さやか「ちょっと!杏子あんたホットパンツから陰毛はみ出てる!」(191)

ごめんなさい

あんこ「処理ってもやり方がわかんねぇよ」

さやか「し、しっかたないわね...私がやってあげない事もない」

杏子「インモーって何だよ?」

さやか「え!?そ、それは…///」

杏子「?さやかもわかんないっていうのなら、何で怒鳴ったりしたんだよ」

さやか「そ、そうじゃなくて…」

杏子「…」イラッ

さやか「ああ~もう!毛!毛があんたのホットパンツからはみ出て見えてるの!」

杏子「毛?」チラッ

杏子「ああ、こいつか」

杏子「ただの糸くずだけど?」

さやか「へ?」

さやか「あ、そっか、そうだったんだ。ははは///(見間違いだった…)」

杏子「ったく…」

杏子「だいたいさ、こんな所から毛なんてはみ出るわけねーだろ?」

杏子「そもそもこんなところに毛なんて生えるわけ無いじゃん」

さやか「…へ?」

さやか「あんた、もしかしてまだ生えて…」

杏子「ああ?何言ってんだよ、さやか…」

杏子「頭どっかにぶつけたか?」

さやか「杏子…ちょっといいかな?」

杏子「…なんだよ。まださっき怒鳴られたの怒ってるんだけど」

さやか「ごめん、それは謝る」

杏子「…いいよ。で、何か用かい?」

さやか「…」

さやか「ちょっと、ホットパンツ脱いでもらえるかな?」

杏子「なっ、何バカなこと言ってんだよ!///」

さやか「私って、ほんと、バカ」

さやか「だからお願い、脱いでよ」

杏子「そういう問題じゃねーだろ…何で脱がなきゃいけねーんだよ?」

さやか「だって、わかんないじゃん」

杏子「何がだよ?」

さやか「本当に生えてないのか、嘘ついてるのか」

杏子「おいおい、あたしのこと、疑うっていうのかよ?」

さやか「私はただ真実が知りたいだけ」

さやか「あんたが本当にツルツルなのか!」ドォォォン

杏子(ツルツル?)

杏子「もういいだろ?あたしも暇じゃないんだ」

さやか「待ってよ杏子!」ガシッ

杏子「ああ?」イラッ

さやか「お願いだから…お願いだからホットパンツ脱いでよ…」

杏子(超うぜぇ)

杏子「そんなに言うんなら、さやかもスカート脱ぎなよ」

さやか「へ?」

杏子「あたしにだけ脱げって言っときながら、自分は無理だなんて言うつもりだったのか?」

さやか「…」

杏子(これであきらめんだろ。ったく…)

さやか「いいよ」パチッ

杏子「は?」

さやか「…」ストン

さやか「脱いだよ?」

杏子「お、おおおおおい!?///」

杏子「ちょっとさやか!いくらまわりに人がいないからって、本当に脱ぐやつがいるのかよ!」

さやか「杏子、次はあんたの番だよ」

さやか「約束、破るの?」

杏子「うっ…」

杏子(挑発のつもりだったのに本当にするなんて思っても無かった…)

杏子「ちっ…わかったよ」

さやか「!」パァァ

さやか「ありがとう杏子!さぁ、はやく脱いで!」テカテカ

杏子「…///」パチン

ジジジジ

杏子「…//////」ストンッ

杏子「ぬ、脱いだよ。これでいいのか?///」

さやか「うん!」

さやか「…」ジーッ

さやか「ん?」

さやか(よくわからないな…)

さやか(パンツから毛がはみ出てたりなんかはして無いけど、ひょっとしたらパンツの中に隠れているだけかもしれない)

