はぁ…陛下もコイツらも大して変わんないでGESな……」
ーーー数時間後ーーー
雷「じゃあ…お休み!司令官!」
デデデ「きちんと布団の中で眠るZOY!」
タッタッタッタ…
デデデ「さあヲーちゃん!一緒に仕事をするZOY!」
ヲ級「ヲ…提督…」
デデデ「おお!ワシの事を提督と呼んだか!小さな一歩だが嬉しいZOY!」
ヲ級「ヲ…質問が有る…睡眠って…必要?」
デデデ「睡眠か…必要だZOY、眠らなくては疲れが取れないZOY」
ヲ級「睡眠を取らなくては…疲れが取れない?」
デデデ「そうだZOY」
ヲ級「…そう」
デデデ「何故そんな事を聞くZOY?」
ヲ級「ヲ…気になったから」
デデデ「…そうかZOY」
ヲ級「…仕事、始める…?」
デデデ「そ、そうだZOY…うっかり忘れる所だったZOY…」
デデデ「っかぁー…疲れたZOY」
ヲ級「…ヲ、お疲れ様」
デデデ「ヲーちゃん、大分ここに慣れて来たんじゃないのかZOY?」
ヲ級「…まだ、分からない」
デデデ「分からないかZOY…」
ヲ級「でも…もう少しここに居ても良いと思うのは…どうして?」
デデデ「そうかそうか!少しでも慣れてくれた様で良かったZOY!」
ヲ級「…もう睡眠に入る?」
デデデ「そうだな…ほれ、お前も寝袋に入るZOY」モゾモゾ
ヲ級「ヲ……大丈夫、私は平気」
デデデ「何でZOY?」
ヲ級「私達には睡眠と言う概念が無かったから」
デデデ「睡眠と言う概念が無い?どういう事ZOY」
ヲ級「分からない…私達は今まで寝ないで活動して来たから…」
デデデ「でも…眠らずに活動しているのならば…目的が圧倒的に達成出来る筈だZOY」
ヲ級「…睡眠を必要としない分、休憩が沢山必要になる…だから昼の間に活動したら、夜の間に休憩しなくちゃ行けない」
デデデ「むう…よく分からんZOY!!」
ヲ級「ヲ…ごめんなさい…」
デデデ「だが、自分達の事を話してくれたのは良かったZOY、これで深海棲艦についてまた一つ事実が明らかになったZOY」
ヲ級「……」
デデデ「…さて、今日はもう遅い……眠るとするかZOY」
ヲ級「…ヲ、了解」
ーーーその頃、深海棲艦の根城ではーーー
ヨ級「だ~だいま~♪」ボロッ
カ級「…」
飛行場姫「あらあらぁ、結果はどうだったの?」
ヨ級「もう散々♪駆逐艦と軽巡洋艦に為す術無くやられちゃった♪」
カ級「…」
飛行場姫「はぁ…運が悪かったわねぇ…」
ヨ級「途中で誰かが乱入して来たから、その隙に撤退したよ~♪」
飛行場姫「大変だったわねぇ…こっちは正規空母が一隻鹵獲されたし、どうしたものかしらねぇ」
ヨ級「えぇ~?それは大変~!」
飛行場姫「取り戻そうにも、意外とデデデ海軍は強いしねぇ…」
カ級「……」
飛行場姫「えぇ?私と戦艦棲姫が乗り込めば良いじゃないかって?」
カ級「…」コクッ
飛行場姫「いやあねぇ…戦艦棲姫って意外とそう言うズルい事はしない主義みたいだしぃ」
ヨ級「そうなんだ~」
飛行場姫「全く、何時になったらあの目の上のたんこぶのデデデ海軍は追い払えるのかしらねぇ」
チ級「…姫様、それについて相談が…」
飛行場姫「何かしらぁ?」
チ級「最近、霧の艦隊を名乗る艦隊が現れ始めたとの情報が有りますッス」
チ級「あたしらがどうにかしてソイツらを仲間に引き入れれば…戦況も変わるんじゃないッスか?」
飛行場姫「…でも考えてもみてぇ、申し出を断られる可能性だってあるのよぉ?」
チ級「ですが…」
飛行場姫「それにぃ、貴方最近頑張ってるみたいだしぃ」
チ級「…敵を取る為です」
ヨ級「そう言えばチ級ちゃん、オーラが赤くなったよね~」
飛行場姫「だから…取りあえず今はチ級の鍛錬を積ませ、沖ノ島海域に配備するわぁ」
カ級「…」
ヨ級「霧の艦隊とやらはどうするんだ?って聞いてるよ~?」
飛行場姫「…あれは、もしも強化を施したチ級がやられてしまった時の…あくまでも最終手段として考えましょう」
チ級「ふん、あたしがそう簡単にやられると思ってるッスか?」
ヨ級「チ級ちゃん、慢心はダメだよ~?」
チ級「はいはい、分かってるッスよ…全く…」
飛行場姫「……」
ーーー次回予告ーーー
暁「私達の活躍で、何とか南西諸島防衛線を突破出来たわ!」
電「そのお陰で…南西諸島海域に進出が可能になったのです!」
雷「その祝勝会として、第一艦隊の皆でファミレスに行く事になったけど…」
響「…その時鎮守府の目の前に落ちていたのは、不思議な帆船の形をした船!」
暁「そしてそこから…新たな仲間がやって来たの!」
電「…と言う訳で次回は!」
作戦No5『彼方からの旅人!ローアとマホロアがやって来た!』
電「を、お届けするのです!」
雷「仲間って…一体誰かしら?」
響「気になるね…」
暁「じゃあ!次回もまた見てよね!」
ーーー数日後ーーー
デデデ「…諸君、おはようございますだZOY」
雷「おはよー司令官!」
響「今日は…何の用で呼んだの?」
金剛「また出撃デスかー?」
デデデ「いや…今回は上の者にワシらの活躍が認められ、南西諸島海域への進出が許可されたのを記念して…」
エスカルゴン「今日は第一艦隊の連中でファミレスに行くでGES!!」
電「ファミレス!?やったのです!」
金剛「オー!楽しみデース!」
雷「司令官大好きっ!!」ダキッ
デデデ「はっはっは、ワシに感謝するZOY」
エスカルゴン「あのー、お金は…」
デデデ「……どうするZOY?」
エスカルゴン「考えてなかったんでGESか!?」
デデデ「冗談だZOY、ワシとエスカルゴンの二人で出すZOY」
エスカルゴン「…やっぱりね」
天龍「おうお前ら、一体集まって何してるんだよ?」
デデデ「天龍!遅いZOY!!」
エスカルゴン「私達はこれからファミレスに行く所でGESぞ!」
天龍「え!?ファミレス行けんのか!?」
雷「そうよ!」
天龍「ファミレスねぇ…ま、まあ…付き合ってやるよ」
エスカルゴン「素直に行きたいって言えば良いのに…」
天龍「う、うるせえ!」
デデデ「ヲーちゃんは留守番かZOY?」
エスカルゴン「そりゃそうでGES、仮にも深海棲艦なんだから」
デデデ「うー…分かっては居るが、やはり残念だZOY!!」
エスカルゴン「大丈夫でGES、第二艦隊の連中にヲーちゃんのお世話を頼んだでGESから」
ガチャ…
北上「提督ー、ちょっと良いー?」
デデデ「どうしたZOY?」
雷「何か有ったの?」
北上「鎮守府の目の前に変なでっかい船が落ちてるんだけど…」
デデデ「何!?変な…」
エスカルゴン「でっかい船!?」
北上「うん、今大井っちが調べてる」
デデデ「よし、ファミレスに行くついでに見に行くZOY!」
ーーーーーー
北上「これこれー、大井っちー…何か分かったー?」
大井「残念ながら何も…」
北上「そっかー…取りあえずどうするー?」
デデデ「ううむ…取りあえず、中を調べるZOY」
雷「大丈夫かしら…宇宙人とか居ないわよね?」
エスカルゴン(地球の人々の観点から見れば私どもは宇宙人でGESよ…)
ーーー謎の船の船内ーーー
天龍「…邪魔するぜー」
金剛「誰か居ませんカー!」
暁「居ないのー?」
「ウ…ウゥ…」
響「…確実に誰かが居るね」
デデデ「…よし、もう少し奥に行くZOY」
ーーー
響「…何だか未来的な機材とかが沢山あるね」
電「声はここから聞こえて来た様な…」
???「…イタタ…君たち…だれカナァ?」
雷「怪しい者じゃないから心配しないでね!」
北上「あんたがここの船のオーナーみたいなの?」
金剛「どうなんデスかー?」
マホロア「ボクは『マホロア』、ハルカンドラと言うとおくにある星から来たんだヨォ」
暁「司令官の知り合い?」
マホロア「司令官っテ……アノ太ったヒトのコト?」
デデデ「太ったとは何ZOY!!」
エスカルゴン「このお方はデデデ大王でありますぞ!頭が高い!」
マホロア「ゴメンゴメン!で……君たちは誰カナァ?」
暁「私は暁よ!一人前のレディーなんだから!」
響「私は響、С уважением」
雷「雷よ!かみなりじゃないからそこのとこ宜しくね!」
電「い、電です!」
マホロア「ふーん…ミンナ良い名前だネェ!」
金剛「私は金剛デース!」
天龍「俺の名は天龍だ…フフ、怖いか?」
マホロア「…怖い?あんまりコワく無いナァ」
天龍「くそっ…コイツもか…」ズーン…
北上「あたしは北上、親友に大井っちが居るんだ」
マホロア「親友かァ…友達ッテ良いよネェ!、大切にするんダヨォ!」
「ぽーよ?」
マホロア「あ、カービィ!今お客サンが来てるんダァ」
カービィ「ぽよ!」
雷「きゃー!!何これ可愛い!?」
電「ほっぺがぷにぷにしてるのです!!」プニプニ
デデデ「か、カービィ!?」
エスカルゴン「何故カービィがここに居るでGESか!?」
マホロア「実はネェ、ポップスターに立ち寄った時ネェ…」
ーーーーーー
マホロア「ハァ…旅もラクじゃないネェ…」
カービィ「ぽよ?ぽよぽ~よ!」
マホロア「?誰ダイ?」
カービィ「かーびぃぽよ!」
マホロア「ボクはマホロア、ちょっと旅の途中で休憩させてもらってるヨォ」
カービィ「ぽよ?ぽよぽよ…」
マホロア「心配してくれてるのカナァ?ボクは大丈夫ダヨォ」
「カービィ!」
マホロア「あ、君を心配してる子が来たヨォ」
???「あら?あなた誰?」
マホロア「マホロアダヨォ、ちょっとここで休憩させてもらってたんダ」
フーム「私はフーム!弟にブンが居るの!」
マホロア「所で…カービィは君の友達?」
フーム「えーと…そう!友達よ!」
カービィ「ぽよ!」
マホロア「ウンウン、平和そうで何よりダヨォ!」
フーム「まあ…迷惑なお馬鹿さんは居るけどね…」
マホロア「お馬鹿さん?一体誰のコト?」
フーム「デデデ、何時も皆に迷惑かけてるんだから…」
マホロア「ふーん…今はどうしてるノ?」
フーム「今?さぁ…最近見ないし…」
カービィ「ぽよ?」
フーム「…あ、ワドルドゥ隊長が話しているのをちょこっと聞いたのは覚えてるわ」
マホロア「ナンダイナンダイ?」
フーム「確か…話を統合すると、デデデはここから遠くにある地球って言う惑星に向かったらしいのよ」
マホロア「あ!ボクもそこに向かって旅してたトコなんだよネェ!」
フーム「本当なの?」
マホロア「ウン!トテモトテモ美しい青い惑星、地球!ボクはそれを一目見たいと思って旅してるんダァ!」
フーム「そんな星に向かったなんて…きっと良くない事を企んでるに違いないわ!」
マホロア「そうカナァ…?」
フーム「きっとそうよ!」
マホロア「ウーン…でも悪い目的で来るって訳でもないデショ?」
フーム「…でも分からないわ、もし地球に着いてデデデを見かけたら何か悪い事してないか調べて来て!」
マホロア「分かったヨォ!」
カービィ「ぽよ!ぽ~よ!」
フーム「あら?カービィも一緒に行きたいの?」
カービィ「ぽよ!」
フーム「ダメよ?途中で何が有るか分からないもの…」
カービィ「ぽよ?」
フーム「さ、帰るわよ!」
マホロア「調査の件、ボクに任せてネェ!」
フーム「ええ!また会いましょうね!」
マホロア「サーテ、そろそろローアを動かそうカナ…」
カービィ「ぽよ…」
マホロア「ん?誰かが居る様な気ガ……気のせいカナ?」
ーーーーーー
マホロア「って事が有って…帰ったと思ってたらローアの中に侵入されてたんだヨォ」
エスカルゴン「そうだったんでGESか…」
暁「へー」プニプニ
カービィ「ぽ、ぽよ?」
マホロア「…話ゼッタイ聞いてないヨ…」
マホロア「デ、単刀直入に言うヨ……デデデ、君はここに来たのって何か目的が有っての事ダヨネェ?」
デデデ「勿論ZOY」
マホロア「その目的って……悪いコト?」
デデデ「残念ながら違うZOY!」
エスカルゴン「私達の目的は…」
事情解説中…
マホロア「ソッカァ、深海棲艦って言うワルイ奴らを倒す為に来たんダネェ?」
デデデ「そうだZOY、それで艦娘を指揮しているZOY」
マホロア「デ、この子達がその艦娘である…ト」
エスカルゴン「そう言う事でGES」
マホロア「フンフン、悪いコトじゃなくて良かったヨォ」
雷「ところで…何で私達の鎮守府の近くにこの船が落ちてたの?」
マホロア「ええと…誰かに奇襲を喰らッテ…パーツがちょっと取れちゃって…辛くもここに不時着出来たってコトダヨォ」
暁「大変だったわね…」
デデデ「そのパーツは今何処にあるZOY?」
マホロア「ウーン……ここからトオク?」
金剛「それだけじゃ分からないデース…」
マホロア「…ただ、深海棲艦ミタイなのがウジャウジャ居たケドネ」
エスカルゴン「…取れたパーツはどのパーツでGESか?」
マホロア「エット、オールとマスト、エムブレムの三つダヨォ」
エスカルゴン「ふむ…恐らくそのパーツのは南西諸島海域のどこかにあるでGESな」
響「今から取りに行く?」
デデデ「いや、腹が減っては何も出来ないZOY」
暁「って事は…?」
デデデ「まずファミレスで食を取ってから南西諸島海域に出撃するZOY!」
天龍「そうこなくっちゃな!俺腹が減って死にそうだよ!」
マホロア「ジャア…ボクはここで待ってるネ」
デデデ「お前も行くZOY」
マホロア「…エッ?」
電「なのです!マホロア…くん?も一緒に行くのです!」
マホロア「エェ…デモ…」
金剛「細かい事は無しデース!」
天龍「一緒に行こうぜ?な!」
マホロア「…分カッタ、一緒に行くヨォ…カービィ!ご飯食べに行くヨォ!」
カービィ「ぽよよい!ぽよよっ!」
北上「ん、アタシらはもうちょっとここ調べてるよ」
デデデ「そうか、ならば吉報を祈るZOY」
大井「気を付けて下さいね」
ーーーとあるファミレスーーー
「お客様は何名でしょうか?」
デデデ「ええと…十名だZOY」
「では…おタバコは吸われますか?」
デデデ「吸わんZOY」
「かしこまりました、ではこちらへどうぞー」
テクテクテク…
「こちらに成ります」
エスカルゴン「ふむ、隣り合った別々の席でGESか…では第六駆逐隊とマホロアとカービィはこの席に座るでGES」
雷「はーい!」
「では後でお冷やをお持ちしますね」
暁「良いわねー…ここってファミレスなのに大人な感じがしてるわ!」
カービィ「ぽーよ!」
マホロア「サテ、皆ナニが食べたいノ?」
雷「ハンバーグ!」
電「電も…ハンバーグが良いのです」
響「私は…どうしようかな」
マホロア「フンフン……カービィはナニが食べたいノ?」
カービィ「ぽよー……ぽよぽよ!」コレタベタイ
マホロア「えーと何々…カレーバーグ?そんなの有るんダネェ」
カービィ「ぽよぽーよ!」
マホロア「ボクは…サラダとフライドポテトが良いナァ」
暁「飲み物はドリンクバーで良い?」
マホロア「そう言うのもあるんダネェ…ジャアそれデ」
隣の席では…
デデデ「エスカルゴンよ、ワシは肉が食いたいZOY」
エスカルゴン「ちゃんと野菜とか魚とかも食べなきゃダメでGESよ!」
金剛「デスよー!」
デデデ「でぇーい!うるさーい!!外食の時位ワシに好きな物を食わせるZOY!!」
天龍「体ぶっ壊しても知らねーぞー!」
「お冷やで御座います」
デデデ「おぉ、すまんな」
「ご注文がお決まりでしたらベルでお呼びくださいませ、では…」
テクテク……
デデデ「…で、お前達は何が食いたいZOY?」
エスカルゴン「え?えーと…サラダと、ハンバーグと…」
天龍「俺もハンバーグで…それから食後のデザート…」
金剛「私は紅茶が飲みたいネー」
デデデ「ここは飽く迄もレストラン、紅茶が飲みたいなら一人で喫茶店にでも行ってるZOY」
金剛「じょ、ジョークデース!」
エスカルゴン「あれ?ドリンクバーで紅茶出せば良いじゃないっすか」
デデデ「何!?ドリンクバーと言うのが有るのか!?」
天龍「みたいだな?」
デデデ「エスカルゴン!ワシらもドリンクバーを使うZOY!!」
エスカルゴン「ああちょっとちょっと!注文決めてベルで呼び出さないと!」
「ご注文はお決まりでしょうか?」
デデデ「はい!えーと…ハンバーグを3つ、サラダを一つ、食後にデザートを頼むZOY」
「かしこまりました、そちらの席のお客様は?」
マホロア「あ…まだ決まってないヨォ」
「かしこまりました、お決まりになられましたらお呼びください…」
マホロア「…デ、ヒビキとアカツキは何が食べたいノ?」
響「私は…オムライスにしようかな」
暁「わ、私は…」
雷「お子様ランチにしたら?」
暁「いやよ!子供っぽいのは嫌って言ったじゃない!!」
マホロア「えーと、アカツキはお子様ランチで…」
暁「わー!わー!」
マホロア「ナ、ナンダヨォ…」
暁「私はレディーだからそんなの要らないの!」
響「姉さんはまた痩せ我慢して…」
マホロア「…ジャア何が欲しいノ?」
暁「ブラックコーヒーと…沢山のサラダ!」
マホロア「……」
雷「…?」
マホロア「あのネェ、アカツキ…」
暁「何よ?」
マホロア「…苦いモノ食ベテ嫌な思いしたいのカナァ?」
暁「れ、レディーはこれくらい大丈夫よ!」
マホロア「ホントに?」
暁「ホントのホントよ!」
響「…こういう時って大体平気じゃないんだよね」
暁「ちょ、響!」
マホロア「サラダを食べル心意気は評価するケド、ブラックコーヒーは流石に無理だと思うヨォ…テイウカそもそもドリンクバーに有るのカモどうカ…」
暁「…むぅ」
マホロア「じゃあ……呼び出すネェ」パチン!!
雷(ゆ、指パッチン!?)
「ご注文はお決まりでしょうか?」
雷(しかもホントに来た!?)
マホロア「えーと、ハンバーグ二つト…オムレツ一つト…」
「ハンバーグ二つとオムレツ一つに…」
マホロア「フライドポテトとサラダト…カレーバーグ一つト…お子様ランチを一つトキッズサラダを」
「そちらはキッズメニューになりますので、後でおもちゃと子供用のスプーンとフォークをお持ちします」
マホロア「ソレカラ…ドリンクバーを」
「かしこまりました、子供も居ますので無料と成ります」
マホロア「イイ?」ウィンク
雷「ありがとマホロア!お礼に何かドリンクバーで飲み物入れてくるわね!」
マホロア「エッ…それはボクが入れるヨォ」
雷「無理しなくて良いのよ?ね、電!」
電「え…?あ、なのです!」プニプニ
カービィ「ぽよ~…」
マホロア「アノネェ…カービィのほっぺのお肉が柔らかいカラッテ、あんまりプニプにしちゃダメダヨォ」
雷「じゃ、入れてくるわね!響は待ってて!」
響「分かった」
マホロア「ああ!ちょちょ!!」
電「美味しいの入れてくるのです!」
暁「期待して待ってなさい!」
タッタッタ…
マホロア「ウゥ…ボクも年貢の納め時カァ…」
響「どうして?」
マホロア「ダッテ…子供がドリンクバーで飲み物持ってくるったらアレダヨォ」
響「あれ?」
マホロア「絶対何も考えずに取りあえず混ぜて来るヨォ…」
響「…言いたい事が大体分かったよ」
雷「持って来たわよー!はい!」つ謎の黒い液体
マホロア「…ネェ、ソレッテ…コーラだよネェ?」
雷「違うわよ?取りあえず色々混ぜてみたわ!」
マホロア(やっぱり来ちゃったカァァァァ!!)
暁「私のは…取りあえずブラックコーヒーにしてみたわ!」
マホロア「あったんダ!?ブラックコーヒーが!!」
電「あの…電のは…」つミックスジュース
マホロア「…?イナヅマのは案外普通ダネェ」
電「はい…何が好きだとかよく分からないから…」
マホロア「……」
マホロア「ウゥ…ボクは…こんなにもシンセツなヒトに巡り会えて…今とてもカンドウしてるヨォ!」
電「そんな事……無いのです…」
マホロア「イイヤ、イナヅマはトッテモ優しいヨォ!ボクのカンがそう囁いてるカラ!」
雷「あら!まるで私が優しくないみたいな言い方ね?」
マホロア「ドリンクバーでジュースを混ぜる奴の何処が優しいんダヨォ」
雷「いっ…良いじゃない!多分美味しいから!」
マホロア「ジャア飲んでみてヨォ!」
雷「任せなさい!ごくっごくっ…」ゴクゴク
マホロア「…ドウダッタ?」
雷「…自分で淹れておいてなんだけど…凄く不味かったわ…」
マホロア「だから無闇矢鱈に混ぜるのはダメだっテ…」
電「雷お姉ちゃん大丈夫!?」
雷「げほっ…だ、大丈夫…これしきの事…げほっ…」
電「はわわわ…早くお冷やを!」
マホロア「クッククク!やっぱりイナヅマは優しいネェ!」
電「笑ってないで手伝って欲しいのです!」
マホロア「ハイハイ、今行くヨォ」
ーーー数十分後ーーー
「ご注文の品は以上で宜しいでしょうか?」
デデデ「デザートが残っておるZOY」
「かしこまりました、では後ほど御持ちします…」
デデデ「さあお前達!たらふく喰うが良いZOY」
カービィ「ぽーよ!」
マホロア「カービィ、アンマリ食べ過ぎないデネェ」
ーーー数十分後ーーー
「またお越し下さいませー」
デデデ「あー…食った食ったZOY」
金剛「あのデザートも美味しかったデース!」
暁「ブラック…やっぱり苦かったわ…」ボソッ
マホロア「ダカラ止めときなっテ言ったのニ…」
響「ここのオムレツも美味しかったよ」
雷「私は断然ハンバーグね!」
カービィ「かれーばーぐ!ぽよぽぽい!!」
デデデ「よし…一旦鎮守府に戻るZOY」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「さて…マホロアの船のパーツを探す訳だが…何処に有るかとか具体的な場所を把握せねばならんZOY」
雷「マホロア?あの船の名前って…何だったけ?」
マホロア「ローア、ボクの故郷ハルカンドラの守り神が住む山から発掘・修理シテちょっとカイゾウして完成した船ダヨォ」
暁「で、取れちゃったパーツはオールとマスト、エムブレムの三つだったわね」
雷「確か、ここにやって来た時に深海棲艦に攻撃されたのよね?」
マホロア「そうなんダヨォ…アイツラ、ボクに何かウラミでもあるのカナァ」
響「テリトリーに侵入した怪しい物は迎撃すると言う本能からの行動だと思うよ」
マホロア「…マァ、空飛ぶ船ナンカ見たら誰ダッテ驚くヨネェ」
エスカルゴン「うーん…マホロア、ローアの材質って何で出来てるでGESか?」
マホロア「エッ?エート…よく分からないんダ」
エスカルゴン「そうでGESか…材質が分かれば、パーツを探す探知機が作れたのに…」
マホロア「…ソウダ!バラバラになったパーツのつなぎ目を調べれば何か分かるカモ!」
エスカルゴン「そうでGESな!!早速調べてくるでGES!」
ーーーまたまた数分後ーーー
エスカルゴン「待たせたでGES」
デデデ「何か分かったかZOY?」
エスカルゴン「ローアの材質が判明したでGES!」
暁「どんな素材だったの?」
エスカルゴン「それは言えないでGESが……その材質を探知し、ローアのパーツを探せる探知機を作ったでGES」
暁「何時も思うけど…エスカルゴンさんって凄いわねー」
エスカルゴン「もっと褒めても良いでGESよ?」
デデデ「…そんな小難しいのより、手当り次第に探した方が気が楽ZOY」
マホロア「キミは広大なる海からたった三つのパーツを見つけれると思ってるのカイ?」
雷「これが無かったら難しそうよ!」
金剛「ここは楽な方を選ぶデース!」
カービィ「ぽよぽよ!」
デデデ「ああ分かった分かった!その探知機使うZOY!!」
エスカルゴン「では…準備してから行くでGES?それとも…?」
デデデ「今でしょ!!」
金剛「やっぱりデスカー?」
マホロア「そのネタ、モウ古いヨネェ」
デデデ「…と、冗談は置いておいて…艦隊の編成を変えてから出撃するZOY」
暁「分かったわ!」
カービィ「ぽよ!」
ーーー数分後ーーー
デデデ「…各艦隊の編成はこれで良いか…」
エスカルゴン「私が手伝ったのを忘れないで欲しいでGESよ!」
第一艦隊の編成
旗艦:ヲ級
瑞鳳
摩耶
金剛
響
暁
第二艦隊の編成
北上
大井
雷
電
球磨
吹雪
マホロア「エート…ヲ級…?」
デデデ「ワシの可愛い…仲間だZOY!」
マホロア「ヘェ!深海棲艦とトモダチなんダネェ!やっぱりケンカは良くないヨネェ」
エスカルゴン「ていうかヲ級を仲間だった深海棲艦と戦わせて良いんでGESか!?」
ヲ級「ヲ…大丈夫、私の役目なら…」
エスカルゴン「メンタル強いでGESな…」
デデデ「…辛かったら遠慮なく言うZOY」ボソッ
エスカルゴン「何か言ったでGES?」
デデデ「な…何でもない!」
エスカルゴン(…?)
