あかり「ごらく部のみんなと距離を置こう」(247)

あかり「ごらく部にあかりがいてもいなくても変わらないみたいだし」

あかり「存在感薄いって言われ続けてるもんね」

あかり「あかり、きっとごらく部以外に居場所があるんだよね」

あかり「だから、少しずつごらく部のみんなと距離を置いて」

あかり「あかりの本当の居場所、見つけちゃうんだから」

~トイレ~

あかり「わあい、ここが今日からあかりの居場所だよぉ」

あかり「ご飯美味しいなあ」

あかり「お茶美味しいなあ」

あかり「お菓子美味しいなあ」

~放課後~

京子「でさーミラクるんがさー」

ちなつ「もうミラクるんの話はいいですってば」

京子「えーちなちゅのいけずぅ」

ちなつ「ちなちゅ言うな」

結衣「ほんと京子はミラクるんばっかだな」

京子「だって私の人生だし!」

ちなつ「うわぁ…」

結衣「はいはい」

京子「あっそうだ!土曜日結衣の家遊びに行こうぜー」

結衣「何がそうだ、なんだ」

ちなつ「あー!私も行きたいですう!」

京子「いいよ!ちなつちゃんもおいでよ!」

結衣「何でお前が話進めてるんだ」

綾乃「トイレから女の子の声が聞こえる?」

千歳「学校の七不思議ってあるやん?最近その一つとして挙がってるみたいなんよ」

綾乃「なるほど……そのトイレというのがここな訳ね」

千歳「ちょっと寄ってみいひん?」

綾乃「え、けどほんとに声が聞こえてきたら怖いじゃないっ」

千歳「ちょっとだけやから、大丈夫大丈夫」

綾乃「ちょ、千歳っ!」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

オイシイナァ


オイシイナァ


綾乃「!!」

千歳「!!」

綾乃「ち、ち、ち、ちとせっ!今確かに声がっ」

千歳「ほ、ほんまや」


オイシイナァ


オイシイナァ


綾乃「あ、あら、でもこの声、何か聞きおぼえが……」

千歳「確かに聞いたことあるなあ」

オイシイナァ

オイシイナァ

オダンゴ

オイシイナァ


綾乃「……お団子?」

千歳「……赤座さん?」

京子「えーだめなのー?」

結衣「いやいいけど」

京子「じゃあけってーい!」

ちなつ「わー!私、精一杯おしゃれしていきますね!」

結衣「う、うん」

京子「あ、そういえばあかりはどうするの」

あかり「あかりのこと忘れられてたかと思ったよぉ」

京子「わりわりー、素に忘れてた」

あかり「きょ、京子ちゃん!」プンプン

京子「あはは、で、くる?」

あかり「あかり、予定があるから」

京子「そうなんだ、じゃ、3人で楽しもうぜー」

ちなつ「おー!」

結衣「テンション高いな…」

あかり「……」

綾乃「どうしよう、千歳、ちょっと声をかけてみる?」

千歳「せ、せやね、怪談の正体を解明してみんなの不安を払しょくするのもせいとかいの仕事やし」

綾乃「じゃ、じゃあいくわよっ」

千歳「綾乃ちゃん頑張ってっ」


綾乃「……そこにいるのは赤座さんかしら?」



ガタンッ



綾乃「ひっ」ビクッ

千歳「ひっ」ビクッ

……


……


……


綾乃「……声が止んだ?」

千歳「あ、赤座さん?なかにおるん?」


……


……


あかりじゃないよぉ



綾乃「赤座さんだわ」

千歳「赤座さんやね」

綾乃「赤座さん、そんな所で何してるの?」

千歳「おなか痛いん?」


あかりじゃないよぉ


けど、あかりの居場所はここだけなんだよぉ



綾乃「ここって……トイレよ?」

千歳「トイレやねえ」

綾乃「あの、赤座さん、何時からここに居るの?」


4時間ほど前からだよぉ


綾乃「!?」

千歳「!?」

綾乃「4時間って、そんな長い間何してるの!?」

千歳「おなか痛いん?それとも紙が無いん?」


あかり、居場所がないから

だからここにいるんだよ……


綾乃「居場所がないって……ごらく部はどうしたのよ」


……


……


あそこはあかりの居場所じゃないよ


綾乃「……何かあったのかしら」

千歳「あの……赤座さん、トイレなんやかにいたら、身体が冷えてまうよ?」


別にいいもん……

~帰り道~

京子「明日の土曜日何しよっかー」

結衣「うーん」

ちなつ「私は結衣先輩と一緒ならなんでもいいですー」

結衣「あ、ありがと」

京子「いつも大体ゲームするか漫画読むかだよなー」

結衣「私は別にそれでいいけど」

ちなつ「私もですー!」

京子「うーん…そうだ!明日はボーリング行こうぜー!」

結衣「あ、いいかも」

ちなつ「何だか懐かしいですね」

京子「3人だと回転も早いし、ボーリングにけってーい!」

結衣「オッケー」

ちなつ「腕がなります!」

あかり「……」

綾乃「……何があったのか知らないけど、もし行く所が無いっていうなら……生徒会に来る?」

千歳「綾乃ちゃん?」

綾乃「だって、放っておけないわよ、それに何があったのかも知りたいし」

千歳「せやね」ニコ


……


……


綾乃「赤座さん、どうかしら?」


……あかりがいっても、いいんですか?



綾乃「ええ、この学校の生徒なら誰でも生徒会室に立ち入る権利は有るわ」

あかり「ただいまー…」

あかね「あかり、おかえりなさい」

あかり「お姉ちゃん、ただいま」

あかね「今日も学校楽しかった?」

あかり「うん、楽しかったよぉ」

あかね「そう、よかったわね。今ご飯の準備してるから、お部屋で待っててね」

あかり「うん!」

あかり「……」

あかり「あかり、やっぱりごらく部にいてもいなくても関係ないよぉ」

あかり「どうしよう…、他の部活に入ろうかなぁ」

あかり「でもあかり得意なことないし」

あかり「うぅ…」

……

……


千歳「おいしいお茶もあるよ?」


……

……


綾乃「ね?」


……

……はい

~土曜日~

あかり「あかり、本当は今日予定がないのにお誘い断っちゃった」

あかり「だって、あかりはいてもいなくても変わらないもんね」

あかり「うーん、今日は何しようかなぁ」

あかり「そうだ、お菓子持ってお散歩行こう」

あかり「あかりお散歩大好きー」

~生徒会室~


綾乃「遅くなってごめんなさい」

千歳「ごめんなぁ」

あかり「……」

向日葵「先輩方、いらっしゃ……あら、赤座さん?」

櫻子「あー、あかりちゃんだっ!」

綾乃「古谷さん、ちょっと赤座さんにお茶入れてあげて」

向日葵「あ、はい」

櫻子「あかりちゃん、どうしたの?顔色悪いよ~?」

あかり「……」

向日葵「はい、赤座さん、お茶ですわ」コトンッ

あかり「あ、ありがとう、向日葵ちゃん」

向日葵「いえいえ」

あかり「……」コクコク

あかり「ぷふぅー……おいしいよっ」

向日葵「良かったですわ」ニコ

あかり「……」

綾乃「赤座さん、少しは落ちつけたかしら?」

あかり「あ、は、はい、ありがとうございます、杉浦先輩……」ペコ

あかり「あと、ごめんなさい……」

千歳「謝ること無いよ?」

櫻子「そうそう!私達友達じゃん?」

あかり「あ……」

向日葵「赤座さん、どうかしました?」

あかり「……ううん、そう言ってもらえて、嬉しいなって」ニコ

綾乃「赤座さん……」

綾乃(何時も元気な赤座さんがここまで落ち込むなんて)

綾乃(本当に何があったのかしら)

綾乃「……あの、赤座さん?」

あかり「はい」

綾乃「もし言いにくかったらいいんだけど……何があったのか、ちょっと聞かせてくれないかしら」

あかり「……!」

綾乃「ごらく部で……何かあったのよね?」

あかり「……」

千歳「無理やったらええよ?」

あかり「……あかり、あかり」ウルッ

櫻子「わわっ、あかりちゃんが泣いちゃった!?」

あかり「あかり……ごらく部に居場所がないんです……」

綾乃「え……」

あかり「今日もいい天気だよぉ」アッカリアッカリ

あかり「こんな日にお散歩すると心が安らぐね」アッカリアッカリ

あかり「あれ?向日葵ちゃんに櫻子ちゃん?」

向日葵「もうっ櫻子が遅刻するから映画の半分も見れませんでしたわ!」

櫻子「だってしょうがないじゃん!時間勘違いしてたんだから!」

向日葵「約束の時間決めたの櫻子じゃありませんの!何で自分で忘れるんですの!」

櫻子「うるさいこのおっぱい魔神!」

向日葵「な…関係ないでしょう!」

あかり「あのー」

櫻子「え、あかりちゃん?」

向日葵「あら」

あかり「ご、ごめんねお邪魔しちゃって」

向日葵「そんなことないですわよ」

櫻子「うん、むしろお邪魔なのは向日葵だよ」

向日葵「はあ?」

向日葵「どの口が言いますの」グイ

櫻子「いたた!いたい!」

あかり「わわ、二人共落ち着いてよぉ」

向日葵「全く、今日は赤座さんに免じて許してあげますわ」

櫻子「なにおう!」

あかり「ほ、ほらこれみんなで食べようよぉ」

向日葵「コパン…」

櫻子「え、くれるの?!」

あかり「うん、あそこに座ってみんなで食べよぉ」

櫻子「わーい!」

向日葵「単純ですこと」

櫻子「何か言った?」

向日葵「何も」

櫻子「もぐもぐ、うん、これおいしい!」

あかり「えへへ、あかりこれ大好きなんだ」

向日葵「それで、赤座さんは何をしてましたの」

あかり「うん、天気がいいからお散歩してたんだ」

向日葵「お一人で?」

あかり「うん」

櫻子「え、あかりちゃんぼっちなの?」

向日葵「櫻子」ドス

櫻子「あいた!」

あかり「……あはは」

向日葵「あの、ごらく部の皆さんとは休日遊ばないんですの?」

あかり「……うん、最近はあんまり」

向日葵「そう、ですの」

櫻子「え、もしかしてハブ?」

向日葵「櫻子」ドゴ

櫻子「ごほっ!ひまわ…り…お腹は…」

向日葵「反省なさい」

あかり「えへへ、うん、そうなのかも」

向日葵「そう…」

あかり「あかり、最近ごらく部いてもあんまりお話しないし」

あかり「みんなあかりのことそんなに意識してないみたいだし」

あかり「最初は存在感薄いって、冗談かなって思ってたけど」

あかり「本当…だった…みたい…ぐす」

向日葵「赤座さん…」

櫻子「そんなことないよ!」

あかり「え?」

向日葵「櫻子?」

櫻子「あかりちゃんが存在感ないなんてことないよ!」

櫻子「あかりちゃん、私が困ってると助けてくれるし、何話しても笑ってくれるし!」

櫻子「私、あかりちゃん大好きだよ!」

あかり「あれは、今朝の事でした……」


----------------------


あかり「わあい、朝部活、朝部活だよぉっ」

ちなつ「部活に朝出てくるなんて、何か普通の部活みたいですね」

結衣「それで京子、朝から何するの?」

京子「え、普通にダラダラするだけだよ?」

あかり「朝から!?」

結衣「はぁ……仕方ない奴だな京子は」

ちなつ「じゃ、お茶入れてきますね」

京子「ふふふ……今日のダラダラは何時もと違うよ?」

あかり「なにかあるの?京子ちゃん」

京子「よくぞ来てくれました!昨日、これが手に入ったんだよねえ」ドン

結衣「こ、これ、お前、駅前に出来たケーキ屋さんのケーキセットじゃないか」

ちなつ「す、凄いっ、限定生産でめったに手に入らないのにっ」

あかり「きょ、京子ちゃん流石だよぉっ!」

京子「まあ、好きなのとってちょうだいよ!」

あかり「わあい!」


あかり(えへへ、ケーキ食べ放題だよぉ)

あかり(あかりは、ショートケーキと、モンブラン貰っちゃったぁ)

あかり(ショートケーキのいちごは最後に食べよっとっ)

~数分後~


結衣「ふー……流石にもう入らないかな」

ちなつ「お腹ポンポンです……朝から……」

京子「私はまだ食べ足りないなぁ」

あかり(えへへ、ショートケーキのいちごさん、可愛いなあ)

京子「あ、こんな所にいちご余ってるじゃん」

京子「いただきまーすっ♪」

あかり「え」


ヒョイッ


パクッ


あかり「……」

ちなつ「ちょ、京子先輩、それあかりちゃんのですよ?」

京子「あははは、ごめんごめん、あかりの存在感薄いから気付かなかったっ」

結衣「いや、流石に其の言い訳は駄目だろ」

京子「だって~、余ってると思って……」


ドンッ


京子「!?」ビクッ

結衣「!?」ビクッ

ちなつ「!?」ビクッ

あかり「あかりの……あかりのだったのにっ」ウルッ

京子「あ、あかり?」

あかり「た、楽しみにしてたのにぃっ」グスッ

京子「お、怒ったの、あかり、ごめ……」

あかり「京子ちゃんの馬鹿ーーーーっ!」タッ


ゴソゴソッ




あかり「ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」タッタッタッ

京子「あ、あかりぃ!」

あかり「という事があったんです……」

綾乃「……」

千歳「……」

向日葵「……」

櫻子「ひ、酷いっ!歳納先輩酷いよっ!」

あかり「だ、だよねっ!あんまりだよねっ!」

櫻子「うん!」

あかり「だからね、あかり、ごらく部にあったお菓子とかお茶とか全部持って」

あかり「おトイレに立て篭もったの……」

櫻子「よし、そのお菓子全部食べちゃおう」

あかり「うん!」

櫻子「うめえ、うめえ、おかしうめえ」パクパク

あかり「美味しいなぁ、美味しいなぁ、お菓子美味しいなあ」ムシャムシャ

櫻子「うめえ、うめえ、おかしうめえ」パクパク

あかり「美味しいなぁ、美味しいなぁ、お菓子美味しいなあ」ムシャムシャ

櫻子「うめえ、うめえ、おかしうめえ」パクパク

あかり「美味しいなぁ、美味しいなぁ、お菓子美味しいなあ」ムシャムシャ

櫻子「うめえ、うめえ、おかしうめえ」パクパク

あかり「美味しいなぁ、美味しいなぁ、お菓子美味しいなあ」ムシャムシャ

櫻子「うめえ、うめえ、おかしうめえ」パクパク

あかり「美味しいなぁ、美味しいなぁ、お菓子美味しいなあ」ムシャムシャ

あかり「櫻子ちゃん…うぅ…ありがとぉ…」

櫻子「な、泣かないであかりちゃん!」

向日葵「赤座さん、ごらく部の皆さんも別に赤座さんが嫌いなわけじゃないと思いますわ」

あかり「うぅ…」

向日葵「そうですわ、試しに今度赤座さんから遊びに誘ってはどうかしら」

あかり「え?あかりから?」

向日葵「ええ。たぶん今まで赤座さんは歳納先輩とかから誘われて遊んでたんじゃありません?」

あかり「確かに、そうかも」

向日葵「だから、今度は赤座さんから誘ってみて、徐々にごらく部での存在感を増していけばいいんですわ」

あかり「う、うん。それじゃあ今度学校であかりからみんなを誘ってみるね!」

向日葵「ええ、頑張ってください」

櫻子「あかりちゃんとなら私いつでも遊べるから誘ってね!」

あかり「えへへ、ありがとう、櫻子ちゃん、向日葵ちゃん」

あかり(よぉし、このいもちっぷすは最後にとっておこうっと)

あかり(えへへ、あかり、いもちっぷす大好きっ)

櫻子「あ、このいもちっぷす余ってるよね、もーらいっ」ヒョイッ

櫻子「いもちっぷす、うめえっ!」パリポリッ

あかり「……」

櫻子「あれ、あかりちゃんどったの」

あかり「……あかりのだったのに」

櫻子「え、あ、ごめん、あかりちゃんアッカリーンしてたから気付かなかったっ」

あかり「……」

櫻子「こっちのお菓子食べる?」

あかり「……櫻子ちゃんの」

櫻子「え?」

正直自分で立ててくれって思う
並行でやってくる意味がわからない

あかり「櫻子ちゃんのばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」トテトテ



ガサゴソッ



あかり「ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」タッタッタッ

櫻子「ああ!あかりちゃんっ!」

綾乃「……」

千歳「……」

向日葵「……」

向日葵「い、行ってしまいましたわね」

千歳「なんやったんやろ……」

綾乃「まあ、けど何か事件があったわけじゃないみたいだし……よかっ……」

櫻子「あ、冷蔵庫の中、空になってる」

綾乃「え!?」

千歳「ほ、ほんまや!羊羹なくなってる!」

綾乃「私のプリンもなくなってる!?」

向日葵「お茶もありませんわ!?」

あかり「ふう……結局、生徒会もあかりの居場所じゃ無かったよぉ……」

あかり「あかり、これからどうしたらいいんだろ……」


あかりっ!!


