P「は？ 何言ってんだ？」
美希「この間の海外公演でね、ファンですーって言う人がいたの」
P「へぇ、あ、ちょっとまって…なんだ、4Vかよ……クソ」
美希「ポケモンやってないでマジメに聞いて欲しいの……」
P「ああ、わかったよ、ファンが来たんだろ？ それで？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
美希「握手してって言うからしてあげようと思ったの。そしたら…手に噛み付かれちゃって…」
P「なんだ、どっちの手だよ、見せてみろ。……噛み傷なんかないじゃないか」
美希「もう治っちゃったの……それでね…」
P「ああ、終わり終わり！ マジメに聞いて損したよ。美希はレッスン始まるまで寝ていいぞ。俺も時間潰してるから」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
美希「もう、プロデューサーのバカ……あれ？ プロデューサー、指にケガしてる？」
P「ただのささくれだよ、最近乾燥してるからな」
美希「血が出てる……」
P「そりゃ俺だって血くらい出るさ、人間だもの」
美希「…………」ﾍﾟﾛｯ
P「お、おいっ！ なにやってんだ！？」
美希「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ！」
美希「デコちゃん達は今まで食べたおにぎりの数を覚えてるのなの？」
美希「――！ ご、ごめんなさいなの。プロデューサーの血を見たら……急に…」
P「はぁ…分かった分かった、俺もお前に頼ってスケジュール詰め込みすぎたからな」
美希「プロデューサー？ 信じてくれるの？」
P「ああ、今度スケジュール空けてやるからしばらく休め」
美希「……ありがとうございますなの」
P「ああ、そうすればその妄想も治るだろ。じゃ、俺はポケモンやるから」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
美希「……バカ」
美希 ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ……ﾊﾟｽﾝ
美希（……ソファーに横になったら眠くなっちゃったの……プロデューサーの言うとおり、しばらく寝てようかな）
美希（……）
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