P「伊織と俺は仲良しこよし」(128)

代行
ID:HwpLT0Ii0

スレ立て代行ありがとうございます。
昨日書けなかったんで今から頑張ります。
またしても短めでアホな話ですがどうぞお付き合いください。

P「あー、最近アレだわ」

P「もうね、ほんとアレだわ!うん、アレだ」

P「おーい、伊織~~!あれ?伊織~~?」

伊織「何ようるさいわね!ここにいるじゃない!」

P「ぷぷぷー!ちっこくて見えんかったわ」

伊織「はぁっ!?あんたいきなり何様のつもりよ!」

P「お子様だよ!!」

伊織「いい年こいた大人が何言ってんの!?」

P「お子様ランチ食いたいから一緒にファミレス行かないか?」

伊織「嫌。あんた絶対『あ、このちっこい子にはお子様ランチで』とか
    ニヤニヤしながら言って私を辱めたいだけでしょ」

P「やめろよ、心の声を聞くんじゃねえよ!」

伊織「ほらね」

P「まぁ、にしても……ん?あれ?伊織!?」

伊織「……」

P「おっと、ちっこくて見失ったぜ。そこにいたのか。かわいいやつめ」

伊織「はっ倒すわよ?」

P「ははは、嘘だよ。冗談だ冗談。その小さい体も含めて
  可愛い体だと思ってるよ」

伊織「結局、体だけ可愛いんかい!この変態!こっち見んな!」

P「誰が変態だ!この野郎!」

P「あんまり俺のこと変態変態言うと
  俺のお仲間達と隊列組んで伊織の家におしかけるぞ!」

伊織「変態が編隊を組んでですって!?」

伊織「って、馬鹿言わせんじゃなわよ!」

P「ノリノリじゃないっすか」

伊織「うるさいわね、ホントに来たら警備員がボコボコにすると思うから」

P「そんなこと言うなよー」

P「いやー、しかし最近ホントアレだわ」

P「伊織はホントにアレだな!うん、アレだわ!」

伊織「何なのよさっきからアレアレって!」

P「あ、……あー……アレックスに、よく似ているなぁーって……」

伊織「誰!?」

P「伊織、俺疲れたよ。疲れたんだよ?」

伊織「黙って仕事しなさいよ」

P「嫌だ!」

伊織「え?嫌なの!?あんたクビになっても知らないわよ!?」

P「それも嫌だなぁ……じゃあ頑張るからさ。
  伊織肩揉んでくれよ、ちょっと凝っちまってよ」

伊織「いやよ、なんで私が」

P「じゃあキスしてくれよ」

伊織「もっとイヤよ!馬鹿じゃないの!?なんで肩もみの代わりがそれなのよ!」

P「じゃあ何ならいいんだよ!訳わかんねえよ!」バンバンッ

伊織「なんであんたがキレてんのよ!っていうかうるさいから
    机叩いてないで静かに仕事しててよ!」

P「なんかその言い方だとまるで俺がチンパンジーみたいじゃないか」

伊織「あら、違ったの?」

P「ムキャーーッ!」

P「ちなみに今のは伊織のモノマネでした」

伊織「ホントにはっ倒すわよ?」

P「ああ、お前の好きにしてくれて構わない」バッ

伊織「そんな風に両手広げても行きませんから。ばーか」

P「あー!ばかって言った方がボソボソゴニョゴニョ」

伊織「は!?最後なんつったの!?聞こえないし!」

P「ここでは言えない……闇魔界の帝王の耳に届いたら世界は破滅じゃからのう」

伊織「なんでばかって言った代償がそんなデカイのよ!」

P「じゃあ俺が伊織を押し倒そう。さぁ、ホテルの予約だーッ!」

伊織「金輪際私の半径2キロ以内に入ったら警察呼ぶから」

P「広い!!広すぎるよ!お仕事できませんよ!?」

P「じゃあ、伊織、今から俺のことを見ていてくれ」

伊織「は、はぁ!?な、なんでよ……」

P「いいから!俺だけを見るんだ……いいな?」

伊織「わ、わかったわよ……」

P「……」

伊織「……」ジィ

伊織(こ、こうして見てる分には一応カッコいい方なんだけどなぁ)