あかり「……!」

京子「や、やっと見つけたっ……」ハァハァ

あかり「きょ、京子ちゃん?」

京子「もう!ずっと探してたんだぞ!」

あかり「ず、ずっとって、4時間以上も?」

京子「うん」

あかり「京子ちゃん……い、今さら何のようなのっ」プイッ

京子「あの、わたし、あかりに謝りたくて……」

あかり「え……」

~ごらく部室~

京子「いやー土曜日のボーリングちなつちゃん意外にうまかったねぇ」

ちなつ「当然です!って言いたいけど…何で京子先輩ターキー出してるんですか」

京子「うーん、才能ってやつ?」

ちなつ「なんか知らないけどすごい悔しいです」

結衣「京子はこう見えて多才なんだよな」

京子「えへへーちなちゅ、私に惚れなおしたかい?」

ちなつ「元から惚れてもいません」

京子「ガーン…」

ちなつ「結衣先輩のボーリング姿、素敵でしたあ!」

結衣「あ、ありがと」

あかり「みんな、ボーリング楽しかったんだねぇ」

京子「でももう当分ボーリングはいいかなー」

結衣「飽きるの早いなおい」

京子「いちご取っちゃったのは、出来心だったんだ……ごめん」

あかり「……」

京子「今度あかりの為に、別のケーキ買って来るからさ」

あかり「……そ、それだけじゃ、許せないもんっ」

京子「それと……」

あかり「それと?」

京子「存在感ないとか言って、ごめん……」

あかり「……!」

あかり「そうだ、今度のお休みみんなでカラオケ行こうよぉ!」

京子「うーん…」

ちなつ「それより私、今度こそ結衣先輩の家で遊びたいです!」

京子「ボーリングで行けなかったし、そうしよう!」

結衣「私の意思は無視か」

京子「またまたー結衣にゃんうれしいくせにー」

結衣「殴るぞ」

京子「きゃー!」

結衣「いら」

京子「じょ、冗談だってば」

結衣「まあいいよ。どうせ予定空いてるし」

ちなつ「あーん!結衣先輩とまた過ごせるー!」

京子「じゃあ結衣の家でけってーい!」

あかり「……」

あかり「あ、あかり今日予定あるから帰るね」

京子「うん、じゃねー」

ちなつ「それで、結衣先輩の家で何をします!」

結衣「うーんゲーム…とか」

京子「ほんと結衣はゲーム好きだな」

結衣「だって楽しいし」

ちなつ「私は結衣先輩がゲームしてるの見てるだけで幸せですー!」

結衣「う、うん」

京子「結衣がゲームしてる間ちなちゅは私とラブラブしよう」

ちなつ「は?ありえないです」

京子「ひ、酷い」

あかり「……」トボトボ

京子「だって、あかりは私の大切な幼馴染だし、可愛い後輩だし」

京子「そんな子の存在感が無いはずないよっ」

あかり「京子ちゃん……」

京子「い、何時もは照れ臭くて存在感をネタにしちゃうけどねっ」

あかり「……」

京子「けど……けど、今だからちゃんと言えるよ」

京子「私にとって、あかりは大切な子」

京子「みんなにとっても、大切な子」

京子「あかりの存在は、ちゃんと皆の中に居るよっ」

あかり「きょうこ……ちゃあんっ」グスッ

あかり「あかり、ありかっ」ギュッ

京子「よしよし、ごめんね、あかり、不安にさせて」ナデナデ

あかり「う、うん、あかり、不安だったの、本当にみんながあかりの事を、忘れるんじゃないかって」

あかり「消えちゃうんじゃないかってっ」グスッ

京子「大丈夫、消えたりしないよ……」ギューッ

あかり「ありがとうっ!京子ちゃんっ!」

京子「だから……だからね」

あかり(あ、京子ちゃんの顔が近付いて……)

あかり「……」トボトボ

あかり「最近は、バイバイって言っても誰もあかりの方向いてくれない」トボトボ

あかり「あかり、やっぱりごらく部に必要、ないんだね」

あかり「あかりがごらく部のみんなと距離置く前から、月とすっぽんくらい距離が離れてたんだね」

あかり「えへへ、今の面白ぉい」

あかり「……」

あかり「ぐす……ひっく……」

あかり「もう…うぅ…ぐす…明日…から…」

あかり「ひっく…ごらく部行かない…」

.


京子「だから、持って行ったお菓子とか返してね」



.

