櫻子「船見先輩、私に料理を教えてください!」(162)

~学校~
櫻子「あ、船見先輩」

結衣「大室さんおはよう」

櫻子「あの、先輩ちょっといいですか」

結衣「どうしたの大室さん」

櫻子「実は頼みごとがあって・・・」

結衣「私でよければ協力するよ」

櫻子「あの、私に料理を教えてください!」

結衣「え、料理?」

櫻子「だって先輩あの一般家庭じゃ作れない麻婆豆腐作れるんですよね!」キラキラ

結衣「いや、あれは一般家庭でも作れるし・・・というより料理なら古谷さんに教えてもらえばいいんじゃないの?」

櫻子「なんであのおっぱいに教えてもらわなきゃいけないんですか!毎回私の料理当番の日になると
『櫻子のことだからレトルトで済ませようと思ってるでしょう、私が作ってあげますわ』とか言ってくるんですよ!おっぱいのくせに」イライラ

結衣(古谷さんは面倒見がいいな・・・)

櫻子「それに姉や妹にも馬鹿にされるし・・・あいつらにギャフンと言わせたいんですよ!だからお願いします!」

結衣「まあ断る理由もないしいいよ。今度私の家に来なよ」

櫻子「やったー!ふっふっふっ・・・あいつら今に見てろよ、櫻子様の料理で一泡吹かせてやる!」

~結衣の家~
櫻子「うわー、あかりちゃんから聞いてたけど本当に一人暮らししてるんですね」

結衣「まあね、一人暮らしもだいぶ慣れきたよ、まあ一人でいることは少ないんだけどね」

櫻子「歳納先輩ですか?」

結衣「そうそう、困ったやつだよ。急に泊まったりしてきて・・・こっちのことも考えてほしいよ」ハァ

櫻子「へぇー大変なんですね」

結衣「最近はあいつも連絡してから泊まりに来てくれるようになったよ。それじゃあ早速始めようか」

櫻子「よーし、お願いします!」ペコ

結衣「大室さんはどんな料理つくれるの」

櫻子「一応カレー作れるんですが・・・野菜が大きい!とかじゃがいもが硬い!とか文句が多いんですよ!」プンプン

結衣「へぇー、私も料理といっても料理本とにらめっこしながら作ることが多いんだけどね」

櫻子「え?本とにらめっこしても本は笑いませんよ?」

結衣(そういえば大室さん本物だった・・・)

結衣「そ、そうだね。大室さんは何か作りたい料理ある?」

櫻子「そうですね、簡単に作れる料理をお願いします!」

結衣(簡単な料理・・・前はすぐにレトルトにもっていこうとしてたな・・・)

結衣「それじゃあ野菜炒めなんてどうかな?」

櫻子「野菜炒めですか・・・強敵を選びましたね」

結衣(強敵なのか・・・?)

結衣「うーんじゃあ他の料理にする?」

櫻子「いえ、あいつらに一泡吹かせるために頑張ります!」

結衣(私が提案しといて不安だな・・・)

~料理中~
結衣「玉ねぎはこのくらいの間隔で切って・・・大室さんもやってみって」

櫻子「はい、同じくらいの間隔・・・難しいな。っ目がぁ!?」

結衣「玉ねぎ切るとどうしても目が痛くなっちゃうんだよね」

櫻子「くっそー、不意打ちとは卑怯だぞ」ウルウル

結衣(大室さん面白い人だな・・・)

結衣「最後にお皿に盛って完成。人に教えながらだと大変だ」

櫻子「ぶへぇ疲れた・・・勉強と同じくらい面倒だ・・・」

結衣「料理も慣れてくれば楽だよ、何度も作ってるうちにコツも掴んでくるよ」

櫻子「そんなもんですかね、ちょっと食べてみますね・・・・あ、おいしい」パク

結衣「そう、それはよかった」

櫻子「先輩はこんなおいしい料理簡単に作っちゃうなんてすごいな」キラキラ

結衣「そんなことないよ、それに今日は大室さんも一緒に作ってくれたし」

櫻子「そうか、これを作ったのは私・・・よーしこの調子で頑張るぞー!」メラメラ

結衣(元気な子だな・・・)

櫻子「ごちそう様でした、はあ一人でできるか不安だ・・・」

結衣「今日の感覚を忘れなければ大丈夫だよ」

櫻子「うーん、でも私忘れっぽいし」

結衣(確かに・・・)

結衣「私がレシピ書いてあげるよ、それにまた来てくれるなら教えてあげるよ」

櫻子「また来ていいんですか。やったー!完璧になるまでお願いします先輩!」

結衣「うん、それじゃあ今日はお開きだね」

櫻子「今日はお世話になりました、またお願いします」ペコ

結衣「それじゃあまた学校でね」バタン

結衣「大室さんか・・・」

結衣「京子といい私はああいうのがタイプなのかな?」

~学校~
ちなつ「あ、結衣先輩こんなところで会うなんて運命ですね//」

京子「そうだね、運命だねちなつちゃん」ギュッ

ちなつ「ちょっと止めてください!」

あかり「結衣ちゃん移動教室だったの?」

結衣「うん、そうだよ。あかりたちは体育だね」

ちなつ「そうですよ、疲れてるから離れてください!」

京子「ああ、ひどいちなつちゃん・・・」

櫻子「あっ船見先輩!今日先輩の家に行ってもいいですか!?」トットット

京・ちな・ひま「えっ」

結衣「今日か、いいよ」

ちなつ「ちょっと待ってください先輩!」

ひま「そうですよ櫻子、それはどういう意味ですの!?」

あかり「あかりも結衣ちゃんの家行たぁい」

京子「あかりは黙ってて!」

あかり「・・・」

櫻子「隠しておこうと思ったがいいだろう!船見先輩は私のパートナーだ!」

京・ちな・ひま「え~!?」

京子「ちょっと結衣!これはどういうことだ!」ブンブン

結衣「ちょっ、京子苦しい・・・それに早くしないと次の授業が始まるだろ」

あかり「あかりたち早く着替えないとまずいよ!」

ちなつ「本当だ、結衣先輩またあとで!」

結衣「あかり、ちなつちゃん、またあとでね」

京子「これはいったいどういうことだ・・・」

~ごらく部~
結衣「・・・というわけで大室さんに協力してるんだ」

ちなつ「なーんだ、驚いて損・・・って櫻子ちゃんと二人っきりってことですか!?」バン

京子「私も結衣と二人っきりで寝ることがあるよ。ちなつちゃん?」

ちなつ「く~羨ましい。先輩と二人っきりでしかも料理まで手取り足取り教えてもらって・・・」ギリィ

あかり「あかりも結衣ちゃんにオムライス教えてほしいなぁ」

ちなつ「あかりちゃんは黙ってて!」

あかり「・・・」

結衣「だから料理教えるパートナーってことだからね」

京子「ふーん、そう」プイ

結衣「京子なんかさっきから怒ってないか?」

京子「べつにー」

結衣「ならいいんだけど」

京子「・・・はぁ」

櫻子「船見センパーイ!」ガラッ

あかり「ビクッ」

あかり「ああ、あかりの湯のみが割れちゃったよぉ」

結衣「オオゥ…ユノミ…」

櫻子「生徒会の仕事も終わったので行きましょう!」キラキラ

結衣「分かった。ごめんねみんな、また明日ね」

ちなつ「はーい、先輩また明日」ノシ

京子「・・・」

~結衣の家~
櫻子「よーし今日も頑張るぞー!」

結衣「はりきってるね大室さん」

櫻子「はい!前料理当番で野菜炒め作ったんですよ」

結衣「おお、それでどうだったの?」

櫻子「ちょっと焦げちゃってしょっぱかったんですけど、二人ともビックリしてましたね」

結衣「大室さんよかったね」

櫻子「だけど『ほかの料理は?』って言われて・・・『さすがに野菜炒めだけじゃないだろ』って言うんですよ!贅沢な奴らだ!」プンプン

結衣(私が調子にのって野菜炒めばかり教えたのはまずかったな・・・)

結衣「分かった、今日はおかずの作り方教えてあげるね」

櫻子「やったー!よーしどんなものが出てきても相手になるぞー」メラメラ

料理描写はカット
櫻子「いただきまーす、へへハンバーグ」ジュルリ

結衣「大室さんはレトルトで温めるだけって言ってたね」

櫻子「ぶー、先輩からかわないでください」プンプン

結衣「ごめんね大室さん」

櫻子「そうだ先輩私のハンバーグちょっと食べてみてください!」

結衣「え、私のと変わらないと思うけど・・・」

櫻子「いいから、はいアーン」

結衣「ちょっとアーンって・・・//」

櫻子「先輩早く早く!」

結衣(くっ・・・しょうがない)

結衣「あ、アーン」パク

結衣「っ!しょっぱ・・・」

櫻子「ふっふっふっ、先輩にあげるところだけ塩を沢山かけておいたのだ!」

結衣(は、はめられた!・・・でも・・・)

結衣「はぁ・・・大室さんもいたずらがすぎるな」ナデナデ

櫻子「え、ちょっと先輩//怒らないんですか・・・?」

結衣「昔っからこういうの慣れっこだから。だからってもうやったらだめだぞ」

櫻子「ふへへ、ごめんなさい先輩」デレ

~学校~
先生「じゃあこの問題解ける人ー」

櫻子「はいはいはーい!」

先生「珍しいわね大室さん・・・じゃあ大室さん」

櫻子「365コ!」

先生「あら正解だわ」

櫻子「やったー!」

あかり「櫻子ちゃんすごいね、あかりわかんなかったよぉ」

櫻子「ふふん、料理のついでに先輩に勉強を見てもらったんだ。ノートには今日の授業の答えが!」

ひま「・・・全部あなたの字じゃないですわ・・・」

櫻子「何を私だってちゃんと・・・って先輩のノート持ってきちゃった。先輩のと同じ教科書で助かった」フゥ

ちなつ(先輩に勉強まで見てもらって・・・キッー!)

ひま「はぁ・・・」

~二年の教室~
京子(結衣・・・あれ授業のとは違う内容だよな)チラッ

結衣「・・・」カキカキ

京子「隙あり!」シュパ

結衣「あ、京子なにするんだ!」

京子「ふむふむ。これは一年生の内容だな」

結衣「こら返さんか」ゴツッ

京子「イテッ、結衣さん暴力的ですなー。で、なんで今頃去年の勉強を?」

結衣「料理の後大室さんに勉強教えてるんだ。私も一年生の内容だからちゃんと思い出さないと、と思ってね」

京子「ふーん・・・結衣最近さくらっちゃんのことばかりだね」

結衣「そうかな?」

京子「ごらく部も早く帰っちゃうこと多くなったし」

結衣「うーん、確かにそうかも・・・」

京子「はぁ・・・」

~ごらく部~
結衣「あかり、今日の宿題って何が出た?」

あかり「えっと・・・国語かな。すごく難しいよぉ」

結衣「ちょっと見せて・・・ああ私もここ解るのに苦労したな」

京子「ふっふっふっ、私ならそんなところ一夜漬けで十分だ!」

ちなつ「はぁ・・・京子先輩に言い返せないのがくやしい」

櫻子「船見先輩!すいません遅れました!」ガラッ

結衣「あ、大室さん。じゃあみんなまた明日」ノシ

ちなつ「ああ、結衣先輩が行ってしまう・・・」シクシク

櫻子「結衣先輩、かあ。私も結衣先輩って呼んでいいですか!?」

ちなつ「!?」

結衣「いいよ。私も櫻子ちゃんって呼ぼうかな」

櫻子「えへへ、結衣先輩♪」ピト

京子「!!」

櫻子「じゃあね、あかりちゃん。ちなつちゃん。」ノシ

あかり「また明日ね櫻子ちゃん」ノシ
パタン
あかり「二人ともすごい仲いいね。羨ましいよぉ」

ちなつ「あかりちゃん・・・?」キッ

あかり「あれぇあかり変なこと言ったかな」オロオロ

京子「これはまずいぞ・・・」


ひま「はぁ・・・」

ひま「櫻子が先輩と帰るようになってから一人で帰るようになってしまいましたわ・・・ん?あれは」

ひま(櫻子と船見先輩!しかも腕なんか組んで!)

櫻子「結衣先輩~今度泊まりに行ってもいいですか?」

ひま(ちょっと何言ってるんですの!)

結衣「しょうがないな、今度の休日いいよ」

ひま(先輩もなんでOKするんですの!)

櫻子「えへへー楽しみだな」ニコニコ

ひま「これはまずいですわね・・・」

~ごらく部~
京子「はぁ・・・」

あかり「さっきから京子ちゃん溜息ばっかりだね」

ちなつ「結衣先輩が帰っちゃって溜息つきたいのはこっちですよ」ハァ

京子「いや、そういう意味じゃ・・・」ハァ

ちなつ「違うんだ」

ひま「歳納先輩いますか?」ガラ

京子「あれ、ひまっちゃんどうしたの?」

ひま「ちょっとお話がありまして・・・」

京子「どうしたのひまっちゃん?」

ひま「あの・・・最近、というかもうずっとあの二人仲良くありません?」

京子「確かに・・・」

ひま「最初は料理教えてもらうはずが最近はそれ以外の事も・・・」

京子「あいつ授業中も一年生の勉強してたな」

ひま「それに次の休日泊まる約束までしてましたの!」

京子「なぬ!?結衣が私以外と二人で・・・」オロオロ

ひま「どういたらいいんでしょう先輩・・・」ウルウル

京子「・・・笑おっか」

ひま「へ?」

京子「こういう時は笑おう」

ひま「そうですわね・・・」

京子・ひま「アハハハハハ」

~休日~
京子「あれ・・・ひまっちゃんも呼ばれたの?」

ひま「あれ先輩も呼ばれたんですの?」

京子「うん、結衣からメールがあってさ・・・」

ひま「でも今日はお泊りする日って言ってましたし・・・」

京子「うん、なんかいやな予感しかしないんだけど」オロオロ

ひま「と、とりあえずインターホン押しますわね」

ピンポーン

結衣「あれ二人遅かったね、入って入って」

京子「覚悟を決めようひまっちゃん」グッ

ひま「そうですわね先輩」

櫻子「遅かったなおっぱい!そんなに大きいから遅れるんだ!」

ひま「おっぱいは関係ないでしょう!ってあれ・・・いい匂いがしますわ」クンクン

京子「あれ、テーブルに料理が並んでる」

結衣「いやー実はさ・・・」

櫻子「二人に私たちの料理を食べてもらおうって話になったんだ!」

京・ひま「!!」

結衣「最近ごらく部早く帰って京子に悪いことしたなって」

櫻子「ふっふっふ、この料理を食べて驚くなよおっぱい!」

京子「はは、よかった本当によかった」ウルウル

ひま「本当ですわ、心配して損しましたわ」ウルウル

結衣「どうしたの二人とも?冷めいないうちに早く食べて」

京・ひま「いただきまーす!」

京子「はーおいしかった」ゲフ

ひま「櫻子がこんなに上手になるなんて思いもしませんでしたわ」

櫻子「どうだまいったか!?」

ひま「まいりましたわ」ニコ

結衣「それじゃあ二人とはこれでお開きだね」ニコ

京子「え?」

ひま「なに言ってるんですの?」

櫻子「ご飯も食べてもらったしあとは二人っきりでね、先輩」

結衣「そういうことだからじゃあね二人ともまた学校でね」

ひま「ちょっと待ってください」

京子「これって『みんな幸せでよかったねEND』じゃないの?」

結衣「何言ってるんだお前?」

櫻子「ということだから早く帰った帰った」

京子「こんなの」