P「……」

伊織「……」ジィ

P「あっ、でこちゃんなのー(裏声)」

P「だ、誰がデコちゃんよ~ぅwwwwwww」ワサワサ

P「ちょ、ちょっと待ちなさい美希~んwwwwwwwww」ワサワサ

伊織「……」

伊織「……」

P「お、受けた?受けた!?」

伊織「……死ぬ?」ニコッ

P「はっ、自分は、できれば、生きたいであります!」ビシッ

伊織「あんた、今の誰を真似したつもりだったのかしら」ニコニコ

P「お前にきまってんだろ、んなこともわかんねえのかよ」

P「しかも美希付きだぞ!?めちゃ豪華じゃん!」

伊織「ふざくんな」ゲシッ

P「いでぇっ!」

P「わ、わかったから伊織、金的は反則だ!やめるんだ!」

伊織「だいだい!さっきの意味のわかんないキモい動きは何よ!」ゲシッ ゲシッ

P「い、痛い!痛い!あ、あれは蟹さんをイメージしました!」

伊織「私、関係ないんかい!」ゲシッ

P「痛い!ありがとうございます!ありがとうございます!」

伊織「だいたい!」ゲシッ

伊織「誰が!」ゲシッ

伊織「デコちゃんだーーーーッ!!」ゲシッ

チーン

P「ふぼぉぁぁあああああッ!!んぎぃぃ~~~!」ゴロゴロゴロ









…………P、再起までしばらくお待ち下さい………………


P「んひぃぃい!!ひぃぃぃんっ!」モゾモゾ

伊織「ふん、あんたはそうやって事務所の床を這いずりまわっているがいいわ!」

P「っていうか最後の俺じゃないじゃん!美希に言えし!」

伊織「アンタだって言うくせに!」

P「お、お前、いいか!この俺のデコちゃんが立たなくなったらなぁ!」

伊織「なんでアンタの股間がデコちゃんなのよ!」

P「何言ってんだ!俺はお前を愛するあまりに股間のイチモツに
  お前の名前をつけてるんだぞ!?」

伊織「じゃあせめて伊織にしなさいよ!!いや、よくないけども!!」

伊織「ったく……どうして愛、故に自分の股間に
    好きな人の名前、しかもあだ名をつけるのよ!」

P「いいか!俺のデコちゃんがお亡くなりになったらな、
  お前との子供が作れないんだぞ!それでもいいのか!」

伊織「ーーーッ!!」

P「よもや子供の作り方を知らんわけじゃあるめぇ!」

伊織「変態!変態!!」

P「お前はそうやって愛が必ず行き着く先のことを変態と侮辱するのか愚か者!」

伊織「あんたの行き着いた先、自分の股間に名前つけることだったじゃん!」

P「お前がどんな行為でママンとパパンの間に生まれたの言ってみろ!」

伊織「そ、それは……って言える訳ないじゃない!!ばか!」

P「そんなことも言えないのか!このお豆腐お化け!」

伊織「どんな罵倒よ!聞いたことないわよ!」

P「ったりめえだろ!そんなもんある訳ねえよ!」

伊織「私、アイドルだけどステージの上であんたのこと殴りたいわ」

伊織「っていうかそんなこと言わせようというアンタの気がしれたもんじゃないわ」

P「はぁ!?俺の気?そんなもん
  『ウェヘヘヘヘ~~~、超絶美少女が卑猥な単語を口にするぞぉ~うひひ』
  ってニヤニヤしてるに決まってんだろ!!」

伊織「このド変態!!救いようのないクズね!
    今すぐ社長に報告してクビにしてやるわ!」

P「やめて!お願いだから!やめてくれ!それだけは!」

伊織「あんた何がしたいのよさっきから!」

P「……お前とこうやって同じ時間を過ごしたいんだよ」

伊織(……ッ!何よ、いつもいつも変な時に急に真顔で……。
    こいつのこういうずるい所、ほんっと大っ嫌い!ほんとに嫌い!ホントに……)