杏子「なぁ、もういいか?さやか///」

杏子「あんたも早くスカートはけよ。誰かがきちまうかもしれねーだろ?」

さやか「杏子」

杏子「何だよ?さやか」

さやか「パンツ脱いで」

杏子「…は、はぁ?」

さやか「これじゃぁ本当に生えてるのかどうかわかんない」

杏子「…いい加減にしろよ。さやか、あんたあたしをバカにしてんのか?」

さやか「違うよ!」

杏子「じゃぁ何であたしにホットパンツ脱げとか下着脱げとか言うんだよ!?」

杏子「ふざけんじゃねぇ!」

さやか「ふざけてなんかない!」

さやか「あんたは気にならないの!?」

杏子「はぁ?」

さやか「気になっている子のあそこに毛が生えているのか生えていないのか!?」

杏子「さやか、あんた何を言って…」

さやか「私は気になる!すっごく気になってるんだから!」

杏子「さや…か?(何でそんなに怒ってるんだよ…?)」

さやか「私、杏子になら見せられるよ?」スッ

杏子「おい!やめろ!」

さやか「ちょっと恥ずかしいけど…」シュル

杏子「わかったからやめてくれ!」

さやか「え?」ピタッ

杏子「さやか、あんた、あたしのこと気になっているって本当か?」

さやか「…うん」

杏子「それって、どう言う意味で…」

さやか「言わないと、わかんないの?」

杏子「…///」プイッ

杏子「…わかったよ。あたしもさやかのこと、気になってるから」

杏子「見せてやる、さやか。あんただけは特別だ」

さやか「あたしもだよ。あたしも杏子だけが特別」

杏子「さやか…///」

さやか(計 画 通 り)

杏子「でもさ、ちょっとここで脱ぐのは…さすがに…」

さやか「そうだね、それじゃぁ、私の家に来る?」

杏子「え?」

さやか「今日さ、うちの親いないんだ。なんなら泊まって行ってもいいよ?」

杏子「さやかの家に、二人きりで?」

さやか「そう」

杏子「…」

杏子「わかった、行くよ」

さやか「それじゃ、早速行こっか!」

さやか(これで誰にも邪魔されずにじっくり確認できる!)

杏子(さやかのやつ、まさかそれ以上のこと要求したりするんじゃねーだろうな…?)

杏子(そうなったら、あたしは…)

~さやかハウス~

さやか「ただいま~、って言っても、誰もいないよね!」

杏子「お、お邪魔します」

さやか「もう!杏子ったら、何緊張してんのさ!」

杏子「しょ、しょうがねーだろ?さやかの家に来ることなんてほとんどなかったんだから」

さやか「自分の家だと思ってくつろいでいいよ」

杏子「!」パァァ

杏子「それじゃ、遠慮なく」ゴソゴソ

さやか「あー、他人の家にあがりこんでいきなり冷蔵庫を開けるのはやめて」

杏子「なんふぇ?」モグモグ

さやか「…」

さやか「そんなことより、早くパンツ脱いで」

杏子「…やっぱり、脱がないとだめなのか?」

さやか「うん」

杏子「…」

さやか「杏子」グイッ

杏子「うわっ、さ、さやか?」

さやか「あんたが脱ぎたくないのなら、私が脱がせてあげる」

杏子「え?ちょっと待てって、さやか!?」ジジジジ

さやか「…」

杏子「自分でするから!」ドン!

さやか「だったら早くしてよ」

杏子「…」シュルシュル

杏子「…///」スッ

杏子「…ぬ、脱いだぞ」

さやか「杏子、手、邪魔」


杏子「隠すななんて聞いてねーぞ?」

さやか「隠していいなんて、言ってない」

さやか(手の隙間からは…はみでてない。やっぱり杏子はまだ…)

さやか(いや、まだだ!ちゃんとこの目で全てを見届けないと!)

杏子「じゃぁ、さやかも…」

さやか「え?」

杏子「さやかも一緒に脱いで見せてよ」

杏子「だったらあたしも隠すのやめる」

さやか「う、うん」

さやか(…あんまり見られたくはないんだけど…)シュルシュル

さやか(これも杏子のあそこを曇りなきまなこで見定めるため!)

杏子「さやかも…手をどけなよ」

さやか「うん…(でもやっぱり恥ずかしい…///)」

さやか「それじゃぁ、せーの、で見せっこするよ」

杏子「ああ」

さやか「…///」ドキドキ

杏子「…///」ドキドキ

さやか・杏子「せーのっ」


ほむら「それにはおよばないわ」ファサッ


さやか「…」

杏子「…」

さやか・杏子「はぁ?(脱いだはずのパンツを、いつの間にかはかされている!?」

さやか「ちょっとほむら!何で邪魔すんのさ!」

杏子「ほむら、てめえ何考えていやがる」

ほむら「あなた達が愚かなことをしていたからよ」

さやか「愚かって…あんたに何がわかるっていうのさ!」

ほむら「愚問ね、そんなこともわからないの?」

ほむら「そんなことだからあなたは…」

さやか「だったらほむら、まずはあんたから調べる」

ほむら「…どういう意味かしら?」

さやか「あんたには毛が生えているか、いないか」

ほむら「何を…そんなことできるとでも思っているのかしら」

さやか「…」

ほむら(時間停止して気絶させ…)

杏子「…」ガシッ

ほむら「杏子!?ちょっとあなた、何をしているのかわかって…」

さやか「杏子、ありがとう」

杏子「いいよ、あたしはさやかに協力する」

ほむら「やめなさい!離して!」

杏子「こんな状態ならあの時間停止も使えないんだったな」

ほむら「クッ(こうなったら閃光弾で…)」

さやか「さー、ほむらちゃん、ぬぎぬぎしましょーね~」

ほむら「ちょっと、やめっ…///」

ズルッ

さやか(あ、パンツごとタイツ脱げちゃった)

ほむら「ひっ…」

さやか「こ、これは…」

杏子「?どうしたんだ?さやか」

さやか「そんな…ほむら、まさかあんた…」


さやか「生えて、なかったんだ…」ワナワナ


ほむら「~~~////」ガバッ

杏子「生えてないって?」

さやか「な、なんで…?ほむらだったら絶対生えてるって思ったのに…」

さやか「ツルツルだったなんて…」

ほむら「うぅぅぅぅ…」ぽろぽろ

杏子「おいおい、泣くほどのことかよ」

ほむら「まどかにも…まどかにも見られたことなかったのに…」

さやか「ご、ごめん、ほむら。まさかそんなに気にしてるなんて思っていなかったから」

ほむら「きっとまどかが知ったら変に思われる…」

ほむら「あの子はきっと、私はきちんと整った毛並みをしているって思っているはず」

ほむら「今のままじゃまどかを失望させちゃう…」

さやか「だ、大丈夫だって。まどかには黙ってるからさ、ね」

ほむら「本当?」ぐすっ

さやか「本当本当!(あ、なんかちょっと可愛い///)」

さやか「私はほむらの味方だから!(無理やり脱がせちゃったけど)」

ほむら「ありがとう、さやか…」

杏子「…」イラッ

杏子「なぁ、もういいかい?さやか」

さやか「え?」

杏子「さっきからほむらばっかり相手にしてるけどさ」

杏子「あんたはあたしのを見たかったのと違うのか?」

さやか「え?あ、うん、そうなんだけど(あ、あれ?積極的?)」

杏子「だったら、あたしのだけ見てよ」グイッ

さやか「え!?い、いきなり!??」

杏子「…///」

杏子「これがあたしの姿…どうだい?」

さやか「あ…ああ…」



さやか「杏子も 生 え て な い」

      /   / ,r ====ヾi/r=' ´ ̄ ̄`ヽ、:`:ヽ、
     /    / ム--,-,- :/: ヾ: :'´: :/ :ヾ: -、. r-、
        ,. /////: /: /: : : /: :/: : : : :_: : - '´ ヽ

      ,///////: :/: :/: : : : /:/|: : : : / `ヽ: : : : : :l: : ヽ、  
      〉/////: : :/: :/: : : :イ:/ |: : :/   ヽ:i: : : :|: : : : ヽ  
     /:/ゝ///:i: : i: /: : : A-l、__|: /      ヽ:| : : :|: : : : :l  ……
     /:/: :{//:ll: : :|: :i: : : / |  |X、       l:|l: : : |: : : : :|
    i: /: : : :|: : : : l: : : : -r==,==、ヽ `ー   __,リ,|- /l_:|: : : :|
    /:イ: :i: : :|: : : : :l: : : : ト ,r'//i}゙ヽ     _/__|:/ |: :l: : : :|:.|
    l:/|: :|: : : l:__ : : ヽ: : :|  ゙ー' '       イ/r-、, |:/: : :/l:.|
    !' .|: :l: : :,>,-、ヽ:|ヽ: :| ヽヽヽ       !,-'リ ' /: : : / |:!
    | .l: :|: : { { /,>  ヽ{         '  `゙゙  /: : /  /
    |  l: :l゙、:ヽ 、_ ゝ,      ,. -- 、    ヽヽ/: :/
    !  ヽ!ヽ: :ヽ二´__    / ´   `,ゝ   -'イ
        ゙、: : : : : : i\   ` ー ― '´     /i
         l: :i: : : : :|  .i`ヽ、       , . イ: |
        __ |: :i : : : :|  |        イ ´i: : :.iヽ!
      / __ `ヽ,.r―t- 、|        |  l: : : | ヾ
      i/  `ヽ、\`ヽヽ、       ト-、i: : :.|
     /      }`ヽ、  \\ ヽ  , ヾ /  ー‐ 'ヽ
    /      |   ヽ  \\    /     / ̄ヽ

ほむら「杏子…あなたもぱ○ぱんだったの…」

杏子「ぱ○ぱん?どんなパンだ?」

ほむら「…気にしなくていいわ」

さやか「そ、そっか、そうだったんだ。ははは」

杏子「さやか、もしかして、怒ってる?」

さやか「へ?」

杏子「さっきからずっと落ち着いてないよ、さやか」

杏子「もしかして、こんなあたしの体が気持ち悪かったのか?」じわっ

さやか「違う違う違う」ブンブンブン

さやか「すごく綺麗で、うらやましいだけ」

杏子「!き、綺麗?///」

さやか「うん…」

杏子「そ、そっか。ありがとう、さやか」

ほむら「ありがとう、さやか」

さやか「…(うわぁぁぁ)」

さやか「それじゃあ、私はちょっと用事があるから」

杏子「え!?」

ほむら「待ちなさい、まだあなたのを見ていないわよ、さやか」

さやか「え?な、何のことかな~」ヒュ~

ほむら「…私達に見せろといっておいて、あなたは逃げるつもり?」

杏子「大丈夫だよ、さやか。どんな姿だってあたしはさやかのこと嫌いになったりしないから」

さやか「…」

ピンポーン

さやか「あ、はいはいはい!(渡りに船!これでこの話題から離れ…)」

マミ「こんにちわ、美樹さん」

まどか「さやかちゃん、こんにちわ!」

さやか「」

まどか「ほむらちゃんと杏子ちゃんもこんにちわ!」

ほむら「え、ええ。まどか」ビクビク

杏子「マミ、一体どうしたんだい?」

マミ「QBから聞いたのよ。魔法少女達が集まって重大な会議を行っているって」

さやか「なっ!?」

QB「さやかがね、杏子との会話の中で『特別』って連呼していたからね」

QB「全員に知らせておいたほうがいいと思ったんだよ」

さやか「…」

さやか(うろたえちゃ駄目、ここは逆転の発想だね…)

さやか「マミさん」

マミ「何かしら?美樹さん」

さやか「パンツ脱いでください」

マミ「え、えええ??///」

さやか「お願いします、マミさん。あなただけが最後の砦なんです」

マミ「そ、そんなこと言われても…」

ほむら「!やめなさい、さやか。あなた、戻れなくなるわよ!?」

さやか「マミさん!」

まどか「さ、さやかちゃん…?」

マミ「わ、わかったわ…///」

ほむら「!やめなさい!巴マミ!!」

マミ「いいのよ?暁美さん。どう言う理由かわからないけど、美樹さん、すごく真剣だから…」

ほむら「くっ…」

ほむら(駄目よ、さやか。あなた、自分が何をしているかわかっているの…!?)

ほむら(このままじゃ、また同じ事を繰り返してしまう…)

=数ループ前=

さやか「…え?マミさん…うそ…何で…??」じわっ

マミ「変、よね?まだ毛が生えていないのって///」

まどか「わ、わたしも全然生えてきてないんだ…///」

さやか「そ、それじゃぁ、5人の中で生えてきているのって…」じわじわじわ

さやか「私、だけ…」 パリィィン

ゴゴゴゴゴゴ

=現在=

ほむら(あれから何度か同じパターンに出くわしてしまった…)

ほむら(その度にさやかが魔女化してしまったわ)

ほむら(その上、繰り返すたびにさやかにも因果が集まってしまい、どんどんと毛が濃くなって…)

ほむら(今のさやかのあそこはおそらく…)

ほむら(ごめんなさい…あなたの今の毛の状態は、全て私のせいなの…)

マミ「今、脱ぐわ」シュルシュル

まどか「じゃ、じゃぁ、私も…」シュルッ パサッ

さやか「…」ゴクリ

ほむら「駄目ーーーーっ!」



『大丈夫だよ、ほむらちゃん』


ほむら「!?」

ほむら(あれ?今、まどかの声が…)

マミ「どう、かしら…」スッ

ほむら「!(しまった…)」

さやか「嘘…マミさんも、生えてないんだ…」

さやか「そっか…私だけだったんだ…生えてるの…」

杏子「おい、さっきから何言ってんだよ?さやか」

さやか「はは、何かもうどうでもよくなっちゃった」

マミ「美樹さん、あなたが何を言っているのかよくわからないんだけど」

マミ「あなたも生えてなんかいないわよ?」

さやか・ほむら「え?」

因果て毛が濃くなるとな

さやか「うわっ、マミさんいつのまにリボンで私のパンツを…」

さやか「って、あれ?本当だ、毛なんて生えて無いじゃん」

さやか「あれ?私、どうして生えてるなんて思ってたんだっけ?」

杏子「さやかのここもあたしと同じだな!」ニコッ

さやか「う、うん!そうだね!」

マミ「私達、皆一緒ね!」ニコッ

ほむら(どういうことなのかしら…あれだけ毛が濃くなっていたさやかのあそこから一瞬にして毛がなくなったっていうの!?)

ほむら(…それでも、これでさやかが魔女化しないのなら…)

ほむら「ねぇ、まどか、あなたも…」

ほむら「あれ?まどかは?まどかはどこ?」

マミ「?暁美さん?」

杏子「まどかって…」

さやか「誰?」

         / ̄ ̄ ̄フ\               _       ノ^)
       // ̄フ /   \            .//\     ./ /
      //  ∠/  ___\___  __//   \   / (___
    // ̄ ̄ ̄フ /_ .//_  //_  /      \./ (_(__)
   // ̄フ / ̄////////////         |  (_(__)
 /∠_/./ ./∠///∠///∠//      ∧ ∧ /) (_(__)

∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/       (´ー` ( ( (_(___)

\    \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \  _   /⌒ `´  人___ソ
  \    \ \フ / ̄\ \ .//\  //\ / 人 l  彡ノ     \
   \ _  \//___\/∠_  //   < Y ヽ ヽ (.       \
    //\///_  //_  ///     人├'"    ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   //  //.////////∠/      ヽ-i ヽ__  ヽ
 /∠_//./∠///∠// .\\       `リノ ヽ |\  ヽ

∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\      c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ

ほむら「誰って、あなた達、一体何を言って…」

ほむら(どういうことなの?)

ほむら(まどかがいなくなったどころか、皆まどかのことを忘れてしまったって言うの!?)

ほむら(これじゃまるで世界が改変されてしまったみたいじゃない…)

ほむら(改…変…?)

『ほむらちゃん』

ほむら(この声…)

ほむら(まどか!?)





気が付くと私は、どこともわからない宇宙空間の中、全裸のまどかと向かい合っていた

まどか「また会えたね、ほむらちゃん」

ほむら「まどか…ここは…どこ?」

まどか「ティヒヒ!ここはね、私達がいた領域と一つ上の領域の境目って感じかな?」

ほむら「まどか、あなた一体何を…」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん。私はもう、ほむらちゃん達と一緒の世界にいられないの」

ほむら「!?そんなっどうして!??」

まどか「魔法少女になるために、因果律を捻じ曲げるほどの願いを叶えちゃったから」

ほむら「それって、どういう意味…」

まどか「私の願いはね?」

まどか「全ての魔法少女達の陰毛を、生える前に消し去りたい」

ほむら「…え?」

まどか「私、全てわかったよ。ほむらちゃんが頑張ってくれてたこと」

まどか「さやかちゃん、私達の中で自分だけあそこに毛が生えてきたこと、すっごく気にしてたの」

まどか「そんなさやかちゃんを助けるために何度も何度も時を繰り返して…」

ほむら「いえ、それはさやかのためじゃなくて、あなたの…」

まどか「だからね、そんなさやかちゃんやほむらちゃんが苦しむ姿をこれ以上見たくないって思ったの」

まどか「だからQBにお願いしたの」

まどか「その代償として、私は一つ上の領域にシフトすることになっちゃったみたいなんだけどね」ニコッ

ほむら「まどかぁ…」ぐすっ

ほむら「でも…」

ほむら「そんな壮大過ぎる祈りを叶えた対価に、まどかが背負うことになる呪いの量って…」

まどか「…」

ほむら「一つの宇宙を作り出すに等しい希望が遂げられたってことなのよ!?」

ほむら「それじゃぁ、一つの宇宙を終わらせるほどの絶望をまどかにもたらすことになっちゃう…」

ほむら「まどかのあそこは…あそこの毛は…」ぽろぽろ

まどか「大丈夫だよ?ほむらちゃん」

ほむら「え?」

まどか「私もね、最初はモサモサのモッサモサになるって覚悟してたんだ」

ほむら「…」

まどか「でもね、私の叶えた願いの対象は全ての魔法少女達」

まどか「私だって例外じゃない!」ツルーン!

