P「ん？…おお加蓮か、どうした？」

加蓮「………えっと………それは一体……」

P「ん？あぁこのアニメか？これはきんいろモザイクってアニメでなー 登場キャラのカレンって子が無茶苦茶かわいいんだよー」

加蓮「あ、ははは……そうなんだ……」

加蓮(なんだ……アニメの話だったのか……)ﾊｧ…

P「それより加蓮も一緒に見ないか？どうせこのあとしばらく仕事ないしさ」

加蓮「え……そのアニメを……？」

P「うん！もろちん！結構面白いぞー」

加蓮(んー……正直アニメはそんなに興味ないけど……でも二人っきりでテレビかぁ……)

加蓮(それにPさんが言うかわいい娘ってのの参考になるかも……)

加蓮「うん…分かった。私も一緒に見る」

P「ホントか？やったー！一人で寂しかったんだよねー ほら！ここ座って」ﾊﾞﾌﾊﾞﾌ

加蓮「う、うん…」

P「どうせだから最初から見るかなー♪」ｳｷｳｷ

加蓮「ねぇ……さっき言ってたカレンって子はさぁ…」

P「ん…？九条カレンのことか？ どうした、何か気になったのか？」

加蓮「う、うんまぁ…私と同じ名前だし……」

P「……………はい？」

加蓮「…………………え？」

P「なにいってんだよ加蓮ー(笑) カレンと加蓮…全然名前違うじゃないかよー」

加蓮「え……？で、でも両方読み方は"かれん"じゃ…」

P「え？え？…加蓮とカレンだよ？少し似てはいるけど全然違うよ？え？」

加蓮「…え……でも……… 」

P「どうしたんだ大丈夫か…？熱でもあるんじゃないのか…？」ﾋﾟﾄｯ

加蓮「ひゃっ…///」ﾋﾞｸｯ

P「ん～……熱は無いみたいだなぁ……」ｽｯ

加蓮「…………///」

P「ん？ど、どうした？やっぱり具合悪いか！？顔が赤いけど…」

加蓮「だ、大丈夫…だからっ！…それよりアニメ見よっ！」

P「そか……ならいいが……」ﾋﾟｯ

加蓮(も、もうっ今日のPさんなんなの！なにいってるかも良く分からないし……でもまぁ…いいか……)

P「ほら、始まるぞー」

加蓮「う、うん…」

カレン『アヤヤ～あややは陽子が好きデスか～？』

綾『ばっ…！///な、なにいってうのよ！』

カレン『あれれ～？顔が真っ赤ですよ～？』ﾆﾏﾆﾏ

綾『う、うるさいわよっ///ばかぁ！』


加蓮(あ…このあややって子かわいいなぁ……)

P「はぁ～ カレン可愛いわぁ…」

加蓮「………え？」

加蓮「い、今の何処にかわいい要素があったの！？」

P「んー？やっぱニヤニヤしながらからかってる表情とかかなぁ…」

加蓮「えぇぇ……」

P「でもやっぱり女の子ってのは少しSっ気があった方がいいと思うんだよね～」

P「それで普段は辛かったりしてくるんだけど、本当はすごい純粋で…夜は形勢逆転………とかね～」

P「おれはそんな女の子が好きだなぁ……」

加蓮「……………」

P「あ……なんかすまんな語っちゃって……さて……続きを……

ｷﾞｭｰ

P「！？！？ お、おおおい！……加蓮……？」

加蓮「…………」ﾑﾆｭ

P「お、おまっ！む、胸が当たって……！」

加蓮「………当ててるんだよ…」ｼﾞｯ…

P「……え？おまえ…なにいって……」

加蓮「…………」 ｽｽｽ

P「っ！？ば、ばかっ！そこは駄目だって！…くっ！」

加蓮「……ふふふ………Pさんのここ……どんどん大きくなってきてる……」ｽﾘｽﾘ

P「か、加蓮…くっ！……や、やめろ……」

加蓮「………」ｶﾁｬｶﾁｬ ｼﾞｰｰ

P「…！？だ、だめだ！」ﾄﾞﾝｯ

加蓮「きゃっ…」ﾄﾞｽﾝ

P「あ………」

加蓮「いったー……突き飛ばすこと無いじゃない……」

P「す、すまん！大丈夫か！？」

加蓮「うん……大丈夫…」

P「………………加蓮………どうしておまえこんなこと……？」

加蓮「…………」

P「………加蓮？」

加蓮「……私ね……Pさんのことが好きなの……」

P「………え？」

加蓮「いままでも自分なりにアピールしてきたつもりなんだけど……Pさんったら全然なんだもん…」

加蓮「そしたらさっき……Pさんは積極的な女の子が好きだって……」

加蓮「だから…………その……… 」ｳﾙｳﾙ

P「……………」ｽ…

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

加蓮「……ｸﾞｽｯ…………え？」

P「ごめんな加蓮……気づいてあげられなくて……その……俺鈍感だからさ………ホントゴメン…」

加蓮「…………」ｸﾞｽﾝ

P「俺は今のままの加蓮が好きだぞ………無理にキャラを変えることなんて…ないよ……」

加蓮「………え………ホント………？」

P「あぁ」ﾆｺ

加蓮「………！じゃ、じゃあさ……Pさん……」

P「…ん？」

加蓮「その………わ、私と……付き合って……下さい…」

P「あー……俺一応結婚してるんだよね……すまん…」ﾊﾊﾊ

加蓮「………………え……」


おわり