P「……できればその時間は半裸希望なんだけど……伊織はどうかな?」

伊織「死ね」

P「ひどい!」

伊織「今付け足した言葉を今すぐ撤回しなさい」

P「ごめんなさい!靴でもなんでも舐めるから許して!」

伊織「どんだけプライドないのよ!!!」

P「じゃあこの俺の有り余る伊織に対する愛はどこにぶつければいいんだ!」

P「愛が有り余った結果、股間だけじゃ飽きたらず
  いろんなにものに『いおりん』って名前つけちゃったよ!」

伊織「有り余りすぎ!」

P「背中の痒いけど届かない場所のこととか『いおりん』って呼んでるよ」

伊織「なんで!?あんたばかなの!?」

伊織「背中に手、回して『あぁ、痒いけど微妙に届かない、うわぁ、いおりんだわ~』
    とか家で一人でやってるわけ!?キモッ!」

P「えへへ」

P「他にも壁のシミが人の顔に見えることとか、
  むしろ壁のシミを『いおりん』って呼んでるよ」

伊織「やめてよ!!だったらそこに私のポスターとか貼りなさいよ!」

P「うわぁ!ガチでいいアイディアだな!部屋中伊織だらけにしてやるからな!!」

伊織「どんだけ愛が有り余った状態になったらそうなるのよ……」

伊織「ホントのそんなもの犬にでも食わせておいてさっさと仕事して欲しいわ」

P「犬に食わせる……?よっしゃぁ!わかったぜ!!

ガラガラガラ

伊織「ちょっと急に窓開けてどうしたのよ……」

P「伊織ーーーーッ!!好きだーーーーーッ!!」

P「うわぁぁあーーーっ!伊織が好きだーーー!いやっほぉぉおーー!」

伊織「ちょ、ちょっと!あんた何やってんのよ!近所迷惑でしょうが!!」

P「伊織が好きすぎてたまんねぇぇよーーー!!」

P「俺がーーー!伊織を一生幸せにできる男だぞーーー!わーーっはっはっは!!」

P「その広いおでこをーーーッ!俺の愛で埋め尽くしてやんぜーーーッ!」

伊織「馬鹿にしたいの!?どっちなの!?」

伊織「っていうかやめなさいよ!今何時だと思ってるのよ!」

P「関係ねえーーー!だって俺は伊織が好きだからーーー!」

P「あなたのことがちゅきだからーーーーーッ!うわぁぁぁああああ!」

伊織「恥ずかしいから本当にやめて欲しいんですけど!!」

伊織「窓閉めるわよ!!」ピシャッ

ガッ!

P「伊おぶべぁらっ!」ドサッ

伊織「ちょ、ちょっと!顔出してるから顔面だけ見事に挟まれたじゃない!」

伊織「ちょっと、大丈夫……ぷっ、ぷぷぷ……なの?」

P「そこは心配する場面なのに笑うの我慢しすぎだろ」ピクピク

P「全く……ひどいったらねえぜ……」

伊織「ちょ、ちょっと、ふざけてないで起きなさいってば」

P「い、伊織……俺はもう……ダメみてぇだ」

P「お前と過ごしたこの数時間……悪く……なかったぜ」ガクッ

伊織「Pッコロさーーーんッ!!」

伊織「って、何やらせんのよ!!」

伊織「さっさと起きる!」ゴンッ

P「いてっ、お前と違って俺はもう頭皮の心配をいけないんだ!
  頭はやめろ頭は!頭のことに関してはデリケートだぞ!」

伊織「人のこと言えた口か、散々デコちゃんデコちゃん言っておいて」

P「まったく、頭皮がクリリンになったらどうするつもりなんだよ」

伊織「クリリンあとから生えてるからいいじゃない」

P「俺は伊織のクリピーーーーーーーをペロペロし」(自主規制)

