ブサ男「寿命と引き換えに最高の人生を送れる…?」 (15)

ブサ男「はぁ…いいことねぇな」

ブサ男「俺の人生こんなもんだよな、身長は低い、顔はブサイク、年収はたったの200万」

ブサ男「こんなんだったら生まれてこなくても一緒だよ、むしろ生まれないほうが良かった」

死神「本当にそう思うかい?」

ブサ男「うわああ!?誰だお前は!」

死神「人は俺を死神と呼ぶね」

ブサ男「死神…?」

死神「ああ、そうさ」

ブサ男「そうか、俺を殺しにきたのか?いいぜ、殺してくれ」

死神「まあ待て、お前ほどの不幸な奴は久々に見た」

ブサ男「えっ…?」

死神「その顔、本当酷いな、豚のほうがまだ綺麗だ」

死神「身長だって見たところ160あるのか…?」

ブサ男「うるさいうるさい!だまれ!」

死神「そこで提案がある」

ブサ男「提案…?」

死神「お前の寿命の余った年数…ふむ、あと50年か」

ブサ男「何を言ってんだ?」

死神「10年よこせば身長を10cm伸ばしてやろう」

死神「20年で身長20cm」

死神「30年で身長20cm+フツメン」

死神「40年で身長20cm+フツメン+年収600万」

死神「45年で身長20cm+イケメン+年収800万」

死神「どうだ?」

ブサ男「そんなこと…」

ブサ男「45年くれてやるよ」

死神「よし、言ったな」

死神「一晩寝て起きたら鏡を見ろ」

死神「そこでお前の人生は変わる、ただし5年でお前は死ぬ、じゃあな」

ブサ男「あ、おい!!!」

ブサ男「消えちまった…」

ブサ男「何が一晩寝れば変わるだ」

ブサ男「…」

―ブサ男、帰宅

ブサ男「さて、寝るか」

―そして朝が来た

ブサ男「ふあーあ」

ブサ男「顔洗うか…」

ばしゃばしゃ

ブサ男「あー、すっきりし…た?」

ブサ男「うおおおおお!?!?!?!?!?

ブサ男「あいつマジだったのかよ…」

ブサ男「俺はもうブサ男じゃねえ・・・」

イケ男「イケ男だ!!」

イケ男「さて、出社するか」

―会社

女「おはよーイケ男くん!」

イケ男「お、おう」

女「どしたの?」

イケ男「いや、別に…」

女「明日給料日だね!」

イケ男「そうですね」

女「なんで敬語なの??」

イケ男「いや、別に…」

女「何かそっけなーい!」

イケ男「そんなことはない!」

女「ほんとにー?ねえ、今日さ」

女「イケ男くんち行っていい?」

イケ男「えっ!?!?だ、だ、だ、ダメです!!」

イケ男「まるで世界が変わった…」

女「ねー、ダメなの?」

女「お願い」

イケ男「しょ、しょうがないな、条件があるよ。耳貸して」

女「んー?」

イケ男「フェラチオしてくれたらいいよ」

女「する///」

イケ男「マジか」

女「だから、おじゃまするね」

イケ男「人生最高!!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom