雪乃「!?」
八幡「でも今のうちに慣れとかないと大変だしな……」
雪乃「ちょっ、ちょっといいかしら?」
八幡「あ? なんだよ」
雪乃「そ、その、雪ノ下八幡とはどういう意味かしら?まるであなたと私が夫婦にでもなったみたいじゃない。気持ち悪い」
八幡「いや、夫婦になるのは陽乃さんとなんだが……」
雪乃「えっ」
八幡(陽乃さんにこう言ってみてと言われたから試してみたが……)チラッ
雪乃「……」アタフタ
八幡(動揺しすぎだろ、雪ノ下ェ……)
雪乃「ゴホン。比企ぎゃ……比企谷くん。先程言った事は本当なのかしら?」
八幡(こいつ、噛んだ事をなかった事にしやがった)
八幡「先程言った事って?」
雪乃「その……あなたと姉さんが夫婦になるとか言う妄言の事よ」
八幡(さてどうするか……)
安易に八雪に持って行く行為はNG
八幡「それが本当だとしても、お前には関係ないだろ?」
雪乃「いいえ、関係あるわ。姉さんがみすみす不幸になるのを許すわけがないでしょう?」
八幡「お前、酷くね?俺との結婚は閻魔との契約かなにかかよ?」
雪乃「その程度ではすまないわね。契約なら何かしらの利点があるでしょうけど、あなたの場合デメリットしかないもの」
八幡「えー……」ガクッ
雪乃「で、でも、それを承知であなたと付き合ってくれる人もいるのではないかしら?」
>>26
やめてよ、八雪しか書いたことないんだ
八幡「戸塚か?戸塚だろ?戸塚だ!」
雪乃「……はぁ。戸塚くんは男じゃない」
八幡(確かに戸塚は男だが……。あの可愛さは最強だろ。可愛いは正義だ」
雪乃「たとえ可愛くても男同士はやめておいた方がいいと思うわ」ハァ
八幡「あれ?俺、声に出してた?」
雪乃「あの可愛さは最強だろ。から声に出していたわね。全く……筋金入りの変態なのかしら?」
八幡「俺は変態なんかじゃない。ただ純粋に戸塚を愛でているだけだ!」
八幡(戸塚が朝起こしてくれたりしたら、その日一日はハッピーな気分で過ごせるだろうな。それはもう間違いなく)
雪乃「その言動は間違いなく変質者の物だと思うのだけれど……」
八幡「そんなに酷かったのか?」
雪乃「ええ、それはもう。いつも以上に目が腐っていたもの。道端を歩いていたら通報されていたかもしれないわね」
八幡「そんなにかよ……」
雪乃「通報しないであげたのだから、感謝しなさい」
八幡「はいはい」
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