伊織「事務所に金属バットって置いてなかったかしら」

P「ま、待て伊織!悪かったって……お詫びに事務所に
  置いてある花瓶の水やりの当番、一回だけ変わってやるからさ!な?」

伊織「ショボッ!っていうかあの花は小鳥の私物でしょ!?
    当番なんて最初からないわよ!何が、な?よ!」

P「今度、遊戯王カード好きなのやるからさ!な?」

伊織「子供か!遊戯王やらないし!」

P「じゃあ抱っこしてやるからさ、それ行くぞー!」ドドドド

伊織「きゃぁぁああ!来ないで!!変態!変態!!」

P「痛い痛い!物は投げないで!物は投げないで!危ないから!」

伊織「ハァ……ハァ……生命の危機を感じたわ」

P「貞操の間違いだろ」

伊織「うるさい変態!!狙いは抱っこじゃなかったんかい!」

P「じゃあ何ならいいんだよ。全裸で犬プレイでもすれば満足か?」

伊織「なんでお詫びで私がそんなことしなくちゃいけないのよ!」

P「バカ野郎!犬役は俺だぞ!?絶対譲んねえかんな!絶対だかんな!」

伊織「どっちもお断りよ!ばか!」

P「え?男割り?斬新なお酒の割り方するんだね伊織」

伊織「何それ!?焼酎男割りで、とか頼むの!?キモッ!」

P「きっとガチムチ系の男の人が焼酎入ったグラスを割ってくれるんだろね、
  目の前でパリーン!って」

伊織「危なっ!っていうか飲めないじゃん!」

P「まぁ、どちらにしろ君は未成年だしね」

伊織「ホントあんた思想がキモいわね!思考回路腐ってるんじゃないの!?」

P「ガチムチ系の男割り好きな伊織には言われたくないね!」

伊織「誰が好くか!!」

P「まぁ、俺はキモくないし」

伊織「断言してきた!?そういう所がキモいのよ!」

P「キモいキモいってお前は今どきの子か!」

伊織「そうよ!二度と話かけないでよね!ド変態!!」

P「うん、わかった。二度と話かけないね、僕変態だもん」

伊織「わかっちゃったんだ!?」

P「ねえ、伊織」

伊織「全然わかってないじゃないのよ!!」

P「イヤホン派?ヘッドフォン派?」

伊織「しかもどうでもいいこと聞いてきた!!」

P「ヘッドフォン?ヘッドホン?」

伊織「発音した時にはどっちも変わんからどうでもいいわよ!」

P「肩こったー!ちょっと伊織、肩にヘッドロックかけてくんね?」

伊織「無茶ぶりが急に雑になったわね!
    肩なのにヘッドロックでどんな体勢よ!」

P「お尻かゆいーーー!お尻かいてくんね?」

伊織「本当に雑ね!絶対イヤだし。
    噛みちぎった方がましだわ」

P「お、おう、優しくしてね?」

伊織「ふざけんな」ゲシッ

P「痛いっ!僕のプリティーなお尻をよく蹴ったな!?」

P「くらいやがれ!プロデューサービーーームッ!!」

伊織「……」

P「……今日はこのくらいにしてやらぁ」

伊織「師匠!?」

伊織「はぁ……なんだか私疲れてきたわ……」

P「説明しよう、プロデューサービームとは何か疲れを感じるようになる
  若干鬱陶しいビームなのである!」

伊織「絶対ビームのせいじゃないし」

P「俺が揉んでやろう!」

伊織「肩意外に触ったら殺すから」

P「ぐっ……ぐぬぬ……ぐぬぬ……」

P「お、おのれ……策士めぇ~~~」モミモミ

伊織「はあ~気持ちいわね、結構うまいじゃないのよ」

P「当たり前だ。社会の荒波をこの肩もみだけで乗り越えた男だぞ?」

伊織「汚い世渡りしてんじゃないわよ!」

P「ふっ、しかし、伊織よ」

伊織「何よ……」

P「貴様もバカだな。実に愚かしい……」

伊織「はぁ?何なのよ急に」

P「お前、この肩がどこに繋がっているかわかっていないのか?」

伊織「はぁ?どういうことよ」

P「この肩という部位は首、胴体、脚、など体全部と
  結局は繋がっているんだ!ひと繋ぎなんだ!大秘宝なんだ!」

P「つまり、俺は今、お前の胸に触ったも同然なのだ!はっはっは!」

P「同じ体を触っているのだから肩を揉むも胸を揉むも同じ!」

P「伊織、敗れたり!!はっはっは!バカめーー!」モミモミモミモミ

伊織「バカはお前だ」ゴンッ

P「裏けんごふぁッッ!!」

P「ち、チクショウ!おい、何しやがんだ我が配偶者よ!」

伊織「誰があんたの配偶者よ!!」

P「出会った時からに決まってんだろ?マイスウィートハニー」

伊織「拒否権を全力で発動するわ」

P「伊織さんマジハンパねえっす!」

伊織「私はまだそういうのは考えたこともないし、まだ考えるつもりもないわ」

P「ええ!?そんな!じゃあ体だけの関係でも」

ゴンッ! ゴンッ! ゴンッ!

P「痛い痛い!冗談だってば!やめてください死んでしまいます!!」

伊織「あんたホントにそういうのいい加減にしなさいよね……」

P「うわぁ……いつになく怒ってらっしゃる……」

P「ごめんよ伊織、俺が悪かったよ。アメちゃんやるか機嫌直せよ」

伊織「いや、それはバカにしすぎでしょ!」

P「へへ、バレちゃしょうがねぇか」

伊織「認めた!?」

P「だがなぁ……伊織……俺のお前への気持ちは本気なんだ」

伊織「もう無駄、そんな言葉、上っ面だけで何にも響いてこないわ」

P「なっ!あのちょろりんで有名ないおりんが!くそっ!」

伊織「誰がちょろいんよ!ばかっ!本当にもう知らないんだから!」

伊織「はぁ……もうこんな時間じゃない……私帰るわね」ガタッ

P「待てよ伊織……」ガシッ

P「今日はもう遅い……だから」

伊織「却下」

P「まだ何も言ってないんですけど」

伊織「うるさいとにかく却下」

P「普通に時間が遅いから送ってこうと思ったんだが」

伊織「…………」

伊織「で、でもそれも却下!!あんたに送られるくらいなら三輪車で帰った方がマシよ」

P「えー……。マジかよー……。じゃあ、はい、三輪車!」ドンッ

伊織「なんであんのよ!!」

P「この暗いなか三輪車キコキコこいでる中学生……っぷぷぷ」

伊織「……送りなさいよ」

P「はーん?聞こえん。もう一度だ」

伊織「送りなさいって言ったのよ!!」

P「送りなさい、ご主人様、だ」

伊織「見下したいんだが、見下されたいんだか、どっちなのよ」ゲシッ

伊織「送りなさい、ご主人様!」

P「なんで蹴ったんだよ!」

P「じゃあ次は送ってよ、お兄ちゃん、だ!」

伊織「兄様なんかには絶対にそんな口聞かないのにどうしてあんたに!」

P「じゃあ家送った後にその兄様に向かって
  『お兄たまん、大好きだっぷりんっ!』って言うなら乗せるが?」

伊織「送ってよ、お兄ちゃん!!」

P「ははは、顔真っ赤にして、可愛いやつだなぁ~」ナデナデ

伊織「むー……」

P「お菓子買ってやるから機嫌直せって」

伊織「亜美や真美と同じ扱い!?」

P「じゃ、じゃあコーラで」

伊織「変わんないじゃない」

P「へぇー、あ、そう。ふーん、いらないんだ?へぇー?」

伊織「さ、さっさと行って来なさいよ!」

P「よっしゃー!コーラでゲップする伊織が見れるぞーー!ヒーハー!!」ダッ

伊織「狙いはそれか!!くそ!!」

P「はっはっは!買ってきたぜーーーッ!」

伊織「はやっ!」

P「はい、伊織のコーラ!」ニヤニヤ

伊織「……素直にありがとうとは言いたくないのは何故なの……」

P「おやおや?お礼はどうしたんだ?ん?ん~?」

伊織「あ、ありがとう……いただくわ」

カシュッ     ブジュワァァアアアアアアア!!!

伊織「きゃぁっ!ちょっ!!あんた振ったわね!!?」

P「ぶわーーーっはっはっは!!」

P「やっほいやっほい!」

伊織「うわぁー……事務所の床が……あんたあとで絶対律子に怒られるからね」

P「ふっ、バカめ、俺は律子に怒られることを代償に
  この瞬間の楽しみを等価交換したのさ!」

伊織「リバウンドして体全部持ってかちゃえ、ばーか!

P「お前が言うな」

伊織「ったく……ちょっとしか飲めないじゃない……」コク

P「それでも飲むんだね」

伊織「……あんたがくれたからよ。
    折角買わせに行かせたのに一口も口を付けないのは悪いじゃない」

P「ほう……なるほどねぇ」ニヤニヤ

伊織「な、何よ、ニヤニヤして。気持ち悪いわね」

P「お前に渡す前に飲みくちの所ベロベッロに舐め回しといたから」

伊織「ごぷぁっ!ゲホッ!!ゲホッ!何してくれてんのよ!」

P「伊織、これぞホントの缶節チューだね!」

伊織「ゲホッ!ゲホッ!あんたホントにばか!」

P「っていうか大丈夫かよ、人工呼吸いるんじゃね?」ワクワク

伊織「いらないわよ!もう平気だから!ワクワクした顔見せんな!」

伊織「ベロベッロに舐め回しといたならもう残りはアンタが飲みなさい!!」

伊織「良かったわね!お望みの缶節チューよ!」

P「え?口移しじゃないの?」

伊織「誰がするか!ほら、早く飲みなさい!」ガッ

P「がぺっ!!」ゴクゴクゴク

P(ま、前歯に缶が激突した!!痛い!勢いつけすぎ!飲みきれません!)

伊織「ほら、たーんとお飲みなさい!」グイグイグイ

P「もがっ、ほひぅ」ゴクゴクゴク

P(くっ、こいつ、いっきに全部飲ませる気だ!た、助けて!)

