モバP「酒が飲めるぞ」 (36)
楓「酒が飲める、酒が飲める酒が飲めるぞー♪」
楓「酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
楓「一月は正月で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
楓「新年明けましておめでとうございます…ふふっ」
早苗「今年もいつものメンバーかぁ…まぁアイドルだし男とはねぇ」
志乃「あら、いいじゃない♪私はみんなで飲むの好きよ」
あい「しかし酒は飲んでも飲まれるな、節度をもたないとね」
楓「うふふ…このスルメ、いいスメル…ふふふー♪」
早苗「もうこの人は手遅れだけどね」
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楓「二月は節分で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
薫「鬼はーそとー!」ペシッ
モバP「いてて!まいった!」
仁奈「鬼はーそとでごぜーます!!」ベシッ
モバP「ちょ、普通にいたい!まいったって!」
ちひろ「鬼はーそとー!」ブンッ
モバP「鬼はアンタだろ!!!」
楓「ふくはーうちー♪」ペシッ
モバP「いやあの福はうちなのに俺にぶつけるのはおかしいと思うんですけど」
楓「ふくはーうち♪」ペシッペシッ
モバP「アハハハ、酔ってるわコレ、めんどくさいやつだわコレ」
楓「三月はひな祭りで酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
晶葉「今回もひな祭りロボを作ったぞ!」
菜々「また一段と厳かですねぇ」
晶葉「今回はなんとこのスイッチを押すとだな…ん?」
楓「雛人形を避難させる…うふふ♪」カポカポ
晶葉「ちょ、楓さん!?人形の首を抜き差ししないでもらえないか!?」
楓「……」ジー
楓「うふふふふふ♪」カポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポ
晶葉「やめてくださいお願いだからぁぁぁぁぁ!!!」(泣き声)
菜々「甘酒で酔ってますね楓さん……」
楓「四月は花見で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
早苗「今年もこの季節がやってきたぁぁぁぁ!!!」
早苗「私の季節!!桜と酒は日本の文化よ!!さぁ飲むぞー!!」
真奈美「早苗さん、飲み過ぎは体に毒だからね」
早苗「節度は守るっての!真奈美ちゃんものんでのんでー!」グイグイ
真奈美「やれやれ…」
楓「お酒は多くとりすぎずにほどよく楽しむくらいがちょうどいいですから気をつけましょうね早苗さん」ポフポフ
早苗「それ桜の木だから、私じゃないから、ていうかなんでもう出来上がってんの?」
楓「五月はこどもの日で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
モバP「いやー、こどもの日だけど女の子しかいないからやることないな」
凛「こいのぼりでもあげる?」
モバP「そのくらいはいいかもな、あげてみるか!実は倉庫になぜかあったし!」
ガラッ
モバP「えっと鯉のぼりは……」
凛「これじゃないかな?」
モバP「お、それだそれだ!……ん?」
楓「クー…クー…」スヤスヤ
凛「こいのぼり布団にして寝てる……」
モバP「一生瓶だきかかえてこの人は……どっから入ったんだよ……」
楓「六月は田植えで酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
モバP「ふぅ、都会から離れたところに来るとやっぱり空気がうまいな」
モバP「次のロケ地だから一人で下見しに来たけど、役得だよなぁ」
モバP「お、地元の人たちが田植えしてる!すこし見学するか」
楓「おばあさん、こっちの田んぼは終わりましたよ♪」
おばあさん「おお、すまんねぇ、他人のアンタに手伝ってもらって」
楓「いえいえ…これも美味しい日本酒のためです♪」ニコッ
おばあさん「ダッハッハッハッ!できたらいくらでも送ってやんべ!今日は私んちで飲んでけー」
楓「お言葉に甘えますねー、ふふっ」
モバP「どこにでもいるなあの人」
楓「七月は七夕で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
飛鳥「一年に一度しか会えないのに互いを思い続ける恋人……か」
飛鳥「悲劇的だね、だけど感動的で純愛だ」
飛鳥「所詮、人なんてそんなもの、他人の悲劇を美しいと思う哀れな生き物だよ」
蘭子(飛鳥ちゃん……かっこいい…!)キラキラ
飛鳥「それに星は幾億もの……」『なにやってんの楓!!!?』……星は幾億の『ふふふっ♪私が彦星と織姫を会わせてあげようとしてます♪』……だから星は『危ないから!!そっち崖だから!!!』…………もういい」グスッ
蘭子(飛鳥ちゃん……かわいい…!)
