キラ「僕ってニート・・・だよね」アスラン「俺は・・・ヒモだな」(115)

キラ「仕事ないね」

アスラン「働く必要もないよな」

キラ「だって平和だもんね」

アスラン「オーブは本当に平和だな」

キラ「ところで僕たち何してるんだっけ?」

アスラン「やることがないから海でも見ようとお前が誘ったんだろ?」

キラ「ああ、そうだった」

アスラン「ところでキラ、最近は何して過ごしているんだ?」

キラ「ん?普通に寝てる時意外はPCに触れるかラクスに触れるかだよ」

アスラン「そうか・・・」

キラ「そういうアスランは?」

アスラン「俺は・・・・・起きて・・・寝て・・・おき―」

キラ「もういい!止めるんだ!!」

キラ「・・・・・・」

アスラン「・・・・・・」

キラ「やっぱり仕事がないとそんな生活になるよね」

アスラン「そうだな」

キラ「やっぱり僕たちって働いたほうがいいのかな?」

アスラン「でも、戦う理由以上に働く理由なんか無いぞ」

ちなみに時間軸はSEEDの後で運命の前です

キラ「お金は?」

アスラン「俺はカガリが稼いでくれるから」

キラ「だよね・・・」

アスラン「キラ、お前はお金どうしているんだ?」

キラ「僕は要らないって言っているんだけど、カガリが何かと理由つけて送ってくれるから・・・」

アスラン「そうかぁ・・・」

キラ「カガリは元気?」

アスラン「ああ、オーブのために毎日働いて、休んだらどうかと言っても聞かないくらいには元気だな」

キラ「働く人間のカガミだね」

アスラン「カガリだけにか」

アスラン「その・・・ラクスは元気か?」

キラ「うん、なんかボランティア活動に忙しいみたい」

アスラン「そうか、彼女らしいな」

???「おい!お前らこんな所でなにしてんだよ!!」

キラ「君は――・・・・・・?」

アスラン「イザーク!」

キラ「あぁ!」

イザーク「久しぶりだな」

ディアッカ「グゥレイト!」

キラ「ディアッカも久しぶり」

アスラン「どうしてこんな所に」

イザーク「ちょ、ちょっとな・・・任務で近くに来たんだ。それでラクス様に会うつ・い・でにお前達にも」

ディアッカ「グゥレイトグゥレイト、グゥレイト?グゥレイト!グゥレイト!グゥレイト!」

イザーク「ちょ!ディアッカ、余計な事言うな!別にお前達に会いたかった訳じゃないからな!!」

キラ「ハッハハ、イザークは相変わらずキモイなぁ」

イザーク「そうだ!おい、お前!」

キラ「え、僕?」

イザーク「そうだよお前だよ!お前に言いたいことがあったんだ!!」

アスラン「どうしたイザーク、久しぶりに会ったんだしあまり荒事は――」

イザーク「お前!いつの間にアドレス変えたんだよ!!変えたなら変更のメールくらい送れよな!」

アスラン「・・・・・・」

キラ「え、僕イザークに新しいアドレス送ってなかったけ?」

ディアッカ「グゥレイト!」

イザーク「何!?ディアッカはキラのアドレス知っているって!何で俺だけ新しいの送られていないんだ!!!」

アスラン「お前達って意外と仲良くしているんだな・・・」

イザーク「はぁ!?ふ、ふざけるな!誰がこんなニート野郎と仲良くするんだよ!」

キラ&アスラン「(グサッ!)」

ディアッカ「グゥレイト!グゥレイト!」

キラ「ははは・・・ありがとうディアッカ」

イザーク「ふん!もう行くぞディアッカ!」

ディアッカ「グゥレイト~~!」

キラ「ああ、じゃあね!」

アスラン「ま、またこんどな・・・」

イザーク「キラ!お前、後でちゃんと新しいアドレス送れよな!!!」

キラ「アスラン・・・」

アスラン「何だ?キラ・・・」

キラ「僕、働こうかな・・・」

アスラン「そうだな・・・俺も働こうかな」

キラ「というわけで、僕働こうと思うんだ」

ラクス「まぁ!それは素晴らしいことですわね!」

キラ「そうかな?」

ラクス「ハイ、私は結果的にキラが働いても働かなくても、キラが自分でやろうと思ったならそれは素晴らしいことだと思います」

キラ「そうか・・・ありがとうラクス」

ラクス「キラ、こそ頑張ってくださいね」

アスラン「というわけで、俺は働こうと思うんだ」

カガリ「はぁ?お前、バカなんじゃないの???」

アスラン「・・・・・・」

カガリ「世の中を甘く見てんじゃねーよ。今更、お前が働ける場所なんかあるわけ無いじゃん」

アスラン「いや・・・でも」

カガリ「いやいや、ムリだって、冷静になれって、今のお前に出来る仕事なんかせいぜいザフトのエースパイロットくらいだろ?」

アスラン「そ、それは・・・」

カガリ「でも、世界は今平和だしそれもムリか?」

アスラン「・・・・(ショボーン)」

 翌日 海岸

キラ「で、なんの仕事する?」

アスラン「軍に戻るというのは―」

キラ「アスラン・・・?」

アスラン「すまん、冗談だ・・・」

アスラン「キラ、ここはあえて専業主婦と言うのはどうだ!」

キラ「専業主婦?」

アスラン「ああ、家の家事とか食事の用意をするんだ」

キラ「ああ、それなら僕やってるよ」

アスラン「なん・・・だと!?」

アスラン「そ、そんなぁ・・・それじゃあお前はニートじゃない・・・」

キラ「でも、お手伝いさんとかいるから全てって訳じゃないけどね」

アスラン「な、なんだぁ~焦らせるなよキラ」

キラ「ごめんごめん。でも、アスランのところは家事どうしているの?やっぱり、お手伝いさ―」

アスラン「カガリがやってる」

キラ「・・・・・・・」

アスラン「・・・・・・・・・」

キラ「てか、それじゃあ専業主婦になるのムリじゃん」

アスラン「あ!」

アスラン「やっぱり男は働くのが一番か・・・」

キラ「この際、カガリに仕事くださいって頼んでみたら?」

アスラン「バカ!そんなことできるか!!」

キラ「え、まだプライドとかあったの!?」

キラ「じゃあ、とりあえず。また一週間後にここで」

アスラン「ああ、その時にはお互いに仕事が見つかっているといいな」

 一週間後

キラ「見つかった?」

アスラン「そういうお前は・・・」

キラ「ふぅ・・・就職って難しいね」

アスラン「ああ、ガンダム盗む方がよっぽど楽だ」

ディアッカ「グゥレイト・・・」

キラ「うわぁ!なんでディアッカがここにいるの!?」

イザーク「普通に会いに来たんだよ」

アスラン「お前は」

キラ「ウザーク!」

イザーク「イザークだ!」

キラ「何で来たの?」

イザーク「お・ま・え!が新しいアドレスを教えないからだろう!!」

キラ「ああ、すっかり忘れてた」

イザーク「きぃ・さまぁあああああああああ!!!!」

アスラン「というか、そんなに知りたいならディアッカから教えてもらえよ」

ディアッカ「グゥレイト!」

イザーク「そうだ。キラ、これは約束の金だ」

キラ「え、そんなのいらないよ」

イザーク「いいから受け取れ・・・こっちにも事情があるんだ」

ディアッカ「グゥレイト!」

アスラン「お、おい・・・その金は一体なんなんだ?」

イザーク「ん、何だって・・・普通にキラに仕事の依頼をしてたからその報酬をだな」

アスラン「し、仕事ぉぉおおおおおお!!!???」

言い忘れましたが、ちなみにこれアスランが主役です

アスラン「キラ!これは一体どう言う事だ!!??」

キラ「いや・・・僕は仕事のつもりじゃないんだよ。ただ、たまにカガリやイザークや地球軍の人からOSのプログラムの調整とか頼まれたりして」

イザーク「それで、こっちもキラが趣味でやっているとは言え無料と言うのも悪いので、一応正式的に報酬を払っているんだ」

アスラン「ヒモのアスラン・ザラ…か。カガリには、わかってたんだな。日々ただ何もせずに暮らす。それでいいんだと思っていた。
仕方ない、と。それでこんな日常が一日でも早く終わるなら、と。でも、オレは本当は…、何とどう戦わなくちゃいけなかったんだ?」

イザーク「現実だろ」

 次の日

アスラン「キラ!俺にも仕事が見つかったぞ」

キラ「本当!どんな仕事?」

アスラン「カガリのSP」

キラ「頭、下げたんだね・・・・・・・」

キラ「というわけで、アスランも仕事が見つかったんだって」

ラクス「それは本当に良かったですわ!」

キラ「これで僕も正式的にオーブやイザークとかの依頼を仕事として請けられるよ」

ラクス「アスランに対する負い目が消えたんですね♪」

キラ「それにしても、最近オーブから報酬は高いんだけどX20Aという謎のOSデータ作成の依頼が」

ラクス「そうですわ!キラ、今日のお夕食は私が作りましょう」

キラ「え、ホント?」

キラ「ムリしないでいいんだよ?お手伝いさんに」

ラクス「いいえ、今日はキラのお祝いと言う事で私が作ります」

キラ「・・・どうしても?」

ラクス「はい♪」

キラ「・・・・・・もしもし、アスラン?うん、就職のお祝いやるから来てよ」

アスラン「キラ、来たぞー」

キラ「やあ、アスラン来てくれてありがとう!」

アスラン「いやいや、こっちこそ夕食に招待させてもらうなんて」

キラ「いいんだよ!今日は僕達の就職お祝いなんだから」

アスラン「そうか、すまないな」

キラ「大丈夫だよ。今、ラクスが料理を作っているからね」

ラクス「できましたよ~♪」

 その頃、カガリの家

カガリ「ただいま~」

カガリ「アスラン、すまない。帰りが遅くなった!直ぐにご飯作るから―」

  「キラのところの夕食に呼ばれたから行ってくる アスラン」

カガリ「もぅ・・・・・・バカ」

キラ「う、うわぁ・・・ラクスいろんな料理を作ったんだね」

アスラン「スープ、麻婆豆腐、パスタ、サラダ、ビーフシチューか」

ラクス「うふふ、本当は私だけ作りたかったんですけどすでにお手伝いさんが作っていたので、私が作った料理は二品しかないんですの」

キラ「そうか!」

アスラン「ラクスはどれを作ったんだ?」

ラクス「フフ、当ててみてください」

キラ「アスラン、このスープ美味しそうだよ」

アスラン「どれどれ、ああ!本当に美味しいな」

キラ「アスラン!このパスタは食べたかい?」

アスラン「いいや」

キラ「じゃあ!食べてみなよ。きっと美味しいよ(2分の1の確率でね)」

アスラン「うん!うまい」

アスラン「キラ・・・なんでさっきから、スープとパスタしか食べないんだ?」

キラ「え、なんの事?ちゃんと他の料理も食べているよ・・・」

ラクス「そうですか?私もキラがスープとパスタ以外に手をつけない気がするのですが・・・」

キラ「や、だなぁ~・・・」

ラクス「本当に他のも食べているなら、この麻婆豆腐とビーフシチュウも食べてみてください!」

キラ「し、しょうがないな・・・(ハズレはそれか!)」

キラ「ラクス、あの窓の向こうにいるの・・・もしかしてエターナルじゃないかな?」

ラクス「え?」 クルッ

キラ「(今だ!)」 パァッーーーーン!!!!←種割れ

アスラン「ん、キラ・・・俺の口をこじあけて・・・」

キラ「(つべこべ言わずに麻婆豆腐を食うんだ!!)」

アスラン「んんん!!!!!!jsjdさああkj!!!」

ラクス「どこ?どこですか?」

アスラン「口の中でマーボーを自爆させる!!!」

キラ「あ、アスラーン!」

アスラン「ガクッ・・・」

キラ「ラクス!僕、食べたよ」

ラクス「え、いつの間に?」



アスラン「き、キラ・・・俺を呼んだのにはこういう訳が・・・」

キラ「(チッ・・・起きたか)ラクス!あそこにあるのはアークエンジェルじゃないかな?」

ラクス「え、どこですか?」 クルッ

キラ「(ビーフシチューもくらええええええ!!!)」

アスラン「bswkスじゅっじゅあああ!!!!!!!!」

キラ「ゴメン、アスラン・・・でも、それでも・・・守りたい胃袋があるんだぁあああああ!!!」

アスラン「に、ニコルゥウゥウウウウウウウウウウウウウ!!!」

アスラン「はっ!ここは・・・そして、俺は何をしていたんだ?」

カガリ「ここは私達の家だ。そして、お前はキラのところで酔いつぶれて倒れたらしいぞ」

アスラン「カガリ・・・」

カガリ「どうしたアスラン?すこし、調子が悪いんじゃないか?」

アスラン「ああ、何故か・・・夢なのかな?死んだ親友に会った気がしてさ・・・」

カガリ「何お前・・・そんなに飲んだのかよ」

個人的にはミゲルが・・・

カガリ「ふん!私を除け者にしてさぞ楽しんでいたんだろうな」

アスラン「いや、そんな事は一切ないぞ!カガリ」

カガリ「ウソだウソだ!アスランは私なんかがいなくても楽しく生きていくに違いない!」

アスラン「カガリ・・・本当にそんなことは無いんだよ。むしろ俺なんかがいてカガリには迷惑をかけているんじゃないかと思うくらいだ」

カガリ「あ、アスラン?何を言っているんだ・・・」

アスラン「だってそうだろ?カガリはオーブのために一生懸命働いている!なのに俺なんかがヒモでニートでいる所為で家事までやらせて負担をかけてばっかりじゃないか・・・」

カガリ「アスラン・・・自覚はしていたんだな」

カガリ「でもいいんだ。アスランはそれでいいんだよ」

アスラン「カガリ・・・」

カガリ「だって、やっと働いてくれたし、それに私にとってアスランは私が私でいるための居場所なんだ」

アスラン「・・・・・」

カガリ「アスランと一緒にいる時だけ私はただのカガリでいられるんだ。私がこうやって働いて家事が出来るのもアスランがいてくれるからなんだ」

アスラン「カガリ・・・好きだ」

カガリ「バカ・・・」


キリがいいんでここで終わりにします

議長「レイ、部屋から出てきておくれ、今ならまだやり直せるから…」
レイ「(壁ドン)」

さて・・・・エロいっとく?

カガリ「ぁ・・・」

アスラン「ベッドは久しぶりだな」

カガリ「うん、だってアスランが・・・・」

アスラン「俺がどうしたんだよ?」

カガリ「しょっちゅうキラのとこに泊まったり、キラを泊めたりするから・・・」

アスラン「(拗ねたカガリは可愛いなぁ・・・)」

アスラン「・・・・・」

カガリ「ちょ!何で無言のまま服を脱がすんだよ!!」

アスラン「え?着たままするの??」

カガリ「ば、バカっ!」

アスラン「ハハハ、じゃあ脱がすぞ」

カガリ「ちょ・・・もぅ」

アスラン「うーん、今日は半脱ぎがいいな」

カガリ「止めろ!太ももまで下ろして止めるとかお前はヘンタイか!」

 モミモミ・・・

カガリ「あぁ・・・はぁ、はぁ・・・」

アスラン「カガリ、可愛いよ」

カガリ「そんな、私なんて・・・乱暴だし、胸無いから・・・」

アスラン「そんなの関係ない。だって、こんなになっているんだろ?」

カガリ「ああっ!やめ・・・はぁ!」

アスラン「俺は胸が小さいとか気にしないから・・・」

カガリ「う、うそだぁ・・・」

カガリ「あ、アスラン・・・」

アスラン「なんだい?カガリ」

カガリ「い、入れてくれ」

アスラン「ん?」

カガリ「い、意地悪・・・」

アスラン「カガリ、もう一回言ってくれ聞こえなかった」

カガリ「あ、その・・・い、入れて・・・ください」

アスラン「やーめた」

カガリ「え!」

アスラン「今日は疲れたし、気が乗らないからやっぱりやめよう」

カガリ「え、え!そんな・・・」

アスラン「おわりでもいいだろ?」

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