ひま「おかしいですわー・・・」バタン

~夜~
櫻子「結衣先輩、一緒にお風呂入りましょうよ」キラキラ

結衣「うーん、しょうがないな」

櫻子「やったー先輩とお風呂」

~お風呂~

櫻子「ジーッ・・・」

結衣「どうしたの櫻子ちゃん?」

櫻子「先輩も結構ありますね・・・」

結衣「ちょっとどこ見てるんだよ//」

櫻子「てえい!」ポヨヨン

結衣「うわっ//」

櫻子「先輩のもよく揺れる//」

結衣「なにするんだ」チョップ

櫻子「ゴフ」

いやーすみません、めっちゃいいところなんですが出かける用事ができちゃって・・・
勝手ですいませんが誰か締めお願いします

まさかみんな保守してくれてたなんて・・・ダブチ
櫻子「ふぅ、いいお湯でしたね!」ジンジン

結衣「まったく櫻子ちゃんはいきなり触ってきたりして・・・」

櫻子「いやー、おっぱいがあるとつい癖で」プルン

結衣「おいこら//」ベチ

櫻子「あいだっ、先輩力強いな」ジンジン

結衣「まったく・・・それじゃあ櫻子ちゃん布団敷くの手伝って」

櫻子「はーい」ササッ

結衣「ジー・・・」

櫻子「結衣先輩どうかしたんですか?」

結衣「あ、いや別に//」

ダブチダブチ
結衣「それじゃあ電気消すね櫻子ちゃん」カチッ

櫻子「あ、お願いします」

櫻子「・・・この布団、結衣先輩の匂いがする」クンクン

結衣「・・・そんなにこの布団って私の匂いするかな」

櫻子「しますよー、結衣先輩の匂いがプンプンしますよ!」

結衣「そうか、ならそうなんだね」

櫻子「・・・あーあ、私結衣先輩みたいなお姉ちゃんがほしかったなー」

結衣「えっ//」

櫻子「だって結衣先輩、料理も上手だし勉強も教えてくれるし優しいし・・・」

櫻子「それに比べてお姉ちゃんはバカバカ言ってくるし、邪魔者扱いするし。妹は姉としてみてないし、あのおっぱい馬鹿のお節介まで!」プンプン

結衣「きっとそれは櫻子ちゃんがかわいいからそうやって当たるんだよ」ナデナデ

櫻子「そうですかね、ならもっと先輩みたいに優しくしてくれてもいいのに」ムス

結衣「私も櫻子ちゃんみたいな妹ほしかったよ、素直で人懐っこくて・・・甘えてきたらつい甘やかしちゃう」

櫻子「じゃあ先輩私のお姉ちゃんになってください!」

結衣「ちょ、ちょっと櫻子ちゃんなに言ってるの//」

櫻子「だって先輩は私みたいな妹がほしい、私は先輩みたいな姉がほしい。えっと、こういうのをなんて言うんだっけ・・・?」

結衣「うーん、それは本当の姉に悪いし・・・」

櫻子「いいんですよ、じゃあ私と二人きりの時だけとか!」

結衣「まったく、しょうがないな櫻子ちゃんは」

櫻子「えへへ、結衣お姉ちゃん優しくて温かい//」ギュッ

結衣「櫻子ちゃんも温かいよ」ギュッ

櫻子「結衣・・・おねえ・・・ちゃ、だいす・・・zzzzzzz」グー

結衣「抱きついたまま寝ちゃってる・・・」

結衣「・・・きっと私は手のかかる子がタイプなんだな、馬鹿な子ほどかわいいって言うし」ナデナデ

櫻子「お姉ちゃん・・・」zzzzzz

結衣「大好きだよ、櫻子」チュッ



~朝~
櫻子(・・・なんかいい匂いがする)クンクン

櫻子(そうだ、私結衣先輩の家に泊まって・・・)

結衣「あ、櫻子ちゃん起きた?学校だから早く準備しないと」

櫻子「え、学校?・・・あっ!」

結衣「い、いきなりどうしたの!?」

櫻子「え、えーと・・・」タラー

櫻子「学校の道具全部忘れちゃいました」テヘッ

結衣「えー!!」

櫻子「うーん、やっぱり先輩のは大きいな」ブカブカ

結衣「ごめんね、私のが二着しかなくて」

櫻子「いいですよ、それに先輩の服が着れて嬉しい」ニコ

結衣「それはよかった。それじゃあ学校に行こうか」

櫻子「あーちょっと待って」

結衣「どうしたの櫻子ちゃん?」

櫻子「あの・・・もう一回ギュッってしてくれませんか//」

結衣「・・・まったくしょうがないな櫻子ちゃんは」ギュッ

櫻子「やっぱり先輩温かい・・・」

結衣(本当にこの子はかわいいな)

結衣「かわいいよ櫻子//」チュッ

櫻子「せ、先輩!?//」カァ~

結衣(しまった!つい勢いで//)

結衣「い、いいから早く行くぞ//」

あかり「あ、結衣ちゃ~ん」

ちなつ「あ、結衣先輩・・・となんで櫻子ちゃん?しかも手まで繋いで!」

結衣「あかり、ちなつちゃんおはよう。櫻子ちゃんは昨日泊まってたんだ」

櫻子「結衣お姉ちゃんめっちゃ温かかった!」デレデレ

ちなつ「お姉ちゃん!?温かった!?ちょっとどういう意味ですか先輩!?」

結衣「ちょと櫻子ちゃん二人きりの時だけって//」

櫻子「あれ、私そんなこと言いましたっけ?」

あかり「いいなぁ~私も結衣ちゃんの家に泊まりたいよぉ」

ちなつ「あかりちゃんうるさい!」

あかり「んん!?あかりの扱い酷くない!?」

京子「まったく、結衣は若い子と浮気しやがってどういうことだ!」

結衣「きょ、京子!?お前どこから出てきた!?」

京子「そんなに若い子の方がいいか!このニブチンが!」ギュッー

櫻子「ちょっと歳納先輩何してるんですか!?」

ひま「そうですわ櫻子、年上と付き合うなんて図々しいにもほどがありますわ!」

櫻子「お、おっぱい!お前いつの間に!?」

ひま「あなたは年齢相応同い年付き合うのがいいに決まってますわ!」ギュッー

櫻子「ちょ、ひまわ、何が言いたいのか分からない・・・」

結衣「ちょっと古谷さん落ち着いて!」

京子「私という嫁を差し置いて櫻子ちゃん櫻子ちゃんって・・・!」

結衣「待て京子、お前何言ってるのか分かってるのか!?」

ちなつ「そうです京子先輩!結衣先輩の嫁は私です!」

結衣(えー・・・)

ひま「ほら櫻子、船見先輩は二人が取り合ってるし私と一緒に行きましょう」ニコニコ

櫻子「向日葵顔が怖い・・・それに私は結衣先輩と一緒に行きたいし・・・」

ひま「ああもう!そんなにおいしい料理が食べたいなら毎日作るし勉強なら毎回教えるし何度でも泊めてあげますわよ!」

櫻子「お、おっぱいなんでそんなに必死なんだよ!」

結衣「お前ら落ち着けー!!」

あかり「えーっと・・・」

あかり「今日は遅刻かな?」

~おわり~
ただでさえgdgdなのにこれ以上続けたらさらにgdgdになりそうなので終わりにします
長い間待ってくれた人本当にありがとうございました

えっ終わりなの?
書き溜めじゃなかったんかな?まぁでも乙だよ!

>>156実は元々結あかで行こうと思ってたんだけど麻婆豆腐食ってたら結さくいいなと思って急遽結さくにしたんだ
だから書き溜めはパー、あかりのを元に作ってたんだけど途中から全然違う話になってしまった
あとは結さくは恋人よりも仲のいい姉妹の方がいいかなーって思ってキス描写とか少なめにしたけどあとになって後悔した

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