マホロア「ネェネェ!早速探知機を使ってみようヨォ!」
エスカルゴン「そうでGESな…えーと…ポチッと!」ポチッ
探知機(カムラン半島:オール)
エスカルゴン「おお!カムラン半島にオールが有るでGES!」
マホロア「具体的な場所だけじゃなく、落ちてるパーツも分かっちゃうんダ!エスカルゴンスゴいヨォ!」
エスカルゴン「で…どの艦隊を出撃させるでGESか?」
デデデ「むう……よし、第一艦隊にするZOY!」
エスカルゴン「それでは、第一艦隊抜錨でGES!」
ヲ級「ヲ…皆、勝利を掴もう」
摩耶「おうよ!」
ーーーカムラン半島ーーー
WORLD 2-1 Cam Ranh peninsula
ーー深海棲艦サイドーー
リ級「さあ皆!今日も張り切って行くわよ!」
ロ級「オー!」
イ級「ヤッタルゼー!」
ハ級「リ級サン!サッキ攻撃シタ船カラ落チタパーツッテナンナンデショウネ?」
リ級「私にも分からないわ、兎に角研究の結果を待つしかないわ」
ーーーデデデ海軍サイドーーー
ヲ級「ヲ…敵影確認、重巡級一隻に駆逐級三隻」
暁「パーツは…誰が持ってるのかしら?」
エスカルゴン「論理的に考えて…敵艦隊主力が持っていると思われるでGES」
摩耶「まずはコイツらからぶっ倒せって事か!」
瑞鳳「私達が居るもの、大丈夫よね!」
デデデ「では…航空戦!開始せよ!」
航空戦開始!
エスカルゴン「ヲ級!朝一番にお前の艦載機をパワーアップしておいたでGES!」
ヲ級「ヲ…具体的には…?」
エスカルゴン「艦載機の耐久や、機動力等を強化したでGES…序でにカモフラージュ機能も付けたでGES」
瑞鳳「何時も思うけど…エスカルゴンさんって科学力が凄いわね…」
エスカルゴン「流石に朝一で仕上げるのは苦労したでGESよ」
今日はここまでです…明日のお昼頃に続きが掛けたらなと思っています。
遅くなってすんません、今から投下します。
瑞鳳「ま、細かい事はさておき…航空隊、発艦よ!」ビシュ!
ヲ級「ヲ…飛び立って」ビシュッ!
ゴォォォォォォ…
リ級「来たわね…出来るだけ艦載機からの攻撃に当たらない様にして!」
イ級「了解!」
ハ級「リ級サン!敵艦載機ノ中ニ、我々ノ空母ガ出ス筈ノ艦載機ガイマス!」
リ級「…今は構ってる暇はないわ…もう一度言うわよ、敵艦載機からの攻撃に当たらない様にして!」
ハ級「…分カリマシタ!」
ドガァァァン!!ドゴォォン!!
エスカルゴン「状況は?」
ヲ級「ヲ…艦載機の爆撃を躱し続けている…」
瑞鳳「むむ…やっぱりここまで来ると一筋縄じゃ行かなくなるのかしら…?」
ロ級「ウッ!少シ…ヤラレマシタ…」小破!
リ級「大丈夫よ、まだ小破に留まってる」
響「…敵駆逐艦の一隻が小破した」
瑞鳳「よし…少しは当てられたわね」
デデデ「よし…では砲雷撃戦、用意だZOY!」
砲雷撃戦開始!
金剛「バーニングゥゥ……ラァァァァヴ!!」ドォン!!
リ級「ひゃぁっ!?危なかった…」
金剛「shit!渾身の一撃が!」
摩耶「甘いな!摩耶様の攻撃を見てろ!」ドォン!!
リ級「チッ…!」中破!
響「私は…それっ」
ロ級「ウワッ!」中破!
ヲ級「ヲ……ここは譲れない…」ビシュ!
ドガァン!!
イ級「グッ!」大破!
デデデ「ここまでは順調ZOY!」
エスカルゴン「追いつめても油断するなでGESよー!」
ハ級「リ級サン!俺ヲ!」
リ級「……分かったわ!」
響「…!何かをするつもりだ!」
瑞鳳「気を付けて!」
ヲ級「……あれは…」
リ級「さあ……ハ級!行っちゃってーっ!」ブン!!
ハ級「ドーン!!」ピュー!!
暁「み、味方の駆逐艦を投げつけたぁ!?」
ハ級「マズハオ前ダー!」ゴォォォォ
瑞鳳「うわぁ!?こっちこないでこないで!!」
ヲ級「ヲッ…!」バッ!
ガジッ!!
瑞鳳「…………!?」
ヲ級「ヲ…大丈夫?」
瑞鳳「う…うん、何とか…」
ハ級「フガフガフガガ!フガフガガ!!(ヤッパリヲ級サン!?コンナ所デ何シテルンデスカ?)」
ヲ級「…」
ドガッ!!
ハ級「ハ…?何……デ…?」撃沈!
ヲ級「…ごめんなさい」
リ級「ヲ級さん…貴方…」
ヲ級「……」
瑞鳳(…何だか嫌な空気…?)
リ級「ねえ…どうしたの?私達の所へ帰りましょうよ…」
ヲ級「……ヲ…私は今、デデデ海軍の正規空母…提督の命令は絶対…多分」
デデデ「多分とは何ZOY!?」
リ級「…敵なのに?」
ヲ級「……今は…私は提督の艦艇、敵じゃない」
リ級「…もう戻って来てくれないの?」
ヲ級「……」
ヲ級「大丈夫、時々顔を見せにくる」
リ級「そう…良かったわ……って!そう言う事じゃなくて…」
ヲ級「ヲ?」
リ級「聞きたいのは…今の貴方が私達の敵なのかどうかよ…!」
ヲ級「……提督、どうなの?」
デデデ「…すまない、ヲーちゃん……ヲーちゃんがワシらの下に居る以上、深海棲艦と敵対する事は避けられないZOY」
ヲ級「…そう……」
リ級「…でも、貴方に私達に対する殺意とかそう言うのは無いのよね?」
ヲ級「提督の命令で動いてるから、殺意は無い」
リ級「…なら良かった、貴方が私達の事を忘れてしまうんじゃないかと心配で…」
摩耶「おーい!もうそろそろ続き始めちゃっても良いかー?」
リ級「…皆、どうする?」
イ級「…ココハ撤退シタ方ガ良イト思イマス」
ロ級「今アイツラニ挑ンデモ無駄ニ消費スルダケダ、ココハ撤退シテ次ノ機会ニ備エヨウ」
リ級「…そうね、今は撤退しましょう」
金剛「逃げるつもりデスかー!?そうは行かないデース!」
デデデ「…止めておけだZOY」
金剛「ど、どうしてデスかー…?」
デデデ「無駄な消費を避けるのはワシらとて同じ、ここに来た目的を思い出すZOY」
金剛「ええと…確か…」
暁「マホロアの船のパーツを取り戻す為?」
デデデ「そうだZOY、主力と交戦する前に弾薬や燃料を消費する事は避けるZOY」
金剛「…それもそうネ!」
エスカルゴン「…?」
摩耶「…ま、確かに消費は押さえたいな」
ヲ級「…そう言う事だから」
リ級「…じゃあ、また会う事があります様に…」
ヲ級「…またね」フリフリ
リ級「さてと…皆、撤退するわよ」
ザザァ…
エスカルゴン「…っはぁ…陛下はホントにヲ級には甘いんだから…」
デデデ「ワシは金剛達に大しても甘いつもりだZOY」
エスカルゴン「否定しないのかよ!!」ビシッ
すんません、ちょっと休みます
意見や質問等が有ったらどうぞ~。
エスカルゴン「さて…反応があった所に行くでGESよ!」
金剛「無事にパーツが見つかると良いネー」
ーーーーーー
響「…エスカルゴンさん、本当にここにローアのパーツがあるの?」
エスカルゴン「間違い無いでGES、ここから反応が出て来たでGESから」
瑞鳳「でも…オールって事は船を漕ぐのに使うアレでしょ?普通だったら沈んでるか、海面に漂ってるかだけど…」
エスカルゴン「海面に浮かんでいる事を祈るでGESよ」
デデデ「エスカルゴン!あの光る物体は何ZOY!?」
エスカルゴン「は…反応はあそこからでGES!」
暁「って事は…アレがパーツ!?」
ヲ級「ヲ…光る玉の中に三つのオールの用な物が有る…」
響「…結構あっさり見つかったね」
摩耶「ま、早速コイツを持って帰ろうぜっ!」
「艦娘共!!待てっ!!」
デデデ「!?誰ZOY!!」
ル級「ふっふっふっふっふ………」
ヌ級「ヌルフフフフ…」
リ級(別個体)「ふっふっふっふ…」
ハ級(2隻)「ド…ドウダ!流石ニコノ数デハ、手モ足モデマイ!」
瑞鳳「あっ!?」
ル級「驚いた?このまま帰れると思ったら大間違いよ」
デデデ「くそう!おかしいと思ったらやっぱりだZOY!!」
ヲ級「ヲ…流石に調査が必要な物をみすみす渡すわけには行かない、か…」
ル級「姫様から聞いたわ、貴方…鹵獲されたんですってね」
ヲ級「…ヲ」
暁「ど…どうするつもりよ!?」
摩耶「手ぇ出すつもりならぶっ飛ばすぞ?」
ル級「…ちょっと提案が有るの」
デデデ「提案?」
ル級「…ヲ級とこの謎のパーツ、交換しないかしら?」
デデデ「何ぃ!?」
金剛「そうは行かないデース!」
ル級「貴方には聞いてないわ、そこの指揮官さん…どうするの?」
響「…どうするんだい?司令官」
摩耶「…どーすんだよ」
エスカルゴン「陛下…?」
デデデ「決まっている…貴様らを沈め、そのパーツと序でにこの海域の制海権を頂くZOY!」
暁「司令官!」
ル級「聞き入れては貰えないみたいね…では貴方達、やっておしまい!」
ヌ級「ア~ラホ~ラサッサ~!」ビシュビシュ!
瑞鳳「そう簡単にやられてたまるもんですか!」ビシュ!!
ゴォォォォォォ…
デデデ「敵が多いな…」
エスカルゴン「陛下、陣形って知ってるでGESか?」
デデデ「何ZOYそれは?」
エスカルゴン「まあ…戦闘中の陣構え…まあ人文字みたいな物でGESよ」
デデデ「して、それがどうした?」
エスカルゴン「陣形によって色々な補正を受ける事が出来るでGES、例えば…」
単縦陣
砲雷撃戦に適した陣形。
だが対潜は弱い。
複縦陣
単縦陣を応用した陣形。
ダメージを押さえたい時に。
輪形陣
空母等の重要艦艇を中心に僚艦が取り囲む陣形。
旗艦を庇いやすいし、対潜戦や対空戦、航空戦が有利になる
梯形陣
あまり効果が解明されていない陣形
見栄えは良いので観艦式に使われる
単横陣
横一列に艦艇を展開する陣形。
潜水艦を倒したい時にどうぞ。
デデデ「ほう…色々あるのかZOY!」
エスカルゴン「まあ一回の戦闘で何度も陣形を変えると艦娘達も疲れてしまうでGESからね…」
デデデ「乱用は出来ないと言う訳かZOY」
エスカルゴン「そう言う事でGESよ」
ゴォォォォォ…
エスカルゴン「…お、そんなことを言っている合間に航空戦が終了したみたいでGESよ」
デデデ「状況は?」
エスカルゴン「むーん…こちらに中破が一隻、相手にも中破が一隻…五分五分でGESな」
デデデ「一体誰が中破したZOY?」
エスカルゴン「…摩耶でGES」
デデデ「むう…重巡を落とされたか…」
摩耶「勝手に殺してんじゃねーよ!」
デデデ「どははは、すまんZOY!で…中破した敵艦は?」
エスカルゴン「重巡リ級でGES」
デデデ「…何故両軍とも重巡洋艦が中破しているZOY」
エスカルゴン「ある意味奇跡でGESなぁ、陛下が人が喜ぶ事をやるくらいの」
デデデ「エスカルゴン!どういう意味だZOY!!」
エスカルゴン「な、何でもないでGESよ!ほらそんな事より!」
デデデ「む!?」
金剛「これでも喰らうデース!」ドォォン!!
ヌ級「にゅやっ!?」中破!
エスカルゴン「金剛が活躍してるでGESよ!」
デデデ「おー!負けるなZOY!!」
ル級「ちぃっ!」ドォン!!
瑞鳳「きゃぁっ!!ひ、飛行甲板が…」中破!
デデデ「ず、瑞鳳ー!」
ヲ級「ヲッ…!」ビシュッ!!
ゴォォォォ…
ハ級「グワッ!!」撃沈!
エスカルゴン「一隻撃沈でGES!」
ル級「ヲ級!何をするの!!」
ヲ級「ヲ…今の私はこの艦艇の旗艦…提督の船である以上、これは避けられない」
ル級「…っ!」ドォン!!
摩耶「!危ねぇっ!!」
ヲ級「ヲッ!?」
ドガァァン!!
暁「摩耶さんっ!!」
摩耶「悪ぃ、装備を持ってかれちまったよ…」ボロッ
ヲ級「…どうして私を助けたの?」
摩耶「どうしてって…そんなん、お前が旗艦だからに決まってんだろ?」
ヲ級「旗艦だから?」
響「…本当にそれだけかな?」
摩耶「うっせぇ!旗艦がやられると作戦に支障が出るからだよ!」
金剛「でもー…それってヲ級の事を信用してるって事じゃないデスかー?」
瑞鳳「…そうなるのかな?」
摩耶「し、信用なんてしてねーよ!」
ヲ級「…じゃあ、どうして私を助けたの?答えになっていない」
摩耶「ぐ…それは……」
暁「ちょっとちょっと…レディーの秘密に迫ろうだなんてダメよ!」
摩耶「いや…アタシはレディーじゃねぇし」
摩耶「とにかく!戦いに集中しろ!お前らまでやられるぞ!」
金剛「ハーイ!合点デース!」
エスカルゴン「後に出てくる人の言いそうな言葉を取らないの!」
ル級「…続きを始めましょう、勝敗が決まらなければ意味は無いわ」
ヲ級「……そう」
暁「えいっ!」ドォン!
ハ級「当タラネエヨ!」
響「…それっ」ヒュッ!
ハ級「ダッ!?」ゴヅンッ!!
エスカルゴン「あの碇は武器にもなるんでGESなあ」
デデデ「天龍も刀を持っていたZOY」
エスカルゴン「…実はあんまり使わないでGESが」
デデデ「それだと宝の持ち腐れだZOY!」
エスカルゴン「そうでGESょうなぁ…今度使う様に言っておくか…」
ル級「撃てーっ!!」ドォン!!
金剛「アウチ!でも…まだ行けマース!」小破!
ヲ級「それっ…」ビシュッ!!
ゴォォォォォ…
ヌ級「グエーッ!」撃沈!
デデデ「敵の軽空母を撃沈だZOY!!」
瑞鳳「やったわね!」
リ級「それっ!」ドォン!!
金剛「……何デスかー?それは?」
リ級「くっ…やっぱり艤装がダメになってるから火力が足りない…」
響「…司令官、雷撃戦の許可を」
デデデ「許可?そんな物必要なのかZOY?」
響「…司令官」
デデデ「そうか…ならば許可するZOY!」
雷撃戦用意!
響「それっ」ボシュ!
暁「お子様言うなっ!」ボシュッ!
ゴポポポポ……
ドボォォォォン!!!
ル級「っく!」中破!
リ級「きゃぁぁ!」大破!
暁「やったぁ!」
エスカルゴン「ここまでくれば倒したも同然でGES!」
ル級「くっ…ここは一先ず退却よ…艦娘共、今に見て居なさい!」
リ級「ひ~ん…」
ザザァァン…
金剛「…撃退成功、デスねー」
ヲ級「……さあ、パーツを取ろう」
デデデ「これが…ローアのオールかZOY」
響「マホロア…きっと喜ぶよ」
ローアのオールを手に入れた!
WORLD 2-1 Cam Ranh peninsula
征服完了!
パチパチパチ!!
デデデ「今度は誰ZOY!?」
???「流石金剛お姉様が所属している艦隊ですね!」
金剛「オー!比叡デスねー!久しぶりデース!」
ヲ級「…比叡?」
金剛「私の妹分デース!」
比叡「…ってお姉様!そ、そこに…敵の正規空母がが…!?」
摩耶「大丈夫だよ、コイツは危害加えないから」
比叡「そ…そうですか?」
ヲ級「ヲ…大丈夫」
比叡「はぁ…なら良いですけど…」
デデデ「お前達…続きは鎮守府に帰ってからにするZOY」
摩耶「だな!早いとこ風呂入りてーよ!」
金剛「それじゃあ帰投するネ!比叡も着いてくるデスよー!」
比叡「当たり前です!」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「第一艦隊、ただいま帰投したZOY」
雷「司令官!おっ帰りー!」
電「皆、大丈夫だったのですか?」
響「中破が一隻、大破が一隻出てしまったけど…無事に帰れたよ」
デデデ「今回は新しい仲間も連れて来たZOY」
金剛「皆さん!紹介シマース!私の妹分の比叡デース!」
比叡「比叡です!お姉様に少しでも近づける様に頑張ります!」
電「よ、宜しくお願いなのです!」
ガチャ!
マホロア「ヤァヤァ!皆オカエリ!ソノ様子だとパーツはゲット出来たみたいダネェ」
暁「あ、マホロア!」
エスカルゴン「ほれ、お望みのパーツでGESよ」
エスカルゴンはマホロアにオールを渡した!
マホロア「フンフン……ウン!これは間違いなくローアのオールダヨォ!」
摩耶「マジかよ!やったな!」
マホロア「皆アリガトウネェ!この調子でドンドン見つけちゃってネェ!」
響「了解、私たちに任せてくれよ」
デデデ「…そう言えば、気になる事が有ったZOY」
マホロア「ナンダィ?」
デデデ「ワシらがローアの修理の手助けをしたとして…ワシらに何かメリットは有るのかZOY?」
瑞鳳「そう言えば…」
マホロア「ヤッパリ気になる?」
暁「気になるわ」
マホロア「フッフッフ…ローアはネ、タダの船じゃないんダヨォ」
響「只の船じゃない?」
マホロア「そう、ローアはネ…乗っている人の心によって自在に性質が変わるんダ」
マホロア「時には戦う事ダッテ出来るんダヨォ!」
ヲ級「…大体読めた、パーツを全て集めたら仲間になると言う事?」
マホロア「その通りダヨォ、お礼に深海棲艦をやっつけるのを手伝いたいって思ってるんダヨォ」
デデデ「ほう、それはぜひとも集めねばならんZOY」
マホロア「その時はモチロン、カービィも一緒ダカラネェ」
雷「戦えるの?」
カービィ「ぽよ?」
マホロア「ウン!ここに来る途中で見たけど、『コピー能力』というもので相手の能力をコピー出来るんダ」
デデデ「ワシもそのコピー能力に何回もやられたZOY!!」
金剛「wow!それなら期待が膨らみマース!」
マホロア「マ…今日の所は休んでて良いヨォ、ボクも持って来てクレタパーツをローアに繋ぎ合わせなきゃナラないシ」
エスカルゴン「そうでGESな、大破した連中の修理も有るし」
デデデ「ではお前達!今日はもう出撃しないZOY!」
雷「了解よ!」
摩耶「じゃあアタシら…ちょっと風呂入ってくるよ」
デデデ「おお、構わんZOY」
瑞鳳「言っておくけど……覗かないでよ」
デデデ「またそれか…女と言う物は何故裸を見られる事を拒否するのだZOY?」
瑞鳳「は…裸を見られたくないのは誰だって同じでしょ!?とにかく入浴を覗かないでよね!!」
タッタッタッタ…
デデデ「…行ってしまったZOY」
マホロア「ジャア……このパーツ、ローアに繋げてくるネェ」
エスカルゴン「お前だけじゃ心配だから私も着いて行くでGESよ」
マホロア「オォ…助かるヨォ」
エスカルゴン「序でにローアを建造ドックにぶち込んで、そこで修理をするでGESよ」
タッタッタッタ…
デデデ「……」ポツーン
ヲ級「…寂しい?」
デデデ「……はぁ」
ヲ級「…そう」
雷「大丈夫よ!私が居るじゃない!」
ーーー次回予告ーーー
暁「私達の鎮守府にやって来た不思議な人の『マホロア』…彼は、宇宙からやって来た旅人だった」
響「そのマホロアのお願いで、船から落ちてしまったパーツを探す事となった私達」
摩耶「一個目のパーツは途中で一悶着が有った物の、どうにかゲットする事が出来たぜ…」
瑞鳳「その後も私達は順調にローアのパーツを発見していた…その時!東部オリョール海から救援信号が届いたの!」
金剛「何と!資源を回収していた潜水艦娘の皆が、変なパーツを見つけてしまった所為で深海棲艦に追われているとの事デース!」
響「果たして…私達は追われている潜水艦娘の皆を救助し、パーツもゲット出来るのか…?」
暁「と言う訳で…次回は!」
作戦No6『潜水艦達の危機!東部オリョール海、資源回収部隊救助作戦!』
暁「を、楽しみにしててよね!」
ヲ級「ヲ…楽しみにしてて」
金剛「比叡も一緒に行くネー!」
比叡「はい!金剛お姉様と一緒ならば…百人力ですっ!」
ーーー数日後ーーー
デデデ「マホロアよ、ローアの調子はどうだZOY?」
マホロア「ウン!皆がパーツを見つけてクレタお陰で順調ダヨォ!」
暁「後のパーツは…エムブレムだったかしら?」
マホロア「エート…皆が見つけてクレタパーツは、オールとマストダカラ…ソウダネェ、後はエムブレムだけダネェ」
響「残りは後一つ、何処に有るんだろうね…」
カービィ「ぽよー?」
金剛「まあまあ!、今は紅茶飲みながら考えましょうネー!」
比叡「そうですよ!」
エスカルゴン「ホントに紅茶好きでGESなあ……ん?」
ピピピピピーピピ!ピピピーピピーピピ!
デデデ「ん!?何事だZOY!!」
エスカルゴン「これは…電報でGESよ!」
金剛「電報?一体何でしょうネー?」
マホロア「ちょっと読んでみようヨォ」
エスカルゴン「なになに…?私達潜水艦部隊は、オリョール海に資源回収に行った…」
カービィ「ぽよー?」
金剛「遠征デスかネー?」
響「いや…恐らくオリョールクルージングと呼ばれる資源収集行為だろうね」
暁(何で知ってるのかしら…?)
エスカルゴン「その時に資源とは別に、何かのパーツの様な物を発見した…と、あるでGESよ」
マホロア「それっテ…もしかしてローアのパーツ!?」
響「ほう…まさか他の子達が見つけるとはね」
エスカルゴン「しかし、そのパーツを奪おうと深海棲艦の駆逐隊が襲撃し、最深部に追いやられてしまった…!?」
比叡「ひえーっ!それってとても不味い状況じゃないですか!?」
暁「ど…どうしよう…!」
デデデ「狼狽えるでない、問題が起きているのならばその問題を潰せば良いZOY」
金剛「提督!」
デデデ「各艦隊の編成を終え次第、東部オリョール海に向かうZOY」
比叡「だ…大丈夫なんですか?」
デデデ「大丈夫だ、問題ないZOY」キリッ
エスカルゴン「んな自信満々に言われてもなぁ…」
デデデ「では…少しの間の準備を行った後、編成を整え目的地に向かうZOY!」
金剛「了解デース!」
ーーー数分後ーーー
デデデ「ふむ…第一艦隊の編成はこんな物か」
第一デデデ海軍艦隊←New!
旗艦:金剛
比叡
瑞鳳
ヲ級
北上
大井
エスカルゴン「お前達!油断しない様にするでGESよ!」
北上「大丈夫だってー、そう簡単にやられませんよー」
デデデ「それと…第二艦隊の編成はこんな感じかZOY」
第二デデデ海軍艦隊
旗艦:摩耶
天龍
球磨
吹雪
卯月
皐月
デデデ「では第一艦隊は東部オリョール海に出撃し、第二艦隊は遠征に出かけるZOY!」
卯月「任せるぴょん!資源いっぱい取ってくるぴょん!」
金剛「出撃デース!皆さん、付いて来て下さいネー!」
マホロア「絶対パーツをゲットして来てネェ!」
ーーー東部オリョール海ーーー
WORLD 2-3 Orel eastern sea
エスカルゴン「電報が発信されたのはこの海域の最深部からでGESな」
デデデ「ふむ…取りあえず方角探知機を使うかZOY」
エスカルゴン「はいよ……ポチッとな!」ポチッ
方角探知機(NE)
比叡「北東…その方角に進めと言う事でしょうか?」
デデデ「兎に角進むZOY!」
ーーー資源ポイントーーー
エスカルゴン「資源ポイントに着いたでGES」
デデデ「ここからは何が取れるZOY?」
エスカルゴン「燃料が沢山取れる様でGESよ」
デデデ「ふむ…それならばオリョールクルージングと呼ばれる物があるのも頷けるZOY」
エスカルゴン「陛下…オリョールクルージングの意味分かってんの?」
デデデ「知らんZOY、美味いのかZOY?」
エスカルゴン「……まあ、救助した潜水艦隊から聞き出すでGESよ」
大井「そうですね、事態は一刻を争います」
北上「じゃー資源をゲットしたら出発ねー」
ーーーーーー
リ級(elite)「…ト級、敵潜水艦隊の状況は?」
ト級「ハイ、現在駆逐隊ガ尋問シテイマス!」
リ級「そう…彼奴らが見つけたパーツはあの船から落ちた物と思われるわ…何としても持ち帰って研究するのよ」
ヘ級「ツイデニ潜水艦娘共ヲ深海棲艦ニシテシマイマショウゼ!」
金剛「敵艦隊確認デース!」
エスカルゴン「な…何かあの重巡クラスの奴…赤いオーラを纏っているでGESよ?」
ヲ級「ヲ…あれはeliteクラス、普通の深海棲艦より強い…」
デデデ「要は一段階目の進化と言う事かZOY」
リ級「しかし…私達軽巡艦隊の駆逐艦達も潜水艦に尋問に行っちゃったから…結構不利じゃないかしら?」
ト級「何!イザト言ウ時ニハ撤退シテシマエバイインデス!」
リ級「…その前に全滅しなければ良いけど」
デデデ「では…各艦、戦闘配置に付けい!」
金剛「了解デース!」
瑞鳳「速攻でやっつけちゃうんだから!」
航空戦、開始!
瑞鳳「行っけー!」ビシュッ!
ヲ級「艦載機発艦、急いで」ビシュ!
ゴォォォォォォ……
ドォォォォォン!!!
リ級「……」
ト級「ウニャォ!」中破!
ヘ級「オイオイ、大丈夫カ?」小破!
北上「はいはい、喰らっちゃってー!」ドォン!!
シーン…
リ級「…何か?」
北上「固っ!エリートともなるとあんなに固くなるもんなの!?」
エスカルゴン「お前の火力が紙過ぎるだけでGESよ」
金剛「そんな時こそ!私タチのパワーが火を噴くネー!」ドォン!!
比叡「当たってーっ!」ドォン!
ドゴォォォォォン!!
リ級「…っち」中破!
デデデ「ふむ…所詮は一段階の進化と言う事かZOY」
エスカルゴン「そもそも割とすぐ戦艦が手に入ったアンタが異常なんだよ」
デデデ「エスカルゴン!何ZOYその口の聞き方は!」
エスカルゴン「ああすいません!序盤から戦艦手に入れた陛下が不思議過ぎますでござりまする!」
大井「先に軽巡を沈めておきますね!」ドォン!!
ドガーン!!
ト級「ウワァァァァァァ!!」撃沈!
大井「一隻撃沈です!」
北上「良いよー!大井っちー!」
大井(ああ…北上さんに褒められて幸せです…)
瑞鳳「追撃よ!お願いね!」ビシュ!
ゴォォォォォ…
ドドォォン!!!
ヘ級「グッ!」大破!
リ級「案の定、か…」
ヘ級「…ドウシマス?」
リ級「…撤退よ、序でに駆逐隊の様子も見ましょう」
瑞鳳「提督!敵艦隊が撤退して行きますよ!」
デデデ「ふむ…やはり戦艦二隻が居てはオーバーキル気味だったかZOY」
エスカルゴン「今更過ぎるでGESよ!」
デデデ「どはははは、すまんZOY」
「……にゃ?ここは……」
比叡「?誰ですかー?」
「あれ…皆は?」
デデデ「ワシはデデデ海軍を統率するデデデ大王だZOY!」
多摩「多摩の名前は多摩だにゃ、球磨型軽巡洋艦の二番艦だにゃ」
北上「お、新しい仲間が増えたねー」
デデデ「球磨…?あのクマクマ五月蝿い娘か?」
多摩「球磨お姉ちゃんを知ってるのにゃ?」
エスカルゴン「今うちの第二艦隊の連中と一緒に遠征に行ったでGESよ」
多摩「うにゃ、みんなの所には球磨お姉ちゃんが居るんだにゃ」
金剛「こんな所でどうしたデース?」
多摩「分からないにゃ、気がついたらここに…」
エスカルゴン「…取りあえずうちで飼う?」
デデデ「そうするZOY」
多摩「多摩は猫じゃないにゃっ!!」
北上「にゃーにゃー鳴いて何言ってんだか…」
大井「あの…一応お姉さんなんですから…」
デデデ「では…これが横須賀鎮守府までの海図だZOY、迷わぬ様にな」スッ
多摩「了解ですにゃ、行ってきますにゃ」
パシャッパシャッパシャッ……
瑞鳳「一人で大丈夫かな…」
エスカルゴン「大丈夫、もう我々が取り戻した海に危険はないでGESから」
金剛「早く次ぎに進むネー!退屈デース!」
デデデ「おお、すまんすまん!」
エスカルゴン「では…気を付けて進撃するでGESよ!」
ーーー東部オリョール海最深部ーーー
リ級「何よ……この有様は…」
ロ級「」プカプカ……
ハ級「」プカプカ……
イ級「」プカプカ…
ヘ級「駆逐隊ガ全滅……一体誰ガ!」
「クフフフフッ!深海棲艦と言う奴らも対した事無いのね!」
リ級「誰だっ!?」
タランザ「じゃーん!何時もニコニコ、笑顔の素敵な魔術師なのねっ!」
リ級「貴方がこれをやったの?」
タランザ「ワタシだけじゃないのね?この有能なセクトルディ達のお陰なのね!」
セクトルディ「!」ビシッ!
タランザ「あ、潜水艦娘の子達には捕まえただけで手を出してないから安心するのね!」
ヘ級「シカシ…何故コノ様ナ事ヲ!?」
タランザ「そりゃ…邪魔だったから、なのね」
リ級「邪魔…?」
タランザ「お前達は何れセクトニア様の偉大なる計画の邪魔になるのね、だから抹殺しただけなのね」
リ級「だったらどうして駆逐艦を沈める様な真似を?」
タランザ「駆逐艦の奴らが尋問していた潜水艦の子達が持っていたパーツから不思議な力を感じたのね」
リ級「だからそのパーツを得る為に駆逐隊の子達を抹殺してから敵潜水艦隊を捕らえた、と…」
タランザ「御名答なのね!」
ヘ級「クソッ!コンナ奴ヤッチマイマショウゼ!!」
リ級「ええ、私達には通常兵器は聞かないと言う利点が…!」
ドガァァァァァァァン!!!!
リ級「あ……?」撃沈!
ヘ級「ナ…何…故ェェ……」撃沈!
ゴボゴボゴボ……
タランザ「クフフ…君たちの言う『通常兵器』は地球で採れる素材を使った兵器の総称、地球外で採れる素材を使った兵器の攻撃には耐えられないのね」
ーーーデデデ海軍サイドーーー
ヲ級「…!!」
エスカルゴン「…あ~ららら、これは酷いでGESな…」
金剛「あの蜘蛛見たいなオトコ、酷すぎマース!」
比叡「そうですよ!幾ら深海棲艦が敵でも…あれは…!」
エスカルゴン「第六駆逐隊の連中が見ていたら絶対怒りに打ち震えていたでGESょうな…」
瑞鳳「いやいや…アレは誰だって怒りを覚えるわよ…特にヲ級ちゃんは…」
すいません…今日は寝ます。
タランザ「…おや?君たち、ここまで来れたのね?」
金剛「そこの蜘蛛オトコ、アナタは本当の悪ネ…!」
比叡「外道!覚悟してください!!」
タランザ「クッフフフ!我がセクトルディ軍団に敵うとでも思ってるのね…?」
セクトルディ「…!」
ヲ級「…貴方は、ここで沈んで」キッ
瑞鳳「…ヲ級ちゃんも怒ってる、だけど…謝るなら今のうちよ?」
タランザ「ん~…責任転嫁する訳じゃないけど、これはセクトニア様からの命令なのね」
北上「セクトニア…?なんか如何にも偉そうな名前だねー」
タランザ「その命令は『手段は問わない、深海棲艦と呼ばれる醜き物を駆逐しろ』、と…」
瑞鳳「だから自分には非が無いと言うつもりかしら?」
タランザ「寧ろこれは君たちにとっても合理的だと思うけどねぇ…敵である深海棲艦を駆逐してる訳だし」
デデデ「ぐぬぬぬ…それはワシらの役目!お前の手等借りんZOY!!」
タランザ「まっ、どっちにしろこのワタシと戦う事は避けられないけどねっ」
大井「どういう事ですか?」
タランザ「クフフ…君たち…これを忘れちゃ居ないのね?」スッ…
瑞鳳「あっ!?」
???「う…うぅ…」
???「どうして…こんな事に…なったでち…?」
???「てーとく…助けてなのね…」
???「くっ…うぅ…」
タランザ「君たちがここに来たのも…この子達が持っていたパーツが欲しいからじゃないのね?」
金剛「その子タチを離すデース!!」
比叡「離さないとどうなるか分かってますよね!?」
タランザ「勿論離すのね…君たちがこのセクトルディ軍団を倒す事が出来たらね…」
ヲ級「ヲ…戦いは避けられない、これは本当みたい…」
>>264
何が?何がやばいですか?
デデデ「ふん…元よりお前は気に食わなかったZOY、この大王たるワシが……成敗してくれるZOY!!」
瑞鳳「セクトニアだのはよく分かんないけど…兎に角貴方が悪い人だってのは確かね…!」
タランザ「クフフ…良いのね、掛かって来るのねっ!!」
砲雷撃戦、開始!
金剛「まずは…そこの槍を持った奴からデース!」ドォォォン!!
ヒョイッ
セクトラナイト「…」
金剛「か…躱された!?」
セクトラナイト「…!」スッ…
エスカルゴン「構えろ!槍投げの体制でGES!」
比叡「さ、流石に槍じゃ私達にダメージは与えられないと思いますけど…」
タランザ「セクトラナイト!あの変な帽子をかぶった奴に槍投げなのねっ!!」
セクトラナイト「っ!!」ブンッ!!
ヒュルルルルルル…
ヲ級「ヲッ!?」ドスッ
デデデ「ヲーちゃーーーん!!」
エスカルゴン「運良く帽子?に刺さったから良い物の…これではあまり艦載機が発艦出来ないでGES…」
瑞鳳「よくもヲ級ちゃんをっ!!」ビシュッ!
エスカルゴン「おお!艦載機で奴らを攻撃するでGESな?!」
タランザ「ならばたらば!こっちも迎え撃つのね!セクトラバート!あの艦載機を迎撃するのねー!」
セクトラバート「…!」ブブブブブブブブ…
ドーン!!ドカーン!!
瑞鳳「い、意外に強い…」
デデデ「ぐぬぬ…!武器も持っていないのに生意気だZOY!!」
ドゴォォォォン!!
瑞鳳「きゃっ!」中破!
大井「くっ…」中破!
北上「あわわわわ…一気に二隻も中破しちゃったよ!?」
大井(良かった…北上さんが無事で…)
タランザ「セクトラシューター!とっておきの一撃で戦艦に風穴をあけてやるのね!」
セクトラシューター「…」ギギギギギギギ………
比叡「力を溜めている…?この隙に畳み掛けますか?」
デデデ「構わん!一気に削るZOY!」
金剛「砲撃開始デース!!fire!!!」ドォォン!!
ドゴォォォン!!
セクトラナイト「っ…!」撃破!
タランザ「あっ!?」
比叡「耐久は対した事は無い様ですね!」
金剛「一気に押し切るデース!」
タランザ「くそ~…だけどっ!もうセクトラシューターのチャージは終了してるのね!」
瑞鳳「嘘っ!?」
ヲ級「…!」
タランザ「さぁ!!水底に沈むが良いのねっ!!」
セクトラシューター「っ!!」バヒュッ!!!
ズゴォォォォォォォォッ!!!!
金剛「ノーッ!!」大破!
比叡「きゃぁぁぁぁぁぁ!な、何で私までっ!?」大破!
エスカルゴン「あぁぁぁぁぁぁ!?戦艦が二隻も大破されたでGES!?」
ヲ級「みんな…っ!」
タランザ「………パネェ、なのね……」
セクトラシューター「…」オレスゲェ
瑞鳳「ほ、本人達まで驚いてる…」
追い付いた~
しかし、タランザの口調は伊19と被るなw
>>270
確かにwそう言う突っ込みも誰かにさせるつもりですw
タランザ「ク…クフフ!所詮君たちもそれまでの様なのね」
北上「…どーだか、ここまで来ても一隻も撃沈出来てないくせに」
タランザ「…クフフッ!勿論後でじっくり楽しむ為なのね…!」
大井「最っ…低…よ…!」
タランザ「さてと…君たちはどうやって沈みたい?一瞬で?それとも…セクトルディ達に纏わり付かれてジワジワと?」
セクトルディs「…」カサカサカサカサカサカサカサカサ…
瑞鳳「ひっ…い…いや…」
金剛「いやデース!こんなところでやられたく無いヨー!!」
ヲ級「わ、私達は…絶対に沈まない!」
タランザ「クッフフフ…そうやって強がっていられるのも今のうちなのね…」
カッ!!!
タランザ「!?何事なのね!」
デデデ「エスカルゴン!あの光は何ZOY!?」ギュー…
エスカルゴン「知らねぇよ!そこ持つな!!」バタバタ
ドゴォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
セクトルディs「~~~~~!?」撃破!
セクトラシューター「っ!?」撃破!
セクトラバートs「っ!!」撃破!
タランザ「ぜ…全滅だと!?」
金剛「正に窮地の奇跡デース!」
タランザ「ぐぅぅ…折角良い所だったのに…!誰なのね!?このワタシの邪魔をするのは!?」
???「ヘイヘイヘーイ!お前のような奴には良い顔させないのサ!」
瑞鳳「誰なの!?」
マルク「ボクは『マルク』、今は訳有って宇宙を彷徨っているしがない旅人なのサ」
タランザ「ぐぬぬぬぬぬ……!貴様なのね!!このワタシの計画を邪魔したのは!!」
ヲ級「良かった…味方が来た…」
マルク「勘違いされちゃ困るのサ、ボクはコイツが気に入らなかっただけなのサ」
エスカルゴン「コイツは典型的ツンデレでGESな…」
タランザ「…マルク……よくもワタシの計画の邪魔をしてくれたのね…」
マルク「ま、許してちょーよ!」
金剛「これで形跡逆転デース!」
大井「まだ諦めないつもり?」
タランザ「…ワタシは…今とても気分が悪い」
比叡「でも貴方に何が出来るの?」
タランザ「…クフフ、それはまだ内緒なのね…今日の所は撤退するけど…だけど…」
北上「だけど?」
タランザ「ワタシは今ッ!猛烈にッ!!強烈にッ!!!激烈に怒っているのねッ!!!!」
エスカルゴン「その台詞どっかで聞いた事があるでGESよ!?」
マルク「あ~…こういう奴にはなりたく無いのサ…」
タランザ「誰かに…八つ当たりしなければ…気がすまないのねっ!!」
マルク「最悪な奴だなオイ!?」
タランザ「だ、け、ど……」ヒュンッ…
デデデ「消えた!?」
瑞鳳「で、出て来なさい!」
ヲ級「…」
ビュン
ヲ級「っ!?」ビクッ
デデデ「ヲ、ヲーちゃんの後ろに瞬間移動したZOY!?」
エスカルゴン「なんですと!?」
タランザ「ま、君たちの様な醜い奴らに怒るのも魔術師としても大人げないし…」
ヲ級「…?」
タランザ「もし、ワタシが本気を出す事があったら…そのお礼として…全治80年で許しておいてあげるのね」
ヲ級「…っ!」ゾクッ
エスカルゴン「あのね、そう言うのは陛下に言って欲しいでGESよ」
タランザ「さて、と…セクトニア様に怒られてしまわないかが心配だけど、もうここには用は無いのね」
瑞鳳「潜水艦の子達を返してよ!」
タランザ「おっとっと…忘れちゃう所だったのね、ほれっ」ポイッ
「うあっ!」バシャッ!
タランザ「序でに…コイツらが持っていたパーツもあげるのね、ほれっ」ポイッ
デデデ「おわわわ!」パシッ!
エスカルゴン「乱暴に扱うなでGES!」
タランザ「クッフフフ…それじゃあ次に会う時までシーユーアゲインなのね!」
フヨフヨフヨ……
デデデ「…去ったか」
マルク「何か…アイツウザかったのサ」
WORLD 2-3 Orel eastern sea
征服完了!
金剛「さてと…早い所捕まった皆を助けなきゃデース」
比叡「ですね!縄を解かないと…」
「ぷはー…助けてくれてありがと!」
「助かったでち…」
「助けてくれて…ダンケ・シェーン」
エスカルゴン(うわ、コイツらの格好…)
瑞鳳「取りあえず…名前を言ってみて?」
イムヤ「伊168よ!イムヤって呼んでよね!」
ゴーヤ「伊58でち!ゴーヤって呼んで欲しいけど…苦くないよ!」
ハチ「グーテンターク…伊8です、ハチでもはっちゃんでもどっちで呼んでも良いよ」
金剛「みんな良い子タチデスねー!」
比叡「とても可愛いですし!」
瑞鳳「スク水着てるのは謎だけど…」
イク「私は伊19なの!イクって読んでもらえると嬉しいのね!」
デデデ「……」
エスカルゴン「……」
イク「?どーしたの?」
デデデ「お前…タランザと言う奴からの差し金ZOY?」
イク「えぇ!?ち…違うの!そりゃ口調はそっくりだけど中身は全然違うのね!」
デデデ「どはははは、口調が似てるからつい疑ってしまったZOY」
イムヤ「はぁ…それにしても酷い目にあったわ!」プンスカ
イク「私達、てーとくから何時もの命令でここに資源を取りに行ってたのね!」
ゴーヤ「そしたら…変なパーツみたいなのを見つけて…そしたら深海棲艦の駆逐隊に捕まっちゃって…」
エスカルゴン「で途方に暮れていたらタランザ達に捕まったと」
デデデ「でぇははははは!哀れな奴らだZOY!!」
ハチ「笑い事じゃないの、ホントにどうなる事かと思ったんだから…」
瑞鳳「ふー…パーツも手に入れたし、この子達も助けたし、早い所帰らなきゃね」
金剛「デスね!貴方達も皆さんが心配しないうちに帰りましょうネー!」
イムヤ「ありがとね!今度は貴方達の所に遊びにくるから!」
イク「次来た時はいっぱいご奉仕するのね!」
デデデ「おお、頼むZOY」
エスカルゴン「アンタ意味分かってんのかよ!?」
ゴーや「じゃあ皆さん…ちょっと早いけど、さようならでち!」
北上「今度遊びにくるならゆっくり話そうねー」
イムヤ「さてと!帰投するわよ!」
パシャパシャパシャ…
デデデ「帰って行ったZOY…」
ヲ級「ヲ…私達も…帰ろう…」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
金剛「ミッションコンプリート!ただいま帰投シマシター!」
雷「しっれいかーんっ!!お帰りっ!」ダキッ
金剛「あっコラ!何疲れている提督に抱きついているデース!」
デデデ「良いZOY」
響「皆が無事で良かった…お帰り」
マホロア「オカエリ!ドウダッタカナァ?」
カービィ「ぽよー!」
デデデ「最後タランザと言う奴と戦う事となったが、どうにか潜水艦達を救助し、パーツもゲットしたZOY」
マホロア「ソウカイソウカイ…ソレは大変ダッタネェ……ン!?」
マルク「あ゙ぁ?」
マホロア「マ…マルク!?ドウシテここニ!?」
マルク「そりゃお前……あれ、何でなのサ?」
エスカルゴン「成り行きで着いて来てたのかよ…」ガックシ
カービィ「ぽや?」
すまん…俺は寝る…明日の昼過ぎ頃に掛けたら良いと思ってる…ごめん…
そして上誤字った…寝るわ、うん
今から投下しますん
瑞鳳「あれ?知り合い?」
マホロア「エ…エート……マアそんなトコロ…カナ?」
マルク「チッ…何て不幸なのサ…」
ガチャッ…
摩耶「帰ったぜー」
吹雪「資源いっぱい取ってきましたから!」
デデデ「おお、お前達も無事で何よりZOY」
多摩「球磨お姉ちゃん、久しぶりだにゃ」
球磨「多摩!久しぶりだクマー!」
エスカルゴン「これで、家族は揃ったでGESかね?」
多摩「ううん、まだ木曾が帰って来てないにゃ」
響「そうか…何処に居るのかな」
ガチャッ…
電「皆…お疲れさまなのです」
暁「別に…寂しかったとか無いんだからね!」
響「あれ?電と姉さん、何処に居たんだい?」
電「ずっと開発の練習とか建造の練習とか…後は任務の人とお話ししてたのです」
暁「それと!マホロアの船の修理のお手伝いもしてたのよ!」
マホロア「マァとにかく…ミンナ、お疲れ様ダヨォ」
マルク「何でお前が仕切ってんのサ」
マホロア「イイノ!ボクはここのミンナとトモダチなんだからネェ!」
マルク「そう言うもんなのかねぇ…」
デデデ「…ではお前達は次に備え、休んでいるが良いZOY」
金剛「了解デース!」
ーーー数時間後、司令室ーーー
デデデ「あぁ~…今日も疲れたZOY…」ガタッ
エスカルゴン「ここの所戦闘続きでGESからなあ」
ガチャッ…
暁「暁…入るわよ」
エスカルゴン「暁、どうしたでGES?」
デデデ「一人の夜は怖かったかZOY?」
暁「そ、そんな訳ないじゃない!」
デデデ「で…何用でここに来た?」
暁「司令官のお世話をする為よ、今日の秘書艦って暁でしょ?」
デデデ「おぉー…そう言えばそうあった気がして来たZOY」
暁「だから何でも言いなさい!レディーがこなしてあげる!」
エスカルゴン「大丈夫でGESか?」
暁「大丈夫よ!子供扱いしないでよね!」
暁「司令官、何か欲しい物は無いの?」
デデデ「ワシは…飯が食いたいZOY!」
暁「ご飯ね!ちょっと待っててよ…」タッタッタ…
エスカルゴン「作れるんでGESかねえ?」
デデデ「知らんZOY」
ーーー数分後ーーー
暁「はい!作って来たわよ!」つカレー
デデデ「カレー…?」
エスカルゴン「こんな物頼んだ覚えは無いでGESよ!?」
暁「でも海軍ではこれが主流なのよ!ほら、食べてみて!」
デデデ「仕方ないZOY…あむ」パクッ
暁「どうかな?どうかな?」
デデデ「う~む…甘口で良い感じだZOY」モグモグ
暁「甘口かぁ…これでも随分辛くしたつもりなんだけどなぁ…」
エスカルゴン「お子様には辛さはまだ早かった様でGESな」
デデデ「ごくっ……確かに、コイツには大人の物はまだ早いZOY☆」
暁「むぅぅぅ!つ、次は絶対辛くしてやるんだから!」
デデデ「はっはっは、精々頑張るが良いZOY」
暁「今に見てなさいよねっ!」ビシィ!
デデデ「さてと…報告書も書き終わったし……寝るかZOY」
エスカルゴン「暁はもうご就寝でGESぞ」
暁「すぅ…マルサン…マル…マル…」zzz
デデデ「どはははは、やはりお子様だったかZOY」
エスカルゴン「寧ろ子供にしては良く耐えた方でGES」
デデデ「ではワシは寝るZOY…エスカルゴンも早く眠りにつくZOY」
エスカルゴン「了解でGES陛下、お休みなさい…」
バタン…
デデデ「あぁ…そろそろ…眠るか…ZOY……zzz」ガクッ
ーーーその頃、とある海域ーーー
「……状況は?」
「ええ、南西諸島海域の殆どが攻略されてしまったわ、残る城はここのみよ…」
「…そうッスか…彼奴ら…良くもあたしの多くの仲間を殺してくれたな…」
「…貴方は今やフラグシップ、そう簡単に負ける筈は無いと思うけど…慢心しないで」
「してないッスよ、慢心なんて…」
チ級(flagship)「あたしの心に溜まってる物は、憎しみだけですから」
ーーー次回予告ーーー
雷「マホロアの船もついに修復され、晴れてマホロアが仲間になったわ!」
電「新しい仲間を改めて歓迎する私達、お祝いをしようとしていた矢先に…緊急事態が起こったのです!」
暁「沖ノ島海域に強力な敵有力機動部隊が襲来して来たのよ!」
響「これに伴い私達は戦力を増強した上で奴らを迎撃する事に決定したよ」
雷「敵はとても強く、歯が立たない時もあったわ…でも、紆余曲折の末に最深部に辿り着いたの!」
暁「そこで私達を待っていたのは……見た事の無い金色のオーラを放つ、雷巡チ級だった…!」
電「と言う訳で…緊迫の次回は!」
作戦No7『沖ノ島海域での決戦!雷巡チ級の逆襲!』
雷「を、お楽しみに!」
電「勝てるのかな…私達…」
雷「大丈夫よ!司令官が居るじゃない!」
ーーー翌日ーーー
マホロア「ミンナァ!聞いてヨ聞いてヨォ!」
デデデ「何ZOY?」
吹雪「もしかして船が治ったの!?」
マホロア「そうなんダヨォ!ミンナがパーツを集めてくれたお陰でローアが元通り!」
卯月「それは良かったぴょんぴょーん!」
マホロア「コレカラはボクも戦えるヨォ!カービィと一緒にネェ!」
カービィ「ぽ~よ?」
デデデ「そうかそうか!カービィと一緒と言うのが気になるが…まあ良いZOY!」
宇宙船 ローアが仲間になった!
装備:マホロア カービィ ビーム発射機関
ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!!
卯月「うさっ!?何事ぴょん?!」
吹雪「緊急事態ね…!」
エスカルゴン「へ、陛下ー!」
デデデ「騒々しい!一体どうしたZOY!」
エスカルゴン「敵の強力な機動部隊が沖ノ島海域に襲来したでGES!」
デデデ「何ーっ?!それは真かZOY!?」
エスカルゴン「先ほど球磨と多摩が送った偵察機が補足したでGES、これは本格的にヤバいでGESよ!」
デデデ「ひ、一先ず作戦会議だZOY!」
ーーー司令室ーーー
デデデ「…して、状況は?」
球磨「クマッ、敵は大量の艦隊を率いて沖ノ島海域を襲撃したクマ」
デデデ「大量か…となると、重要なのは将軍を叩く事かZOY…」
多摩「それに…見た事の無い深海棲艦も確認出来たにゃ」
エスカルゴン「う~む…これは入念な対策が必要そうでGESな」
デデデ「…艦隊を二つ同時に出撃させるのはどうだZOY?」
エスカルゴン「何考えてんでGESか!そうしたらこっちの警備が手薄ninarudeGESょうが!!」
と、ここで一旦休憩します。
2時間後くらいに書けたらなと思っています…意見とかあったらどうぞです。
>>291の最後、平仮名で書いてたつもりが…
×エスカルゴン「何考えてんでGESか!そうしたらこっちの警備が手薄ninarudeGESょうが!!」
○エスカルゴン「何考えてんでGESか!そうしたらこっちの警備が手薄になるでGESょうが!!」
デデデ「大丈夫だ、こっちにはそれなりに艦娘もいる…それに足りない分は建造で補えば良いZOY」
エスカルゴン「建造…建造と言えば!さっき上の人から『大型建造』の許可が出されたでGESよ」
デデデ「大型建造?何だか前の予告でそのような単語を口走った様な気がするZOY」
エスカルゴン「簡単に言えば資材を沢山使ってレアな艦艇を作り上げる方法でGES、開発資材や高速建造材もかなり使うでGESよ」
デデデ「ほう、それは何とも面白そうな建造だZOY」
エスカルゴン「どうするでGES?建造してから行くでGESか?」
デデデ「ふむ…」
吹雪「どうしますか?」
デデデ「…まずは、敵情視察が先だZOY、第一艦隊で出撃し、敵の情勢を探るZOY」
卯月「詳しい作戦は後で立てるってことだぴょんね!」
デデデ「では…第一艦隊よ!出撃せい!」
ヲ級「…分かった、行ってくる」
金剛「敵の様子を探ってくるデース!」
ーーー沖ノ島海域ーーー
WORLD 2-4 Okinoshima waters
金剛「えーと…取りあえず渡された方角探知機を…プッシュ!」ポチッ
方角探知機(E)
瑞鳳「東?」
北上「何かあるかもねー」
金剛「早速進みまショウ!」
ごめん…風呂入ってくる…gdgdでごめん…
気持ちよかったー…あ、続き書きます。
ーーーーーー
リ級「……」
イ級「ダ、大丈夫ナンデスカネ…?」
リ級「…分からないわ、だけど…チ級の復讐を達成しないと」
ヌ級「そうでゴワス!チ級はんの復讐は絶対成功させるでゴワス!」
ロ級(elite)「ソウダ!皆デ成功サセテヤルンダ!」
金剛「敵影確認…わりと普通デスねー」
比叡「油断しないでお姉様、何が起きるか分からないから…」
ヲ級「…航空戦、行くよ…」
瑞鳳「オッケー!」
航空戦、開始!
ゴォォォォォォ……
ドガァァン!!!
イ級「ウワッ!!」大破!
リ級「くっ…」小破!
ロ級「ウグッ…」中破!
ヌ級「あわわわわわわ」大破!
瑞鳳「あらー…?余裕っぽい?」
金剛「まあ最初はそんな物ですヨー」
北上「気にせずやっちゃいましょー」
ーーー数十分後ーーー
リ級「」キュー
イ級「」キュー
ロ級「」キュー
ヌ級「」キュー
比叡「…ちょっと苦戦しましたね…」
金剛「デスね…まあ気にせず進みまショウ」
チ級「…ふむ、偵察としてやってきたッスか…舐められた物ッスね」
ヘ級「ドウシマショウ?」
チ級「…水上打撃艦隊の下へと案内するッスよ…」
ヘ級「了解デス!」
金剛「再び方角探知機をプッシュデース!」ポチッ
方角探知機(NE)ギギ…
比叡「そこに行ってみましょう!」
ーーーーーー
ル級「…」
リ級(別個体)「聞いた?チ級が私達の所に敵偵察部隊を引き込むみたいよ」
ル級「そう、じゃあ…お持て成ししなくちゃね…たっぷりと」
リ級「…そうね、ちょっと揶揄ってやりましょうか」
金剛「敵影確認!今度は手強そうデース!」
大井「皆さん!気を付けて行きましょう!」
北上「もちよっ!」
ーーー数十分後ーーー
金剛「さ…流石にキツくなって来たデース…」中破!
比叡「こ、これは準備を整えないと無理かもしれないです…!」中破
瑞鳳「い、一旦戻りましょう!」大破!
ヲ級「ヲッ…」中破!
ザザァ……
ル級「ふっふふ…逃げて行くわよ?」
リ級「作戦成功ですっ!」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「どうだったかZOY?……って言わなくても分かるか」
金剛「ハイ…やっぱり準備を整えてからじゃないとキツいと思いマース」
エスカルゴン「やっぱりでGESな…」
デデデ「エスカルゴン、何とか敵有力機動部隊を追い払う方法を考えるZOY」
エスカルゴン「てゆーか、主力はやられちまったでGESよ?バケツ使わなきゃ」
デデデ「デデデ海軍最大のピンチZOY…!」
エスカルゴン「…こうなりゃ大型建造でGESな」
デデデ「大型建造か…そこからは何が出てくるZOY!?」
エスカルゴン「さっき言った様にレアな艦艇…装甲空母や強襲揚陸艦などが手に入るでGES」
デデデ「ほほう!ならば早速手配せい!」
エスカルゴン「それでは工廠へ…」
暁「暁達も手伝うわ!」
エスカルゴン「あ!昨日の夜お眠ちゃんだった暁じゃないでGESか!」
暁「だーかーらー!子供扱いしないでよ!ぷんぷん!」
電「私達も…大型建造と言うのを見てみたいのです」
響「司令官…良いかな?」
デデデ「…良かろう、だが見るだけだZOY」
暁「ちょ、ちょっと電!暁も大型建造やってみたいのに!!」
エスカルゴン「お子ちゃまは大人しく装備開発でもしてるでGESよ~」
暁「…ぷんっ!」プイッ
ーーー工廠ーーー
デデデ「大型建造と言うのはどの様にして行うZOY?」
エスカルゴン「基本的には普通の建造と大差無いでGES、ただ使う資源が3桁から4桁に増えただけでGESね」
雷「今の資源ってどうなってたかしら?」
デデデ「あ~…確か…」
現在の資源
燃料:8800鋼材:7300
弾薬:8700ボーキ:9600
デデデ「こんな感じだったZOY」
エスカルゴン「それなら多少無理しても大丈夫そうでGESな」
すいません…寝てしまいました
デデデ「高速建造材と開発資材は……どれ位溜まっていたかZOY?」
エスカルゴン「最近あんまり建造とかしてなかったでGESからなあ…有り余ってると思うでGESよ」
高速建造材:79 開発資材:130
デデデ「…何だか前見た時よりもインフラしている様な気がするZOY」
マルク「気にしたら負けなのサ」
エスカルゴン「マルク!?何時からそこにいたでGESか!」
マルク「ちょっと暇だったからぶらついてただけなのサ」
暁「あの…い、一緒に建造のお手伝いしない?」
マルク「ふん、ボクはそんな下請けを引き受ける様な人間じゃないのサ」
雷「お願いよ!一緒に見てくれるだけでも良いから!」
マルク「断るのサ」
電「あぅ…そんなに酷く言わなくても…」
おはよう
無理しないようにー
マルク「じゃあ…用が済んだならボクは別の所に行かせてもらうのサ!」
スタスタスタ……
雷「…感じ悪いわねー」
エスカルゴン「ああいう奴は放っておいて…大型建造を始めるでGESよ」
デデデ「大型建造にも何かレシピがあるのかZOY?」
エスカルゴン「あるでGESよ、例えば…」
低燃費なお手軽レシピ(注*これらのレシピは他の人が発見したレシピです)
燃料:1500鋼材:2000
弾薬:1500ボーキ:1000
エスカルゴン「割と手頃な資源で戦艦が出せるこのレシピとか」
デデデ「ほ~う」
エスカルゴン「それと…装甲空母を狙うレシピとか」
装甲空母こいこいレシピ
燃料:4000鋼材:5000
弾薬:2000ボーキ:7000
デデデ「うわぉ…これは結構削られるZOY」
エスカルゴン「出来る事なら一発で引き当てたいでGESな」
>>305
お気遣いありがとうございます。
このssは前置きにも書いた通り長くなる可能性があるので、気長に楽しんで下されば…
エスカルゴン「陛下はどのレシピに挑戦するでGESか?」
デデデ「…装甲空母と言うのが気になる、ここは…思い切って装甲空母のレシピに挑戦だZOY!」
エスカルゴン「ほほう、ならば尚更一発で引き当てなくては…」
デデデ「では…倍プッシュだZOY…!!」ピッ
エスカルゴン「意味わかんねーよ」
その時、部屋に居る陛下達に電流走る…!
ドック<06:40:00 ピッ♪
デデデ「何?6時間…40分…?」
エスカルゴン「えーとその建造時間で出てくる艦娘は……おおこりゃたまげた!」
デデデ「な、何が出るZOY?」
エスカルゴン「まさか一発で装甲空母を引き当てるなんて…瑞鳳の時と良い、陛下って建造運が高いでGESな~!」
暁「えぇ!?それって結構出にくいって聞いたけど…!?」
デデデ「ど…どはははは!偉大なるワシの魅力が成せる技だZOY!」
雷「流石司令官ね!」
エスカルゴン「で…高速建造材使う?」
デデデ「使うに決まっているZOY…!おーい…!」
妖精さん「がってんだー!」
ボォォォォォォォ!!!!!
<コレカラマイニチマイクチェックシヨウゼェ?
デデデ「エスカルゴン、貴様また終了お知らせの音を変えたな?」
エスカルゴン「こういう事しないと続かないでGESから」
響「さて…誰が出て来るのかな」
暁「…どきどき」
大鳳「そう、私が大鳳です…出迎え、ありがとう御座います」
電「か、カッコいいのです!」
デデデ「おぉ!!そこはかとなく強そうだZOY!!」
暁「大人のレディーの風格ね…!」
大鳳「はい!提督の機動部隊に勝利を齎してみせます!」
デデデ「でぇはははは!ワシは最高に運が良いZOY!!」
エスカルゴン「…これ、周りの資材溶かしてる提督涙目だろうなぁ」
装甲空母 大鳳が仲間になった!
装備:零式艦戦62型(艦爆) 彗星 天山
デデデ「では…ううむ、どうしようか」
エスカルゴン「取りあえず第一艦隊に大井と入れ替える形でぶち込んどいて…」
大鳳「了解しました!」
エスカルゴン「後はどうするでGES?資材はこれ位残ってるでGESが」
現在の資材
燃料:4800鋼材:2300
弾薬:6700ボーキ:2600
デデデ「ふむ…後一回くらいは大丈夫かZOY」
エスカルゴン「では…最初に紹介したレシピで行くでGESよ」
デデデ「では…ダウンロードだZOY!」
ドック1<04:00:00 ピッ
エスカルゴン「金剛型でGESな」
デデデ「無論、高速建造材を使うZOY」
妖精「まいどー」
ボォォォォォォォ!!
チーン♪
デデデ「これ…音を変えてるんじゃなくて追加された音がランダムで鳴らされているだけかZOY」
エスカルゴン「あぁー…そうかも、私にもよく分からないでGES」
榛名「榛名、着任しました!宜しくお願いします!」
デデデ「ふむ、コイツも金剛型か」
榛名「はい!」
デデデ「では…どうするか…」
エスカルゴン「榛名は…第二艦隊にぶっ込むか」
榛名「了解しましたっ!」
エスカルゴン「そろそろ出撃するでGESか?」
デデデ「そうだな…細かく編成してから行くかZOY」
電「か、勝てると良いんだけど…」
ーーー数十分後ーーー
デデデ「ふう…編成はこんな感じかZOY」
第一デデデ海軍艦隊
旗艦:ヲ級
瑞鳳
金剛
比叡
北上
大鳳
第二デデデ海軍艦隊
旗艦:摩耶
榛名
雷
電
暁
響
マホロア「チョット!ボクを忘れてもらっちゃ困るヨォ!」
デデデ「忘れていないZOY…お前は後から来るZOY」
マホロア「ナ…ナンデ?」
デデデ「…隠し球は最後まで取っておく物だZOY」
マホロア「…ソッカァ!ウンウン、分かってるヨォ!」
デデデ「ではマホロアはローアでマルクとカービィを連れて後から来るZOY」
マホロア「了解ダヨォ!」
デデデ「…では!本格的に沖ノ島海域に挑むZOY!!」
金剛「次は絶対に勝ってみせるデース!」
瑞鳳「修理も補給もしたし…異常無しよ!」
ヲ級「ヲ…」
デデデ「では…デデデ海軍!最後の聖戦を制し、凱旋するZOY!!」
エスカルゴン「いや別に最後でも聖戦でも無いけどね」
ーーー沖ノ島海域ーーー
WORLD 2-FINAL The Revenge Of Chi Class TorpedoCruiser
リ級「…チ級、奴らがまたやって来たわ、今度は本気で来るみたいよ」
チ級「……そうか、ならばこちらも全力で相手するッスよ」
リ級「…御意」
デデデ「まずは…方角探知機を押すZOY!」
方角探知機(E)ピッ
金剛「東デスかー」
デデデ「では…東に向かうZOY!!」
ーーーーーー
リ級(elite)「またやって来たの?しょうがない子ね…」
ヌ級「さっきはやられたでゴワスが、今度はそうはいかないでゴワス!」
イ級「ヤラレテタマルカヨ!」
金剛「敵影確認!さっきの奴と同じデース!」
エスカルゴン「今度は同じとは限らないでGESよ!」
大鳳「注意して行きましょう…!」
ーーー(また省略するぜ☆)数十分後ーーー
金剛「何とか倒せましたネー」
比叡「特に危なげもなく…良い事です」
瑞鳳「これでまた北東の方に吸い寄せられなきゃ良いけど…」
デデデ「そうなる前に方角探知機を押すZOY!!」ポチッ!
方角探知機(E)ピッ
金剛「お、今度は東だから大丈夫デスネー!」
比叡「では!気合入れて進撃しましょう!」
ーーー資源ポイントーーー
エスカルゴン「ここは資源ポイントでGESね」
金剛「燃料が沢山ありますネー!」
デデデ「まあ拾っておくZOY」
大鳳「け、結構重いですね…」
ーーーその頃、最深部ではーーー
チ級「…東の方に行ってしまった、地球重力制御員は何をしていたんスか?」
リ級「いや…分からないわ、途中で沈められたのかもしれないし…」
チ級「…チッ」
リ級「……それ、駄洒落?」
ーーーーーー
デデデ「南に進んだが…何が出てくるZOY?」
ザザァ…
ル級「…来たわね」
ト級(elite)「アア、ココデ沈メテヤロウ!」
リ級(elite)「絶対に負けるもんですか!」
ロ級「オー!」
瑞鳳「うわっ…キツそう…」
ヲ級「…最初の航空戦でどれだけ落せるかが鍵になってくる…」
大鳳「大丈夫ですよ!私達が居るもの!」
デデデ「そうか…彼奴らを蹴散らせい!!」
ヲ級「了解」
航空戦、開始!
瑞鳳「お仕事の時間よ!行って来なさいっ!」ビシュ!
大鳳「最新鋭の装甲空母の戦い、見せてあげる!」カチッ…ビシュッ!!
ヲ級「ヲ…艦載機発艦、奴らを撃滅して」ヴヴン…
ゴォォォォォォォォ……
ドガァァァァン!!!
ト級「オウフ…」小破!
リ級「くっ!」小破!
ル級「…~♪」
ロ級「ぬわーッ!」撃沈!
比叡「一隻撃沈ですっ!」
エスカルゴン「…戦艦が余裕ぶっこいてるでGESな」
デデデ「おのれぇ…!総力を上げてあの戦艦を沈めるZOY!」
金剛「了解デース!」
エスカルゴン「良いでGESか?目的はあくまでもこの海域に襲来した機動部隊の主力を叩く事!」
エスカルゴン「無理に夜戦をせず、消費を抑えるでGESよ!」
北上「はいはーい」
金剛「ハーイ!昼のうちに叩きマース!」
休憩を取ってきます…また二時間後くらいに書きます。
金剛「これでも喰らうデース!」ドーン!!
ル級「痛っ!」小破!
比叡「当たってーっ!」ドーン!!
ル級「痛いっ!痛いじゃない!」中破!
北上「えーと…アタシはー…これっ!」ドン!!
ト級「ウグッ!!」大破!
大鳳「艦載機、発艦です!」ビシュッ!
ゴォォォォォ…
ル級「くっ…!」ドォン!
ドガァァァァァン!!
大鳳「少し…撃ち落とされたか…けど!まだ残ってるわよ!!」
ドゴxンドゴォォン!!
ル級「あぁっ!」中破!
デデデ「でぇははははは!!流石大型建造で出て来た艦艇は強いZOY!!」
エスカルゴン「資材と運を大量にぶっ込んだ甲斐があったでGESなぁ!」
ル級「くっ…何時までもやられてばっかじゃないわよ!!」ドォォン!!
大鳳「きゃっ!?」ドガァァァン!!
デデデ「た、大鳳ー!!」
大鳳「ったた…でも、どう?この装甲!普通の空母だったら中破かもよ?」小破!
ル級「何ーっ!?」
瑞鳳「カッコいい…!」
エスカルゴン「あれが最新鋭の装甲空母の実力と言う訳でGESか…」
大鳳「強いのは私じゃなくて…艦載機のお陰よ!」
リ級「くっ…調子には乗らせないわよっ!」ドォン!!
ドガァァァン!!
ヲ級「っ…」小破!
瑞鳳「…!!艦載機の皆!!兎に角相手を沈めなさいっ!!」ビシュ!!
ゴォォォォォ……
ドガァァァァァン!!!
ル級「きゃぁ!!」大破!!
デデデ「ほー…大破させたか!」
瑞鳳「ふふっ!」
エスカルゴン「…さて、どうするでGES?」
デデデ「ここまで追い込めば良い頃合いだろう…無視して進むZOY」
ヲ級「了解…続いて」
ザザァ……
ル級「あいつら~…こてんぱんに伸すだけ伸して進んで行きやがって…!」
リ級「口調、口調が壊れてるわよ!」
チ級「ぐっ…本気だと…ここまで…!?」
リ級「ま、まだ大丈夫よ!あっちには…戦艦と空母のフラグシップが居るもの!」
ヌ級「そうダスよ!あのお方達ならきっと彼奴らをケチョンケチョンにしてくれるダス!」
ニ級「三度目ノ正直ッテ奴ダゼ!」
チ級「……そうだと良いッスが…」
ーーーーーー
ル級(flagship)「…来たわね」
ヲ級(別個体のflagship)「…うん、何としてでも迎撃する」
ヲ級「敵影確認、フラグシップクラスが二隻鎮座している」
デデデ「フラグシップ?最終進化系の事かZOY?」
ヲ級「そう、艦娘での改二にあたる」
北上「二隻だけがまるでRPGのボスの様に待ち構えていた…それだけ自信があるって事?」
エスカルゴン「その可能性が高いでGES、兎に角気をつけるでGESよ!」
デデデ「何!航空戦で落せば問題ないZOY!!」
エスカルゴン「落せると良いでGESが…」
航空戦、開始!
ヲ級「艦載機、出て」ヴン!
瑞鳳「出来るだけで良いから傷をつけて!」ビシュ!!
大鳳「行って来て!」ガチッ…ビシュッ!!
ヲ級「……全て…撃ち落とせ…!」ヴン!!ヴン!!
北上「ちょ、艦載機の数多っ!?」
ゴォォォォォォ……
ドゴォォォォン!!!
瑞鳳「うひゃぁっ!」小破!
金剛「くっ…ラヴは、沈まないデース!!」小破!
比叡「ひえーっ!…なんて、言ってる場合じゃないよね…!」小破!
ヲ級「くっ…」小破!
ル級「大丈夫?」小破!
ヲ級「…大丈夫、作戦には支障がない」
ル級「そう…なら、行けるわね」
砲雷撃戦、開始!
金剛「二隻だけだから…少しは気が楽デース!」ドォォン!!
ル級「当てさせるもんですか」ドォン!!
ドゴォォォン!!
瑞鳳「た、弾が相殺した…!」
金剛「…少しはやるようデスね」
ル級「…」ドヤッ
比叡「隙あり!ですっ!!」ドォォン!!
ドガァァァン!!
ル級「…チッ」中破!
大鳳「あら…?これ、楽に行けそうかしら?」
エスカルゴン「まあ二隻しか居ないでGESからねぇ…」
ゴォォォォォォォ……
ドガァァァァァァァン!!!!
大鳳「ひぃっ!?」ビクゥッ!!
エスカルゴン「只の味方の砲弾の爆発音でGESよ!」
大鳳「ご、ごめんなさい!爆発だけは…怖くって…」
エスカルゴン「…まあ、それなら仕方無いでGESな、敵が怖い訳でもなさそうだし」
ル級「…てやっ!!」ドォォン!!
ヲ級「ぐっ!」中破!
デデデ「ヲーちゃーーん!!!」
ヲ級「だ、大丈夫…まだ、やれる」
エスカルゴン「やはりフラグシップはキツいでGESな…!」
デデデ「ぐぬぬぬ…!どうするZOY…!?」
「あなた達、おっそーい!」
デデデ「!?誰ZOY!!」
大鳳「新手!?」
ゴポポポポポ……
ドバァァァァァァァァン!!!
ル級「っ!?」大破!!
ヲ級「ル級!」
金剛「魚雷…?」
比叡「もしかして支援…!?」
ドン!!
ドガァァァァァン!!!
ヲ級「ぐっ…!」中破!
瑞鳳「ふ、フラグシップを二隻手負いにした…!?一体誰なの!?」
「……」
エスカルゴン「お前は誰でGESか!何故ここに来たでGES!?」
「あなた達を助けに来たの!」
比叡「やっぱり支援艦艇でしたか!けど…なんで?」
「あなた達がここにやって来た敵の機動部隊を叩くと言うニュースを聞いてやって来たんだよ!」
エスカルゴン「とにかく名を名乗れでGES!」
北上「確か…聞いた事がある」
デデデ「何ZOYそれは!」
北上「量産を目的に作られた最速の艦艇、しかし…一隻しか製造されなかった駆逐艦…その名も!」
島風「島風型駆逐艦1番艦、島風だよっ!」
と、ここで一旦休憩を挟みます、島風が登場した事により熱い展開になりそうな予感…!
あ、またもや二時間後位に書きます
エスカルゴン「駆逐艦!?駆逐艦のくせに戦艦と空母、しかも最強クラスの奴を手負いにするなんてただ者じゃないでGESな!?」
島風「にひっ!だって早いもん!」
比叡「いや…それじゃ理由にならない気が…」
ル級「おのれ…よくもやってくれたわね!?」
ヲ級「このままじゃ終わらない…!」
デデデ「大人しく諦めるZOY!」
エスカルゴン「そうでGES!今のお前らじゃ勝率0%でGESよ!」
ル級「ぐぅ…!」
金剛「どうするデース?」
デデデ「放っておいて次に進むZOY」
ル級「まだだ…まだ…終わらんよっ!!」ドォン!!!
ドゴォォォォン!!!
瑞鳳「うっ…!?」中破!
ヲ級「瑞鳳…っ!」
瑞鳳「くっ…やられたわ…中破で済んだのが奇跡ね…」
デデデ「…そのままやられたふりをすれば生きていられたものを…残念だZOY!!!」
エスカルゴン「金剛!比叡!一人残らず撃滅でGES!!」
金剛「YES!殺ってやるネー!!」ドォン!!
比叡「頑張るから!見捨てないでぇーっ!!」ドォン!!
ドガァァァァァァン!!!!
ル級「うわぁぁぁ…っ!!」撃沈!
ヲ級「う……また…沈むの…」撃沈!
エスカルゴン「…なんだかあっさりしてる様な…」
デデデ「気にするな!」
ーーーーーー
リ級「チ級…フラグシップの戦艦と空母が倒されてしまったわ…」
チ級「…」
ヌ級「ど…どーするダスか!?」
チ級(…ここまでか……だが、やむを得まい…)
チ級「沖ノ島海域に潜伏している全艦隊に次ぐ!直ちにこの海域の制海権を破棄し、この海域から撤退せよ!」
リ級「ちょ、チ級!?」
ニ級「何考エテンダヨ!?」
チ級「…こうする他無いッス」
ヌ級「でも!まだやれる筈ダスよ!!」
『全艦隊の撤退開始を確認』ピーピー
リ級「…皆…何で…」
チ級「さあ……次はあんた達の番ッス」
ニ級「…」
リ級「…」ギリッ
リ級「…その命令は聞けないわ」
チ級「何?」
ニ級「オ前ダケ置イテ逃ゲルヨウナ真似ハシタクネエ!!」
チ級「…死ぬよ?」
リ級「ふん、それを承知で来てるもの…戦場で果てるなら悔いは無いわ」
ヌ級「そうダスよ!もし逃げるにしても、まず艦娘共をギャフンと言わせてそれから皆で逃げるダス!!」
チ級「……」
ニ級「チ級!!」
チ級「…この死に損ないが、勝手にすれば良いッスよ」
リ級「…ええ、勝手に最後まで付き合わせて貰うわよ」
ヌ級「そうダス!皆で行けば…艦娘共もギャフンと言わせるだけじゃなく…白旗も上げさせる事だって!」
ニ級「ソウダソウダ!俺達ナラキット出来ル!」
チ級(…ごめん、皆…)
ーーー沖ノ島海域 最深部ーーー
デデデ「ついにここまで来れたか…こうなればワシらだけでここの連中を撃滅するZOY!!」
エスカルゴン「ここまで来たからには失敗は許されないでGESぞ!」
飯食ってくる、もうちょっと待っててネ。
ヲ級「敵影確認、これは…!」
リ級(elite)「さ…カーニバルの始まりよっ!」
ニ級(elite)「ブットバシテヤルヨ!!」
ヌ級(elite)「さあ!掛かってくるダスよ!!」
チ級(flagship)「……」
エスカルゴン「見た所異常はないでGESな、ただ…雷巡クラスの奴が黄金のオーラを放っているでGESな」
デデデ「あれは…鎮守府海域のどこかで戦った奴と同一人物だZOY!!」
大鳳「え?どうして分かるの?」
デデデ「…何となくだが、そんな気がするZOY」
ヲ級「ヲ…とりあえず、航空戦を開始する」
デデデ「…やってしまうZOY!!」
航空戦、開始!
ヲ級「ここで…何とか勝ってみせる」ヴン!!
大鳳「皆、行って来て下さい!」ジャキッ…ビシュッ!
ヌ級「ウボァーーー!!!」ビシュビシュビシュ!
リ級「死んだような声出さないの!」
ゴォォォォォォォォォォ……
ドガァァァァン!!!
リ級「あっ…」小破!
ニ級「イテテ…」小破!
北上「ありゃー!」小破!
エスカルゴン「…何とか行けるでGESな」
デデデ「砲雷撃戦、用意だZOY!!」
砲雷撃戦、開始!
金剛「これでも喰らうデース!」ドォン!!!
ドガァァァァァァァン!!!
ヌ級「なんの!」小破!
金剛「えー!戦艦の一撃を耐える軽空母とか聞いた事無いデース!」
島風「私には誰も追いつけないよっ!」ドン!!
チ級「…今のあたしには、駆逐艦の攻撃等痒みにすらならないッスよ」
島風「むぅ…」
比叡「気会い入れて!砲撃ですっ!!」ドォォン!!!
リ級「うぅっ!」中破!
チ級「…喰らえ!!」ドォン!!
大鳳「ひゃぁっ!?か、火力も強い…!」中破!
エスカルゴン「雷撃されたらキツいでGES!」
ヲ級「ヲ…そうはさせない!」ヴン!!
ゴォォォォォ…
ドガァァァァン!!
ニ級「ウグ…俺ハモウ駄目ダ…スマナイ…」撃沈!
チ級「…っ!」
リ級「……っく!!」ドォン!!
北上「うわわっ!?装甲は紙なんだってばぁ!!」中破!
チ級「そらよっ!!」ボシュッ!!
デデデ「ぎょぎょ!?魚雷が発射されたZOY!!」
エスカルゴン「総員、防御体制に入るでGES!!」
ドバァァァァァァァン!!!!
金剛「ノーーッ!!提督ゥーッ!!」大破!
エスカルゴン「い…一撃で大破でGESと!?」
デデデ「ヤバいZOY!!」
「オラオラァ!!そこを退きなザコ共ォ!!!」
エスカルゴン「こ…この声は!?」
デデデ「ま…まさか!?」
マルク「マルク様達のお通りだぜェ!!」ヒャッハー
マホロア「ミンナ!助けに来たヨォ!」
カービィ「ぽーよ!」
瑞鳳「マホロアちゃん!」
デデデ「マルク…何だか性格が変わっている様な…」
マルク「オレ様は今最ッ高にサイコな状態なンだよォ!!!」
マホロア「エエトネェ…戦いって聞いたら性格が豹変しちゃって…」
比叡「ああ…二重人格って奴ですか…」
マルク「と言う訳だァ!!叩き潰れろザコ共ォ!!!」バシュバシュッ!!
ドガァァァァン!!!
ドガァァァァァン!!
リ級「きゃぁっ!」大破!
ヌ級「ぐおぉぉぉっ!!!」大破!!
エスカルゴン「おお!これは凄い!」
チ級「ぐ…!」
リ級「ごめんなさい…ちょっと戦えそうにないわ…」
ヌ級「すまねぇダス…っ!最後まで付き合えそうにねぇ…!」
チ級「……いや、構わないッス…寧ろ…安心しているッスよ」
リ級「…どうしてかしら?」
チ級「……手負いの奴を守らずに済むからね…」
リ級「………そう」
チ級「じゃあ…逃げるならさっさと逃げろッス」
リ級「……ごめんね」
ヌ級「絶対…絶対生きて帰ってくるダスよ!!」
ザザァ……
チ級(…ごめん、それは出来そうにない…)
デデデ「貴様…一体どういうつもりだZOY?」
チ級「…どういうつもりとは?」
エスカルゴン「どうして手負いの仲間を突き放して逃がさせたんでGESか?」
チ級「……私には死ぬ覚悟があるッス、私に最後まで着いて行くと言ったリ級達と同じ様に…」
比叡「…死ぬ覚悟…か…」
マルク「ンな小難しい話されてもよォ…つまり何が言いたいンだ?」
チ級「…何が言いたいか…か」
チ級「私は、私で無くなったとしても…お前達に復讐がしたい、それだけッス…」
マホロア「…デモ、自分一人で背負い込んでも…あの子達は喜ばないんじゃないカナァ?」
チ級「これはあくまでもあたしの自己満足、ただお前達を倒せれば良い…」
デデデ「そうか…だが、お前一人では何も出来ないだろう?」
島風「そうだよ!」
チ級「…残念だったッスね、あたしには秘策がある」
マホロア「秘策?」
チ級「今はそんな事はどうでも良いッス…さあ、早く続きを始めるッスよ」
金剛「ったた…戦うしか無いようデスねー」
マホロア「デデデ、ここはボクも戦うヨォ」
エスカルゴン「勝てそうでGESか?」
マホロア「大丈夫、ローアにはバリアを張る機能もアルし…それに浮遊してるカラ魚雷は効かないヨォ」
エスカルゴン「それは少しズルいでGESな…もしも危なくなった時に出て来てくれれば十分でGES」
マホロア「分かったヨォ!」
エスカルゴン「では…続きを始めるでGES!!」
大鳳「い、今までに無い長い戦いね…けど、負けないわよ!」
戦闘再開!
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=_6532pt0eDg(VS.メタナイト)
チ級「勝負だっ!デデデ海軍!!」
デデデ「望む所だZOY!!」
比叡「これでも喰らえっ!」ドォォン!!!
ボガァァン!!
チ級「チッ…!」小破!
比叡「えっ…戦艦の威力を叩き付けても小破…?」
チ級「それっ!」ボシュッ!!
ボガァァァァァァァン!!!!
比叡「……」大破!
エスカルゴン「あわわわわわ…二隻も大破されたでGESよ!?」
デデデ「ぐぬぬぬ…!」
大鳳「私にお任せを!」バシュッ!!
ゴォォォォォォォ……
チ級「…艦載機?」
ドガァァァァァァァン!!!!
チ級「ぐっ…!」中破!
エスカルゴン「よし!これで奴は魚雷を発射出来ないでGES!」
北上「さーてっ!追い込みますよっ!」ドン!!
島風「ラジャー!」ドン!!
チ級「っ!」中破!
マホロア「良いヨォ!その調子!」
チ級「くそ…!」
ヲ級「…どうするの?あの子達を追いかけるなら…今のうちだよ」
チ級「…あたしは…死ぬ覚悟があると言った…!だから逃げはしない!」
デデデ「そうか…ならば仕方が無いZOY、ヲ級!」
ヲ級「…了解」ヴン!!
チ級「…!」ギリッ
ヲ級「…ごめん、チ級」
ドガァァァァァァン!!!!
チ級「ーーーーーっ……」撃沈!!
エスカルゴン「…雷巡チ級フラグシップ、撃沈…」
マルク「あ~あ、我慢してみてたけど…結局ボクの活躍が見せられなかったのサ」
マホロア「あ、戻ったんダネェ」
金剛「まあ…終わりよければ全て良し、という訳デスし…」
瑞鳳「そろそろ帰投…」
『まだだ…』
大鳳「!?」
ヲ級「…!?」
『あたしはまだ…終わる訳には……行かない!!!』
エスカルゴン「そんな馬鹿な!?撃沈した筈でGES!!」
『用意した秘策を出さずに…終われるかぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』
ピカッ!!!
デデデ「うぉー眩しいー!」
大鳳「ま、まだ戦うと言うの…!?」
ーーーーーー
カービィ「ぽ…ぽよ…」
瑞鳳「光が…収まったみたいね…」
デデデ「ったく…一体何だったんだZOY………!?」
チ級「グォォォォォ!!!!!」
ヲ級「チ級……なの…?」
エスカルゴン「が…骸骨の様な異形と化してる…!?」
チ級『…艦娘共、私は…ここまで捨てたぞ…!』
北上「ぐっ…ちょっと早いラスボスって事ね…!」
エスカルゴン「ど…どうするでGES!?こっちにはマトモに戦える奴が居なくなっちまったでGESよ!?」
大鳳「いやいやいやいや!!まだ誰も沈んでいませんからっ!!」
チ級『終わりだ…艦娘共…いや、デデデ海軍!!』
デデデ「くそー!万事休すかZOY…!」
チ級「グォォォォォッ!!」ボシュッ!!
ヲ級「!魚雷が発射された!今この状態で受けてしまうと…!」
マルク「おやおや、これ本格的に不味いんじゃないの~?」
マホロア「…」
ゴボボボ…
ヲ級「!金剛に接近している!」
瑞鳳「止めを刺すつもり!?」
金剛「イ…イヤ…!沈みたくないデース!」
マホロア「カービィ!!吸い込みダヨォ!!」
エスカルゴン「えぇっ!?」
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=x2XBHvYyKeA&list=PL2EFDDE96F9887EA0
カービィ「ぽよっ!!すぉぉぉぉぉぉぉ…っ!」ゴォォォォォォォォォォ!!!
金剛「アワワワワワ!?」
チ級『何ぃ!?』
エスカルゴン「ぎょ…魚雷が吸い込まれて行く…!」
ゴクンッ
カービィ「…ぽよっ!!」
金剛「た…助かったデース…ありがとうネ!」
瑞鳳「カービィちゃんってこんな得意技隠してたのね?」
マホロア「カービィの真髄はまだそんな物じゃないヨォ!!」
カービィ「ぽよっ…!」ピカァァァァァァ!
島風「か…カービィまで光ってる…!?」
カービィ「ぽよっ!!」パァァァァァ…
比叡「姿が変わった!?」
マホロア「ヤッタヨォ!あれぞ…!」
「トーピードカービィだ!」
金剛「トーピード…カービィ…?」
デデデ「き…貴様はメタナイト!?」
エスカルゴン「何時からそこに居たでGESか!?」
メタナイト「カービィの成長を見極めるため…カスタマーサービスに転送してもらった」
エスカルゴン「カスタマーめぇ!よくも余計な事を…わどぶっ!?」バシッ!!
デデデ「でぇはははははは!!これで奴を討伐だZOY!!」
北上「何か恐ろしい程ご都合主義な展開だけど…これで勝てる!!」
ヲ級「…!」
カービィ『魚雷発射っ!!』バシュ!!バシュ!!
ドガァァァン!!ドゴォォォン!!
チ級「グゥゥゥゥ…!!」小破!
大鳳「効いている…!」
チ級『……ちぃっ!!』ドン!!
カービィ「ぽよっ!!」
マホロア「カービィ!」
カービィ「ぽよ…ぽよっ!!」タッタッタッ!!
チ級「…グルゥゥゥ!!」バスッ!!バスッ!!バスッ!!
カービィ「ぽよっ!!!」ボシュ!!ボシュッ!!ボシュッ!!
ドゴォォォォン!!!!
比叡「す…凄い戦いです!」
メタナイト「カービィ!敵の撃ち漏らしに入れろ!!」
カービィ「ぽよっ!」ボシュッ!!ボシュッ!!ボシュッ!!ボシュッ!!
チ級『くっ…!』バスッ!!バスッ!!バスッ!!
カービィ「ぽよ!!」ボシュッ!!
チ級『っ!?』
ドガァァァン!!!
チ級『うぐぁぁぁぁぁっ!!』中破!
エスカルゴン「おぉ!!中破に追い込んだでGES!!」
デデデ「カービィ!!止めだZOY!!」
島風「行っけーっ!!」
カービィ「ぽよっ!!」ピョン!!
チ級『く…!』
カービィ『爆裂型…魚雷一斉掃射ぁっ!!!』ボシュボシュボシュボシュボシュッ!!!
チ級(…ふ…終わるのか…私も…)
ドゴォォォォォォォォォォン!!!!!
北上「っ…凄い衝撃…!」
カービィ「ぽよっ…ふぅ…」
チ級「グ…ウ……」撃沈!
エスカルゴン「やったでGES…今度こそ撃沈したでGES!!」
「「「「「やったぁぁっ!!」」」」」
マホロア「カービィ!キミはやっぱり強い星の戦士ダヨォ!」
カービィ「ぽよ!」
北上「強いねー!まるでアニメの主人公みたい!」
デデデ「カービィ、今日ばかりは感謝するZOY!」
カービィ「ぽよ!」
「う…うう…」
ヲ級「…?」
「…ここは…」
エスカルゴン「?お前誰でGESか?」
木曾「…木曾だ」
金剛「い…一体ここで何をしていたデース?」
木曾「…分からない、自分が何をしていたのかさえも…」
エスカルゴン「…またでGES、確か多摩のときもこんな感じだったでGESよね?」
比叡「深海棲艦…謎が深まるばかりですね…」
カービィ「ぽよ?」
デデデ「…そう言う話は帰ってからするZOY、ワシは腹が減って死にそうだZOY」
瑞鳳「あはは…提督はいつも通りね…」
北上「じゃあ…母港に帰投しますか!」
カービィ「ぽよっ!」
ーーーその頃、深海棲艦の根城ーーー
戦艦棲姫「…チ級がやられたのね…」
飛行場姫「そうみたいよぉ、残念ねぇ…あの子、とてもいい子だったんだけどぉ…」
戦艦棲姫「…霧の力を借りざるを得ないのかしら…」
飛行場姫「…悲しいけど、そうするしか無いわよねぇ」
戦艦棲姫「……生まれた時から、娘の様に手塩にかけて育てたのに…!」ギリッ
飛行場姫「……」
戦艦棲姫「見てなさい、デデデ海軍!私の力で必ずお前達を倒すっ!!」
飛行場姫「ふふ…それなら私に良い考えがあるの、聞いてくれるかしら…?」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
デデデ「只今帰投したZOY!!」
響「……司令官」
デデデ「分かっておる、海域は無事に攻略出来たZOY」
雷「やった…やったのね…!」
WORLD 2-FINAL The Revenge Of Chi Class TorpedoCruiser
南西諸島海域、征服完了!!
マホロア「今日はカービィが大活躍だったんダヨォ!ミンナにも見せたかったナァ!」
電「今日のお話はゆっくり聞くのです!」
暁「さ、皆疲れてるでしょ?食堂に行きましょ!」
金剛「デスね…!ああ…生きて帰れる事が、こんなにも素晴らしい事だなんて…!」
比叡「こんなに嬉しい事は…無い…!」
瑞鳳「早く行きましょー!」
大鳳「急速も大事ですよー!」
金剛「はいはい!今行くネー!」
ーーー次回予告ーーー
デデデ「海の暗殺者、潜水艦はでっかいZOY!今日はそれを保有する奴の元へと赴くZOY!」
エスカルゴン「成る程!サブマリンウォッチングでGESな!」
デデデ「もう一つの水の時計じゃなくて潜水艦の観察ZOY!」
エスカルゴン「いやだからそれを…!」
デデデ「ワシに届いたメールでは…ごにょごにょごにょ…」
エスカルゴン「ふんふん…えぇ!?『霧の艦隊』!?ソイツはまた面倒な事になりそうでGESなあ?」
デデデ「その艦艇を保有する人間に赴き、艦艇を徹底調査だZOY!!」
エスカルゴン「と言う訳で次回は!」
作戦No8『蒼き鋼、イ401、イオナ。急速潜航!』
エスカルゴン「をお届けするでGES!」
デデデ「霧の艦隊とは果たしてどの様な物なのか!?」
と言う訳で今日はここまで、なんか後半は勢いだけで書いた様な記憶が…
つまんなくなってしまったかもしれませんね…スイマセン
次回からアルペジオ勢が登場します。
アルペジオのキャラの口調に自信が無いので間違っていたら指摘して下さると助かります。
ちなみに設定はアニメ版の設定で行きます。
ではでは…お休みです。
更新遅れてすんません…今から書きます
ーーー沖ノ島海域攻略から数日後ーーー
エスカルゴン「あぁ~…サワヤカな朝でGESな~!」
デデデ「うむ!今日はゆっくり遊べるZOY!」
ヲ級「…ヲッ」
雷「今日は何をしましょうか?」
暁「暁としては演習がしたいわ!」
響「魚釣りも良いもんだよ?」
デデデ「うーむ…悩むZOY…」
ガチャ
任務娘「あのー…お楽しみの所大変申し訳ございませんが…」
デデデ「大淀かZOY、貴様がここに来るのは初めてだな」
電「『お楽しみの所大変申し訳ございませんが』って…何かあったのですか?」
任務娘「はい…実は、近くの観音崎沖に深海棲艦がやって来たんです」
エスカルゴン「またでGESか!?」
雷「何よもう!折角休めると思ったのに!」
任務娘「ですが…その主力艦隊の旗艦が、どうも既存のタイプではないみたいなんです…まるで、軽巡洋艦の様な…」
エスカルゴン「?どういう事でGES?」
任務娘「簡単に言えば、擬人化しない艦艇と言ったら分かりやすいでしょうか?」
デデデ「ローアの様な物かZOY?」
任務娘「その認識があるなら話は早いです、提督達にはその艦隊の迎撃を依頼したいのです」
雷「…オッケー!任せなさい!」
デデデ「して、その新しいタイプの深海棲艦、もしくはそれらが開発した兵器の詳細は?」
任務娘「全くのノーデータです」
暁「何も分からないって事じゃない!」
ヲ級「ヲ…ローアを連れて、カービィに敵の攻撃を吸い込ませた方が早い…」
響「…そうだね、よく分からない時はとりあえずマホロア達に任せよう」
エスカルゴン「んな弱点が分からない奴には物理で殴れば良いみたいな法則じゃないんだからもう…」
任務娘「すいません、お手数お掛けしますね…」
デデデ「では…各自準備ができたら出撃するZOY!」
電「おー!なのです!」
ーーー数十分後ーーー
デデデ「編成はこんな感じか…」
第一デデデ海軍艦隊
旗艦:ローア
暁
響
雷
電
木曾
デデデ「では…第一デデデ海軍艦隊、出撃だZOY!!」
マホロア「オォ!」
ーーー観音崎沖ーーー
WORLD Ex-1 Kannonzaki offing
デデデ「ふむ…ここが観音崎沖か…」
エスカルゴン「今までとは違う匂いがするでGES、警戒するでGESよ!」
マホロア「面舵一杯ダヨォ!」
ーーーーーー
リ級(elite)「いやー!青い空!青い海!観音崎沖ってサイコー!」
ニ級(elite)「テンション高イデスネ…イツ襲撃サレテモ可笑シク無インダカラシッカリシテクダサイヨ」
リ級「大丈夫大丈夫!ちょっと新天地でハイになってるだけだから!」
ニ級「オ願イシマスヨ?」
ヌ級「はぁ…先が思いやられるべ…」
ワ級「……」
リ級「なになに?輸送が成功したらかき氷作ってくれるの?」
ワ級「…」コク
リ級「やったぁ!楽しみにしてるからね!」
ワ級「…」ニコ
マホロア「…敵影確認、輸送艦が一隻居るネェ」
デデデ「輸送艦とは何ZOY?」
エスカルゴン「攻撃も何もしてこない、所謂体力が多いだけの的でGESな」
暁「ふーん…それなら私達でも勝てそうね!」
木曾「ていうかこれ…旗艦が優秀だからといっても少し舐め気味ではないか?」
デデデ「気にするでない!」
木曾「まあいい…提督、お前に最高の勝利を与えてやるよ!」
電「負けないのです!」
航空戦、開始!
ヌ級「軽空母の先制攻撃だべ!」バシュ!
ゴォォォォォォ……
ドォォォォォォン!!!
暁「きゃぁ!」小破!
響「っ…」小破!
電「あわわわ…大丈夫!?」
暁「っ…大丈夫よ、心配しないで」
砲雷撃戦、開始!
響「それっ」ドン!!
ニ級「アウチ!痛イノ喰ラッタ!」小破!
リ級「大げさよ!」
木曾「弱すぎるっ!!」ドン!!
ヌ級「だべっ!」小破!
リ級「っち!」ドォン!!
雷「ひゃぁっ!直撃していたら危なかったわ…!」小破!
マホロア「ローア!敵の重巡に魔法弾を放テェ!」
ローア「……!」キュィィィィィィ!
ドガァァァァァァン!!!
リ級「っ!?」中破!
エスカルゴン「強ぇ!ローア強ぇなオイ!」
デデデ「でぇははははは!これなら敵の主力も苦労せずに叩けるZOY!1」
ヌ級「ぐ…!舐めないで欲しいべ!!」ビシュ!!
ゴォォォォォォォ……
ドガァァァァン!!!
電「ふにゃぁっ!?」小破!
すまん、休憩入れるです。
二時間後位に待ってて欲しいです。
電「ったぁ…!お返しなのですっ!!」ドン!!
ニ級「グワァ!」大破!
暁「ってい!」ドン!!
ワ級「……」小破!
エスカルゴン「アイツなんか固いでGESな…」
デデデ「補給艦だからな、中の物は大事に運びたいZOY」
マホロア「ナラバ…ローア!あの補給艦に魔法弾ダヨォ!!」
ローア「……!」キュィィィィィィ
ドゴォォォォォォォォォン!!!!
ワ級「……」大破!
リ級「あー!!か、かき氷がー!」
ニ級「善クモヤッタナ!!コレデモ喰ラエー!」ドン!!
木曾「っく!」小破!
マホロア「さてと…ドウシヨウカナァ」
マルク「さっきからワンパターンでつまんないからさっさと終わらせちゃうのサ!」
リ級「ワンパターンでつまんないとか舐めてんじゃないわよ!!」プンスカ
ヌ級「そうだべ!きっとここから逆転…!」
マルク「ハイ残念」ペッ
カチィィィィィィィィィン!!!!!
暁「こ、凍り付いた!?」
響「寒いのは慣れているけど…」
マルク「ボクらが主人公である立場上、君たちが勝つ事なんて出来ないのサ」
エスカルゴン「そんな読む気を削ぐ様なメタ発言しないの」
デデデ「……まあいい、次に進むZOY」
ーーー敵艦隊主力目前ーーー
デデデ「…ここが最深部かZOY」
マホロア「前方に巨大な艦影を確認!多分あれダヨォ!」
ナガラ「……」ザザァ……
エスカルゴン「他にも申し訳程度に駆逐艦が二隻、軽巡が一隻居るでGESな」
デデデ「よし!総力を上げてあれを迎撃するZOY!」
暁「暁に任せなさい!ってー!」ドン!!!
ガキィィィィィン!!!!
ナガラ「…」
暁「な…何よあの赤いバリアみたいなの!?」
デデデ「やはり普通の艦艇ではないか…!」
木曾「それでも魚雷ならっ!」ボシュッ!!
ナガラ「…!」ボシュッ!!
ゴバァァァァァァン!!!!
木曾「ちっ…相手も魚雷で撃ち落としたか…!」
響「司令官、どうする?」
デデデ「ううむ…お前達は取り敢えず深海棲艦を沈めるZOY!」
電「えぃっ!」ドン!!
ロ級「グワァ!!」中破!
雷「そりゃー!」ドン!!
ハ級「グ!」中破!
木曾「喰らえっ!!」ドン!!
ホ級「ッ!」小破!
ナガラ「…」ガシャ……ウィィィィィィィィ…!
デデデ「な…何をするつもりだZOY…?」
マホロア「嫌な予感がするヨォ…!全員、ローアのバリア圏内に避難シテ!」
暁「え!?わ、分かったわ!」
パシャパシャ……
響「…避難したよ」
マホロア「よし……ローア!バリアを展開シテ!」
ローア「…!」ピーーーーー!!
パシャァァァァン!!
ナガラ「…!!」キュィィィィィィィィ!!!!!
エスカルゴン「ひ、光っている!?」
マホロア「全員衝撃に備えてヨォ!」
電「っ!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!
木曾「うわぁっ!」
暁「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
デデデ「び…ビームを発射したZOY!?」
エスカルゴン「何つー奴でGESか!?」
シュゥゥゥゥゥゥゥ………
雷「お…収まったみたいね…」
エスカルゴン「あれはどう見ても深海棲艦が作った兵器じゃ無いでGESよ!?」
デデデ「見れば分かるZOY!あの化け物はなんとか出来るのか!?」
カービィ「ぽよ?」
マホロア「カービィなら何とか出来るんじゃないカナァ?」
マルク「いんや…ここはボクに任せるのサ」
デデデ「マルク?何が出来るのかZOY?」
マルク「光線は、同じ光線を持って制すべきなのサ…」ビキ…ビキキ…ビキキ…
暁「あなたも光線が放てるの?」
マルク「まぁ見てなって…下がってるのサ」
木曾「分かった…お前に任せる」
エスカルゴン「何をするつもりでGES…?」
マルク「喰らうのサ!!必殺マルク砲!!」キィィィィィィィィ!!!
ナガラ「…!」パィィィィィィ!
ドゴォォォォォォォォォォォォォン!!!!!
暁「きゃぁぁっ!こっちも凄いわね!!」
デデデ「これは…オリョール海であの虫達を一掃したのと同じ光だZOY!!」
エスカルゴン「この技で一掃したでGESか…!」
ロ級「ヌワーッ!!!」撃沈!
ホ級「ウワァァァァ!!」撃沈!
ハ級「コンナ…馬鹿ナァァァァァァ…!!!」撃沈!
エスカルゴン「あ、周りの奴らもやられたでGES!」
マルク「ヒィィィィィィッハァァァァァ!!!エクストリィィィィィィムッ!!!!」
マホロア「また暴走しちゃったヨォ!!」
マルク「アドレナリンがァァァァァ!!!染み渡るぜェェェェェッ!!!!」
デデデ「…あの艦艇はどうなったZOY!?」
シュゥゥゥゥゥゥ……
ナガラ「…」中破!!
マホロア「オォ…アイツからバリアの反応が消えているヨォ!」
エスカルゴン「アイツのバリアを強引に叩き割ったでGESか…恐ろしいでGES」
マルク「ヒャハァ!!!もうお前は只の的だよォ!!ハリボテの様にグチャッと潰れちまいなァァァァァ!!!!」
電「ひぇぇぇぇぇ…怖いのです…マルクくんが怖いのです…!」ガタガタガタ
マホロア「ああなっちゃうと中々戻ってこないからネェ」
デデデ「兎に角、バリアが壊れた事により攻撃が奴にも通るかもしれん、奴を撃沈するZOY!!」
木曾「了解だっ!!」
暁「さっきの仕返しよっ!!」ボシュッ!!
ドゴォォォォォォォン!!!!
ナガラ「…!」大破!!
木曾「これでっ…止めだぁぁぁぁぁ!!!!」ボシュッ!!!
ナガラ「…!!」
ドゴォォォォォォォォン!!!!
デデデ「やったか!?」
エスカルゴン「何でフラグの効果がない時に言うかなぁ!」
ナガラ「……」ズブズブブ……
雷「やったぁ!沈んで行くわよ!」
電「ふぅ…何とか倒せたのです…!」
デデデ達は、謎の軽巡洋艦ナガラを倒した!
デデデ「さあ…帰って飯だZOY!」
雷「はーいっ!」
ーーー横須賀鎮守府ーーー
任務娘「…提督、謎の艦艇の討伐ご苦労様でした」
デデデ「今回はマルクが役に立ったZOY」
マルク「ふん、ボクはこんな奴の下請けのつもりでやってるんじゃないけどサ」
任務娘「あの艦艇についてはまだ謎が多いですが…また新たな情報が手に入ったらお伝えします」
エスカルゴン「頼むでGESよ」
任務娘「それでは皆さん…お疲れさまでした」
デデデ「ではお前達、しっかり休むZOY」
暁「了解よ!」
響「分かった…」
ーーー数日後ーーー
エスカルゴン「陛下~」
デデデ「エスカルゴン、何ZOY?」
エスカルゴン「結局あの艦艇は何だったんでGESょうな~」
デデデ「…ワシにも分からんZOY、あれからはあまり出現し無くなって来たからな…」
エスカルゴン「でも気になるでGES……はぁ、何か情報が見つかるとかないでGESかねー」
デデデ「そんな都合の良い事がある訳無いZOY」
PC<テートク! You've Got Mail デース!
デデデ「…メール?上の物からの報告かZOY?」
エスカルゴン「ちょっと開いてみるでGESよ…何々…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
差出人:千早群像
件名:話をしましょう
本文:
先ほど、あなたの艦隊が霧の艦艇を打ち破ったとの報告がありました。
私はそれを確かめたいので、本日の2時頃に硫黄島に来て下さい。
そこで私達と話をしましょう。お待ちしております。
千早群像
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エスカルゴン「千早…群像?」
デデデ「人間かZOY?」
エスカルゴン「い、硫黄島って確か…」
デデデ「知っているのかZOY?」
エスカルゴン「いや…場所だけしか…」
デデデ「…十分だZOY、直ちに艦娘達を招集して硫黄島に向かうZOY」
エスカルゴン「了解でGES」
ーーー作戦会議室ーーー
デデデ「と言う訳だZOY」
エスカルゴン「我々は硫黄島に居る千早群像から呼び出されたでGES」
摩耶「提督…お前なんか悪い事したんじゃねぇのか?」
デデデ「そんな筈は無いZOY」
エスカルゴン「多分我々が観音崎沖に出現した謎の軽巡洋艦を討伐したのが知られたんでGESょうな」
マホロア「殆どマルクのお陰ダッタもんネェ」
金剛「それで…どうするデース?」
デデデ「うむ、奴の手紙に書かれてあった通りに2時に出発するZOY」
雷「司令官ー…何の話?」
デデデ「おお、今日2時に硫黄島に行く事となってしまったZOY」
雷「深海棲艦が出たの!?」
エスカルゴン「違うでGES、我々は呼び出されただけでGES」
雷「なんだ、良かった……あれ?って事は?」
デデデ「千早群像と言う奴と話す為に硫黄島に上陸する事だZOY」
雷「それって遠足って事!?」
デデデ「えっ…それは…どうなんだZOY?」
エスカルゴン「知らないでGESよ!」
デデデ「まあ…着いて行きたいなら着いて行っても良いZOY!」
雷「やったー!司令官大好きっ!」
エスカルゴン「良いんでGESか?」
デデデ「話し相手は多い方が良かろう」
金剛「では、私タチも着いて行って良いデスねー?」
デデデ「頼むZOY」
マホロア「ボク達も一緒に行くヨォ!ネッ、カービィ?」
カービィ「ぽよ!」
メタナイト「私も着いて行く」
エスカルゴン「メタナイトでGESか、お前は本当に神出鬼没でGESな…」
デデデ「昨日は何時何処に居たZOY!」
メタナイト「それは教えられません、陛下」
デデデ「むぅ…まあ良いZOY」
雷(このメタナイトって人…不思議な気がする…)
デデデ「では2時に出発するZOY、それまで準備を整えるZOY」
エスカルゴン「赴く艦隊の編制は後に伝えるでGES」
雷「了解よ!」
ーーー午後2時ーーー
デデデ「…お前達、艦隊の編成を発表するZOY」
第一デデデ海軍艦隊
旗艦:ローア
金剛
比叡
榛名
摩耶
天龍
第二デデデ海軍艦隊
旗艦:暁
響
雷
電
卯月
吹雪
デデデ「硫黄島にはこれで行くZOY!」
金剛「了解デース!」
エスカルゴン「ヲ級達はここの留守番を頼んだでGESよ」
ヲ級「了解」
デデデ「では…硫黄島に出発だZOY!!」
雷「おーっ!」
ーーー硫黄島ーーー
デデデ「…ここが硫黄島かZOY」
マホロア「結構広いネェ、天然資源が沢山ありそうダヨォ」
「…よく来てくれた、俺が千早群像だ」
エスカルゴン「我々をここに呼びつけたのはお前でGESね?」
群像「……?そこの二人は…」
デデデ「ワシこそがデデデ海軍を統べる存在、デデデ大王だZOY」
エスカルゴン「私は開発担当のドクター・エスカルゴンでGES」
群像「そ…そうか…まあ中に入ってくれ」
デデデ「うむ、出迎えご苦労であったZOY」
雷「一体誰が居るのかしら…!」
ーーー硫黄島 ドックーーー
デデデ「…」
群像「…先日、あなたが撃沈した艦艇はご存知ですか?」
エスカルゴン「タメ口で良いでGESよ、陛下には謙って言われる程の威厳は無いでGESから…いてっ!」ポカッ
群像「そうか…では、あの艦艇の事は知っているか?」
デデデ「知らんZOY、先日ワシの船が沈めたZOY」
群像「やはり、か…少し見てもらいたい物がある」
デデデ「見てもらいたいもの?」
群像「…これだ」
イ401「……」
エスカルゴン「これは…!伊号型潜水艦の一隻、伊401でGES!」
デデデ「そんな物が何故ここに…?」
群像「…あなた達が先日沈めたのは『霧の艦隊』の一隻、この艦艇もまた霧の一隻だ」
エスカルゴン「霧の艦隊?」
群像「何処からとも無く霧と共にやって来た艦隊だ、外見こそ普通だが…その殆どがオーバーテクノロジーに包まれている」
デデデ「ローアと同じ様な物かZOY?」
群像「ローア?」
マホロア「ボクが持ってる船ダヨォ、空を飛んだり海を渡る事も出来ちゃうんダァ!」
群像「…そうか、ならば霧に対抗出来ていても可笑しくはないか…」
エスカルゴン「さっきから一体どういう事でGESか!」
群像「…話しておかなければならない事がある、中に入ってくれ」
雷(何か…深刻そうね…?)
電(電達…さっきからあんまり喋ってないのです…)
ーーーイ401 艦内ーーー
群像「ここが…401、イオナの中だ」
デデデ「イオナ?この船の名前かZOY?」
群像「…いや、正確にはこの船のメンタルモデルの…名前だ…」
エスカルゴン「…!?」
「……」
暁「綺麗…!」
響「その子が…イオナかい?」
イオナ「…そう」
デデデ「艦娘と同じ様な物かZOY?」
群像「艦娘?それはあなたが連れている艦艇達の事か?」
エスカルゴン「そうでGES、船の魂を少女の体に入れてコンパクトに運用しやすい様にしたらしいでGES」
デデデ「詳しい事はワシにも分からんZOY、何せ突然依頼を受けて地球にやって来たからな」
群像「…地球に来た?あなた達は宇宙人とでも言うのか?」
マホロア「そのまさか、ダヨォ」
カービィ「ぽよ!」
群像「…馬鹿な」
エスカルゴン「ホントの事でGESよ」
イオナ「……」ヒョイッ
カービィ「ぽよ?」
イオナ「……ぷにぷに、あなたもぷにぷに?」プニプニ
カービィ「ぽよー?」
群像(…信じるしか無い、か…)
デデデ「…立ってばかり居て足が疲れたZOY…座われる所に案内するZOY」
群像「…分かった、そこに案内しよう…イオナ」
イオナ「あ…合点」
ーーーブリッジーーー
群像「…ただいま、客を連れて来た」
「何だぁ?その変なピンクボールとデブペンギンと…女の子達は?」
デデデ「貴様ぁ!ワシに暴言を吐くと極刑だZOY!!」
エスカルゴン「陛下!ここは押さえて!」
「ははっ、面白れぇ奴らだな!」
群像「…こいつは杏平、イオナの火器管制を担当している」
杏平「よろしくな!」
「お姉様~!」
イオナ「あ、ヒュウガ」
ヒュウガ「お姉様!お帰りなさいませ!…って…その人らは…?」
デデデ「おほん…ワシらはデデデ海軍の提督、デデデ大王だZOY!」
ヒュウガ「へー…そんな感じには見えないわねー」
デデデ「エスカルゴン、ここの者達は失礼な奴らばかりだZOY」
エスカルゴン「そりゃそうでしょ、アンタなんかまだ無名なんだから」
「えーと…あなたって提督なの!?」
デデデ「ん?そうだZOY」
「ほー!それってすっげいねー!!」
エスカルゴン「はぁ!?」
デデデ「でぇははははは!この娘はよく分かっておるZOY!」
「…そいつは刑部蒔絵、私の『友達』だ」
蒔絵「あ!ハルハル!」
雷「は…ハルハル?」
ハルナ「そして私がハルナ…霧の大戦艦級だ」
暁「…コートがでか過ぎるわね…脱いだら?」
ハルナ「それは出来ない」
暁「そ、そうなの…」
デデデ「コイツらの他にクルーは居るのかZOY?」
ハルナ「居るぞ、今は硫黄島のどこかに居るがな」
群像「…さて、本題に入る」
デデデ「?」
群像「俺があなた達を呼んだのは他でもない……信頼出来るかどうかを確かめたい」
エスカルゴン「それまた何故?」
群像「最近、霧の艦隊の他に深海棲艦と言う異形の者が現れ始めた…と言うのは知っているな?」
響「知っているも何も、私達は毎日戦っている」
群像「そこで…深海棲艦は霧の艦隊の一部を仲間に勧誘しようとした動きがある」
エスカルゴン「それがあの軽巡洋艦でGESか!」
イオナ「そう、名前はナガラ、霧の艦隊の標準的な艦艇」
群像「そうだ、だから手を組まれるのを阻止するため…あなた達に俺達の事を良く知ってもらいたい」
エスカルゴン「アイツらに手を組まれる前に、私達と手を組んで深海棲艦の戦力を削ごうと言う訳でGESね?」
群像「…理解が早くて助かる」
デデデ「…良かろう、そう言う事ならば喜んで協力するZOY」
イオナ「…本当?」
エスカルゴン「本当でGESよ」
群像「そうか…ありがとう」
デデデ「で…ワシらはどうすれば良いZOY?」
群像「あなた達には…さっき言った通り、俺達の事を理解してもらう必要がある」
エスカルゴン「まあそうじゃないと信用出来ないでGESからなぁ」
群像「そこで……あなた達には今日ここに泊まってもらう」
雷「えっ?」
マホロア「エェ?」
エスカルゴン「な…何でGESとぉ!?」
蒔絵「良いじゃんそれ!」
群像「イオナはそれで良いか?」
イオナ「大丈夫、群像の命令なら」
デデデ「まさかここに泊まりか…鎮守府の奴らに伝えねば…」ピッピッ
暁「ふう…じゃあこれからどうするの?」
群像「取り敢えず…食事にしよう、ヒュウガ…頼めるか?」
イオナ「お願い、ヒュウガ」
ヒュウガ「はい!姉様の頼みとあらば!」
デデデ「…何処の世にもああ言う類の奴は居るのかZOY?」
「愛の形はね、人それぞれなのよ」
エスカルゴン「そう言うもんなんでGESかねえ……ってアンタ誰よ」
ヒュウガ「あ、タカオ…遅かったじゃない」
デデデ「この女はタカオと言うのかZOY」
タカオ「あなたが…噂のペンギン提督ね?宜しく」
デデデ「もうペンギンで良いZOY…」
エスカルゴン「…なんかだんだん陛下がペンギンにしか見えなくなって来た…」
今日はここまでで…続きは明日の昼過ぎに。
ーーー人工ビーチーーー
ジュワ~~~~!!
デデデ「おぉ…!これは美味そうだZOY!!」
エスカルゴン「バーベキューとは美味そうでGESなぁ!」
金剛「涎が出ちゃいそうデース!」
ヒュウガ「良い?肉・肉・野菜・肉・野菜のリズムで食べるのよ?」
暁「分かったわ!」
電「なのです!」
カービィ「あーむっ!むぐむぐ…」モグモグ
マホロア「アーア…カービィったら一気に行っちゃったヨォ」
カービィ「あぐぃ、んにゅ、ぽぉよ」モグモグ
暁「お子様ね全く…はむ」モグッ
ハルナ「…はむ」モグモグ
響「ふむ…何だか少し味が違う様な…」
ヒュウガ「ああ…やっぱり?それっぽく構成したのじゃ駄目かな…」
エスカルゴン「それっぽく構成て…調理の行程無しに料理作れるとかチートでGESから」
響「…だが、悪くない」
ヒュウガ「そう?なら良いけど…」
デデデ「ごくっ……それにしても、お前達メンタルモデルには謎が多いZOY」
イオナ「それを言うならあなた達の『艦娘』と言うのにも謎が深まる」
群像「確かに…メンタルモデルはナノマテリアルという物質で構成しているが…」
エスカルゴン「んー…さっき言った様にこっちも詳しい事は分からないでGESよ」
雷「出来ればで良いから誰か違いを教えて欲しいわねー…」
デデデ「……ん?ナノマテリアル?それは艦艇を構成する物質かZOY?」
群像「ああ、同様にメンタルモデルの体もナノマテリアルで構成されている」
デデデ「俄には信じがたいZOY、こんなに人間っぽいのに鉱物で構成されている等あり得んZOY」
ハルナ「だが、それが事実だ」
エスカルゴン「ナノマテリアル…興味深いでGES」
ヒュウガ「ナノマテリアルは…実は鉱物じゃないのよ、正確にはナノマシンユニットという砂の様に小さい物の集合体ね」
デデデ「砂?と言う事はお前達は砂で出来ているのかZOY?」
ヒュウガ「えーと…そう言う訳じゃないんだけど…何て言ったら良いのかしら…」
イオナ「まあ、ナノマテリアルさえあればどんな傷も修復出来るし弾薬の製造も出来る」
ヒュウガ「ま…まあそんな所よ!」
エスカルゴン「ふーん……ところで、あそこで波と戯れてるぬいぐるみはなんでGESか?」
ハルナ「キリシマだ」
デデデ「キリシマと言う名前のぬいぐるみかZOY?」
蒔絵「ううん!ぬいぐるみの名前はヨタロウ!」
暁「???一体どういうこと?」
響「…ヨタロウと言うぬいぐるみの中に、キリシマという…恐らくメンタルモデルのコアの様な物が入ってるんじゃないかな」
ハルナ「そうだ、厳密には私が分けたナノマテリアルを使って復活させた小さなキリシマがヨタロウの中に入っている」
デデデ「…つまり中の人が居ると言う事かZOY」
蒔絵「しつもーん!どうやって霧の軽巡洋艦を倒したの?」
マホロア「エ?」
タカオ「あ、それ私も気になったかも」
イオナ「どうして霧の艦隊に対抗出来たの?」
マホロア「いやぁ…バリアを仲間のビームで強引に叩き割ったと言うか…」
杏平「ビームで叩き割れるもんなのか?」
マホロア「エート…マルクって言う知り合いが居るんだけど…マルクもボクの船に乗っててネェ…」
ハルナ「まさかとは思うが、そのマルクがクラインフィールドを破る兵器を作ったのか?」
マホロア「惜しいネェ、実際は彼自身が口からビームを放って叩き割ったんダヨォ」
杏平「……マジで?」
マホロア「マジダヨォ」
杏平「…マジかよ……」
ヒュウガ「そのマルクって子…ここに連れて来てくれる?彼の体を調べたいわ」
マホロア「どうカナァ、アイツ素直に着いて来る様な奴じゃないし…」
ヒュウガ「そう…残念ね…」
エスカルゴン「ていうか陛下!どうしたでGES?さっきからぼーっとしちゃって!」
デデデ「……ナノマテリアルで出来ていると言う事は、強く叩いたらヒビが入るのかZOY?」
蒔絵「えっ?」
電「ど、どうなるのですか?」
群像「…多分、ヒビが入ったとしてもナノマテリアルがあれば修復は出来るだろう…しかし…」
デデデ「でぇははははははは!!!ならば早速実験するZOY!!」
タカオ「えぇ!?」
ハルナ「何…?」
エスカルゴン「陛下!!そういう信用を削ぐ様な事は止めるでGESよ!」
デデデ「何?傷がついてもすぐ直るであろう?」
エスカルゴン「だから!そう言う事したらメンタルモデルに嫌われるでGESょうが!!」
デデデ「ぐぬぅ…!ワシはどうしてもナノマテリアルで出来ていると言う証拠が見たいと言うのに!!」
杏平「まあまあ、そう言うのは後でで良いだろ?」
ヒュウガ「そうねー…後で教えるから我慢しなさい」
デデデ「……ぐぬぬ…」
蒔絵「そう言えば…他の人たちはー?来てるんでしょ?」
デデデ「ああ、それぞれ硫黄島の中で勝手に遊んでおるZOY」
蒔絵「ふーん…」
群像「そうか…まあ、彼女達とは後で話すとして…食事は口に合ったか?」
エスカルゴン「合いましたでGESよ、最近カレーばっかだったからすいすい行けたでGES」
マホロア「カービィは……言わずもがな、ダネェ」
カービィ「ぽよ…ぷふぃっ」
雷「美味しかったわ!」
ヒュウガ「そう♪だったら作った甲斐があったわ!」
イオナ「ヒュウガの作った料理、とても美味しかった」
ヒュウガ「あっはぁぁぁん!!ヒュウガは!姉様のその言葉を聞けるだけで10年戦えますっ!!」ビクッビクッ!
杏平「と言うよりかは、バーベキューだけどなー」
ヒュウガ「うっさい!!細かい事は良いのよ!!」ウガーッ!!
群像「そうか…じゃあ部屋に戻ろう」
雷「はーい!」
ーーーイオナ姉様とヒュウガの部屋ーーー
群像「さ、くつろいでくれ」
エスカルゴン「この部屋…401のフィギュアで一杯でGES」
デデデ「ヒュウガの趣味かZOY?」
ヒュウガ「良いでしょ?私は只…イオナ姉様をお慕いしてるだけなんだから!!」
エスカルゴン「ダメだコイツ…」
デデデ「……」ジーッ
蒔絵「どうしたの?ヨタロウをじっと見つめて…」
エスカルゴン「まだ諦めてないんでGESか?」
デデデ「うむ、やはり自分の目で見ない事には信じられないZOY」
エスカルゴン「はぁ…そう言うのを往生際が悪いって言うんでGESよ」
デデデ「…蒔絵よ、そのぬいぐるみを貸して欲しいZOY」
蒔絵「ダーメ」
デデデ「何でZOY?」
蒔絵「大切な物は人に渡しちゃ行けないって言われたの!」
ハルナ「そうだ、特にこのぬいぐるみはな…さっきも言ったろう」
キリシマ(そうだぞ!馬鹿な真似は止めるんだな!)
デデデ「ぐぬぬぬ……そこの熊から何だか生意気なオーラを出しているZOY…!」
エスカルゴン「陛下、もうそろそろいい加減に…」
蒔絵「ごめん…ちょっとトイレに行ってくる」
イオナ「気を付けて」
デデデ「ばぁぁぁぁぁぁ!!!!」
蒔絵「うひゃっ!?」パッ
タカオ「ひゃん!!」
キリシマ「うぉぉ!?」
デデデ「馬鹿め!!そのぬいぐるみを離したな!?」
ちょっと休憩挟みます、続きは二時間後くらいに。
キリシマ「しまったっ…こうなれば逃げるしかない!」ペフッペフッ
デデデ「待てぇ!!逃がさんZOY!!!」ドスン!!ドスン!!
ダダダダダダダダ……
蒔絵「あわわわ…どうしよう…ハルハル~!」
ハルナ「…余程私達がナノマテリアルで出来ていると言う事が信じられなかったようだな」
杏平「おいおい!良いのかよアイツら放っといて!?」
群像「良い筈は無いさ…彼らを連れ戻して理解してもらうしか無いな…イオナ」
イオナ「合点、これよりキリシマの救助及び、デデデの説得に向かう」
ヒュウガ「このヒュウガもお供しますわ!」
エスカルゴン「私目も!」
群像「では…皆、気を付けてくれ」
ーーー廊下ーーー
デデデ「待て~!キリシマ~!!ワシは只じっくり観察したいだけだZOY!!」ダッダッダッ
キリシマ「やなこった!観察と称して叩き割られるだけだろうに!」ペフッペフッ
デデデ「その頑な拒否は何故ZOY!!」
キリシマ「ふん!なんでも武力行使で済ませようとするお前には分かりっこ無い!!」ペフッペフッ
デデデ「…貴様~~~!!!」ブゥン!!!
ドスン!!!
キリシマ「なんだなんだ!そんなへっぽこな鎚捌きじゃ当てる事は出来ないな!」ペフッペフッ
デデデ「おらおらおらおらおらおら!!!」ドスン!!ドスン!!ドスン!!ドスン!!
キリシマ「ほ~らほら!ここまで来てみろ!」ピョンピョンッ
ーーーーーー
イオナ「…ヒュウガ、キリシマは今何処に居る?」タッタッタ……
『キリシマは…今廊下にてデデデから逃走中、キリシマの体力が尽きる前に何とか確保したいですわね』
イオナ「了解、ヒュウガも追いかけて」
『はい!何れ姉様の元にも追いかけます!!そしてそのまま…うへへへ…』
イオナ「?」
『んっん…何でもありませんわ』
キリシマ「ほらほら!!捕まえてみろっ!!」ピョンピョン!!
デデデ「待てZO~Y!!お前はクマカ=ゾーイ!?」ドスン!!ドスン!!!ドスン!!!
キリシマ「今は仕方なくこの姿を借りてるだけだっ!」ピョンピョン!!
デデデ「なら叩き割っても問題は無いZOY!!」ドスン!!ドスン!!
キリシマ「今叩き割られたら再生出来ないから逃げているんだっ!!!」ピョンピョン!!
デデデ「黙れぇ!大人しくワシに観察させるZOY!!」ドスンドスン!!!
「陛下!もうそろそろいい加減にするでGESよ!!」
デデデ「そ…その声は!!」
エスカルゴン「陛下、もうそろそろ降板でGESぞ」
キリシマ「た…助かった…」ペフペフ……ヘナヘナ
イオナ「あ…エスカルゴン」
エスカルゴン「401、キリシマを蒔絵の元に返してくるでGESよ」
キリシマ「だからぬいぐるみ扱いするな!!」プンスカ
デデデ「ま…待て!」
キリシマ「じゃ…失礼するぞ、もうこんな事しない様にな」
エスカルゴン「大丈夫でGESよ、後でじっくり言い聞かせるでGESから」
イオナ「じゃあ、後で部屋に戻って」テクテク……
デデデ(隙あり…!)
エスカルゴン「さ、陛下…行くでGESよ…ってちょアンタぁ!?」
デデデ「……!!」ダッダッダッダ!!
キリシマ「…?」
デデデ「うぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブゥン!!!!
ドズンッ!!!
キリシマ「うわぁあああああああああっ!?」
イオナ「…キリシマ!」
キリシマ「ひ……卑怯なぁぁぁぁ!!!」
デデデ「敵に背中を見せるお前もドジZOY!!」
エスカルゴン「陛下!なんて事してくれたでGESか!!!」
ビキッ……パキッ…
デデデ「お?」
キリシマ「……え?」
イオナ「ひ…ヒビが入ってる…」
キリシマ「えぇ!?ひ、ヒビ!?見えないぞ!?」キョロキョロ
デデデ「だが…すぐに戻らんZOY」
イオナ「当たり前、今のキリシマにはもう自分を再生出来るだけのナノマテリアルを持っていない」
デデデ「そうか…だが、これで疑問は解けたZOY!!どはははははははは!!!」
キリシマ「笑ってる場合じゃないだろうっ!!あぁ…な、何だか…嫌な汗が…」
イオナ「…キリシマを連れて撤退する、エスカルゴン…着いて来て」
エスカルゴン「ああはい!」
ーーー部屋ーーー
群像「…どうだった?」
イオナ「隙を付かれてキリシマが叩かれた、もの凄く痛かったと思う」
杏平「あっちゃ~…やっぱりか…」
ヒュウガ「私が遅れてしまったばっかりに…」ズーン…
蒔絵「そんなぁ…じゃあ傷はどうなの!?」
ハルナ「今見てやろう…」ズイッ
キリシマ「…頼むぞ…?」
ハルナ「…ふむふむ……」ジロジロ
キリシマ「え、えーと…どうなんだ?」
ハルナ「…完璧だな、見事にヒビが入ってる」
キリシマ「何ぃ!?じゃあナノマテリアルを使ってどうにか修復…!」
ハルナ「割れてしまった物は仕方ない」キッパリ
キリシマ「はぁぁぁ!?」ガビーン
ハルナ「資源も少ないのだぞ?」
ヒュウガ「備蓄してあるナノマテリアルも残り少ないしね…どうしたら良いのかしら」
キリシマ「ぐ…」
蒔絵「ヨタロウ…」
キリシマ「ゆ…ユニオンコアだけになったらそれこそナノマテリアルを大量に消費するだろう!?」
ヒュウガ「出来るだけ姉様の分に回したいの」
キリシマ「こ、この…!」
「おーい群像!キリシマが来た筈だZOY!!」
響「…司令官か」
「ここに居るんだろう?キリシマ!!」
杏平「おいおい!?どうすんだよ!!」
イオナ「取り敢えず、扉を開けさせないで」
雷「私達に任せなさい!」
ガチャッ!ガチャガチャッ!
「……ぽにゃ?おかしいZOY?ドアが開かんZOY?優しく言っているうちにドアを開けるZOY!」
暁「司令官!!キリシマさんは全治80年の重傷に付き入院中なのよ!」
キリシマ「いや…今はそこまでの怪我じゃないが…」
「おおキリシマ!それは大変ZOY!だから、お見舞いに来たんだZOY?」
響「…絶対嘘だね」
「安心しろぉ!キ~リシマぁ!!!」ズガァァァァン!!!!
キリシマ「じ、人生最大の危機が迫っている…!」
ズガァァァァァァァン!!!!
響「っく!凄い破壊力だ…!」
電「こんなに強いんだったら司令官さんが戦えば良いのです!?」
暁「そうよそうよ!!」
ギギ…
暁「あ…不味いわ…!」
雷「少し開いちゃった…だけど!これ以上開けさせないわよ!」
デデデ「ずん……キリシマ~!」
暁「っ…!いい加減にしてよ司令官っ!!」
雷「そうよ!えーと…そこのぬいぐるみにはキリシマさんが入ってるのよね?」
ハルナ「違いない」
雷「そうよ!キリシマさんが着ているヨタロウのぬいぐるみが壊れちゃったら…中の人が蒔絵ちゃんにバレちゃうじゃない!」
デデデ「それは知っておる!」
ハルナ「おまけに…今のキリシマは何故か『服を着ていない状態』になっていた…」
群像「え…それは…つまり?」
イオナ「そう、今のキリシマは裸」
杏平「なんだよそのどこぞのエロゲーみたいな展開!」
デデデ「め……メンタルモデルの裸ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
暁「ちょっと!そんな事大声で言わないでよ!!」
電「ダメなのです!」
群像「…」メソラシ
デデデ(今まで…と言ってもほんの少しだが、あのぬいぐるみの中身等考えた事が無かった…)
デデデ「だが実に興味深いZOY!!奴のぬいぐるみの中身はどうなっておるZOY!!」
キリシマ「そんな事誰も興味ないだろ!?」
蒔絵「……確かに…」ジー…
キリシマ「なんだ…その変な眼差しは…!?」
ズガァァァァァァァン!!!!
デデデ「治療してやる!!ドアを開けい!!」
響「っ…断る!!たとえ司令官の頼みでもそれは出来ない!!」
デデデ「何を恥ずかしがるZOY!?ワシとお前の中ZOY!中に射れるZOY!!中々ZOY!!」ゴズッ!!ズガン!!!バキィッ!!ドゴン!!!!
響「司令官っ!もう止めるんだ!欲求が強すぎて別の何かに変わりかけてるっ!」
暁「え?何で分かるのよ?」
響「声に…血気が漲っている…!」
雷「じゃ…じゃあもう司令官を止められないの!?」
デデデ「実力行使ZOY!!!」ブゥン!!!
ベキャァァァァッ!!!!
杏平「ドアが…ぶち破られた…!」
イオナ「凄い破壊力…多分、喰らったら痛い」
蒔絵「あわわわわ…!」
デデデ「でぇははははははぁ!うりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」ブゥン!!!
群像「止めろっ!!!」
ゴズンッ!!!!
キリシマ「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!?」
ピキッ!バキッ!!ブチッ!!!!
キリシマ(ぶ…ブチッって…)
雷「あ…あぁぁ!?」
デデデ「うぉぉ!?」
パァァァァァァァァァ……!
イオナ「…えい」ペフッ
キリシマ「よ…401?」ピタッ
杏平「ナイス!」
デデデ「も~閉めちゃダメZOY、そこ退けイオナ!」
ヒュウガ「姉様、そのままっ!」
ハルナ「どうしてくれる?完璧に割れてしまったじゃないか…!」
暁「もぉ~~っ!司令官のっ!!悪魔っ!鬼っ!!人でなしっ!!!おデブ!サディストぉっ!!!」
タカオ「もう少し待ってみようとも思わなかったの!?」
デデデ「そう言わず、まず傷を確かめるZOY」
ヒュウガ「ね、姉様っ!逃げますわよっ!!」ダッ
イオナ「合点」ダッ
キリシマ「くそっ…何でこんな事に…」
デデデ「見せろぉ!」ダダダダダダッ!
ヒュウガ「嫌よっ!!」タッタッタッタッ!
デデデ「見せればぁ!!」ダダダダダダッ!
イオナ「え?」タッタッタッタッ!
デデデ「見せる時ぃっ!!」ブミィッ!!
ヒュウガ「いぇっ!?」ズベッ!!
キリシマ「うわぁっ!?」
ペニッ!
キリシマ「ったた…っ!?」パカッ…
蒔絵「あっ!?」
デデデ「うわぉ!」
カービィ「ぽよっ!」パシッ
キリシマ「おうっ…」ピタッ
デデデ「OH!NO!!」
ヒュウガ「…い、いえ~す」
暁「…もういい加減にして!!司令官!何とかこのぬいぐるみを弁償しなさい!!」
デデデ「弁償?弁償…弁償…」
暁「被害のお返しをすること!ぬいぐるみを元に戻すの!」
ヒュウガ「聞いてんの!?」
デデデ「ぬいぐるみを元に戻すのかZOY?」
群像「そうだ、皆すまないが…ぬいぐるみを直す為の代わりの物を探して来てくれ」
雷「了解よ!」
暁「暁に任せなさい!」
イオナ「合点」
キリシマ「ああ…まさかこんな面倒くさい事になるなんて…」
群像「あなたは、ぬいぐるみを直す為の道具を探して来てくれ」
デデデ「…ようし分かったZOY!!どはははははは!!」
群像「では…始め!」
杏平「な、なんで競技開始風?」
今日はここまで、予告ででかでかと宣言したのにここまでイオナ関係無し…
つ、次は活躍させるから…(汗
タッタッタ……
群像「さて、と……」スッ
キリシマ「ん?」
すまん、上間違えた。
タッタッタ……
群像「さて、と……」スッ
キリシマ「ん?」
クルクル……
キリシマ「お?おお?」
群像「…よし、これで一応は大丈夫だな」
杏平「つか…頭と体をガムテープで横に巻き付けただけじゃねえか…?」
キリシマ「おいおい…これじゃあ応急処置だろうが…」
群像「それでいい、時間稼ぎ位にはなるだろうしな」
カービィ「ぽよー?」
ハルナ「で、どうする?」
ヒュウガ「デデデも…大人しく探してくれるとは思えないし…」
蒔絵「んー…でも、やっぱり気になるよねー…」
杏平「何が?」
蒔絵「…ヨタロウの中身」
キリシマ「き、気にするな!」
タカオ「そういえば…こんなサイズの中に入ってるってんならキリシマの体もちっちゃく無きゃ行けない訳よね…」
ヒュウガ「中に入れるかもしれないのは…小さい子ね?」
杏平「それじゃあ…キリシマは今…!」
蒔絵「私とお揃いの可能性があるって事?すっげー!」
キリシマ「あー…そ、それよりもな!あのデデデに見つからない様な場所を確保した方が良いんじゃないか?」アタフタ
群像「そうだな…来るまでの間、探してみようか…」
ヒュウガ「あ、だったら…私、良い場所知ってるから」
群像「そうか…そこまで案内してくれ」
その頃、各々はキリシマのぬいぐるみの代わりになりそうな物を探していた…
デデデ以外は。
ーーーーーー
電「はぁ…ごめんなさいなのです」
イオナ「…どうして、謝るの?」
雷「だって…今回の事件、私達が来たから起こった様な物じゃない」
イオナ「…そんな事無い、好奇心が勝ってしまったとはいえ…原因はデデデ」
響「それにしても…司令官があんなにはっちゃけるのを初めて見た気がするね」
暁「何時もなんだかんだきっちりしてる人だし…反動が来ちゃったのかしら?」
雷「むー…鎮守府に帰ったらきっちり体を癒してあげないと!」
イオナ「…あの提督は、とても好かれている…何故?」
電「何故って……どうしてかなぁ」
響「そう言えば…私たちが出会ったのも…殆ど運命的な物だったしね」
イオナ「…私と同じで分からない…?」
雷「どうかしらねー…まあその内分かるでしょうけど…」
イオナ「…そう」
暁「さ、兎に角今は探しましょ!」
電「なのです!」
???「……クフフ」
ーーー数十分後ーーー
キリシマ「ふんふん、兎に魚にヒトデの着ぐるみ…それと羊の毛…取り敢えずこれが私の衝撃吸収パーツと言う訳か…」
雷「好きな物を選んでね!」
キリシマ「んー…でも…着替えるには、一旦脱がなければ…」
群像「それなら心配は無い…ヒュウガが良い所を知っているみたいだからな」
暁「それ本当?」
電「早速行ってみるのです!」
ヒュウガ「はいはーい!着いて来てねー!」
暁(ヒュウガさんって…やっぱりレディーの気がするわ!)
ーーー地下ロボ工場ーーー
キリシマ「おい…ここはどこだ…?」
雷「何か工場みたいだけど…」
ヒュウガ「私特製の『ロボット工場』よ」
ハルナ「ヒュウガ…お前またそんな物を作っていたのか…」
エスカルゴン「工場でGESか…昔陛下がカービィと共に変な奴らを打倒する為の旅で立ち寄った星でのトラウマが…」
イオナ「あ、エスカルゴン…いつの間に」
暁「い、今は大丈夫なの?」
エスカルゴン「大丈夫だ、問題無いでGESよ」
キリシマ「ほ、本当にここで大丈夫なんだろうな?」
ヒュウガ「大丈夫よ、何も知らない人から身を隠すには十分よ」
タカオ「…念のためだけど、安全を確認してくるわ」
響「私も確認してくる」
ヒュウガ「…ごめんなさいねー、大丈夫だとは思うけど…」
響「それじゃあ…行くよ、タカオさん」
タカオ「ええ…」
ウィィィィィィィン……
響「…」タタッ
タカオ「……」キョロキョロ……
タカオ「そっちは…?」ボソッ
響「…異常なし」ボソッ
タカオ「大丈夫よ、安全は確認したわ!」
エスカルゴン「よし、心置きなくキリシマを着替えさせられるでGESな」
電「うーん…流石に司令官さんは…その…ストーカーみたいな事しないんじゃないのかな…」
エスカルゴン「アイツは見たいと思ったらどんな手を使ってでも見る奴でGESからねえ…」
ハルナ「では…私と401で着替えさせてくるぞ」
キリシマ「…絶対覗くなよ?」
タカオ「はいはい」
ウィィィィィン…ガコン…
蒔絵「脱いだ!?ヨタロウ脱いだ!?」
キリシマ「うるさい!覗くな覗くな!」
ブブブブ……
ーーーーーー
デデデ『でぇははは!ワシは見たいと思ったらこんな手を使ってみてやるんだZOY!!』
キリシマ「ったく…何の因果で…」
ハルナ「まずは魚の着ぐるみから行ってみるか」
イオナ「キリシマ、ぬいぐるみから出て」
キリシマ「はいよ、ちょっと待てよ…」ヌギヌギ
デデデ『おぉ!?いよいよZOY!!よぉし脱げぇぇぇ!!!』
キリシマ「せーのっ…よっこらせっと…」ヌギヌギ
イオナ「…?あれ何?」
キリシマ「ん…?」
ハルナ「ふんっ!」グシャッ!!
ベキッ!!
キリシマ「ひょわぁ!?」
イオナ「ハルナ、凄い」パチパチ
デデデ『壊されたぁ!!ワシの旺盛なる知識欲は踏み躙られたZOY!!!』
群像「大丈夫か!?」
イオナ「大丈夫、ちょっと虫が入って来ちゃっただけ」
ハルナ「心配の必要は無い」
群像「そうか、なら良いんだが…」
キリシマ「ん…?お、おい401!」
イオナ「どうしたの?」
キリシマ「あ、頭が…つっかえた…」ジタバタ
ハルナ「待ってろ、今すぐ脱がしてやる」
ポンッ
キリシマ「おうはー…」
イオナ「脱げた?」
キリシマ「まあ、何とかな…」
ハルナ「…よし、兎に角お前が気に入りそうなのを試すぞ」
イオナ「おー」
ハルナ「まずはこれだ」つ魚の着ぐるみ
イオナ「さっきのだね」
キリシマ「はいよ…」モゾモゾ
ハルナ「どうだ?」
キリシマ「う~ん…いまいちだな」
イオナ「やっぱり…」
ハルナ「じゃあ…次はこれだ」つヒトデの着ぐるみ
キリシマ「は、入るのか?」
イオナ「今のキリシマのサイズなら入ると思う」
キリシマ「そうか!じゃあ失礼して…」モゾモゾ
蒔絵「何だか楽しそう…あー!私もあの中に入りたいー!」
ヒュウガ「それはダメよ、ヨタロウの中身見せちゃダメって言われてるから」
蒔絵「うー…覗いちゃえ!」
ヒュウガ「あ!コラ!!」
シャラララララッ!!!
蒔絵「ハルハルー!どんな感じ?!って…あれ?」
キリシマ「ん?」Eヒトデの気ぐるみ
蒔絵「あれー…?ヨタロウの中身は?」
イオナ「今ヒトデの気ぐるみの中に居る」
キリシマ「…良いなコレ」ボソッ
蒔絵「へー…ヨタロウの中身ってそんな顔してたんだ」
ヒュウガ「はいダメダメ!外で遊んでなさい!」ガシッ
蒔絵「えー!そんなー!」
ヒュウガ「あ、姉様達は気にせずごゆっくり…」
イオナ「分かった」
シャラララララ……
ハルナ「さて…取り敢えずはヒトデの気ぐるみで良いか?」
イオナ「弾力性もあるし、打撃には完璧に強い」
キリシマ「うーん…もう少し他のも確かめたいな……あ、別に気に入ったとかそう言う訳じゃ…」
ハルナ「よし、そう言う事で進めよう」
キリシマ「え!?おい、ハルナ!?」
イオナ「じゃあ…羊さんの毛」スッ
キリシマ「…何処で取って来た?」
イオナ「デデデ達が乗っていた不思議な船から借りた」
キリシマ「む、そうか…そこも何れ調査しなければな」ヌギヌギ
ハルナ「気ぐるみの系統ではないからな、どうにか体をはめれば大丈夫だ」
キリシマ「良いしょっと…ほら、どうだ?」モコッ
イオナ「似合ってる」
ハルナ「マチコみたいだな」
キリシマ「誰だよマチコって!」
イオナ「次は兎の気ぐるみ」スッ
キリシマ「ふむ、着るのは難しくなさそうだな」ヌギヌギ
ハルナ「…気になったが、ヨタロウはどうする?」
キリシマ「直ったら気に入った物と一緒に貰って行く」モゾモゾ
イオナ「良かった、気に入った物があって」
キリシマ「……はっ!しまった…」
エスカルゴン「どうでGESかー?」
イオナ「気に入った物が一つ見つかったって」
キリシマ「おぉい!!」モフッ
エスカルゴン「そりゃ良かったでGES」
キリシマ「こいつ…!」ギリッ
ハルナ「兎の気ぐるみ…似合ってるじゃないか、良かったな」
キリシマ「くそ、どいつもこいつも…!」
エスカルゴン「で、どれが気に入ったでGESか?」
キリシマ「気に入ったもの…?そうだな…ヒトデの気ぐるみが気に入ったが…」
ハルナ「そうか、やはり気に入ってたのはそれか」
キリシマ「うるさい……しかし、如何せんぬめぬめしてそうなのは…」
エスカルゴン「変な所で女の子っぽいでGESな」
キリシマ「うるさいっ!ぬめぬめしてそうなのは…な、何かアレなだけだ!」
エスカルゴン「ぬめぬめしてそうなのが嫌なんでGESね?」
キリシマ「そ、そうだっ!」
エスカルゴン「じゃ、ちょっと待ってて欲しいでGES」ヒョイッ
キリシマ「あっ…おい!」バッ
エスカルゴン「ちょっとこのヒトデの気ぐるみを改造してくるでGESよ」
タッタッタッタ……
ハルナ「…逃げ足が早いな」
キリシマ「くそー…!」
ーーー数分後ーーー
エスカルゴン「ホレ、持って来たでGESよ」
キリシマ「ん…!?」
つオニヒトデの気ぐるみ
ハルナ「これは…オニヒトデか?」
エスカルゴン「ま、単にもとのぬいぐるみに棘を付けたりしただけでGESが…」
キリシマ「お…おぉー!!」キラキラ
ハルナ「どうした?」
キリシマ「これならば…恐ろしい外見に誰も近寄らない筈!!」キラキラ
エスカルゴン「更に気に入ってもらえた様で…何よりでGESよ」ニヤニヤ
キリシマ「早速着てくるぞ!少し待っててくれ!」
シャラララララ……
ハルナ「大喜びだったな」
イオナ「うん、作戦は成功したと思われる」
ーーーまたまた数分後ーーー
蒔絵「ねー!まだー?」
キリシマ「もう着替え終わったぞ」
蒔絵「どんなのどんなの!?」ワクワク
ここで休憩を挟みます、また二時間位で書きます。
キリシマ「さあ…刮目しろっ!!」ババーン!!!
蒔絵「おぉう!?」
ヒュウガ「あら、随分と刺々しいわね…」
暁「とっても似合ってるわよ!」
キリシマ「ま、私なら当然だな」
エスカルゴン「それで暫く我慢するでGESよ」
キリシマ「では…出来るだけ早く服の修復をしてくれ…」
ヒュウガ「はいはい、何とかやってみるわ」
ハルナ「修復は任せろ」
キリシマ「すまない…頼んだぞ!」
テチテチテチ……
雷「…メンタルモデルって、色んな人格があるのね」
タカオ「人間と同じね、兎に角ぬいぐるみを修復しましょ」
ーーー廊下ーーー
キリシマ「ふっふっふ…これは中々良いぞ…!」
デデデ「キリシマ~!キリシマ~!!」
卯月「何処だぴょーん!見つけてやるぴょーん!ぷっぷくぷー!」
吹雪「出て来て下さーい!」
キリシマ(不味いっ!他にも居たか!?)ペタッ
天龍「…お?おい提督ー、棘が生えたヒトデが居るぜ?」
デデデ「何?ふーむ…」コンコン
キリシマ(……)ドキドキドキ……
デデデ「うりゃぁ!!」ブン!!
ガキィィィィン!!!
デデデ「…っほー」
キリシマ(おお、これは強度も十分…)
ヒョイッ
キリシマ(お?おおお?)
デデデ「……」
ガシッ
キリシマ「うわっ!?」
デデデ「おお、中身があるZOY!!」
キリシマ「えぇ!?」
デデデ「お前達!ビーチで食事の支度をするZOY!!」
吹雪「えぇ!?でもそれってオニヒトデじゃないですか!毒があったらどうするんですか!?」
デデデ「焼けば良いZOY!」
卯月「そんな物ぴょん?」
デデデ「そんな物だZOY!さあビーチに向かうZOY!!」
ダダダダダダ……
ヌイヌイ…アミアミ…
ヒュウガ「ふー…一応これでくっついたわね」
ハルナ「…問題はキリシマと繋ぐ為のナノマテリアルだな…」
響「…メンタルモデルも大変なんだね」
タカオ「そうなのよ…」
ヒュウガ「高性能な分、色々代償が孕むって事よ」
ホワワワ~ン……
カービィ「ぽよ…?」
雷「何かしら?この匂いは…」
タカオ「嗅いだ事の無い匂いね…」
蒔絵「…行ってみようかな?」
ヒュウガ「そうね、あの匂いの正体を確かめなくちゃ」
ーーーその頃、硫黄島周辺ではーーー
「らんららんらら~ん♪らんららんらら~ん♪」
「……」
「ねえコンゴウ~!マヤの出撃まだー?」
コンゴウ「…まだだ、マヤ」
マヤ「マヤもう退屈~!だったら一緒にピアノ弾いてよー!!」
コンゴウ「…面倒くさい」
マヤ「コンゴウのケチ!めんどくさがり!!」
コンゴウ「…ふん」
ホワワワワ~ン……
マヤ「…?何だか美味しそうな匂いがするよ!」
コンゴウ「マヤ、任務の途中だぞ」
マヤ「えー…?」
コンゴウ「…」
マヤ「…うー…」グーギュルルルルル…
コンゴウ「…」
マヤ「うー…」
コンゴウ「はぁ…仕方が無い、行くだけだぞ」
マヤ「やったぁっ!コンゴウ大好きっ!!」
コンゴウ「すまないが…ナガラと400と402はここで待て」
402・400「了解した(しました)」
ナガラ「…」
ーーー人工ビーチーーー
ジュワ~~~~~!!!
キリシマ「な、なんだか…あ、熱くなって来たぞ…?」
バシャッ!!
キリシマ(うわっ!?)
デデデ「う~ん…!良い匂いだZOY!!」
吹雪「…美味しそうです……」グ~~
暁「司令官ー!」
ヒュウガ「あら、美味しそうな…な、なにそれ?」
デデデ「実に美味そうであろう?」
カービィ「ぽ…ぽよ…!」グゥゥゥゥ
ハルナ「一体何を使っている?」
デデデ「棘の生えたヒトデだZOY!」
響「棘の生えたヒトデ…?ま、まさか!?」
ザザァ……
コンゴウ「…ここか?匂いがしたのは」
マヤ「あ!あそこからだよ!」
天龍「ん?誰だお前ら?」
摩耶「これ美味そうだぞ、こっち来て食おうぜ!」
ヒュウガ「あ、アンタらは…コンゴウ!?」
マヤ「マヤも居るよー!」
摩耶「はぁ!?なんでこんな奴がアタシと同じ名前なんだよ!?」
デデデ「貴様もコンゴウと言うのかZOY?紅茶が飲みたいネーとか言うのかZOY?」
コンゴウ「……」
エスカルゴン「な、何かコイツノリが悪いでGESね…」
デデデ「ふむ、虫の居所でも悪いのかZOY?」
コンゴウ「…焼いているのは何だ?」
ハルナ「コンゴウ……キリシマが焼かれている」
コンゴウ「ふん…そんな冗談には応じないぞ」
マヤ「そうだよ!こんなに美味しそうな匂いしてるのに!」
キリシマ「お前達!いい加減に助けてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
マヤ「えっ!?ホントに焼かれちゃってる!?」
暁「か…カービィ!吸い込みよ!」
カービィ「ぽよっ!すぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」ギュォォォォォォォォォ!!!!!
コンゴウ「な…何だ!?」
デデデ「や、止めるZOY!!」
キリシマ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
マヤ「キ…キリシマ!?本当に焼かれちゃってた!?」
暁「吸い込み止めっ!」
カービィ「ぽよっ」ピタッ
キリシマ「…っ」ベシャッ
天龍「だ…誰かー!水持ってこーい!!」
コンゴウ「…お前、何の魂胆があっての事か?」グイッ
デデデ「し、知らんZOY!!何故ヒトデを食べようと思ったらキリシマが出て来たZOY!?」
ヒュウガ「そもそもヒトデ食べようって思考がおかしいわよアンタ!!」
暁「そうよ司令官!何でそんなにお馬鹿になっちゃったのよ!」
エスカルゴン「けっ、元からだろーがよ」
デデデ「何ぃ!?エスカルゴン貴様!!!」
コンゴウ「…ふん」ポイッ
デデデ「あだっ!あたー…」ドサッ
デデデ「キリシマ…!お前があのヒトデの中に入っていなければ!」
キリシマ「私の所為にするな!!あれはぬいぐるみを直す為に少しの間着ていただけだ!!」
デデデ「…そうだったかZOY……」
ヒュウガ「全く…人騒がせね…」
マヤ「んー?」
デデデ「その気ぐるみの中身はどうなっておるZOY?」
キリシマ「あ」
雷「え!?また最初から!?」
キリシマ「うわわわわわ!」ヒョコヒョコヒョコ
デデデ「待てぇキリシマ!!逃げるで無いZOY!!」ドスン!!!ドスン!!
コンゴウ「…どういう事だ…」
ハルナ「…キリシマは熊のぬいぐるみの中に居たが、それをデデデに破壊された為代わりの物を着ている」
ハルナ「デデデがキリシマの熊のぬいぐるみを破壊したのは、中身が見たかったと言う理由からだ」
コンゴウ「……理解不能だ」
デデデ「待てぃ!キリシマ!!!」
キリシマ「誰が待つか!!」
マヤ「待って~!マヤもやる~♪」タッ
キリシマ「マヤ!?これは遊びじゃないんだぞ!」ピョンピョン
デデデ「そうだZOY!これはワシの旺盛なる知識欲を満たす為の行為!子供は大人しくしてるZOY!!」ダッダッダ!
マヤ「…む~!」
ヒュウガ「私達も後を追わなきゃ!」タッタッタッタ
暁「司令官っ!!待ちなさいっ!」タッタッタッタ
デデデ「ワシの旺盛なる知識欲は、諦める事を知らんのだZOY!!」ダダダダダダダダ!!!!
イオナ「待って…!」タッタッタッタ
電「待って欲しいのですー!」タッタッタ
デデデ「でぇはははははは!!は…はははっ……はぁ…」ダダダダ…ダ…
電「あ、あれ…?どうしたのですか?」
デデデ「ぜぇ…ぜぇ…よる…年…波…へい」
響「ようやく止まった…」
ーーーーーー
キリシマ「ぜぇっ…寄る…年…波…」
「クフフフフ…」
キリシマ「こ、今度は誰だ!?」
タランザ「これはこれは…えーと、アンタ誰なのね?」
キリシマ「…お前も彼奴らと同じ類か?」
タランザ「それは自分で判断して欲しいのね」
キリシマ「…兎に角、私は忙しいんだ…揶揄うつもりなら近寄るな…」
タランザ「……クフフ」
タランザ「大戦艦キリシマ…大変お待たせしたのね…アナタにぬいぐるみの代わりになる物をあげるのね!」
キリシマ「っ!?お前!本当に何者なんだ…!?」
タランザ「…ほれっ!」ポイッ
キリシマ「わわ…お?」
虫の刻印が刻まれた鎧
キリシマ「こ…これは…!?」
「キリシマ~!!」
キリシマ「ま、不味いっ…!」
ガチャ!!
デデデ「ここかZOY!?」
イオナ「キリシマ、ここに居るの?」
コンゴウ「…何故私まで付き合わねばならんのだ…」
デデデ「おいキリシマ…?」ムンズ……ゴソゴソ
響「どうだった?」
デデデ「…蛻の殻ZOY!」
カービィ「ぽよー?」
キリシマ「お前達…遅かったじゃないか」
ヒュウガ「あ、キリシマ……?」
キリシマ「ふっふっふ…」
コンゴウ「……」
暁「わぁ…!?」
キリシマ「どうだ?この洗練された鎧は……ぐっ!?す、少し重いな…」
デデデ「こ、これがキリシマの新しい服かZOY?」
キリシマ「ああ…さっき変な奴に貰ったからな」
タランザ(クフフ…自我が残っているうちに…精々堪能しておくのね…)
コンゴウ「キリシマ」
キリシマ「…何だ?」
コンゴウ「お前は兵器としての自覚が無さ過ぎる、霧から離反し…其の様に堕落していて恥ずかしいとは思わないのか?」
キリシマ「…戻れと言いたいのか?」
コンゴウ「そうだ、昔の様に再び『アドミラリティ・コード』に従え…」
ヒュウガ(…まさか直接アプローチするとはね…)
暁(な、何だかとても深刻そう…)
キリシマ「…そんなに戻したければ、やってみろ」
コンゴウ「そうか…ならばそうさせてもらうっ!」ヒュワ~~…ブンッ!!!
ガキィィィィィィン!!!!!
コンゴウ「っ…!?何だ…この強度は…!?」
デデデ「もの凄くいい音がしたZOY…」
キリシマ「っくっくっくっく……くっはっはっはっはっは!!」
暁「ちょ、急にどうしたのよ!?」
キリシマ「はっはっは!!はっはっは…はっhはhははhは…!』キィィィィィィ!
ヒュウガ「…!?姉様!下がっていて下さい!!」
イオナ「これは…?」
雷「うわぁ…!?」
『フふふフフフふフ……』
ガチャ!!
群像「どうした!一体何事だ!?」
イオナ「群像…」
群像「!…それは…!?」
響「…キリシマが…変身してしまった」
群像「何…!?」
イオナ「群像……キリシマに異常が起きている、危険な状態」
群像「何故こんな事に…!?」
「クッフフフフフ!!実験大成功なのね!」
デデデ「その声は…まさか!!」
タランザ「ジャジャジャのジャーン!!タランザなのね!」
エスカルゴン「貴様の仕業でGESか!!」
コンゴウ「何だ…?この虫の様な奴は…」
タランザ「クフフ、でも…霧とやらもも案外馬鹿なんだねっ?」
ヒュウガ「あら?聞き捨てなら無いわね」
タランザ「だって…危険な状況にあったとはいえ、出された物を疑いも無く纏っちゃうなんてさっ!」
コンゴウ「貴様…キリシマに何をした!!」
タランザ「クッフフ…女王様が編み出した『操りの秘術』…それを応用して自我を無くし、魔獣にする鎧を着せたのね!」
エスカルゴン「ま、魔獣!?」
ヒュウガ「アンタねっ…!!」
タランザ「お話はここまで、アイツが襲いかかって来るのね…クフフッ!」
『…!kラえッ!!』ブン!!!
ドガァァァァァァン!!!!
雷「きゃぁぁっ!」
群像「ぐっ…!」
イオナ「っ…」ドサッ
ズン…
イオナ「き…キリシマ…」
『カくg…401…!』
エスカルゴン「酷すぎるでGES!キリシマを魔獣にするとは…!」
コンゴウ「っく……!」ダッ
デデデ「!カービィ!コンゴウの剣を吸い込むZOY!!」
ヒュウガ「はぁ?!」
カービィ「ぽよっ!すぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」ギュオォォォォォォォォォ!!
コンゴウ「っ!?何をしている!?」
群像「そうだ!やめろっ!」
パッ
コンゴウ「…!!」
ゴクンッ
暁「やったぁ!吸い込み成功!」
ヒュウガ「ちょ…なんて事してくれたのよ!?」
デデデ「まあ見ているZOY!」
カービィ「ぽよっ…!」ピョン!!
パァァァァァァァ……
クルクルクル……ペシッ!
カービィ『はっ!!』
群像「あ、あれは…?」
コンゴウ「姿が変わった…?」
メタナイト「あれこそ、ソードカービィだ」
ヒュウガ「ソード?」
イオナ「カービィ…?」
コンゴウ「ソードカービィ…?」
デデデ「メタナイトか!」
マホロア「ボクも居るヨォ!」
ヒュウガ「あの子は一体何なの!?」
マホロア「カービィのコト?彼はボクの頼れるトモダチ!何でも吸い込んで自在に変身出来ちゃうんダヨォ!」
コンゴウ「変身が出来る…?」
ヒュウガ「マルクって子と言い…とても興味深いわ…ねえ!後で調べさせてもらっても良い!?」
マホロア「良いヨォ、ただ…今目の前の問題は…」
『gぎ…』
マホロア「カマキリの様な…アイツだネェ」
雷「こうして見ると結構大きいわね…!」
エスカルゴン「…便宜的に、奴の名前は『濃霧魔獣 シマギリ』と名付けるでGES」
コンゴウ「名付けている場合かっ!!」
カービィ「ぽよっ!!」ピョンッ!
ドガァァァァン!!!
『チっ…ちょkマかト!』
カービィ『ドリルソードっ!!』バッ
ズバッ!!
『っ…』
イオナ「…」ヴン……ビシュッ!!
『!?』ドガッ!!
カービィ「ぽよ?」
ヒュウガ「ね…姉様!?」
イオナ「私も手伝う」
カービィ「…ぽよ!」
『ギぃ…ギるっ!』ブン!!
カービィ「ぽよっ!」ピョン!
イオナ「!」ピョンッ
『ギる……』ギョロギョロ
イオナ「…」タッタッタッタッタ…
『ギらァ!!』ブン!!
群像「危ない!!」
イオナ「!」ピィィィィィィ
ガキィィィィン!!!
イオナ「く…」ギギギギギ……
『…oれロ!』ギギギギギギ……
カービィ「ぽよっ!」ズバッ!!
『ぎィ!?』
ヒュウガ「装甲が弱い所に斬りつけたわ!」
暁「その調子ー!」
カービィ『ソードひゃくれつ切りっ!!』ズバッ!!ザシュザシュザシュ!!
『ギっ!!』
カービィ『決め切りっ!!』ズバッ!!
『ギゅエぇ!』
『kさマ…!』ズンズン
イオナ「させない」ヴン!
『!?グ……』ズシィィィ……メキメキ…
雷「な、何か黒い弾みたいなのが出来て敵の動きを封じてるわよ!?」
ヒュウガ「浸食魚雷の効果を小さくした物ね、威力が下がってる分任意の空間に出せるし、動きを止める事も出来るわ」
カービィ『スピニングソード!!』クルルルッ!
スバッ!
『っ!』
雷「その調子よー!」
電「やっつけちゃうのですっ!」
カービィ「ぽよ……ぽよ」ペタン
イオナ「?どうしたの?」
カービィ「ぽよ…すぅ……すぅ…」スヤスヤ…
『…ナに?』
暁「ちょ…どうしてそこで寝ちゃうのよ!?」
雷「カービィー!!起きてーっ!!」
エスカルゴン「流石のアイツも拍子抜けしてしまっているでGESよ!?」
マホロア「ど…ドウシヨウ…」
メタナイト「…いや、これで良い」
ヒュウガ「いやいや!どう見たってヤバいわよ…!」
『…スきあリ』スッ
イオナ「…止めて」バッ
ヒュウガ「姉様!危険ですっ!!」
イオナ「でも…このぷにぷにを見捨てたくない」
響「ちょ、こんな時にもぷにぷに呼ばわりって…」
『…そkをドけ』
イオナ「絶対に退かない…」
『ソうk…ナらバしかタなイ!』スッ
ヒュウガ「姉様ぁっ!」
カービィ「!ぽよっ!!」
暁「起きたわっ!」
メタナイト「…勝ったな」
『…ギ!!』ブン!!
ドガァァァン!!
イオナ「っく…ぷにぷに、今!」ギギギギギギ……
カービィ「ぽよっ!はぁぁぁぁぁぁ…!」キィィィィィィ…
『…!』
ヒュウガ「剣が…光ってる…」
カービィ『ソード…ビームっ!!!』フィィィィィィィィィィ!!
暁「光の刃が飛んだ!?」
『!ぐッ……』ガキィ!ギギギギギギ……
群像「…」ゴクッ
『グぐ…』ベキッ…バキッ…
ズバァァッ!!
『ぐアぁアァあぁァァー…!』ピカァァァァァァ!!
雷「!やったぁっ!!」
デデデ「見えるZOY…見える!見えるZOY!!」
ドカァァァァァァァァァン!!!!!
コンゴウ「っ…」
ヒュウガ「…」
カラン…コロコロコロコロ…
カービィ「ぷにっ…」スタッ
電「カービィ!やったのですっ!」
暁「き、キリシマさんは?」
暫く出かけてきます、ごめんね
キリシマ「う…ぐ…」
暁「大丈夫!?」
ヒュウガ「怪我は無いかしら!?」
キリシマ「?…こ、ここは?」
イオナ「このぷにぷにが助けてくれた」ヒョイ
カービィ「ぽよ?」
キリシマ「そうか…お前が…助けてくれたのか…」
カービィ「ぽよっ!」
キリシマ「…れ、礼は…言っておく」
カービィ「ぽよ?」
キリシマ「…感謝するぞ」ナデ…
カービィ「ぽよぉ!」
ヒュウガ「…ふふっ」
デデデ(ほうほう…あれがヨタロウの中身かZOY…)
キリシマ「……っ!?」
イオナ「どうしたの?」
キリシマ「…何故だか、嫌な予感がする…」
ヒュウガ「嫌な予感?」
コンゴウ「…」ギロッ
デデデ「わ、ワシじゃないZOY!ワシは中身が確認出来ただけで満足だZOY!!」
響「じゃあ…一体…?」
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
雷「!?」
群像「誰の悲鳴だ!」
キリシマ「…刑部蒔絵…!」ダッ
カービィ「ぽよ!?ぽ~よ!ぽ~よぉ!!」
ヒュウガ「ちょ!まだ病み上がりなんだからじっとしてなさいってば!」
ーーー人工ビーチーーー
キリシマ「刑部蒔絵!一体何があった!」
蒔絵「ひっぐ…ハルハルがぁ…!」エグエグ
ヒュウガ「あ!?」
タランザ「ざ~んねん!君たち…一足遅かったみたいなのね!」
ハルナ「う…うぅ…」ビビビ…
マヤ「あ…う…」ビビビ…
コンゴウ「マヤ!?」
響「あ、網の様な物で捕らえられている…!?」
キリシマ「お前!ハルナ達を離せ!!」
タランザ「断るのね!女王様からの命でコイツらを捕まえて来いと言われたのね!」
群像「お前は一体何者だ…!」
タランザ「クフフ…操りの魔術師、タランザ…気さくにタランザ様と呼んでくれて構わないのね」
イオナ「呼ばない、ハルナ達を離して」
タランザ「だから断るって言ってるのね!その年で痴呆はちょっと早いと思うけど?」
デデデ「何ぃ!?貴様ぁ!!」
タランザ「じゃ、ワタシはこれで…」
コンゴウ「…でやぁぁぁっ!!」ブゥン!!!
タランザ「おぉっと!殺気を隠しきれていない一撃なぞ怖くないのね!」
コンゴウ「…」ギリッ
タランザ「じゃ、アデュー!」ボシュッ!
ドガァァァァン!!!
コンゴウ「っ!」ガキィィン!!
ボチャンッ……
イオナ「コンゴウ!」
タランザ「さて…邪魔者も消えたし帰らせてもらうのね……うぉ、二人は重いな流石に…」フヨフヨ……
フヨフヨ……
電「そん…な…」ガクッ
キリシマ(助けてもらっておいて…何も…出来なかった…)ギリッ
ヒュウガ「霧のメンタルモデルを攫うなんて…一体何が目的なのかしら?」
エスカルゴン「…アイツは、この地球を征服する為に戦力を集めていると思われるでGES」
イオナ「それで…メンタルモデルを…」
蒔絵「うぇぇぇ……ハルハル…っ」グスッ
響「大丈夫さ、彼女達は必ず私達が助けてみせる」
デデデ「ああ…お詫びにならないかもしれないが…助けてみせるZOY」
蒔絵「ぐすっ…お詫び?」
暁「ほら、司令官がヨタロウの中身を見たいって言って騒ぎ起こしたじゃない?」
蒔絵「…あ、そうだった…ハルハルが攫われちゃったから忘れそうになった…」
暁「あなたねえ…」
蒔絵「…あ、そう言えばヨタロウの中身って誰?」
響「…キリシマさん、あっちに居る」クイッ
キリシマ「…ん?」
蒔絵「…あんたがヨタロウの中身?」
キリシマ「…キリシマだ、覚えておけ」
蒔絵「ふーん…私は刑部蒔絵……って知ってるかな?」
キリシマ「知っている」
蒔絵「そっか…」
キリシマ「……」
ポンッ
蒔絵「…?」
キリシマ「…ハルナは何時か助けてみせる、お前はここで待ってろ」
蒔絵「……うん」
ーーーその頃ーーー
コンゴウ「……」
402「…遅い帰りだったな、コンゴウ」
コンゴウ「少しな…」
400「重巡マヤはどうしたのですか」
コンゴウ「……」
402「…どうしたんだ?」
コンゴウ「…攫われた、謎の蜘蛛の様な存在にな」
400「それは真実ですか?」
コンゴウ「……この目で見た」
402「…そうか」
コンゴウ「…目的変更だ、各艦隊は重巡マヤの救出を急げ」
400「焦らずとも救出は何時でも出来るのではないですか?」
コンゴウ「…マヤは任務の遂行に不可欠だ、何としても連れ戻すぞ」
402(…だいぶ感情移入し始めているな…そろそろ頃合いか?)
400(ですね、本来の任務に集中してもらうには……)
「そこのお姉さん、そう言う事でちょっと相談があるんだけど…」
コンゴウ「…またお前か」
南方棲鬼「あら、覚えていてくれたのね…嬉しいわ」
402(…こんな時に邪魔者か…)
400(タイミングが悪すぎますね…)
コンゴウ「何度言ったら分かる?私達は貴様の様な海の藻屑等と手を組む気はないと」
南方棲鬼「いやそこまで酷くなかったと思うわよ…その時は確か海の死に損ないとか言われたっけ」
402「そっちも酷いな…」
コンゴウ「私は忙しい、帰ってくれ」
南方棲鬼「…そんな事言っちゃっていいのかしら?」
コンゴウ「何?」
南方棲鬼「多くの船が離反した霧の艦隊だけど…大戦艦の中でも突出した実力を持つあなたの力は魅力的なのよ」
コンゴウ「…何が言いたい?」
南方棲鬼「じゃあはっきり言うわよ…マヤって子、助けたくないのかしら?」
コンゴウ「…!?」
南方棲鬼「あ、揺らいだわね?」
コンゴウ「…どういう事だ?」
南方棲鬼「実はね、あの蜘蛛の奴には私達も手を焼いてるのよ…輸送途中に襲撃されたりとか…」
コンゴウ「…それで、奴を討伐する為に仲間になれと?」
南方棲鬼「そゆ事、あなたはマヤって子も助けられるし…悪くないと思うんだけど?」
コンゴウ「ふむ……」
400「…どうするつもりです?」
コンゴウ「…」
402「まさか引き受ける気じゃないだろうな?」
コンゴウ「…400,402」
400「…何でしょう」
コンゴウ「…私は暫く霧を離れる」
南方棲鬼「お、商談成立って事ね!」
400「お待ちください、あなたが深海棲艦に手を貸している間…東洋方面の霧は誰が管理するのですか?」
コンゴウ「全部お前達がやれ」
402「…何?」
400「…貴方の先ほどからの言動・行動は明らかにアドミラリティ・コードに反しています」
402「それ以上反すれば、東洋方面巡航艦隊旗艦から外される事になるのだぞ」
コンゴウ「ふん…奴らの元に付いた後でも活動は出来る、それに…」
400「それに?」
コンゴウ「…長い間付き添っていたマヤを救えるのだからな、少しの代償は構わんさ」
402(あ、ダメだコイツ…)
400(一体何時からあんな風に…)
南方棲鬼「じゃあ…今日から貴方も深海棲艦の一人よ…歓迎するわね…」ザブ…
コンゴウ「…」ザブ……
ポツーン……
402「…なあ、400」
400「何でしょう、402」
402「霧は…もうダメかもしれないな…」ズーン……
400「…ですね」ズーン…
ーーー硫黄島ーーー
デデデ「さて、これからどうするZOY?」
電「ハルナさんとマヤ…ちゃんは攫われちゃったし…」
イオナ「さっきからコンゴウの消息も掴めない」
キリシマ「そんな事は無いだろう、まだそんなに経っていない」
イオナ「ううん、さっきコンゴウがネットワークから切断した」
ヒュウガ「えぇ?一体何を考えてんだか…」
群像「…とにかく、今日はこのまま泊まってくれ」
エスカルゴン「でGESな、難しい事は後で考えるでGES」
響「…何も分からないのは少しもどかしいけど…仕方ないね…」
暁「タランザめ…!今度会ったらけちょんけちょんに倒してやるんだからっ!」
キリシマ「…そうだな、当分の目標は…打倒タランザだな」
蒔絵「…絶対負けないでね」
雷「大丈夫よ!今すぐにアイツと決戦する訳じゃないし!」
デデデ「では…今日はもう眠るZOY…」
響「そう言えばもうそんなに時間が経っていたんだね…」
カービィ「ぽーよ?」
マホロア「トラブルの連続で気付かなかったネェ」
ヒュウガ「じゃあ…晩ご飯食べたら寝ましょうか?」
エスカルゴン「そうでGESな」
ヒュウガ「じゃあご飯作ってくるから待ってて」
イオナ「私も手伝う」
ヒュウガ「大丈夫ですわよ、姉様も待っていて下さいな」
イオナ「…ごめん」シュン
ヒュウガ(あぁぁぁぁ!!手伝えなくて落ち込んでいる姉様可愛いよおおおお!!!)
ーーー翌日ーーー
群像「皆、おはよう」
電「むにゃ…おはようにゃのです…」コスコス
摩耶「ははっ、なんだそりゃ」
群像「さて…と、今日はどうする?」
雷「そろそろ鎮守府に帰らないと…皆が心配してるわ」
ヒュウガ「あら、そお?ご飯だけでも食べてけば良いのに…」
キリシマ「ヒュウガ、ここは無理に止めるな…こいつらにも予定があるんだろう」
ヒュウガ「でも…」
電「あの…そんなに気を使ってもらわなくても大丈夫なのです」
ヒュウガ「あのね、子供はわがままを言う物なのよ?無理しないで良いの」
雷「ありがとう!でも大丈夫よ!」
暁「私達は子供じゃないから平気よ!」
ヒュウガ「…そっか」
群像「…そうか、では…気を付けて」
デデデ「こちらも情報が手に入ったら伝えるZOY」
エスカルゴン「果たして手に入るんでGESょうかねぇ」
摩耶「だから探すんだろうが…なぁ?」
電「なのです!」
デデデ「では…世話になったZOY!」
雷「また遊びにくるからね!」
キリシマ「こちらも情報が手に入り次第、報告しに行くからな!」
タカオ「気を付けなさいよー!」
イオナ「気を付けて」フリフリ
マホロア「大丈夫ダヨォ!ボクの運転は安全だからネェ!」
群像「それでは…また会おう!」
雷「さよならーっ!」フリフリ
ザザァ……
キリシマ「…変な奴らだったな」
蒔絵「そう?私は楽しかったよ?」
キリシマ「…そうか」
ーーー次回予告ーーー
エスカルゴン「ハルナとマヤがタランザに攫われ、コンゴウも行方知れず…」
デデデ「何だか昨日だけで一気に物事が進んだ様な気がするZOY?」
エスカルゴン「そうでGESなあ、色々謎も増えたし」
デデデ「まあ今のワシらに出来る事は…深海棲艦と戦う事だけだZOY」
エスカルゴン「触らぬ霧に祟り無しでGESな……そんな事より!」
デデデ「陸軍の連中が居るキス島に…深海棲艦が取り囲んでいるZOY!」
エスカルゴン「駆逐艦の連中!出番でGESぞ!!陸軍の奴らを救出するでGES!」
デデデ「だが…敵の新兵器が開発されているとの情報もある、気をつけるZOY!!」
エスカルゴン「…と言う訳で次回は!」
作戦No9『キス島撤退作戦!ナチュラルキラー・スコウピオン強襲!!』
エスカルゴン「を、お届けするでGES!」
デデデ「次回も見ないと極刑だZOY!!」
ーーー数日後ーーー
球磨「クマークマークマ、クマークマークマ」パタパタ
デデデ「ううむ…」ツー…
球磨「司令室のー埃をー掃除するクマー♪」
デデデ「…全くホコリ高き鎮守府だZOY!!」
球磨「クマ!」
デデデ「こっちも!こっちも!!ここもだZOY!!」フッ!!
モワワーン
球磨「クマっ!?けほっけほっ…な、何をするクマ!」
デデデ「ん?」
球磨「こんな事するんだったら他の子に変えてもらうクマ!!」
デデデ「ワシはお前にやってもらいたいZOY」
球磨「クマっ!?そ、それは…何を意味する…クマ…?」カァァ
デデデ「……」
球磨「提督!何とか答えて欲しいクマー!」
デデデ「…次はマッサージだZOY!」
球磨「誤摩化さないで答えて欲しいクマー!」ポカッ!
球磨「もみクマもみクマもみクマ……」モミモミ
デデデ「うーむ…全然効かん、もう少し力を入れるZOY!」
球磨「クマー…そうはいっても…これで力入れているつもりだクマ」モミモミ
デデデ「だが余り効かんZOY!!」
球磨「提督は脂肪がたっぷりあるクマから…」ガクッ
デデデ「何だ、もうへこたれたのかZOY?情けないZOY」
球磨「つ、疲れたクマ…」
デデデ「良し、ここは一つワシが真のマッサージを教えるZOY」
球磨「く…クマ…」ポフッ
球磨「や…優しくするクマよ…」
デデデ「分かっているZOY」
モミッ
デデデ「ほ~れ、やって欲しい所は無いかZOY?」モミモミ
球磨「お…おぅ…も、もうちょっと下クマ…」
デデデ「腰の所だな?ほ~れ!」モミッ!モミッ!
球磨「きっ…効く…クマぁ…っ!」ビクッ
デデデ「ふんっ!どうだっZOYっ!?」モミモミッ!!
球磨「や、ヤバいクマ…!気持ちよすぎて…っ!」ビクッ!!ビクッ!!
デデデ「どぉだ!天にも昇る気持ちであろう!?」モミモミモミッ!!
球磨「す…凄いクマ…んっ!こ、こんな腕前を隠し持っていたクマね…んっ!」ビクンッ!
デデデ「やらいでかぁぁぁ!!!」モミッ!!
球磨「クマぁぁぁぁっ!?」ビクンッ!!
デデデ「でぇははははははは!ワシの実力を見たかZOY!!」
球磨「す…凄いクマぁ…提督…」ビクンッ…ビクンッ…
*ここまでの流れは全てマッサージです
任務娘「提督、お邪魔します」ガチャ
ヲ級「ヲ邪魔虫…」
デデデ「おお、今仕事に疲れている球磨をマッサージしていた所だZOY」
球磨「提督は凄いクマぁ…マッサージの達人クマよ…」ビク…ビク…
ヲ級「提督、今度私にもやって」
デデデ「分かったZOY、ヲーちゃんなら何時でも良いZOY!」
ヲ級「ヲ…」
任務娘「……提督、今回も任務が御座います」
デデデ「ふむ、今回はどの様な物かZOY?」
任務娘「キス島に出張っている陸軍の救助…との事です」
球磨「救助?一体何があったクマ!」
任務娘「キス島で訓練をしていた陸軍の皆さんが、訓練中に深海棲艦に襲われたとの事です」
デデデ「ふむ…ならば出撃だZOY!」
任務娘「また…一刻を争う状況との事で、出来るだけ早く救助して欲しいとの事です」
デデデ「どういう事だZOY?」
任務娘「まあ…駆逐艦のみの編成になってしまいますね」
デデデ「そうか…この時の為に密かに駆逐艦を鍛えておいて良かったZOY」
任務娘「ホホホホホホ、何時お鍛えなされたのでしょう?」
デデデ「それは軍事機密だZOY!!」
任務娘「…まあ宜しいでしょう、では…お願いしますよ」
球磨(何か…任務の人の性格とか喋り方が急に変わった様な気がするクマー)
ーーーーーー
デデデ「…と言う訳だZOY」
吹雪「ほえー…そうなんですか…!」
卯月「こりゃまた面倒な事になったぴょん」
デデデ「しかも…敵の新兵器も出張っているとの情報もあったからな…」
島風「だったら私に任せてよ!早いもん!」
デデデ「無論、駆逐艦のみの部隊となるので勇気と慈悲がある者は諸人こぞるが良いZOY!」
雷「だったら当然私達の出番ねっ!」
響「ここは私たちに任せてくれ」
島風「大丈夫なのー?」
暁「子供扱いしない事ね!」
電「なのです!」
デデデ「よし…では、各員準備が整い次第、出撃だZOY!」
吹雪「はいっ!」
ーーーキス島沖ーーー
WORLD 3-2 Kiss Island Offshore
第一デデデ海軍艦隊の編成
旗艦:島風
卯月
暁
雷
響
電
島風「えーと…キス島ってどっちにあるのかな?」
電「そう言う事なら司令官さんからもらったこれを…ポチッとなのです!」ポチッ
方角探知機(E)
雷「東って出たわね!」
卯月「そこに向かうぴょん!ぷっぷくぷー!」
暁「きゃぁぁぁぁぁぁ!?め、目が回る~~!!」グルグル
卯月「う、渦潮だったぴょぉぉぉんっ!」グルグルグル
島風「うぅ~…め、目が…」
電「き、気を取り直して…ポチッ!」ポチッ
方角探知機(SE)
雷「えーと…南東ね!」
卯月「そこに向かうぴょん!」
ーーーーーー
ル級(elite)「ふふん…」ドヤァ
リ級(elite)「ル級さん、何か自信満々ですねぇ…どうしたんです?」
ル級「そりゃエリートになれたもの、誰だって浮き足立っちゃうわよ」
リ級「…だからって私達二隻だけ出撃はマズいでしょ」
ル級「大丈夫だ、問題ない」
リ級(大丈夫かなぁ…)
このSSまとめへのコメント
エスカルゴンの裸ならぬキリシマの裸かw
あとタランザのセリフにギラヒムのがww