ほむら「!??まどかっ!??」

ほむら「まどかのあそこ…1本もない綺麗な姿に…///」

まどか「そうだよ。だから安心して、ほむらちゃん」

まどか「あなた達の因果、全て私が受け入れて、全て消し去るから…」

ほむら「まどかぁ…」

ほむら「ごめんなさい…ごめんなさい…」ぽろぽろ

まどか「…」ニコッ

まどか「そろそろ時間だね」

ほむら「まどか?」

まどか「もう行かなきゃ」

まどか「世界中の魔法少女達の毛が生えようとしているんだ」

まどか「だから私も世界中の毛を消滅させないと」

ほむら「…」

ほむら「また…会えるわよね?」

まどか「…うん!いつかまた、きっとほむらちゃんとも会えるから」

まどか「それまでは、ほんのちょっとだけ…お別れだよ…」

もう一度私が目を覚ましたとき、そこには私を心配そうに見つめる3人の姿があった

マミ「暁美さん、大丈夫?」

杏子「ほむら、どこか具合悪いのか?」

さやか「ほむら…」ギュッ

ほむら「…ええ、大丈夫よ。皆、心配かけてごめんなさい」

マミ「あなたのさっき言ってた、『まどか』って言葉、噂では聞いたことがあるわ」

ほむら「えっ!?」

杏子「よくよく考えたら、あのことが『まどか』って意味だったんだな」

ほむら「それって、どういう…」

さやか「魔法少女達に伝わってる噂なんだけどね?」

さやか「魔法少女達のあそこに毛が生える時、一人の少女がその毛を消滅させに来てくれるんだって」

さやか「円環の理」

さやか「毛がない生まれたときの姿に戻す、っていう意味での円環」

さやか「その円環を『まどか』って言う人もいるんだって」

ほむら「…っ」

ほむら「そう、だったのね…」

さやか「きっと私達もそのまどかって子に会っているんだと思う」

杏子「そうだな。あたしやさやか、マミ、そして、ほむらも」

マミ「きっとまどかって子のお友達なんだわ」

ほむら「…」

ほむら「ええ、まどかは私達の友達よ」

ほむら「私の、最高の友達…」

ほむら(ごめんなさい、まどか。わたしのせいであなたをこんな存在にしてしまった)

ほむら(それでも、あなたのおかげでさやかやマミ、杏子、そして私が救われたわ…)

ほむら(どうかこれからも私達のことを見守っていて…)

ほむら(そしてもし、この先私のあそこに毛が生える時が来たら…)

ほむら(その時は、どうかあなたの手で私の毛を消して…)

~~~~~~~

さやか「ちょっと!杏子あんたホットパンツから陰毛はみ出てる!」

杏子「…」

マミ「…」

まどか『ウェヒヒヒ!呼んだ?皆』

さやか「まどか!」

杏子「まどか!」

マミ「鹿目さん!」

まどか『もう、皆ったら…。嘘ついて私のこと呼び出さないでって』

ほむら「まどか…」シュルッ

まどか『ほむら、ちゃん…?』

ほむら「毛、消してもらえるかしら」スッ

まどか『!』

まどか『うん!もちろん!』

~Fin~

~おまけ~

まどかの消し去った魔法少女達の陰毛という名の因果

それらは全て、ある所に集中されていた

QB「きゅっ…きゅっぷい」モサモサモサ

QB「また、体毛が…この体ももう維持できな…」モサモサモサモサモサ

QB「」モッサリーン

~おわる~

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

最初は杏子とさやかのイチャコラを書こうとしていたけど…
自分でも思う

ど う し て こ う な っ た …

こんな時間までお付き合いしてくれてありがとう(´・ω・`)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom