まどか「か…解答がずれてる…!」 (16)
まどか「うーん…まあまあ解けたかなぁ」
まどか「後はこれをマークして終わ…あれ?」
まどか「え?」
まどか「解答欄が…一個…余るよ?」
まどか「問題解き忘れてる?でも次のページには何もない…」
まどか「お…おかしいなあ…」
まどか「…」
まどかの脳裏に、俄かに暁美ほむらの言葉が蘇る…
そう、あれは試験会場に入る直前のこと
時間ぎりぎりになってもなかなか離れないほむらをさやかが無理クソ引き離す時に残していった言葉
中学高校と進むにつれて段々とエスカレートしていった彼女のお小言(その全てがまどかを思ってのことではあるが)に対し、まどかはスルーという名の対処能力を身に着けた
あらゆる方面でパッとしないまどかだが、この能力に関しては学校で右に出る者はいないだろう
いつもいつも過保護だよほむらちゃんは!とか憤慨しつつ内心ちょっと嬉しいまどかはその時もがっつり聞き流していたのだが…
そうだ、あのとき彼女は何と言っていたか…
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