上条「なぁ・・・なんでお前が俺ん家に居るんだ?なぁ?」
一方通行「休みだから朝飯食いにきてやってンだよ、ありがたく思え三下ァ」
上条「ふざけんな!折角禁書目録がイギリスに帰ってるっていうのにいきなり押しかけやがって!一人の優雅な時間が・・・不幸だ・・・」
一方通行「どうせ一人でやることもねェだろうが」
上条「っく・・・ばれてるだと・・・くそぉ!」
一方通行「テレビ見てるからはやくしろよォ」ピッ
上条「お前も少し手伝えよ!ったく…」
『いやぁ男性はポニーテイルが好きらしいとアンケートにでましたね!私も好きなんですよ!』
上条「ポニテか・・・そりゃ最高だよなぁ一方通行」
一方通行「ポニテとか個性もねェ髪型だろ」
上条「・・・あ?」
一方通行「あァン?」
『サイドテールなど逆に珍しい髪型も人気ですね!男性は髪型に弱い生き物ですなぁ』
一方通行「やっぱ個性ある髪型が最強だなァ」
上条「サイドテールとか現実で見た事無いわ・・・絶滅危惧種じゃねぇか」ボソッ
一方通行「お前はサイドテールの無限の可能性を馬鹿にしてンのかァ?あァ?!」
上条「いやいや、実際に見た事無いし、無限の可能性以前にそんな可能性が存在しないわ」
一方通行「はァ?ポニテとか誰でも出来る個性も何もねぇ髪型を押してる奴が何言ってンだァ?」
上条「お前は最強だけど馬鹿だな!シンプルイズベストって言葉しらないのか!」
一方通行「かァァァ!シンプルすぎてなにもねェよあンなもン」
上条「お前は見た事がないから素晴らしさをしらないんだよ!実際女の子がポニテしてたら目で追うだろ!」
一方通行「生憎ポニテなんてババァのしかみたことねェよ」
上条「それもいいだろ!!!素晴らしきポニテ!サイドテールなんて目じゃないな」
一方通行「・・・カカカ、てめェは最強を怒らせたみてェだな・・・」ギロッ
上条「ま、まて一方通行!さ、流石に暴力はいかん!能力発動はもっといかん!!!」
一方通行「じゃあ実際に見て決めようじゃねェか!!三下ァ!!てめェの数少ない友達の中から髪の毛の長い女呼べェ!」
上条「は、はぁ!?な、なんで俺がそんな事しなきゃいけないんだよ!」
一方通行「さっさと知り合い探し出せェ!さもなくばこの部屋に隠された18禁ポニテDVD消し去るぞォ?」カチッ
上条「ふ、不幸だ・・・」
上条「上条さんはリア充ではないのでそんなに女子の知り合いはいないんですがねぇ・・・」
一方通行「いいから探せェ、あと30秒なァ」
上条「待てマテマテ!!ちくしょう!今探すからもう少し待てって!」
上条(くそう・・・髪の長い女の子の知り合い?そんなの居たか!?まずこの学園都市にいる事が絶対だ、早く会わないとこいつに俺の宝が消される)
上条(クラスメイトだと・・・吹寄・・・駄目だこんな事頼んだら俺の人生が終わる・・・)
上条(そ、そうだ!姫神!あいつならきっと頼めば・・・よし!電話で・・・いや待てよ)
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姫神『この前上条君に色々と弄ばれた・・・結構強引』
禁書目録『へぇぇ~!!ト、トウマがそんなことしてたんだぁ・・・ふーん!』ビキビキ
小萌『上条ちゃんは勉強もしないでくだらない事をしてますねぇー♪一ヶ月補講期間にしちゃいましょうかねー』
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上条(姫神も駄目だ・・・情報が漏れて俺の人生が終わる可能性がある…)
一方通行「あと25秒なァ」
上条(あ、あと誰か居たか?うちの学校は駄目だ、他に思い当たらん!学校外だと・・・)
上条(ロングロング・・・神裂・・・いやあいつ禁書目録と一緒に帰ってるし・・・)
上条(あ・・・ステイル髪長かったな・・・)
上条「・・・」
上条「オエエエエエエエエエエエエ!ねぇよ!まじねぇよ!」
一方通行「三下ァ・・・あと15秒ァ」
上条「待て待て!落ち着けって!な!今探してるから」
一方通行「あと10秒でお前のポニテは消し炭だなぁ」
上条(他だ他!!ビリビリ・・・あいつはショートだし・・・てか俺の知り合いの少なさに泣きたくなってきた)
一方通行「あと5秒~」
上条(くっそおおおおおお!あ!そうだ!・・・こ、こうなったら!)
上条「い、いた!居たぞ一方通行!」
一方通行「ほォ~名前は?」
上条「・・・し、白井黒子」
一方通行「ンだァ?そのオセロみてェな名前の奴はァ」
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