P(コーラの一気飲み苦しい!!タップタップ!)バンバンバンッ

伊織「あら、まだ飲み足りない?大丈夫よあんたの分も残ってるから」グイグイ

P「ほ、ひぃぃぃ!」ゴクゴクゴク

伊織「ほらほら、口の端からこぼれてるわよ!」

伊織「こーゆーの好みだったんでしょ!ほらほら!」グイグイ

P「もがっ!ほへぇ!」ゴクゴクゴク

P(も、もう無理!!)

P「ごぱぁぁッ!!!」

伊織「きゃぁっ!!汚っ!!ちょっと!!最後まで飲みきりなさいよ!」

P「うぷ……、ぐ、ぐるじぃでふ……」

伊織「ざまぁみなさい、にひひ」

伊織「あーーっ!あんたのせいでちょっと服にかかっちゃったじゃないのよ!」

伊織「あー、もうベタベタする!ちょっと!」ギロッ

P「う、うぷ……」

伊織「ま、まぁ、全身コーラまみれになった奴よりかはマシかしら……」

伊織「事務所はあんたが掃除しなさいよね!」

伊織「はぁ……絶対怒られる……」

伊織「っていうか着替えなかったっけ……レッスン用のジャージがあったような」

P「あ、あっちのロッカーに1つなんか入ってたぞ」

伊織「え?これ?」ガチャ

伊織「どれどれ……この紙袋がそう?」

P「あー、それだと思う。中身だして広げて見てみろよ。
  たぶんそれなら着て帰れるような衣装だから」

伊織「ふーん、着て帰れるのならいいけど」スッ

伊織「何よこれ!なんでスク水なのよ!!アンタこれ着て
    私に家まで帰れっていうの!?駅に着く前に捕まるわ!」

P「スク水で、三輪車……ぷぷぷっ」

伊織「ふんっ」ドカッ

P「ぎゃぁっ、お腹へのパンチは今だめ絶対!コーラ出ちゃう!」

伊織「だいたい何よこれ、こんな衣装今度使うの?」

P「バカ、それは俺がスーツの下に着てきた奴だぞ」

伊織「この変態!!ド変態!!」ベシンッ  ベシンッ

P「あぁ!痛い!スク水をしならせてムチにようにして僕を叩かないでください!」

P「お前がスク水を着てくれたら関節スク水だったのにな……」

P「めったにないぞ?関節スク水なんて」

伊織「一生体験したくない項目だわ」

伊織「ったく、私はジャージがあるからいいけどあんたどうすんのよ」

P「とりあえず脱ぐか」

伊織「ちょ、待った待った!だめだめ!服探してからね!」

P「じゃあそのスク水寄越せよ」

伊織「これもダメ!うちの事務所から犯罪者が出たら困るの!!
    私が処分するわ!」

P「あれあれ~?とか言ってもしかして家に持って帰って
  クンカクンカのスーハースーハーなのかな~~?」ニヤニヤ

伊織「そんなこと誰がするもんですかーーー!!」ビリビリビリ

P「うおおおい!!俺のだぞそれ!っていうかスク水破くってお前、え!?
  どんな筋力!?すんげええな!?」

伊織「勢いよ!!こんなものは!」

P「じゃあこの代わりに隠しておいた全身タイツでいいや」

伊織「待って、そんなもの一体どこに隠していたのよ」

P「ひ・み・つ!」

ゴンッ

P「痛いっ!!」

P「まぁ、実を言うとこんなこともあろうかと、というか俺
  今日はこれをずっとやろうと思っていたんだぞ?」

伊織「あんたってホントどこまでもバカなのね」

P「用意がないわけがないだろ?」

P「じゃじゃーん、俺のは普通の私服と
  伊織には俺が選んだ伊織に来て欲しい服だ」

伊織「……」

P「伊織、お願いだからそんな目で見ないで。癖になるから」

伊織「どうせ、変態趣味の……」ゴソゴソ

P「どうだ!」

伊織「……い、意外にちゃんとしたまともな服が……」

伊織「あ、あれ……私いつの間に眠ったんだろう」

P「夢じゃないぞ伊織。しっかりしろ」

伊織「へ、へぇー、ふーん。あんたにしてはいいセンスしてるじゃない」

P「だろ!?お前の私服なんて全部周期がわかるくらいだからな!」

伊織「その情報は聞かなきゃ良かったってすごい後悔してるわ、このストーカー」

P「新品のお洋服の時はいつもご機嫌だもんな!」

伊織「う、うるさわね!別にいいじゃない!」

P「周期を測って今着ている中で最も古いであろう服が来るこの日を選んだのだよ」

伊織「確かに新しい服じゃなかったらまぁ、いいかとは思ったけど
    私なんだかスルーしちゃいけない発言が続いてると思うの」

P「下着の周期的に言えば今日は」

伊織「なんで知ってんよ!!」ゴンッ

P「痛っ!窓その外に向かってパンツの柄叫ぶぞコノヤロー!」

伊織「最低の脅しなんですけど!」

P「スケスケのやつなんだろスケスケの」

伊織「違うわよ!やめなさいよ!」

P「じゃあ、その服あげるから着てこいよ」

P「俺はこっちで着替えるから」

伊織「うん、わかった……覗かないでよね?」

P「おう」

伊織「じゃ、じゃあ行ってくるから……待っててよね!」タッ

P「……」タッ

伊織「言ってる傍から付いてくんな!そっちって自分で言ってたろ!」ゴンッ

P「いでぇ!えへへ、バレちゃった!」

伊織「ったく……どうしてもああも、スケベなんだか……」

伊織「普通にしてればまだいいものの……」

伊織「どんな育てられ方したのよ……」

伊織「でも、この服可愛いかも……男の癖に私の好みをよくわかってるじゃない」

伊織「……」


   「お前に渡す前に飲みくちの所ベロベッロに舐め回しといたから」

伊織「関節キス……か……」

伊織「って!思い出してるあいつの台詞最低じゃない!
    何よこれ!ティンともキュンとも来ない!」

伊織「何を考えてるんだか……」

「おーい、伊織ー!終わったかーー!?」

伊織「はーい!今終わるからちょっと待っててー!」



ブツンッ!!

伊織「きゃぁっ!ま、真っ暗に!!」

伊織「ちょ、ちょっとプロデューサー!
    ふざけてないで早く電気つけてよ!」

伊織「ぷ、プロデューサー……?」

伊織「ね、ねぇー……い、いるんでしょう?」

伊織「ちょっとー、ねえってば、や、やめてってば!」

伊織「く、暗すぎて何にも見えないじゃない!」

ガサガサッ!!

伊織「きゃぁっ!な、何よ……もう!プロデューサーなの?」

「ぷぷっ」クスクス

伊織「は、はやくつけてよ、お願いだから」

ガタンッ

伊織「ひっ!な、なんなのよ!そこにいるのプロデューサーなんでしょ!?」

「ヂュイッ!」

伊織「ほっ、なんだ……ハム蔵か……って」

伊織「んなわけあるかーーーー!」ゴンッ

P「いでぇぇ!!」

伊織「やっと、捕まえたわ!!さっさと電気付けなさい!」

P「見つかっちゃしょうがねえな」

パチ

伊織「ほっ……」

P「せっかく着替えたのに俺の服引っ張りすぎだってば」

伊織「あっ、ご、ごめんなさい!」バッ

P「ぷぷ、なんだ?そのままでもよかったんだぞ?」

伊織「別にいいわよ!もう……置いていかれたかと思ったじゃない……」

P「ははは、ごめんごめん」ナデナデ

P「おお、伊織、よく似あってるじゃないか!可愛いよ!」

伊織「そ、そうかしら?にひひっ」

P「さすが俺だな!!」

伊織「ま、まぁちょっとは褒めてやってもいいかもね!」

伊織「はぁ……早く帰りたかったのにアンタがバカやるせいで
    全然帰れないじゃない」

P「帰したくないんだよ、バカ」

伊織「……」

P(決まった!)

伊織「バカはあんただ!」ドカッ

P「腹パンはコーラがでりゅぅぅぅ!!」

伊織「そこで……キュンッとかなると思ったわけ?ばっかじゃないの!?」

伊織「まぁ、可愛い服くれたのは嬉しかったけどね……」

P「はいはい、僕はバカですよ。そんな暴言ご褒美でしかねえぜ」

伊織「いいから早く車の準備してよ」

P「三輪車?」

伊織「違う!」

P「さぁ……伊織……乗れ」スッ

伊織「何してんの?」

P「伊織専用高級タクシー、その名もプロデューサー2号だ」

伊織「なんであんたにおぶさって帰んなくちゃいけないのよ!!」

伊織「しかもどうせ腹の中ではスケベなことしか考えてないくせに。
    おぶさったらその手でお尻とか触るつもりなんでしょ?」

P「そんなこと考えつくなんて……お前は俺か!」

伊織「あんたのことを言ったのよ!!」

伊織「っていうか一号はどうしたのよ!」

P「あれだ」

伊織「三輪車じゃない!!」

P「おいおい、バカにするなよ?あれは俺の通勤用だ」

伊織「見かけたらすぐに通報してやるわ」

P「2号が1号に乗って通勤するなんて……
  そんな設定みたことないぜ……」

P「これは……売れる!」

伊織「ないわね」

P「で、どっちに乗るの?」

伊織「普通の車はないの?3号とか?」

P「残念ながら3号はジャンボジェット機ですが?いいのか?」

伊織「なんでよ!あんた自家用ジェットでも持ってるっていうの!?」

伊織「普通の車を用意しときなさいよ!」

P「しょうがねえな、じゃあ手つないで帰ろっか?な?」

伊織「何、急に白白しくいい雰囲気っぴの作ろうとしてんの!?
    流されませんから!腹立つし」

P「伊織……俺はな毎日毎日こうやってお前とじゃれあってるのが大好きなんだ」

P「こうやって椅子の下にこっそりお前のうさちゃん尻に敷いてるのも
  バレない様にしてる時とかもうたまんねぇえよ」

伊織「ちょっと待て」

P「なんだよ血相変えて!どうしたってんだよ!」

伊織「どうしたもこうしたもないわよ!そこどいて!」

P「お、おい、そんなに俺のお尻が気になるか?」

P「しょうがねえ、特別だぜ?嗅ぐなり焼くなり好きにしな」

伊織「邪魔」ゲシッ

P「いてっ!」ドサッ

伊織「ホントに潰してるし!!信じられない!!」

P「ほら、よく言うだろ?人にされてイヤなことはするなってさ」

P「だから俺は伊織にお尻で潰されたいというこの思いを
  あえて伊織じゃなくこのうさちゃんに全力でぶつけてみたのさ」

伊織「あんたバカじゃないの!?死ねっ変態!!ド変態!!」

P「まぁ、それは置いておいて今日はもう遅いし
  俺の家に泊まっていけよ」

伊織「イヤよ、アンタの家に泊まるくらいならこのコーラでギトギトになった
    床で寝る方がいいわ!」

P「どんだけイヤなんだよ!へこむわ!」

P「まぁ、じゃあ帰ろうぜ、もうネタもつきたし書くの疲れたし眠いしよ」

伊織「急にメタ発言挟むんじゃないわよ!びっくりするじゃない!」

P「遅くなって悪かったな伊織」

伊織「別にいいわ。本気で嫌だったらとっくに帰ってるわよ」

P「伊織ぃ~、まったくお前ってやつはよー!」キラキラ

伊織「な、何よ!気持ち悪いわね!こっち見ないでよ!」

P「じゃあやっぱり俺の家第2ラウンドと行こうぜ!もちろん全裸でな!!」

伊織「はぁ……どうしてこんなヤツを私は……」ボソッ

P「ほら、じゃあこれで仲直りな」

伊織「別に喧嘩してたつもりはないけど……」

P「ははは、そうだな。服、汚してごめんな」

伊織「代わりをくれたから別にいいわ」

P「あれは俺からのプレゼントだろ?
  代わりは週末にでも買いに行こうぜ!」

伊織「そ、そう……?なんだか悪いわね……」

P「なんだ?行きたくないのか?」

伊織「行くわよ行く!行けばいいんでしょ!」

P「へへへ、わかりゃぁいいんだよ」

伊織「まったく……。……ん」スッ

P「……?おい、なんだその手は」

伊織「あんたが手つないで帰るって言うから出してるんじゃない!」

P「それじゃあ仲良くおてて繋いで帰りますか」ギュッ

伊織「言っても手繋いでる車までだけどね」

P「ははは!そうだな!伊織はおてて繋いで歩かないと夜道怖いもんな!
  ホントしょうがねえ奴だなぁ!」

伊織「うるさいわねっ、しょうがないのもあんたでしょ。
    はぁ……ったくホントあんたってばかよね」

P「おうおう、何とでも言えよ」

伊織「ばーかっ、にひひっ」

END

最後若干グダったか……
あぁ、やっぱりギャグは難しいねぇ
ちゃんと書き溜めするべきだった
構成だけの骨組みで発進するもんじゃねえっすな

全くまとめられずにすごい悔しかったから今回は1つだけ宣伝します

春香「油断禁物!」

おんなじようなアホな話です。

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