楓「八月は暑いから酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
杏「あっつい……」ダラダラ
みく「さすがにこの暑さ……体がだるいにゃ……」ダラダラ
奈緒「ほんとあついな……冷蔵庫にアイスあるけど食べるか?」
杏「たべるー」
みく「たべるにゃ」
奈緒「はいよーっと……」ガチャ
楓「?♪」ムシャムシャ
奈緒「…………」
バタンッ
杏「あれ?アイスは?」
みく「なかったの?」
奈緒「いま起こったことをありのままに話すぜ……冷蔵庫を開けてアイスをとろうとしたら楓さんが冷蔵庫の中に入ってアイスを食べてた……!!なにを言ってるのかわかんねーと思うけど私にもさっぱりわからない……!!素面だとか強化しすぎたかとかそんなもんじゃない最も恐ろしい25歳児の片鱗ってものを思いしったぜ……!!!」ゴゴゴゴゴゴ
杏「いつものことじゃない?」
みく「楓さんなら仕方ないにゃ」
奈緒「そんな扱いでいいのかよっ!!?」
楓「九月は台風で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
ゴォォォォォ……!!!
バタバタバタバタバタバタッ!!!!
光「嵐だな…外に出れなくて暇だ」
麗奈「別に気にしないで出てくれば?馬鹿なんだから風邪引かないでしょ?アーハッハッハッハッハッゲホゲホッ!!!」
光「な、なんだとー!!馬鹿とはなんだ馬鹿とは!!」
麗奈「アンタの事よ!」
光「くそー!!許さないんだからな!!」
麗奈「なによやる気!?」
『楓ぇぇぇぇぇ!!!女子寮から出るなってばぁぁぁ!!!』
『ふふふっ♪台風の時に食べるタイ風料理…♪』
『こんな日じゃどこの店も閉まってるから!!!』
『うふふー♪』
光「……早苗さんと楓さんも風邪引かないのか?」
麗奈「………たぶん、あれは天然っていうのよ」
楓「十月は運動会で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
茜「わぁー!どこもかしこも学校の運動場で運動会やってるみたいてすね!」
祐子「私たちもお仕事でやりましたね!」
茜「ゆっこちゃんも今年も出るんですか!!?」
祐子「はい!今年は念動力で玉入れを……」
トントン
祐子「はい?」クルッ
楓「ゆっこちゃん、どうぞ♪」ポスッ
祐子「え?楓さん?突然なにを…これってバトン? 」
楓「ごーごー♪」
祐子「え、ちょ」
茜「なるほどリレーですね!!!!燃えてきたー!!!ボンバー!!!!」ダッ!
楓「ぼんばー♪」ダッ!
祐子「…」ポツーン
祐子「そうだ、お家でスプーンでも曲げてよう!」(サイキック思考停止)
楓「十一月は何もないけど酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
のあ「もうすぐ年末ね」
ヘレン「あら、年末といっても私たちの輝きは変わらないわ」
のあ「ええ…輝きは不変、たとえ世界が終わろうとも歌い続けるのが役目」
ヘレン「それこそが…世界レヴェルね」
楓「……」
早苗「あれ?どうしたの楓、のあちゃんとヘレンさんに飲みに誘われたんじゃ……ちょっとなんで泣いて……?ついていけない?アナタがそれ言うの……?」
楓「十二月はどさくさで酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞー♪酒が飲めるぞー♪」
楓「かんぱーい♪」チンッ
モバP「乾杯!」チンッ
モバP「まさか楓さんと二人で飲める日が来るとは思いませんでしたよ」
楓「そうですね、お忍びデートですから…うふふっ♪」
楓「ふぅ……ほんとうに美味しいです」
モバP「……こんな安い店の安酒で良かったんですか?なんならもっといい店で…」
楓「いいんです、大事なのはいいお酒を飲むことより……」
楓「ほんとうに一緒に飲みたい人と飲むことですから♪」
完
終わりです、お付き合いいただきありがとうございました
成人の日も終わり、最近初めてお酒を飲んだという新成人の人も多いんじゃないでしょうか?
しかし酒はやはり飲んでも飲まれるなといいます
適量のお酒を友人や恋人、父親と飲むのが一番楽しいのです
かくいう僕も初めてのお酒は一番飲みたい人と飲もうとスマホを片手にアルバムで楓さんを表示して飲んでました
酔って楓さんに飲ませようとしてスマホに酒をぶっかけたら壊れて1からやり直しです
誰かあのときの俺を殴ってくれ
過去作
モバP「島村卯月の飼い方」シリーズ
のあ「眠れないの」みく「しらんにゃ」シリーズ
次も一発ネタを思いついたらまたお付き合いしていただければ幸いです
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