あかり「……」

京子「大丈夫、ちゃんと全部覚えてるから、あかりが持って行ったお菓子とかお茶とか」

あかり「……」

京子「忘れるはずないよ、ちゃんと存在感放ってるから」

あかり「……」

京子「今なら、結衣達も許してくれるから、ね?」

あかり「……」

京子「いま、結衣達はあかりの事だけ考えて凄い形相で探しまわってるよ?」

あかり「……」

京子「私はそれほど怒ってるわけじゃないから……私に見つかってよかったね!」

あかり「……」

チュンチュン

ピンポーン

京子「あかりー!学校行くぞー!」

ガチャ

あかね「あら、おはよう」

京子「おはようございます」

結衣「おはようございます」

あかね「あかりならもう学校行ったわよ」

京子「え?」

結衣「なんでだろ、何か今日あったっけ」

京子「うーん」

あかね「ごめんね」

結衣「いえ、それでは」

京子「あかりの薄情者めー」

京子「あれ、あかり、リュックの中に入ってるお菓子のラインナップ、何かちょっと変わってない?」

あかり「……」

綾乃「と、歳納京子っ!」

京子「あれ、綾乃じゃん、どったの」

綾乃「あ、赤座さんを追いかけてきたのっ」

京子「あかりを?」

綾乃「……赤座さん、貴女は自分の事を存在感が無いと思ってるかもしれないけど」

綾乃「そんな事は無いわ……」

綾乃「私達生徒会は、絶対にあなたの事を忘れない」

綾乃「貴女の存在を忘れない」

綾乃「いま、生徒会の皆で凄い形相であなたを探しまわってるのがその証拠よ」

あかり「……」

京子「あかり、ほら、みんなが待ってるよ!」

綾乃「ええ、生徒会にも来て貰わないとね」

京子「あはは、あかりは大人気だなあ、けどあかりはごらく部に連れて帰るから」

綾乃「赤座さんは渡さないわよ!歳納京子!」グイッ

京子「いくら綾乃でもあかりは譲れないね!」グイッ

あかり「……」

~放課後~

ちなつ「さーてと、今日も結衣先輩に会いに行かなくっちゃ!」タッタッ

あかり「……」

ちなつ「あれ、あかりちゃん?」

あかり「あ、先行ってて」

ちなつ「うん」タッタッ

あかり「……帰ろう」

あかり「あかり……罪な女っ」フッ








あかり「……」トボトボ

あかり「まだ、こんな時間なんだ」

あかり「学校終わってすぐ帰ると、時間はたーくさんあるんだね」

あかり「えへへ、色んなことができるよぉ」

あかり「何やろっっかなぁ」

あかり「うーん、うーん」

あかり「……」

あかり「一人は…寂しいよぉ」ウル

あかり「ただいま…」

あかね「あかり?随分早いわね」

あかり「うん、ちょっと」

あかね「何かあったの?」

あかり「ううん!何もないよぉ」

あかね「そう?」

あかり「あかり、お姉ちゃんの顔が早く見たくて早く帰ってきたんだぁ」

あかね「!」ガタ

あかり「お姉ちゃん、一緒にあそぼぉ」

あかね「もちろんよ!」

あかり「わぁい」

あかり「お姉ちゃん…やっぱり優しいよぉ」

あかり「明日も学校……」

あかり「今まで行きたくないなんて思ったことないのに」

あかり「学校行くのつらくなってきたよぉ」

あかり「うぅ……ぐす……」

あかり「…………」

あかり「zzz…」

チュンチュン

ピンポーン

あかね「はーい」

ガチャ

結衣「あ、どうも」

あかね「今日もあかりは先に学校行ったわよ」

京子「え?」

あかね「あの子、これから一人で学校行くから、お迎えはいらないってそう言ってたわ」

京子「そ、そんな」

結衣「なんで…」

あかね「ごめんなさいね。申し訳ないけど、明日からもう寄らなくていいわよ」

京子「は、はい」

結衣「あかり……」

結衣「あかり、昨日はごらく部にも来なかったし」

結衣「何かあったのかも」

京子「何かって?」

結衣「うーん…」

京子「……」

結衣「京子、お前あかりに何かやった?」

京子「え?!何で私」

結衣「一番何かしそうなの京子だから」

京子「ちょ、ひど…」

結衣「本当に覚えないの?」

京子「ないよ。だってこの前あかりいじりすぎて、あかりが落ち込んでたって聞いたから」

京子「だから最近はあかりをいじらないようにって、すごい意識してたくらいだよ」

結衣「うーん……。でも確かに京子がいじらなくなってから、あかりはいじられなくなったよね」

京子「でしょ?」

結衣「だとしたら何が原因なんだろう」

あかり「おはよぉ」

櫻子「あかりちゃん、おっはよー!」

向日葵「おはようございます」

あかり「ふふ、櫻子ちゃんは朝から元気がいいね」

櫻子「うん!逆立ちしながら授業受けられるくらい元気だよ!」

向日葵「元気だけが取り得ですものね」

櫻子「はあ?なんだよこのおっぱい星人!」

向日葵「関係ないでしょう!」

あかり「も、もうー、そこまでだよぉ」

ちなつ「あかりちゃんおはよう」

あかり「あ……おはよう」

ちなつ「昨日ごらく部こなかったね」

あかり「う、うん」

ちなつ「まあ、いいんだけど」

あかり「……そう」

~放課後~

櫻子「やっと終わったー!」

向日葵「何がやっと、ですの。ほとんど寝てたじゃない」

櫻子「す、睡眠学習だよ!」

向日葵「もう少しまともな嘘をついて欲しいですわ」

櫻子「ふ、ふん」

ちなつ「早く結衣先輩に会いにいかなきゃー!」タッタッ

あかり「……」

ちなつ「あかりちゃん?」

あかり「……あ、後で行くよぉ」

ちなつ「……うん」タッタッ

あかり「……」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

あかり「……」トボトボ

あかり「あかり、どうしよう…」

あかり「このままじゃ…ずっと…一人ぼっち…ぐす」

櫻子「あかりちゃーん!」ダッダッ

あかり「え?櫻子ちゃん?」

櫻子「あかりちゃんだー!」バッ

あかり「わっ」

櫻子「つーかまーえた」ギュ

あかり「さ、櫻子ちゃん?どうして」

櫻子「うーんあかりちゃんいい匂い」

あかり「か、嗅がないでよぉ」

櫻子「えへへ」

向日葵「櫻子、早く離れなさい」

櫻子「えー」

向日葵「…」ゴス

櫻子「いた!だから殴るなって!」

向日葵「櫻子が悪いんですわ」

あかり「あれ?二人共生徒会は」

向日葵「今日はお休みですわ」

櫻子「そうそう、それで帰ってるときにあかりちゃんを見つけたからつい」

向日葵「つい、で急に抱きしめられたらたまったもんじゃありませんわ」

櫻子「向日葵にはぜーったいしないから安心しろっ」

向日葵「さ、されたくもありませんわ!」

あかり「二人共落ち着いてよぉ」

向日葵「私としたことが」

櫻子「いつもどおりじゃん」

向日葵「キッ」

櫻子「こ、こわっ」

向日葵「それで、赤座さんもごらく部はお休みでしたの?」

あかり「ううん、そういうわけじゃないよぉ」

向日葵「行きたくない…ということですのね」

あかり「……」

櫻子「え、あかりちゃん何で!」

向日葵「櫻子、少しだけ静かにして」

櫻子「だって」

向日葵「櫻子」

櫻子「…うん」

あかり「……あかり」

あかり「あかり、やっぱりごらく部に居場所なかったみたい」

向日葵「そう、ですの…」

あかり「で、でもあかり大丈夫だよ!」

あかり「あかりみんなが楽しそうならそれでいいし、あかりは一人でも大丈夫だし!」

あかり「あか…り…ぐす…だいじょ…う…」

あかり「うっ…うぅ…」

向日葵「大丈夫、大丈夫ですわ」ギュ

あかり「あかり…うぇぇ…」

向日葵「赤座さんは一人じゃありませんわ」

櫻子「そうだよ!あかりちゃんと一緒だと私楽しいよ!」

向日葵「私も赤座さんからいつも元気を貰ってますわ」ギュウウ

あかり「うぅ…うえええええええええん!」

向日葵「大丈夫、大丈夫」

櫻子「あ、あかりちゃんに泣かれると…ぐす…私もなんか…うぅ」

櫻子「うええええええええん」

向日葵「ちょ、なんで櫻子まで」

向日葵「落ち着きましたか?」

あかり「うん……ありがとぉ」

櫻子「私も落ち着いたよ」

向日葵「櫻子には聞いてませんわ」

櫻子「ちょ、私だって泣いてたじゃん!」

向日葵「あなたのはただのもらい泣きでしょう」

櫻子「で、でも泣いてたんだから優しくしろよ!」

向日葵「厚かましいにもほどがありますわ」

櫻子「なにおう!」

あかり「あはは」

ひまさく「「え?」」

あかり「ご、ごめん、なんか。おかしくって!あははは」

向日葵「ふふ」

櫻子「あかりちゃんはやっぱ笑ってるのが一番だよ!」

あかり「ふぅ…」

向日葵「赤座さん、あのね」

あかり「うん」

向日葵「もしよろしければ生徒会に入ったらどうかしら」

あかり「え?」

櫻子「あかりちゃんが生徒会!」

向日葵「生徒会なら私も櫻子もいますし、先輩方もすごい優しい方ばかりですわ」

あかり「でも…いいのかな」

櫻子「いいに決まってるよ!あかりちゃんが生徒会入ったらもっと楽しくなりそう!」

向日葵「生徒会は遊び場じゃないんですけど」

あかり「もし、入っていいなら、あかり、生徒会に入りたい」

向日葵「もちろん、歓迎しますわ。会長にも話を通しておきますわ」

櫻子「わーい!あかりちゃんが入ったー!」

あかり「えへへ、これからよろしく」

~ごらく部~

結衣「あかり…今日もこないね」

京子「……」

結衣「ちなつちゃん、来るって言ってた?」

ちなつ「はい、でも昨日もそう言って来なかったから…」

結衣「朝の登校ももうこないでって言われたし」

結衣「やっぱり何かしたんだよ」

京子「そんなことない!」

結衣「でも、そうとしか考えられないだろ」

京子「だって、だってあかりが嫌がってるって結衣が言ったから、いじるのだってやめたんだ!」

ちなつ「私もそれからあかりちゃんのこといじらないようにしてます」

結衣「他に何かしてない?京子とか無意識にあかりいじったりしそうだし」

京子「してないよ!」

結衣「うーん……」

京子「あかり……なんで……」

~次の日~

あかり「いってきまーす!」

タッタッ

あかり「ふんふふーん♪」

あかり「今日っから、あっかりは、せいっとっかい♪」

あかり「えへへ、楽しみだなぁ」

京子「あかり!」

あかり「え?」

結衣「おはよ」

あかり「結衣ちゃんに京子ちゃん……」

京子「あかり、どうして」

あかり「え?」

京子「どうして一緒に登校しなくなったの?」

あかり「そ、それは……」

京子「後、ごらく部にも来なくなったし……」

京子「どうして?」

あかり「……」

結衣「あかり、私達が悪かったら謝るから」

あかり「べ、別に京子ちゃんたちは悪くないよぉ」

京子「じゃあなんで!」

あかり「あかりがいなくてもごらく部は大丈夫だよぉ」

あかり「3人で仲良くしてくれれば、それであかりは満足だから」

京子「あかり、ごらく部もうこないの?」

あかり「……」

あかり「あかり、生徒会入ったから」

結衣「え?」

あかり「だからごめんね!」ダッダッ

京子「あ、待ってよ!あかり!」

京子「あかりいいいいいいいいいいいい!」

あかり「おはよー」

櫻子「あかりちゃんおはよー!」

向日葵「おはようございます」

ちなつ「おはよう」

ちなつ「あの、あかりちゃん」

あかり「ん?」

ちなつ「昨日もごらく部来なかったね」

あかり「……」

ちなつ「今日は来るよね?」

あかり「ごめんね」

ちなつ「そんな…」

櫻子「そうだ!あかりちゃん生徒会入るならこの腕章付けなきゃ!」

向日葵「そうですわね。生徒会として活動するときには必要なものですわ」

ちなつ「え?あかりちゃん?」

あかり「わぁい!なんだか本格的に生徒会に入った気がしてきたよぉ」

ちなつ「あかりちゃん生徒会に入ったの?」

あかり「あ、うん…だから、ごらく部もう行かないね」

ちなつ「そう、なんだ…」

あかり「櫻子ちゃん、他には何か必要なものないかな!」

櫻子「うーん、そうだなあ」

櫻子「先輩としてアドバイスすると」

向日葵「いきなり先輩面ですのね」

櫻子「とにかく楽しみことだよー!」

あかり「えぇー、生徒会って遊ぶ場所なのー?」

向日葵「櫻子は特別馬鹿ですから気にしないでいいですわ」

櫻子「むっきー!何事も楽しくやることが重要なんだよー!」

向日葵「はいはい」

あかり「あはは、もう二人共やめなよぉ」

ちなつ「あかりちゃん……」

~放課後~

櫻子「あかりちゃん!早く生徒会行こう!早く!」

あかり「あ、うん」

向日葵「櫻子、生徒会は遊び場じゃないって何度言えば」

櫻子「いいから早く!あかりちゃん!」ダッダッ

あかり「あ、待ってよー!」ダッダッ

向日葵「こら!生徒会役員が走っちゃだめですわ!」ダッ

ちなつ「……」

綾乃「今日からよろしくね赤座さん」

あかり「はい、赤座あかりです!精一杯がんばります!」

千歳「赤座さん元気いいわぁ」

綾乃「何年寄りみたいなこと言ってるの」

千歳「あか綾もあり…やわぁ」ブー

綾乃「ちょ、千歳!」

あかり「池田先輩、これ使って下さい」

千歳「ありがとなー」

櫻子「おー!流石あかりちゃん!私がおはし忘れてもいつも割り箸くれるだけある!」

向日葵「あなた、どれだけ赤座さんに頼ってるんですの」

櫻子「うーん数えきれないくらい」

向日葵「全く」

あかり「向日葵ちゃんいいんだよぉ。みんなのお役に立てたならあかり嬉しいよぉ」

櫻子「あかりちゃん天使!」

向日葵「ふふ、何だかずっと前から赤座さんがここにいた見たいに溶け込んでますわ」

~ごらく部~

ちなつ「こんにちは…」

結衣「ああ、ちなつちゃん……」

京子「……」

ちなつ「あかりちゃん、生徒会入ったって言ってました……」

結衣「うん、知ってる……」

京子「なんで……」

結衣「……」

京子「ねえ、何で!」

結衣「落ち着け京子」

京子「あかりいじるのやめて、あかりが嫌がることやめて、それでもっとごらく部が楽しくなるんじゃなかったの!」

結衣「落ち着けって!」

京子「結衣じゃん!結衣が言い始めたんじゃん!」

結衣「は?じゃあ私のせいって言うの?!」

京子「そうだよ!結衣のせいだよ!」

結衣「元はといえば京子があかりいじりすぎたのが悪いんだろ!」

ちなつ「もうやめてください!」

京子「……」

結衣「……」

ちなつ「こんなことしても…あかりちゃん戻って来ません…」

京子「あかり………どうして……」

結衣「……」

ちなつ「もう、私達だけでやっていきましょうよ」

結衣「え?」

ちなつ「3人でも、ごらく部は楽しくやっていけますよ」

結衣「ちなつちゃん……」

ちなつ「ほら、この間のボーリングのとき、あかりちゃんいなくても楽しかったじゃないですか!」

ちなつ「ねっ、だから3人でも」

バン!

ちなつ「ひっ」

京子「私はつまらなかった」

結衣「きょ、京子?」

京子「私はあかりがいなくてつまらなかった!」ダッダッ

結衣「おい京子!」

ちなつ「京子……先輩……」

あかり「ふぃー初生徒会緊張したよぉ」

櫻子「でも楽しかったでしょ?」

あかり「うん!あかり、これからも頑張れる気がする!」

櫻子「えへへ、よかった」

向日葵「だから遊び場じゃないとあれほど」

櫻子「向日葵も楽しいでしょ?みんなと一緒に活動できてさ」

向日葵「私は…」

櫻子「楽しくない?」

あかり「そうなのぉ?」

向日葵「ちょ、ちょっとはその…」

櫻子「ちょっと?」

あかり「ちょっとなのぉ?」

向日葵「あーもう!楽しいですわよ!」

櫻子「そうそうそれでよろしい」

あかり「えへへ、よかったよぉ」

あかり「あかりこっちだから」

向日葵「そう、それじゃあまた明日」

櫻子「またねーあかりちゃん!」

あかり「うん!ばいばーい!」

あかり「うー!何か今日はすごい充実した日だったよぉ!」

あかり「こんな気持ち、入学してから始めてかも!」

あかり「明日も楽しみだなぁ!」

ダッダッ

京子「あかりー!」

あかり「え……」

京子「あかり…はあはあ…」

あかり「京子……ちゃん……」

あかり「ど、どうしたの」

京子「あかり…その…」

あかり「うん……」

京子「ごめん!私が悪かったなら謝るから!」

あかり「え?」

京子「だからごらく部に戻ってきてよ!」

あかり「……」

京子「私が、私が何かしたんだろ?いつもみたいにふざけすぎて」

京子「ほんとにごめん!だから、だからごらく部に」

あかり「ううん、京子ちゃん」

あかり「京子ちゃんは何もしてないよ」

京子「え?それじゃあ何で」

あかり「京子ちゃんだけじゃない、ごらく部のみんなはあかりに何もしてないよ」

あかり「本当に、『何も』、しなかったんだよ」

京子「でも、それじゃあ…」

あかり「何もしてないし、あかりも何もしてない」

あかり「だからあかりは生徒会でがんばるんだぁ」

京子「どういうことか…わからないよ」

あかり「じゃあね京子ちゃん」

京子「ま、待ってよあかり」

あかり「……」アッカリアッカリ

京子「待ってよぉ!」

あかり「……」アッカリアッカリ

京子「うぅ…うぇえ…あかりちゃん待ってよぉ」

あかり「……」アッカリアッカリ

京子「ぅ……ぅ……」

~次の日~

あかり「行ってきまーす!」

アッカリアッカリ

京子「あ、あの…おはよう」

あかり「京子…ちゃん…」

京子「い、一緒に登校して、いいかな」

あかり「……」テクテク

京子「あ、ま、待って」テクテク

あかり「京子ちゃん」

京子「うん」

あかり「京子ちゃんは結衣ちゃんと一緒に登校すればいいと思うよぉ」

京子「え……」

あかり「同じごらく部なんだし、それにもう迎えに来ないでいいってお姉ちゃんから伝えたはずだけど」

京子「そ、それは…でも」

あかり「それじゃ、あかり行くね」ダッ

~放課後~

櫻子「あかりちゃん!早く遊びに行こうぜー!」

向日葵「生徒会役員と思えない発言ですわ」

櫻子「あ、間違えた。あかりちゃん、早く仕事しにいこうぜー!」

向日葵「白々しい」

あかり「あはは、でもみんなの役に立ちながら楽しいなんて、最高の遊びだと思うなぁ!」

向日葵「もう、二人共しょうがないですわね」

櫻子「いいから向日葵も早く行こ!」

向日葵「はいはい」

ちなつ「……ごらく部行こ」

京子「あかり!」

あかり「…何、京子ちゃん」

櫻子「あかりちゃん、先行ってるよー」

あかり「うん!すぐ行くね!」

京子「あ、あのねあかり」

あかり「京子ちゃん、私生徒会のお仕事があるんだけど」

京子「も、もしよかったらこれ」

あかり「映画のチケット?」

京子「う、うん…」

あかり「これがどうしたの?」

京子「きょ、今日この後…その、一緒に行かない?」

京子「あ、たまたま、その、二枚……」

あかりが生徒会に行くSSはどれも胸糞悪いな

あかり「京子ちゃん」

京子「う、うん」

あかり「あかりこれから生徒会のお仕事あるって言ったよぉ」

あかり「後、誘うならごらく部にしたらいいと思うな」

京子「え……」

あかり「ごらく部いた時にはあかりのことどうでもよさそうだったのに」

あかり「急に誘われてもあかり困っちゃうよぉ」

京子「ち、違う…どうでもいいとかじゃ…」

京子「な、仲直り…したくて」

あかり「別にあかりと京子ちゃん喧嘩してるわけじゃないよぉ」

あかり「でも、あまりもうあかりのこと心配しないでいいよ?」

あかり「あかり、生徒会でちゃんとやっていくからね」

あかり「京子ちゃんもごらく部で仲良く、楽しくね」

あかり「それじゃ」アッカリアッカリ

京子「うぅ…なんでぇ…」

~ごらく部~

ちなつ「京子先輩…こないですね…」

結衣「……」

ちなつ「あかりちゃん、説得してるのかも」

結衣「……」

ちなつ「寂しく…なっちゃいましたね…」

結衣「ちなつちゃん」

ちなつ「はい」

結衣「ごめん、今日はもう帰るね」

ちなつ「え?あ、はい。それじゃあ私も」

結衣「ごめん、ちょっと用事思い出したから」ダッ

ちなつ「え?」

結衣「京子の馬鹿」ダッ

京子「ぅ…ぐす…」トボトボ

京子「あかりちゃんに…嫌われちゃったぁ…」

京子「うぅ…ぅぅぅ…」

結衣「京子ー!」ダッ

京子「結衣…ちゃん?」

結衣「はあはあ…京子…」

京子「どう…したの」

結衣「お前…またあかりの所行ったのか?」

京子「うん…だって…」

結衣「今は逆効果だってあれだけ言ったじゃん!」

京子「でも…ぐす…あかりちゃん…嫌われたら…うぅ」

結衣「だから!もう少し待てって!」

結衣「原因がわからないで下手に動くより、時間が経てばあかりだって少しは気持ちが変わるかもしれないだろ」

京子「でも…でも…」

結衣「いいから、さ、帰るぞ」

結衣w

あかり「いってきまーす!」

アッカリアッカリ

京子「あ、あかりちゃん」

あかり「……京子、ちゃん」

京子「あの、たまたま、その、時間が」

あかり「偶然だねぇ」テクテク

京子「う、うん!ほんとに」

あかり「……」

京子「……」

あかり「京子ちゃん」

京子「うん!」

あかり「あのね、本当はこんなこと言いたくないんだけど」

京子「う、うん」

あかり「もう二度とあかりに話しかけないでくれないかなぁ」

これで「京子が追い詰めたからだ」とか言えちゃうあかり厨怖いわあ……

京子「……え?」

あかり「あかりも、こんなこと本当に言いたくないんだ」

あかり「でも、でもね」

あかり「京子ちゃんとお話してると」

あかり「ごらく部にいた頃のつらい記憶をその度に思い出しちゃうんだ」

あかり「もちろん楽しい記憶も沢山あったけど、それでも」

あかり「それでも泣いてた頃のつらい記憶が蘇って」

あかり「胸が締め付けられるくらい苦しくなっちゃうんだよぉ」

あかり「だから、ごめんね」

あかり「もう、京子ちゃんとはお話できないよ」

あかり「さよなら」ダッダッ

京子「…………」

京子「…………」ジワッ

京子「…………」ポロポロ

なんか突然あかりが京あかフラグ吐いたw

~昼休み~

ちなつ「え?京子先輩がいない?」

結衣「ああ、家に電話しても学校に行ってるって」

ちなつ「でも学校には着てないんですよね?」

結衣「そうなんだ。くそ!どこ行ったんだ!」

ちなつ「あかりちゃん…何か知らないかな」

結衣「聞いてみよう!」ダッ

____

結衣「あかり!」

あかり「えっ、結衣ちゃん?…にちなつちゃん」

結衣「京子どこいったか知らないか!」

あかり「え、どうしたの突然」

結衣「朝から学校にもいないし居場所がわからないんだ!」

あかり「えっ!」

あかり「あ、あかり知らないよぉ」

結衣「そうか…」ダッ

ちなつ「ちょ、ちょっと結衣先輩」

あかり「京子ちゃん……まさか、あかりのせいで……」

あかり「…………」

ダッダッ

結衣「はあ…はあ…京子ー!!」

ちなつ「京子せんぱーい!!」

結衣「ちなつちゃん!二手に別れよう!」

ちなつ「はい!」

結衣「見つけたら電話して!」

ちなつ「はい!」

結衣「京子…京子…!」

___

あかり「京子ちゃーん!」

あかり「どこにいるのぉー!!」

あかり「京子ちゃああん!あかりが悪かったよぉお!」

あかり「出てきてよぉお!」

あかり「はあはあ…京子ちゃん…」

ハッピーエンドにはなるだろ

結衣「はあ…はあ…」

ちなつ「結衣先輩……」

結衣「あ、ちなつちゃん…その様子だと」

ちなつ「いませんでした…」

結衣「くそ!京子のやつどこ行ったんだよ!」

ちなつ「もう夜になりますよ?こんなに見つからないなら警察に頼んだ方が…」

結衣「そうだねそうしよう。頭に血が上ってそこまで考えられなかった」

あかり「はあ…はあ…」

あかり「京子ちゃん…どこにもいないよぉ」

あかり「もう暗くなってきたし…どこいったのぉ…」

あかり「あかり、あかり京子ちゃんにいなくなって欲しくて言ったんじゃないのに」

あかり「違うのに…でも…」

あかり「でも…あかり、最低だよね…」

あかり「自分のことばかり考えて、京子ちゃんのこともっと考えてあげてれば…」

あかり「うぅ…京子ちゃん」

あかり「京子ちゃん…」

あかり「ごらく部室にいたり…するかも」

あかり「………行ってみよう!」ダッ

落として上げる類のSSは落とし過ぎると胸糞になると思うわ
京子が泣いてるの放置した時点であかりは胸糞

あかり「はあ…はあ…」

あかり「ついたよぉ」

あかり「でも、電気がやっぱり点いてないね」

あかり「京子ちゃん、別の場所にいるのかな」

あかり「一応中を見てからにしよう」

あかり「京子ちゃーん!いたらお返事してー!」

ガラッ

あかり「京子ちゃーん!」

あかり「!」

この流れでハッピーエンドにならないはずないだろ


  _人人 人人_
  >けど胸糞 <
   ̄Y^Y^Y^Y ̄

原作では京子からネタにされてる時のあかりはちょっと楽しそうだろ

あかり「京子ちゃん待ってよぉ!はあ…はあ…やっと追いついたぁ」

京子「あかり遅いぞ」

あかり「京子ちゃんが早すぎなんだよぉ」

京子「えー、あかりがドン臭いだけなんじゃないの?」

あかり「もー!そんなことないもん!」プンプン

京子「ははは、ほんとあかりはいじり甲斐あるなあ!」

あかり「うー」

京子「わりーわりー」

あかり「でも、あかり京子ちゃんにいじられるの、悪い気はしないよぉ」

京子「うわっ、あかりマゾだったんだ」

あかり「違うよぉ!」

京子「あはは、あかりといるとほんと楽しいな」

あかり「あかりもだよぉ!京子ちゃん、ずっと、ずーっと一緒だよ」

京子「ああ」

______

結衣「はあ…はあ…後はここくらいしか」

ちなつ「でも、部室なんかに…」

結衣「入れ違いになったかも知れない」

ちなつ「だと…いいですけど…」

結衣「とりあえず中見てみよう」

ちなつ「はい」

結衣「京子ー!いたら返事しろー!」

ガラッ

結衣「京…」

ギィ ギィ

ちなつ「結衣先輩、いたんです…」

ギィ ギィ

~Fin~

ギィギィってあれだろ、どうせ二人でブランコのってるんだろ

胸糞って言ったのは取り消します
このENDならあかりの暴言とかも納得できます

取り返しがつかない事をしたけどそれでも二人で一緒に居たいというのは良いお話だと思います
乙!

ここまでありがとう
スレ立てた直後つまらん文章で乗っ取りしてこようとするカスのせいでむしゃくしゃしてやった
後悔はしていない

原作でもあかりから「京子ちゃん嫌い!」って言われて自殺しそうな勢いで落ち込んでただろ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月03日 (木) 10:59:33   ID: e47msaZ-

>>160が臭い件

2 :  SS好きの774さん   2015年10月26日 (月) 14:49:59   ID: suBEDjZd

京子好きはキチ多過ぎだったな

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom